JPH1170423A - 割り軸受の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

割り軸受の製造方法およびその製造装置

Info

Publication number
JPH1170423A
JPH1170423A JP10182711A JP18271198A JPH1170423A JP H1170423 A JPH1170423 A JP H1170423A JP 10182711 A JP10182711 A JP 10182711A JP 18271198 A JP18271198 A JP 18271198A JP H1170423 A JPH1170423 A JP H1170423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
split
bearing
hammer
manufacturing
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10182711A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Sekiguchi
謙一郎 関口
Hideki Yamaura
秀樹 山浦
Kimiteru Otsuka
公輝 大塚
Masahiro Shibuya
正弘 渋谷
Nobuo Komine
信夫 小峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP10182711A priority Critical patent/JPH1170423A/ja
Publication of JPH1170423A publication Critical patent/JPH1170423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D31/00Shearing machines or shearing devices covered by none or more than one of the groups B23D15/00 - B23D29/00; Combinations of shearing machines
    • B23D31/002Breaking machines, i.e. pre-cutting and subsequent breaking
    • B23D31/003Breaking machines, i.e. pre-cutting and subsequent breaking for rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C9/00Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
    • F16C9/04Connecting-rod bearings; Attachments thereof
    • F16C9/045Connecting-rod bearings; Attachments thereof the bearing cap of the connecting rod being split by fracturing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋳造材または鍛造材からなる割り軸受を、瞬
間に精度良く破断分割できる割り軸受の製造方法、およ
び小型で簡単な構造の割り軸受の製造装置を得る。 【解決手段】 破断分割後その分割面を接合する割り軸
受は、畜圧室の開口部を封止して圧縮空気を畜圧し、開
口部を開放して畜圧室内の圧縮空気により瞬時にハンマ
ーを駆動し、ハンマーにより衝撃力を軸受の破断分割方
向に作用させることで得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、破断分割後その分
割面を接合する割り軸受の製造方法およびその装置に関
し、より詳しくは、割り軸受を有する連接棒の大端部な
どを2分割した後その分割面を接合するのに好適な割り
軸受の製造方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】破断分割後その分割面を接合する割り軸
受のひとつに連接棒がある。連接棒は、クランク軸の回
転運動をピストンの往復運動に変換する内燃機関用部品
であり、その大端部内径を軸受メタルを介してクランク
軸に嵌合させ、小端部内径を軸受メタルを介してピスト
ンを支承するピストンピンに嵌合する。そして一般の連
接棒は、 (1)大端部内径中心を境界として、この境界に加工代
を付した連接棒本体とキャップ部を別体の2部品とした
素材を製作 (2)別体とした素材をクランク軸との嵌合内径仕上代
を残して全体を機械加工 (3)連接棒本体とキャップ部をボルトで組立てた後嵌
合内径を仕上加工 (4)連接棒本体とキャップ部を分解 (5)クランク軸に連接棒本体とキャップ部を再度組み
