JPH1172100A - 多段遠心圧縮機 - Google Patents
多段遠心圧縮機Info
- Publication number
- JPH1172100A JPH1172100A JP9245928A JP24592897A JPH1172100A JP H1172100 A JPH1172100 A JP H1172100A JP 9245928 A JP9245928 A JP 9245928A JP 24592897 A JP24592897 A JP 24592897A JP H1172100 A JPH1172100 A JP H1172100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow passage
- return bend
- return
- flow path
- bend flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D17/00—Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
- F04D17/08—Centrifugal pumps
- F04D17/10—Centrifugal pumps for compressing or evacuating
- F04D17/12—Multi-stage pumps
- F04D17/122—Multi-stage pumps the individual rotor discs being, one for each stage, on a common shaft and axially spaced, e.g. conventional centrifugal multi- stage compressors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/44—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
- F04D29/441—Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/444—Bladed diffusers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 羽根車7から吐出されて放射方向に向かう吐
出し通路4を流過したガスを放射方向から求心方向に転
向させて求心方向に向かう戻り流路3に流入させるリタ
ーンベンド流路1を具備する多段遠心圧縮機において、
リターンベンド流路1の減速域で境界層が剥がれること
による圧力損失を低減する。 【解決手段】 リターンベンド流路1をその流路高さ方
向に分割する仕切ガイド板2を設けた。
出し通路4を流過したガスを放射方向から求心方向に転
向させて求心方向に向かう戻り流路3に流入させるリタ
ーンベンド流路1を具備する多段遠心圧縮機において、
リターンベンド流路1の減速域で境界層が剥がれること
による圧力損失を低減する。 【解決手段】 リターンベンド流路1をその流路高さ方
向に分割する仕切ガイド板2を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多段遠心圧縮機に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来の多段遠心圧縮機の1例が図2に示
され、(A) は部分的縦断面図、(B)は(A) のB−B線に
沿う部分的横断面図である。
され、(A) は部分的縦断面図、(B)は(A) のB−B線に
沿う部分的横断面図である。
【0003】回転軸6を介して羽根車7を回転すると、
この羽根車7から吐出されたガスが放射方向に向かう吐
出し通路を兼ねるディフューザ4に入り、このディフュ
ーザ4を流過する過程でその速度成分が圧力成分に変換
される。
この羽根車7から吐出されたガスが放射方向に向かう吐
出し通路を兼ねるディフューザ4に入り、このディフュ
ーザ4を流過する過程でその速度成分が圧力成分に変換
される。
【0004】次いで、このガスはリターンベンド流路1
に入り、ここで放射方向から求心方向に転向して求心方
向に向かう戻り流路3に入り、この戻り流路3を流過す
る過程で戻り羽根5により整流された後、図示しない次
段の羽根車に吸い込まれる。
に入り、ここで放射方向から求心方向に転向して求心方
向に向かう戻り流路3に入り、この戻り流路3を流過す
る過程で戻り羽根5により整流された後、図示しない次
段の羽根車に吸い込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の多段遠心圧
縮機においては、そのリターンベンド流路1の内壁面、
即ち、曲がりの内側の面は曲率が小さいので、リターン
ベンド流路1を流過する過程で流れが増速し、次いで、
減速する。
縮機においては、そのリターンベンド流路1の内壁面、
即ち、曲がりの内側の面は曲率が小さいので、リターン
ベンド流路1を流過する過程で流れが増速し、次いで、
減速する。
【0006】従って、この減速域、即ち、リターンベン
ド流路1の後半部でその内壁面から境界層が剥がれこれ
が主流と混合するので、ガスの圧力損失が大きいという
問題があった。
ド流路1の後半部でその内壁面から境界層が剥がれこれ
が主流と混合するので、ガスの圧力損失が大きいという
問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、羽根車から吐出されて放射方向に向かう吐出し
通路を流過したガスを放射方向から求心方向に転向させ
て求心方向に向かう戻り流路に流入させるリターンベン
ド流路を具備する多段遠心圧縮機において、上記リター
ンベンド流路をその流路高さ方向に分割する仕切ガイド
板を設けたことを特徴とする多段遠心圧縮機にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、羽根車から吐出されて放射方向に向かう吐出し
通路を流過したガスを放射方向から求心方向に転向させ
て求心方向に向かう戻り流路に流入させるリターンベン
ド流路を具備する多段遠心圧縮機において、上記リター
ンベンド流路をその流路高さ方向に分割する仕切ガイド
板を設けたことを特徴とする多段遠心圧縮機にある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示さ
れ、(A) は部分的縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿
う部分的横断面図である。タターンベンド流路1中には
その曲率に従って弯曲し、リターンベンド流路1を流路
高さ方向に分割する仕切ガイド板2が配設されている。
れ、(A) は部分的縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿
う部分的横断面図である。タターンベンド流路1中には
その曲率に従って弯曲し、リターンベンド流路1を流路
高さ方向に分割する仕切ガイド板2が配設されている。
【0009】この仕切ガイド板2は、図示のように、リ
ターンベンド流路1の後半部、即ち、リターンベンド流
路1の頂部から戻り流路3の入口までに配設するのが望
ましい。
ターンベンド流路1の後半部、即ち、リターンベンド流
路1の頂部から戻り流路3の入口までに配設するのが望
ましい。
【0010】この仕切ガイド板2は便宜上、上半部と下
半部に2分割して半円周一体型とされ、その後縁は戻り
羽根5の前縁に形成されたスリット9に嵌合して溶接す
ることによって戻り羽根5に固定されている。他の構成
は図2に示す従来のものと同様であり、対応する部材に
は同じ符号を付してその説明を省略する。
半部に2分割して半円周一体型とされ、その後縁は戻り
羽根5の前縁に形成されたスリット9に嵌合して溶接す
ることによって戻り羽根5に固定されている。他の構成
は図2に示す従来のものと同様であり、対応する部材に
は同じ符号を付してその説明を省略する。
【0011】しかして、羽根車7から吐出されたガスは
放射方向に向かう吐出し通路4を通ってリターンベンド
流路1に入り、このリターンベンド流路1を流過する過
程で求心方向から放射方向に転向した後、求心方向に向
かう戻り流路3を通って次段の羽根車7に吸い込まれ
る。
放射方向に向かう吐出し通路4を通ってリターンベンド
流路1に入り、このリターンベンド流路1を流過する過
程で求心方向から放射方向に転向した後、求心方向に向
かう戻り流路3を通って次段の羽根車7に吸い込まれ
る。
【0012】リターンベンド流路1の後半部の内壁面は
流れの急激な減速域で、リターンベンド流路1の曲率半
径Rと流路高さbとの比b/R が大きくなる程この減速は
きつくなる。
流れの急激な減速域で、リターンベンド流路1の曲率半
径Rと流路高さbとの比b/R が大きくなる程この減速は
きつくなる。
【0013】しかるに、ガイド仕切板2を配置すること
によってb/R が小さくなるので、減速が緩やかになり、
この結果、リターンベンド流路1の内壁面及びガイド仕
切板2の上面から境界層が剥がれるのを抑制しうるの
で、圧力損失を低減することができる。
によってb/R が小さくなるので、減速が緩やかになり、
この結果、リターンベンド流路1の内壁面及びガイド仕
切板2の上面から境界層が剥がれるのを抑制しうるの
で、圧力損失を低減することができる。
【0014】また、戻り流路3に流入する流れの歪みも
ガイド仕切板2によって小さくしうるので、戻り流路3
における圧力損失も低減することができる。
ガイド仕切板2によって小さくしうるので、戻り流路3
における圧力損失も低減することができる。
【0015】以上、本発明を多段遠心圧縮機に適用した
例について説明したが、本発明は多段遠心ブロアに適用
しうることは勿論である。
例について説明したが、本発明は多段遠心ブロアに適用
しうることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、リターンベンド流路
をその流路高さ方向に分割する仕切ガイド板を設けたた
め、リターンベンド流路における流れの減速を緩やかに
することができ、従って、境界層の剥がれによる圧力損
失を低減できる。
をその流路高さ方向に分割する仕切ガイド板を設けたた
め、リターンベンド流路における流れの減速を緩やかに
することができ、従って、境界層の剥がれによる圧力損
失を低減できる。
【0017】また、戻り流路内における流れの歪みを小
さくすることができるので、戻り流路における圧力損失
も低減することができる。
さくすることができるので、戻り流路における圧力損失
も低減することができる。
【図1】本発明の実施形態を示し、(A) は部分的縦断面
図、(B) は(A) のB−B線に沿う部分的横断面図であ
る。
図、(B) は(A) のB−B線に沿う部分的横断面図であ
る。
【図2】従来の多段遠心圧縮機の1例を示し、(A) は部
分的縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿う部分的横断
面図である。
分的縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿う部分的横断
面図である。
7 羽根車 4 吐出し流路 1 リターンベンド流路 3 戻り流路 5 戻り羽根 2 仕切ガイド板
Claims (1)
- 【請求項1】 羽根車から吐出されて放射方向に向かう
吐出し通路を流過したガスを放射方向から求心方向に転
向させて求心方向に向かう戻り流路に流入させるリター
ンベンド流路を具備する多段遠心圧縮機において、 上記リターンベンド流路をその流路高さ方向に分割する
仕切ガイド板を設けたことを特徴とする多段遠心圧縮
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245928A JPH1172100A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 多段遠心圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245928A JPH1172100A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 多段遠心圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1172100A true JPH1172100A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17140945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9245928A Withdrawn JPH1172100A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 多段遠心圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1172100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104781562A (zh) * | 2013-01-28 | 2015-07-15 | 三菱重工业株式会社 | 离心旋转机械 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP9245928A patent/JPH1172100A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104781562A (zh) * | 2013-01-28 | 2015-07-15 | 三菱重工业株式会社 | 离心旋转机械 |
US10087950B2 (en) | 2013-01-28 | 2018-10-02 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Centrifugal rotation machine |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |