JPH1173589A - 回転機器の計測装置 - Google Patents
回転機器の計測装置Info
- Publication number
- JPH1173589A JPH1173589A JP9232598A JP23259897A JPH1173589A JP H1173589 A JPH1173589 A JP H1173589A JP 9232598 A JP9232598 A JP 9232598A JP 23259897 A JP23259897 A JP 23259897A JP H1173589 A JPH1173589 A JP H1173589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- transmitter
- power generating
- generating element
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源切れを解消した回転機器の計測装置をえ
る。 【解決手段】 計測対象の回転体に取付けられセンサ用
のトランスミッタを有する回転機器の計測装置におい
て、回転体の端面に取付けられる磁気誘導式発電手段１
５、同磁気誘導式発電手段の出力を受け充電するととも
に自己の出力をトランスミッタに送る充電式バッテリ手
段２、磁気誘導式発電手段に対向し固定側に配置される
磁界発生手段１４を設ける。
る。 【解決手段】 計測対象の回転体に取付けられセンサ用
のトランスミッタを有する回転機器の計測装置におい
て、回転体の端面に取付けられる磁気誘導式発電手段１
５、同磁気誘導式発電手段の出力を受け充電するととも
に自己の出力をトランスミッタに送る充電式バッテリ手
段２、磁気誘導式発電手段に対向し固定側に配置される
磁界発生手段１４を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気タービン、ガ
スタービンなどの計測に適用される回転機器の計測装置
に関する。
スタービンなどの計測に適用される回転機器の計測装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の蒸気タービンなどの動翼に発生す
る振動、応力を計測する計測装置を図４に示す。
る振動、応力を計測する計測装置を図４に示す。
【０００３】回転体のディスク９中に送信アンテナ７を
持つトランスミッタ３と乾電池（水銀、またはリチュー
ム等）１７が取付けられる。
持つトランスミッタ３と乾電池（水銀、またはリチュー
ム等）１７が取付けられる。
【０００４】また動翼５の計測部位には歪ゲージ１がは
られ、そのリード線４はディスク９に沿ってトランスミ
ッタ３に導かれる。リード線４は接着剤などで固着され
る。なおトランスミッタ３と乾電池１７はトランスミッ
タカプセル６に納められている。
られ、そのリード線４はディスク９に沿ってトランスミ
ッタ３に導かれる。リード線４は接着剤などで固着され
る。なおトランスミッタ３と乾電池１７はトランスミッ
タカプセル６に納められている。
【０００５】一方、静止側の、例えば静翼には受信アン
テナ８が取付けられる。組立中に、乾電池１７の接続は
ＯＮにしておく。
テナ８が取付けられる。組立中に、乾電池１７の接続は
ＯＮにしておく。
【０００６】上記準備作業が終了した後ケーシング１１
を設置し、性能試験が実施される。以上において、リー
ド線４からトランスミッタカプセル６に導いた歪ゲージ
１の出力信号を、回転側の送信アンテナ７からＶＨＦの
電波として発信する。この電波を静止側の受信アンテナ
８を介して、図示しない受信機で復調し、図示しないデ
ータレコーダで振動応力を記録する。
を設置し、性能試験が実施される。以上において、リー
ド線４からトランスミッタカプセル６に導いた歪ゲージ
１の出力信号を、回転側の送信アンテナ７からＶＨＦの
電波として発信する。この電波を静止側の受信アンテナ
８を介して、図示しない受信機で復調し、図示しないデ
ータレコーダで振動応力を記録する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の計測装置は
次のような問題点があった。
次のような問題点があった。
【０００８】（１）電源として水銀、あるいはリチュー
ムの乾電池１７を使用しており、蒸気タービンの組立中
から電源をＯＮにしている。しかし、準備が完了し試験
開始までにかなりの時間が経過している。従って、計測
開始までにある程度電源が消耗することもあり、試験中
に乾電池１７が消耗し、計測不能となり性能試験が中止
となることがある。
ムの乾電池１７を使用しており、蒸気タービンの組立中
から電源をＯＮにしている。しかし、準備が完了し試験
開始までにかなりの時間が経過している。従って、計測
開始までにある程度電源が消耗することもあり、試験中
に乾電池１７が消耗し、計測不能となり性能試験が中止
となることがある。
【０００９】（２）乾電池１７を取り替えるには試験を
中止し、回転機械の分解工事が必要となり、試験工程に
重大な支障をきたす。
中止し、回転機械の分解工事が必要となり、試験工程に
重大な支障をきたす。
【００１０】本発明は上記問題点を解決することを課題
とする。
とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【００１２】すなわち、計測対象の回転体に取付けられ
センサ用のトランスミッタを有する回転機器の計測装置
において、上記回転体の端面に取付けられる磁気誘導式
発電手段と、同磁気誘導式発電手段の出力を受け充電す
るとともに自己の出力を上記トランスミッタに送る充電
式バッテリ手段と、上記磁気誘導式発電手段に対向し固
定側に配置される磁界発生手段とを設ける。
センサ用のトランスミッタを有する回転機器の計測装置
において、上記回転体の端面に取付けられる磁気誘導式
発電手段と、同磁気誘導式発電手段の出力を受け充電す
るとともに自己の出力を上記トランスミッタに送る充電
式バッテリ手段と、上記磁気誘導式発電手段に対向し固
定側に配置される磁界発生手段とを設ける。
【００１３】以上において、計測時、回転体が回転する
と、磁界発生手段からの磁界を磁気誘導式発電手段が切
ることにより、磁気誘導式発電手段は発電出力する。充
電式バッテリ手段はこの出力を受け充電するとともに、
自己の出力をトランスミッタへ送る。
と、磁界発生手段からの磁界を磁気誘導式発電手段が切
ることにより、磁気誘導式発電手段は発電出力する。充
電式バッテリ手段はこの出力を受け充電するとともに、
自己の出力をトランスミッタへ送る。
【００１４】このようにして、トランスミッタは電力不
足を生じることなく作動するので、計測が効率的に可能
となる。
足を生じることなく作動するので、計測が効率的に可能
となる。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図１〜図
３により説明する。
３により説明する。
【００１６】なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
