JPH1167914A - レイアウトデータ作成方法、レイアウトデータ作成装置、及び、記憶媒体 - Google Patents

レイアウトデータ作成方法、レイアウトデータ作成装置、及び、記憶媒体

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JPH1167914A
JPH1167914A JP9215201A JP21520197A JPH1167914A JP H1167914 A JPH1167914 A JP H1167914A JP 9215201 A JP9215201 A JP 9215201A JP 21520197 A JP21520197 A JP 21520197A JP H1167914 A JPH1167914 A JP H1167914A
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JP
Japan
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cell
wiring
core cell
cells
sub
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9215201A
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English (en)
Inventor
Shuichi Nagatani
修一 永谷
Yukio Hirata
幸雄 平田
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
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Publication of JPH1167914A publication Critical patent/JPH1167914A/ja
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】チップ面積の増加を抑えると共に設計時間の短
縮を図ることができるレイアウトデータ作成装置を提供
すること。 【解決手段】レイアウトデータ作成装置1のCPU2
は、元となるコアセルを複数のサブブロックに分割し、
サブブロックに含まれたスルー配線を削除した後、各サ
ブブロックに含まれる配線の密度を算出する。そして、
算出した密度に基づいて、CPU2は、接続の多い複数
のセルよりなるグループを作成し、その作成したグルー
プとグループに含まないセルを、元のコアセルにおける
相対位置関係にて新たなコアセルに仮配置した後、配線
情報に基づくレイアウトを決定するための制約に基づい
て各セルを配置し、各セルに接続される配線データを作
成して半導体装置のレイアウトデータを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は既存のコアセル(ハ
ード・マクロ)を用いたレイアウト作成方法及びレイア
ウト作成装置に関する。
【0002】近年、半導体集積回路装置(LSI)は、
大規模化・高集積化が進められるとともに、その開発期
間の短縮が要求されている。その半導体集積回路装置の
レイアウト設計を効率化(時間短縮)するために、既存
のコアセル(ハード・マクロ)が多く使用されるように
なってきている。しかしながら、ハード・マクロを使用
した場合、LSIを高集積化することができない場合が
あり、LSIのチップ面積が増大する。チップ面積の増
大は、LSIのコストアップを招くことから、ハード・
マクロを使用して設計期間を短縮すると共に、集積度の
高いLSIのレイアウト設計が要求されている。
【0003】
【従来の技術】近年、半導体装置のレイアウト設計を効
率化してその設計時間を短縮するために、ハード・マク
ロが用いられる。ハード・マクロは、CPUやROM等
の回路毎に予め作成され、ライブラリファイルに格納さ
れている。また、他社にて作成されたハード・マクロを
導入する場合もある。設計者は、LSIの仕様に基づい
て、その仕様を満足する複数種類のハード・マクロをフ
ァイルから読み出して配置配線を行い、LSIのレイア
ウトデータを短期間で設計する。これにより、LSIの
開発期間は短くなる。
【0004】ところで、ハード・マクロは、占有する領
域の大きさ、形状が固定されているため、全てのハード
・マクロを所望の面積のチップに納めることができない
場合がある。この場合、設計者は、使用する全てのハー
ド・マクロを納めることができるように、チップ面積を
大きくする。この場合、使用するハード・マクロの組み
合わせによっては、レイアウトに無駄が生じるため、L
SIの集積度は低くなる。そのため、LSIの集積度を
高めなければならない場合、設計者はソフト・マクロか
らハード・マクロと同じ面積で形状を変更した領域に対
して再度レイアウトを行っていた。形状を変更すること
により、集積度を高めてLSIのチップ面積を小さくす
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
・マクロを利用して再レイアウトされたLSIは、ハー
ド・マクロとセルの配置やセル間の配線経路が異なるた
め、信号の遅延時間が大きくなる等して仕様を満足する
ことができない場合がある。この場合、信号の遅延時間
等をレイアウトにフィードバック、即ち、遅延時間が大
きい信号の配線経路を変更、或いはセルの配置を変更
し、信号の遅延時間等を短くする。しかし、仕様をなか
なか満たすことができないため、フィードバックを繰り
返し行わなければならず、その分設計時間が長くなる。
【0006】また、再レイアウトされたLSIは、領域
の形状が変更されたことにより、配線領域等が不足して
全ての配線を形成することができなくなる場合がある。
この場合、チップ面積を大きくして配線領域を増加させ
たり、配線層の数を増加させなければならなくなり、L
SIのコストコストアップを招く。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はチップ面積の増加を抑え
ると共に設計時間の短縮を図ることができるレイアウト
データ作成方法、レイアウトデータ作成装置、及び、記
憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、予め作成されたコアセル
を元にしてトップダウン設計により半導体装置のネット
リストデータ、元のコアセルの枠情報、及び、元のコア
セルに含まれるセル間の配線情報を作成するステップ
と、前記半導体装置のフロアプランと元のコアセルの枠
情報に基づいて新たなコアセルの形状を決定するステッ
プと、元となるコアセルを複数のサブブロックに分割す
るステップと、サブブロックに含まれたスルー配線を削
除するステップと、スルー配線削除後の各サブブロック
に含まれる配線の密度を算出するステップと、算出され
た密度に基づいて接続の多い複数のセルよりなるグルー
プを作成するステップと、作成されたグループとグルー
プに含まないセルを、元のコアセルにおける相対位置関
