JPH1173452A - 規格適合チェックデータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、規格適合チェック方法及び規格適合チェックプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

規格適合チェックデータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、規格適合チェック方法及び規格適合チェックプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH1173452A
JPH1173452A JP30953997A JP30953997A JPH1173452A JP H1173452 A JPH1173452 A JP H1173452A JP 30953997 A JP30953997 A JP 30953997A JP 30953997 A JP30953997 A JP 30953997A JP H1173452 A JPH1173452 A JP H1173452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 規格原文の情報を最小単位に分解し、規格原
文への適合状況の定量化(例えば、適合済み項目数/全
設問数)を実現する。さらに、定量化した適合状況をグ
ラフ化することにより、達成度を視覚的に認識できるよ
うにする。 【解決手段】 まず、情報伝達の最小単位である「情報
伝達要素」又は「内容要素」等により、規格原文との適
合を図り、規格原文を、情報伝達の最小単位の設問情報
に分解する(チェックリスト化)。つぎに、分解された
最小単位の各設問情報には、それぞれ識別コードが付加
される。ここで、識別コードとしては、内容要素コー
ド、情報伝達要素コード、優先度コード、規格種別コー
ド、原文コード、要求コード、適合/未適合チェック等
が含まれる。これら識別コードにより、適合させる規格
についての設問情報を抽出し、表示する。設問情報に対
して適合又は未適合チェックを行い、規格適合結果を定
量的にグラフ表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、規格適合チェック
データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体、規格適合チェック方法及び規格適合チェックプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
係る。本発明は、特に、警告ラベルや、取扱説明書の安
全対策及びCEマーキング取得等に関する各種規格やガ
イドライン、各種指令への適合チェック、また、品質シ
ステム及び環境マネジメントシステム(環境システム)
の審査登録に関する各種規格への適合チェックを行うた
めの、規格適合チェック方法、及び、規格適合チェック
データ及び/又は規格適合チェックプログラムを記録し
た記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製造物責任法(PL法)の施行に伴い、
安全対策の記録に関する情報開示(ディスクロージャ)
を求められる場合が想定される。そのため、安全対策
(安全規格への適合など)の記録を保存することが、P
L対策の重要なポイントとなる。
【0003】また、製品をEU(欧州連合)へ出荷する
場合には、各種指令で規定された製品については安全対
策を実施した上でCEマーキングを貼付しなければなら
ない。さらに、製造者や製品を扱うEU域内の代理者
は、CEマーキングの貼付にあたり、技術構造ファイル
(TCF、Technical Construction File )の保管が、
義務づけられている。また、CEマーキング取得のため
には、安全対策の記録をTCFを保存して残すことが重
要なポイントとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような、警告ラベ
ル、取扱説明書及びCEマーキング等に関する各種規格
原文は、日本、米国、欧州等の各国により多種多様存在
し、また、その内容も難解で煩雑なものとなっている。
【0005】また、品質システム及び環境マネジメント
システムに関する各種規格(JIS/ISO Z9900、JIS/ISO Q
14000 等)も、同様に、難解で煩雑である。
【0006】本発明によると、規格原文の情報を最小単
位に分解し、規格原文への適合状況の定量化(例えば、
適合済み項目数/全設問数)を実現することを目的とす
る。さらに、定量化した適合状況をグラフ化することに
より、達成度を視覚的に認識できるようにすることを目
的とする。
【0007】本発明によると、警告ラベル、取扱説明書
及びCEマーキング等に関する規格適合チェックについ
ては、複数の規格に対して、一度に規格適合を図ること
ができるシステムを提供することを目的とする。
【0008】また、本発明によると、品質システム及び
環境マネジメントシステム等に関する規格適合チェック
については、チェックリスト化した規格要求事項の設問
ごとに文書登録を行うことができるシステムを提供する
ことを目的とする。また、登録した文書は、最新文書の
一覧表示で、最新バージョンのもののみ表示させること
を目的とする。また、登録した文書は、文書毎に文書管
理No.や管理部門、承認者などの情報を履歴として残
すことも目的とする。
【0009】さらに、本発明によると、適合させた規格
名称や規格適合チェック結果を安全対策の履歴として、
警告ラベル、取扱説明書又はTCF等毎に記録として残
すことを目的とする。
【0010】また、本発明によると、チェックリストの
各設問から、原文の該当箇所や用語解説を簡単に参照で
きるようにすることを目的とする。
【0011】また、チェック結果はグラフ表示し、全体
の適合度や残り作業を大まかに把握できるようにするこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、規格適
合チェックデータを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、規格適合チェックデータは、記録
媒体に形成されるマスタファイル及びチェックファイル
に記録され、前記マスタファイルは、規格原文を情報伝
達の単位、構成要素の単位又は要求事項の単位に設問形
式に分解した設問情報を記録した設問領域と、各々の前
記設問情報に対応づけて記録される優先に関するコー
ド、内容に関するコード及び規格に関するコードを含む
識別コードを記録した識別コード領域とを備え、前記チ
ェックファイルは、各々の前記設問情報に対応づけて設
けられ、前記設問情報の内容に適合するか否かの情報が
記録される適合チェック領域を備え、前記マスタファイ
ルは、前記識別コード領域のデータにより、適合させる
規格に該当する前記設問情報が検索され、前記チェック
ファイルの前記適合チェック領域のデータにより、前記
適合させる規格に対する規格適合チェック結果集計処理
が実行され、定量的に適合状況が表示されるようにした
ことを特徴とする規格適合チェックデータを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。さら
に、前記規格適合チェックデータは、記録媒体に形成さ
れる個別情報ファイルにさらに記録され、前記個別情報
ファイルは、名称又は要求事項が記憶される領域と、各
々の前記名称又は要求事項に対応づけて関連情報が記憶
される領域とを備え、前記名称又は要求事項、又は関連
情報のいずれかの項目により所望の前記個別情報ファイ
ルが検索及び表示されるようにし、前記規格原文ファイ
ルは、前記識別コード中の前記規格に関するコードに対
応づけて記録されており、原文参照が指定された場合に
参照される規格原文領域を備えたことを特徴とする。
【0013】また、本発明によると、指定された警告ラ
ベル名又は取扱説明書名又は技術構造ファイル(TC
F)名に応じて、警告ラベル又は取扱説明書又はTC
F、及び情報伝達要素を検索する検索機能と、前記警告
ラベル名又は取扱説明書名又はTCF名に対応する前記
警告ラベル又は取扱説明書又はTCFを表示し、また、
前記情報伝達要素に対応した規定状況を規格毎に表示す
る表示機能と、前記表示機能により表示された画面によ
り、適合させる規格を選択するための規格選択機能と、
規格原文を情報伝達の単位に設問形式に分解した設問情
報を記録した設問領域と、各々の前記設問情報に対応づ
けて記録される識別コード領域とを有するマスタファイ
ルから、前記警告ラベル名又は取扱説明書名又はTCF
名に対応した前記識別コードに基づいて、前記規格選択
機能により選択された前記適合させる規格に該当する前
記設問情報を検索して表示する設問表示機能と、前記設
問表示機能により表示された画面により、各々の前記設
問情報に対応づけて設けられ前記設問情報に適合するか
否かの情報が記録される個別情報ファイルの適合チェッ
ク領域に、前記設問情報に適合するか否かの情報を入力
するためのチェック機能と、前記チェック機能により入
力された前記適合チェック領域の情報により、前記適合
すべき規格に対する規格適合チェック処理を実行する適
合チェック機能と、前記適合チェック機能による適合結
果に基づき、適合状況を定量的に出力する適合出力機能
とを備えた規格適合チェック方法及び規格適合チェック
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供する。
【0014】また、本発明によると、指定された警告ラ
