JPH1176566A - 遊技機用中央演算処理装置および復号装置ならびに解析装置 - Google Patents

遊技機用中央演算処理装置および復号装置ならびに解析装置

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JPH1176566A
JPH1176566A JP9248749A JP24874997A JPH1176566A JP H1176566 A JPH1176566 A JP H1176566A JP 9248749 A JP9248749 A JP 9248749A JP 24874997 A JP24874997 A JP 24874997A JP H1176566 A JPH1176566 A JP H1176566A
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JP
Japan
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processing unit
data
output
real
cpu
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JP9248749A
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English (en)
Inventor
Michiharu Akasaka
道春 赤坂
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動作を第三者に解析されないようにしつつも、
検査機関のみにはその動作を解析可能な遊技機用CPU
を提供すること。 【解決手段】信号MODEA、MODEBに対応したモ
ードを設定するモード制御部10と、汎用機能を備えた
汎用機能部20と、非暗号化プログラムを記憶するEP
ROM40と、遊技機制御に必要なデータを記憶するE
EPROM45と、ワークエリアとして機能するRAM
50と、実アドレス信号からチップセレクト信号を生成
するチップセレクト部60と、モニター用データ(MD
0〜MD7)、モニター用アドレス(MADR0〜MA
DR16)、および、チップセレクト信号を出力する端
子とバススルー端子75とを備え各種の機能を有する出
力処理部70と、CPUコア30とを有し、各構成部は
バス80で接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機を制御するための遊技機用の中央演算処理装置等に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、パチンコ機等の遊技機を構成する
各種の電動部品の制御を行うために、遊技機内部に遊技
機用の中央演算処理装置(CPU)が設けられており、
このCPUが予め定められたプログラムに従った動作を
行うことによって、所定の制御動作が実行可能になって
いる。そして、このCPUが動作を行う際には、CPU
内部のバス上に実アドレスや実データを送出する。
【0003】この実アドレスおよび実データのバスは、
周辺ICを作動させる信号として用いる他、CPUの動
作解析用として、例えばロジックアナライザ等の外部解
析機器にも用いられる。
【0004】ところで、このCPUを用いた遊技機にお
いては、CPUがプログラムに従った動作を行うのに従
って、実アドレスや実データがCPU外部に出力される
ため、これを手掛かりに前記ロジックアナライザ等で内
蔵されたプログラムを解析し、解析結果を反映して自己
に有利なようにプログラムを改ざんする者が現れる可能
性がある。
【0005】そこで、予めプログラムを暗号化してお
き、必要時にはこれを復号化するための復号化回路を設
けておき、この復号化回路によって復号化されたプログ
ラムにしたがって、CPUが動作を行うようにすること
が提案されていた。
【0006】また、解析されない様に、実アドレスを削
除したり、代替としてチップセレクト信号のみを出力す
るものが提案されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな復号化回路を設けた構成では、コストの増加やCP
Uの構成が複雑になると共に、プログラムを一旦暗号化
する必要があるため、その手間が煩雑となってしまう。
また、実アドレスを出力しない構成では、CPU外部に
は、CPUの動作に伴った何らの情報も出力されないた
め、逆に、検査機関における検査がそのままでは行えな
い等の問題点があった。
【0008】すなわち、パチンコ機では検査機関の検査
が行われなければ販売製品として認められないため、こ
の検査機関によって、CPUの動作等を検査可能な構成
にしなければならないという要請に十分応えられなかっ
た。
【0009】これらをまとめると、同じCPUにおい
て、従来バスの機能を有した上で、不正な第三者には解
析されず、検査機関においてはその動作を解析可能であ
るといった、半ば相矛盾する要求を満たす必要があっ
た。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、動作を第三者に
解析されないようにしつつも、検査機関のみにはその動
作を解析可能な遊技機用CPUを提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明によれば、遊技機用の中央演算
処理装置において、自身の内部で生成される実アドレス
および実データのうちの少なくとも一方を暗号化して、
モニター出力する出力処理部を、備えたことを特徴とす
る遊技機用中央演算処理装置が提供される。
【0012】これによれば、第三者は実アドレスや実デ
ータの出力の様子を把握できず、データ解析が不可能に
なり、制御プログラムの模倣行為および不正行為を抑止
可能となる。さらに、制御プログラムそのものを暗号化
する必要がなく、モニターバスの出力フォーマットのみ
を暗号化すれば良いため、開発作業が大幅に省略され
る。なお、暗号化は、例えば、自身の外部から装着され
る復号手段によって復号可能に行えばよい。
【0013】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
おいて、前記暗号化された実アドレスおよび実データの
うちの少なくとも一方を、前記暗号化に対応して復号す
る復号手段を、自身の外部に装着することにより動作解
析可能としたことを特徴とする。
【0014】これによれば、復号手段を装着して暗号化
したものを復号可能になる。また、請求項3に係る発明
は、請求項1および2のいずれかにおいて、前記出力処
理部は、さらに、特定領域をアクセスする場合には、前
記暗号化を行わないことを特徴とする。
【0015】これによれば、中央演算処理装置が特定領
域をアクセスする場合には、暗号化を行わない実アドレ
スや実データが出力されるため、遊技機の開発者は特定
領域を適切に定めて通常通りの開発作業が行える。
【0016】さらに、請求項4に係る発明によれば、請
求項1および2のいずれかにおいて、さらに、周辺回路
アクセス用のバスを備え、前記出力処理部は、少なくと
も特定領域をアクセスする場合には、前記暗号化を行わ
ないものを前記バスを介して出力することを特徴とす
る。
【0017】これによっても、中央演算処理装置が特定
領域をアクセスする場合には、暗号化を行わない実アド
レスや実データがバスを介して出力されるため、遊技機
の開発者は特定領域を適切に定めて通常通りの開発作業
が行える。
【0018】さらにまた、請求項5に係る発明によれ
ば、請求項1、2、3および4のいずれかにおいて、前
記出力処理部は、さらに、複数種類の暗号化手法を定め
ておいて、予め定めた暗号化手法使用パターンに基づい
て、前記暗号化を行うことを特徴とする。
【0019】これによれば、暗号化手法使用パターンに
基づいて、様々な暗号化手法によって暗号を行うので、
第三者のデータ解析が一層厳重に防止可能になる。ま
た、請求項6に係る発明によれば、請求項1、2、3、
4および5のいずれかにおいて、前記出力処理部は、さ
らに、制御信号が与えられると、前記実アドレスおよび
前記実データを、外部に出力することを特徴とする。
【0020】これによれば、制御信号を与えられると、
実アドレスおよび実データを外部に出力することができ
るので、遊技機の開発作業が通常通り行える。さらに、
請求項7に係る発明は、自身の内部で生成される実アド
レスおよび実データのうちの少なくとも一方を暗号化し
て、モニター出力する出力処理部を備えた遊技機用中央
演算処理装置による前記暗号化を復号可能なように構成
された復号装置を提供する。
【0021】これによれば、遊技機用中央演算処理装置
によって、内部で生成される実アドレスおよび実データ
のうちの少なくとも一方を暗号化したものを復号可能な
復号装置が実現できる。
【0022】さらにまた、請求項8に係る発明は、請求
項7に記載の復号手段を含んで構成される解析装置を提
供する。解析装置としては、ロジックアナライザ及びR
OMチェッカ等が挙げられる。
【0023】このような発明の概念をここで説明すると
以下のようになる。つまり、第1に、周辺ICを駆動す
るための機能、第2に、暗号化により不正な第三者の解
析を防止する機能、第3に、第2の機能を確保した上
で、暗号化を解除する特殊解析装置または特殊装置によ
り復号可能な暗号出力をするバスを有するCPUという
ことになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1、図2は夫々、本発明の第
1の実施の形態にかかる遊技機用CPU100、これに
対応する復号解析装置200のブロック構成図である。
【0025】この遊技機用CPU100は、2ビットの
デジタル信号MODEA、MODEBが与えられるとこ
れに対応したモードを設定するモード制御部10と、各
構成部へのクロック供給やウオッチドックタイマー機能
を含む各種の割り込み機能等、通常のCPUが有する汎
用機能を備えた汎用機能部20と、暗号化されないプロ
グラムを記憶するワンタイムプログラム型のリードオン
リーメモリ(OTP・ROM)であるEPROM40
と、遊技機の制御に必要な各種のデータを記憶する電気
的書換え可能なリードオンリーメモリであるEEPRO
M45と、各種の処理の際にワークエリアとして機能す
るRAM50と、16ビットの実アドレス信号(ADR
0〜ADR15)から図示しない16種類までのアドレ
スに対応して接続可能なラッチIC(各ラッチICに対
して、例えば、「7FF0(H)〜7FFF(H)」の
アドレスが割り当てられている)をイネーブルするため
のチップセレクト信号(CS0〜CS15)を生成する
チップセレクト部60と、モニター用データ(MD0〜
MD7)、モニター用アドレス(MADR0〜MADR
16)、および、チップセレクト信号を出力する端子と
バススルー端子75とを備え各種の機能を有する出力処
理部70と、図示しないレジスタやALU等を備え、プ
ログラムに従って動作を行うCPUコア30とを有して
いて、各構成部は、データ線、アドレス線、および、コ
ントロール線を含んでなるバス80で情報を送受可能に
接続されている。コントロール線は、一般的なものであ
り、例えば、モトローラ社製(モトローラは登録商標)
のCPU68HC11では、「E、R/W 等」が該当
するが、このうち必要に応じコントロール信号として外
部に引き出される。
【0026】ここで、出力処理部70についてより詳細
に説明する。出力処理部70は、16ビットの実アドレ
ス信号(ADR0〜ADR14)をスクランブル結線に
より暗号化してMADR0〜MADR15から出力す
る。
【0027】ここで暗号化の方法としては最も単純な方
法について説明を行ったが、公知の高度な暗号化方法を
用いれば尚好ましい。このスクランブル結線は、実アド
レスを並び替えてモニターアドレスに割り当てることで
実現可能であり図3にこの様子の一例を示す。この例で
は、実アドレス「ADR0、ADR4、…、ADR1
5」がモニターアドレス「MADR0、MADR1、
…、MADR15」に割り当てられている。なお、MA
DR16は、16ビットの実アドレスに基づいて所定エ
リアアクセスを行ったと判断した場合には、「1」それ
以外には「0」をとなるSD信号をMADR16から出
力する。この所定エリアは、例えば、16種類のラッチ
IC(図示せず)に割り当てられているアドレス範囲で
あり、このアドレス範囲の例としては「7FF0(H)
〜7FFF(H)」としておけばよい。即ち、この場
合、チップセレクト信号CS0〜CS15のいずれかが
所定レベル(アクティブ状態)になって出力されれば、
SD信号も出力されることになる。
【0028】なお、出力処理部70は、データについて
は、所定エリアアクセス時以外には、同様な手法によっ
て暗号化されたデータを出力するようになっている。そ
して、各データ線(MD0〜MD7)は各ラッチICに
接続されている。
【0029】また、出力処理部70は、所定エリアアク
セス時にはチップセレクト信号CS0〜CS15のいず
れかを所定レベルとして出力するがこれ以外の時にはハ
イインピーダンス等のノンアクティブ状態となるように
構成されている。
【0030】さらに、出力処理部70は、CPU内に内
蔵するバススルー端子75に、例えば、ハイレベルの信
号(制御信号)を供給すれば、実アドレスおよび実デー
