JPH1168860A - データ転送装置およびその方法 - Google Patents
データ転送装置およびその方法Info
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- JPH1168860A JPH1168860A JP9214756A JP21475697A JPH1168860A JP H1168860 A JPH1168860 A JP H1168860A JP 9214756 A JP9214756 A JP 9214756A JP 21475697 A JP21475697 A JP 21475697A JP H1168860 A JPH1168860 A JP H1168860A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データ転送により生じたノイズを抑制でき、
現行の回路に対して簡単な回路を付加するだけで実現可
能なデータ転送装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 入力信号IN0,IN1,IN2および
IN3を符号化回路100_0,100_1,100_
2および100_3により、各ビットをそれぞれ2ビッ
トのデータに変換し、転送経路であるデータバスに出力
する。データバスを介して転送されてきたデータを復号
回路200_0,200_1,200_2および200
_3により、元のデータに復元するので、データ転送装
置において転送データのビット変化により電源電圧VDD
および接地電位GNDに生じたノイズを低減でき、簡単
な回路を付加するだけでノイズの低減を実現できる。
現行の回路に対して簡単な回路を付加するだけで実現可
能なデータ転送装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 入力信号IN0,IN1,IN2および
IN3を符号化回路100_0,100_1,100_
2および100_3により、各ビットをそれぞれ2ビッ
トのデータに変換し、転送経路であるデータバスに出力
する。データバスを介して転送されてきたデータを復号
回路200_0,200_1,200_2および200
_3により、元のデータに復元するので、データ転送装
置において転送データのビット変化により電源電圧VDD
および接地電位GNDに生じたノイズを低減でき、簡単
な回路を付加するだけでノイズの低減を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ転送装置、
例えば、記憶装置(メモリ)の記憶データを論理回路か
らなる演算装置などに転送し、または演算回路からメモ
リに演算結果を転送するデータ転送装置に関するもので
ある。
例えば、記憶装置(メモリ)の記憶データを論理回路か
らなる演算装置などに転送し、または演算回路からメモ
リに演算結果を転送するデータ転送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体製造における微細化加工技
術の進歩に伴い、集積回路(IC)の高集積化が進んで
いる。DRAMなどのメモリを内蔵している半導体装
置、いわゆるメモリ混載半導体集積回路などに見られる
データ転送は、多ビット化が大きな特徴となってきてい
る。
術の進歩に伴い、集積回路(IC)の高集積化が進んで
いる。DRAMなどのメモリを内蔵している半導体装
置、いわゆるメモリ混載半導体集積回路などに見られる
データ転送は、多ビット化が大きな特徴となってきてい
る。
【0003】一般的なDRAMの構成を図8に示してい
る。図示のように、DRAMは、ロウアドレスバッファ
1、ロウデコーダ2、メモリセルアレイ3、制御回路
4、カラムデコーダ6、カラムアドレスバッファ5、セ
ンスアンプ回路7および入出力バッファ(I/Oバッフ
ァ)8により構成されている。
る。図示のように、DRAMは、ロウアドレスバッファ
1、ロウデコーダ2、メモリセルアレイ3、制御回路
4、カラムデコーダ6、カラムアドレスバッファ5、セ
ンスアンプ回路7および入出力バッファ(I/Oバッフ
ァ)8により構成されている。
【0004】ロウアドレスバッファ1は、入力されたロ
ウアドレスAR0 ,AR1 ,AR2,…,ARnを保持
し、ロウデコーダ2に出力する。ロウデコーダ2は、複
数のワード線WLからロウアドレスにより指定されたワ
ード線を選択して、選択されたワード線を活性化する。
ウアドレスAR0 ,AR1 ,AR2,…,ARnを保持
し、ロウデコーダ2に出力する。ロウデコーダ2は、複
数のワード線WLからロウアドレスにより指定されたワ
ード線を選択して、選択されたワード線を活性化する。
【0005】カラムアドレスバッファ5は、入力された
カラムアドレスAC0 ,AC1 ,AC2 ,…,ACnを
保持し、カラムデコーダ6に出力する。カラムデコーダ
6は、メモリセルアレイの複数のビット線BLからカラ
ムアドレスにより指定されたビット線を選択するカラム
選択信号YSを生成し、センスアンプ回路7に出力す
る。
カラムアドレスAC0 ,AC1 ,AC2 ,…,ACnを
保持し、カラムデコーダ6に出力する。カラムデコーダ
6は、メモリセルアレイの複数のビット線BLからカラ
ムアドレスにより指定されたビット線を選択するカラム
選択信号YSを生成し、センスアンプ回路7に出力す
る。
【0006】メモリセルアレイ3には、複数のワード線
WLおよび複数のビット線BLが交差して配線され、ワ
ード線とビット線のそれぞれの交差点に複数のメモリセ
ルが行列状に配置されている。
