JPH1175113A - 動画表示システム - Google Patents
動画表示システムInfo
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- JPH1175113A JPH1175113A JP23487297A JP23487297A JPH1175113A JP H1175113 A JPH1175113 A JP H1175113A JP 23487297 A JP23487297 A JP 23487297A JP 23487297 A JP23487297 A JP 23487297A JP H1175113 A JPH1175113 A JP H1175113A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- data
- moving image
- subtitle
- elapsed time
- Prior art date
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- Pending
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- Studio Circuits (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 動画に簡単に字幕を付加でき、かつ簡単に
字幕を変更できる。 【解決手段】 入力される動画データを時系列的な動画
に順次再生する画像再生装置3と、動画に重ね表示する
複数の字幕データを記憶する字幕データベース9と、画
像再生装置で順次再生される動画における特徴画像を順
次検出する特徴画像検出手段8と、この特徴画像検出手
段における特徴画像の検出回数と各字幕データとの関係
を記憶する特徴画像対応テーブル11と、特徴画像検出
手段が特徴画像を検出する毎に、特徴画像対応テーブル
を用いて字幕データベースから該当検出回数に対応する
字幕データを読出す字幕データ読出手段と、この読出さ
れた字幕データを画像再生装置で再生される動画にスー
パーインポーズするイメージ合成手段4と、イメージ合
成手段で各字幕データが順次スーパーインポーズされた
動画を表示する表示装置7とを備えている。
字幕を変更できる。 【解決手段】 入力される動画データを時系列的な動画
に順次再生する画像再生装置3と、動画に重ね表示する
複数の字幕データを記憶する字幕データベース9と、画
像再生装置で順次再生される動画における特徴画像を順
次検出する特徴画像検出手段8と、この特徴画像検出手
段における特徴画像の検出回数と各字幕データとの関係
を記憶する特徴画像対応テーブル11と、特徴画像検出
手段が特徴画像を検出する毎に、特徴画像対応テーブル
を用いて字幕データベースから該当検出回数に対応する
字幕データを読出す字幕データ読出手段と、この読出さ
れた字幕データを画像再生装置で再生される動画にスー
パーインポーズするイメージ合成手段4と、イメージ合
成手段で各字幕データが順次スーパーインポーズされた
動画を表示する表示装置7とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された動画デ
ータを表示する動画表示システムに係わり、特に、動画
に字幕を重ねた状態で表示する動画表示システムに関す
る。
ータを表示する動画表示システムに係わり、特に、動画
に字幕を重ねた状態で表示する動画表示システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像圧縮技術が実用化されてい
る。特に、デジタルの動画に対しては、例えば画像や音
声等のマルチメディァを多重化するMPEG2−TS
(トランスポート・ストリーム ISO/IEC−13
818−1)を使用することが有利である。
る。特に、デジタルの動画に対しては、例えば画像や音
声等のマルチメディァを多重化するMPEG2−TS
(トランスポート・ストリーム ISO/IEC−13
818−1)を使用することが有利である。
【0003】周知のように、このMPEG2−TSにお
いては、データを単位バイト長に分割して、TS−パケ
ットと呼ばれる188バイト長のパケットに順次組込ん
でいく。したがって、このパケットには、前述した画像
圧縮された動画データや、音声データが組込まれる。そ
して、各パケットの先頭位置に該当パケットに組込まれ
ているデータの種別を示す識別子(ID)が設定されて
いる。
いては、データを単位バイト長に分割して、TS−パケ
ットと呼ばれる188バイト長のパケットに順次組込ん
でいく。したがって、このパケットには、前述した画像
圧縮された動画データや、音声データが組込まれる。そ
して、各パケットの先頭位置に該当パケットに組込まれ
ているデータの種別を示す識別子(ID)が設定されて
いる。
【0004】このようなMPEG2−TSを構成する各
パケットに対して、前記動画データや音声データ以外に
も、プライベートデータを組込むことができる。また、
連続して配列された多数のパケットからなるMPEG2
−TS(トランスポート・ストリーム)内にデコーダ
(画像再生装置)に対する到達時刻情報(PCR)が埋
込まれいる。
パケットに対して、前記動画データや音声データ以外に
も、プライベートデータを組込むことができる。また、
連続して配列された多数のパケットからなるMPEG2
−TS(トランスポート・ストリーム)内にデコーダ
(画像再生装置)に対する到達時刻情報(PCR)が埋
込まれいる。
【0005】このような動画データ及び音声データが各
パケットに組込まれたMPEG2−TSに対して、静止
画からなる字幕データを組込む場合、この字幕データの
MPEG2−TS上の組込み時刻を前記到達時刻情報
(PCR)を参照して求めて、この求めた到達時刻情報
(PCR)近傍にプライベートデータのパケットを組込
む。そして、このプライベートデータとして字幕データ
を設定する。
パケットに組込まれたMPEG2−TSに対して、静止
画からなる字幕データを組込む場合、この字幕データの
MPEG2−TS上の組込み時刻を前記到達時刻情報
(PCR)を参照して求めて、この求めた到達時刻情報
(PCR)近傍にプライベートデータのパケットを組込
む。そして、このプライベートデータとして字幕データ
を設定する。
【0006】画像再生装置(デコーダ)は、このMPE
G2−TSを時系列的な動画に伸長再生する場合に、到
達時刻情報(PCR)近傍の音声データを音声信号とし
て出力するとともに、プライベートデータの字幕データ
を、伸長再生した動画に静止画としてスーパーインポー
ズする。
G2−TSを時系列的な動画に伸長再生する場合に、到
達時刻情報(PCR)近傍の音声データを音声信号とし
て出力するとともに、プライベートデータの字幕データ
を、伸長再生した動画に静止画としてスーパーインポー
ズする。
【0007】このように、圧縮動画データ、音声デー
タ、及び字幕データ(静止画データ)をそれぞれ識別子
(ID)を付してMPEG2−TSの各パケットに組込
むことによって、画像再生装置(デコーダ)で再生され
た動画に対して音声と字幕とを正確に同期させることが
可能である。
タ、及び字幕データ(静止画データ)をそれぞれ識別子
(ID)を付してMPEG2−TSの各パケットに組込
むことによって、画像再生装置(デコーダ)で再生され
た動画に対して音声と字幕とを正確に同期させることが
可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、字幕データをMPEG2−TSにおけるプラ
イベートデータのパケットに書込むようにした動画表示
システムにおいても、まだ解消すべき次のような課題が
あった。
たように、字幕データをMPEG2−TSにおけるプラ
イベートデータのパケットに書込むようにした動画表示
システムにおいても、まだ解消すべき次のような課題が
あった。
【0009】すなわち、字幕データをMPEG2−TS
におけるプライベートデータのパケットに書込むために
は、この字幕データのみならず、圧縮動画データや音声
データも同時に、到達時刻情報(PCR)を確認しなが
ら、MPEG2−TSにおける各パケットに組込む必要
がある。
におけるプライベートデータのパケットに書込むために
は、この字幕データのみならず、圧縮動画データや音声
データも同時に、到達時刻情報(PCR)を確認しなが
ら、MPEG2−TSにおける各パケットに組込む必要
がある。
【0010】したがって、一旦MPEG2−TSとして
作成済みの動画データに対して字幕データを付加するこ
とはできなく、最初からMPEG2−TSを作成し直す
必要がある。このMPEG2−TSを作成するには、M
PEG2−TS自体のデータサイズが大きいので、多大
の手間と時間が必要である。
作成済みの動画データに対して字幕データを付加するこ
とはできなく、最初からMPEG2−TSを作成し直す
必要がある。このMPEG2−TSを作成するには、M
PEG2−TS自体のデータサイズが大きいので、多大
の手間と時間が必要である。
【0011】しかも、一旦作成済みの動画データの字幕
を修正や変更することはまず不可能である。さらに、動
画が映画等であった場合は、輸出先の国に応じて、字幕
の言語も異なる。よって、字幕も日本語のみならず、英
語,フラスン語,ドイツ語等の複数の言語を用いて記述
する必要がある。その結果、字幕のみ異なる各言語に対
応して複数種類のMPEG2−TSからなる動画データ
を作成する必要があり、作成に要する労力と費用が膨大
なものとなる。
を修正や変更することはまず不可能である。さらに、動
画が映画等であった場合は、輸出先の国に応じて、字幕
の言語も異なる。よって、字幕も日本語のみならず、英
語,フラスン語,ドイツ語等の複数の言語を用いて記述
する必要がある。その結果、字幕のみ異なる各言語に対
応して複数種類のMPEG2−TSからなる動画データ
を作成する必要があり、作成に要する労力と費用が膨大
なものとなる。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、動画データの再生時に字幕データを表示
画像に対して同期を取りながら再生動画にスーパーイン
ポーズすることによって、動画データと字幕データとを
個別に管理でき、簡単に再生動画に字幕を付加できると
共に、必要に応じて、字幕データを簡単に修正、追加,
削除でき、さらに簡単に各言語毎の動画データの作成及
び表示ができる動画表示システムを提供することを目的
とする。
たものであり、動画データの再生時に字幕データを表示
画像に対して同期を取りながら再生動画にスーパーイン
ポーズすることによって、動画データと字幕データとを
個別に管理でき、簡単に再生動画に字幕を付加できると
共に、必要に応じて、字幕データを簡単に修正、追加,
削除でき、さらに簡単に各言語毎の動画データの作成及
び表示ができる動画表示システムを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明の動画表示システムは、入力される動画デー
タを時系列的な動画に順次再生する画像再生装置と、動
画に重ね表示する複数の字幕データを記憶する字幕デー
タベースと、画像再生装置で順次再生される動画におけ
る特徴画像を順次検出する特徴画像検出手段と、特徴画
像検出手段における特徴画像の検出回数と各字幕データ
との関係を記憶する特徴画像対応テーブルと、特徴画像
検出手段が特徴画像を検出する毎に、特徴画像対応テー
ブルを用いて字幕データベースから該当検出回数に対応
する字幕データを読出す字幕データ読出手段と、この読
出された字幕データを画像再生装置で再生される動画に
スーパーインポーズするイメージ合成手段と、このイメ
ージ合成手段で各字幕データが順次スーパーインポーズ
された動画を表示する表示装置とを備えたものである。
に、本発明の動画表示システムは、入力される動画デー
タを時系列的な動画に順次再生する画像再生装置と、動
画に重ね表示する複数の字幕データを記憶する字幕デー
タベースと、画像再生装置で順次再生される動画におけ
る特徴画像を順次検出する特徴画像検出手段と、特徴画
像検出手段における特徴画像の検出回数と各字幕データ
との関係を記憶する特徴画像対応テーブルと、特徴画像
検出手段が特徴画像を検出する毎に、特徴画像対応テー
ブルを用いて字幕データベースから該当検出回数に対応
する字幕データを読出す字幕データ読出手段と、この読
出された字幕データを画像再生装置で再生される動画に
スーパーインポーズするイメージ合成手段と、このイメ
ージ合成手段で各字幕データが順次スーパーインポーズ
された動画を表示する表示装置とを備えたものである。
【0014】このように構成された動画表示システムに
おいては、動画に重ね表示される各字幕データは字幕デ
ータベースに記憶保持されている。また、例えばMPE
G2−TSからなる動画データは画像再生装置で時系列
的な動画に順次再生される。さらに、特徴画像対応テー
ブル内に、動画における特徴画像の検出回数と各字幕デ
ータとの関係が記憶されている。
おいては、動画に重ね表示される各字幕データは字幕デ
ータベースに記憶保持されている。また、例えばMPE
G2−TSからなる動画データは画像再生装置で時系列
的な動画に順次再生される。さらに、特徴画像対応テー
ブル内に、動画における特徴画像の検出回数と各字幕デ
ータとの関係が記憶されている。
【0015】そして、特徴画像検出手段にて特徴画像を
検出する毎に、この特徴画像の検出回数に対応する字幕
データが字幕データベースから読出されて、再生された
動画に自動的にスーパーインポーズされる。
検出する毎に、この特徴画像の検出回数に対応する字幕
データが字幕データベースから読出されて、再生された
動画に自動的にスーパーインポーズされる。
【0016】したがって、最初から字幕データを、圧縮
動画データや音声データと共に例えばMPEG2−TS
からなる動画データに組込む必要がない。よって、必要
に応じて、字幕データを簡単に修正、追加、削除でき
る。また、必要に応じて、字幕データベースに、複数言
語の字幕データを登録するのみで、簡単に異なる言語の
