JPH1173038A - 中間転写部材及び中間転写装置 - Google Patents

中間転写部材及び中間転写装置

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JPH1173038A
JPH1173038A JP10151514A JP15151498A JPH1173038A JP H1173038 A JPH1173038 A JP H1173038A JP 10151514 A JP10151514 A JP 10151514A JP 15151498 A JP15151498 A JP 15151498A JP H1173038 A JPH1173038 A JP H1173038A
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JP
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intermediate transfer
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conductive rubber
resin
rubber layer
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Application number
JP10151514A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Yamada
力 山田
Hideyuki Niwa
英之 丹羽
Hiroko Maeda
裕子 前田
Norihiko Kaga
紀彦 加賀
Takahiro Kawagoe
隆博 川越
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間非使用状態においた場合に生じる線状
の画像不良の発生を可及的に防止した中間転写部材を提
供することを目的とする。 【解決手段】 導電性ゴム層201と、該導電性ゴム層
201の表面に形成された表皮層202とを具備してな
り、上記導電性ゴム層201が、JISK6301によ
る圧縮永久歪み20%以下,JISK6301のA形硬
さ試験機による硬度70〜25゜のゴム組成物からなる
ものであることを特徴とする中間転写部材を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー等の電子写真装置や静電記録装置等において、表面に
静電潜像を保持した潜像保持体等の画像形成体表面に現
像剤を供給して形成されたトナー像を、紙等の記録媒体
へと転写する前に一旦転写保持し、これを上記記録媒体
へと転写する中間転写部材及び該中間転写部材を用いた
中間転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、プリンター等の電子
写真画像形成装置では、まず、感光体(画像形成体)の
表面を帯電ローラ等の帯電手段により一様に帯電させ、
この感光体に光学系から映像を投射して光の当たった部
分の帯電を消去することによって静電潜像を形成し、次
いで、この静電潜像に現像ローラ等の現像手段によりト
ナーを供給してトナーの静電的付着によりトナー像を形
成し、これを転写ローラ等の転写手段により紙等の記録
媒体へと転写し、更に転写した画像を定着ローラ等の定
着手段により記録媒体に加熱定着させて、プリント画像
を得る方法が採られている。
【0003】この場合、カラープリンターやカラー複写
機においても、基本的には上記プロセスに従ってプリン
トが行われるが、カラー画像の場合には、マゼンタ、イ
エロー、シアン、ブラックの4色のトナーを用いて色調
を得るもので、これらのトナーを所定割合で重ね合わせ
て必要な色調を得るための工程が必要であり、この工程
を行うためにいくつかの方式が提案されている。
【0004】まず、第1には、モノクロ印刷を行う場合
と同様に、感光体上にトナーを供給して静電潜像を可視
化する際に、上記マゼンタ、イエロー、シアン、ブラッ
クの4色のトナーを順次重ねていくことにより現像を行
い、感光体上にカラーのトナー像を形成する多重現像方
式がある。この方式によれば比較的コンパクトに装置を
構成することが可能であるが、この方式では階調の制御
が非常に難しく、高画質が得られないという問題点があ
る。
【0005】第2に、4つの感光体を設け、各感光体の
潜像をそれぞれマゼンタ、イエロー、シアン、ブラック