WLおよび複数のビット線BLが交差して配線され、ワ
ード線とビット線のそれぞれの交差点に複数のメモリセ
ルが行列状に配置されている。
【0007】メモリアクセス時に、ロウアドレスA
R0 ,AR1 ,AR2 ,…,ARnにより指定されたワ
ード線に接続されているメモリセルが選択される。カラ
ムアドレスAC0 ,AC1 ,AC2 ,…,ACnにより
ビット線が選択され、選択されたワード線およびビット
線の交差点に配置され、これら選択されたワード線およ
びビット線に接続されているメモリセルに対して、書き
込みまたは読み出しが行われる。なお、上述したメモリ
アクセスは、すべて制御回路4の制御に基づき行われて
いる。制御回路4は、外部からの制御信号、例えば、ロ
ウアドレス選択信号RASB(Row Address Strobe)お
よびカラムアドレス選択信号CASB(Column Address
Strobe )に応じて、それぞれのアドレスバッファおよ
びデコーダに制御信号を出力し、それらの回路の動作を
制御する。
R0 ,AR1 ,AR2 ,…,ARnにより指定されたワ
ード線に接続されているメモリセルが選択される。カラ
ムアドレスAC0 ,AC1 ,AC2 ,…,ACnにより
ビット線が選択され、選択されたワード線およびビット
線の交差点に配置され、これら選択されたワード線およ
びビット線に接続されているメモリセルに対して、書き
込みまたは読み出しが行われる。なお、上述したメモリ
アクセスは、すべて制御回路4の制御に基づき行われて
いる。制御回路4は、外部からの制御信号、例えば、ロ
ウアドレス選択信号RASB(Row Address Strobe)お
よびカラムアドレス選択信号CASB(Column Address
Strobe )に応じて、それぞれのアドレスバッファおよ
びデコーダに制御信号を出力し、それらの回路の動作を
制御する。
【0008】上述したDRAMのデータ転送は、入出力
バッファ8により行われる。入出力バッファ8は、読み
出し時にセンスアンプ7により読み出したデータD0 ,
D1,D2 ,…,Dm を図示していないデータバスに出
力し、書き込み時にデータバスから転送されてきた書き
込みデータを受けて、メモリセルアレイ3に入力する。
バッファ8により行われる。入出力バッファ8は、読み
出し時にセンスアンプ7により読み出したデータD0 ,
D1,D2 ,…,Dm を図示していないデータバスに出
力し、書き込み時にデータバスから転送されてきた書き
込みデータを受けて、メモリセルアレイ3に入力する。
【0009】このように、記憶装置であるDRAMは入
出力バッファ8を介して、データバスとのデータの送受
信を行い、さらにデータバスを通して、他の半導体装
置、例えば、CPUなどデータ演算および処理装置との
データの授受を行う。この場合、入出力バッファ8は、
データ転送装置と見なすことができる。
出力バッファ8を介して、データバスとのデータの送受
信を行い、さらにデータバスを通して、他の半導体装
置、例えば、CPUなどデータ演算および処理装置との
データの授受を行う。この場合、入出力バッファ8は、
データ転送装置と見なすことができる。
【0010】図9は、入出力バッファ8の基本構成要素
を示している。図9(a)に示す例は、pMOSトラン
ジスタPTとnMOSトランジスタNTが電源電圧VDD
と接地電位GND間に直列に接続してなるインバータに
より構成されている。入力データDinの信号レベルを反
転して出力データDout として出力する。また、図9
(b)の例では、電源電圧VDDと接地電位GND間に直
列に接続されているnMOSトランジスタNT1,NT
2により構成されている。二つの入力データDin1 ,D
in2 の信号レベルに応じて、出力データDout のレベル
が設定される。
を示している。図9(a)に示す例は、pMOSトラン
ジスタPTとnMOSトランジスタNTが電源電圧VDD
と接地電位GND間に直列に接続してなるインバータに
より構成されている。入力データDinの信号レベルを反
転して出力データDout として出力する。また、図9
(b)の例では、電源電圧VDDと接地電位GND間に直
列に接続されているnMOSトランジスタNT1,NT
2により構成されている。二つの入力データDin1 ,D
in2 の信号レベルに応じて、出力データDout のレベル
が設定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のデータ転送装置、例えば、DRAMの入出力バッフ
ァ8において、データの転送は、“1”か“0”のRZ
(Return-to-zero)波形を使用している。このため、多
ビットのデータ転送は、その分の電流を消費し、電源や
共通電位(または、接地電位GNDという)にノイズを
発生させるという不利益がある。
来のデータ転送装置、例えば、DRAMの入出力バッフ
ァ8において、データの転送は、“1”か“0”のRZ
(Return-to-zero)波形を使用している。このため、多
ビットのデータ転送は、その分の電流を消費し、電源や
共通電位(または、接地電位GNDという)にノイズを
発生させるという不利益がある。
【0012】例えば、転送データの全ビットが“1”ま
たは“0”の状態から、全ビットが“0”または“1”
という状態への変化では、電源または接地電位GNDの
何れか一方へ片寄った電流消費が行われ、それがノイズ
になり、LSI内部の動作マージンを悪化させる問題が
ある。
たは“0”の状態から、全ビットが“0”または“1”
という状態への変化では、電源または接地電位GNDの
