JPH1170970A - ホットメルト接着剤容器 - Google Patents
ホットメルト接着剤容器Info
- Publication number
- JPH1170970A JPH1170970A JP23149197A JP23149197A JPH1170970A JP H1170970 A JPH1170970 A JP H1170970A JP 23149197 A JP23149197 A JP 23149197A JP 23149197 A JP23149197 A JP 23149197A JP H1170970 A JPH1170970 A JP H1170970A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- container
- melt adhesive
- flange
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】詰替作業が不要で、包装費用を節減することが
出来るホットメルト接着剤容器を提供する。 【解決手段】鍔縁24を有する耐熱合成樹脂製箱状容器２
が、外箱１中に挿嵌され、溶融状態のホットメルト接着
剤が充填された後、外蓋体３が冠着されることによっ
て、鍔縁24の端部が下方に折返されてなる。
出来るホットメルト接着剤容器を提供する。 【解決手段】鍔縁24を有する耐熱合成樹脂製箱状容器２
が、外箱１中に挿嵌され、溶融状態のホットメルト接着
剤が充填された後、外蓋体３が冠着されることによっ
て、鍔縁24の端部が下方に折返されてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットメルト接着
剤容器に関する。
剤容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ホットメルト接着剤容器として
は、２個連設された耐熱合成樹脂製箱状容器を、保形の
為にアルミニウム容器中に挿嵌して、溶融状態のホット
メルト接着剤を充填し、冷却、固化した後、容器から取
り出した 2.5kg程度の塊を２個纏めて離型紙で包装し、
４個宛段ボール箱に詰合せていた。
は、２個連設された耐熱合成樹脂製箱状容器を、保形の
為にアルミニウム容器中に挿嵌して、溶融状態のホット
メルト接着剤を充填し、冷却、固化した後、容器から取
り出した 2.5kg程度の塊を２個纏めて離型紙で包装し、
４個宛段ボール箱に詰合せていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなホットメルト接着剤容器に於いて、充填時に変形し
て内方に倒れ込むのを防止する為には、容器の容量に限
界があり、成形後の詰替作業が必要となるという問題が
あった。
うなホットメルト接着剤容器に於いて、充填時に変形し
て内方に倒れ込むのを防止する為には、容器の容量に限
界があり、成形後の詰替作業が必要となるという問題が
あった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解消し、詰
替作業が不要で、包装費用を節減することが出来るホッ
トメルト接着剤容器を提供することを目的とする。
替作業が不要で、包装費用を節減することが出来るホッ
トメルト接着剤容器を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のホットメルト接
着剤容器は、鍔縁を有する耐熱合成樹脂製箱状容器が、
外箱中に挿嵌され、溶融状態のホットメルト接着剤が充
填された後、外蓋体が冠着されることによって、鍔縁の
端部が下方に折返されてなることを特徴とする。
着剤容器は、鍔縁を有する耐熱合成樹脂製箱状容器が、
外箱中に挿嵌され、溶融状態のホットメルト接着剤が充
填された後、外蓋体が冠着されることによって、鍔縁の
端部が下方に折返されてなることを特徴とする。
【０００６】本発明のホットメルト接着剤容器に於い
て、耐熱合成樹脂製箱状容器の材質は、 140〜 150℃の
溶融状態のホットメルト接着剤を収納しても変形等を生
じないものであれば、特に限定されず、例えば、ポリプ
ロピレンシート等が挙げられる。
て、耐熱合成樹脂製箱状容器の材質は、 140〜 150℃の
溶融状態のホットメルト接着剤を収納しても変形等を生
じないものであれば、特に限定されず、例えば、ポリプ
ロピレンシート等が挙げられる。
【０００７】箱状容器の形状、大きさは、特に限定され
ないが、ホットメルト接着剤の塗布を行うアプリケータ
ーの容量に合わせた、１〜10kg、好ましくは３〜８kgの
塊を４個収納出来るよう、ホットメルト接着剤収納用凹
陥部を略田字状に形成するのが好ましい。
ないが、ホットメルト接着剤の塗布を行うアプリケータ
ーの容量に合わせた、１〜10kg、好ましくは３〜８kgの
塊を４個収納出来るよう、ホットメルト接着剤収納用凹
陥部を略田字状に形成するのが好ましい。
【０００８】４個の接着剤収納用凹陥部を区分する十字
状仕切部分には、ホットメルト接着剤の逐次消費に応じ
て、各凹陥部を切断、分離することが容易に出来るよ
う、長さ方向に沿って予めミシン目加工を施しておくの
が好ましい。
状仕切部分には、ホットメルト接着剤の逐次消費に応じ