タを夫々MADR0〜MADR15、MD0〜MD7か
ら出力するように構成されている。
【0031】ここで、バススルー端子の機能についてさ
らに説明する。この機能を用いると通常暗号化されるバ
ス(アドレスおよびデータ)においては、プログラム開
発者が後述する復号解析装置を所有していないため、デ
バック等が不能である点を解決できる。すなわち、不正
な第三者に解析されないためにバスを暗号化した結果、
開発者自身も作成過程における動作解析が不能となる問
題を解決できる。
【0032】すなわち、この機能により、実アドレスお
よび実データが常時供給されるため、従来の解析装置で
解析可能となる。但し、この設定がここで例示した様に
簡単であると、不正な第三者にもこの機能を使用され、
解析に利用されてしまうので、例えば、この設定はCP
U内部のマスクオプションとして設定され、バススルー
された専用チップとして運用される等の処置が施される
のが望ましい。
【0033】すなわち、バススルーの設定がなされたC
PUは遊技機メーカに支給され、それにより,開発を行
うが実際に量産され、販売されるCPUは、このバスス
ルーしない設定のものがあてがわれる。また、検査機関
は、この実際に販売されるタイプのCPUが用いられた
遊技機が型式申請され、後述の復号解析装置で検査され
る。これにより、実際に販売されるCPUが検査される
ため、検査の正確性、整合性を完全に満たす事が可能と
なる。
【0034】次に、図2に示す復号解析装置200は、
MADR0〜MADR15からアドレス信号を入力して
復号するアドレス復号部110と、SD信号(MADR
16)を入力してSD信号の状態を判定する判定部12
0と、判定部120で判定した信号状態が「1」の時、
MD0〜MD7からデータ信号を入力して復号するデー
タ復号部135と、判定部120で判定した信号状態が
「0」の時、MD0〜MD7からデータ信号を入力して
そのまま出力するデータ非復号部140と、アドレス復
号部110、データ復号部135、および、データ非復
号部140の出力を入力して例えば逆アセンブルトレー
スしてその結果を出力可能な解析部150とを有してい
る。このような復号解析装置200は、アドレス復号部
110、判定部120、データ復号部135、および、
データ非復号部140を備えた、ロジックアナライザや
ROMチェッカ等で実現可能である。
【0035】今、MODEA、MODEBにハイレベル
のデジタル信号を供給したとき、この遊技機用CPU1
00が検査モードになり、検査機関が遊技機用CPU1
00を検査するものとして動作説明を行う。
【0036】CPUコア30がEPROM40に記憶さ
れているプログラムにしたがって動作すると、バス80
を介してCPU内部では実アドレスおよび実データが送
受される。そして、出力処理部70は、実アドレスおよ
び実データを暗号化してMADR0〜MADR15、M
D0〜MD7として出力する。このとき、特定エリアア
クセスの場合には、SD信号が「0」となって出力され
るとともに、チップセレクト部60のアドレスデコード
動作によって、対応するチップセレクト信号が出力さ
れ、かつ、MD0〜MD7には暗号化されていない実デ
ータが出力される。
【0037】そして、検査機関が復号解析装置200を
遊技機用CPU100に装着して検査を行うと、暗号化
された実アドレスはアドレス復号部110によって復号
されて解析部150に出力される。一方、MD0〜MD
7から出力されるデータ信号は、判定部120がSD信
号が「1」であると判定した場合にはデータ復号部13
5によって復号されて解析部150に出力されるととも
に、判定部120がSD信号が「1」でないと判定した
場合には、所定エリアアクセス時であるため、データ非
復号部140を介してCPUから出力される実データが
そのまま解析部150に出力される。
【0038】そして、解析部150では、得られた実デ
ータと実アドレス、及び、解析に必要なコントロール信
号を用いた逆アセンブルトレース等を行ってCPUのプ
ログラムが異常なく開発されたか否かをチェックする。
【0039】このように、この実施の形態によれば、復
号解析装置200を外部から装着して暗号化された実ア
ドレスや実データを復号可能になるので、復号解析装置
200を所有する検査機関のみが実アドレスや実データ
の出力の様子を把握することができるとともに、復号解
析装置200を所有しない第三者のデータ解析が厳重に
防止可能になる。
【0040】なお、この復号解析装置200において
は、復号部と解析部を同一装置としたが、復号機能を復
号装置として独立させ、解析機能は、従来の解析装置を
そのまま流用するよう構成しても良い。
【0041】また、特定エリアのアクセス時には、暗号
化されないデータを出力するようにすれば、遊技機用C
PU100が特定エリアをアクセスする場合には、暗号
化を行わない実データおよびそのエリアに対応したチッ
プセレクト信号が出力されるため、遊技機の開発者は特
定領域を適切に定めて通常通りの開発作業が行えるとい
う効果が得られる。すなわち、MD0〜MD7及びチッ
プセレクト信号により周辺回路を正常にアクセスする事
が可能となる。
【0042】しかも、バススルー端子75に制御信号を
与えることによって、暗号化されないアドレスおよびデ
ータを出力可能となるため遊技機の開発作業が通常通り
行える。なお、この暗号化されないアドレスおよびデー
タを出力する際に、所定量の遅延を与えて出力して暗号
化される場合のタイミングと同一となるようにしておく
ことも好ましい。
【0043】図4、図5は夫々、本発明の第2の実施の
形態にかかる遊技機用CPU101、これに対応する復
号解析装置210のブロック構成図である。この実施の
形態は、遊技機用CPU101が、特定エリアアクセス
時には、実データとチップセレクト信号を外部出力可能
になっている点に特徴がある。
【0044】この遊技機用CPU101は、モード制御
部10と、汎用機能部20と、EPROM40と、EE
PROM45と、RAM50と、16ビットの実アドレ
ス信号(ADR0〜ADR15)から図示しない16種
類までのアドレスに対応して接続可能なラッチIC(各
ラッチICに対して、例えば、「7FF0(H)〜7F
FF(H)」のアドレスが割り当てられている)をイネ
ーブルするためのチップセレクト信号(CS0〜CS1
5)を生成して外部出力するチップセレクト部61と、
モニター用データ(MD0〜MD7)、モニター用アド
レス(MADR0〜MADR16)、および、所定エリ
アアクセス時の実データ(D0〜D7)を出力する端子
とを備え各種の機能を有する出力処理部71と、CPU
コア30とを有していて、各構成部はバス80で情報を
送受可能に接続されている。なお、図1に示す符号と同
一の符号を付したものは、図1の構成要素と同一のもの
であり、以下、実アドレスおよび実データを暗号化する
ものとする。
【0045】出力処理部71は、16ビットの実アドレ
ス信号(ADR0〜ADR15)を前述したようなスク
ランブル結線により暗号化してMADR0〜MADR1
5から出力するとともに、8ビットの実データ信号(D
0〜D7)を同じく暗号化してMD0〜MD7から出力
する。なお、MADR16は、前述したようなSD信号
を出力するようにしておけばよいが、実アドレスおよび
実データを常に暗号化して出力する場合には必ずしも必
要とはならない。図面上には記載されているが、以下図
の説明においては、MADR16が削除された場合につ
いての内容とする。
【0046】図5に示す復号解析装置210は、MAD
R0〜MADR15からアドレス信号を入力して復号す
るアドレス復号部111と、MD0〜MD7からデータ
信号を入力して復号するデータ復号部136と、アドレ
ス復号部111およびデータ復号部136の出力及びコ
ントロール信号を入力して例えば逆アセンブルトレース
してその結果を出力可能な解析部151とを有してい
る。このような復号解析装置210は、アドレス復号部
111およびデータ復号部136を備えた、ロジックア
ナライザやROMチェッカ等で実現可能である。
【0047】今、MODEA、MODEBにハイレベル
のデジタル信号を供給したとき、この遊技機用CPU1
01が検査モードになり、検査機関が遊技機用CPU1
01を検査するものとして動作説明を行う。
【0048】CPUコア30がEPROM40に記憶さ
れているプログラムにしたがって動作すると、バス80
を介してCPU内部では実アドレスおよび実データが送
受される。そして、出力処理部71は、実アドレスおよ
び実データを暗号化してMADR0〜MADR15、M
D0〜MD7から出力するとともに、特定エリアアクセ
ス時には、実データをD0〜D7から出力する。また、
特定エリアアクセスの場合には、チップセレクト部61
のアドレスデコード動作によって、対応するチップセレ
クト信号が外部出力され、このD0〜D7及びチップセ
レクト信号により周辺回路を正常にアクセスすることが
可能となる。
【0049】そして、検査機関が復号解析装置210を
遊技機用CPU101に装着して検査を行うと、暗号化
された実アドレスはアドレス復号部111によって復号
されるとともに、暗号化された実データ(MD0〜MD
7)はデータ復号部136によって復号され、両者は解
析部151に出力される。
【0050】さらに、解析部151では、得られた実デ
ータと実アドレス及びコントロール信号を用いた逆アセ
ンブルトレース等を行ってCPUのプログラムが異常な
く開発されたか否かをチェックする。
【0051】したがって、この実施の形態によれば、暗
号化を行わない実データやチップセレクト信号がD0〜
D7、CS0〜CS15を介して特定エリアアクセス時
に出力されるため、遊技機の開発者は通常通りの開発作
業が行えるという効果が得られる。しかも、D0〜D
7、CS0〜CS15に実データやチップセレクト信号
が出力されるのは特定エリアアクセス時のみであり、そ
れ以外はハイインピーダンス等のノンアクティブ状態と
なるので、実データやチップセレクト信号を参照してプ
ログラム全体を第三者が解読するのは困難である。
【0052】図6は、本発明の第3の実施の形態にかか
る遊技機用CPU102のブロック構成図である。この
実施の形態は、チップセレクト信号を出力するチップセ
レクト部を設けず、遊技機用CPU102が、特定エリ
アアクセス時には、実データと実アドレス信号を外部出
力可能になっている点に特徴がある。
【0053】この遊技機用CPU102は、モード制御
部10と、汎用機能部20と、EPROM40と、EE
PROM45と、RAM50と、モニター用データ(M
D0〜MD7)、モニター用アドレス(MADR0〜M
ADR15)、所定エリアアクセス時の実データ(D0
〜D7)、および、所定エリアアクセス時の実アドレス
(ADR0〜ADR15)を出力する端子とを備え各種
の機能を有する出力処理部72と、CPUコア30とを
有していて、各構成部はバス80で情報を送受可能に接
続されている。なお、図1に示す符号と同一の符号を付
したものは、図1の構成要素と同一のものであり、以
下、実アドレスおよび実データを暗号化するものとす
る。
【0054】出力処理部72は、まず、16ビットの実
アドレス信号(ADR0〜ADR15)を前述したよう
なスクランブル結線により暗号化してMADR0〜MA
DR15から出力するとともに、8ビットの実データ信
号(D0〜D7)を同じく暗号化してMD0〜MD7か
ら出力する。なお、前述したようなSD信号を出力する
ようにしておけばよいが、実アドレスおよび実データを
常に暗号化する場合には必ずしも必要とはならないの
で、ここでは削除している。
【0055】この実施の形態における所定エリアは、前
述してきたようにチップセレクト信号の信号線数では限
定されず、仮想的は16本のアドレス線で定まるいかな
るエリアをも所定エリアとして定めうる。
【0056】なお、この遊技機用CPU102に対して
は、検査機関は図5に示す復号解析装置210を用いれ
ばよい。さて、CPUコア30がEPROM40に記憶
されているプログラムにしたがって動作すると、バス8
0を介してCPU内部では実アドレスおよび実データが
送受される。そして、出力処理部72は、実アドレスお
よび実データを暗号化してMADR0〜MADR15、
MD0〜MD7から出力するとともに、所定エリアアク
セス時には実アドレスおよび実データを夫々ADR0〜
ADR15、MD0〜MD7から出力する。
【0057】そして、検査機関が復号解析装置210を
遊技機用CPU102に装着して検査を行うと、暗号化
されたアドレス(MADR0〜MADR15)はアドレ
ス復号部111によって復号されるとともに、暗号化さ
れたデータ(MD0〜MD7)はデータ復号部136に
よって復号され、両者は解析部151に出力される。
【0058】さらに、解析部151では、得られた実デ
ータと実アドレスを用いた逆アセンブルトレース等を行
ってCPUのプログラムが異常なく開発されたか否かを
チェックする。
【0059】したがって、この実施の形態によれば、暗
号化を行わない実アドレスおよび実データが、ADR0
〜ADR15、D0〜D7から特定エリアアクセス時に
出力されるため、遊技機の開発者は通常通りの開発作業
が行えるという効果が得られる。しかも、チップセレク
ト信号線の数で特定エリアの範囲が限定されないので、
特定エリアの範囲を広げることができ設計自由度の大き
な汎用性を有するCPUを実現可能になる。さらに、実
アドレスや実データが出力されるのは、特定エリアアク
セス時のみなので、実アドレスや実データを参照してプ
ログラム全体を第三者が解読するのは困難である。
【0060】尚、この特定エリアは、予め想定されるエ
リア、例えば、2000(H)〜201F(H)等に固
定しても良いし、出力処理部にアドレス設定部等を設
け、可変にできる様構成しても良い。
【0061】図7は、本発明の第4の実施の形態にかか
る遊技機用CPU103のブロック構成図である。この
実施の形態は、第1の実施の形態において、チップセレ
クト部を設けず、特定エリアアクセス時には、実アドレ
ス信号を外部出力可能にした点に特徴がある。
【0062】この遊技機用CPU103は、モード制御
部10と、汎用機能部20と、EPROM40と、EE
PROM45と、RAM50と、モニター用データ(M
D0〜MD7)、モニター用アドレス(MADR0〜M
ADR16)、および、実アドレス信号(ADR0〜A
DR15)を出力する端子を備え各種の機能を有する出
力処理部73と、CPUコア30とを有していて、各構
成部はバス80で情報を送受可能に接続されている。な
お、図1に示す符号と同一の符号を付したものは、図1
の構成要素と同一のものであり、以下、実アドレスおよ
び実データを暗号化するものとする。
【0063】出力処理部70は、16ビットの実アドレ
ス信号(ADR0〜ADR15)を前述したようなスク
ランブル結線により暗号化してMADR0〜MADR1
5から出力するとともに、所定エリアアクセス時以外に
は、8ビットの実データ信号(D0〜D7)を同じく暗
号化してMD0〜MD7から出力し、さらに、特定エリ
アアクセス時には実アドレス信号(ADR0からADR
15)を出力する。なお、MADR16は、前述したよ
うなSD信号を出力するようにしておけばよい。
【0064】この実施の形態における所定エリアも、前
述してきたようにチップセレクト信号の信号線数では限
定されず、仮想的は16本のアドレス線で定まるいかな
るエリアをも所定エリアとして定めうる。この遊技機用
CPU103に対しては、検査機関は図1に示す復号解
析装置200を用いればよい。
【0065】今、MODEA、MODEBにハイレベル
のデジタル信号を供給したとき、この遊技機用CPU1
30が検査モードになり、検査機関が遊技機用CPU1
03を検査するものとして動作説明を行う。
【0066】CPUコア30がEPROM40に記憶さ
れているプログラムにしたがって動作すると、バス80
を介してCPU内部では実アドレスおよび実データが送
受される。そして、出力処理部73は、実アドレスおよ
び実データを暗号化してMADR0〜MADR15、M
D0〜MD7から出力する。このとき、特定エリアアク
セスの場合には、SD信号が「0」となって出力される
とともに、実アドレスがADR0〜ADR15から出力
されると共に、MD0〜MD7にも暗号化されていない
実データが出力される。
【0067】そして、検査機関が復号解析装置200を
遊技機用CPU103に装着して検査を行うと、暗号化
された実アドレスはアドレス復号部110によって復号
されて解析部150に出力されるとともに、MD0〜M
D7から出力されるデータ情報は、判定部120がSD
信号が「1」であると判定した場合にはデータ復号部1
35によって復号されて解析部150に出力され、ま
た、判定部120がSD信号が「1」でないと判定した
場合には、所定エリアアクセス時であるため、データ非
復号部140を介して実データがそのまま解析部150
に出力される。
【0068】そして、解析部150では、得られた実デ
ータと実アドレスを用いた逆アセンブルトレース等を行
ってCPUのプログラムが異常なく開発されたか否かを
チェックする。
【0069】この実施の形態によれば、暗号化を行わな
い実アドレスが、ADR0〜ADR15から特定エリア
アクセス時に出力されるため、遊技機の開発者は通常通
りの開発作業が行えるという効果が得られる。しかも、
チップセレクト信号線の数で特定エリアの範囲が限定さ
れないので、特定エリアの範囲を広げることができ設計
自由度の大きな汎用性を有するCPUを実現可能にな
る。さらに、実アドレスが出力されるのは、特定エリア
アクセス時のみなので、実アドレスを参照してプログラ
ム全体を第三者が解読するのは困難である。
【0070】図8、図9は夫々、本発明の第5の実施の
形態にかかる遊技機用CPU104、これに対応する復
号解析装置220のブロック構成図である。この実施の
形態は、遊技機用CPU104が行う暗号化手順を所定
のパターンで変更することや、チップセレクト信号およ
びアドレスの下位数ビットの信号を用いて特定エリアア
クセス用のアドレス信号を生成可能としたことに特徴が
ある。
【0071】この遊技機用CPU104は、モード制御
部10と、汎用機能部20と、EPROM40と、EE
PROM45と、RAM50と、12ビットの実アドレ
ス信号(ADR4〜ADR15)から4つのチップセレ
クト信号(CS0〜CS3)を生成して外部出力するチ
ップセレクト部62と、モニター用データ(MD0〜M
D7)、モニター用アドレス(MADR0〜MADR1
9)、所定エリアアクセス時の実データ(D0〜D
7)、および、所定エリアアクセス時の実アドレスの下
位4ビット(ADR0〜ADR3)を出力する端子とを
備え各種の機能を有する出力処理部74と、CPUコア
30とを有していて、各構成部はバス80で情報を送受
可能に接続されている。さらに、出力処理部74には、
暗号化手順を所定パターンで変更する暗号化手順切替部
90が内蔵されている。
【0072】なお、図1に示す符号と同一の符号を付し
たものは、図1の構成要素と同一のものであり、以下、
実アドレスおよび実データを暗号化するものとする。出
力処理部74は、16ビットの実アドレス信号(ADR
0〜ADR15)を前述したようなスクランブル結線及
び公知の暗号化手段に基づき暗号化して、すなわち、ス
クランブルと暗号化演算の両者により暗号化して出力す
るが、このとき、アドレスモニター端子からは暗号化手
順の種類を特定するための情報(SD0〜SD3)が出
力されるようになっている。
【0073】これを図10を参照して説明する。実アド
レスデータは、モニター端子にスクランブルされて割り
当てられ、具体的には、16ビットのデータがモニター
端子に割り当てられる。このような割り当てパターン
は、1つの暗号化手順に相当する。そこで、今、4種類
の割り当てパターンが存在することを想定し、いずれの
割り当てを採用したかをSD0〜SD3のいずれかを
「1」として4ビットのデータで表現するものとする。
【0074】また、図10ではスクランブル結線の様子
を示している。図10に示すように、「MADR3」、
「MADR8」、「MADR12」、および、「MAD
R18」の夫々に、「SD0」、「SD3」、「SD
1」、「SD2」を対応させるものとする。暗号化手順
切替部90は、所定パターンで使用する暗号化手順(暗
号化の演算内容)を変更し、用いている暗号手順に対応
するSD信号を「1」とし、モニター端子に出力する。
ここでは、暗号化アドレスとSD信号をスクランブル結
線としたが、さらに暗号化データも含めてスクランブル
すると尚効果的である。
【0075】なお、暗号化手順は、具体的には、例え
ば、元データに対し、1対1の変換を行うテーブルによ
り、別のデータに変換する手段を用い、この変換テーブ
ルを用いる変換テーブルの数だけ準備し、いずれかのテ
ーブルを切り替え可能なようにしておけばよい。この変
換テーブルの変更は、ランダムまたは所定時間毎に行う
ように構成しておけばよい。
【0076】図13にこの変換テーブルの一例を示す。
図中、元データはテーブルとして用意されるものではな
く理解しやすいように図に加えたものである。変換テー
ブルは、テーブル1、テーブル2、…、以下必要と思わ
れる分準備される。ここにおいては、SD信号の数がテ
ーブルの数に相当するため図示しない分も含め、4種類
となる。SD0〜SD3を4ビットの組合せ信号とすれ
ば16種類まで拡張は可能であり、また、SD信号の数
そのものを増やせば自由に増加可能である。
【0077】さて、図において、テーブル1が変換テー
ブルとして選択された場合を説明すると、元データが8
ビットの数値(16進2桁)、すなわち、256通りの
数値を有していたとすると、これら個々の値がテーブル
1により全く別の数値に変換される。例えば、「00」
は「3F」に、「FD」は「89」にといった具合であ
る。この際、この変換は1対1であるため、異なる元デ
ータが同一のデータに変換されることはない。換言すれ
ば、テーブル1の数値は256通りの異なる種類の数値
で構成される。そして、今度は逆に完全な1対1変換で
あるため、逆変換すなわち復号化も1対1で行われる。
【0078】ここで、復号化を具体的に説明すれば、上
記暗号化されたデータ「3F」は「00」に、「89」
は「FD」に復号される。尚、このテーブルの構成は、
全くランダムであり、変換テーブルの配列には何らの規
則性を有しないのが望ましい。さて、上記テーブルが他
のテーブル、例えば、テーブル2に切り替わると「0
0」は「8A」に、「FD」は「C9」に暗号化され
る。この様に、テーブルが切り替わると同一元データに
対し、全く異なる値に変換され、これがモニターバスに
出力されるためそれをもって、元データを類推し、解析
するのは困難を極めることになる。データ線のスクラン
ブルも一種の暗号化であり、それ自体効果はあるが、そ
の変換には必ず規則性が伴うため解析されやすい。具体
的に言えば、通常の解析装置への結線方法を解読すれば
復号可能となってしまう。
【0079】しかし、これに加えて上述した様にさらな
る暗号化を行えば、その複合には全ての変換テーブルデ
ータ、テーブルの切り替え対応を解析、把握せねばなら
ず相当な困難を伴う事になる。もちろん、本発明におい
ては、暗号化そのものは他の公知のさらに高度な手段を
もっても可能であることは言うまでもない。
【0080】また、出力処理部74は、8ビットの実デ
ータ信号(D0〜D7)を同じく暗号化してMD0〜M
D7から出力する。次に、図9に示す復号解析装置22
0は、MADR0〜MADR19から暗号化されたアド
レス信号、SD信号を入力し、SD信号で指定される暗
号化手順(上記例においてはテーブルの種類に相当)に
対応する復号手順でアドレスの復号を行うアドレス復号
部112と、MD0〜MD7およびSD0〜SD3から
暗号化されたデータ信号、SD信号を入力し、SD信号
で指定される暗号化手順に対応する復号手順でデータの
復号を行うデータ復号部137と、アドレス復号部11
2およびデータ復号部137の出力を入力して、例え
ば、逆アセンブルトレースしてその結果を出力可能な解
析部152とを有している。このような復号解析装置2
20は、アドレス復号部112およびデータ復号部13
7を備えた、ロジックアナライザやROMチェッカ等で
実現可能である。尚、上記暗号化の例に対応する復号化
としては全く同一のテーブルを用い、逆変換を行う事で
実現できる。
【0081】今、MODEA、MODEBにハイレベル
のデジタル信号を供給したとき、この遊技機用CPU1
04が検査モードになり、検査機関が遊技機用CPU1
04を検査するものとして動作説明を行う。
【0082】CPUコア30がEPROM40に記憶さ
れているプログラムにしたがって動作すると、バス80
を介してCPU内部では実アドレスおよび実データが送
受される。そして、出力処理部74は、実アドレスおよ
び実データを暗号化してMADR0〜MADR19の中
のスクランブルされた16本と、MD0〜MD7から出
力するとともに、MADR0〜MADR019の中のS
D0〜SD3には、その時点における暗号化手順の種類
データが出力される。さらに、特定エリアアクセス時に
は、実データ、実アドレスの下位4ビットをMD0〜M
D7、ADR0〜ADR3から出力する。また、特定エ
リアアクセスの場合には、チップセレクト部62のアド
レスデコード動作によって、チップセレクト信号(CS
0〜CS3)が外部出力される。
【0083】このADR4〜ADR15のアドレスデコ
ード信号であるCS0〜CS3と、実アドレスの下位4
ビットをCPU外部でさらにデコードする事で所定エリ
アのアクセス信号を生成可能となり、周辺回路を正常に
アクセスできる。
【0084】そして、検査機関が復号解析装置220を
遊技機用CPU104に装着して検査を行うと、暗号化
された実アドレスは暗号化に用いられた暗号化手順に対
応する復号化手順によってアドレス復号部112によっ
て復号されるとともに、暗号化された実データ(MD0
〜MD7)は暗号化に用いられた暗号化手順に対応する
復号化手順によってデータ復号部137によって復号さ
れ、両者は解析部152に出力される。
【0085】さらに、解析部152では、得られた実デ
ータと実アドレスを用いた逆アセンブルトレース等を行
ってCPUのプログラムが異常なく開発されたか否かを
チェックする。
【0086】この実施の形態によれば、暗号化手順切替
部90が、暗号化手法使用パターンに基づいて、様々な
暗号化手法によって暗号化を行うので、第三者のデータ
解析が一層厳重に防止可能になる。さらに、チップセレ
クト信号とアドレスの下位所定ビットの信号を用いて、
特定アクセスエリアの範囲を自由に設定することが可能
