JPH1168269A - 窪み付きメタルコア印刷回路基板及びこれを用いた照明具 - Google Patents

窪み付きメタルコア印刷回路基板及びこれを用いた照明具

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JPH1168269A
JPH1168269A JP9217347A JP21734797A JPH1168269A JP H1168269 A JPH1168269 A JP H1168269A JP 9217347 A JP9217347 A JP 9217347A JP 21734797 A JP21734797 A JP 21734797A JP H1168269 A JPH1168269 A JP H1168269A
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recess
metal core
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Shingetsu Yamada
紳月 山田
Toshiyuki Aritake
利行 有竹
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Mitsubishi Plastics Inc
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    • H05K1/02Details
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 窪み付きメタルコア印刷回路基板の形成時、
窪みからの導出用印刷回路の配置設計は経験的に決めら
れるので、窪みの仕様によっては前記回路にクラックを
発生して加工歩留が低下し、金型の手直しや印刷回路設
計のやり直しにより工期が長引いたり多額の追加費用が
発生するなどの問題点がある。 【解決手段】 窪みの深さLと、窪みの底面と傾斜面と
がなす角度βと、窪み以外の域への導出用印刷回路と窪
みの開口部周縁との交点と窪みの中心とを結ぶ線と導出
用印刷回路の外辺とがなす角度αと、の関係が(1)式
で定量的に表されることを見出した。 α≦(−0.5β)−25L+97.5 …
(1) 但し、0.2≦L≦2.0かつ40≦β≦75

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路パターンを確実
に保護できる窪み付きメタルコア印刷回路基板とこれを
用いた照明具に関する。
【0002】
【従来の技術】メタルコア印刷回路基板の一用途とし
て、発光ダイオード搭載基板が注目されており、データ
転送用、照明用、表示用等に応用されている。しかし、
電子機器の小形化に伴い、発熱対策や光量アップの要求
が強まり、放熱性に優れ三次元加工(窪み部の絞り加
工)が可能なメタルコア基板の要求が高まっている。三
次元加工を施す場合は、最終製品の性能を十分に満足す
るために回路パターンが保護されることが必要であり、
基板の絞り加工部分で、回路パターンを含む構成材料に
クラック等の欠陥が生じることは好ましくない。
【0003】図8は従来の窪み付きメタルコア印刷回路
基板の一例を示す図であり、図9は図8のC−C線端面
図である。図8,図9に示すように、窪み付きメタルコ
ア印刷回路基板10aはメタルコア印刷回路基板平板
(図示せず)に上側のパンチ(図示せず)と下側のダイ
(図示せず)によって円形かつ断面が逆台形状の窪み2
0を形成する。この時前記回路基板平板の周囲は複数か
所、下側のダイに固定されている。前記回路基板10a
はメタルコア11と絶縁層12と回路13a,13bと
の積層物である。ここで窪み20の深さをL(mm)、
窪みの底面22と傾斜面23とがなす角度をβ(°)、
窪み以外の域へ導出する略細帯状の印刷回路130a,
130bと窪みの開口部周縁21との交点P3,P4と
窪みの中心とを結ぶ線S3,S4と導出用印刷回路13
0a,130bの外辺とがなす角度をそれぞれα´
(°)及びα”(°)で表す。
【0004】ここで、メタルコア11は0.6〜1.2
mm程度の厚さのAl板、銅板、鉄板、ケイ素鋼板また
は鉄ーNi合金板の内のいずれかであり、絶縁層12は
100μm程度の厚さの耐熱性熱可塑性樹脂であるポリ
エーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリエ
ーテルサルフォンなどであり、回路パターン13a,1
3bは10〜100μm程度の厚さの銅泊を回路加工し
たものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8,
図9に示す従来例においては、前記窪みの開口部周縁2
1と、窪みの底面22の印刷回路13a,13bの窪み
以外の域への導出用印刷回路130a,130bのパタ
ーンとの相対配置角度、即ち度角度α´及び角度α”は
経験的に決められることが多かった。従って窪み20の
仕様によっては、窪み20の形成時に前記導出用印刷回
路130a,130bにクラックK1,K2の不具合を
発生し、このため加工歩留が低下し、歩留低下を解消す
るために金型の手直しや印刷回路設計のやり直しが必要
となり、工期が長引いたり多額の追加費用が発生するな
どの問題点がある。従って、窪み20の開口部周縁21
と導出用印刷回路130a,130bとの相対配置角度
α´,α”についての見直しが必要であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みなされたものであって、請求項1の発明は、オス型と
メス型との型嵌めによって円形かつ断面が逆台形状の窪
みを形成した窪み付きメタルコア印刷回路基板におい
て、前記窪みの深さをL(mm)、前記窪みの底面と傾
斜面とがなす角度をβ(°)、窪み以外の域への導出用
印刷回路と窪みの開口部周縁との交点と窪みの中心とを
結ぶ線と導出用印刷回路の外辺とがなす角度をα(°)
とした場合に、前記L、β,αの間に、請求項1記載の
(1)式の関係が成り立つことを特徴とする窪み付きメ
タルコア印刷回路基板を提供する。
【0007】請求項2の発明は、上記請求項1の発明の
窪み付きメタルコア印刷回路基板の窪みに少なくとも発
光素子を設けた照明具を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至7を用いて実施例
を説明する。図1は本発明の窪み付きメタルコア印刷回
路基板の一実施例を示す平面図であり、図2は図1のA
−A線端面図である。図3は図1の窪み付きメタルコア
印刷回路基板を用いた照明具の一実施例を示す平面図で
あり、図4は同じく図3のB−B線端面図である。図5
乃至7は本発明において、窪みの深さLを3区分し夫々
の区分における角度αと角度βとの関係を示すグラフで
ある。
【0009】図1と図2において、10は窪み付きメタ
ルコア印刷回路基板、11はメタルコア、12は絶縁
層、13A,13Bは印刷回路、130A,130Bは
前記印刷回路13A,13Bの導出部である。メタルコ
ア11には0.6〜1.2mm程度の厚さのAl板、銅
板、鉄板、ケイ素鋼板または鉄ーNi合金板の内のいず
れかを使用することができ、絶縁層12には100μm
程度の厚さの耐熱性熱可塑性樹脂であるポリエーテルエ
ーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルサル
フォンの内のいずれかを使用することができ、印刷回路
13A,13Bには10〜100μm程度の厚さの銅箔
を回路加工したものを使用することができる。
【0010】窪み付きメタルコア印刷回路基板10には
窪みが形成されている。20は窪み、21は窪みの開口
部周縁、22は窪みの底面、23は窪みの傾斜面であ
る。窪みの開口部周縁21と窪みの底面22とは同心円
状に配され、従って窪み20の断面は逆台形状である。
窪みの底面22と窪みの傾斜面23とがなす角度をβ
(°)、窪みの深さをL(mm)で表す。以下、窪みの
深さLを窪み深さLと称し、前記角度βを窪み角度βと
称する。
【0011】印刷回路は2分割された配置となってお
り、一方の印刷回路13Aには窪み以外の域への導出用
印刷回路130Aが連接され,他方の印刷回路13Bに