何れか一方へ片寄った電流消費が行われ、それがノイズ
になり、LSI内部の動作マージンを悪化させる問題が
ある。
【0013】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、転送データを符号化することに
よりデータ転送の過程で生じたノイズを抑制でき、現行
の回路に対して簡単な回路を付加するだけで実現可能な
データ転送装置およびその方法を提供することにある。
のであり、その目的は、転送データを符号化することに
よりデータ転送の過程で生じたノイズを抑制でき、現行
の回路に対して簡単な回路を付加するだけで実現可能な
データ転送装置およびその方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデータ転送装置は、所定の機能回路の出力
データを他の機能回路に転送するデータ転送装置であっ
て、上記出力データの各ビットを少なくとも2ビット以
上のデータに変換して、変換結果を転送データとして出
力する出力変換手段と、上記出力変換手段からの転送デ
ータを受けて、それを元の出力データに変換する入力変
換手段とを有する。
め、本発明のデータ転送装置は、所定の機能回路の出力
データを他の機能回路に転送するデータ転送装置であっ
て、上記出力データの各ビットを少なくとも2ビット以
上のデータに変換して、変換結果を転送データとして出
力する出力変換手段と、上記出力変換手段からの転送デ
ータを受けて、それを元の出力データに変換する入力変
換手段とを有する。
【0015】また、本発明では、好適には上記出力変換
手段は、上記機能回路の出力データに応じて、所定の符
号を出力する符号化回路により構成され、上記入力変換
手段は、上記変換手段からの転送データを元のデータに
復元する復号回路により構成されている。
手段は、上記機能回路の出力データに応じて、所定の符
号を出力する符号化回路により構成され、上記入力変換
手段は、上記変換手段からの転送データを元のデータに
復元する復号回路により構成されている。
【0016】さらに、本発明では、好適には、上記出力
変換手段からの転送データはデータバスを介して、上記
入力変換手段に転送される。
変換手段からの転送データはデータバスを介して、上記
入力変換手段に転送される。
【0017】本発明によれば、転送対象となる機能回路
の出力データの各ビットに対して、符号化回路からなる
出力変換手段により符号化処理が行なわれ、符号化した
データが転送される。符号化処理により出力データの各
ビットが、少なくとも2ビットのデータに変換される。
転送データを受ける側において、復号回路からなる入力
変換手段により、転送データを元のデータに復元され
る。
の出力データの各ビットに対して、符号化回路からなる
出力変換手段により符号化処理が行なわれ、符号化した
データが転送される。符号化処理により出力データの各
ビットが、少なくとも2ビットのデータに変換される。
転送データを受ける側において、復号回路からなる入力
変換手段により、転送データを元のデータに復元され
る。
【0018】このようなデータ転送装置および転送方法
により、従来のデータ転送装置における転送データの複
数のビットが“1”または“0”の状態から、“0”ま
たは“1”の状態への極端な変化が回避され、転送デー
タの多数のビットのレベル変化に伴う電源や接地電位に
対するノイズの発生を防止でき、符号化により転送デー
タの全ビットの片寄りを回避でき、転送データのビット
変化により生じたノイズを低減できる。
により、従来のデータ転送装置における転送データの複
数のビットが“1”または“0”の状態から、“0”ま
たは“1”の状態への極端な変化が回避され、転送デー
タの多数のビットのレベル変化に伴う電源や接地電位に
対するノイズの発生を防止でき、符号化により転送デー
タの全ビットの片寄りを回避でき、転送データのビット
変化により生じたノイズを低減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るデータ転送装
置の一実施形態を示す概念図である。図示のように、本
実施形態では、転送データに対して、符号化することに
より、一ビットのデータを、2ビットに変換する。例え
ば、転送データが“1”の場合に、符号化回路により、
一転送サイクルにおいて、データ“11”またはデータ
“00”に変換する。なお、以下の説明では、データ
“1”は、ハイレベルの信号により示し、データ“0”
はローレベルの信号により示すものとする。
置の一実施形態を示す概念図である。図示のように、本
実施形態では、転送データに対して、符号化することに
より、一ビットのデータを、2ビットに変換する。例え
ば、転送データが“1”の場合に、符号化回路により、
一転送サイクルにおいて、データ“11”またはデータ
“00”に変換する。なお、以下の説明では、データ
“1”は、ハイレベルの信号により示し、データ“0”
はローレベルの信号により示すものとする。
【0020】一方、転送データが“0”の場合に、符号
化回路により転送サイクルの前半にデータ“1”、後半
にデータ“0”、即ち、転送データ“0”をデータ“1
0”に符号化する。または、転送サイクルの前半にデー
タ“0”、後半にデータ“1”、即ち、転送データ
“0”をデータ“01”に符号化する。なお、転送デー
タが“0”の場合に生成した符号“10”または“0
1”の波形におけるデューティ比は1:1に設定する制
約がなく、転送先の復号回路で再生できればよい。ま
た、データ転送レートが確保するため、符号化されたデ
ータのサイクルは、符号化回路の入力データレートの半
分に設定される。
化回路により転送サイクルの前半にデータ“1”、後半
にデータ“0”、即ち、転送データ“0”をデータ“1
0”に符号化する。または、転送サイクルの前半にデー
タ“0”、後半にデータ“1”、即ち、転送データ
“0”をデータ“01”に符号化する。なお、転送デー
タが“0”の場合に生成した符号“10”または“0
1”の波形におけるデューティ比は1:1に設定する制
約がなく、転送先の復号回路で再生できればよい。ま
た、データ転送レートが確保するため、符号化されたデ
ータのサイクルは、符号化回路の入力データレートの半
分に設定される。
【0021】図2は、本発明のデータ転送装置における
出力変換手段(符号化回路100)の構成例を示してい
る。図2に示すように、符号化回路100は、入力判定
回路10、コード設定回路20およびコード設定回路3
0、インバータINV1、ANDゲートAND2,AN
D3およびORゲートOR1により構成されている。
出力変換手段(符号化回路100)の構成例を示してい
る。図2に示すように、符号化回路100は、入力判定
回路10、コード設定回路20およびコード設定回路3
0、インバータINV1、ANDゲートAND2,AN
D3およびORゲートOR1により構成されている。
【0022】入力判定回路10は、入力信号INを
“1”であるか“0”であるかを判定して、判定結果を
インバータINV1およびANDゲートAND3に出力
する。図示のように、入力判定回路10は、ANDゲー
トAND1により構成されている。ANDゲートAND
1の一方の入力端子を電源電圧VDDの供給線に接続さ
れ、他方の入力端子が入力信号INの入力端子に接続さ
れている。
“1”であるか“0”であるかを判定して、判定結果を
インバータINV1およびANDゲートAND3に出力
する。図示のように、入力判定回路10は、ANDゲー
トAND1により構成されている。ANDゲートAND
1の一方の入力端子を電源電圧VDDの供給線に接続さ
れ、他方の入力端子が入力信号INの入力端子に接続さ
れている。
【0023】このため、入力信号INが“1”とき、A
NDゲートAND1の出力信号はハイレベルとなり、逆
に入力信号が“0”のとき、ANDゲートAND1の出
力信号はローレベルとなる。これに応じて、入力信号I
Nが“1”のとき、インバータINV1の出力信号がロ
ーレベルとなり、ANDゲートAND2の出力信号がロ
ーレベルに保持される。このとき、符号化回路100の
出力信号OUTは、ANDゲートAND3の出力信号、
即ち、コード設定回路20の出力信号により設定され
る。逆に、入力信号INが“0”のとき、ANDゲート
AND3の出力信号がローレベルに保持されるので、符
号化回路100の出力信号OUTはANDゲートAND
2の出力信号、即ち、コード設定回路30の出力信号に
より設定される。
NDゲートAND1の出力信号はハイレベルとなり、逆
に入力信号が“0”のとき、ANDゲートAND1の出
力信号はローレベルとなる。これに応じて、入力信号I
Nが“1”のとき、インバータINV1の出力信号がロ
ーレベルとなり、ANDゲートAND2の出力信号がロ
ーレベルに保持される。このとき、符号化回路100の
出力信号OUTは、ANDゲートAND3の出力信号、
即ち、コード設定回路20の出力信号により設定され
る。逆に、入力信号INが“0”のとき、ANDゲート
AND3の出力信号がローレベルに保持されるので、符
号化回路100の出力信号OUTはANDゲートAND
2の出力信号、即ち、コード設定回路30の出力信号に
より設定される。
【0024】コード設定回路20は、図示のようにスイ
ッチSW1により構成されている。スイッチSW1の接
続状態に応じて、ハイレベル、例えば、電源電圧VDDレ
ベルの信号を出力し、またはローレベル、例えば、接地
電位GNDレベルの信号を出力する。符号化回路100
の入力信号INが“1”のとき、コード設定回路20の
スイッチSW1の接続状態に応じてコード“00”また
は“11”が生成され、符号化回路100の出力信号O
UTとして出力される。
ッチSW1により構成されている。スイッチSW1の接
続状態に応じて、ハイレベル、例えば、電源電圧VDDレ
ベルの信号を出力し、またはローレベル、例えば、接地
電位GNDレベルの信号を出力する。符号化回路100
の入力信号INが“1”のとき、コード設定回路20の
スイッチSW1の接続状態に応じてコード“00”また
は“11”が生成され、符号化回路100の出力信号O
UTとして出力される。
【0025】コード設定回路30は、図示のようにクロ
ック信号CLKをそのまま出力信号としてANDゲート
AND2に供給する。なお、ここで、クロック信号CL
KはLSIにおけるシステムクロック信号を示してい
る。また、コード設定回路30は、クロック信号CLK
の代わりに、その反転した信号を出力することも可能で
ある。符号化回路100の入力信号INが“0”のと
き、ANDゲートAND2によりコード設定回路30の
出力信号が選択され、符号化回路100の出力信号OU
Tとして出力される。このため、入力信号INの一サイ
クルの間に、出力信号OUTのレベルがハイレベルから
ローレベル、またはローレベルからハイレベルに変換
し、コード“10”または“01”が得られる。
ック信号CLKをそのまま出力信号としてANDゲート
AND2に供給する。なお、ここで、クロック信号CL
KはLSIにおけるシステムクロック信号を示してい
る。また、コード設定回路30は、クロック信号CLK
の代わりに、その反転した信号を出力することも可能で
ある。符号化回路100の入力信号INが“0”のと
き、ANDゲートAND2によりコード設定回路30の
出力信号が選択され、符号化回路100の出力信号OU
Tとして出力される。このため、入力信号INの一サイ
クルの間に、出力信号OUTのレベルがハイレベルから
ローレベル、またはローレベルからハイレベルに変換
し、コード“10”または“01”が得られる。
【0026】図3は符号化回路100の動作を示すタイ
ミングチャートである。図示のように、符号化回路10
0の入力信号INが“0”のとき、符号化回路100に
より、データ“01”が出力される。入力信号INが
“1”のとき、符号化回路100により、データ“0
0”またはデータ“11”が出力される。なお、入力信
号INが“1”のときの出力信号OUTは、図2に示す
コード設定回路20のスイッチSW1の接続状態により
決まる。
ミングチャートである。図示のように、符号化回路10
0の入力信号INが“0”のとき、符号化回路100に
より、データ“01”が出力される。入力信号INが
“1”のとき、符号化回路100により、データ“0
0”またはデータ“11”が出力される。なお、入力信
号INが“1”のときの出力信号OUTは、図2に示す
コード設定回路20のスイッチSW1の接続状態により
決まる。
【0027】図4は、復号回路200の一構成例を示し
ている。図示のように、復号回路200は、反転判定回
路40、インバータINV2およびフリップフロップD
FF1により構成されている。
ている。図示のように、復号回路200は、反転判定回
路40、インバータINV2およびフリップフロップD
FF1により構成されている。
【0028】反転判定回路40は、符号化回路で設定し
たコードに対して反転の有無を設定する回路である。具
体的には、図4に示すように、入力信号IN0をそのま
まフリップフロップDFFの入力端子Dに出力するか、
またはインバータを設けて入力信号を反転させる構成も
可能である。例えば、符号化回路において、入力信号I
Nが“1”のとき、出力信号OUTを“11”に設定す
る場合に、反転判定回路は、入力信号IN0をそのまま
出力し、逆に符号化回路において、入力信号INが
“1”のとき、出力信号OUTを“00”に設定する場
合に、反転判定回路は、入力信号IN0を反転して出力
する。また、図4において、クロック信号CLKを反転
させるインバータINV2は、復号回路200のフリッ
プフロップDFF1のデータ保持のために必要なクロッ
ク信号を発生するために設けられている。
たコードに対して反転の有無を設定する回路である。具
体的には、図4に示すように、入力信号IN0をそのま
まフリップフロップDFFの入力端子Dに出力するか、
またはインバータを設けて入力信号を反転させる構成も
可能である。例えば、符号化回路において、入力信号I
Nが“1”のとき、出力信号OUTを“11”に設定す
る場合に、反転判定回路は、入力信号IN0をそのまま
出力し、逆に符号化回路において、入力信号INが
“1”のとき、出力信号OUTを“00”に設定する場
合に、反転判定回路は、入力信号IN0を反転して出力
する。また、図4において、クロック信号CLKを反転
させるインバータINV2は、復号回路200のフリッ
プフロップDFF1のデータ保持のために必要なクロッ
ク信号を発生するために設けられている。
【0029】図示のように、本例の復号回路200は、
数段の論理回路により構成されているので、信号を復号
するための遅延時間が小さい。復号回路200の入力信
号IN0は、符号化回路100により符号化された信号
OUTが、転送経路を通して転送してきた信号である。
復号回路200により、入力信号IN0を復号して、元
のデータを復元する。
数段の論理回路により構成されているので、信号を復号
するための遅延時間が小さい。復号回路200の入力信
号IN0は、符号化回路100により符号化された信号
OUTが、転送経路を通して転送してきた信号である。
復号回路200により、入力信号IN0を復号して、元
のデータを復元する。
【0030】図3のタイミングチャートに示すように、
符号化回路100の出力信号OUTが、入力信号IN0
として復号回路200に入力される。復号回路200に
より、クロック信号CLKの反転信号のタイミングに応
じて反転判定回路40の出力信号がフリップフロップD
FF1に取り込まれる。これにより、フリップフロップ
DFF1の出力端子Qにより、復号された信号OUT0
が得られる。なお、図示のように、復号された信号は、
符号化回路100の入力信号INに対して、クロック信
号CLKの一周期分遅れている。
符号化回路100の出力信号OUTが、入力信号IN0
として復号回路200に入力される。復号回路200に
より、クロック信号CLKの反転信号のタイミングに応
じて反転判定回路40の出力信号がフリップフロップD
FF1に取り込まれる。これにより、フリップフロップ
DFF1の出力端子Qにより、復号された信号OUT0
が得られる。なお、図示のように、復号された信号は、
符号化回路100の入力信号INに対して、クロック信
号CLKの一周期分遅れている。
【0031】図5は、図2に示す符号化回路100およ
び図4に示す復号回路200を用いて構成されている4
ビットのデータ転送装置の回路図を示している。図示の
ように、本例のデータ転送装置は、出力変換回路、デー
タバスおよび入力変換回路の三つの部分により構成され
ている。
び図4に示す復号回路200を用いて構成されている4
ビットのデータ転送装置の回路図を示している。図示の
ように、本例のデータ転送装置は、出力変換回路、デー
タバスおよび入力変換回路の三つの部分により構成され
ている。
【0032】出力変換回路は、符号化回路100_0,
100_1,100_2および100_3により構成さ
れ、4ビットの入力信号IN0,IN1,IN2および
IN3を符号化して、信号OUT0,OUT1,OUT
2およびOUT3をデータバスに出力する。出力変換回
路の出力信号は、データバスにより転送され、入力変換
回路に入力される。入力変換回路は、復号回路200_
0,200_1,200_2および200_3により構
成され、入力信号IN00,IN01,IN02および
IN03を復号し、信号OUT00,OUT01,OU
T02およびOUT03を出力する。なお、入力変換回
路の出力信号OUT00,OUT01,OUT02およ
びOUT03は、出力変換回路の入力信号IN0,IN
1,IN2およびIN3と同じであり、ただし、入力信
号IN0,IN1,IN2およびIN3に対して出力信
号OUT00,OUT01,OUT02およびOUT0
3は、クロック信号CLKの一周期分遅れている。
100_1,100_2および100_3により構成さ
れ、4ビットの入力信号IN0,IN1,IN2および
IN3を符号化して、信号OUT0,OUT1,OUT
2およびOUT3をデータバスに出力する。出力変換回
路の出力信号は、データバスにより転送され、入力変換
回路に入力される。入力変換回路は、復号回路200_
0,200_1,200_2および200_3により構
成され、入力信号IN00,IN01,IN02および
IN03を復号し、信号OUT00,OUT01,OU
T02およびOUT03を出力する。なお、入力変換回
路の出力信号OUT00,OUT01,OUT02およ
びOUT03は、出力変換回路の入力信号IN0,IN
1,IN2およびIN3と同じであり、ただし、入力信
号IN0,IN1,IN2およびIN3に対して出力信
号OUT00,OUT01,OUT02およびOUT0
3は、クロック信号CLKの一周期分遅れている。
【0033】出力変換回路において、入力信号の偶数ビ
ット、即ち、信号IN0,IN2に対して、入力信号
“1”を“11”と符号化し、入力信号“0”を“1
0”と符号化する。入力信号の奇数ビット、即ち、信号
IN1,IN3に対して、入力信号“1”を“00”と
符号化し、入力信号“0”を“01”と符号化する。
ット、即ち、信号IN0,IN2に対して、入力信号
“1”を“11”と符号化し、入力信号“0”を“1
0”と符号化する。入力信号の奇数ビット、即ち、信号
IN1,IN3に対して、入力信号“1”を“00”と
符号化し、入力信号“0”を“01”と符号化する。
【0034】出力変換回路において、転送されてきた信
号の偶数ビット、即ち、信号IN00,IN02に対し
て、信号“11”を“1”と復号し、信号“10”を
“0”と復号する。転送されたきた信号の奇数ビット、
即ち、信号IN01,IN02に対して、信号“00”
を“1”と復号し、信号“01”を“0”と復号する。
号の偶数ビット、即ち、信号IN00,IN02に対し
て、信号“11”を“1”と復号し、信号“10”を
“0”と復号する。転送されたきた信号の奇数ビット、
即ち、信号IN01,IN02に対して、信号“00”
を“1”と復号し、信号“01”を“0”と復号する。
【0035】図6は、図5に示すデータ転送装置の動作
を示すタイミングチャートである。以下、図6を参照し
つつ、本実施形態のデータ転送装置の動作を説明する。
ここで、出力変換回路における一つの符号化回路、例え
ば、符号化回路100_1を例に、入力信号IN1がク
ロック信号CLKの4サイクルにおいて、それぞれデー
タ“1011”が入力された場合を例に符号化回路10
0_1およびそれに応じた入力変換回路にある復号回路
200_1の動作をそれぞれ示している。
を示すタイミングチャートである。以下、図6を参照し
つつ、本実施形態のデータ転送装置の動作を説明する。
ここで、出力変換回路における一つの符号化回路、例え
ば、符号化回路100_1を例に、入力信号IN1がク
ロック信号CLKの4サイクルにおいて、それぞれデー
タ“1011”が入力された場合を例に符号化回路10
0_1およびそれに応じた入力変換回路にある復号回路
200_1の動作をそれぞれ示している。
【0036】図示のように、入力信号IN1が“1”に
保持されているサイクルにおいて、符号化回路100_
1の出力信号OUT1が“00”に符号化されている。
これに応じて、クロック信号CLKの一周期分遅れて、
復号回路200_1により、信号“1”が復号される。
保持されているサイクルにおいて、符号化回路100_
1の出力信号OUT1が“00”に符号化されている。
これに応じて、クロック信号CLKの一周期分遅れて、
復号回路200_1により、信号“1”が復号される。
【0037】そして、次にサイクルにおいて、入力信号
IN0が“0”に保持され、符号化回路100_1によ
り出力信号OUT1が“01”と符号化される。これに
応じて、クロック信号CLKの一周期分遅れて、復号回
路200_1により、信号“0”が復号される。
IN0が“0”に保持され、符号化回路100_1によ
り出力信号OUT1が“01”と符号化される。これに
応じて、クロック信号CLKの一周期分遅れて、復号回
路200_1により、信号“0”が復号される。
【0038】次のサイクルにおいて、入力信号IN0が
“1”に保持され、符号化回路100_1により出力信
号OUT1が“00”と符号化される。これに応じて、
クロック信号CLKの一周期分遅れて、復号回路200
_1により、信号“1”が復号される。さらにその次の
サイクルにおいて、入力信号IN0が“1”に保持され
ているので、その前の一サイクルと同様に、符号化回路
100_1および復号回路200_1が動作し、クロッ
ク信号CLKの一周期分遅れて、信号“1”が復号回路
200_1の出力端子に出力される。
“1”に保持され、符号化回路100_1により出力信
号OUT1が“00”と符号化される。これに応じて、
クロック信号CLKの一周期分遅れて、復号回路200
_1により、信号“1”が復号される。さらにその次の
サイクルにおいて、入力信号IN0が“1”に保持され
ているので、その前の一サイクルと同様に、符号化回路
100_1および復号回路200_1が動作し、クロッ
ク信号CLKの一周期分遅れて、信号“1”が復号回路
200_1の出力端子に出力される。
【0039】図7は、本発明のデータ転送装置と従来の
データ転送装置によるデータ転送時の消費電流を比較す
るための図である。ここで、転送データは、図示のよう
に6ビットからなり、従来のデータ転送装置では、NR
Z(Non-return-to-zero)波形を用いたものとする。
データ転送装置によるデータ転送時の消費電流を比較す
るための図である。ここで、転送データは、図示のよう
に6ビットからなり、従来のデータ転送装置では、NR
Z(Non-return-to-zero)波形を用いたものとする。
【0040】図示のように、従来のデータ転送装置にお
いて、転送データに変化するビットが多くなる場合に、
消費電流に大幅な変動が生じ、これが原因に、電源電圧
VDDおよび接地電位GNDレベルが不安定になり、電源
または接地電位側にノイズが発生する。例えば、転送デ
ータが“001111”から“010000”へ変化す
る場合、6ビットの内5ビットに変化が生じるので、デ
ータ転送装置において消費電力が大幅に変化し、これに
よってノイズが発生する。さらに、転送データが“01
1111”から“100000”へ変化する場合、6ビ
ットがすべて変化するので、同様にデータ転送装置にお
いて消費電力が大幅に変化し、これによってノイズが発
生する。
いて、転送データに変化するビットが多くなる場合に、
消費電流に大幅な変動が生じ、これが原因に、電源電圧
VDDおよび接地電位GNDレベルが不安定になり、電源
または接地電位側にノイズが発生する。例えば、転送デ
ータが“001111”から“010000”へ変化す
る場合、6ビットの内5ビットに変化が生じるので、デ
ータ転送装置において消費電力が大幅に変化し、これに
よってノイズが発生する。さらに、転送データが“01
1111”から“100000”へ変化する場合、6ビ
ットがすべて変化するので、同様にデータ転送装置にお
いて消費電力が大幅に変化し、これによってノイズが発
生する。
【0041】これに対して、本発明のデータ転送装置を
用いた場合に、出力側では転送データを符号化し、入力
側では受け取ったデータを復号し、元のデータを再現す
るため、データ転送装置における消費電流の大幅が変化
が回避される。例えば、上述した何れの場合においても
消費電流がわずかしか変化せず、このため本発明のデー
タ転送装置において、転送データのビットの変化により
生じたノイズが大幅に低減できる。
用いた場合に、出力側では転送データを符号化し、入力
側では受け取ったデータを復号し、元のデータを再現す
るため、データ転送装置における消費電流の大幅が変化
が回避される。例えば、上述した何れの場合においても
消費電流がわずかしか変化せず、このため本発明のデー
タ転送装置において、転送データのビットの変化により
生じたノイズが大幅に低減できる。
【0042】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、入力信号IN0,IN1,IN2およびIN3を符
号化回路100_0,100_1,100_2および1
00_3により、各ビットをそれぞれ2ビットのデータ
に変換し、転送経路であるデータバスに出力する。デー
タバスを通して転送されてきたデータを復号回路200
_0,200_1,200_2および200_3によ
り、元のデータに復元するので、データ転送装置におい
て転送データのビット変化により電源電圧VDDおよび接
地電位GNDに生じたノイズを低減でき、簡単な回路を
付加するのみでノイズの低減を実現できる。
ば、入力信号IN0,IN1,IN2およびIN3を符
号化回路100_0,100_1,100_2および1
00_3により、各ビットをそれぞれ2ビットのデータ
に変換し、転送経路であるデータバスに出力する。デー
タバスを通して転送されてきたデータを復号回路200
_0,200_1,200_2および200_3によ
り、元のデータに復元するので、データ転送装置におい
て転送データのビット変化により電源電圧VDDおよび接
地電位GNDに生じたノイズを低減でき、簡単な回路を
付加するのみでノイズの低減を実現できる。
【0043】なお、以上の説明において、符号化回路お
よび復号回路のそれぞれの回路例を示したが、本発明
は、これらの回路構成に限定されるものではなく、同じ
データ変換機能を実現できる他の回路を用いることも可
能である。また、本発明のデータ転送装置はLSIにお
いてDRAMと演算回路間またはDRAMとCPU間の
データ転送に用途を限定されることなく、例えば、メモ
リ内部におけるデータ転送など他の種々の用途にも適用
できることはいうまでもない。
よび復号回路のそれぞれの回路例を示したが、本発明
は、これらの回路構成に限定されるものではなく、同じ