字幕を再生された動画に付加することができる。
動画データや音声データと共に例えばMPEG2−TS
からなる動画データに組込む必要がない。よって、必要
に応じて、字幕データを簡単に修正、追加、削除でき
る。また、必要に応じて、字幕データベースに、複数言
語の字幕データを登録するのみで、簡単に異なる言語の
字幕を再生された動画に付加することができる。
【0017】また、本発明の別の動画表示システムにお
いては、入力される動画データを時系列的な動画に順次
再生する画像再生装置と、動画に重ね表示する複数の字
幕データを記憶する字幕データベースと、画像再生装置
で順次再生される動画の開始時刻からの各経過時間を検
出する経過時間検出手段と、動画の開始時刻からの各経
過時間と各字幕データとの関係を記憶する経過時間対応
テーブルと、経過時間検出手段が経過時間を検出する毎
に、経過時間対応テーブルを用いて字幕データベースか
ら該当経過時間に対応する字幕データを読出す字幕デー
タ読出手段と、読出された字幕データを画像再生装置で
再生される動画にスーパーインポーズするイメージ合成
手段と、イメージ合成手段で各字幕データが順次スーパ
ーインポーズされた動画を表示する表示装置とを備えて
いる。
いては、入力される動画データを時系列的な動画に順次
再生する画像再生装置と、動画に重ね表示する複数の字
幕データを記憶する字幕データベースと、画像再生装置
で順次再生される動画の開始時刻からの各経過時間を検
出する経過時間検出手段と、動画の開始時刻からの各経
過時間と各字幕データとの関係を記憶する経過時間対応
テーブルと、経過時間検出手段が経過時間を検出する毎
に、経過時間対応テーブルを用いて字幕データベースか
ら該当経過時間に対応する字幕データを読出す字幕デー
タ読出手段と、読出された字幕データを画像再生装置で
再生される動画にスーパーインポーズするイメージ合成
手段と、イメージ合成手段で各字幕データが順次スーパ
ーインポーズされた動画を表示する表示装置とを備えて
いる。
【0018】このように構成された動画表示システムに
おいては、経過時間対応テーブル内に、動画の開始時刻
からの各経過時間と各字幕データとの関係が記憶されて
いる。
おいては、経過時間対応テーブル内に、動画の開始時刻
からの各経過時間と各字幕データとの関係が記憶されて
いる。
【0019】そして、経過時間検出手段にて動画の開始
時刻からの各経過時間を検出する毎に、この経過時間に
対応する字幕データが字幕データベースから読出され
て、再生された動画に自動的にスーパーインポーズされ
る。
時刻からの各経過時間を検出する毎に、この経過時間に
対応する字幕データが字幕データベースから読出され
て、再生された動画に自動的にスーパーインポーズされ
る。
【0020】したがって、最初から字幕データを圧縮動
画データや音声データと共に例えばMPEG2−TSか
らなる動画データに組込む必要がない。よって、前述し
た発明とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
画データや音声データと共に例えばMPEG2−TSか
らなる動画データに組込む必要がない。よって、前述し
た発明とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
【0021】本発明のさらに別の動画表示システムにお
いては、入力される動画データを時系列的な動画に順次
再生する画像再生装置と、動画に重ね表示する複数の字
幕データを記憶する字幕データベースと、画像再生装置
で順次再生される動画における特徴画像を順次検出する
特徴画像検出手段と、この特徴画像検出手段における特
徴画像の検出回数と各字幕データとの関係を記憶する特
徴画像対応テーブルと、特徴画像検出手段が特徴画像を
検出する毎に、特徴画像対応テーブルを用いて字幕デー
タベースから該当検出回数に対応する字幕データを読出
す字幕データ読出手段と、画像再生装置で順次再生され
る動画の開始時刻からの各経過時間を検出する経過時間
検出手段と、動画の開始時刻からの各経過時間と各字幕
データとの関係を記憶する経過時間対応テーブルと、経
過時間検出手段が経過時間を検出する毎に、経過時間対
応テーブルを用いて字幕データベースから該当経過時間
に対応する字幕データを読出す字幕データ読出手段と、
各字幕データ読出手段にて読出された各字幕データを画
像再生装置で再生される動画にスーパーインポーズする
イメージ合成手段と、このイメージ合成手段で各字幕デ
ータが順次スーパーインポーズされた動画を表示する表
示装置とを備えている。
いては、入力される動画データを時系列的な動画に順次
再生する画像再生装置と、動画に重ね表示する複数の字
幕データを記憶する字幕データベースと、画像再生装置
で順次再生される動画における特徴画像を順次検出する
特徴画像検出手段と、この特徴画像検出手段における特
徴画像の検出回数と各字幕データとの関係を記憶する特
徴画像対応テーブルと、特徴画像検出手段が特徴画像を
検出する毎に、特徴画像対応テーブルを用いて字幕デー
タベースから該当検出回数に対応する字幕データを読出
す字幕データ読出手段と、画像再生装置で順次再生され
る動画の開始時刻からの各経過時間を検出する経過時間
検出手段と、動画の開始時刻からの各経過時間と各字幕
データとの関係を記憶する経過時間対応テーブルと、経
過時間検出手段が経過時間を検出する毎に、経過時間対
応テーブルを用いて字幕データベースから該当経過時間
に対応する字幕データを読出す字幕データ読出手段と、
各字幕データ読出手段にて読出された各字幕データを画
像再生装置で再生される動画にスーパーインポーズする
イメージ合成手段と、このイメージ合成手段で各字幕デ
ータが順次スーパーインポーズされた動画を表示する表
示装置とを備えている。
【0022】このように構成された動画表示システムに
おいては、特徴画像対応テーブルと経過時間対応テーブ
ルとが設けられており、再生された動画上における特徴
画像及び経過時間を検出する毎に、それぞれに対応する
字幕データが字幕データベースから読出されて再生され
た動画にスーパーインポーズされる。よって、字幕デー
タの表示タイミング(スーパーインポーズ・タイミン
グ)をより細かく指定できる。
おいては、特徴画像対応テーブルと経過時間対応テーブ
ルとが設けられており、再生された動画上における特徴
画像及び経過時間を検出する毎に、それぞれに対応する
字幕データが字幕データベースから読出されて再生され
た動画にスーパーインポーズされる。よって、字幕デー
タの表示タイミング(スーパーインポーズ・タイミン
グ)をより細かく指定できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態の動画表
示システムの概略構成を示すブロック図である。
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態の動画表
示システムの概略構成を示すブロック図である。
【0024】動画データファイル1や、レーザディスク
(LD)やDVD等の動画ディスク2には、動画データ
が、圧縮動画データや音声データがそれぞれパケットに
挿入されたMPEG2−TSとして記憶されている。
(LD)やDVD等の動画ディスク2には、動画データ
が、圧縮動画データや音声データがそれぞれパケットに
挿入されたMPEG2−TSとして記憶されている。
【0025】このMPEG2−TSに構成された動画デ
ータは、操作者によって、画像再生装置(デコーダ)3
へ入力される。画像再生装置(デコーダ)3は、入力さ
れた圧縮状態の動画データを伸長(デコード)して、複
数の静止画が例えば1/30秒間隔で連続する時系列的
な動画を再生して、次のイメージ合成部4へ送出する。
また、画像再生装置(デコーダ)3は、入力された圧縮
状態の動画データを再生するに先だって、開始信号aを
字幕データ管理部5へ送出する。
ータは、操作者によって、画像再生装置(デコーダ)3
へ入力される。画像再生装置(デコーダ)3は、入力さ
れた圧縮状態の動画データを伸長(デコード)して、複
数の静止画が例えば1/30秒間隔で連続する時系列的
な動画を再生して、次のイメージ合成部4へ送出する。
また、画像再生装置(デコーダ)3は、入力された圧縮
状態の動画データを再生するに先だって、開始信号aを
字幕データ管理部5へ送出する。
【0026】イメージ合成部4は、字幕データ管理部5
からイメージに展開された静止画の字幕データbを受信
すると、受信したタイミングでこの字幕データbを画像
再生装置3から順次入力される動画に対して、例えば観
察者がその字幕を読取るに必要な例えば5〜10秒間継
続して、スーパーインポーズする。
からイメージに展開された静止画の字幕データbを受信
すると、受信したタイミングでこの字幕データbを画像
再生装置3から順次入力される動画に対して、例えば観
察者がその字幕を読取るに必要な例えば5〜10秒間継
続して、スーパーインポーズする。
【0027】字幕がスーパーインポーズされた動画は表
示バッファ6に一旦格納された後、D/A変換された
後、CRT表示装置や液晶表示装置等からなる表示装置
7に送信されて、この表示装置7の表示画面上に表示出
力される。
示バッファ6に一旦格納された後、D/A変換された
後、CRT表示装置や液晶表示装置等からなる表示装置
7に送信されて、この表示装置7の表示画面上に表示出
力される。
【0028】また、特徴画像検出部8は、表示バッファ
6に順次書込まれる動画を構成する各静止画を監視し、
隣接する静止画が大きく変化すると、例えば映画でいう
ところの画面(カット)が変更になったと判断する。そ
して、この画面(カット)変換を特徴画像とみなして、
特徴画像(カット変更)検出信号cを字幕データ管理部
5へ送出する。
6に順次書込まれる動画を構成する各静止画を監視し、
隣接する静止画が大きく変化すると、例えば映画でいう
ところの画面(カット)が変更になったと判断する。そ
して、この画面(カット)変換を特徴画像とみなして、
特徴画像(カット変更)検出信号cを字幕データ管理部
5へ送出する。
【0029】一方、字幕データベース9内には、字幕デ
ータメモリ10と特徴画像対応テーブル11が設けられ
ている。字幕データメモリ10内には、図3(a)に示
すように、前記動画データファイル1や動画ディスク2
に記憶された動画データに付加する全ての字幕データD
が、付加する順番に字幕番号Aが付されて記憶されてい
る。
ータメモリ10と特徴画像対応テーブル11が設けられ
ている。字幕データメモリ10内には、図3(a)に示
すように、前記動画データファイル1や動画ディスク2
に記憶された動画データに付加する全ての字幕データD
が、付加する順番に字幕番号Aが付されて記憶されてい
る。
【0030】また、特徴画像対応テーブル11内には、
図3(b)に示すように、前記動画における開始から終
了までに発生する各画面(カット)の番号CN毎に、該
当画面(カット)で表示する字幕データDを特定する字
幕番号A及び、該当画面(カット)が開始してから該当
字幕データDを表示開始するまでの表示開始時間tが記
憶されている。したがって、字幕データDが全くない画
面(カット)や、複数の字幕データDが存在する画面
(カット)がある。
図3(b)に示すように、前記動画における開始から終
了までに発生する各画面(カット)の番号CN毎に、該
当画面(カット)で表示する字幕データDを特定する字
幕番号A及び、該当画面(カット)が開始してから該当
字幕データDを表示開始するまでの表示開始時間tが記
憶されている。したがって、字幕データDが全くない画
面(カット)や、複数の字幕データDが存在する画面
(カット)がある。
【0031】コンピュータ等の一種の情報処理装置で構
成された字幕データ管理部5は、例えば、図2に示すよ
うに、対応テーブル格納部20と、アプリケーションプ
ログラム上にそれぞれプログラムモジュールとして構成
された複数の処理部12〜19とで構成されている。
成された字幕データ管理部5は、例えば、図2に示すよ
うに、対応テーブル格納部20と、アプリケーションプ
ログラム上にそれぞれプログラムモジュールとして構成
された複数の処理部12〜19とで構成されている。
【0032】次に、各処理部12〜19の詳細動作を順
番に説明していく。初期化部12は、画像再生装置3か
ら開始信号aが入力されると、画面(カット)数カウン
タ14へクリア信号を送出して、この画面(カット)数
カウンタ14で計数されている画面(カット)番号CN
を0の初期値にリセットする。さらに、初期化部12は
テーブル読出部18へ読出指令を送出する。
番に説明していく。初期化部12は、画像再生装置3か
ら開始信号aが入力されると、画面(カット)数カウン
タ14へクリア信号を送出して、この画面(カット)数
カウンタ14で計数されている画面(カット)番号CN
を0の初期値にリセットする。さらに、初期化部12は
テーブル読出部18へ読出指令を送出する。
【0033】読出指令を受領したテーブル読出部18
は、データベース検索部17を介してて字幕データベー
ス9の特徴画像対応テーブル11の全てのデータを読出
して対応テーブル格納部20へ書込む。すなわち。字幕
データベース9の特徴画像対応テーブル11が対応テー
ブル格納部20へ一括して複写される。したがって、テ
ーブル検索部15は、対応テーブル格納部20内へ複写
された特徴画像対応テーブル11aを検索する。
は、データベース検索部17を介してて字幕データベー
ス9の特徴画像対応テーブル11の全てのデータを読出
して対応テーブル格納部20へ書込む。すなわち。字幕
データベース9の特徴画像対応テーブル11が対応テー
ブル格納部20へ一括して複写される。したがって、テ
ーブル検索部15は、対応テーブル格納部20内へ複写
された特徴画像対応テーブル11aを検索する。
【0034】また、受信部13は、特徴画像検出部8か
ら出力された特徴画像(カット変更)検出信号cを受信
すると、受信した特徴画像(カット変更)検出信号cを
画面(カット)数カウンタ14へ送出する。画面(カッ
ト)数カウンタ14は、特徴画像(カット変更)検出信
号cを受信する毎に、自己が計数している画面(カッ
ト)番号CNを1だけ更新する(CN=CN+1)。そ
して、画面(カット)数カウンタ14は、更新後の画面
(カット)番号CNをテーブル検索部15へ送信する。
ら出力された特徴画像(カット変更)検出信号cを受信
すると、受信した特徴画像(カット変更)検出信号cを
画面(カット)数カウンタ14へ送出する。画面(カッ
ト)数カウンタ14は、特徴画像(カット変更)検出信
号cを受信する毎に、自己が計数している画面(カッ
ト)番号CNを1だけ更新する(CN=CN+1)。そ
して、画面(カット)数カウンタ14は、更新後の画面
(カット)番号CNをテーブル検索部15へ送信する。
【0035】テーブル検索部15は、受信した画面(カ
ット)番号CNで対応テーブル格納部20内の特徴画像
対応テーブル11aを検索して、同一画面(カット)番
号CNに対応する字幕番号A及び開始時間tを読出す。
なお、該当画面(カット)番号CNに複数の字幕番号A
及び開始時間tが記憶されていた場合は、この複数の字
幕番号A及び開始時間tをまとめて読出す。
ット)番号CNで対応テーブル格納部20内の特徴画像
対応テーブル11aを検索して、同一画面(カット)番
号CNに対応する字幕番号A及び開始時間tを読出す。
なお、該当画面(カット)番号CNに複数の字幕番号A
及び開始時間tが記憶されていた場合は、この複数の字
幕番号A及び開始時間tをまとめて読出す。
【0036】テーブル検索部15は、字幕データ読出部
16を介して、データベース検索部17へ読出した字幕
番号Aを送出する。データベース検索部17は、入力し
た字幕番号Aで字幕データベース9内の字幕データメモ
リ10を検索して、対応する字幕データDを読出して、
字幕データ読出部16へ転送する。
16を介して、データベース検索部17へ読出した字幕
番号Aを送出する。データベース検索部17は、入力し
た字幕番号Aで字幕データベース9内の字幕データメモ
リ10を検索して、対応する字幕データDを読出して、
字幕データ読出部16へ転送する。
【0037】字幕データ読出部16は、データベース検
索部17から受領した字幕データD及び先に特徴画像対
応テーブル11aから読出した開始時間tを字幕データ
送出部19へ送出する。
索部17から受領した字幕データD及び先に特徴画像対
応テーブル11aから読出した開始時間tを字幕データ
送出部19へ送出する。
【0038】字幕データ送出部19は、字幕データD及
び開始時間tを受領すると、受領時刻からこの開始時間
t経過したタイミングで字幕データDをイメージに展開
してイメージの字幕データbとしてイメージ合成部4へ
送出する。
び開始時間tを受領すると、受領時刻からこの開始時間
t経過したタイミングで字幕データDをイメージに展開
してイメージの字幕データbとしてイメージ合成部4へ
送出する。
【0039】このように構成された第1実施形態の動画
表示システムにおいては、動画データファイル1や動画
ディスク2に記憶された動画データは画像再生部3で時
系列的な動画に再生されて、表示バッファ6を介して表
示装置7に表示出力される過程でイメージ合成部4で字
幕がスーパーインポーズ(付加)される。そして、各字
幕をスーパーインポーズするタイミングは、特徴画像検
出部8で画面(カット)が変化したタイミングに基づい
て設定される。
表示システムにおいては、動画データファイル1や動画
ディスク2に記憶された動画データは画像再生部3で時
系列的な動画に再生されて、表示バッファ6を介して表
示装置7に表示出力される過程でイメージ合成部4で字
幕がスーパーインポーズ(付加)される。そして、各字
幕をスーパーインポーズするタイミングは、特徴画像検
出部8で画面(カット)が変化したタイミングに基づい
て設定される。
【0040】なお、画面(カット)が変化した後から字
幕を挿入しているが、字幕データ管理部5の処理速度は
字幕の必要とする表示期間の許容範囲に比較すると全く
無視できる値である。
幕を挿入しているが、字幕データ管理部5の処理速度は
字幕の必要とする表示期間の許容範囲に比較すると全く
無視できる値である。
【0041】このように、動画に重ね表示される各字幕
データDは、動画データファイル1や動画ディスク2に
記憶された動画データと全く独立して、字幕データベー
ス9に記憶保持されている。
データDは、動画データファイル1や動画ディスク2に
記憶された動画データと全く独立して、字幕データベー
ス9に記憶保持されている。
【0042】したがって、最初から字幕データDを圧縮
動画データや音声データと共に例えばMPEG2−TS
からなる動画データに組込む必要がない。よって、必要
に応じて、字幕データベース9の字幕データメモリ10
内に登録されている字幕データDを簡単に修正、追加,
削除できる。
動画データや音声データと共に例えばMPEG2−TS
からなる動画データに組込む必要がない。よって、必要
に応じて、字幕データベース9の字幕データメモリ10
内に登録されている字幕データDを簡単に修正、追加,
削除できる。
【0043】また、必要に応じて、字幕データベース9
に、複数言語の字幕データを登録するのみで、簡単に異
なる言語の字幕を再生された動画に付加することができ
る。 (第2実施形態)図4は本発明の第2実施形態の動画表
示システムの概略構成を示すブロック図である。図1に
示す第1実施形態の動画表示システムと同一部分には同
一番号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
に、複数言語の字幕データを登録するのみで、簡単に異
なる言語の字幕を再生された動画に付加することができ
る。 (第2実施形態)図4は本発明の第2実施形態の動画表
示システムの概略構成を示すブロック図である。図1に
示す第1実施形態の動画表示システムと同一部分には同
一番号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
【0044】この第2実施形態システムにおいては、第
1実施形態システムにおける特徴画像検出部8の代りに
経過時間検出部21及び初期化部22が設けられてい
る。画像再生装置(デコーダ)3は、入力された圧縮状
態の動画データを再生するに先だって、開始信号aを字
幕データ管理部5a及び初期化部22へ送出する。
1実施形態システムにおける特徴画像検出部8の代りに
経過時間検出部21及び初期化部22が設けられてい
る。画像再生装置(デコーダ)3は、入力された圧縮状
態の動画データを再生するに先だって、開始信号aを字
幕データ管理部5a及び初期化部22へ送出する。
【0045】経過時間検出部21は、初期化部22で経
過時間Tが一旦0にクリアされた後、表示バッファ6に
順次書き込まれる時系列的な動画の開始時刻からの経過
時間を、例えば、動画を構成する各静止画の枚数を計数
することによって計時する。なお、動画には開始時刻か
らの経過時間が書込まれているものもあり、この経過時
刻を読取ることも可能である。そして、経過時間検出部
21は、計時している経過時間が例えば1秒等の整数時
刻に達した時点で、その時の経過時間Tを字幕データ管
理部5aへ送出する。
過時間Tが一旦0にクリアされた後、表示バッファ6に
