JPH1185490A - エンジニアリングシステム - Google Patents
エンジニアリングシステムInfo
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- JPH1185490A JPH1185490A JP24534497A JP24534497A JPH1185490A JP H1185490 A JPH1185490 A JP H1185490A JP 24534497 A JP24534497 A JP 24534497A JP 24534497 A JP24534497 A JP 24534497A JP H1185490 A JPH1185490 A JP H1185490A
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- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 67
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 14
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims description 12
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- 238000013461 design Methods 0.000 description 18
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- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、コントローラ機器に依存せず、プ
ロセスアプリケーションの階層構造に従って、ワークフ
レーム設計の支援を図る。 【解決手段】 ワークフレーム生成部1が、書込可能な
ワークフレームを生成し、ワークフレーム記憶部2に
は、ワークフレーム生成部により生成されたワークフレ
ームD1 〜Dj ,DC,B1 〜Bk ,BC,DM1 〜D
Mn ,DMC,U1〜Um ,UC,S,Cが夫々記憶さ
れ、ポインタpが、ワークフレーム生成部により生成さ
れたワークフレームをワークフレーム記憶部内の他のワ
ークフレームに上位/下位の階層関係をもたせてリンク
させ、オブジェクト書込部3が、ワークフレーム記憶部
内の各ワークフレーム毎に、プログラム、データ又はそ
の両者からなるオブジェクトを書込むことにより、ワー
クフレームの階層構造を実現できるエンジニアリングシ
ステム。
ロセスアプリケーションの階層構造に従って、ワークフ
レーム設計の支援を図る。 【解決手段】 ワークフレーム生成部1が、書込可能な
ワークフレームを生成し、ワークフレーム記憶部2に
は、ワークフレーム生成部により生成されたワークフレ
ームD1 〜Dj ,DC,B1 〜Bk ,BC,DM1 〜D
Mn ,DMC,U1〜Um ,UC,S,Cが夫々記憶さ
れ、ポインタpが、ワークフレーム生成部により生成さ
れたワークフレームをワークフレーム記憶部内の他のワ
ークフレームに上位/下位の階層関係をもたせてリンク
させ、オブジェクト書込部3が、ワークフレーム記憶部
内の各ワークフレーム毎に、プログラム、データ又はそ
の両者からなるオブジェクトを書込むことにより、ワー
クフレームの階層構造を実現できるエンジニアリングシ
ステム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードウェアとソ
フトウェアとを同時に開発し得るエンジニアリングシス
テムに関する。
フトウェアとを同時に開発し得るエンジニアリングシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のプロセス機器とそれを制御
するコントローラからなるプロセスを制御するための制
御プログラムを作成する場合、プログラミングを支援す
るための複数のプログラミングツールが各コントローラ
個別に存在している。また、各プログラミングツール
は、制御ソフトウェア、信号定義などの機能毎にも個別
に存在している。
するコントローラからなるプロセスを制御するための制
御プログラムを作成する場合、プログラミングを支援す
るための複数のプログラミングツールが各コントローラ
個別に存在している。また、各プログラミングツール
は、制御ソフトウェア、信号定義などの機能毎にも個別
に存在している。
【0003】このため、プログラミングは、コントロー
ラ毎にプロセス管理範囲や機能分担が決定された後、対
応するプログラミングツールを用いて実行される。ま
た、機器の仕様などは、各プログラミングツールとは別
のドキュメントツールなどを用いて記録される。
ラ毎にプロセス管理範囲や機能分担が決定された後、対
応するプログラミングツールを用いて実行される。ま
た、機器の仕様などは、各プログラミングツールとは別
のドキュメントツールなどを用いて記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなエンジニアリングシステムでは、複数のプログラミ
ングツールがコントローラ個別に存在するために、コン
トローラ機器の変更に伴い、多くの場合、プログラムの
再利用が不可となってしまう問題がある。
うなエンジニアリングシステムでは、複数のプログラミ
ングツールがコントローラ個別に存在するために、コン
トローラ機器の変更に伴い、多くの場合、プログラムの
再利用が不可となってしまう問題がある。
【0005】また、各プログラミングツールとドキュメ
ントツールとが個別に存在するので、制御プログラムな
どのソフトウェア情報と、機器の仕様などのドキュメン
ト情報とを共有して連携させることが困難である。
ントツールとが個別に存在するので、制御プログラムな
どのソフトウェア情報と、機器の仕様などのドキュメン
ト情報とを共有して連携させることが困難である。
【0006】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、コントローラ機器に依存せず、プロセスアプリケー
ションの階層構造に従って、ワークフレーム設計を支援
し得るエンジニアリングシステムを提供することを目的
とする。
で、コントローラ機器に依存せず、プロセスアプリケー
ションの階層構造に従って、ワークフレーム設計を支援
し得るエンジニアリングシステムを提供することを目的
とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、仕様書作成、
デバイスインターフェース、制御プログラム設計が統合
され、プロセスインターフェースなどの共有情報を共有
しながら並行して設計を支援可能なエンジニアリングシ
ステムを提供することにある。
デバイスインターフェース、制御プログラム設計が統合
され、プロセスインターフェースなどの共有情報を共有
しながら並行して設計を支援可能なエンジニアリングシ
ステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、図10
に示すように、制御プログラム、登録パラメータ又はド
キュメント等のオブジェクトが記述される複数のワーク
フレームW1 〜W3 を互いに上位、下位の関係で結合し
て各ワークフレームW1 〜W3 からなる階層構造を生成
することにより、ソフトウェア構築や、ソフトウェアと
文書の統合管理を行なうエンジニアリングシステムを実
現することにある。
に示すように、制御プログラム、登録パラメータ又はド
キュメント等のオブジェクトが記述される複数のワーク
フレームW1 〜W3 を互いに上位、下位の関係で結合し
て各ワークフレームW1 〜W3 からなる階層構造を生成
することにより、ソフトウェア構築や、ソフトウェアと
文書の統合管理を行なうエンジニアリングシステムを実
現することにある。
【0009】ここで、ワークフレームW1 〜W3 は、作
業領域を意味し、それ自体がオブジェクト(プログラム
とデータ)である。各ワークフレームW1 〜W3 間はポ
インタ(スロット)pによりリンクされる。よって、ワ
ークフレームW1 は、他のワークフレームW2 〜W3 を
包含できるが、インタフェースは下位のワークフレーム
が公開するデータ内容又はサービス内容に限定される。
業領域を意味し、それ自体がオブジェクト(プログラム
とデータ)である。各ワークフレームW1 〜W3 間はポ
インタ(スロット)pによりリンクされる。よって、ワ
ークフレームW1 は、他のワークフレームW2 〜W3 を
包含できるが、インタフェースは下位のワークフレーム
が公開するデータ内容又はサービス内容に限定される。
【0010】エンジニアリングシステムでは、ワークフ
レームW1 〜W3 を図面になぞらえて、制御プログラム
や登録パラメータが定義される領域がワークフレームW
1 〜W3 として位置付けされる。各ワークフレームW1
〜W3 は、互いを組合せた積層構造により、各種システ
ム制御用のソフトウェア構築を可能としている。
レームW1 〜W3 を図面になぞらえて、制御プログラム
や登録パラメータが定義される領域がワークフレームW
1 〜W3 として位置付けされる。各ワークフレームW1
〜W3 は、互いを組合せた積層構造により、各種システ
ム制御用のソフトウェア構築を可能としている。
【0011】なお、大規模システムは階層及び水平構造
の両者が共に大きく、小規模システムはその両者が共に
小さいが、規模の大小に関わらず、必要な制御プログラ
ムがある。そこで、ワークフレームとしては、特定の分
野に対して必要なものが予め設けられる。すなわち、ユ
ーザに対しては、予め設けられたワークフレームと、独
自に定義されたワークフレームとをポインタで自由に組
合せることにより、所望の機能を構築可能としている。
また、構築過程において、ワークフレーム単位で再利用
を可能としている。ワークフレームは、下位になるほど
基本的で再利用の価値が高い。
の両者が共に大きく、小規模システムはその両者が共に
小さいが、規模の大小に関わらず、必要な制御プログラ
ムがある。そこで、ワークフレームとしては、特定の分
野に対して必要なものが予め設けられる。すなわち、ユ
ーザに対しては、予め設けられたワークフレームと、独
自に定義されたワークフレームとをポインタで自由に組
合せることにより、所望の機能を構築可能としている。
また、構築過程において、ワークフレーム単位で再利用
を可能としている。ワークフレームは、下位になるほど
基本的で再利用の価値が高い。
【0012】階層構造を自由に発生させる方式として
は、例えばファイルマネージャ(マイクロソフト社、Wi
ndows システム)などが適用可能である。但し、本発明
は、ホルダやファイルを自由に発生させるのではなく、
ワークフレームという自由な作業領域を発生させる点が
重要となっている。すなわち、本発明のポイントは、ワ
ークフレームで記述される内容がプログラムや各種定
義、ドキュメントなどのエンジニアリング成果物である
点と、自由に組替可能な階層構造をワークフレームに適
用してエンジニアリングシステムに応用した点である。
は、例えばファイルマネージャ(マイクロソフト社、Wi
ndows システム)などが適用可能である。但し、本発明
は、ホルダやファイルを自由に発生させるのではなく、
ワークフレームという自由な作業領域を発生させる点が
重要となっている。すなわち、本発明のポイントは、ワ
ークフレームで記述される内容がプログラムや各種定
義、ドキュメントなどのエンジニアリング成果物である
点と、自由に組替可能な階層構造をワークフレームに適
用してエンジニアリングシステムに応用した点である。
【0013】次に、本発明に係るエンジニアリングシス
テムをプロセス制御の分野に適用した場合について簡単
に述べる。ワークフレームとしては、各プロセス機器毎
にデバイスフレームを設け、個別に各プロセス機器を定
義する。各プロセス機器に対応するデバイスフレームの
集合は、個別にポインタを介して上位のデバイスコレク
ションフレームで管理される。
テムをプロセス制御の分野に適用した場合について簡単
に述べる。ワークフレームとしては、各プロセス機器毎
にデバイスフレームを設け、個別に各プロセス機器を定
義する。各プロセス機器に対応するデバイスフレームの
集合は、個別にポインタを介して上位のデバイスコレク
ションフレームで管理される。
【0014】入力、出力、パラメータ等を用いる制御演
算や論理演算は、それぞれ関数により示され、各関数毎
にブロックフレームにて定義される。各関数に対応する
ブロックフレームの集合は、ポインタを介して上位のブ
ロックコレクションフレームで管理される。
算や論理演算は、それぞれ関数により示され、各関数毎
にブロックフレームにて定義される。各関数に対応する
ブロックフレームの集合は、ポインタを介して上位のブ
ロックコレクションフレームで管理される。
【0015】これらデバイスコレクションフレーム及び
ブロックコレクションフレームの上位には、ユニットフ
レームがリンクされる。ユニットフレームは、各プロセ
ス機器(デバイスフレーム)に対し、それらの入力側又
は出力側に関数(ブロックフレーム)を接続することに
より、1つの単位のプロセス制御を定義する。
ブロックコレクションフレームの上位には、ユニットフ
レームがリンクされる。ユニットフレームは、各プロセ
ス機器(デバイスフレーム)に対し、それらの入力側又
は出力側に関数(ブロックフレーム)を接続することに
より、1つの単位のプロセス制御を定義する。
【0016】複数の単位の各プロセス制御に対応するユ
ニットフレームの集合は、ユニットコレクションフレー
ムで管理される。本発明では、このようにしてプロセス
用ソフトウェアを構築するため、コントローラ固有の情
報が不要であり、アプリケーション主体、対象プロセス
主体の構築が可能となる。また、コントローラ機種に依
存しない段階で、制御プログラム等を再利用可能であ
る。
ニットフレームの集合は、ユニットコレクションフレー
ムで管理される。本発明では、このようにしてプロセス
用ソフトウェアを構築するため、コントローラ固有の情
報が不要であり、アプリケーション主体、対象プロセス
主体の構築が可能となる。また、コントローラ機種に依
存しない段階で、制御プログラム等を再利用可能であ
る。
【0017】以上の考え方は、コントローラのソフトウ
ェアの構築に限らず、プログラムとドキュメントとを統
合して管理する方法をも提供する。すなわち、ドキュメ
ントフレームと、ドキュメントコレクションフレームと
を設け、ドキュメントフレームに仕様を記述し、ドキュ
メントフレームの集合をドキュメントコレクションフレ
ームで管理し、ドキュメントコレクションフレームをポ
インタを介してユニットフレームにリンクさせることに
より、ドキュメントをユニットフレームから検索可能と
している。
ェアの構築に限らず、プログラムとドキュメントとを統
合して管理する方法をも提供する。すなわち、ドキュメ
ントフレームと、ドキュメントコレクションフレームと
を設け、ドキュメントフレームに仕様を記述し、ドキュ
メントフレームの集合をドキュメントコレクションフレ
ームで管理し、ドキュメントコレクションフレームをポ
インタを介してユニットフレームにリンクさせることに
より、ドキュメントをユニットフレームから検索可能と
している。
【0018】なお一般に、プログラムとドキュメントと
は、別々のツールで作成され、別々の管理を強いられて
いる。しかしながら本発明では、システム構築上、ユニ
ットを説明するドキュメントという意味でプログラムと
ドキュメントとを一元管理するので、保守性の向上を期
待できる。
は、別々のツールで作成され、別々の管理を強いられて
いる。しかしながら本発明では、システム構築上、ユニ
ットを説明するドキュメントという意味でプログラムと
ドキュメントとを一元管理するので、保守性の向上を期
待できる。
【0019】また、ユニットコレクションフレームの上
位には、シミュレータフレーム及びコンバータフレーム
が夫々リンクされる。シミュレータフレームは、ユニッ
トコレクションフレームを介してユニットフレームの集
合により示される制御プログラムを解釈・実行し、その
制御動作をシミュレーションする。
位には、シミュレータフレーム及びコンバータフレーム
が夫々リンクされる。シミュレータフレームは、ユニッ
トコレクションフレームを介してユニットフレームの集
合により示される制御プログラムを解釈・実行し、その
制御動作をシミュレーションする。
【0020】コンバータフレームは、シミュレータフレ
ームによるシミュレーションの後、ユニットコレクショ
ンフレームを介してユニットフレームの集合により示さ
れる制御プログラムを実際のコントローラに理解可能な
バイナリ構造(例えば言語など)へ変換する。
ームによるシミュレーションの後、ユニットコレクショ
ンフレームを介してユニットフレームの集合により示さ
れる制御プログラムを実際のコントローラに理解可能な
バイナリ構造(例えば言語など)へ変換する。
【0021】さて、以上のような本発明の骨子に基づい
て、具体的には以下のような手段が講じられる。請求項
1に対応する発明は、書込可能なワークフレームを生成
するためのワークフレーム生成手段と、前記ワークフレ
ーム生成手段により生成されたワークフレームが夫々記
憶されるワークフレーム記憶手段と、前記ワークフレー
ム生成手段により生成されたワークフレームを前記ワー
クフレーム記憶手段内の他のワークフレームに上位/下
位の階層関係をもたせてリンクさせるリンク手段と、前
記ワークフレーム記憶手段内の各ワークフレーム毎に、
プログラム、データ又はその両者からなるオブジェクト
を書込むオブジェクト書込手段とを備えたエンジニアリ
ングシステムである。
て、具体的には以下のような手段が講じられる。請求項
1に対応する発明は、書込可能なワークフレームを生成
するためのワークフレーム生成手段と、前記ワークフレ
ーム生成手段により生成されたワークフレームが夫々記
憶されるワークフレーム記憶手段と、前記ワークフレー
ム生成手段により生成されたワークフレームを前記ワー
クフレーム記憶手段内の他のワークフレームに上位/下
位の階層関係をもたせてリンクさせるリンク手段と、前
記ワークフレーム記憶手段内の各ワークフレーム毎に、
プログラム、データ又はその両者からなるオブジェクト
を書込むオブジェクト書込手段とを備えたエンジニアリ
ングシステムである。
【0022】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応するエンジニアリングシステムにおいて、前記
リンク手段が各ワークフレーム間のリンク関係をポイン
タで定義するエンジニアリングシステムである。
1に対応するエンジニアリングシステムにおいて、前記
リンク手段が各ワークフレーム間のリンク関係をポイン
タで定義するエンジニアリングシステムである。
【0023】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は請求項2に対応するエンジニアリングシステム
において、前記ワークフレーム生成手段としては、前記
ワークフレーム記憶手段内のワークフレームが複写指定
されたとき、当該ワークフレームと同一のワークフレー
ムを生成するエンジニアリングシステムである。
項1又は請求項2に対応するエンジニアリングシステム
において、前記ワークフレーム生成手段としては、前記
ワークフレーム記憶手段内のワークフレームが複写指定
されたとき、当該ワークフレームと同一のワークフレー
ムを生成するエンジニアリングシステムである。
【0024】また、請求項4に対応する発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれか1項に対応するエンジニアリ
ングシステムにおいて、前記ワークフレーム記憶手段と
しては、各プロセス機器毎に機器データがデバイスクラ
スとして定義される複数のデバイスフレームと、前記各
デバイスフレームの上位にリンクされて前記各デバイス
クラスの集合を管理するためのオブジェクトがデバイス
コレクションクラスとして定義されるデバイスコレクシ
ョンフレームとを備えたエンジニアリングシステムであ
る。
1乃至請求項3のいずれか1項に対応するエンジニアリ
ングシステムにおいて、前記ワークフレーム記憶手段と
しては、各プロセス機器毎に機器データがデバイスクラ
スとして定義される複数のデバイスフレームと、前記各
デバイスフレームの上位にリンクされて前記各デバイス
クラスの集合を管理するためのオブジェクトがデバイス
コレクションクラスとして定義されるデバイスコレクシ
ョンフレームとを備えたエンジニアリングシステムであ
る。
【0025】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項4に対応するエンジニアリングシステムにおいて、前
記ワークフレーム記憶手段としては、各演算処理毎に関
数がブロッククラスとして定義される複数のブロックフ
レームと、前記各ブロックフレームの上位にリンクされ
て前記各ブロッククラスの集合を管理するためのオブジ
ェクトがブロックコレクションクラスとして定義される
ブロックコレクションフレームと、前記ブロックコレク
ションフレーム及び前記デバイスコレクションフレーム
の上位にリンクされて各コレクションクラスを管理する
ためのオブジェクトがユニットクラスとして定義される
ユニットフレームと、前記ユニットフレームの上位にリ
ンクされて前記ユニットクラスの集合を管理するための
オブジェクトがユニットコレクションクラスとして定義
されるユニットコレクションフレームとを備えたエンジ
ニアリングシステムである。
項4に対応するエンジニアリングシステムにおいて、前
記ワークフレーム記憶手段としては、各演算処理毎に関
数がブロッククラスとして定義される複数のブロックフ
レームと、前記各ブロックフレームの上位にリンクされ
て前記各ブロッククラスの集合を管理するためのオブジ
ェクトがブロックコレクションクラスとして定義される
ブロックコレクションフレームと、前記ブロックコレク
ションフレーム及び前記デバイスコレクションフレーム
の上位にリンクされて各コレクションクラスを管理する
ためのオブジェクトがユニットクラスとして定義される
ユニットフレームと、前記ユニットフレームの上位にリ
ンクされて前記ユニットクラスの集合を管理するための
オブジェクトがユニットコレクションクラスとして定義
されるユニットコレクションフレームとを備えたエンジ
ニアリングシステムである。
【0026】また、請求項6に対応する発明は、請求項
5に対応するエンジニアリングシステムにおいて、前記
各デバイスフレームは前記各プロセス機器が接続される
コントローラのキーデータを有し、前記各ブロックフレ
ームは自己の関数の用途データを備え、前記各ブロック
フレーム内の用途データに基づいて、当該ブロックフレ
ームを対応するデバイスフレーム内のキーデータに対応
付けるブロック配置手段を設けたエンジニアリングシス
テムである。
5に対応するエンジニアリングシステムにおいて、前記
各デバイスフレームは前記各プロセス機器が接続される
コントローラのキーデータを有し、前記各ブロックフレ
ームは自己の関数の用途データを備え、前記各ブロック
フレーム内の用途データに基づいて、当該ブロックフレ
ームを対応するデバイスフレーム内のキーデータに対応
付けるブロック配置手段を設けたエンジニアリングシス
テムである。