立て、またピストンほかを組立の工程で製造されてい
る。
【0003】上記一般の連接棒は、連接棒本体とキャッ
プ部とを各々別体で加工した後、組立てる。従って、分
割面ほかを高い精度にする必要であり、製造コストも高
くなる。
【0004】近年、連接棒の組み立て精度の管理や製造
コストを改善しようと、連接棒本体とキャップ部とを金
属粉末を原料にして焼結鍛造で一体成形した後、分割面
で破断し、これを組み立てることが行われている。これ
によれば、分割面の凹凸が連接棒本体とキャップ部がず
れることが少なく正確に位置決めし、かつ焼結鍛造で一
体成形できるため低コストに製造することが可能とな
る。
【0005】連接棒を破断分割する技術として、例えば
特許2695272号(1997年12月24日発行)
公報には、粉末鍛造で製造した連接棒のキャップと軸を
破壊する方法であって、連接棒のキャップ若しくは軸が
破壊面に対し直角に移動自在の支持体上に固定し、支持
体上に固定されてない連接棒の該当部分を静止状態に保
持して、連接棒の対称軸線内に作用する直線状中央衝撃
を与えることで、焼結鍛造一体の連接棒を正確に2分割
にできるとの開示がある。
【0006】また、特開平8−257685号公報に
は、鋳造により一体に成形した軸受部を、所定の部位で
破断分割して軸受本体と軸受キャップとを形成する軸受
の製造方法において、軸受部の鋳造を、軸受の破断分割
が予定される部位の近傍に湯口を備える鋳型を用いて行
うことにより、破断分割予定部位に脆性部分を形成して
精度良く破断分割できるとの開示がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許2
695272号公報に開示のものは、油圧による破断で
あるので、油圧ユニット、油圧配管、および油圧シリン
ダなどを必要とし、製造装置が大型となる。
【0008】また、特開平8−257685号公報のも
のは、特別な鋳型を用意して鋳造する必要がある。一
方、鋳造材の割り軸受に対して、特許2695272号
公報に開示する油圧破断の技術を適用しても、油圧では
破断速度が遅いため鋳造材の破断分割が困難となること
があり、また破断できたとしても分割面を精度良く接合
することが難しい。
【0009】本発明の課題は、鋳造材または鍛造材から
なる割り軸受を、瞬間に精度良く破断分割できる割り軸
受の製造方法、および小型で簡単な構造の割り軸受の製
造装置を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、油圧に代
えて空圧を適用して瞬間的に衝撃力を発生できないか鋭
意研究した。そして、空圧源から供給された圧縮空気を
畜えて、この蓄えたエネルギーを開放することで瞬間的
に衝撃力が発生できる知見を得て本発明に想到した。
【0011】即ち、第1発明の割り軸受の製造方法は、
破断分割後その分割面を接合する割り軸受の製造方法で
あって、軸受の破断分割方向に蓄圧空気を開放して得ら
れる衝撃荷重を作用させることを特徴とする。
【0012】第1発明は、詳しくは、破断分割後その分
割面を接合する割り軸受の製造方法であって、畜圧室の
開口部を封止して圧縮空気を畜圧し、前記開口部を開放
して前記畜圧室内の圧縮空気によりハンマーを駆動し、
前記ハンマーにより軸受の破断分割方向に作用させるこ
とを特徴とする。
【0013】そして、前記ハンマーで拡開手段を前記軸
受の分割面に直角に拡開することを特徴とする。
【0014】また、割り軸受が鋳造材からなり、好まし
くは前記鋳造材が、質量比率で、C:3.0〜4.0
%、Si:2.0〜2.8%、Mn:0.2〜0.6
%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Cu:
0.4〜1.3%、Mg:0.01〜0.08%、残部
実質的にFeおよび不可避的不純物の組成で、黒鉛を除
くパーライトの面積率が90%以上の球状黒鉛鋳鉄鋳造
品からなることを特徴とする。
【0015】または、割り軸受が焼結材からなることを
特徴とする。そして、この割り軸受が連接棒の大端部で
あることを特徴とする。
【0016】次に、第2発明の割り軸受の製造装置は、
破断分割後その分割面を接合する割り軸受の製造装置で
あって、軸受の破断分割方向に蓄圧空気を開放して得ら
れる衝撃荷重を作用させることを特徴とする。
【0017】第2発明は、詳しくは、破断分割後その分
割面を接合する割り軸受の製造装置であって、開口部を
封止して圧縮空気を畜圧する畜圧室と、前記開口部を開
放して前記畜圧室内の圧縮空気により駆動されるハンマ
ーと、軸受の分割面に直角に拡開できる拡開手段とから
なり、前記ハンマーにより前記拡開手段を瞬時に拡開し
て、前記軸受を破断分割することを特徴とする。
【0018】第2発明の割り軸受の製造装置は、更に詳
しくは、破断分割後その分割面を接合する割り軸受の製
造装置であって、開口部を封止して圧縮空気を畜圧する
畜圧室と、前記畜圧室に前記開口部を介して連通する案
