JPH1175344A - 手動発電機付きラジオ受信機 - Google Patents

手動発電機付きラジオ受信機

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Publication number
JPH1175344A
JPH1175344A JP23526397A JP23526397A JPH1175344A JP H1175344 A JPH1175344 A JP H1175344A JP 23526397 A JP23526397 A JP 23526397A JP 23526397 A JP23526397 A JP 23526397A JP H1175344 A JPH1175344 A JP H1175344A
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JP
Japan
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generator
rotating body
cabinet
radio receiver
power
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Withdrawn
Application number
JP23526397A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Niikura
康彰 新倉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH1175344A publication Critical patent/JPH1175344A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動操作によって操作される発電機の操作を
容易に行うとともに効率のよい発電を行い、さらに装置
自体の小型化を図る。 【解決手段】 発電機5を回転操作する回転体18に設
けられた回転操作レバーバー17が、回転体18の主面
に沿って折り畳んだとき、先端側が回転体18の外周方
向に突出し、先端側に設けた回転操作摘み39がキャビ
ネット4の一端部に設けた発電機収納部6側から他端部
側に亘るキャビネット4の一側面側の中途部に形成した
収納凹部41に収納されるように形成されているので、
回転操作レバー17を回転体18に比し十分長尺にする
ことができ、発電機5の回転操作が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄電部に蓄電され
る電源を発電する手動操作型の発電機を備えたラジオ受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジオ放送を受信するラジオ受信
機は、交流電源又は直流電源を用いて駆動される。交流
電源は、専ら商用電源が用いられ、家庭用のコンセント
から電源コードを介してラジオ受信機に供給され、直流
電源は、受信機本体に内蔵される電池が電源として用い
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、商用電源を
電源に用いる場合には、停電時に電源の供給が不可能と
なりラジオ放送の受信ができなくなってしまう。
【0004】また、電池を電源に用いる場合には、電池
の消耗してしまったときには、寿命がきたときには、電
源の供給が不可能となりラジオ放送の受信ができなくな
ってしまう。
【0005】ラジオ受信機は、緊急時の情報を聴取する
手段として極めて有用なものであるが、電源の供給がで
きなくなってしまうと駆動することができず、情報の聴
取が不可能となってしまう。
【0006】そこで、本発明の目的は、商用電源が停電
し、あるいは商用電源の供給を受けることができない場
所、さらに電池が消耗し電池の入手ができない状態であ
っても、ラジオ放送の受信を可能となす発電機付きラジ
オ受信機を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、手動操作によって操
作される発電機を容易に操作し、効率のよい発電を行う
ことができるとともに、小型化を可能となす発電機付き
ラジオ受信機を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、非常時に警報
