JPH1173731A - ディジタル信号記録装置、ディジタル信号記録方法及び記録媒体 - Google Patents

ディジタル信号記録装置、ディジタル信号記録方法及び記録媒体

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JPH1173731A
JPH1173731A JP9234983A JP23498397A JPH1173731A JP H1173731 A JPH1173731 A JP H1173731A JP 9234983 A JP9234983 A JP 9234983A JP 23498397 A JP23498397 A JP 23498397A JP H1173731 A JPH1173731 A JP H1173731A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録領域が離散的であっても、生産コストを
上げることなく、シームレスな記録再生が可能なディジ
タル信号記録装置、ディジタル信号記録方法及び記録媒
体を提供する。 【解決手段】 残量検出回路26は、バッファ管理回路
23からの1GOP毎の総ビット数と記録可能領域の残
量とを比較して、記録可能領域が今までの符号化レート
に従って1GOPで記録できるか否かを検出する。1G
OPで記録できないときは、ビデオエンコーダ12は、
レートコントローラ24の制御に基づき、上書き禁止領
域を挟んで存在する記録可能領域に記録する画像データ
の符号化ビットレートRenc を落とす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録可能領域が離
散的に存在する記録媒体にディジタル信号を記録するデ
ィジタル信号記録装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、画像データやオーディオ信号等を
記録する記録媒体として光ディスク,磁気ディスク等の
記録媒体が提供されている。このような記録媒体に対し
てデータを記録/再生する記録再生装置は、連続的にデ
ータを記録する場合おいて、既に記録済みの領域が所々
にあってこの領域が上書き禁止であるとき、かかる上書
き禁止領域を避けて次の記録可能領域を探してからデー
タを書き込まなければならない。
【0003】例えば図7に示すように、歌番組を記録し
た記録媒体があり、利用者はこの番組で歌を歌っている
場面の記録領域のみを残し、CMやおしゃべり等をして
いる場面の記録領域に新たに上書きして歌を歌っている
場面を記録する場合について考えてみる。この場合にお
いて、記録可能領域(CM等の場面の記録領域)は、上
書き禁止領域(歌を歌っている場面の記録領域)を挟ん
で、記録媒体上に離散的に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記記録
再生装置がこのような記録媒体に対して符号化したデー
タを記録すると、図7に示すように、ピックアップは上
書き禁止領域を跳ぶことにより一時的にデータの書き込
みができなくなり、書き込みレートが低下する。このと
き、符号化されたデータのレートが最大に達すると、オ
ーバーフローが発生する可能性も有り得る。
【0005】また再生時では、記録再生ヘッドが上書き
禁止領域を跳ぶことにより一時的にデータを読み取るこ
とができなくなる。このために、読出しレートが低下し
てアンダーフローが発生する可能性がある。
【0006】このようなオーバーフロー、アンダーフロ
ーが発生すると、一時的に画像表示が途切れることにな
り、途切れることなくデータを記録再生するいわゆるシ
ームレス記録再生ができないことになる。
【0007】したがって、シームレス記録再生を可能に
するには、このような離散的な記録領域の存在を認めな
いで連続的な領域にそのままデータを記録するか、又
は、最大記録レートを大きくしたり、処理速度を速く
し、さらには記録バッファを大容量化するしかない。し
かしこれらは実現できなかったり、生産コストの増大の
要因となる。
【0008】本発明は、このような実情を鑑みて提案さ
れたものであり、記録領域が離散的であっても、生産コ
ストを上げること無く、シームレスな記録再生が可能な
ディジタル信号記録装置、ディジタル信号記録方法及び
記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るディジタル信号の記録装置は、上書
き禁止領域を挟んで記録可能領域が離散的に存在する記
録媒体に一連のディジタル信号を符号化して記録するデ
ィジタル信号記録装置において、ある記録可能領域にお
けるディジタル信号の記録可能量を逐次検出し、上記記
録可能量に基づいて上記記録可能領域に上記ディジタル
信号を記録することができるかを判定する検出手段と、
上記記録可能領域に上記ディジタル信号を記録すること
ができないと判定したときは、上記上書き禁止領域の直
前直後の少なくとも一方で符号化レートを落としてディ
ジタル信号を符号化する符号化手段と、符号化されたデ
ィジタル信号を上記記録媒体に記録する記録手段とを備
える。
【0010】本発明に係るディジタル信号記録方法は、
上書き禁止領域を挟んで記録可能領域が離散的に存在す
る記録媒体に一連のディジタル信号を符号化して記録す
るディジタル信号記録方法において、ある記録可能領域
におけるディジタル信号の記録可能量を逐次検出し、上
記記録可能量に基づいて上記記録可能領域に上記ディジ
タル信号を記録することができるかを判定し、上記記録
可能領域に上記ディジタル信号を記録することができな
いと判定したときは、上記上書き禁止領域の直前直後の
少なくとも一方で符号化レートを落としてディジタル信
号を符号化し、符号化されたディジタル信号を上記記録
媒体に記録することを特徴とする。
【0011】本発明に係る記録媒体は、符号化された一
連のディジタル信号が上書き禁止領域を挟んで記録され
た記録媒体において、上記上書き禁止領域の直前直後の
少なくとも一方に符号化レートの低いディジタル信号が
記録された記録領域を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、例え
ば図1に示す構成の動画像符号化装置に適用される。
【0013】上記動画像符号化装置は、画像データをM
PEG(Moving Picture Experts Group)方式で圧縮符
号化して記録する記録部10と、この圧縮符号化のレー
トを制御等する制御部20を備え、記録可能領域が離散
的に存在する光ディスク30に対して再生画像が途切れ
途切れにならないように(シームレスに)上記画像デー
タを記録するものである。
【0014】ここで、上記記録部10は、フレームメモ
リ11を介して入力される画像データを圧縮符号化する
ビデオエンコーダ12と、画像データが符号化されるこ
とによって得られたビットストリームを一時蓄積するエ
ンコーダバッファ13と、圧縮された画像データやオー
ディオデータの多重化処理を行うマルチプレクサ14
と、誤り訂正符号を付加するECCエンコーダ15と、
ビットストリームに変調処理を施す変調回路16と、変
調されたビットストリームを記録する記録ヘッド17と
を有する。
【0015】ビデオエンコーダ12は、後述するレート
コントローラ24の目標符号化ビット量AA(i) に従っ
て、フレームメモリ11からのi番目のピクチャ(画像
データ)をMPEG(Moving Picture Experts Group)
方式によって圧縮符号化してビットストリームを生成す
る。ビデオエンコーダ12は、このビットストリームを
エンコーダバッファ13に供給するとともに、このi番
目のピクチャを圧縮符号化したとき実際に発生したビッ
ト量A(i) のデータをレートコントローラ24に供給す
る。以下、A(i) とA(i+1) の平均値をビデオエンコー
ダ12の符号化ビットレートとしてRenc で表す。ビデ
オエンコーダ12は、レートコントローラ24のモード
の切換に応じて画像データの符号化ビットレートRen
c を変えて出力する。ビデオエンコーダ12は、通常
モードでは通常の符号化ビットレートRenc でエンコー
ドを行い、上書き禁止領域が接近すると跳び越しモード
になって、上書き禁止領域を跳び越すのに適切な符号化
ビットレートRenc でエンコードを行う。ここで、跳び
越しモードとは、ビデオエンコーダ12が以下に示す1
つの又は2以上の手法を組み合わせた状態でエンコード
することをいう。
【0016】1. 上書き禁止領域の直前又は直後におい
て符号化レートを低下させる。なお、符号化すべきデー
タ量が多いときは、上書き禁止領域の直前及び直後にお
いて符号化レートを低下させる。 2. 上書き禁止領域の直前にGOPが終了するように符
号化ビットレートRencを低下させるとともに、当該G
OPと上書き禁止領域を挟んで最初に存在するGOPと
のリンクを禁止する。 3. 上書き禁止領域の直前において、1GOPを書き込
むに充分な記録可能領域がない場合、GOPを構成する
ピクチャ枚数のシーケンスを切り替える。すなわち、1
GOPのピクチャ枚数を少なくし、速くGOPを終了さ
せる。なお、符号化すべきデータ量が多いときは、手法
1と組み合わせるとよい。又は、Iピクチャ、Pピクチ
ャを発生し、上書き禁止領域に至るまで、その符号化を
継続する。この場合、Iピクチャはデータレートを増加
させる要因なので、増加しそうな場合はPピクチャを使
用する。
【0017】マルチプレクサ14は、エンコーダバッフ
ァ13に記憶されているビットストリームを所定のレー
ト(以下、「多重化ビットレートRmux」という。)で
読み出す。なお、多重化ビットストリームRmuxは、符
号化ビットレートRenc の最大値よりも大きい値であ
る。マルチプレクサ14は、あるときは所定時間毎に当
該エンコーダバッファ13からビットストリームを多重
化ビットレートRmuxで読み込み、またあるときは所定
時間毎にエンコーダバッファ13からのデータ読み出し
を停止して図示しないオーディオエンコーダ等からのビ
ットストリームを読み込んで多重化処理を行う。このよ
うに、エンコーダバッファ13からのビットストリーム
の読み込みは、多重化ビットレートRmuxを所定値にし
たり零にしたりすることを切り換えて行われる。なお、
通常時では、このようなビットストリームを切り換えて
読み込むときの多重化ビットレートRmuxの平均値は、
その時の符号化ビットレートRenc に等しくなる。そし
て、マルチプレクサ14は、上述のように画像のビット
ストリームとオーディオ等のビットストリームとを時分
割で多重化して一つのビットストリームを生成し、EC
Cエンコーダ15に供給する。
【0018】ECCエンコーダ15は、ビットストリー
ムにエラーコレクションコードを付加して変調回路16
に供給する。変調回路16は、上記ECCエンコーダ1
5の出力に対して、所定の変調処理、例えばEFM変調
等の処理を施して、変調されたビットストリームを記録
ヘッド17に供給する。こうして、記録ヘッド17は、
かかるビットストリームを光ディスク30に記録する。
【0019】また、制御部20は、符号化難易度計算回
路21と、符号化難易度に基づいてビットレートを指定
するビットレート指定回路22と、エンコーダバッファ
13に蓄積されたビットストリームの量を管理するバッ
ファ管理回路23と、ビデオエンコーダ12の符号化レ
ートを制御するレートコントローラ24と、トラックコ
ントローラ25と、残量検出回路26とを有する。
【0020】符号化難易度計算回路21は、フレームメ
モリ11に記憶される画像データの所定時間毎の符号化
難易度を計算する。具体的には、符号化難易度計算回路
21は、入力画像データの統計的性質あるいは画像特性
を符号化難易度として求める。この符号化難易度計算回
路21は、フレーム内情報解析部とフレーム間情報解析
部とを有してなり、フレーム内情報解析部では、入力画
像の画像特性として、例えば輝度,色度,平坦度の統計
情報を計算し、フレーム間情報解析部では、入力画像の
画像特性として、例えば動画像の動き量の統計情報を計
算する。上記画像特性情報の具体例を挙げると、入力画
像の輝度についての統計情報としては、例えば輝度情報
の所定時間毎の平均値を計算し、また入力画像の色度に
ついての統計情報としては、例えば色度信号の所定時間
毎の平均値を計算し、また入力画像の平坦度の統計情報
としては、例えば輝度信号の所定時間毎の分散値を計算
し、入力画像の動き量の統計情報としては、例えば動き
ベクトル量の所定時間毎の平均値を計算する。なお、こ
の符号化難易度の計算方法の例は、本件出願人により、
特願平7−311418号にて既に提案されているもの
と同様のものである。
【0021】ビットレート指定回路22は、上記符号化
難易度計算回路21からの所定時間毎の符号化難易度及
びバッファ管理回路23からのオーバーフローする危険
度を表すパラメータ(以下、「オーバーフローパラメー
タ」という。)に基づいて、所定時間毎の指定レートを
算出する。上記所定時間は、例えば0.5秒程度が良
い。具体的には、ビットレート指定回路22は、ビデオ
エンコーダ12により得られた可変長符号データの所定
時間毎のデータ量と、上記符号化難易度として求められ
た入力画像データの輝度信号の所定時間毎の平均値及び
分散,色度信号の所定時間毎の平均値と、動きベクトル
量の所定時間毎の平均値と、例えば使用する記録媒体の
データ容量、あるいは伝送路のビットレート等により定
まる使用可能なデータ総量とに基づいて、所定時間毎の
指定レートを求めている。なお、この指定レートの計算
方法の例も、本件出願人により、特願平7−31141
8号にて既に提案されているものと同様のものである。
【0022】例えば、ビットレート指定回路22は、エ
ンコーダバッファ13からのオーバーフローパラメータ
に基づいてオーバーフローする危険度が大きくなる判定
するしたときは、通常時に算出される指定レートに比べ
て、その値を小さく抑えるように指定レートを算出す
る。さらに、ビットレート指定回路22は、上述のよう
にエンコーダバッファ13がオーバーフローしそうにな
ったときだけでなく、光ディスク30に対する記録を停
止したときも上記指定レートを小さく抑えている。
【0023】バッファ管理回路23は、エンコーダバッ
ファ13がオーバーフローする危険度を表すオーバーフ
ローパラメータX(i) と、レートコントロールに使う仮
想的なコードバッファのビット占有量OBとを計算し、
オーバーフローパラメータX(i) のデータをビットレー
ト指定回路22へ供給し、仮想的なコードバッファのビ
ット占有量OBのデータをレートコントローラ24へ供
給する。なお、この仮想的なコードバッファは、エンコ
ーダバッファ13に含まれ、その大きさは一般にはデコ
ーダ側の受信バッファサイズ(デコーダバッファサイ
ズ)に等しい。また、バッファ管理回路23は、1GO
P毎の総ビット数のデータを残量検出回路26に供給す
る。
【0024】なお、バッファ管理回路23は、残量検出
回路26による通常モード又は跳び越しモードの切換え
の制御に応じてオーバーフローパラメータX(i) を生成
することができる。
【0025】バッファ管理回路23は、例えば通常モー
ドから跳び越しモードに切り換えられると、オーバーフ
ローの可能性が高くなることを示すオーバーフローパラ
メータX(i) を生成し、このオーバーフローパラメータ
X(i) をビットレート指定回路22に供給することによ
ってビットレート指定回路22に対して指定レートを低
下させる制御を行う。なお、バッファ管理回路23は、
跳び越しモードから通常モードに切り換えられると、逆
にビットレート指定回路23に対して指定レートを増大
させる制御を行う。
【0026】このように、バッファ管理回路23は、オ
ーバーフローパラメータX(i) のデータをビットレート
指定回路22に供給し、仮想的なコードバッファのビッ
ト占有量OB(i) のデータをレートコントローラ24に
供給する。
【0027】レートコントローラ24は、ビットレート
指定回路22からの指定レート及びバッファ管理回路2
3からの仮想的なコードバッファのビット占有量OB
(i) に基づいてビデオエンコーダ12に対して符号化レ
ート及びGOPシーケンスを変更するように制御するこ
とによって、フレームメモリ11からの画像データを目
標符号化ビット量AA(i) になるようにビデオエンコー
ダ12を制御する。
【0028】トラックコントローラ25は、上記記録ヘ
ッド17が光ディスク30上の何れのトラック上をトレ
ースすべきか、及び何れのトラック上をトレースしてい
るのかを管理する。また、トラックコントローラ25
は、記録ヘッド17が現在記録しているセクタアドレス
を残量検出回路26に供給する。
【0029】残量検出回路26には、上述のフレームメ
モリ11に供給される画像データのTOC(Table Of C
ontents)データと、トラックコントローラ25からの
現在のセクタアドレスとが供給される。残量検出回路2
6は、上記TOCデータと上記セクタアドレスとに基づ
いて光ディスク30における記録可能領域の残量データ
を逐次検出する。
【0030】具体的には、残量検出回路26は、図示し
ないビットカウンタを備え、バッファ管理回路23から
の1GOP毎の総ビット数と記録可能領域の残量とを比
較して、記録可能領域が今までの符号化レートに従って
1GOPで記録できるか否かを検出する。残量検出回路
26は、記録可能領域のデータ量がGOP0の総ビット
数より充分大きくない(例えば1.5倍以内)と判定し
たときは、GOP1が書き込めない可能性があるので、
バッファ管理回路23に対して跳び越しモードになるよ
うに切換制御する。なお、残量検出回路26は、記録可
能領域がGOP0の総ビット数より充分大きいときと判
定したときは、そのまま通常モードを維持する。
【0031】かかる構成された動画像符号化装置は、離
散的に存在する記録可能領域に対して、ビットストリー
ムを構成するGOP0,1,2・・・を以下のようにシ
ームレスに記録することができる。
【0032】残量検出回路26は、GOP0の記録終了
時において、上書き禁止領域まで残りX[Mbyte]
のデータの記録が可能であることがセクタアドレスから
判定できる。ここで、GOP0のデータ量がn[Mby
te]であったとすると、次のGOP1もn[Mbyt
e]である可能性が高い。このとき、n>Xの場合やn
とXの値が近似しているならば、次のGOP1のビット
ストリームが書き込められない可能性が高い。このと
き、残量検出回路26は、バッファ管理回路23に通常
モードから跳び越しモードへの切換を指示する。
【0033】バッファ管理回路23は、跳び越しモード
になると、上書き禁止領域の大きさにより記録ヘッド1
7が次の記録可能領域にシークするまでの時間から想定
される記録バッファのデータ量の増加を計算し、そのデ
ータ量に応じてGOP1の符号化レートを落とす。これ
により、書込み禁止領域に到達するまでGOP1が完結
するようにさせる。
【0034】例えば、GOP0までの符号化ビットレー
トRenc が8Mbpsだとすると、GOP1用の記録可
能領域の大きさ及びGOP2の記録可能領域までのシー
ク時間を計算して、ビデオエンコーダ12によるGOP
1の符号化ビットレートRenc は4Mbpsになる。よ
って、通常の1GOPを書き込むには少ない容量の領域
しか残っていなくても、記録ヘッド17はかかるGOP
1を短時間で書き込むことができる。したがって、記録
ヘッド17上書き禁止領域をまたいで次の記録可能領域
に速くシークができる。
【0035】なお、このように符号化レートを落とす処
理を行うと、GOP1の画質は多少劣化する。しかしな
がら、1GOPの表示時間は約0.5秒程度であるか
ら、画質の劣化は極めて短時間であり知覚されにくいの
で、特に問題は生じない。
【0036】上書き禁止領域が大きい場合は、GOP2
のエンコードを開始する前にオーバーフローが生じる可
能性がある。この場合、ビデオエンコーダ12は、GO
P1の符号化ビットレートRenc の低下処理に加えて、
さらにGOP2の符号化ビットレートRenc を小さくし
てエンコードすることによって、データ量が特に多いと
きでもエンコーダバッファ13のオーバーフローを防止
することができる。また、これにより、図示しないデコ
ーダは、かかるGOP2を速くデコードすることできる
ので、図示しないデコーダバッファのアンダーフローを
防止することができる。
【0037】また、ビデオエンコーダ12は、上書き禁
止領域を挟んで存在するそれぞれの記録可能領域に対し
てGOPのリンクをなくしてデータを記録することがで
きる。
【0038】通常では、GOP1とGOP2にはリンク
が存在する。ここで、リンクとは、ピクチャをエンコー
ド/デコードするときの参照関係があることをいう。例
えば図2に示すように、GOP1の最後の2つのBピク
チャは、GOP2の最初のIピクチャを参照してエンコ
ード/デコードされる。したがって、図示しないデコー
ダは、通常、GOP2のIピクチャをデコードするまで
GOP1のBピクチャをデコードすることができない。
【0039】これに対して、上記ビデオエンコーダ12
は、跳び越しモードになると、図3に示すように、GO
P1とGOP2のリンクをなくして、GOP1とGOP
2とをそれぞれ独立にエンコードしている。このとき、
GOP1の最後の2つのBピクチャは後方予測のない前
方予測だけのピクチャ(Pピクチャ)となる。これによ
り、多少の画質劣化が発生するが、上記ビデオデコーダ
12は、GOP1は次のGOP2がなくてもデコードで
きるので、再生時にはGOP2の復号を待たなくても良
い。このため、上書き禁止領域をまたがっての処理が不
要になり、離散的に存在する記録可能領域にデータを記
録しても、編集や消去を容易にすることができる。
【0040】また、ビデオエンコーダ12は、符号化レ
ートを低下しても1GOPを書き込むにはあまりに領域
が小さい場合には、シーケンスを切り替えて1GOPを
構成するピクチャの枚数を少なくすることによって符号
化レートを小さくすることもできる。
【0041】例えば図4に示すように、通常では、1つ
のGOPは、15枚のピクチャによって構成されてい
る。ここでは、ビデオエンコーダ12は、GOP1を例
えば7枚のピクチャによって構成したり、Bピクチャの
全部をPピクチャとしてエンコードする。これにより、
上書き禁止領域の近傍で符号化レートを充分小さくする
ことができ、かつ上書き禁止領域をまたがってのGOP
のリンクをする必要もなくなる。特にBピクチャの全部
をPピクチャとしてエンコードした場合、符号化レート
を小さくしたまま、上書き禁止領域に至るまで書き込め
ることが可能となる。
【0042】つぎに、上述の符号化ビットレートRenc
及びGOPのシーケンスの変更等の制御について、エン
コーダバッファ13のビットストリームの蓄積量を考慮
しながら説明する。
【0043】図5において、横軸tは時間の経過を表
し、また、縦軸はエンコーダバッファ13へ入力される
ビットストリームの各時刻におけるビット量の累計値を
表下ものである。折れ線e−f−g−hの時刻tでの傾
きは、エンコーダバッファ13から出力されるビットス
トリームの出力ビットレートRout である。なお、出力
ビットレートRout は、前述したようにマルチプレクサ
14が所定時間毎にエンコーダバッファ13から読み出
すデータのビットレートの平均値である。
【0044】また、折れ線e−f−g−hと折れ線a−
b−c−dの縦軸方向の幅は、エンコーダバッファ13
のサイズBBを表し、サイズBBは一定である。直線e
−f−u−hと直線p−q−r−sの縦軸方向の幅は、
レートコントロールに使う仮想的なコードバッファサイ
ズBを表し、サイズBとBBとの関係は、B<BBであ
る。コードバッファサイズBは、一般にデコーダ側の受
信バッファサイズ(デコーダバッファサイズ)に等し
い。
【0045】時刻t=E(-n)からt=E(0)において、
ビデオエンコーダ12は、通常の符号化レートでGOP
0のエンコード処理を行う。このとき、エンコードバッ
ファ13の出力ビットレートRout はRenc と等しい。
よって、このときの符号化ビットレートRenc をR1と
すると、出力ビットレートRout 、すなわち直線j−e
の傾きも同様にR1となる。
【0046】時刻t=E(0) になると、残量検出回路2
6は、上書き禁止領域までの記録可能領域が今までの符
号化レートでは1GOP記録できないことを検出し、バ
ッファ管理回路23に対してモードの切換えを指示す
る。バッファ管理回路23は、そのモード切換えの指示
に基づき、ビットレート指定回路22に対してビットレ
ートの低下を指示する。したがって、ビットレート指定
回路22は現在の(GOP0の)ビットレートを参照
し、レートコントローラ24に対して適切な指定ビット
レートのデータを供給する。また、レートコントローラ
24は、上記指定ビットレートのデータとバッファ管理
回路23からの仮想的なコードバッファのビット占有量
OBに基づき、ビデオエンコーダ12に対して符号化レ
ート及びGOPシーケンスを変更するように制御する。
【0047】したがって、時刻t=E(0)からt=E(n)
において(GOP1として示す時間)、ビデオエンコー
ダ12は、符号化ビットレートRenc を落とすととも
に、1GOP内のピクチャ数を例えば4枚にする。この
場合、通常のGOPを形成するにはピクチャ数が少ない
が、ビデオエンコーダ12は、I−B−B−Pのピクチ
ャからなるGOP2を形成する。
【0048】ここでの直線の傾きe−fは直線j−eの
傾きに比べて極端に小さく変化していない。これは符号
化レートがもともと低く、また上書き禁止領域が小さい
ため、シーク時間が短い場合を例示しているからであ
る。
【0049】もし、GOP0の符号化ビットレートRn
