JPH1166187A - 手術記録作成支援装置 - Google Patents
手術記録作成支援装置Info
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- JPH1166187A JPH1166187A JP22839697A JP22839697A JPH1166187A JP H1166187 A JPH1166187 A JP H1166187A JP 22839697 A JP22839697 A JP 22839697A JP 22839697 A JP22839697 A JP 22839697A JP H1166187 A JPH1166187 A JP H1166187A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】手術内容等を含めた患者説明用シートを簡単に
作成すること。 【解決手段】記録手段に記録された手術の各段階毎の内
容の中から、患者等に対する説明に最も適した段階の手
術内容が呼び出される。そして、障害事項・注意事項フ
ァイルから、その患者の手術に対応した障害事項および
注意事項が選択されて、それが手術内容とともに所定の
媒体に出力される。所定の媒体とは、たとえば紙でもよ
いし、フロッピィディスク等でも構わない。 【効果】所定の媒体に出力された手術内容ならびに障害
事項および注意事項を見ながら、医師は患者や家族に対
して適切な手術経過等の説明を行うことができ、患者と
医師間の信頼関係の構築に役立つ。
作成すること。 【解決手段】記録手段に記録された手術の各段階毎の内
容の中から、患者等に対する説明に最も適した段階の手
術内容が呼び出される。そして、障害事項・注意事項フ
ァイルから、その患者の手術に対応した障害事項および
注意事項が選択されて、それが手術内容とともに所定の
媒体に出力される。所定の媒体とは、たとえば紙でもよ
いし、フロッピィディスク等でも構わない。 【効果】所定の媒体に出力された手術内容ならびに障害
事項および注意事項を見ながら、医師は患者や家族に対
して適切な手術経過等の説明を行うことができ、患者と
医師間の信頼関係の構築に役立つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医師の記載する
手術記録等の作成支援装置に関する。特に、図を含む手
術記録の作成、手術後に患者や家族に手術経過を説明す
る際に必要な説明書の作成、その他、手術に関連する医
療情報の正確かつ均一な作成および記録を支援するため
の装置ならびにそのために必要なソフトウェアプログラ
ムに関するものである。
手術記録等の作成支援装置に関する。特に、図を含む手
術記録の作成、手術後に患者や家族に手術経過を説明す
る際に必要な説明書の作成、その他、手術に関連する医
療情報の正確かつ均一な作成および記録を支援するため
の装置ならびにそのために必要なソフトウェアプログラ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】医師は、手術を行う度に、手術記録を作
成する。手術記録には、切開部位、血管縫合部位、腫瘍
の有無およびその状態等が記述される。通常、手術記録
は、手術終了後に作成され、しかもその内容は、手術部
位等を手書きにより図示するというものであった。その
ため、個人の絵の技術等により記載レベルが一定せず、
正確さに欠ける場合があった。また、医師は多忙なこと
に加え、手術が複雑な場合には、記憶があやふやになる
場合もあり、手術の詳細な部分には正確さを欠く場合も
あった。
成する。手術記録には、切開部位、血管縫合部位、腫瘍
の有無およびその状態等が記述される。通常、手術記録
は、手術終了後に作成され、しかもその内容は、手術部
位等を手書きにより図示するというものであった。その
ため、個人の絵の技術等により記載レベルが一定せず、
正確さに欠ける場合があった。また、医師は多忙なこと
に加え、手術が複雑な場合には、記憶があやふやになる
場合もあり、手術の詳細な部分には正確さを欠く場合も
あった。
【0003】さらに、いわゆるインフォームドコンセン
トの一環として、手術前後に、患者やその家族に手術の
内容が説明される。その際、絵を描いて手術内容を説明
した方が、患者やその家族等は理解しやすい。しかしな
がら、全ての患者に理解しやすい絵を描くことをすべて
の医師に要求することには無理があり、手術部位の略図
を描いて説明する医師であっても、メモ書き程度のもの
が多いというのが現状である。
トの一環として、手術前後に、患者やその家族に手術の
内容が説明される。その際、絵を描いて手術内容を説明
した方が、患者やその家族等は理解しやすい。しかしな
がら、全ての患者に理解しやすい絵を描くことをすべて
の医師に要求することには無理があり、手術部位の略図
を描いて説明する医師であっても、メモ書き程度のもの
が多いというのが現状である。
【0004】また、最近の手術は、一般開業医のところ
では行われず、個人医師から紹介されて総合病院や大学
病院で行われることが多い。このような場合、手術を受
けた患者は、手術後、紹介元の開業医師のところに戻
り、そこで経過観察されることがある。手術後の患者を
引き受けた開業医師は、手術の具体的な内容を把握する
必要があるが、通常、総合病院や大学病院の医師から、
口頭あるいは簡単な文章で説明を受けるだけのことが多
い。
では行われず、個人医師から紹介されて総合病院や大学
病院で行われることが多い。このような場合、手術を受
けた患者は、手術後、紹介元の開業医師のところに戻
り、そこで経過観察されることがある。手術後の患者を
引き受けた開業医師は、手術の具体的な内容を把握する
必要があるが、通常、総合病院や大学病院の医師から、
口頭あるいは簡単な文章で説明を受けるだけのことが多
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述の医
療現場における現状を背景としてなされたもので、正確
かつ均一な手術記録を作成するということが解決課題で
ある。作成する医師ごとに記載レベルにばらつきのない
正確な手術記録手術記録が得られれば、 多くの症例を蓄積し、分析するのに有益である。
療現場における現状を背景としてなされたもので、正確
かつ均一な手術記録を作成するということが解決課題で
ある。作成する医師ごとに記載レベルにばらつきのない
正確な手術記録手術記録が得られれば、 多くの症例を蓄積し、分析するのに有益である。
【0006】患者等に対する手術説明が正しく行え、
医師と患者との信頼関係の構築に役立つ。さらに、医療
情報の公開の点からも好ましい。 患者の担当医師及び病院が変わる場合に、正確な手術
記録に基づき、医師間の引継ぎや報告が良好に行える。
等の利点がある。
医師と患者との信頼関係の構築に役立つ。さらに、医療
情報の公開の点からも好ましい。 患者の担当医師及び病院が変わる場合に、正確な手術
記録に基づき、医師間の引継ぎや報告が良好に行える。
等の利点がある。
【0007】しかしながら、正確な手術記録の作成のた
めに、多忙な医師に手術記録作成のために多くの時間を
費やさせることは非現実的である。そこで、この発明
は、コンピュータを活用した手術記録作成支援装置を創
作することにより、簡単な操作で、かつ短時間で、正確
かつ均一な手術記録を作成できるようにすることを目的
とする。
めに、多忙な医師に手術記録作成のために多くの時間を
費やさせることは非現実的である。そこで、この発明
は、コンピュータを活用した手術記録作成支援装置を創
作することにより、簡単な操作で、かつ短時間で、正確
かつ均一な手術記録を作成できるようにすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定の手術の各段階を表わす手術項目が記録された手術
項目ファイル、前記手術項目に対応した図が記録された
図面ファイル、前記所定の手術における所見のリストが
記録された所見ファイル、前記手術項目ファイルの中の
任意の手術項目が選択されたことに応答して、前記図面
ファイルの中から選択された手術項目に対応した図を読
み出す手段、読み出された図に対して書き込まれる任意
の事項を図中に記録する手段、および読み出され、前記
任意の事項が記入された図に関連して、前記所見ファイ
ルに記録された所見リストの中の任意の所見を選択して
記録する手段、を含むことを特徴とする手術記録作成支
援装置である。
所定の手術の各段階を表わす手術項目が記録された手術
項目ファイル、前記手術項目に対応した図が記録された
図面ファイル、前記所定の手術における所見のリストが
記録された所見ファイル、前記手術項目ファイルの中の
任意の手術項目が選択されたことに応答して、前記図面
ファイルの中から選択された手術項目に対応した図を読
み出す手段、読み出された図に対して書き込まれる任意
の事項を図中に記録する手段、および読み出され、前記
任意の事項が記入された図に関連して、前記所見ファイ
ルに記録された所見リストの中の任意の所見を選択して
記録する手段、を含むことを特徴とする手術記録作成支
援装置である。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の手
術記録作成支援装置において、さらに、前記所定の手術
の各段階における医師等が注意すべき注意事項およびチ
ェックポイント等が記録されたチェックファイルを有
し、前記手術項目ファイルの中の任意の手術項目が選択
されたことに応答して、前記チェックファイルの中から
選択された手術項目に対応した注意事項およびチェック
ポイント等を読み出す手段、を含むことを特徴とするも
のである。
術記録作成支援装置において、さらに、前記所定の手術
の各段階における医師等が注意すべき注意事項およびチ
ェックポイント等が記録されたチェックファイルを有
し、前記手術項目ファイルの中の任意の手術項目が選択
されたことに応答して、前記チェックファイルの中から
選択された手術項目に対応した注意事項およびチェック
ポイント等を読み出す手段、を含むことを特徴とするも
のである。
【0010】請求項3記載の発明は、所定の手術の内容
が各段階毎に図とともに記録された記録手段、記録手段
に記録された各段階毎の手術の内容の中から任意の段階
の手術内容を選択する手段、前記所定の手術に関して生
じ得る障害事項および患者に対する注意事項が記録され
た障害事項・注意事項ファイル、前記選択手段で選択さ
れた手術内容に関連して、前記障害事項・注意事項ファ
イルの中の任意の内容を指定する手段、ならびに前記選
択手段で選択された手術内容と、前記指定手段で指定さ
れた内容とを関連づけて、所定の媒体に出力する手段、
を含むことを特徴とする手術記録作成支援装置である。
が各段階毎に図とともに記録された記録手段、記録手段
に記録された各段階毎の手術の内容の中から任意の段階
の手術内容を選択する手段、前記所定の手術に関して生
じ得る障害事項および患者に対する注意事項が記録され
た障害事項・注意事項ファイル、前記選択手段で選択さ
れた手術内容に関連して、前記障害事項・注意事項ファ
イルの中の任意の内容を指定する手段、ならびに前記選
択手段で選択された手術内容と、前記指定手段で指定さ
れた内容とを関連づけて、所定の媒体に出力する手段、
を含むことを特徴とする手術記録作成支援装置である。
【0011】請求項4記載の発明は、所定の手術の各段
階を表わす手術項目が記録された手術項目ファイル、前
記手術項目に対応した図が記録された図面ファイル、前
記所定の手術における所見のリストが記録された所見フ
ァイルを有し、前記手術項目ファイルの中の任意の手術
項目が選択されたことに応答して、前記図面ファイルの
中から選択された手術項目に対応した図を読み出す処
理、読み出された図に対して書き込まれる任意の事項を
図中に記録する処理、および読み出され、前記任意の事
項が記入された図に関連して、前記所見ファイルに記録
された所見リストの中の任意の所見を選択して記録する
処理、をコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
階を表わす手術項目が記録された手術項目ファイル、前
記手術項目に対応した図が記録された図面ファイル、前
記所定の手術における所見のリストが記録された所見フ
ァイルを有し、前記手術項目ファイルの中の任意の手術
項目が選択されたことに応答して、前記図面ファイルの
中から選択された手術項目に対応した図を読み出す処
理、読み出された図に対して書き込まれる任意の事項を
図中に記録する処理、および読み出され、前記任意の事
項が記入された図に関連して、前記所見ファイルに記録
された所見リストの中の任意の所見を選択して記録する
処理、をコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
【0012】請求項5記載の発明は、所定の手術の内容
が各段階毎に図とともに記録された記録手段ならびに、
前記所定の手術に関して生じ得る障害事項および患者に
対する注意事項が記録された障害事項・注意事項ファイ
ルを有し、記録手段に記録された各段階毎の手術の内容
の中から任意の段階の手術内容を選択する処理、前記選
択手段で選択された手術内容に関連して、前記障害事項
・注意事項ファイルの中の任意の内容を指定する処理、
ならびに前記選択手段で選択された手術内容と、前記指
定手段で指定された内容とを関連づけて、所定の媒体に
出力する処理、をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体で
ある。
が各段階毎に図とともに記録された記録手段ならびに、
前記所定の手術に関して生じ得る障害事項および患者に
対する注意事項が記録された障害事項・注意事項ファイ
ルを有し、記録手段に記録された各段階毎の手術の内容
の中から任意の段階の手術内容を選択する処理、前記選
択手段で選択された手術内容に関連して、前記障害事項
・注意事項ファイルの中の任意の内容を指定する処理、
ならびに前記選択手段で選択された手術内容と、前記指
定手段で指定された内容とを関連づけて、所定の媒体に
出力する処理、をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体で
ある。
【0013】請求項1、2および4記載の発明によれ
ば、手術項目ファイルに所定の手術の各段階を表わす手
術項目が記録されているので、たとえば1は、手術と並
行して、手術項目を順次選択することができる。手術項
目が選択されると、その手術項目に対応した図が図面フ
ァイルから読み出されてたとえばディスプレイに表示さ
れる。
ば、手術項目ファイルに所定の手術の各段階を表わす手
術項目が記録されているので、たとえば1は、手術と並
行して、手術項目を順次選択することができる。手術項
目が選択されると、その手術項目に対応した図が図面フ
ァイルから読み出されてたとえばディスプレイに表示さ
れる。
【0014】この図と合わせて、請求項3のように、手
術のその段階において医師等が注意すべき注意事項やチ
ェックポイント等が読み出されて、図面とともに表示さ
れるのが好ましい。表示された注意事項やチェックポイ
ント等を確認しながら医師は、手術を行うことができ
る。そしてその段階の手術が終了する毎に、ディスプレ
イに表示されている図面に対して、手術内容を記入す
る。これはたとえばペン入力装置等により簡単に行うこ
とができる。図に対する手術内容の記入は、切開部位、
血管縫合部位、腫瘍の有無等を書き込むことになる。ま
た、図に対して不要な線等を消せるようにされているの
が好ましい。そうすれば、任意の事項が書き込まれた図
面は、その手術内容を的確に表わす図となる。
術のその段階において医師等が注意すべき注意事項やチ
ェックポイント等が読み出されて、図面とともに表示さ
れるのが好ましい。表示された注意事項やチェックポイ
ント等を確認しながら医師は、手術を行うことができ
る。そしてその段階の手術が終了する毎に、ディスプレ
イに表示されている図面に対して、手術内容を記入す
る。これはたとえばペン入力装置等により簡単に行うこ
とができる。図に対する手術内容の記入は、切開部位、
血管縫合部位、腫瘍の有無等を書き込むことになる。ま
た、図に対して不要な線等を消せるようにされているの
が好ましい。そうすれば、任意の事項が書き込まれた図
面は、その手術内容を的確に表わす図となる。
【0015】さらに、所見ファイルの中から所見リスト
を呼び出し、呼び出された所見リストの中から適切な所
見リストを選択することにより、図に関連して手術所見
を簡単に記録することができる。このように予め図面お
よび所見リスト等が記録されており、記録されている図
面および所見リストの中からその手術に適したものを選
択するこというやり方により、手術記録が容易に作成で
きる。また、手術記録が、医師毎にばらつかず、所定の
内容が含まれた一定レベルの手術記録が作成できる。
を呼び出し、呼び出された所見リストの中から適切な所
見リストを選択することにより、図に関連して手術所見
を簡単に記録することができる。このように予め図面お
よび所見リスト等が記録されており、記録されている図
面および所見リストの中からその手術に適したものを選
択するこというやり方により、手術記録が容易に作成で
きる。また、手術記録が、医師毎にばらつかず、所定の
内容が含まれた一定レベルの手術記録が作成できる。
【0016】請求項3および5記載の発明によれば、患
者や家族に対して手術内容を説明する際に、患者や家族
に手渡すことのできる手術記録説明書が容易に作成でき
る。すなわち、記録手段に記録された手術の各段階毎の
内容の中から、患者等に対する説明に最も適した段階の
手術内容が呼び出される。そして、障害事項・注意事項
ファイルから、その患者の手術に対応した障害事項およ
び注意事項が選択されて、それが手術内容とともに所定
の媒体に出力される。
者や家族に対して手術内容を説明する際に、患者や家族
に手渡すことのできる手術記録説明書が容易に作成でき
る。すなわち、記録手段に記録された手術の各段階毎の
内容の中から、患者等に対する説明に最も適した段階の
手術内容が呼び出される。そして、障害事項・注意事項
ファイルから、その患者の手術に対応した障害事項およ
び注意事項が選択されて、それが手術内容とともに所定
の媒体に出力される。
【0017】所定の媒体とは、たとえば紙でもよいし、
フロッピィディスク等でも構わない。所定の媒体に出力
された手術内容ならびに障害事項および注意事項を見な
がら、医師は患者や家族に対して適切な手術経過等の説
明を行うことができる。
フロッピィディスク等でも構わない。所定の媒体に出力
された手術内容ならびに障害事項および注意事項を見な
がら、医師は患者や家族に対して適切な手術経過等の説
明を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の実施の一形態について詳細に説明をする。図1
は、この発明の一実施形態にかかる手術記録作成支援装
置のハードウェア構成の概要を示す図である。この装置
には、制御中枢としてのCPU1が備えられており、C
PU1にはメモリ2が接続されている。メモリ2は、た
とえばハードディスク、CD−ROM、フレキシブルデ
ィスク、光ディスクその他の記憶装置で構成できる。C
PU1およびメモリ2を含むハードウェア構成は、市販
のパーソナルコンピュータ等が利用できる。
発明の実施の一形態について詳細に説明をする。図1
