JPH117418A - メッセージ出力機能を有するデータ処理装置及びこの装置のメッセージ出力制御方法 - Google Patents
メッセージ出力機能を有するデータ処理装置及びこの装置のメッセージ出力制御方法Info
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- JPH117418A JPH117418A JP15954297A JP15954297A JPH117418A JP H117418 A JPH117418 A JP H117418A JP 15954297 A JP15954297 A JP 15954297A JP 15954297 A JP15954297 A JP 15954297A JP H117418 A JPH117418 A JP H117418A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 26
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 16
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- 101150065817 ROM2 gene Proteins 0.000 description 1
- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical compound C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 エラーメッセージなどの不変的なメッセージ
データを装置のセットアップ後に設定しなければならな
い面倒をなくすとともに、ホスト装置に対してのメッセ
ージデータ問合わせによる通信トラフィック量も削減す
る。 【解決手段】 不変的なメッセージデータを書換え不能
に記憶する不変メッセージテーブルと、可変的なメッセ
ージデータを書換え自在に記憶する可変メッセージテー
ブルとを設ける。データ処理のプロセスにおいてメッセ
ージコードが発生すると、そのメッセージコードが不変
メッセージコードか可変メッセージコードかを判別し、
不変メッセージコードの場合には不変メッセージテーブ
ルを検索し、可変メッセージコードの場合には可変メッ
セージコードを検索してメッセージを出力させる。
データを装置のセットアップ後に設定しなければならな
い面倒をなくすとともに、ホスト装置に対してのメッセ
ージデータ問合わせによる通信トラフィック量も削減す
る。 【解決手段】 不変的なメッセージデータを書換え不能
に記憶する不変メッセージテーブルと、可変的なメッセ
ージデータを書換え自在に記憶する可変メッセージテー
ブルとを設ける。データ処理のプロセスにおいてメッセ
ージコードが発生すると、そのメッセージコードが不変
メッセージコードか可変メッセージコードかを判別し、
不変メッセージコードの場合には不変メッセージテーブ
ルを検索し、可変メッセージコードの場合には可変メッ
セージコードを検索してメッセージを出力させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Point Of
Sales)ターミナル,電子式キャッシュレジスタ,電子
式料金秤などのメッセージ出力機能を有するデータ処理
装置及びこの装置のメッセージ出力制御方法に関する。
Sales)ターミナル,電子式キャッシュレジスタ,電子
式料金秤などのメッセージ出力機能を有するデータ処理
装置及びこの装置のメッセージ出力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、商店で使用されるPOSターミ
ナル,電子式キャッシュレジスタ,電子式料金秤などの
商品販売データ登録処理装置は、一般に、オペレータで
ある店員に対してデータを表示する操作面表示器と、買
物客に対してデータを表示する客面表示器とを備えてい
る。そして操作面表示器には、販売登録された商品の品
名,単価,値段などの商品データや客買上商品の合計金
額,釣銭額などの取引データの他、エラー内容を知らせ
るメッセージ、操作ガイダンスを知らせるメッセージ、
業務連絡内容を知らせるメッセージなどのメッセージデ
ータを適時表示し、客面表示器には、上記商品データや
取引データの他、買物客に推奨商品や特売日,定休日な
どを知らせるメッセージデータを適時表示していた。
ナル,電子式キャッシュレジスタ,電子式料金秤などの
商品販売データ登録処理装置は、一般に、オペレータで
ある店員に対してデータを表示する操作面表示器と、買
物客に対してデータを表示する客面表示器とを備えてい
る。そして操作面表示器には、販売登録された商品の品
名,単価,値段などの商品データや客買上商品の合計金
額,釣銭額などの取引データの他、エラー内容を知らせ
るメッセージ、操作ガイダンスを知らせるメッセージ、
業務連絡内容を知らせるメッセージなどのメッセージデ
ータを適時表示し、客面表示器には、上記商品データや
取引データの他、買物客に推奨商品や特売日,定休日な
どを知らせるメッセージデータを適時表示していた。
【0003】このようなメッセージ出力機能を有するデ
ータ処理装置において、従来は各種のメッセージデータ
を記憶するメッセージテーブルを書換え自在なメモリに
唯1つ形成し、データ処理のプロセスにおいてメッセー
ジの出力を要求するメッセージコードが発生すると、そ
のメッセージコードでメッセージテーブルを検索し、該
当メッセージコードに対応したメッセージデータを検出
するとそのメッセージデータを操作面表示器または客面
表示器に表示させるものとなっていた。
ータ処理装置において、従来は各種のメッセージデータ
を記憶するメッセージテーブルを書換え自在なメモリに
唯1つ形成し、データ処理のプロセスにおいてメッセー
ジの出力を要求するメッセージコードが発生すると、そ
のメッセージコードでメッセージテーブルを検索し、該
当メッセージコードに対応したメッセージデータを検出
するとそのメッセージデータを操作面表示器または客面
表示器に表示させるものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のメッセージ出力機能を有するデータ処理装置に
おいては、次の点で解決しなければならない課題があっ
た。すなわち、メッセージテーブルを書換え自在なメモ
リに形成しているので、メーカ側が装置をユーザ側に備
え付けセットアップしてからでないと、メッセージデー