を発し、警報機としても利用することができる発電機付
きラジオ受信機を提供することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、必要に応じて
照明器具としても利用することができる発電機付きラジ
オ受信機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述したような目的を達
成するために提案される発電機付きラジオ受信機は、ラ
ジオ受信部を内蔵したキャビネットに手動操作によって
発電を行う発電機を内蔵させる。この発電機は、キャビ
ネットの第1の面である表面に配設した回転操作レバー
を設けた回転体を回転操作することによって発電が行わ
れる。この発電機によって発電された電力は、キャビネ
ット内に設けた二次電池などからなる蓄電部に蓄電さ
れ、ラジオ受信部等を駆動するために用いられる。
【0011】ここで、発電機を回転操作する回転体に設
けられた回転操作レバーバーは、回転体の主面に沿って
折り畳んだとき、回転体の主面にこの回転体の径方向に
亘って形成された嵌合凹部に嵌合されるとともに、先端
側が回転体の外周方向に突出し、先端側に設けた回転操
作摘みがキャビネットの一端部に設けた発電機収納部側
から他端部側に亘るキャビネットの一側面側の中途部に
形成した収納凹部に収納されるように形成される。この
ように回転操作レバーを形成することにより、回転操作
レバーを回転体に比し十分長尺にすることができ、キャ
ビネットを大型化することなくこの長尺の回転操作レバ
ーを折り畳むことができる。
【0012】また、回転体の回転力を発電機に伝達する
ギヤ機構と回転体は、相対嵌合する嵌合手段を介して連
結されることにより、回転体をギヤ機構に突き合わせる
操作を行う操作で連結することができる。
【0013】発電機によって発電される電力を蓄電され
る蓄電部と一次電池を備え、蓄電部の電力と一次電池の
電力とを選択的に用いることにより、使用の状態に応じ
て電源を選択することができる。
【0014】また、操作スイッチの操作によってオンさ
れる警報音発生器が設けられることにより、非常時に警
報を発することができる。
【0015】さらに、ダイヤルメモリ板と指針を備えた
ダイヤル表示部を照明する表示ランプを強制的にオンさ
せることにより、照明用として用いることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る発電機付きラ
ジオ受信機を図面を参照して具体的に説明する。
【0017】本発明に係る発電機付きラジオ受信機は、
図1及び図2に示すように、合成樹脂を成形して形成さ
れた第1のキャビネット半体1と第2のキャビネット半
体2を突き合わせ固定ネジ3により結合して構成された
キャビネット4を備える。
【0018】このキャビネット4は、図1及び図2に示
すように、一端側に発電機5が収納配置される発電機収
納部6が構成され、この発電機収納部6に連続して中央
部から他端側に亘ってラジオ受信部7を収納するラジオ
受信部収納部8が構成されている。キャビネット4の一
端側に構成される発電機収納部6は、図1及び図2に示
すように半円状に形成され、キャビネット4の中央部か
ら他端側に亘って構成されるラジオ受信部収納部8は、
発電機収納部6の直径に略々等しい幅を有する矩形状に
形成されている。
【0019】キャビネット4に構成された発電機収納部
6に収納配置される発電機5は、図3に示すように、取
付け基板9に取り付けられたステータコイル10と、ロ
ータマグネット11とを備える。ステータコイル10
は、取付け基板9の一側面側に取り付けられたコイルボ
ビン12に巻回されている。ステータコイル10は、具
体的には、コイルボビン12の中心から放射状に等間隔
で突設された複数のコイル巻回部12aに巻回される。
ロータマグネット11は、リング状に形成され、ステー
タコイル10の中心に位置して取付け基板9に回転自在
に支持された支軸13の基端側に一体的に取り付けられ
た有底の円筒状に形成されたロータケース14の内周側
にステータコイル10を囲むように取り付けられてい
る。
【0020】発電機5を構成するロータマグネット11
を回転自在に支持する支軸13の取付け基板9の他側面
側に突出した先端側には、駆動ギア15が取り付けられ
ている。この駆動ギヤ15には、取付け基板9に軸支さ
れた複数のギヤから構成される増速ギヤ機構16が連結
されている。この増速ギヤ機構16は、図1及び図2に
示すように、キャビネット4の第1の面を構成する第1
のキャビネット半体1の表面側に配設される回転操作レ
バー17が設けられた回転体18の回転力を増速して駆
動ギヤ15に伝達するものであって、図3に示すよう
に、回転体18が連結される回転操作ギヤ19と、この
回転操作ギヤ19と駆動ギヤ15との間に介在される中
間ギヤ20とから構成される。中間ギヤ20は、大径ギ
ヤ部20aと小径ギヤ部20bを同軸に一体に形成して
いる。回転操作ギヤ19及び中間ギヤ20は、取付け基
板9に植立した支軸21,22を介して回転自在に支持
されている。そして、回転操作ギヤ19が中間ギヤ20
の小径ギヤ部20bに噛合し、中間ギヤ20の大径ギヤ
部20aに小径の駆動ギヤ15に噛合することによっ
て、回転操作ギヤ19の回転速度が増速されて駆動ギヤ
15に伝達される。
【0021】上述のように駆動ギヤ15に増速ギヤ機構
16を連結した発電機5は、図4に示すように、取付け
基板9を介してキャビネット4を構成する第1のキャビ
ネット半体1の内方側に設けられた発電機取付け部23
に取り付けられる。発電機取付け部23は、図4に示す
ように、取付け基板9の他側面側に取り付けた増速ギヤ
機構16を収納する収納部を構成する矩形状をなす立ち
上がり周壁24が形成され、立ち上がり周壁24のコー
ナ部にネジ螺合部25が形成されている。発電機5は、
増速ギヤ機構16を立ち上がり周壁24によって囲まれ
た収納部に収納させ、取付け基板9のコーナ部に穿設し
たネジ挿通孔26に固定ネジ27を挿通し、これら固定
ネジ27をネジ螺合部25に螺合することによって取付
け基板9を介して発電機取付け部23に取り付けられ
る。
【0022】そして、第1のキャビネット半体1の一端
側の表面側には、図1及び図2に示すように、増速ギヤ
機構16を介して発電機5のロータマグネット11を回
転操作する回転体18が回転自在に取り付けられる。こ
の回転体18は、合成樹脂を成形して形成されていなる
ものであって、図4に示すように、略円盤状をなす回転
体本体28を有し、この回転体本体28の中心部に円筒
状をなす支軸29が一体に形成されている。回転体18
は、支軸29を第1のキャビネット半体1の一端部側に
穿設した挿通孔30に挿通し、支軸29の先端側に留め
具としてのEリング31を嵌合し挿通孔30からの抜け
止めが図られて第1のキャビネット半体1に回転自在に
取り付けられる。
【0023】回転体18の支軸29の先端部には、図4
に示すように、先端側の周壁29aを径方向に亘って切
り欠いて嵌合凹部32が形成されている。一方、増速ギ
ヤ機構16を構成する回転操作ギヤ19には、図3に示
すように、回転中心を中心にして扇形をなす一対の嵌合
突起33a,33bが形成されている。回転体18は、
嵌合凹部32と嵌合突起33a,33bとを相対嵌合す
ることによって回転操作ギヤ19と一体に回転するよう
に連結される。したがって、回転体18と回転操作ギヤ
19は、発電機5が取り付けられた取付け基板9を第1
のキャビネット半体1に設けた発電機取付け部23に取
り付ける際、嵌合凹部32と嵌合突起33a,33bと
が相対嵌合され自動的に連結させることができる。
【0024】なお、回転体18は、図1及び図2に示す
ように、キャビネット4の表面となる第1の面に形成さ
れた収納凹部35に回転体本体28の周縁を嵌合させる
ようにして配設される。
【0025】そして、回転体18には、この回転体18
を回転操作する回転操作レバー17が取り付けられてい
る。この回転操作レバー17は、回転体18の回転中心
となる支軸29に対し偏心した位置に設けた枢支部36
に基端部側に設けた支軸37を枢支し、この支軸37を
中心にして、回転体18の主面に回転体18の径方向に
亘って形成された嵌合凹部38に係脱するようにして図
1中矢印A方向及び矢印B方向に回動自在に支持されて
いる。回転操作レバー17は、支軸37を中心にして図
1中矢印A方向に回動し、回転体18の主面に沿って折
り畳んだとき、図2及び図3に示すように、回転体18
の主面に回転体18の径方向に亘って形成された嵌合凹
部38に嵌合される。また、回転操作レバー17の先端
側には、この回動操作レバー17を回転操作する回転操
作摘み39が取り付けられている。この回転操作摘み3