は同じく導出用印刷回路130Bが連接されている。窪
み20と前記導出用印刷回路130A,130Bとの相
対配置を示すため、前記導出用印刷回路130A,13
0Bと窪み20の開口部周縁21の交点P1,P2と窪
みの中心Qとを結ぶ線S1,S2と、導出用印刷回路1
30A,130Bの外辺と、がなす角度をα(°)で表
す。以下、前記角度αを相対配置角度αと称する。
【0012】図3と図4において、照明具40は図1,
図2で説明した本発明の窪み付きメタルコア印刷回路基
板10を使用したものであるから、図1,図2と同じ部
分は同一番号を付した。しかし、図を見やすくするた
め、番号を一部省略している。
【0013】照明具40は窪み付きメタルコア印刷回路
基板10の窪みの底面22に発光ダイオード30を載置
固定して一方の端子を印刷回路13Bに接続し、他方の
端子を印刷回路13Aの点31にワイヤボンデング32
する。窪み20には透明アクリル樹脂40が充填され、
発光ダイオード30からの発光は直進および底面22や
傾斜面23から反射し、集光され、窪み外へ発光する。
ここで、照明具の窪み深さL(mm)、窪み角度β
(°)、相対配置角度α(°)は図1,図2に対応して
おり同様である。
【0014】以上説明した各発明において共通してい
る、窪み深さL(mm)と窪み角度β(°)とのある組
み合わせが与えられた場合に、相対配置角度α(°)の
好適値を定量的に求めるために行なった実施例及び比較
例を表1乃至3を用いて説明する。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】表1乃至3は、窪み深さL(mm)と、窪
み角度β(°)と、相対配置角度α(°)を各々変化さ
せて各種の窪み付きメタルコア印刷回路基板10のサン
プルを作成し、これらのサンプルについて品質を走査型
電子顕微鏡によって観察して評価し、更にこれらサンプ
ルを照明具に加工した後、発光効率を評価した結果を示
している。
【0019】表1乃至3において、[評価1]は導出用
印刷回路130A,130Bの外郭と窪みの開口部周縁
21との交点近傍の銅箔におけるクラック(図8、図9
のK1,K2参照)の発生状況を走査型電子顕微鏡で観
察チェックしたもので、O印はクラック発生が認められ
ず良好の意であり、×印はクラック発生が認められ不良
の意である。
【0020】[評価2]は窪みの傾斜面23の導出用印
刷回路130A,130Bの銅箔におけるクラック発生
状況を走査型電子顕微鏡で観察チェックしたもので、O
印はクラック発生が認められず良好の意であり、×印は
クラック発生が認められ不良の意である。
【0021】[評価3]は窪みの底面22に載置した発
光ダイオード30から直進したり傾斜面23などに反射
した後の外部への発光程度を発光効率として表し、O印
は発光効率正常で良好の意であり、×印は発光効率低下
して不良の意である。
【0022】[総合評価]は前記[評価1]〜[評価
3]が全て良好の場合は良好としてO印を記し、[評価
1]〜[評価3]のうち1項目でも不良の場合は不良と
して×印を記した。
【0023】以下、全ての例において窪み形成に供され
るメタルコア印刷回路基板平板(図示せず)において、
メタルコア(図2の11相当)は6mm厚さのAl板、
絶縁層(図2の12相当)は30μm厚さのポリエーテ
ルエーテルケトン樹脂製フィルム、印刷回路(図2の1
3A,13B相当)は片面形成で35μm厚さの銅泊、
としこれらを重ね、熱圧着一体化したものである。印刷
回路はサブトラクティブ法(エッチング法)により加工
している。又、各サンプルは窪みの底面22の直径を
1.5(mmφ)とした。
【0024】表1について説明する。 <実施例1>:窪み深さL=2.0(mm)、かつ窪み
角度β=75(°)、かつ相対配置角度α=10(°)
の場合、窪み付きメタルコア印刷回路基板10及びこれ
を用いた照明具において一切不良は発生せず[総合評
価]は良好であった。
【0025】<実施例2>:窪み深さLと窪み角度βは
実施例1と同様にL=2.0(mm)、かつβ=75
(°)、そして相対配置角度α=5(°)とした場合、
実施例1と同様に一切不良は発生せず[総合評価]は良
好であった。
【0026】<実施例3>:窪み深さLは実施例1乃至
2と同様にL=2.0(mm)、そして窪み角度β=6
5(°)、かつ相対配置角度α=15(°)とした場
合、実施例1乃至2と同様に一切不良は発生せず、[総
合評価]は良好であった。
【0027】<実施例4>:窪み深さLと窪み角度βは
実施例3と同様にL=2.0(mm)、かつβ=65
(°)、そして相対配置角度α=10(°)とした場
合、実施例1乃至3と同様に一切不良は発生せず[総合
評価]は良好であった。
【0028】<実施例5>:窪み深さLは実施例1乃至
4と同様にL=2.0(mm)、そして窪み角度β=5
5(°)、かつ相対配置角度α=20(°)とした場
合、前記実施例1乃至4と同様に一切不良は発生せず
[総合評価]は良好であった。
【0029】<実施例6>:窪み深さLと窪み角度βは
実施例5と同様にL=2.0(mm)、かつβ=55
(°)、そして相対配置角度α=15(°)とした場
合、前記実施例1乃至5と同様に一切不良は発生せず
[総合評価]は良好であった。
【0030】<実施例7>:窪み深さLは実施例1乃至
5と同様にL=2.0(mm)、そして窪み角度β=4
0(°)、かつ相対配置角度α=27.5(°)とした
場合、前記実施例1乃至5と同様に一切不良は発生せず
[総合評価]は良好であった。
【0031】<実施例8>:窪み深さLと窪み角度βは
実施例7と同様にL=2.0(mm)、かつβ=40
(°)、そして相対配置角度α=22.5(°)とした
場合、前記実施例1乃至7と同様に一切不良は発生せず
[総合評価]は良好であった。
【0032】<比較例1>:窪み深さLは実施例1乃至
8と同様にL=2.0(mm)、そして窪み角度β=8
0(°)、かつ相対配置角度α=7.5(°)とした場
合、走査型電子顕微鏡で観察したところ、窪みの傾斜面
23の導出用印刷回路130A,130Bの銅箔にクラ
ックの発生が認められた。この理由は窪み角度β=80
(°)の窪みを形成する時に生ずるせん断応力が大き
く、傾斜面23における印刷回路130A,130Bに
クラック(破断)を引き起こしたためと考えられる。そ
こで、窪み20を形成する際のプレス条件のうちメタル
コア印刷回路基板平板(図示せず)の押さえ圧力とプレ
ス圧力および速度とを、前記平板にダメージが発生しな
い程度に変更して種々検討してみたが、窪みの傾斜面2
3の銅箔部分のクラック発生状況は変わらず、このクラ
ック発生はプレス条件に影響されないことが判明した。
以上により[評価2]が不良、よって[総合評価]は不
良であった。尚、クラック発生の傾向は後述の各比較例
のうち[評価2]が不良のもの全てにおいて同様であっ
た。
【0033】<比較例2>:窪み深さLと窪み角度βは
実施例1,2と同様にL=2.0(mm)、かつβ=7
5(°)、そして相対配置角度α=15(°)とした場
合、走査型電子顕微鏡で観察したところ、導出用印刷回
路130A,130Bの外郭と窪みの開口部周縁21と
の交点近傍の銅箔にクラックの発生が認められた。これ
は窪み深さL,窪み角度β,相対配置角度αの3者の関
係に依存する応力によって、印刷回路130A,130
Bの最も引き伸ばされる部分にクラックを発生したもの
と想定される。以上により[評価1]が不良、よって
[総合評価]は不良であった。
【0034】<比較例3>:窪み深さLと窪み角度βは
実施例3,4と同様にL=2.0(mm)、かつβ=6
5(°)、そして相対配置角度α=20(°)とした場
合、比較例2と同様に[評価1]が不良、よって[総合
評価]は不良であった。
【0035】<比較例4>:窪み深さLと窪み角度βは
実施例5,6と同様にL=2.0(mm)、かつβ=5
5(°)、そして相対配置角度α=25(°)とした場
合、比較例2乃至3と同様に[評価1]が不良、よって
[総合評価]は不良であった。
【0036】<比較例5>:窪み深さLと窪み角度βは
実施例7,8と同様にL=2.0(mm)、かつβ=4
0(°)、そして前記角度α=32.5(°)とした場
合、比較例2乃至4と同様に[評価1]が不良、よって
[総合評価]は不良であった。
