JPH1169986A - 新規化合物 - Google Patents
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- JPH1169986A JPH1169986A JP10140961A JP14096198A JPH1169986A JP H1169986 A JPH1169986 A JP H1169986A JP 10140961 A JP10140961 A JP 10140961A JP 14096198 A JP14096198 A JP 14096198A JP H1169986 A JPH1169986 A JP H1169986A
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- hpddv78
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 HPDDV78ポリペプチドおよびポリヌク
レオチド、ならびに組み換え法によるかかるポリペプチ
ドの製造方法を開示する。とりわけ、脳の低酸素症、外
傷、発作および卒中の治療のためのプロトコールの設
計、ならびにかかる症状の診断アッセイにおけるHPD
DV78ポリペプチドおよびポリヌクレオチドの使用方
法も開示する。 【解決手段】 配列番号:2のHPDDV78ポリペプ
チドをコードしているヌクレオチド配列に対してその全
長にわたり少なくとも90%の同一性を有するヌクレオ
チド配列を含む単離ポリヌクレオチド、または該単離ポ
リヌクレオチドに対して相補的なヌクレオチド配列。
レオチド、ならびに組み換え法によるかかるポリペプチ
ドの製造方法を開示する。とりわけ、脳の低酸素症、外
傷、発作および卒中の治療のためのプロトコールの設
計、ならびにかかる症状の診断アッセイにおけるHPD
DV78ポリペプチドおよびポリヌクレオチドの使用方
法も開示する。 【解決手段】 配列番号:2のHPDDV78ポリペプ
チドをコードしているヌクレオチド配列に対してその全
長にわたり少なくとも90%の同一性を有するヌクレオ
チド配列を含む単離ポリヌクレオチド、または該単離ポ
リヌクレオチドに対して相補的なヌクレオチド配列。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新たに同定された
ポリヌクレオチド、それによりコードされるポリペプチ
ド、ならびにかかるポリヌクレオチドおよびポリペプチ
ドの使用、ならびにそれらの製造に関する。より詳細に
は、本発明ポリヌクレオチドおよびポリペプチドは、神
経伝達物質輸送体ファミリーに関連したものであり、以
下、HPDDV78という。また本発明は、かかるポリ
ヌクレオチドおよびポリペプチドの阻害または活性化に
も関する。
ポリヌクレオチド、それによりコードされるポリペプチ
ド、ならびにかかるポリヌクレオチドおよびポリペプチ
ドの使用、ならびにそれらの製造に関する。より詳細に
は、本発明ポリヌクレオチドおよびポリペプチドは、神
経伝達物質輸送体ファミリーに関連したものであり、以
下、HPDDV78という。また本発明は、かかるポリ
ヌクレオチドおよびポリペプチドの阻害または活性化に
も関する。
【0002】
【従来の技術】信頼性のある神経伝達は、シナプス活性
化後の伝達物質の作用の迅速な終結に依存している。い
くつかの場合、アセチルコリン(ACh)および神経ペ
プチドの場合のように、神経伝達物質の代謝によりこの
ことが行われている。しかしながら、多くの場合、カテ
コールアミン、セロトニンおよびいくつかのアミノ酸
(例えば、GABA、グリシンおよびグルタミン酸)等
の神経伝達物質は、神経伝達物質輸送体、すなわち原形
質膜に存在する膜結合ポリペプチドにより効果的に除去
された後、前シナプス末端または周囲のグリア細胞中に
入る。
化後の伝達物質の作用の迅速な終結に依存している。い
くつかの場合、アセチルコリン(ACh)および神経ペ
プチドの場合のように、神経伝達物質の代謝によりこの
ことが行われている。しかしながら、多くの場合、カテ
コールアミン、セロトニンおよびいくつかのアミノ酸
(例えば、GABA、グリシンおよびグルタミン酸)等
の神経伝達物質は、神経伝達物質輸送体、すなわち原形
質膜に存在する膜結合ポリペプチドにより効果的に除去
された後、前シナプス末端または周囲のグリア細胞中に
入る。
【0003】最近、多くのNa/Cl−依存性神経伝達
物質輸送体をコードしているcDNAが記載されている
(例えば、セロトニン、カテコールアミン、アミノ酸
(グリシン、GABA)の輸送体)。このクラスの輸送
体の一般的構造は非常に類似しており、12個の潜在的
な膜貫通ヘリックス、および膜貫通セグメント3と4と
の間の3ないし4個のグリコシレーション部位を有する
1個の外部ループを含んでいる。計算された輸送体の分
子量は約70kDaであり、そのN末端およびC末端部
分はともに約40個のアミノ酸を含み、膜の細胞質側に
存在しうる。GABAおよびカテコールアミンの輸送体
サブファミリーにおいて、アミノ酸配列は、1つのサブ
ファミリー中のメンバーにおいて約60〜80%同一で
あり、2つのサブファミリーのメンバー間においては約
40%同一である(Liu et al., Proc. Natl. Acad. Sc
i. USA, 89:6639-6643 (1992))。グリシンおよびプロ
リンのごときアミノ酸の輸送体は、神経伝達物質輸送体
スーパーファミリーのすべてのメンバーに関して約40
〜50%の相同性を有している。神経伝達物質輸送体フ
ァミリーのメンバー間の配列相同性は、それらが共通の
祖先遺伝子から進化したことを明確に示す。内在基質が
同定されているこれらの輸送体のほかに、神経伝達物質
輸送体に関して有意なアミノ酸相同性を示す未知基質の
対する多くの輸送体が記載されている。いわゆる「孤
児」輸送体であるこれらのうちの1つはrB21a(Sm
ith KE et al., FEBS Letters 357 (1995), 86-92)で
あり、ラット脳の軟髄膜におけるその局在化は、脳脊髄
液(CSF)の組成および/または体積の調節におい
て、それゆえ、低酸素症、外傷、発作または卒中後の脳
の膨大を制御するための恒常性維持機構において役割を
果たしている可能性がある。
物質輸送体をコードしているcDNAが記載されている
(例えば、セロトニン、カテコールアミン、アミノ酸
(グリシン、GABA)の輸送体)。このクラスの輸送
体の一般的構造は非常に類似しており、12個の潜在的
な膜貫通ヘリックス、および膜貫通セグメント3と4と
の間の3ないし4個のグリコシレーション部位を有する
1個の外部ループを含んでいる。計算された輸送体の分
子量は約70kDaであり、そのN末端およびC末端部
分はともに約40個のアミノ酸を含み、膜の細胞質側に
存在しうる。GABAおよびカテコールアミンの輸送体
サブファミリーにおいて、アミノ酸配列は、1つのサブ
ファミリー中のメンバーにおいて約60〜80%同一で
あり、2つのサブファミリーのメンバー間においては約
40%同一である(Liu et al., Proc. Natl. Acad. Sc
i. USA, 89:6639-6643 (1992))。グリシンおよびプロ
リンのごときアミノ酸の輸送体は、神経伝達物質輸送体
スーパーファミリーのすべてのメンバーに関して約40
〜50%の相同性を有している。神経伝達物質輸送体フ
ァミリーのメンバー間の配列相同性は、それらが共通の
祖先遺伝子から進化したことを明確に示す。内在基質が
同定されているこれらの輸送体のほかに、神経伝達物質
輸送体に関して有意なアミノ酸相同性を示す未知基質の
対する多くの輸送体が記載されている。いわゆる「孤
児」輸送体であるこれらのうちの1つはrB21a(Sm
ith KE et al., FEBS Letters 357 (1995), 86-92)で
あり、ラット脳の軟髄膜におけるその局在化は、脳脊髄
液(CSF)の組成および/または体積の調節におい
て、それゆえ、低酸素症、外傷、発作または卒中後の脳
の膨大を制御するための恒常性維持機構において役割を
果たしている可能性がある。
【0004】神経伝達物質取り込みを転調させること
は、シナプス裂における神経伝達物質のレベルを変化さ
せることによりシナプス伝達を増大または減少させるこ
とを可能にし、このようにして取り込み機構を遮断する
ことは精神病の治療における確立されたアプローチであ
る。この機構により作用する薬剤は、三環式抗うつ薬
(一般的にはモノアミン輸送体に作用する)、選択的セ
ロトニン取り込み阻害剤(SSRI)およびGABA輸
送体ブロッカーであるチアガビン(Lesch KP and Benge
l D, CNS Drugs 4 (1995), 302〜322)を包含する。脳
の低酸素症、外傷、発作および卒中(これらに限らな
い)を包含する機能不全または疾病を予防、改善または
修正することにおいて役割を果たしうる神経伝達物質輸
送体ファミリーのさらなるメンバーの同定および特徴づ
けに対する必要性が依然として存在する。
は、シナプス裂における神経伝達物質のレベルを変化さ
せることによりシナプス伝達を増大または減少させるこ
とを可能にし、このようにして取り込み機構を遮断する
ことは精神病の治療における確立されたアプローチであ
る。この機構により作用する薬剤は、三環式抗うつ薬
(一般的にはモノアミン輸送体に作用する)、選択的セ
ロトニン取り込み阻害剤(SSRI)およびGABA輸
送体ブロッカーであるチアガビン(Lesch KP and Benge
l D, CNS Drugs 4 (1995), 302〜322)を包含する。脳
の低酸素症、外傷、発作および卒中(これらに限らな
い)を包含する機能不全または疾病を予防、改善または
修正することにおいて役割を果たしうる神経伝達物質輸
送体ファミリーのさらなるメンバーの同定および特徴づ
けに対する必要性が依然として存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】1の態様において、本
発明は、HPDDV78ポリペプチドならびにその製造
のための組み換え物質および方法に関する。本発明のも
う1つの態様は、かかるHPDDV78ポリペプチドお
よびポリヌクレオチドの使用方法に関する。かかる使用
は、とりわけ、脳の低酸素症、外傷、発作および卒中の
治療を包含する。さらにもう1つの態様において、本発
明は、本発明により提供される材料を用いるアンタゴニ
ストおよびアゴニストの同定方法、ならびに同定された
化合物を用いるHPDDV78のバランス不良関連症状
の治療方法に関する。さらにもう1つの態様は、不適当
なHPDDV78の活性またはレベルに関連した疾病の
検出のための診断アッセイに関する。
発明は、HPDDV78ポリペプチドならびにその製造
のための組み換え物質および方法に関する。本発明のも
う1つの態様は、かかるHPDDV78ポリペプチドお
よびポリヌクレオチドの使用方法に関する。かかる使用
は、とりわけ、脳の低酸素症、外傷、発作および卒中の
治療を包含する。さらにもう1つの態様において、本発
明は、本発明により提供される材料を用いるアンタゴニ
ストおよびアゴニストの同定方法、ならびに同定された
化合物を用いるHPDDV78のバランス不良関連症状
の治療方法に関する。さらにもう1つの態様は、不適当
なHPDDV78の活性またはレベルに関連した疾病の
検出のための診断アッセイに関する。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】定義 下記定義は、本明細書で頻繁に使用される特定の用語の
理解を容易にするためのものである。「HPDDV7
8」は、とりわけ、配列番号:2に示すアミノ酸配列を
有するポリペプチド、またはその対立遺伝子変種をい
う。「HPDDV78活性」または「HPDDV78ポ
リペプチド活性」または「HPDDV78またはHPD
DV78ポリペプチドの生物学的活性」は、該HPDD
V78の代謝的または生理学的機能をいい、類似の活性
または改善された活性または望ましくない副作用を減じ
られたこれらの活性を包含する。該HPDDV78の抗
原性活性および免疫原性活性も含まれる。「HPDDV
78遺伝子」は、配列番号:1に示すヌクレオチド配列
を含むポリヌクレオチドまたはその対立遺伝子変種およ
び/またはその相補物をいう。本明細書の用語「抗体」
は、ポリクローナルおよびモノクローナル抗体、キメ
ラ、1本鎖、ならびにヒト化抗体、さらにはFabフラ
グメントを包含し、Fabまたは他の免疫グロブリン発
現ライブラリーの生成物も包含する。
理解を容易にするためのものである。「HPDDV7
8」は、とりわけ、配列番号:2に示すアミノ酸配列を
有するポリペプチド、またはその対立遺伝子変種をい
う。「HPDDV78活性」または「HPDDV78ポ
リペプチド活性」または「HPDDV78またはHPD
DV78ポリペプチドの生物学的活性」は、該HPDD
V78の代謝的または生理学的機能をいい、類似の活性
または改善された活性または望ましくない副作用を減じ
られたこれらの活性を包含する。該HPDDV78の抗
原性活性および免疫原性活性も含まれる。「HPDDV
78遺伝子」は、配列番号:1に示すヌクレオチド配列
を含むポリヌクレオチドまたはその対立遺伝子変種およ
び/またはその相補物をいう。本明細書の用語「抗体」
は、ポリクローナルおよびモノクローナル抗体、キメ
ラ、1本鎖、ならびにヒト化抗体、さらにはFabフラ
グメントを包含し、Fabまたは他の免疫グロブリン発
現ライブラリーの生成物も包含する。
【0007】「単離」とは、「人間の手により」天然の
状態から変化させられた、すなわち、それが天然に存在
する場合、元来の環境から変化させるもしくは取り除
く、またはその両方を行ったことを意味する。例えばポ
リヌクレオチドまたはポリペプチドが、天然の状態で生
存動物に存在する場合は、「単離」されていないが、同
一のポリヌクレオチドまたはポリペプチドが、天然に共
存する物質から分離されている場合は、本明細書に用い
る用語である、「単離」がなされている。
状態から変化させられた、すなわち、それが天然に存在
する場合、元来の環境から変化させるもしくは取り除
く、またはその両方を行ったことを意味する。例えばポ
リヌクレオチドまたはポリペプチドが、天然の状態で生
存動物に存在する場合は、「単離」されていないが、同
一のポリヌクレオチドまたはポリペプチドが、天然に共
存する物質から分離されている場合は、本明細書に用い
る用語である、「単離」がなされている。
【0008】「ポリヌクレオチド」とは、一般的には、
修飾されていないRNAもしくはDNA、または修飾さ
れたRNAもしくはDNAであってよい、任意のポリリ
ボヌクレオチドまたはポリデオキシリボヌクレオチドを
意味する。「ポリヌクレオチド」は、一本鎖および二本
鎖DNA、一本鎖および二本鎖領域の混合物または一本
鎖、二本鎖および三本鎖領域の混合物であるDNA、一
本鎖および二本鎖RNA、ならびに一本鎖および二本鎖
領域の混合物であるRNA、一本鎖もしくはより典型的
には二本鎖もしくは三本鎖、または一本鎖および二本鎖
領域の混合物でよいDNAおよびRNAを含むハイブリ
ッド分子を意味するが、これに限定するものではない。
さらに、本明細書で用いるポリヌクレオチドは、RNA
もしくはDNA、またはRNAおよびDNAの両方を含
む三本鎖領域を意味する。さらに、「ポリヌクレオチ
ド」は、安定性またはその他の理由により、修飾された
骨格を有するDNAまたはRNA、ならびに修飾された
骨格を有するDNAまたはRNAを包含する。「修飾さ
れた」塩基は、例えば、トリチル化塩基およびイノシン
のごとき通常的でない塩基を包含する。種々の修飾がD
NAおよびRNAについて行われており、よって、「ポ
リヌクレオチド」は、典型的に天然において見いだされ
るポリヌクレオチドの化学的、酵素的または代謝的に修
飾された形態、ならびにウイルスおよび細胞に特徴的な
DNAおよびRNAの化学的形態を包含する。また、
「ポリヌクレオチド」は、しばしばオリゴヌクレオチド
と称する短いポリヌクレオチドを包含する。
修飾されていないRNAもしくはDNA、または修飾さ
れたRNAもしくはDNAであってよい、任意のポリリ
ボヌクレオチドまたはポリデオキシリボヌクレオチドを
意味する。「ポリヌクレオチド」は、一本鎖および二本
鎖DNA、一本鎖および二本鎖領域の混合物または一本
鎖、二本鎖および三本鎖領域の混合物であるDNA、一
本鎖および二本鎖RNA、ならびに一本鎖および二本鎖
領域の混合物であるRNA、一本鎖もしくはより典型的
には二本鎖もしくは三本鎖、または一本鎖および二本鎖
領域の混合物でよいDNAおよびRNAを含むハイブリ
ッド分子を意味するが、これに限定するものではない。
さらに、本明細書で用いるポリヌクレオチドは、RNA
もしくはDNA、またはRNAおよびDNAの両方を含
む三本鎖領域を意味する。さらに、「ポリヌクレオチ
ド」は、安定性またはその他の理由により、修飾された
骨格を有するDNAまたはRNA、ならびに修飾された
骨格を有するDNAまたはRNAを包含する。「修飾さ
れた」塩基は、例えば、トリチル化塩基およびイノシン
のごとき通常的でない塩基を包含する。種々の修飾がD
NAおよびRNAについて行われており、よって、「ポ
リヌクレオチド」は、典型的に天然において見いだされ
るポリヌクレオチドの化学的、酵素的または代謝的に修
飾された形態、ならびにウイルスおよび細胞に特徴的な
DNAおよびRNAの化学的形態を包含する。また、
「ポリヌクレオチド」は、しばしばオリゴヌクレオチド
と称する短いポリヌクレオチドを包含する。
【0009】「ポリペプチド」は、ペプチド結合または
修飾されたペプチド結合により互いに結合している2個
またはそれ以上のアミノ酸を含む任意のペプチドまたは
蛋白を意味する。「ポリペプチド」は、通常、例えばペ
プチド、オリゴペプチドおよびオリゴマーとも称する短
鎖、および一般的に蛋白と称する長鎖の両方を意味す
る。ポリペプチドは20種の遺伝子によりコードされた
アミノ酸とは異なるアミノ酸を含有できる。「ポリペプ
チド」には、プロセッシングおよびその他の翻訳後修飾
のような天然のプロセッシングにより修飾されたものが
含まれるが、当業者に周知の化学修飾技術によっても修
飾される。このような修飾は基礎的な参考書およびさら
に詳細な論文ならびに多数の研究文献にも詳しく記載さ
れており、これらは当業者に周知である。修飾は、ペプ
チド骨格、アミノ酸側鎖およびアミノ末端またはカルボ
キシル末端等のポリペプチドの任意の部位で行われう
る。同一の型の修飾は該ポリペプチドのいくつかの部位
で、同一または異なる程度で存在し得ることは理解され
よう。また、ポリペプチドは多くの型の修飾をも含み得
る。ポリペプチドは、ユビキチネーションの結果として
分枝状であってもよく、分枝を伴うまたは伴わない環状
のものであってもよい。環状、分枝状および分枝状かつ
環状のポリペプチドは翻訳後の天然プロセッシングによ
り生じるものであってもよく、あるいは合成法により製
造されるものであってもよい。修飾には、アセチル化、
アシル化、ADP−リボシル化、アミド化、フラビンの
共有結合、ヘム部分の共有結合、ヌクレオチドまたはヌ
クレオチド誘導体の共有結合、脂質または脂質誘導体の
共有結合、ホスホチジルイノシトールの共有結合、交差
架橋、環化、ジスルフィド結合形成、脱メチル化、交差
架橋共有結合形成、シスチン形成、ピログルタメート形
成、ホルミル化、ガンマ−カルボキシル化、グリコシル
化、GPIアンカー形成、水酸化、ヨウ素化、メチル
化、ミリストイル化、酸化、蛋白加水分解プロセッシン
グ、リン酸化、プレニル化、ラセミ化、グリコシル化、
脂質結合、硫酸化、グルタミン酸残基のガンマ−カルボ
キシル化、水酸化およびADPリボシル化、セレノイル
化、硫酸化、アルギニル化のようなトランスファーRN
A媒介の蛋白へのアミノ酸の添加、ならびにユビキチネ
ーションなどがある。例えば、Proteins-Structure and
Molecular Properties、第2版、T.E.Creighton、W.H.
Freeman and Company、ニューヨーク(1993)およびPos
t-translational Covalent Modification of Protein
s、B.C.Johnson編、アカデミックプレス、ニューヨーク
(1983)のWold,F.,Posttranslational ProteinModific
ations :Perspective and Prospects、1〜12頁;Seift
erら、Meth.Enzymol.182:626-646(1990)およびRattan
ら、Protein Synthesis:Post-translational Modifica
tions and Aging,Ann.N.Y.Acad.Sci.663:48-62(199
2)参照。
修飾されたペプチド結合により互いに結合している2個
またはそれ以上のアミノ酸を含む任意のペプチドまたは
蛋白を意味する。「ポリペプチド」は、通常、例えばペ
プチド、オリゴペプチドおよびオリゴマーとも称する短
鎖、および一般的に蛋白と称する長鎖の両方を意味す
る。ポリペプチドは20種の遺伝子によりコードされた
アミノ酸とは異なるアミノ酸を含有できる。「ポリペプ
チド」には、プロセッシングおよびその他の翻訳後修飾
のような天然のプロセッシングにより修飾されたものが
含まれるが、当業者に周知の化学修飾技術によっても修
飾される。このような修飾は基礎的な参考書およびさら
に詳細な論文ならびに多数の研究文献にも詳しく記載さ
れており、これらは当業者に周知である。修飾は、ペプ
チド骨格、アミノ酸側鎖およびアミノ末端またはカルボ
キシル末端等のポリペプチドの任意の部位で行われう
る。同一の型の修飾は該ポリペプチドのいくつかの部位
で、同一または異なる程度で存在し得ることは理解され
よう。また、ポリペプチドは多くの型の修飾をも含み得
る。ポリペプチドは、ユビキチネーションの結果として
分枝状であってもよく、分枝を伴うまたは伴わない環状
のものであってもよい。環状、分枝状および分枝状かつ
環状のポリペプチドは翻訳後の天然プロセッシングによ
り生じるものであってもよく、あるいは合成法により製
造されるものであってもよい。修飾には、アセチル化、
アシル化、ADP−リボシル化、アミド化、フラビンの
共有結合、ヘム部分の共有結合、ヌクレオチドまたはヌ
クレオチド誘導体の共有結合、脂質または脂質誘導体の
共有結合、ホスホチジルイノシトールの共有結合、交差
架橋、環化、ジスルフィド結合形成、脱メチル化、交差
架橋共有結合形成、シスチン形成、ピログルタメート形
成、ホルミル化、ガンマ−カルボキシル化、グリコシル
化、GPIアンカー形成、水酸化、ヨウ素化、メチル
化、ミリストイル化、酸化、蛋白加水分解プロセッシン
グ、リン酸化、プレニル化、ラセミ化、グリコシル化、
脂質結合、硫酸化、グルタミン酸残基のガンマ−カルボ
キシル化、水酸化およびADPリボシル化、セレノイル
化、硫酸化、アルギニル化のようなトランスファーRN
A媒介の蛋白へのアミノ酸の添加、ならびにユビキチネ
ーションなどがある。例えば、Proteins-Structure and
Molecular Properties、第2版、T.E.Creighton、W.H.
Freeman and Company、ニューヨーク(1993)およびPos
t-translational Covalent Modification of Protein
s、B.C.Johnson編、アカデミックプレス、ニューヨーク
(1983)のWold,F.,Posttranslational ProteinModific
ations :Perspective and Prospects、1〜12頁;Seift
erら、Meth.Enzymol.182:626-646(1990)およびRattan
ら、Protein Synthesis:Post-translational Modifica
tions and Aging,Ann.N.Y.Acad.Sci.663:48-62(199
2)参照。
【0010】本明細書で用いる「変種」なる用語は、対
照ポリヌクレオチドまたはポリペプチドとは各々異なる
ポリヌクレオチドまたはポリペプチドであるが、本質的
な特性は保持しているものをいう。典型的なポリヌクレ
オチドの変種は、別の対照ポリヌクレオチドとはヌクレ
オチド配列が異なる。変種のヌクレオチド配列の差異
は、対照ポリヌクレオチドによりコードされるポリペプ
チドのアミノ酸配列を変化させるものであってもよく、
変化させないものであってもよい。ヌクレオチドの変化
は結果的に、以下に論じるように、対照配列によりコー
ドされるポリペプチドにおけるアミノ酸置換、付加、欠
損、融合および末端切断を招く。典型的なポリペプチド
の変種は、別の対照ポリペプチドとはアミノ酸配列が異
なる。一般的には、差異は、対照ポリペプチドおよび変
種の配列が全体的に非常に類似しており、多くの領域で
同一であるように限定される。変種および対照ポリペプ
チドは、1またはそれ以上の置換、付加、欠損が任意の
組み合わせで起こることにより、アミノ酸配列が変化し
得る。置換または挿入されたアミノ酸残基は、遺伝学的
コードによりコードされたものであってもなくてもよ
い。ポリヌクレオチドまたはポリペプチドの変種は、例
えば対立遺伝子変種のような天然発生のものでよいか、
または天然に発生することが知られていない変種でよ
い。ポリヌクレオチドおよびポリペプチドの非天然発生
変種は、突然変異技術、直接的合成、および当業者に既
知のその他の組換え技術により製造できる。
照ポリヌクレオチドまたはポリペプチドとは各々異なる
ポリヌクレオチドまたはポリペプチドであるが、本質的
な特性は保持しているものをいう。典型的なポリヌクレ
オチドの変種は、別の対照ポリヌクレオチドとはヌクレ
オチド配列が異なる。変種のヌクレオチド配列の差異
は、対照ポリヌクレオチドによりコードされるポリペプ
チドのアミノ酸配列を変化させるものであってもよく、
変化させないものであってもよい。ヌクレオチドの変化
は結果的に、以下に論じるように、対照配列によりコー
ドされるポリペプチドにおけるアミノ酸置換、付加、欠
損、融合および末端切断を招く。典型的なポリペプチド
の変種は、別の対照ポリペプチドとはアミノ酸配列が異
なる。一般的には、差異は、対照ポリペプチドおよび変
種の配列が全体的に非常に類似しており、多くの領域で
同一であるように限定される。変種および対照ポリペプ
チドは、1またはそれ以上の置換、付加、欠損が任意の
組み合わせで起こることにより、アミノ酸配列が変化し
得る。置換または挿入されたアミノ酸残基は、遺伝学的
コードによりコードされたものであってもなくてもよ
い。ポリヌクレオチドまたはポリペプチドの変種は、例
えば対立遺伝子変種のような天然発生のものでよいか、
または天然に発生することが知られていない変種でよ
い。ポリヌクレオチドおよびポリペプチドの非天然発生
変種は、突然変異技術、直接的合成、および当業者に既
知のその他の組換え技術により製造できる。
【0011】「同一性」とは、ヌクレオチド配列または
アミノ酸配列の同一性の尺度である。一般的には、最高
の合致が得られるように配列を並置する。「同一性」は
それ固体当該分野において認識された意味を有し、公表
された方法を用いて算出できる。例えば、Computationa
l Molecular Biology,Lesk,A.M.編、オックスフォード
・ユニバーシティー・プレス、ニューヨーク、1988年;
Biocomputing:Informatics and Genome Projects,Smi
th,D.W.編、アカデミック・プレス、ニューヨーク、199
3年;Computer Analysis of Sequence Data,パート
I,Griffin,A.M.およびGriffin,H.G.編、ヒューマン・
プレス、ニュージャージー、1994年;Sequence Analysi
s in Molecular Biology,von Heinje,G.、アカデミッ
ク・プレス、1987年;およびSequence Analysis Prime
r,Gribskov,M.およびDevereux,J.編、エム・ストック
トン・プレス、ニューヨーク、1991年)。二つの配列の
同一性を測定する方法は多くあるが、用語「同一性」は
当業者によく知られている(Sequence Analysis in Mol
ecular Biology,von Heinje,G.、アカデミック・プレ
ス、1987年;Sequence Analysis Primer,Gribskov,M.
およびDevereux,J.編、エム・ストックトン・プレス、
ニューヨーク、1991年;ならびにCarillo,H.およびLipm
an,D.,SIAM J.Applied Math.,48:1073(1988))。配
列間の同一性または類似性を測定するために通常用いら
れる方法はCarillo,H.およびLipman,D.,SIAM J.Applie
d Math.,48:1073(1988)等に開示されているが、これ
らに限定するものではない。同一性および類似性を決定
する方法は、公に入手できるコンピュータープログラム
に集成されている。二つの配列間の同一性および類似性
を測定する好ましいコンピュータープログラム法には、
GCGプログラムパッケージ(Devereux,J.ら、Nucleic
Acids Research 12(1):387(1984)、BLASTP、BLAST
N、およびFASTA(Atschul,S.F.ら、J.Molec.Biol.215:4
03(1990)))等があるが、これらに限定するものでは
ない。
アミノ酸配列の同一性の尺度である。一般的には、最高
の合致が得られるように配列を並置する。「同一性」は
それ固体当該分野において認識された意味を有し、公表
された方法を用いて算出できる。例えば、Computationa
l Molecular Biology,Lesk,A.M.編、オックスフォード
・ユニバーシティー・プレス、ニューヨーク、1988年;
Biocomputing:Informatics and Genome Projects,Smi
th,D.W.編、アカデミック・プレス、ニューヨーク、199
3年;Computer Analysis of Sequence Data,パート
I,Griffin,A.M.およびGriffin,H.G.編、ヒューマン・
プレス、ニュージャージー、1994年;Sequence Analysi
s in Molecular Biology,von Heinje,G.、アカデミッ
ク・プレス、1987年;およびSequence Analysis Prime
r,Gribskov,M.およびDevereux,J.編、エム・ストック
トン・プレス、ニューヨーク、1991年)。二つの配列の
同一性を測定する方法は多くあるが、用語「同一性」は
当業者によく知られている(Sequence Analysis in Mol
ecular Biology,von Heinje,G.、アカデミック・プレ
ス、1987年;Sequence Analysis Primer,Gribskov,M.
およびDevereux,J.編、エム・ストックトン・プレス、
ニューヨーク、1991年;ならびにCarillo,H.およびLipm
an,D.,SIAM J.Applied Math.,48:1073(1988))。配
列間の同一性または類似性を測定するために通常用いら
れる方法はCarillo,H.およびLipman,D.,SIAM J.Applie
d Math.,48:1073(1988)等に開示されているが、これ
らに限定するものではない。同一性および類似性を決定
する方法は、公に入手できるコンピュータープログラム
に集成されている。二つの配列間の同一性および類似性
を測定する好ましいコンピュータープログラム法には、
GCGプログラムパッケージ(Devereux,J.ら、Nucleic
Acids Research 12(1):387(1984)、BLASTP、BLAST
N、およびFASTA(Atschul,S.F.ら、J.Molec.Biol.215:4
03(1990)))等があるが、これらに限定するものでは
ない。
【0012】一例として、配列番号:1の対照ヌクレオ
チド配列に対して、例えば少なくとも95%の同一性を
有するヌクレオチド配列を有するポリヌクレオチドを挙
げると、そのポリヌクレオチド配列が配列番号:1の対
照ヌクレオチド配列のヌクレオチド100個ごとに5個
までのヌクレオチドの変化を含みうることを除き、その
ポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は対照配列と同一
である。言い換えると、対照ヌクレオチド配列に対して
少なくとも95%同一であるヌクレオチド配列を有する
ポリヌクレオチドを得るためには、対照配列中の全ヌク
レオチドのうち5%までの数のヌクレオチドが対照配列
に挿入されたものであってもよい。対照配列のこれらの
変異は、対照ヌクレオチド配列の5’または3’末端位
置に存在していてもよく、あるいはそれらの末端位置の
間のいずれかの位置に存在していてもく、対照配列のヌ
クレオチドに散在していてもよく、あるいは対照配列内
の1個またはそれ以上の一連の群となっていてもよい。
チド配列に対して、例えば少なくとも95%の同一性を
有するヌクレオチド配列を有するポリヌクレオチドを挙
げると、そのポリヌクレオチド配列が配列番号:1の対
照ヌクレオチド配列のヌクレオチド100個ごとに5個
までのヌクレオチドの変化を含みうることを除き、その
ポリヌクレオチドのヌクレオチド配列は対照配列と同一
である。言い換えると、対照ヌクレオチド配列に対して
少なくとも95%同一であるヌクレオチド配列を有する
ポリヌクレオチドを得るためには、対照配列中の全ヌク
レオチドのうち5%までの数のヌクレオチドが対照配列
に挿入されたものであってもよい。対照配列のこれらの
変異は、対照ヌクレオチド配列の5’または3’末端位
置に存在していてもよく、あるいはそれらの末端位置の
間のいずれかの位置に存在していてもく、対照配列のヌ
クレオチドに散在していてもよく、あるいは対照配列内
の1個またはそれ以上の一連の群となっていてもよい。
【0013】同様に、配列番号:2の対照アミノ酸配列
に対して少なくとも例えば95%の同一性を有するアミ
ノ酸配列を有するポリペプチドを例に挙げると、そのポ
リペプチド配列が配列番号:2の対照アミノ酸配列のア
ミノ酸100個ごとに5個までのアミノ酸の変化を含み
うることを除き、そのポリペプチドのアミノ酸配列は対
照配列と同一である。言い換えると、対照アミノ酸配列
に対して少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を有
するポリペプチドを得るためには、対照配列中のアミノ
酸の5%までが置換または他のアミノ酸と置換していて
もよく、あるいは対照配列中の全アミノ酸のうち5%ま
での数のアミノ酸が対照配列中に挿入されたものであっ
てもよい。対照配列におけるこれらの変化は、対照アミ
ノ酸配列のアミノまたはカルボキシ末端位置に存在して
もよく、あるいはそれらの末端間のいずれかの位置に存
在してもよく、対照配列中に散在していてもよく、ある
いは対照配列内で1個またはそれ以上の一連の群をなし
ていてもよい。
に対して少なくとも例えば95%の同一性を有するアミ
ノ酸配列を有するポリペプチドを例に挙げると、そのポ
リペプチド配列が配列番号:2の対照アミノ酸配列のア
ミノ酸100個ごとに5個までのアミノ酸の変化を含み
うることを除き、そのポリペプチドのアミノ酸配列は対
照配列と同一である。言い換えると、対照アミノ酸配列
に対して少なくとも95%同一であるアミノ酸配列を有
するポリペプチドを得るためには、対照配列中のアミノ
酸の5%までが置換または他のアミノ酸と置換していて
もよく、あるいは対照配列中の全アミノ酸のうち5%ま
での数のアミノ酸が対照配列中に挿入されたものであっ
てもよい。対照配列におけるこれらの変化は、対照アミ
ノ酸配列のアミノまたはカルボキシ末端位置に存在して
もよく、あるいはそれらの末端間のいずれかの位置に存
在してもよく、対照配列中に散在していてもよく、ある
いは対照配列内で1個またはそれ以上の一連の群をなし
ていてもよい。
【0014】本発明のポリペプチド 1の態様において、本発明はHPDDV78ポリペプチ
ドに関する。HPDDV78ポリペプチドは、配列番
号:2のポリペプチド;ならびに配列番号:2のアミノ
酸配列を含むポリペプチド;および配列番号:2に対し
て全長にわたり少なくとも90%の同一性、好ましくは
少なくとも95%の同一性を有するアミノ酸配列を含む
ポリペプチドを包含する。そのうえ、少なくとも97〜
99%の同一性のものが非常に好ましい。また、配列番
号:2のアミノ酸配列を有するポリペプチドに対して全
長にわたり少なくとも90%の同一性、好ましくは少な
くとも95%の同一性を有するアミノ酸配列を有するポ
リペプチドもHPDDV78ポリペプチドに含まれる。
そのうえ、少なくとも97〜99%の同一性のものが非
常に好ましい。好ましくは、HPDDV78ポリペプチ
ドは、HPDDV78の生物学的活性のうちの少なくと
も1つを示す。
ドに関する。HPDDV78ポリペプチドは、配列番
号:2のポリペプチド;ならびに配列番号:2のアミノ
酸配列を含むポリペプチド;および配列番号:2に対し
て全長にわたり少なくとも90%の同一性、好ましくは
少なくとも95%の同一性を有するアミノ酸配列を含む
ポリペプチドを包含する。そのうえ、少なくとも97〜
99%の同一性のものが非常に好ましい。また、配列番
号:2のアミノ酸配列を有するポリペプチドに対して全
長にわたり少なくとも90%の同一性、好ましくは少な
くとも95%の同一性を有するアミノ酸配列を有するポ
リペプチドもHPDDV78ポリペプチドに含まれる。
そのうえ、少なくとも97〜99%の同一性のものが非
常に好ましい。好ましくは、HPDDV78ポリペプチ
ドは、HPDDV78の生物学的活性のうちの少なくと
も1つを示す。
【0015】HPDDV78ポリペプチドは「成熟」蛋
白の形態であってもよく、あるいは融合蛋白のごとき大
型の蛋白の一部であってもよい。分泌またはリーダー配
列、プロ配列、複数のヒスチジン残基のごとき精製を促
進する配列、または組み換え生産を行っている間の安定
性のためのさらなる配列を含むさらなるアミノ酸配列を
含んでいることがしばしば有利である。
白の形態であってもよく、あるいは融合蛋白のごとき大
型の蛋白の一部であってもよい。分泌またはリーダー配
列、プロ配列、複数のヒスチジン残基のごとき精製を促
進する配列、または組み換え生産を行っている間の安定
性のためのさらなる配列を含むさらなるアミノ酸配列を
含んでいることがしばしば有利である。
【0016】HPDDV78ポリペプチドの生物学的に
活性のあるフラグメントも本発明に包含される。フラグ
メントは、前述のHPDDV78ポリペプチドのアミノ
酸配列のすべてではなく一部に対して全く同一であるア
ミノ酸配列を有するポリペプチドである。HPDDV7
8ポリペプチドについては、フラグメントは「独立して
存在するもの(free standing)」であるか、あるいは
より大きなポリペプチド内に含まれていてもよく、その
中でフラグメントは一部分もしくは領域を形成してい
る。最も好ましくは、単一の連続した領域として、より
大きなポリペプチドに含まれる。本発明ポリペプチドフ
ラグメントの典型例は、例えば、HPDDV78ポリペ
プチドのアミノ酸番号約1〜20、21〜40、41〜
60、61〜80、81〜100および101から末端
までからなるフラグメントを包含する。この意味におい
て、「約」とは、片方の端または両端において、示され
た数よりも数個、5個、4個、3個、2個または1個多
いかまたは少ない範囲を含む。
活性のあるフラグメントも本発明に包含される。フラグ
メントは、前述のHPDDV78ポリペプチドのアミノ
酸配列のすべてではなく一部に対して全く同一であるア
ミノ酸配列を有するポリペプチドである。HPDDV7
8ポリペプチドについては、フラグメントは「独立して
存在するもの(free standing)」であるか、あるいは
より大きなポリペプチド内に含まれていてもよく、その
中でフラグメントは一部分もしくは領域を形成してい
る。最も好ましくは、単一の連続した領域として、より
大きなポリペプチドに含まれる。本発明ポリペプチドフ
ラグメントの典型例は、例えば、HPDDV78ポリペ
プチドのアミノ酸番号約1〜20、21〜40、41〜
60、61〜80、81〜100および101から末端
までからなるフラグメントを包含する。この意味におい
て、「約」とは、片方の端または両端において、示され
た数よりも数個、5個、4個、3個、2個または1個多
いかまたは少ない範囲を含む。
【0017】好ましいフラグメントは、例えば、アミノ
末端を含む一連の残基が欠失、またはカルボキシ末端を
含む一連の残基が欠失、あるいは一方がアミノ末端でも
う一方がカルボキシ末端を含む2種の一連の残基が欠失
していること以外はHPDDV78ポリペプチドのアミ
ノ酸配列を有する末端切断ポリペプチドを包含する。ま
た、構造的または機能的属性により特徴づけられるフラ
グメント、例えばアルファーヘリックスおよびアルファ
ーヘリックス形成領域、ベータシートおよびベータシー
ト形成領域、ターンおよびターン形成領域、コイルおよ
びコイル形成領域、親水性領域、疎水性領域、アルファ
ー両親媒性領域、ベータ両親媒性領域、可変領域、表面
形成領域、基質結合領域、および高抗原性指標領域を含
むフラグメントなども好ましい。HPDDV78活性を
媒介する、生物学的に活性な領域も好ましく、類似の活
性もしくは改善された活性のある、または望ましくない
活性を減じたフラグメント等がある。動物、とりわけヒ
トにおいて抗原的または免疫原的なフラグメントもまた
含まれる。
末端を含む一連の残基が欠失、またはカルボキシ末端を
含む一連の残基が欠失、あるいは一方がアミノ末端でも
う一方がカルボキシ末端を含む2種の一連の残基が欠失
していること以外はHPDDV78ポリペプチドのアミ
ノ酸配列を有する末端切断ポリペプチドを包含する。ま
た、構造的または機能的属性により特徴づけられるフラ
グメント、例えばアルファーヘリックスおよびアルファ
ーヘリックス形成領域、ベータシートおよびベータシー
ト形成領域、ターンおよびターン形成領域、コイルおよ
びコイル形成領域、親水性領域、疎水性領域、アルファ
ー両親媒性領域、ベータ両親媒性領域、可変領域、表面
形成領域、基質結合領域、および高抗原性指標領域を含
むフラグメントなども好ましい。HPDDV78活性を
媒介する、生物学的に活性な領域も好ましく、類似の活
性もしくは改善された活性のある、または望ましくない
活性を減じたフラグメント等がある。動物、とりわけヒ
トにおいて抗原的または免疫原的なフラグメントもまた
含まれる。
【0018】好ましくは、これらのポリペプチドのすべ
ては、抗原的活性を包含する、HPDDV78の生物学
的活性を保持している。上記配列およびフラグメントの
変種もこのグループに含まれる。好ましい変種は、保存
的アミノ酸置換により変化したものであり、すなわち、
同様の特徴を有するアミノ酸により置換されているもの
である。典型的なかかる置換は、Ala、Val、Le
uおよびIle間:SerおよびThr間;Aspおよ
びGlu間;AsnおよびGln間;ならびに塩基性残
基LysおよびArg間;あるいは芳香族残基Pheお
よびTyr間におけるものである。数個、5ないし10
個、1ないし5個、または1ないし2個のアミノ酸がい
ずれかの組み合わせで置換、欠失または付加されている
変種が特に好ましい。
ては、抗原的活性を包含する、HPDDV78の生物学
的活性を保持している。上記配列およびフラグメントの
変種もこのグループに含まれる。好ましい変種は、保存
的アミノ酸置換により変化したものであり、すなわち、
同様の特徴を有するアミノ酸により置換されているもの
である。典型的なかかる置換は、Ala、Val、Le
uおよびIle間:SerおよびThr間;Aspおよ
びGlu間;AsnおよびGln間;ならびに塩基性残
基LysおよびArg間;あるいは芳香族残基Pheお
よびTyr間におけるものである。数個、5ないし10
個、1ないし5個、または1ないし2個のアミノ酸がい
ずれかの組み合わせで置換、欠失または付加されている
変種が特に好ましい。
【0019】いずれかの適当な方法で本発明HPDDV
78ポリペプチドを製造することができる。かかるポリ
ペプチドは、単離された天然ポリペプチド、組み換え法
によるポリペプチド、合成法によるポリペプチド、また
はこれらの方法の組み合わせによるポリペプチドを包含
する。かかるポリペプチドの製造手段は当該分野におい
てよく理解されている。
78ポリペプチドを製造することができる。かかるポリ
ペプチドは、単離された天然ポリペプチド、組み換え法
によるポリペプチド、合成法によるポリペプチド、また
はこれらの方法の組み合わせによるポリペプチドを包含
する。かかるポリペプチドの製造手段は当該分野におい
てよく理解されている。
【0020】本発明のポリヌクレオチド 本発明のもう1つの態様は、HPDDV78ポリヌクレ
オチドに関する。HPDDV78ポリヌクレオチドは、
HPDDV78ポリペプチドおよびフラグメントをコー
ドしている単離ポリヌクレオチド、ならびにそれらに密
接に関連しているポリヌクレオチドを包含する。より詳
細には、本発明HPDDV78ポリヌクレオチドは、配
列番号:2のHPDDV78ポリペプチドをコードして
いる配列番号:1に示すヌクレオチド配列を含むポリヌ
クレオチド、ならびに配列番号:1の特定の配列を有す
るポリヌクレオチドを包含する。さらにHPDDV78
ポリヌクレオチドは、配列番号:2のHPDDV78ポ
リペプチドをコードしているポリヌクレオチドに対して
全長にわたり少なくとも90%の同一性を有するヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド、および配列番号:
1の配列を有するポリヌクレオチドに対して全長にわた
り少なくとも90%の同一性を有するポリヌクレオチド
を包含する。この点において、少なくとも95%同一で
あるポリヌクレオチドが好ましい。さらにそのうえ、少
なくとも97%同一のものが非常に好ましく、少なくと
も98〜99%同一のものが最も非常に好ましく、99
%同一のものが最高に好ましい。配列番号:1に含まれ
るヌクレオチド配列に対して十分な同一性を有し、増幅
に使用可能であるかまたはプローブもしくはマーカーと
して使用される条件下でハイブリダイゼーションするヌ
クレオチド配列もHPDDV78ポリヌクレオチドに包
含される。また本発明は、かかるHPDDV78ポリヌ
クレオチドに対して相補的なポリヌクレオチドも提供す
る。
オチドに関する。HPDDV78ポリヌクレオチドは、
HPDDV78ポリペプチドおよびフラグメントをコー
ドしている単離ポリヌクレオチド、ならびにそれらに密
接に関連しているポリヌクレオチドを包含する。より詳
細には、本発明HPDDV78ポリヌクレオチドは、配
列番号:2のHPDDV78ポリペプチドをコードして
いる配列番号:1に示すヌクレオチド配列を含むポリヌ
クレオチド、ならびに配列番号:1の特定の配列を有す
るポリヌクレオチドを包含する。さらにHPDDV78
ポリヌクレオチドは、配列番号:2のHPDDV78ポ
リペプチドをコードしているポリヌクレオチドに対して
全長にわたり少なくとも90%の同一性を有するヌクレ
オチド配列を含むポリヌクレオチド、および配列番号:
1の配列を有するポリヌクレオチドに対して全長にわた
り少なくとも90%の同一性を有するポリヌクレオチド
を包含する。この点において、少なくとも95%同一で
あるポリヌクレオチドが好ましい。さらにそのうえ、少
なくとも97%同一のものが非常に好ましく、少なくと
も98〜99%同一のものが最も非常に好ましく、99
%同一のものが最高に好ましい。配列番号:1に含まれ
るヌクレオチド配列に対して十分な同一性を有し、増幅
に使用可能であるかまたはプローブもしくはマーカーと
して使用される条件下でハイブリダイゼーションするヌ
クレオチド配列もHPDDV78ポリヌクレオチドに包
含される。また本発明は、かかるHPDDV78ポリヌ
クレオチドに対して相補的なポリヌクレオチドも提供す
る。
【0021】ヒトHPDDV78をコードしているcD
NA配列決定結果により示されるように、本発明HPD
DV78は、神経伝達物質輸送体ファミリーの他の蛋白
に構造的に関連している。配列番号:1のcDNA配列
は、配列番号:2の647個のアミノ酸のポリペプチド
をコードしている読み枠を含んでいる(ヌクレオチド番
号167から2107まで)。配列番号:2のアミノ酸
配列は、ラット神経伝達物質輸送体rB21a(Smith
KE et al., FEBS Letters 357 (1995), 86-92)に対し
て603個のアミノ酸残基において約89%の同一性を
有する(BLASTXを用いた場合)。配列番号:1のヌクレ
オチド配列は、ラット神経伝達物質輸送体rB21a
(Smith KE et al., FEBS Letters 357 (1995), 86-9
2)に対して1803個のヌクレオチド残基において約
87%の同一性を有する(BLASTNを用いた場合を用いた
場合)。
NA配列決定結果により示されるように、本発明HPD
DV78は、神経伝達物質輸送体ファミリーの他の蛋白
に構造的に関連している。配列番号:1のcDNA配列
は、配列番号:2の647個のアミノ酸のポリペプチド
をコードしている読み枠を含んでいる(ヌクレオチド番
号167から2107まで)。配列番号:2のアミノ酸
配列は、ラット神経伝達物質輸送体rB21a(Smith
KE et al., FEBS Letters 357 (1995), 86-92)に対し
て603個のアミノ酸残基において約89%の同一性を
有する(BLASTXを用いた場合)。配列番号:1のヌクレ
オチド配列は、ラット神経伝達物質輸送体rB21a
(Smith KE et al., FEBS Letters 357 (1995), 86-9
2)に対して1803個のヌクレオチド残基において約
87%の同一性を有する(BLASTNを用いた場合を用いた
場合)。
【0022】また本発明は、配列番号:1および配列番
号:2の対応全長配列の決定に先立って最初に同定され
た部分的または他のポリヌクレオチドまたはポリペプチ
ド配列にも関する。したがって、さらなる態様におい
て、本発明は、 (a)配列番号:3の全長にわたり配列番号:3に対し
て少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも9
0%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の同一
性、最も好ましくは少なくとも97〜99%の同一性を
有するヌクレオチド配列; (b)配列番号:3の全長にわたり配列番号:3に対し
て少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも9
0%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の同一
性、さらにより好ましくは少なくとも97〜99%の同
一性を有するヌクレオチド配列; (c)配列番号:3のポリヌクレオチド;または (d)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも85%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、さらにより好ましくは少なくとも9
7〜99%の同一性を有するポリペプチドをコードして
いるヌクレオチド配列 を含む単離ポリヌクレオチドを提供する。
号:2の対応全長配列の決定に先立って最初に同定され
た部分的または他のポリヌクレオチドまたはポリペプチ
ド配列にも関する。したがって、さらなる態様におい
て、本発明は、 (a)配列番号:3の全長にわたり配列番号:3に対し
て少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも9
0%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の同一
性、最も好ましくは少なくとも97〜99%の同一性を
有するヌクレオチド配列; (b)配列番号:3の全長にわたり配列番号:3に対し
て少なくとも85%の同一性、好ましくは少なくとも9
0%の同一性、より好ましくは少なくとも95%の同一
性、さらにより好ましくは少なくとも97〜99%の同
一性を有するヌクレオチド配列; (c)配列番号:3のポリヌクレオチド;または (d)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも85%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、さらにより好ましくは少なくとも9
7〜99%の同一性を有するポリペプチドをコードして
いるヌクレオチド配列 を含む単離ポリヌクレオチドを提供する。
【0023】さらに本発明は、 (a)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも85%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、最も好ましくは少なくとも97〜9
9%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチ
ド; (b)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも85%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、最も好ましくは少なくとも97〜9
9%の同一性を有するアミノ酸配列を有するポリペプチ
ド; (c)配列番号:4のアミノ酸配列を含むポリペプチ
ド;および (d)配列番号:4のポリペプチド;ならびに 配列番号:3中に含まれる配列を含むポリヌクレオチド
によりコードされているポリペプチドを提供する。
ノ酸配列に対して少なくとも85%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、最も好ましくは少なくとも97〜9
9%の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチ
ド; (b)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも85%の同一性、好ましく
は少なくとも90%の同一性、より好ましくは少なくと
も95%の同一性、最も好ましくは少なくとも97〜9
9%の同一性を有するアミノ酸配列を有するポリペプチ
ド; (c)配列番号:4のアミノ酸配列を含むポリペプチ
ド;および (d)配列番号:4のポリペプチド;ならびに 配列番号:3中に含まれる配列を含むポリヌクレオチド
によりコードされているポリペプチドを提供する。
【0024】配列番号:3のヌクレオチド配列およびそ
れによりコードされるペプチド配列はEST(発現配列
タグ)配列由来のものである。EST配列においていく
つかの配列読み取りエラーの存在が不可避であることが
当業者により認識されている(Adams, M. D. et al., N
ature 377 (supp) 3, 1995参照)。したがって、配列番
号:3のヌクレオチド配列およびそれによりコードされ
るペプチド配列には、配列の正確さにおける本質的な限
界がある。さらにそのうえ、配列番号:3によりコード
されるペプチド配列は、最も相同性が高く構造的に類似
した蛋白に対して同一性または高い相同性および/また
は高い構造類似性(例えば、保存的アミノ酸の差異)を
有する領域を含んで居る。
れによりコードされるペプチド配列はEST(発現配列
タグ)配列由来のものである。EST配列においていく
つかの配列読み取りエラーの存在が不可避であることが
当業者により認識されている(Adams, M. D. et al., N
ature 377 (supp) 3, 1995参照)。したがって、配列番
号:3のヌクレオチド配列およびそれによりコードされ
るペプチド配列には、配列の正確さにおける本質的な限
界がある。さらにそのうえ、配列番号:3によりコード
されるペプチド配列は、最も相同性が高く構造的に類似
した蛋白に対して同一性または高い相同性および/また
は高い構造類似性(例えば、保存的アミノ酸の差異)を
有する領域を含んで居る。
【0025】配列番号:3のcDNA配列は、配列番
号:4の192個のアミノ酸のポリペプチドをコードし
ている読み枠(ヌクレオチド番号1から577まで)を
含んでいる。配列番号:4のアミノ酸配列は、ラット神
経伝達物質輸送体rB21a(Smith KE et al., FEBS
Letters 357 (1995), 86-92)に対して、191個のア
ミノ酸において約84%の同一性を有する(BLASTXを用
いた場合)。配列番号:3のヌクレオチド配列は、ラッ
ト神経伝達物質輸送体rB21a(Smith KE etal., FE
BS Letters 357 (1995), 86-92)に対して、592個の
ヌクレオチド残基において約82%の同一性を有する
(BLASTNを用いた場合)。
号:4の192個のアミノ酸のポリペプチドをコードし
ている読み枠(ヌクレオチド番号1から577まで)を
含んでいる。配列番号:4のアミノ酸配列は、ラット神
経伝達物質輸送体rB21a(Smith KE et al., FEBS
Letters 357 (1995), 86-92)に対して、191個のア
ミノ酸において約84%の同一性を有する(BLASTXを用
いた場合)。配列番号:3のヌクレオチド配列は、ラッ
ト神経伝達物質輸送体rB21a(Smith KE etal., FE
BS Letters 357 (1995), 86-92)に対して、592個の
ヌクレオチド残基において約82%の同一性を有する
(BLASTNを用いた場合)。
【0026】標準的クローニングおよびスクリーニング
を用い、ヒト膵臓癌細胞中のmRNA由来のcDNAラ
イブラリーから、発現配列タグ(EST)分析(Adams,
M.D.,et al.Science(1991)252:1651-1656;Adams,M.D.et
al.,Nature(1992)355:632-634;Adams,M.D.,et al.,Nat
ure(1995)377 Supp:3-174)を用いて、HPDDV78
をコードしている本発明の1のポリヌクレオチドを得て
もよい。ゲノムDNAライブラリーのごとき天然起源か
ら本発明ポリヌクレオチドを得ることもでき、あるいは
よく知られ市販されている手段方法を用いて合成するこ
ともできる。
を用い、ヒト膵臓癌細胞中のmRNA由来のcDNAラ
イブラリーから、発現配列タグ(EST)分析(Adams,
M.D.,et al.Science(1991)252:1651-1656;Adams,M.D.et
al.,Nature(1992)355:632-634;Adams,M.D.,et al.,Nat
ure(1995)377 Supp:3-174)を用いて、HPDDV78
をコードしている本発明の1のポリヌクレオチドを得て
もよい。ゲノムDNAライブラリーのごとき天然起源か
ら本発明ポリヌクレオチドを得ることもでき、あるいは
よく知られ市販されている手段方法を用いて合成するこ
ともできる。
【0027】配列番号:2のHPDDV78ポリペプチ
ドをコードしているヌクレオチド配列は、配列番号:1
に含まれるポリペプチドと同一(配列番号:1のヌクレ
オチド番号167から2107まで)であってもよく、
あるいは遺伝学的コードの縮重の結果として配列番号:
2のポリペプチドをコードしている配列であってもよ
い。
ドをコードしているヌクレオチド配列は、配列番号:1
に含まれるポリペプチドと同一(配列番号:1のヌクレ
オチド番号167から2107まで)であってもよく、
あるいは遺伝学的コードの縮重の結果として配列番号:
2のポリペプチドをコードしている配列であってもよ
い。
【0028】本発明ポリヌクレオチドをHPDDV78
ポリペプチドの組み換え生産に用いる場合、ポリヌクレ
オチドはそれ自体、成熟ポリペプチドまたはそのフラグ
メントのコーディング配列を含むものであってもよく;
あるいは他のコーディング配列を伴った読み枠中の成熟
ポリペプチドまたはフラグメントのコーディング配列を
含むものであってもよい。他のコーディング配列として
は、例えば、リーダーまたは分泌配列、プレ、プロ、プ
レプロ蛋白配列をコードするコーディング配列、または
他の融合ペプチド部分が挙げられる。例えば、融合ポリ
ペプチドの精製を促すマーカー配列をコードしていても
よい。本発明のこの態様の1の好ましい具体例におい
て、マーカー配列は、pQEベクター(Qiagen,Inc.)
中に提供されるようなヘキサ−ヒスチジンペプチド(Ge
ntzら、Proc.Natl.Acad.Sci.,USA,86:821-824(1989)
に記載される)またはHAタグ(Wilsonら、Cell,37:7
67(1984))である。また本発明のポリヌクレオチド
は、転写配列、非翻訳配列、スプライシングおよびポリ
アデニル化シグナル、リボソーム結合部位、mRNAを
安定化する配列のごとき非コーディング5'および3'配
列を含有していてもよい。
ポリペプチドの組み換え生産に用いる場合、ポリヌクレ
オチドはそれ自体、成熟ポリペプチドまたはそのフラグ
メントのコーディング配列を含むものであってもよく;
あるいは他のコーディング配列を伴った読み枠中の成熟
ポリペプチドまたはフラグメントのコーディング配列を
含むものであってもよい。他のコーディング配列として
は、例えば、リーダーまたは分泌配列、プレ、プロ、プ
レプロ蛋白配列をコードするコーディング配列、または
他の融合ペプチド部分が挙げられる。例えば、融合ポリ
ペプチドの精製を促すマーカー配列をコードしていても
よい。本発明のこの態様の1の好ましい具体例におい
て、マーカー配列は、pQEベクター(Qiagen,Inc.)
中に提供されるようなヘキサ−ヒスチジンペプチド(Ge
ntzら、Proc.Natl.Acad.Sci.,USA,86:821-824(1989)
に記載される)またはHAタグ(Wilsonら、Cell,37:7
67(1984))である。また本発明のポリヌクレオチド
は、転写配列、非翻訳配列、スプライシングおよびポリ
アデニル化シグナル、リボソーム結合部位、mRNAを
安定化する配列のごとき非コーディング5'および3'配
列を含有していてもよい。
【0029】さらに好ましい具体例は、表1(配列番
号:2)に示すHPDDV78ポリペプチドのアミノ酸
配列を含むHPDDV78変種をコードしているポリヌ
クレオチドであり、数個、5ないし10個、1ないし5
個、1ないし3個、1ないし2個または1個のアミノ酸
残基がいずれかの組み合わせで置換、欠失または付加さ
れているものである。
号:2)に示すHPDDV78ポリペプチドのアミノ酸
配列を含むHPDDV78変種をコードしているポリヌ
クレオチドであり、数個、5ないし10個、1ないし5
個、1ないし3個、1ないし2個または1個のアミノ酸
残基がいずれかの組み合わせで置換、欠失または付加さ
れているものである。
【0030】さらに本発明は、上記配列にハイブリダイ
ゼーションするポリヌクレオチドにも関する。この点に
おいて、特に本発明は、厳密な条件下で上記ポリヌクレ
オチドにハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド
に関連する。本明細書の用語「厳密な条件」とは、配列
間に少なくとも95%、好ましくは少なくとも97%の
同一性がある場合にのみハイブリダイゼーションが起こ
ることを意味する。
ゼーションするポリヌクレオチドにも関する。この点に
おいて、特に本発明は、厳密な条件下で上記ポリヌクレ
オチドにハイブリダイゼーションするポリヌクレオチド
に関連する。本明細書の用語「厳密な条件」とは、配列
間に少なくとも95%、好ましくは少なくとも97%の
同一性がある場合にのみハイブリダイゼーションが起こ
ることを意味する。
【0031】配列番号:1に含まれるヌクレオチド配列
またはそのフラグメント(配列番号:3のフラグメント
を包含)に対して同一または十分に同一である本発明ポ
リヌクレオチドをcDNAおよびゲノムDNA用のハイ
ブリダイゼーションプローブとして用いて、全長のcD
NAおよびHPDDV78をコードしているゲノムクロ
ーンを単離し、またHPDDV78遺伝子に対して高い
類似性のある配列を有する他の遺伝子のcDNAおよび
ゲノムクローン(ヒト以外の種由来のホモログまたはオ
ーソログをコードしている遺伝子を包含)を単離しても
よい。かかるハイブリダイゼーション法は当業者に知ら
れている。典型的には、これらのヌクレオチド配列は、
対照に対して80%、好ましくは90%、より好ましく
は95%の同一性を有する。一般的には、プローブは少
なくとも15個のヌクレオチドを含むであろう。好まし
くは、かかるプローブは少なくとも30個のヌクレオチ
ドを有し、少なくとも50個のヌクレオチドを有してい
てもよい。特に好ましいプローブは30ないし50個の
範囲のヌクレオチドを含む。
またはそのフラグメント(配列番号:3のフラグメント
を包含)に対して同一または十分に同一である本発明ポ
リヌクレオチドをcDNAおよびゲノムDNA用のハイ
ブリダイゼーションプローブとして用いて、全長のcD
NAおよびHPDDV78をコードしているゲノムクロ
ーンを単離し、またHPDDV78遺伝子に対して高い
類似性のある配列を有する他の遺伝子のcDNAおよび
ゲノムクローン(ヒト以外の種由来のホモログまたはオ
ーソログをコードしている遺伝子を包含)を単離しても
よい。かかるハイブリダイゼーション法は当業者に知ら
れている。典型的には、これらのヌクレオチド配列は、
対照に対して80%、好ましくは90%、より好ましく
は95%の同一性を有する。一般的には、プローブは少
なくとも15個のヌクレオチドを含むであろう。好まし
くは、かかるプローブは少なくとも30個のヌクレオチ
ドを有し、少なくとも50個のヌクレオチドを有してい
てもよい。特に好ましいプローブは30ないし50個の
範囲のヌクレオチドを含む。
【0032】1の具体例において、HPDDV78ポリ
ペプチドをコードしているポリヌクレオチドを得ること
は、配列番号:1の配列またはそのフラグメント(配列
番号:3のフラグメントを包含)の配列を有する標識プ
ローブを用いて厳密なハイブリダイゼーション条件下で
適当なライブラリーをスクリーニングし、次いで、該ポ
リヌクレオチド配列を含有する全長のcDNAおよびゲ
ノムクローンを単離する工程を含む。よって、もう1つ
の態様において、本発明HPDDV78ポリヌクレオチ
ドはさらに、厳密な条件下で配列番号:1の配列または
そのフラグメント(配列番号:3のフラグメントを包
含)にハイブリダイゼーションするヌクレオチド配列を
含むヌクレオチド配列を包含する。また、上記ハイブリ
ダイゼーション条件により得られるヌクレオチド配列に
よってコードされているアミノ酸配列を含むポリペプチ
ドもHPDDV78ポリペプチドに包含される。かかる
ハイブリダイゼーション法は当業者によく知られてい
る。厳密なハイブリダイゼーション条件は上で定義した
ものであるか、または50%ホルムアミド、5xSSC
(150mM NaCl、15mM クエン酸三ナトリウ
ム)、50mM リン酸ナトリウム(pH7.6)、5
xデンハーツ溶液、10%デキストラン硫酸、および2
0マイクログラム/mlの変性剪断サケ・精子DNAを
含む溶液中、42℃で一晩、次いで、約65℃において
0.1xSSC中での洗浄といった条件であってもよ
い。
ペプチドをコードしているポリヌクレオチドを得ること
は、配列番号:1の配列またはそのフラグメント(配列
番号:3のフラグメントを包含)の配列を有する標識プ
ローブを用いて厳密なハイブリダイゼーション条件下で
適当なライブラリーをスクリーニングし、次いで、該ポ
リヌクレオチド配列を含有する全長のcDNAおよびゲ
ノムクローンを単離する工程を含む。よって、もう1つ
の態様において、本発明HPDDV78ポリヌクレオチ
ドはさらに、厳密な条件下で配列番号:1の配列または
そのフラグメント(配列番号:3のフラグメントを包
含)にハイブリダイゼーションするヌクレオチド配列を
含むヌクレオチド配列を包含する。また、上記ハイブリ
ダイゼーション条件により得られるヌクレオチド配列に
よってコードされているアミノ酸配列を含むポリペプチ
ドもHPDDV78ポリペプチドに包含される。かかる
ハイブリダイゼーション法は当業者によく知られてい
る。厳密なハイブリダイゼーション条件は上で定義した
ものであるか、または50%ホルムアミド、5xSSC
(150mM NaCl、15mM クエン酸三ナトリウ
ム)、50mM リン酸ナトリウム(pH7.6)、5
xデンハーツ溶液、10%デキストラン硫酸、および2
0マイクログラム/mlの変性剪断サケ・精子DNAを
含む溶液中、42℃で一晩、次いで、約65℃において
0.1xSSC中での洗浄といった条件であってもよ
い。
【0033】本発明ポリヌクレオチドおよびポリペプチ
ドを、動物およびヒトの疾病の治療および診断のための
研究試薬および材料として用いてもよい。
ドを、動物およびヒトの疾病の治療および診断のための
研究試薬および材料として用いてもよい。
【0034】ベクター、宿主細胞、発現 本発明はまた、ポリヌクレオチドまたは本発明のポリヌ
クレオチドを含むベクター、本発明のベクターで遺伝子
操作される宿主細胞ならびに組換え法による本発明のポ
リペプチドの製造にも関する。本発明DNA構築物由来
のRNAを用いて、無細胞翻訳系を用いてかかる蛋白を
製造することもできる。組換え体を製造するために、宿
主細胞を遺伝子操作して、発現系もしくはそれらの一
部、または本発明のポリヌクレオチドを組み込むことが
できる。ポリヌクレオチドの宿主細胞への導入は、例え
ば、Davisら、Basic Methods in Molecular Biology(1
986);Sambrookら、Molecular Cloning;A Laboratory
Manual、第2版;コールド・スプリング・ハーバー・
ラボラトリー・プレス、コールド・スプリング・ハーバ
ー、ニューヨーク(1989)のごとき多くの標準的な実験
マニュアルに記載される方法により行うことができ、例
えばリン酸カルシウムトランスフェクション、DEAE
−デキストラン媒介トランスフェクション、トランスベ
クション、マイクロインジェクション、陽イオン脂質媒
介トランスフェクション、エレクトロポレーション、形
質導入、スクレープ負荷(scrape loading)、バリステ
ィック導入(ballistic introduction)および感染等が
ある。
クレオチドを含むベクター、本発明のベクターで遺伝子
操作される宿主細胞ならびに組換え法による本発明のポ
リペプチドの製造にも関する。本発明DNA構築物由来
のRNAを用いて、無細胞翻訳系を用いてかかる蛋白を
製造することもできる。組換え体を製造するために、宿
主細胞を遺伝子操作して、発現系もしくはそれらの一
部、または本発明のポリヌクレオチドを組み込むことが
できる。ポリヌクレオチドの宿主細胞への導入は、例え
ば、Davisら、Basic Methods in Molecular Biology(1
986);Sambrookら、Molecular Cloning;A Laboratory
Manual、第2版;コールド・スプリング・ハーバー・
ラボラトリー・プレス、コールド・スプリング・ハーバ
ー、ニューヨーク(1989)のごとき多くの標準的な実験
マニュアルに記載される方法により行うことができ、例
えばリン酸カルシウムトランスフェクション、DEAE
−デキストラン媒介トランスフェクション、トランスベ
クション、マイクロインジェクション、陽イオン脂質媒
介トランスフェクション、エレクトロポレーション、形
質導入、スクレープ負荷(scrape loading)、バリステ
ィック導入(ballistic introduction)および感染等が
ある。
【0035】適当な宿主の代表的なものには、細菌細
胞、例えば連鎖球菌属(streptococci)、ブドウ球菌属
(staphylococci)、大腸菌(E.coli)、ストレプトミ
セス(Streptomyces)および枯草菌(Bacillus subtii
s)細胞;真菌細胞、例えば酵母細胞およびアスペルギ
ルス属(Aspergillus)細胞;昆虫細胞、例えばドロソ
フィラS2(Drosophila S2)およびスポドプテラSf
9(Spodoptera Sf9)細胞;動物細胞例えばCHO、C
OS、HeLa、C127、3T3、BHK、293お
よびボウズ(Bows)メラノーマ細胞;ならびに植物細胞
等がある。
胞、例えば連鎖球菌属(streptococci)、ブドウ球菌属
(staphylococci)、大腸菌(E.coli)、ストレプトミ
セス(Streptomyces)および枯草菌(Bacillus subtii
s)細胞;真菌細胞、例えば酵母細胞およびアスペルギ
ルス属(Aspergillus)細胞;昆虫細胞、例えばドロソ
フィラS2(Drosophila S2)およびスポドプテラSf
9(Spodoptera Sf9)細胞;動物細胞例えばCHO、C
OS、HeLa、C127、3T3、BHK、293お
よびボウズ(Bows)メラノーマ細胞;ならびに植物細胞
等がある。
【0036】非常に多種の発現系を使用できる。このよ
うなベクターには、染色体、エピソームおよびウイルス
由来のベクター、例えば細菌プラスミド由来、バクテリ
オファージ由来、トランスポゾン由来、酵母エピソーム
由来、挿入エレメント由来、酵母染色体エレメント由
来、例えばバキュロウイルス、パポバウイルス、例えば
SV40、ワクシニアウイルス、アデノウイルス、鶏痘
ウイルス、仮性狂犬病ウイルスおよびレトロウイルス等
のウイルス由来のベクター、ならびにそれらを組み合わ
せたものに由来するベクター、例えばプラスミドおよび
バクテリオファージの遺伝学的エレメント由来のベクタ
ー、例えばコスミドおよびファージミド等がある。発現
系の構築物には発現を制御および引き起こす調節領域を
含有できる。一般的には、宿主中にポリヌクレオチドを
保持、伸長または発現するのに、および/またはポリペ
プチドを発現するのに適した任意の系またはベクター
を、この点に関する発現に使用できる。周知のおよび通
常的な種々の任意の技術により、適当なDNA配列を発
現系に挿入でき、例えばSambrookら、Molecular Clonin
g,A Laboratory Manual(上記)に記載されている。
うなベクターには、染色体、エピソームおよびウイルス
由来のベクター、例えば細菌プラスミド由来、バクテリ
オファージ由来、トランスポゾン由来、酵母エピソーム
由来、挿入エレメント由来、酵母染色体エレメント由
来、例えばバキュロウイルス、パポバウイルス、例えば
SV40、ワクシニアウイルス、アデノウイルス、鶏痘
ウイルス、仮性狂犬病ウイルスおよびレトロウイルス等
のウイルス由来のベクター、ならびにそれらを組み合わ
せたものに由来するベクター、例えばプラスミドおよび
バクテリオファージの遺伝学的エレメント由来のベクタ
ー、例えばコスミドおよびファージミド等がある。発現
系の構築物には発現を制御および引き起こす調節領域を
含有できる。一般的には、宿主中にポリヌクレオチドを
保持、伸長または発現するのに、および/またはポリペ
プチドを発現するのに適した任意の系またはベクター
を、この点に関する発現に使用できる。周知のおよび通
常的な種々の任意の技術により、適当なDNA配列を発
現系に挿入でき、例えばSambrookら、Molecular Clonin
g,A Laboratory Manual(上記)に記載されている。
【0037】翻訳蛋白を、小胞体内腔、ペリプラスミッ
クスペースまたは細胞外環境へ分泌させるために、適当
な分泌シグナルを発現するポリペプチドに組み込むこと
ができる。これらのシグナルはポリペプチドに本来的な
ものであってもく、あるいは異種性のシグナルであって
もよい。
クスペースまたは細胞外環境へ分泌させるために、適当
な分泌シグナルを発現するポリペプチドに組み込むこと
ができる。これらのシグナルはポリペプチドに本来的な
ものであってもく、あるいは異種性のシグナルであって
もよい。
【0038】HPDDV78ポリペプチドをスクリーニ
ングアッセイに用いるために発現させる場合、一般的に
は、細胞表面にポリペプチドを生産させるのが好まし
い。この場合、スクリーニングアッセイに使用する前に
細胞を集めてもよい。HPDDV78ポリペプチドが培
地中に分泌される場合、培地を回収し、ポリペプチドを
回収し精製することができる。細胞内に生成される場
合、まず細胞を溶解し、次いで、ポリペプチドを回収し
なければならない。HPDDV78ポリペプチドは周知
の方法により、組換え細胞培養物から回収および精製で
き、その方法には例えば硫酸アンモニウムまたはエタノ
ール沈殿、酸抽出、陰イオンまたは陽イオン交換クロマ
トグラフィー、ホスホセルロースクロマトグラフィー、
疎水性相互作用クロマトグラフィー、親和性クロマトグ
ラフィー、ヒドロキシルアパタイトクロマトグラフィー
およびレクチンクロマトグラフィー等がある。高速液体
クロマトグラフィーを精製に用いるのが最も好ましい。
ポリペプチドが単離および/または精製中に変性した場
合、再び活性な立体配座にするために、蛋白再生のため
の周知の技法を用いることができる。
ングアッセイに用いるために発現させる場合、一般的に
は、細胞表面にポリペプチドを生産させるのが好まし
い。この場合、スクリーニングアッセイに使用する前に
細胞を集めてもよい。HPDDV78ポリペプチドが培
地中に分泌される場合、培地を回収し、ポリペプチドを
回収し精製することができる。細胞内に生成される場
合、まず細胞を溶解し、次いで、ポリペプチドを回収し
なければならない。HPDDV78ポリペプチドは周知
の方法により、組換え細胞培養物から回収および精製で
き、その方法には例えば硫酸アンモニウムまたはエタノ
ール沈殿、酸抽出、陰イオンまたは陽イオン交換クロマ
トグラフィー、ホスホセルロースクロマトグラフィー、
疎水性相互作用クロマトグラフィー、親和性クロマトグ
ラフィー、ヒドロキシルアパタイトクロマトグラフィー
およびレクチンクロマトグラフィー等がある。高速液体
クロマトグラフィーを精製に用いるのが最も好ましい。
ポリペプチドが単離および/または精製中に変性した場
合、再び活性な立体配座にするために、蛋白再生のため
の周知の技法を用いることができる。
【0039】診断アッセイ 本発明は、診断試薬としての本発明HPDDV78ポリ
ヌクレオチドの使用にも関する。機能不全に関連した変
異形態のHPDDV78遺伝子の検出は、HPDDV7
8の発現不足、過剰発現または変化した発現から生じる
疾病またはかかる疾病に対する感受性を決定するための
診断的手段を提供するであろう。HPDDV78遺伝子
における変異を有する個体を、種々の方法によりDNA
レベルで検出してもよい。
ヌクレオチドの使用にも関する。機能不全に関連した変
異形態のHPDDV78遺伝子の検出は、HPDDV7
8の発現不足、過剰発現または変化した発現から生じる
疾病またはかかる疾病に対する感受性を決定するための
診断的手段を提供するであろう。HPDDV78遺伝子
における変異を有する個体を、種々の方法によりDNA
レベルで検出してもよい。
【0040】診断用の核酸は、感染個体の細胞、例えば
血液、尿、唾液、組織生検または剖検材料から得てもよ
い。ゲノムDNAを検出に直接使用してもよく、あるい
は分析前にPCRもしくはその他の増幅法を用いること
により酵素的に増幅してもよい。RNAまたはcDNA
を同様に用いてもよい。正常遺伝子型との比較におい
て、増幅生成物のサイズ変化により欠失および挿入を検
出することができる。増幅DNAを標識HPDDV78
ヌクレオチド配列にハイブリダイゼーションさせること
により点突然変異を同定することができる。RNアーゼ
消化により、または融解温度の差により、完全に対合し
た配列を誤対合二重らせんから区別することができる。
DNA配列の相違はまた、変性物質含有または不含のゲ
ル中のDNAフラグメントの電気泳動の移動度の変化を
検出することにより、または直接的なDNA配列決定に
より検出できる。例えばMeyers et.al.Science,230:12
42(1985)参照。特異的な位置での配列の変化はまた、
ヌクレアーゼ保護アッセイ、例えばRNアーゼおよびS
1保護または化学的切断法によっても明らかにすること
ができる。例えばCotton et al.Proc.Natl.Acad.Sci.,U
SA,85:4397-4401(1985)参照。もう1つの具体例にお
いて、HPDDV78ヌクレオチドまたはそのフラグメ
ントを含むオリゴヌクレオチドプローブのアレイ(arra
y)を構築して、例えば遺伝学的変異の効果的なスクリ
ーニングを行うことができる。アレイ法はよく知られて
おり、広い適用範囲を有し、遺伝子発現、遺伝学的連
関、および遺伝学的変異可能性を包含する分子遺伝学に
おける種々の問題を調べるために用いられうる(例え
ば、M.Chee et al.,Science.Vol 274,pp 610-613 (199
6)参照)。
血液、尿、唾液、組織生検または剖検材料から得てもよ
い。ゲノムDNAを検出に直接使用してもよく、あるい
は分析前にPCRもしくはその他の増幅法を用いること
により酵素的に増幅してもよい。RNAまたはcDNA
を同様に用いてもよい。正常遺伝子型との比較におい
て、増幅生成物のサイズ変化により欠失および挿入を検
出することができる。増幅DNAを標識HPDDV78
ヌクレオチド配列にハイブリダイゼーションさせること
により点突然変異を同定することができる。RNアーゼ
消化により、または融解温度の差により、完全に対合し
た配列を誤対合二重らせんから区別することができる。
DNA配列の相違はまた、変性物質含有または不含のゲ
ル中のDNAフラグメントの電気泳動の移動度の変化を
検出することにより、または直接的なDNA配列決定に
より検出できる。例えばMeyers et.al.Science,230:12
42(1985)参照。特異的な位置での配列の変化はまた、
ヌクレアーゼ保護アッセイ、例えばRNアーゼおよびS
1保護または化学的切断法によっても明らかにすること
ができる。例えばCotton et al.Proc.Natl.Acad.Sci.,U
SA,85:4397-4401(1985)参照。もう1つの具体例にお
いて、HPDDV78ヌクレオチドまたはそのフラグメ
ントを含むオリゴヌクレオチドプローブのアレイ(arra
y)を構築して、例えば遺伝学的変異の効果的なスクリ
ーニングを行うことができる。アレイ法はよく知られて
おり、広い適用範囲を有し、遺伝子発現、遺伝学的連
関、および遺伝学的変異可能性を包含する分子遺伝学に
おける種々の問題を調べるために用いられうる(例え
ば、M.Chee et al.,Science.Vol 274,pp 610-613 (199
6)参照)。
【0041】診断アッセイは、本明細書記載の方法によ
りHPDDV78遺伝子の変異を検出することにより、
脳の低酸素症、外傷、発作および卒中の診断方法または
かかる疾病に対する感受性の診断方法を提供する。
りHPDDV78遺伝子の変異を検出することにより、
脳の低酸素症、外傷、発作および卒中の診断方法または
かかる疾病に対する感受性の診断方法を提供する。
【0042】さらに、対象由来の試料の異常に上昇また
は低下したHPDDV78ポリペプチドまたはHPDD
V78のmRNAレベルを調べることを特徴とする方法
によって、脳の低酸素症、外傷、発作および卒中を診断
することができる。HPDDV78ポリヌクレオチドの
発現の増加または低下を、ポリヌクレオチドの定量法と
して当該分野で周知の方法の任意の方法、例えば増幅、
PCR、RTPCR、RNアーゼ保護、ノーザンブロッ
ティングおよびその他のハイブリダイゼーション法を用
いてRNAレベルで測定することができる。宿主由来の
試料中のHPDDV78蛋白レベルを決定するために用
いることができるアッセイ法は当業者に周知である。こ
のようなアッセイ法には、ラジオイムノアッセイ、競争
結合アッセイ、ウェスタンブロット分析およびELIS
Aアッセイ等がある。
は低下したHPDDV78ポリペプチドまたはHPDD
V78のmRNAレベルを調べることを特徴とする方法
によって、脳の低酸素症、外傷、発作および卒中を診断
することができる。HPDDV78ポリヌクレオチドの
発現の増加または低下を、ポリヌクレオチドの定量法と
して当該分野で周知の方法の任意の方法、例えば増幅、
PCR、RTPCR、RNアーゼ保護、ノーザンブロッ
ティングおよびその他のハイブリダイゼーション法を用
いてRNAレベルで測定することができる。宿主由来の
試料中のHPDDV78蛋白レベルを決定するために用
いることができるアッセイ法は当業者に周知である。こ
のようなアッセイ法には、ラジオイムノアッセイ、競争
結合アッセイ、ウェスタンブロット分析およびELIS
Aアッセイ等がある。
【0043】よって、もう1つの態様において本発明
は、疾病、詳細には脳の低酸素症、外傷、発作および卒
中についての診断キットまたはそれらに対する感受性に
ついての診断キットであって、 (a)HPDDV78ポリヌクレオチド、好ましくは配
列番号:1のヌクレオチド配列、またはそのフラグメン
ト; (b)(a)のヌクレオチド配列に相捕的なヌクレオチ
ド配列; (c)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のポリペプチド、またはそのフラグメント;ある
いは (d)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のポリペプチドに対する抗体 を含んでなるキットに関する。かかるキットにおいて
(a)、(b)、(c)または(d)が重要な成分を含
んでいてもよいことが理解されるであろう。
は、疾病、詳細には脳の低酸素症、外傷、発作および卒
中についての診断キットまたはそれらに対する感受性に
ついての診断キットであって、 (a)HPDDV78ポリヌクレオチド、好ましくは配
列番号:1のヌクレオチド配列、またはそのフラグメン
ト; (b)(a)のヌクレオチド配列に相捕的なヌクレオチ
ド配列; (c)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のポリペプチド、またはそのフラグメント;ある
いは (d)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のポリペプチドに対する抗体 を含んでなるキットに関する。かかるキットにおいて
(a)、(b)、(c)または(d)が重要な成分を含
んでいてもよいことが理解されるであろう。
【0044】染色体アッセイ 本発明ヌクレオチド配列は染色体の同定にも価値があ
る。該配列は、個々のヒト・染色体上の特定の位置を標
的とし、これにハイブリダイゼーションしうる。本発明
による重要な配列の染色体へのマッピングは、それらの
配列を遺伝子関連疾病と関連づける重要な第1工程であ
る。配列を正確な染色体位置にマッピングしたならば、
染色体上の配列の物理的位置を遺伝学的地図のデータと
関連づけることができる。かかるデータは、例えば、V.
McKusick,Mendelian Inheritancein Man(Johns Hopkin
s University Welch Medical Libraryからオンラインで
利用できる)に見いだされる。次いで、連関(物理的に
近接した遺伝子の同時遺伝)の分析により、同じ染色体
領域にマッピングされた遺伝子と疾病との関係を同定す
る。罹病個体と未罹病個体との間のcDNAまたはゲノ
ム配列の相違も調べることができる。罹病個体のいくつ
かまたは全部において変異が観察されるが正常個体にお
いては観察されない場合、その変異は疾病の原因である
可能性がある。
る。該配列は、個々のヒト・染色体上の特定の位置を標
的とし、これにハイブリダイゼーションしうる。本発明
による重要な配列の染色体へのマッピングは、それらの
配列を遺伝子関連疾病と関連づける重要な第1工程であ
る。配列を正確な染色体位置にマッピングしたならば、
染色体上の配列の物理的位置を遺伝学的地図のデータと
関連づけることができる。かかるデータは、例えば、V.
