JPH1177030A - 液体の紫外線殺菌装置 - Google Patents
液体の紫外線殺菌装置Info
- Publication number
- JPH1177030A JPH1177030A JP24758497A JP24758497A JPH1177030A JP H1177030 A JPH1177030 A JP H1177030A JP 24758497 A JP24758497 A JP 24758497A JP 24758497 A JP24758497 A JP 24758497A JP H1177030 A JPH1177030 A JP H1177030A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jacket
- holder
- ultraviolet
- resin
- light shielding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】紫外線殺菌光源やジャケットを支えるホルダー
を樹脂で容易に構成し、また樹脂出構成したホルダーが
紫外線で劣化することがなく、さらに紫外線を有効に利
用し、各種菌の殺菌を効果的に殺菌することができ、ま
た菌の繁殖を防止することができる紫外線殺菌装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】ホルダー15,16を樹脂で構成し、ホル
ダーに固定してなるジャケット13の両端の内面もしく
は外面に遮光体21,22を配置し、さらに遮光体は、
ホルダーに紫外線が直接照射されない範囲で且つ紫外線
光源の両端の非発光部分に該当する位置に配置して構成
してある。
を樹脂で容易に構成し、また樹脂出構成したホルダーが
紫外線で劣化することがなく、さらに紫外線を有効に利
用し、各種菌の殺菌を効果的に殺菌することができ、ま
た菌の繁殖を防止することができる紫外線殺菌装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】ホルダー15,16を樹脂で構成し、ホル
ダーに固定してなるジャケット13の両端の内面もしく
は外面に遮光体21,22を配置し、さらに遮光体は、
ホルダーに紫外線が直接照射されない範囲で且つ紫外線
光源の両端の非発光部分に該当する位置に配置して構成
してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体の紫外線殺菌装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆる24時間風呂等において
は、浴槽内で繁殖する各種の菌の殺菌のため、浴槽水循
環部にジャケットの内部に装着してなる紫外線光源を配
置し、例えばレジオネス菌、大腸菌、一般細菌等を殺菌
することが一部で実施されている。実施されている紫外
線殺菌装置は、例えば図2に示すように、樹脂材で構成
してなる筒状の収納体1の内部にステンレス材で構成し
てなる遮光体2を装着し、さらに同遮光体2の内部に、
石英ガラスで筒状に構成してなるジャケット3を配置
し、さらに同ジャケット3の内部に、5.5ワット程度
の紫外線殺菌光源4を装着して構成してある。また24
時間風呂は、浴槽の外部に位置してフィルターを配置
し、またフィルターに接続して加熱部を設け、さらに同
加熱部に接続して濾過槽を設け、同浴槽と、フィルター
と、濾過槽の間をポンプでお湯を循環して構成してあ
る。さらに最近は濾過槽と浴槽の間に、紫外線殺菌装置
を配置し、レジオネス菌、大腸菌、一般細菌等を殺菌す
ることが実施されている。
は、浴槽内で繁殖する各種の菌の殺菌のため、浴槽水循
環部にジャケットの内部に装着してなる紫外線光源を配
置し、例えばレジオネス菌、大腸菌、一般細菌等を殺菌
することが一部で実施されている。実施されている紫外
線殺菌装置は、例えば図2に示すように、樹脂材で構成
してなる筒状の収納体1の内部にステンレス材で構成し
てなる遮光体2を装着し、さらに同遮光体2の内部に、
石英ガラスで筒状に構成してなるジャケット3を配置
し、さらに同ジャケット3の内部に、5.5ワット程度
の紫外線殺菌光源4を装着して構成してある。また24
時間風呂は、浴槽の外部に位置してフィルターを配置
し、またフィルターに接続して加熱部を設け、さらに同
加熱部に接続して濾過槽を設け、同浴槽と、フィルター
と、濾過槽の間をポンプでお湯を循環して構成してあ
る。さらに最近は濾過槽と浴槽の間に、紫外線殺菌装置
を配置し、レジオネス菌、大腸菌、一般細菌等を殺菌す
ることが実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した液
体の紫外線殺菌装置によると、ステンレス材の遮光体が
密接してなる収納体では、紫外線照射による劣化を防止
できるが、ステンレス材の遮光体のないホルダー部分、
注出孔、ホルダー、突出部、注入孔は、紫外線の照射に
さらされ長期的に使用する場合、樹脂部が劣化する恐れ
がある。
体の紫外線殺菌装置によると、ステンレス材の遮光体が
密接してなる収納体では、紫外線照射による劣化を防止
できるが、ステンレス材の遮光体のないホルダー部分、
注出孔、ホルダー、突出部、注入孔は、紫外線の照射に
さらされ長期的に使用する場合、樹脂部が劣化する恐れ
がある。
【0004】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、ホルダー部分に直接紫外線が照射されることがな
く、樹脂が紫外線で劣化することがなく、また紫外線を
有効に利用し、各種菌の殺菌を効果的に殺菌することが
でき、さらに菌の繁殖を防止することができる液体の紫
外線殺菌装置を提供することを目的とする。
って、ホルダー部分に直接紫外線が照射されることがな
く、樹脂が紫外線で劣化することがなく、また紫外線を
有効に利用し、各種菌の殺菌を効果的に殺菌することが
でき、さらに菌の繁殖を防止することができる液体の紫
外線殺菌装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は次の構成とする。つま
り、内部に紫外線光源を装着してなる紫外線透過用のジ
ャケットを収納体の内部に装着し、ジャケットと収納体
の間に処理する液体を通過させる液体の紫外線殺菌装置
に関する。また紫外線光源の両端のホルダーを樹脂で構
成し、同ホルダーに固定してなるジャケットの両端の内
面若しくは外面に遮光体を配置し、また遮光体はホルダ
ーに紫外線が直接投射されない範囲で且つ紫外線光源の
両端の非光行部分に該当する位置に配置して構成してあ
る。そしてホルダーに紫外線が投射されないように構成
してある。
めに、請求項1に記載の発明は次の構成とする。つま
り、内部に紫外線光源を装着してなる紫外線透過用のジ
ャケットを収納体の内部に装着し、ジャケットと収納体
の間に処理する液体を通過させる液体の紫外線殺菌装置
に関する。また紫外線光源の両端のホルダーを樹脂で構
成し、同ホルダーに固定してなるジャケットの両端の内
面若しくは外面に遮光体を配置し、また遮光体はホルダ
ーに紫外線が直接投射されない範囲で且つ紫外線光源の
両端の非光行部分に該当する位置に配置して構成してあ
る。そしてホルダーに紫外線が投射されないように構成
してある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1について説明す
る。図において、11は紫外線殺菌装置を構成する収納
体であって、樹脂材で筒状に構成してある。また同収納
体11は例えば45φ程度に構成してある。12は収納
体11の内面に密接して構成してなる遮光筒であって、
例えばステンレス材で構成してある。13は収納体11
の内部に収納してなる透光性のジャケットであって、例
えば20.6φ程度に構成してある。14はジャケット
13の内部に装着してなる冷陰極低圧放電ランプであっ
て、例えば5.5ワットの紫外線光源を用いて構成して
ある。
る。図において、11は紫外線殺菌装置を構成する収納
体であって、樹脂材で筒状に構成してある。また同収納
体11は例えば45φ程度に構成してある。12は収納
体11の内面に密接して構成してなる遮光筒であって、
例えばステンレス材で構成してある。13は収納体11
の内部に収納してなる透光性のジャケットであって、例
えば20.6φ程度に構成してある。14はジャケット
13の内部に装着してなる冷陰極低圧放電ランプであっ
て、例えば5.5ワットの紫外線光源を用いて構成して
ある。
【0007】15、16は装置の両端に配置し、ジャケ
ット13と紫外線光源14を支持するホルダーであっ
て、樹脂で構成してある。17は一端のホルダー15に
一体的に構成してなる注入口であって、16φ程度に構
成してある。18はホルダー15の内端に突設してなる
ジャケット支えである。19は他端のホルダー16に一
体的に構成してなる注出口であって、ホルダー16に対
して直角方向に曲折して構成してある。20はホルダー
16の外端を覆う蓋体である。ホルダーを樹脂で構成す
るのは、ホルダーの形状が複雑で金属で構成すると製造
が複雑になるためである。
ット13と紫外線光源14を支持するホルダーであっ
て、樹脂で構成してある。17は一端のホルダー15に
一体的に構成してなる注入口であって、16φ程度に構
成してある。18はホルダー15の内端に突設してなる
ジャケット支えである。19は他端のホルダー16に一
体的に構成してなる注出口であって、ホルダー16に対
して直角方向に曲折して構成してある。20はホルダー
16の外端を覆う蓋体である。ホルダーを樹脂で構成す
るのは、ホルダーの形状が複雑で金属で構成すると製造
が複雑になるためである。
【0008】21、22はジャケットの両端の内面若し
くは外面に配置してなる遮光体であって、ホルダーに紫
外線が直接投射されない範囲で且つ紫外線光源の両端の
非発行部分に該当する位置に配置して構成してある。非
発行部分は紫外線光源の両端の磁気部分である。また遮
光体21は、例えばステンレスあるいはアルミニュウム
材で構成し、ホルダーに嵌着して構成してある。
くは外面に配置してなる遮光体であって、ホルダーに紫
外線が直接投射されない範囲で且つ紫外線光源の両端の
非発行部分に該当する位置に配置して構成してある。非
発行部分は紫外線光源の両端の磁気部分である。また遮
光体21は、例えばステンレスあるいはアルミニュウム
材で構成し、ホルダーに嵌着して構成してある。
【0009】次に上記した液体の紫外線殺菌装置を24
時間風呂に組み込んだときの作用について説明する。 液体の紫外線殺菌装置を24時間風呂にお湯の循環系
統の例えば最終工程に配置し、紫外線光源を点灯する
と、循環するお湯に紫外線が照射され、レジオネス菌、
大腸菌、一般細菌等が殺菌される。 またホルダーに固定してなるジャケットの両端の内面
若しくは外面に遮光体を配置し、また遮光体はホルダー
に紫外線が直接投射されない範囲で且つ紫外線光源の両
端の非発光部分に該当する位置に配置して構成してある
ので、紫外線の利用効率が減少することがなく、さらに
樹脂で構成してなるホルダーに直接紫外線が照射される
ことがないので、紫外線によりホルダーが劣化すること
がない。
時間風呂に組み込んだときの作用について説明する。 液体の紫外線殺菌装置を24時間風呂にお湯の循環系
統の例えば最終工程に配置し、紫外線光源を点灯する
と、循環するお湯に紫外線が照射され、レジオネス菌、
大腸菌、一般細菌等が殺菌される。 またホルダーに固定してなるジャケットの両端の内面
若しくは外面に遮光体を配置し、また遮光体はホルダー
に紫外線が直接投射されない範囲で且つ紫外線光源の両
