JPH1185843A - 配送物品授受システム - Google Patents

配送物品授受システム

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JPH1185843A
JPH1185843A JP23829497A JP23829497A JPH1185843A JP H1185843 A JPH1185843 A JP H1185843A JP 23829497 A JP23829497 A JP 23829497A JP 23829497 A JP23829497 A JP 23829497A JP H1185843 A JPH1185843 A JP H1185843A
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JP23829497A
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English (en)
Inventor
Atsushi Akiyama
厚 秋山
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配送物品としての書留郵便の授受業務の効率
化を図り、正確な管理を可能としセキュリティを向上す
る。 【解決手段】 客から引受けた書留郵便を一時的に保管
しておく複数の書留郵便保管装置3と、これら保管装置
に保管する書留郵便の情報を入力する端末装置2と、こ
の端末装置と通信可能に接続した管理用サーバ1とを備
え、各保管装置には予め識別番号を設定し、端末装置は
客から引受けた書留郵便を保管する保管装置の識別番号
を含む書留郵便の情報が入力されると、この情報を管理
用サーバへ送信し、管理用サーバは端末装置から書留郵
便の情報を受信すると、書留郵便データを作成して外部
記憶装置1cに蓄積し、書留郵便管理用データベースを
構築する。これにより、保管装置ごとに容易にデータの
抽出を可能とし、保管装置から取出した書留郵便の照合
を容易とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば郵便局の郵
便業務での配送物品として書留郵便の授受を行うときに
使用する配送物品授受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば郵便局の郵便業務のうち配
送物品としての書留郵便の授受についての業務は、窓口
局員が客から書留郵便を引受けると、その局員は授受票
を作成し、その授受票に記載した書留郵便保管箱に入れ
て一時的に保管するようになっていた。そして、引受け
元の郵便局の書留湯便保管箱に保管された書留郵便は、
局員(内務者)である所定の授受者によって取り出さ
れ、届先の各郵便局へ配送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、書留郵便保管
箱が複数ある場合には授受票からのデータ集計作業等の
集計を行う必要が生じるが、このような集計も書留郵便
保管箱が多数ある場合は大変な作業となり、しかもこの
集計作業が局員の手作業で行われると間違いを起こす可
能性が高いため書留郵便の保管・管理についてのセキュ
リティ上にも問題があり、また処理速度にも限界がある
という問題があった。
【0004】また、客から引受けた書留郵便ごとに作成
した授受票に基づいて書留郵便保管箱内の書留郵便が管
理されていたにすぎないため、授受者が自らが担当する
書留郵便を書留郵便保管箱から取出すときに、どの書留
郵便保管箱に入れてあるかを探すことは容易でなく、配
達作業に手間がかかるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、書留郵便保管装置ごと
に授受票を自動的に作成し、その授受票のデータを一括
管理することにより、書留郵便の授受業務の効率化を図
り、正確な管理を可能としセキュリティを向上させるこ
とができる書留郵便授受システムを提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、客
から引受けた配送物品を一時的に保管しておく複数の配
送物品保管装置と、これら配送物品保管装置に保管する
配送物品の情報を入力する端末装置と、この端末装置と
通信可能に接続した管理用サーバとを備え、各配送物品
保管装置には、予め識別番号を設定し、記端末装置は、
客から引受けた配送物品を保管する配送物品保管装置の
識別番号を含む配送物品の情報が入力されると、この情
報を管理用サーバへ送信し、管理用サーバは、端末装置
から配送物品の情報を受信すると、この配送物品の情報
にその配送物品に関する情報を付加して配送物品データ
を作成し、配送物品データを記憶手段に記憶することに