順次書き込まれる時系列的な動画の開始時刻からの経過
時間を、例えば、動画を構成する各静止画の枚数を計数
することによって計時する。なお、動画には開始時刻か
らの経過時間が書込まれているものもあり、この経過時
刻を読取ることも可能である。そして、経過時間検出部
21は、計時している経過時間が例えば1秒等の整数時
刻に達した時点で、その時の経過時間Tを字幕データ管
理部5aへ送出する。
【0046】字幕データベース9内には、図3(a)に
示す字幕データメモリと同一構成の字幕データメモリ1
0と、図5に示す経過時間対応テーブル23とが形成さ
れている。この経過時間対応テーブル23内には、前記
動画における開始から終了までに挿入する全部の字幕デ
ータDを特定する字幕番号A毎に、該当字幕番号Aを表
示開始する時刻が、前記動画における開始時刻からの経
過時間Tとして記憶されている。
示す字幕データメモリと同一構成の字幕データメモリ1
0と、図5に示す経過時間対応テーブル23とが形成さ
れている。この経過時間対応テーブル23内には、前記
動画における開始から終了までに挿入する全部の字幕デ
ータDを特定する字幕番号A毎に、該当字幕番号Aを表
示開始する時刻が、前記動画における開始時刻からの経
過時間Tとして記憶されている。
【0047】字幕データ管理部5aは図6に示すように
構成されいる。図2に示す第1実施形態システムの字幕
データ管理部5と同一部分には同一符号が付してある。
したがって、重複する部分の詳細説明は省略されてい
る。
構成されいる。図2に示す第1実施形態システムの字幕
データ管理部5と同一部分には同一符号が付してある。
したがって、重複する部分の詳細説明は省略されてい
る。
【0048】映像再生装置3から開始信号aが入力する
と、初期化部12が起動して、デーブル読出部18で、
字幕データベース9内の経過時間対応テーブル23を対
応テーブル格納部20に経過時間対応テーブル23aと
して複写する。
と、初期化部12が起動して、デーブル読出部18で、
字幕データベース9内の経過時間対応テーブル23を対
応テーブル格納部20に経過時間対応テーブル23aと
して複写する。
【0049】そして、経過時間検出部21から1秒間隔
で経過時間Tが受信部13aへ入力されると、テーブル
検索部15が起動して、経過時間対応テーブル23aを
検索して、該当経過時間Tが登録されているか否かを調
べる。登録されていた場合は、この経過時間Tに対応す
る字幕番号Aを読取って、字幕データ読出部16を介し
てデータベース検索部17へ送信する。データベース検
索部17は字幕データベース9の字幕データメモリ10
から該当字幕番号Aに対応する字幕データDを検索し
て、字幕データ読出部16ヘ転送する。
で経過時間Tが受信部13aへ入力されると、テーブル
検索部15が起動して、経過時間対応テーブル23aを
検索して、該当経過時間Tが登録されているか否かを調
べる。登録されていた場合は、この経過時間Tに対応す
る字幕番号Aを読取って、字幕データ読出部16を介し
てデータベース検索部17へ送信する。データベース検
索部17は字幕データベース9の字幕データメモリ10
から該当字幕番号Aに対応する字幕データDを検索し
て、字幕データ読出部16ヘ転送する。
【0050】字幕データ読出部16は、データベース検
索部17から受領した字幕データDを字幕データ送出部
19へ送出する。字幕データ送出部19は、字幕データ
Dを受領すると、イメージに展開してイメージの字幕デ
ータbとしてイメージ合成部4へ送出する。
索部17から受領した字幕データDを字幕データ送出部
19へ送出する。字幕データ送出部19は、字幕データ
Dを受領すると、イメージに展開してイメージの字幕デ
ータbとしてイメージ合成部4へ送出する。
【0051】このように構成された第2実施形態の動画
表示システムにおいては、経過時間対応テーブル23,
23a内に、動画の開始時刻からの各経過時間Tと各字
幕データDを特定する字幕番号Aとの関係が記憶されて
いる。
表示システムにおいては、経過時間対応テーブル23,
23a内に、動画の開始時刻からの各経過時間Tと各字
幕データDを特定する字幕番号Aとの関係が記憶されて
いる。
【0052】そして、経過時間検出部21にて動画の開
始時刻からの例えば1秒毎の各経過時間Tが検出される
毎に、この経過時間Tに対応する字幕データDが存在す
るか否かが判断され、存在した場合、該当字幕データD
が字幕データベース9の字幕メモリ10から読出され
て、再生された動画に自動的にスーパーインポーズされ
る。
始時刻からの例えば1秒毎の各経過時間Tが検出される
毎に、この経過時間Tに対応する字幕データDが存在す
るか否かが判断され、存在した場合、該当字幕データD
が字幕データベース9の字幕メモリ10から読出され
て、再生された動画に自動的にスーパーインポーズされ
る。
【0053】したがって、最初から字幕データを圧縮動
画データや音声データと共に例えばMPEG2−TSか
らなる動画データに組込む必要がないので、前述した第
1実施形態の動画表示システムとほぼ同様の作用効果を
奏することができる。
画データや音声データと共に例えばMPEG2−TSか
らなる動画データに組込む必要がないので、前述した第
1実施形態の動画表示システムとほぼ同様の作用効果を
奏することができる。
【0054】(第3実施形態)図7は本発明の第3実施
形態の動画表示システムの概略構成を示すブロック図で
ある。図1.図4に示す第1,第2の実施形態の動画表
示システムと同一部分には同一符号が付してある。した
がって、重複する部分の詳細説明は省力する。
形態の動画表示システムの概略構成を示すブロック図で
ある。図1.図4に示す第1,第2の実施形態の動画表
示システムと同一部分には同一符号が付してある。した
がって、重複する部分の詳細説明は省力する。
【0055】この第3実施形態の動画表示システムにお
いては、字幕データベース9内には、字幕データメモリ
10の他に、特殊画像対応テーブル11及び経過時間対
応テーブル23とが設けられている。特殊画像対応テー
ブル11及び経過時間対応テーブル23にはそれぞれ字
幕番号Aと画面(カット)番号CNとの関係、字幕番号
Aと経過時間Tとの関係が記憶されているが、字幕番号
Aが両方の対応テーブル11,23に重複して登録され
ることはない。
いては、字幕データベース9内には、字幕データメモリ
10の他に、特殊画像対応テーブル11及び経過時間対
応テーブル23とが設けられている。特殊画像対応テー
ブル11及び経過時間対応テーブル23にはそれぞれ字
幕番号Aと画面(カット)番号CNとの関係、字幕番号
Aと経過時間Tとの関係が記憶されているが、字幕番号
Aが両方の対応テーブル11,23に重複して登録され
ることはない。
【0056】すなわち、動画の画面(カット)が短時間
で目まぐるしく変化しても、字幕は変化しない場合や、
逆に、長い画面(カット)で多数の字幕を表示する場合
は、これらの字幕の表示タイミングは経過時間Tで制御
した方がよい場合がある。このような字幕は経過時間対
応テーブル23に登録されている。