【0027】さらに、請求項7に対応する発明は、請求
項5又は請求項6に対応するエンジニアリングシステム
において、前記ワークフレーム記憶手段としては、文書
データがドキュメントクラスとして定義されるドキュメ
ントフレームと、前記ドキュメントフレームの上位及び
前記ユニットフレームの下位にリンクされて前記ドキュ
メントクラスを管理するためのオブジェクトがドキュメ
ントコレクションクラスとして定義されるドキュメント
コレクションフレームとを備えたエンジニアリングシス
テムである。
項5又は請求項6に対応するエンジニアリングシステム
において、前記ワークフレーム記憶手段としては、文書
データがドキュメントクラスとして定義されるドキュメ
ントフレームと、前記ドキュメントフレームの上位及び
前記ユニットフレームの下位にリンクされて前記ドキュ
メントクラスを管理するためのオブジェクトがドキュメ
ントコレクションクラスとして定義されるドキュメント
コレクションフレームとを備えたエンジニアリングシス
テムである。
【0028】また、請求項8に対応する発明は、請求項
5乃至請求項7のいずれか1項に対応するエンジニアリ
ングシステムにおいて、前記ワークフレーム記憶手段と
しては、前記ユニットコレクションフレームの上位にリ
ンクされ、前記ユニットフレームにて得られる制御プロ
グラムを各プロセス機器で理解可能なバイナリ構造へ変
換するためのオブジェクトがコンバータクラスとして定
義されるコンバータフレームを備えたエンジニアリング
システムである。
5乃至請求項7のいずれか1項に対応するエンジニアリ
ングシステムにおいて、前記ワークフレーム記憶手段と
しては、前記ユニットコレクションフレームの上位にリ
ンクされ、前記ユニットフレームにて得られる制御プロ
グラムを各プロセス機器で理解可能なバイナリ構造へ変
換するためのオブジェクトがコンバータクラスとして定
義されるコンバータフレームを備えたエンジニアリング
システムである。
【0029】さらに、請求項9に対応する発明は、請求
項8に対応するエンジニアリングシステムにおいて、前
記ワークフレーム記憶手段としては、前記ユニットコレ
クションフレームの上位にリンクされ、前記ユニットフ
レームにて得られる制御プログラムの内容をシミュレー
ションするためのオブジェクトがシミュレーションクラ
スとして定義されるシミュレーションフレームを備えた
エンジニアリングシステムである。 (作用)従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、ワークフレーム生成手段
が、書込可能なワークフレームを生成し、ワークフレー
ム記憶手段には、ワークフレーム生成手段により生成さ
れたワークフレームが夫々記憶され、リンク手段が、ワ
ークフレーム生成手段により生成されたワークフレーム
をワークフレーム記憶手段内の他のワークフレームに上
位/下位の階層関係をもたせてリンクさせ、オブジェク
ト書込手段が、ワークフレーム記憶手段内の各ワークフ
レーム毎に、プログラム、データ又はその両者からなる
オブジェクトを書込むことにより、ワークフレームの階
層構造を実現できるため、コントローラ機器に依存せ
ず、プロセスアプリケーションの階層構造に従って、ワ
ークフレーム設計を支援することができる。
項8に対応するエンジニアリングシステムにおいて、前
記ワークフレーム記憶手段としては、前記ユニットコレ
クションフレームの上位にリンクされ、前記ユニットフ
レームにて得られる制御プログラムの内容をシミュレー
ションするためのオブジェクトがシミュレーションクラ
スとして定義されるシミュレーションフレームを備えた
エンジニアリングシステムである。 (作用)従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、ワークフレーム生成手段
が、書込可能なワークフレームを生成し、ワークフレー
ム記憶手段には、ワークフレーム生成手段により生成さ
れたワークフレームが夫々記憶され、リンク手段が、ワ
ークフレーム生成手段により生成されたワークフレーム
をワークフレーム記憶手段内の他のワークフレームに上
位/下位の階層関係をもたせてリンクさせ、オブジェク
ト書込手段が、ワークフレーム記憶手段内の各ワークフ
レーム毎に、プログラム、データ又はその両者からなる
オブジェクトを書込むことにより、ワークフレームの階
層構造を実現できるため、コントローラ機器に依存せ
ず、プロセスアプリケーションの階層構造に従って、ワ
ークフレーム設計を支援することができる。
【0030】また、請求項2に対応する発明は、リンク
手段が各ワークフレーム間のリンク関係をポインタで定
義するので、請求項1に対応する作用を容易且つ確実に
奏することができる。
手段が各ワークフレーム間のリンク関係をポインタで定
義するので、請求項1に対応する作用を容易且つ確実に
奏することができる。
【0031】さらに、請求項3に対応する発明は、ワー
クフレーム生成手段が、ワークフレーム記憶手段内のワ
ークフレームが複写指定されたとき、当該ワークフレー
ムと同一のワークフレームを生成することにより、ワー
クフレームを再利用できるので、請求項1又は請求項2
に対応する作用に加え、プログラミングに要する労力の
低減を図ることができる。
クフレーム生成手段が、ワークフレーム記憶手段内のワ
ークフレームが複写指定されたとき、当該ワークフレー
ムと同一のワークフレームを生成することにより、ワー
クフレームを再利用できるので、請求項1又は請求項2
に対応する作用に加え、プログラミングに要する労力の
低減を図ることができる。
【0032】また、請求項4に対応する発明は、ワーク
フレーム記憶手段内にて、各プロセス機器毎に機器デー
タがデバイスクラスとして定義される複数のデバイスフ
レームと、各デバイスフレームの上位にリンクされてデ
バイスクラスの集合を管理するためのオブジェクトがデ
バイスコレクションクラスとして定義される各デバイス
コレクションフレームとを備えたことにより、請求項1
乃至請求項3のいずれかに対応する作用に加え、各デバ
イスフレーム及びデバイスコレクションフレームをプロ
セスデータベースとして利用でき、プロセスデータベー
スにより、共通情報を提供することができる。
フレーム記憶手段内にて、各プロセス機器毎に機器デー
タがデバイスクラスとして定義される複数のデバイスフ
レームと、各デバイスフレームの上位にリンクされてデ
バイスクラスの集合を管理するためのオブジェクトがデ
バイスコレクションクラスとして定義される各デバイス
コレクションフレームとを備えたことにより、請求項1
乃至請求項3のいずれかに対応する作用に加え、各デバ
イスフレーム及びデバイスコレクションフレームをプロ
セスデータベースとして利用でき、プロセスデータベー
スにより、共通情報を提供することができる。
【0033】さらに、請求項5に対応する発明は、ワー
クフレーム記憶手段としては、各演算処理毎に関数がブ
ロッククラスとして定義される複数のブロックフレーム
と、各ブロッククラスの集合を管理するためのオブジェ
クトがブロックコレクションクラスとして定義されるブ
ロックコレクションフレームと、ブロックコレクション
フレーム及びデバイスコレクションフレームを管理する
ためのオブジェクトがユニットクラスとして定義される
ユニットフレームと、ユニットクラスの集合を管理する
ためのオブジェクトがユニットコレクションクラスとし
て定義されるユニットコレクションフレームとを備えた
ことにより、各デバイスフレームと各ブロックフレーム
とがユニットフレームにてリンクされるので、請求項4
に対応する作用に加え、各デバイスフレーム内の機器デ
ータと、各ブロックフレーム内の関数とを適切に接続
し、プログラミングを実行することができる。
クフレーム記憶手段としては、各演算処理毎に関数がブ
ロッククラスとして定義される複数のブロックフレーム
と、各ブロッククラスの集合を管理するためのオブジェ
クトがブロックコレクションクラスとして定義されるブ
ロックコレクションフレームと、ブロックコレクション
フレーム及びデバイスコレクションフレームを管理する
ためのオブジェクトがユニットクラスとして定義される
ユニットフレームと、ユニットクラスの集合を管理する
ためのオブジェクトがユニットコレクションクラスとし
て定義されるユニットコレクションフレームとを備えた
ことにより、各デバイスフレームと各ブロックフレーム
とがユニットフレームにてリンクされるので、請求項4
に対応する作用に加え、各デバイスフレーム内の機器デ
ータと、各ブロックフレーム内の関数とを適切に接続
し、プログラミングを実行することができる。
【0034】また、請求項6に対応する発明は、各デバ
イスフレームとしては各プロセス機器が接続されるコン
トローラのキーデータを有し、各ブロックフレームは自
己の関数の用途データを備え、ブロック配置手段が、各
ブロックフレーム内の用途データに基づいて、当該ブロ
ックフレームを対応するデバイスフレーム内のキーデー
タに対応付けるので、請求項5に対応する作用に加え、
制御のための関数を実際のコントローラへ容易に配置す
ることができる。
イスフレームとしては各プロセス機器が接続されるコン
トローラのキーデータを有し、各ブロックフレームは自
己の関数の用途データを備え、ブロック配置手段が、各
ブロックフレーム内の用途データに基づいて、当該ブロ
ックフレームを対応するデバイスフレーム内のキーデー
タに対応付けるので、請求項5に対応する作用に加え、
制御のための関数を実際のコントローラへ容易に配置す
ることができる。
【0035】さらに、請求項7に対応する発明は、ワー
クフレーム記憶手段としては、文書データがドキュメン
トクラスとして定義されるドキュメントフレームと、ド
キュメントフレームの上位及びユニットフレームの下位
にリンクされてドキュメントクラスを管理するためのオ
ブジェクトがドキュメントコレクションクラスとして定
義されるドキュメントコレクションフレームとを備えた
ことにより、請求項5又は請求項6に対応する作用に加
え、仕様書作成、デバイスインターフェース、制御プロ
グラム設計が統合され、プロセスインターフェースなど
の共有情報を共有しながら並行して設計を支援すること
ができる。
クフレーム記憶手段としては、文書データがドキュメン
トクラスとして定義されるドキュメントフレームと、ド
キュメントフレームの上位及びユニットフレームの下位
にリンクされてドキュメントクラスを管理するためのオ
ブジェクトがドキュメントコレクションクラスとして定
義されるドキュメントコレクションフレームとを備えた
ことにより、請求項5又は請求項6に対応する作用に加
え、仕様書作成、デバイスインターフェース、制御プロ
グラム設計が統合され、プロセスインターフェースなど
の共有情報を共有しながら並行して設計を支援すること
ができる。
【0036】また、請求項8に対応する発明は、ワーク
フレーム記憶手段としては、ユニットコレクションフレ
ームの上位にリンクされ、コンバータクラスのオブジェ
クトが定義されるコンバータフレームを備えたことによ
り、請求項5乃至請求項7のいずれかの作用に加え、ユ
ニットフレームにて得られる制御プログラムを各プロセ
ス機器で理解可能なバイナリ構造へ変換することができ
る。
フレーム記憶手段としては、ユニットコレクションフレ
ームの上位にリンクされ、コンバータクラスのオブジェ
クトが定義されるコンバータフレームを備えたことによ
り、請求項5乃至請求項7のいずれかの作用に加え、ユ
ニットフレームにて得られる制御プログラムを各プロセ
ス機器で理解可能なバイナリ構造へ変換することができ
る。
【0037】さらに、請求項9に対応する発明は、ワー
クフレーム記憶手段としては、ユニットコレクションフ
レームの上位にリンクされ、シミュレーションクラスの
オブジェクトが定義されるシミュレーションフレームを
備えたことにより、請求項8に対応する作用に加え、ユ
ニットフレームにて得られる制御プログラムの内容をシ
ミュレーションすることができる。
クフレーム記憶手段としては、ユニットコレクションフ
レームの上位にリンクされ、シミュレーションクラスの
オブジェクトが定義されるシミュレーションフレームを
備えたことにより、請求項8に対応する作用に加え、ユ
ニットフレームにて得られる制御プログラムの内容をシ
ミュレーションすることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る各実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
るエンジニアリングシステムの概略構成を示す模式図で
ある。このエンジニアリングシステムは、書込可能なワ
ークフレームを生成するワークフレーム生成部1と、ワ
ークフレーム生成部1により生成されたワークフレーム
が夫々記憶されるワークフレーム記憶部2と、ワークフ
レーム記憶部2内の各ワークフレーム毎に、プログラ
ム、データ又はその両者からなるオブジェクトを書込む
オブジェクト書込部3と、ワークフレーム記憶部2内の
ワークフレームの削除、編集、起動などのためのワーク
フレーム編集部4とを備えている。
ついて図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
るエンジニアリングシステムの概略構成を示す模式図で
ある。このエンジニアリングシステムは、書込可能なワ
ークフレームを生成するワークフレーム生成部1と、ワ
ークフレーム生成部1により生成されたワークフレーム
が夫々記憶されるワークフレーム記憶部2と、ワークフ
レーム記憶部2内の各ワークフレーム毎に、プログラ
ム、データ又はその両者からなるオブジェクトを書込む
オブジェクト書込部3と、ワークフレーム記憶部2内の
ワークフレームの削除、編集、起動などのためのワーク
フレーム編集部4とを備えている。
【0039】ここで、ワークフレーム生成部1は、前述
した生成機能に加え、ワークフレーム記憶部2内のワー
クフレームが複写指定されたとき、当該ワークフレーム
と同一のワークフレームを生成する複写(コピー)機能
をもっている。なお、この複写機能は、既存のワークフ
レームを再利用する観点から好ましい。
した生成機能に加え、ワークフレーム記憶部2内のワー
クフレームが複写指定されたとき、当該ワークフレーム
と同一のワークフレームを生成する複写(コピー)機能
をもっている。なお、この複写機能は、既存のワークフ
レームを再利用する観点から好ましい。
【0040】ワークフレーム記憶部2は、複数のワーク
フレームがポインタpを介してリンクされてなる階層構
造が記憶されている。各ワークフレームとしては、デバ
イスフレームD1 〜Dj 、デバイスコレクションフレー
ムDC、ブロックフレームB1 〜Bk 、ブロックコレク
ションフレームBC、ドキュメントフレームDM1 〜D
Mn 、ドキュメントコレクションフレームDMC、ユニ
ットフレームU1 〜Um 、ユニットコレクションフレー
ムUC、シミュレータフレームS、コンバータフレーム
Cがあり、夫々再利用可能となっている。なお、添字の
i,k,m,nは任意の数である。
フレームがポインタpを介してリンクされてなる階層構
造が記憶されている。各ワークフレームとしては、デバ
イスフレームD1 〜Dj 、デバイスコレクションフレー
ムDC、ブロックフレームB1 〜Bk 、ブロックコレク
ションフレームBC、ドキュメントフレームDM1 〜D
Mn 、ドキュメントコレクションフレームDMC、ユニ
ットフレームU1 〜Um 、ユニットコレクションフレー
ムUC、シミュレータフレームS、コンバータフレーム
Cがあり、夫々再利用可能となっている。なお、添字の
i,k,m,nは任意の数である。
【0041】ここで、デバイスフレームD1 〜Dj は、
夫々1つのプロセス機器毎に設けられ、各プロセス機器
の属性を示す機器データがデバイスクラスとして定義さ
れており、上位のデバイスコレクションフレームDCに
ポインタpを介してリンクされている。プロセス機器と
しては、例えば、センサ、伝送器、バルブ、モータ、バ
ーコードリーダ、分析計、搬送機などがある。機器デー
タは、例えば、ID番号、測定範囲、インタフェース条
件などがあり、個々の値によって、特定のプロセス機器
を表現する。
夫々1つのプロセス機器毎に設けられ、各プロセス機器
の属性を示す機器データがデバイスクラスとして定義さ
れており、上位のデバイスコレクションフレームDCに
ポインタpを介してリンクされている。プロセス機器と
しては、例えば、センサ、伝送器、バルブ、モータ、バ
ーコードリーダ、分析計、搬送機などがある。機器デー
タは、例えば、ID番号、測定範囲、インタフェース条
件などがあり、個々の値によって、特定のプロセス機器
を表現する。
【0042】デバイスコレクションフレームDCは、下
位の各(デバイスフレームD1 〜Dj の)デバイスクラ
スのオブジェクトインスタンス(複製)の集合を管理す
るためのオブジェクトがデバイスコレクションクラスと
して定義されるものであり、所定単位の下位の各デバイ
スフレームD1 〜Dj にポインタpを介してリンクする
一方、上位のユニットフレームU1 にポインタpを介し
てリンクし、ID番号などをキーにしてデバイスフレー
ムD1 〜Dj 内の機器データについて、外部に対し、追
加、削除、検索などのサービスを提供可能としている。
このデバイスコレクションフレームDCは、共通のプロ
セス機器のデータベースとしても使用可能である。
位の各(デバイスフレームD1 〜Dj の)デバイスクラ
スのオブジェクトインスタンス(複製)の集合を管理す
るためのオブジェクトがデバイスコレクションクラスと
して定義されるものであり、所定単位の下位の各デバイ
スフレームD1 〜Dj にポインタpを介してリンクする
一方、上位のユニットフレームU1 にポインタpを介し
てリンクし、ID番号などをキーにしてデバイスフレー
ムD1 〜Dj 内の機器データについて、外部に対し、追
加、削除、検索などのサービスを提供可能としている。
このデバイスコレクションフレームDCは、共通のプロ
セス機器のデータベースとしても使用可能である。
【0043】一方、ブロックフレームB1 〜Bk は、制
御プログラムを実行するための1つの関数(入力、出
力、パラメータを用いる制御演算や論理演算)と、主に
入力処理又は出力処理に用いられる旨を示す用途データ
との組が部品クラスとして定義され、上位のブロックコ
レクションフレームBCにポインタpを介してリンクさ
れている。
御プログラムを実行するための1つの関数(入力、出
力、パラメータを用いる制御演算や論理演算)と、主に
入力処理又は出力処理に用いられる旨を示す用途データ
との組が部品クラスとして定義され、上位のブロックコ
レクションフレームBCにポインタpを介してリンクさ
れている。
【0044】ブロックコレクションフレームBCは、下
位の各(ブロックフレームB1 〜Bk の)ブロッククラ
スのオブジェクトインスタンス(複製)の集合を管理す
るためのオブジェクトがブロックコレクションクラスと
して定義され、上位のユニットフレームU1 にポインタ
pを介してリンクされている。
位の各(ブロックフレームB1 〜Bk の)ブロッククラ
スのオブジェクトインスタンス(複製)の集合を管理す
るためのオブジェクトがブロックコレクションクラスと
して定義され、上位のユニットフレームU1 にポインタ
pを介してリンクされている。
【0045】また一方、ドキュメントフレームDM1 〜
DMn は、プロセス制御の仕様がドキュメントクラスと
して定義され、上位のドキュメントコレクションフレー
ムDMCにポインタpを介してリンクされている。
DMn は、プロセス制御の仕様がドキュメントクラスと
して定義され、上位のドキュメントコレクションフレー
ムDMCにポインタpを介してリンクされている。
【0046】ドキュメントコレクションフレームDMC
は、下位の各(ドキュメントフレームDM1 〜DMn
の)ドキュメントクラスのオブジェクトインスタンス
(複製)の集合を管理するためのオブジェクトがドキュ
メントコレクションクラスとして定義され、上位のユニ
ットフレームU1 にポインタpを介してリンクされてい
る。
は、下位の各(ドキュメントフレームDM1 〜DMn
の)ドキュメントクラスのオブジェクトインスタンス
(複製)の集合を管理するためのオブジェクトがドキュ
メントコレクションクラスとして定義され、上位のユニ
ットフレームU1 にポインタpを介してリンクされてい
る。
【0047】ユニットフレームU1 は、デバイスコレク
ションフレームDC及びブロックコレクションフレーム
BCを介し、各デバイスフレームD1 〜Dj と、各ブロ
ックフレームB1 〜Bk とを接続することにより、各プ
ロセス機器(各デバイスフレーム)の入力側又は出力側
に各関数(各ブロックフレームB1 〜Bk )を適宜接続
してなる1つの単位のプロセス制御を定義するものであ
り、上位のユニットコレクションフレームUCにポイン
タpを介して接続されている。なお、プロセス制御単位
は、各プロセス機器と各関数との接続関係に対応し、全
体として所望の制御演算を行なう。また、ユニットフレ
ームU1 〜Um は、ワークフレームであるため、オブジ
ェクトとして再利用可能である。
ションフレームDC及びブロックコレクションフレーム
BCを介し、各デバイスフレームD1 〜Dj と、各ブロ
ックフレームB1 〜Bk とを接続することにより、各プ
ロセス機器(各デバイスフレーム)の入力側又は出力側
に各関数(各ブロックフレームB1 〜Bk )を適宜接続
してなる1つの単位のプロセス制御を定義するものであ
り、上位のユニットコレクションフレームUCにポイン
タpを介して接続されている。なお、プロセス制御単位
は、各プロセス機器と各関数との接続関係に対応し、全
体として所望の制御演算を行なう。また、ユニットフレ
ームU1 〜Um は、ワークフレームであるため、オブジ
ェクトとして再利用可能である。
【0048】ユニットコレクションフレームUCは、下
位の各ユニットフレーム(各プロセス制御単位)U1 〜
Um の集合を管理するものであり、各プロセス制御の階
層構造を定義するものであって、上位のシミュレータフ
レームS及びコンバータフレームCにポインタpを介し
て個別に接続されている。
位の各ユニットフレーム(各プロセス制御単位)U1 〜
Um の集合を管理するものであり、各プロセス制御の階
層構造を定義するものであって、上位のシミュレータフ
レームS及びコンバータフレームCにポインタpを介し
て個別に接続されている。
【0049】シミュレータフレームSは、ワークフレー
ム編集部4により起動されたとき、ユニットコレクショ
ンフレームUCを介してユニットフレームU1 〜Um の
集合により示される制御プログラムを解釈・実行し、そ
の制御動作をシミュレーションするものである。このシ
ミュレーションは、機種に依存しない仮想設計段階での
論理の正否を事前判断を可能とし得るものである。
ム編集部4により起動されたとき、ユニットコレクショ
ンフレームUCを介してユニットフレームU1 〜Um の
集合により示される制御プログラムを解釈・実行し、そ
の制御動作をシミュレーションするものである。このシ
ミュレーションは、機種に依存しない仮想設計段階での
論理の正否を事前判断を可能とし得るものである。
【0050】コンバータフレームCは、ワークフレーム
編集部4により起動されたとき、ユニットコレクション
フレームUCを介してユニットフレームU1 〜Um の集
合により示される制御プログラムを実際のコントローラ
に理解可能なバイナリ構造(例えば言語など)へ変換す
るものである。なお、コンバータフレームCの起動は、
少なくともシミュレータフレームSによるシミュレーシ
ョンを済ませた後が好ましい。
編集部4により起動されたとき、ユニットコレクション
フレームUCを介してユニットフレームU1 〜Um の集
合により示される制御プログラムを実際のコントローラ
に理解可能なバイナリ構造(例えば言語など)へ変換す
るものである。なお、コンバータフレームCの起動は、
少なくともシミュレータフレームSによるシミュレーシ
ョンを済ませた後が好ましい。
【0051】ワークフレーム編集部4は、前述したワー
クフレーム記憶部2内の各ワークフレームの削除、編
集、起動などの機能に加え、実際のコントローラのキー
番号がデバイスフレームD1 〜Dj に登録されると、ブ
ロックフレームB1 〜Bk 内の用途データに基づいて、
2つのデバイスフレームD間の当該ブロックフレームB
を前後いずれかのデバイスフレームD側に自動的に配置
する機能と、操作者の操作により、この配置結果を修正
する機能とをもっている。
クフレーム記憶部2内の各ワークフレームの削除、編
集、起動などの機能に加え、実際のコントローラのキー
番号がデバイスフレームD1 〜Dj に登録されると、ブ
ロックフレームB1 〜Bk 内の用途データに基づいて、
2つのデバイスフレームD間の当該ブロックフレームB
を前後いずれかのデバイスフレームD側に自動的に配置
する機能と、操作者の操作により、この配置結果を修正
する機能とをもっている。
【0052】次に、以上のようなエンジニアリングシス
テムの作用について説明する。ワークフレーム生成部1
は、書込可能なワークフレームを生成する。このワーク
フレームは、ワークフレーム記憶部2に記憶され、ポイ
ンタを介してワークフレーム記憶部2内の他のワークフ
レームに上位/下位の階層関係をもたせてリンクされ
る。なお、ポインタpは各ワークフレーム間をポインタ
pでリンクさせるので、各ワークフレーム間は容易且つ
確実にリンクされる。
テムの作用について説明する。ワークフレーム生成部1
は、書込可能なワークフレームを生成する。このワーク
フレームは、ワークフレーム記憶部2に記憶され、ポイ
ンタを介してワークフレーム記憶部2内の他のワークフ
レームに上位/下位の階層関係をもたせてリンクされ
る。なお、ポインタpは各ワークフレーム間をポインタ
pでリンクさせるので、各ワークフレーム間は容易且つ
確実にリンクされる。
【0053】ここで、オブジェクト書込部3は、操作者
の操作に基づいて、ワークフレーム記憶部2内の各ワー
クフレーム毎に、プログラム、データ又はその両者から
なるオブジェクトを書込む。これにより、ワークフレー
ムの階層構造を実現できるため、コントローラ機器に依
存せず、プロセスアプリケーションの階層構造に従っ
て、ワークフレーム設計を支援することができる。
の操作に基づいて、ワークフレーム記憶部2内の各ワー
クフレーム毎に、プログラム、データ又はその両者から
なるオブジェクトを書込む。これにより、ワークフレー
ムの階層構造を実現できるため、コントローラ機器に依
存せず、プロセスアプリケーションの階層構造に従っ
て、ワークフレーム設計を支援することができる。
【0054】また、ワークフレーム生成部1は、操作者
の操作により、ワークフレーム記憶部2内のワークフレ
ームが複写指定されたとき、当該ワークフレームと同一
のワークフレームを生成する。すなわち、ワークフレー
ム生成部1により、ワークフレームを再利用できるの
で、プログラミングに要する労力の低減を図ることがで
きる。
の操作により、ワークフレーム記憶部2内のワークフレ
ームが複写指定されたとき、当該ワークフレームと同一
のワークフレームを生成する。すなわち、ワークフレー
ム生成部1により、ワークフレームを再利用できるの
で、プログラミングに要する労力の低減を図ることがで
きる。
【0055】また、ワークフレーム記憶部2内にて、各
デバイスフレームD1 〜Dj にて各プロセス機器毎に機
器データが定義され、デバイスコレクションフレームD
Cにて各デバイスフレームD1 〜Dj の集合が管理され
るので、各デバイスフレームD1 〜Dj 及びデバイスコ
レクションフレームDCをプロセスデータベースとして
利用することができる。また、このプロセスデータベー
スは、各プロセス機器に関する共通情報を提供すること
ができる。
デバイスフレームD1 〜Dj にて各プロセス機器毎に機
器データが定義され、デバイスコレクションフレームD
Cにて各デバイスフレームD1 〜Dj の集合が管理され
るので、各デバイスフレームD1 〜Dj 及びデバイスコ
レクションフレームDCをプロセスデータベースとして
利用することができる。また、このプロセスデータベー
スは、各プロセス機器に関する共通情報を提供すること
ができる。
【0056】さらに、ワークフレーム記憶部2にて、各
ブロックフレームB1 〜Bk にて各演算処理毎に関数が
定義され、ブロックコレクションフレームBCにて各ブ
ロッククラスの集合が管理される。また、ユニットフレ
ームU1 にてブロックコレクションフレームBC及びデ
バイスコレクションフレームBCが管理される。
ブロックフレームB1 〜Bk にて各演算処理毎に関数が
定義され、ブロックコレクションフレームBCにて各ブ
ロッククラスの集合が管理される。また、ユニットフレ
ームU1 にてブロックコレクションフレームBC及びデ
バイスコレクションフレームBCが管理される。
【0057】すなわち、各デバイスフレームD1 〜Dj
と各ブロックフレームB1 〜Bk とが各コレクションフ
レームBC,DCを介してユニットフレームU1 にてリ
ンクされるので、各デバイスフレームD1 〜Dj 内の機
器データと、各ブロックフレームB1 〜Bk 内の関数と
を適切に接続し、個々の単位の制御プログラムのプログ
ラミングを実行することができる。
と各ブロックフレームB1 〜Bk とが各コレクションフ
レームBC,DCを介してユニットフレームU1 にてリ
ンクされるので、各デバイスフレームD1 〜Dj 内の機
器データと、各ブロックフレームB1 〜Bk 内の関数と
を適切に接続し、個々の単位の制御プログラムのプログ
ラミングを実行することができる。
【0058】また、ユニットコレクションフレームUC
にてユニットフレームU1 〜Um の集合が管理されるの
で、各単位の制御プログラムの集合からなるプロセス制
御全体の制御プログラムのプログラミングを実行するこ
とができる。
にてユニットフレームU1 〜Um の集合が管理されるの
で、各単位の制御プログラムの集合からなるプロセス制
御全体の制御プログラムのプログラミングを実行するこ
とができる。
【0059】また、各デバイスフレームD1 〜Dj には
各プロセス機器が接続されるコントローラのキーデータ
が登録され、各ブロックフレームB1 〜Bk が自己の関
数の用途データが登録されたとする。ワークフレーム編
集部4は、各ブロックフレームB1 〜Bk 内の用途デー
タに基づいて、当該ブロックフレームBを対応するデバ
イスフレームD内のキーデータに対応付けするので、制
御のための関数を実際のコントローラへ容易に配置する
ことができる。
各プロセス機器が接続されるコントローラのキーデータ
が登録され、各ブロックフレームB1 〜Bk が自己の関
数の用途データが登録されたとする。ワークフレーム編
集部4は、各ブロックフレームB1 〜Bk 内の用途デー
タに基づいて、当該ブロックフレームBを対応するデバ
イスフレームD内のキーデータに対応付けするので、制
御のための関数を実際のコントローラへ容易に配置する
ことができる。
【0060】なお、この配置処理について補足的に説明
する。ユニットフレームU1 〜Um は、オブジェクトで
定義されたアプリケーションが実際のコントローラから
独立して定義されたため、実際には複数のコントローラ
に処理を分配する場合がある。コントローラに処理を分
配する方法としては、以下のものがある。
する。ユニットフレームU1 〜Um は、オブジェクトで
定義されたアプリケーションが実際のコントローラから
独立して定義されたため、実際には複数のコントローラ
に処理を分配する場合がある。コントローラに処理を分
配する方法としては、以下のものがある。
【0061】ユニットフレームU1 〜Um はデバイスフ
レームD1 〜Dj よりも上位である。デバイスフレーム
D1 〜Dj は、最終的には、接続される実際のコントロ
ーラのキー番号の登録を必要とする。キー番号の登録が
予め済んでいれば、例えばユニットフレームU1 は、図
2に示すように、ロジックが各コントローラ( Station
1〜 3)に分散されるように分割される。このとき、2
つのデバイスフレームD間を接続するブロックフレーム
Bをどのコントローラに配置するか、が重要である。
レームD1 〜Dj よりも上位である。デバイスフレーム
D1 〜Dj は、最終的には、接続される実際のコントロ
ーラのキー番号の登録を必要とする。キー番号の登録が
予め済んでいれば、例えばユニットフレームU1 は、図
2に示すように、ロジックが各コントローラ( Station
1〜 3)に分散されるように分割される。このとき、2
つのデバイスフレームD間を接続するブロックフレーム
Bをどのコントローラに配置するか、が重要である。
【0062】そこで、ブロックフレームB1 〜Bk には
主に入力処理用か、出力処理用かを示す用途データを付
与する。これにより、ワークフレーム編集部4は、入力
処理用のブロックフレームB1 であれば、入力用のプロ
セス機器の管理されるコントローラへ、逆に出力処理用
のブロックフレームBk であれば、出力用のプロセス機
器の管理されるコントローラへ配置するように、ブロッ
クフレームB1 〜Bkの配置を一次決定する。なお、こ
の配置は、適宜設計者により、修正することができる
が、大部分はこの一次決定で多くの作業量を低減するこ
とができる。
主に入力処理用か、出力処理用かを示す用途データを付
与する。これにより、ワークフレーム編集部4は、入力
処理用のブロックフレームB1 であれば、入力用のプロ
セス機器の管理されるコントローラへ、逆に出力処理用
のブロックフレームBk であれば、出力用のプロセス機
器の管理されるコントローラへ配置するように、ブロッ
クフレームB1 〜Bkの配置を一次決定する。なお、こ
の配置は、適宜設計者により、修正することができる
が、大部分はこの一次決定で多くの作業量を低減するこ
とができる。
【0063】さらに、ワークフレーム記憶部2にて、文
書データからなるドキュメントクラスが定義されるドキ
ュメントフレームDM1 〜DMn と、ドキュメントフレ
ームDM1 〜DMn の上位及びユニットフレームU1 の
下位にリンクされてドキュメントクラスを管理するため
のオブジェクトがドキュメントコレクションクラスとし
て定義されるドキュメントコレクションフレームDMC
とを備えたことにより、仕様書作成、デバイスインター
フェース、制御プログラム設計が統合され、プロセスイ
ンターフェースなどの共有情報を共有しながら並行して
設計を支援することができる。
書データからなるドキュメントクラスが定義されるドキ
ュメントフレームDM1 〜DMn と、ドキュメントフレ
ームDM1 〜DMn の上位及びユニットフレームU1 の
下位にリンクされてドキュメントクラスを管理するため
のオブジェクトがドキュメントコレクションクラスとし
て定義されるドキュメントコレクションフレームDMC
とを備えたことにより、仕様書作成、デバイスインター
フェース、制御プログラム設計が統合され、プロセスイ
ンターフェースなどの共有情報を共有しながら並行して
設計を支援することができる。