内筒と、一端が前記畜圧室に連設したシリンダにピスト
ンで嵌合すると共に他端が前記開口部を静止時に封止で
き始動時に開放できるバルブを有する中空桿と、前記中
空桿の内径に軸を嵌合させると共に静止時に前記開口部
を封止するハンマーと、軸受の内径に嵌合した後、前記
軸受の分割面に直角に拡開できる拡開手段を有する取付
具とからなり、前記開口部を開放することで前記畜圧室
内の圧縮空気により前記ハンマーを駆動し、前記拡開手
段を瞬時に拡開して前記軸受を破断分割することを特徴
とする。
【0019】そして、前記中空桿にハンマー引込シリン
ダを設け、前記ハンマー引込シリンダの一端をピストン
で嵌合すると共に他端を前記ハンマーに連結する連結桿
を介装しており、前記ハンマーの外周と前記案内筒の先
端部内周に同形のテーパ部を形成しており、前記連結桿
と前記ハンマーとの連結部に緩衝体を介装することを特
徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を、割り
軸受を有する連接棒をもとに詳細に説明する。図4は連
接棒の大端部の破断分割工程を示し、(a)は、大端部
30a、小端部30b、および連桿部30cを一体鋳造
した連接棒30の破断前の状態を示す平面図であり、
(b)は、後述する割り軸受の製造装置により大端部3
0aをキャップ部30dとビッグエンド部30eに破断
分割した状態を示す連接棒30の平面図であり、(c)
は、分割面30f,30g同士を組み合わせた状態を示
す連接棒30の平面図である。
【0021】図4の連接棒は、質量比率で、C:3.0
〜4.0%、Si:2.0〜2.8%、Mn:0.2〜
0.6%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、
Cu:0.4〜1.3%、Mg:0.01〜0.08
%、残部実質的にFeおよび不可避的不純物の組成で、
黒鉛を除くパーライトの面積率が90%以上の球状黒鉛
鋳鉄鋳造品からなる。
【0022】連接棒は、図1乃至図3に示す割り軸受の
製造装置により、軸受の破断分割方向に蓄圧空気を開放
して得られる衝撃荷重を作用させることで、容易に製造
することができる。なお、図1は、大端部を割り軸受と
する破断装置の静止時の状態を示す要部断面図、図2
は、図1の破断装置の破断時の状態を示す要部断面図、
図3は、図1および図2でのバルブの斜視図である。
【0023】図1乃至図3に示す割り軸受の製造装置
は、開口部3を封止して圧縮空気を畜圧する畜圧室1
と、開口部3を開放して畜圧室1内の圧縮空気により駆
動されるハンマー9と、連接棒30の大端部30aの分
割面に直角に拡開できる拡開手段22、23とからな
り、ハンマー9で大端部30aを破断分割する。
【0024】更に詳しく説明すると、割り軸受の製造装
置は、開口部3を封止して圧縮空気を畜圧する畜圧室1
と、畜圧室1に開口部3を介して連通する案内筒2と、
一端が畜圧室1に連設したシリンダ1aにピストン5で
嵌合すると共に他端が開口部3を静止時に封止でき始動
時に開放できるバルブ4を有する中空桿6と、中空桿6
の内径に軸を嵌合させると共に静止時に開口部3を封止
するハンマー9と、連接棒30の大端部内径30hに嵌
合した後、大端部30eの分割面に直角に拡開できる拡
開手段22、23を有する取付具21とからなる。
【0025】そして、中空桿6にハンマー引込シリンダ
6aを設け、このハンマー引込シリンダ6aに一端をピ
ストン7bで嵌合すると共に他端をハンマー9に連結す
る連結桿7を介装している。また、ハンマー9の外周に
は、案内筒2の先端部内周と同形のテーパ部9aを形成
している。更に、連結桿7とハンマー9との連結部に、
緩衝体7aを介装している。なお、この割り軸受の製造
装置は畜圧室1と案内筒3の中間で、強固に架台(図示
せず)に保持している。
【0026】次に、割り軸受の製造装置の動作を詳細に
説明する。先ず図1の静止時の状態では、シリンダ1a
とピストン5との間に介装した押しばね16によって、
ピストン5に連結する中空桿6の一端のバルブ4は開口
部3を封止している。また、制御押釦17を押さない状
態で、空圧源から供給された圧縮空気は給気口18bよ
り畜圧室1内に入り畜圧される。畜圧室1内に供給され
た圧縮空気は、給気孔12を経てハンマー引込シリンダ
6a内に供給されて、ピストン7bを押し上げ、ピスト
ン7bと一体となった連結桿7およびハンマー9は案内
筒2内で上昇し、かつハンマー9の上部の緩衝体10で
開口部3を封止している。このように、畜圧室1内に圧
縮空気が供給され、ハンマー9は上昇待機すると共に開
口部3は両側とも封止されている。この状態のとき、取
付具22の拡開手段22、23の内径に、連接棒の大端
部30c内径30hを嵌合させて装着する。
【0027】次に破断分割の動作を図2により説明す
る。制御押釦17を押すと、給気口18aより圧縮空気
がシリンダ1a内に供給されてピストン5を押しばね1
6に打ち勝って押し上げ、このピストン5に中空桿6で
連結しているバルブ4が上昇して開口部3を開放する。