タを設定することができなかった。このため、エラーメ
ッセージや操作ガイダンスなどの不変的なメッセージデ
ータについても、メーカ側の専門知識を有する者がわざ
わざユーザ側まで出向いてセットアップされた装置のメ
ッセージテーブルに設定しなければならなかった。
この種のメッセージ出力機能を有するデータ処理装置に
おいては、次の点で解決しなければならない課題があっ
た。すなわち、メッセージテーブルを書換え自在なメモ
リに形成しているので、メーカ側が装置をユーザ側に備
え付けセットアップしてからでないと、メッセージデー
タを設定することができなかった。このため、エラーメ
ッセージや操作ガイダンスなどの不変的なメッセージデ
ータについても、メーカ側の専門知識を有する者がわざ
わざユーザ側まで出向いてセットアップされた装置のメ
ッセージテーブルに設定しなければならなかった。
【0005】また、メッセージテーブルが唯1つであっ
たので、メッセージの種類が多種類に及ぶとメッセージ
の検索に時間がかかるという問題もあった。
たので、メッセージの種類が多種類に及ぶとメッセージ
の検索に時間がかかるという問題もあった。
【0006】このような課題は、POSターミナル等の
ように通信手段を介してホスト装置に接続されたデータ
処理装置であれば、メッセージテーブルを高速処理が可
能なホスト装置に設け、データ処理のプロセスにおいて
メッセージコードが発生すると、そのメッセージコード
でホスト装置にメッセージデータの問合わせを行い、該
当するメッセージデータを受信するとそれを表示させる
ように構成することで解決できるが、この場合には、メ
ッセージコードが発生する毎に通信手段を介してホスト
装置に問合わせを行うために、データ処理装置とホスト
装置との間の通信トラフィック量が増大し、ホスト装置
に接続されるデータ処理装置の台数が増えれば増えるほ
ど通信効率が低下して実用的でないという問題を生じて
いた。
ように通信手段を介してホスト装置に接続されたデータ
処理装置であれば、メッセージテーブルを高速処理が可
能なホスト装置に設け、データ処理のプロセスにおいて
メッセージコードが発生すると、そのメッセージコード
でホスト装置にメッセージデータの問合わせを行い、該
当するメッセージデータを受信するとそれを表示させる
ように構成することで解決できるが、この場合には、メ
ッセージコードが発生する毎に通信手段を介してホスト
装置に問合わせを行うために、データ処理装置とホスト
装置との間の通信トラフィック量が増大し、ホスト装置
に接続されるデータ処理装置の台数が増えれば増えるほ
ど通信効率が低下して実用的でないという問題を生じて
いた。
【0007】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その第1の目的とするところは、エラーメッ
セージなどの不変的なメッセージデータを装置のセット
アップ後に設定しなければならない面倒をなくし、かつ
メッセージデータの検索に要する時間も短くするところ
にある。
たもので、その第1の目的とするところは、エラーメッ
セージなどの不変的なメッセージデータを装置のセット
アップ後に設定しなければならない面倒をなくし、かつ
メッセージデータの検索に要する時間も短くするところ
にある。
【0008】また、第2の目的とするところは、通信手
段により接続されたホスト装置に対してのメッセージデ
ータ問合わせによる通信トラフィック量を削減するとこ
ろにある。
段により接続されたホスト装置に対してのメッセージデ
ータ問合わせによる通信トラフィック量を削減するとこ
ろにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記第1の目
的を達成するために、データ処理のプロセスにおいてメ
ッセージの出力を要求するメッセージコードが発生する
とそのメッセージコードに対応したメッセージデータを
出力する機能を有したデータ処理装置において、不変的
なメッセージデータをそのメッセージデータの種類を特
定するメッセージコード別に書換え不能に記憶する不変
メッセージテーブルと、可変的なメッセージデータをそ
のメッセージデータの種類を特定するメッセージコード
別に書換え自在に記憶する可変メッセージテーブルとを
設ける。そして、データ処理のプロセスにおいてメッセ
ージコードが発生すると、メッセージコード判別手段に
よりそのメッセージコードが不変的なメッセージデータ
の種類を特定するものか可変的なメッセージデータの種
類を特定するものかを判別し、不変的なメッセージデー
タの種類を特定するものと判別すると、不変メッセージ
検索手段により不変メッセージテーブルを検索する。そ
して該当メッセージコードに対応するメッセージデータ
を検出すると、不変メッセージ出力制御手段によりその
メッセージデータを出力させる。一方、メッセージコー
ド判別手段によりメッセージコードが可変的なメッセー
ジデータの種類を特定するものと判別すると、可変メッ
セージ検索手段により可変メッセージテーブルを検索す
る。そして該当メッセージコードに対応するメッセージ
データを検出すると、可変メッセージ出力制御手段によ
りそのメッセージデータを出力させるようにしている。
的を達成するために、データ処理のプロセスにおいてメ
ッセージの出力を要求するメッセージコードが発生する
とそのメッセージコードに対応したメッセージデータを
出力する機能を有したデータ処理装置において、不変的
なメッセージデータをそのメッセージデータの種類を特
定するメッセージコード別に書換え不能に記憶する不変
メッセージテーブルと、可変的なメッセージデータをそ
のメッセージデータの種類を特定するメッセージコード
別に書換え自在に記憶する可変メッセージテーブルとを
設ける。そして、データ処理のプロセスにおいてメッセ
ージコードが発生すると、メッセージコード判別手段に
よりそのメッセージコードが不変的なメッセージデータ
の種類を特定するものか可変的なメッセージデータの種
類を特定するものかを判別し、不変的なメッセージデー
タの種類を特定するものと判別すると、不変メッセージ
検索手段により不変メッセージテーブルを検索する。そ
して該当メッセージコードに対応するメッセージデータ
を検出すると、不変メッセージ出力制御手段によりその
メッセージデータを出力させる。一方、メッセージコー
ド判別手段によりメッセージコードが可変的なメッセー
ジデータの種類を特定するものと判別すると、可変メッ
セージ検索手段により可変メッセージテーブルを検索す