ベル名又は取扱説明書名又はTCF名に応じて、警告ラ
ベル又は取扱説明書又はTCF、及び情報伝達要素を検
索する検索機能と、前記警告ラベル名又は取扱説明書名
又はTCF名に対応する前記警告ラベル又は取扱説明書
又はTCFを表示し、また、前記情報伝達要素に対応し
た規定状況を規格毎に表示する表示機能と、前記表示機
能により表示された画面により、適合させる規格を選択
するための規格選択機能と、規格原文を情報伝達の単位
に設問形式に分解した設問情報を記録した設問領域と、
各々の前記設問情報に対応づけて記録される識別コード
領域とを有するマスタファイルから、前記警告ラベル名
又は取扱説明書名又はTCF名に対応した前記識別コー
ドに基づいて、前記規格選択機能により選択された前記
適合させる規格に該当する前記設問情報を検索して表示
する設問表示機能と、前記設問表示機能により表示され
た画面により、各々の前記設問情報に対応づけて設けら
れ前記設問情報に適合するか否かの情報が記録される個
別情報ファイルの適合チェック領域に、前記設問情報に
適合するか否かの情報を入力するためのチェック機能
と、前記チェック機能により入力された前記適合チェッ
ク領域の情報により、前記適合すべき規格に対する規格
適合チェック処理を実行する適合チェック機能と、前記
適合チェック機能による適合結果に基づき、適合状況を
定量的に出力する適合出力機能とを備えた規格適合チェ
ック方法及び規格適合チェックプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係る規格適合チ
ェックを行うための構成図を示す。
【0016】規格適合チェックのための構成は、主制御
部(CPU)1、記憶部2、オペレーティングシステム
(OS)3、アプリケーション機能4、プラグイン機能
5、ブラウザ6、入力機能7、表示機能8、出力機能
9、等を備える。
【0017】主制御部1は、プロセッサ等により構成さ
れ、システム全体を司る。
【0018】記憶部2には、マスタファイル21、規格
原文ファイル22、個別情報ファイル23、文書管理フ
ァイル24、チェックファイル25等の各種ファイルが
記憶される。文書管理ファイル24には、文書履歴ファ
イル、適合結果ファイル等が含まれることができる。本
発明の記録媒体に記録された規格適合チェックデータ
は、コンピュータにより記憶部2にロードされ、使用さ
れることができる。
【0019】本発明の記録媒体には、CD−ROMやフ
ロッピーディスク等の各種の記録するための媒体が含ま
れる。また、本発明の記録媒体には、各種ファイル、ア
プリケーション機能4、プラグイン5、ブラウザ6等の
内、適宜選択された規格適合データ、規格適合プログラ
ム、規格適合データ及びプログラムが記録される。
【0020】OS3は、WINDOWS 95(商標)、WINDOWS
NT(商標)、MAC PC(商標)( POWER MAC(商標))等
を利用し、本発明では、ハイブリッドなマルチプラット
フォーム対応のユーザインターフェースを実現する。
【0021】アプリケーション機能4及びプラグイン機
能5は、HTML、JAVA(商標)、JAVA Script(商
標)、C言語等を使用して構築される。アプリケーショ
ン機能4は、例えば、OS3とブラウザ6とのデータの
やりとりや、計算処理及び表示処理等を実行する。プラ
グイン機能5は、例えば、入力処理、出力処理等の処理
を実行する。これらの機能は、両者に適宜分散すること
ができる。
【0022】本発明の記録媒体に記録された規格適合チ
ェックプログラムは、コンピュータにより主制御部1、
記憶部2、アプリケーション機能4又はプラグイン5等
の適宜の構成部にロードされ、、規格適合チェック方法
が実行されることができる。
【0023】ブラウザ6としては、Netscape Navigator
(商標)、Internet Explorer (商標)等のJAVAおよび
JAVA Script に応対した各種ブラウザを使用することが
できる。
【0024】以下に、本発明の規格適合データに関する
各種のファイルを挙げる。
【0025】まず、規格適合チェックデータとして必要
な規格原文としては、以下のようなものが挙げられる。
なお、対象とされる規格は、これに限定されるものでは
なく、適宜必要に応じて、規格適合チェックの対象とす
ることができる。
【0026】「警告ラベル」の規格原文としては、ANSI
Z535.1/ANSI Z535.3/ANSI Z535.4/ISO3864/JIS
Z9101/家電製品協会ガイドライン/ 通産省報告書、等が
ある。「取扱説明書」の規格原文としては、ANSI Guide
/ISO 37/家庭製品協会ガイドライン/通産省報告書、等
がある。また、「CEマーキング」の規格原文として
は、EN292Part1/EN292Part2/EN60204 等があり、さら
に、各種指令(以下の説明の都合上、「規格原文」に含
める場合もある)として機械指令/EMC指令/ 低電圧指
令、等がある。
【0027】さらに、「品質システム」に関する規格原
文としては、JIS Z9900/JIS Z9901/JIS Z9902/JIS Z990
3/JIS Z9904/JIS Z9911-1/JIS Z9911-2/JIS Z9911-3 等
のJIS 9900シリーズ等がある。また、「環境マネジメン
トシステムと環境審査」に関する規格原文としては、JI
S Q14001/JIS Q14004/JIS Q14010/JIS Q14011/JIS Q140
12 ISO 14050等のJIS Q14000シリーズ等がある。
【0028】図2に、マスタファイルを形成するための
説明図を示す。上述のような規格原文に基づいて、「マ
スタファイル21」は、以下のように形成される。
【0029】まず、図2(A)に示されるように、プロ
セス1では、情報伝達の最小単位である「情報伝達要
素」又は「内容要素」等により、規格原文との適合を図
る。すなわち、規格原文を、情報伝達の最小単位の設問
情報に分解する。
【0030】ここで、規格原文の適切な解析によると、
「情報伝達要素」としては、伝えたい情報自体(内
容)、情報の記載順序やレイアウト等(構造)、文書に
よる表現手法(文章)、ビジュアル的な効果(視覚)、
情報を伝える媒体(素材)等がある。
【0031】また、「内容要素」としては、規格原文の
適切な解析によると、以下のように分類できる。
【0032】・警告ラベル、取扱説明書であれば、それ
らを構成する各部分 ・CEマーキングであれば、TCFを構成する各文書 ・品質・環境システムであれば、要求事項 さらに、内容要素としては、規格適合チェックの目的を
達成するための時系列の流れに沿って、規格原文の情報
を再構築したものとすることができる。
【0033】つぎに、図2(B)に示されるように、プ
ロセス2では、分解された最小単位の各設問情報には、
それぞれ識別コードが付加される。
【0034】ここで、識別コードとしては、内容要素コ
ード、情報伝達要素コード、優先度コード、規格種別コ
ード、原文コード、要求コード、適合/未適合チェック
等のいずれかが適宜含まれる。
【0035】図3に、警報ラベル、取扱説明書及びCE
マーキングに関する規格についてのマスタファイルの構
造の一例を示す。
【0036】ここでは、識別フラグの一例として、優先
コード、内容要素コード、情報伝達要素コード、規格コ
ード及び原文コードが表示されている。
【0037】優先コードとしては、「1:必須レベ
ル」、「2:推奨レベル」等がある。内容要素コードと
しては、「1:区画」、「2:シグナルワード」、
「3:図記号」、「4:指示文」、「0:その他」等が
ある。情報伝達要素としては、「1:内容」、「2:構
造」、「3:文章」、「4:視覚」、「5:素材」、
「6:全て」及び「0:その他」等がある。規格コード
は、規格を識別する番号であり、例えばJIS9900
シリーズであれば、JIS9901 、JIS9902 、JIS9903 等の
区別をするための識別番号が記載される。また、原文コ
ードは、対応する規格原文の番号である。なお、図中、
「?」表示の箇所には、イメージ画像が組み込まれるよ
うになっている。
【0038】また、図4に、品質システム及び環境シス
テムに関する規格についてのマスタファイルの構造の一
例を示す。
【0039】ここでは、識別フラグの一例として、優先
コード、要求コード、規格コード及び原文コードが表示
されている。ここでは、優先コードは、「1:必須」の
みである。要求コードとしては、規格原文の規格番号
(例えば、「01」)が記載される。さらに、各設問に
対するチェックデータをマスタファイル上の識別データ
領域又は後述のチェックファイルに適宜記録することが
できる(図3においても同様)。
【0040】つぎに、「規格原文ファイル22」は、
「規格原文」がすべて掲載されているファイルである。
また、規格原文は、マスタファイル中の各設問情報に対
応づけて設けられており、各設問に対して該当する規格
原文を参照することができる。
【0041】「個別情報ファイル23」は、警告ラベ
ル、取扱説明書、CEマーキング、品質システム、又は
環境システムに関する各規格に対応して、操作者により
個別的に設定したデータが記憶されるファイルである。
また、マスタファイルの設問、規格番号等とも、対応づ
けられている。規格適合をチェックする際の適合/未適
合チェックデータは、このファイル中の適合チェック領
域に記憶することもできるし、マスタファイル中に適合
チェック領域を設けて記憶することもできる。
【0042】また、一般に、品質システム及び環境マネ
ジメントシステムの文書管理には、登録項目として以下
のことが必要である。
【0043】・文書の所在 ・必要に応じて改訂されること ・関連文書の最新版が利用できること ・日付(改訂日付と共に)があり、容易に識別できるこ
と ・順序よく維持され、指定期間保持されること そこで、「文書履歴ファイル24」を備え、以上のこと
を網羅できる登録項目を設けることにより、文書管理を
行うようにした。また、このファイルによると、登録項
目から文書を検索し、文書名称、バージョン、管理部門
などを一覧表示及び印刷することができる。
【0044】「チェックファイル25」は、各設問に対
してチェックリストにチェックした結果を記憶するファ
イルである。このファイルには、規格要求事項毎に履歴
として残すことができ、マネジメントシステムの核とな
る要素及びそれらの相互作用を記述することができる。
規格適合をチェックする際の適合/未適合チェックデー
タは、このファイル中の適合チェック領域に記憶するこ
ともできるし、マスタファイル21や個別情報ファイル
23中に適合チェック領域を設けて記憶することもでき
る。
【0045】上述したファイルの他にも、以下のような
ファイルが備えられる。
【0046】「図記号サンプルファイル」は、既存のも
のは、危険の性質(機械的危険、熱的危険等)別に、図
記号が記憶されたファイルである。また、このファイル
には、警告ラベル、取扱説明書の構成要素をわかりやす
く解説した解説文も備えることができる。
【0047】「専門用語・略語ファイル」は、使用され
る専門用語や略語の解説を記憶したファイルである。操
作者は、これら語句の解説を、ポップアップウインドウ
で呼び出すことができる。
【0048】「PL法解説ファイル」は、日本、北米及
びEU連合のPL法について、PL法制定の拝啓、概
略、国別特色等をPL専門弁護士等により解説した内容
を記憶したファイルである。
【0049】「審査登録に関する情報ファイル」は、各
製品毎の審査登録までの手順を流れに沿って解説し、登
録に必要となる文書類を明示する内容を記憶したファイ
ルである。CEマーキングの取得には、自己申告による
ものと認証機関(Notified Body) を利用した審査登録に
よるものとがあり、操作者は適宜、このファイルの内容
を表示することができる。また、JISZ9900シリーズ及び
JISQ14000 シリーズ等の解説や、審査登録の流れに沿っ
た解説など、審査登録をより深く理解するための情報が
多数収納され、審査登録機関の一覧も備えられており、
必要な機関の詳細を表示及び印刷することができる。
【0050】「関係法令一覧ファイル」は、環境マネジ
メントシステムと環境審査に関するJISQ14000 シリーズ
規格適合等において、一酸化炭素、二酸化硫黄など環境
に影響を与える物質名に対する関連ある環境法令を記憶
したファイルである。このファイルにより、物質名を元
に関連法令を検索及び参照することができる。
【0051】つぎに、規格適合チェック動作に関する説
明をする。メインプログラムが開始されると、ブラウザ
によりメニュー画面が表示される。メニューとしては、
「案内、説明」、「作業工程の確認」、「規格適合チェ
ックリスト」、「最新文書の履歴管理」、「初期化」、
「プログラムの終了」等がある。操作者は、メニュー画
面により、所望の処理を選択して実行することができ
る。
【0052】以下、具体的に規格適合チェック動作を説
明する。
【0053】1.警告ラベル、取扱説明書及びCEマー
キング等に関する規格について適合チェック動作
【0054】ここでは、説明の都合上、主に警告ラベル
について説明するが、取扱説明書及びCEマーキングに
ついても同様である。
【0055】まず、図5に、個別情報等の設定のための
フローチャートを示す。
【0056】プログラムがスタートされると、メニュー
画面により、設定のための処理が選択される(S10
1)。これにより、個別情報の入力画面が表示される
(S102)。
【0057】図6に、入力表示画面の説明図の一例を示
す。
【0058】図に示されるような入力画面により、操作
者は、ラベル情報等の各項目を入力することができる。
項目としては、ラベル名称、文書管理番号、製品名称、
型名、作成部門、作成者、管理部門、承認者、文書配布
部門、マーケット国(日本、USA、EU等)、その他
特記事項、作成年月日、バージョン、等がある。ラベル
情報としては、このように適宜所望の項目を設けること
ができる。
【0059】ここで、データ設定登録を実行することに
なるが、新規データ登録か又は既存データの修正かによ
り処理が分かれる(S103)。新規データを登録する
場合は、操作者は、例えば、「新規登録」ボタン等を用
いて、各項目がブランクの新規データ用の画面を表示
し、所定項目を適宜入力する(S105)。一方、既存
データを修正する場合は、ラベル名称、文書管理番号、
製品名称等のキーとなる所定項目を入力することによ
り、修正すべきデータが検索され、図6のように表示さ
れる(S107)。操作者は、この画面を用いることに
より、所定項目を選択して、適宜修正することができる
(S109)。なお、作成年月日、バージョン等のデー
タは、コンピュータ上の設定値により、自動的に設定す
ることもできる。このようにして、各ラベルについて、
個別情報等の設定を必要回数繰り返す(S111)。
【0060】つぎに、図7に、規格適合チェックのため
のフローチャートを示す。
【0061】プログラムがスタートされると、メニュー
画面により、規格適合チェックのための処理が選択され
る(例えば、「チェックリスト」をクリック)(S20
1)。すると、入力画面が表示される(S203)。入
力画面は、例えば、図6に示されたものと同様に表示さ
れる。この入力画面に、ラベル名称、文書管理番号、製
品名称等の個別情報の所定項目を指定することにより、
検索条件を入力する(S205)。個別情報には、例え
ばラベル名称毎に対応する規格原文の規格番号が記憶さ
れているので、指定された検索条件(ラベル名、製品等
答)に従って、マスタファイルの検索が実行される(S
207)。その後、ヒットしたラベル情報が表示される
(S209)。
【0062】図8に、ラベル情報の表示画面の説明図の
一例を示す。
【0063】図示のように、各ラベル情報には、区画レ
イアウト、注意喚起シンボル、シグナルワード、図記
号、指示文、安全色等の内容要素が含まれる。また、表
示画面には、指定されたラベル名称のラベルに関して、
適合させる規格がリストアップされる。リストには、各
規格がどの内容要素に対して規定しているかという情報
も表示される(図中、○印又は×印で表示)。
【0064】操作者は、この画面を用いて、適合させる
規格等をチェックボックスにより選択する(S21
1)。選択後に、例えば「OKキー」等の実行キーを押
すことにより、規格番号等に基づきマスタファイル等を
参照して、選択された規格についてのチェックリストを
検索する(S213)。複数の規格が選択された場合に
は、全ての規格について網羅された、チェックリストを
検索する。つぎに、検索されたチェックリストが出力さ
れる(S215)。
【0065】図9に、チェックリストの表示画面の説明
図の一例を示す。
【0066】この例では、ラベル名が「トランス上
面」、製品名が「冷蔵庫」、型名が「0123」、及び
管理番号が「1」であるデータを示す。表示画面の抽出
条件切替ウインドウであるボックスB1〜B5により、
表示条件を適宜選択することができる。例えば、ボック
スB1により「全ページ表示」又は「指定ページのみ表
示」等を選択することができる。ボックスB2により、
「全てを表示」、「適合済み項目表示」又は「未適合項
目表示」等を選択することができる。ボックスB3によ
り、構成要素について、「全て」、「区画」、「注意喚
起シンボル」、「シグナルワード」、「図記号」、「指
示文」、「安全色」等を選択することができる。ボック
スB4により、情報伝達要素について、「全て」、「情
報」、「構成」、「視覚」、「文章」、「素材」等を選
択することができる。また、ボックスB5により、「全
て」、「必須」、「推奨」を選択することができる。
【0067】つぎに、操作者は、チェックリストに挙げ
られた各設問に対して、「チェックボタンB6」を適宜
入力する(S217)。ここで、各設問についての対応
する原文を参照したい場合は、「原文ボタンB7」を選
択することにより、原文が表示される。さらに、各設問
には、用語解説が用意されている用語について、色、字
体又はアンダーライン等の修飾により、それが識別でき
るように表示されている(B8、B9参照)。操作者
は、必要に応じてその用語(B8、B9等)をクリック
等により選択すると、用語解説が表示される。
【0068】以下同様に、ラベル名称、文書管理番号、
製品名称等の所定項目を選択する画面に戻り、所望のチ
ェックリストを表示して、適合又は未適合のチェック
を、適宜繰り返す(S218)。チェックが終わると、
適合度の結果を表示するための処理を、例えば、「適合
達成度グラフ」ボタン等により選択すると(S21
9)、規格適合結果が出力される(S221)。
【0069】図10に、適合結果出力の表示画面の説明
図の一例を示す。この画面では、最小単位の情報伝達要
素毎に適合状況がグラフ表示される。
【0070】この例では、先程と同様に、ラベル名が
「トランス上面」、製品名が「冷蔵庫」、型名が「01
23」、及び管理番号が「1」であるデータを示す。表
示画面の抽出条件切替ウインドウ等により、「必須」、
「推奨」又は「全体」等の条件を適宜選択することもで
きる。図示のように、各情報伝達要素(「全て」、「内
容」、「構造」、「文章」、「視覚」、「素材」等)に
ついて、全設問数に対する適合数が、数値及びグラフに
より、定量的に表示される。なお、「必須」項目と「推
奨」項目を同時に別個に表示することもできる。
【0071】以上では、主に「警告ラベル」の場合で説
明したが、「取扱説明書」及び「CEマーキングの情
報」についても、同様に実現することができる。例え
ば、取扱説明書では、ラベル名称の代わりに「取扱説明
書名称」と用い、要素として、「目次」、「索引」、
「安全」及び「操作」等の項目を適用することにより、
適合チェックを行うことができる。また、「CEマーキ
ング」では、ラベル名称の代わりに「TCF名称」を用
いて、各規格及び指令を対象として、本発明のような適
合チェックを適用することができる。
【0072】以下に、警告ラベル、取扱説明書及びCE
マーキングの各規格適合チェックについて、それぞれ詳
細に説明する。
【0073】(1)警告ラベル規格適合チェックリスト まず、警告ラベル規格適合チェックリストについて、補
足説明する。メインメニューでは、例えば、「1.ご利
用になる前に」、「2.ラベルの履歴管理」、「3.図
記号一覧 」、「4.規格適合チェックリスト」、
「5.その他」、「6.終了」がある。
【0074】サブメニューとしては、「2.ラベルの履
歴管理」については、「2.1 新規登録」、「2.3
最新ラベル一覧」、「2.4 変更・削除」等があ
る。「3.図記号一覧 」については、「3.1 機械
的危険」、「3.2 電気的危険」、「3.3 熱的危
険」、「3.4 騒音による危険」、「3.5放射線に
よる危険」、「3.6 化学的危険」、「3.7 その
他」等がある。また、「4.規格適合チェックリスト」
については、「4.1 最新ラベル一覧」、「4.2
ラベルの検索」等がある。
【0075】メインメニュー、サブメニューは、例え
ば、使用中の画面と同時に表示されるなど、適宜画面上
に表示され、使用者は、表示されたメニューのうち所望
のものをクリック等により適宜選択することができる
(以下、各適合チェックで同様)。
【0076】図11に、警告ラベル規格適合チェックに
関する作業の流れ図を示す。
【0077】ステップ1は、既存の図記号の判別をする
ものである。一般に、警告ラベルの状況としては、以下
のような場合が想定される。
【0078】・警告ラベルを安全規格に適合させて作成
した場合/この場合、警告ラベルを登録した後、適合さ
せた規格を選択し適合を確認する上で適合チェックを行
う。
【0079】・既存の警告ラベルが安全規格に適合して
いるかどうかを診断する場合/この場合は、適合チェッ
クを行い、未適合項目については、順次規格適合を行
う。
【0080】・警告ラベルを安全規格に適合させて作成
しようとしている場合/この場合は、新規に作成する警
告ラベルに付随した情報を登録した後、規格を選択し、
適合チェックを行いながら新規に警告ラベルを作成す
る。
【0081】ステップ2では、警告ラベル名称と関連情
報を登録する。これらは、任意の警告ラベルを検索する
ときのキーワードにもなる。関連情報としては、図6に
示したものと同様に、登録年月日、システム管理N
o.、作成年月日、、ラベル管理No.、バージョン、
製品名称、型名、作成者、作成部門、承認者、管理部
門、ラベル配布部門、マーケット国、危険の種類、シグ
ナルワード(危険のレベル)、図記号コード、指示文、
特記事項等がある。製品に予想される危険の種類やシグ
ナルワード等は、プルダウンメニューかから選択するこ
とができる。これらの内容は、個別情報画面として表示
されるとともに、個別情報ファイルに登録することがで
きる。なお、これらの個別情報は、その他の適宜のひと
つ又は複数のファイルに登録され、適合チェックファイ
ルを構成することもできる(以下、各適合チェックでも
同様)。
【0082】ステップ3では、登録された警告ラベルご
とに、製品のマーケットやラベルを構成する要素に合わ
せて、適合させる規格を選択する。ここでは複数の規格
を組み合わせて選択することができる。なお、ラベルを
構成する要素は、「区画」、「注意喚起シンボル」、
「シグナルワード」、「図記号」、「指示文」、「安全
色」、「その他」等に分類される。
【0083】ステップ4では、危険の種類がどんなもの
か、危険のレベルがどの程度か、また安全規格で規定さ
れている図記号一覧(危険の種類ごと)に該当するもの
があれば使用するものの、この際、使用する図記号にユ
ニークな「図記号コード」選択し安全対策の履歴として
残す。
【0084】危険の種類には、機械的危険、電気的危
険、熱的危険、騒音による危険、放射線による危険、化
学的危険、その他等がある。シグナルワード(危険のレ
ベル)には、危険、警告、注意、高度の危険、Danger、
Warning、Caution等がある。これらは、図8のような画
面で適宜選択することができる。
【0085】ステップ5では、チェックリストで警告ラ
ベルが規格に適合しているかどうか、あるいは適合させ
たかどうかをチェックする。一般には、ラベル構成要素
について、「その他」(警告ラベルを作成する前に検討
すべき内容)、「区画」、「指示文」、「シグナルワー
ド」、「注意喚起シンボル」、「図記号」、「安全
色」、「その他」(警告ラベルを作成した後に確認すべ
き内容)の順序で要素ごとに設問を抽出し、チェックリ
ストの各設問に対して適合/未適合をチェックする。適
合しない項目があれば、対象となる警告ラベルに改善が
必要であると判断される。なお、それぞれの設問に対応
して、背景となる規格原文を参照することもできる。
【0086】ステップ6では、チェックリストの集計結
果を確認する。全体に対する適合達成度グラフが適宜表
示される。また、未適合項目を一覧することで、改善項
目を具たいていに把握でき、未適合項目の適合をひとつ
ずつ行うことで、規格への適合状況をより確実なものと
することができる。
【0087】図12に、適合達成度グラフを示す。この
ように、情報伝達要素ごと、ラベル構成要素ごとに、全
体項目及び必須項目(かっこ内)について適合達成度
を、数値及び視覚的に把握することができる。
【0088】(2)取扱説明書規格適合チェックリスト つぎに、取扱説明書規格適合チェックリストについて、
補足説明する。メインメニューでは、例えば、「1.ご
利用になる前に」、「2.取扱説明書の履歴管理」、
「3.図記号一覧 」、「4.規格適合チェックリス
ト」、「5.その他」、「6.終了」がある。
【0089】サブメニューとしては、「2.取扱説明書
の履歴管理」については、「2.1新規登録」、「2.
3 最新取扱説明書一覧」、「2.4 変更・削除」等
がある。「3.図記号一覧 」については、警告ラベル
の場合と同様である。また、「4.規格適合チェックリ
スト」については、「4.1 最新取扱説明書一覧」、
「4.2 取扱説明書の検索」等がある。
【0090】図13に、取扱説明書規格適合チェックに
関する作業の流れ図を示す。
【0091】ステップ1では、取扱説明書名称をはじ
め、個々の取扱説明書に関わる関連情報を登録する。こ
れらは、任意の取扱説明書を検索するときのキーワード
にもなる。関連情報としては、登録年月日、システム管
理No.、取扱説明書名称、作成年月日、取説管理N
o.、見直年月日、バージョン、製品名称、型名、作成
者、作成部門、承認者、管理部門、取扱説明書配布部
門、マーケット国、取扱説明書種別、特記事項等がある
(図6参照)。取扱説明書の種別等は、プルダウンメニ
ューかから選択することができる。
【0092】ステップ2では、登録された取扱説明書ご
とに、製品のマーケットや取扱説明書を構成する要素に
合わせて、適合させる規格を選択する。ここでは複数の
規格を組み合わせて選択することができる。なお、取扱
説明書を構成する要素は、「目次」、「安全」、「設
置」、「操作」、「故障」、「保守」、「索引」、「そ
の他」等に分類される。
【0093】ステップ3では、チェックリストで取扱説
明書が規格に適合しているかどうか、あるいは適合させ
たかどうかをチェックする。一般には、取扱説明書構成
要素について、「その他」、「目次」、「安全」、「設
置」、「操作」、「故障」、「保守」、「索引」、「そ
の他」の順序で要素ごとに設問を抽出し、チェックリス
トの各設問に対して適合/未適合をチェックする。適合
しない項目があれば、対象となる取扱説明書に改善が必
要であると判断される。なお、それぞれの設問に対応し
て、背景となる規格原文を参照することもできる。
【0094】ステップ4では、チェックリストの集計結
果を確認する。全体に対する適合達成度グラフが表示さ
れる。また、未適合項目を一覧することで、改善項目を
具たいていに把握でき、未適合項目の適合をひとつずつ
行うことで、規格への適合状況をより確実なものとする
ことができる。
【0095】(3)CEマーキング規格適合チェックリ
スト つぎに、CEマーキング規格適合チェックリストについ
て、補足説明する。メインメニューでは、例えば、
「1.ご利用になる前に」、「2.技術文書の履歴管
理」、「3.技術文書類のチェック」、「4.審査登録
の流れ」、「5.その他」、「6.終了」がある。
【0096】サブメニューとしては、「1.ご利用にな
る前に」では、サブメニューとして「1.4 各指令原
文一覧」、「1.5 各規格原文一覧」等が含まれる。
また、「2.技術文書の履歴管理」については、「2.
1 新規登録」、「2.3最新文書一覧」、「2.4
変更・削除」等がある。「3.技術文書類のチェック」
については、「3.1 最新文書一覧」、「3.2 文
書の検索」等がある。また、「4.審査登録の流れ」に
ついては、「適合指令の選択」等がある。
【0097】図14に、CEマーキング規格適合チェッ
クに関する作業の流れ図を示す。
【0098】ステップ1では、メインメニューの「2.
技術文書の履歴管理」の個別情報画面で、作成する技術
構造ファイル(Technical Construction File,TCF)
の名称や、関連情報を登録する。これらは、任意の文書
を検索するときのキーワードにもなる。
【0099】図15に、技術文書の個別情報画面(ファ
イル)の構成図の一例を示す。これはまた、技術文書の
履歴を示すものでもある。関連情報としては、図に示し
たように、登録年月日、システム管理No.、TCF名
称、作成年月日、TCF管理No.、バージョン、製品
名称、型名、作成者、作成部門、承認者、管理部門、製
造業者の名称、製造業者の住所、認証機関の名称、認証
機関の住所等がある。また、適合宣言書に関するボック
スも具備されている。「サンプル」ボタンをクリックす
るとそのサンプルが表示される。
【0100】ステップ2では、まず、サブメニューの
「3.1 最新文書一覧」をクリックすると、図16
(a)のようなTCF「最新文書一覧」が表示される。
所望のTCFについて「選択」ボタンをクリックする
と、TCFの「適合指令の選択」画面が表示される(図
16(b)参照、最初の設定のみ表示することもでき
る)。なお、登録されたTCFをキーワードで検索する
こともできる。TCFの適合指令の選択画面で、各指令
の[説明]、[詳細]、[対象外製品]ボタンをクリック
し、内容を参照して対象製品かどうか確認することがで
きる。
【0101】ステップ3では、適合指令の選択画面のチ
ェックボックスにより、製品に該当する指令を機械指令
/EMC指令/低電圧指令の中から選択する。ここでは
複数の規格を組み合わせて選択することができる。ここ
で、「確定」ボタンをクリックすると選択された組み合
わせに従い、TCFを構成する文書が一覧表示される。
なお、個別情報画面の[文書別適合規格](必要な文書類
を入力する)欄の入力欄は、ここで選択された指令の組
み合わせに従って表示される。
【0102】ステップ4では、各規格のスコープ情報
(規格の目的や適用範囲)を参照して、TCFを構成す
る文書に必要な規格を選択する。なお、ここで、選択さ
れた規格は、例えば個別情報画面の[適合規格一覧]ボ
タンから参照できる。
【0103】ステップ5では、EN292規格又はEN60204規
格等を選択した場合、チェックリストでTCFを構成す
る文書類が規格に適合しているかどうかをチェックす
る。即ち、チェックリストの各設問に対して適合/未適
合をチェックする。なお、チェックリストは、規格を選
択すると表示される「チェックリスト」ボックスをクリ
ックすることにより表示される。適合しない項目があれ
ば、対象となる文書に改善が必要であると判断される。
なお、それぞれの設問に対応して、背景となる規格原文
を参照することもできる。ここでのチェック結果の内容
は、TCFごとに登録(保存)される。
【0104】ステップ6では、チェックリストの集計結
果を確認する。全体に対する適合達成度グラフが表示さ
れる。
【0105】ステップ7では、機械指令/EMC指令/
低電圧指令の各指令ごとに選択できるモジュールが規定
される。このモジュールは、誰が、どのような手順や検
査で、個々の製品のCEマーキング適合性を審査し、宣
言するかが指令ごとに定められた適合性診断手法であ
る。
【0106】ステップ8では、製品に該当する指令か
ら、TCFに関連する要求事項を抽出する。サブメニュ
ーで「2.2 最新文書一覧」をクリックし最新文書の
一覧を表示する。ここで「個別」ボタンをクリックする
と、個別情報画面の基本要求事項の入力欄が表示される
ので、その入力欄に登録する。基本要求事項の一覧は、
TCFを構成する1文書になる。ここで、「参照」ボタ
ン等により個別情報画面から各指令の該当する原文を呼
び出し、必要な箇所をコピー&ペーストで転記する。
【0107】ステップ9では、作成するTCFを構成す
る文書(説明書類、図面類、記録類等)ごとに適合規格
を登録する。ステップ8と同様に、サブメニューで
「2.2最新文書一覧」をクリックし最新文書の一覧を
表示する。ここで「個別」ボタンをクリックすると、個
別情報画面が表示されるので、「文書別適合規格入力」
ボタンをクリックし、表示された所定入力欄に登録す
る。適合規格一覧のウインドウをさらに開き、個別情報
画面の「適合規格」入力欄に、適合規格一覧で表示され
ている規格名称をコピー&ペーストで転記する。このよ
うにして、適合させた規格一覧は、TCFを構成する1
文書になる。
【0108】図17に、適合規格一覧画面(ファイル)
の構成図を示す。また、図18に、基本要求事項及び適
合規格画面(ファイル)の構成図を示す。これらの画面
(ファイル)構成が、各々のTCFについて、図15の
ような個別情報画面(ファイル)に含まれることができ
る。
【0109】ステップ10では、CEマーキングの取得
のための審査登録に必要な文書類のひとつである適合宣
言書を作成する。適合宣言書は、個別情報画面(ファイ
ル)の[適合宣言書]欄にある[サンプル]ボタンをクリ
ックすると記入例が表示されるので、この記入例を参照
して作成する。
【0110】ステップ11では、CEマーキングの取得
のための審査登録に必要な文書類を適宜画面に表示する
ことにより、使用者は確認することができる。
【0111】ステップ12では、CEマーキングを貼付
後、製品を出荷する。TCFは、製品による何らかの自
己等で提出を求められた場合、すぐに提出することがで
きるよう管理し、保管しておく必要がある。
【0112】2.品質システム及び環境マネジメントシ
ステム等に関する適合チェック動作まず、図19に、個
別情報等の設定のためのフローチャートを示す。
【0113】プログラムがスタートされると、メニュー
画面により、設定のための処理が選択される(S30
1)。さらに、所望の対象規格(JIS の規格番号等)及
び要求事項項目(例えば、「4.1〜4.20」(JIS
9900)または「4.1〜4.6」(JIS 14000 ))が選
択されると(S303)、関連するチェックリスト項目
が表示される(S305)。
【0114】図20に、チェックリスト項目画面の説明
図の一例を示す。
【0115】図に示されるように、「4.1 経営者の
責任」、「4.2 品質システム」‥‥「4.20 統
計的手法」等の各項目が表示される。操作者が、例え
ば、「選択ボタン」を押すことにより、選所の項目を適
宜選択する。選択された項目により、マスタファイル等
が検索され、規格適合チェックリストが表示される(S
307)。
【0116】図21に、「4.2 品質システム」の選
択ボタン121を選択した場合の規格適合チェックリス
トの説明図の一例を示す。
【0117】このように、例えば、JIS Z9900 の場合
は、4.1〜4.20の20項目の要求事項ごとにチェ
ックリストを表示し、また、JIS Q14000の場合は、
4.1〜4.6の6項目の要求事項ごとにチェックリス
トが表示される。ここでは、適合及び未適合の両方につ
いて、チェックリスト項目を表示している。ここで、図
13において、個別情報等の設定登録を実行するために
は、例えば、「登録」ボタン131を押すことにより、
個別情報の入力画面が表示される(S309)。
【0118】図22に、入力表示画面の説明図の一例を
示す。
【0119】図に示されるような入力画面により、操作
者は、要求事項の各項目を入力することができる。項目
としては、文書名称、文書管理番号、作成部門、作成
者、管理部門、承認者、文書配布部門、関連文書、関連
記録、その他特記事項、作成年月日、見直年月日、バー
ジョン、等がある。要求事項としては、規格に応じて、
このように適宜所望の項目を設けることができる。
【0120】ここで、個別情報の設定登録を実行するこ
とになるが、新規データ登録か又は既存データの修正か
により処理が分かれる(S311)。新規データを登録
する場合は、操作者は、例えば「新規登録」ボタン15
1を用いて、各項目がブランクの新規データ用の画面を
表示し、所定項目を適宜入力する(S313)。一方、
既存データを修正する場合は、規格番号等により個別情
報の登録データが検索され、例えば、図22のように表
示される(S315)。よって、操作者は「改訂」ボタ
ン152、「削除」ボタン153等により、該当データ
を改訂または削除することができる(S317)。ま
た、「再検索」ボタン154を用いて、文書名称、文書
管理番号、等の所定項目を入力することにより、修正す
べきデータが検索され、操作者は、所定項目を選択し
て、適宜修正することができる。なお、作成年月日、見
直し年月日、バージョン等のデータは、コンピュータ上
の設定値により、自動的に設定することもできる。
【0121】つぎに、メニュー画面で、例えば、「チェ
ックリスト」ボタン等を押すことにより、入力画面表示
に戻り、上述と同様に、各要求事項について、データ設
定を必要回数繰り返す(S319)。このようにして
所望のデータを入力後に、メインメニューに戻る。
【0122】なお、メインメニューにおいて、例えば、
「最新文書の履歴管理」を選択すると、最新文書のみを
表示することができる。
【0123】図23に、最新文書の履歴管理の表示画面
の説明図一例を示す。図示のように、要求項目「4.
1」、管理番号「1」、文書名称「品質マニュアル」、
作成者等が表示される。ここで、「個別情報」ボタンを
押すと、該当文書の個別情報が表示される。これは、個
別情報を改訂する場合や文書関連情報(作成部門や管理
部門)を参照する場合に使用する機能である。品質シス
テムや環境マネジメントシステムを最新文書で管理・運
用することが要求されている場合には、この機能は、審
査登録を目指す企業にとって、有益である。
【0124】つぎに、図24に、規格適合チェックのた
めのフローチャートを示す。
【0125】まず、プログラムがスタートされると、メ
ニュー画面により、適合チェックのための処理が選択さ
れる(S401)。すると、図12に示されるように、
チェックリスト要求項目の入力画面が表示される(S4
03)。操作者は、例えば、「選択」ボタンをクリック
することにより、要求項目を指定することで、検索条件
を入力する(S405)。指定された検索条件(要求項
目)に従って、マスタファイルの検索が実行され(S4
07)、ヒットしたチェックリストが表示される(S4
09)。ここで、チェックリストの表示及び入力画面
は、図13に示されるものと同様である。
【0126】つぎに、操作者は、入力画面を用いて、チ
ェックリストに挙げられた各設問に対して、適合又は未
適合をチェック欄に入力する(S411)。また、各設
問についての対応する原文を参照したい場合は、「原
文」キーを選択することにより、原文が表示される。さ
らに、各設問には、用語解説が用意されている用語につ
いて、色、字体又はアンダーライン等の修飾により、そ
れが識別できるように表示されている。操作者は、必要
に応じてその用語をクリック等により選択すると、用語
解説が表示される。
【0127】以下同様に、要求項目を選択する画面に戻
り、所望のチェックリストを表示して、適合又は未適合
のチェックを適宜繰り返す(S414)。チェックが終
わると、つぎに、適合度の結果を表示するための処理
を、例えば、「グラフ表示」ボタン等により選択すると
(S413)、規格適合結果が出力される(S41
5)。
【0128】図25に、適合結果出力の表示画面の説明
図の一例を示す。この画面では、適合達成度をグラフ化
及び定量化した数値(適合済項目最小単位の情報伝達要
素毎に適合状況をグラフ表示される。
【0129】この例では、図示のように、各要求項目
(「全体」、「4.2 環境方針」、「4.3 計画」、
「4.4 実施及び運用」、「4.5 点検及び是正処
置」、「4.6経営層による見直し」等)について、全要
求事項設問数に対する適合済項目数が、数値及びグラフ
により、定量的に表示される。さらに、図26等におい
て、例えば、プルダウンメニューにより「未適合項目」
等を選択することにより、未適合項目のみが抽出され、
要求事項(例えば、4.1 〜4.20)ごとに一覧表示を行う
ことができる。
【0130】図26に、未適合項目の表示画面の説明図
の一例を示す。
【0131】図示のように、「未適合項目表示」が表示
され、例えば、「4.14 是正処置及び予防処置」に関し
て、未適合項目である設問「Q180、Q184,Q186,Q187,Q18
8 」が表示される。これにより、未適合項目に限定した
適合チェックを継続することができる。以下に、JIS/IS
O9000シリーズ及びJIS/ISO14000シリーズの各規格適合
チェックについて、それぞれ詳細に説明する。
【0132】(1)JIS/ISO9000シリーズ規格適合チェ
ックリスト まず、JIS/ISO9000シリーズ規格適合チェックリストに
ついて、補足説明する。メインメニューでは、例えば、
「1.ご利用になる前に」、「2.作業工程の確認」、
「3.規格適合チェックリスト」、「4. 最新文書の
履歴管理」、「5.その他」、「6.終了」がある。
【0133】サブメニューとしては、「2.作業工程の
確認」については、「2.1 調査」、「2.2 準
備」、「2.3 受審活動」、「2.4 受審」、
「2.5品質システムの維持管理」等がある。「4.最
新文書の履歴管理」については、「4.1 最新文書一
覧」、「4.2 変更・削除」、「4.3 既存文書の
登録」等がある。
【0134】図27に、JIS/ISO9000シリーズ規格適合
チェックに関する作業の流れ図を示す。
【0135】ステップ1では、本審査前の調査、準備、
受審活動といった審査登録までの過程で必要な作業や、
受審、品質システムの維持管理の作業を時系列でチェッ
クする。
【0136】図28に示されるような作業工程の確認画
面が表示され、使用者は、チェック欄に適宜チェックし
て確認する。また、各作業工程の詳細な内容は、[解説]
ボタン等をクリックすることにより参照することができ
る。
【0137】ステップ2では、JISZ9901/JISZ9902/JISZ
9903等の中から、適合させる品質システムの規格を選択
する。
【0138】既に文書が存在し規格の要求事項を満たし
ている場合は、ステップ3に移る。ステップ3では、チ
ェックリストで各会社の品質システムに必要な文書類の
情報を、要求事項の各設問ごとに登録する。登録する内
容は文書名称や関連情報であり、これらは、任意の文書
を検索するときのキーワードにもなる。関連情報として
は、登録年月日、システム管理No.、要求事項、設問
No.、文書名称、作成年月日、文書管理No.、見直
年月日、作成者、バージョン、作成部門、承認者、管理
部門、文書配布部門、関連文書、関連記録、特記事項等
がある(図22参照)。要求事項には、例えばJIS9001
では以下の20項目があり、各項目ごとにチェックリス
トが用意されている。即ち、経営者の責任、品質システ
ム、契約内容の確認、設計監理、文書及びデータの管
理、購買、顧客支給品の管理、製品の認識及びトレーサ
ビリティ、行程管理、検査・試験、検査・測定及び試験
装置の管理、検査・試験の状態、不適合品の管理、是正
処置及び予防処置、取り扱い・保管・包装・保存及び引
き渡し、品質記録の管理、内部品質監査、教育・訓練、
付帯サービス、統計的手法等がある。また、例えば、JI
S9902では19項目、JIS9903では16項目の要求事項が
ある。
【0139】また、文書が存在し規格の要求事項を満た
していない場合、及び、文書を新規に作成する場合は、
ステップ4に移る。ステップ4では、チェックリストの
各設問から規格原文を参照し、原文の解説や標準規定類
のサンプルを元に、品質システムに必要な文書類を作成
する。
【0140】次に、ステップ5において、作成し終えた
文書から、各設問ごとに個別情報を登録する。登録する
内容は、上述のような文書名称や関連情報である。作成
した文書が規格の要求事項を満たしていること(設問内
容に適合していること)を確認し適合欄にチェックす
る。適合していない項目があれば、品質システムに改善
が必要な内容か、品質システム関連文書類に変更が必要
な内容である。
【0141】なお、各設問に対応した背景となる規格原
文を参照することもできる。例えば図21に示されたよ
うな規格適合チェックリストにおいて、「原文」ボタン
132をクリックすると、設問に対応する規格原文画面
が表示される。この画面でさらに、「サンプル」ボタン
をクリックすると標準・規定類サンプルメニューが表示
される。ここで所望の項目を選択すると、関連するサン
プルが表示される。一例として、図29に規格原文画面
を示し、図30に品質管理規定のサンプル文書を示す。
【0142】また、図21において、要求事項のウィン
ドウ133を用いることにより、要求事項を適宜選択
し、選択された要求事項に対応する規格適合チェックリ
ストの画面が表示される。
【0143】ステップ6では、チェックリストの集計結
果を確認する。選択された要求事項133、適合・未適
合134に従い、全体に対する適合達成度グラフが表示
される。また、未適合項目を一覧することで、改善項目
を具体的に把握でき、未適合項目の適合をひとつずつ行
うことで、規格への適合状況をより確実なものとするこ
とができる。図31に、集計された適合結果出力の一例
を示す。
【0144】(2)JIS/ISO14000シリーズ規格適合チェ
ックリスト つぎに、JIS/IS14000シリーズ規格適合チェックリスト
について、補足説明する。メインメニューでは、例え
ば、「1.ご利用になる前に」、「2.作業工程の確
認」、「3.規格適合チェックリスト」、「4. 最新
文書の履歴管理」、「5.その他」、「6.終了」があ
る。
【0145】サブメニューとしては、「2.作業工程の
確認」については、「2.1 調査」、「2.2 準
備」、「2.3 受審活動」、「2.4 受審」、
「2.5環境システムの維持管理」等がある。「4.最
新文書の履歴管理」については、JIS9000と同様であ
る。
【0146】図32に、JIS/ISO14000シリーズ規格適合
チェックに関する作業の流れ図を示す。
【0147】ステップ1では、JIS9000シリーズと同様
に、調査、準備、受審活動といった審査登録までの過程
で必要な作業や、受審、環境システムの維持管理の作業
を時系列でチェックする。各作業工程の内容は、[解説]
ボタン等をクリックすることにより参照することができ
る。
【0148】ステップ2では、メインメニューの「1.
ご利用になる前に」の関連法令の法令検索の中で、危
険物質や有害物質の名称をキーワードとして入力するこ
とにより、関連する法令名や記載位置を表示する。これ
は、環境マネジメントシステムにおいて、環境側面を特
定する手がかりとして有効である。例えば、入力画面
で、「一酸化炭素」というキーワードを適宜入力し、検
索すると、図33のような法令検索結果を示す画面が表
示される。
【0149】既に文書が存在し規格の要求事項を満たし
ている場合は、ステップ3に移る。ステップ3では、チ
ェックリストで各会社の環境マネジメントシステムに必
要な文書類の情報を、要求事項の各設問ごとに登録す
る。登録する内容は文書名称や関連情報であり、これら
は、任意の文書を検索するときのキーワードにもなる。
関連情報としては、登録年月日、システム管理No.、
要求事項、文書名称、作成年月日、文書管理No.、見
直年月日、作成者、バージョン、作成部門、承認者、管
理部門、文書配布部門、関連法令、関連文書、関連記
録、特記事項、適合状況等がある(図21参照)。「要
求事項」には、例えば以下の6項目があり、5項目にチ
ェックリストが用意されている。チェックリストの設問
は、要求事項ごとに抽出して表示することができる。即
ち、一般要求事項、環境方針、計画、実施及び運用、点
検及び是正処置、経営者による見直し等がある。「適合
状況」としては、このような各要求事項ごとにその適合
状況が表示される。
【0150】文書が存在し規格の要求事項を満たしてい
ない場合、及び、文書を新規に作成する場合は、ステッ
プ4に移る。ステップ4では、チェックリストの各設問
から規格原文を参照し、原文の解説や標準・規定類のサ
ンプルを元に、環境マネジメントシステムに必要な文書
類を作成する。
【0151】次に、ステップ5において、作成し終えた
文書から、各設問ごとに登録する。登録する内容は、上
述のような文書名称や関連情報である。作成した文書が
規格の要求事項を満たしていること(設問内容に適合し
ていること)を確認し適合欄にチェックする。適合して
いない項目があれば、環境マネジメントシステムに改善
が必要な内容か、環境マネジメントシステム関連文書類
に変更が必要な内容である。なお、各設問に対応した背
景となる規格原文を参照することもできる。
【0152】ステップ6では、チェックリストの集計結
果を確認する。全体に対する適合達成度グラフが表示さ
れる。また、適合項目や未適合項目のみを一覧すること
で、改善項目を段階的に絞り込むことができる。
【0153】なお、以上説明した各々の規格適合チェッ
クリストでは、登録機能により登録された名称及び関連
情報において、同一名称で複数の情報が登録されている
場合、最新情報を一覧表示する機能をさらに備えること
ができる。
【0154】また、本発明によると、上述したような各
種ファイルを備え、これらファイルの内容を適宜のキー
ワードや適宜の識別コードで対応づける領域を設けるこ
とにより、これらファイルを、リンクづけたり、キーワ
ードや識別コードで検索したりする機能及び適宜参照し
て表示する機能等を具備することができる。また、本発
明によると、ファイルとして、作業工程順にチェックリ
スト化した作業工程確認チェックリストを備え、このフ
ァイルを参照して表示する機能を具備することができ
る。
【0155】また、適合させる規格・指令についても、
必要に応じてひとつ又は複数の規格・指令等を適宜選択
することができる。
【0156】また、印刷ボタン等を適宜の表示画面等で
設けることにより、所望の表示画面を必要に応じて印刷
することができる。さらに、他の装置にデータ出力する
機能を適宜付加することもできる。
【0157】
【発明の効果】本発明によると、警告ラベル、取扱説明
書及びCEマーキング等に関する規格適合チェックにつ
いては、以下のような顕著な効果を奏する。
【0158】(1) 本発明によると、警告ラベル、取
扱説明書及びCEマーキング等に関する情報毎に、バー
ジョン、適合させた規格、適合チェック結果、貼付製品
の出荷先等を、「履歴管理」することができる。また、
登録した警告ラベル等のキー項目から、必要なラベル、
取扱説明書及びCEマーキングに関する必要な情報を検
索し、一覧表示及び印刷を行うことができる。
【0159】(2) 本発明によると、警告ラベル、取
扱説明書、及びCEマーキングの貼付等にあたり、保管
が義務づけられているTCF構成文書類の安全規格への
適合に必要な情報を、難解で煩雑な規格原文を元に整理
して「チェックリスト化」することができる。
【0160】(3) 本発明によると、製品を出荷する
マーケットに合わせて、複数の規格やガイドラインを組
み合わせることができ(さらに、CEマーキングに関し
ては、製品の種類に合わせて指令を組み合わせることが
でき)、設問を警告ラベル、取扱説明書等の構成要素、
必須/推奨条件、情報伝達要素等毎に抽出し、表示する
ことができる。
【0161】また、本発明によると、品質・環境システ
ム等に関する規格適合チェックついては、以下のような
顕著な効果を奏する。
【0162】(1) 本発明によると、品質・環境シス
テムに関する規格適合チェックついて、「作業工程確認
チェックリスト」により審査登録までの手順を把握する
ことができる。すなわち、会社が審査登録までに行うべ
き作業を時間の流れに沿ってチェックリスト化し、次に
何をすべきかを判断できるようにすることができる。
【0163】(2) 本発明によると、「規格適合チェ
ックリスト」により規格への適合状態を確認することが
できる。すなわち、規格の要求事項を具体的で明瞭な表
現でチェックリスト化することにより、会社の品質シス
テム及び環境システムが規格の要求事項に適合している
かどうかを確認することができる。また、チェックリス
トの設問には品質マニュアル及び環境システム文書に反
映させるべき内容が具体的に表現されることにより、チ
ェックできない項目が規格への未適合項目であると判断
できるようにすることができる。
【0164】(3) 本発明によると、会社の品質シス
テム及び/又は環境システムが、規格要求事項に適合し
ているかをチェックし、必要な文書類を体系づけること
ができる。
【0165】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る規格適合チェックを行うための構
成図。
【図2】マスタファイルを形成するための説明図。
【図3】警報ラベル、取扱説明書及びCEマーキングに
関する規格についてのマスタファイルの説明図。
【図4】品質システム及び環境システムに関する規格に
ついてのマスタファイルの説明図。
【図5】個別情報等の設定のためのフローチャート。
【図6】入力表示画面の説明図。
【図7】規格適合チェックのためのフローチャート。
【図8】ラベル情報の表示画面の説明図。
【図9】チェックリストの表示画面の説明図。
【図10】適合結果出力の表示画面の説明図。
【図11】警告ラベル規格適合チェックに関する作業の
流れ図。
【図12】適合達成度グラフの説明図。
【図13】取扱説明書規格適合チェックに関する作業の
流れ図。
【図14】CEマーキング規格適合チェックに関する作
業の流れ図。
【図15】技術文書の個別情報画面(ファイル)の構成
図。
【図16】TCF最新文書一覧及び適合指令の選択につ
いての表示画面の説明図。
【図17】適合規格一覧画面(ファイル)の構成図。
【図18】基本要求事項及び適合規格画面(ファイル)
の構成図。
【図19】個別情報等の設定のためのフローチャート。
【図20】チェックリスト項目画面の説明図。
【図21】規格チェックリストの説明図。
【図22】入力表示画面の説明図。
【図23】最新文書の履歴管理の表示画面。
【図24】規格適合チェックのためのフローチャート。
【図25】適合結果出力の表示画面の説明図。
【図26】未適合項目の表示画面の説明図。
【図27】JIS/ISO9000シリーズ規格適合チェックに関
する作業の流れ図。
【図28】作業工程確認画面の説明図。
【図29】規格原文画面の説明図。
【図30】品質管理規定のサンプル文書の説明図。
【図31】適合結果出力の表示画面の説明図。
【図32】JIS/ISO14000シリーズ規格適合チェックに関
する作業の流れ図。
【図33】法令検索結果を示す表示画面の説明図。
【符号の説明】
1 主制御部(CPU) 2 記憶部 3 オペレーティングシステム(OS) 4 アプリケーション機能 5 プラグイン機能 6 ブラウザ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】規格適合チェックデータを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 規格適合チェックデータは、記録媒体に形成されるマス
    タファイル及びチェックファイルに記録され、 前記マスタファイルは、規格原文を情報伝達の単位、構
    成要素の単位又は要求事項の単位に設問形式に分解した
    設問情報を記録した設問領域と、各々の前記設問情報に
    対応づけて記録される優先に関するコード、内容に関す
    るコード及び規格に関するコードを含む識別コードを記
    録した識別コード領域とを備え、 前記チェックファイルは、各々の前記設問情報に対応づ
    けて設けられ、前記設問情報の内容に適合するか否かの
    情報が記録される適合チェック領域を備え、 前記マスタファイルは、前記識別コード領域のデータに
    より、適合させる規格に該当する前記設問情報が検索さ
    れ、前記チェックファイルの前記適合チェック領域のデ
    ータにより、前記適合させる規格に対する規格適合チェ
    ック結果集計処理が実行され、定量的に適合状況が表示
    されるようにしたことを特徴とする規格適合チェックデ
    ータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】前記規格適合チェックデータは、記録媒体
    に形成される個別情報ファイルにさらに記録され、 前記個別情報ファイルは、名称又は要求事項が記憶され
    る領域と、各々の前記名称又は要求事項に対応づけて関
    連情報が記憶される領域とを備え、前記名称又は要求事
    項、又は関連情報のいずれかの項目により所望の前記個
    別情報ファイルが検索及び表示されるようにし、 前記規格原文ファイルは、前記識別コード中の前記規格
    に関するコードに対応づけて記録されており、各設問よ
    り原文参照が指定された場合に参照される規格原文領域
    を備えた請求項1に記載の規格適合チェックデータを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】指定された警告ラベル名又は取扱説明書名
    又は技術構造ファイル(TCF)名に応じて、警告ラベ
    ル又は取扱説明書又はTCF、及び情報伝達要素を検索
    する検索機能と、 前記警告ラベル名又は取扱説明書名又はTCF名に対応
    する前記警告ラベル又は取扱説明書又はTCFを表示
    し、また、前記情報伝達要素に対応した規定状況を規格
    毎に表示する表示機能と、 前記表示機能により表示された画面により、適合させる
    規格を選択するための規格選択機能と、 規格原文を情報伝達の単位に設問形式に分解した設問情
    報を記録した設問領域と、各々の前記設問情報に対応づ
    けて記録される識別コード領域とを有するマスタファイ
    ルから、前記警告ラベル名又は取扱説明書名又はTCF
    名に対応した前記識別コードに基づいて、前記規格選択
    機能により選択された前記適合させる規格に該当する前
    記設問情報を検索して表示する設問表示機能と、 前記設問表示機能により表示された画面により、各々の
    前記設問情報に対応づけて設けられ前記設問情報に適合
    するか否かの情報が記録される個別情報ファイルの適合
    チェック領域に、前記設問情報に適合するか否かの情報
    を入力するためのチェック機能と、 前記チェック機能により入力された前記適合チェック領
    域の情報により、前記適合すべき規格に対する規格適合
    チェック処理を実行する適合チェック機能と、 前記適合チェック機能による適合結果に基づき、適合状
    況を定量的に出力する適合出力機能とを備えた規格適合
    チェック方法。
  4. 【請求項4】指定された警告ラベル名又は取扱説明書名
    又はTCF名に応じて、警告ラベル又は取扱説明書又は
    TCF、及び情報伝達要素を検索する検索機能と、 前記警告ラベル名又は取扱説明書名又はTCF名に対応
    する前記警告ラベル又は取扱説明書又はTCFを表示
    し、また、前記情報伝達要素に対応した規定状況を規格
    毎に表示する表示機能と、 前記表示機能により表示された画面により、適合させる
    規格を選択するための規格選択機能と、 規格原文を情報伝達の単位に設問形式に分解した設問情
    報を記録した設問領域と、各々の前記設問情報に対応づ
    けて記録される識別コード領域とを有するマスタファイ
    ルから、前記警告ラベル名又は取扱説明書名又はTCF
    名に対応した前記識別コードに基づいて、前記規格選択
    機能により選択された前記適合させる規格に該当する前
    記設問情報を検索して表示する設問表示機能と、 前記設問表示機能により表示された画面により、各々の
    前記設問情報に対応づけて設けられ前記設問情報に適合
    するか否かの情報が記録される個別情報ファイルの適合
    チェック領域に、前記設問情報に適合するか否かの情報
    を入力するためのチェック機能と、 前記チェック機能により入力された前記適合チェック領
    域の情報により、前記適合すべき規格に対する規格適合
    チェック処理を実行する適合チェック機能と、 前記適合チェック機能による適合結果に基づき、適合状
    況を定量的に出力する適合出力機能とを備えた規格適合
    チェックプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  5. 【請求項5】適合させる規格を選択し、また、規格毎に
    複数要求される要求事項の中から所望の前記要求事項を
    選択する規格選択機能と、 規格原文を情報伝達の単位に設問形式に分解した設問情
    報を記録した設問領域と、各々の前記設問情報に対応づ
    けて記録される識別コード領域とを有するマスタファイ
    ルから、前記要求事項に対応した前記識別コードに基づ
    いて、前記適合させる規格に該当する前記設問情報を検
    索して表示する設問表示機能と、 前記設問表示機能により表示された画面により、各々の
    前記設問情報に対応づけて設けられ、前記設問情報に適
    合するか否かの情報が記録される個別情報ファイルの適
    合チェック領域に、前記設問情報に適合するか否かの情
    報を入力するためのチェック機能と、 前記チェック機能により入力された前記適合チェック領
    域の情報により、前記適合すべき規格に対する規格適合
    チェック処理を実行する適合チェック機能と、 前記適合チェック機能による適合結果に基づき、定量的
    に適合状況を出力する適合出力機能とを備えた規格適合
    チェック方法。
  6. 【請求項6】適合させる規格を選択し、また、規格毎に
    複数要求される要求事項の中から所望の前記要求事項を
    選択する規格選択機能と、 規格原文を情報伝達の単位に設問形式に分解した設問情
    報を記録した設問領域と、各々の前記設問情報に対応づ
    けて記録される識別コード領域とを有するマスタファイ
    ルから、前記要求事項に対応した前記識別コードに基づ
    いて、前記適合させる規格に該当する前記設問情報を検
    索して表示する設問表示機能と、 前記設問表示機能により表示された画面により、各々の
    前記設問情報に対応づけて設けられ、前記設問情報に適
    合するか否かの情報が記録される個別情報ファイルの適
    合チェック領域に、前記設問情報に適合するか否かの情
    報を入力するためのチェック機能と、 前記チェック機能により入力された前記適合チェック領
    域の情報により、前記適合すべき規格に対する規格適合
    チェック処理を実行する適合チェック機能と、 前記適合チェック機能による適合結果に基づき、定量的
    に適合状況を出力する適合出力機能とを備えた規格適合
    チェックプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  7. 【請求項7】警告ラベルの名称及び関連情報を登録する
    ための登録機能と、 前記登録機能により登録された前記警告ラベルごとに適
    合させる規格を選択するための規格選択機能と、 前記警告ラベルごとに危険の種類、危険のレベル及び図
    記号等の危険情報を選択するための危険選択機能と、 前記規格選択機能により選択された条件で、適合・未適
    合項目、ラベル構成要素、情報伝達要素及び/又は必須
    ・推奨項目ごとに設問を抽出してチェックリストを作成
    表示する作成表示機能と、 前記作成表示機能により表示された前記チェックリスト
    の各設問に対して、適合/未適合をチェック入力するた
    めのチェック機能と、 前記入力機能により設定された前記チェックリストを集
    計し、集計結果又は適合達成度を表示する確認機能とを
    備えた規格適合チェック方法。
  8. 【請求項8】取扱説明書の名称及び関連情報を登録する
    ための登録機能と、 前記登録機能により登録された前記取扱説明書ごとに適
    合させる規格を選択するための規格選択機能と、 前記規格選択機能により選択された条件で、適合・未適
    合項目、取説構成要素、情報伝達要素及び/又は必須・
    推奨項目ごとに設問を抽出してチェックリストを作成表
    示する作成表示機能と、 前記作成表示機能により表示された前記チェックリスト
    の各設問に対して、適合/未適合をチェック入力するた
    めのチェック機能と、 前記入力機能により設定された前記チェックリストを集
    計し、集計結果又は適合達成度を表示する確認機能とを
    備えた規格適合チェック方法。
  9. 【請求項9】技術構造ファイル(TCF)の名称及び関
    連情報を登録するための登録機能と、 前記登録機能により登録された前記TCFごとに対象製
    品に該当する指令を選択するための指令選択機能と、 前記指令選択機能により選択された指令に従い、前記T
    CFを構成する文書類を表示する文書表示機能と、 前記指令選択機能により選択された指令の組み合わせに
    従って、TCFを構成する文書に適用させる適合規格又
    は指令を表示し選択するための規格選択機能と、 前記規格選択機能により選択された規格について、適合
    ・未適合項目、情報伝達要素ごとに設問を抽出してチェ
    ックリストを作成表示する作成表示機能と、 前記作成表示機能により表示された前記チェックリスト
    の各設問に対して、適合/未適合をチェック入力するた
    めのチェック機能と、 前記入力機能により設定された前記チェックリストを集
    計し、集計結果又は適合達成度を表示する確認機能とを
    備えた規格適合チェック方法。
  10. 【請求項10】前記登録機能により登録されたTCFを
    構成する文書について、対象製品に該当する指令を呼び
    出し、TCFに関連する基本要求事項を抽出して前記T
    CFを構成する文書にさらに登録するための基本要求事
    項登録機能と、 前記登録機能により登録されたTCFを構成する文書に
    ついて、適合させる規格を呼び出し、前記TCFを構成
    する文書情報にさらに登録するための適合規格登録機能
    とをさらに備えた請求項9に記載の規格適合チェック方
    法。
  11. 【請求項11】前記登録機能により登録された適合チェ
    ックデータファイルは、 名称ごとに、製品名称、作成者又は部門名、作成年月
    日、管理番号、管理者又は部門名を含む関連情報が登録
    されていることを特徴とする請求項7乃至10のいずれ
    かに記載の規格適合チェック方法。
  12. 【請求項12】適合させる品質システムの規格を選択す
    るための規格選択機能と、 前記規格選択機能により選択された規格について、要求
    事項選択画面を表示し、要求事項を選択するための要求
    事項選択機能と、 前記要求事項選択機能により選択された前記要求事項及
    び適合・未適合項目ごとに設問を抽出してチェックリス
    トを作成表示する作成表示機能と、 前記要求事項選択画面又は前記チェックリストにおい
    て、該当する要求事項又は設問を選択することにより文
    書登録画面を表示し、前記要求事項又は設問ごとに文書
    の名称及び関連情報を登録するための登録機能と、 前記作成表示機能により表示された前記チェックリスト
    の各設問に対して、適合/未適合をチェック入力するた
    めのチェック機能と、 前記入力機能により設定された前記チェックリストを集
    計し、集計結果又は適合達成度を表示する確認機能とを
    備えた規格適合チェック方法。
  13. 【請求項13】環境マネジメントシステムに関する規格
    について、要求事項選択画面を表示し、要求事項を選択
    するための要求事項選択機能と、 前記要求事項選択機能により選択された前記要求事項及
    び適合・未適合項目ごとに設問を抽出してチェックリス
    トを作成表示する作成表示機能と、 前記要求事項選択画面又は前記チェックリストにおい
    て、該当する要求事項又は設問を選択することにより文
    書登録画面を表示し、前記要求事項又は設問ごとに文書
    の名称及び関連情報を登録するための登録機能と、 前記作成表示機能により表示された前記チェックリスト
    の各設問に対して、適合/未適合をチェック入力するた
    めのチェック機能と、 前記入力機能により設定された前記チェックリストを集
    計し、集計結果又は適合達成度を表示する確認機能とを
    備えた規格適合チェック方法。
  14. 【請求項14】危険物質又は有害物質の名称をキーワー
    ドとして入力することにより、関連する法令名及び/又
    は記載位置を表示する法令検索機能をさらに備えた請求
    項13に記載の規格適合チェック方法。
  15. 【請求項15】審査登録までの過程で必要な作業及び/
    又は維持管理の作業に関し、時系列ごとに設問を抽出し
    てチェックリストを作成表示する作業表示機能と、 前記作成表示機能により表示された前記チェックリスト
    の各設問に対して、チェック入力するための作業チェッ
    ク機能をさらに備えた請求項12乃至14のいずれかに
    記載の規格適合チェック方法。
  16. 【請求項16】前記登録機能により登録された適合チェ
    ックデータファイルは、要求事項ごとに、文書名称、作
    成者又は部門名、作成年月日、管理番号、管理者又は部
    門名、関連文書又は法令、を含む関連情報が登録されて
    いることを特徴とする請求項12乃至15のいずれかに
    記載の規格適合チェック方法。
  17. 【請求項17】前記登録機能により既に登録された適合
    チェックファイルを、前記名称又はいずれかの関連情報
    をキーワードとして検索し、該当する適合チェックファ
    イルの内容を表示する対象確認機能をさらに備えた請求
    項7乃至16のいずれかに記載の規格適合チェック方
    法。
  18. 【請求項18】前記登録機能により登録された名称及び
    関連情報において、同一名称で複数の情報が登録されて
    いる場合、最新情報を一覧表示する機能をさらに備えた
    請求項7乃至17のいずれかに記載の規格適合チェック
    方法。
  19. 【請求項19】取得のための審査登録に必要な文書類の
    サンプルを表示して、それを参考に適宜文書類を作成す
    るための適合文書類機能をさらに備えた請求項7乃至1
    8のいずれかに記載の規格適合チェック方法。
  20. 【請求項20】前記チェックリストの各設問から該当す
    る規格原文を参照するための機能をさらに備えた請求項
    7乃至19のいずれかに記載の規格適合チェック方法。
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