9は、回転操作レバー17を図2及び図3に示す回転体
18に折り畳んだ状態から支軸37を中心にして図1中
矢印B方向に回動し、図1に示すように回転体18から
立ち上がらせたとき、回転体18の主面と直交する方向
に突出するように支軸を介して回転自在に取り付けられ
ている。
【0026】回転操作レバー17は、図5に示すよう
に、回転体18の主面に沿って折り畳んだとき、操作摘
み39を設けた先端側が回転体18の外周方向に突出す
る長さをもって形成されている。そして、回転操作レバ
ー17は、回転体18の主面に沿って折り畳んだとき、
先端側に設けた操作摘み39がキャビネット4の一端部
に設けた発電機収納部5からラジオ受信部収納部8に亘
るキャビネット4の一側面側の中途部に形成した収納凹
部41に収納される。
【0027】回転操作レバー17は、上述のように回転
体18の主面に沿って折り畳んだとき、先端側が回転体
18の外周方向に突出する長さをもって形成されている
ので、回転体18の大きさに比し長尺に形成することが
でき、回転体18から立ち上がらせて回転体18を回転
操作するとき、大きな力で回転体18を回転操作するこ
とができる。
【0028】また、キャビネット4は、回転体18が配
設される発電機収納部6が構成された一端部側からラジ
オ受信部収納部8が構成された中央部から他端側に亘っ
て略々等しい幅をもって形成されているので、回転操作
レバー17を、図5に示すように、発電機収納部5から
ラジオ受信部収納部8に亘るキャビネット4の一側面側
に斜めに延在させることにより、発電機収納部5が構成
される部分の大きさを回転体18が配置されるに足る大
きさとしながらキャビネット4内に収納させることがで
きる。
【0029】また、回転体18には、回転操作レバー1
7を折り畳んだときと回転体18から立ち上がらせたと
きに回転操作レバー17が支軸37を中心に自由に回動
することを規制する係止部材を構成するねじりコイルば
ね42が取り付けられている。このねじりコイルばね4
2は、図4に示すように、中心部のコイル部42aを回
転体本体28の内面側に固定し、一対のアーム部42
b,42cの先端部を折り曲げて形成した係止部43,
44を嵌合凹部38の一側面に穿設した透孔45,46
を介して嵌合凹部38内に突出させて取り付けられてい
る。このねじりコイルばね42は、回転操作レバー17
が図1中矢印A方向又は矢印B方向に回動され、嵌合凹
部38に嵌合されたとき、一方又は他方の係止部43,
44が回転操作レバー17の一側面に設けた係止溝45
に係合し、回動操作レバー17を図2に示すように回転
体18に対し折り畳んだ位置及び図1に示すように立ち
上がらせた位置に係止させる。
【0030】そして、回転操作レバー17は、先端側に
設けた操作摘み39がキャビネット4の上方に突出する
ように支軸37を中心にして図1中矢印B方向に回動さ
れることにより、操作摘み39を摘んで回転体18を回
転操作可能な状態となされる。ここで、操作摘み39を
摘んで回転操作レバー17を図1中矢印C方向に回転さ
せると、回転体18が回転操作レバー17と一体に回転
され、回転体18に連結された増速ギヤ機構16を介し
て発電機5のロータマグネット11が回転されて発電が
行われる。ロータマグネット11は増速ギヤ機構16を
介して回転操作されるので、回転体18の回転速度に比
し速い速度で回転されることになり、効率の良い発電が
行われる。
【0031】発電機5によって発電された電力は、キャ
ビネット4内に設けられた蓄電部を構成する二次電池4
8に蓄電される。この二次電池48には、充電可能なニ
ッケル・カドミュウム(NiーCd)電池やリチュウム
(Li)イオン電池等が用いられる。この二次電池48
は、図3に示すように、キャビネット4を構成する第2
のキャビネット2内の略中央部に形成された二次電池収
納部49に収納されている。
【0032】なお、蓄電部は、発電機5の電力を蓄電し
得るものであれば、コンデンサであってもよい。
【0033】ところで、ここに用いられる発電機5は、
3相交流型のものが用いられているので、発電機5によ
って発電された電流は、図6に示すように、発電機5と
二次電池48との間に接続された整流回路50によって
直流に変換されて二次電池48に蓄電される。また、整
流回路50と二次電池48との間には、LED等の発光
素子51が接続され、二次電池48に所定量の充電が行
