JPH117279A - 液晶表示器の駆動方法及びこの駆動方法により駆動される液晶表示器を用いた調律器 - Google Patents

液晶表示器の駆動方法及びこの駆動方法により駆動される液晶表示器を用いた調律器

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JPH117279A
JPH117279A JP9159898A JP15989897A JPH117279A JP H117279 A JPH117279 A JP H117279A JP 9159898 A JP9159898 A JP 9159898A JP 15989897 A JP15989897 A JP 15989897A JP H117279 A JPH117279 A JP H117279A
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strip
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electrode
crystal display
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武夫 卓
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KORUGU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械式メータの指針の動きを再現できる液晶
表示器の駆動方法を提案する。 【解決手段】 複数の細条表示電極を具備し、この複数
の細条表示電極のそれぞれに駆動電圧を順次印加して機
械式メータの指針の動きを再現するようにした液晶表示
器の駆動方法において、上記各細条表示電極の駆動電圧
の印加時間を上記指針が動く速度で割当られる時間に液
晶表示器の動作の遅れを救済する救済時間を加えた時間
に選定し、指針の動きを液晶表示器によって再現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は楽器音が正規のピ
ッチからどれ程ずれているかを表示する調律器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】調律器は一般にセント値を使って楽器音
の音のずれ量(周波数のずれ)を表示している。つま
り、0セントを中心に楽器音の音の周波数が高い方にず
れているときは+セント、低い方にずれているときは−
セントを表示する。セント目盛のフルスケールは一般に
+50セント、−50セントである。
【0003】表示器としては機械式メータが視認性が良
く、この点で優れているが、可動部分を持っていること
から耐衝撃性に問題があり、落下事故等で故障に陥る率
が高い。このため一般には発光素子を一列に配列し、発
光素子(一般に発光ダイオード)の発光位置により音の
ずれ量を表示する方式を採ることが多い。然し乍らこの
発光素子を利用した表示器は発光素子の配列個数に制限
されて表示ピッチが粗く、精度の高い調律を行なうには
不向である。このような背景から液晶表示器によって機
械式メータの指針の動きを再現する表示方法が考えられ
ている。
【0004】図6にその一例を示す。図中1は液晶表示
器の全体を示す。液晶表示器1は周知のように透明板の
間に液晶を挟み込むと共に、透明板の互に対向する面に
透明電極を形成し、この透明電極の間に電圧を印加する
ことによって液晶の配列方向を変化させ、透過する光の
振動方向を一方向に揃えさせて偏光とし、この偏光を偏
光板によって透過状態と非透過状態に制御して透過部分
と非透過部分で例えば黒の濃淡差を与え、表示状態と非
表示状態とに制御される。
【0005】図6に示す例では細条表示電極D0 〜D32
によって液晶表示器1を構成した場合を示す。細条表示
電極D16は配列方向の中央に位置し、この細条表示電極
16を0セント表示電極とする。ゼロセント表示電極D
16を中心に一方側(右側)に配列した電極群D17〜D32
を+セントの表示用電極群、他方側(左側)に配列した
電極群D0 〜D15を−セントの表示用電極群として利用
する。
【0006】一般に無信号状態では−セントのフルスケ
ール(−50セント)を表示する表示電極D0 に電圧が
印加され、この電圧の印加によってその電極D0 の部分