即ち、図3に示すように、バルブ4には開口部3との嵌
合部14に切り欠き15を形成しているので、畜圧室1
内に畜えられらた圧縮空気が開口部3から一気に吹き出
す。この流れを点線で示す。そして、ハンマー9が瞬間
的に下方に突出して楔ピン24の頂部24aを叩く。楔
ピン24が拡開手段22、23を両矢印方向に力を伝達
することにより、大端部30aは分割面30f、30g
で破断する。
【0028】なお、連結桿7の連結部とハンマー9の間
に介装した鼓状の緩衝体7aは、破断時の衝撃を緩和
し、連結桿7の破損を防止する。更に、ハンマー9は緩
衝体9bに当接して衝撃を緩和した後、テーパ部9aが
案内筒2のテーパ部と当接するようにしており、破断テ
スト時または空打ち時に損傷されるのを防止している。
【0029】また、シリンダ1aの背面には通気孔1b
を形成しているので、ピストン5およびピストン7bが
上昇するときに背圧が生じない。また、ハンマー9には
開口部3を囲んでパッキンを兼ねた緩衝体10を設けて
いるので、開口部3からの圧縮空気の放出をより効果的
にしている。
【0030】制御押釦17を放せば、ピストン5を押し
上げていた圧縮空気が給気口18aより排気され、押し
ばね16によりピストン5を押し下げ、ピストン5と中
空桿で一体につながったバルブ4が開口部3を封止す
る。また、給気口18bより蓄圧室1を経てハンマー引
込シリンダに入った圧縮空気がピストン7bを押し上
げ、ピストン7bと一体となったハンマー9も上昇し
て、図1の初めの状態に復帰する。
【0031】実施の形態の連接棒の破断装置を用いて、
前記球状黒鉛鋳鉄製からなる連接棒の大端部30aを破
断した。その結果、大端部30aをキャップ部30dと
ビッグエンド部30eに、瞬間に破断することができ
た。そして、分割面30f,30gを合わせて精度良く
組みたてることができた。実施の形態は鋳造材について
行ったが、焼結材に対して適用しても同様の効果を得る
ことが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明のとおり、第1発明の破
断分割後その分割面を接合する割り軸受の製造方法は、
畜圧室の開口部を封止して圧縮空気を畜圧し、開口部を
開放して畜圧室内の圧縮空気によりハンマーを駆動し、
ハンマーにより衝撃力を軸受の破断分割方向に作用させ
ることで、鋳造材、鍛造材からなる割り軸受を、瞬間に
精度良く破断分割できる。
【0033】第1発明の割り軸受の製造方法は、第2発
明の割り軸受の製造装置、即ち、開口部を封止して圧縮
空気を畜圧する畜圧室と、前記開口部を開放して前記畜
圧室内の圧縮空気により駆動されるハンマーと、前記連
接棒の大端部の分割面に直角に拡開できる拡開手段とか
らなり、前記ハンマーにより前記拡開手段を瞬時に拡開
する手段を持つ小型で単純な割り軸受の製造装置で達成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態の連接棒の製造装置の静止時
の状態を示す要部断面図である。
【図2】図1の連接棒の破断装置での破断時の状態を示
す要部断面図である。
【図3】図1および図2でのバルブの斜視図である。
【図4】連接棒の割り軸受である大端部の破断分割の工
程を示す図である。
【符号の説明】
1:畜圧室、1a:シリンダ、1b:通気孔、2:案内
筒、3:開口部、4:バルブ、5:ピストン、6:中空
桿、6a:ハンマー引込シリンダ、7:連結桿、7a:
緩衝体、7b:ピストン、9:ハンマー、9a:テーパ
部、10:緩衝体、12:給気口、15:切り欠き、1
6:押しばね、17:制御押釦、18a:給気口、18
b:給気口、21:取付具、22:拡開手段、23:拡
開手段、、24:楔ピン、24a:頂部、25:ガイ
ド、26:ばね、30:連接棒、30a:大端部、30
b:小端部、30c:連結桿、30d:キャップ部、3
0e:ビッグエンド部、30f:分割面、30g:分割
面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 正弘 栃木県真岡市鬼怒ケ丘11番地 日立金属株 式会社素材研究所内 (72)発明者 小峰 信夫 栃木県真岡市鬼怒ケ丘11番地 日立金属株 式会社素材研究所内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破断分割後その分割面を接合する割り軸
    受の製造方法であって、軸受の破断分割方向に蓄圧空気
    を開放して得られる衝撃荷重を作用させることを特徴と
    する割り軸受の製造方法。
  2. 【請求項2】 破断分割後その分割面を接合する割り軸
    受の製造方法であって、畜圧室の開口部を封止して圧縮
    空気を畜圧し、前記開口部を開放して前記畜圧室内の圧
    縮空気でハンマーを駆動し、前記ハンマーにより軸受の
    破断分割方向に衝撃荷重を作用させることを特徴とする
    割り軸受の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ハンマーにより、前記の分割面に直
    角に拡開手段を拡開することを特徴とする請求項2に記
    載の割り軸受の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記割り軸受が鋳造材からなることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項に記載の割り
    軸受の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記鋳造材が、質量比率で、C:3.0
    〜4.0%、Si:2.0〜2.8%、Mn:0.2〜
    0.6%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、
    Cu:0.4〜1.3%、Mg:0.01〜0.08
    %、残部実質的にFeおよび不可避的不純物の組成で、
    黒鉛を除くパーライトの面積率が90%以上の球状黒鉛
    鋳鉄鋳造品からなることを特徴とする請求項4に割り軸
    受の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記割り軸受が焼結材からなることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項に記載の割り
    軸受の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記割り軸受が連接棒の大端部であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6何れか1項に記載
    の割り軸受の製造方法。
  8. 【請求項8】 破断分割後その分割面を接合する割り軸
    受の製造装置であって、軸受の破断分割方向に蓄圧空気
    を開放して得られる衝撃荷重を作用させることを特徴と
    する割り軸受の製造装置。
  9. 【請求項9】 破断分割後その分割面を接合する割り軸
    受の製造装置であって、開口部を封止して圧縮空気を畜
    圧する畜圧室と、前記開口部を開放して前記畜圧室内の
    圧縮空気により駆動されるハンマーと、軸受の分割面に
    直角に拡開できる拡開手段とからなり、前記ハンマーに
    より前記拡開手段を瞬時に拡開して、前記軸受を破断分
    割することを特徴とする割り軸受の製造装置。
  10. 【請求項10】 破断分割後その分割面を接合する割り
    軸受の製造装置であって、開口部を封止して圧縮空気を
    畜圧する畜圧室と、前記畜圧室に前記開口部を介して連
    通する案内筒と、一端が前記畜圧室に連設したシリンダ
    にピストンで嵌合すると共に他端が前記開口部を静止時
    に封止でき始動時に開放できるバルブを有する中空桿
    と、前記中空桿の内径に軸を嵌合させると共に静止時に
    前記開口部を封止するハンマーと、軸受の内径に嵌合し
    た後、前記軸受の分割面に直角に拡開できる拡開手段を
    有する取付具とからなり、前記開口部を開放することで
    前記畜圧室内の圧縮空気により前記ハンマーを駆動し、
    前記拡開手段を瞬時に拡開して前記軸受を破断分割する
    ことを特徴とする割り軸受の製造装置。
  11. 【請求項11】 前記中空桿にハンマー引込シリンダを
    設け、前記ハンマー引込シリンダの一端をピストンで嵌
    合すると共に他端を前記ハンマーに連結する連結桿を介
    装していることを特徴とする請求項10に記載の割り軸
    受の製造装置。
  12. 【請求項12】 前記ハンマーの外周と前記案内筒の先
    端部内周に、同形のテーパ部を形成していることを特徴
    とする請求項9乃至請求項11何れか1項に記載の割り
    軸受の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記連結桿と前記ハンマーとの連結部
    に緩衝体を介装することを特徴とする請求項10乃至請
    求項12何れか1項に記載の割り軸受の製造装置。
JP10182711A 1997-06-27 1998-06-29 割り軸受の製造方法およびその製造装置 Pending JPH1170423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10182711A JPH1170423A (ja) 1997-06-27 1998-06-29 割り軸受の製造方法およびその製造装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17162197 1997-06-27
JP9-171621 1997-06-27
JP10182711A JPH1170423A (ja) 1997-06-27 1998-06-29 割り軸受の製造方法およびその製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1170423A true JPH1170423A (ja) 1999-03-16