は、この発明の一実施形態にかかる手術記録作成支援装
置のハードウェア構成の概要を示す図である。この装置
には、制御中枢としてのCPU1が備えられており、C
PU1にはメモリ2が接続されている。メモリ2は、た
とえばハードディスク、CD−ROM、フレキシブルデ
ィスク、光ディスクその他の記憶装置で構成できる。C
PU1およびメモリ2を含むハードウェア構成は、市販
のパーソナルコンピュータ等が利用できる。
【0019】CPU1には、キーボード3、マウス4等
の入力装置、タッチパネル等を利用したペン入力装置5
が接続される。これらの入力装置3〜5は、すべて備え
られていなければならないというものではなく、必要な
ものがCPU1に接続されていればよい。さらに、CP
U1にはディスプレイ6が接続されており、情報はこの
ディスプレイ6に表示される。なお、ペン入力装置5と
ディスプレイ6とは別体として示したが、両者が一体と
なったものでもよい。
の入力装置、タッチパネル等を利用したペン入力装置5
が接続される。これらの入力装置3〜5は、すべて備え
られていなければならないというものではなく、必要な
ものがCPU1に接続されていればよい。さらに、CP
U1にはディスプレイ6が接続されており、情報はこの
ディスプレイ6に表示される。なお、ペン入力装置5と
ディスプレイ6とは別体として示したが、両者が一体と
なったものでもよい。
【0020】メモリ2には、ソフトウェアにより構成さ
れる手術情報ファイル21、項目ファイル23、図面フ
ァイル24、Drチェックファイル25、所見リストフ
ァイル26、障害リストファイル27、注意事項リスト
ファイル28等が備えられている。手術情報ファイル2
1には、図2に示すように、患者の氏名、生年月日およ
び性別、担当医師名、手術名、病名、手術日、執刀医師
名その他が記録される。手術情報ファイルは、手術前
に、手術毎に作成される。
れる手術情報ファイル21、項目ファイル23、図面フ
ァイル24、Drチェックファイル25、所見リストフ
ァイル26、障害リストファイル27、注意事項リスト
ファイル28等が備えられている。手術情報ファイル2
1には、図2に示すように、患者の氏名、生年月日およ
び性別、担当医師名、手術名、病名、手術日、執刀医師
名その他が記録される。手術情報ファイルは、手術前
に、手術毎に作成される。
【0021】項目ファイル23は、手術名別に備えられ
ている。たとえば耳鼻咽喉科に関連する手術であれば、
甲状腺手術、鼻手術、耳手術という手術名別に備えられ
ている。「甲状腺手術」を例にとると、項目ファイルに
は、図3に示すように、「皮膚切開、皮弁剥離,甲状腺
の露出、甲状腺右葉の全露出、甲状腺左葉の全露出、反
回神経の確認(右側)、反回神経の確認(左側)、甲状
腺上極の処理(右側)、甲状腺上極の処理(左側)、総
合所見、関連リンパ節所見、ムンテラ用図」等の甲状腺
手術において行われる手術項目の一覧や入力画面情報が
記録されている。
ている。たとえば耳鼻咽喉科に関連する手術であれば、
甲状腺手術、鼻手術、耳手術という手術名別に備えられ
ている。「甲状腺手術」を例にとると、項目ファイルに
は、図3に示すように、「皮膚切開、皮弁剥離,甲状腺
の露出、甲状腺右葉の全露出、甲状腺左葉の全露出、反
回神経の確認(右側)、反回神経の確認(左側)、甲状
腺上極の処理(右側)、甲状腺上極の処理(左側)、総
合所見、関連リンパ節所見、ムンテラ用図」等の甲状腺
手術において行われる手術項目の一覧や入力画面情報が
記録されている。
【0022】この項目ファイル23に列挙されている項
目のいずれかが選択されると、その選択された項目に対
応する図面が、図面ファイル24から呼び出される。図
面ファイル24も、図4に示すように、手術名別に備え
られている。図面ファイルの具体的な内容の一例を、図
5〜図12に示す。図5は、皮膚切開にリンクした図、
図6は皮弁剥離,甲状腺の露出にリンクした図、図7は
甲状腺左葉の全露出にリンクした図、図8は反回神経の
確認(左側)にリンクした図、図9は甲状腺上極の処理
(左側)にリンクした図、図10は総合所見にリンクし
た図、図11は関連リンパ節所見にリンクした図、図1
2はムンテラ用図にリンクした図である。なお、ムンテ
ラ用図に関しては、後に説明する。
目のいずれかが選択されると、その選択された項目に対
応する図面が、図面ファイル24から呼び出される。図
面ファイル24も、図4に示すように、手術名別に備え
られている。図面ファイルの具体的な内容の一例を、図
5〜図12に示す。図5は、皮膚切開にリンクした図、
図6は皮弁剥離,甲状腺の露出にリンクした図、図7は
甲状腺左葉の全露出にリンクした図、図8は反回神経の
確認(左側)にリンクした図、図9は甲状腺上極の処理
(左側)にリンクした図、図10は総合所見にリンクし
た図、図11は関連リンパ節所見にリンクした図、図1
2はムンテラ用図にリンクした図である。なお、ムンテ
ラ用図に関しては、後に説明する。
【0023】図13は、Drチェックファイル25の図
解図であり、手術名別に備えられている。このファイル
25は、手術項目に対応した内容が記録されている。D
rチェックファイル25は、項目ファイル23のいずれ
かの項目が選択されたことに応じて、対応するものが読
み出され、図面ファイル24から読み出された図面と一
緒にディスプレイ6に表示される。
解図であり、手術名別に備えられている。このファイル
25は、手術項目に対応した内容が記録されている。D
rチェックファイル25は、項目ファイル23のいずれ
かの項目が選択されたことに応じて、対応するものが読
み出され、図面ファイル24から読み出された図面と一
緒にディスプレイ6に表示される。
【0024】図14に所見リストファイル26の一例を
示す。所見リストファイル26は、手術名別に作成され
ており、医師が総合所見に記録すべき内容が予め登録さ
れている。たとえば「1.甲状腺は亜摘出された。2.
甲状腺は全摘された。3.甲状腺は半切除された。4.
甲状腺腫瘍は前頸筋群に癒着していた。5.鎖骨上2横
指にて皮膚切開。6.上咽頭深頚外枝は確認、保存され
た。7.前頸筋群は切断された。8.前頚静脈は切断結
紮された。9.反回神経は保存された。10.副甲状腺
は温存された。」というような内容が登録されている。
示す。所見リストファイル26は、手術名別に作成され
ており、医師が総合所見に記録すべき内容が予め登録さ
れている。たとえば「1.甲状腺は亜摘出された。2.
甲状腺は全摘された。3.甲状腺は半切除された。4.
甲状腺腫瘍は前頸筋群に癒着していた。5.鎖骨上2横
指にて皮膚切開。6.上咽頭深頚外枝は確認、保存され
た。7.前頸筋群は切断された。8.前頚静脈は切断結
紮された。9.反回神経は保存された。10.副甲状腺
は温存された。」というような内容が登録されている。
【0025】医師は、総合所見を作成する際、この所見
リストファイルを呼出し、この中の適切な内容を選択す
ることにより、総合所見の作成が容易になる。障害リス
トファイル27も、手術名別に作成されており、図15
に示すように、予想される障害が列挙されている。たと
えば「1.嗄声、2.呼吸困難、3.創部術後出血、
4.運動麻痺 肩挙げ上、5.運動麻痺 頸部支持、
6.運動麻痺 頸部回旋、7.精神活動低下、8.テタ
ニー、9.創部の痺れ、10.嚥下困難、11.動悸」
等が列挙されている。
リストファイルを呼出し、この中の適切な内容を選択す
ることにより、総合所見の作成が容易になる。障害リス
トファイル27も、手術名別に作成されており、図15
に示すように、予想される障害が列挙されている。たと
えば「1.嗄声、2.呼吸困難、3.創部術後出血、
4.運動麻痺 肩挙げ上、5.運動麻痺 頸部支持、
6.運動麻痺 頸部回旋、7.精神活動低下、8.テタ
ニー、9.創部の痺れ、10.嚥下困難、11.動悸」
等が列挙されている。
【0026】手術記録作成時に、これらの中から該当す
るものが選択される。注意事項ファイル28も、図16
に示すように、手術名別に作成されており、患者が注意
すべき事項が列挙されている。甲状腺全摘手術に関して
は、たとえば「創部術後出血:傷口から出血することが
あります。傷口から固まるまで、むやみに動かさないで
下さい。
るものが選択される。注意事項ファイル28も、図16
に示すように、手術名別に作成されており、患者が注意
すべき事項が列挙されている。甲状腺全摘手術に関して
は、たとえば「創部術後出血:傷口から出血することが
あります。傷口から固まるまで、むやみに動かさないで
下さい。
【0027】運動神経麻痺 頸部支持:首の筋肉の大部
分を摘出しましたので首を支えるのがしんどくなりま
す。適度に休息をとることが必要です。 テタニー:下甲状腺静脈本管の結紮→副甲状腺機能低下
→低カルシウム欠症→テタニー症状が生じます。1日3
〜10Aのカルチコールの投与と活性型ビタミンD3製
剤の投与を行います。
分を摘出しましたので首を支えるのがしんどくなりま
す。適度に休息をとることが必要です。 テタニー:下甲状腺静脈本管の結紮→副甲状腺機能低下
→低カルシウム欠症→テタニー症状が生じます。1日3
〜10Aのカルチコールの投与と活性型ビタミンD3製
剤の投与を行います。
【0028】嗄声:反回神経の傷害→声帯の運動障害→
嗄声(声がれ)を起こします。 嗄声:上喉頭神経の障害→声帯の緊張低下→弓状声帯→
高い声が出にくくなります。 精神活動低下:甲状腺全摘→甲状腺ホルモン低下→活動
性低下し、新陳代謝が低下します。」というような内容
が登録されている。
嗄声(声がれ)を起こします。 嗄声:上喉頭神経の障害→声帯の緊張低下→弓状声帯→
高い声が出にくくなります。 精神活動低下:甲状腺全摘→甲状腺ホルモン低下→活動
性低下し、新陳代謝が低下します。」というような内容
が登録されている。
【0029】図17は、手術前の手術情報入力の処理手
順を示すフローチャート、図18は手術内容の入力(手
術室入力)の処理手順を示すフローチャート、図19は
手術後の患者用シート(ムンテラ(ムーンド・テラピ
ー)用シート)の入力の処理手順を示すフローチャート
である。次に、これらフローチャートの流れに従って、
図1に示すこの実施形態にかかる装置の操作手順や処理
動作等について説明をする。
順を示すフローチャート、図18は手術内容の入力(手
術室入力)の処理手順を示すフローチャート、図19は
手術後の患者用シート(ムンテラ(ムーンド・テラピ
ー)用シート)の入力の処理手順を示すフローチャート
である。次に、これらフローチャートの流れに従って、
図1に示すこの実施形態にかかる装置の操作手順や処理
動作等について説明をする。
【0030】手術情報ファイルは、手術前に作成され
る。手術情報の入力は、図17に示すフローチャートの
流れに従って行われる。まず、キーボード3、マウス4
またはペン入力装置5が操作されて、CPU1により、
ディスプレイ6に手術情報入力画面が表示される(ステ
ップS1)。手術情報入力画面では、予め定める項目を
入力するように指示される。予め定める項目とは、患者
の氏名,生年月日および性別、担当医師名、手術名、病
名、手術日ならびに執刀医師名などである。これらが、
入力画面の案内に従い順次入力される(ステップS
2)。
る。手術情報の入力は、図17に示すフローチャートの
流れに従って行われる。まず、キーボード3、マウス4
またはペン入力装置5が操作されて、CPU1により、
ディスプレイ6に手術情報入力画面が表示される(ステ
ップS1)。手術情報入力画面では、予め定める項目を
入力するように指示される。予め定める項目とは、患者
の氏名,生年月日および性別、担当医師名、手術名、病
名、手術日ならびに執刀医師名などである。これらが、
入力画面の案内に従い順次入力される(ステップS
2)。
【0031】手術情報の入力が終わると、CPU1は、
メモリ2の手術情報ファイル21に、その手術情報ファ
イルを登録する(ステップS3)。登録されたファイル
にはファイル番号等が付されてもよい。次に、図18の
フローチャートの流れに従って、手術内容の入力につい
て説明をする。
メモリ2の手術情報ファイル21に、その手術情報ファ
イルを登録する(ステップS3)。登録されたファイル
にはファイル番号等が付されてもよい。次に、図18の
フローチャートの流れに従って、手術内容の入力につい
て説明をする。
【0032】手術内容の入力は、手術室において、手術
と並行して行うことができる。つまり、図1に示す装置
は、前述したようにパーソナルコンピュータ(たとえば
ノート形パソコン等)で構成することができる。従っ
て、このパーソナルコンピュータからなる装置の医師が
触れる部分を、たとえばガス滅菌しておくことにより、
手術室に持ち込むことができ、手術と並行して、切開、
縫合、腫瘍の摘出等の手術情報を記録していくことがで
きる。これにより、正確な記録が可能になる。
と並行して行うことができる。つまり、図1に示す装置
は、前述したようにパーソナルコンピュータ(たとえば
ノート形パソコン等)で構成することができる。従っ
て、このパーソナルコンピュータからなる装置の医師が
触れる部分を、たとえばガス滅菌しておくことにより、
手術室に持ち込むことができ、手術と並行して、切開、
縫合、腫瘍の摘出等の手術情報を記録していくことがで
きる。これにより、正確な記録が可能になる。
【0033】手術内容の入力では、まず、手術室入力画
面が開かれる(ステップS11)。そして患者名、手術
名等が入力される(ステップS12)。患者名や手術名
を入力する代わりに、図17の手術情報入力で作成した
ファイル番号等を入力するようにしてもよい。CPU1
は、入力された患者名,手術名またはファイル番号等に
基づき、手術名に対応した項目ファイル23を読み出
し、それをディスプレイ6に表示させる(ステップS1
3)。たとえば手術名として「甲状腺手術」が入力され
ると、甲状腺手術に対応した項目ファイル23が読み出
され、甲状腺手術に関する手術項目がディスプレイ6に
表示される。このときの具体的な表示内容は、図3で説
明した「皮膚切開、皮弁剥離,甲状腺の露出、甲状腺右
葉の全露出、…」である。
面が開かれる(ステップS11)。そして患者名、手術
名等が入力される(ステップS12)。患者名や手術名
を入力する代わりに、図17の手術情報入力で作成した
ファイル番号等を入力するようにしてもよい。CPU1
は、入力された患者名,手術名またはファイル番号等に
基づき、手術名に対応した項目ファイル23を読み出
し、それをディスプレイ6に表示させる(ステップS1
3)。たとえば手術名として「甲状腺手術」が入力され
ると、甲状腺手術に対応した項目ファイル23が読み出
され、甲状腺手術に関する手術項目がディスプレイ6に
表示される。このときの具体的な表示内容は、図3で説
明した「皮膚切開、皮弁剥離,甲状腺の露出、甲状腺右
葉の全露出、…」である。
【0034】医師等は、手術項目の中から、まず、「皮
膚切開」を選択する。この選択は、ディスプレイ6に表
示された「皮膚切開」をペン入力装置5で軽く押圧する
等により行える。手術項目が選択されると(ステップS
14)、CPU1は、図面ファイル24およびDrチェ
ックファイル25から選択された手術項目に対応した図
およびチェック事項を読み出し、それをディスプレイ6
に表示させる(ステップS15)。
膚切開」を選択する。この選択は、ディスプレイ6に表
示された「皮膚切開」をペン入力装置5で軽く押圧する
等により行える。手術項目が選択されると(ステップS
14)、CPU1は、図面ファイル24およびDrチェ
ックファイル25から選択された手術項目に対応した図
およびチェック事項を読み出し、それをディスプレイ6
に表示させる(ステップS15)。
【0035】表示例を図20に示す。図20に示すよう
に、「皮膚切開」に対応した図(図5に示したもの)な
らびに注意事項およびチェックポイントが同時に表示さ
れる。医師は、表示された注意事項およびチェックポイ
ントを必要に応じて確認し、手術を行う。そして、手術
内容を、ペン入力装置5等で入力する(ステップS1
6)。
に、「皮膚切開」に対応した図(図5に示したもの)な
らびに注意事項およびチェックポイントが同時に表示さ
れる。医師は、表示された注意事項およびチェックポイ
ントを必要に応じて確認し、手術を行う。そして、手術
内容を、ペン入力装置5等で入力する(ステップS1
6)。
【0036】手術内容の入力では、表示されている図に
対する書込みが可能である。図20に示すように、たと
えば図に切開線31を記入できる。また、所見入力アイ
コン32を指定し、ウインドウを開いて、図14に示す
所見リストファイルを開き、所見を入力する。所見入力
は、表示された所見リストファイルのいずれかを選択す
るか、または手書き文字入力により行える。
対する書込みが可能である。図20に示すように、たと
えば図に切開線31を記入できる。また、所見入力アイ
コン32を指定し、ウインドウを開いて、図14に示す
所見リストファイルを開き、所見を入力する。所見入力
は、表示された所見リストファイルのいずれかを選択す
るか、または手書き文字入力により行える。
【0037】以上の入力が終わると、選択アイコン33
が指定され、処理はステップS13に戻る。ステップS
13では、ディスプレイ6に再び手術項目が列挙され、
医師により「皮弁剥離,甲状腺の露出」が選択される
(ステップS14)。するとCPU1により、選択され
た項目に対応する図6に示す図とDrチェックファイル
が表示される。表示例を図21に示す。
が指定され、処理はステップS13に戻る。ステップS
13では、ディスプレイ6に再び手術項目が列挙され、
医師により「皮弁剥離,甲状腺の露出」が選択される
(ステップS14)。するとCPU1により、選択され
た項目に対応する図6に示す図とDrチェックファイル
が表示される。表示例を図21に示す。
【0038】医師等は、前回と同様、表示された注意事
項およびチェックポイントを必要に応じて確認し、手術
を行う。そして、手術内容をペン入力装置5で入力する
(ステップS16)。手術内容の入力では、図21に示
すように、腫瘍のために周囲組織が肥厚していることを
表わす線34を記入し、新生静脈35を表示し、かつ腫
瘍がある部位の表示36等を図中に直接記入できる。こ
のとき、図の一部を消したりもできる。また、上述と同
様に、所見入力を行う(ステップS16)。
項およびチェックポイントを必要に応じて確認し、手術
を行う。そして、手術内容をペン入力装置5で入力する
(ステップS16)。手術内容の入力では、図21に示
すように、腫瘍のために周囲組織が肥厚していることを
表わす線34を記入し、新生静脈35を表示し、かつ腫
瘍がある部位の表示36等を図中に直接記入できる。こ
のとき、図の一部を消したりもできる。また、上述と同
様に、所見入力を行う(ステップS16)。
【0039】このようにして、手術の進捗に合わせて、
図1に示す装置を用いて、手術内容や所見等を入力でき
る。つまり、手術の各段階毎に、短時間で手術内容や所
見等を入力できるので、負担なく、かつ、正確に入力が
できる。また、手術項目ごとに、注意事項およびチェッ
クポイントが表示されるので、それを見ることにより手
術内容等の確認ができるという利点もある。
図1に示す装置を用いて、手術内容や所見等を入力でき
る。つまり、手術の各段階毎に、短時間で手術内容や所
見等を入力できるので、負担なく、かつ、正確に入力が
できる。また、手術項目ごとに、注意事項およびチェッ
クポイントが表示されるので、それを見ることにより手
術内容等の確認ができるという利点もある。
【0040】以上の操作および処理が繰返されて、入力
が終了すると(ステップS18でYES)、CPU1に
より、図17のステップS3で作成した手術情報ファイ
ルに手術内容が追加された患者ファイルが作成されて、
登録される(ステップS19)。図22,図23に、患
者ファイルに含まれる要約のプリントアウトされた内容
を示す。具体的には、図22は総合所見のまとめ、図2
3はリンパ節の転移のまとめを示す。
が終了すると(ステップS18でYES)、CPU1に
より、図17のステップS3で作成した手術情報ファイ
ルに手術内容が追加された患者ファイルが作成されて、
登録される(ステップS19)。図22,図23に、患
者ファイルに含まれる要約のプリントアウトされた内容
を示す。具体的には、図22は総合所見のまとめ、図2
3はリンパ節の転移のまとめを示す。
【0041】次に、患者用シート(ムンテラ用シート)
の作成について説明をする。患者用シート(ムンテラ用
シート)は、手術後に作成される。この患者用シートは
患者や家族に対して、手術内容を説明する際に利用され
る。かかる患者用シートを作成することにより、患者や
家族に対して、手術の内容を正しく説明でき、医師と患
者との間の信頼関係を構築できるとともに、医療情報の
公開に役立つ。
の作成について説明をする。患者用シート(ムンテラ用
シート)は、手術後に作成される。この患者用シートは
患者や家族に対して、手術内容を説明する際に利用され
る。かかる患者用シートを作成することにより、患者や
家族に対して、手術の内容を正しく説明でき、医師と患
者との間の信頼関係を構築できるとともに、医療情報の
公開に役立つ。
【0042】患者用シートの作成では、まずムンテラ用
入力画面が開かれる(ステップS31)。そして患者の
氏名や手術名が入力されて、呼び出すべきファイルが指
定される。ファイルが指定されると、患者ファイルの中
の図面がまず表示される。この図面は、手術入力の際に
選択され、手術内容が入力された図面がすべて表示され
る。表示された図面の中から、最も適切と思われる図面
が選択される(ステップS32)。
入力画面が開かれる(ステップS31)。そして患者の
氏名や手術名が入力されて、呼び出すべきファイルが指
定される。ファイルが指定されると、患者ファイルの中
の図面がまず表示される。この図面は、手術入力の際に
選択され、手術内容が入力された図面がすべて表示され
る。表示された図面の中から、最も適切と思われる図面
が選択される(ステップS32)。
【0043】たとえば患者に説明する際に、図20に示
す図面を用いて説明するよりも、図21や図22に示す
図面を用いて説明する方が説明し易いであろう。そこ
で、医師は、最も説明に適した図面を選択する。この図
面の選択に関し、手術内容の入力で使用した図面ではな
く、ムンテラ用図を選択してもよい。ムンテラ用図と
は、手術内容の入力よりも簡略化してわかり易くした概
要図である。ムンテラ用図の一例は、図12に示されて
いる。このムンテラ用図を用いる場合は、医師は、ここ
で手術の内容を書込むことになる。この場合において
も、医師は、手術内容を書き込んだ図を参照してムンテ
ラ用図に手術内容を書き込めるので、正確な図が作れ
る。
す図面を用いて説明するよりも、図21や図22に示す
図面を用いて説明する方が説明し易いであろう。そこ
で、医師は、最も説明に適した図面を選択する。この図
面の選択に関し、手術内容の入力で使用した図面ではな
く、ムンテラ用図を選択してもよい。ムンテラ用図と
は、手術内容の入力よりも簡略化してわかり易くした概
要図である。ムンテラ用図の一例は、図12に示されて
いる。このムンテラ用図を用いる場合は、医師は、ここ
で手術の内容を書込むことになる。この場合において
も、医師は、手術内容を書き込んだ図を参照してムンテ
ラ用図に手術内容を書き込めるので、正確な図が作れ
る。
【0044】次に、障害事項の選択および患者への注意
事項の選択がされる(ステップS33)。障害事項の選
択では、CPU1により障害リストファイル27が呼び
出されて、障害リスト(図15およびその説明参照)が
表示される。医師はその障害リストから可能性のある障
害事項を選択する。同様に、注意事項の選択では、注意
事項リストファイル28が読み出され、注意事項リスト
(図16およびその説明参照)が表示される。そしてそ
の中から必要な注意事項が医師により選択される。
事項の選択がされる(ステップS33)。障害事項の選
択では、CPU1により障害リストファイル27が呼び
出されて、障害リスト(図15およびその説明参照)が
表示される。医師はその障害リストから可能性のある障
害事項を選択する。同様に、注意事項の選択では、注意
事項リストファイル28が読み出され、注意事項リスト
(図16およびその説明参照)が表示される。そしてそ
の中から必要な注意事項が医師により選択される。
【0045】このようにして、図面、障害事項および注
意事項が選択されると、登録キー等が押されて、その内
容が登録される(ステップS34)。そしてこれが必要
なときは、プリントアウトする旨の入力がされると、そ
れがプリントアウトされる(ステップS35,S3
6)。プリントアウトされた患者用シートの一例を、図
24に示す。
意事項が選択されると、登録キー等が押されて、その内
容が登録される(ステップS34)。そしてこれが必要
なときは、プリントアウトする旨の入力がされると、そ
れがプリントアウトされる(ステップS35,S3
6)。プリントアウトされた患者用シートの一例を、図
24に示す。
【0046】医師は、プリントアウトされた患者用シー
トを患者に手渡し、そのシートの記載に基づいて、手術
の内容や、その後の注意事項等を説明する。以上の説明
は、甲状腺手術を例にとって説明したが、鼻手術、耳手
術等の耳鼻咽喉科の手術、一般の外科手術その他に広く
適用することができる。この発明は、実施形態で説明し
たように、プログラムが組み込まれたコンピュータ装置
として構成できる他、コンピュータで読取り可能なプロ
グラムが記録された記録媒体としても有益である。
トを患者に手渡し、そのシートの記載に基づいて、手術
の内容や、その後の注意事項等を説明する。以上の説明
は、甲状腺手術を例にとって説明したが、鼻手術、耳手
術等の耳鼻咽喉科の手術、一般の外科手術その他に広く
適用することができる。この発明は、実施形態で説明し
たように、プログラムが組み込まれたコンピュータ装置
として構成できる他、コンピュータで読取り可能なプロ
グラムが記録された記録媒体としても有益である。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、課題解決手段の項で
述べた種々の利点、すなわち 多くの症例を蓄積し、分析するのに有益である。 患者等に対する手術説明が正しく行え、医師と患者と
の信頼関係の構築に役立つ。さらに、医療情報の公開の
点からも好ましい。
述べた種々の利点、すなわち 多くの症例を蓄積し、分析するのに有益である。 患者等に対する手術説明が正しく行え、医師と患者と
の信頼関係の構築に役立つ。さらに、医療情報の公開の
点からも好ましい。
【0048】患者の担当医師及び病院が変わる場合
に、正確な手術記録に基づき、医師間の引継ぎや報告が
良好に行える。等の効果を奏する。また、医師毎にばら
つきのない、正確かつ均一な手術記録の作成が可能であ
る。
に、正確な手術記録に基づき、医師間の引継ぎや報告が
良好に行える。等の効果を奏する。また、医師毎にばら
つきのない、正確かつ均一な手術記録の作成が可能であ
る。
【図1】この発明の一実施形態にかかる手術記録作成支
援装置のハードウェア構成の概要を示す図である。
援装置のハードウェア構成の概要を示す図である。
【図2】手術情報ファイルの一例を示す図である。
【図3】項目ファイルの一例を示す図である。
【図4】図面ファイルの一例を示す図である。
【図5】図面ファイルの中の皮膚切開にリンクした図で
ある。
ある。
【図6】図面ファイルの中の皮弁剥離,甲状腺の露出に
リンクした図である。
リンクした図である。
【図7】図面ファイルの中の甲状腺左葉の全露出にリン
クした図である。
クした図である。
【図8】図面ファイルの中の反回神経の確認(左側)に
リンクした図である。
リンクした図である。
【図9】図面ファイルの中の甲状腺上極の処理(左側)
にリンクした図である。
にリンクした図である。
【図10】図面ファイルの中の総合所見にリンクした図
である。
である。
【図11】図面ファイルの中の関連リンパ節所見にリン
クした図である。
クした図である。
【図12】図面ファイルの中のムンテラ用図にリンクし
た図である。
た図である。
【図13】Drチェックファイルの図解図である。
【図14】所見リストファイルの一例を示す図である。
【図15】障害リストファイルの一例を示す図である。
【図16】注意事項ファイルの一例を示す図である。
【図17】手術前の手術情報入力の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図18】手術内容の入力(手術室入力)の処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図19】手術後の患者用シートの入力の処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図20】皮膚切開に対応した図ならびに注意事項およ
びチェックポイントの表示例である。
びチェックポイントの表示例である。
【図21】皮弁剥離,甲状腺の露出ならびに注意事項お
よびチェックポイントの表示例である。
よびチェックポイントの表示例である。
【図22】総合所見のまとめのプリントアウトされた内
容である。
容である。
【図23】リンパ節の転移のまとめのプリントアウトさ
れた内容である。
れた内容である。
【図24】患者用シートのプリントアウトされた例を示
す図である。
す図である。
1 CPU 2 メモリ 5 ペン入力装置 6 ディスプレイ 21 手術情報ファイル 23 項目ファイル 24 図面ファイル 25 Drチェックファイル 26 所見ファイル 27 障害リストファイル 28 注意事項リストファイル
Claims (5)
- 【請求項1】所定の手術の各段階を表わす手術項目が記
録された手術項目ファイル、 前記手術項目に対応した図が記録された図面ファイル、 前記所定の手術における所見のリストが記録された所見
ファイル、 前記手術項目ファイルの中の任意の手術項目が選択され
たことに応答して、前記図面ファイルの中から選択され
た手術項目に対応した図を読み出す手段、 読み出された図に対して書き込まれる任意の事項を図中
に記録する手段、および読み出され、前記任意の事項が
記入された図に関連して、前記所見ファイルに記録され
た所見リストの中の任意の所見を選択して記録する手
段、を含むことを特徴とする手術記録作成支援装置。 - 【請求項2】請求項1記載の手術記録作成支援装置にお
いて、 さらに、前記所定の手術の各段階における医師等が注意
すべき注意事項およびチェックポイント等が記録された
チェックファイルを有し、 前記手術項目ファイルの中の任意の手術項目が選択され
たことに応答して、前記チェックファイルの中から選択
された手術項目に対応した注意事項およびチェックポイ
ント等を読み出す手段、を含むことを特徴とする手術記
録作成支援装置。 - 【請求項3】所定の手術の内容が各段階毎に図とともに
記録された記録手段、 記録手段に記録された各段階毎の手術の内容の中から任
意の段階の手術内容を選択する手段、 前記所定の手術に関して生じ得る障害事項および患者に
対する注意事項が記録された障害事項・注意事項ファイ
ル、 前記選択手段で選択された手術内容に関連して、前記障
害事項・注意事項ファイルの中の任意の内容を指定する
手段、ならびに前記選択手段で選択された手術内容と、
前記指定手段で指定された内容とを関連づけて、所定の
媒体に出力する手段、を含むことを特徴とする手術記録
作成支援装置。 - 【請求項4】所定の手術の各段階を表わす手術項目が記
録された手術項目ファイル、 前記手術項目に対応した図が記録された図面ファイル、 前記所定の手術における所見のリストが記録された所見
ファイルを有し、 前記手術項目ファイルの中の任意の手術項目が選択され
たことに応答して、前記図面ファイルの中から選択され
た手術項目に対応した図を読み出す処理、 読み出された図に対して書き込まれる任意の事項を図中
に記録する処理、および読み出され、前記任意の事項が
記入された図に関連して、前記所見ファイルに記録され
た所見リストの中の任意の所見を選択して記録する処
理、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項5】所定の手術の内容が各段階毎に図とともに
記録された記録手段ならびに、 前記所定の手術に関して生じ得る障害事項および患者に
対する注意事項が記録された障害事項・注意事項ファイ
ルを有し、 記録手段に記録された各段階毎の手術の内容の中から任
意の段階の手術内容を選択する処理、 前記選択手段で選択された手術内容に関連して、前記障
害事項・注意事項ファイルの中の任意の内容を指定する
処理、ならびに前記選択手段で選択された手術内容と、
前記指定手段で指定された内容とを関連づけて、所定の
媒体に出力する処理、をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22839697A JPH1166187A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 手術記録作成支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22839697A JPH1166187A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 手術記録作成支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1166187A true JPH1166187A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16875820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22839697A Pending JPH1166187A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 手術記録作成支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1166187A (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP2003263495A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Hitachi Medical Corp | 医療情報管理システム |
JP2006164217A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-22 | Olympus Medical Systems Corp | 手術管理方法、手術管理システム、手術管理サーバおよび携帯端末装置 |
JP2010097573A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Nidek Co Ltd | 医療情報管理システム |
Citations (6)
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JPH06142105A (ja) * | 1992-11-09 | 1994-05-24 | Nichion Irika Kikai Seisakusho:Kk | 手術器械準備システム |
JPH0731591A (ja) * | 1993-07-19 | 1995-02-03 | Toshiba Corp | 読影レポート作成支援装置 |
JPH07213536A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-15 | Shimadzu Corp | 手術器具の位置表示装置 |
JPH0970390A (ja) * | 1995-09-06 | 1997-03-18 | Fukuda Denshi Co Ltd | 患者情報解析管理システム及び方法 |
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-
1997
- 1997-08-25 JP JP22839697A patent/JPH1166187A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04174640A (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-22 | Toshiba Corp | 医用診断レポート作成装置 |
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