JPH1169046A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1169046A
JPH1169046A JP9229159A JP22915997A JPH1169046A JP H1169046 A JPH1169046 A JP H1169046A JP 9229159 A JP9229159 A JP 9229159A JP 22915997 A JP22915997 A JP 22915997A JP H1169046 A JPH1169046 A JP H1169046A
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JP9229159A
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Masahiko Yokota
理彦 横田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙の視認性や取り易さを向上させ、更に
装置本体の出っ張りを抑えて設置スペースを小さくする
こと。 【解決手段】 少なくとも記録紙に画像を記録する記録
ユニット11と原稿の画像を読み取る読取ユニット1を有
する画像形成装置において、前記記録ユニット11の記録
紙排紙台22と前記読取ユニット1の原稿積載トレイ2や
原稿排紙トレイ8が装置本体の高さ方向において重なる
ように配置し、記録紙の搬送経路31と原稿の搬送経路32
が互いになす角度θが0°<θ<90°になるように、前
記記録ユニット11又は前記読取ユニット1のいずれか一
方を傾けて配置したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも記録媒
体に画像を記録する記録系と原稿の画像を読み取る読取
系を有するファクシミリや複写機等の画像形成装置に関
し、特に前記記録系の記録媒体積載部と前記読取系の原
稿積載部が高さ方向において重なっている画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真方式を採用した記
録系を有するファクシミリ装置では、記録紙用のトレイ
や原稿用のトレイ等が装置筐体の側方に設けられている
ものが多かったが、近年、装置の設置スペースの低減の
目的から、これらのトレイを装置筐体の上方に設ける提
案がされており、また操作性の向上の目的から、全ての
操作を装置前面から行えるようにしたものが提案されて
いる。
【0003】例えば、図6に示すように、記録系152 の
上部に読取系153 を搭載したファクシミリ装置151 で
は、記録系152 の上部の記録紙積載台154 に記録後の記
録紙Pを排出し、その上部に読取後の原稿Gを排出する
原稿排紙トレイ155 が配置され、更にその上部に読取前
の原稿を積載する原稿積載台156 が配置されている。
尚、図6において、157 は装置前面に設けられた操作部
であり、該装置前面からは記録前の記録紙を収納するカ
セット158 が引き出し収納可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、例えば、A3等の大サイズの原稿を原稿積載
台156 に積載したり、該原稿が原稿排紙トレイ155 に排
出されている状態等では、その下部の記録紙積載台154
上に排出されている記録紙が前記原稿に覆い隠されてし
まい、該記録紙の視認性が良いとはいえなかった。
【0005】また、前記記録紙の視認性を良くするため
には、原稿排紙トレイ155 や原稿積載台156 を高い位置
に配置くして記録紙積載台154 との距離を大きくする
か、或いは読取系153 を装置奥に配置して記録紙積載台
154 が原稿排紙トレイ155 や原稿積載台156 で隠れる量
を少なくする方法が考えられるが、いずれの場合も装置
本体の高さ又は奥行き寸法が大きくなってしまい、装置
が大型化してしまうという問題があった。
【0006】また、電話の送受機であるハンドセット15
9 を取り付けた場合、図6に示すように装置本体の左側
面にハンドセット159 が出っ張り、装置全体のサイズが
大きくなってしまうという問題があった。また、その電
装基板(不図示)をハンドセット159 に近い側(装置左
側)に配置した場合、その電装基板の配置面積を大きく
とるためには、冷却ファンの排気口160 をこれとは反対
側(装置右側)に配置する必要がある。この場合、ユー
ザが装置右側面を壁等の他の物体で塞いでしまうような
設置をして、排気のための空間を確保できないおそれが
あった。
【0007】そこで、本発明の目的は、記録紙の視認性
や取り易さを向上させ、更に装置本体の出っ張りを抑え
て設置スペースを小さくすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、少なくとも記録媒体に画像
を記録する記録系と原稿の画像を読み取る読取系を有す
る画像形成装置において、前記記録系の記録媒体積載部
と前記読取系の原稿積載部が装置本体の高さ方向におい
て重なるように配置し、記録媒体の搬送経路と原稿の搬
送経路が互いになす角度θが0°<θ<90°になるよう
に、前記記録系又は前記読取系のいずれか一方を傾けて
配置したことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、記録媒体の搬送経路と
原稿の搬送経路が互いになす角度θが0°<θ<90°と
なるように、前記記録系又は前記読取系のいずれか一方
を傾けて配置(具体的には、例えば、前記記録系の搬送
経路を基準にした読取系の搬送経路のなす角度θが0°
<θ<90°になるように、前記記録系に対して読取系を
傾けて配置)したため、記録媒体の視認性や取り易さを
向上させることが可能となる。
【0010】また前記読取系を、前記記録系の上方に配
置するとともに装置本体に取り付ける支点を中心に水平
面内において回転自在に構成することにより、記録媒体
の視認性が良くなり、且つ記録媒体(例えば小サイズの
記録媒体)の取り易さを向上させることが可能となる。
【0011】また前記読取系の水平面内での回転に連動
して、像担持体とこれに作用するプロセス手段を一体化
したプロセスカートリッジを着脱するために装置本体に
開閉可能に設けられたカバー部材が開閉するように構成
することにより、プロセスカートリッジの着脱が簡便に
なり、操作性を向上させることが可能となる。
【0012】また前記読取系を傾けて配置したことによ
ってできた記録系上方の空間に電話の送受機を配置する
とともに、その電装基板を前記送受機と同一側である装
置側部に配置することにより、装置本体の出っ張りを抑
えて該装置本体の幅を小さくすることができ、設置スペ
ースを小さくすることが可能となる。
【0013】更に冷却ファンの排気口を前記電装基板と
は反対側の装置側部に配置するとともに、該排気口から
の排気に必要な空間を確保できる分だけ前記読取系の原
稿積載部を前記装置側部から突出させたことにより、冷
却ファンの排気口を壁等の障害物で塞いでしまうことを
防止することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用した画像形
成装置の実施の形態について図面を参照して具体的に説
明する。
【0015】〔第1実施形態〕第1実施形態に係る画像
形成装置について図面を参照して詳しく説明する。尚、
本実施形態では、画像形成装置として、電子写真方式を
採用したファクシミリ装置を例示している。
【0016】先ず、第1実施形態に係る画像形成装置の
全体構成を図2を用いて説明する。図2は第1実施形態
に係る画像形成装置の全体構成を模式的に示す正断面図
である。尚、ここでは、コピー動作の流れに沿って全体
的な構成を説明する。
【0017】複数枚の原稿を読取面を上向きにして読取
ユニット1の原稿積載トレイ2に積載し、原稿の幅方向
(搬送方向と直交する方向)に移動可能な原稿両端ガイ
ド2aによって前記原稿の両端を揃える。そして、原稿
検知センサS1が前記原稿の存在を検知すると、ファク
シミリ送信かコピーかいずれかの動作のためのキー入力
待機状態になる。
【0018】ここで、操作部3からコピー動作が指示さ
れると、レーザースキャナユニット15内のポリゴンミラ
ー15aが回転してアイドリング状態になるとともに、定
着ユニット18のヒータが起動して所定の温度に達する。
このとき、冷却ファンが動作して定着ユニット18等から
発する余剰な熱を排気口(図1参照)から装置外に放出
(排気)する。
【0019】そして、読取ユニット1では、ピックアッ
プローラ4cが原稿積載トレイ2の1番上の原稿に接触
して該原稿を引き出し、分離ローラ4aと摩擦パッド4
bとの協働によって最上部の1枚が分離されて原稿搬送
ローラ5aの方向に搬送される。原稿搬送ローラ5aは
バックアップコロ5bとともに原稿をUターンさせなが
ら下流側へ搬送する。そして、原稿の先端が原稿先端検
知センサS2に達すると、原稿搬送を一時この地点で停
止させ、記録紙のピックアップを待つ。
【0020】一方、記録ユニット11では、記録紙カセッ
ト12から記録紙Pの最上部の1枚が給送ローラ13aと摩
擦パッド13bとの協働により引き出され、記録紙搬送ロ
ーラ14a,14bにより下流側に搬送される。
【0021】この記録紙Pが記録紙検知センサS3によ
って検知されると、読取ユニット1の動作が復旧して密
着型イメージセンサ6によって原稿の画像が読み取られ
る。読み取られた画像は、画像処理部64(図3参照)を
経てレーザースキャナユニット15に送られてプロセスカ
ートリッジ16内の感光体ドラム16a上に画像を生成す
る。
【0022】感光体ドラム16aは転写ローラ17との協働
により記録紙P上にトナーによる画像を転写する。この
記録紙Pは下流側の定着ユニット18の方向に搬送され
る。前述の原稿の画像読取と記録紙の搬送は同期してお
り、コピー動作では画像メモリに画像を蓄積することな
く画像信号を直接記録系に転送している。
【0023】前記記録紙Pが定着入口センサS4によっ
て検知されると、トナーが転写された記録紙Pが定着ユ
ニット18で加熱・加圧されて定着される。また、記録紙
Pの進入により定着ユニット18は所定時間後、温度が低
下するため、ヒータ温度を上昇させて記録紙Pの定着性
を均一にさせるようになっている。
【0024】画像が読み取られた原稿は、原稿排紙ロー
ラ7a,7bによって読取面を下に向けたまま原稿排紙
トレイ8上に排出される。記録紙Pは定着後、記録紙搬
送ローラ19a,19bによって搬送され、Uターンパス20
を通過した後、記録紙排紙ローラ21a,21bによって画
像面を下に向けたまま記録紙排紙台22上に排出される。
【0025】尚、複数枚の原稿に対しては上述の動作が
繰り返し行われる。また、原稿も記録紙も1ページ目か
ら読取面・記録面を下に向けたまま順次上に排出される
ため、ページ順が揃って積載される。
【0026】また、1枚の原稿に対して同一画像を複数
枚の記録紙にコピーする場合には、原稿を1ページ分全
て読み取って画像メモリに蓄積した後、記録ユニットに
画像信号を転送して画像を生成する。
【0027】ここで、装置全体の制御系について図3を
用いて説明する。図3は本装置全体の制御系を示すブロ
ック図である。図3に示すように、装置の制御系は、読
取部54、記録部55、操作部52、通信制御部56、表示部
(LCD)53、スピーカ57、CPU(中央演算処理回
路)51、MPU61、RAM63、ROM62、画像処理部64
等で構成される。
【0028】51は装置全体を制御するCPUであり、M
PU61、該MPU61の制御プログラム等を格納するRO
M62、各種データ処理のワークエリアや画像情報の一時
的記憶部として使用されるRAM63、画像の変倍や解像
度変換等を行う画像処理部64等により構成されている。
また、前記CPU51には公知の構成からなるカレンダ
ー、タイマー等の時計機能などが備えられ、RAM63の
うちワンタッチキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ情
報等の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッテ
リーバックアップによって停電等の不慮の障害から保護
されている。装置の制御系は、上述のCPU51と以下の
各要素52〜60をインターフェイス58,59を通じて結合し
た構成をとるものである。
【0029】読取部54は、読取モータ等の駆動部、画像
の読み取りを行う読取センサ(密着型イメージセンサ
6)、読み取った画像のシェーディングや2値化を行う
画像処理部、原稿検知等を行う各種センサ(センサS
1,S2)等からなる。
【0030】記録部55は、記録モータ等の駆動部、レー
ザースキャナ(レーザースキャナユニット15)や電子写
真プロセスの制御等を行う記録ユニット、記録する画像
のスムージング等を行う画像処理部、記録紙等の検知を
行う各種センサ(センサS3,S4)等からなる。
【0031】発呼、着呼、画像データの符号化等を行う
通信制御部56は、MODEM、NCU等からなる接続を
持ち、接続部には通信網、後述するハンドセット等が接
続される。
【0032】また、外部インターフェイス59は、CPU
51から直接データの送受信を行うインターフェイスであ
り、例えばRS232C、SCSI、LAN等の回線を
通じて装置外部のコンピュータと接続することで、本装
置を前記コンピュータの周辺機器として使用することが
可能となり、イメージスキャナやプリンタ等として使用
することができる。HDD60は大容量の不揮発性メモリ
として画像情報等の保存に使用される。
【0033】次に、本装置を構成する部材の配置関係に
ついて図1及び図2を用いて説明する。図1は第1実施
形態に係る画像形成装置の上面図である。
【0034】尚、図1及び図2において、1は読取系で
ある読取ユニット、2は原稿積載トレイ、3は操作部、
8は原稿排紙トレイ、11は記録系である記録ユニット、
12は記録紙カセット、16は感光体ドラム16aとこれに作
用するプロセス手段(例えば、帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段等)を一体化したプロセスカートリッ
ジ、18は定着ユニット、22は記録紙排紙台である。更
に、23はカバー部材としての開閉カバーであり、プロセ
スカートリッジ16を着脱するために装置本体に開閉可能
に設けられている。24は冷却ファン(不図示)の排気口
である。25は本装置の制御系としてのコントロール部で
あり、前述したCPU51等からなる。26は電話の送受機
であるハンドセットである。
【0035】本装置では、記録ユニット11の記録紙排紙
台22と読取ユニット1の原稿積載トレイ2及び原稿排紙
トレイ8が装置本体の高さ方向において重なるように配
置し、記録紙の搬送経路31と原稿の搬送経路32が互いに
なす角度θが0°<θ<90°になるように、前記記録ユ
ニット11又は前記読取ユニット1のいずれか一方を傾け
て配置した構成となっている。
【0036】尚、本実施形態では、図1に示すように、
読取ユニット1を、前記記録ユニット11の上方に配置す
るとともに、装置本体に対して角度θ(0°<θ<90
°)だけ傾けて取り付けている。即ち、原稿の搬送経路
32は、記録紙の搬送経路31(図1の鉛直方向)に対して
角度θだけ傾いた構成となっている。
【0037】この構成により、従来、のぞき込むように
しなければ排出された記録紙が見えなかった装置とは異
なり、記録紙排紙台22上に排出された記録紙Pの有無を
装置本体の真上からでも確認することができ、更に原稿
排紙トレイ8と記録紙排紙台22との間隔を小さくするこ
とができる。従って、記録紙の視認性や取り易さが向上
するとともに、装置本体の全高を従来機よりも低くする
ことができる。
【0038】また、前述の如くして読取ユニット1を傾
けて配置したことによってできた記録ユニット11の上方
の空間にハンドセット26を配置するとともに、その電装
基板(不図示)を前記ハンドセット26と同一側である装
置本体の側部(図1の左側)に配置している。
【0039】この構成により、従来は本体側面に飛び出
す形で設置されていたハンドセットも、読取ユニット1
を傾けたことにより本体占有面積内に収まり、本体左側
面は出っ張りがなく、設置に必要なスペースを小さくす
ることができる。
【0040】更に、冷却ファンの排気口24を前記電装基
板(不図示)とは反対側の装置本体の側部(図1の右
側)に配置するとともに、該排気口24からの排気に必要
な空間を確保できる分(図1の長さd)だけ前記読取ユ
ニット1の原稿積載トレイ2を前記装置本体の側部から
突出させている。
【0041】この装置本体の側部(図1の右側)に長さ
dだけ突出した原稿積載トレイ2により、装置本体を設
置する時に必ず壁等の障害物Wとの距離を前記長さd以
上確保することができることから、冷却ファンの排気口
24を障害物Wで塞いでしまうことを防止することができ
る。
【0042】更に、原稿積載トレイ2の先端側(操作部
側)には、操作部3の使い勝手向上のために切欠2bが
設けられているが、操作部3に干渉しない端部(図1の
右側)は前述の如く突出しており、A3等の大サイズの
原稿を積載するに十分な長さと幅を確保している。即
ち、読取ユニット1を傾けたことによりA3等の大サイ
ズの原稿の積載性が向上される。
【0043】尚、本実施形態では、前記プロセスカート
リッジ16は、装置本体に開閉可能に設けられた開閉カバ
ー23の下に納められており、原稿積載トレイ2及び原稿
排紙トレイ8を取り外し、前記開閉カバー23を開くこと
により着脱できるようになっている。
【0044】〔第2実施形態〕第2実施形態に係る画像
形成装置について図4及び図5を参照して詳しく説明す
る。尚、画像形成装置の全体構成は前述した実施形態と
同様であるので、同一の機能を有する部材には同一符号
を付し、ここでは詳しい説明は省略する。以下、前述し
た第1実施形態と異なる本実施形態の特徴部分を中心に
説明する。
【0045】本実施形態では、図4及び図5に示すよう
に、前記読取ユニット1を、前記記録ユニット11の上部
に配置するとともに、装置本体に取り付ける支点を中心
に水平面内において回転自在に構成している。更に、前
記読取ユニット1の水平面内での回転に連動して、前記
プロセスカートリッジ16を着脱するために装置本体に開
閉可能に設けられた開閉カバー23が開閉するように構成
している。
【0046】図4及び図5において、41は前記支点とし
ての継ぎ手であり、読取ユニット1と装置本体とを水平
面内で回転自在に接続している。42は開閉カバー23の開
閉を操作するストッパでありバネ43によって開方向に付
勢されている開閉カバー23をその開閉領域内において閉
位置に止めている。従って、前記読取ユニット1を図4
中矢印方向(右方向)に回転させて原稿排紙トレイ8が
開閉カバー23の開閉領域外に出ると、前記バネ43の付勢
力により開閉カバー23が開く構成となっている。尚、前
記バネ43は、図5に示すように開閉カバー23と装置本体
との間に設けられている。
【0047】上述したように、本実施形態によれば、読
取ユニット1の水平面内での回転に連動して開閉カバー
23が開閉するため、プロセスカートリッジ16の着脱性を
向上させることができる。
【0048】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
読取ユニット1を記録ユニット11の上方に配置した画像
形成装置を例示したが、これに限定されるものではな
く、例えば読取ユニット1の上方に記録ユニットを配置
した画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に本
発明を適用することにより同様の効果を得ることができ
る。
【0049】更に前述した実施形態では、記録ユニット
11を基準にして読取ユニット1を傾けて配置した画像形
成装置を例示したが、これに限定されるものではなく、
例えば読取ユニット1を基準にして記録ユニット11を傾
けて配置した画像形成装置であっても良く、該画像形成
装置に本発明を適用することにより同様の効果を得るこ
とができる。
【0050】更にまた前述した実施形態では、読取ユニ
ット1を装置本体に取り付ける支点(継ぎ手41)を中心
に水平面内において回転自在に構成したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば記録ユニット11を
装置本体に取り付ける支点を中心に水平面内において回
転自在に構成しても良く、この構成によっても同様の効
果を得ることができる。
【0051】また前述した実施形態では、画像形成装置
としてファクシミリを例示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば複写機等の他の画像形成装
置であっても良く、該画像形成装置に本発明を適用する
ことにより同様の効果を得ることができる。
【0052】また前述した実施形態では、記録方式とし
て電子写真方式を例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式で
あっても良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体の搬送経路と原稿の搬送経路が互いになす角度
θが0°<θ<90°になるように、前記記録系又は前記
読取系のいずれか一方を傾けて配置したので、具体的に
は、例えば、前記記録系の搬送経路を基準にした読取系
の搬送経路のなす角度θが0°<θ<90°になるよう
に、前記記録系に対して読取系を傾けて配置したので、
記録媒体の視認性や取り易さを向上させることができ
る。
【0054】また、前記読取系を、前記記録系の上方に
配置するとともに、装置本体に取り付ける支点を中心に
水平面内において回転自在に構成したので、記録媒体の
視認性が良くなり、且つ記録媒体(例えば小サイズの記
録媒体)の取り易さを向上させることができる。
【0055】更に前記読取系の水平面内での回転に連動
して、像担持体とこれに作用するプロセス手段を一体化
したプロセスカートリッジを着脱するために装置本体に
開閉可能に設けられたカバー部材が開閉するように構成
したので、プロセスカートリッジの着脱が簡便になり、
操作性を向上させることができる。
【0056】また前記読取系を傾けて配置したことによ
ってできた記録系上方の空間に電話の送受機を配置する
とともに、その電装基板を前記送受機と同一側である装
置側部に配置したので、装置本体の出っ張りを抑えて該
装置本体の幅を小さくすることができ、設置スペースを
小さくすることができる。
【0057】更に冷却ファンの排気口を前記電装基板と
は反対側の装置側部に配置するとともに、該排気口から
の排気に必要な空間を確保できる分だけ前記読取系の原
稿積載部を前記装置側部から突出させたので、冷却ファ
ンの排気口を壁等の障害物で塞いでしまうことを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る画像形成装置の上面図
【図2】第1実施形態に係る画像形成装置の正断面図
【図3】第1実施形態に係る画像形成装置のブロック図
【図4】第2実施形態に係る画像形成装置の上面図
【図5】第2実施形態に係る画像形成装置の正断面図
【図6】従来技術の説明図
【符号の説明】
P …記録紙 S1 …原稿検知センサ S2 …原稿先端検知センサ S3 …記録紙検知センサ S4 …定着入口センサ 1 …読取ユニット 2 …原稿積載トレイ 2a …原稿両端ガイド 2b …切欠 3 …操作部 4a …分離ローラ 4b …摩擦パッド 4c …ピックアップローラ 5a …原稿搬送ローラ 5b …バックアップコロ 6 …密着型イメージセンサ 7a,7b…原稿排紙ローラ 8 …原稿排紙トレイ 11 …記録ユニット 12 …記録紙カセット 13a …給送ローラ 13b …摩擦パッド 14a,14b…記録紙搬送ローラ 15 …レーザースキャナユニット 15a …ポリゴンミラー 16 …プロセスカートリッジ 16a …感光体ドラム 17 …転写ローラ 18 …定着ユニット 19a,19b…記録紙搬送ローラ 20 …Uターンパス 21a,21b…記録紙排紙ローラ 22 …記録紙排紙台 23 …開閉カバー 24 …排気口 25 …コントロール部 26 …ハンドセット 31 …搬送経路 32 …搬送経路 41 …継ぎ手 42 …ストッパ 43 …バネ 51 …CPU 52 …操作部 53 …表示部 54 …読取部 55 …記録部 56 …通信制御部 57 …スピーカ 58 …インターフェイス 59 …外部インターフェイス 60 …HDD 61 …MPU 62 …ROM 63 …RAM 64 …画像処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも記録媒体に画像を記録する記
    録系と原稿の画像を読み取る読取系を有する画像形成装
    置において、 前記記録系の記録媒体積載部と前記読取系の原稿積載部
    が装置本体の高さ方向において重なるように配置し、 記録媒体の搬送経路と原稿の搬送経路が互いになす角度
    θが0°<θ<90°になるように、前記記録系又は前記
    読取系のいずれか一方を傾けて配置したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記読取系を、前記記録系の上方に配置
    するとともに装置本体に取り付ける支点を中心に水平面
    内において回転自在に構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置は、像担持体とこれに
    作用するプロセス手段を一体化したプロセスカートリッ
    ジが着脱自在な画像形成装置であって、 前記読取系の水平面内での回転に連動して、前記プロセ
    スカートリッジを着脱するために装置本体に開閉可能に
    設けられたカバー部材が開閉するように構成したことを
    特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記記録系の搬送経路を基準にした読取
    系の搬送経路のなす角度θが0°<θ<90°になるよう
    に、前記記録系に対して読取系を傾けて配置したことを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置は、画像の送受信等を
    行う通信機能を有する画像形成装置であって、 前記読取系を傾けて配置したことによってできた記録系
    上方の空間に電話の送受機を配置するとともに、その電
    装基板を前記送受機と同一側である装置側部に配置した
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、冷却ファンの排気
    口を前記電装基板とは反対側の装置側部に配置するとと
    もに、該排気口からの排気に必要な空間を確保できる分
    だけ前記読取系の原稿積載部を前記装置側部から突出さ
    せたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001305814A (ja) * 2000-02-14 2001-11-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2010256936A (ja) * 2010-08-16 2010-11-11 Canon Inc 画像形成装置
US11294317B2 (en) 2016-03-09 2022-04-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having stopper preventing unintentional opening of main body

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