Family

ID=26494294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10182711A Pending JPH1170423A (ja) 1997-06-27 1998-06-29 割り軸受の製造方法およびその製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1170423A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120325046A1 (en) * 2010-03-09 2012-12-27 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Method for Producing a Fracture-Divided Component, and Component Produced According to the Method
JP2016168639A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 本田技研工業株式会社 破断分割装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120325046A1 (en) * 2010-03-09 2012-12-27 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Method for Producing a Fracture-Divided Component, and Component Produced According to the Method
US8956049B2 (en) * 2010-03-09 2015-02-17 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Method for producing a fracture-divided component, and component produced according to the method
JP2016168639A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 本田技研工業株式会社 破断分割装置
US9833848B2 (en) 2015-03-12 2017-12-05 Honda Motor Co., Ltd. Connecting-rod fracture splitting apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI321089B (en) Air tool
JP5925268B2 (ja) クリンチピン式パネル固定装置
CN101934515B (zh) 击打工具及击打工具用缓冲器
US20180104776A1 (en) Precision forming method of high-efficiency and near-net hollow valve blank of engine
CN104047988B (zh) 用于气弹簧的超行程压力释放
US10458401B2 (en) Housing for a motor or compressor
JPH07259761A (ja) スクロール装置及びその製造方法
JPH1170423A (ja) 割り軸受の製造方法およびその製造装置
JPS5841189A (ja) 岩石の劈開方法及び劈開工具
CN107052220A (zh) 棚车内墙板拉铆钉新型拆缷工具及方法
JP2013237065A (ja) クランクシャフトの製造方法およびクランクシャフト
JP2001289179A (ja) 液圧シリンダブロック用ピストン
JP3726508B2 (ja) コンロッド割り軸受キャップ部の分離容易化方法
JPH0226717B2 (ja)
CN206662177U (zh) 棚车内墙板拉铆钉新型拆缷工具
CN2688815Y (zh) 工程车用液压破碎锤
JP2001090654A (ja) 斜板式圧縮機用ピストンの本体部材製造方法
JP2001334340A (ja) 鍛造装置
JP3709786B2 (ja) 突起付き中空軸の製造方法
WO2003067088A1 (fr) Piston pour compresseur et procede de fabrication
JP5525085B1 (ja) エアーハンマーブレーカ
JP2008069748A (ja) 圧縮機用シュー及びその製造方法
CN107567541A (zh) 用于增强往复式压缩机的性能的方法和系统
JPH0386364A (ja) コンプレッサ用スクロールおよびその製造方法
JPS63159682A (ja) レシプロ式圧縮機のシヤフト