【0064】また、設計が終了し、制御プログラムがユ
ニットコレクションフレームUCを介して各ユニットフ
レームU1 〜Um から得られるようになったとする。し
かしながら、この設計終了後の制御プログラムは、コン
トローラの理解可能なバイナリ構造ではなく、翻訳する
必要がある。この場合、ワークフレーム編集部4は、操
作者の操作により、コンバータフレームCを起動する。
コンバータフレームCは、起動されると、設計終了後の
制御プログラムを各プロセス機器で理解可能なバイナリ
構造へ変換する。これにより、始めて、制御プログラム
は、各コントローラで直接理解できる構造になる。
ニットコレクションフレームUCを介して各ユニットフ
レームU1 〜Um から得られるようになったとする。し
かしながら、この設計終了後の制御プログラムは、コン
トローラの理解可能なバイナリ構造ではなく、翻訳する
必要がある。この場合、ワークフレーム編集部4は、操
作者の操作により、コンバータフレームCを起動する。
コンバータフレームCは、起動されると、設計終了後の
制御プログラムを各プロセス機器で理解可能なバイナリ
構造へ変換する。これにより、始めて、制御プログラム
は、各コントローラで直接理解できる構造になる。
【0065】また、設計が終了したが、コンバータフレ
ームによる変換の前に制御プログラムの動作を確認した
いとする。このとき、ワークフレーム編集部4は、操作
者の操作により、シミュレーションフレームSを起動す
る。シミュレーションフレームSは、起動されると、設
計終了後の制御プログラムの内容をシミュレーションす
る。これにより、コンバータフレームCによる変換前
に、制御プログラムの動作を確認することができ、信頼
性を向上させることができる。
ームによる変換の前に制御プログラムの動作を確認した
いとする。このとき、ワークフレーム編集部4は、操作
者の操作により、シミュレーションフレームSを起動す
る。シミュレーションフレームSは、起動されると、設
計終了後の制御プログラムの内容をシミュレーションす
る。これにより、コンバータフレームCによる変換前
に、制御プログラムの動作を確認することができ、信頼
性を向上させることができる。
【0066】上述したように本実施形態によれば、書込
可能なワークフレームを階層構造にして設け、各ワーク
フレームに個別にオブジェクトを書込むことにより、コ
ントローラ機器に依存せず、プロセスアプリケーション
の階層構造に従って、ワークフレーム設計を支援するこ
とができる。
可能なワークフレームを階層構造にして設け、各ワーク
フレームに個別にオブジェクトを書込むことにより、コ
ントローラ機器に依存せず、プロセスアプリケーション
の階層構造に従って、ワークフレーム設計を支援するこ
とができる。
【0067】また、各ワークフレーム間は、ポインタp
でリンクされるので、容易かつ確実に動作させることが
できる。さらに、ワークフレーム生成部1の複写機能に
より、ワークフレームを再利用できるので、プログラミ
ングに要する労力の低減を図ることができる。
でリンクされるので、容易かつ確実に動作させることが
できる。さらに、ワークフレーム生成部1の複写機能に
より、ワークフレームを再利用できるので、プログラミ
ングに要する労力の低減を図ることができる。
【0068】さらに、各プロセス機器を定義する各デバ
イスフレームD1 〜Dj 及びデバイスコレクションフレ
ームDCを備えたことにより、各デバイスフレームD1
〜Dj 及びデバイスコレクションフレームDCをプロセ
スデータベースとして利用でき、プロセスデータベース
により、共通情報を提供することができる。また、ハー
ドウェア(各プロセス機器)の設定をデバイスフレーム
D1 〜Dj で実現し、ソフトウェアの構築をユニットフ
レームU1 〜Um で実現するので、ハードウェアとソフ
トウェアとを独立に記述してプログラミングでき、もっ
て、ハードウエアとソフトウェアとを同時に開発するこ
とができる。
イスフレームD1 〜Dj 及びデバイスコレクションフレ
ームDCを備えたことにより、各デバイスフレームD1
〜Dj 及びデバイスコレクションフレームDCをプロセ
スデータベースとして利用でき、プロセスデータベース
により、共通情報を提供することができる。また、ハー
ドウェア(各プロセス機器)の設定をデバイスフレーム
D1 〜Dj で実現し、ソフトウェアの構築をユニットフ
レームU1 〜Um で実現するので、ハードウェアとソフ
トウェアとを独立に記述してプログラミングでき、もっ
て、ハードウエアとソフトウェアとを同時に開発するこ
とができる。
【0069】また、各関数を示す各ブロックフレームB
1 〜Bk 及びそれらを管理するブロックコレクションフ
レームBCを設けたので、各デバイスフレームD1 〜D
j 内の機器データと、各ブロックフレームB1 〜Bk 内
の関数とを適切に接続することにより、プログラミング
を実行することができる。
1 〜Bk 及びそれらを管理するブロックコレクションフ
レームBCを設けたので、各デバイスフレームD1 〜D
j 内の機器データと、各ブロックフレームB1 〜Bk 内
の関数とを適切に接続することにより、プログラミング
を実行することができる。
【0070】さらに、各ブロックフレームB1 〜Bk 内
の用途データに基づいて、当該ブロックフレームB1 〜
Bk を対応するデバイスフレームD1 〜Dj 内のキーデ
ータに対応付けるので、制御のための関数を実際のコン
トローラへ容易に配置することができる。
の用途データに基づいて、当該ブロックフレームB1 〜
Bk を対応するデバイスフレームD1 〜Dj 内のキーデ
ータに対応付けるので、制御のための関数を実際のコン
トローラへ容易に配置することができる。
【0071】また、ドキュメントフレームDM1 〜DM
n とドキュメントコレクションフレームDCMにより、
仕様書作成、デバイスインターフェース、制御プログラ
ム設計が統合され、プロセスインターフェースなどの共
有情報を共有しながら並行して設計を支援することがで
きる。
n とドキュメントコレクションフレームDCMにより、
仕様書作成、デバイスインターフェース、制御プログラ
ム設計が統合され、プロセスインターフェースなどの共
有情報を共有しながら並行して設計を支援することがで
きる。
【0072】さらに、コンバータフレームCにより、ユ
ニットフレームU1 〜Um にて得られる制御プログラム
を各プロセス機器で理解可能なバイナリ構造へ変換する
ことができる。
ニットフレームU1 〜Um にて得られる制御プログラム
を各プロセス機器で理解可能なバイナリ構造へ変換する
ことができる。
【0073】また、シミュレーションフレームSによ
り、ユニットフレームU1 〜Um にて得られる制御プロ
グラムの内容をシミュレーションできるので、信頼性を
向上させることができる。 (第2の実施形態)図3は本発明の第2の実施形態に係
るエンジニアリングシステムの概略構成を示す模式図で
あり、図1と同一部分には同一符号を付し、類似部分に
はaの添字を付してその詳しい説明は省略し、ここでは
異なる部分についてのみ述べる。
り、ユニットフレームU1 〜Um にて得られる制御プロ
グラムの内容をシミュレーションできるので、信頼性を
向上させることができる。 (第2の実施形態)図3は本発明の第2の実施形態に係
るエンジニアリングシステムの概略構成を示す模式図で
あり、図1と同一部分には同一符号を付し、類似部分に
はaの添字を付してその詳しい説明は省略し、ここでは
異なる部分についてのみ述べる。
【0074】すなわち、本実施形態は、第1の実施形態
の変形形態であり、プログラミング前のシステム設計に
関する種々の支援機能を設け、ドキュメントの生成の容
易化を図るものである。なお、各用語はIEC1131
−3の規格に準拠している。また、詳細は省略するが、
本実施形態にて生成されるドキュメントは、テキスト、
表、絵などのファイルを1つのファイル内にまとめて取
り扱う複合ドキュメント構造を有している。
の変形形態であり、プログラミング前のシステム設計に
関する種々の支援機能を設け、ドキュメントの生成の容
易化を図るものである。なお、各用語はIEC1131
−3の規格に準拠している。また、詳細は省略するが、
本実施形態にて生成されるドキュメントは、テキスト、
表、絵などのファイルを1つのファイル内にまとめて取
り扱う複合ドキュメント構造を有している。
【0075】具体的には図3に示すように、ワークフレ
ーム編集部4aが、プロダクトビュアーPD、プロセス
ビュアーPC、コントロールシステムビュアーCS及び
コンフィグレーションビュアーCFを備えて構成されて
いる。
ーム編集部4aが、プロダクトビュアーPD、プロセス
ビュアーPC、コントロールシステムビュアーCS及び
コンフィグレーションビュアーCFを備えて構成されて
いる。
【0076】ここで、プロダクトビュアーPDは、操作
者の操作に基づいて、全てのドキュメントフレームの一
覧表示、編集及び各ビュアーへの展開を行なう機能をも
っている。
者の操作に基づいて、全てのドキュメントフレームの一
覧表示、編集及び各ビュアーへの展開を行なう機能をも
っている。
【0077】プロセスビュアーPCは、ワークフレーム
記憶部2内のドキュメントフレームDMにおけるデバイ
スリストDM1 とデバイスDM2 とに基づいて、ドキュ
メントフレームDM内のプロセス構成図DM3 の作成を
支援するものであり、このプロセス構成図DM3 をグラ
フィックに表示・編集する機能をもっている。なお、ド
キュメントフレームDMにおけるデバイスリストDM1
はデバイス名及びベンダ名等のオブジェクトが定義さ
れ、デバイスDM2 は機種名、インタフェース条件等の
オブジェクトが定義されている。
記憶部2内のドキュメントフレームDMにおけるデバイ
スリストDM1 とデバイスDM2 とに基づいて、ドキュ
メントフレームDM内のプロセス構成図DM3 の作成を
支援するものであり、このプロセス構成図DM3 をグラ
フィックに表示・編集する機能をもっている。なお、ド
キュメントフレームDMにおけるデバイスリストDM1
はデバイス名及びベンダ名等のオブジェクトが定義さ
れ、デバイスDM2 は機種名、インタフェース条件等の
オブジェクトが定義されている。
【0078】コントロールシステムビュアーCSは、ア
センブルアシスタントAA、レイアウトアシスタントL
A及びワイヤリングアシスタントWAを備え、ワークフ
レーム記憶部2内のドキュメントフレームDMにおける
ステーションリストDM4 及びモジュールリストDM6
に基づいて、ドキュメントフレームDM内のコントロー
ルシステム構成図DM5 、ステーション構成図DM7 、
部品配置図DM8 及び端子台接続図DM9 の作成を支援
するものであり、これらコントロールシステム構成図D
M5 、ステーション構成図DM7 、部品配置図DM8 及
び端子台接続図DM9 をグラフィックに表示・編集する
機能をもっている。なお、ドキュメントフレームDMに
おけるステーションリストDM4 は、ステーション名、
ベンダ名、機種名及びアドレス等のオブジェクトが定義
され、モジュールリストDM6 は、モジュール名、機種
名、アドレス、パラメータ等のオブジェクトが定義され
ている。
センブルアシスタントAA、レイアウトアシスタントL
A及びワイヤリングアシスタントWAを備え、ワークフ
レーム記憶部2内のドキュメントフレームDMにおける
ステーションリストDM4 及びモジュールリストDM6
に基づいて、ドキュメントフレームDM内のコントロー
ルシステム構成図DM5 、ステーション構成図DM7 、
部品配置図DM8 及び端子台接続図DM9 の作成を支援
するものであり、これらコントロールシステム構成図D
M5 、ステーション構成図DM7 、部品配置図DM8 及