で目まぐるしく変化しても、字幕は変化しない場合や、
逆に、長い画面(カット)で多数の字幕を表示する場合
は、これらの字幕の表示タイミングは経過時間Tで制御
した方がよい場合がある。このような字幕は経過時間対
応テーブル23に登録されている。
【0057】また、特徴画像検出部8と経過時間検出部
21が設けられている。したがって、この第3実施形態
システムにおいては、動画再生装置3で再生された動画
における画面(カット)変更と、動画の開始時点からの
経過時間Tとが検出され、それぞれ対応したタイミング
で字幕データが字幕データベース9から読出されて、動
画にスーパーインポーズされる。
21が設けられている。したがって、この第3実施形態
システムにおいては、動画再生装置3で再生された動画
における画面(カット)変更と、動画の開始時点からの
経過時間Tとが検出され、それぞれ対応したタイミング
で字幕データが字幕データベース9から読出されて、動
画にスーパーインポーズされる。
【0058】よって、各字幕を動画に対してより緻密な
タイミングで付加することができる。なお、本発明は上
述した各実施形態に限定されるものではない。
タイミングで付加することができる。なお、本発明は上
述した各実施形態に限定されるものではない。
【0059】各実施形態においては、画像再生装置に入
力される動画データは圧縮画像であり、画像再生装置は
圧縮画像を伸長するデコーダであるとした。しかし、例
えば、入力される画像データは画像圧縮されない通常の
ビデオデーテであり、画像再生装置は一般のVTRであ
ってもよい。
力される動画データは圧縮画像であり、画像再生装置は
圧縮画像を伸長するデコーダであるとした。しかし、例
えば、入力される画像データは画像圧縮されない通常の
ビデオデーテであり、画像再生装置は一般のVTRであ
ってもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の動画表示
システムにおいては、動画データの再生時に字幕データ
を、再生された表示画像と同期を取りながらこの再生動
画にスーパーインポーズしている。
システムにおいては、動画データの再生時に字幕データ
を、再生された表示画像と同期を取りながらこの再生動
画にスーパーインポーズしている。
【0061】したがって、動画データと字幕データとを
個別に管理でき、簡単に再生動画に字幕を付加できると
共に、必要に応じて、字幕データを簡単に修正、追加,
削除でき、さらに簡単に各言語毎の動画データの作成及
び表示ができる。
個別に管理でき、簡単に再生動画に字幕を付加できると
共に、必要に応じて、字幕データを簡単に修正、追加,
削除でき、さらに簡単に各言語毎の動画データの作成及
び表示ができる。
【図1】 本発明の第1実施形態の動画表示システムの
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図2】 同第1実施形態システムの字幕データ管理部
の詳細構成を示すブロック図
の詳細構成を示すブロック図
【図3】 同第1実施形態システムの字幕データメモリ
及び特徴画像対応テーブルの記憶内容を示す図
及び特徴画像対応テーブルの記憶内容を示す図
【図4】 本発明の第2実施形態の動画表示システムの
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
【図5】 同第2実施形態システムの経過時間対応テー
ブルの記憶内容を示す図
ブルの記憶内容を示す図
【図6】 同第2実施形態システムの字幕データ管理部
の詳細構成を示すブロック図
の詳細構成を示すブロック図
【図7】 本発明の第3実施形態の動画表示システムの
概略構成を示すブロック図
概略構成を示すブロック図
1…画像データファイル 2…動画ディスク 3…画像再生装置 4…イメージ合成部 5,5a,5b…字幕データ管理部 6…表示バッファ 7…表示装置 8…特徴画像検出部 9…字幕データベース 10…字幕データメモリ 11,11a…特徴画像対応テーブル 14…画面(カット)数カウンタ 15…テーブル検索部 16…字幕データ読出部 20…対応テーブル格納部 21…経過時間検出部 23,23a…経過時間対応テーブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/765 H04N 5/781 510G 5/781 7/133 Z // H04N 7/30
Claims (3)
- 【請求項1】 入力される動画データを時系列的な動画
に順次再生する画像再生装置と、 前記動画に重ね表示する複数の字幕データを記憶する字
幕データベースと、 前記画像再生装置で順次再生される動画における特徴画
像を順次検出する特徴画像検出手段と、 この特徴画像検出手段における特徴画像の検出回数と前
記各字幕データとの関係を記憶する特徴画像対応テーブ
ルと、 前記特徴画像検出手段が特徴画像を検出する毎に、前記
特徴画像対応テーブルを用いて前記字幕データベースか
ら該当検出回数に対応する字幕データを読出す字幕デー
タ読出手段と、 この読出された字幕データを前記画像再生装置で再生さ
れる動画にスーパーインポーズするイメージ合成手段
と、 このイメージ合成手段で各字幕データが順次スーパーイ
ンポーズされた動画を表示する表示装置とを備えた動画
表示システム。 - 【請求項2】 入力される動画データを時系列的な動画
に順次再生する画像再生装置と、 前記動画に重ね表示する複数の字幕データを記憶する字
幕データベースと、 前記画像再生装置で順次再生される動画の開始時刻から
の各経過時間を検出する経過時間検出手段と、 前記動画の開始時刻からの各経過時間と前記各字幕デー
タとの関係を記憶する経過時間対応テーブルと、 前記経過時間検出手段が経過時間を検出する毎に、前記
経過時間対応テーブルを用いて前記字幕データベースか
ら該当経過時間に対応する字幕データを読出す字幕デー
タ読出手段と、 この読出された字幕データを前記画像再生装置で再生さ
れる動画にスーパーインポーズするイメージ合成手段
と、 このイメージ合成手段で各字幕データが順次スーパーイ
ンポーズされた動画を表示する表示装置とを備えた動画
表示システム。 - 【請求項3】 入力される動画データを時系列的な動画
に順次再生する画像再生装置と、 前記動画に重ね表示する複数の字幕データを記憶する字
幕データベースと、 前記画像再生装置で順次再生される動画における特徴画
像を順次検出する特徴画像検出手段と、 この特徴画像検出手段における特徴画像の検出回数と前
記各字幕データとの関係を記憶する特徴画像対応テーブ
ルと、 前記特徴画像検出手段が特徴画像を検出する毎に、前記
特徴画像対応テーブルを用いて前記字幕データベースか
ら該当検出回数に対応する字幕データを読出す字幕デー
タ読出手段と、 前記画像再生装置で順次再生される動画の開始時刻から
の各経過時間を検出する経過時間検出手段と、 前記動画の開始時刻からの各経過時間と前記各字幕デー
タとの関係を記憶する経過時間対応テーブルと、 前記経過時間検出手段が経過時間を検出する毎に、前記
経過時間対応テーブルを用いて前記字幕データベースか