て、各凹陥部を切断、分離することが容易に出来るよ
う、長さ方向に沿って予めミシン目加工を施しておくの
が好ましい。
【０００９】分離後の箱状容器からホットメルト接着剤
の塊を容易に取り出せるよう、箱状容器の凹陥部に周設
された鍔縁もしくは仕切部分には、凹陥部を２つに引き
裂く際のガイドとなる切れ目を、相対向する位置に予め
設けておくのが好ましい。
の塊を容易に取り出せるよう、箱状容器の凹陥部に周設
された鍔縁もしくは仕切部分には、凹陥部を２つに引き
裂く際のガイドとなる切れ目を、相対向する位置に予め
設けておくのが好ましい。
【００１０】収納されるホットメルト接着剤が複数種類
ある場合には、凹陥部を切断、分離した後も、収納され
ているホットメルト接着剤の相違を容易に識別出来る目
印として、切れ目の端部に略Ｖ字状もしくは略Ｕ字状等
の切欠を設けておくのが好ましい。
ある場合には、凹陥部を切断、分離した後も、収納され
ているホットメルト接着剤の相違を容易に識別出来る目
印として、切れ目の端部に略Ｖ字状もしくは略Ｕ字状等
の切欠を設けておくのが好ましい。
【００１１】箱状容器の鍔縁の大きさ、形状は、外箱へ
の挿嵌時に、外箱の開口部よりも外方に突出されれば特
に限定されないが、外蓋体の冠着によって、鍔縁が下方
に容易に折曲可能なように、鍔縁の周方向に沿って予め
ミシン目もしくは罫線加工を施しておくと共に、鍔縁の
四隅を略Ｖ字状に切欠して、折曲された隣接する鍔縁の
端部同士が重ならないようにするのが好ましい。
の挿嵌時に、外箱の開口部よりも外方に突出されれば特
に限定されないが、外蓋体の冠着によって、鍔縁が下方
に容易に折曲可能なように、鍔縁の周方向に沿って予め
ミシン目もしくは罫線加工を施しておくと共に、鍔縁の
四隅を略Ｖ字状に切欠して、折曲された隣接する鍔縁の
端部同士が重ならないようにするのが好ましい。
【００１２】本発明に於いて用いられる外箱及び外蓋体
は、保形性を有していれば材質は特に限定されず、例え
ば、厚紙、段ボール等の紙製、木製、合成樹脂製等のも
のが挙げられる。
は、保形性を有していれば材質は特に限定されず、例え
ば、厚紙、段ボール等の紙製、木製、合成樹脂製等のも
のが挙げられる。
【００１３】本発明のホットメルト接着剤容器に於い
て、箱状容器が挿嵌される外箱の内部を４等分する方法
は、特に限定されず、例えば、幅方向の中央に高さの１
／２に達する切れ目を設けた２枚の段ボール紙を十文字
に組み合わせた中仕切を挿嵌すればよく、中仕切によっ
て箱状容器の十字状仕切部分を支承出来るようにするの
が好ましい。
て、箱状容器が挿嵌される外箱の内部を４等分する方法
は、特に限定されず、例えば、幅方向の中央に高さの１
／２に達する切れ目を設けた２枚の段ボール紙を十文字
に組み合わせた中仕切を挿嵌すればよく、中仕切によっ
て箱状容器の十字状仕切部分を支承出来るようにするの
が好ましい。
【００１４】本発明のホットメルト接着剤容器に於い
て、外蓋体の下方に、冷却、固化が不充分な段階で、ホ
ットメルト接着剤が蓋体裏面に付着したり、外方に漏洩
するのを防止出来るよう、離型紙を挿入して箱状容器の
開口部全面を覆うようにするのが好ましい。
て、外蓋体の下方に、冷却、固化が不充分な段階で、ホ
ットメルト接着剤が蓋体裏面に付着したり、外方に漏洩
するのを防止出来るよう、離型紙を挿入して箱状容器の
開口部全面を覆うようにするのが好ましい。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下本発明のホットメルト接着剤
容器の実施例を図面に基いて説明する。図１は本発明の
ホットメルト接着剤容器の１例を示す分解斜視図であ
る。
容器の実施例を図面に基いて説明する。図１は本発明の
ホットメルト接着剤容器の１例を示す分解斜視図であ
る。
【００１６】図１に於いて、１は平面視略矩形状の段ボ
ール製外箱であって、その内部は、２枚の段ボール紙を
十文字に組み合わせた別体の中仕切11を挿入することに
よって、４等分されている。
ール製外箱であって、その内部は、２枚の段ボール紙を
十文字に組み合わせた別体の中仕切11を挿入することに
よって、４等分されている。
【００１７】２は厚み 0.5mmのポリプロピレンシートを
真空成形してなる耐熱合成樹脂製箱状容器であって、平
面視略矩形状のホットメルト接着剤収納用凹陥部21が４
個略田字状に凹設されている。
真空成形してなる耐熱合成樹脂製箱状容器であって、平
面視略矩形状のホットメルト接着剤収納用凹陥部21が４
個略田字状に凹設されている。
【００１８】ホットメルト接着剤収納用凹陥部21に挟ま
れた十字状仕切部分22には、４個の凹陥部21を容易に切
断、分離することが出来るよう、長手方向に沿って予め
各２条ミシン目加工23が施されている。
れた十字状仕切部分22には、４個の凹陥部21を容易に切
断、分離することが出来るよう、長手方向に沿って予め
各２条ミシン目加工23が施されている。
【００１９】箱状容器２の全周には、鍔縁24が延設され
ている。鍔縁24には、下方に容易に折曲可能なように、
周方向に沿って予めミシン目加工25が施され、四隅に略
Ｖ字状の切欠26が設けられている。
ている。鍔縁24には、下方に容易に折曲可能なように、
周方向に沿って予めミシン目加工25が施され、四隅に略
Ｖ字状の切欠26が設けられている。
【００２０】仕切部分22のミシン目加工23の外側と短手
方向の鍔縁24とには、凹陥部21を２つに引き裂いて、ホ
ットメルト接着剤を取り出す際のガイドとなるよう、切
れ目27が相対向する位置に設けられている。
方向の鍔縁24とには、凹陥部21を２つに引き裂いて、ホ
ットメルト接着剤を取り出す際のガイドとなるよう、切
れ目27が相対向する位置に設けられている。
【００２１】箱状容器２が外箱１内に挿嵌されると、箱
状容器２の鍔縁24は外箱１の開口縁上に支承され、十字
状仕切部分22は十字状中仕切11によって保持される。
状容器２の鍔縁24は外箱１の開口縁上に支承され、十字
状仕切部分22は十字状中仕切11によって保持される。
【００２２】３は外箱１に冠着される箱状の段ボール製
外蓋体である。外箱１内に嵌挿された箱状容器２内に、
溶融状態のホットメルト接着剤が充填された後、上方か
ら外蓋体３が冠着されると、箱状容器２の鍔縁24は、ミ
シン目加工25より外側が下方に折返されて、外箱１の開
口縁を両側から挟持し、変形して倒れ込むのを防止する
ようなされている。
外蓋体である。外箱１内に嵌挿された箱状容器２内に、
溶融状態のホットメルト接着剤が充填された後、上方か
ら外蓋体３が冠着されると、箱状容器２の鍔縁24は、ミ
シン目加工25より外側が下方に折返されて、外箱１の開
口縁を両側から挟持し、変形して倒れ込むのを防止する
ようなされている。
【００２３】
【発明の効果】本発明のホットメルト接着剤容器は、叙
上の通り構成されているので、詰替作業が不要で、包装
費用を節減することが出来る。
上の通り構成されているので、詰替作業が不要で、包装
費用を節減することが出来る。
【図１】本発明のホットメルト接着剤容器の１例を示す
分解斜視図。
分解斜視図。
１ 外箱 ２ 耐熱合成樹脂製箱状容器 ３ 外蓋体 24 鍔縁
Claims (1)
- 【請求項１】 鍔縁を有する耐熱合成樹脂製箱状容器
が、外箱中に挿嵌され、溶融状態のホットメルト接着剤
が充填された後、外蓋体が冠着されることによって、鍔
縁の端部が下方に折返されてなることを特徴とするホッ
トメルト接着剤容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23149197A JPH1170970A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | ホットメルト接着剤容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23149197A JPH1170970A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | ホットメルト接着剤容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1170970A true JPH1170970A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16924331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23149197A Withdrawn JPH1170970A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | ホットメルト接着剤容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1170970A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009225939A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Terumo Corp | 包装体及びカバー装着方法 |
| JP2011157107A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Fujimori Sangyo Kk | 折畳式紙器 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23149197A patent/JPH1170970A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009225939A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Terumo Corp | 包装体及びカバー装着方法 |
| JP2011157107A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Fujimori Sangyo Kk | 折畳式紙器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040317 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20060123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |