JPH1183454A - 格子パターン投影法を用いた3次元形状測定装置 - Google Patents
格子パターン投影法を用いた3次元形状測定装置Info
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- JPH1183454A JPH1183454A JP9245272A JP24527297A JPH1183454A JP H1183454 A JPH1183454 A JP H1183454A JP 9245272 A JP9245272 A JP 9245272A JP 24527297 A JP24527297 A JP 24527297A JP H1183454 A JPH1183454 A JP H1183454A
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Abstract
において、形状とピッチ及び強度レベルが自在に可変で
きる正弦波強度分布を有する格子パターンを作成し、リ
アルタイムで高精度な3次元形状測定装置を実現するこ
と。 【解決手段】 液晶素子に一定のピッチと幅を有するス
トライブ電極をN本形成し、3あるいは4の倍数となる
電極数nを一つの単位として、ストライブ電極をN/n
個のグループに分割する。各グループあたりで1本ずつ
の正弦波格子を作成するとき、nを変えることで正弦波
格子の幅とピッチを可変とし、正弦波のバイアス強度と
振幅を変えることで正弦波の強度レベルを可変とする。
液晶素子のスタティック駆動により正弦波強度を有する
格子を作成するとき、正弦波の一周期がn分割されたと
きの各領域の強度に対応する実効電圧を、二値強度レベ
ルのパルス信号の位相を変化させることで作成する。
Description
を原理とする3次元形状測定装置に関し、特に、物体に
投影する格子パターンを液晶素子で作成するときの構成
に関する。
り、特に光学的手段を用いた測定器が望まれている。凹
凸の高さ範囲がミクロンメートル(μm)領域の場合
は、レーザ光を用いた干渉計が多く用いられている。し
かし、高さがミリメートル(mm)領域近くになってく
ると、干渉縞が密集して干渉縞の解析が困難になるとい
う問題点が生じ、レーザ干渉計が適用されなくなってく
る。mm領域以上での3次元形状測定では、レーザ干渉
計と同じく、広がりのある対象物を線あるいは面でとら
えるエリア計測法が測定時間、自動計測化の面から有利
である。エリア計測法の代表的なものは、モアレ縞によ
る等高線計測法、スリット状のレーザ光を走査する光切
断法、白黒の格子模様の直線状の縞を投影する格子パタ
ーン投影法などである。この中でも、格子パターン投影
法は構成が簡素なこと、測定精度が高いことなどから注
目されている。本発明は格子パターン投影法の構成に関
する。
次元形状測定装置の構成例を示す。投影部21はハロゲ
ンランプなどの照明用光源と投影光学系から構成され、
白色光がその前面に置かれた格子22を照射する。格子
22は一定のピッチと形状の白黒模様をもつ多数の直線
状パターンから構成されており、そのパターンが投影光
学系で拡大され、白黒の格子縞(格子パターン)として
形状が測定される物体23の表面に投影される。物体2
3の表面には物体23の凹凸度合いに応じて変形(湾
曲)した変形格子パターン(変形格子縞)24ができ、
凹凸が小さい場合は格子縞の変形が小さく(直線に近
い)、凹凸が大きいと格子縞の変形が大きくなる。この
変形格子パターン24を、投影方向とは異なる角度方向
から、CCDカメラからなる格子縞検出部25で2次元
画像として検出する。
報を含んでいる。物体23の凹凸の大きさは、変形格子
パターン24が基準となる直線縞からどれだけ離れてい
るかを検出することで評価できる。そこで、パーソナル
コンピュータなどのデータ処理部26により、2次元画
像の各画素ごとの座標p(x、y)での格子縞の変形を
全画素について解析し、物体23の3次元座標P(X、