係にて新たなコアセルに仮配置した後、前記配線情報に
基づくレイアウトを決定するための制約に基づいて各セ
ルを配置し、各セルに接続される配線データを作成して
半導体装置のレイアウトデータを作成するステップとを
備えた。
【0009】請求項2に記載の発明は、予め作成された
コアセルを元にしてトップダウン設計により半導体装置
のネットリストデータ、元のコアセルの枠情報、及び、
元のコアセルに含まれるセル間の配線情報を作成するス
テップと、前記半導体装置のフロアプランと元のコアセ
ルの枠情報に基づいて新たなコアセルの形状を決定する
ステップと、元となるコアセルを複数のサブブロックに
分割するステップと、サブブロックに含まれたスルー配
線を削除するステップと、スルー配線削除後の各サブブ
ロックに含まれる配線の密度を算出するステップと、算
出された密度に基づいて元のコアセルに含まれる全ての
セルを、レイアウトを決定するための制約に基づいて新
たなコアセル内に配置してセル列を形成し、各セルに接
続される配線データを作成するステップと、前記配線情
報に基づいて、制約を満足していないセルのトランジス
タ形状を制約に応じて変更するステップと、前記トラン
ジスタ形状の変更に伴い変更されたセルの形状をコンパ
クションするステップと、前記コンパクション後のセル
よりなる新たなコアセルのレイアウトデータを作成する
ステップとを備えた。
【0010】請求項3に記載の発明は、予め作成された
コアセルを元にしてトップダウン設計により半導体装置
のネットリストデータ、元のコアセルの枠情報、及び、
元のコアセルに含まれるセル間の配線情報を作成するス
テップと、前記半導体装置のフロアプランと元のコアセ
ルの枠情報に基づいて新たなコアセルの形状を決定する
ステップと、元となるコアセルを複数のサブブロックに
分割するステップと、サブブロックに含まれたスルー配
線を削除するステップと、スルー配線削除後の各サブブ
ロックに含まれる配線の密度を算出するステップと、算
出された密度に基づいて接続の多い複数のセルよりなる
グループを作成するステップと、作成されたグループと
グループに含まないセルを、元のコアセルにおける相対
位置関係にて新たなコアセルに仮配置した後、前記配線
情報に基づくレイアウトを決定するための制約に基づい
て各セルを配置し、各セルに接続される配線データを作
成するステップと、セル間配線の結線確認と前記配線情
報に基づくスペックの確認を行い、全ての配線が結線さ
れ且つスペックを満足している場合には半導体装置のレ
イアウトデータを作成するステップと、前記配置された
セルをトランジスタレベルにて配置を変更し、変更され
た配置に基づいた配線データを作成するステップと、前
記配線情報に基づいて、制約を満足していないセルのト
ランジスタ形状を制約に応じて変更するステップと、前
記トランジスタ形状の変更に伴い変更されたセルの形状
をコンパクションするステップと、前記コンパクション
後のセルよりなる新たなコアセルのレイアウトデータを
作成するステップとを備えた。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のレイアウトデータ作成方法において、新たなコアセル
の形状を決定した後、元のコアセルに含まれるセルをセ
ルレベルにて配置するかトランジスタレベルにて配置す
るか判断し、セルレベルにて配置を行う場合には前記サ
ブブロックに分割するステップから実行し、トランジス
タレベルにて配置する場合には前記トランジスタレベル
にて配置するステップから実行するようにした。
【0012】請求項5に記載の発明は、予め作成された
コアセルを元にしてトップダウン設計により半導体装置
のネットリストデータ、元のコアセルの枠情報、及び、
元のコアセルに含まれるセル間の配線情報を作成する情
報作成手段と、前記半導体装置のフロアプランと元のコ
アセルの枠情報に基づいて新たなコアセルの形状を決定
する形状決定手段と、元となるコアセルを複数のサブブ
ロックに分割する分割手段と、サブブロックに含まれた
スルー配線を削除する配線削除手段と、スルー配線削除
後の各サブブロックに含まれる配線の密度を算出する密
度算出手段と、算出された密度に基づいて接続の多い複
数のセルよりなるグループを作成するグループ作成手段
と、作成されたグループとグループに含まないセルを、
元のコアセルにおける相対位置関係にて新たなコアセル
に仮配置した後、前記配線情報に基づくレイアウトを決
定するための制約に基づいて各セルを配置し、各セルに
接続される配線データを作成して半導体装置のレイアウ
トデータを作成するデータ作成手段とを備えた。
【0013】請求項6に記載の発明は、予め作成された
コアセルを元にしてトップダウン設計により半導体装置
のネットリストデータ、元のコアセルの枠情報、及び、
元のコアセルに含まれるセル間の配線情報を作成する情
報作成手段と、前記半導体装置のフロアプランと元のコ
アセルの枠情報に基づいて新たなコアセルの形状を決定
する形状決定手段と、元となるコアセルを複数のサブブ
ロックに分割する分割手段と、サブブロックに含まれた
スルー配線を削除する配線削除手段と、スルー配線削除
後の各サブブロックに含まれる配線の密度を算出する密
度算出手段と、算出された密度に基づいて元のコアセル
に含まれる全てのセルを、レイアウトを決定するための
制約に基づいて新たなコアセル内に配置してセル列を形
成し、各セルに接続される配線データを作成する配置配
線手段と、前記配線情報に基づいて、制約を満足してい
ないセルのトランジスタ形状を制約に応じて変更する形
状変更手段と、前記トランジスタ形状の変更に伴い変更
されたセルの形状をコンパクションするコンパクション
手段と、前記コンパクション後のセルよりなる新たなコ
アセルのレイアウトデータを作成するデータ作成手段と
を備えた。
【0014】請求項7に記載の発明は、予め作成された
コアセルを元にしてトップダウン設計により半導体装置
のネットリストデータ、元のコアセルの枠情報、及び、
元のコアセルに含まれるセル間の配線情報を作成する情
報作成手段と、前記半導体装置のフロアプランと元のコ
アセルの枠情報に基づいて新たなコアセルの形状を決定
する形状決定手段と、元となるコアセルを複数のサブブ
ロックに分割する分割手段と、サブブロックに含まれた
スルー配線を削除する配線削除手段と、スルー配線削除
後の各サブブロックに含まれる配線の密度を算出する密
度算出手段と、算出された密度に基づいて接続の多い複
数のセルよりなるグループを作成するグループ作成手段
と、作成されたグループとグループに含まないセルを、
元のコアセルにおける相対位置関係にて新たなコアセル
に仮配置した後、前記配線情報に基づくレイアウトを決
定するための制約に基づいて各セルを配置し、各セルに
接続される配線データを作成する第1の配置配線手段
と、セル間配線の結線確認と前記配線情報に基づくスペ
ックの確認を行い、全ての配線が結線され且つスペック
を満足している場合には半導体装置のレイアウトデータ
を作成する確認手段と、前記配置されたセルをトランジ
スタレベルにて配置を変更し、変更された配置に基づい