のトナーで現像することにより、マゼンタによるトナー
像、イエローによるトナー像、シアンによるトナー像及
びブラックによるトナー像の4つのトナー像を形成し、
これらトナー像が形成された感光体を1列に並べて各ト
ナー像を紙等の記録媒体に順次転写して記録媒体上で重
ねることにより、カラー画像を再現するタンデム方式が
ある。この方式は、良好な画像が得られるものの、4つ
の感光体と、各感光体毎に設けられた帯電機構及び現像
機構が1列に並べられた状態となり、装置が大型化する
と共に高価なものとなってしまう。
【0006】第3に、紙等の記録媒体を転写ドラムに巻
き付けてこれを4回転させ、周回毎に感光体上のマゼン
タ、イエロー、シアン、ブラックを順次記録媒体に転写
してカラー画像を再現する転写ドラム方式もある。この
方式によれば比較的高画質が得られるが、記録媒体が葉
書等の厚紙である場合には、これを上記転写ドラムに巻
き付けることが困難であり、記録媒体の種類が制限され
るという問題点がある。
【0007】上記多重現像方式、タンデム方式及び転写
ドラム方式に対して、良好な画質が得られ、かつ装置が
特に大型化するようなこともなく、しかも記録媒体の種
類が特に制限されるようなこともない方式として、中間
転写方式が提案されている。
【0008】即ち、この中間転写方式は、感光体上のト
ナー像を一旦転写保持するドラムやベルトからなる中間
転写部材を設け、マゼンタによるトナー像、イエローに
よるトナー像、シアンによるトナー像及びブラックによ
るトナー像の4色のトナー像をこの中間転写部材上に順
次転写することにより、この中間転写部材上にカラー画
像を形成し、このカラー画像を紙等の記録媒体上に転写
するものである。従って、4色のトナー像を重ね合わせ
て階調を調整するものであるから、高画質を得ることが
可能であり、かつタンデム方式のように感光体を1列に
並べる必要がないので装置が特に大型化することもな
く、しかも記録媒体をドラムに巻き付ける必要もないの
で記録媒体の種類が制限されることもないものである。
【0009】ここで、このような中間転写方式によりカ
ラー画像の形成を行う装置を例示すれば、ドラム状の中
間転写部材を用いた装置として図1の画像形成装置を、
ベルト状の中間転写部材を用いた装置として図2の画像
形成装置を例示することができる。
【0010】即ち、図1及び図2中、1はドラム状の感
光体であり、それぞれ図中矢印方向に回転するようにな
っている。この感光体1は、一次帯電器2によって帯電
され、次いで画像露光3により露光部分の帯電が消去さ
れて第1の色成分に対応した静電潜像がこの感光体1上
に形成され、更に静電潜像が現像器41により第1色の
マゼンタトナーMで現像され、第1色のマゼンタトナー
画像が感光体1上に形成される。そして、このトナー画
像が、感光体1と接触しながら回転する中間転写ドラム
20a(図1)又は中間転写ベルト20b(図2)(以
下、これらを合わせて「中間転写部材20a,20b」
という)に転写される。この場合、感光体1から中間転
写部材20a,20bへの転写は、感光体1と中間転写
部材20a,20bとのニップ部において、中間転写部
材20a,20bに電源61から印加される一次転写バ
イアスにより行われる。この中間転写部材20a,20
bに第1色のマゼンタトナー画像が転写された後、上記
感光体1はその表面がクリーニング装置14により清掃
され、感光体の1回転目の現像転写操作が完了する。以
降、感光体1が3回転し、各周回毎に現像器42〜44
を順次用いて第2色のシアントナー画像、第3色のイエ
ロートナー画像、第4色のブラックトナー画像が順次感
光体1上に形成され、これが周回毎に中間転写部材20
a,20bに重畳転写され、目的のカラー画像に対応し
た合成カラートナー画像が中間転写部材20a,20b
上に形成される。なお、図2の装置にあっては、感光体
1の周回毎に現像器41〜44が順次入れ替わってマゼ
ンタトナーM、シアントナーC、イエロートナーY、ブ
ラックトナーBによる現像が順次行われるようになって
いる。
【0011】次に、上記合成カラートナー画像が形成さ
れた中間転写部材20a,20bに転写ローラ25が当
接し、そのニップ部に給紙カセット9から紙等の記録媒
体24が給送される。これと同時に二次転写バイアスが
電源29から転写ローラ25に印加され、合成カラート
ナー画像が中間転写部材20a,20bから記録媒体2
4に転写され、更にこの記録媒体24は定着器15へ導