McKusick,Mendelian Inheritancein Man(Johns Hopkin
s University Welch Medical Libraryからオンラインで
利用できる)に見いだされる。次いで、連関(物理的に
近接した遺伝子の同時遺伝)の分析により、同じ染色体
領域にマッピングされた遺伝子と疾病との関係を同定す
る。罹病個体と未罹病個体との間のcDNAまたはゲノ
ム配列の相違も調べることができる。罹病個体のいくつ
かまたは全部において変異が観察されるが正常個体にお
いては観察されない場合、その変異は疾病の原因である
可能性がある。
【0045】抗体 本発明のポリペプチドもしくはそれらの変種、またはそ
れらを発現する細胞を免疫原として用いて、HPDDV
78ポリペプチドに対して免疫特異的な抗体を製造する
こともできる。用語「免疫特異的」は、先行技術の他の
関連ポリペプチドに対するアフィニティーよりも、本発
明ポリペプチドに対するアフィニティーが実質的に大き
いことを意味する。ポリペプチドまたはエピトープが付
いたフラグメント、アナログまたは細胞を、好ましくは
ヒトはでない動物に通常の実験法を用いて投与すること
により、HPDDV78ポリペプチドに対して生じる抗
体を得ることができる。連続的細胞系培養により産生さ
れる抗体を提供する、当業者周知の技術を用いて、モノ
クローナル抗体を調製することができる。実例として
は、ハイブリドーマ法(Kohler,G. and Milstein,C.,N
ature,256:495-497(1975));トリオーマ法(Kozbor
et al.Immunology Today,4:72(1983));およびEB
V−ハイブリドーマ法(Cole et al.Monoclonal Antibo
dies and Cancer Therapy,Alan R Liss,Inc.,77-96頁
(1985))に記載されるような種々の技法がある。
れらを発現する細胞を免疫原として用いて、HPDDV
78ポリペプチドに対して免疫特異的な抗体を製造する
こともできる。用語「免疫特異的」は、先行技術の他の
関連ポリペプチドに対するアフィニティーよりも、本発
明ポリペプチドに対するアフィニティーが実質的に大き
いことを意味する。ポリペプチドまたはエピトープが付
いたフラグメント、アナログまたは細胞を、好ましくは
ヒトはでない動物に通常の実験法を用いて投与すること
により、HPDDV78ポリペプチドに対して生じる抗
体を得ることができる。連続的細胞系培養により産生さ
れる抗体を提供する、当業者周知の技術を用いて、モノ
クローナル抗体を調製することができる。実例として
は、ハイブリドーマ法(Kohler,G. and Milstein,C.,N
ature,256:495-497(1975));トリオーマ法(Kozbor
et al.Immunology Today,4:72(1983));およびEB
V−ハイブリドーマ法(Cole et al.Monoclonal Antibo
dies and Cancer Therapy,Alan R Liss,Inc.,77-96頁
(1985))に記載されるような種々の技法がある。
【0046】一本鎖抗体の産生のために記載された技術
(米国特許第4946778号)は、本発明のポリペプ
チドに対する一本鎖抗体を産生するのに適用できる。ま
た、トランスジェニックマウス、または他の哺乳動物を
包含する他の生物を用いてヒト化抗体を発現させてもよ
い。上記抗体を用いて、ポリペプチドを発現するクロー
ンを単離または同定してもよく、あるいはアフィニティ
ークロマトグラフィーによりポリペプチドを精製しても
よい。
(米国特許第4946778号)は、本発明のポリペプ
チドに対する一本鎖抗体を産生するのに適用できる。ま
た、トランスジェニックマウス、または他の哺乳動物を
包含する他の生物を用いてヒト化抗体を発現させてもよ
い。上記抗体を用いて、ポリペプチドを発現するクロー
ンを単離または同定してもよく、あるいはアフィニティ
ークロマトグラフィーによりポリペプチドを精製しても
よい。
【0047】HPDDV78ポリペプチドに対する抗体
を用いて、とりわけ、脳の低酸素症、外傷、発作および
卒中を治療してもよい。
を用いて、とりわけ、脳の低酸素症、外傷、発作および
卒中を治療してもよい。
【0048】ワクチン 本発明のもう1つの態様は、哺乳動物における免疫学的
反応を誘起する方法に関し、該方法は、抗体および/ま
たはT細胞を産生させるに十分なHPDDV78ポリペ
プチドまたはそのフラグメントを哺乳動物に接種して、
とりわけ、脳の低酸素症、外傷、発作および卒中から該
動物を防御することを特徴とする。本発明のさらにもう
1つの態様は、哺乳動物における免疫学的応答を誘導す
る方法に関し、該方法は、HPDDV78ポリペプチド
をインビボで発現させるための核酸ベクターを送達し
て、かかる免疫学的応答を誘導し、該動物を疾患から保
護する抗体を生じさせることを特徴とする。
反応を誘起する方法に関し、該方法は、抗体および/ま
たはT細胞を産生させるに十分なHPDDV78ポリペ
プチドまたはそのフラグメントを哺乳動物に接種して、
とりわけ、脳の低酸素症、外傷、発作および卒中から該
動物を防御することを特徴とする。本発明のさらにもう
1つの態様は、哺乳動物における免疫学的応答を誘導す
る方法に関し、該方法は、HPDDV78ポリペプチド
をインビボで発現させるための核酸ベクターを送達し
て、かかる免疫学的応答を誘導し、該動物を疾患から保
護する抗体を生じさせることを特徴とする。
【0049】本発明のさらなる態様は免疫学的ワクチン
処方(組成物)に関し、それは、哺乳動物宿主中に導入
された場合、HPDDV78ポリペプチドに対する哺乳
動物の免疫学的応答を誘導する。該組成物はHPDDV
78ポリペプチドまたはHPDDV78遺伝子を含んで
なる。ワクチン処方は、さらに適当な担体を含んでいて
もよい。HPDDV78ポリペプチドは胃で分解される
可能性があるので、好ましくは非経口投与する(皮下、
筋肉内、静脈、皮内等への注射を包含)。非経口投与に
適した処方は、抗酸化剤、バッファー、静細菌剤および
処方をレシピエントの血液と等張にする溶質を含んでい
てもよい水性または非水性滅菌注射用溶液;ならびに懸
濁剤または増粘剤を含んでいてもよい水性または非水性
滅菌懸濁液を包含する。処方を1回量または複数回量と
して容器に入れて提供してもよく、例えば、密封アンプ
ルおよびバイアルに入れて提供してもよく、また使用直
前に滅菌液体担体の添加のみを必要とする凍結乾燥状態
として保存してもよい。またワクチン処方は、水中油系
および当該分野で知られた他の系のごとき処方の免疫原
性を高めるためのアジュバント系を含んでいてもよい。
用量は、個々のワクチンの活性に左右され、通常の実験
により容易に決定することができる。
処方(組成物)に関し、それは、哺乳動物宿主中に導入
された場合、HPDDV78ポリペプチドに対する哺乳
動物の免疫学的応答を誘導する。該組成物はHPDDV
78ポリペプチドまたはHPDDV78遺伝子を含んで
なる。ワクチン処方は、さらに適当な担体を含んでいて
もよい。HPDDV78ポリペプチドは胃で分解される
可能性があるので、好ましくは非経口投与する(皮下、
筋肉内、静脈、皮内等への注射を包含)。非経口投与に
適した処方は、抗酸化剤、バッファー、静細菌剤および
処方をレシピエントの血液と等張にする溶質を含んでい
てもよい水性または非水性滅菌注射用溶液;ならびに懸
濁剤または増粘剤を含んでいてもよい水性または非水性
滅菌懸濁液を包含する。処方を1回量または複数回量と
して容器に入れて提供してもよく、例えば、密封アンプ
ルおよびバイアルに入れて提供してもよく、また使用直
前に滅菌液体担体の添加のみを必要とする凍結乾燥状態
として保存してもよい。またワクチン処方は、水中油系
および当該分野で知られた他の系のごとき処方の免疫原
性を高めるためのアジュバント系を含んでいてもよい。
用量は、個々のワクチンの活性に左右され、通常の実験
により容易に決定することができる。
【0050】スクリーニングアッセイ 本発明HPDDV78ポリペプチドに結合してこれを活
性化(アゴニスト)または阻害(アンタゴニスト)する
化合物についてのスクリーニングプロセスにおいて本発
明HPDDV78ポリペプチドを用いてもよい。よっ
て、本発明ポリペプチドを用いて、例えば細胞、無細胞
調製物、化学ライブラリーおよび天然産物混合物中にお
いて、小型分子基質およびリガンドの結合を評価しても
よい。これらの基質およびリガンドは天然の基質および
リガンドであってもよく、あるいは構造または機能を模
倣したものであってもよい。Coligan et al.,Current P
rotocols in Immunology 1(2):Chapter5(1991)参照。
性化(アゴニスト)または阻害(アンタゴニスト)する
化合物についてのスクリーニングプロセスにおいて本発
明HPDDV78ポリペプチドを用いてもよい。よっ
て、本発明ポリペプチドを用いて、例えば細胞、無細胞
調製物、化学ライブラリーおよび天然産物混合物中にお
いて、小型分子基質およびリガンドの結合を評価しても
よい。これらの基質およびリガンドは天然の基質および
リガンドであってもよく、あるいは構造または機能を模
倣したものであってもよい。Coligan et al.,Current P
rotocols in Immunology 1(2):Chapter5(1991)参照。
【0051】HPDDV78蛋白は哺乳動物宿主に広く
存在し、多くの生物学的機能に関与しており、多くの病
気にもかかわっている。したがって、HPDDV78を
刺激する化合物および薬剤、あるいはまたHPDDV7
8を阻害しうる化合物または薬剤を見いだすことが望ま
れる。一般的には、脳の低酸素症、外傷、発作および卒
中のごとき症状を治療または予防するためにアゴニスト
が用いられる。脳の低酸素症、外傷、発作および卒中の
ごとき症状の種々の治療または予防のためにアンタゴニ
ストを用いてもよい。
存在し、多くの生物学的機能に関与しており、多くの病
気にもかかわっている。したがって、HPDDV78を
刺激する化合物および薬剤、あるいはまたHPDDV7
8を阻害しうる化合物または薬剤を見いだすことが望ま
れる。一般的には、脳の低酸素症、外傷、発作および卒
中のごとき症状を治療または予防するためにアゴニスト
が用いられる。脳の低酸素症、外傷、発作および卒中の
ごとき症状の種々の治療または予防のためにアンタゴニ
ストを用いてもよい。
【0052】一般的には、かかるスクリーニング手順
は、本発明HPDDV78ポリペプチドを発現あるいは
HPDDV78ポリペプチドに応答する適当な細胞を使
用することを含む。かかる細胞は、哺乳動物由来の細
胞、酵母、DrosophilaまたはE.coliを包含する。次い
で、HPDDV78ポリペプチドを発現する細胞(また
は発現されたポリペプチドを含む細胞膜)またはHPD
DV78ポリペプチドに応答する細胞を試験化合物と接
触させて、結合または機能的応答の刺激もしくは阻害を
観察する。候補化合物と接触した細胞のHPDDV78
活性に関する能力を、接触しなかった同種の細胞と比較
する。
は、本発明HPDDV78ポリペプチドを発現あるいは
HPDDV78ポリペプチドに応答する適当な細胞を使
用することを含む。かかる細胞は、哺乳動物由来の細
胞、酵母、DrosophilaまたはE.coliを包含する。次い
で、HPDDV78ポリペプチドを発現する細胞(また
は発現されたポリペプチドを含む細胞膜)またはHPD
DV78ポリペプチドに応答する細胞を試験化合物と接
触させて、結合または機能的応答の刺激もしくは阻害を
観察する。候補化合物と接触した細胞のHPDDV78
活性に関する能力を、接触しなかった同種の細胞と比較
する。
【0053】一例として、放射性標識基質を用いて培養
中の細胞において輸送体活性を決定してもよい。細胞を
基質と接触(基質を培地に添加する)させた後、細胞を
洗浄し、酸またはアルカリでの処理によりその内容物を
抽出し、放射性標識された細胞内容物をシンチレーショ
ンスペクトル法により測定する。このようにして、最大
活性、最大活性の半分に要する基質濃度(Km)および
競争物質(例えば、小型分子)の能力を、確立されてい
る方法(例えば、Clark JA and Amara S, Mol.Pharmaco
l. 46 (1994), 550-557参照)により決定することがで
きる。
中の細胞において輸送体活性を決定してもよい。細胞を
基質と接触(基質を培地に添加する)させた後、細胞を
洗浄し、酸またはアルカリでの処理によりその内容物を
抽出し、放射性標識された細胞内容物をシンチレーショ
ンスペクトル法により測定する。このようにして、最大
活性、最大活性の半分に要する基質濃度(Km)および
競争物質(例えば、小型分子)の能力を、確立されてい
る方法(例えば、Clark JA and Amara S, Mol.Pharmaco
l. 46 (1994), 550-557参照)により決定することがで
きる。
【0054】アッセイは候補化合物の結合を試験するだ
けでよく、候補化合物に直接的または間接的に結合した
標識を用いることにより、あるいは標識競争物質との競
争を用いるアッセイにより、HPDDV78ポリペプチ
ドを有する細胞への付着を検出する。さらに、これらの
アッセイにおいて、HPDDV78を表面に有する細胞
に適する検出系を用いて、HPDDV78ポリペプチド
活性化により発生するシグナルを候補化合物が生じるか
どうかを試験してもよい。一般的には、活性化に対する
阻害剤を、既知アゴニスト存在下においてアッセイし
て、アゴニストによる活性化に対する候補化合物の存在
の影響を観察する。
けでよく、候補化合物に直接的または間接的に結合した
標識を用いることにより、あるいは標識競争物質との競
争を用いるアッセイにより、HPDDV78ポリペプチ
ドを有する細胞への付着を検出する。さらに、これらの
アッセイにおいて、HPDDV78を表面に有する細胞
に適する検出系を用いて、HPDDV78ポリペプチド
活性化により発生するシグナルを候補化合物が生じるか
どうかを試験してもよい。一般的には、活性化に対する
阻害剤を、既知アゴニスト存在下においてアッセイし
て、アゴニストによる活性化に対する候補化合物の存在
の影響を観察する。
【0055】さらに、アッセイは、候補化合物をHPD
DV78ポリペプチド含有溶液と混合して混合物を作成
し、混合物中のHPDDV78活性を測定し、次いで、
混合物のHPDDV78活性を標準と比較する工程を含
むだけのものであってもよい。
DV78ポリペプチド含有溶液と混合して混合物を作成
し、混合物中のHPDDV78活性を測定し、次いで、
混合物のHPDDV78活性を標準と比較する工程を含
むだけのものであってもよい。
【0056】HPDDV78のcDNA、蛋白および該
蛋白に対する抗体を用いて、細胞におけるHPDDV7
8のmRNAおよび蛋白の産生に対する添加化合物の影
響を調べるためのアッセイを行ってもよい。例えば、当
該分野で知られた標準的方法により、モノクローナルお
よびポリクローナル抗体を用いて、HPDDV78の分
泌または細胞結合レベルを測定するためのELISAを
構築してもよく、また、これを用いてHPDDV78の
産生を阻害または促進しうる作用剤(それぞれ、アゴニ
ストまたはアンタゴニストと呼ばれる)を適当に処理さ
れた細胞または組織から見いだすこともできる。
蛋白に対する抗体を用いて、細胞におけるHPDDV7
8のmRNAおよび蛋白の産生に対する添加化合物の影
響を調べるためのアッセイを行ってもよい。例えば、当
該分野で知られた標準的方法により、モノクローナルお
よびポリクローナル抗体を用いて、HPDDV78の分
泌または細胞結合レベルを測定するためのELISAを
構築してもよく、また、これを用いてHPDDV78の
産生を阻害または促進しうる作用剤(それぞれ、アゴニ
ストまたはアンタゴニストと呼ばれる)を適当に処理さ
れた細胞または組織から見いだすこともできる。
【0057】存在する場合には、当該分野において知ら
れた標準的な受容体結合法により、HPDDV78蛋白
を用いて膜結合または可溶性受容体を同定してもよい。
これらの方法はリガンド結合および架橋アッセイを包含
するが、これに限らない。そのアッセイにおいて、HP
DDV78を放射性同位元素(例えば125I)で標識、
または化学修飾(例えばビオチン化)、または検出また
は精製に適したペプチド配列に融合し、次いで、推定上
の受容体の源(細胞、細胞膜、細胞上清、組織抽出物、
体液)とともにインキュベーションする。他の方法は、
表面プラズモン共鳴および分光学的測定のごとき生物物
理学的方法を包含する。受容体の精製およびクローニン
グに使用する以外に、これらの結合アッセイを用いて、
HPDDV78のその受容体への結合と競争するHPD
DV78のアゴニストおよびアンタゴニストを同定する
ことができる(存在する場合に)。スクリーニングアッ
セイを行うための標準的方法は当該分野においてよく理
解されている。
れた標準的な受容体結合法により、HPDDV78蛋白
を用いて膜結合または可溶性受容体を同定してもよい。
これらの方法はリガンド結合および架橋アッセイを包含
するが、これに限らない。そのアッセイにおいて、HP
DDV78を放射性同位元素(例えば125I)で標識、
または化学修飾(例えばビオチン化)、または検出また
は精製に適したペプチド配列に融合し、次いで、推定上
の受容体の源(細胞、細胞膜、細胞上清、組織抽出物、
体液)とともにインキュベーションする。他の方法は、
表面プラズモン共鳴および分光学的測定のごとき生物物
理学的方法を包含する。受容体の精製およびクローニン
グに使用する以外に、これらの結合アッセイを用いて、
HPDDV78のその受容体への結合と競争するHPD
DV78のアゴニストおよびアンタゴニストを同定する
ことができる(存在する場合に)。スクリーニングアッ
セイを行うための標準的方法は当該分野においてよく理
解されている。
【0058】潜在的なHPDDV78ポリペプチドアン
タゴニストの例は抗体を包含し、あるいはいくつかの場
合には、リガンド、基質、酵素、受容体等に密接に関連
したオリゴヌクレオチドまたは蛋白、例えばリガンド、
基質、酵素、受容体等のフラグメント;あるいは本発明
ポリペプチドに結合するが応答を誘導せず、その結果ポ
リペプチド活性を妨害する小型分子を包含する。
タゴニストの例は抗体を包含し、あるいはいくつかの場
合には、リガンド、基質、酵素、受容体等に密接に関連
したオリゴヌクレオチドまたは蛋白、例えばリガンド、
基質、酵素、受容体等のフラグメント;あるいは本発明
ポリペプチドに結合するが応答を誘導せず、その結果ポ
リペプチド活性を妨害する小型分子を包含する。
【0059】よって、もう1つの態様において、本発明
は、HPDDV78ポリペプチドのアゴニスト、アンタ
ゴニスト、リガンド、受容体、基質、酵素等、またはH
PDDV78ポリペプチドの産生を減少もしくは促進す
る化合物を同定するためのスクリーニングキットであっ
て、 (a)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチド; (b)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチドを発現する組み換
え細胞; (c)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチドを発現する細胞
膜;または (d)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチドに対する抗体 を含んでなるキットに関する。かかるキットにおいて
(a)、(b)、(c)または(d)が重要成分を含ん
でいてもよいことが理解されるであろう。
は、HPDDV78ポリペプチドのアゴニスト、アンタ
ゴニスト、リガンド、受容体、基質、酵素等、またはH
PDDV78ポリペプチドの産生を減少もしくは促進す
る化合物を同定するためのスクリーニングキットであっ
て、 (a)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチド; (b)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチドを発現する組み換
え細胞; (c)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチドを発現する細胞
膜;または (d)HPDDV78ポリペプチド、好ましくは配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチドに対する抗体 を含んでなるキットに関する。かかるキットにおいて
(a)、(b)、(c)または(d)が重要成分を含ん
でいてもよいことが理解されるであろう。
【0060】予防および治療方法 本発明は、過剰または不十分な量のHPDDV78ポリ
ペプチド活性に関連した、脳の低酸素症、外傷、発作お
よび卒中のごとき異常な状態の治療方法を提供する。
ペプチド活性に関連した、脳の低酸素症、外傷、発作お
よび卒中のごとき異常な状態の治療方法を提供する。
【0061】HPDDV78ポリペプチド活性が過剰な
場合、いくつかの方法を用いることができる。1の方法
は、有効量の上記阻害剤化合物(アンタゴニスト)を医
薬上許容される担体とともに対象に投与して、例えば、
リガンド、基質、酵素、受容体等の結合を遮断すること
により、あるいは第2のシグナルを阻害することにより
HPDDV78ポリペプチドの機能を阻害し、そのこと
により異常な状態を改善することを特徴とする。もう1
つのアプローチにおいて、内在HPDDV78と競争し
てリガンドに結合する能力をやはり有している可溶性形
態のHPDDV78ポリペプチドを投与してもよい。か
かる競争物質の典型的な具体例はHPDDV78ポリペ
プチドのフラグメントを含む。
場合、いくつかの方法を用いることができる。1の方法
は、有効量の上記阻害剤化合物(アンタゴニスト)を医
薬上許容される担体とともに対象に投与して、例えば、
リガンド、基質、酵素、受容体等の結合を遮断すること
により、あるいは第2のシグナルを阻害することにより
HPDDV78ポリペプチドの機能を阻害し、そのこと
により異常な状態を改善することを特徴とする。もう1
つのアプローチにおいて、内在HPDDV78と競争し
てリガンドに結合する能力をやはり有している可溶性形
態のHPDDV78ポリペプチドを投与してもよい。か
かる競争物質の典型的な具体例はHPDDV78ポリペ
プチドのフラグメントを含む。
【0062】もう1つのアプローチにおいて、やはり内
在HPDDV78ポリペプチドと競争してリガンドに結
合しうる可溶性形態のHPDDV78ポリペプチドを投
与してもよい。かかる競争物質の典型的な具体例はHP
DDV78ポリペプチドのフラグメントを含む。
在HPDDV78ポリペプチドと競争してリガンドに結
合しうる可溶性形態のHPDDV78ポリペプチドを投
与してもよい。かかる競争物質の典型的な具体例はHP
DDV78ポリペプチドのフラグメントを含む。
【0063】さらにもう1つの方法において、発現ブロ
ッキング法を用いて内在HPDDV78をコードしてい
る遺伝子の発現を阻害してもよい。細胞内で生成した、
あるいは別個に投与されたアンチセンス配列を、かかる
知られた方法に使用する。例えば、Oligodeoxynucleoti
des as Antisense Inhibitors of Gene Expression,CRC
Press,Boca Raton, FL(1988)中、O'Coccor,J.Neuroche
m(1991)56:560参照。別法として、遺伝子とともに三重
らせんを形成するオリゴヌクレオチドを用いてもよい。
例えば、Lee et al.,Nucleic Acids Res(1979)6:3073;C
ooney et al.,Science(1988)241:456;Dervan et al.,Sc
ience(1991)251:1360参照。これらのオリゴヌクレオチ
ドはそれ自体投与することができ、あるいは関連オリゴ
マーをインビボで発現させることもできる。
ッキング法を用いて内在HPDDV78をコードしてい
る遺伝子の発現を阻害してもよい。細胞内で生成した、
あるいは別個に投与されたアンチセンス配列を、かかる
知られた方法に使用する。例えば、Oligodeoxynucleoti
des as Antisense Inhibitors of Gene Expression,CRC
Press,Boca Raton, FL(1988)中、O'Coccor,J.Neuroche
m(1991)56:560参照。別法として、遺伝子とともに三重
らせんを形成するオリゴヌクレオチドを用いてもよい。
例えば、Lee et al.,Nucleic Acids Res(1979)6:3073;C
ooney et al.,Science(1988)241:456;Dervan et al.,Sc
ience(1991)251:1360参照。これらのオリゴヌクレオチ
ドはそれ自体投与することができ、あるいは関連オリゴ
マーをインビボで発現させることもできる。
【0064】HPDDV78およびその活性の発現不足
に関連する異常な状態の治療には、いくつかの方法が用
いられる。1の方法は、HPDDV78ポリペプチドを
活性化する治療上有効量の化合物(すなわち上記アゴニ
スト)を医薬上許容される担体とともに投与し、そのこ
とにより異常な状態を改善することを特徴とする。別法
として、遺伝子治療を用いて、対象中の細胞によるHP
DDV78の細胞内での生成を有効ならしめてもよい。
例えば、上記のごとく本発明ポリヌクレオチドを処理加
工して複製欠損レトロウイルスベクターに入れて発現す
るようにしてもよい。次いで、レトロウイルス発現構築
物を単離し、本発明ポリペプチドをコードしているRN
Aを含むレトロウイルスプラスミドベクターで形質導入
したパッケージング細胞中に導入して、今度はパッケー
ジング細胞が目的遺伝子を含む感染性ウイルス粒子を生
成するようにしてもよい。インビボでの細胞の処理加工
およびインビボでのポリペプチドの発現のために、これ
らのプロデューサー細胞を対象に投与してもよい。遺伝
子治療の概説としては、Human Molecular Genetics,T.S
trachan and A.P.Read,BIOS Scientific Publishers Lt
d(1986)中、第20章、Gene Therapy and other Molecu
lar Genetic-based TherapeuticApproaches(およびそ
の中の引用文献)参照。もう1つの方法は、適当な医薬
担体と混合して治療量のHPDDV78ポリペプチドを
投与することである。
に関連する異常な状態の治療には、いくつかの方法が用
いられる。1の方法は、HPDDV78ポリペプチドを
活性化する治療上有効量の化合物(すなわち上記アゴニ
スト)を医薬上許容される担体とともに投与し、そのこ
とにより異常な状態を改善することを特徴とする。別法
として、遺伝子治療を用いて、対象中の細胞によるHP
DDV78の細胞内での生成を有効ならしめてもよい。
例えば、上記のごとく本発明ポリヌクレオチドを処理加
工して複製欠損レトロウイルスベクターに入れて発現す
るようにしてもよい。次いで、レトロウイルス発現構築
物を単離し、本発明ポリペプチドをコードしているRN
Aを含むレトロウイルスプラスミドベクターで形質導入
したパッケージング細胞中に導入して、今度はパッケー
ジング細胞が目的遺伝子を含む感染性ウイルス粒子を生
成するようにしてもよい。インビボでの細胞の処理加工
およびインビボでのポリペプチドの発現のために、これ
らのプロデューサー細胞を対象に投与してもよい。遺伝
子治療の概説としては、Human Molecular Genetics,T.S
trachan and A.P.Read,BIOS Scientific Publishers Lt
d(1986)中、第20章、Gene Therapy and other Molecu
lar Genetic-based TherapeuticApproaches(およびそ
の中の引用文献)参照。もう1つの方法は、適当な医薬
担体と混合して治療量のHPDDV78ポリペプチドを
投与することである。
【0065】処方および投与 可溶性形態のHPDDV78ポリペプチドのごときペプ
チド、ならびにアゴニストおよびアンタゴニストペプチ
ドまたは小型分子を、適当な医薬担体と組み合わせて処
方してもよい。かかる処方は、治療上有効量のポリペプ
チドまたは化合物、および医薬上許容される担体または
賦形剤を含んでなる。かかる担体としては、セイライ
ン、緩衝化セイライン、デキストロース、水、グリセロ
ール、エタノール、およびそれらの混合物が挙げられる
が、これらに限らない。処方は投与経路に適したものと
すべきであり、当業者によく知られている。さらに本発
明は、上記本発明成分の1種またはそれ以上を充填し
た、1個またはそれ以上の容器を含んでなる医薬パック
およびキットにも関する。
チド、ならびにアゴニストおよびアンタゴニストペプチ
ドまたは小型分子を、適当な医薬担体と組み合わせて処
方してもよい。かかる処方は、治療上有効量のポリペプ
チドまたは化合物、および医薬上許容される担体または
賦形剤を含んでなる。かかる担体としては、セイライ
ン、緩衝化セイライン、デキストロース、水、グリセロ
ール、エタノール、およびそれらの混合物が挙げられる
が、これらに限らない。処方は投与経路に適したものと
すべきであり、当業者によく知られている。さらに本発
明は、上記本発明成分の1種またはそれ以上を充填し
た、1個またはそれ以上の容器を含んでなる医薬パック
およびキットにも関する。
【0066】本発明ポリペプチドおよび他の化合物を単
独で使用してもよく、あるいは治療化合物のごとき他の
化合物と一緒に使用してもよい。医薬組成物の全身投与
の好ましい形態は、注射、典型的には静脈注射を包含す
る。皮下、筋肉内または腹腔内のごとき他の注射経路を
用いることもできる。全身投与のための別の手段は、胆
汁酸塩またはフシジン酸または他の界面活性剤のごとき
浸透剤を用いる経粘膜または経皮投与を包含する。さら
に、腸溶処方またはカプセル処方がうまく処方されるな
らば、経口投与も可能である。これらの化合物の投与は
局所的なものであってもよく、膏薬、パスタ、ゲル等の
形態であってもよい。
独で使用してもよく、あるいは治療化合物のごとき他の
化合物と一緒に使用してもよい。医薬組成物の全身投与
の好ましい形態は、注射、典型的には静脈注射を包含す
る。皮下、筋肉内または腹腔内のごとき他の注射経路を
用いることもできる。全身投与のための別の手段は、胆
汁酸塩またはフシジン酸または他の界面活性剤のごとき
浸透剤を用いる経粘膜または経皮投与を包含する。さら
に、腸溶処方またはカプセル処方がうまく処方されるな
らば、経口投与も可能である。これらの化合物の投与は
局所的なものであってもよく、膏薬、パスタ、ゲル等の
形態であってもよい。
【0067】必要な用量範囲は、ペプチド、投与経路、
処方の性質、対象の症状の性質、および担当医師の判断
による。しかしながら、適当な用量は対象の体重1kg
あたり0.1ないし100μgの範囲である。しかしな
がら、種々の使用化合物および種々の投与経路のさまざ
まな有効性を考慮すれば、必要な用量は広範囲なものと
思われる。例えば、経口投与には静脈注射よりも多い用
量が必要であると考えられる。当該分野においてよく知
られた最適化のための標準的な常套的実験を用いてこれ
らの用量の変更を行うことができる。
処方の性質、対象の症状の性質、および担当医師の判断
による。しかしながら、適当な用量は対象の体重1kg
あたり0.1ないし100μgの範囲である。しかしな
がら、種々の使用化合物および種々の投与経路のさまざ
まな有効性を考慮すれば、必要な用量は広範囲なものと
思われる。例えば、経口投与には静脈注射よりも多い用
量が必要であると考えられる。当該分野においてよく知
られた最適化のための標準的な常套的実験を用いてこれ
らの用量の変更を行うことができる。
【0068】しばしば「遺伝子治療」と称される上記治
療方法において、治療に使用するポリペプチドを対象中
において生成させることもできる。よって、例えば、ポ
リペプチドをコードしているDNAまたはRNAのごと
きポリヌクレオチドを用いて、例えばレトロウイルスプ
ラスミドベクターを用いることによりエクスビボにおい
て対象由来の細胞を処理加工してもよい。次いで、細胞
を対象に導入する。
療方法において、治療に使用するポリペプチドを対象中
において生成させることもできる。よって、例えば、ポ
リペプチドをコードしているDNAまたはRNAのごと
きポリヌクレオチドを用いて、例えばレトロウイルスプ
ラスミドベクターを用いることによりエクスビボにおい
て対象由来の細胞を処理加工してもよい。次いで、細胞
を対象に導入する。
【0069】本明細書に引用された、特許および特許出
願(これらに限らない)を包含するすべての刊行物を、
参照によりそれぞれが十分に本明細書に記載されている
ものとみなす。
願(これらに限らない)を包含するすべての刊行物を、
参照によりそれぞれが十分に本明細書に記載されている
ものとみなす。
【0070】配列番号:1a
【表1】
【表2】 a ヒトHPDDV78のヌクレオチド配列
【0071】配列番号:2b
【表3】 b ヒトHPDDV78のアミノ酸配列
【0072】配列番号:3c
【表4】 c ヒトHPDDV78の部分ヌクレオチド配列
【0073】配列番号:4d
【表5】 d ヒトHPDDV78の部分アミノ酸配列
【0074】
【0075】(1)一般的情報: (i)出願人:スミスクライン・ビーチャム・パブリッ
ク・リミテッド・カンパニー (ii)発明の名称:新規化合物 (iii)配列の数:4 (vi)連絡先: (A)宛て名:スミスクライン・ビーチャム・パブリッ
ク・リミテッド・カンパニー (B)通り名: (C)都市名: (D)州名: (E)国名: (F)ZIP: (v)コンピューター・リーダブル・フォーム: (A)媒体タイプ:ディスケット (B)コンピューター:IBMコンパチブル (C)作動システム:DOS (D)ソフトウェア:Windowsバージョン2.0用FastSE
Q (vi)現出願データ: (A)出願番号: (B)出願日: (C)分類: (vii)先の出願データ: (A)出願番号: (B)出願日: (viii)代理人等の情報: (A)氏名:コンネル・アンソニー・シー (B)登録番号: (C)代理人等における処理番号:GH30309 (xi)テレコミュニケーションの情報: (A)電話番号: (B)ファックス番号: (C)テレックス:
ク・リミテッド・カンパニー (ii)発明の名称:新規化合物 (iii)配列の数:4 (vi)連絡先: (A)宛て名:スミスクライン・ビーチャム・パブリッ
ク・リミテッド・カンパニー (B)通り名: (C)都市名: (D)州名: (E)国名: (F)ZIP: (v)コンピューター・リーダブル・フォーム: (A)媒体タイプ:ディスケット (B)コンピューター:IBMコンパチブル (C)作動システム:DOS (D)ソフトウェア:Windowsバージョン2.0用FastSE
Q (vi)現出願データ: (A)出願番号: (B)出願日: (C)分類: (vii)先の出願データ: (A)出願番号: (B)出願日: (viii)代理人等の情報: (A)氏名:コンネル・アンソニー・シー (B)登録番号: (C)代理人等における処理番号:GH30309 (xi)テレコミュニケーションの情報: (A)電話番号: (B)ファックス番号: (C)テレックス:
【0076】(2)配列番号:1に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:3169塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数:1本 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA (xi)配列の記載:配列番号:1: AACTCAGTTG GAGTCAAGAA AAAAGCTAAG GAAATCTTTT AGAAAAATAG AGCAAAAATG 60 AGGAGGAAAG TTTTAAAAAA ACAAGAGAGA AAAACATATT TTTAAAAGAC AGGACATTTA 120 CCTAAATGAG TTGAAAACTC ATGTCCACAC AAAAACCTGC ACACAGATGT TTATAACAGT 180 TTTATTCATA GCTGGCAAAA CTTGGAAGCA ACCAAGATGT TCTTCTGGAG GTGAATGGAT 240 AAATAAACTG TGGCACATCC AGACAATGGA ATGCACTGAG ACTGCCGTGC CGGACCCCCG 300 AGCCGGAGCC GAGCGCGCCG AGGCCGGGGC CATGGAGAAA GCGCGGCCGC TGTGGGCCAA 360 CTCGCTACAG TTCGTGTTCG CCTGCATCTC GTACGCCGTG GGCCTGGGCA ACGTGTGGCG 420 ATTCCCGTAC CTGTGCCAGA TGTACGGCGG AGGTAGTTTC CTGGTCCCCT ACATCATCAT 480 GCTTATCGTG GAGGGAATGC CGCTCTTGTA CCTGGAACTG GCTGTGGGGC AGCGCATGCG 540 GCAGGGCAGC ATCGGCGCCT GGAGGACCAT CAGCCCGTAC CTCAGTGGTG TCGGGGTCGC 600 CAGCGTGGTG GTCTCTTTCT TCCTCTCCAT GTACTACAAC GTCATCAACG CCTGGGCCTT 660 CTGGTACCTC TTCCACTCCT TCCAGGATCC CCTGCCGTGG TCTGTCTGCC CACTGAATGG 720 TAACCACACG GGCTGCGATG AGGAGTGCGA GAAGGCGTCC TCCACACAGT ACTTCTGGTA 780 CAGGAAAACC CTCAATATCT CGCCGTCCCT CCAGGAGAAC GGGGGTGTGC AGTGGGAGCC 840 GGCGCTGTGC CTCCTCCTGG CCTGGCTGGT GGTGTACCTG TGCATCCTGC GTGGCACCGA 900 GTCCACTGGC AAGGTGGTGT ATTTCACGGC GTCACTGCCC TATTGCGTGC TCATCATCTA 960 CCTCATCAGG GGCCTCACGC TCCACGGAGC CACCAATGGC CTCATGTACA TGTTCACTCC 1020 CAAGATAGAG CAGCTGGCCA ACCCCAAGGC CTGGATCAAT GCAGCCACCC AGATTTTCTT 1080 CTCACTTGGC CTGGGCTTCG GCAGCCTGAT CGCCTTCGCC AGCTACAATG AGCCATCCAA 1140 CAACTGCCAG AAGCACGCCA TCATCGTGTC CCTCATCAAC AGCTTCACCT CCATATTTGC 1200 CAGCATTGTC ACCTTCTCCA TCTATGGCTT CAAGGCCACC TTCAATTATG AAAACTGCTT 1260 GAAGAAGGTG AGTCTGCTGC TGACCAACAC TTTTGACCTT GAAGATGGCT TTTTGACAGC 1320 CAGCAACCTG GAGCAGGTGA AGGGCTACCT CGCATCTGCC TACCCAAGCA AATACAGCGA 1380 GATGTTCCCG CAAATCAAAA ACTGCAGCTT GGAATCGGAG CTAGACACGG CCGTCCAGGG 1440 CACTGGCCTG GCATTCATCG TCTACACAGA GGCCATTAAA AACATGGAGG TGTCCCAGCT 1500 GTGGTCGGTG CTCTACTTCT TCATGCTGCT GATGCTGGGC ATTGGGAGCA TGCTGGGGAA 1560 CACAGCGGCC ATCCTCACCC CTCTGACAGA CAGCAAGATC ATCTCCAGCC ACCTGCCCAA 1620 GGAGGCCATC TCAGGTCTGG TGTGCCTTGT CAACTGTGCC ATTGGCATGG TGTTCACGAT 1680 GGAGGCTGGG AACTACTGGT TTGACATATT CAACGACTAC GCGGCCACAC TGTCCCTGCT 1740 GCTCATCGTG CTGGTGGAGA CGATTGCCGT GTGCTACGTG TACGGGCTGA GGAGATTTGA 1800 AAGTGACCTT AAGGCCATGA CCGGCCGAGC TGTGAGCTGG TACTGGAAGG TGATGTGGGC 1860 TGGCGTAAGC CCACTGCTGA TTGTCAGCCT CTTTGTCTTC TACCTGAGCG ACTACATCCT 1920 CACGGGGACC CTGAAGTATC AAGCCTGGGA CGCCTCCCAG GGCCAGCTCG TGACCAAAGA 1980 TTACCCGGCC TATGCACTGG CTGTCATCGG GCTGCTTGTG GCCTCCTCCA CCATGTGCAT 2040 CCCCCTGGCG GCCCTGGGGA CTTTTGTTCA GCGTCGCCTC AAGAGGGGAG ACGCAGACCC 2100 CGTGGCCTGA GATGTGGGCT TCCCAGCCGC TCACGGTTTT ACAGATACTA TTTACAGGCG 2160 GAAACTCCTC GGCTGCTTTT TCAAATGCTT AAGCCAGGAG TGCTCAGCCC ATCAACTTCC 2220 TGAGTGTCTA AAGAAGATGA GGAAGGTGTG CAGGAAGAAA ACTCCCTTGG GAGAACGCAC 2280 ACCCTCCCGT GGTGGCTGTT CCTCCCTGTC ACCTGCCTCC TCATCATGGA AGGGGGTGGG 2340 CTATGAAAGC CGGTCTCAAA GATAACTGCA TCCTTCATTC CAGGAAAGCC CTAGAATTAG 2400 GGCACATTGC AAACTGAAAT ATGACTATAA TTCTTATGGG ACCAAATTTA AGCAATTTTT 2460 GTTTTTGGCT GAAGAGACAC CAAAATATTA GAGGACAAAT ATTTTTAGAT CCATTTAAGG 2520 AGTTTTGAAG TGCCTAAGAT GACCTATTTG TCAGTGGTGC AAAATTAATT CTCTTCTTTT 2580 TTGAGTTGTA GTGAATATGC AATTTCTGTG TTCCCCTTCC ACCCTTTAAA TCTTAGGATG 2640 ACAAGTTATA AAGAAAGAAG ATCTTTGTCT GGGACCCCCA AAGGGATCCT TTCTCTAAGG 2700 TCTCTGACGG TGGGTCCAGG ACCAGACCTC TCTACAAAAA ATTGCCCCAA CTACAGTTTG 2760 CAACCCCAAA CCACATTAGA ATCTGTGCAG ACATCCCTCC GTGGTGTGTG TCTTGGTGCA 2820 TTGGAAAAGG AGTCAGGAGC CACTGTGAGG TGAGAATGAA AGTGGATCTC AGCTGGGCAC 2880 GGTGGCTCAC GCCTGTAATC CTAGCACCTT GGGGGTCAAG GTGGGTGGAT CACTTGAGGT 2940 CAGGAGTTTG AGGCCAGCCT GGCCAACATG GCGAAACCCC ATTTCTACTA AAAATACAAA 3000 AAATTAGCTG GGAGTGGTGG CATAGGCCTG TAATTCCAGC TACTCTGGCT GCTGAGGCAC 3060 AAGAATCATT TGAACCTAGG AGGTGGCGGT TGCTGTGAGC CAAGATCATG CCACTCCACT 3120 CCAGTCTGGG CGACAGAGCA AGACTCTGAC TCAAAAAAAA AAAAAAAAA 3169
【0077】(2)配列番号:2に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:647アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数:1本 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:蛋白 (xi)配列の記載:配列番号:2: Met Phe Ile Thr Val Leu Phe Ile Ala Gly Lys Thr Trp Lys Gln Pro 1 5 10 15 Arg Cys Ser Ser Gly Gly Glu Trp Ile Asn Lys Leu Trp His Ile Gln 20 25 30 Thr Met Glu Cys Thr Glu Thr Ala Val Pro Asp Pro Arg Ala Gly Ala 35 40 45 Glu Arg Ala Glu Ala Gly Ala Met Glu Lys Ala Arg Pro Leu Trp Ala 50 55 60 Asn Ser Leu Gln Phe Val Phe Ala Cys Ile Ser Tyr Ala Val Gly Leu 65 70 75 80 Gly Asn Val Trp Arg Phe Pro Tyr Leu Cys Gln Met Tyr Gly Gly Gly 85 90 95 Ser Phe Leu Val Pro Tyr Ile Ile Met Leu Ile Val Glu Gly Met Pro 100 105 110 Leu Leu Tyr Leu Glu Leu Ala Val Gly Gln Arg Met Arg Gln Gly Ser 115 120 125 Ile Gly Ala Trp Arg Thr Ile Ser Pro Tyr Leu Ser Gly Val Gly Val 130 135 140 Ala Ser Val Val Val Ser Phe Phe Leu Ser Met Tyr Tyr Asn Val Ile 145 150 155 160 Asn Ala Trp Ala Phe Trp Tyr Leu Phe His Ser Phe Gln Asp Pro Leu 165 170 175 Pro Trp Ser Val Cys Pro Leu Asn Gly Asn His Thr Gly Cys Asp Glu 180 185 190 Glu Cys Glu Lys Ala Ser Ser Thr Gln Tyr Phe Trp Tyr Arg Lys Thr 195 200 205 Leu Asn Ile Ser Pro Ser Leu Gln Glu Asn Gly Gly Val Gln Trp Glu 210 215 220 Pro Ala Leu Cys Leu Leu Leu Ala Trp Leu Val Val Tyr Leu Cys Ile 225 230 235 240 Leu Arg Gly Thr Glu Ser Thr Gly Lys Val Val Tyr Phe Thr Ala Ser 245 250 255 Leu Pro Tyr Cys Val Leu Ile Ile Tyr Leu Ile Arg Gly Leu Thr Leu 260 265 270 His Gly Ala Thr Asn Gly Leu Met Tyr Met Phe Thr Pro Lys Ile Glu 275 280 285 Gln Leu Ala Asn Pro Lys Ala Trp Ile Asn Ala Ala Thr Gln Ile Phe 290 295 300 Phe Ser Leu Gly Leu Gly Phe Gly Ser Leu Ile Ala Phe Ala Ser Tyr 305 310 315 320 Asn Glu Pro Ser Asn Asn Cys Gln Lys His Ala Ile Ile Val Ser Leu 325 330 335 Ile Asn Ser Phe Thr Ser Ile Phe Ala Ser Ile Val Thr Phe Ser Ile 340 345 350 Tyr Gly Phe Lys Ala Thr Phe Asn Tyr Glu Asn Cys Leu Lys Lys Val 355 360 365 Ser Leu Leu Leu Thr Asn Thr Phe Asp Leu Glu Asp Gly Phe Leu Thr 370 375 380 Ala Ser Asn Leu Glu Gln Val Lys Gly Tyr Leu Ala Ser Ala Tyr Pro 385 390 395 400 Ser Lys Tyr Ser Glu Met Phe Pro Gln Ile Lys Asn Cys Ser Leu Glu 405 410 415 Ser Glu Leu Asp Thr Ala Val Gln Gly Thr Gly Leu Ala Phe Ile Val 420 425 430 Tyr Thr Glu Ala Ile Lys Asn Met Glu Val Ser Gln Leu Trp Ser Val 435 440 445 Leu Tyr Phe Phe Met Leu Leu Met Leu Gly Ile Gly Ser Met Leu Gly 450 455 460 Asn Thr Ala Ala Ile Leu Thr Pro Leu Thr Asp Ser Lys Ile Ile Ser 465 470 475 480 Ser His Leu Pro Lys Glu Ala Ile Ser Gly Leu Val Cys Leu Val Asn 485 490 495 Cys Ala Ile Gly Met Val Phe Thr Met Glu Ala Gly Asn Tyr Trp Phe 500 505 510 Asp Ile Phe Asn Asp Tyr Ala Ala Thr Leu Ser Leu Leu Leu Ile Val 515 520 525 Leu Val Glu Thr Ile Ala Val Cys Tyr Val Tyr Gly Leu Arg Arg Phe 530 535 540 Glu Ser Asp Leu Lys Ala Met Thr Gly Arg Ala Val Ser Trp Tyr Trp 545 550 555 560 Lys Val Met Trp Ala Gly Val Ser Pro Leu Leu Ile Val Ser Leu Phe 565 570 575 Val Phe Tyr Leu Ser Asp Tyr Ile Leu Thr Gly Thr Leu Lys Tyr Gln 580 585 590 Ala Trp Asp Ala Ser Gln Gly Gln Leu Val Thr Lys Asp Tyr Pro Ala 595 600 605 Tyr Ala Leu Ala Val Ile Gly Leu Leu Val Ala Ser Ser Thr Met Cys 610 615 620 Ile Pro Leu Ala Ala Leu Gly Thr Phe Val Gln Arg Arg Leu Lys Arg 625 630 635 640 Gly Asp Ala Asp Pro Val Ala 645
【0078】(2)配列番号:3に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:719塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数:1本 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA (xi)配列の記載:配列番号:3: GCTGGGCATT GGGAGCATGC TGGGGAACAC AGGNGCCATC CTCACCCCTC TGACAGACAG 60 CAAGATCATC TCCAGCCACC TGCCCAAGGA GGCCATCTCA GGTCTGGTGT GCCTTGTCAA 120 CTGTGCCATT GGCATGGTGT TCACGATGGA GGCTGGGAAC TACTGGTTTG ACATATTCAA 180 CGACTACGCG GCCACACTGT CCCTGCTGCT CATCGTGCTG GTGGAGACGA TTGCCGTGTG 240 CTACGTGTAC GGGCTGAGGA GATTTGAAAG TGACCTTAAG GCCATGACCG GCCGAGCTGT 300 GAGCTGGTAC TGGAAGGTGA TGTGGGCTGG CGTAAACCAC TGCATGATTG TAAGCCTCTT 360 TGTCTTCTAC CTGAGCGACT ACATCCTCAC GGGGACCCTG AAGTATCAAG CCTGGGACGC 420 CTCCCAGGGC CAGCTCGTGA CCAAAGATTA CCCGGCCTAT GCACTGGCTG TCATCGGGCT 480 GCTTGTGGCC TCCTCCACCA TGTGCATCCC CCTGGCGGCC CTGGGGACTT TTGTTCAGCG 540 TCGCCTCAAG AGGGGAGACG CAGACCCCGT GGCCTGAGAT GTGGGCTTCC CAGCCGCTCA 600 CGGTTTTACA GATACTATTT ACAGGCGGAA ACTCCTCGGC TGCTTTTTCA AATGCTTAAG 660 CCAGGAGTGC TCAGCCCATC AACTTCCTGA GTGTCTAAAG AAGATGAGGA AGGTGTGCA 719
【0079】(2)配列番号:4に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:194アミノ酸 (B)配列の型:アミノ酸 (C)鎖の数:1本 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:蛋白 (xi)配列の記載:配列番号:4: Leu Gly Ile Gly Ser Met Leu Gly Asn
Thr Gly Ala Ile Leu Thr Pro 1 5
10 15 Leu Thr Asp Ser Lys Ile Ile Ser Ser
His Leu Pro Lys Glu Ala Ile 20 25
30 Ser Gly Leu Val Cys Leu Val Asn Cys
Ala Ile Gly Met Val Phe Thr 35 40
45 Met Glu Ala Gly Asn Tyr Trp Phe Asp
Ile Phe Asn Asp Tyr Ala Ala 50 55
60 Thr Leu Ser Leu Leu Leu Ile Val Leu
Val Glu Thr Ile Ala Val Cys 65 70
75 80 Tyr Val Tyr Gly Leu Arg Arg Phe Glu
Ser Asp Leu Lys Ala Met Thr 85
90 95 Gly Arg Ala Val Ser Trp Tyr Trp Lys
Val Met Trp Ala Gly Val Asn 100 105
110 His Cys Met Ile Val Ser Leu Phe Val
Phe Tyr Leu Ser Asp Tyr Ile 115 120
125 Leu Thr Gly Thr Leu Lys Tyr Gln Ala
Trp Asp Ala Ser Gln Gly Gln 130 135
140 Leu Val Thr Lys Asp Tyr Pro Ala Tyr
Ala Leu Ala Val Ile Gly Leu 145 150
155 160 Leu Val Ala Ser Ser Thr Met Cys Ile
Pro Leu Ala Ala Leu Gly Thr 165
170 175 Phe Val Gln Arg Arg Leu Lys Arg Gly
Asp Ala Asp Pro Val Ala 180 185
190
Thr Gly Ala Ile Leu Thr Pro 1 5
10 15 Leu Thr Asp Ser Lys Ile Ile Ser Ser
His Leu Pro Lys Glu Ala Ile 20 25
30 Ser Gly Leu Val Cys Leu Val Asn Cys
Ala Ile Gly Met Val Phe Thr 35 40
45 Met Glu Ala Gly Asn Tyr Trp Phe Asp
Ile Phe Asn Asp Tyr Ala Ala 50 55
60 Thr Leu Ser Leu Leu Leu Ile Val Leu
Val Glu Thr Ile Ala Val Cys 65 70
75 80 Tyr Val Tyr Gly Leu Arg Arg Phe Glu
Ser Asp Leu Lys Ala Met Thr 85
90 95 Gly Arg Ala Val Ser Trp Tyr Trp Lys
Val Met Trp Ala Gly Val Asn 100 105
110 His Cys Met Ile Val Ser Leu Phe Val
Phe Tyr Leu Ser Asp Tyr Ile 115 120
125 Leu Thr Gly Thr Leu Lys Tyr Gln Ala
Trp Asp Ala Ser Gln Gly Gln 130 135
140 Leu Val Thr Lys Asp Tyr Pro Ala Tyr
Ala Leu Ala Val Ile Gly Leu 145 150
155 160 Leu Val Ala Ser Ser Thr Met Cys Ile
Pro Leu Ala Ala Leu Gly Thr 165
170 175 Phe Val Gln Arg Arg Leu Lys Arg Gly
Asp Ala Asp Pro Val Ala 180 185
190
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 48/00 AAB C07K 14/47 C07K 14/47 C12P 21/02 C C12P 21/02 G01N 33/50 T G01N 33/50 33/53 D 33/53 A61K 37/02 ABN (72)発明者 アンソニー・エム・ブラウン イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、スミスクライ ン・ビーチャム・ファーマシューティカル ズ (72)発明者 ジョアン・アール・エバンズ イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、スミスクライ ン・ビーチャム・ファーマシューティカル ズ
Claims (19)
- 【請求項1】 配列番号:2のHPDDV78ポリペプ
チドをコードしているヌクレオチド配列に対してその全
長にわたり少なくとも90%の同一性を有するヌクレオ
チド配列を含む単離ポリヌクレオチド、または該単離ポ
リヌクレオチドに対して相補的なヌクレオチド配列。 - 【請求項2】 配列番号:2のHPDDV78ポリペプ
チドをコードしている、配列番号:1中に含まれるヌク
レオチド配列を含む請求項1のポリヌクレオチド。 - 【請求項3】 配列番号:1のヌクレオチド配列に対し
て少なくとも90%の同一性を有するヌクレオチド配列
を含む単離ポリヌクレオチド。 - 【請求項4】 配列番号:1のポリヌクレオチドである
請求項3のポリヌクレオチド。 - 【請求項5】 適合する宿主細胞中に存在する場合に、
配列番号:2のポリペプチドに対して少なくとも90%
の同一性を有するアミノ酸配列を含むHPDDV78ポ
リペプチドを生成する能力のある発現系を含む、DNA
またはRNA分子。 - 【請求項6】 請求項5の発現系を含む宿主細胞。
- 【請求項7】 HPDDV78ポリペプチドの生成に十
分な条件下で請求項6の宿主を培養し、次いで、培地か
ら該ポリペプチドを回収することを特徴とする、HPD
DV78ポリペプチドの製造方法。 - 【請求項8】 請求項5の発現系で宿主細胞を形質転換
またはトランスフェクションして、適当な培養条件下で
宿主細胞がHPDDV78ポリペプチドを生成するよう
にすることを特徴とする、HPDDV78ポリペプチド
を生成する細胞の製造方法。 - 【請求項9】 配列番号:2のアミノ酸配列に対してそ
の全長にわたり少なくとも90%同一であるアミノ酸配
列を含むHPDDV78ポリペプチド。 - 【請求項10】 配列番号:2のアミノ酸配列を含む請
求項9のポリペプチド。 - 【請求項11】 請求項9のHPDDV78ポリペプチ
ドに対して免疫特異的な抗体。 - 【請求項12】 請求項9のHPDDV78ポリペプチ
ドの活性または発現の増強を必要とする対象の治療方法
であって、 (a)該ポリペプチドに対する治療上有効量のアゴニス
トを対象に投与すること;および/または(b)配列番
号:2のHPDDV78ポリペプチドをコードしている
ヌクレオチド配列に対してその全長にわたり少なくとも
90%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む単離ポ
リヌクレオチド;またはインビボにおいて該ポリペプチ
ド活性を生じさせる形態の、該ヌクレオチド配列に対し
て相捕的なヌクレオチド配列を対象に投与することを特
徴とする方法。 - 【請求項13】 請求項9のHPDDV78ポリペプチ
ドの活性または発現の阻害を必要とする対象の治療方法
であって、 (a)該ポリペプチドに対する治療上有効量のアンタゴ
ニストを対象に投与すること;および/または(b)該
ポリペプチドをコードしているヌクレオチド配列の発現
を阻害する核酸分子を対象に投与すること;および/ま
たは(c)リガンド、基質、または受容体を求めて該ポ
リペプチドと競争する治療上有効量のポリペプチドを対
象に投与することを特徴とする方法。 - 【請求項14】 対象中の請求項9のHPDDV78ポ
リペプチドの発現または活性に関連した、対象における
疾病または疾病に対する感受性の診断方法であって、 (a)該対象のゲノム中の該HPDDV78ポリペプチ
ドをコードしているヌクレオチド配列中の変異の存在ま
たは不存在を決定すること;および/または(b)該対
象由来の試料中のHPDDV78ポリペプチドの発現の
存在または量を分析することを特徴とする方法。 - 【請求項15】 請求項9のHPDDV78ポリペプチ
ドを阻害(アンタゴナイズ)またはアゴナイズする化合
物の同定方法であって、 (a)HPDDV78ポリペプチドを発現する細胞(ま
たはHPDDV78ポリペプチドを発現する細胞膜)あ
るいはHPDDV78ポリペプチドに応答する細胞に、
候補化合物を接触させること、次いで、(b)結合、ま
たは機能的応答の刺激もしくは阻害を観察すること、あ
るいは候補化合物と接触した細胞(または細胞膜)のH
PDDV78ポリペプチド活性に関する能力を、接触し
なかった同種の細胞と比較することを特徴とする方法。 - 【請求項16】 請求項15の方法により同定されるア
ゴニストまたはアンタゴニスト。 - 【請求項17】 請求項8の方法により製造される組み
換え宿主細胞、またはHPDDV78ポリペプチドを発
現するその膜。 - 【請求項18】 (a)配列番号:3の全長にわたり配
列番号:3に対して少なくとも85%の同一性を有する
ヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド; (b)配列番号:3のポリヌクレオチドを含む単離ポリ
ヌクレオチド; (c)配列番号:3のポリヌクレオチド;または (d)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも85%の同一性を有するポ
リペプチドをコードしているヌクレオチド配列を含む単
離ポリヌクレオチド からなる群より選択される単離ポリヌクレオチド。 - 【請求項19】 (a)配列番号:4の全長にわたり配
列番号:4のアミノ酸配列に対して少なくとも85%の
同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチド; (b)配列番号:4の全長にわたり配列番号:4のアミ
ノ酸配列に対して少なくとも85%の同一性を有するア
ミノ酸配列を有するポリペプチド; (c)配列番号:4のアミノ酸を含むポリペプチド; (d)配列番号:4のポリペプチド;および (e)配列番号:3中に含まれる配列を含むポリヌクレ
オチドによりコードされているポリペプチド からなる群より選択されるポリペプチド。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9710906.0A GB9710906D0 (en) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | Novel compounds |
GB9710906 | 1997-05-27 | ||
GB97309887-4 | 1997-12-08 | ||
EP97309887 | 1997-12-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169986A true JPH1169986A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=26147729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10140961A Pending JPH1169986A (ja) | 1997-05-27 | 1998-05-22 | 新規化合物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1169986A (ja) |
CA (1) | CA2232817A1 (ja) |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP10140961A patent/JPH1169986A/ja active Pending
- 1998-05-26 CA CA 2232817 patent/CA2232817A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2232817A1 (en) | 1998-11-27 |
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