び端子台接続図DM9 をグラフィックに表示・編集する
機能をもっている。なお、ドキュメントフレームDMに
おけるステーションリストDM4 は、ステーション名、
ベンダ名、機種名及びアドレス等のオブジェクトが定義
され、モジュールリストDM6 は、モジュール名、機種
名、アドレス、パラメータ等のオブジェクトが定義され
ている。
【0079】アセンブルアシスタントAAは、ワークフ
レーム記憶部2内にて、デバイスリストDM1 に基づい
て、プロセスのデバイスの種類と数が与えられると、モ
ジュールリストDM6 から適合するインタフェースモジ
ュールを自動的に選択し、ステーション構成図DM7 上
にて、モジュールを組上げてステーションを構成するス
テーション構成図DM7 の作成支援機能をもっている。
レーム記憶部2内にて、デバイスリストDM1 に基づい
て、プロセスのデバイスの種類と数が与えられると、モ
ジュールリストDM6 から適合するインタフェースモジ
ュールを自動的に選択し、ステーション構成図DM7 上
にて、モジュールを組上げてステーションを構成するス
テーション構成図DM7 の作成支援機能をもっている。
【0080】レイアウトアシスタントLAは、ステーシ
ョンに用いられる各モジュールが選択済のとき、部品配
置図DM8 上にて、各モジュールを標準盤に対して自動
的にレイアウトする部品配置図DM8 の作成支援機能を
もっている。
ョンに用いられる各モジュールが選択済のとき、部品配
置図DM8 上にて、各モジュールを標準盤に対して自動
的にレイアウトする部品配置図DM8 の作成支援機能を
もっている。
【0081】ワイヤリングアシスタントWAは、ステー
ションに用いられる各モジュールが選択済のとき、デバ
イスリストDM1 に基づいて、プロセスのデバイスを与
えると、端子台接続図DM9 上にて、デバイスに対して
自動的にI/O割付を行なう端子台接続図DM9 の作成
支援機能をもっている。
ションに用いられる各モジュールが選択済のとき、デバ
イスリストDM1 に基づいて、プロセスのデバイスを与
えると、端子台接続図DM9 上にて、デバイスに対して
自動的にI/O割付を行なう端子台接続図DM9 の作成
支援機能をもっている。
【0082】なお、これら各アシスタントAA,LA,
WAは、予め設計者の論理を設定し、その設定内容に基
づいて支援処理を実行してもよい。コンフィグレーショ
ンビュアーCFは、コンフィグレーションに関するドキ
ュメントDM10〜DM17の内容を表示、編集する機能を
もっている。これらドキュメントDM10〜DM17の内容
は、図3及び図4に示すように、コンフィグレーション
定義(名称、コンテナハードウェア等)、グローバル変
数定義(名称、タイプ、値、単位、コメント等)、リソ
ース定義(名称、コンテナハードウェア等)、グローバ
ル変数定義、タスク定義(名称、タスク属性、間隔、優
先度等)、プログラム定義(名称、タスク名、クラス
名、パラメータ等)、クラス定義(名称、クラスタイ
プ、パラメータ等)、アクセスパス定義(名称、伝送変
数、タイプ、方向等)などがある。
WAは、予め設計者の論理を設定し、その設定内容に基
づいて支援処理を実行してもよい。コンフィグレーショ
ンビュアーCFは、コンフィグレーションに関するドキ
ュメントDM10〜DM17の内容を表示、編集する機能を
もっている。これらドキュメントDM10〜DM17の内容
は、図3及び図4に示すように、コンフィグレーション
定義(名称、コンテナハードウェア等)、グローバル変
数定義(名称、タイプ、値、単位、コメント等)、リソ
ース定義(名称、コンテナハードウェア等)、グローバ
ル変数定義、タスク定義(名称、タスク属性、間隔、優
先度等)、プログラム定義(名称、タスク名、クラス
名、パラメータ等)、クラス定義(名称、クラスタイ
プ、パラメータ等)、アクセスパス定義(名称、伝送変
数、タイプ、方向等)などがある。
【0083】次に、このようなエンジニアリングツール
の作用について述べる。ワークフレーム記憶部2内のド
キュメントフレームDMにおいては、デバイスリストD
M1 、デバイスDM2 、モジュールリストDM6 の如
き、システム設計に必要なプロセス機器のリストは、全
て外部からインポート(入力)されて登録済であるとす
る。
の作用について述べる。ワークフレーム記憶部2内のド
キュメントフレームDMにおいては、デバイスリストD
M1 、デバイスDM2 、モジュールリストDM6 の如
き、システム設計に必要なプロセス機器のリストは、全
て外部からインポート(入力)されて登録済であるとす
る。
【0084】いま、ワークフレーム編集部4aにおいて
は、操作者の操作により、プロダクトビュアーPDが起
動されたとする。プロダクトビュアーPDは、操作者の
操作に基づいて、図5に示すように、全てのドキュメン
トフレームDMの一覧表示を行なう。
は、操作者の操作により、プロダクトビュアーPDが起
動されたとする。プロダクトビュアーPDは、操作者の
操作に基づいて、図5に示すように、全てのドキュメン
トフレームDMの一覧表示を行なう。
【0085】ここで、操作者の操作により、図示しない
プロセス構成図が選択されると、プロダクトビュアーP
Dに代えて、プロセスビュアーPCが展開される。プロ
セスビュアーPCは、図6に示されるように、ドキュメ
ントDMのプロセス構成図DM3 を表示し、操作者の操
作により、デバイスリストDM1 及びデバイスDM2を
参照してその内容をプロセス構成図DM3 に組合せる。
これにより、プロセス構成図DM3 の作成を支援するこ
とができる。
プロセス構成図が選択されると、プロダクトビュアーP
Dに代えて、プロセスビュアーPCが展開される。プロ
セスビュアーPCは、図6に示されるように、ドキュメ
ントDMのプロセス構成図DM3 を表示し、操作者の操
作により、デバイスリストDM1 及びデバイスDM2を
参照してその内容をプロセス構成図DM3 に組合せる。
これにより、プロセス構成図DM3 の作成を支援するこ
とができる。
【0086】また、図5の一覧表示において、操作者の
操作により、図示しないコントロールシステム構成図が
選択されると、前述同様にコントロールシステムビュア
ーCSが展開される。コントロールシステムビュアーC
Sは、図7に示すように、ドキュメントDMのコントロ
ールシステム構成図DM5 を表示し、操作者の操作によ
り、ステーションリストDM4 を参照してその内容をコ
ントロールシステム構成図DM5 に組合せる。これによ
り、コントロールシステム構成図DM5 の作成を支援す
ることができる。
操作により、図示しないコントロールシステム構成図が
選択されると、前述同様にコントロールシステムビュア
ーCSが展開される。コントロールシステムビュアーC
Sは、図7に示すように、ドキュメントDMのコントロ
ールシステム構成図DM5 を表示し、操作者の操作によ
り、ステーションリストDM4 を参照してその内容をコ
ントロールシステム構成図DM5 に組合せる。これによ
り、コントロールシステム構成図DM5 の作成を支援す
ることができる。
【0087】また、図5の一覧表示において、操作者の
操作により、図示しないステーション構成図が選択され
ると、前述同様にコントロールシステムビュアーCSが
展開される。コントロールシステムビュアーCSにおい
ては、図8に示すように、ドキュメントDMのステーシ
ョン構成図DM7 を表示し、アセンブルアシスタントA
Aにより、モジュールリストDM6 を参照してその内容
をステーション構成図DM7 に半自動的に組合せる。こ
れにより、コントロールシステム構成図DM7の作成を
支援することができる。また、半自動的に作成されたコ
ントロールシステム構成図DM7 は、操作者の操作によ
り、適宜修正される。
操作により、図示しないステーション構成図が選択され
ると、前述同様にコントロールシステムビュアーCSが
展開される。コントロールシステムビュアーCSにおい
ては、図8に示すように、ドキュメントDMのステーシ
ョン構成図DM7 を表示し、アセンブルアシスタントA
Aにより、モジュールリストDM6 を参照してその内容
をステーション構成図DM7 に半自動的に組合せる。こ
れにより、コントロールシステム構成図DM7の作成を
支援することができる。また、半自動的に作成されたコ
ントロールシステム構成図DM7 は、操作者の操作によ
り、適宜修正される。
【0088】また同様に、図5の一覧表示において、操
作者の操作により、図示しない部品配置図が選択される
と、前述同様にコントロールシステムビュアーCSが展
開される。コントロールシステムビュアーCSにおいて
は、図8に示すように、ドキュメントDMの部品配置図
DM8 を表示し、レイアウトアシスタントLAにより、
モジュールリストDM6 を参照してその内容を部品配置
図DM8 に半自動的に組合せる。これにより、部品配置
図DM8 の作成を支援することができる。半自動的に作
成された部品配置図DM8 は、操作者の操作により、適
宜修正される。
作者の操作により、図示しない部品配置図が選択される
と、前述同様にコントロールシステムビュアーCSが展
開される。コントロールシステムビュアーCSにおいて
は、図8に示すように、ドキュメントDMの部品配置図
DM8 を表示し、レイアウトアシスタントLAにより、
モジュールリストDM6 を参照してその内容を部品配置
図DM8 に半自動的に組合せる。これにより、部品配置
図DM8 の作成を支援することができる。半自動的に作
成された部品配置図DM8 は、操作者の操作により、適
宜修正される。
【0089】さらにまた、図5の一覧表示において、操
作者の操作により、図示しない端子台接続図が選択され
ると、前述同様にコントロールシステムビュアーCSが
展開される。コントロールシステムビュアーCSにおい
ては、図9に示すように、ドキュメントDMの端子台接
続図DM9 を表示し、ワイヤリングアシスタントWAに
より、デバイスリストDM1 を参照してその内容を端子
台接続図DM9 に半自動的に組合せる。これにより、端
子台接続図DM9 の作成を支援することができる。半自
動的に作成された端子台接続図DM9 は、操作者の操作
により、適宜修正される。
作者の操作により、図示しない端子台接続図が選択され
ると、前述同様にコントロールシステムビュアーCSが
展開される。コントロールシステムビュアーCSにおい
ては、図9に示すように、ドキュメントDMの端子台接
続図DM9 を表示し、ワイヤリングアシスタントWAに
より、デバイスリストDM1 を参照してその内容を端子
台接続図DM9 に半自動的に組合せる。これにより、端
子台接続図DM9 の作成を支援することができる。半自
動的に作成された端子台接続図DM9 は、操作者の操作
により、適宜修正される。
【0090】また一方、図5の一覧表示において、操作
者の操作により、コンフィグレーションCFが選択され
ると、コンフィグレーションビュアーCFが展開され
る。コンフィグレーションビュアーCFにおいては、図
4に示したうちのコンフィグレーション定義のドキュメ
ントDM10を表示し、操作者の操作により、適宜書込み
を行なう。これにより、コンフィグレーション定義の設
定を支援することができる。なお、図4中の他の各定義
についても同様に設定を支援することができる。
者の操作により、コンフィグレーションCFが選択され
ると、コンフィグレーションビュアーCFが展開され
る。コンフィグレーションビュアーCFにおいては、図
4に示したうちのコンフィグレーション定義のドキュメ
ントDM10を表示し、操作者の操作により、適宜書込み
を行なう。これにより、コンフィグレーション定義の設
定を支援することができる。なお、図4中の他の各定義
についても同様に設定を支援することができる。
