JPH1185406A - タイムスロット生成装置 - Google Patents

タイムスロット生成装置

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JPH1185406A
JPH1185406A JP24415897A JP24415897A JPH1185406A JP H1185406 A JPH1185406 A JP H1185406A JP 24415897 A JP24415897 A JP 24415897A JP 24415897 A JP24415897 A JP 24415897A JP H1185406 A JPH1185406 A JP H1185406A
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JP24415897A
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Naoyuki Wada
直幸 和田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、データの送信順序と再生順序の関
係を損なうことなく、データ転送レートを保証でき、信
頼性の向上を図る。 【解決手段】 カウンタ13を0から最大値まで繰り返
し更新し続けると共に、カウンタ13が所定の値になる
と、データ送信開始、データ送信完了、データ受信開始
及びデータ受信完了等のコマンドを出力してディスク装
置61 〜63 と同期をとりつつデータ転送を実行し、カ
ウンタ13が停止可能タイミングを示す値のときには、
TSGコマンドレジスタ11のストップフラグを参照
し、ストップフラグがイネーブル状態を示すときのみ、
カウンタ13を停止させて周期的なデータ転送動作を中
止し、また、この転送動作の中止が、CPU2によるス
トップフラグのディスエーブル状態へのリセットによっ
て解除されるタイムスロット生成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク等
の外部記憶装置のデータ転送レートを保証するタイムス
ロット生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像・音声データ等を外部記憶装置から
読出してリアルタイムで再生するには、画像・音声デー
タの転送レートを適切な値で保証することが重要であ
る。例えば、5Mbpsでの再生を要求される画像デー
タが外部記憶装置に格納された場合、4Mbpsのデー
タ転送レートで読出すと、データアンダーフローとな
り、再生画像が中断されてしまう。
【0003】データ転送レートを保証する方法として
は、データ転送要求の割込を一定の周期(時間間隔)で
発生させ、その間に一定量のデータを外部記憶装置から
読出す割込方式がある。例えば割込み発生装置を使用し
て一定周期tで割込み信号をCPU装置に入力し、周期
tの範囲内で外部記憶装置からデータサイズdのデータ
読出が保証されれば、データ転送レートd/tが保証さ
れる。なお、周期tで読出可能なデータサイズdは、使
用される外部記憶装置のスペックやCPUの割込み転送
要求の処理性能等に依存する。
【0004】この割込方式によると、データ転送レート
の向上に伴い、より多くの再生装置にリアルタイム再生
を保証した上でデータ転送が可能となる。なお、外部記
憶装置からのデータ転送レートがボトルネックとなる場
合には、外部記憶装置並びにそこから読出すCPU装置
及び割込み装置を1つのクラスタ単位としてシステムを
拡張し、画像データをクラスタ間に分散して格納するク
ラスタ方式がある。
【0005】例えば周期tで読出すデータサイズdの画
像データDを、データサイズdの画像データD(0),
D(1),D(2),…,D(n)に分割する。ここ
で、クラスタC0の外部記憶装置にD(0),D
(3),D(6),…を格納し、クラスタC1の外部記
憶装置にD(1),D(4),D(7),…を格納し、
クラスタC2の外部記憶装置にD(2),D(5),D
(8),…を格納する。これにより、各クラスタC0〜
C2に夫々周期tでD0,D1,D2を並列に再生装置
に転送させ、もって、データ転送レートを向上可能とし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなクラスタ方式では、各クラスタ間での転送タイミン
グの正確な制御が困難である。例えば、各クラスタに分
散されて格納されたデータD(0),D(1),D
(2),…,D(n)が再生装置においてもこの順序で
再生されるものとする。ここで、各クラスタC0,C
1,C2がそれぞれ別個のタイマを使用して、同一周期
t1,t2,t3でデータD(0),D(1),D
(2),…を送信しようとしても、一般にタイマ間の誤
差により、厳密にはt1=t2=t3とはならない。こ
こで、例えばt1=t2>t3であれば、長時間にわた
り送信を連続して実行すると、タイマ間の誤差の蓄積に
より、データD(0),D(1),D(2),…の送信
順序と再生順序の関係が損なわれる可能性がある。
【0007】なお、これは送信装置又は再生装置にデー
タバッファを設けることにより、ある程度、救済可能で
ある。但し、この救済も各クラスタ間でのデータのずれ
量がバッファ容量以下の場合までであり、データのずれ
量がバッファ容量を越えると、データの送信順序と再生