る。そして該当メッセージコードに対応するメッセージ
データを検出すると、可変メッセージ出力制御手段によ
りそのメッセージデータを出力させるようにしている。
【0010】また本発明は、通信手段を介してホスト装
置に接続されたデータ処理装置において、前記第2の目
的を達成するために、可変メッセージ検索手段により該
当メッセージコードに対応するメッセージデータを検出
できないと、可変メッセージ問合わせ出力制御手段によ
りホスト装置にメッセージデータの問合わせを行い、メ
ッセージデータの応答を受信するとそのメッセージデー
タを出力させるようにしている。このものにおいて、ホ
スト装置にメッセージデータの問合わせを行い、メッセ
ージデータの応答を受信するとそのメッセージデータを
可変メッセージテーブルに追加する手段を具備すると、
より効果的である。
置に接続されたデータ処理装置において、前記第2の目
的を達成するために、可変メッセージ検索手段により該
当メッセージコードに対応するメッセージデータを検出
できないと、可変メッセージ問合わせ出力制御手段によ
りホスト装置にメッセージデータの問合わせを行い、メ
ッセージデータの応答を受信するとそのメッセージデー
タを出力させるようにしている。このものにおいて、ホ
スト装置にメッセージデータの問合わせを行い、メッセ
ージデータの応答を受信するとそのメッセージデータを
可変メッセージテーブルに追加する手段を具備すると、
より効果的である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、通信
手段を介してホスト装置に接続されたPOSターミナル
に本発明を適用した場合を説明する。
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、通信
手段を介してホスト装置に接続されたPOSターミナル
に本発明を適用した場合を説明する。
【0012】図1はかかるPOSターミナルの要部構成
を示すブロック図であって、このPOSターミナルは、
制御部本体としてCPU(Central Processing Unit )
1を搭載している。また、データを書換え不能に記憶す
るROM(Read Only Memoly)2と、データを書換え自
在に記憶するRAM(Random Access Memoly)3と、現
日付および時刻を計時する時計部4と、伝送路等の通信
手段を介して接続されたホスト装置(不図示)とのデー
タ通信を制御する通信インタフェース5とを搭載してい
る。
を示すブロック図であって、このPOSターミナルは、
制御部本体としてCPU(Central Processing Unit )
1を搭載している。また、データを書換え不能に記憶す
るROM(Read Only Memoly)2と、データを書換え自
在に記憶するRAM(Random Access Memoly)3と、現
日付および時刻を計時する時計部4と、伝送路等の通信
手段を介して接続されたホスト装置(不図示)とのデー
タ通信を制御する通信インタフェース5とを搭載してい
る。
【0013】さらにこのPOSターミナルは、モードス
イッチ6からの信号入力およびドロワ7への信号出力を
行うI/Oポート8、キーボード9を制御し入力された
キー信号を取込むキーボードコントローラ10、バーコ
ードスキャナ11を制御し読取ったバーコードデータを
取込むスキャナコントローラ12、プリンタ13を制御
しレシート印字,ジャーナル印字などを制御するプリン
タコントローラ14、操作面側の表示器15及び客面側
の表示器16をそれぞれ制御し表示データに対応した文
字などを表示させる表示器コントローラ17などを搭載
している。そして、前記CPU1と、ROM2,RAM
3,時計部4,通信インタフェース5,I/Oポート
8,キーボードコントローラ10,スキャナコントロー
ラ12,プリンタコントローラ14および表示器コント
ローラ17とを、アドレスバス,データバスなどのバス
ライン18で相互に接続している。
イッチ6からの信号入力およびドロワ7への信号出力を
行うI/Oポート8、キーボード9を制御し入力された
キー信号を取込むキーボードコントローラ10、バーコ
ードスキャナ11を制御し読取ったバーコードデータを
取込むスキャナコントローラ12、プリンタ13を制御
しレシート印字,ジャーナル印字などを制御するプリン
タコントローラ14、操作面側の表示器15及び客面側
の表示器16をそれぞれ制御し表示データに対応した文
字などを表示させる表示器コントローラ17などを搭載
している。そして、前記CPU1と、ROM2,RAM
3,時計部4,通信インタフェース5,I/Oポート
8,キーボードコントローラ10,スキャナコントロー
ラ12,プリンタコントローラ14および表示器コント
ローラ17とを、アドレスバス,データバスなどのバス
ライン18で相互に接続している。
【0014】前記モードスイッチ6は、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを選択
しその実行を前記CPU1に指令する制御スイッチであ
る。ここで、「登録」とは、キーボード9,スキャナ1
1などの商品登録手段により商品の販売登録が行われる
と、その登録商品の販売点数,販売金額などの販売デー
タを取得し、RAM3に形成した登録用メモリに売上登
録処理するとともに操作面表示器15および客面表示器
16に表示し、かつキーボード9に設けた締めキーによ
り1客の買上商品の登録終了が宣言されると、釣銭演算
を行い釣銭金額を操作面表示器15および客面表示器1
6に表示するとともにプリンタ13によりレシートを印
字発行する業務のモードである。また、「点検」とは、
上記「登録」業務によって各商品の販売データが売上登
録処理された登録用メモリの内容を点検レポートとして
プリンタ13により記録紙に印字出力する業務のモード
であり、「精算」とは「点検」業務と同様に登録用メモ
リの内容を精算レポートとしてプリンタ13により記録
紙に印字出力した後、登録用メモリをクリアする業務の
モードであり、「設定」とは各業務で必要なデータを予
めRAM3に設定する業務のモードである。
検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを選択
しその実行を前記CPU1に指令する制御スイッチであ
る。ここで、「登録」とは、キーボード9,スキャナ1
1などの商品登録手段により商品の販売登録が行われる
と、その登録商品の販売点数,販売金額などの販売デー
タを取得し、RAM3に形成した登録用メモリに売上登