ら該当経過時間に対応する字幕データを読出す字幕デー
タ読出手段と、 前記各字幕データ読出手段にて読出された各字幕データ
を前記画像再生装置で再生される動画にスーパーインポ
ーズするイメージ合成手段と、 このイメージ合成手段で各字幕データが順次スーパーイ
ンポーズされた動画を表示する表示装置とを備えた動画
表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23487297A JPH1175113A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 動画表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23487297A JPH1175113A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 動画表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1175113A true JPH1175113A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16977660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23487297A Pending JPH1175113A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 動画表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1175113A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002037841A1 (fr) * | 2000-11-02 | 2002-05-10 | Fujiyama Co., Ltd. | Systeme de repartition du contenu d'une image numerique, procede de reproduction et support d'enregistrement de son programme de reproduction |
KR100341444B1 (ko) * | 1999-12-27 | 2002-06-21 | 조종태 | 디지털비디오디스크의 자막처리방법 |
JP2003157072A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-30 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置およびプログラム |
EP1725005A1 (en) * | 2005-05-17 | 2006-11-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for displaying special effects in image data and a portable terminal implementing the same |
KR100848187B1 (ko) * | 2005-08-12 | 2008-07-23 | 도선미 | 자막기능을 수행하는 서브픽쳐 제공 시스템 및 그 방법, 그서브픽쳐를 재생하기 위한 시스템 및 그 방법 |
US7460182B2 (en) | 2003-06-27 | 2008-12-02 | Fujitsu Limited | Circuit for processing video signal including information such as caption |
WO2012020945A3 (ko) * | 2010-08-13 | 2012-05-31 | 엘지전자 주식회사 | 영상표시기기의 데이터 입력 방법 및 그에 따른 영상표시기기 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23487297A patent/JPH1175113A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100341444B1 (ko) * | 1999-12-27 | 2002-06-21 | 조종태 | 디지털비디오디스크의 자막처리방법 |
US6961512B1 (en) | 1999-12-27 | 2005-11-01 | Dvd Tech Co., Ltd. | Subtitle management method for digital video disk |
WO2002037841A1 (fr) * | 2000-11-02 | 2002-05-10 | Fujiyama Co., Ltd. | Systeme de repartition du contenu d'une image numerique, procede de reproduction et support d'enregistrement de son programme de reproduction |
JP2003157072A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-30 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置およびプログラム |
US7362475B2 (en) | 2001-11-19 | 2008-04-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device for processing a file containing raster data and vector data |
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EP1725005A1 (en) * | 2005-05-17 | 2006-11-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method for displaying special effects in image data and a portable terminal implementing the same |
KR100848187B1 (ko) * | 2005-08-12 | 2008-07-23 | 도선미 | 자막기능을 수행하는 서브픽쳐 제공 시스템 및 그 방법, 그서브픽쳐를 재생하기 위한 시스템 및 그 방법 |
WO2012020945A3 (ko) * | 2010-08-13 | 2012-05-31 | 엘지전자 주식회사 | 영상표시기기의 데이터 입력 방법 및 그에 따른 영상표시기기 |
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