入されて記録媒体24上の合成カラートナー画像が加熱
定着され、最終画像となる。そして、合成カラートナー
画像を記録媒体24へと転写した後の中間転写部材20
a,20bは、表面の転写残留トナーがクリーニング装
置35により除去され、初期状態に戻り次の画像形成に
備えるようになっている。
【0012】このような、中間転写方式の画像形成装置
に用いられる上記中間転写部材20a,20bは、感光
体1、トナー像、記録媒体24などと直接接触するもの
であるため、軟らかく弾性のある材料で形成され、図1
の中間転写部材20aのようにドラム状の場合には、図
3に示したように、金属製ドラム基体200の上に導電
性のゴム状弾性体201を積層したものが知られてお
り、また図2の中間転写部材20bのようにベルト状の
場合には、図4に示したように、帆布やスパイラル状に
巻いた糸等(図示せず)で補強した導電性のゴム状弾性
体201をベルト状に成形したものが知られている。更
に、図3,4に示したように、これらのゴム状弾性体2
01の表面に感光体の汚染防止、トナー付着防止、摩擦
係数の低減等の目的で樹脂からなる表皮層202を形成
することも提案されている。
【0013】一方、図1,2に例示したような中間転写
部材を使用する電子写真画像形成装置では、中間転写部
材の抵抗値が転写効率、ひいては画像形成に大きく影響
する。中間転写部材として望まれる抵抗は、1010〜1
14Ω・cmの所謂中抵抗領域であるため、中間転写部
材を抵抗値のバラツキなく製造することが非常に難し
く、特にゴムをこの中抵抗領域に調整することは困難で
ある。そこで、ゴムの抵抗値を比較的制御し易い103
〜109Ω・cmに設定して上記ゴム状弾性体層201
を形成し、上記表皮層202に比較的抵抗値の高い樹脂
を用いて、部材全体の抵抗値を中間転写部材として望ま
しい上記中抵抗領域に調整することが提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記中間
転写方式で画像形成を行う場合に用いられる中間転写部
材として種々の提案があるが、いずれも十分に満足し得
る性能を有するものではなく、転写定着された画像の画
質が未だ不十分である場合が多い。特に、プリンター等
を非使用状態に長期間おいた場合、画像に線状の画像不
良が発生する問題がしばしば生じている。
【0015】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、中間転写部材の性能向上を図り、特に長期間非使用
状態においた場合に生じる線状の画像不良の発生を可及
的に防止した中間転写部材、及び該中間転写部材を用い
た中間転写装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、画像形成体と記録媒体との間に配設され、画像形成
体表面に形成されたトナー像を一旦自己の表面に転写保
持し、これを記録媒体へと転写する中間転写部材を、導
電性ゴム層の表面に表皮層を形成して構成する場合に、
上記導電性ゴム層を、JISK6301による圧縮永久
歪み20%以下,JISK6301のA形硬さ試験機に
よる硬度70〜25゜の特定の物性を有するゴム組成物
で形成することにより、非使用状態に長期間おいた後で
も、得られる画像に線状の画像不良を生じることなく、
良好な画像が確実に得られることを見出した。
【0017】即ち、本発明者は、中間転写部材を非使用
状態で長期間おいた場合に発生する線状の画像不良を解
析したところ、その原因が、中間転写部材と接する感光
体、クリーニングブレード、二次転写ローラなどの他の
部材との圧接による圧縮永久歪みにあることが見出さ
れ、更に検討を進めた結果、中間転写部材の基材となる
導電性ゴム層を上記圧縮永久歪み及び硬度を有する材料
で形成することにより、上記線状の画像不良の発生を効
果的に防止し得ることを見い出し、本発明を完成したも
のである。
【0018】従って、本発明は、画像形成体と記録媒体
との間に配設され、画像形成体表面に形成されたトナー
像を一旦自己の表面に転写保持し、これを記録媒体へと
転写する中間転写部材において、導電性ゴム層と、該導
電性ゴム層の表面に形成された表皮層とを具備してな
り、上記導電性ゴム層が、JISK6301による圧縮
永久歪み20%以下,JISK6301のA形硬さ試験
機による硬度70〜25゜のゴム組成物からなるもので
あることを特徴とする中間転写部材を提供する。
【0019】また、本発明は、画像形成体と記録媒体と