録処理するとともに操作面表示器15および客面表示器
16に表示し、かつキーボード9に設けた締めキーによ
り1客の買上商品の登録終了が宣言されると、釣銭演算
を行い釣銭金額を操作面表示器15および客面表示器1
6に表示するとともにプリンタ13によりレシートを印
字発行する業務のモードである。また、「点検」とは、
上記「登録」業務によって各商品の販売データが売上登
録処理された登録用メモリの内容を点検レポートとして
プリンタ13により記録紙に印字出力する業務のモード
であり、「精算」とは「点検」業務と同様に登録用メモ
リの内容を精算レポートとしてプリンタ13により記録
紙に印字出力した後、登録用メモリをクリアする業務の
モードであり、「設定」とは各業務で必要なデータを予
めRAM3に設定する業務のモードである。
【0015】このような構成のPOSターミナルにおい
て、前記ROM2には、図2に示すように、不変メッセ
ージコードと不変メッセージデータと出力先ステータス
とからなる不変メッセージレコードを複数記憶してなる
不変メッセージテーブル20を形成している。また前記
RAM3には、図3に示すように、可変メッセージコー
ドと可変メッセージデータと出力先ステータスとからな
る可変メッセージレコードを複数記憶してなる可変メッ
セージテーブル30を形成している。
て、前記ROM2には、図2に示すように、不変メッセ
ージコードと不変メッセージデータと出力先ステータス
とからなる不変メッセージレコードを複数記憶してなる
不変メッセージテーブル20を形成している。また前記
RAM3には、図3に示すように、可変メッセージコー
ドと可変メッセージデータと出力先ステータスとからな
る可変メッセージレコードを複数記憶してなる可変メッ
セージテーブル30を形成している。
【0016】前記不変メッセージテーブル20におい
て、不変メッセージデータは、例えばエラーメッセージ
や操作ガイダンスなどメーカー側で設定可能な不変的な
メッセージのデータである。不変メッセージコードは、
例えば5桁からなりその先頭桁を不変メッセージコード
であることを特定するコード“A”とし、後の4桁を連
続番号としたコードであって、データ処理のプロセスに
おいて該当する不変メッセージデータの出力を要求する
際に発生するようにプログラム設計されている。出力先
ステータスは、該当するメッセージの出力先が操作面表
示器15なのか客面表示器16なのかを指定するデータ
である。
て、不変メッセージデータは、例えばエラーメッセージ
や操作ガイダンスなどメーカー側で設定可能な不変的な
メッセージのデータである。不変メッセージコードは、
例えば5桁からなりその先頭桁を不変メッセージコード
であることを特定するコード“A”とし、後の4桁を連
続番号としたコードであって、データ処理のプロセスに
おいて該当する不変メッセージデータの出力を要求する
際に発生するようにプログラム設計されている。出力先
ステータスは、該当するメッセージの出力先が操作面表
示器15なのか客面表示器16なのかを指定するデータ
である。
【0017】また、前記可変メッセージテーブル30に
おいて、可変メッセージデータは、例えばオペレータに
対する業務連絡のメッセージや買物客に対する推奨商品
の紹介メッセージや特売日,定休日などを知らせるメッ
セージなどユーザ側で任意に設定する可変的なメッセー
ジのデータである。可変メッセージコードは、例えば5
桁からなりその先頭桁を可変メッセージコードであるこ
とを特定するコード“B”とし、後の4桁を連続番号と
したコードであって、データ処理のプロセスにおいて該
当する可変メッセージデータの出力を要求する際に発生
するようにプログラム設計されている。出力先ステータ
スは、該当するメッセージの出力先が操作面表示器15
なのか客面表示器16なのかを指定するデータである。
おいて、可変メッセージデータは、例えばオペレータに
対する業務連絡のメッセージや買物客に対する推奨商品
の紹介メッセージや特売日,定休日などを知らせるメッ
セージなどユーザ側で任意に設定する可変的なメッセー
ジのデータである。可変メッセージコードは、例えば5
桁からなりその先頭桁を可変メッセージコードであるこ
とを特定するコード“B”とし、後の4桁を連続番号と
したコードであって、データ処理のプロセスにおいて該
当する可変メッセージデータの出力を要求する際に発生
するようにプログラム設計されている。出力先ステータ
スは、該当するメッセージの出力先が操作面表示器15
なのか客面表示器16なのかを指定するデータである。
【0018】なお、前記不変メッセージテーブル20の
レコード数は出荷時に決定され、そのメモリ容量は固定
であるが、前記可変メッセージテーブル30のレコード
数はユーザ側で任意に設定でき、メモリ容量も変更でき
るようになっている。一方、前記通信インタフェース5
を介して接続されるホスト装置には、各種のメッセージ
レコードを格納するメッセージファイルを設けている。
そして、このメッセージファイルには、ユーザが任意に
所望する可変メッセージレコードを登録できるようにな
っている。
レコード数は出荷時に決定され、そのメモリ容量は固定
であるが、前記可変メッセージテーブル30のレコード
数はユーザ側で任意に設定でき、メモリ容量も変更でき
るようになっている。一方、前記通信インタフェース5
を介して接続されるホスト装置には、各種のメッセージ
レコードを格納するメッセージファイルを設けている。
そして、このメッセージファイルには、ユーザが任意に
所望する可変メッセージレコードを登録できるようにな
っている。
【0019】しかして、前記CPU1は、データ処理の
プロセスにおいてメッセージコードが発生すると、特に
図4の流れ図に示すメッセージ出力制御処理を実行する
ものとなっている。すなわち、ST(ステップ)1とし
てメッセージコードを取込むと、ST2としてそのメッ
セージコードが不変メッセージデータのコードなのか可
変メッセージデータのコードなのかを判別する(メッセ
ージコード判別手段)。
プロセスにおいてメッセージコードが発生すると、特に
図4の流れ図に示すメッセージ出力制御処理を実行する
ものとなっている。すなわち、ST(ステップ)1とし
てメッセージコードを取込むと、ST2としてそのメッ
セージコードが不変メッセージデータのコードなのか可
変メッセージデータのコードなのかを判別する(メッセ
ージコード判別手段)。
【0020】ここで、メッセージコードの先頭桁が
“A”の場合には不変メッセージデータに対応する不変
メッセージコードなので、ST3としてROM2上の不
変メッセージテーブル20を検索して当該不変メッセー
ジコードの有無を判別する(不変メッセージ検索手
段)。
“A”の場合には不変メッセージデータに対応する不変
メッセージコードなので、ST3としてROM2上の不
変メッセージテーブル20を検索して当該不変メッセー
ジコードの有無を判別する(不変メッセージ検索手
段)。
【0021】その結果、ST4として不変メッセージテ
ーブル20から当該不変メッセージコードを検出したな
らば、ST5としてこの不変メッセージコードに対応す
る不変メッセージデータ及び出力先ステータスを読込
み、不変メッセージデータを出力先ステータスによって
指定される出力先(操作面表示器15または客面表示器
16)に表示させる(不変メッセージ出力制御手段)。
なお、ST4にて不変メッセージテーブル20から当該
不変メッセージコードを検出できない場合には、システ
ムエラーとする。
ーブル20から当該不変メッセージコードを検出したな
らば、ST5としてこの不変メッセージコードに対応す
る不変メッセージデータ及び出力先ステータスを読込
み、不変メッセージデータを出力先ステータスによって
指定される出力先(操作面表示器15または客面表示器
16)に表示させる(不変メッセージ出力制御手段)。
なお、ST4にて不変メッセージテーブル20から当該
不変メッセージコードを検出できない場合には、システ
ムエラーとする。
【0022】一方、ST2にてメッセージコードの先頭
桁が“B”の場合には可変メッセージデータに対応する
可変メッセージコードなので、ST6としてRAM3上
の可変メッセージテーブル30を検索して当該可変メッ
セージコードの有無を判別する(可変メッセージ検索手
段)。
桁が“B”の場合には可変メッセージデータに対応する
可変メッセージコードなので、ST6としてRAM3上
の可変メッセージテーブル30を検索して当該可変メッ
セージコードの有無を判別する(可変メッセージ検索手
段)。
【0023】その結果、ST7として可変メッセージテ
ーブル30から当該可変メッセージコードを検出できな
かった場合には、ST8として当該可変メッセージコー
ドを含むメッセージデータ問合わせ伝文を作成し、この
伝文を通信インタフェース5を介してホスト装置に送信
する。これに応じて、ST9として前記ホスト装置から
当該可変メッセージコードを含む可変メッセージレコー
ドを受信したならば、ST10としてその可変メッセー
ジレコードを可変メッセージテーブル30に追加する。
しかる後、ST11として受信した可変メッセージレコ
ード中の可変メッセージデータ及び出力先ステータスを
読込み、可変メッセージデータを出力先ステータスによ
って指定される出力先(操作面表示器15または客面表
示器16)に表示させる(可変メッセージ問合わせ出力
制御手段)。
ーブル30から当該可変メッセージコードを検出できな
かった場合には、ST8として当該可変メッセージコー
ドを含むメッセージデータ問合わせ伝文を作成し、この
伝文を通信インタフェース5を介してホスト装置に送信
する。これに応じて、ST9として前記ホスト装置から
当該可変メッセージコードを含む可変メッセージレコー
ドを受信したならば、ST10としてその可変メッセー
ジレコードを可変メッセージテーブル30に追加する。
しかる後、ST11として受信した可変メッセージレコ
ード中の可変メッセージデータ及び出力先ステータスを
読込み、可変メッセージデータを出力先ステータスによ
って指定される出力先(操作面表示器15または客面表
示器16)に表示させる(可変メッセージ問合わせ出力
制御手段)。
【0024】なお、ST7にて可変メッセージテーブル
30から当該可変メッセージコードを検出した場合には
ST11に進む。そして当該可変メッセージコードに対
応する可変メッセージデータ及び出力先ステータスを可
変メッセージテーブル30から読込み、可変メッセージ
データを出力先ステータスによって指定される出力先
(操作面表示器15または客面表示器16)に表示させ
る(可変メッセージ出力制御手段)。
30から当該可変メッセージコードを検出した場合には
ST11に進む。そして当該可変メッセージコードに対
応する可変メッセージデータ及び出力先ステータスを可
変メッセージテーブル30から読込み、可変メッセージ
データを出力先ステータスによって指定される出力先
(操作面表示器15または客面表示器16)に表示させ
る(可変メッセージ出力制御手段)。
【0025】このように構成した本実施の形態において
は、POSターミナルのメーカ側がエラーメッセージや
操作ガイダンスなどの各種不変メッセージレコードを記
憶した不変メッセージテーブル20を予め当該POSタ
ーミナルのROM2に組み込んでからユーザ側に出荷す
る。一方、ユーザ側は、当該POSターミナルの上位機
種であるホスト装置のメッセージファイルに、推奨商品
の紹介メッセージや特売日,定休日などを知らせるメッ
セージなどの各種可変メッセージレコードを任意に登録
する。
は、POSターミナルのメーカ側がエラーメッセージや
操作ガイダンスなどの各種不変メッセージレコードを記
憶した不変メッセージテーブル20を予め当該POSタ
ーミナルのROM2に組み込んでからユーザ側に出荷す
る。一方、ユーザ側は、当該POSターミナルの上位機
種であるホスト装置のメッセージファイルに、推奨商品
の紹介メッセージや特売日,定休日などを知らせるメッ
セージなどの各種可変メッセージレコードを任意に登録
する。
【0026】このような状態で、当該POSターミナル
は稼働し、商品販売データを登録処理する等の各種デー
タ処理を行うものとなっている。ここで、例えばオペレ
ータがキーの操作ミスを犯したためにエラーメッセージ
のメッセージコード(Axxx)が発生したとすると、
当該メッセージコードが先頭桁を“A”とした不変メッ
セージコードであることからROM2の不変メッセージ
テーブル20が検索される。そして、当該不変メッセー
ジコードに対応するエラーメッセージデータ(例えば
「キー操作エラーです」)及び出力先ステータス(例え
ば操作面表示器15を指定する情報)が検出されると、
そのエラーメッセージが操作面表示器15に表示され
る。これにより、オペレータはキー操作エラーを犯した
ことを認識できる。
は稼働し、商品販売データを登録処理する等の各種デー
タ処理を行うものとなっている。ここで、例えばオペレ
ータがキーの操作ミスを犯したためにエラーメッセージ
のメッセージコード(Axxx)が発生したとすると、
当該メッセージコードが先頭桁を“A”とした不変メッ
セージコードであることからROM2の不変メッセージ
テーブル20が検索される。そして、当該不変メッセー
ジコードに対応するエラーメッセージデータ(例えば
「キー操作エラーです」)及び出力先ステータス(例え
ば操作面表示器15を指定する情報)が検出されると、
そのエラーメッセージが操作面表示器15に表示され
る。これにより、オペレータはキー操作エラーを犯した
ことを認識できる。
【0027】また、例えば締めキーの入力により1人の
買物客が買上げる全商品の登録を終了し、その後釣銭を
一定時間表示したために推奨商品紹介メッセージのメッ
セージコード(Bxxx)が発生したとすると、当該メ
ッセージコードが先頭桁を“B”とした可変メッセージ
コードであることからRAM3の可変メッセージテーブ
ル30が検索される。このとき、当該可変メッセージコ
ードが可変メッセージテーブル30に設定されていない
とすると、当該可変メッセージコードのメッセージ問合
わせ伝文が作成され、通信手段を介してホスト装置に送
信される。これにより、ホスト装置から当該可変メッセ
ージコードに対応する推奨商品紹介メッセージデータ及
び出力先ステータス(例えば客面表示器16を指定する
情報)の可変メッセージレコードが受信されると、その
推奨商品紹介メッセージが客面表示器16に表示され
る。これにより、次の買物客に対して推奨商品を紹介す
ることができる。
買物客が買上げる全商品の登録を終了し、その後釣銭を
一定時間表示したために推奨商品紹介メッセージのメッ
セージコード(Bxxx)が発生したとすると、当該メ
ッセージコードが先頭桁を“B”とした可変メッセージ
コードであることからRAM3の可変メッセージテーブ
ル30が検索される。このとき、当該可変メッセージコ
ードが可変メッセージテーブル30に設定されていない
とすると、当該可変メッセージコードのメッセージ問合
わせ伝文が作成され、通信手段を介してホスト装置に送
信される。これにより、ホスト装置から当該可変メッセ
ージコードに対応する推奨商品紹介メッセージデータ及
び出力先ステータス(例えば客面表示器16を指定する
情報)の可変メッセージレコードが受信されると、その
推奨商品紹介メッセージが客面表示器16に表示され
る。これにより、次の買物客に対して推奨商品を紹介す
ることができる。
【0028】また、ホスト装置から受信した可変メッセ
ージレコードはRAM3に形成した可変メッセージテー
ブル30に格納される。したがって、次の買物客が買上
げる全商品の登録を終了し、その後釣銭を一定時間表示
したために推奨商品紹介メッセージのメッセージコード
(Bxxx)が発生した場合には、ホスト装置にメッセ
ージの問合わせが行われることなく推奨商品紹介メッセ
ージが客面表示器16に表示される。
ージレコードはRAM3に形成した可変メッセージテー
ブル30に格納される。したがって、次の買物客が買上
げる全商品の登録を終了し、その後釣銭を一定時間表示
したために推奨商品紹介メッセージのメッセージコード
(Bxxx)が発生した場合には、ホスト装置にメッセ
ージの問合わせが行われることなく推奨商品紹介メッセ
ージが客面表示器16に表示される。
【0029】なお、可変メッセージテーブル30に格納
された可変メッセージレコードは、例えば1日の業務が
終了し精算処理が実行された後でクリアされるようにな
っている。したがって、日付の更新により推奨商品が変
更された場合に、ホスト装置における推奨商品のメッセ
ージを変更するだけで対応できる利点がある。
された可変メッセージレコードは、例えば1日の業務が
終了し精算処理が実行された後でクリアされるようにな
っている。したがって、日付の更新により推奨商品が変
更された場合に、ホスト装置における推奨商品のメッセ
ージを変更するだけで対応できる利点がある。
【0030】このように、本実施の形態のPOSターミ
ナルは、エラーメッセージや操作ガイダンスなどの不変
的なメッセージデータを固有の不変メッセージコード別
に書換え不能に記憶する不変メッセージテーブル20
と、オペレータに対する業務連絡のメッセージや推奨商
品の紹介メッセージなどの可変的なメッセージデータを
固有の可変メッセージコード別に書換え自在に記憶する
可変メッセージテーブル30とを設けている。そして、
データ処理のプロセスにおいてメッセージコードが発生
すると、そのメッセージコードが不変メッセージコード
なのか可変メッセージコードなのかを判別する。ここ
で、不変メッセージコードの場合には不変メッセージテ
ーブル20を検索して当該不変メッセージコードに対応
する不変メッセージデータを検出し、その検出したメッ
セージデータを操作面表示器15または客面表示器16
に表示する。これに対し、可変メッセージコードの場合
には可変メッセージテーブル30を検索して当該可変メ
ッセージコードに対応する可変メッセージデータを検出
し、その検出したメッセージデータを操作面表示器15
または客面表示器16に表示するものとなっている。
ナルは、エラーメッセージや操作ガイダンスなどの不変
的なメッセージデータを固有の不変メッセージコード別
に書換え不能に記憶する不変メッセージテーブル20
と、オペレータに対する業務連絡のメッセージや推奨商
品の紹介メッセージなどの可変的なメッセージデータを
固有の可変メッセージコード別に書換え自在に記憶する
可変メッセージテーブル30とを設けている。そして、
データ処理のプロセスにおいてメッセージコードが発生
すると、そのメッセージコードが不変メッセージコード
なのか可変メッセージコードなのかを判別する。ここ
で、不変メッセージコードの場合には不変メッセージテ
ーブル20を検索して当該不変メッセージコードに対応
する不変メッセージデータを検出し、その検出したメッ
セージデータを操作面表示器15または客面表示器16
に表示する。これに対し、可変メッセージコードの場合
には可変メッセージテーブル30を検索して当該可変メ
ッセージコードに対応する可変メッセージデータを検出
し、その検出したメッセージデータを操作面表示器15
または客面表示器16に表示するものとなっている。
【0031】したがって、エラーメッセージや操作ガイ
ダンスなどの不変メッセージデータを装置の出荷前にメ
ーカ側で不変メッセージテーブル20に設定できるの
で、メーカ側の専門知識を有するものがわざわざユーザ
側に出向いて設定する必要がなくなる。その結果、メー
カ側の負担を軽減できるとともに、ユーザ側にとっても
セットアップまでの時間を短縮できる効果を奏する。
ダンスなどの不変メッセージデータを装置の出荷前にメ
ーカ側で不変メッセージテーブル20に設定できるの
で、メーカ側の専門知識を有するものがわざわざユーザ
側に出向いて設定する必要がなくなる。その結果、メー
カ側の負担を軽減できるとともに、ユーザ側にとっても
セットアップまでの時間を短縮できる効果を奏する。
【0032】また、不変メッセージコードの場合には不
変メッセージレコードのみが設定された不変メッセージ
テーブル20を検索し、可変メッセージコードの場合に
は可変メッセージレコードのみが設定された可変メッセ
ージテーブル30を検索するので、1つのテーブルで検
索するレコード数が少なくてすむ。したがって、テーブ
ルの検索に要する時間が短くなり、処理効率が向上す
る。
変メッセージレコードのみが設定された不変メッセージ
テーブル20を検索し、可変メッセージコードの場合に
は可変メッセージレコードのみが設定された可変メッセ
ージテーブル30を検索するので、1つのテーブルで検
索するレコード数が少なくてすむ。したがって、テーブ
ルの検索に要する時間が短くなり、処理効率が向上す
る。
【0033】また、本実施の形態のPOSターミナル
は、通信手段を介してホスト装置に接続されており、可
変メッセージコードに対応する可変メッセージデータを
可変メッセージテーブル30から検出できない場合に
は、前記ホスト装置にメッセージデータの問合わせを行
い、前記ホスト装置から受信した可変メッセージデータ
を出力するようにしている。
は、通信手段を介してホスト装置に接続されており、可
変メッセージコードに対応する可変メッセージデータを
可変メッセージテーブル30から検出できない場合に
は、前記ホスト装置にメッセージデータの問合わせを行
い、前記ホスト装置から受信した可変メッセージデータ
を出力するようにしている。
【0034】したがって、1つのユーザで使用するPO
Sターミナルの台数が増大しても、ホスト装置に所望す
る可変メッセージレコードを登録しておきさえすれば各
POSターミナルからこの可変メッセージデータを出力
させることができる。この場合において、ホスト装置に
登録するメッセージレコードは可変メッセージレコード
のみであり、不変メッセージレコードは登録する必要が
ないので、メッセージの問合わせに要する通信トラフィ
ック量を削減できる。また、メッセージの問合わせによ
りホスト装置から受信した可変メッセージレコードを可
変メッセージテーブル30に追加するようにしたので、
この可変メッセージレコードについては次から問合わせ
が不要となり、この点からも通信トラフィック量の削減
を図り得る。
Sターミナルの台数が増大しても、ホスト装置に所望す
る可変メッセージレコードを登録しておきさえすれば各
POSターミナルからこの可変メッセージデータを出力
させることができる。この場合において、ホスト装置に
登録するメッセージレコードは可変メッセージレコード
のみであり、不変メッセージレコードは登録する必要が
ないので、メッセージの問合わせに要する通信トラフィ
ック量を削減できる。また、メッセージの問合わせによ
りホスト装置から受信した可変メッセージレコードを可
変メッセージテーブル30に追加するようにしたので、
この可変メッセージレコードについては次から問合わせ
が不要となり、この点からも通信トラフィック量の削減
を図り得る。
【0035】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば前記一実施の形態では、不変
メッセージテーブル20をROM2に設けたが、ハード
ディスクなどの固定式の補助記憶装置を備えたデータ処
理装置の場合には、この補助記憶装置に不変メッセージ
テーブル20を設けて本発明を構成することも可能であ
る。
れるものではない。例えば前記一実施の形態では、不変
メッセージテーブル20をROM2に設けたが、ハード
ディスクなどの固定式の補助記憶装置を備えたデータ処
理装置の場合には、この補助記憶装置に不変メッセージ
テーブル20を設けて本発明を構成することも可能であ
る。
【0036】また前記一実施の形態では、メッセージコ
ードの先頭桁の違いにより不変メッセージコードなのか
可変メッセーシーコードなのかを判別する場合を示した
が、メッセージコードの種類を判別する方法がこれに限
定されないのはいうまでもないことである。
ードの先頭桁の違いにより不変メッセージコードなのか
可変メッセーシーコードなのかを判別する場合を示した
が、メッセージコードの種類を判別する方法がこれに限
定されないのはいうまでもないことである。
【0037】また前記一実施の形態では、メッセージの
出力方法として表示を示したが、印字出力や音声出力な
どであってもよい。この他、本発明を電子式キャッシュ
レジスタや電子料金秤等のメッセージ出力機能を有する
データ処理装置に適用するなど、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
出力方法として表示を示したが、印字出力や音声出力な
どであってもよい。この他、本発明を電子式キャッシュ
レジスタや電子料金秤等のメッセージ出力機能を有する
データ処理装置に適用するなど、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
エラーメッセージなどの不変的なメッセージデータを装
置のセットアップ後に設定しなければならない面倒がな
くなり、かつメッセージデータの検索に要する時間も短
縮でき、メッセージ出力機能を有するデータ処理装置の
実用性を高めることができる。また、通信手段により接
続されたホスト装置に対してのメッセージデータ問合わ
せによる通信トラフィック量を削減でき、メッセージ出
力機能による通信効率の低下を防止できる。
エラーメッセージなどの不変的なメッセージデータを装
置のセットアップ後に設定しなければならない面倒がな
くなり、かつメッセージデータの検索に要する時間も短
縮でき、メッセージ出力機能を有するデータ処理装置の
実用性を高めることができる。また、通信手段により接
続されたホスト装置に対してのメッセージデータ問合わ
せによる通信トラフィック量を削減でき、メッセージ出
力機能による通信効率の低下を防止できる。
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSターミナ
ルの要部構成を示すブロック図。
ルの要部構成を示すブロック図。
【図2】 同POSターミナルのROMに形成する不変