順序の関係が損なわれることになる。
【0008】また、クラスタ方式は、データ転送を一時
的に中断させることが極めて困難となっている。さら
に、クラスタ方式に限らず、転送されるデータが不十分
なものであると、転送先の外部機器にエラーを生じさせ
る問題がある。
【0009】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、データの送信順序と再生順序の関係を損なうことな
く、データ転送レートを保証でき、信頼性を向上し得る
タイムスロット生成装置を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、データ転送を
一時中断し得るタイムスロット生成装置を提供すること
にある。さらに、本発明の他の目的は、転送されるデー
タが不十分である場合に、転送先のエラーを阻止し得る
タイムスロット生成装置の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、CPUと外部機器との間のデータ転送で周期的にバ
ッファを介してデータを前記外部機器又は前記CPUに
転送するための機能を有し、前記データ転送の時以外に
前記周期的なデータ転送を停止可能なタイムスロット生
成装置であって、クロック信号を生成するクロックと、
前記クロックにより生成されたクロック信号をカウント
して値を更新すると共に、この値が前記周期に対応して
リセットされるカウンタと、前記カウンタの値の更新を
停止させるためのストップフラグが有効状態又は無効状
態として変更可能に設定されるコマンドレジスタと、前
記カウンタにより更新される値を監視し、この監視結果
に基づいて、データ転送用コマンド又は停止用コマンド
を送出するカウンタ値監視手段と、前記カウンタ値監視
手段から停止用コマンドを受けると、前記コマンドレジ
スタ内のストップフラグが有効状態のとき、前記カウン
タの値の更新を停止させるカウンタ制御手段と、前記カ
ウンタ値監視手段により送出された転送用コマンドに基
づいて、前記外部機器向けに転送用コマンドを発行する
コマンド発行手段と、前記カウンタ値監視手段により送
出された転送用コマンドに基づいて、前記バッファによ
るデータ転送を制御するバッファ制御手段とを備えたタ
イムスロット生成装置である。
【0012】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応するタイムスロット生成装置において、前記カ
ウンタ値監視手段としては、前記カウンタの値が所定の
値に等しいとき、前記停止用コマンドを送出するタイム
スロット生成装置である。
【0013】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項2に対応するタイムスロット生成装置において、前記
所定の値としては、複数個あるタイムスロット生成装置
である。
【0014】また、請求項4に対応する発明は、請求項
1に対応するタイムスロット生成装置において、前記カ
ウンタ値監視手段としては、前記カウンタの値が所定の
範囲内にあるとき、前記停止用コマンドを送出するタイ
ムスロット生成装置である。
【0015】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項4に対応するタイムスロット生成装置において、前記
所定の範囲としては、複数個あるタイムスロット生成装
置である。
【0016】また、請求項6に対応する発明は、請求項
1乃至請求項5のいずれか1項に対応するタイムスロッ
ト生成装置において、前記コマンドレジスタとしては、
前記データ転送の時でも前記カウンタの値の更新を強制
的に停止させるための強制ストップフラグを有効状態又
は無効状態として変更可能に有し、前記カウンタ制御手
段としては、前記コマンドレジスタ内の強制ストップフ
ラグが有効状態のとき、前記カウンタの値の更新を強制
的に停止させる機能を備えたタイムスロット生成装置で
ある。
【0017】さらに、請求項7に対応する発明は、請求
項1乃至請求項6のいずれか1項に対応するタイムスロ
ット生成装置において、前記コマンドレジスタとして
は、前記転送を実行するための転送許可フラグを有効状
態又は無効状態として変更可能に有し、前記コマンド発
行手段としては、前記転送用コマンドの発行に先立ち、
前記コマンドレジスタ内の転送許可フラグが有効状態で
ある旨を確認する機能を備えたタイムスロット生成装置
である。
【0018】また、請求項8に対応する発明は、請求項
7に対応するタイムスロット生成装置において、前記C
PUから前記バッファに書込まれるデータを監視して当
該データのデータ量が不十分か否かを判定し、判定結果
が不十分を示すとき、前記コマンドレジスタ内の転送許
可フラグを無効状態に設定するデータ監視手段を備えた
タイムスロット生成装置である。 (作用)従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、クロックがクロック信号を
生成し、カウンタが、クロックにより生成されたクロッ
ク信号をカウントして値を更新すると共に、この値を周
期に対応してリセットし、コマンドレジスタが、カウン
タの値の更新を停止させるためのストップフラグが有効
状態又は無効状態として変更可能に設定され、カウンタ
値監視手段が、カウンタにより更新される値を監視し、
この監視結果に基づいて、データ転送用コマンド又は停
止用コマンドを送出し、カウンタ制御手段が、カウンタ
値監視手段から停止用コマンドを受けると、コマンドレ
ジスタ内のストップフラグが有効状態のとき、カウンタ
の値の更新を停止させ、コマンド発行手段が、カウンタ
値監視手段により送出された転送用コマンドに基づい
て、外部機器向けに転送用コマンドを発行し、バッファ
制御手段が、カウンタ値監視手段により送出された転送
用コマンドに基づいて、バッファによるデータ転送を制
御するので、従来のクラスタ方式とは異なり、データの
送信順序と再生順序の関係を損なうことなく、データ転
送レートを保証でき、信頼性を向上させることができ、
さらに、コマンドレジスタ内のストップフラグを有効状
態に設定することにより、データ転送を一時中断させる
ことができる。
【0019】また、請求項2に対応する発明は、カウン
タ値監視手段が、カウンタの値が所定の値に等しいと
き、停止用コマンドを送出するので、請求項1に対応す
る作用と同様の作用を容易且つ確実に奏することができ
る。
【0020】さらに、請求項3に対応する発明は、所定
の値が複数個あるので、請求項2に対応する作用に加
え、ストップフラグが有効状態に設定されてからカウン
タを停止させるまでの時間を短縮することができる。
【0021】また、請求項4に対応する発明は、カウン
タ値監視手段が、カウンタの値が所定の範囲内にあると
き、停止用コマンドを送出するので、請求項1に対応す
る作用に加え、ストップフラグが有効状態に設定されて
からカウンタを停止させるまでの時間を短縮することが
できる。
【0022】さらに、請求項5に対応する発明は、所定
の範囲が複数個あるので、請求項4に対応する作用に加
え、ストップフラグが有効状態に設定されてからカウン
タを停止させるまでの時間を短縮することができる。
【0023】また、請求項6に対応する発明は、コマン
ドレジスタが、データ転送の時でもカウンタの値の更新
を強制的に停止させるための強制ストップフラグを有効
状態又は無効状態として変更可能に有し、カウンタ制御
手段が、コマンドレジスタ内の強制ストップフラグが有
効状態のとき、カウンタの値の更新を強制的に停止させ
るので、請求項1乃至請求項5のいずれかに対応する作
用に加え、カウンタを早急に緊急停止させる必要がある
ときに、停止可能タイミング外や停止可能範囲外であっ
ても、カウンタを停止させることができる。
【0024】さらに、請求項7に対応する発明は、コマ
ンドレジスタが、転送を実行するための転送許可フラグ
を有効状態又は無効状態として変更可能に有し、コマン
ド発行手段が、転送用コマンドの発行に先立ち、コマン
ドレジスタ内の転送許可フラグが有効状態である旨を確
認するので、請求項1乃至請求項6のいずれかに対応す
る作用に加え、転送されるデータが不十分である場合
に、転送そのものを行わずに転送先のエラーを阻止する
ことができる。
【0025】また、請求項8に対応する発明は、データ
監視手段が、CPUからバッファに書込まれるデータを
監視して当該データのデータ量が不十分か否かを判定
し、判定結果が不十分を示すとき、コマンドレジスタ内
の転送許可フラグを無効状態に設定するので、請求項7
に対応する作用に加え、CPUにより転送許可フラグを
立てる必要を無くしたことから、CPUがバッファにデ
ータを書込みに費やすことのできる時間を増やすことが
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
に係るタイムスロット生成装置の適用された計算機シス
テムの概略構成を示すブロック図である。この計算機シ
ステムは、メモリ1、CPU2、及びタイムスロット生
成装置(以下、TSG(Time Slot Generator)という)
3が互いに内部バス4を介して接続され、このTSG3
には外部バス5を介して外部機器としての3台のディス
ク装置61 〜63 が接続されている。また、各ディスク
装置61 〜63 は、例えば出力I/F7及びネットワー
クI/F8を介してネットワーク9に接続されている。
【0027】ここで、メモリ1は、外部のディスク装置
1 〜63 に転送するデータや、外部のディスク装置6
1 〜63 から転送されるデータが格納されるものであ
る。CPU2は、TSG3の制御により、メモリ1内の
データの転送を管理する機能をもっている。
【0028】TSG3は、CPU2に制御され、CPU
2と外部の各ディスク装置61 〜63 との間のデータの
授受を行なう際のバッファ装置であり、ディスク装置6
1 〜63 への動作のタイミングを生成する機能をもって
いる。
【0029】ディスク装置61 〜63 は、ネットワーク
9からTSG3に転送されるデータや、TSG3からネ
ットワーク9に転送されるデータが格納されるものであ
る。次に、TSG3の具体的なハードウエア構成につい
て図2を用いて説明する。
【0030】このTSG3は、TSGコマンドレジスタ
11、同期クロック12、カウンタ13、カウンタ値監
視装置14、レジスタ15、カウンタ制御装置16、コ
マンド発行装置17、バッファ制御装置18、バッファ
19及びデータ監視装置20を備えている。
【0031】TSGコマンドレジスタ11は、カウンタ
13を停止させるためのストップフラグがCPU2によ
り設定され、カウンタ制御装置16により読出されるも
のである。なお、ストップフラグは、カウンタ13を停
止させるためのイネーブル状態と、カウンタ13により
