JPH1180785A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 台所用を始めとする硬表面用洗浄剤や、身体
または毛髪用洗浄剤組成物として極めて有用なコンパク
トタイプの液体洗浄剤組成物に関し、更に詳しくは、皮
膚に対する刺激が極めて温和で高いマイルド性を備える
と共に、優れた洗剤力を有する液体洗浄剤組成物を提供
する。 【解決手段】 界面活性剤を３０〜５０重量％の範囲で
含有する液体洗浄剤組成物であって、上記界面活性剤の
少なくとも５０重量％以上がノニオン性界面活性剤であ
り、かつ、該ノニオン性界面活性剤の少なくとも３５重
量％以上が下記一般式（Ｉ）で表されるアルカノールア
ミドであることを特徴とする液体洗浄剤組成物。 【化１】 〔上記式（Ｉ）中のＲ₁は、炭素数７〜２１の直鎖また
は分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を示し、Ｒ₂
及びＲ₃は、同一であっても異なっていてもよく、水素
原子、炭素数１〜３のヒドロキシアルキル基又はー（Ｃ
₂Ｈ₄Ｏ）mＨ基（ここで、ｍは２〜４の整数を表す）を
示す。〕

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、台所用を始めとす
る硬表面用洗浄剤や、身体または毛髪用洗浄剤として極
めて有用なコンパクトタイプの液体洗浄剤組成物に関
し、更に詳しくは、皮膚に対する刺激が極めて温和で高
いマイルド性を備えると共に、優れた洗剤力を有する液
体洗浄剤組成物に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、台所用を始めとする液体洗浄剤
や、身体または毛髪用の液体洗浄剤は、コンパクトタイ
プが主流となってきており、消費者及び流通業者等に多
大なメリットを与えている。

【０００３】従来のコンパクトタイプの液体洗浄剤組成
物に配合される界面活性剤は、優れた洗浄作用を有する
点等からアニオン性界面活性剤を主要とした開発がこれ
まで数多くなされてきた。一般に、このアニオン性界面
活性剤を中心とした液体洗浄剤組成物を台所用洗浄剤と
して用いると、手荒れが生ずる点に問題があることが知
られている。

【０００４】そこで、上記問題点を解決するために最近
の液体洗浄剤組成物は、アニオン性界面活性剤とアミン
オキシドとの併用が提案され、実用化されてきている。
しかしながら、台所用洗浄剤がコンパクト化され、直接
手に触れる洗剤中の界面活性剤濃度が高くなった今日で
は、再び更なるマイルド性の向上が求められるようにな
ってきている。

【０００５】マイルド性を更に向上せしめた液体洗浄剤
組成物としては、マイルド性の高いアミドプロピルベタ
イン等の両性界面活性剤の併用が知られているが（例え
ば、特開平４−２５３９４３号公報、及び特開平７−６
２３８８公報等）、両性界面活性剤も本質的には電荷を
有するものであり、皮膚や毛髪に吸着し、体内に進入し
てしまうと刺激を示すことがある点に課題がある。

【０００６】この課題を解決するためには、電荷を本質
的に有さないノニオン性界面活性剤を多く利用すればよ
いことは容易に類推できるが、ノニオン性界面活性剤だ
けでは、起泡力や洗浄力といった、洗浄剤に本来求めら
れる機能を満足することはできなかった。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題に鑑み、これを解消しようとするものであり、
皮膚に対する刺激が温和で高いマイルド性を有し、しか
も、洗浄力に優れたコンパクトタイプの液体洗浄剤組成
物を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
技術の課題を解決するため鋭意検討した結果、界面活性
剤を３０〜５０重量％の範囲で含有する液体洗浄剤組成
物において、特定のノニオン性界面活性剤を特定量配合
することにより、上記目的の液体洗浄剤組成物が得られ
ることを見い出し、本発明を完成するに至ったのであ
る。すなわち、本発明の液体洗浄剤組成物は、界面活性
剤を３０〜５０重量％の範囲で含有する液体洗浄剤組成
物であって、上記界面活性剤の少なくとも５０重量％以
上がノニオン性界面活性剤であり、かつ、該ノニオン性
界面活性剤の少なくとも３５重量％以上が下記一般式
（Ｉ）で表されるアルカノールアミドであることを特徴
とする液体洗浄剤組成物。

【化２】 〔上記式（Ｉ）中のＲ₁は、炭素数７〜２１の直鎖また
は分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を示し、Ｒ₂
及びＲ₃は、同一であっても異なっていてもよく、水素
原子、炭素数１〜３のヒドロキシアルキル基又はー（Ｃ
₂Ｈ₄Ｏ）mＨ基（ここで、ｍは２〜４の整数を表す）を
示す。〕 上記液体洗浄剤組成物には、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、
α−スルホ脂肪酸塩、石ケンから選ばれる少なくとも１
種のアニオン性界面活性剤が液体洗浄剤組成物全量に対
して１〜５重量％の範囲で含有されてなることが好まし
い。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。本発明の液体洗浄剤組成物は、界面活性
剤を３０〜５０重量％の範囲で含有するものであり、該
界面活性剤の少なくとも５０重量％以上がノニオン性界
面活性剤であり、かつ、該ノニオン性界面活性剤の少な
くとも３５重量％以上が下記一般式（Ｉ）で表されるア
ルカノールアミドであることを特徴とするものである。

【化３】 〔上記式（Ｉ）中のＲ₁は、炭素数７〜２１の直鎖また
は分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を示し、Ｒ₂
及びＲ₃は、同一であっても異なっていてもよく、水素
原子、炭素数１〜３のヒドロキシアルキル基又はー（Ｃ
₂Ｈ₄Ｏ）mＨ基（ここで、ｍは２〜４の整数を表す）を
示す。〕

【００１０】本発明で用いるノニオン性界面活性剤は、
その構造や製造法などによって特に限定されるものでは
ないが、例えば、上記一般式（Ｉ）で表されるアルカノ
ールアミド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、分
子中に２つ以上の遊離水酸基を有する環状又は非環状型
ポリオールを親水基に有するノニオン性界面活性剤など
が挙げられ、これらは単独又は混合して使用することが
できる。本発明で用いるノニオン性界面活性剤の配合量
は、液体洗浄剤組成物に含有される界面活性剤の少なく
とも５０重量％以上がノニオン性界面活性剤であること
が必要であり、好ましくは、６０〜８０重量％である。
ノニオン性界面活性剤を５０重量％以上とすることによ
り、皮膚や毛髪への界面活性剤の吸着が少なく、刺激を
極めて温和とすることができ、ノニオン性界面活性剤が
５０重量％未満であると、吸着量が増大するとともに刺
激も増加することとなり、好ましくない。

【００１１】上記一般式（Ｉ）で表される脂肪酸アルカ
ノールアミドとしては、脂肪酸残基のアルキル炭素数が
８〜１８、好ましくは、１０〜１４のモノ及び／又はジ
エタノールアミド、直鎖又は分岐鎖状のプロパノールア
ミド、オキシエチレン基を含有したモノ及び／又はジエ
タノールアミドなどが挙げられるが、これらに限定され
るものではない。これらは単独であっても、２種以上混
合してあってもよい。具体的には、ラウリン酸ジエタノ
ールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、椰子脂
肪酸ジエタノールアミド、椰子脂肪酸モノエタノールア
ミド、ラウリン酸イソプロパノールアミド、椰子脂肪酸
イソプロパノールアミド等が挙げられる。これらの中で
も、ラウリン酸ジエタノールアミドは、洗浄力が特異的
に高いので特に好ましく、当該アルカノールアミドの量
に対し、少なくとも５０重量％以上、更に好ましくは、
７０重量％以上がラウリン酸ジエタノールアミドである
ことが特に望ましい。本発明における上記一般式（Ｉ）
で表されるアルカノールアミドの配合量は、高洗浄力を
有するので、上記ノニオン性界面活性剤の少なくとも３
５重量％以上、好ましくは、５０〜８０重量％であるこ
とが望ましい。このアルカノールアミドの配合量が３５
重量％未満であると、洗浄力が劣り、好ましくない。

【００１２】本発明でノニオン性界面活性剤として用い
ることができるポリオキシエチレンアルキルエーテルと
しては、アルキル疎水基の炭素数が８〜１８、親水基の
オキシエチレン基の平均重合度が１〜５０であるものが
好ましい。更に好ましくは、疎水基の炭素数が１０〜１
４、親水基の平均重合度が１２以上であることが望まし
い。具体的には、ポリオキシエチレン（１２）ラウリル
エーテル、ポリオキシエチレン（１２）デシルエーテ
ル、ポリオキシエチレン（１５）ラウリルエーテル、ポ
リオキシエチレン（１５）ミリスチルエーテル、ポリオ
キシエチレン（２０）ラウリルエーテル、ポリオキシエ
チレン（２０）ミリスチルエーテル、ポリオキシエチレ
ン（３０）ラウリルエーテル等が挙げられ、これらは単
独又は混合して使用することができる。

【００１３】このポリオキシエチレンアルキルエーテル
の中で、高ＥＯ付加型のアルコールエトキシレートが特
にマイルド性に寄与することとなるので、好ましい。高
ＥＯ付加型のアルコールエトキシレートなどは、洗浄力
が低いので、配合量が多すぎるのは好ましくなく、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテルの配合量は含有するノ
ニオン性界面活性剤の少なくとも５０重量％以下、好ま
しくは、２０〜４８重量％であることが望ましい。

【００１４】本発明でノニオン性界面活性剤として用い
ることができる分子中に２つ以上の遊離水酸基を有する
環状又は非環状型ポリオールを親水基に有するものとし
ては、アルキルポリグルコシド、メチルグルコシド脂肪
酸エステル、エチルグルコシド脂肪酸エステル、しょ糖
脂肪酸エステル、アルキルマンノシド、アルキルフルク
トシド、メチルグルカミン脂肪酸アミド、アルキルポリ
グリセリドなどが挙げられるが、これらには限定はされ
ものではない。

【００１５】また、本発明の液体洗浄剤組成物には、更
に上記ノニオン性界面活性剤の他、優れた洗浄力を有す
るアルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、アルキル硫酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、石ケ
ンから選ばれる少なくとも１種のアニオン性界面活性剤
が含有されていることが好ましいが、一方、それらのア
ニオン性界面活性剤が多く含まれていないことが望まし
い。上記アニオン性界面活性剤の配合量は、液体洗浄剤
組成物全量に対して１〜５重量％の範囲であることが好
ましく、更に好ましくは、２〜４重量％である。これら
のアニオン性界面活性剤を５重量％以下とするのは、組
成物中の電荷を実質的に少なくすることで、皮膚や毛髪
への吸着を低減し、マイルド性を極限まで高めるためで
ある。１重量％以上とすることにより、更に洗浄力に優
れたものとなる。

【００１６】また、本発明の洗浄剤組成物には、その
他、従来から使用されてきた上記ノニオン性界面活性剤
及び上記アニオン性界面活性剤以外の界面活性剤やその
他の添加物を本発明の効果を損なわない範囲で任意に組
み合わせて使用してもよい。

【００１７】本発明の洗浄剤組成物に混合できるその他
の界面活性剤としては、アミンオキサイド、アルキルベ
タイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキル
アミドベタイン、イミダゾリニウムベタイン等の両性界
面活性剤が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。これらの界面活性剤は、単独で或いは適宜２種以
上の組み合わせで配合することができる。

【００１８】本発明の洗浄剤組成物の溶媒としては、特
に限定されものではないが、好ましくは、水（精製水）
を使用することができ、更に低級アルコール、グリコー
ルなどの液体溶剤などを含有してもよい。また、他の好
ましく配合可能な添加成分としては、例えば、アルキル
アミン塩酸塩や第４級アンモニウム塩等の陽イオン性界
面活性剤、クエン酸などのキレート剤、無機塩などのビ
ルダー、芳香族スルホン酸塩などのハイドロトロープ
剤、粘度調整剤、着色剤、酸化防止剤、防腐剤、殺菌
剤、消炎剤、薬効成分および香料のような通常用いられ
る物質を添加してもよい。

【００１９】本発明においては、上記ノニオン性界面活
性剤及びアニオン性界面活性剤、並びに上記各種界面活
性剤の合計重量が洗浄剤組成物全量に対し、３０〜５０
重量％の範囲で含有されることが必要であり、これによ
り目的のコンパクトタイプの液体洗浄剤組成物が提供さ
れることとなる。上記合計重量が５０重量％を超える
と、皮膚への刺激性が高くなり好ましくない。また、３
０重量％未満だと、コンパクトタイプの液体洗浄剤とし
て洗浄力が低下し好ましくない。そして、本発明の液体
洗浄剤組成物全量に対し、含有する界面活性剤の少なく
とも５０重量％以上がノニオン性界面活性剤であり、か
つ、該ノニオン性界面活性剤の少なくとも３５重量％以
上が上記一般式（Ｉ）で表されるアルカノールアミドと
することにより、皮膚に対する刺激が極めて温和で高い
マイルド性を備えると共に、優れた洗剤力を有する液体
洗浄剤組成物が提供されることとなる。

【００２０】

【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施例に限
定されるものではない。

【００２１】（実施例１〜１０、比較例１〜１３）下記
表１に示す配合組成にて液体洗浄剤組成物を調製し、下
記の試験方法により皮膚刺激性（官能評価）、蛋白変成
率（％）、洗浄力（％）について評価した。これらの結
果を下記表１に示す。なお、表中の配合量は、「重量
％」であり、組成物は、ｐＨを６．５に調整したもので
ある。

【００２２】（皮膚刺激性の評価）液体洗浄剤組成物１
％水溶液（３５℃）を用いてテスター１０名の手による
浸漬試験により評価を行った。すなわち、１分毎の浸漬
−乾燥操作を１５回行い、２４時間後の手の皮膚荒れの
程度を以下の評価基準で視覚判定した。 評価基準: ○：皮膚荒れが殆どない △：皮膚の角質表面の一部に乾燥落屑性や赤斑変化など
の手荒れ症状らしき兆候が認められる ×：乾燥落屑性や赤斑変化などの手荒れ症状が明確に認
められる

【００２３】〔蛋白変成率（蛍光標識法）〕蛋白変成率
は、界面活性剤等による蛋白質の高次構造変化を評価す
るものであり、数値が低いほどマイルド性が良好とな
る。５０ｍｇ ＢＳＡ（牛血清アルブミン）、５ｍｇ
N-Iodoacetyl-N'-(5-sulfo-l-naphtyl)ethylenediamine
(IAEDANS)を１０ｍｌの５０ｍＭリン酸緩衝液（ｐＨ
７．０）に溶かし、室温遮光下で１時間撹拌した。反応
終了後、同緩衝液にて２回透析したものを実験に供し
た。０．０１％の蛍光標識ＢＳＡ／５０ｍＭリン酸緩衝
液（ｐＨ７．０）に液体洗浄剤組成物を０．０１％とな
るよう添加し、一定時間後の蛍光強度を蛍光光度計（HI
TACHI 650-60)で測定した（励起波長３４０ｎｍ、蛍光
波長４８０ｎｍ）。蛋白変性率はｃｍｃ以上で変性が一
定となる０．２％ソジウムドデシルサルフェートによる
ＢＳＡの蛍光強度変化率を１００％としてそれに対する
比率として表した。

【００２４】（洗浄力の評価）牛脂１gを１０ｃｍ×１
５ｃｍのタッパ容器に均一になるように塗布し、激しく
汚れた疎水表面汚垢とした。１１．５ｃｍ×７．５ｃｍ
×３ｃｍの食器洗い用スポンジに３８ｇの水と２ｇの表
１の各種洗浄剤組成物をとり、数回手で揉んだ後、この
汚染したタッパ容器を２５℃で通常家庭で行われるのと
同様にして洗浄した。洗浄後、水でよくすすぎ、その時
のタッパ容器の汚染されていた表面を手で触ったときの
感触で、下記の評価基準に基づき評価した。 評価基準： ○：タッパ容器のいずれの部位を触っても、キュッキュ
と音がするような摩擦感があり、油の残留によるぬるつ
きはまったく感じられない。 △：タッパ容器の平滑な表面を触ると摩擦感があり、油
の残留は認められないが、端や角の部位にはぬるつきが
残っている。 ×：タッパ容器全体にぬるつきが感じられ、明らかに油
が残留していることがわかる。

【００２５】

【表１】

【００２６】（表１の考察）本発明範囲となる実施例１
〜１０は、本発明範囲外となる比較例１〜１３に較べ、
皮膚刺激性がなく、しかも、蛋白変成率及び洗浄力に優
れていることが判明した。具体的にみると、実施例１〜
１０では、ノニオン性界面活性剤及びアニオン性界面活
性剤、並びに、これらの配合量が本発明範囲となる場合
に、初めて皮膚刺激性がなく、しかも、蛋白変成率及び
洗浄力に優れているものとなる。これに対し、比較例１
〜１３では、ノニオン性界面活性剤及びアニオン性界面
活性剤、並びに、これらの配合量の何れか一つ以上が本
発明範囲外となる場合には、皮膚刺激性、蛋白変成率及
び洗浄力の全てを満足することができないことが判明し
た。

【００２７】

【発明の効果】本発明によれば、皮膚に対する刺激が温
和で高いマイルド性を有し、しかも、洗浄力に優れた洗
浄剤組成物であり、特に台所用洗浄剤などの硬表面用洗
浄剤や、身体用洗浄剤、毛髪用洗浄剤として好適な液体
洗浄剤組成物が提供される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｃ１１Ｄ 1:12 1:04） (72)発明者 西田 誠男 東京都墨田区本所１丁目３番７号 ライオ ン株式会社内

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 界面活性剤を３０〜５０重量％の範囲で
   含有する液体洗浄剤組成物であって、上記界面活性剤の
   少なくとも５０重量％以上がノニオン性界面活性剤であ
   り、かつ、該ノニオン性界面活性剤の少なくとも３５重
   量％以上が下記一般式（Ｉ）で表されるアルカノールア
   ミドであることを特徴とする液体洗浄剤組成物。 【化１】 〔上記式（Ｉ）中のＲ₁は、炭素数７〜２１の直鎖また
   は分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を示し、Ｒ₂
   及びＲ₃は、同一であっても異なっていてもよく、水素
   原子、炭素数１〜３のヒドロキシアルキル基又はー（Ｃ
   ₂Ｈ₄Ｏ）mＨ基（ここで、ｍは２〜４の整数を表す）を
   示す。〕
2. 【請求項２】 アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オ
   レフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、α−スルホ脂
   肪酸塩、石ケンから選ばれる少なくとも１種のアニオン
   性界面活性剤が液体洗浄剤組成物全量に対して１〜５重
   量％含有されてなる請求項１記載の液体洗浄剤組成物。