がもっと大きければ、直線j−eの傾きはもっと急にな
る。またGOP1が書ける領域(GOP0の領域と上書
き禁止領域との間の領域)がもっと小さい場合、GOP
1を記録するには、 t=E(0)からt=E(n)の符号化
レートを下げ(直線の傾きe−fを小さくし)なければ
ならない。
【0050】時刻t=E(n)からt=E(m)において、記
録ヘッド17は、上書き禁止領域を跳び越して、次の記
録可能領域までシークする。したがって、エンコーダバ
ッファ13からのビットストリームの読み出しが停止し
ている。しかし、エンコーダバッファ13にはビデオエ
ンコーダ12からビットストリームが供給され続けるた
め、当該エンコーダバッファ13のビット占有量は増加
する。このとき、オーバーフローは発生する危険を避け
るために、画像データの所定時間毎の符号化難易度が前
述のt=E(-n)からt=E(0)の区間の符号化難易度と
同じである時でも、符号化ビットレートRenc をRnよ
りも小さく抑えるように制御し、Renc=R1としてい
る。
【0051】時刻t=E(m)以降において、記録ヘッド
17は、光ディスク30にビットストリームを記録でき
る状態になり、これに応じてエンコーダバッファ13か
らビットストリームの読み出しが開始される。この時点
で、エンコーダバッファ13のビット占有量は大きいの
で、オーバーフローが発生するのを回避するために、画
像データの所定時間毎の符号化難易度がt=E(-n)から
t=E(0)の区間の符号化難易度と同じである場合であ
っても、ビデオエンコーダ12はRnよりも小さい値の
符号化ビットレートRenc でビットストリームを生成す
る。
【0052】また、ビデオエンコーダ12は、通常のG
OPよりも少ないピクチャ数(例えば5枚)でGOP2
を形成する。これは、GOP1とGOP2とのリンクを
なくして、GOP1,GOP2をそれぞれ独立してエン
コード/デコード処理することを可能としている。
【0053】また、ビデオエンコーダ12は、エンコー
ダバッファ12がオーバーフローする危険性があるの
で、GOP2のIピクチャを大きな符号化レートでエン
コードすることができない。したがって、オーバーフロ
ーする危険がなくなるまで、上述のように通常に比べて
ピクチャ枚数の少ないGOPを形成する必要がある。こ
のGOP2のシーケンスとしては、I−B−B−P−B
が適当である。なお、エンコーダバッファ13の占有量
がそれほど大きくなければ、I−P−P−P−Pとして
も良い。
【0054】ここで、エンコーダバッファ13からのデ
ータ読み出しのレートRout =RxはR3より大きい。
よって、時間がたつにつれてエンコーダバッファ13の
ビット占有量は当該エンコーダバッファ13がオーバー
フローする危険のない安全状態に戻る(点hの時刻で安
全状態に戻る)ことになる。なお、この時、エンコーダ
バッファ13からの出力ビットレートRout がビデオエ
ンコーダ12の符号化ビットレートRenc よりも大きく
なるのは、マルチプレクサ14の多重化ビットレートR
muxがビデオエンコーダ12の符号化ビットレートRenc
よりも大きいためである。
【0055】そして、オーバーフローを回避して安全状
態に戻った以降(点h以降)は、ビデオエンコーダ12
は符号化ビットレートRenc =Rnでビットストリーム
を生成し、記録ヘッド17はエンコーダバッファ13等
を介して供給されるビットストリームを光ディスク30
に記録する。
【0056】ここで、入力される画像データ,ビデオエ
ンコーダ12の符号化ビットレートRenc ,エンコーダ
バッファ13の蓄積量の関係を図6に示す。なお、図6
では、GOP4を記録した後、上書き禁止領域を跳び越
してからGOP5を記録する場合を示したものである。
【0057】図6(a)は、フレームメモリ11に入力
される画像データのデータ量を示したものである。これ
によると、GOP4及びGOP5の画像データのデータ
量は他のGOPに比べて多くなっている。従来のエンコ
ーダは、上記画像データをエンコードすると、図6
(b)に示すような符号化ビットレートでビットストリ
ームを出力する。
【0058】これに対して、本願発明のビデオエンコー
ダ12は、上記画像データを符号化すると、GOPを構
成するピクチャの枚数を少なくするとともに、図6
(c)に示すように、GOP4及びGOP5の間で符号
化ビットレートRenc を低下させ、ビットストリームを
出力している。
【0059】したがって、エンコーダバッファ13は、
従来のエンコーダからのビットストリームが供給される
場合はオーバーフローを生じるが、本願発明のビデオエ
ンコーダ12からのビットストリームが供給される場合
はオーバーフローを生じない。
【0060】以上のように、本発明を適用した動画像符
号化装置は、上述したように上書き禁止領域の直前直後
において符号化レートを低下させることによって、エン
コーダバッファ13がオーバーフローするのを回避し
て、ビットストリームを光ディスク30に記録すること
ができる。これにより、図示しない復号装置は、上記光
ディスク30における上書き禁止領域の直前直後にある
データストリームを短時間で容易に復号することができ
るので、オーバーフローを回避してシームレスに画像を
再生することができる。
【0061】また、上記動画像符号化装置は、符号化レ
ートが低下させるだけでは小さな記録可能領域への記録
ができないときは、GOPを構成するピクチャのシーケ
ンスを変更して通常よりの枚数の少ないピクチャでGO
Pを構成することによって、符号化ビットレートRenc
をさらに下げることができ、上書き禁止領域を挟んで1
GOPを記録するのを防止することができる。
【0062】このとき、さらに上書き禁止領域を挟んで
存在するGOP間のリンクをなくすことができるので、
離散的に存在する記録可能領域に記録されたデータの編
集,削除等を容易に行うことができる。
【0063】また、上述の動画像符号化装置によってビ
ットストリームが記録された光ディスク30には、符号
化された一連のビットストリームが上書き禁止領域を挟
んで記録され、さらに、上書き禁止領域の直前直後の少
なくとも一方に符号化レートの低いビットストリームが
記録されている記録領域が形成されている。また、デー
タ量が多いときは、かかる記録領域には、上記符号化単
位を構成するピクチャ数を減らして符号化されたビット
ストリームが記録されている。したがって、再生装置
は、光ディスク30に離散的に存在する記録領域をシー
クする間に、アンダーフローが生じること無く、この光
ディスク30に記録されたビットストリームを再生する
ことができる。
【0064】なお、本発明は、上述した実施の形態のみ
に限定されるものではなく、例えば取り扱うディジタル
信号はビデオ信号に限定されず、オーディオ信号等を再
生する場合にも適用できる。
【0065】また、図1の例では、記録媒体として光デ
ィスク30を例に挙げたが、ハードディスクやフレキシ
ブルディスク等の磁気ディスクや、いわゆるICカード
や各種メモリ素子等の半導体記憶媒体等の記録媒体を用
いてもよい。また、光ディスクとしては、ピットによる
記録がなされるディスクや、光磁気ディスクの他に、相
変化型光ディスクや有機色素型光ディスク、紫外線レー
ザ光により記録がなされる光ディスク、多層記録膜を有
する光ディスク等の各種のディスクを用いることができ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明に係るディジタル信号記録装置及
びディジタル信号記録方法によれば、記録媒体の記録可
能領域にディジタル信号を記録することができないと判
定したときは、上書き禁止領域の直前直後の少なくとも
一方で符号化レート落としてディジタル信号を符号化す
ることによって、上書き禁止領域を跳び越して他の記録
可能領域をシークしている最中にオーバーフローが発生
することを防止することができる。
【0067】また、本発明に係る記録媒体によれば、離
散的に記録された符号化処理済みのディジタル信号が読
み出されて復号される際に、離散された記録領域をシー
クする間にアンダーフローが発生するのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した動画像符号化装置の具体的な
構成を示すブロック図である。
【図2】GOP1の最後の2つのBピクチャとGOP2
の最初のIピクチャとの参照関係を示す図である。
【図3】GOP1とGOP2のリンクがないことを説明
するための図である。
【図4】GOP1のシーケンスを変更して、GOP1を
7枚のピクチャによって構成したことを示す図である。
【図5】上記動画像符号化装置のエンコーダバッファの
ビット占有量の変化例を説明するための図である。
【図6】入力される画像データ,ビデオエンコーダの符
号化ビットレートRenc ,エンコーダバッファの蓄積量
の関係を示す図である。
【図7】記録可能領域が離散的にディスク上に配置され
た例を示す図である。
【符号の説明】
12 ビデオエンコーダ、17 記録ヘッド、23 バ
ッファ管理回路、24レートコントローラ、26 残量
検出回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上書き禁止領域を挟んで記録可能領域が
    離散的に存在する記録媒体に一連のディジタル信号を符
    号化して記録するディジタル信号記録装置において、 ある記録可能領域におけるディジタル信号の記録可能量
    を逐次検出し、上記記録可能量に基づいて上記記録可能
    領域に上記ディジタル信号を記録することができるかを
    判定する検出手段と、 上記記録可能領域に上記ディジタル信号を記録すること
    ができないと判定したときは、上記上書き禁止領域の直
    前直後の少なくとも一方で符号化レートを落としてディ
    ジタル信号を符号化する符号化手段と、 符号化されたディジタル信号を上記記録媒体に記録する
    記録手段とを備えるディジタル信号記録装置。
  2. 【請求項2】 上記符号化手段は、上記検出手段が上記
    記録可能領域に上記ディジタル信号を記録することがで
    きないと判定したときは、上記上書き禁止領域の直前直
    後の少なくとも一方で符号化レートを落としてディジタ
    ル信号を所定数のピクチャからなる符号化単位毎に符号
    化し、 上記記録手段は、上記符号化単位毎に上記記録媒体に記
    録することを特徴とする請求項1記載のディジタル信号
    記録装置。
  3. 【請求項3】 上記符号化手段は、上記検出手段が上記
    記録可能領域に上記ディジタル信号を記録することがで
    きないと判定したときは、上記上書き禁止領域の直前直
    後の少なくとも一方で符号化レートを落とすとともに、
    上記符号化単位を構成するピクチャ数を減らして符号化
    することを特徴とする請求項2記載のディジタル信号記
    録装置。
  4. 【請求項4】 上記符号化手段は、ディジタル信号のデ
    ータ量が所定量よりも多いときに上記上書き禁止領域の
    直前直後で符号化レート落として、所定数のピクチャか
    らなる符号化単位毎にディジタル信号を符号化すること
    を特徴とする請求項2記載のディジタル信号記録装置。
  5. 【請求項5】 上記検出手段は、上記ディジタル信号の
    管理情報と上記記録媒体に記録しているセクタアドレス
    とに基づいて、ある記録可能領域におけるディジタル信
    号の記録可能量を逐次検出することを特徴とする請求項
    1記載のディジタル信号記録装置。
  6. 【請求項6】 上書き禁止領域を挟んで記録可能領域が
    離散的に存在する記録媒体に一連のディジタル信号を符
    号化して記録するディジタル信号記録方法において、 ある記録可能領域におけるディジタル信号の記録可能量
    を逐次検出し、 上記記録可能量に基づいて上記記録可能領域に上記ディ
    ジタル信号を記録することができるかを判定し、 上記記録可能領域に上記ディジタル信号を記録すること
    ができないと判定したときは、上記上書き禁止領域の直
    前直後の少なくとも一方で符号化レートを落としてディ
    ジタル信号を符号化し、 符号化されたディジタル信号を上記記録媒体に記録する
    ことを特徴とするディジタル信号記録方法。
  7. 【請求項7】 上記記録可能領域に上記ディジタル信号
    を記録することができないと判定したときは、上記上書
    き禁止領域の直前直後の少なくとも一方で符号化レート
    を落としてディジタル信号を所定数のピクチャからなる
    符号化単位毎に符号化し、 上記符号化単位毎に上記記録媒体に記録することを特徴
    とする請求項6記載のディジタル信号符号化方法。
  8. 【請求項8】 上記記録可能領域に上記ディジタル信号
    を記録することができないと判定したときは、上記上書
    き禁止領域の直前直後の少なくとも一方で符号化レート
    を落とすとともに、上記符号化単位を構成するピクチャ
    数を減らして符号化することを特徴とする請求項7記載
    のディジタル信号符号化方法。
  9. 【請求項9】 ディジタル信号のデータ量が所定量より
    も多いときに上記上書き禁止領域の直前直後で符号化レ
    ート落として、所定数のピクチャからなる符号化単位毎
    にディジタル信号を符号化することを特徴とする請求項
    7記載のディジタル信号符号化方法。
  10. 【請求項10】 上記ディジタル信号の管理情報と上記
    記録媒体に記録しているセクタアドレスとに基づいて、
    ある記録可能領域におけるディジタル信号の記録可能量
    を逐次検出することを特徴とする請求項6記載のディジ
    タル信号記録方法。
  11. 【請求項11】 符号化された一連のディジタル信号が
    上書き禁止領域を挟んで記録された記録媒体において、 上記上書き禁止領域の直前直後の少なくとも一方に符号
    化レートの低いディジタル信号が記録された記録領域を
    有することを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 上記記録領域に所定数のピクチャから
    なる符号化単位毎に符号化したディジタル信号が記録さ
    れたことを特徴とする請求項11記載の記録媒体。
  13. 【請求項13】 上記上書き禁止領域の直前直後の少な
    くとも一方で符号化レートが低く、上記符号化単位を構
    成するピクチャ数を減らして符号化されたディジタル信
    号が記録されたことを特徴とする請求項12記載の記録
    媒体。
  14. 【請求項14】 上記上書き禁止領域の直前直後に符号
    化レートの低いディジタル信号が記録されることを特徴
    とする請求項11記載の記録媒体。
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JPWO2006046489A1 (ja) * 2004-10-27 2008-08-07 パイオニア株式会社 情報記録方法及びその装置並びに情報再生方法及びその装置、情報記録用プログラム及び情報再生用プログラム
CN100437800C (zh) * 2003-12-22 2008-11-26 索尼株式会社 磁记录再生装置
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