が他の部分より黒く表示される。このとき他の細条表示
電極D1 〜D32は全く透明で見えない状態とされる。こ
こで正規のピッチに合致した楽音を入力したとすると、
黒く表示された部分は細条表示電極D0 からD32の方向
に順次移動し、0セント表示用の細条表示電極D16の位
置で停止する。0セント表示用の細条表示電極D16が黒
く表示されることにより、利用者は調律しようとする楽
器の音の周波数が正規のピッチに調律されていることを
知る。
【0007】液晶表示器を表示器に利用することによ
り、表示用電極は発光素子を配列する数より密に形成す
ることができる。その一例として0セント表示用細条表
示電極D16を中心にプラスセント側とマイナスセント側
のそれぞれに、この例では16本であるが、現実には1
6〜20本程度(発光素子の場合は全体で17個程度の
発光素子で構成される)の細条表示電極を形成すること
ができる。従って液晶表示器を利用することにより表示
できるセント誤差値の分解能は発光素子を利用した表示
器の場合の約2倍程度の分解能とすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示器を利用する
ことにより、表示電極の配列ピッチを細かく形成できる
点から、表示できるセント誤差値の読み取り分解能を高
めることができる。よって調律の精度を高めることがで
きる利点が得られる反面、以下に説明する不都合が生じ
る。
【0009】図6に示した細条表示電極が例えば全部で
33本形成され、表示の移動速度を細条表示電極の配列
の端から端まで移動する時間を2秒とすると、細条表示
電極1個当りに割当られる駆動時間は62.5ミリ秒と
なる。図7A〜Dにその各細条表示電極D0 ,D1 ,D
2 ,D3 ,D4 …に印加する駆動電圧の波形を示す。こ
れに対し、図7E〜Hに液晶表示濃度を示す。図7E〜
Hに示すように、駆動時間62.5m秒の間では液晶表
示濃度は100%に達することなく約60%程度に達し
て直ちに低下してしまうから、表示として見えることな
く次の細条表示電極に駆動が移ってしまう、このため図
7A〜Dに示した液晶駆動電圧によって各細条表示電極
を駆動した場合には表示が移動していく様子(機械式メ
ータの指針が移動する様子)は見えることがなく、目標
位置に達した状態で表示が見えるだけのことになる。こ
の表示状態では機械式メータを模した意味がなく全く使
い勝手の悪い調律器となる。
【0010】この発明の目的は機械式メータを模した表
示を行なう構造の液晶表示器において、指針の動きを適
格に再現することができる液晶表示器の駆動方法とこの
駆動方法によって駆動される液晶表示器を用いた調律器
を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明では複数の細条
表示電極を細条表示電極の軸線と直交する方向に配列
し、各細条表示電極を順次選択的に表示状態に駆動して
機械式メータの指針が移動する様子を再現しようとする
液晶表示器において、各細条表示電極の駆動時間を各細
条表示電極に表示の移動速度で割当られる駆動時間に、
液晶の動作の遅れを救済する救済時間を加えた時間で、
駆動電圧を印加する液晶表示器の駆動方法を提案するも
のである。
【0012】この発明による液晶表示器の駆動方法によ
れば、各細条表示電極には表示の移動速度によって割当
られる駆動時間に液晶の動作の遅れを救済する救済時間
を加えた時間で各細条表示電極を駆動するから、各細条
表示電極は表示濃度が100%の状態になるまで駆動さ
れ、表示濃度が100%に達した状態から表示の移動速
度で割当られる駆動時間を経過すると、第2に駆動され
る細条表示電極の表示濃度が100%に達する。この時
点以後、先に表示濃度が100%に達した第1の細条表
示電極の表示濃度が低下を始め、第2の細条表示電極の
表示濃度が100%に達した時点から表示の移動速度に
よって割当られる駆動時間を経過すると、第3の細条表
示電極の表示濃度が100%に到達する。このようにし
て順次表示濃度が100%に達する細条表示電極の位置
が移動することにより、液晶表示器でありながら、あた
かも機械式メータの指針の動きに合致した表示を行なう
ことができる。
【0013】従って、この指針が移動する様を再現する
ことができる液晶表示器を調律器の表示器として利用す
ることにより、機械式メータを表示器として用いたのと