値を更新させるためのディスエーブル状態とが択一的に
設定可能となっている。また後述するが、ストップフラ
グをデータ監視装置20で設定する構成としてもよい。
【0032】同期クロック12は、クロック信号を生成
してカウンタ13に入力するものである。カウンタ13
は、同期クロック12から入力されたクロック信号をカ
ウントし、値を更新する機能をもっている。
【0033】カウンタ値監視装置14は、予めカウンタ
13の停止可能なタイミングを示す値がレジスタ15に
設定されると共に、カウンタ13の値を監視してこの設
定値と比較する機能を有し、監視中のカウンタ13の値
が前述の設定値に該当するとき、停止可能タイミングを
カウンタ制御装置16に通知する機能をもっている。
【0034】また、カウンタ値監視装置14は、監視し
たカウンタ13の値に基づいて、データ送信開始、デー
タ送信完了、データ受信開始又はデータ受信完了のコマ
ンドをコマンド発行装置17及びバッファ制御装置18
に通知する機能を有し、さらに、監視したカウンタ13
の値に基づいて、タイムスロット開始のコマンドをコマ
ンド発行装置17に通知する機能をもっている。なお、
タイムスロット開始のコマンドは、送受信のタイミング
をとったり、各ディスク装置61 〜63 間やシステムと
しての同期をとるためのものである。
【0035】カウンタ制御装置16は、カウンタ値監視
装置14から停止可能タイミングが通知されたとき、T
SGコマンドレジスタ11内のストップフラグを読出し
てこのストップフラグがイネーブル状態を示すとき、カ
ウンタ13を停止させる機能を有し、また、ストップフ
ラグがディスエーブル状態を示すとき、停止可能タイミ
ングであるか否かに関係なくカウンタ13に値を更新さ
せる機能をもっている。
【0036】コマンド発行装置17は、外部バス5に接
続されたディスク装置61 〜63 に入出力のタイミング
を通知するためのものであり、カウンタ値監視装置14
から通知されたコマンドに基づいて、外部のディスク装
置61 〜63 向けに入出力タイミングを示す転送用のコ
マンドを発生して外部バス5に出力する機能をもってい
る。ここでのコマンドとしては、前述したように、タイ
ムスロット開始、データ送信開始、データ送信完了、デ
ータ受信開始又はデータ受信完了がある。
【0037】バッファ制御装置18は、カウンタ値監視
装置14から通知されたデータ送信開始、データ送信完
了、データ受信開始又はデータ受信完了の各コマンドに
基づいて、バッファ19内の適当なアドレスから外部バ
ス5へデータを出力したり、外部バス5上のデータをバ
ッファ19内の適当なアドレスの領域に入力することに
より、データを転送するものである。なお、このバッフ
ァ19のアドレスは、CPU2や外部バス5から上書き
されるまでに必要な処理が行なえればどのような値でも
構わない。但し、一連のアクセスに必要なバッファ領域
は連続する必要がある。
【0038】バッファ19は、内部バス4又は外部バス
5から入力されたデータが一時的に記憶されるものであ
り、FIFO又はRAM等が使用可能であるが、ここで
はFIFOを用いている。
【0039】データ監視装置20は、バッファ19と内
部バス4との間にて内部バス4から入力されるデータ及
びアクセス時のアドレスを監視してデータのエラーチェ
ックを実行するものであり、エラー検出によりバッファ
制御装置18を制御してデータ転送を中止させる機能を
もっている。
【0040】次に、このように構成されたTSGが適用
された計算機システムの動作を図3及び図4のフローチ
ャートを用いて説明する。なお、始めにカウンタ停止の
ない転送動作について述べ、次いでカウンタの停止動作
を説明する。
【0041】カウンタ13は、同期クロック12のクロ
ック信号に基づいて、カウンタ値を更新する。カウンタ
値監視装置14は、カウンタ13の値を監視すると共
に、図5に示すようにカウンタ13の値に応じて、タイ
ムスロット開始、データ送信開始、データ送信完了、デ
ータ受信開始及びデータ受信完了等のコマンドをコマン
ド発行装置17及びバッファ制御装置18に出力する
(ST1)。
【0042】これにより、コマンド発行装置17は、受
けたコマンドを各ディスク装置61〜63 に与えてバッ
ファ19におけるデータ送受信と同期をとるようにディ
スク装置61 〜63 におけるデータ転送(入出力)を制
御する。またバッファ制御装置18は、ステップST1
の各コマンドにより、図4に示すように、バッファ19
を制御してデータの転送を実行する。なお、言うまでも
ないが、コマンド発行装置17が外部のディスク装置6
1 〜63 に対して「データ送信開始」のコマンドを発行
するときには、バッファ制御装置18はバッファ19に
対して「データ受信開始」の制御を行なう。すなわち、
TSG3内のバッファ19と外部のディスク装置61
3 とでは送受信が逆になる関係上、コマンド発行装置
17とバッファ制御装置18とでは、発行されるコマン
ドの送受信が互いに逆となっている。
【0043】ディスク装置61 〜63 では、TSG3か
ら送られたデータに基づき、保持するデータを出力I/
F7に送出する。また、出力I/F7へのデータ転送が
正常に終了したかなどの情報をコマンド発行装置17が
発行するタイミング(タイムスロット開始コマンド等)
に応じてコマンド発行装置17に転送する。ディスク装
置61 〜63 は、必要なデータを出力I/F7に転送し
たら次のコマンドの入力を待つ待ち状態になる。この待