Y、Z)を決定する。このときのデータ処理は、投影部
21、物体23、格子縞検出部25の相互の距離と見込
み角度の関係から定まる三角測量法の原理によって行
う。
形状測定装置では、変形格子縞24は物体23の凹凸形
状に応じて変形するため、凹凸の程度に応じた形状とピ
ッチをもった格子パターンを物体23に投影する必要が
ある。凹凸が大きい場合は格子パターンのピッチが大き
く、凹凸が小さいほど格子パターンのピッチは小さいこ
とが望ましい。また、格子パターンの強度分布も後述す
る位相シフト法にとって重要である。そのため、格子2
2の形状とピッチ、及び強度分布特性が3次元形状測定
の高精度化と高信頼化にとって重要である。従来から最
も一般に用いられていた格子22は、主として、一定の
形状とピッチ(共に固定)をもった白黒の二値強度から
構成していた。そこで、形状、ピッチの異なる格子を数
種類用意しておき、物体23の凹凸度合いに応じて格子
を選択して使用していた。
精度な3次元形状測定のためには、正弦波状に強度が変
化する正弦波格子を用いた位相シフト法が有効である。
これは、レーザ干渉計で用いられている技術であって、
正弦波的な強度分布を有する格子パターンを物体23に
投影し、正弦波格子の位相をπ/2ピッチ毎にシフトさ
せ、投影された各位置での強度分布を周期的に変化させ
る技術である。このとき、位相が異なる4枚の2次元画
像を検出し、それらの画像の強度分布を解析して凹凸形
状を検出するという方法である。この位相シフト法を格
子パターン投影法に応用した技術は、小松原、吉澤によ
る下記論文、”縞走査を導入した格子パターン投影法:
精密工学会誌55/10/1989(1817−182
2)”、及び、”縞走査を導入した格子パターン投影法
(第2報):精密工学会誌58/7/1992(117
3−1178)”に詳細に示されている。
いて、正弦波格子の作成には以下の二種類の方法が多く
使われていた。第一は、前述した強度が二値的(白黒)
に変化する格子を利用する方法である。格子22が二値
強度から構成されていても、ランプで照明された格子2
2が物体23の面上に作る格子パターンは、回折作用な
どによって、ステップ的に強度が変化するエッジ部付近
で強度がぼける現象がある。このときは、変形格子縞2
4の強度は疑似的な正弦波になる。さらには、格子パタ
ーンに焦点ズレを与えることでも疑似的な正弦波を作成
することができる。この二値強度をもつ格子は、フィル
ムやガラス基板に二値強度格子を直接に印刷する方法、
あるいは液晶素子を用い、透過光強度を電気的にON/
OFF制御して二値格子を作成する方法がとられてい
た。正弦波格子を作成する第二の方法は、正弦波状に強
度が変化するパターンをフィルムやガラス基板に直接に
印刷するものであって、一定のピッチと形状をもった正
弦波格子が作成される。最近では、液晶式ビデオプロジ
ェクターを用いる方法も用いられてきた。これは、マト
リックス型に構成された液晶駆動電極に正弦波が得られ
るような電気信号を印加して正弦波格子を作成するもの
である。
られている。フィルムに作られた格子の場合は、モータ
ー、アクチュエータなどの外部移動手段により、格子2
2を所定のピッチ(例えば格子の一周期の1/4の長
さ)毎に機械的に移動し、物体23の面上の各位置での
格子パターン強度を周期的に変化させることで位相シフ
トを行っていた。液晶素子を用いて格子22を作成する
場合は、二値強度で格子縞を作成する場合も、液晶ビデ
オプロジェクターで正弦波格子縞を作成する場合も、共
に液晶素子の各画素の強度を電気信号で順次変調させる
ことで位相シフトを行っていた。例えば、格子パターン
の一周期を4分割して、π/2ピッチごとに強度を変化
させて4枚の2次元画像を検出していた。なお、この位
相シフト法は、格子パターンの一周期を3分割すること
で2π/3ピッチごとに位相をシフトさせ、3枚の2次
元画像を検出する方法も用いられている。
などに格子22を作成する場合は、格子パターンの形状
やピッチ、強度分布は固定である。精度のよい3次元形
状測定のためには、物体23の凹凸に応じた形状、ピッ
チをもつ格子パターンを投影する必要がある。しかし、
フィルムなどに書き込んだ格子では、格子のピッチなど
を可変することができない。そのため、ピッチ、形状な
どが異なる多数の格子を予め何種類か準備しておき、測
定する物体に応じて使い分ける必要があった。そのた
め、操作性が悪く、測定時間が長い、などの使用上の問
題点があった。
シフトをさせるとき、格子22をアクチュエータなどを
用いて機械的に移動させる必要がある。1回の形状測定
につき、この移動を2〜3回程度行うために測定時間が
長くなり、リアルタイム的な測定ができなくなるという
問題点がある。特に動きのある物体の場合は測定不能に
なってしまう。また、位相シフトの場合は格子22を正
確にπ/2ピッチ、あるいは2π/3ピッチで移動させ
る必要がある。特に、格子22のピッチが短い場合、移
動精度、移動分解能が共に高いアクチュエータが必要と
なる。そのために、装置コストが高くなること、装置が
大きくなることなどの問題点がある。
作成する場合は、3次元形状の測定精度が低下するとい
う問題がある。回折作用などによってエッジ部付近にボ
ケが生じた効果で疑似的な正弦波格子が作成されたとし
ても、パターン中央部付近の強度は二値的であるため、
正常な正弦波格子に対して高調波成分が発生してしま
う。そのため、位相シフトさせた後の2次元画像のデー
タ処理で形状誤差が発生する。また、焦点ハズレを与え
たときは格子パターンのコントラスト特性が低下し、C
CDカメラによる画像検出のS/N比が低下する。液晶
ビデオプロジェクターで正弦波パターンを作成した場合
は、マトリックス状の電極構成のため各画素が点状に分
布している。そのため、特に格子パターンのy軸方向の
不連続性が強調され、3次元形状を連続的に検出できな
い。さらには、マトリックス駆動では多数の電圧レベル
で液晶駆動信号を作成するため、駆動回路が複雑になる
と共に、精度のよい正弦波が作成できない。以上のこと
から、液晶素子による従来の格子の作成では、測定精度
と信頼性の低下という大きな問題点があった。
体に投影する格子パターンを液晶素子を用いて作成する
とき、格子パターン形状、パターンピッチが自在に変え
られると共に、精度のよい正弦波強度分布をもった格子
を作成する構成に関するもので、装置の構成が簡素で高
精度、汎用性に富んだ3次元形状測定機を実現すること
を目的とする。
めに本発明における格子パターン投影法を用いた3次元
形状測定装置は、液晶素子からなる格子と、格子パター
ンを形成するための液晶ドライバー及び液晶駆動信号作
成部と、前記格子パターンを制御する処理制御部とを備
え、該処理制御部は格子分割設定部と格子強度設定部と
位相シフト設定部とで構成されている。更に、前記液晶
素子に一定のピッチと幅を有するストライブ状の電極を
N本形成し、3あるいは4の倍数の電極数nで前記スト
ライブ状電極をN/n個のグループに分割し、各々のグ
ループごとに正弦波状の強度分布を有する格子を1本ず
つ作成し、前記電極数nに応じて前記正弦波の一周期を
n等分に分割し、該分割された各々の領域の正弦波の振
幅と、該正弦波のバイアス強度との和の強度に対応する
液晶駆動信号を前記ストライブ電極の各々に印加して正
弦波強度分布を有する格子パターンをN/n本発生させ
ると共に、該格子パターンの一周期を3あるいは4分割
した周期を単位とし、前記ストライブ電極に印加する前
記の液晶駆動信号の電圧印加の配列を順次変化させ、前
記格子パターンの位相を2π/3、あるいはπ/2ピッ
チごとにシフトさせる構成とし、前記電極数nを変化さ
せることによって測定される物体の表面形状に適する格
子パターンを形成するように構成されている。
ストライブ電極に印加する前記の液晶駆動信号を作成す
るとき、前記N本のストライブ電極と対向した共通電極
に印加する一定の周期を有する二値の強度レベルからな
るデューティ比が50%の基準信号に対して、該基準信
号と同じ周期とデューティ比をもち、二値の強度レベル
を有する信号を作成して前記基準信号との間の位相を変
化させ、前記基準信号の半周期の期間に対して逆の位相
となる期間の割合を前記の正弦波の振幅とバイアス強度
の和の強度に応じて制御し、前記の和の強度に対応した
液晶駆動実効電圧を発生させて正弦波強度分布を有する
格子パターンを作成する構成である。
波状の強度分布をもつ格子パターンを作成する構成に関
する。一定の幅とピッチを有する多数のストライブ電極
を形成し、3あるいは4の倍数の電極数を一単位として
ストライブ電極をいくつかのグループに分割し、各グル
ープ当たりで1本の正弦波格子を作成する。ただし、上
記の分割という意味は幾何学的な分割ではなく、電気的
な分割である。このとき、正弦波の振幅成分とバイアス
成分、及び格子パターン形状が共に可変な正弦波強度の
格子パターンを作成する。3の倍数の場合、正弦波の一
周期を6、9、12などに分割し、4の倍数の場合は、
同じく8、12、16などに分割する。例えば、ストラ
イブ電極を総数で1008本形成したとき、12本の電
極を一単位として1本の正弦波格子を作成する場合、全
体で84本の格子パターンが作成できる。このようにし
て、正弦波の一周期の分割数を変えることにより、正弦
波格子のピッチ、パターン幅、格子パターンの本数など
を自在に可変する。
位相シフトが重要である。正弦波格子を前記の3の倍数
の電極数を一単位として分割する場合は、正弦波の一周
期を3分割することができる。4の倍数の場合は、同じ
く4分割できる。3分割の場合は2π/3ピッチの位相
シフトで、3枚の画像から3次元形状を測定する。4分
割の場合はπ/2ピッチでの位相シフトで、4枚の画像
から3次元形状を測定する。このとき、各ストライブ電
極を駆動する駆動信号の電圧印加の順序を時間的に変化
させることで位相シフトを行う。
波格子を作成する場合は、スタティック型の駆動が有利
である。スタティック駆動では、各ストライブ電極を独
立に駆動するため、各電極に任意の駆動電圧を印加で
き、高コントラストの格子パターンが作成できる。ツイ
ストネマチック(TN)液晶の場合、各電極に印加され
た液晶駆動実効電圧の大きさに応じて液晶分子が変形
し、光透過強度特性(コントラスト)が決まる。そこ
で、TN液晶を用いて正弦波格子を作成するとき、前述
の電極分割数に応じて分割された各領域での正弦波の振
幅とバイアス強度との和の強度に対応する実効電圧が得
られるように、ストライブ電極に印加する駆動信号を作
成する。このとき、正弦波の振幅とバイアス強度を個別
に設定することで、物体面上に投影した格子パターンの
背景の明暗と共にコントラストを個別に自在に設定す
る。
は、ストライブ電極と対向した位置に設けた共通電極の
駆動信号である、一定の周波数で二値の強度レベルを有
する基準信号に対して、それと同一周波数をもち、二値
強度レベルで位相が異なる信号をストライブ電極に印加
する。このとき、分割された各領域での正弦波強度に応
じて基準信号に対する位相を変化させるが、基準信号と
ストライブ電極駆動信号が逆位相となる期間の長さで液
晶間にかかる実効電圧が決まる。そこで、逆位相の期間
を正弦波強度の大きさに応じて変えることで正弦波格子
を作成する。
いた3次元形状測定装置の構成ブロック図を示す。投影
部11はハロゲンランプなどの照明用光源と投影光学系
から構成され、白色光がその前面に置かれた格子12を
照射する。格子12は液晶素子から構成され、液晶素子
の一方のガラス基板は1本の共通電極、対向するガラス
基板は一定のピッチ、形状をもつN本のストライブ状
(直線状)の電極パターンから構成される。すなわち、
格子12はスタテイック型の電極構造である。格子12
は投影部11で照明され、格子12のパターンが拡大さ
れて形状が測定される物体13に投影される。物体13
の表面にできた変形格子縞14は、物体13の凹凸の度
合いに応じて変形(湾曲)する。この変形格子縞14を
投影方向とは異なる角度方向に設けたCCDカメラから
なる格子縞検出部15で2次元画像として検出する。
18と変形格子縞14の2次元画像処理を行うデーター
処理部16とを備えている。データー処理部16におけ
る画像検出部100は、変形格子縞14の2次元画像の
強度をA/D変換してメモリー回路に記憶する。画像処
理部105は、2次元画像を三角測量の原理で画像処理
し、3次元形状を算出する。本発明は液晶素子を用いて
正弦波強度をもつ格子パターン(格子縞)を作成する構
成で、特に、投影する格子パターンの形状、強度レベル
などの作成条件を処理制御部18に入力することで、自
在な形状と強度をもった格子12を作成する。処理制御
部18による格子12の制御を以下に説明する。格子分
割設定部110は正弦波の一周期をn等分に分割するた
めの分割条件を設定する。このとき、3あるいは4の倍
数となる数nの電極数を一つの単位としてN本のストラ
イブ電極をN/n個のグループに分割する。このとき、
n本の電極数で1本の正弦波格子を作成するため、全部
でN/n本の正弦波格子縞を作成する。
がn分割されたときの正弦波強度に関するデータを作
成、記憶する。nは変数であるため、分割された強度デ
ータは可変となる値である。正弦波の強度はバイアス強
度と振幅によって決まる。バイアス強度とは正弦波の振
幅が0の場合の直流的なオフセット強度で、投影された
格子パターンの背景の明るさを表す。振幅は正弦波の大
きさで、投影された格子パターンの明部と暗部の間のコ
ントラストを表す。そこで、正弦波の一周期をn分割し
たとき、分割された各々の領域の正弦波の振幅とバイア
ス強度の和の強度を計算し、n個の強度データを数値配
列情報としてメモリー回路に記憶する。
強度分布の位相を設定する。n本の電極数で1本の正弦
波格子を作成する際、nが3の倍数の場合は2π/3、
nが4の倍数の場合はπ/2のピッチで正弦波強度の位
相をシフトさせる。位相シフトでは正弦波の強度データ
の値そのものは変化せず、各ストライブ電極に印加する
電圧の印加順序を変えるだけでよい。
える条件が設定でき、メモリー回路に記憶した正弦波強
度データをもとにして、液晶駆動信号作成部17で液晶
素子を駆動する信号を作成する。TN液晶の場合、共通
電極とストライブ電極の間に加わる実効電圧に応じて液
晶の光透過特性が決まる。そこで、処理制御部18で作
成された正弦波強度データから、正弦波強度に対応した
実効電圧値が得られるような駆動信号を作成する。液晶
素子はスタティック駆動を行うため、液晶駆動信号は二
値の強度レベルをもったパルス信号である。一方の共通
電極に印加する共通信号に対して、ストライブ電極に印
加する信号の位相を変えることで実効電圧を変化させ
る。ここで作成された駆動信号を液晶ドライバー175
に印加し、液晶素子から成る格子12を駆動して正弦波
格子パターンを発生させる。
分割について説明する。ストライブ電極31は、一定の
幅をもった電極32(黒で表示)と隙間部33(白で表
示)があり、電極32がN本形成されている。電極32
の幅をw、電極間の隙間幅をtとしたとき、電極ピッチ
はw+tである。ここで、3あるいは4の倍数となる数
nの電極数を一つの単位としてN本のストライブ電極を
N/n個のグループに分割し、各グループごとに1本の
正弦波格子を作成する。すなわち、n本の電極から正弦
波強度分布をもった格子を1本作成する。ここで、例え
ば、格子分割設定部110でn=12を入力して正弦波
の一周期を12分割し、格子強度設定部120で12分
割された各領域についての正弦波強度を計算する。
の幅wに対する隙間部33の幅tが重要である。電極3
2の各々には正弦波の強度に対応した電圧が印加される
が、隙間部33には電圧が印加されない(ただし、横電
界効果で多少の電界は存在する)。本発明による正弦波
格子は離散的な強度をもつため、隙間部33での強度の
変調を少なくすることが重要である。そのためには、隙
間部33の幅はできるだけ狭いことが必要である。例え
ば、電極幅wを40μmとしたとき、隙間幅tは5μm
以下が望ましい。このように、正弦波格子が離散的な強
度から成り立っていても、白色光で格子12を照明した
とき、回折効果により隙間部33での強度の変調が少な
くなり、強度の包絡線が正弦波状になる。この場合は従
来例のように焦点位置ズレを行わせる必要はない。実験
では、n=12で十分な精度の正弦波ができることが確
認されている。
強度の設定を説明する。正弦波の二周期を示している。
正弦波41は、直線42で示す強度が0と、直線43で
示す飽和強度の間の強度レベルをとり、振幅がaで、強
度0の基準に対するバイアス強度がbである。バイアス
強度bは振幅aが0の場合の、直流的なオフセット強度
である。飽和強度は明るさが最大となる強度である。強
度が低いときは暗レベル、強度が高いときは明レベルの
格子パターンとなる。したがって、振幅aとバイアス強
度bを個別に設定することにより、格子縞の明暗レベル
(コントラスト)を自在に可変できる。正弦波の一周期
をn分割したときの要素44の強度は、分割された各領
域の面積に相当する積分強度、あるいは各領域の中央部
の高さに相当する平均強度と、バイアス強度との和の強
度で表すことができる。
の強度の計算例を示す。例として、振幅とバイアス強度
の和の強度を8bitのディジタル強度(D0〜D25
5)で表す場合を説明する。強度が0の場合がD0で、
飽和強度の場合がD255である。正弦波の強度幅D2
55に対し、振幅がD170、バイアス強度がD60の
例を示す。図5では強度に応じてグレイレベルの階調を
付けている。また、一周期を12分割した各々の要素番
号(1〜12)における強度値を示す。この強度値の配
列を{p}で示すと、1番目、2番目の要素がD60、
D84であり、12番目の要素がD60である。以上の
強度計算を図1の格子強度設定部120にて行い、この
強度値に応じた液晶駆動信号を作成する。なお、図5に
示した強度値は各領域の面積に対応した積分強度値であ
る。
号の例を示す。図3に示した電極構造から、各電極の縦
方向は均一な強度であるから、スタティック型の駆動が
有利である。スタティック駆動は、ストライブ電極の各
々を個別に駆動するため、各電極に任意の電圧を印加す
ることができ、高コントラストの駆動が可能である。共
通信号61は、ストライブ電極を形成するガラス基板と
対向するガラス基板に形成された共通電極を駆動する信
号で、その一周期が2T、二値の強度レベル0とVをも
つデューティ比が50%(HレベルとLレベルの期間が
等しい)の信号である。信号62と信号63は、各スト
ライブ電極を駆動する信号で、共通信号61と同じ周期
と電圧レベルをもち、位相のみが異なる信号である。こ
こで、信号62は正弦波強度を小さくする信号、信号6
3は正弦波強度を大きくする信号である。信号64と信
号65は、液晶の対向する電極間にかかる電圧の大きさ
を表す実効電圧であり、電極間信号64と65は、駆動
信号62と63に各々対応している。
効電圧)で光透過強度が決まり、実効電圧が大きいほど
液晶分子の変形が大きくなって明るい状態(光透過が
大)になる。そこで、投影する正弦波の強度に応じた実
効電圧が得られるように液晶駆動信号を構成する必要が
ある。ストライブ電極駆動信号62と63において、共
通信号61の半周期あたりで逆位相となる期間t1、t
2で実効電圧が決まる。信号62は、図5に示した正弦
波強度がD84(2番目と11番目の電極)を、信号6
3は同じくD208(5番目と8番目)を作成するもの
とする。基準信号61と完全な逆位相となる信号の場合
に最も明るいD255の強度が得られるため、t1=8
4T/255、t2=208T/255の関係で逆位相
となる期間を設定すればよい。したがって、メモリー回
路に記憶されている正弦波のディジタル強度に応じて逆
位相期間を設定して実効電圧を決定する。なお、本例で
は共通信号61とストライブ電極駆動信号62、63は
同じ電圧レベルとなる例で示したが、共に二値強度であ
れば、互いの電圧レベルは異なっていてもよい。
て変形した変形格子縞の直線からの湾曲の度合いを検出
する。この湾曲の大きさは格子パターンの隣り合った暗
部間の距離から求める。そのため、隣り合った縞と縞の
間の凹凸形状を細かく測定するためには、暗部と暗部の
間の測定点の密度を高くする必要がある。さらには、投
影した照明光の強度ムラや物体に最初から付いている模
様(ノイズとなる)などの影響を取り除く必要がある。
これらの目的のために、正弦波格子の位相シフト(縞走
査)が有効である。すなわち、投影格子縞の周期は固定
しておき、その周期内で各位置での強度分布を1/3、
あるいは1/4周期で変化させる。このために、前述し
たストライブ電極のグループ分割において、nが3の倍
数の場合は1/3周期(2π/3ピッチ)、nが4の倍
数の場合は1/4周期(π/2ピッチ)の位相シフトを
行う。
相シフトの例を示す。正弦波71は初期位相が0の基準
である。正弦波72、73、74は位相がπ/2、π、
及び3π/2と変わった場合である。位相シフトの場
合、図6で示したストライブ電極駆動信号自体は変える
必要はなく、その電圧印加の順序を変えるだけでよい。
例えば、波形71において、一周期を4分割した、
、、の領域に印加する駆動信号の配列が{a、
b、c、d}とする。ただし、a,b,c,dはそれぞ
れ二つの強度データをもつ。例えば、波形74において
は配列の順序を変化させて、{b、c、d、a}の順序
で駆動信号を印加することで位相シフトを行わせる。
説明する。正弦波状の強度分布をもった格子パターンを
物体に投影した場合、物体上の点xにおける変形格子縞
の強度分布I(x)は下記の式(1)で与えられる。 I(x)=B(x)+A(x)cos[φ(x)+α]−−−(1) ここで、B(x)はバイアス強度、A(x)は振幅、α
は初期位相であり、位相φ(x)が物体の凹凸に応じて
変化する。したがって、位相φ(x)がわかれば図1に
示した光学的配置から3次元形状が決定できる。図7に
示した1/4周期の位相シフトでαを0、π/2、π、
3π/2と変化させ、これに対応する強度分布I0 、I
1 、I2 、I3 をもつ4枚の画像を検出する。すると、
位相分布φ(x)は下記の式(2)で計算される。 φ(x)=arctan[(I3 −I1 )/(I0 −I2 )]−−−(2) ここで定まる位相φ(x)は0〜2π(あるいは−π〜
π)までの値をもち、縞と縞の間の点xにおける凹凸形
状の変化の大きさに対応する。
出例を示す。変形格子縞の2次元画像を検出し、あるy
軸のx方向に沿った断面の位相の検出例である。図8
(a)における曲線81は、式(2)にしたがって計算
した位相を示し、図8(b)における曲線82は、前記
位相を連続して接続したものを表している。図8の横軸
はCCDカメラの画素位置、縦軸はrad単位で表した
位相である。曲線81の位相分布図から明かなように、
物体の凹凸が激しい場所ではx座標の変化に対して位相
の変化が大きい(格子縞が密集)。図8に示した凹凸形
状の単位は位相であるため、空間座標に変換する必要が
ある。このときの変換は投影光学系、格子、及びCCD
カメラの三者の幾何学的関係から定まる三角測量の原理
による変換式から実行できる。なお、この変換式は,従
来の技術の項で述べた論文「縞走査法を導入した格子パ
ターン投影法」に述べられているので、本明細書では詳
細を省略する。以上述べたごとく、正弦波格子の位相シ
フトを用いることにより、格子縞の間の凹凸情報を高い
空間分解能で検出することができ、3次元形状の測定精
度を高めることができる。
定装置は、液晶素子を用いて正弦波の強度分布を有する
格子を作成する。N本のストライブ電極を整数nで除算
した数のグループに分割し、各グループあたりで1本ず
つの正弦波格子を作成する構成であるため、分割数nを
変えることで、正弦波格子の幅とピッチを自在に可変さ
せることができる。その結果、物体の凹凸形状に合わせ
た形状の格子パターンを物体に投影でき、測定の精度、
信頼性が向上する。さらに、本発明では正弦波のバイア
ス強度と振幅を個別に設定するため、正弦波格子の強度
レベルも自在に可変できる。そのため、物体の明るさ、
周囲の明るさに応じた格子パターンを投影でき、検出す
る変形格子縞のコントラストを高めることができ、S/
N比のよい2次元画像処理ができる。
弦波強度に対応する実効電圧を液晶に印加するとき、ス
タテイック型の駆動法で液晶を駆動する。これは共通電
極を駆動する基準信号に対して、位相の異なる信号を作
成するだけでよいため、駆動回路の構成が簡素で、精度
のよい正弦波強度が作成できる。正弦波強度の位相シフ
トにおいても、駆動信号の電圧印加の配列順序を変える
だけで位相シフトが実現できるため、機械的な駆動部が
不要である。さらには、格子の作成から2次元画像処理
までをコンピュータ処理で行うため、リアルタイムでの
全自動計測が可能である。
る。
る。
る。
きの強度レベルを説明する図である。
明する図である。
図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハロゲンランプなどの白色光源を有する
投影部と、該投影部と測定される物体の間に設けられ該
物体の表面に格子パターンを投影するための格子と、前
記物体の凹凸に応じて変形され該物体の表面に形成され
る格子縞を検出するCCDカメラからなる格子縞検出部
と、該格子縞検出部で検出された2次元画像を解析する
データ処理部とを備え、物体の3次元形状を測定する格
子パターン投影法を用いた3次元形状測定装置であっ
て、 一定のピッチと幅を有するストライブ状の電極がN本形
成されている液晶素子からなる格子と、該格子に格子パ
ターンを発生させる液晶ドライバーと、前記格子パター
ンを発生させるために前記ストライブ状の電極に印加す
る液晶駆動信号を作成する液晶駆動信号作成部と、測定
される物体の表面形状に対応する格子パターンを形成す
るための正弦波強度データを作成する処理制御部とを備
え、該処理制御部は前記ストライブ状のN本の電極を3
あるいは4の倍数である電極数nで分割しN/n個のグ
ループを形成し各々のグループごとに正弦波状の強度分
布を有する格子を1本ずつ作成する格子分割設定部と、
前記電極数nに応じて正弦波の一周期をn等分に分割し
該分割された各々の領域の正弦波の振幅と該正弦波のバ
イアス強度との和である正弦波格子の強度を強度データ
として記憶する格子強度設定部と、前記ストライブ電極
の各々に印加して発生させるN/n本の正弦波強度分布
を有する格子パターンの一周期を3あるいは4分割した
周期を単位とし前記ストライブ電極に印加する前記の液
晶駆動信号の電圧印加の配列を順次変化させ前記格子パ
ターンの位相を2π/3あるいはπ/2ピッチごとにシ
フトさせる位相シフト設定部とから構成され、かつ前記
処理制御部で形成される正弦波強度データをもとに液晶
素子からなる格子に正弦波状の強度分布を有する格子パ
ターンを形成し前記電極数nを変化させることによって
測定される物体の表面形状に適する格子パターンを物体
の表面に投影し物体の3次元形状を測定することを特徴
とする格子パターン投影法を用いた3次元形状測定装
置。 - 【請求項2】 スタティック型の駆動法により前記スト
ライブ電極に印加する前記の液晶駆動信号を作成すると
き、前記N本のストライブ電極と対向した共通電極に印
加する一定の周期を有する二値の強度レベルからなるデ
ューティ比が50%の基準信号に対して、該基準信号と
同じ周期とデューティ比をもち、二値の強度レベルを有
する信号を作成して前記基準信号との間の位相を変化さ
せ、前記基準信号の半周期の期間に対して逆の位相とな
る期間の割合を前記の正弦波の振幅とバイアス強度の和
の強度に応じて制御し、前記の和の強度に対応した液晶
駆動実効電圧を発生させて正弦波強度分布を有する格子
パターンを作成することを特徴とする請求項1記載の格
子パターン投影法を用いた3次元形状測定装置。
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