JPH1184196A - 光学部材の固定保持構造 - Google Patents
光学部材の固定保持構造Info
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- JPH1184196A JPH1184196A JP23951797A JP23951797A JPH1184196A JP H1184196 A JPH1184196 A JP H1184196A JP 23951797 A JP23951797 A JP 23951797A JP 23951797 A JP23951797 A JP 23951797A JP H1184196 A JPH1184196 A JP H1184196A
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- fixed
- prism
- optical member
- ceiling
- fixing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 角柱部材の側面の平面部付近に光学部材を迅
速に固定することができる光学部材の固定保持構造を提
供する。 【解決手段】 ベース20の上面20aに、角柱状のプ
リズム11を接着固定する。直角に折り曲げられた固定
片13a,13b,17a,17bを上下端に有するホ
ルダー板13,17を用いて液晶パネル12,16を保
持する。ホルダー板13,17をプリズム11の側面1
1cに沿って配置して位置を調整した後、ホルダー板1
3,17を仮止め接着剤14,18でプリズム11の側
面11cに仮止めする。次に、ホルダー板13,17の
上下の固定片13a,13b,17a,17bの周囲に
本硬化用接着剤15,19を同時に塗布し、ホルダー板
13,17をプリズム11の上面11aおよびベース2
0の上面20aに接着により固定する。
速に固定することができる光学部材の固定保持構造を提
供する。 【解決手段】 ベース20の上面20aに、角柱状のプ
リズム11を接着固定する。直角に折り曲げられた固定
片13a,13b,17a,17bを上下端に有するホ
ルダー板13,17を用いて液晶パネル12,16を保
持する。ホルダー板13,17をプリズム11の側面1
1cに沿って配置して位置を調整した後、ホルダー板1
3,17を仮止め接着剤14,18でプリズム11の側
面11cに仮止めする。次に、ホルダー板13,17の
上下の固定片13a,13b,17a,17bの周囲に
本硬化用接着剤15,19を同時に塗布し、ホルダー板
13,17をプリズム11の上面11aおよびベース2
0の上面20aに接着により固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学部材の固定保
持構造に関する。
持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD、LCDおよびミラー等の
光学素子を含む光学部材を、光学系の理想的な位置に固
定する方法としては、光学部材を機械的に保持して固定
する方法と、接着剤等を使用し光学部材を樹脂の硬化と
接着力で固定する方法とがある。
光学素子を含む光学部材を、光学系の理想的な位置に固
定する方法としては、光学部材を機械的に保持して固定
する方法と、接着剤等を使用し光学部材を樹脂の硬化と
接着力で固定する方法とがある。
【0003】たとえば、後者の方法の一例を図1に示
す。図1(1)〜(4)は、角柱状のクロスダイクロイ
ックプリズムの複数の側面に沿って液晶パネル2,6を
固定する手順を示している。
す。図1(1)〜(4)は、角柱状のクロスダイクロイ
ックプリズムの複数の側面に沿って液晶パネル2,6を
固定する手順を示している。
【0004】すなわち、図1(1)に示すように、クロ
スダイクロイックプリズムを保持するプリズム保持部材
1の側面に突設されたピン1aを、液晶パネル2が保持
されたホルダー板3の穴3aに挿通し、ホルダー板3の
位置を調整する。そして、ホルダー板3を適宜位置に位
置決めして保持した状態でホルダー板3の周囲に仮硬化
用接着剤4を塗布し、ホルダー板3をプリズム保持部材
1に仮り止めする。次に、図1(2)に示すように、ホ
ルダー板3が上を向くように全体の姿勢を変え、プリズ
ム保持部材1のピン1aとホルダー板3の穴3aとの間
の隙間に、粘性がある本硬化用接着剤5を充填し、ホル
ダー板3を接着により固定する。
スダイクロイックプリズムを保持するプリズム保持部材
1の側面に突設されたピン1aを、液晶パネル2が保持
されたホルダー板3の穴3aに挿通し、ホルダー板3の
位置を調整する。そして、ホルダー板3を適宜位置に位
置決めして保持した状態でホルダー板3の周囲に仮硬化
用接着剤4を塗布し、ホルダー板3をプリズム保持部材
1に仮り止めする。次に、図1(2)に示すように、ホ
ルダー板3が上を向くように全体の姿勢を変え、プリズ
ム保持部材1のピン1aとホルダー板3の穴3aとの間
の隙間に、粘性がある本硬化用接着剤5を充填し、ホル
ダー板3を接着により固定する。
【0005】同様にして、別の液晶パネル6をクロスダ
イクロイックプリズムの他の側面に沿って固定する。す
なわち、図1(3)に示すように、別の液晶パネル6を
保持したホルダー板7の穴7aにプリズム保持部材1の
ピン1aを挿通し、ホルダー板7をプリズム保持部材1
の他の側面に仮硬化用接着剤8で仮止めし、図1(4)
に示すように、全体の姿勢を変え、プリズム保持部材1
のピン1aとホルダー板7の穴7aとの間の隙間に本硬
化用接着剤9を充填し、ホルダー板7を接着により固定
する。
イクロイックプリズムの他の側面に沿って固定する。す
なわち、図1(3)に示すように、別の液晶パネル6を
保持したホルダー板7の穴7aにプリズム保持部材1の
ピン1aを挿通し、ホルダー板7をプリズム保持部材1
の他の側面に仮硬化用接着剤8で仮止めし、図1(4)
に示すように、全体の姿勢を変え、プリズム保持部材1
のピン1aとホルダー板7の穴7aとの間の隙間に本硬
化用接着剤9を充填し、ホルダー板7を接着により固定
する。
【0006】このように、角度の異なるプリズム保持部
材1の側面、すなわち取付面に、それぞれ液晶パネル
2,6を含む光学部材を固定する場合には、角度の異な
る取付面毎に、穴3a,7aとピン1aの間の接着剤た
まりから本硬化用接着剤5,9が流れ出さないように、
ホルダー板3,7を水平に置いて本硬化用接着剤5、9
を充填する必要があった。そのため、角度の異なる取付
面毎に、姿勢を変えながら順に本硬化しなければなら
ず、角度の異なる取付面の数だけ硬化時間が必要であっ
た。
材1の側面、すなわち取付面に、それぞれ液晶パネル
2,6を含む光学部材を固定する場合には、角度の異な
る取付面毎に、穴3a,7aとピン1aの間の接着剤た
まりから本硬化用接着剤5,9が流れ出さないように、
ホルダー板3,7を水平に置いて本硬化用接着剤5、9
を充填する必要があった。そのため、角度の異なる取付
面毎に、姿勢を変えながら順に本硬化しなければなら
ず、角度の異なる取付面の数だけ硬化時間が必要であっ
た。
【0007】また、光学部材を機械的に保持して固定す
る方法する場合に、全体の姿勢を変えながら光学部材を
固定したのでは、作業に長時間を要する。
る方法する場合に、全体の姿勢を変えながら光学部材を
固定したのでは、作業に長時間を要する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、角柱部材の側面の平面部付近
に光学部材を迅速に固定することができる光学部材の固
定保持構造を提供することである。
解決すべき技術的課題は、角柱部材の側面の平面部付近
に光学部材を迅速に固定することができる光学部材の固
定保持構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成の光
学部材の固定保持構造を提供する。
技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成の光
学部材の固定保持構造を提供する。
【0010】光学部材の固定保持構造は、天井部と底部
を有する基板と、天井部と底部を有し、側面に平面部を
有する角柱部材とは、基板天井部と角柱部材底部におい
て固定されており、前記角柱部材平面部付近に光学部材
を固定するタイプのものである。前記光学部材は、前記
平面部に対向して設けられる。前記光学部材は、第1お
よび第2の腕部を有する。前記第1の腕部は、前記基板
天井部と平行に延在し固定される。前記第2の腕部は、
前記角柱部材天井部と平行に延在し固定される。
を有する基板と、天井部と底部を有し、側面に平面部を
有する角柱部材とは、基板天井部と角柱部材底部におい
て固定されており、前記角柱部材平面部付近に光学部材
を固定するタイプのものである。前記光学部材は、前記
平面部に対向して設けられる。前記光学部材は、第1お
よび第2の腕部を有する。前記第1の腕部は、前記基板
天井部と平行に延在し固定される。前記第2の腕部は、
前記角柱部材天井部と平行に延在し固定される。
【0011】上記構成において、光学素子を含む光学部
材を、角柱部材の側面の平面部に対向して位置決めし、
適宜の方法により保持した状態で、光学部材の第1およ
び第2の腕部をそれぞれ固定する。光学部材の第1の腕
部は基板天井部と平行に延在し、第2の腕部は角柱部材
天井部と平行に延在し、基板天井部と角柱部材天井部と
はそれぞれ大略同じ方向、すなわち水平方向に延在して
いる。
材を、角柱部材の側面の平面部に対向して位置決めし、
適宜の方法により保持した状態で、光学部材の第1およ
び第2の腕部をそれぞれ固定する。光学部材の第1の腕
部は基板天井部と平行に延在し、第2の腕部は角柱部材
天井部と平行に延在し、基板天井部と角柱部材天井部と
はそれぞれ大略同じ方向、すなわち水平方向に延在して
いる。
【0012】上記構成によれば、基板、角柱部材および
光学部材の全体の姿勢を変えなくても、光学部材の第1
および第2の腕部について、同じ方向、すなわち基板天
井部および角柱部材天井部に対して大略直角方向から同
時に固定作業を行うことができる。たとえば、光学部材
の第1および第2の腕部に接着剤を同時に塗布しても、
接着剤は大略水平方向に延在し、流れ落ちないので、光
学部材の第1、第2の腕部を同時に接着によって固定す
ることができる。あるいは、光学部材の第1および第2
の腕部を上方から同時にねじ止めできるようにすること
も可能である。さらに、複数の光学部材を角柱部材の側
面付近に固定する場合にも、基板、角柱部材および光学
部材の全体の姿勢を変えずに、各光学部材について同じ
方向から同時に固定作業を行うことが可能である。
光学部材の全体の姿勢を変えなくても、光学部材の第1
および第2の腕部について、同じ方向、すなわち基板天
井部および角柱部材天井部に対して大略直角方向から同
時に固定作業を行うことができる。たとえば、光学部材
の第1および第2の腕部に接着剤を同時に塗布しても、
接着剤は大略水平方向に延在し、流れ落ちないので、光
学部材の第1、第2の腕部を同時に接着によって固定す
ることができる。あるいは、光学部材の第1および第2
の腕部を上方から同時にねじ止めできるようにすること
も可能である。さらに、複数の光学部材を角柱部材の側
面付近に固定する場合にも、基板、角柱部材および光学
部材の全体の姿勢を変えずに、各光学部材について同じ
方向から同時に固定作業を行うことが可能である。
【0013】したがって、角柱部材の側面の平面部付近
に光学部材を迅速に固定することができる。
に光学部材を迅速に固定することができる。
【0014】また、本発明は、介在部材を用いた別の構
成の光学部材の固定保持構造を提供する。
成の光学部材の固定保持構造を提供する。
【0015】光学部材の固定保持構造は、天井部と底部
を有する基板と、天井部と底部を有し、側面に平面部を
有する角柱部材とは、基板天井部と、角柱部材底部にお
いて固定されており、前記角柱部材平面部付近に光学部
材を固定するタイプのものである。基板部材の天井部に
対して垂直に延在し、前記平面部に略対向する介在部材
を有する。前記介在部材は、天井部と底面部を有し、介
在部材底面部において前記基板部材に固定されている。
前記光学部材は、前記平面部に対向して設けられ、第1
および第2の腕部を有する。前記第1の腕部は、前記基
板部材天井部と平行に延在し固定される。前記第2の腕
部は、前記介在部材天井部と平行に延在し固定される。
を有する基板と、天井部と底部を有し、側面に平面部を
有する角柱部材とは、基板天井部と、角柱部材底部にお
いて固定されており、前記角柱部材平面部付近に光学部
材を固定するタイプのものである。基板部材の天井部に
対して垂直に延在し、前記平面部に略対向する介在部材
を有する。前記介在部材は、天井部と底面部を有し、介
在部材底面部において前記基板部材に固定されている。
前記光学部材は、前記平面部に対向して設けられ、第1
および第2の腕部を有する。前記第1の腕部は、前記基
板部材天井部と平行に延在し固定される。前記第2の腕
部は、前記介在部材天井部と平行に延在し固定される。
【0016】上記構成において、光学素子を含む光学部
材を、角柱部材の側面の平面部に対向して位置決めし、
適宜の方法により保持した状態で、光学部材の第1およ
び第2の腕部をそれぞれ固定する。光学部材の第1の腕
部は基板天井部と平行に延在し、第2の腕部は介在部材
天井部と平行に延在し、基板天井部と介在部材天井部と
はそれぞれ大略同じ方向、すなわち水平方向に延在して
いる。
材を、角柱部材の側面の平面部に対向して位置決めし、
適宜の方法により保持した状態で、光学部材の第1およ
び第2の腕部をそれぞれ固定する。光学部材の第1の腕
部は基板天井部と平行に延在し、第2の腕部は介在部材
天井部と平行に延在し、基板天井部と介在部材天井部と
はそれぞれ大略同じ方向、すなわち水平方向に延在して
いる。
【0017】上記構成によれば、基板、角柱部材、介在
部材および光学部材の全体の姿勢を変えなくても、光学
部材の第1および第2の腕部について、同じ方向、すな
わち基板天井部および介在部材天井部に対して大略直角
方向から同時に固定作業を行うことができる。たとえ
ば、光学部材の第1および第2の腕部に接着剤を同時の
塗布しても、接着剤は大略水平方向に延在し、流れ落ち
ないので、光学部材の第1、第2の腕部を同時に接着に
よって固定することができる。あるいは、光学部材の第
1および第2の腕部を上方から同時にねじ止めできるよ
うにすることも可能である。さらに、複数の光学部材を
角柱部材の側面付近に固定する場合にも、基板、角柱部
材、介在部材および光学部材の全体の姿勢を変えずに、
各光学部材について同じ方向から同時に固定作業を行う
ことが可能である。
部材および光学部材の全体の姿勢を変えなくても、光学
部材の第1および第2の腕部について、同じ方向、すな
わち基板天井部および介在部材天井部に対して大略直角
方向から同時に固定作業を行うことができる。たとえ
ば、光学部材の第1および第2の腕部に接着剤を同時の
塗布しても、接着剤は大略水平方向に延在し、流れ落ち
ないので、光学部材の第1、第2の腕部を同時に接着に
よって固定することができる。あるいは、光学部材の第
1および第2の腕部を上方から同時にねじ止めできるよ
うにすることも可能である。さらに、複数の光学部材を
角柱部材の側面付近に固定する場合にも、基板、角柱部
材、介在部材および光学部材の全体の姿勢を変えずに、
各光学部材について同じ方向から同時に固定作業を行う
ことが可能である。
【0018】したがって、角柱部材の側面の平面部付近
に光学部材を迅速に固定することができる。
に光学部材を迅速に固定することができる。
【0019】さらに、上記構成によれば、光学部材は角
柱部材に固定していないので、たとえば光学部材の接着
固定に失敗しても、角柱部材を無駄にすることはない。
柱部材に固定していないので、たとえば光学部材の接着
固定に失敗しても、角柱部材を無駄にすることはない。
【0020】好ましくは、前記第1、第2の腕部は互い
に逆向きに延在する。
に逆向きに延在する。
【0021】上記構成によれば、上方から垂直に見たと
き第1、第2の腕部は互いに重なり合わないので、第
1、第2の腕部を固定する作業を上方から容易に行うこ
とができる。
き第1、第2の腕部は互いに重なり合わないので、第
1、第2の腕部を固定する作業を上方から容易に行うこ
とができる。
【0022】好ましくは、前記第1、第2の腕部は互い
に同方向に延在する。
に同方向に延在する。
【0023】上記構成において、第1および第2の腕部
が角柱部材に対して反対側となるように配置すれば、角
柱部材の天井部の上方に十分広い空間を設けて他の部材
を配置することができる。
が角柱部材に対して反対側となるように配置すれば、角
柱部材の天井部の上方に十分広い空間を設けて他の部材
を配置することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て説明する。
て説明する。
【0025】まず、液晶プロジェクタにおける液晶パネ
ルの取り付け部分に本発明を適用した第1実施形態につ
いて、図2の斜視図および図3の横断面図を参照しなが
ら説明する。
ルの取り付け部分に本発明を適用した第1実施形態につ
いて、図2の斜視図および図3の横断面図を参照しなが
ら説明する。
【0026】まず、液晶プロジェクタの概略構成を説明
する。液晶プロジェクタは、光源ランプからの放射光
が、UV-IRカットフィルターよって有害な紫外線、
近赤外線がカットされた後、赤、緑、青の成分光に分解
され、各成分光が3枚の液晶パネル12,16(図2で
は、2枚を図示)をそれぞれ照明する。各液晶パネル1
2,16は、カラービデオ信号の赤、緑、青の色信号に
よりそれぞれ駆動される。各液晶パネル12,16は、
略立方体形状のクロスダイクロイックプリズム11の3
つの側面11cに沿って、それぞれ固定される。各液晶
パネル12、16を透過して変調を受けた各成分光は、
クロスダイクロイックプリズム11で合成され、クロス
ダイクロイックプリズム11の第4の側面から出射し、
投影レンズによってスクリーンに投影される。
する。液晶プロジェクタは、光源ランプからの放射光
が、UV-IRカットフィルターよって有害な紫外線、
近赤外線がカットされた後、赤、緑、青の成分光に分解
され、各成分光が3枚の液晶パネル12,16(図2で
は、2枚を図示)をそれぞれ照明する。各液晶パネル1
2,16は、カラービデオ信号の赤、緑、青の色信号に
よりそれぞれ駆動される。各液晶パネル12,16は、
略立方体形状のクロスダイクロイックプリズム11の3
つの側面11cに沿って、それぞれ固定される。各液晶
パネル12、16を透過して変調を受けた各成分光は、
クロスダイクロイックプリズム11で合成され、クロス
ダイクロイックプリズム11の第4の側面から出射し、
投影レンズによってスクリーンに投影される。
【0027】次に、液晶パネルの取り付け部分の構成に
ついて説明する。クロスダイクロイックプリズム11
は、その底面11bがベース20の上面20aに、接着
により固定される。青用の液晶パネル(図示せず)は、
ホルダー板(図示せず)を介して、位置を調整すること
なくクロスダイクロイックプリズム11の側面11cに
沿って固定される。赤および緑用の液晶パネル12,1
6は、固定された青用の液晶パネルに対して位置が調整
された後に、接着によりクロスダイクロイックプリズム
11の側面11cに沿って固定される。
ついて説明する。クロスダイクロイックプリズム11
は、その底面11bがベース20の上面20aに、接着
により固定される。青用の液晶パネル(図示せず)は、
ホルダー板(図示せず)を介して、位置を調整すること
なくクロスダイクロイックプリズム11の側面11cに
沿って固定される。赤および緑用の液晶パネル12,1
6は、固定された青用の液晶パネルに対して位置が調整
された後に、接着によりクロスダイクロイックプリズム
11の側面11cに沿って固定される。
【0028】詳しくは、赤、緑用の液晶パネル12,1
6は、板部材をプレス加工したホルダー板13,17を
介して、クロスダイクロイックプリズム11の側面11
cに沿って固定される。各ホルダー板13,17は、液
晶パネル12,16を透過した光束が通過する不図示の
イメージ窓を有する。また、各ホルダー板13,17
は、その上下端がそれぞれ直角に折り曲げられ、各一対
の固定片13a,13b,17a,17bが形成されて
いる。上側の固定片13a,17aと下側の固定片13
b,17bとは互いに逆向きに折り曲げられ、上側の固
定片13a,17aはクロスダイクロイックプリズム1
1の上面11aに沿って平行に延在し、下側の固定片1
3b,17bはベース20の上面20aに沿って平行に
延在するようになっている。
6は、板部材をプレス加工したホルダー板13,17を
介して、クロスダイクロイックプリズム11の側面11
cに沿って固定される。各ホルダー板13,17は、液
晶パネル12,16を透過した光束が通過する不図示の
イメージ窓を有する。また、各ホルダー板13,17
は、その上下端がそれぞれ直角に折り曲げられ、各一対
の固定片13a,13b,17a,17bが形成されて
いる。上側の固定片13a,17aと下側の固定片13
b,17bとは互いに逆向きに折り曲げられ、上側の固
定片13a,17aはクロスダイクロイックプリズム1
1の上面11aに沿って平行に延在し、下側の固定片1
3b,17bはベース20の上面20aに沿って平行に
延在するようになっている。
【0029】次に、赤、緑用の液晶パネル12,16を
クロスダイクロイックプリズム11の側面11cに沿っ
て固定する作業手順について、説明する。
クロスダイクロイックプリズム11の側面11cに沿っ
て固定する作業手順について、説明する。
【0030】まず、赤、緑用の液晶パネル12,16を
ホルダー板13,17の所定位置に固定する。そして、
不図示の調整機構によって、液晶パネル12,16が適
宜位置となるように、各ホルダー板13,17を位置決
めして保持し、その状態で、図2(1)に示すように、
各ホルダー板13,17の周囲に仮止め用接着剤14,
18を塗布して、各ホルダー板13,17をクロスダイ
クロイックプリズム11の側面11cに仮止めする。仮
止め用接着剤14,18には、紫外線硬化型の接着剤を
用い、位置決め後に紫外線を照射して硬化させる。これ
により、迅速かつ容易に仮止め接着することができる。
ホルダー板13,17の所定位置に固定する。そして、
不図示の調整機構によって、液晶パネル12,16が適
宜位置となるように、各ホルダー板13,17を位置決
めして保持し、その状態で、図2(1)に示すように、
各ホルダー板13,17の周囲に仮止め用接着剤14,
18を塗布して、各ホルダー板13,17をクロスダイ
クロイックプリズム11の側面11cに仮止めする。仮
止め用接着剤14,18には、紫外線硬化型の接着剤を
用い、位置決め後に紫外線を照射して硬化させる。これ
により、迅速かつ容易に仮止め接着することができる。
【0031】次に、図2(2)に示すように、同じ姿勢
のままで、各ホルダー板13,17の上下の固定片13
a,13b,17a,17bの周囲に本硬化用接着剤1
5,19を同時に塗布する。そして、本硬化用接着剤1
5,19の硬化および接着力により、ホルダー板13,
17をクロスダイクロイックプリズム11の上面11a
およびベース20の上面20aに固定する。本硬化用接
着剤15,19としては、たとえばエポキシ接着剤を用
いる。ホルダー板13,17の上下の固定片13a,1
3b,17a,17bにそれぞれ貫通穴を設け、本硬化
用接着剤15,19が溜まるようにすれば、より強力に
固定することができる。
のままで、各ホルダー板13,17の上下の固定片13
a,13b,17a,17bの周囲に本硬化用接着剤1
5,19を同時に塗布する。そして、本硬化用接着剤1
5,19の硬化および接着力により、ホルダー板13,
17をクロスダイクロイックプリズム11の上面11a
およびベース20の上面20aに固定する。本硬化用接
着剤15,19としては、たとえばエポキシ接着剤を用
いる。ホルダー板13,17の上下の固定片13a,1
3b,17a,17bにそれぞれ貫通穴を設け、本硬化
用接着剤15,19が溜まるようにすれば、より強力に
固定することができる。
【0032】クロスダイクロイックプリズム11の上面
11aとベース20の上面20aとは水平方向に延在し
ているので、本硬化用接着剤15,19を塗布した各部
において本硬化用接着剤15,19に作用する重力の方
向は同一となり、本硬化用接着剤15,19が流れ落ち
るという不都合が生じることない。したがって、複数の
ホルダー板13,17について、液晶パネルの取り付け
部分の姿勢を変えずに、一度に本硬化用接着剤15,1
9を塗布して固定することができる。つまり、クロスダ
イクロイックプリズム11の側面11c付近に、液晶パ
ネル12,16を固定したホルダー板13,17を、迅
速に固定することができる。
11aとベース20の上面20aとは水平方向に延在し
ているので、本硬化用接着剤15,19を塗布した各部
において本硬化用接着剤15,19に作用する重力の方
向は同一となり、本硬化用接着剤15,19が流れ落ち
るという不都合が生じることない。したがって、複数の
ホルダー板13,17について、液晶パネルの取り付け
部分の姿勢を変えずに、一度に本硬化用接着剤15,1
9を塗布して固定することができる。つまり、クロスダ
イクロイックプリズム11の側面11c付近に、液晶パ
ネル12,16を固定したホルダー板13,17を、迅
速に固定することができる。
【0033】また、図1の従来例のようなピン1aを有
するプリズム保持部材1が不要であり、プレス加工のホ
ルダー板13,17を用いることによって、構造が簡略
化され、位置精度の向上およびコストダウンの効果が得
られる。
するプリズム保持部材1が不要であり、プレス加工のホ
ルダー板13,17を用いることによって、構造が簡略
化され、位置精度の向上およびコストダウンの効果が得
られる。
【0034】次に、介在部材34を用いる第2実施形態
について、図4の横断面図を参照しながら説明する。第
2実施形態は第1実施形態と大略同様であるので、以下
では相違点を中心に説明する。
について、図4の横断面図を参照しながら説明する。第
2実施形態は第1実施形態と大略同様であるので、以下
では相違点を中心に説明する。
【0035】すなわち、ベース20には、クロスダイク
ロイックプリズム11の接着固定部分の周囲に垂直面2
0bを設けている。介在部材34は、板状部材であり、
その下部をベース20の垂直面20bにねじ36を用い
て固定し、クロスダイクロイックプリズム11の側面1
1cに沿って配置する。介在部材34は、その上部に、
クロスダイクロイックプリズム11側に直角に折り曲げ
られた上片34aを有する。上片34aは、クロスダイ
クロイックプリズム11の上面11aに沿って平行に延
在するようになっている。ホルダー板30は、第1実施
形態と同様に、その上下端に互いに逆方向に折り曲げら
れてなる固定片30a,30bを有する。
ロイックプリズム11の接着固定部分の周囲に垂直面2
0bを設けている。介在部材34は、板状部材であり、
その下部をベース20の垂直面20bにねじ36を用い
て固定し、クロスダイクロイックプリズム11の側面1
1cに沿って配置する。介在部材34は、その上部に、
クロスダイクロイックプリズム11側に直角に折り曲げ
られた上片34aを有する。上片34aは、クロスダイ
クロイックプリズム11の上面11aに沿って平行に延
在するようになっている。ホルダー板30は、第1実施
形態と同様に、その上下端に互いに逆方向に折り曲げら
れてなる固定片30a,30bを有する。
【0036】液晶パネル32を固定したホルダー板30
は、介在部材34に沿って配置し、ホルダー板30の上
側の固定片30aが介在部材34の上片34aの上に、
ルダー30の下側の固定片30bがベース20の上面2
0aに、それぞれ接触または接近した状態で位置決めす
る。そして、位置決めした状態で、ホルダー板30の上
側の固定片30aを介在部材34の上片34aに、ホル
ダー板30の下側の固定片30bをベース20の上面2
0aに、それぞれ接着剤40を用いて、同時に固定す
る。
は、介在部材34に沿って配置し、ホルダー板30の上
側の固定片30aが介在部材34の上片34aの上に、
ルダー30の下側の固定片30bがベース20の上面2
0aに、それぞれ接触または接近した状態で位置決めす
る。そして、位置決めした状態で、ホルダー板30の上
側の固定片30aを介在部材34の上片34aに、ホル
ダー板30の下側の固定片30bをベース20の上面2
0aに、それぞれ接着剤40を用いて、同時に固定す
る。
【0037】この実施形態においても、液晶パネル32
を固定したホルダー板30をクロスダイクロイックプリ
ズム11の側面11c付近に迅速に固定できる。さらに
は、ホルダー板30はクロスダイクロイックプリズム1
1には接着しないので、ホルダー板30の接着に失敗し
ても、クロスダイクロイックプリズム11を廃棄するこ
とがなくなる。
を固定したホルダー板30をクロスダイクロイックプリ
ズム11の側面11c付近に迅速に固定できる。さらに
は、ホルダー板30はクロスダイクロイックプリズム1
1には接着しないので、ホルダー板30の接着に失敗し
ても、クロスダイクロイックプリズム11を廃棄するこ
とがなくなる。
【0038】次に、第3実施形態について説明する。第
3実施形態は、第2実施形態と大略同様に構成するが、
ホルダー板30’の上側の固定片30a’および介在部
材34’の上片34a’の向きが逆向き、すなわちクロ
スダイクロイックプリズム11とは反対側であり、ホル
ダー板30’の上側の固定片30aの上に介在部材3
4’の上片34aが配置されて接着固定される点で異な
る。この実施形態において、クロスダイクロイックプリ
ズム11の上方11sにはホルダー板30’および介在
部材34’が配置されないので、クロスダイクロイック
プリズム11の上方11sに他の部品を配置することが
できる。
3実施形態は、第2実施形態と大略同様に構成するが、
ホルダー板30’の上側の固定片30a’および介在部
材34’の上片34a’の向きが逆向き、すなわちクロ
スダイクロイックプリズム11とは反対側であり、ホル
ダー板30’の上側の固定片30aの上に介在部材3
4’の上片34aが配置されて接着固定される点で異な
る。この実施形態において、クロスダイクロイックプリ
ズム11の上方11sにはホルダー板30’および介在
部材34’が配置されないので、クロスダイクロイック
プリズム11の上方11sに他の部品を配置することが
できる。
【0039】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではなく、その他種々の態様で実施可能であ
る。たとえば、CCD、ミラー等の他の光表示素子につ
いても、本発明を適用することができる。
れるものではなく、その他種々の態様で実施可能であ
る。たとえば、CCD、ミラー等の他の光表示素子につ
いても、本発明を適用することができる。
【図1】 従来例の光学部材の固定保持構造の斜視図で
ある。
ある。
【図2】 本発明の第1実施形態の液晶パネルの取り付
け部分の斜視図である。
け部分の斜視図である。
【図3】 図2の横断面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態の液晶パネルの取り付
け部分の横断面図である。
け部分の横断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態の液晶パネルの取り付
け部分の横断面図である。
け部分の横断面図である。
11 クロスダイクロイックプリズム(角柱部材) 11a 上面(天井部) 11b 下面(底部) 11c 側面 12 液晶パネル(光学部材) 13 ホルダー板(光学部材) 13a 固定片(第2の腕部) 13b 固定片(第1の腕部) 14 仮止め接着剤 15 本硬化用接着剤 16 液晶パネル(光学部材) 17 ホルダー板(光学部材) 17a 固定片(第2の腕部) 17b 固定片(第1の腕部) 18 仮止め接着剤 19 本硬化用接着剤 20 ベース(基板) 20a 上面(天井部) 20b 垂直面 30,30’ ホルダー板(光学部材) 30a,30a’ 固定片(第2の腕部) 30b 固定片(第1の腕部) 32 液晶パネル(光学部材) 34,34’ 介在部材 34a,34a’ 上片(天井部) 36 ねじ 40 本硬化用接着剤
Claims (4)
- 【請求項1】 天井部と底部を有する基板と、 天井部と底部を有し、側面に平面部を有する角柱部材と
は、 基板天井部と、角柱部材底部において固定されており、 前記角柱部材平面部付近に光学部材を固定する構成にお
いて、 前記光学部材は、 前記平面部に対向して設けられ、 前記基板天井部と平行に延在し固定される第1の腕部を
有し、 前記角柱部材天井部と平行に延在し固定される第2の腕
部を有することを特徴とする、光学部材の固定保持構
造。 - 【請求項2】 天井部と底部を有する基板と、 天井部と底部を有し、側面に平面部を有する角柱部材と
は、 基板天井部と、角柱部材底部において固定されており、 前記角柱部材平面部付近に光学部材を固定する構成にお
いて、 基板部材の天井部に対して垂直に延在し、前記平面部に
略対向する介在部材を有し、 前記介在部材は天井部と底面部を有し、 介在部材底面部において前記基板部材に固定されてお
り、 前記光学部材は、 前記平面部に対向して設けられ、 前記基板部材天井部と平行に延在し固定される第1の腕
部を有し、 前記介在部材天井部と平行に延在し固定される第2の腕
部を有することを特徴とする、光学部材の固定保持構
造。 - 【請求項3】 前記第1、第2の腕部は互いに逆向きに
延在することを特徴とする、請求項1又は2記載の光学
部材の固定保持構造。 - 【請求項4】 前記第1、第2の腕部は互いに同方向に
延在することを特徴とする、請求項1又は2記載の光学
部材の固定保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23951797A JPH1184196A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 光学部材の固定保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23951797A JPH1184196A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 光学部材の固定保持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1184196A true JPH1184196A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17045984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23951797A Pending JPH1184196A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 光学部材の固定保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1184196A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337262A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Chinontec Kk | プリズム用支持装置及びプリズム装置 |
US7140732B2 (en) | 2003-06-25 | 2006-11-28 | Hitachi, Ltd. | Projection type image display device |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP23951797A patent/JPH1184196A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337262A (ja) * | 2000-05-25 | 2001-12-07 | Chinontec Kk | プリズム用支持装置及びプリズム装置 |
US7140732B2 (en) | 2003-06-25 | 2006-11-28 | Hitachi, Ltd. | Projection type image display device |
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