た配線データを作成する第2の配置配線手段と、前記配
線情報に基づいて、制約を満足していないセルのトラン
ジスタ形状を制約に応じて変更する形状変更手段と、前
記トランジスタ形状の変更に伴い変更されたセルの形状
をコンパクションするコンパクション手段と、前記コン
パクション後のセルよりなる新たなコアセルのレイアウ
トデータを作成するデータ作成手段とを備えた。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のレイアウトデータ作成方法において、前記分割手段に
て新たなコアセルの形状を決定した後、元のコアセルに
含まれるセルをセルレベルにて配置するかトランジスタ
レベルにて配置するか判断する判断手段を備え、その判
断結果に基づいて、セルレベルにて配置を行う場合には
分割手段以降の各手段を実行させ、トランジスタレベル
にて配置する場合には前記第2の配置配線手段以降の各
手段を実行させるようにした。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至4
のうちのいずれか1に記載のステップに基づいてレイア
ウトデータを作成するプログラムを記憶媒体に記憶し
た。 (作用)従って、請求項1,4に記載の発明によれば、
元となるコアセルが複数のサブブロックに分割され、サ
ブブロックに含まれたスルー配線が削除された後、各サ
ブブロックに含まれる配線の密度が算出される。そし
て、算出された密度に基づいて接続の多い複数のセルよ
りなるグループが作成され、その作成されたグループと
グループに含まないセルを、元のコアセルにおける相対
位置関係にて新たなコアセルに仮配置した後、配線情報
に基づくレイアウトを決定するための制約に基づいて各
セルが配置され、各セルに接続される配線データが作成
されて半導体装置のレイアウトデータが作成される。そ
のため、元のコアセルの形状が容易にフロアプランに基
づいた新たなコアセルに変更され、チップサイズは増加
しない。
【0017】請求項2,5に記載の発明によれば、請求
項1と同様に、分割されたサブブロックの配線密度が算
出される。そして、その算出された配線密度に基づい
て、元のコアセルに含まれる全てのセルが、レイアウト
を決定するための制約に基づいて新たなコアセル内に配
置されてセル列が形成され、各セルに接続される配線デ
ータが作成される。そして、元のコアセルの配線情報に
基づいて、制約を満足していないセルのトランジスタ形
状を制約に応じて変更された後、そのトランジスタ形状
の変更に伴い変更されたセルの形状がコンパクションさ
れて半導体装置のレイアウトデータが作成される。その
ため、元のコアセルの形状が容易にフロアプランに基づ
いた新たなコアセルに変更され、チップサイズは増加し
ない。
【0018】請求項3,6に記載の発明によれば、元と
なるコアセルが複数のサブブロックに分割され、サブブ
ロックに含まれたスルー配線が削除された後、各サブブ
ロックに含まれる配線の密度が算出される。そして、算
出された密度に基づいて接続の多い複数のセルよりなる
グループが作成され、その作成されたグループとグルー
プに含まないセルを、元のコアセルにおける相対位置関
係にて新たなコアセルに仮配置した後、配線情報に基づ
くレイアウトを決定するための制約に基づいて各セルが
配置され、各セルに接続される配線データが作成され
る。更に、元のコアセルの配線情報に基づいて、制約を
満足していないセルのトランジスタ形状を制約に応じて
変更された後、そのトランジスタ形状の変更に伴い変更
されたセルの形状がコンパクションされて半導体装置の
レイアウトデータが作成される。そのため、元のコアセ
ルの形状が容易にフロアプランに基づいた新たなコアセ
ルに変更され、チップサイズは増加しない。
【0019】請求項4,8に記載の発明によれば、新た
なコアセルの形状を決定した後、元のコアセルに含まれ
るセルをセルレベルにて配置するかトランジスタレベル
にて配置するかが判断される。そして、セルレベルにて
配置を行う場合には元のコアセルがサブブロックに分割
されて接続の多いセルがグループ化されて配置配線され
る。一方、トランジスタレベルにて配置する場合にはト
ランジスタレベルにて配置された後、制約に基づいてト
ランジスタ形状が変更され、コンパクションされてレイ
アウトデータが作成される。そのため、容易にコアセル
の形状が変更され、チップサイズは増加しない。
【0020】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
乃至4のうちのいずれか1に記載のステップに基づいて
レイアウトデータを作成するプログラムが記憶された記
憶媒体が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図25に従って説明する。図1は、本発
明を具体化したレイアウトデータ作成装置のシステム構
成を示す。レイアウトデータ作成装置1は、中央処理装
置(以下、CPUという)2、メモリ3、磁気ディスク
装置4、表示器5、キーボード6及び磁気テープ装置7
を備え、それらはバス8により相互に接続されている。
【0022】磁気ディスク装置4には、図2〜6に示す
レイアウトデータ作成処理のプログラムデータが記憶さ
れている。プログラムデータは記憶媒体としての磁気テ
ープ9に記録され供給される。CPU2は、磁気テープ
装置7を制御して磁気テープ9からプログラムデータを
読み出し、磁気ディスク装置4に記憶させる。
【0023】また、磁気ディスク装置4には、図2〜6
に示す各種データ11〜29がデータファイルとして予
め記憶され、又はレイアウトデータ作成処理において作
成され記憶される。CPU2は、図2〜6に示すレイア
ウトデータ作成処理におけるステップ31〜46に従っ
て、各種データ11〜29を磁気ディスク装置4から読
み込み、又は作成して磁気ディスク装置4に記憶させ
る。
【0024】次に、レイアウトデータ作成処理を図7〜
図25を参照しつつ図2〜図6のフローチャートに従っ
て説明する。先ず、図2に示すステップ31において、
CPU2は、ライブラリデータ11を参照してトップダ
ウン設計処理を行う。ライブラリデータには、各種セル
や、以前に設計された回路よりなるコア・セル等の情報
が予め記憶されている。トップダウン設計処理におい
て、CPU2は、予め開発対象の半導体装置全体がハー
ドウェア記述言語によって動作・機能レベルで表現され
たデータに基づいて、ライブラリデータ11に記憶され
たコアセル等の情報を読み出し、半導体装置のネットリ
ストデータ12を作成する。
【0025】また、CPU2は、読み出したコアセルの
領域を示す枠情報13を作成する。更に、CPU2は、
読み出したコアセルの配線情報14を作成する。配線情
報14には、コアセルに含まれるセル間を接続する配線
ネットの配線長、配線容量、配線抵抗を含む。CPU2
は、先ず各セル間の配線ネットのマンハッタン距離を算
出し、この距離を配線長とする。その求めた配線長に基
づいて、CPU2は、各セル間の配線容量、配線抵抗を
算出する。CPU2は、算出した配線長、配線容量、配
線抵抗よりなる配線情報14を作成する。そして、CP
U2は、ステップ31からステップ32に移る。
【0026】次に、ステップ32において、CPU2
は、作成された枠情報11に基づいて、半導体装置のチ
ップ・レイアウトの全体構成(フロア・プラン)を決定
する。このとき、CPU2は、チップ内にデッドスペー
スが少なく、且つ全体の配線長が短くなるようにコアセ
ルの配置,形状を決定する。
【0027】図7は、半導体集積回路装置51のチップ
・レイアウトを示す。半導体集積回路装置51には、コ
アセルやランダムロジック等よりなる複数のブロック5
2及びコアセル53が搭載され、周辺には複数の入出力
セル54が搭載されている。半導体集積回路装置51の
チップサイズは予め設定され、各コアセル52は、設定
されたチップサイズに収まるようにそのままの形状で配
置される。コアセル53は、形状が変更されて配置され
る。そのコアセル53の元の形状(ライブラリデータ1
1に登録されている形状)を図8に示す。
【0028】コアセル53aは、複数のセル列55を備
え、各セル列55はそれぞれ複数のセル56により構成
される。各セル56は、一対又は複数対のPチャネルM
OSトランジスタ,NチャネルMOSトランジスタ(図
示略)により構成される。また、コアセル53aには、
各セル56間を接続する図示しない配線ネット情報が含
まれている。
【0029】CPU2は、コアセル53aのサイズ(面
積)を維持し、チップサイズに収まり且つチップ内のデ
ッド・スペースが無いようにして図7のコアセル53の
形状に変更する。そして、形状を決定すると、CPU2
は図2のステップ33に進む。
【0030】ステップ33において、CPU2は、図8
に示すコアセル53aのレイアウト変更を、セルレベル
にて行うかトランジスタレベルにて行うか判断する。C
PU2は、図1に示すCRT5に表示されたメッセージ
に従ってユーザがキーボード6を操作して入力されたデ
ータ、又は予め図示しないファイルに作成されたデータ
に基づいて判断する。そして、CPU2は、レイアウト
変更をセルレベルにて行うと判断した場合には図3のス
テップ34に進み、トランジスタレベルにてレイアウト
変更を行うと判断した場合には図5のステップ41に進
む。
【0031】図3に示すステップ34において、CPU
2は、ユーザ指定データ15を入力する。ユーザ指定デ
ータ15には、元のコアセル53aを複数のサブブロッ
クに分割するための情報、例えば縦方向と横方向の分割
数が含まれている。CPU2は、入力した分割数に基づ
いて、コアセルを複数のサブブロックに分割する。そし
て、CPU2は、分割したサブブロック毎にサブブロッ
クデータ16a1〜16anを作成する。尚、ユーザ指
定データ15として、各サブブロックに含まれるセルの
数、配線密度、面積等を入力して複数のサブブロックに
分割してもよい。
【0032】例えば、CPU2は、図9に示すようにコ
アセル53aを縦方向(図9において縦方向)に3分割
し、横方向(図9において横方向)に4分割してに複数
(図9において12個(n=12))のサブブロック6
1に分割する。更に、CPU2は、分割した各サブブロ
ック61に対してサブブロックデータ16a1〜16a
n(n=12)を作成する。そして、CPU2は、ステ
ップ34からステップ35に移る。
【0033】ステップ35(データ展開処理)におい
て、CPU2は、作成した各サブブロックデータ16a
1〜16anそれぞれを展開処理すると共に密度算出を
行い、各サブブロック61に対する各種情報17〜19
を作成する。ネット情報17には、各サブブロック61
に含まれるセル56に接続される配線のネット情報、サ
ブブロック61を通過するスルー配線のネット情報が含
まれる。密度情報18には、各サブブロック61の配線
密度が含まれる。
【0034】セル情報19には、セルスペック、配線遅
延データが含まれる。セルスペックは、各サブブロック
61に含まれるセル56の駆動能力等の情報が含まれ
る。配線遅延データには、各セル56に接続される配線
ネット情報において、各サブブロック61の領域内の配
線長に応じた信号の遅延時間が含まれる。この遅延時間
は、ステップ31において作成された配線情報14が利
用される。CPU2は、配線情報14に含まれる配線長
等の情報に基づいて各配線ネットにおける遅延時間を算
出する。CPU2は、全てのサブブロック61に対して
各種情報17〜19を作成するとデータ展開処理を終了
し、ステップ35からステップ36に移る。
【0035】ステップ36(スルー配線削除処理)にお
いて、CPU2は、ステップ35において各サブブロッ
ク61に対して作成された各種情報17〜19に基づい
て、図10の各サブブロック61に含まれるスルー配線
62を削除し、各サブブロック61に対するサブブロッ
クデータ16b1〜16bnを作成する。CPU2は、
全てのサブブロック61に対する処理を終了すると、ス
テップ36からステップ37に移る。
【0036】ステップ37(データ展開処理)におい
て、CPU2は、ステップ35における処理と同様に、
作成した各サブブロックデータ16b1〜16bnそれ
ぞれを再展開処理すると共に再密度算出を行い、各サブ
ブロック61に対するネット情報17a,密度情報18
a,セル情報19aを作成する。CPU2は、全てのサ
ブブロック61に対して各種情報17a〜19aを作成
するとデータ展開処理を終了し、ステップ37から図4
のステップ38に移る。
【0037】図4に示すステップ38(グループ化処
理)において、CPU2は、ユーザ指定データ20を入
力し、そのユーザ指定データ20に基づいて、階層構造
のコアセルに対して、図11に示すように、複数のセル
56よりなるグループ63を1又は複数作成する。ユー
ザ指定データ20には、1つの配線ネットにより接続さ
れるセル56のしきい値が含まれる。このしきい値より
多くのセル56が接続される配線ネットに含まれるセル
56をグループ化する。そして、このグループ63をそ
のまま配置して各セル56間の相対位置を維持すること
により、配線をしやすくするためである。
【0038】図12はグループ63に含まれるセル56
の概略回路図、図13はそのグループセル17のネット
リスト17を示す。グループ63には、セル56として
インバータ回路A001,A002及びアンド回路B0
01,B002を含む。
【0039】先ず、CPU2は、ステップ37において
作成した密度情報18aに基づいて、配線密度の高いサ
ブブロック61に着目する。これにより、接続数の多い
配線ネットを容易に見つけだすことができ、コアセルに
含まれる全ての配線ネットに対して接続するセル数を確
認する場合に比べて処理時間が短縮される。
【0040】次に、CPU2は、サブブロックに含まれ
る各セル56を接続する配線ネットに対して、その配線
ネットにより接続されるセル数とユーザ指定データ20
に含まれるしきい値とを比較し、その比較結果に基づい
て接続数の多い配線ネットにより接続されるセル56を
グループ化する。そして、CPU2は、作成したグルー
プ63のサイズデータ21及びグループ63の配置デー
タ22を作成し、ステップ38からステップ39に移
る。
【0041】尚、ユーザ指定データ20には、元のコア
セル53aに含まれるセル56の相対位置を変更させな
いための情報、例えばクリティカルパスとなるネット情
報(ネット名等)が含まれてもよい。このとき、CPU
2は、ネット情報に基づいて配線ネットにより接続され
るセル56をグループ化する。
【0042】ステップ39(配置配線処理)において、
CPU2は、ステップ38において作成したグループ6
3を1つのセル(以下、単独のセルと区別するためにグ
ループセル63という)として扱い、グループセル63
とセル56を新たなコアセル領域に配置する。そして、
CPU2は、配置した各セル56間を配線ネットに基づ
いて配線パターンにより接続する。
【0043】このとき、先ず、CPU2は、配置禁止領
域72を設ける。図15に示すように、CPU2は、配
置禁止領域72を、新たなコアセル領域において、配線
処理のネックとなる部分(配線パターンが集中して通し
にくかったり全ての配線パターンを形成することができ
ないと思われる部分)に設ける。
【0044】次に、CPU2は、新たなコア領域53に
対してグループセル63及びセル56を配置する。この
とき、CPU2は、先ず元のコアセル53aの所定点を
基準とし、元のコアセル53aから抽出された配置の相
対位置座標(比率)を算出する。次に、CPU2は、形
状を変更した新たなコアセル53に対して、各セル56
及びグループセル63を相対位置座標(比率)にて仮配
置する。これにより、形状が変更された新たなコアセル
53に対して、元のコアセル53aに含まれる全てのセ
ル56が新たなコアセル53の領域内に仮配置される。
【0045】例えば、図14(a)に示すように、CP
U2は、元のコアセル53aの枠71の左下頂点72を
基準として各セル56及びグループセル63の相対位置
座標(比率)を算出する。相対位置座標は、図面におい
て横方向の枠辺73と縦方向の枠辺74をそれぞれ所定
値(例えば「100」)とした比率にて算出される。
【0046】次に、CPU2は、図14(b)に示すよ
うに、形状を変更した新たなコアセル53の枠75の左
下頂点76を基準として各セル56及びグループセル6
3を相対位置座標にて仮配置する。
【0047】このとき、新たなコアセル53の枠75
は、図面において左側部分77aの上下方向の幅が右側
部分77bの幅よりも幅広に設定されている。即ち、左
側枠辺78aの長さは、右側枠辺78bの長さよりも長
い。CPU2は、左側部分77aにおいて、左側枠辺7
8aの長さに基づいて、その左側枠辺78aを「10
0」とした比率にて相対位置に仮配置する。また、CP
U2は、右側部分77bにおいて、右側枠辺78bの長
さに基づいて、その右側枠辺78bを「100」とした
比率にて相対位置に仮配置する。これにより、新たなコ
アセル53の枠75が階段状等の形状に変更され設定さ
れた場合でも、のコアセル53aに含まれる全てのセル
56が新たなコアセル53の領域内に仮配置される。
【0048】更に次に、CPU2は、レイアウト規則2
3、セルスペック24及び配線遅延情報25を含むセル
情報19aを入力し、それらに基づいて、図15に示す
ように、CPU2は、仮配置したグループセル63及び
セル56を、セル列55aとなるように整列させる。
【0049】次に、CPU2は、整列させた各セル56
間の配線パターンデータ、及び、図7に示すブロック5
2とコアセル53間の配線パターンデータを作成する。
そして、CPU2は、半導体集積回路装置51のレイア
ウトデータ26を作成し、ステップ39からステップ4
0に移る。
【0050】ステップ40において、CPU2は、コア
セル53の配線が全て終了しているか、即ち、未結線の
ネットが存在するか否かを判断する。未結線ネットが存
在しない場合、CPU2は、コアセルがスペックを満足
しているか否かを判断する。その判断は、コアセル53
のスペックと元のコアセル53aのスペックとの比較に
基づいて行われる。そして、CPU2は、未結線ネット
が存在せず、且つスペックを満足している場合、レイア
ウト変更処理を終了する。
【0051】一方、未結線ネットが存在する場合、又
は、スペックを満足していない場合、CPU2は、レイ
アウトを更に変更して全てのネットを接続してスペック
を満足する必要があるとして、ステップ40から図5の
ステップ41に移る。図5に示すステップ41におい
て、CPU2は、コアセル53のレイアウト変更をトラ
ンジスタレベルにて行うか否か判断する。CPU2は、
図1に示すCRT5に表示されたメッセージに従ってユ
ーザがキーボード6を操作して入力されたデータ、又は
予め図示しないファイルに作成されたデータに基づいて
判断する。そして、CPU2は、トランジスタレベルに
てレイアウト変更を行わない場合、プログラムを終了す
る。一方、トランジスタレベルにてレイアウト変更を行
う場合、CPU2は、ステップ41からステップ42に
移る。
【0052】ステップ42において、CPU2は、レイ
アウトデータ26を入力し、トランジスタレベルにて配
置変更を実行する。このとき、CPU2は、配置を変更
したトランジスタに接続される配線パターンを同時に変
更する。そして、CPU2は、配置を変更したトランジ
スタを含むコアセル53を構成する全てのセル56の位
置情報及び配線パターン情報を含む配置データ27を作
成し、ステップ42からステップ43に移る。
【0053】ステップ43において、CPU2は、ステ
ップ42にて作成された配置データ27を入力する。ま
た、CPU2は、ステップ37にて作成されたセル情報
19aを入力する。そのセル情報19aは、セルスペッ
ク(セル情報)24及び配線遅延情報25を含む。CP
U2は、セルスペック24及び配線遅延情報25に基づ
いて、出力バッファを構成するトランジスタのゲート長
L/ゲート幅Wを変更し、それに伴うトランジスタの形
状を変更する。
【0054】例えば、図16に示す回路図において、出
力バッファ81の出力端子とナンド回路82の入力端子
との間の配線83に着目する。そして、この配線83
は、図2のライブラリデータ11に格納されている配線
に比べて配線容量が大きくなっているものとする。この
場合、出力バッファ81の出力信号は、元のコアセル5
3aにおいてナンド回路82に到達するまでの時間が長
くなる、即ち、配線83における遅延時間が大きくなっ
ている。
【0055】このように配線における遅延時間が大きく
なった場合、CPU2は、図17に示す出力バッファ8
1を構成するPチャネルMOSトランジスタTP1及び
NチャネルMOSトランジスタTN1のゲート幅W1
を、図18に示すように大きく(幅W2)して出力バッ
ファ81aの駆動能力を高くする。すると、出力バッフ
ァ81aの出力信号は、ナンド回路82の入力端子に早
く到達するため、配線83における遅延時間は、元のコ
アセル53aにおける遅延時間と同じとなってセルスペ
ック24及び配線遅延情報25を満足する。
【0056】また、図16に示す回路図において、配線
83の配線容量がライブラリデータ11に格納されてい
る配線に比べて配線容量が小さくなっているものとす
る。この場合、出力バッファ81の出力信号は、元のコ
アセル53aにおいてナンド回路82に到達するまでの
時間が短くなる、即ち、配線83は、その遅延時間が小
さくなっている。しかし、ナンド回路82に入力される
他の信号に比べて、配線83を伝播する信号が早くなる
と、タイミングがずれて誤動作を起こす場合がある。
【0057】このように配線における遅延時間が小さく
なってかえってタイミングのずれにより誤動作を起こす
場合、CPU2は、図19に示す出力バッファ81を構
成するPチャネルMOSトランジスタTP1及びNチャ
ネルMOSトランジスタTN1のゲート幅W3を、図2
0に示すように小さくして出力バッファ81bの駆動能
力を低くする。すると、出力バッファ81bの出力信号
は、ナンド回路82の入力端子に到達するまでに時間が
かかり、配線83における遅延時間は、元のコアセル5
3aにおける遅延時間と同じとなってタイミングが合
い、誤動作が防止される。
【0058】更に、図16に示す回路図において、出力
バッファ81の駆動能力に余裕がある場合、CPU2
は、出力バッファ81の駆動能力を低く(ゲート幅を狭
く)してトランジスタサイズを小さくする。即ち、CP
U2は、図19に示す出力バッファ81を構成するPチ
ャネルMOSトランジスタTP1及びNチャネルMOS
トランジスタTN1のゲート幅W3を、図20に示すよ
うに小さくして出力バッファ81bの駆動能力を低くす
る。このことは、形状を変更したコアセル53の面積を
維持する上で有効となる。
【0059】このようにして、CPU2は、セルスペッ
ク24及び配線遅延情報25を満たすようにトランジス
タのゲート長L/ゲート幅Wを変更する。そして、CP
U2は、変更したトランジスタのトランジスタサイズデ
ータ(Trサイズデータ)28及びトランジスタ配置デ
ータ(Tr配置データ)29を作成し、ステップ43か
らステップ44に移る。
【0060】ステップ44において、CPU2は、各ト
ランジスタのy方向のサイズを変更する。ステップ43
においてトランジスタサイズを変更した場合、図21に
示すように、トランジスタサイズが変更されたセル列5
5bを構成する各トランジスタのy方向(図21におい
て上下方向)のサイズが一定していない。このことは、
各セル56に供給する電源配線の位置がバラバラになっ
て配線を形成し難くする。また、セル列55b間におけ
る配線チャネルの減少を招き、チップサイズを大きくす
る要因となる。
【0061】即ち、セル列55bを構成するトランジス
タのy方向のサイズを一定にすることは、電源配線を形
成しやすくする等のために行われる。CPU2は、図2
3に示すように、ゲート配線Gを折り曲げる、即ち、各
トランジスタのゲート配線Gをそれぞれ2本にすること
により、トランジスタのy方向(図23において横方
向)のサイズを変更(y方向をコンパクション)する。
そして、全てのセル56に対する処理を終了すると、C
PU2は、ステップ44からステップ45に移る。
【0062】ステップ45において、CPU2は、y方
向にコンパクションされたセル列55cの各トランジス
タをx方向にコンパクションしてサイズを変更する。こ
のとき、CPU2は、隣り合うセル56の電源配線を共
有化してx方向にコンパクションを行い、占有面積を小
さくする。
【0063】例えば、図24に示すように、隣接するセ
ル56の電源配線91,92をそれぞれ1つのコンタク
タ93,94に接続することにより占有面積が小さくな
る。このステップにおいて、CPU2は、変更したトラ
ンジスタのサイズデータ28b、トランジスタ配置デー
タ29bを作成する。更に、CPU2は、トランジスタ
サイズが変更されたことによる新たな配線遅延データ2
5a及びセルスペックデータ24aよりなるセル情報デ
ータ19bを作成する。そして、全てのセル56に対す
る処理を終了すると、CPU2は、ステップ45からス
テップ46に移る。
【0064】図6に示すステップ46において、CPU
2は、コアセル53の配線が全て終了しているか、即
ち、未結線のネットが存在するか否かを判断する。未結
線ネットが存在しない場合、CPU2は、コアセルがス
ペックを満足しているか否かを判断する。その判断は、
コアセル53のスペックと元のコアセル53aのスペッ
クとの比較に基づいて行われる。そして、CPU2は、
未結線ネットが存在せず、且つスペックを満足している
場合、レイアウトデータ26aを作成し磁気ディスク装
置4に記憶し、レイアウト変更処理を終了する。
【0065】一方、ステップ46において、未だ未結線
のネットが存在する、又はスペックを満足していない場
合、CPU2は図5のステップ41に戻る。そして、C
PU2は、ステップ41からステップ46までのループ
を繰り返し実行することにより、コアセル53のレイア
ウトを変更する。
【0066】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。○レイアウトデータ作成装置
1のCPU2は、元となるコアセルを複数のサブブロッ
クに分割し、サブブロックに含まれたスルー配線を削除
した後、各サブブロックに含まれる配線の密度を算出す
る。そして、算出した密度に基づいて、CPU2は、接
続の多い複数のセルよりなるグループを作成し、その作
成したグループとグループに含まないセルを、元のコア
セルにおける相対位置関係にて新たなコアセルに仮配置
した後、配線情報に基づくレイアウトを決定するための
制約に基づいて各セルを配置し、各セルに接続される配
線データを作成して半導体装置51のレイアウトデータ
26を作成するようにした。そのため、元のコアセル5
3aの形状が容易にフロアプランに基づいた新たなコア
セル53に変更されるので、チップサイズの増加を抑え
ることができる。
【0067】○セルレベルにて変更したレイアウトがス
ペックを満足しない場合、CPU2は、トランジスタレ
ベルにて配置を変更し、その変更した配置に基づいて配
線データを作成する。そして、CPU2は、配線情報に
基づいて、制約を満たさない部分のセル56を構成する
トランジスタのゲート長L/ゲート幅Wを変更し、レイ
アウトデータを作成するようにした。そのため、スペッ
ク(仕様)を容易に満足したレイアウトデータを作成す
ることができるので、フィードバックを繰り返さなくて
よくなり、その分設計時間を短縮することができる。
【0068】尚、本発明は前記実施の形態の他、以下の
態様で実施してもよい。上記実施形態において、ステッ
プ40における結線・スペック確認処理の際に、未結線
ネットが存在する場合、結線されたネット部分、未結線
ネットのうちの接続された部分に対してスペックの確認
を行うようにしてもよい。
【0069】上記実施形態において、図2のステップ3
3における判定を削除する。そして、先ずセルレベルに
てレイアウト変更を行い、次に図4のステップ40にて
結線・スペックの状態を判断する。そして、その状態に
応じてステップ41〜45においてトランジスタレベル
でのレイアウト変更を行うようにしてもよい。
【0070】上記実施形態において、ステップ33,4
