JPH1171370A - ピリジン誘導体の製造法 - Google Patents

ピリジン誘導体の製造法

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JPH1171370A
JPH1171370A JP17946198A JP17946198A JPH1171370A JP H1171370 A JPH1171370 A JP H1171370A JP 17946198 A JP17946198 A JP 17946198A JP 17946198 A JP17946198 A JP 17946198A JP H1171370 A JPH1171370 A JP H1171370A
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toluene
sulfoxide
compound
solvent
mixture
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JP17946198A
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Nobuo Shinkawa
伸夫 新川
Hirofumi Kuroda
弘文 黒田
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Eisai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医薬あるいは医薬製造中間体として有用なス
ルホキシドの高収率製造法を提供する。 【解決手段】 チオエーテル(I)を非極性溶媒と低級ア
ルコールの混合物中において酸化するスルホキシド(II)
の製造法。 【化1】 (式中R1は水素原子、メトキシ基またはジフルオロメト
キシ基を、R2はメチル基またはメトキシ基を、R3は3-メ
トキシプロポキシ基、メトキシ基または2,2,2-トリフル
オロエトキシ基を、R4は水素原子またはメチル基をそれ
ぞれ意味する。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特開平1-6270号公報
(実施例32)、特開昭61-50978号公報(実施例2)、特開昭5
4-141783号公報(実施例21)あるいは特開昭61-22079号公
報等に記載されている、胃酸分泌抑制剤・抗潰瘍剤等の
医薬あるいは医薬製造中間体として有用なスルホキシド
の高収率製造法に関する。
【0002】
【従来技術】従来スルホキシドは、特開平1-6270号公報
(EP-268956、US-5045552)、特開昭61-50978号公報(EP-17
4726、US-4628098)、特開昭54-141783号公報(EP-5129、US
-4255431)あるいは特開昭61-22079号公報(EP-166287、US
-4758579)等に記載されているように、チオエーテル
を、過酸化水素、m-クロロ過安息香酸、ジ亜塩素酸ナト
リウム、亜臭素酸ナトリウム等の酸化剤により酸化して
製造されてきた。(下記反応式参照、式中R1〜R4は前記
と同様の意味を有する。)
【0003】
【化3】
【0004】上記酸化剤の中でも、秤量容易性、保存安
定性、反応活性等の観点から、m-クロロ過安息香酸が多
用されている。
【0005】
【本発明が解決しようとする問題点】例えば特開平1-62
70号公報の実施例32では、0.96当量(純度換算)のm-クロ
ロ過安息香酸を用い、塩化メチレン中でチオエーテルを
酸化しているが、スルホキシドの収率は80%であり、工
業的製法として十分な収率とはいえなかった。また塩化
メチレン(ジクロロメタン)はハロゲン化炭化水素溶媒で
あり、環境対策上、工業的には使用できない問題点があ
った。
【0006】このように、工業的に優れたスルホキシド
(II)の製造方法は、まだ確立されていないのが現状であ
り、新たな優れた方法が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点の改善を目指して鋭意研究を進めてきた。その結果、
下記の方法により、目的とするスルホキシド(II)を高収
率に、しかもハロゲン化炭化水素溶媒を使用せずに製造
できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】以下に本発明を詳述する。まず、本発明に
かかるチオエーテル(I)は下記一般式で表される。
【0009】
【化4】
【0010】(式中R1は水素原子、メトキシ基またはジ
フルオロメトキシ基を、R2はメチル基またはメトキシ基
を、R3は3-メトキシプロポキシ基、メトキシ基または2,
2,2-トリフルオロエトキシ基を、R4は水素原子またはメ
チル基をそれぞれ意味する。) 本化合物はより具体的には、特開平1-6270号公報(実施
例31)に記載されている2-{[4-(3-メトキシプロポキシ)-