ほぼ等価な調律器を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1と図2を用いてこの発明の液
晶表示器の駆動方法を説明する。図1A〜Dに示す電圧
波形は図2に示す細条表示電極Dn ,Dn+1 ,Dn+2
n+3 に与える電圧波形を示す。つまり細条表示電極D
0 が表示状態を維持している状態で、表示の最終移動先
が例えば0セント表示用の細条表示電極D16に決定され
た場合において、細条表示電極Dn ,Dn+1 ,Dn+2
n+3 が駆動される様子を示す。図1に示す時間T1は
細条表示電極D0 からD32まで順次表示を移動させる時
間を2秒とした場合に、各細条表示電極D0 〜D32に割
当られる駆動時間(この例では62.5ミリ秒)を示
す。T2はこの駆動時間T1に加えた液晶の動作の遅れ
を救済する救済時間を示す。救済時間としては一般的な
液晶で約100ミリ秒とすることができる。つまり、一
般的な液晶では表示電極に駆動電圧を印加した時点から
表示濃度が100%に達するまでの時間が約100ミリ
秒であった。このため、この時間を救済時間T2として
時間T1に加える。
【0015】従って各細条表示電極Dn ,Dn+1 ,D
n+2 ,Dn+3 …に与える駆動電圧の立上りのタイミング
は表示の移動速度で割当られる時間T1(62.5ミリ
秒)ずつ時間がずれて各細条表示電極Dn ,Dn+1 ,D
n+2 ,Dn+3 …に与えられ、その駆動電圧の印加時間を
T1+T2に規定する。このように駆動電圧の印加時間
に救済時間T2(例えば100ミリ秒)を加えることに
より、各細条表示電極Dn ,Dn+1 ,Dn+2 ,Dn+3
の表示濃度は図1E〜Hに示すように細条表示電極Dn
に駆動電圧が与えられたタイミングJ1から救済時間T
2と同じ時間経過すると、細条表示電極Dn の表示濃度
が100%近くに達し、細条表示電極Dn の駆動時間T
1+T2を経過し、細条表示電極Dn の表示濃度が低下
を始めるタイミングで、2番目に駆動電圧が印加された
細条表示電極Dn+1 の表示濃度が100%近くに到達す
る。細条表示電極Dn+1 の駆動時間が終了し、表示濃度
が低下を始めるタイミングで第3の細条表示電極D n+2
の表示濃度が100%近くに到達する。
【0016】このように各細条表示電極Dn ,Dn+1
n+2 ,Dn+3 …はそれぞれ表示濃度が100%の状態
を時間T1ずつ維持される。よって各細条表示電極
n ,D n+1 ,Dn+2 ,Dn+3 …が例えば黒く表示され
る様子を視認することができる。然も、その表示濃度が
100%になる位置が順次移動するからあたかも機械式
メータの指針が移動しているように見える。
【0017】図1に示す駆動電圧波形は細条表示電極D
n ,Dn+1 ,Dn+2 ,Dn+3 の順に印加する駆動電圧の
波形を示したが、表示を逆に移動させる場合には図1A
〜Dに示した電圧波形を細条表示電極Dn+3 ,Dn+2
n+1 ,Dn の順に印加すればよい。図3はこの発明に
よる液晶表示器の駆動方法の他の例を示す。この例では
液晶の動作の遅れを救済する救済時間T2を図1の場合
より長目に設定し、更に駆動時間の終了の直前に表示濃
度をわずかに低下させる駆動方法を提案する。
【0018】このように、救済時間T2を長目に設定す
ることにより、各細条表示電極Dn,Dn+1 ,Dn+2
n+3 …はそれぞれ、次に駆動される細条表示電極の表
示濃度が100%に達した時点でも依然として表示濃度
を100%に維持する。即ち同時に2本の細条表示電極
例えばDn とDn+1 とが表示濃度100%の状態に維持
され、その後、一方の細条表示電極Dn の表示濃度が一
瞬低下して再度100%に戻り、その後他方の細条表示
電極Dn+1 の表示濃度が100%を維持したままの状態
で細条表示電極Dn の表示濃度を漸次低下させるから、
残像現象により一方の細条表示電極Dn から他方の細条
表示電極Dn+1 に表示が移る動きを円滑化できる利点が
得られる。この結果、機械式メータの動きを更に一層円
滑化することができる。
【0019】図4に上述した液晶表示器の駆動方法によ
って駆動される液晶表示器を用いた調律器の実施例を示
す。図4において11はマイクロフォン、12は音声増
幅器、14はマイクロコンピュータを示す。マイクロコ
ンピュータ14は周知のように中央演算処理装置、RO
M、RAM、入力ポート、出力ポート等によって構成さ
れるが、こではマイクロコンピュータ14が構成する種
々の要素を具体的なブロックとして示す。音声増幅器1
2によって飽和増幅し、矩形波に変換して、入力ポート
14Aを通じて基本波抽出手段14Bは取込まれる。基
本波抽出手段14Bは取込んだ矩形波信号のゼロクロス
点の時間間隔を測定し、その時間間隔の中の最も長い周
期を基本波としてとらえ、その周期の値をピッチ誤差算
出手段14Cに与える。
【0020】ピッチ誤差算出手段14Cでは入力されて
楽音信号の周期値を基準周期の値と比較し、そのずれ量
をピッチ誤差値(セント値)として出力する。このピッ
チ誤差算出手段14Cは具体的にはROMに書込んだ周
期値−セント値変換テーブルによって構成することがで
き、周期値によって決まるアドレスを読み出すと、入力
した周期の値に対応したピッチ誤差値が読出される。
【0021】ピッチ誤差値は表示制御手段14Dに入力
される。表示制御手段14Dは入力されたピッチ誤差値
により液晶表示器1の最終表示位置に対応する細条表示
電極DEND を決定し、現在駆動電圧が与えられている細
条表示電極DSRT と目標とする細条表示電極DEND との
間の各細条表示電極Dに順次駆動電圧を与える。駆動電
圧は表示制御手段14Dから出力ポート14Eの各出力
端子E0 〜E32に出力されて液晶表示器1の各細条表示
電極D0 〜D32に与えられる。
【0022】図5に表示制御手段14Dで実行される駆
動電圧の発生プログラムの概要を示す。ステップST1
でピッチ誤差値により目標電極を決定し、現在表示中の
電極と目標電極間の電極の数mと、配列変数M(j)に
細条表示電極D0 〜DEND を割当てる。jはプログラム
の周回数を表わす変数0,1,2,3…を示す。ステッ
プST2 で初期周回数j=1を初期設定する(j=0は
電極D0 に対応し、電極D0 は既に表示状態にあるから
j=1から開始)。
【0023】ステップST3 で配列M(j)の電極に駆
動電圧を出力する。初期設定をj=1としたから現在表
示中の電極D0 のとなりの電極に駆動電圧が与えられ
る。更にタイマTM(62.5ミリ秒をカウントするタ
イマ)を初期設定(TM=0)し起動させる。ステップ
ST4 でjが奇数か偶数かを判定する。jが奇数であれ
ばステップST5 に進む。jが偶数であればステップS
6 に進む。
【0024】ステップST5 では変数Aにjの値を代入
し、タイマTM1(奇数周回時の救済時間T2をカウン
トするタイマ)に0を初期設定し、タイマTM1を起動
させる。ステップST6 では変数Bにjの値を代入し、
タイマTM2(偶数周回時の救済時間T2をカウントす
るタイマ)に0を初期設定し、タイマTM2を起動させ
る。
【0025】ステップST7 でタイマTM,TM1,T
M2をカウントアップ、ステップST8 でタイマTM1
が救済時間100ミリ秒になったか否かを判定する。判
定がYESであればステップST9 に進む。ステップS
9 では配列変数M(A)の電極の電圧を立下げる。ス
テップST10ではタイマTM2が救済時間100ミリ秒
になったか否かを判定する。判定がYESであればステ
ップST11に進む。ステップST11では配列変数M
(B)の電極の電圧を立下げる。
【0026】ステップST12では周回数jが最終電極数
mに達したか否かを判定する。判定結果がNOであれば
ステップST13に進む。ステップST13ではタイマTM
が62.5ミリ秒に達したかを判定する。達していなけ
ればステップST7 に戻る。タイマTMが62.5ミリ
秒に達している場合はステップST14で周回数jを+1
し、ステップST3 に戻る。
【0027】通常、ステップST7 〜ST13を繰返し、
その周回中にタイマTM1又はTM2が100ミリ秒に
達すると配列変数M(A)又はM(B)の電極の電圧を
立下げる動作を実行し、タイマTMが62.5ミリ秒を
検出する毎に、駆動電圧を印加する電極の位置を進め、
周回数jを+1ずつ増加させる。周回数jが電極数mに
合致すると、ステップST12からST15に分岐する。ス
テップST15では配列変数M(A)とM(B)の電極の
電圧が立下がっているかを判定する。立下がっていない
場合は電圧が立下がるまでステップST7 〜ST 10を繰
返す。電圧が立下がるとその状態では最終の周回数jで
決まる目標となっている電極だけが表示状態となり、ス
テップST16に進む。
【0028】ステップST16では無信号の状態が所定時
間続いたか否かを判定し、無信号状態が所定時間(2秒
程度)続くと、ステップST18で目標電極をD0 (表示
器の左端の電極)に設定し、ステップST1 に戻る。ス
テップST1 では目標電極をD0 として再び電極数M
と、配列変数M(j)に細条表示電極を割当て、駆動電
圧の発生ルーチンを実行し、指示位置を電極D0 の位置
に戻す。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による液
晶表示器の駆動方法によれば機械式メータの指針の動き
を液晶表示器によって忠実に再現することができる。よ
ってこの駆動方法を適用した液晶表示器を調律器の表示
器として利用することにより機械式メータを表示器とし
て用いたと等価な調律器を構成することができる。この
点で使い勝手のよい調律器を得ることができる。
【0030】また各種の計器類にこの発明による液晶表
示器の駆動方法を適用することにより、可動部分を持た
ない指針表示器を提供することができ、その効果は実用
に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による液晶表示器の駆動方法を説明す
るための波形図。
【図2】図1に示した駆動方法を適用する液晶表示器の
一例を示す正面図。
【図3】図1に示した駆動方法の他の実施例を説明する
ための波形図。
【図4】図1で説明した液晶表示器の駆動方法を適用し
た液晶表示器を調律器に応用した実施例を説明するため
のブロック図。
【図5】図4に示した調律器の表示制御手段を動作させ
るプログラムの概要を説明するための流れ図。
【図6】従来の技術を説明するための液晶表示器の正面
図。
【図7】従来の技術を説明するための波形図。
【符号の説明】
1 液晶表示器 D0 〜D32 細条表示電極 T1 表示の移動速度によって割当られる駆動時間 T2 救済時間 11 マイクロホン 12 音声増幅器 14 マイクロコンピュータ 14A 入力ポート 14B 基本波抽出手段 14C ピッチ誤差算出手段 14D 表示制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の細条表示電極を具備し、この複数
    の細条表示電極のそれぞれに駆動電圧を順次印加して機
    械式メータの指針の動きを再現するようにした液晶表示
    器の駆動方法において、 上記各細条表示電極の駆動電圧の印加時間を上記指針が
    動く速度で割当られる時間に液晶表示器の動作の遅れを
    救済する救済時間を加えた時間に選定したことを特徴と
    する液晶表示器の駆動方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示器の駆動方法に
    よって駆動される液晶表示器を、楽器音のピッチ誤差を
    表示する誤差表示器として用いた構成の調律器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の調律器において、上記表
    示器に設けられる複数の細条表示電極は表示面に縦又は
    横方向に所定の配列ピッチで奇数本配列され、配列方向
    の中央に位置する細条表示電極をゼロセント表示用の細
    条表示電極とし、ゼロセント表示素子の一方側と他方側
    に配列された細条表示電極群の上記ゼロセント表示用細
    条表示電極から各フルスケール値の約半数値を表示する
    細条表示電極までを上記ゼロセント表示用細条表示電極
    とほぼ同一形状とし、上記半数値以上のセント値を表示
    する細条表示電極は配列の端部に向うに従って配列ピッ
    チを粗くし、漸次形状を太くする構造としたことを特徴
    とする調律器。
JP9159898A 1997-06-17 1997-06-17 液晶表示器の駆動方法及びこの駆動方法により駆動される液晶表示器を用いた調律器 Pending JPH117279A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006053228A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Yamaha Corp 音楽情報表示装置及びプログラム
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