となる。例えば、チップセレクト信号CS0がアドレス
「200X(H)(Xは、0〜F(H))」とすると、
このXを4ビットのアドレス信号ADR0〜ADR4で
定めると、「2000(H)」から「200F(H)」
までの16番地が指定可能となり、結局、チップセレク
ト信号をCS0からCS3までの4種類とすると、「1
6×4=64」番地のアドレスがアクセス可能となる。
【0087】図11は、本発明の第6の実施の形態にか
かる遊技機用CPU105のブロック構成図である。こ
の実施の形態は、遊技機用CPU105が、チップセレ
クト部60が生成するチップセレクト信号でイネーブル
可能なラッチICを含んで構成された、外部出力ポート
を備えた汎用入出力ポート90を備えている点に特徴が
ある。
【0088】この遊技機用CPU105は、モード制御
部10と、汎用機能部20と、EPROM40と、EE
PROM45と、RAM50と、モニター用アドレス
(MADR0〜MADR19)およびモニター用データ
(MD0〜MD7)を出力する端子とを備え各種の機能
を有する出力処理部75と、入出力用(PA0〜PA
7、PB0〜PB7)、入力専用(PC0〜PC7、P
D0〜PD7)、および、出力専用(PE0〜PE7、
PF0〜PF7)ポートを備える汎用入出力ポート95
と、CPUコア30とを有していて、各構成部はバス8
0で情報を送受可能に接続されている。さらに、出力処
理部75には、暗号化手順を所定パターンで変更する暗
号化手順切替部90が内蔵されている。
【0089】なお、図1に示す符号と同一の符号を付し
たものは、図1の構成要素と同一のものであり、以下、
実アドレスおよび実データを暗号化するものとする。出
力処理部75は、16ビットの実アドレス信号(ADR
0〜ADR15)および8ビットの実データ信号(D0
〜D7)を前述したようなスクランブル結線と暗号化手
順により暗号化して出力するが、このとき、アドレスモ
ニター端子からは暗号化手順の種類を特定するための情
報(SD0〜SD3)が出力されるようになっている。
また、暗号化手順切替部90は、所定パターンで使用す
る暗号化手順(変換テーブル)を変更し、用いている暗
号化手順に対応するSD信号を「1」とし、モニター端
子に出力する。なお、図10を参照して説明したよう
に、モニターアドレスバスと、リアルバスと、暗号化手
順とが対応付けられているものとする。 図12に、汎
用入出力ポート95の構成の一部を示す。この図12に
示す部分は、入出力用ポート(PA0〜PA7)の構成
するためのもので、内部の16ビットの実アドレス信号
及びコントロール信号からラッチIC65をイネーブル
とするチップセレクト信号を生成して出力するチップセ
レクト部60と、このチップセレクト部60が生成する
所定のチップセレクト信号でイネーブルされ(アクティ
ブローまたはアクティブハイ)、データバス上の8ビッ
トのデータをラッチして外部とポートを介して入出力可
能なラッチIC65とを有している。
【0090】今、MODEA、MODEBにハイレベル
のデジタル信号を供給したとき、この遊技機用CPU1
05が検査モードになり、検査機関が遊技機用CPU1
05を検査するものとして動作説明を行う。
【0091】CPUコア30がEPROM40に記憶さ
れているプログラムにしたがって動作すると、バス80
を介してCPU内部では実アドレスおよび実データが送
受される。そして、出力処理部75は、実アドレスおよ
び実データを暗号化してMADR0〜MADR19の中
でスクランブルされた16本と、MD0〜MD7から出
力する。
【0092】また、特定エリアアクセスの場合には、例
えば、チップセレクト部60のアドレスデコード動作に
よって、チップセレクト信号(CS0〜CS3)が出力
され、ラッチIC65がイネーブル状態になって8ビッ
トのデータをラッチして、ポートPA0〜PA7を介し
てデータの入出力が行われる。 同様な構成で、他のポ
ートPB0〜PB7ではデータが入出力され、ポートP
C0〜PC7、PD0〜PD7ではデータが入力され、
ポートPE0〜PE7、PF0〜PF7ではデータが出
力される。
【0093】そして、検査機関が復号解析装置220を
遊技機用CPU150に装着して検査を行うと、暗号化
されたアドレスは暗号化に用いられた暗号化手順に対応
する復号化手順によってアドレス復号部112によって
復号されるとともに、暗号化されたデータ(MD0〜M
D7)は暗号化に用いられた暗号化手順に対応する復号
化手順によってデータ復号部137によって復号され、
両者は解析部152に出力される。さらに、解析部15
2では、得られた実データと実アドレスを用いた逆アセ
ンブルトレース等を行ってCPUのプログラムが異常な
く開発されたか否かをチェックする。
【0094】このように、この実施の形態によれば、ラ
ッチICとチップセレクト部とを内蔵した汎用入出力ポ
ート95をCPU内部に設けたので、外部回路系の複雑
化を阻止し、かつ外部拡張のための信号、すなわち、実
アドレス及び実データを削除しても十分な機能が得られ
る。
【0095】なお、以上述べてきた各実施の形態におい
て、第1の実施形態で説明したバススルー端子75や、
第5の実施形態で説明した暗号化手順切替部90を設け
た構成にしても良いことは言うまでもない。
【0096】以上説明してきた実施の形態によれば、検
査機関が正当に所有する復号解析装置を外部から遊技機
用CPUに装着して、暗号化された実アドレスや実デー
タを復号することができるので、復号解析装置を正当に
所有する検査機関のみが実アドレスや実データの出力の
様子を把握してプログラム検査等を行えるとともに、復
号解析装置を正当には所有しない第三者のプログラム解
析を厳重に防止可能になる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、第三者は実アドレスや実データの出力の様
子を把握できず、データ解析が不可能になり、制御プロ
グラムの模倣行為および不正行為を抑止可能となる。さ
らに、制御プログラムそのものを暗号化する必要がな
く、モニターバスの出力フォーマットのみを暗号化すれ
ば良いため、開発作業が大幅に省略される。
【0098】また、請求項2に係る発明によれば、復号
手段を装着して暗号化したものを復号可能になる。ま
た、請求項3に係る発明によれば、請求項1および2の
いずれかの効果に加えて、中央演算処理装置が特定領域
をアクセスする場合には、暗号化を行わない実アドレス
や実データが出力されるため、遊技機の開発者は特定領
域を適切に定めて通常通りの開発作業が行えるという効
果が得られる。
【0099】さらに、請求項4に係る発明によれば、請
求項1および2のいずれかの効果に加えて、中央演算処