3-メチルピリジン-2-イル]メチルチオ}-1H-ベンズイミ
ダゾール、特開昭61-50978号公報(実施例1)記載の化合
物(R1=H、R2=CH3、R3=H、R4=CH2CF3、n=0、化学名;2-{[4-
(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-3-メチルピリジン-2-イ
ル]メチルチオ}-1H-ベンズイミダゾール)、特開昭54-14
1783号公報(実施例21)記載の化合物の前駆体である5-メ
トキシ-2-[(4-メトキシ-3,5-ジメチル-2-ピリジル)メチ
ルチオ]-1H-ベンズイミダゾールまたは特開昭61-22079
号公報記載の化合物の前駆体である5-ジフルオロメトキ
シ-2-[(4,5-ジメトキシ-2-ピリジル)メチルチオ]-1H-ベ
ンズイミダゾール等と同一の化合物であり、本発明にお
ける出発物質である。いずれの化合物も、それぞれの公
報記載の方法により製造することができる。
【0011】次に、本発明にかかるスルホキシド(II)は
下記一般式で表される。
【0012】
【化5】
【0013】(式中、R1、R2、R3、R4は前記と同様の意
味を有する。) 本化合物はより具体的には、特開平1-6270号公報(実施
例32)に記載されている2-{[4-(3-メトキシプロポキシ)-
3-メチルピリジン-2-イル]メチルスルフィニル}-1H-ベ
ンズイミダゾール:一般名;ラベプラゾール遊離体(Rab
eprazole free base)、特開昭61-50978号公報(実施例2)
記載の化合物(R1=H、R2=CH3、R3=H、R4=CH2CF 3、n=1):一般
名;ランソプラゾール(Lansoprazole):化学名;2-{[4-
(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-3-メチルピリジン-2-イ
ル]メチルスルフィニル}-1H-ベンズイミダゾール、特開
昭54-141783号公報(実施例21)記載の5-メトキシ-2-[(4-
メトキシ-3,5-ジメチル-2-ピリジル)メチルスルフィニ
ル]-1H-ベンズイミダゾール:一般名;オメプラゾール
(Omeprazole)または特開昭61-22079号公報記載の5-ジフ
ルオロメトキシ-2-[(4,5-ジメトキシ-2-ピリジル)メチ
ルスルフィニル]-1H-ベンズイミダゾール:一般名;パ
ントプラゾール(Pantoprazole)等と同一の化合物であ
り、本発明の目的化合物である。
【0014】スルホキシド(II)としてさらに具体的に
は、例えば以下の化合物を挙げることができる。
【0015】
【化6】
【0016】続いて、本発明の製造法について詳述す
る。本発明は、具体的には、チオエーテル(I)を非極性
溶媒と低級アルコールの混合物中において酸化すること
を特徴とするスルホキシド(II)の製造法である。
【0017】ここで使用する酸化剤は限定されないが、
通常は過酸化水素、m-クロロ過安息香酸、ジ亜塩素酸ナ
トリウム、亜臭素酸ナトリウム等が用いられ、秤量容易
性、保存安定性、反応活性(時間)、生成物純度等の観点
から、m-クロロ過安息香酸がより好ましい。酸化剤の使
用量も限定されないが、通常はチオエーテル(I)に対し
て0.9〜1.2当量を、より好ましくは0.95〜1.1当量を、
さらに好ましくは1.0〜1.05当量を用いる。
【0018】また本発明における溶媒としては、非極性
溶媒と低級アルコールの混合物を用いる。非極性溶媒の
種類は、低極性の溶媒でチオエーテル(I)、スルホキシ
ド(II)あるいは酸化剤に対して不活性な溶媒であれば限
定されないが、具体的には例えばベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素溶媒、ペンタン、シクロヘ
キサン、n-ヘキサンまたはオクタン等の脂肪族炭化水素
溶媒を挙げることができる。また低級アルコールの種類
もチオエーテル(I)、スルホキシド(II)あるいは酸化剤
に対して不活性な溶媒であれば限定されないが、具体的
には例えばメタノール、エタノール、n-プロパノール、
i-プロパノール、n-ブタノール、i-ブタノール、t-ブタ
ノール、n-ペンタノール、i-ペンタノール、t-ペンタノ
ール、neo-ペンタノール、n-ヘキサノール、シクロヘキ
サノール等の炭素数1〜6のアルコールを挙げることが
できる。これらの非極性溶媒と低級アルコールの組み合
わせの中でも、トルエン/メタノール、トルエン/エタ
ノール、トルエン/n-プロパノールあるいはキシレン/
メタノール混合溶媒がより好ましい。
【0019】溶媒の混合比も限定されないが、通常は非
極性溶媒と低級アルコールの比が15:1〜5:1の範
囲であり、好ましくは12:1〜7:1の範囲であり、
さらに好ましくは10:1〜8:1の範囲である。
【0020】混合溶媒の使用量も限定されないが、通常
はチオエーテル(I)の1gに対して1〜100mlを、より好ま
しくは5〜50mlを、さらに好ましくは10〜30mlを使用す
る。
【0021】反応温度も限定されないが、通常は-50℃
〜室温で、より好ましくは-40℃〜10℃で、さらに好ま
しくは-30℃〜0℃で実施する。
【0022】反応時間は、酸化剤あるいは溶媒の使用
量、反応温度等によって異なるが、通常は1〜6時間程度
で終了する。
【0023】反応終了後の処理は、例えば特開昭54-141
783号記載の方法等に従って、得られた水層のpHを調整
することにより、目的とするスルホキシド(II)を析出さ
せることができる。その際に調整するpH値も限定されな
いが、通常はpH 10.0〜10.5が好ましい結果を与える。
【0024】また、pH調整を行う方法も限定されない
が、通常は酢酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、ギ
酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、ギ酸、酢酸、リン酸、ギ酸メチル、ギ酸エチル等を
用いて行う方法が、操作上容易である。
【0025】得られたスルホキシド(II)は、そのままで
も次反応に用いることができるが、結晶化、再結晶、カ
ラムクロマトグラフィー等の常法によりさらに精製する
こともできる。また必要により、常法に従って、さらに
スルホキシド(II)の塩に導くこともできる。
【0026】続いて本発明を具体的に説明するため、以
下に実施例を掲げるが、本発明がこれらに限定されない
ことは言うまでもない。
【実施例】
純度測定HPLC条件(各実施例共通) ──────────────────────── カラム; Nucleosil 5C18(4.6mmI.D.×150mm,5μm) 移動相; CH3OH/0.05M-リン酸緩衝液(pH7.0)=3/2 流速 ; 1.0ml/min. 温度 ; 25℃ 検出器; UV290nm ────────────────────────
【0027】実施例1 2-{[4-(2-メトキシプロポキシ)
-3-メチルピリジン-2-イル]メチルスルフィニル}-1H-ベ
ンズイミダゾール(Rabeprazole free base)の合成
【0028】
【化7】
【0029】2-{[4-(2-メトキシプロポキシ)-3-メチル
ピリジン-2-イル]メチルチオ}-1H-ベンズイミダゾール
(以下、化合物1) 10.0g(29.1mmol)をトルエン(180ml)
とメタノール(20ml)の混合液に溶解し、攪拌下-25℃に
冷却した。この溶液にm-クロル過安息香酸 5.63g(純度9
1.2%、29.8mmol)をトルエン(31.5ml)とメタノール(3.5m
l)の混合液に溶解し、-25℃にて約1時間かけて滴下し
た。反応液は、同温で6.5時間攪拌した。その後1N-水酸
化ナトリウム溶液(100ml)と2N-水酸化ナトリウム溶液(2
0ml)を加え攪拌後、靜置し、水層を分液した。攪拌下、
水層を5℃にてギ酸メチルを用いてpH10.40に調整した。
同温で20時間攪拌し、得られたスラリーを濾過乾燥し
て、標題化合物 9.75gを得た。(収率;93.1%、HPLC純
度;96.1%)
【0030】実施例2 2-{[4-(2-メトキシプロポキシ)
-3-メチルピリジン-2-イル]メチルスルフィニル}-1H-ベ
ンズイミダゾール(Rabeprazole free base)の合成 化合物1 10.0g(29.1mmol)を、トルエン(180ml)/エタ
ノール(15ml)混合液に溶解し、攪拌下、-25℃まで冷却
した。この溶液中に、m-クロル過安息香酸 6.26g(純度8
6.0%、29.8mmol)のトルエン(32ml)/エタノール(3ml)溶
液を、-25℃にて約1.2時間かけて滴下し、そのまま同温
で1時間攪拌した。その後、前実施例と同様に結晶化を
行い、標題化合物 9.80gを得た。(収率;93.6%、HPLC
純度;95.1%)
【0031】実施例3 2-{[4-(2-メトキシプロポキシ)
-3-メチルピリジン-2-イル]メチルスルフィニル}-1H-ベ
ンズイミダゾール(Rabeprazole free base)の合成 化合物1 10.0g(29.1mmol)を、トルエン(180ml)/n-プ
ロパノール(20ml)混合液に溶解し、攪拌下、-25℃まで
冷却した。この溶液中に、m-クロル過安息香酸6.26g(純
度86.0%、29.8mmol)のトルエン(31.5ml)/n-プロパノー
ル(3.5ml)溶液を、-25℃にて約1時間かけて滴下し、そ
のまま同温で0.5時間攪拌した。その後、前実施例と同
様に結晶化を行い、標題化合物 9.60gを得た。(収率;
91.7%、HPLC純度;93.2%)
【0032】実施例4 2-{[4-(2-メトキシプロポキシ)
-3-メチルピリジン-2-イル]メチルスルフィニル}-1H-ベ
ンズイミダゾール(Rabeprazole free base)の合成 化合物1 10.0g(29.1mmol)を、キシレン(180ml)/メタ
ノール(20ml)混合液に溶解し、攪拌下、-25℃まで冷却
した。この溶液中に、m-クロル過安息香酸 6.26g(純度8
6.0%、29.8mmol)のキシレン(31.5ml)/n-プロパノール
(3.5ml)溶液を、-25℃にて約1時間かけて滴下し、その
まま同温で2時間攪拌した。その後、前実施例と同様に
結晶化を行い、標題化合物 9.78gを得た。(収率;93.5
%、HPLC純度;95.2%)
【0033】実施例5 5-メトキシ-2-{[(4-メトキシ-
3,5-ジメチルピリジン-2-イル)メチル]スルフィニル}-1
H-ベンズイミダゾール(Omeprazole)の合成
【0034】
【化8】
【0035】5-メトキシ-2-{[(4-メトキシ-3,5-ジメチ
ルピリジン-2-イル)メチル]チオ}-1H-ベンズイミダゾー
ル 10.0g(30.4mmol)を、トルエン(180ml)/メタノール
(20ml)混合液に溶解し、攪拌下、-25℃まで冷却した。
この溶液中に、m-クロル過安息香酸 6.21g(純度86.0%、
30.9mmol)のトルエン(31.5ml)/メタノール(3.5ml)溶液
を、-25℃にて約1時間かけて滴下し、そのまま同温で
0.5時間攪拌した。その後1N-水酸化ナトリウム溶液 100
mlと、2N-水酸化ナトリウム溶液 20mlを加えて攪拌後、
靜置し、水層を分液した。この水層を5℃にて攪拌下、
ギ酸を用いてpH9.2に調整した。そのまま同温で20時間
攪拌し、得られたスラリーを濾過・乾燥して、標題化合
物 9.07gを得た。(収率;86.5%、HPLC純度;95.5%)
【0036】実施例6 2-{[3-メチル-4-(2,2,2-トリフ
ルオロエトキシ)ピリジン-2-イル]メチルスルフィニル}
-1H-ベンズイミダゾール(Lansoprazole)の合成
【0037】
【化9】
【0038】2-{[3-メチル-4-(2,2,2-トリフルオロエト
キシ)ピリジン-2-イル]メチルチオ}-1H-ベンズイミダゾ
ール 10.0g(28.3mmol)を、トルエン(180ml)/メタノー
ル(35ml)混合液に溶解し、攪拌下、-25℃まで冷却し
た。この溶液中に、m-クロル過安息香酸 5.80g(純度86.
0%、28.9mmol)のトルエン(30.5ml)/メタノール(4.5ml)
溶液を、-25℃にて約1時間かけて滴下し、そのまま同
温で0.5時間攪拌した。その後1N-水酸化ナトリウム溶液
100ml、2N-水酸化ナトリウム溶液 20ml、水 300ml、ト
ルエン 100mlおよびメタノール50mlを加えて攪拌後、靜
置し、水層を分液した。この水層を5℃にて攪拌下、ギ
酸を用いてpH8.0に調整した。そのまま同温で、23時間
攪拌し、得られたスラリーを濾過・乾燥して、標題化合
物 7.49gを得た。(収率;71.6%、HPLC純度;95.8%)
【0039】上記結果から、本発明により、目的とする
スルホキシド(II)を高収率に得られることが明らかであ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式で表されるチオエーテル(I) 【化1】 (式中R1は水素原子、メトキシ基またはジフルオロメト
    キシ基を、R2はメチル基またはメトキシ基を、R3は3-メ
    トキシプロポキシ基、メトキシ基または2,2,2-トリフル
    オロエトキシ基を、R4は水素原子またはメチル基をそれ
    ぞれ意味する。)を非極性溶媒と低級アルコールの混合
    物中において酸化することを特徴とする下記一般式で表
    されるスルホキシド(II)の製造法。 【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4は前記と同様の意味を有す
    る。)
  2. 【請求項2】 酸化剤がm-クロロ過安息香酸である請求
    項1記載のスルホキシド(II)の製造法。
  3. 【請求項3】 非極性溶媒がベンゼン、トルエン、キシ
    レン、ペンタン、シクロヘキサン、n-ヘキサンまたはオ
    クタンから選ばれた1種以上である請求項1または2記
    載のスルホキシド(II)の製造法。
  4. 【請求項4】 低級アルコールがメタノール、エタノー
    ル、プロパノールないしブタノールから選ばれた1種以
    上である請求項1ないし3記載のスルホキシド(II)の製
    造法。
  5. 【請求項5】 溶媒がトルエン/メタノール、トルエン
    /エタノール、トルエン/n-プロパノールまたはキシレ
    ン/メタノールの混合物である請求項1ないし4記載の
    スルホキシド(II)の製造法。
  6. 【請求項6】 非極性溶媒:低級アルコール混合比が1
    5:1〜5:1である請求項5記載のスルホキシド(II)
    の製造法。
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