より蓄積して配送物品管理用データベースを構築する配
送物品授受システムである。
【0007】請求項2の本発明は、配送物品保管装置
は、端末装置と接続し、この端末装置を介して管理用サ
ーバとの通信により、管理用サーバの記憶手段に記憶し
てある配送物品管理用データベースからその配送物品保
管装置の識別番号を含む配送物品データを抽出し、その
抽出した配送物品データに基づいて、授受者がその配送
物品保管装置から配送物品を授受するときに照合を行う
ための授受票を作成する請求項1記載の配送物品授受シ
ステムである。
【0008】請求項3の本発明は、配送物品保管装置
は、端末装置と接続し、配送物品管理用データベースの
各配送物品データには、配送物品保管装置の識別番号に
対応してその配送物品保管装置を担当する授受者の識別
番号が含まれ、配送物品保管装置は、その指令により配
送物品の授受用の扉を開鍵及び閉鍵可能な鍵機構と、授
受者の識別番号情報を入力する入力手段とを備え、この
入力手段により授受者の識別番号情報が入力されると、
管理用サーバとの通信により、その配送物品保管装置を
担当する授受者の識別番号であるか否かの確認を行い、
その配送物品保管装置を担当する授受者の識別番号であ
ると判断したときにのみ、鍵機構に開鍵指令を行って配
送物品の授受用の扉を開鍵する請求項1記載の配送物品
授受システムである。
【0009】請求項4の本発明は、配送物品管理用デー
タベースは、各配送物品データごとに少なくとも配送物
品の授受状況に関する情報を含み、配送物品の実際の授
受状況の変化に応じて配送物品の授受状況に関する情報
を書換える請求項1記載の配送物品授受システムであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を配送物品の1つと
しての書留郵便を授受するシステムに適用した実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかる書留郵便授受システムの構成を示す概略図で、1
は管理用サーバである。この管理用サーバ1は、パーソ
ナルコンピュータ等で構成され、例えばCPU(中央処
理装置)・ROM(リ−ド・オンリ・メモリ)・RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)・フロッピディスク装
置・内部記憶装置等が搭載された本体1aにディスプレ
イ1bや外部記憶装置1c等が接続して構成される。
【0011】この管理用サーバ1には複数の端末装置2
が接続しており、これらの端末装置2には客から引受け
た書留郵便を一時的に保管する配送物品保管装置として
の書留郵便保管装置3が接続している。この場合、1つ
の書留郵便保管装置31 に1つの端末装置21 を接続し
てもよく、また1つの書留郵便保管装置32 に複数の端
末装置22 を接続してもよい。
【0012】図2は、図1に示す書留郵便授受システム
の具体的な構成をブロック図で示したものである。書留
郵便保管装置3は、その制御部本体を構成するCPU1
1、このCPU11が実行するプログラムデータ等を記
憶したROM12、CPU11が各種データ処理を行う
ために使用するメモリエリア等を設けたRAM13、記
憶内容を電気的に消去可能なEEP(Electrically Era
sable Programmable)ROM14、I/Oポート15、
シリアルインタフェース16を備える。上記CPU11
と、これらROM12、RAM13、EEPROM1
4、I/Oポート15、シリアルインタフェース16と
は、アドレスバス、データバス、制御バス等のバスライ
ン17で相互に接続している。
【0013】上記I/Oポート15には、局員(主に授
受者)が各種操作を行うための操作パネル18が接続し
ている。この操作パネル18には、例えば授受者ID番
号の入力や授受を中止する書留郵便の受付番号の入力を
行うための数値キー、書留郵便保管装置3から取出した
書留郵便を授受票で照合し、授受者がこれでよいと判断
したときに押す確認キー、授受処理を行っている間に途
中で授受を中止する場合に押す授受中止キー等が設けら
れている。
【0014】また、I/Oポート15には、CPU11
からの指令に基づく電気信号により書留郵便保管装置3
の授受用の後部扉が開鍵及び閉鍵可能な鍵機構19、各
種データの表示を行う表示器20、授受票等を印刷する
ためのプリンタ21が接続している。上記EEPROM
14には、その書留郵便保管装置3の認識番号としての
ID(Identification)番号が記憶されている。このI
D番号は書留郵便保管装置3ごとに異なり、このID番
号に基づいて書留郵便に関する情報を管理することによ
って書留郵便保管装置3ごとに書留郵便を管理すること
が可能となる。上記鍵機構19は、例えば電気信号によ