メッセージテーブルを示す図。
メッセージテーブルを示す図。
【図3】 同POSターミナルのRAMに形成する可変
メッセージテーブルを示す図。
メッセージテーブルを示す図。
【図4】 同POSターミナルのCPUが実行するメッ
セージ出力制御処理の主要な手順を示す流れ図。
セージ出力制御処理の主要な手順を示す流れ図。
1…CPU 2…ROM 3…RAM 5…通信インタフェース 15…操作面表示器 16…客面表示器 20…不変メッセージテーブル 30…可変メッセージテーブル
Claims (4)
- 【請求項1】 データ処理のプロセスにおいてメッセー
ジの出力を要求するメッセージコードが発生するとその
メッセージコードに対応したメッセージデータを出力す
る機能を有したデータ処理装置において、 不変的なメッセージデータをそのメッセージデータの種
類を特定するメッセージコード別に書換え不能に記憶す
る不変メッセージテーブルと、 可変的なメッセージデータをそのメッセージデータの種
類を特定するメッセージコード別に書換え自在に記憶す
る可変メッセージテーブルと、 前記データ処理のプロセスにおいてメッセージコードが
発生するとそのメッセージコードが不変的なメッセージ
データの種類を特定するものか可変的なメッセージデー
タの種類を特定するものかを判別するメッセージコード
判別手段と、 このメッセージコード判別手段によりメッセージコード
が不変的なメッセージデータの種類を特定するものと判
別すると前記不変メッセージテーブルを検索して該当メ
ッセージコードに対応するメッセージデータを検出する
不変メッセージ検索手段と、 この不変メッセージ検索手段により前記不変メッセージ
テーブルから該当メッセージコードに対応するメッセー
ジデータを検出するとそのメッセージデータを出力させ
る不変メッセージ出力制御手段と、 前記メッセージコード判別手段によりメッセージコード
が可変的なメッセージデータの種類を特定するものと判
別すると前記可変メッセージテーブルを検索して該当メ
ッセージコードに対応するメッセージデータを検出する
可変メッセージ検索手段と、 この可変メッセージ検索手段により前記可変メッセージ
テーブルから該当メッセージコードに対応するメッセー
ジデータを検出するとそのメッセージデータを出力させ
る可変メッセージ出力制御手段とを具備したことを特徴
とするメッセージ出力機能を有するデータ処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のメッセージ出力機能を有
するデータ処理装置において、 該データ処理装置は通信手段を介してホスト装置に接続
されており、かつ可変メッセージ検索手段により該当メ
ッセージコードに対応するメッセージデータを検出でき
ないと前記ホスト装置にメッセージデータの問合わせを
行い、メッセージデータの応答を受信するとそのメッセ
ージデータを出力させる可変メッセージ問合わせ出力制
御手段を具備したことを特徴とするメッセージ出力機能
を有するデータ処理装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のメッセージ出力機能を有
するデータ処理装置において、 前記ホスト装置にメッセージデータの問合わせを行い、
メッセージデータの応答を受信するとそのメッセージデ
ータを可変メッセージテーブルに追加する手段を具備し
たことを特徴とするメッセージ出力機能を有するデータ
処理装置。 - 【請求項4】 データ処理のプロセスにおいてメッセー
ジの出力を要求するメッセージコードが発生するとその
メッセージコードに対応したメッセージデータを出力す
る機能を有したデータ処理装置において、 不変的なメッセージデータをそのメッセージデータの種
類を特定するメッセージコード別に書換え不能に記憶す
る不変メッセージテーブルと、可変的なメッセージデー
タをそのメッセージデータの種類を特定するメッセージ
コード別に書換え自在に記憶する可変メッセージテーブ
ルとを設け、 前記データ処理のプロセスにおいてメッセージコードが
発生するとそのメッセージコードが不変的なメッセージ
データの種類を特定するものか可変的なメッセージデー
タの種類を特定するものかを判別し、 不変的なメッセージデータのときには前記不変メッセー
ジテーブルを検索し、可変的なメッセージデータのとき
には前記可変メッセージテーブルを検索してそれぞれ該
当メッセージコードに対応するメッセージデータを検出
し、この検出したメッセージデータを出力させるように
したことを特徴とするメッセージ出力機能を有するデー
タ処理装置のメッセージ出力制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15954297A JPH117418A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | メッセージ出力機能を有するデータ処理装置及びこの装置のメッセージ出力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15954297A JPH117418A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | メッセージ出力機能を有するデータ処理装置及びこの装置のメッセージ出力制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117418A true JPH117418A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15696041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15954297A Pending JPH117418A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | メッセージ出力機能を有するデータ処理装置及びこの装置のメッセージ出力制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117418A (ja) |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP15954297A patent/JPH117418A/ja active Pending
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