【0037】<比較例6>:前記深さLは比較例1乃至
5と同様にL=2.0(mm)、そして前記角度β=3
5(°)、かつ相対配置角度α=30(°)とした場
合、窪み付きメタルコア印刷回路基板10では不良は認
められなかったが、照明具において発光ダイオード30
の発光効率が大幅に低下したため[評価3]が不良、よ
って[総合評価]は不良であった。発光効率の低下は窪
みの傾斜が緩すぎ外部への十分な発光がなされなかった
ためと考えられる。
【0038】図5乃至7は窪みの深さLを3区分し、夫
々の区分における相対配置角度αと窪み角度βとの関係
を示すグラフである。これらのグラフは相対配置角度α
を縦軸に、角み窪度βを横軸に配してある。
【0039】図5について説明する。図5のグラフは表
1に対応している。窪み深さLの区分は表1から分かる
ようにL=2.0(mm)である。次に窪み角度βと相
対配置角度αとの組み合わせポイントを図5のグラフに
プロットする。実施例1乃至8についてはポイント符号
実1乃至8として○印でプロットし、比較例1乃至6に
ついてはポイント符号比1乃至6として×印でプロット
してある。ここで先ずポイント実1から垂線を引き横軸
との交点をM1とする。ポイント実3も前記垂線上にあ
る。次にポイント実7から垂線を引き横軸との交点をM
2とする。ポイント実8も前記垂線上にある。この後、
交点M1とポイント実2とポイント実1とポイント実3
とポイント実5とポイント実7とポイント実8と交点M
2を実線で結び、この実線で囲われる範囲を斜線を付し
て表し、該範囲を区域G1とする。
【0040】すると、図5のグラフの意味は表1からも
分るように、窪み深さL=2.0(mm)が指定された
場合に、希望する窪み角度β(°)に対して不良を発生
しないような、相対配置角度α(°)の好適値が前記区
域G1に存在することになるから、予めこの区域G1の
中から相対配置角度αを選択することにより、事前に定
量的に設計に寄与させることができるということであ
る。
【0041】前記図5の区域G1を式で表すと(2)式
で表される。 α≦(−0.5β)+47.5 …(2) 但し、L=2.0かつ40≦β≦75
【0042】表2と図6について説明する。表2の各例
の共通条件は、窪み深さL=1.0(mm)であり、実
施例9乃至16と比較例7乃至10が記載されている。
既に表1と図5との関係で説明したと同様な手順を行な
うことにより、表2のデータをもとにして図6の区域G
2が描ける。手順の詳細な説明は割愛した。図6の区域
G2を式で表すと(3)式で表される。 α≦(−0.5β)+72.5 …(3) 但し、L=1.0かつ40≦β≦75
【0043】表3と図7について説明する。表3の各例
の共通条件は、窪み深さL=0.2(mm)であり、実
施例17乃至24と比較例11乃至14が記載されてい
る。既に表1と図5との関係で説明したと同様な手順を
行なうことにより、表3のデータをもとにして図7の区
域G3が描ける。手順の詳細な説明は割愛した。図7の
区域G3を式で表すと(4)式で表される。 α≦(−0.5β)+92.5 …(4) 但し、L=0.2かつ40≦β≦75
【0044】ここで図5の区域G1を表す(2)式と、
図6の区域G2を表す(3)式と、図7の区域G3を表
す(4)式とをまとめると、共通式として(1)式が求
められる。 α≦(−0.5β)−25L+97.5 …(1) 但し、0.2≦L≦2.0かつ40≦β≦75
【0045】即ち、窪み付きメタルコア印刷回路基板1
0を形成するに際して、窪み深さL(mm)が指定され
た場合に、希望する窪み角度β(°)に対応する相対配
置角度α(°)の好適値を数式やグラフを用いて事前に
かつ定量的に決定でき、不良を発生させないような印刷
回路の設計に寄与させることができるようになる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、窪み
付きメタルコア印刷回路基板に窪みを形成するに際し
て、窪みの深さLが指定された場合に、希望する窪みの
角度βに対応する、窪みの開口部端縁と導出用印刷回路
との相対配置角度αの好適値を数式やグラフを用いて事
前にかつ定量的に決定することができ、不良を発生させ
ないような印刷回路の設計に寄与させることができるか
ら、あらかじめこの関係を用いて印刷回路を設計すれ
ば、加工歩留が大幅に向上した品質良好の窪み付きメタ
ルコア印刷回路基板を得ることができるようになるとと
もに、回路板製作期間を短縮でき、また手直しなどがな
くなるから費用が安価となるという効果を奏する。更
に、このような窪み付きメタルコア印刷回路基板を用い
た照明具を得ることができるという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の窪み付きメタルコア印刷回路基
板の一実施例を示す平面図である。
【図2】図2は図1のA−A線端面図である。
【図3】図3は図1の窪み付きメタルコア印刷回路基板
を用いた照明具の一実施例を示す平面図である。
【図4】図4は同じく図3のB−B線端面図である。
【図5】図5は窪み深さL=2.0(mm)の場合の、
本発明の相対配置角度αと窪み角度βとの関係を示すグ
ラフである。
【図6】図6は同じく窪み深さL=1.0(mm)の場
合の、相対配置角度αと窪み角度βとの関係を示すグラ
フである。
【図7】図7は同じく窪み深さL=0.2(mm)の場
合の、相対配置角度αと窪み角度βとの関係を示すグラ
フである。
【図8】図8は従来の窪み付きメタルコア印刷回路基板
の一例を示す図である。
【図9】図9は図8のC−C線端面図である。
【符号の説明】
10 窪み付きメタルコア印刷回路基板 11 メタルコア 12 絶縁層 13A,13B 印刷回路 130A,130B 導出用印刷回路 20 窪み 21 開口部端縁 22 底面 23 傾斜面 30 発光ダイオード 40 照明具 41 透明アクリル樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オス型とメス型との型嵌めによって円形か
    つ断面が逆台形状の窪みを形成した窪み付きメタルコア
    印刷回路基板において、前記窪みの深さをL(mm)、
    前記窪みの底面と傾斜面とがなす角度をβ(°)、窪み
    以外の域への導出用印刷回路と窪みの開口部周縁との交
    点と窪みの中心とを結ぶ線と導出用印刷回路の外辺とが
    なす角度をα(°)とした場合に、前記L、β,αの間
    に、(1)式の関係が成り立つことを特徴とする窪み付
    きメタルコア印刷回路基板。 α≦(−0.5β)−25L+97.5 …(1) 但し、 40≦β≦75、かつ、0.2≦L≦2.0
  2. 【請求項2】オス型とメス型との型嵌めによって円形か
    つ断面が逆台形状の窪みを形成した窪み付きメタルコア
    印刷回路基板の窪みに少なくとも発光素子を設けた照明
    具において、前記窪みの深さをL(mm)、前記窪みの
    底面と傾斜面とがなす角度をβ(°)、窪み以外の域へ
    の導出用印刷回路と窪みの開口部周縁との交点と窪みの
    中心とを結ぶ線と導出用印刷回路の外辺とがなす角度を
    α(°)、とした場合に、前記L、A,αの間に、
    (1)式の関係が成り立つことを特徴とする窪み付きメ
    タルコア印刷回路基板を用いた照明具。 α≦(−0.5β)−25L+97.5 …(1) 但し、 40≦β≦75、かつ、0.2≦L≦2.0
JP9217347A 1997-08-12 1997-08-12 窪み付きメタルコア印刷回路基板及びこれを用いた照明具 Pending JPH1168269A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013018783A1 (ja) * 2011-08-01 2013-02-07 株式会社Steq 半導体装置及びその製造方法

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WO2013018783A1 (ja) * 2011-08-01 2013-02-07 株式会社Steq 半導体装置及びその製造方法
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