われる点灯し、二次電池48に充電が行われたことを表
示する。発光素子51は、ラジオ受信部7を構成される
プリント配線基板52に取り付けられ、図2に示すよう
に、キャビネット4の他側面に臨まされている。
【0034】そして、キャビネット4の中央部から他端
側に亘る部分に構成されたラジオ受信部収納部8には、
ラジオ放送の受信を行うラジオ受信部7が収納配設され
る。このラジオ受信部7は、プリント配線基板52を用
いて構成されている。このプリント配線基板52には、
検波回路、同調回路、増幅回路等からなるラジオ受信回
路53が構成されている。また、プリント配線基板52
には、図3に示すように、ラジオ受信部7を構成する同
調バリコン55、ボリューム56、AM放送を受信する
バーアンテナ57、主電源の切り換えと共にAM放送と
FM放送の受信の切り換えを行う主電源スイッチ58等
の部品が配設されている。また、プリズム配線基板52
には、支持基台60を介して受信周波数表示用の目盛板
61と目盛板61に表示された受信周波数を指示する指
針62が取り付けられている。指針62は、同調バリコ
ン55を回転操作する同調摘み63に連結され、同調摘
み63が回転操作されることにより目盛板61上を移動
して目盛板61に設けた受信周波数を指示する。支持基
台60上には、図3に示すように、目盛板61の表示面
を照明するともに外部の照明として用いられる照明ラン
プ65とこの照明ランプ65を点灯させるプッシュオン
型の照明点灯スイッチ66が設けられている。照明点灯
スイッチ66と照明ランプ65は、図6に示すように、
直列に接続されてラジオ受信回路53に並列に接続され
ている。したがって、照明ランプ65は、ラジオ受信部
7と独立して照明点灯スイッチ66の押圧操作により点
灯させることができ、外部の照明用として用いることが
できる。
【0035】また、プリント配線基板52には、一定周
波数の警報音信号を発生させる発振器69とこの発振器
69を駆動させるプッシュ・プッシュスイッチ70が設
けられている。これらプッシュ・プッシュスイッチ70
と発振器69は、図6に示すように、直列に接続されて
ラジオ受信回路53に並列に接続されている。この発振
器69は、受信されたラジオ放送を再生するスピーカ7
1に接続されている。したがって、発振器69は、ラジ
オ受信部7と独立してプッシュ・プッシュスイッチ70
の押圧操作によりラジオ受信部7と独立して駆動され、
一定周波数の警報音信号をスピーカ71に入力する。ス
ピーカ71は、警報音信号が入力されると、警報音信号
に対応した周波数の警報音を放射する。したがって、本
発明に係る発電機付きラジオ受信機は、緊急時の警報音
発生器として用いられる。このとき、発振器69の周波
数を可聴音帯域のある程度高い領域の周波数とすること
により、緊急の警報音であることを認識させることがで
きる。警報音は、スピーカ71を介して放射されるの
で、大きな音量をもって発生させることができる。
【0036】スピーカ71は、第1のキャビネット半体
1の略中央部に設けられたスピーカ取付け部に取り付け
られている。キャビネット4の表面となる第1の面の中
央部には、図1に示すように、スピーカ71から放射さ
れる再生音をキャビネット4の外方に放射させるための
複数の放音孔75が穿設されている。
【0037】上述のようにラジオ受信部7が構成された
プリント配線基板52は、第1のキャビネット半体1側
に取り付けられ、キャビネット4内に構成されたラジオ
受信部収納部8に収納配置される。このとき、目盛板6
1は、キャビネット4の外部から目視し得るように、図
1に示すように、キャビネット4の他端部側に形成され
た表示窓72に臨まされる。表示窓72には、図7に示
すように、透明又は半透明なアクリル樹脂等により形成
された光透過板73が配設されている。この光透過板7
3の照明ランプ65が対向する部分には、照明ランプ6
5の光を乱反射させる粗面74が形成されている。この
粗面74は、照明ランプ65からの光を乱反射されるこ
とにより広い範囲に亘って光の照射し、照明ランプ65
を外部照明として用いることを可能となす。
【0038】キャビネット4の他端面側には、図2に示
すように、主電源スイッチ58を切り換え操作する主電
源スイッチ切り換え操作釦76とボリューム56を回動
操作するボリューム操作釦77が取り付けられると共に
同調摘み63が突設されている。
【0039】そして、キャビネット4の他側面側には、
図2に示すように、発光素子51に並列するようにし
て、照明点灯スイッチ66を押圧操作する照明点灯スイ
ッチ操作釦78が取り付けられている。
【0040】さらに、キャビネット4の第1の面には、
発振器69を駆動させるプッシュ・プッシュスイッチ7
0を操作する発振器操作釦79が設けられている。
【0041】さらにまた、キャビネット4の一端面側に
は、図1に示すように、ラジオ放送をイヤホンで聴取し
得るように、イヤホンが接続されるイヤホンジャック8
0が設けられている。このイヤホンジャック80は、イ
ヤホンが接続されない場合には、ゴム等の弾性材料から
なる閉塞部材81が嵌合され閉塞されている。
【0042】また、キャビネット4の第1の面と対向す
る背面側となる第2の面側には、図8に示すように、F
M放送を受信するための伸縮可能なロッドアンテナ85
に取り付けられている。
【0043】ところで、本発明に係る発電機付きラジオ
受信機には、発電機5によって発電される電力が充電さ
れる二次電池48に加えて例えば単三の一次電池91が
電源として用いられる。この一次電池91は、図8に示
すように、キャビネット4の第2の面側、すなわち第2
のキャビネット半体2に設けられた一次電池収納部92
に収納される。一次電池収納部92には、開閉蓋93に
よって開閉される電池装脱口94が設けられ、この電池
装脱口94を介して消耗した一次電池91の交換が行わ
れる。
【0044】一次電池91は、図6に示すように、電源
切り換えスイッチ95を介して二次電池48に対し並列
に接続され、電源切り換えスイッチ95を切り換え操作
によって二次電池48と選択的に用いられる。電源切り
換えスイッチ95は、図1に示すように、キャビネット
4の第1の面に取り付けられた電源切り換え操作釦96
の操作によって切り替えられる。
【0045】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る発電機付き
ラジオ受信機は、発電機を回転操作する回転体に設けら
れた回転操作レバーバーが、回転体の主面に沿って折り
畳んだとき、回転体の主面にこの回転体の径方向に亘っ
て形成された嵌合凹部に嵌合されるとともに、先端側が
回転体の外周方向に突出し、先端側に設けた回転操作摘
みがキャビネットの一端部に設けた発電機収納部側から
他端部側に亘るキャビネットの一側面側の中途部に形成
した収納凹部に収納されるように形成されているので、
回転操作レバーを回転体に比し十分長尺にすることがで
き、発電機の回転操作が容易となるとともに、キャビネ
ットを大型化することなくこの長尺の回転操作レバーを
折り畳むことができる。
【0046】また、回転体の回転力を発電機に伝達する
ギヤ機構と回転体は、相対嵌合する嵌合手段を介して連
結されることにより、回転体をギヤ機構に突き合わせる
操作を行う操作で連結することができるので、組立てが
容易となる。
【0047】さらに、発電機によって発電される電力を
蓄電される蓄電部と一次電池を備え、蓄電部の電力と一
次電池の電力とを選択的に用いることにより、使用の状
態に応じて電源を選択することができるので、常に確実
にラジオ受信機等の駆動させることができる。
【0048】また、主電源の切り換えスイッチとは独立
して操作される操作スイッチの操作によってオンされる
警報音発生器が設けられることにより、非常時に警報を
発することができ、警報発生装置として用いることがで
きる。
【0049】さらに、ダイヤルメモリ板と指針を備えた
ダイヤル表示部を照明する表示ランプを強制的にオンさ
せることにより、照明器具としても用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電機付きラジオ受信機の第1の
面である表面側を示す斜視図である。
【図2】上記発電機付きラジオ受信機の他端面側を示す
斜視図である。
【図3】上記発電機付きラジオ受信機の分解斜視図であ
る。
【図4】発電機とこの発電機を回転操作する回転体をキ
ャビネットに取り付ける状態を示す斜視図である。
【図5】発電機を回転操作する回転体に取り付けた回転
操作レバーを折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図6】本発明に係る発電機付きラジオ受信機の回路構
成を示すブロック回路図である。
【図7】受信周波数を表示する表示板とこの表示板を照