データ変換機能を実現できる他の回路を用いることも可
能である。また、本発明のデータ転送装置はLSIにお
いてDRAMと演算回路間またはDRAMとCPU間の
データ転送に用途を限定されることなく、例えば、メモ
リ内部におけるデータ転送など他の種々の用途にも適用
できることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ転
送装置およびそのデータ転送方法によれば、転送データ
のビット変化により発生したノイズを大幅に抑制できる
利点がある。さらに、本発明では、従来のデータ転送装
置に対して、データ出力側とデータ入力側において、そ
れぞれ符号化回路と復号回路を追加するのみで実現で
き、回路変更を最小限に抑えながら、ノイズの発生を抑
制できる。
送装置およびそのデータ転送方法によれば、転送データ
のビット変化により発生したノイズを大幅に抑制できる
利点がある。さらに、本発明では、従来のデータ転送装
置に対して、データ出力側とデータ入力側において、そ
れぞれ符号化回路と復号回路を追加するのみで実現で
き、回路変更を最小限に抑えながら、ノイズの発生を抑
制できる。
【図1】本発明に係るデータ転送装置の転送方法を示す
概念図である。
概念図である。
【図2】符号化回路の一構成例を示す回路図である。
【図3】符号化回路および復号回路のタイミングチャー
トである。
トである。
【図4】復号回路の一構成例を示す回路図である。
【図5】データ転送装置の一例を示す回路図である。
【図6】図5に示すデータ転送装置のタイミングチャー
トである。
トである。
【図7】本発明と従来のデータ転送装置の消費電流を比
較するための図である。
較するための図である。
【図8】一般的なDRAMの構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】DRAMにおける入出力バッファの構成を示す
回路図である。
回路図である。
【符号の説明】 10…入力判定回路、20,30…コード設定回路、4
0…反転判定回路、100,100_0,,100_
1,100_2,100_3…符号化回路、200,2
00_0,200_1,200_2,200_3…復号
回路、VDD…電源電圧、GND…接地電位。
0…反転判定回路、100,100_0,,100_
1,100_2,100_3…符号化回路、200,2
00_0,200_1,200_2,200_3…復号
回路、VDD…電源電圧、GND…接地電位。
Claims (6)
- 【請求項1】所定の機能回路の出力データを他の機能回
路に転送するデータ転送装置であって、 上記出力データの各ビットを少なくとも2ビット以上の
データに変換して、変換結果を転送データとして出力す
る出力変換手段と、 上記出力変換手段からの転送データを受けて、それを元
の出力データに変換する入力変換手段とを有するデータ
転送装置。 - 【請求項2】上記出力変換手段は、上記機能回路の出力
データに応じて、所定の符号を出力する符号化回路によ
り構成されている請求項1記載のデータ転送装置。 - 【請求項3】上記入力変換手段は、上記変換手段からの
転送データを元のデータに復元する復号回路により構成
されている請求項1記載のデータ転送装置。 - 【請求項4】上記機能回路は、記憶装置である請求項1
記載のデータ転送装置。 - 【請求項5】上記出力変換手段からの転送データはデー
タバスを介して、上記入力変換手段に転送される請求項
1記載のデータ転送装置。 - 【請求項6】所定の機能回路の出力データを他の機能回
路に転送するデータ転送方法であって、 上記出力データの各ビットを少なくとも2ビット以上デ
ータに変換して、変換結果を転送データとして出力する
出力変換動作と、 上記転送データを受けて、それを元の出力データに変換
する入力変換動作とを有するデータ転送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9214756A JPH1168860A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | データ転送装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9214756A JPH1168860A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | データ転送装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168860A true JPH1168860A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16661046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9214756A Pending JPH1168860A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | データ転送装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1168860A (ja) |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP9214756A patent/JPH1168860A/ja active Pending
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