の間に配設され、該画像形成体表面に形成されたトナー
像を一旦自己の表面に転写保持し、これを記録媒体へと
転写する中間転写部材と、該中間転写部材に電圧を印加
する電圧印加手段とを具備してなる中間転写装置におい
て、上記中間転写部材として、上記本発明の中間転写部
材を用いたことを特徴とする中間転写装置を提供する。
【0020】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の中間転写部材は、例えば図3,4に示した部材
と同様に、導電性ゴム層201の表面に表皮層202を
形成したものであり、本発明では、前記導電性ゴム層2
01を、JISK6301による圧縮永久歪み20%以
下,JISK6301のA形硬さ試験機による硬度70
〜25゜の特定の物性を有するゴム組成物で形成したも
のである。
【0021】上記導電性ゴム層201としては、上記特
定の物性を有するゴム組成物であれば特に制限はなく、
適宜なゴム材料に導電剤等を添加して導電性を付与した
弾性体が用いられる。ゴム材料として具体的には、ニト
リルゴム(NBR)、エチレンプロピレンゴム(EP
M,EPDM)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、
ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、天
然ゴム(NR)、シリコーンゴム、ウレタンゴム、アク
リルゴム(AR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチル
ゴム(IIR)、エピクロルヒドリンゴム(ECO)等
が例示され、これらの1種又は2種以上の混合ゴムを用
いることができ、特にNBR、ウレタンゴム、AR、E
CO、及びこれらとEPDM等の他のゴムとのブレンド
物が、後述する表皮層の主材樹脂との接着性の点で好ま
しく用いられる。
【0022】また、この導電性ゴム層201に添加され
る導電剤としては、ラウリルトリメチルアンモニウム、
ステアリルトリメチルアンモニウム、オクタデシルトリ
メチルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウ
ム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、変性脂肪酸
・ジメチルエチルアンモニウムの過塩素酸塩,塩素酸
塩,ホウフッ化水素酸塩,硫酸塩,エトサルフェート
塩,ハロゲン化ベンジル塩(臭化ベルジル塩,塩化ベン
ジル塩等)等の第4級アンモニウムなどの陽イオン界面
活性剤;脂肪族スルホン酸、高級アルコール硫酸エステ
ル塩、高級アルコールエチレンオキサイド付加硫酸塩、
高級アルコール燐酸エステル塩等の陰イオン界面活性
剤;各種ベタイン等の両性イオン界面活性剤;高級アル
コールエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール脂
肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル等の非イ
オン性帯電防止剤などの帯電防止剤;LiCF2SO2
NaClO 4、LiBF4、NaCl等の周期律表第1族
の金属塩;Ca(ClO42等の周期律表第2族の金属
塩;及びこれらの帯電防止剤がイソシアネートと反応す
る活性水素を有する基(水酸基,カルボキシル基,一級
乃至二級アミン基等)を1個以上有するものなどが挙げ
られる。更に、これらと多価アルコール(1,4−ブタ
ンジオール、エチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール等)又はその誘導体との錯
体、或いはエチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル等との錯体などの
イオン導電剤;ケッチェンブラック、アセチレンブラッ
ク等の導電性カーボン;SAF、ISAF、HAF、F
EF、GPF、SRF、FT、MT等のゴム用カーボ
ン;酸化処理を施したカラーインク用カーボン、熱分解
カーボン、天然グラファイト、人造グラファイト等;酸
化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛、ニッケル、銅等の金属
及び金属酸化物;ポリアニリン、ポリピロール、ポリア
セチレン等の導電性ポリマーなどを例示することができ
る。
【0023】これら導電剤の添加量は、特に制限される
ものではないが、上記陽イオン界面活性剤,両性イオン
界面活性剤,帯電防止剤並びにイオン導電剤の場合は、
上記ゴム成分100重量部に対して0,01〜5重量
部、好ましくは0.05〜2重量部程度とすることがで
き、導電性カーボンなどのその他の導電剤の場合は、1
〜50重量部、好ましくは5〜40重量部程度とするこ
とができ、これにより導電性ゴム層201の抵抗値を1
3〜109Ω・cm、特に105〜108Ω・cmに調整
することが好ましい。この場合、中間転写部材の抵抗値
は、上述のように1010〜1014Ω・cmの中抵抗領域
であることが好ましく、この導電性ゴム層201上に形
成される表皮層202の抵抗値を調整することにより中
間転写部材の抵抗値を上記中抵抗領域に調節することが
好ましい。なお、この導電性ゴム層201には、上記導
電剤以外にも必要に応じて公知の充填材,加硫剤など、
その他の添加剤を適量添加することができる。
【0024】本発明にあっては、この導電性ゴム層20
1は、上述のように、JISK6301による圧縮永久
歪み20%以下,JISK6301のA形硬さ試験機に
よる硬度70〜25゜のゴム組成物で形成されるもので
あるが、この場合、上記導電性ゴム層201を形成する
上記各成分からなるゴム組成物をこのような物性に調整
する方法としては、特に制限されるものではないが、架
橋反応を十分に行い、かつ固形ゴムに可塑剤として液状
のゴムを併用する方法が好ましく採用され、可塑剤とし
て用いる液状ゴムとしては、液状NBR、液状BR、液
状IR、液状IIR、液状CR、液状AR等が例示され
る。この液状ゴムを併用した配合系は、射出成形法によ
り成形することができるので、成形性の点でも好都合で
ある。また、架橋剤は、ゴムの種類によって種々の系が
使用され、それらの例としては、硫黄加硫系、無硫黄加
硫系、アミン加硫系、金属酸化物加硫系、有機過酸化水
素加硫系等が挙げられ、特に有機過酸化物加硫系が圧縮
永久歪みを小さくすることができ好ましい。なお、上記
圧縮永久歪み及び硬度のより好ましい範囲は、圧縮永久
歪みは15%以下、特に10%以下であり、硬度は65
〜25゜、特65〜30゜である。
【0025】ここで、図3のように、ドラム状の中間転
写部材とする場合には、上記導電性ゴム層201は、通
常ドラム状の基体200の外周面上に形成されるが、こ
の場合基体200としては、樹脂,アルミニウム合金,
鉄合金,銅合金等の適宜な材料で形成することができ
る。また、図4のように、ベルト状の中間転写部材とす
る場合には、上記導電性ゴム層201でベルト本体を形
成することができるが、この場合補強層を積層したり埋
設したりすることにより、導電性ゴム層201を補強す
ることができる。
【0026】上記補強層としては、樹脂補強層及び/又
は繊維層を形成することかできる。上記樹脂補強層は、
公知の熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー及び熱硬化
性樹脂等を挙げることができ、具体的には、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ
イミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポ
リビニル系樹脂、ポリビニリデン系樹脂、ポリエーテル
エーテルケトン樹脂、ポリスルホン樹脂等の樹脂を例示
することができる。この場合、上記樹脂補強層は、上述
した樹脂を複数積層して形成してもよく、また、後述す
る繊維層と併用することもできる。なお、この樹脂補強
層は上記樹脂を用いて適宜な方法で成形しても、予めフ
ィルム状に成形された上記樹脂を積層してもよい。
【0027】また、上記繊維層は、公知の織布や不織布
を用いて形成することができ、具体的には、麻,毛,
絹,綿等の天然繊維、ビスコース等の再生繊維、ポリエ
ステル,ナイロン(ナイロン6,66,46等),ビニ
ロン、塩化ビニリデン,ポリオレフィン(ポリエチレ
ン,ポリプロピレン等),ポリクラーク等の合成繊維、
アセテート等の半合成繊維、アラミド繊維、ポリビニル
アルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維等の所謂高
機能性繊維、ステンレススチール、その他のスチール等
の金属繊維などの織布や不織布を例示することができ
る。この場合、織布の布構造としては、平織、斜文織、
朱子織、及びこれらを組み合わせたものなど、適宜選択
することができるが、特に堅牢性、経済性等の点から平
織構造の織布が好ましく用いられる。
【0028】上記繊維層は、上記織布や不職布を複数積
層した複数層構造の繊維層としてもよく、その際、繊維
層の厚みはとくに制限されるものではないが、0.01
〜2mm、とくに0.05〜0.5mm程度であること
が好ましく、繊維層の厚みが0.01mm未満である
と、この繊維層による寸法安定性が低下してベルト状の
部材に伸び等の変形が生じてしまう場合があり、一方、
2mmを超えるとベルト状の部材の柔軟性が損なわれる
場合がある。また、この繊維層を形成する織布や不織布
の繊維径は、特に制限されるものではないが、20〜4
20デニール、特に30〜210デニール、更には30
〜80デニールであることが好ましい。更に、上記織布
や不織布は、特に制限されるものではないが、比較的薄
いものであることが好ましく、具体的には、厚み0.0
1〜0.2mm、特に0.05〜0.15mmであるこ
とが好ましい。この場合、上記織布や不織布の厚みが
0.01mm未満であると、この繊維層による寸法安定
性が低下してベルト状の部材に伸び等の変形が生じてし
まう場合があり、一方、0.2mmを超えると部材の柔
軟性が損なわれる場合がある。
【0029】この繊維層を形成する上記織布や不織布に
は、その表面部分又は全体に必要に応じてゴムや樹脂を
含浸させることができ、これにより繊維層と上記導電性
ゴム層201又は後述する表皮層202との接着性及び
表面平滑性を向上させることができる。この場合、含浸
剤としては、上記導電性ゴム層201を形成するゴム組
成物のゴム成分として例示したものと同種のゴム等によ
るゴムセメントやエポキシ樹脂、レゾルシンホルムアル
デヒド(RFL)、及びこれらの混合物が好適に用いら
れ、塗布又は浸漬により、これら含浸剤を上記織布や不
織布に予め含浸させておくことができ、これによりゴム
又は樹脂が含浸した織布又は不織布を容易に得ることが
できる。
【0030】上記導電性ゴム層201の厚さは、特に制
限されず、ゴム材料の種類や中間転写部材の形態等に応
じて適宜設定されるが、通常ドラム状とする場合には、
2〜10mm程度、ベルト状とする場合には0.5〜3
mm程度とすることが好ましい。なお、この導電性ゴム
層201は、2層以上形成してもよく、例えば、ベルト
状の中間転写部材とする場合に上記補強層を挟んで両側
にそれぞれ導電性ゴム層を形成して、ベルト本体を形成
してもよい。
【0031】次に、この導電性ゴム層201上に形成さ
れる上記表皮層202は、特に制限されず、適宜な樹脂
を用いて形成することができ、例えばフッ素樹脂、ウレ
タン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセター
ル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル
樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、フ
ェノール樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、ケトン
樹脂、アイオノマー樹脂、ポリブタジエン樹脂、塩素化
ポリエチレン、塩化ビニリデン樹脂、アクリル・ウレタ
ン樹脂、アクリル・シリコーン樹脂、エチレン・酢酸ビ
ニル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル樹脂、スチレン・ブ
タジエン樹脂、スチレン・マレイン酸樹脂、スチレン・
アクリル樹脂、エチレン・アクリル樹脂等を用いて形成
することができる。これらの中では、フッ素樹脂或いは
ウレタン樹脂が上記導電性ゴム層201との接着性及び
弾性変形に対する追随性の点から特に好ましく用いられ
る。
【0032】ここで、本発明の中間点転写部材では、こ
の表皮層202の抵抗値を調整することにより、部材の
抵抗値を中間転写部材として好適な1010〜1014Ω・
cmの中抵抗領域に調節することができる。この場合、
表皮層202に適宜な導電剤を添加して表皮層202の
抵抗値を調整し、これにより部材の抵抗値を上記中抵抗
領域に調節してもよいが、上記導電性ゴム層201の抵
抗値を103〜109Ω・cmの比較的低い抵抗値に調整
し、表皮層202を形成する樹脂として比較的抵抗の高
いものを用いて表皮層202に導電剤を配合することな
く部材の抵抗値を上記中抵抗領域に調整することが好ま
しい。これにより、容易に部材の抵抗値を上記中抵抗領