0における判定を省略する。そして、先ずセルレベルに
てレイアウト変更を行い、次に必ずトランジスタレベル
にてレイアウト変更を行うようにしてもよい。
【0071】上記実施形態において、セルレベルでのレ
イアウト変更を行わずに、トランジスタレベルでのレイ
アウト変更を行うようにしてもよい。即ち、ステップ3
3,40における判定を省略すると共に、ステップ34
〜39におけるセルレベルでのレイアウト変更処理を省
略する。
【0072】上記実施形態において、セルレベルでのレ
イアウト変更のみを行うようにしてもよい。即ち、ステ
ップ33,40における判定処理を省略すると共に、ス
テップ41〜45におけるトランジスタレベルでのレイ
アウト変更処理を省略する。
【0073】上記実施形態において、図3のステップ3
4において分割したサブブロック61のうち、配線密度
の多いものをセルとして扱い、図4のステップ39にお
ける配置処理を行うようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至4に
記載の発明によれば、チップ面積の増加を抑えると共に
設計時間の短縮を図ることができるレイアウトデータ作
成方法を提供することができる。
【0075】請求項5乃至8に記載の発明によれば、チ
ップ面積の増加を抑えると共に設計時間の短縮を図るこ
とができるレイアウトデータ作成装置を提供することが
できる。
【0076】請求項9に記載の発明によれば、チップ面
積の増加を抑えると共に設計時間の短縮を図ることがで
きるレイアウト設計のプログラムを記憶した記憶媒体を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のレイアウトデータ作成装置の概
略構成図。
【図2】 レイアウトデータ作成処理のフロー図。
【図3】 レイアウトデータ作成処理のフロー図。
【図4】 レイアウトデータ作成処理のフロー図。
【図5】 レイアウトデータ作成処理のフロー図。
【図6】 レイアウトデータ作成処理のフロー図。
【図7】 半導体集積回路装置のレイアウト図。
【図8】 形状変更前のコアセルの説明図。
【図9】 コアセルの分割処理を示す説明図。
【図10】 スルー配線を含むサブブロックの説明図。
【図11】 グループ化されたコアセルを示す説明図。
【図12】 グループセルに含まれるセルの説明図。
【図13】 ネットリストデータを示す説明図。
【図14】 (a)(b)はセルの仮配置を示す説明
図。
【図15】 禁止領域を設けたコアセルの概略図。
【図16】 トランジスタレベルでの変更を説明するた
めの一部回路図。
【図17】 変更前のインバータ回路のレイアウト図。
【図18】 駆動能力を高くしたインバータ回路のレイ
アウト図。
【図19】 変更前のインバータ回路のレイアウト図。
【図20】 駆動能力を低くしたインバータ回路のレイ
アウト図。
【図21】 変更後のセル列を示すレイアウト図。
【図22】 コンパクション後のセル列を示すレイアウ
ト図。
【図23】 コンパクション後のインバータ回路のレイ
アウト図。
【図24】 y方向にコンパクションしたセル列の一部
レイアウト図。
【図25】 x方向にコンパクションしたセル列の一部
レイアウト図。
【符号の説明】
1 レイアウト作成装置 2 各手段としてのCPU 9 記憶媒体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め作成されたコアセルを元にしてトッ
    プダウン設計により半導体装置のネットリストデータ、
    元のコアセルの枠情報、及び、元のコアセルに含まれる
    セル間の配線情報を作成するステップと、 前記半導体装置のフロアプランと元のコアセルの枠情報
    に基づいて新たなコアセルの形状を決定するステップ
    と、 元となるコアセルを複数のサブブロックに分割するステ
    ップと、 サブブロックに含まれたスルー配線を削除するステップ
    と、 スルー配線削除後の各サブブロックに含まれる配線の密
    度を算出するステップと、 算出された密度に基づいて接続の多い複数のセルよりな
    るグループを作成するステップと、 作成されたグループとグループに含まないセルを、元の
    コアセルにおける相対位置関係にて新たなコアセルに仮
    配置した後、前記配線情報に基づくレイアウトを決定す
    るための制約に基づいて各セルを配置し、各セルに接続
    される配線データを作成して半導体装置のレイアウトデ
    ータを作成するステップとを備えたレイアウトデータ作
    成方法。
  2. 【請求項2】 予め作成されたコアセルを元にしてトッ
    プダウン設計により半導体装置のネットリストデータ、
    元のコアセルの枠情報、及び、元のコアセルに含まれる
    セル間の配線情報を作成するステップと、 前記半導体装置のフロアプランと元のコアセルの枠情報
    に基づいて新たなコアセルの形状を決定するステップ
    と、 元となるコアセルを複数のサブブロックに分割するステ
    ップと、 サブブロックに含まれたスルー配線を削除するステップ
    と、 スルー配線削除後の各サブブロックに含まれる配線の密
    度を算出するステップと、 算出された密度に基づいて元のコアセルに含まれる全て
    のセルを、レイアウトを決定するための制約に基づいて
    新たなコアセル内に配置してセル列を形成し、各セルに
    接続される配線データを作成するステップと、 前記配線情報に基づいて、制約を満足していないセルの
    トランジスタ形状を制約に応じて変更するステップと、 前記トランジスタ形状の変更に伴い変更されたセルの形
    状をコンパクションするステップと、 前記コンパクション後のセルよりなる新たなコアセルの
    レイアウトデータを作成するステップとを備えたレイア
    ウトデータ作成方法。
  3. 【請求項3】 予め作成されたコアセルを元にしてトッ
    プダウン設計により半導体装置のネットリストデータ、
    元のコアセルの枠情報、及び、元のコアセルに含まれる
    セル間の配線情報を作成するステップと、 前記半導体装置のフロアプランと元のコアセルの枠情報
    に基づいて新たなコアセルの形状を決定するステップ
    と、 元となるコアセルを複数のサブブロックに分割するステ
    ップと、 サブブロックに含まれたスルー配線を削除するステップ
    と、 スルー配線削除後の各サブブロックに含まれる配線の密
    度を算出するステップと、 算出された密度に基づいて接続の多い複数のセルよりな
    るグループを作成するステップと、 作成されたグループとグループに含まないセルを、元の
    コアセルにおける相対位置関係にて新たなコアセルに仮
    配置した後、前記配線情報に基づくレイアウトを決定す
    るための制約に基づいて各セルを配置し、各セルに接続
    される配線データを作成するステップと、 セル間配線の結線確認と前記配線情報に基づくスペック
    の確認を行い、全ての配線が結線され且つスペックを満
    足している場合には半導体装置のレイアウトデータを作
    成するステップと、 前記配置されたセルをトランジスタレベルにて配置を変
    更し、変更された配置に基づいた配線データを作成する
    ステップと、 前記配線情報に基づいて、制約を満足していないセルの
    トランジスタ形状を制約に応じて変更するステップと、 前記トランジスタ形状の変更に伴い変更されたセルの形
    状をコンパクションするステップと、 前記コンパクション後のセルよりなる新たなコアセルの
    レイアウトデータを作成するステップとを備えたレイア
    ウトデータ作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のレイアウトデータ作成
    方法において、 新たなコアセルの形状を決定した後、元のコアセルに含
    まれるセルをセルレベルにて配置するかトランジスタレ
    ベルにて配置するか判断し、セルレベルにて配置を行う
    場合には前記サブブロックに分割するステップから実行
    し、トランジスタレベルにて配置する場合には前記トラ
    ンジスタレベルにて配置するステップから実行するよう
    にしたレイアウトデータ作成方法。
  5. 【請求項5】 予め作成されたコアセルを元にしてトッ
    プダウン設計により半導体装置のネットリストデータ、
    元のコアセルの枠情報、及び、元のコアセルに含まれる
    セル間の配線情報を作成する情報作成手段と、 前記半導体装置のフロアプランと元のコアセルの枠情報
    に基づいて新たなコアセルの形状を決定する形状決定手
    段と、 元となるコアセルを複数のサブブロックに分割する分割
    手段と、 サブブロックに含まれたスルー配線を削除する配線削除
    手段と、 スルー配線削除後の各サブブロックに含まれる配線の密
    度を算出する密度算出手段と、 算出された密度に基づいて接続の多い複数のセルよりな
    るグループを作成するグループ作成手段と、 作成されたグループとグループに含まないセルを、元の
    コアセルにおける相対位置関係にて新たなコアセルに仮
    配置した後、前記配線情報に基づくレイアウトを決定す
    るための制約に基づいて各セルを配置し、各セルに接続
    される配線データを作成して半導体装置のレイアウトデ
    ータを作成するデータ作成手段とを備えたレイアウトデ
    ータ作成装置。
  6. 【請求項6】 予め作成されたコアセルを元にしてトッ
    プダウン設計により半導体装置のネットリストデータ、
    元のコアセルの枠情報、及び、元のコアセルに含まれる
    セル間の配線情報を作成する情報作成手段と、 前記半導体装置のフロアプランと元のコアセルの枠情報
    に基づいて新たなコアセルの形状を決定する形状決定手
    段と、 元となるコアセルを複数のサブブロックに分割する分割
    手段と、 サブブロックに含まれたスルー配線を削除する配線削除
    手段と、 スルー配線削除後の各サブブロックに含まれる配線の密
    度を算出する密度算出手段と、 算出された密度に基づいて元のコアセルに含まれる全て
    のセルを、レイアウトを決定するための制約に基づいて
    新たなコアセル内に配置してセル列を形成し、各セルに
    接続される配線データを作成する配置配線手段と、 前記配線情報に基づいて、制約を満足していないセルの
    トランジスタ形状を制約に応じて変更する形状変更手段
    と、 前記トランジスタ形状の変更に伴い変更されたセルの形
    状をコンパクションするコンパクション手段と、 前記コンパクション後のセルよりなる新たなコアセルの
    レイアウトデータを作成するデータ作成手段とを備えた
    レイアウトデータ作成装置。
  7. 【請求項7】 予め作成されたコアセルを元にしてトッ
    プダウン設計により半導体装置のネットリストデータ、
    元のコアセルの枠情報、及び、元のコアセルに含まれる
    セル間の配線情報を作成する情報作成手段と、 前記半導体装置のフロアプランと元のコアセルの枠情報
    に基づいて新たなコアセルの形状を決定する形状決定手
    段と、 元となるコアセルを複数のサブブロックに分割する分割
    手段と、 サブブロックに含まれたスルー配線を削除する配線削除
    手段と、 スルー配線削除後の各サブブロックに含まれる配線の密
    度を算出する密度算出手段と、 算出された密度に基づいて接続の多い複数のセルよりな
    るグループを作成するグループ作成手段と、 作成されたグループとグループに含まないセルを、元の
    コアセルにおける相対位置関係にて新たなコアセルに仮
    配置した後、前記配線情報に基づくレイアウトを決定す
    るための制約に基づいて各セルを配置し、各セルに接続
    される配線データを作成する第1の配置配線手段と、 セル間配線の結線確認と前記配線情報に基づくスペック
    の確認を行い、全ての配線が結線され且つスペックを満
    足している場合には半導体装置のレイアウトデータを作
    成する確認手段と、 前記配置されたセルをトランジスタレベルにて配置を変
    更し、変更された配置に基づいた配線データを作成する
    第2の配置配線手段と、 前記配線情報に基づいて、制約を満足していないセルの
    トランジスタ形状を制約に応じて変更する形状変更手段
    と、 前記トランジスタ形状の変更に伴い変更されたセルの形
    状をコンパクションするコンパクション手段と、 前記コンパクション後のセルよりなる新たなコアセルの
    レイアウトデータを作成するデータ作成手段とを備えた
    レイアウトデータ作成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のレイアウトデータ作成
    方法において、 前記分割手段にて新たなコアセルの形状を決定した後、
    元のコアセルに含まれるセルをセルレベルにて配置する
    かトランジスタレベルにて配置するか判断する判断手段
    を備え、その判断結果に基づいて、セルレベルにて配置
    を行う場合には分割手段以降の各手段を実行させ、トラ
    ンジスタレベルにて配置する場合には前記第2の配置配
    線手段以降の各手段を実行させるようにしたレイアウト
    データ作成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4のうちのいずれか1に記
    載のステップに基づいてレイアウトデータを作成するプ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007128512A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 半導体デバイスの製造適合性を向上させるための方法、システム及びプログラム

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