ち状態では、ディスク装置61 〜63 は出力I/F7へ
のデータ転送を行なわず、一時停止状態となる。
【0044】この待ち状態中にカウンタ13を停止させ
れば、ディスク装置61 〜63 は、待ち状態のまま維持
でき、カウンタ13を再度動かし始めたとしても、問題
ない。そのため、停止可能タイミングは、図5に示すよ
うに、ディスク装置61 〜63 が待ち状態となる期間中
に設定されている。すなわち、データ転送の一時中断
は、ディスク装置61 〜63 が待ち状態となる期間中に
行なわれる。
【0045】具体的には、カウンタ値監視装置14は、
カウンタ13の値が停止可能タイミングのときには、停
止可能タイミングをカウンタ制御装置16に送出する。
カウンタ制御装置16は、この停止可能タイミングを受
けると、TSGコマンドレジスタ11のストップフラグ
を参照し(ST2)、ストップフラグがイネーブル状態
を示すとき、カウンタ13を停止させる(ST3)。こ
れにより、カウンタ13は値の更新を停止する。
【0046】しかる後、CPU2がTSGコマンドレジ
スタ11のストップフラグをディスエーブル状態にリセ
ットすると、カウンタ制御装置16によるステップST
2の制御を解除してカウンタ13の停止を止めさせ、カ
ウンタ13の更新を再開させてステップST1に戻る。
【0047】また、ステップST2にてカウンタ13の
値が停止可能タイミングであっても、TSGコマンドレ
ジスタ11のストップフラグがイネーブル状態ではない
とき(ディスエーブル状態のとき)、カウンタ制御装置
16は、停止可能タイミングを無視してカウンタ13の
値の更新を続けさせる。
【0048】一方、カウンタ13は、ステップST2に
てカウンタ制御装置16が何もしないとき、自己の値が
最大値か否かによって動作が分かれるが(ST4)、最
大値ではないときには値を“+1”だけ更新して(ST
5)ステップST1に戻り、自己の値が最大値の時には
値を0にリセットして(ST6)ステップST1に戻
る。
【0049】以上のステップST1〜ST6をまとめる
と、TSG3は、カウンタ13を0から最大値まで繰り
返し更新し続けると共に、カウンタ13が所定の値にな
ると、タイムスロット開始、データ送信開始、データ送
信完了、データ受信開始及びデータ受信完了等のコマン
ドを出力してディスク装置61 〜63 と同期をとりつつ
データ転送を実行する。
【0050】また、TSG3においては、カウンタ13
が停止可能タイミングを示す値のときには、TSGコマ
ンドレジスタ11のストップフラグを参照し、ストップ
フラグがイネーブル状態を示すときのみ、カウンタ13
を停止させて周期的なデータ転送動作を中止する。
【0051】また、この転送動作の中止は、CPU2に
よるストップフラグのディスエーブル状態へのリセット
によって解除される。従って、本実施形態によれば、従
来のクラスタ方式とは異なり、データの送信順序と再生
順序の関係を損なうことなく、データ転送レートを保証
でき、信頼性を向上させることができ、さらに、TSG
コマンドレジスタ11内のストップフラグを有効状態に
設定することにより、効率的にデータ転送を一時中断さ
せることができる。 (第2の実施の形態)図6は本発明の第2の実施の形態
に係るTSGの構成を示すブロック図であり、図2と同
一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、
ここでは異なる部分について述べる。なお、以下の各実
施形態も同様に、同一要素には同一符号を付して重複説
明を避けるように述べる。
【0052】すなわち、本実施の形態は、第1の実施形
態の変形形態であり、ストップフラグをイネーブルにし
てからカウンタ13を停止させるまでの時間の短縮を図
る観点から、カウンタ13の停止可能タイミングをある
特定の時点ではなく幅をもった時間帯としたものであ
り、具体的には図6及び図7に示すように、停止可能タ
イミングに代えて、1タイムスロット中に1つの停止可
能範囲を設け、この停止可能範囲の始点を示す値P1が
設定された第1のレジスタ151 と、停止可能範囲の終
点を示す値P2が設定された第2のレジスタ152 とが
カウンタ値監視装置14に接続されている。
【0053】ここで、停止可能範囲は、実際に停止可能
な時間帯(停止許可範囲)を全て範囲としてもよいが、
ここでは停止許可範囲よりも短く時間帯を設定してい
る。また、停止可能範囲は、停止許可範囲から選択され
る限り、任意の個数だけ設けることも可能である。但
し、カウンタ値監視装置14に接続されるレジスタ15
1,152 の個数も停止可能範囲の個数に比例して増加
する。また、停止許可範囲も任意の個数だけ設けること
が可能である。
【0054】以上のような構成により、前述したステッ
プST2において、停止可能タイミングに代えて停止可
能範囲を用いる動作となるので、第1の実施形態の効果
に加え、ストップフラグがイネーブルに書替えられてか
らカウンタ13を停止させるまでの時間を短縮させるこ
とができる。 (第3の実施の形態)図8は本発明の第3の実施の形態
に係るTSGの構成を示すブロック図であり、第2の実
施形態の変形構成を示している。
【0055】すなわち、本実施の形態は、ストップフラ
グをイネーブルにしてからカウンタ停止までの時間の更
なる短縮化を図るものであり、図8及び図9に示すよう
に、複数の停止可能範囲R1〜R3が設定され、これに
対応して複数のレジスタ151 ,152 ,…がカウンタ
値監視装置14に接続されている。
【0056】ここで、各レジスタ151 ,152 ,…
は、各停止可能範囲の始点を示すカウンタ値又は各停止
可能範囲の終点を示すカウンタ値が設定されており、全
体として各停止可能範囲R1〜R3をカウンタ値監視装
置に示している。また、これに加え、停止可能タイミン
グを示すレジスタがカウンタ値監視装置14に接続され
ていてもよい。
【0057】以上のような構成により、前述したステッ
プST2において、停止可能タイミングに代えて複数の
停止可能範囲R1〜R3を用いる動作となるので、第2
の実施形態の効果に加え、ストップフラグがイネーブル
に書替えられてからカウンタ13を停止させるまでの時
間を更に短縮させることができる。 (第4の実施の形態)図10は本発明の第4の実施の形
態に係るTSGの構成を示すブロック図であり、第3の
実施形態の変形構成を示している。
【0058】すなわち、本実施の形態は、停止可能タイ
ミング外及び停止可能範囲外であっても、カウンタの緊
急停止の実現を図るものであり、具体的には図10に示
すように、前述したストップフラグf1を有するTSG
コマンドレジスタ11に緊急用の強制ストップフラグf
2,f3を付加した構成となっている。
【0059】ここで、強制ストップフラグf2,f3
は、例えば原因毎に設けられ、CPU2により、イネー
ブル又はディスネーブルが設定され、停止可能範囲及び
停止可能タイミングの有無にかかわらず、カウンタ13
を強制的に停止させるためのものであり、TSGコマン
ドレジスタ11に設定され、カウンタ制御装置16によ
り読出可能となっている。
【0060】これにより、緊急停止が要求されるとき、
CPU2が例えば強制ストップフラグf2をイネーブル
に設定することにより、停止可能タイミング外及び停止
可能範囲外であっても、カウンタ制御装置16がカウン
タ13を停止させる。よって、不測の事態などにおける
緊急停止に対応することができる。また、第3の実施形
態の効果も前述同様に得ることができる。 (第5の実施の形態)図11は本発明の第5の実施の形
態に係るTSGの構成を示すブロック図であり、第4の
実施形態の変形構成を示している。
【0061】すなわち、本実施の形態は、CPU2がデ
ータをバッファ19に転送しきれず、バッファ19内の
データが不十分なとき、この不十分なデータの受信の阻
止を図るものであり、具体的には図11に示すように、
ストップフラグ及び強制ストップフラグを有するTSG
コマンドレジスタ11に転送許可フラグf4を付加した
構成となっている。
【0062】ここで、転送許可フラグf4は、CPU2
によりイネーブル又はディスネーブルが設定され、デー
タ送信開始のコマンドをカウンタ値監視装置14が出力
する際に、最終的にデータ転送を許可するためのもので
あり、TSGコマンドレジスタ11に設定され、カウン
タ値監視装置15により読出可能となっている。
【0063】これにより、データが不十分なとき、CP
U2が転送許可フラグf4をディスエーブルに設定する
ことにより、データ送信開始時であっても、カウンタ値
監視装置14がデータ送信開始のためのコマンドをコマ
ンド発行装置17に出力しない。
【0064】このため、バッファ19から外部バス5に
この不十分なデータが出力されても、外部のディスク装
置61 〜63 は、コマンド発行装置17からデータ送信
開始のコマンドを受け取ってないために、外部バス5上
の不十分なデータを無視する。よって、転送先における
不十分なデータの受信を阻止でき、転送先に生じるエラ
ーなどを事前に阻止することができる。
【0065】なお、十分なデータがバッファ19にある
ときには、CPU2が転送許可フラグf4をイネーブル
に設定することにより、データ送信開始時に、カウンタ
値監視装置14がデータ送信開始のためのコマンドをコ
マンド発行装置17に出力する。よって、外部のディス
ク装置61 〜63 は、コマンド発行装置17からデータ
送信開始のためのコマンドを受け取ると共に、バッファ
19から出力された外部バス5上のデータを受信する。
よって、十分なデータのみを確実に転送することができ
る。 (第6の実施の形態)図12は本発明の第6の実施の形
態に係るTSGの構成を示すブロック図であり、第5の
実施形態の変形形態となっている。
【0066】すなわち、本実施の形態は、CPU2によ
る転送許可フラグf4の設定機能に代え、データ監視装
置20による転送許可フラグf4の設定機能を有するも
のであり、具体的には図12に示すように、前述したデ
ータのエラーチェック機能に加え、CPU2が書込んだ
データ量やアドレス位置に基づいてデータの内容をチェ
ックし、そのチェック結果に基づいて、TSGコマンド
レジスタ11内の転送許可フラグf4をイネーブル又は
ディスエーブルに設定する機能をデータ監視装置20が
備えている。
【0067】これにより、データ監視装置20は、メモ
リ1からCPU2により内部バス4を介してバッファ1
9に転送されるデータの内容をチェックし、不十分なデ
ータといった如き、データの内容に異常があるとき、T
SGコマンドレジスタ11内の転送許可フラグf4をデ
ィスエーブルに設定する。
【0068】カウンタ値監視装置14は、この転送許可
フラグf4のディスエーブルを検出すると、前述同様
に、データ送信開始時であっても、カウンタ値監視装置
14がデータ送信開始のためのコマンドをコマンド発行
装置17に出力しない。よって同様に、外部機器におけ
る不十分なデータの受信を阻止でき、外部機器に生じる
エラーなどを事前に阻止することができる。
【0069】また、CPU2は、転送許可フラグf4を
立てないため、第5の実施形態に比べ、バッファ19に
データを書込む時間が増える。このため、不十分なデー
タの発生する確率を低減させることができ、信頼性を向
上させることができる。 (他の実施の形態)なお、上記第1乃至第6の実施形態
では、バッファ19をFIFOとした場合について説明
したが、これに限らず、バッファ19をRAMで構成し
ても、本発明を同様に実施して同様の効果を得ることが
でき、さらにRAMを用いたことにより、CPU2が外
部機器へ転送するデータについてその全てを書込む必要
はなく、変更のあった箇所のみを上書きすればよいの
で、CPU2のバッファ19への書込量を低減させるこ
とができ、より一層、不十分なデータ書込の発生する度
合を低減させて信頼性を向上させることができる。
【0070】また、上記第1の実施形態では、1タイム
スロット中で1つの停止可能タイミングを設定した場合
について説明したが、これに限らず、1タイムスロット
中で複数の停止可能タイミングを設定しても、本発明を
同様に実施して第1の実施形態の効果を得ると共に、ス
トップフラグをイネーブルにしてからカウンタ13を停
止させるまでの時間の短縮を図ることができる。
【0071】また、上記第2及び第3の実施形態では、
1以上の停止可能範囲を設けた場合について説明した
が、これに限らず、停止可能範囲に加えて停止可能タイ
ミングを設定した構成としても、本発明を同様に実施し
て同様の効果を得ることができる。
【0072】また、上記第4の実施形態では、第3の実
施形態の変形形態とし、複数の停止可能範囲に加えて強
制ストップフラグを設ける場合について説明したが、こ
れに限らず、第1又は第2の実施形態の変形形態とし、
1つの停止可能タイミング又は1つの停止可能範囲に加
えて強制ストップフラグを設ける構成としてもよいこと
は言うまでもない。
【0073】同様に上記第5の実施形態では、第4の実
施形態の変形形態とし、複数の停止可能範囲と強制スト
ップフラグとを有するものに転送許可フラグを設けた場
合について説明したが、これに限らず、上の変形例にも
記載したように、1つ以上の停止可能タイミング、1つ
以上の停止可能範囲又はその両者に対し、強制ストップ
フラグを有するものについて転送許可フラグを設けた構
成としてもよいことは言うまでもない。
【0074】また同様に、上記第6の実施形態では、第
5の実施形態の変形形態とし、転送許可フラグをデータ
監視装置20により設定する場合を説明したが、これに
限らず、上の変形例にも記載したように、1つ以上の停
止可能タイミング、1つ以上の停止可能範囲又はその両
者に対し、強制ストップフラグを有するものについて転
送許可フラグを備えた変形例に対し、この転送許可フラ
グをデータ監視装置20により設定する構成としてもよ
いことは言うまでもない。その他、本発明はその要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータの送信順序と再生順序の関係を損なうことなく、デ
ータ転送レートを保証でき、信頼性を向上し得るタイム
スロット生成装置を提供できる。また、データ転送を一
時中断することができる。さらに、転送されるデータが
不十分である場合に、転送先のエラーを阻止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るTSGの適用
された計算機システムの概略構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態におけるTSGの構成を示すブロ
ック図
【図3】同実施の形態における動作を説明するためのフ
ローチャート
【図4】同実施の形態における動作を説明するためのフ
ローチャート
【図5】同実施の形態における1タイムスロット中での
コマンドとタイミングの一例を示す模式図
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るTSGの構成
を示すブロック図
【図7】同実施の形態における1タイムスロット中での
停止許可範囲と停止可能範囲の一例を示す模式図
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るTSGの構成
を示すブロック図
【図9】同実施の形態における1タイムスロット中の複
数の停止可能範囲を示す模式図
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るTSGの構
成を示すブロック図
【図11】本発明の第5の実施の形態に係るTSGの構
成を示すブロック図
【図12】本発明の第6の実施の形態に係るTSGの構
成を示すブロック図
【符号の説明】
1…メモリ 2…CPU 3…TSG 4…内部バス 5…外部バス 61 〜63 …ディスク装置 7…出力I/F 8…ネットワークI/F 9…ネットワーク 11…TSGコマンドレジスタ 12…同期クロック 13…カウンタ 14…カウンタ値監視装置 15,151 ,152 ,153 ,154 …レジスタ 16…カウンタ制御装置 17…コマンド発行装置 18…バッファ制御装置 19…バッファ 20…データ監視装置 f1…ストップフラグ f2,f3…強制ストップフラグ f4…転送許可フラグ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと外部機器との間のデータ転送で