域に調整することができる。
【0033】この表皮層202には上記樹脂をバインダ
ーとして種々の添加剤を配合することができ、例えば、
更なる摩擦抵抗の低減、表面エネルギーの低減、帯電挙
動の調整、静電容量の調整等の目的で、フッ素樹脂、シ
リコーン樹脂、或いはこれらの粉体、その他の滑剤など
種々の添加剤を添加することができる。
【0034】この場合、フッ素樹脂としては、ポリテト
ラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチ
レン−エチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチ
レン、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合
体、ポリビニリデンフルオライド、ポリビニルフルオラ
イド等が好ましく用いられ、これによりトナーの付着や
融着をより効果的に防止することができる。
【0035】また、シリコーン樹脂としては、メチルシ
リコーン、メチルフェニルシリコーン、或いはこれらの
変性体、シリコーンエポキシブロック共重合体等が挙げ
られる。更に、その他の添加剤としては、チタン酸バリ
ウム、チタン酸カリウム、硫化モリブデン、シリカ、酸
化チタン、酸化亜鉛、アルミナ、グラファイト等が挙げ
られ、これらを適量添加することができる。
【0036】この表皮層202は、上記主材(バインダ
ー)樹脂、硬化剤、及びその他の添加剤を溶媒に溶解或
いは分散させて塗料溶液を調製し、ディップ法、ロール
コーター法、ドクターブレード法、或いはスプレー法な
どにより上記導電性ゴム層201上に塗布して乾燥硬化
させることにより形成することができる。この場合、上
記溶媒としては、メタノール,エタノール,イソプロパ
ノール等の低級アルコール、アセトン,メチルエチルケ
トン,シクロヘキサノン等のケトン類、トルエン、キシ
レンなど、及びこれらの混合溶媒などが好ましく用いら
れる。なお、表皮層202の厚さは、特に制限されるも
のではないが、通常1〜200μm程度、特に3〜10
0μmとすることが好ましい。
【0037】本発明の中間転写部材は、例えば図3,4
に示したドラム状又はベルト状に限定されるものではな
く、感光体等の画像形成体に安定的に接触又は近接させ
ることができるものであれば、ベルト状やドラム状以外
の形態としてもよい。また、本発明の中間転写部材が用
いられる中間転写装置も、上記図1,2の装置に限定さ
れるものではなく、本発明中間転写部材を画像形成体と
記録媒体との間に配設し、画像形成体表面に形成された
トナー像を一旦中間転写部材表面に転写保持し、これを
記録媒体へと転写するものであればよく、本発明の要旨
の範囲内で適宜変更することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の中間転写部材は、導電性ゴム層
と、該導電性ゴム層の表面に形成された表皮層とを具備
してなる部材の上記導電性ゴム層を、JISK6301
による圧縮永久歪み20%以下,JISK6301のA
形硬さ試験機による硬度70〜25゜のゴム組成物で形
成するように構成したことにより、非使用状態に長期間
おいた後に生じる線状の画像不良の発生を可及的に防止
し、良好な画像が確実に得られるものである。
【0039】
【実施例】以下、実施例,比較例を示し、本発明の効果
をより具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定
されるものではない。
【0040】表1に示した各成分を同表に示した割合で
混合し、ニーダーで混練りして、ゴム組成物を調製し、
得られた各ゴム組成物をモールド中にセットして160
℃,30分間架橋反応を行い、JIS K6301規格
に準拠した圧縮永久歪み試験用の試験片を作成した。得
られた各試験片を用いて、同規格のA型硬さ試験用硬度
計による硬度を測定し、また同規格に準拠して70℃,
20時間の熱処理条件で圧縮永久歪み試験を行った。結
果を表1に示す。
【0041】次に、上記各ゴム組成物を、予め円筒状の
アルミニウム基体がセットされ加熱されたモールド中に
射出注入して成形を行い、アルミニウム基体の外周に厚
さ約5mmの導電性ゴム層を形成し、架橋反応を行っ
た。脱型後、下記組成の塗料を外周表面にスプレー法に
より塗装し、160℃で1時間乾燥して硬化させ、厚さ
約10μmの表皮層を形成して、図3に示した構造の中
間転写ドラムを得た。塗料組成 セフラルコート(1) 167重量部 デュラネートE405−80T(2) 86重量部 メチルエチルケトン 335重量部 (1)セントラル硝子社製、水酸基含有フッ素樹脂60% (2)旭化成社製、ポリイソシアネート80%溶液
【0042】得られた各中間転写ドラムを、図1に示し
た構成の画像形成装置に中間転写部材20aとして装着
し、3週間放置した後に画像出しを行い、紙上に定着し
た画像の画質を目視により判定した。結果を表1に併記
する。
【0043】
【表1】
【0044】表1に示したように、導電性ゴム層を、J
ISK6301による圧縮永久歪み20%以下,JIS
K6301のA形硬さ試験機による硬度70〜25゜の
ゴム組成物で形成した実施例1〜3の中間転写ドラムに
よれば、非使用状態に長期間おいた後に生じる線状の画
像不良の発生を可及的に防止して、良好な画像が確実に
得られることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】中間転写方式による画像形成装置の一例を示す
概略図である。
【図2】中間転写方式による画像形成装置の他の例を示
す概略図である。
【図3】本発明にかかるドラム状中間転写部材の一例を
示す概略断面図である。
【図4】本発明にかかるベルト状中間転写部材の一例を
示す部分概略断面図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 一次帯電器 3 画像露光 9 給紙カセット 14 クリーニング装置 15 定着器 20a 中間転写部材(ドラム状) 20b 中間転写部材(ベルト状) 24 記録媒体 25 転写ローラ 29 バイアス電源 35 中間転写部材のクリーニング装置 41 マゼンタ色現像装置 42 シアン色現像装置 43 イエロー色現像装置 44 ブラック色現像装置 61 バイアス電源 200 基体 201 導電性ゴム層 202 表皮層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成体と記録媒体との間に配設さ
    れ、画像形成体表面に形成されたトナー像を一旦自己の
    表面に転写保持し、これを記録媒体へと転写する中間転
    写部材において、導電性ゴム層と、該導電性ゴム層の表
    面に形成された表皮層とを具備してなり、上記導電性ゴ
    ム層が、JISK6301による圧縮永久歪み20%以
    下,JISK6301のA形硬さ試験機による硬度70
    〜25゜のゴム組成物からなるものであることを特徴と
    する中間転写部材。
  2. 【請求項2】 上記表皮層が、ウレタン樹脂又はフッ素
    樹脂を主材としてなるものである請求項1記載の中間転
    写部材。
  3. 【請求項3】 ベルト状又はドラム状に形成されたもの
    である請求項1又は2に記載の中間転写部材。
  4. 【請求項4】 画像形成体と記録媒体との間に配設さ
    れ、該画像形成体表面に形成されたトナー像を一旦自己
    の表面に転写保持し、これを記録媒体へと転写する中間
    転写部材と、該中間転写部材に電圧を印加する電圧印加
    手段とを具備してなる中間転写装置において、上記中間
    転写部材として、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    中間転写部材を用いたことを特徴とする中間転写装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6920299B2 (en) * 2001-11-01 2005-07-19 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and intermediate transfer unit detachably mountable thereon
JP2012047871A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Tokai Rubber Ind Ltd 電子写真機器用導電性部材
JP2012078599A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Ricoh Co Ltd 中間転写体、及び該中間転写体を用いた画像形成装置

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