端の非発光部分に該当する位置に配置して構成してある
ので、紫外線の利用効率が減少することがなく、さらに
樹脂で構成してなるホルダーに直接紫外線が照射される
ことがないので、紫外線によりホルダーが劣化すること
がない。
【0010】
【発明の効果】上記した請求項1に記載の発明による
と、ホルダー部分に直接紫外線が照射されることがな
く、ホルダーが紫外線で劣化することがなく、また紫外
線を有効に利用し、各種菌の殺菌を効果的に殺菌し、さ
らに菌の繁殖を防止することができる特別な効果があ
る。
と、ホルダー部分に直接紫外線が照射されることがな
く、ホルダーが紫外線で劣化することがなく、また紫外
線を有効に利用し、各種菌の殺菌を効果的に殺菌し、さ
らに菌の繁殖を防止することができる特別な効果があ
る。
【図1】本発明に係る液体の紫外線殺菌装置の断面図。
【図2】従来の紫外線殺菌装置の断面図。
11 収納体 12 遮光筒 13 ジャケット 14 冷陰極低圧放電ランプ 15、16 ホルダー 17 注入口 18 ジャケット支え 19 注出口 20 蓋体 21、22 遮光体
Claims (1)
- 【請求項1】内部に紫外線光源を装着してなる紫外線透
過用のジャケットを収納体の内部に装着し、ジャケット
と収納体の間に処理する液体を通過させる液体の紫外線
殺菌装置において、紫外線光源の両端のホルダーを樹脂
で構成し、同ホルダーに固定してなるジャケットの両端
の内面若しくは外面に遮光体を配置し、また遮光体はホ
ルダーに紫外線が直接投射されない範囲で且つ紫外線光
源の両端の非発光部分に該当する位置に配置して構成し
たことを特徴とする液体の紫外線殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24758497A JPH1177030A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 液体の紫外線殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24758497A JPH1177030A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 液体の紫外線殺菌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1177030A true JPH1177030A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17165686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24758497A Pending JPH1177030A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 液体の紫外線殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1177030A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125736A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Panasonic Corp | バラスト水処理装置 |
CN104455553A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-03-25 | 苏州弗乐卡电器科技发展有限公司 | 一种具有消毒功能的水龙头 |
US20180105438A1 (en) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | The Board Of Trustees Of The University Of Alabama | Ultraviolet devices and methods for the inactivation of a pathogen in a flowing water sample |
JP2019018123A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | 株式会社ノーリツ | 除菌装置及び温水装置 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP24758497A patent/JPH1177030A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125736A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Panasonic Corp | バラスト水処理装置 |
CN104455553A (zh) * | 2014-12-09 | 2015-03-25 | 苏州弗乐卡电器科技发展有限公司 | 一种具有消毒功能的水龙头 |
US20180105438A1 (en) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | The Board Of Trustees Of The University Of Alabama | Ultraviolet devices and methods for the inactivation of a pathogen in a flowing water sample |
JP2019018123A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | 株式会社ノーリツ | 除菌装置及び温水装置 |
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