    周期的にバッファを介してデータを前記外部機器又は前
    記CPUに転送するための機能を有し、前記データ転送
    の時以外に前記周期的なデータ転送を停止可能なタイム
    スロット生成装置であって、 クロック信号を生成するクロックと、 前記クロックにより生成されたクロック信号をカウント
    して値を更新すると共に、この値が前記周期に対応して
    リセットされるカウンタと、 前記カウンタの値の更新を停止させるためのストップフ
    ラグが有効状態又は無効状態として変更可能に設定され
    るコマンドレジスタと、 前記カウンタにより更新される値を監視し、この監視結
    果に基づいて、データ転送用コマンド又は停止用コマン
    ドを送出するカウンタ値監視手段と、 前記カウンタ値監視手段から停止用コマンドを受ける
    と、前記コマンドレジスタ内のストップフラグが有効状
    態のとき、前記カウンタの値の更新を停止させるカウン
    タ制御手段と、 前記カウンタ値監視手段により送出された転送用コマン
    ドに基づいて、前記外部機器向けに転送用コマンドを発
    行するコマンド発行手段と、 前記カウンタ値監視手段により送出された転送用コマン
    ドに基づいて、前記バッファによるデータ転送を制御す
    るバッファ制御手段とを備えたことを特徴とするタイム
    スロット生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタイムスロット生成装
    置において、 前記カウンタ値監視手段は、前記カウンタの値が所定の
    値に等しいとき、前記停止用コマンドを送出することを
    特徴とするタイムスロット生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のタイムスロット生成装
    置において、 前記所定の値は、複数個あることを特徴とするタイムス
    ロット生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のタイムスロット生成装
    置において、 前記カウンタ値監視手段は、前記カウンタの値が所定の
    範囲内にあるとき、前記停止用コマンドを送出すること
    を特徴とするタイムスロット生成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のタイムスロット生成装
    置において、 前記所定の範囲は、複数個あることを特徴とするタイム
    スロット生成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載のタイムスロット生成装置において、 前記コマンドレジスタは、前記データ転送の時でも前記
    カウンタの値の更新を強制的に停止させるための強制ス
    トップフラグを有効状態又は無効状態として変更可能に
    有し、 前記カウンタ制御手段は、前記コマンドレジスタ内の強
    制ストップフラグが有効状態のとき、前記カウンタの値
    の更新を強制的に停止させる機能を備えたことを特徴と
    するタイムスロット生成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のタイムスロット生成装置において、 前記コマンドレジスタは、前記転送を実行するための転
    送許可フラグを有効状態又は無効状態として変更可能に
    有し、 前記コマンド発行手段は、前記転送用コマンドの発行に
    先立ち、前記コマンドレジスタ内の転送許可フラグが有
    効状態である旨を確認する機能を備えたことを特徴とす
    るタイムスロット生成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のタイムスロット生成装
    置において、 前記CPUから前記バッファに書込まれるデータを監視
    して当該データのデータ量が不十分か否かを判定し、判
    定結果が不十分を示すとき、前記コマンドレジスタ内の
    転送許可フラグを無効状態に設定するデータ監視手段を
    備えたことを特徴とするタイムスロット生成装置。
JP24415897A 1997-09-09 1997-09-09 タイムスロット生成装置 Pending JPH1185406A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013058018A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Toshiba Corp リモートアクセスシステム、電子機器およびリモートアクセス処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013058018A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Toshiba Corp リモートアクセスシステム、電子機器およびリモートアクセス処理方法
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