【0091】上述したように本実施形態によれば、第1
の実施形態の効果に加え、ワークフレーム編集部4aに
おいて、作成したいシステムの図面に応じて予め論理設
計された各種のビュアーPC,CS,CFを用い、デバ
イスリストDM1 やモジュールリストDM6 などを参照
しながら各種の構成や配置、接続などを図面上に行なっ
てこれら構成図等の作成を支援するので、プログラミン
グ前のシステム設計に要する労力と費用とを低減するこ
とができる。 (他の実施形態)なお、上記実施形態に記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードデ
ィスクなど)、光ディスク(CD−ROM,DVDな
ど)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布する
こともできる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
の実施形態の効果に加え、ワークフレーム編集部4aに
おいて、作成したいシステムの図面に応じて予め論理設
計された各種のビュアーPC,CS,CFを用い、デバ
イスリストDM1 やモジュールリストDM6 などを参照
しながら各種の構成や配置、接続などを図面上に行なっ
てこれら構成図等の作成を支援するので、プログラミン
グ前のシステム設計に要する労力と費用とを低減するこ
とができる。 (他の実施形態)なお、上記実施形態に記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードデ
ィスクなど)、光ディスク(CD−ROM,DVDな
ど)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布する
こともできる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ントローラ機器に依存せず、プロセスアプリケーション
の階層構造に従って、ワークフレーム設計を支援できる
エンジニアリングシステムを提供できる。
ントローラ機器に依存せず、プロセスアプリケーション
の階層構造に従って、ワークフレーム設計を支援できる
エンジニアリングシステムを提供できる。
【0093】また、仕様書作成、デバイスインターフェ
ース、制御プログラム設計が統合され、プロセスインタ
ーフェースなどの共有情報を共有しながら並行して設計
を支援できるエンジニアリングシステムを提供できる。
ース、制御プログラム設計が統合され、プロセスインタ
ーフェースなどの共有情報を共有しながら並行して設計
を支援できるエンジニアリングシステムを提供できる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るエンジニアリン
グシステムの概略構成を示す模式図
グシステムの概略構成を示す模式図
【図2】同実施の形態における動作を説明するための模
式図
式図
【図3】本発明の第2の実施形態に係るエンジニアリン
グシステムの概略構成を示す模式図
グシステムの概略構成を示す模式図
【図4】同実施の形態におけるコンフィグレーションド
キュメントの概略構成を示す模式図
キュメントの概略構成を示す模式図
【図5】同実施の形態における一覧表示画面を示す模式
図
図
【図6】同実施の形態における動作を説明するための模
式図
式図
【図7】同実施の形態における動作を説明するための模
式図
式図
【図8】同実施の形態における動作を説明するための模
式図
式図
【図9】同実施の形態における動作を説明するための模
式図
式図
【図10】本発明の骨子を説明するための模式図
1…ワークフレーム生成部 2…ワークフレーム記憶部 3…オブジェクト書込部 4,4a…ワークフレーム編集部 p…ポインタ D1 〜Dj …デバイスフレーム DC…デバイスコレクションフレーム B1 〜Bk …ブロックフレーム BC…ブロックコレクションフレーム DM1 〜DMn …ドキュメントフレーム DMC…ドキュメントコレクションフレーム U1 〜Um …ユニットフレーム UC…ユニットコレクションフレーム S…シミュレータフレーム C…コンバータフレーム PD…プロダクトビュアー PC…プロセスビュアー CS…コントロールシステムビュアー CF…コンフィグレーションビュアー AA…アセンブルアシスタント LA…レイアウトアシスタント WA…ワイヤリングアシスタント W1 〜W3 …ワークフレーム
Claims (9)
- 【請求項1】 書込可能なワークフレームを生成するた
めのワークフレーム生成手段と、 前記ワークフレーム生成手段により生成されたワークフ
レームが夫々記憶されるワークフレーム記憶手段と、 前記ワークフレーム生成手段により生成されたワークフ
レームを前記ワークフレーム記憶手段内の他のワークフ
レームに上位/下位の階層関係をもたせてリンクさせる
リンク手段と、 前記ワークフレーム記憶手段内の各ワークフレーム毎
に、プログラム、データ又はその両者からなるオブジェ
クトを書込むオブジェクト書込手段とを備えたことを特
徴とするエンジニアリングシステム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエンジニアリングシス
テムにおいて、 前記リンク手段は、各ワークフレーム間のリンク関係を
ポインタで定義することを特徴とするエンジニアリング
システム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のエンジニ
アリングシステムにおいて、 前記ワークフレーム生成手段は、前記ワークフレーム記
憶手段内のワークフレームが複写指定されたとき、当該
ワークフレームと同一のワークフレームを生成すること
を特徴とするエンジニアリングシステム。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載のエンジニアリングシステムにおいて、 前記ワークフレーム記憶手段は、 各プロセス機器毎に機器データがデバイスクラスとして
定義される複数のデバイスフレームと、 前記各デバイスフレームの上位にリンクされて前記各デ
バイスクラスの集合を管理するためのオブジェクトがデ
バイスコレクションクラスとして定義されるデバイスコ
レクションフレームとを備えたことを特徴とするエンジ
ニアリングシステム。 - 【請求項5】 請求項4に記載のエンジニアリングシス
テムにおいて、 前記ワークフレーム記憶手段は、 各演算処理毎に関数がブロッククラスとして定義される
複数のブロックフレームと、 前記各ブロックフレームの上位にリンクされて前記各ブ
ロッククラスの集合を管理するためのオブジェクトがブ
ロックコレクションクラスとして定義されるブロックコ
レクションフレームと、 前記ブロックコレクションフレーム及び前記デバイスコ
レクションフレームの上位にリンクされて各コレクショ
ンクラスを管理するためのオブジェクトがユニットクラ
スとして定義されるユニットフレームと、 前記ユニットフレームの上位にリンクされて前記ユニッ
トクラスの集合を管理するためのオブジェクトがユニッ
トコレクションクラスとして定義されるユニットコレク
ションフレームとを備えたことを特徴とするエンジニア
リングシステム。 - 【請求項6】 請求項5に記載のエンジニアリングシス
テムにおいて、 前記各デバイスフレームは前記各プロセス機器が接続さ
れるコントローラのキーデータを有し、 前記各ブロックフレームは自己の関数の用途データを備
え、 前記各ブロックフレーム内の用途データに基づいて、当
該ブロックフレームを対応するデバイスフレーム内のキ
ーデータに対応付けるブロック配置手段を設けたことを
特徴とするエンジニアリングシステム。 - 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載のエンジニ
アリングシステムにおいて、 前記ワークフレーム記憶手段は、 文書データがドキュメントクラスとして定義されるドキ
ュメントフレームと、 前記ドキュメントフレームの上位及び前記ユニットフレ
ームの下位にリンクされ、前記ドキュメントクラスを管
理するためのオブジェクトがドキュメントコレクション
クラスとして定義されるドキュメントコレクションフレ
ームとを備えたことを特徴とするエンジニアリングシス
テム。 - 【請求項8】 請求項5乃至請求項7のいずれか1項に
記載のエンジニアリングシステムにおいて、 前記ワークフレーム記憶手段は、 前記ユニットコレクションフレームの上位にリンクさ
れ、前記ユニットフレームにて得られる制御プログラム
を各プロセス機器で理解可能なバイナリ構造へ変換する
ためのオブジェクトがコンバータクラスとして定義され
たコンバータフレームを備えたことを特徴とするエンジ
ニアリングシステム。 - 【請求項9】 請求項8に記載のエンジニアリングシス
テムにおいて、 前記ワークフレーム記憶手段は、 前記ユニットコレクションフレームの上位にリンクさ
れ、前記ユニットフレームにて得られる制御プログラム
の内容をシミュレーションするためのオブジェクトがシ
ミュレーションクラスとして定義されるシミュレーショ
ンフレームを備えたことを特徴とするエンジニアリング
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24534497A JPH1185490A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | エンジニアリングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24534497A JPH1185490A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | エンジニアリングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1185490A true JPH1185490A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17132284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24534497A Pending JPH1185490A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | エンジニアリングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1185490A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102236352A (zh) * | 2010-04-30 | 2011-11-09 | 株式会社东芝 | 工厂控制系统和程序再定位方法 |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP24534497A patent/JPH1185490A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102236352A (zh) * | 2010-04-30 | 2011-11-09 | 株式会社东芝 | 工厂控制系统和程序再定位方法 |
US8700186B2 (en) | 2010-04-30 | 2014-04-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Plant control system and program relocate method |
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