りソレノイドが駆動して書留郵便保管装置3の授受用の
後部扉が開閉可能となるような一般的な鍵機構であるた
め、ここではその構成の詳細な説明は省略する。
【0015】また、上記シリアルインタフェース16に
は端末装置2のシリアルインタフェース22が接続して
いる。この端末装置2は、LAN(Local Area Networ
k)インタフェース23を備え、このLANインタフェ
ース23にはLAN通信ケーブル24を介して管理用サ
ーバ1のLANインタフェース25や他の端末装置のL
ANインタフェース(図示しない)が接続している。
【0016】上記管理用サーバ1の外部記憶装置1cに
は、書留郵便管理用データベース(配送物品管理用デー
タベース)31が構築されている。この書留郵便管理用
データベース31は図3に示すように引受けた書留郵便
ごとの書留郵便データ(配送物品データ)の集合により
構成されている。各書留郵便データの項目としては、書
留郵便保管装置3のID番号32、受付番号33、授受
状況34、授受中止回数35、授受者のID番号36等
の各項目がある。なお、項目としてはこれらの項目に限
られず、これら以外の情報、例えば客から書留郵便を引
受けた日時等を加えてもよい。
【0017】これらの項目のうち、受付番号33には客
から引受けた書留郵便の引受番号を記憶する。授受状況
34には書留郵便保管装置3に保管されている郵便書留
の授受者による授受が未だされていないことを示す
「0」、授受者によって書留郵便保管装置3から取出さ
れた郵便書留について授受が完了していない状態である
授受中を示す「1」、授受者による授受が完了したこと
を示す「2」のいずれかのデータが記憶される。また、
授受中止回数には、授受中に他の仕事が入ってきたとき
に授受処理を途中でやめた回数が記憶される。授受者の
ID番号は、書留郵便保管装置3ごとに決められた授受
者のID番号であり、留郵便保管装置3のID番号と1
対1に対応する。従って、授受者のID番号が書留郵便
保管装置3ごとに決められた授受者のID番号と異なる
場合には、その書留郵便を取出すことができない。
【0018】上記書留郵便保管装置3のID番号32に
ついては、窓口局員による端末装置からの入力に基づい
て記憶される。各種データ、例えば受付番号33は、窓
口局員が書留郵便保管装置3のID番号32と一緒に端
末装置からの入力したものを記憶するようにしてもよ
く、また書留郵便保管装置3のID番号32が記憶され
るときに自動的に記憶されるようにしてもよい。また、
授受者ID番号は、書留郵便保管装置3のID番号32
が記憶されるときに自動的に記憶される。
【0019】なお、書留郵便管理用データベース31
は、管理用サーバ1の記憶装置としての外部記憶装置1
cに記憶した場合について述べたが、必ずしもこれに限
られず、管理用サーバ1の記憶装置として内部記憶装置
等に記憶してもよい。
【0020】このような書留郵便授受システムを使用し
て書留郵便の授受業務を行う場合、図6に示すように郵
便局の窓口において客から書留郵便41を引受けると、
窓口局員は引受けた書留郵便に関する所定の情報を端末
装置2に入力し、その書留郵便を書留郵便保管装置3に
入れる。所定の情報として例えば客から受取った書留郵
便を保管する書留郵便保管装置3のID番号等を入力す
ると、その情報は授受データとして管理用サーバ1に転
送され、受付番号、授受者ID、授受状況として未授受
である旨の「0」等のデータが付加されて書留郵便デー
タとして外部記憶装置1cに記憶され、書留郵便管理用
データベース31として蓄積される。また、受付番号が
発番されると、書留郵便が書留郵便保管装置3に入れら
れたと認識される。
【0021】そして、書留郵便保管装置3に保管された
書留郵便を担当の授受者が授受処理を行う場合、書留郵
便保管装置3のCPU11は図4に示すような処理を行
うようになっている。CPU11は先ずST(ステッ
プ)1にて授受者ID番号の入力待ちを行う。このと
き、授受者が書留郵便保管装置3の操作パネル18を操
作して授受者ID番号の入力を行う。
【0022】そして、書留郵便保管装置3のCPU11
は、授受者ID番号の入力があったと判断すると、ST
2にて端末装置2を介して管理用サーバ1に通信を行
い、入力されたID番号が正しいか否か、すなわちその
書留郵便保管装置3のID番号に対応する授受者ID番
号であるか否かについての確認要求を行い、ST3にて
管理用サーバ1から返された信号に基づいて入力された
ID番号が正しいか否かを判断する。
【0023】このとき、管理用サーバ1は、端末装置2
から受信した授受者ID番号が、その書留郵便保管装置
3のID番号に対応すると判断した場合には授受者ID
番号が正しい旨の信号を端末装置2へ返し、対応しない
と判断した場合には授受者ID番号が正しくない旨の信
号を端末装置2へ返すようになっている。
【0024】ST3にて書留郵便保管装置3のCPU1
1は、管理用サーバ1から授受者ID番号が正しくない
旨の信号を受信したと判断するとST1の処理に戻り、
管理用サーバ1から授受者ID番号が正しい旨の信号を
受信したと判断するとST4にて保管装置の開鍵を行
う。具体的には、CPU11は鍵機構19に開鍵信号を
与えると、書留郵便保管装置3の後部扉が開状態とな
る。これにより、授受者は書留郵便保管装置3から書留
郵便を取出すことができるようになる。
【0025】また、このとき、書留郵便保管装置3のC
PU11は、端末装置2を介して管理用サーバ1と通信
し、書留郵便管理用データベース31における当該書留
郵便データの授受状況34を授受中である旨の「1」に
書換えるように要求する。管理用サーバ1は要求に応じ
て、書留郵便管理用データベース31における当該書留
郵便データの授受状況34を授受中である旨の「1」に
書換える。
【0026】次に、ST5にて書留郵便保管装置3のC
PU11は、端末装置2を介して管理用サーバ1へ授受
情報を要求し、その後、管理用サーバ1から授受情報を
受信する。管理用サーバ1は授受情報の要求があると、
その書留郵便保管装置3のID番号の書留郵便データを
書留郵便管理用データベース31からすべて検索して抽
出し、その結果を授受情報として端末装置2へ送信す
る。そして、書留郵便保管装置3はこの授受情報を端末
装置2を介して受信する。
【0027】続いて、ST6にて管理用サーバ1から受
信した授受情報に基づいて書留郵便保管装置3に関わる
書留郵便についての授受票のデータを作成し、これをプ
リンタを制御して印刷して授受票を発行する。その後、
ST7にて操作パネル18の確認キーの入力待ちとな
る。この間に、授受者は、書留郵便保管装置3から取出
した書留郵便について、授受票の内容を見て確認し、よ
ければ操作パネル18の確認キーを押す。
【0028】そして、書留郵便保管装置3のCPU11
は、操作パネル18の確認キーが押されたと判断した場
合は、ST8にて保管装置の閉鍵してST1の処理に戻
る。具体的には、CPU11は鍵機構19に閉鍵信号を
与えると、書留郵便保管装置3の後部扉が閉状態とな
る。これにより、授受者は書留郵便保管装置3から書留
郵便を取出すことができなくなる。
【0029】また、ST8にて保管装置の閉鍵の処理を
行うとともに、端末装置2を介して管理用サーバ1と通
信し、書留郵便管理用データベース31における当該書
留郵便データの授受状況34を授受完了である旨の
「2」に書換えるように要求する。管理用サーバ1は要
求に応じて、書留郵便管理用データベース31における
当該書留郵便データの授受状況34を授受完了である旨
の「2」に書換える。
【0030】なお、図4に示す処理を行っている間に、
書留郵便保管装置3の操作パネル18の授受中止キー及
び授受を中止する書留郵便の受取番号が押された場合
は、図5の割込み処理が実行される。すなわち、ST1
1にて端末処理を介して管理用サーバと通信し、入力さ
れた受取番号の書留郵便データについて書留郵便管理用
データベース31における当該書留郵便データの授受中
止回数35の数字をインクリメントする旨の要求をす
る。管理用サーバ1は要求に応じて、書留郵便管理用デ
ータベース31における当該書留郵便データの授受中止
回数35の数字をインクリメントする。続いて、ST1
2にて保管装置の閉鍵の処理を行って、この割込み処理
を終了する。割込み処理が終了すると、書留郵便保管装
置3のCPU11は、再び図4に示す処理をST1から
実行する。
【0031】このような構成の本発明の実施の形態にお
いては、郵便局の窓口において客から書留郵便41を引
受けると、窓口局員は引受けた書留郵便の情報(この場
合は書留郵便保管装置3のID番号)を端末装置2に入
力し、その書留郵便を書留郵便保管装置3に入れる。こ
れにより、受付番号が発番され、入力した書留郵便の情
報にその書留郵便に関する情報(受付番号、授受状況の
初期値「0」、授受中止回数の初期値「0」、授受者の
ID番号)が付加されて書留郵便データが作成され、そ
の書留郵便データが書留郵便管理用データベース31に
加えられる。
【0032】この状態で、書留郵便保管装置3に保管さ
れた書留郵便を担当の授受者が授受処理を行う場合を考
える。先ず、授受者は書留郵便保管装置3の操作パネル
18を操作して授受者ID番号の入力を行う。すると、
書留郵便保管装置3は管理用サーバ1との通信により、
授受者ID番号が正しいか否か、すなわちその授受者が
書留郵便保管装置3の担当者であるか否かを判断する。
そして、書留郵便保管装置3は入力されたID番号が正
しいと判断した場合は、書留郵便保管装置3の後部扉を
開鍵する。
【0033】このように、鍵機構19をCPU11で制
御可能とし、授受者ID番号が正しい場合に限り開鍵す
るので、書留郵便物保管装置3の担当の授受者以外の者
が書留郵便物保管装置3から書留郵便を持ち出せないよ
うにすることができる。これにより、セキュリティを向
上させることができため、信頼性を向上できる。
【0034】次に、書留郵便保管装置3は、管理用サー
バ1との通信により、その書留郵便保管装置3に保管さ
れた書留郵便についての情報を受信し、この情報に基づ
いて授受票を発行する。そして、授受者が書留郵便保管
装置3から取出した書留郵便について授受票を照合し、
これでよいと判断した場合に確認キーを押すと、保管装
置の閉鍵が行われる。
【0035】このように、各書留郵便保管装置3にID
番号を付け、そのID番号のデータを書留郵便データに
含めてデータベース化することによって、特定のID番
号のみの書留郵便データを容易に抽出することができる
ため、その授受者に必要な書留郵便保管装置3に保管さ
れた書留郵便についてだけの授受票が発行できる。この
ため、書留郵便保管装置3を多数備えるような書留郵便
授受システムにおいても膨大な書留郵便データから授受
者自らが手作業で必要なデータを捜し出す手間を省くこ
とができる。これにより、書留郵便保管装置3から取出
した書留郵便を授受票で容易に照合することができ、処
理時間も短縮化し、授受処理の効率も向上する。
【0036】また、書留郵便管理用データベース31に
書留郵便ごとに書留郵便保管装置3のID番号32及び
授受者のID番号36が記憶されるため、管理用サーバ
1で書留郵便管理用データベース31を検索すれば、書
留郵便がどの書留郵便保管装置3に入れてあるかが容易
に確認できる。
【0037】さらに、書留郵便管理用データベース31
には、上記ID番号32及び36の他、授受状況34、
授受中止回数35が付加されるため、管理用サーバ1で
書留郵便管理用データベース31を検索すれば、書留郵
便についての未授受、授受中、授受終了等の授受状況
や、授受中止回数を容易に確認できる。
【0038】なお、本発明の実施の形態においては、書
留郵便保管装置3に操作パネル18を設け、この操作パ
ネル18から授受者ID番号を入力するものについて述
べたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、端末
装置2から授受者ID番号を入力するものであってもよ
い。
【0039】また、本実施の形態においては、配送物品
授受システムとして郵便業務における書留郵便を授受す
るシステムについて説明したが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、配送物品授受システムとして宅配業
務における配送物品を授受するシステムに適用してもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
各配送物品保管装置に予め識別番号を設定し、端末装置
から配送物品の情報としてその配送物品を保管する配送
物品保管装置の識別番号情報を入力し、入力した情報か
ら配送物品データを作成して管理用サーバの記憶手段に
記憶して蓄積し、配送物品管理用データベースを構築し
て一括管理することにより、配送物品保管装置を多数備
える場合であっても、配送物品がどの配送物品保管装置
に保管してあるかを管理用サーバから容易に確認するこ
とができる。これにより、人的なミスによる配送物品の
喪失を防止でき、効率的な授受処理を行うことができ
る。
【0041】また、配送物品管理用データベースから配
送物品保管装置の識別番号情報に基づいて配送物品保管
装置ごとに配送物品に関する情報を抽出することができ
ることから、配送物品保管装置ごとに授受票を自動的に
作成することができる。このため、授受者が配送物品を
授受するときに授受票との照合を容易に行うことがで
き、配送物品の授受業務の効率化を図ることができ、し
かも端末装置からの配送物品の情報に基づいて管理用サ
ーバの記憶手段に配送物品管理用データベースとして一
括して記憶しておくため、正確に情報管理を行うことが
でき、セキュリティを向上させることができる。
【0042】また、その配送物品保管装置を担当する授
受者の識別番号であるか否かの確認を行って、配送物品
保管装置を担当する授受者の識別番号であると判断した
ときにのみ、鍵機構に開鍵指令を行って配送物品の授受
用の扉を開鍵し、担当の授受者以外の者が操作しても開
鍵しないため、配送物品を持出すことができない構成に
したことから、よりセキュリティを向上させることがで
き、信頼性を向上できる。
【0043】また、配送物品管理用データベースは、各
配送物品データごとに少なくとも配送物品の授受状況に
関する情報を含み、配送物品の授受状況の変化に応じて
配送物品の授受状況に関する情報を書換えるようにした
ことから、配送物品の授受状況を管理用サーバから容易
に確認することができる。これにより、人的なミスによ
る配送物品の喪失を防止でき、効率的な授受処理を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる書留郵便授受シス
テムの構成を説明する図。
【図2】図1に示す書留郵便授受システムの構成を示す
ブロック図。
【図3】図1に示す外部記憶装置に記憶する書留郵便管
理用データベースの構成を示す図。
【図4】図2に示す書留郵便保管装置のCPUが行う処
理を示す流れ図。
【図5】図2に示す書留郵便保管装置のCPUが行う割
込み処理を示す流れ図。
【図6】本実施の形態にかかる書留郵便授受システムを
使用した書留郵便の授受処理を説明する図。
【符号の説明】
1…管理用サーバ 1c…外部記憶装置(記憶装置) 2…端末装置 3…書留郵便保管装置(配送物品保管装置) 11…CPU 18…操作パネル 19…鍵機構 21…プリンタ 31…書留郵便管理用データベース(配送物品管理用デ
ータベース) 32…保管装置のID番号 34…授受状況 36…授受者のID番号 41…書留郵便(配送物品)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客から引受けた配送物品を一時的に保管
    しておく複数の配送物品保管装置と、これら配送物品保
    管装置に保管する配送物品の情報を入力する端末装置
    と、この端末装置と通信可能に接続した管理用サーバと
    を備え、 各配送物品保管装置には、予め識別番号を設定し、 前記端末装置は、客から引受けた配送物品を保管する配
    送物品保管装置の識別番号を含む配送物品の情報が入力
    されると、この情報を管理用サーバへ送信し、 前記管理用サーバは、前記端末装置から配送物品の情報
    を受信すると、この配送物品の情報にその配送物品に関
    する情報を付加して配送物品データを作成し、配送物品
    データを記憶手段に記憶することにより蓄積して、配送
    物品管理用データベースを構築することを特徴とする配
    送物品授受システム。
  2. 【請求項2】 前記配送物品保管装置は、前記端末装置
    と接続し、 この端末装置を介して前記管理用サーバとの通信によ
    り、前記管理用サーバの記憶手段に記憶してある配送物
    品管理用データベースからその配送物品保管装置の識別
    番号を含む配送物品データを抽出し、 その抽出した配送物品データに基づいて、授受者がその
    配送物品保管装置から配送物品を授受するときに照合を
    行うための授受票を作成することを特徴とする請求項1
    記載の配送物品授受システム。
  3. 【請求項3】 前記配送物品保管装置は、前記端末装置
    と接続し、 前記配送物品管理用データベースの各配送物品データに
    は、配送物品保管装置の識別番号に対応してその配送物
    品保管装置を担当する授受者の識別番号が含まれ、 前記配送物品保管装置は、その指令により配送物品の授
    受用の扉を開鍵及び閉鍵可能な鍵機構と、授受者の識別
    番号情報を入力する入力手段とを備え、この入力手段に
    より授受者の識別番号情報が入力されると、前記管理用
    サーバとの通信により、その配送物品保管装置を担当す
    る授受者の識別番号であるか否かの確認を行い、その配
    送物品保管装置を担当する授受者の識別番号であると判
    断したときにのみ、前記鍵機構に開鍵指令を行って配送
    物品の授受用の扉を開鍵することを特徴とする請求項1
    記載の配送物品授受システム。
  4. 【請求項4】 前記配送物品管理用データベースは、各
    配送物品データごとに少なくとも配送物品の授受状況に
    関する情報を含み、配送物品の実際の授受状況の変化に
    応じて配送物品の授受状況に関する情報を書換えること
    を特徴とする請求項1記載の配送物品授受システム。
JP23829497A 1997-09-03 1997-09-03 配送物品授受システム Pending JPH1185843A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108134920A (zh) * 2017-11-28 2018-06-08 特斯联(北京)科技有限公司 一种实现楼宇访客识别与通行管理的智能系统和方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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