明する照明ランプの取付け状態を示す断面図である。
【図8】本発明に係る発電機付きラジオ受信機の第2の
面である背面側を示す示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1のキャビネット、 2 第2のキャビネット、
4 キャビネット 5 発電機、 6 発電機収納部、 7 ラジオ受信
部、 8 ラジオ受信部収納部、 9 取付け基板、
16 増速ギヤ機構、 17 回転操作レバー、18
回転体、 39 回転操作摘み、 41 収納凹部、
48 二次電池、 52 プリント配線基板、 61
目盛板、 65 照明ランプ、 66照明点灯スイッ
チ、 69 警報音信号を発生する発振器、 73 光
透過板、92 一次電池収納部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のキャビネット半体と第2のキャビ
    ネット半体を突き合わせ結合して形成され、一端部側に
    発電機収納部が設けられ、発電機収納部が設けられた一
    端部側から他端部側に亘って略同一の幅をもって形成さ
    れたキャビネットと、 少なくともラジオ受信回路が構成され、上記キャビネッ
    ト内に配設されるプリント配線基板と、 上記発電機収納部に配設される発電機と、 上記発電機によって発電された電力を蓄電する上記キャ
    ビネット内に配設される蓄電部と、 上記キャビネットの第1の面に回転自在に取り付けら
    れ、上記発電機のロータ部に連結された円盤状をなす回
    転体と、 上記回転体の回転中心から偏心した位置に設けられた支
    軸を介して上記回転体の外面側に上記回転体の主面と直
    交する方向に回動自在に支持された回転操作レバーとを
    備え、 上記回転操作レバーは、上記回転体の主面に沿って折り
    畳んだとき、上記回転体の主面に上記回転体の径方向に
    亘って形成された嵌合凹部に嵌合されるとともに、先端
    側が上記回転体の外周方向に突出し、上記先端側に設け
    た回転操作摘みが上記キャビネットの一端部に設けた発
    電機収納部側から他端部側に亘る上記キャビネットの一
    側面側の中途部に形成した収納凹部に収納されたことを
    特徴とする手動発電機付きラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 上記発電機には、上記回転体の回転速度
    をロータ部に増速して伝達する複数のギヤからなるギヤ
    機構を備え、上記ギヤ機構の上記回転体の回転力が入力
    される入力段のギヤと上記回転体は、相対嵌合する嵌合
    手段を介して連結されることを特徴とする請求項1記載
    の手動発電機付きラジオ受信機。
  3. 【請求項3】 上記蓄電部に充電可能な二次電池が用い
    られることを特徴とする請求項1記載の手動発電機付き
    ラジオ受信機。
  4. 【請求項4】 上記キャビネットに設けられた一次電池
    が収納される一次電池収納部と、上記蓄電池の電源と上
    記一次電池収納部に収納された一次電池の電源を切り替
    える電源切り換えスイッチが設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の手動発電機付きラジオ受信機。
  5. 【請求項5】 操作スイッチの操作によってオンされる
    警報音発生器が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の手動発電機付きラジオ受信機。
  6. 【請求項6】 ダイヤルメモリ板と指針を備えたダイヤ
    ル表示部を照明する表示ランプを備え、上記表示ランプ
    は、表示ランプ操作スイッチの操作によってオンされる
    ことを特徴とする請求項1記載の手動発電機付きラジオ
    受信機。
  7. 【請求項7】 上記表示ランプと対向して、上記表示ラ
    ンプの光を乱反射させる反射部が設けられたことを特徴
    とする請求項6記載の手動発電機付きラジオ受信機。
JP23526397A 1997-08-29 1997-08-29 手動発電機付きラジオ受信機 Withdrawn JPH1175344A (ja)

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