理装置が特定領域をアクセスする場合には、暗号化を行
わない実アドレスや実データが周辺回路アクセス用のバ
スを介して出力されるため、遊技機の開発者は特定領域
を適切に定めて通常通りの開発作業が行えるという効果
が得られる。
【0100】さらにまた、請求項5に係る発明によれ
ば、請求項1、2、3および4のいずれかの効果に加え
て、暗号化手法使用パターンに基づいて、様々な暗号化
手法によって暗号を行うので、第三者のデータ解析が一
層厳重に防止可能になる。
【0101】また、請求項6に係る発明によれば、請求
項1、2、3、4および5のいずれかの効果に加えて、
制御信号を与えられると、実アドレスおよび実データを
外部に出力することができるので、遊技機の開発作業が
通常通り行える。
【0102】さらに、請求項7に係る発明によれば、遊
技機用中央演算処理装置によって、内部で生成される実
アドレスおよび実データのうちの少なくとも一方を暗号
化したものを復号可能な復号装置が実現できる。
【0103】さらにまた、請求項8に係る発明によれ
ば、請求項7に記載の復号手段を含んで構成されるロジ
ックアナライザ等の解析装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる遊技機用C
PUのブロック構成図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる復号解析装置のブ
ロック構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかる遊技機用C
PUで用いる暗号化手法の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる遊技機用C
PUのブロック構成図である。
【図5】本発明の他の実施の形態にかかる復号解析装置
のブロック構成図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態にかかる遊技機用C
PUのブロック構成図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態にかかる遊技機用C
PUのブロック構成図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態にかかる遊技機用C
PUのブロック構成図である。
【図9】本発明の他の実施の形態にかかる復号解析装置
のブロック構成図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態にかかる遊技機用
CPUで用いる暗号化手法の説明図である。
【図11】本発明の第6の実施の形態にかかる遊技機用
CPUのブロック構成図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態にかかる遊技機用
CPUが備える汎用入出力ポートの一部の構成図であ
る。
【図13】本発明の第5の実施の形態にかかる遊技機用
CPUで用いる暗号化手法の説明図である。
【符号の説明】
10 モード制御部 20 汎用機能部 30 CPUコア 40 EPROM 45 EEPROM 50 RAM 60 チップセレクト部 61 チップセレクト部 62 チップセレクト部 65 ラッチIC 70 出力処理部 71 出力処理部 72 出力処理部 73 出力処理部 74 出力処理部 75 出力処理部 80 バス 90 暗号化手順切替部 95 汎用入出力ポート 100 遊技機用CPU 101 遊技機用CPU 102 遊技機用CPU 103 遊技機用CPU 104 遊技機用CPU 105 遊技機用CPU 110 アドレス復号部 111 アドレス復号部 112 アドレス復号部 120 判定部 135 データ復号部 136 データ復号部 137 データ復号部 140 データ非復号部 150 解析部 151 解析部 152 解析部 200 復号解析装置 210 復号解析装置 220 復号解析装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機用の中央演算処理装置において、 自身の内部で生成される実アドレスおよび実データのう
    ちの少なくとも一方を暗号化して、モニター出力する出
    力処理部を、備えたことを特徴とする遊技機用中央演算
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記暗号化された実アドレスおよび実データのうちの少
    なくとも一方を、前記暗号化に対応して復号する復号手
    段を、自身の外部に装着することにより動作解析可能と
    したことを特徴とする遊技機用中央演算処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1および2のいずれかにおいて、 前記出力処理部は、さらに、 特定領域をアクセスする場合には、前記暗号化を行わな
    いことを特徴とする遊技機用中央演算処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1および2のいずれかにおいて、
    さらに、 周辺回路アクセス用のバスを備え、 前記出力処理部は、 少なくとも特定領域をアクセスする場合には、前記暗号
    化を行わないものを前記周辺回路アクセス用のバスを介
    して出力することを特徴とする遊技機用中央演算処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3および4のいずれかに
    おいて、 前記出力処理部は、さらに、 複数種類の暗号化手法を定めておいて、予め定めた暗号
    化手法使用パターンに基づいて、前記暗号化を行うこと
    を特徴とする遊技機用中央演算処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4および5のいずれ
    かにおいて、 前記出力処理部は、さらに、 制御信号が与えられると、前記実アドレスおよび前記実
    データを、外部に出力することを特徴とする遊技機用中
    央演算処理装置。
  7. 【請求項7】 自身の内部で生成される実アドレスおよ
    び実データのうちの少なくとも一方を暗号化して、モニ
    ター出力する出力処理部を備えた遊技機用中央演算処理
    装置による前記暗号化を復号可能なように構成された復
    号装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の復号手段を含んで構成
    される解析装置。
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