【００１７】トランスミッタカプセル６には充電式バッ
テリ２を電源とするトランスミッタ３が納められる。
テリ２を電源とするトランスミッタ３が納められる。
【００１８】ディスク９の端面にはコイル式発電素子１
５が取付けられ、その出力は整流器１６、定電圧器１７
を順次経て充電式バッテリ２に電源用リード線１８でつ
ながれる（図２参照）。
５が取付けられ、その出力は整流器１６、定電圧器１７
を順次経て充電式バッテリ２に電源用リード線１８でつ
ながれる（図２参照）。
【００１９】発電素子１５と対向するケーシング１１側
には、非磁性のリング１３上に発電素子と対向し、等間
隔に取付けられた磁石（または電磁石）１２を持つ固定
子１４が設けられる（図３参照）。
には、非磁性のリング１３上に発電素子と対向し、等間
隔に取付けられた磁石（または電磁石）１２を持つ固定
子１４が設けられる（図３参照）。
【００２０】上記で磁気誘導発電手段はコイル式発電素
子１５、整流器１６、定電圧器１７である。
子１５、整流器１６、定電圧器１７である。
【００２１】以上において、計測時、ディスク９が回転
すると、磁石１２からの磁界をコイル式発電素子１５が
切ることにより、交流電力を出力する。この交流は整流
器１６で直流に整流され、定電圧器１７で定電圧に調整
され出力する。充電式バッテリ２はこの出力を受け充電
するとともに、自己の出力をトランスミッタ３へ送る。
すると、磁石１２からの磁界をコイル式発電素子１５が
切ることにより、交流電力を出力する。この交流は整流
器１６で直流に整流され、定電圧器１７で定電圧に調整
され出力する。充電式バッテリ２はこの出力を受け充電
するとともに、自己の出力をトランスミッタ３へ送る。
【００２２】このようにして、トランスミッタ３は電力
不足を生じることなく作動するので、計測が効率的に可
能となる。
不足を生じることなく作動するので、計測が効率的に可
能となる。
【００２３】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、回転体
の端面に取付けられる磁気誘導式発電手段、同磁気誘導
式発電手段の出力を受け充電するとともに自己の出力を
トランスミッタに送る充電式バッテリ手段、磁気誘導式
発電手段に対向し固定側に配置される磁界発生手段を設
けた。
の端面に取付けられる磁気誘導式発電手段、同磁気誘導
式発電手段の出力を受け充電するとともに自己の出力を
トランスミッタに送る充電式バッテリ手段、磁気誘導式
発電手段に対向し固定側に配置される磁界発生手段を設
けた。
【００２４】これにより、計測中、常に発電するととも
に充電されるので、トランスミッタの電力不足の発生が
防止され、効率のよい計測が可能となる。
に充電されるので、トランスミッタの電力不足の発生が
防止され、効率のよい計測が可能となる。
【図１】本発明の実施の一形態の全体系統構成図であ
る。
る。
【図２】上記一形態の回路図である。
【図３】上記一形態の固定子部の斜視図である。
【図４】従来例の全体系統構成図である。
１ 歪ゲージ ２ 充電式バッテリ ３ トランスミッタ ４ リード線 ５ 動翼 ６ トランスミッタカプセル ７ 送信アンテナ ８ 受信アンテナ ９ ディスク １１ ケーシング １２ 磁石 １３ リング １４ 固定子 １５ 発電素子 １６ 整流器 １７ 定電圧器 １８ 電源用リード線
Claims (1)
- 【請求項１】 計測対象の回転体に取付けられセンサ用
のトランスミッタを有する回転機器の計測装置におい
て、上記回転体の端面に取付けられる磁気誘導式発電手
段と、同磁気誘導式発電手段の出力を受け充電するとと
もに自己の出力を上記トランスミッタに送る充電式バッ
テリ手段と、上記磁気誘導式発電手段に対向し固定側に
配置される磁界発生手段とを備えてなることを特徴とす
る回転機器の計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9232598A JPH1173589A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 回転機器の計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9232598A JPH1173589A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 回転機器の計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1173589A true JPH1173589A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16941878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9232598A Pending JPH1173589A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 回転機器の計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1173589A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003057104A (ja) * | 2001-08-15 | 2003-02-26 | Akashi Corp | 振動計 |
| JP2006215693A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Mitsubishi Electric Corp | 監視システム |
| EP2637001A1 (en) * | 2006-05-23 | 2013-09-11 | Rosemount, Inc. | Industrial process device utilizing magnetic induction |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP9232598A patent/JPH1173589A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003057104A (ja) * | 2001-08-15 | 2003-02-26 | Akashi Corp | 振動計 |
| JP2006215693A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Mitsubishi Electric Corp | 監視システム |
| EP2637001A1 (en) * | 2006-05-23 | 2013-09-11 | Rosemount, Inc. | Industrial process device utilizing magnetic induction |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |