JPH1165847A - 計算機システム及び記録媒体 - Google Patents

計算機システム及び記録媒体

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JPH1165847A
JPH1165847A JP22634197A JP22634197A JPH1165847A JP H1165847 A JPH1165847 A JP H1165847A JP 22634197 A JP22634197 A JP 22634197A JP 22634197 A JP22634197 A JP 22634197A JP H1165847 A JPH1165847 A JP H1165847A
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JP
Japan
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program
storage device
external storage
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JP22634197A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Hanada
満 花田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は計算機システムに関し、通常運用プロ
グラムとインストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑
さを無くし、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐと
共に、提供媒体を1種類にして、プログラムの作成、配
布、保守等の費用を少なくする。 【解決手段】CPU1、主記憶装置2、複数のプログラ
ムを格納した外部記憶装置3、ブートロム5を備え、ブ
ートロム5は、接続されている外部記憶装置3の機番に
より、その機番に応じたロードすべきプログラムを識別
するためのプログラム情報を保持するプログラム情報保
持手段と、前記プログラム情報を基に、前記外部記憶装
置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2へロード
するプログラムロード手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用途の異なる複数
のプログラムを同一外部記憶装置上に持ち、それらのプ
ログラムを容易に選択して主記憶装置へロードするため
のプログラムロード機能を備えた計算機システム及び記
録媒体に関する。
【0002】特に本発明は、複数のプログラムを格納し
た外部記憶装置を備えると共に、接続されている外部記
憶装置の機番により、その機番に応じたロードすべきプ
ログラムを識別するためのプログラム情報を持ち、前記
プログラム情報を基に、外部記憶装置の機番に応じたプ
ログラムを、外部記憶装置から主記憶装置へロードする
ことが可能な計算機システム、及び前記処理を実現する
ためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0003】近年、コンピュータは益々その用途を広げ
ており、種々の機械やコンピュータ自身の制御等にコン
ピュータが使用されることもある。このような場合、い
ろいろな環境に応じて複数のプログラムを切り替えて使
用する場合がある。例えば、プログラムの初期インスト
ールが考えられる。本発明はこのような用途において有
用なものである。
【0004】
【従来の技術】以下、従来例を説明する。 §1:従来例におけるプログラムインストールの説明 従来、計算機システムにおいて、プログラムの初期イン
ストールを行うためには、通常のプログラムを立ち上げ
て、それの機能の一部としてインストーラーを実現した
り、インストール用の特殊な媒体を作り、そのインスト
ール用の媒体を使用してプログラムインストールを行っ
ていた。
【0005】しかし、大規模なシステムを制御するよう
なプログラムの場合、前記のように通常のプログラムを
立ち上げてしまうと、不用意に余分な制御を行う可能性
がある。また、通常運用のプログラムで、インストーラ
ーを起動させるための特別な操作を行わなければなら
ず、操作が繁雑になってしまうことがある。
【0006】更に、通常運用時に誤って前記インストー
ラーを起動させて既存のプログラムを破壊してしまうこ
ともある。また、インストール用の特殊な媒体を用いる
場合は、通常の媒体とインストール用の媒体、又はイン
ストーラーというように複数のプログラムを作成しなけ
ればならなかった。
【0007】§2:その他の従来例の説明 前記従来例に関連した他の従来例として、特開平3−1
21551号公報、特開平8−171483号公報に記
載された発明が記載されていた。以下、前記発明の概要
を説明する。
【0008】(1) :特開平3−121551号公報(特
願平1−260497号)に記載された発明は「プログ
ラムロード方式」に関する発明であり、種々の外部記憶
装置から様々な様式の実行プログラムを読出して実行す
ることができるようにしたものである。
【0009】前記発明において、読出し成否判定部7
は、実行プログラムの読出しが成功したか否かを、読出
し実行プログラムに有する識別情報により判定し、読出
しが成功したときには、読出した実行プログラムの実行
に移行させ、読出しが不成功のときには、読出し否判定
をローダ切換指示部4に送っている。
【0010】そこで、ローダ切換指示部4は、拡張ロー
ダの読出し指示をローダ読取り制御部5に送るので、ロ
ーダ読取り制御部5は、不揮発性メモリ3から順次に拡
張ローダの1つを読取って読出し処理実行部6に渡して
いる。
【0011】このため、読出し処理実行部6は、その拡
張ローダが指示する外部記憶装置1−1、1−2、1−
3の何れかから実行プログラムの一つの読出しを実行し
ている。その結果、読出し成否判定部7は、実行プログ
ラムの読出しが成功したか否かを、読出した実行プログ
ラムに有する識別情報により判定し、読出しが成功のと
きには、読出した実行プログラムの実行に移行させ、読
出しが不成功のときには、読出し成否判定をローダ切換
指示部4に送って、実行プログラムの読出しが成功する
か、拡張ローダがなくなるまで、同様の動作を繰返して
いる。
【0012】(2) :特開平8−171483号公報(特
願平6−314609号)に記載された発明は「データ
処理装置」に関する発明であり、装着された外部記憶装
置に対し、システムプログラムを介さずにアクセスする
ことができるようにしたものである。
【0013】前記発明において、接続手段は、直接ブー
ト可能な外部プログラムを格納する外部記憶装置を接続
する。選択手段は、データ処理装置のブート機能を制御
する内部ブートプログラムと外部プログラムとから、電
源投入時の起動先を選択する。メモリ切り換え手段は、
選択されたプログラムのメモリ領域が電源投入時のスタ
ートアドレスに対応するように、メモリ領域を切り換え
る。プログラム実行手段は、電源投入時に、選択されて
いるプログラムを実行する。
【0014】これにより、電源投入時に、データ処理装
置内のシステムプログラムを介さずに、外部記憶装置内
の外部プログラムを起動することが可能になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :前記従来のプログラムインストール方法では、大
規模なシステムを制御するようなプログラムの場合、通
常のプログラムを立ち上げてしまうと、不用意に余分な
制御を行う可能性がある。また、通常運用のプログラム
で、インストーラーを起動させるための特別な操作を行
わなければならず、操作が繁雑になってしまうことがあ
る。
【0016】更に、通常運用時に誤って前記インストー
ラーを起動させて既存のプログラムを破壊してしまうこ
ともある。また、インストール用の特殊な媒体を用いる
場合は、通常の媒体とインストール用の媒体、又はイン
ストーラーというように複数のプログラムを作成しなけ
ればならず、コストがかかっていた。
【0017】(2) :通常のプログラムの機能の一部とし
て前記のようなインストーラーを実現させる場合は、立
ち上げ等に無用な時間を要してしまったり、システムに
必要な各種パラメータ等が未設定の場合は、システムに
悪影響を与えてしまうこともあった。
【0018】(3) :前記のように、インストール用の特
殊な媒体を用いてプログラムのインストールを行う場合
は、複数の媒体を作成しなければならず、それらの作
成、配布、保守等の費用が多くなってしまっていた。
【0019】(4) :特開平3−121551号公報(特
願平1−260497号)に記載された発明は、ブート
ロムが外部記憶装置に格納されれている1種類の基本ロ
ーダを読み込み、それに失敗すると、外部記憶装置上に
ある複数の拡張ローダを順次読出し、読出されたローダ
に対応するプログラムがロードされる、というものであ
る。
【0020】従って、外部記憶装置上の複数のプログラ
ムをロードするのに、プログラム毎に異なるロードロー
ダが必要である。また、複数のプログラムを用途によっ
て使い分ける場合は、外部記憶装置上のロードローダを
変更するか。又は別のものに置き換える必要があり、そ
れらの作成、配布、保守等の費用が多くなってしまって
いた。
【0021】(5) :特開平8−171483号公報(特
願平6−314609号)に記載された発明は、システ
ム起動時に複数のメモリ領域上のプログラムを切り換え
手段を用いて選択的に起動できるようにするものであ
る。そして、この発明での外部記憶装置とは、プロセッ
サから見てアドレッシング可能な領域、つまり、メモリ
の一部として存在することを前提としている。すなわ
ち、外部記憶装置がメモリの一部としてプロセッサから
見えなければ実現できない発明である。
【0022】従って、メモリ上に存在しない、外部記憶
装置上の複数のプログラムを用途によって使い分ける、
ということは実現不可能である。本発明は、このような
従来の課題を解決し、通常運用プログラムとインストー
ラーを完全に分離できるようにして、操作の繁雑さを無
くし、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことを目
的とする。また、提供媒体を1種類にして、プログラム
の作成、配布、保守等の費用を少なくすることを目的と
する。更に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプ
ログラムと分離させることで、コストダウン、及び操作
性の向上を実現することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のよ
うに構成した。 (1) :CPU(中央演算処理装置)1と、主記憶装置2
と、複数のプログラムを格納した外部記憶装置3と、前
記外部記憶装置3上のプログラムを主記憶装置2上にロ
ードするためのブートロム5を備えると共に、前記外部
記憶装置3を複数台接続可能な計算機システムであっ
て、前記ブートロム5は、接続されている外部記憶装置
3の機番により、その機番に応じたロードすべきプログ
ラムを識別するためのプログラム情報を保持するプログ
ラム情報保持手段と、前記プログラム情報を基に、前記
外部記憶装置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置
2へロードするプログラムロード手段を備えている。
【0024】(2) :CPU1と、主記憶装置2と、複数
のプログラムを格納した外部記憶装置3と、前記外部記
憶装置3上のプログラムを主記憶装置2上にロードする
ためのブートロム5を備えると共に、前記外部記憶装置
3を複数台接続可能な計算機システムであって、前記外
部記憶装置3は、接続されている外部記憶装置3の機番
により、その機番に応じたロードすべきプログラムを識
別するためのプログラム情報を保持したプログラム情報
保持手段(プログラム情報保持部7)を備え、前記ブー
トロム5は、前記プログラム情報を基に、前記外部記憶
装置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2へロー
ドするプログラムロード手段を備えている。
【0025】(3) :CPU1と、主記憶装置2と、複数
のプログラムを格納した外部記憶装置3と、前記外部記
憶装置3上のプログラムを主記憶装置2上にロードする
ためのブートロム5と、ロード対象となった外部記憶装
置3の機番を保持させるためのロード機番保持部6を備
えると共に、前記外部記憶装置3を複数台接続可能な計
算機システムであって、前記外部記憶装置3は、前記プ
ログラムを主記憶装置2へロードするためのプログラム
ローダ8を備え、該プログラムローダ8は、接続されて
いる外部記憶装置3の機番により、その機番に応じたロ
ードすべきプログラムを識別するためのプログラム情報
を保持すると共に、前記ブートロム5は、外部記憶装置
3上のプログラムローダを主記憶装置2へロードし、ロ
ード対象となった外部記憶装置3の機番を前記ロード機
番保持部6に保持させるプログラムローダロード手段を
備え、前記プログラムローダ8は、前記ロード機番保持
部6の機番と前記プログラム情報を基に、前記外部記憶
装置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2へロー
ドするプログラムロード手段を備えている。
【0026】(4) :CPU1と、主記憶装置2と、複数
のプログラムを格納した外部記憶装置3と、前記外部記
憶装置3上のプログラムを主記憶装置2上にロードする
ためのブートロム5と、ロード対象となった外部記憶装
置3の機番を保持させるためのロード機番保持部6を備
えると共に、前記外部記憶装置3を複数台接続可能な計
算機システムであって、前記外部記憶装置3は、前記プ
ログラムを主記憶装置2へロードするためのプログラム
ローダ8と、接続されている外部記憶装置3の機番によ
り、その機番に応じたロードすべきプログラムを識別す
るためのプログラム情報を保持したプログラム情報保持
手段(プログラム情報保持部7)を備え、前記ブートロ
ム5は、外部記憶装置3上のプログラムローダ8を主記
憶装置2へロードし、ロード対象となった外部記憶装置
3の機番を前記ロード機番保持部6に保持させるプログ
ラムローダロード手段を備え、前記プログラムローダ8
は、前記ロード機番保持部6の機番と前記プログラム情
報を基に、前記外部記憶装置3の機番に応じたプログラ
ムを主記憶装置2へロードするプログラムロード手段を
備えている。
【0027】(5) :コンピュータに、ブートロム5が、
内部に保持しているプログラム情報を基に、外部記憶装
置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2へロード
する手順を実行させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0028】(6) :コンピュータに、ブートロム5が、
外部記憶装置3上のプログラムローダ8を主記憶装置2
へロードすると共に、ロード対象となった外部記憶装置
3の機番をロード機番保持部6に保持させる手順と、主
記憶装置2へロードされたプログラムローダ8が、前記
ロード機番保持部6の機番と、内部に保持しているプロ
グラム情報を基に、外部記憶装置3の機番に応じたプロ
グラムを主記憶装置2へロードする手順と、を実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体。
【0029】(7) :コンピュータに、ブートロム5が、
外部記憶装置3上のプログラムローダ8を主記憶装置2
へロードすると共に、ロード対象となった外部記憶装置
3の機番をロード機番保持部6に保持させる手順と、前
記主記憶装置2上へロードされたプログラムローダ8
が、外部記憶装置3上のプログラム情報を基に、外部記
憶装置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2へロ
ードする手順と、を実行させるためのプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0030】(作用)前記構成に基づく本発明の作用
を、図1に基づいて説明する。 (a) :前記(1) の作用 ブートロム5のプログラム情報保持手段は、接続されて
いる外部記憶装置3の機番により、その機番に応じたロ
ードすべきプログラムを識別するためのプログラム情報
を保持している。この状態で、ブートロム5のプログラ
ムロード手段は前記プログラム情報を基に、外部記憶装
置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2へロード
する。
【0031】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0032】(b) :前記(2) の作用 外部記憶装置3のプログラム情報保持手段(プログラム
情報保持部7)が、接続されている外部記憶装置3の機
番により、その機番に応じたロードすべきプログラムを
識別するためのプログラム情報を保持している状態で、
ブートロム5のプログラムロード手段は、前記プログラ
ム情報を基に、外部記憶装置3の機番に応じたプログラ
ムを主記憶装置2へロードする。
【0033】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0034】(c) :前記(3) の作用 ブートロム5のプログラムローダロード手段は、外部記
憶装置3上のプログラムローダ8を主記憶装置2へロー
ドし、ロード対象となった外部記憶装置3の機番をロー
ド機番保持部6に保持させる。そして、主記憶装置2へ
ロードされたプログラムローダ8のプログラムロード手
段は、ロード機番保持部6の機番と前記プログラム情報
を基に、外部記憶装置3の機番に応じたプログラムを主
記憶装置2へロードする。
【0035】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0036】(d) :前記(4) の作用 外部記憶装置3のプログラム情報保持手段(プログラム
情報保持部7)に、接続されている外部記憶装置3の機
番により、その機番に応じたロードすべきプログラムを
識別するためのプログラム情報を保持した状態で、ブー
トロム5のプログラムローダロード手段は、外部記憶装
置3上のプログラムローダ8を主記憶装置2へロード
し、ロード対象となった外部記憶装置3の機番をロード
機番保持部6に保持させる。
【0037】次に、プログラムローダ8のプログラムロ
ード手段は、ロード機番保持部6の機番と前記プログラ
ム情報を基に、外部記憶装置3の機番に応じたプログラ
ムを主記憶装置2へロードする。
【0038】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0039】(e) :前記(5) の作用 記録媒体のプログラムをコンピュータに実行させること
により、ブートロム5が、内部に保持しているプログラ
ム情報を基に、外部記憶装置3の機番に応じたプログラ
ムを主記憶装置2へロードする処理を行う。
【0040】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0041】(f) :前記(6) の作用 記録媒体のプログラムをコンピュータに実行させること
により、ブートロム5が、外部記憶装置3上のプログラ
ムローダ8を主記憶装置2へロードすると共に、ロード
対象となった外部記憶装置3の機番をロード機番保持部
6に保持させる。そして、主記憶装置2へロードされた
プログラムローダ8が、ロード機番保持部6の機番と、
内部に保持しているプログラム情報を基に、外部記憶装
置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2へロード
する処理を行う。
【0042】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0043】(g) :前記(7) の作用 記録媒体のプログラムをコンピュータに実行させること
により、ブートロム5が、外部記憶装置3上のプログラ
ムローダ8を主記憶装置2へロードすると共に、ロード
対象となった外部記憶装置3の機番をロード機番保持部
6に保持させる。そして、主記憶装置2上へロードされ
たプログラムローダ8が、外部記憶装置3上のプログラ
ム情報を基に、外部記憶装置3の機番に応じたプログラ
ムを主記憶装置2へロードする処理を行う。
【0044】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。 §1:例1の説明・・・図2参照 (1) :計算機システムの説明 図2は例1の構成図である。例1の計算機システムは、
CPU(中央演算処理装置)1と、主記憶装置2と、外
部記憶装置3と、外部記憶装置3上のプログラムを主記
憶装置2上にロードするためのプログラムを格納したブ
ートロム(BootRom)5を備えており、前記外部記憶装
置3は複数台接続可能になっている。そして、各外部記
憶装置3には、それぞれユニークな機番(機番1、機番
2)が与えられており、各外部記憶装置3毎に複数のプ
ログラム(プログラム1、プログラム2等)が格納され
ている。なお、外部記憶装置3上のプログラムの内容は
各装置とも同じである。
【0046】前記外部記憶装置3に与えられている機番
は、例えば、計算機本体に設けられた外部記憶装置挿入
用のスロット毎に付けられているユニークな識別情報で
あり、CPU1から識別可能になっている。従って、C
PU1は前記機番により、外部記憶装置3を特定するこ
とができるようになっている。
【0047】また、前記主記憶装置2には、プログラム
を格納するためのプログラム格納領域11が設けてあ
り、このプログラム格納領域11に、外部記憶装置3上
のプログラムをロードするようになっている。更に、前
記ブートロム5には、接続されている外部記憶装置3の
機番により、その機番に応じたロードすべきプログラム
を識別するためのプログラム情報9が格納されており、
ブートロム5はこのプログラム情報を参照して、外部記
憶装置3上のプログラムを前記プログラム格納領域11
にロードするようになっている。
【0048】前記ブートロム5に格納されているプログ
ラム情報9は、外部記憶装置3上に格納されたプログラ
ム1、2の論理的な名称、又は外部記憶装置3上での物
理的な位置情報を保持している(詳細は後述する)。
【0049】(2) :例1の処理説明 以下、図2に基づいて例1の処理を説明する。前記のよ
うに、機番1、2の外部記憶装置3上に複数のプログラ
ム1、2が存在している。また、ブートロム5の内部に
は、プログラム情報9として、接続されている外部記憶
装置3の機番により、その機番に応じた、ロードすべき
プログラムの論理的な名称、又は外部記憶装置3上での
物理的な位置を保持している。
【0050】この状態で、先ず、CPU1がブートロム
5を起動すると、該ブートロム5は、内部に保持してい
るプログラム情報を参照し、外部記憶装置3の機番に応
じたプログラムを主記憶装置2のプログラム格納領域1
1にロードする。このようにして外部記憶装置3の機番
に応じたプログラムを主記憶装置2にロードすることが
できる。
【0051】前記のロード処理により、例えば、機番1
の外部記憶装置3に対しては、プログラム1を主記憶装
置2へロードし、機番2の外部記憶装置3に対しては、
プログラム2を主記憶装置2へロードする、というよう
に、前記プログラム情報に基づいて、機番毎に異なった
プログラム(プログラム)をロードすることができる。
【0052】なお、前記例1の変形例として、前記プロ
グラム情報9をブートロム5内に保持するのではなく、
外部記憶装置3上にのみ保持し、ブートロム5がプログ
ラムのロードを行う際、外部記憶装置3上のプログラム
情報を参照するようにしても実施可能である。
【0053】すなわち、この変形例では、CPU1と、
主記憶装置2と、複数のプログラムを格納した外部記憶
装置3(機番1、2の外部記憶装置3)と、外部記憶装
置3上のプログラムを主記憶装置2上にロードするため
のプログラムを格納したブートロム5を備え、外部記憶
装置3上に、接続されている外部記憶装置3の機番によ
り、その機番に応じたロードすべきプログラムを識別す
るためのプログラム情報を保持しておく。そして、ブー
トロム5が、前記プログラム情報を基に、外部記憶装置
3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2へロードす
る。
【0054】§2:例2の説明・・・図3参照 (1) :計算機システムの説明 図3は例2の構成図である。例2の計算機システムは、
CPU1と、主記憶装置2と、ブートロム5と、ロード
対象外部記憶装置3の機番を保持するためのロード機番
保持部6と、外部記憶装置3を備えており、前記外部記
憶装置3は複数台接続可能になっている。そして、前記
各外部記憶装置3には、それぞれユニークな機番(機番
1、機番2)が与えられており、各外部記憶装置3毎
に、プログラム情報9を保持したプログラムローダ8
と、複数のプログラム(プログラム1、プログラム2
等)が格納されている。なお、前記外部記憶装置3上の
プログラムの内容は、各装置とも同じである。
【0055】また、主記憶装置2には、プログラムを格
納するためのプログラム格納領域11と、外部記憶装置
3からロードしたプログラムローダを格納するためのプ
ログラムローダ格納領域12が設けてある。そして、前
記プログラムローダ格納領域12には、外部記憶装置3
からロードしたプログラムローダ8をロードし、プログ
ラム格納領域11には外部記憶装置3上のプログラムを
ロードするようになっている。
【0056】更に、前記プログラムローダ8には、外部
記憶装置3に格納した複数のプログラム(プログラム
1、2)に対するプログラム情報9が格納されており、
プログラムローダ8はこのプログラム情報9を参照し
て、外部記憶装置3上のプログラムを前記プログラム格
納領域11にロードするようになっている。前記プログ
ラムローダ8に保持されているプログラム情報は、外部
記憶装置3上に格納されたプログラム1、2の論理的な
名称、又は外部記憶装置3上での物理的な位置情報を保
持している(詳細は後述する)。
【0057】(2) :例2の処理説明・・・図3参照 以下、図3に基づいて例2の処理を説明する。先ず、C
PU1がブートロム5を起動すると、該ブートロム5
は、ロード対象の外部記憶装置3に対する機番をロード
機番保持部6に格納し、前記機番の外部記憶装置3から
主記憶装置2のプログラムローダ格納領域12へプログ
ラムローダ8をロードする。この時、前記プログラムロ
ーダ8が保持しているプログラム情報9も一緒に前記プ
ログラムローダ格納領域12へロードする。
【0058】次に、前記プログラムローダ格納領域12
へロードされたプログラムローダ8は、ロード機番保持
部6に保持されている機番を参照すると共に、内部に保
持しているプログラム情報9を参照することで、外部記
憶装置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2のプ
ログラム格納領域11にロードする。このようにして外
部記憶装置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2
にロードすることができる。
【0059】前記のロード処理により、例えば、機番1
の外部記憶装置3に対しては、プログラム1を主記憶装
置2へロードし、機番2の外部記憶装置3に対しては、
プログラム2を主記憶装置2へロードする、というよう
に、前記プログラム情報に基づいて、機番毎に異なった
プログラムを主記憶装置2のプログラム格納領域11へ
ロードすることができる。
【0060】§3:例3の説明・・・図4参照 (1) :計算機システムの説明 図4は例3の構成図である。例3の計算機システムは、
CPU1と、主記憶装置2と、ブートロム5と、ロード
機番保持部6と、外部記憶装置3を備えており、前記外
部記憶装置3は複数台接続可能になっている。そして、
前記各外部記憶装置3には、それぞれユニークな機番
(機番1、機番2)が与えられており、各外部記憶装置
3毎に、プログラム情報9を保持したプログラム情報保
持部7と、プログラムローダ8と、複数のプログラム
(プログラム1、プログラム2等)が格納されている。
なお、前記外部記憶装置3上のプログラムの内容は、各
装置とも同じである。
【0061】また、主記憶装置2には、プログラムを格
納するためのプログラム格納領域11と、外部記憶装置
3からロードしたプログラムローダ8を格納するための
プログラムローダ格納領域12が設けてある。そして、
前記プログラムローダ格納領域12には、外部記憶装置
3からロードしたプログラムローダ8をロードし、プロ
グラム格納領域11には外部記憶装置3上のプログラム
をロードするようになっている。
【0062】更に、前記プログラム情報保持部7には、
外部記憶装置3に格納した複数のプログラム(プログラ
ム1、2)に対するプログラム情報9が格納されてお
り、プログラムローダ8はこのプログラム情報9を参照
して、外部記憶装置3上のプログラムを前記プログラム
格納領域11にロードするようになっている。前記プロ
グラム情報保持部7に保持されているプログラム情報9
は、外部記憶装置3上に格納されたプログラム1、2の
論理的な名称、又は外部記憶装置3上での物理的な位置
情報を保持している(詳細は後述する)。
【0063】(2) :例3の処理説明 以下、図4に基づいて例3の処理を説明する。先ず、C
PU1がブートロム5を起動すると、該ブートロム5
は、ロード対象の外部記憶装置3に対する機番をロード
機番保持部6に格納し、前記機番の外部記憶装置3から
主記憶装置2のプログラムローダ格納領域12へプログ
ラムローダ8をロードする。
【0064】次に、前記プログラムローダ格納領域12
へロードされたプログラムローダ8は、前記機番の外部
記憶装置3内に設けたプログラム情報保持部7に保持し
ているプログラム情報9を参照し、外部記憶装置3の機
番に応じたプログラムを主記憶装置2のプログラム格納
領域11にロードする。このようにして前記外部記憶装
置3の機番に応じたプログラムを主記憶装置2にロード
することができる。
【0065】前記のロード処理により、例えば、機番1
の外部記憶装置3に対しては、プログラム1を主記憶装
置2へロードし、機番2の外部記憶装置3に対しては、
プログラム2を主記憶装置2へロードする、というよう
に、前記プログラム情報に基づいて、機番毎に異なった
プログラムをロードすることができる。
【0066】§4:具体例による計算機システムの説明
・・・図5、図6参照 図5は装置の具体的構成図である。図6はプログラム情
報例を示した図である。以下、図5、図6に基づいて具
体例による計算機システムを説明する。
【0067】前記計算機システムは、例えば、図5に示
したような構成で実施される。この例の場合、計算機シ
ステムには、装置本体17と、該装置本体17に対して
SCSIバスを介して接続された複数のハードディスク
装置15(外部記憶装置3の一種)を備えている。そし
て、前記複数のハードディスク装置15には、それぞれ
プログラム情報保持部7を備えると共に、プログラムロ
ーダ8と複数のプログラム(プログラム1、プログラム
2等)が格納されている。
【0068】また、前記装置本体17には、CPU1
と、主記憶装置2と、ブートロム5と、SCSIバス制
御アダプタ16とを備えると共に、主記憶装置2には、
プログラム格納領域11と、プログラムローダ格納領域
12と、ブートロム作業用メモリ13と、ロード機番保
持部6を備えている。
【0069】前記SCSIバス制御アダプタ16は、ブ
ートロム5、プログラムローダ8、及び主記憶装置2内
のプログラムから制御され、SCSIバス上のSCSI
デバイスに対してコマンドを発行し、必要に応じて主記
憶装置2とのデータのやり取りを行う。SCSIバス上
では、装置はSCSI−ID=7になっており、この例
では、SCSI−ID0からSCSI−ID2までの3
つのターゲットデバイスを接続することができるように
なっている。
【0070】また、前記プログラム情報保持部7にはプ
ログラム情報が保持されている。このプログラム情報の
1例としては、図4に示したような情報が使用される。
この例では、前記機番として、SCSI−IDを使用
し、このSCSI−IDに対応させて、各SCSI−I
D(機番に相当する情報)毎に、ファイル名(プログラ
ムの識別情報)と、開始セクタと、大きさ(セクタ)の
各情報が保持される。
【0071】例えば、前記SCSI−IDには、SCS
I−ID0、SCSI−ID1、SCSI−ID2の3
つのID(機番に相当する情報)があり、前記ファイル
名には、「NORMAL」、「TEST」、「INST
ALL」があり、前記大きさ(セクタ)には、100
0、1000、800の情報がある。なお、前記ファイ
ル名は、論理的なプログラムの名称であり、任意に付与
される名称である。また、前記開始セクタ、及び大きさ
は、ハードディスク上の物理的な位置を示しており、こ
の情報により、プログラムの格納位置が分かるようにな
っている。
【0072】従って、このプログラム情報を参照するこ
とで、機番に応じたプログラムを外部記憶装置3から読
み出して、主記憶装置2上へロードすることができるよ
うになっている。例えば、SCSI−ID(機番)=0
の外部記憶装置3からは、ハードディスクのセクタ8か
ら1000セクタ分の大きさの領域(セクタ8〜100
7の領域)に格納されている、ファイル名が「NORM
AL」のプログラムを、主記憶装置2へロードすれば良
いことが分かる。
【0073】また、SCSI−ID(機番)=1の外部
記憶装置3からは、ハードディスクのセクタ1008か
ら1000セクタ分の大きさの領域(セクタ1008〜
2007の領域)に格納されている、ファイル名が「T
EST」のプログラムを、主記憶装置2へロードすれば
良いことが分かる。
【0074】更に、SCSI−ID(機番)=2の外部
記憶装置3からは、ハードディスクのセクタ2008か
ら800セクタ分の大きさの領域(セクタ2008〜2
807の領域)に格納されている、ファイル名が「IN
STALL」のプログラムを、主記憶装置2へロードす
れば良いことが分かる。
【0075】§5:例1のブートロムの処理説明 図7は例1のブートロムの処理フローチャートである。
以下、図7に基づいて例1のブートロムの処理を説明す
る。なお、S1〜S9は各処理ステップを示す。先ず、
計算機システムを構成する各装置の電源を投入すると、
CPU1にリセットがかかり、CPU1はブートロム5
内のプログラムの先頭より処理を開始する。そしてブー
トロム5は、先ず、主記憶装置2をクリアし(S1)、
SCSIバス制御アダプタ16を初期化する(S2)。
【0076】次に、ブートロム5は、SCSI−IDが
0から2までの装置に対して、順番に「TEST UN
IT READY」コマンドを発行する(S3)。な
お、前記「TEST UNIT READY」コマンド
は、ハードディスク装置15に対し、レディ状態となっ
ているかどうかを調べるためのコマンドである。
【0077】ブートロム5は、前記「TEST UNI
T READY」コマンド発行後、その応答からハード
ディスク装置15がレディ(READY)状態か否かを
判断し、レディ状態でなければ、その装置は障害がある
か、若しくは接続されていない、と判断し、ロード対象
装置の候補から外す(S4)。また、レディ状態であれ
ば、その装置をロード対象装置候補に入れる(S5)。
【0078】なお、この場合、ブートロム5は、前記
「TEST UNIT READY」コマンドが、「U
NIT ATTENTION(CHECK CONTI
TIONの一種)」以外のエラーになった場合、その装
置は障害があるか、若しくは接続されていない、という
ことで、前記のようにロード対象装置の候補から外す。
また、前記エラーにならなかった場合、その装置はロー
ド対象装置候補に入れる。
【0079】このようにして、全ての外部記憶装置3に
対する「TEST UNIT READY」コマンドの
発行が終わった時点で、ロード対象装置の中から、一番
若いSCSI−IDを持つハードディスク装置15を、
ロード対象装置とする(S6)。
【0080】ここで、予めブートロム5が固定的に持っ
ているプログラム情報に従って、ロード対象SCSI−
IDに対応するロード対象プログラムのハードディスク
装置15上での位置、及び大きさを決定し(S7)、ハ
ードディスク装置15の該当する箇所から該当するプロ
グラムを主記憶装置2へロードする(S8)。その後、
ロードしたプログラムに制御を渡す(S9)。
【0081】§6:例2のブートロムの処理説明・・・
図8参照 図8は例2のブートロムの処理フローチャートである。
以下、図8に基づいて例2の処理を説明する。なお、S
11〜S19は各処理ステップを示す。先ず、計算機シ
ステムを構成する各装置の電源を投入すると、CPU1
にリセットがかかり、CPU1はブートロム5内のプロ
グラムの先頭より処理を開始する。そしてブートロム5
は、先ず、主記憶装置2をクリアし(S11)、SCS
Iバス制御アダプタ16を初期化する(S12)。
【0082】次に、ブートロム5は、SCSI−IDが
0から2までの装置に対して、順番に「TEST UN
IT READY」コマンドを発行する(S13)。な
お、前記「TEST UNIT READY」コマンド
は、ハードディスク装置15に対し、レディ状態となっ
ているかどうかを調べるためのコマンドである。
【0083】ブートロム5は、前記「TEST UNI
T READY」コマンド発行後、その応答からハード
ディスク装置15がレディ(READY)状態か否かを
判断し、レディ状態でなければ、その装置は障害がある
か、若しくは接続されていない、と判断し、ロード対象
装置の候補から外す(S14)。また、レディ状態であ
れば、その装置をロード対象装置候補に入れる(S1
5)。
【0084】なお、この場合、ブートロム5は、前記
「TEST UNIT READY」コマンドが、「U
NIT ATTENTION(CHECK CONTI
TIONの一種)」以外のエラーになった場合、その装
置は障害があるか、若しくは接続されていない、という
ことで、前記のようにロード対象装置の候補から外す。
また、前記エラーにならなかった場合、その装置はロー
ド対象装置候補に入れる。
【0085】このようにして、全ての外部記憶装置3に
対する「TEST UNIT READY」コマンドの
発行が終わった時点で、ロード対象装置の中から、一番
若いSCSI−IDを持つハードディスク装置15を、
ロード対象装置とする(S16)。
【0086】ここで、前記S16の処理で決定したデバ
イスのSCSI−IDを主記憶装置2上のロード機番保
持部6に格納し(S17)、ハードディスク装置上の固
定の領域にあるプログラムローダ8を主記憶装置2のプ
ログラムローダ格納領域12へロードする(S18)。
その後、ロードしたプログラムローダ8に制御を渡す
(S19)。
【0087】§7:プログラムローダの処理説明・・・
図9参照 図9はプログラムローダの処理フローチャートであり、
図9のA図は例2、B図は例3を示す。以下、図9に基
づいてプログラムローダの処理を説明する。なお、S2
1〜S35は各処理ステップを示す。
【0088】(1) :例2の説明・・・図9のA図参照 前記例2の場合、プログラムローダ8は次のように処理
を行う。プログラムローダは、ブートロム5によりハー
ドディスク装置15から主記憶装置2のプログラムロー
ダ格納領域12へロードされた後、制御権が渡される。
すると、プログラムローダ8は、主記憶装置2上のロー
ド機番保持部6を参照して、自分がどのSCSI−ID
の装置からロードされたかを知る(S21)。
【0089】ここで、予めプログラムローダ8が固定的
に持っているプログラム情報に従って、ロード対象プロ
グラムのハードディスク装置15上での物理的な位置、
及び大きさを判断し(S22)、ハードディスク装置1
5上の該当する箇所からプログラムをロードする(S2
3)。この場合、図6に示したプログラム情報をプログ
ラムローダ8の内部に持っている。その後、主記憶装置
2のプログラム格納領域11にロードしたプログラムに
制御を渡す(S24)。以上の処理により、異なる複数
のプログラムを簡単に排他的に主記憶装置2上へロード
することができ、しかも、それを外部記憶装置3の同一
媒体で実現させることができる。
【0090】(2) :例3の説明・・・図9のB図参照 前記例3の場合、プログラムローダ8は次のように処理
を行う。プログラムローダ8は、ブートロム5により主
記憶装置2のプログラムローダ格納領域12にロードさ
れた後、制御権が渡される。すると、プログラムローダ
は、主記憶装置2上のロード機番保持部6を参照して、
自分がどのSCSI−IDの装置からロードされたかを
知る(S31)。
【0091】そして、プログラムローダ8自身がロード
されたSCSI−ID(機番)のハードディスク装置1
5から、プログラム情報保持部7に保持されているプロ
グラム情報を読み込む(S32)。この場合、プログラ
ム情報保持部7は、ハードディスク装置15上の予め決
められた固定的な位置に格納されているものとする。次
に、プログラムローダ8は図6に示したプログラム情報
の内容から、ロード対象のSCSI−IDに対応するプ
ログラムの物理位置と、大きさを認識する(S33)。
そして、前記プログラム情報に従って、該当するプログ
ラムを主記憶装置2のプログラム格納領域11へロード
する(S34)。その後、主記憶装置2へロードされた
プログラムに制御を渡す(S35)。以上の処理によ
り、異なる複数のプログラムを簡単に排他的にロードす
ることができ、しかも、それを外部記憶装置3上の同一
媒体で実現させることができる。
【0092】§8:記憶媒体とプログラムの説明 前記ブートロム5の処理、及びプログラムローダ8の処
理は、CPU1がブートロム5内のプログラム、或いは
プログラムローダ8のプログラムを実行することにより
実現する。
【0093】すなわち、前記例1では、ブートロム5の
プログラムを実行することで、ブートロム5内に保持し
ているプログラム情報を基に、外部記憶装置3(例え
ば、ハードディスク装置15)の機番に応じたプログラ
ムを主記憶装置2へロードする処理を行う。また、前記
例2では、ブートロム5のプログラムを実行すること
で、外部記憶装置3上のプログラムローダ8を主記憶装
置2へロードすると共に、ロード対象となった外部記憶
装置3の機番をロード機番保持部6に保持させる処理を
行う。
【0094】またこの時、主記憶装置2へロードされた
プログラムローダ8を実行することで、前記ロード機番
保持部6の機番と、内部に保持しているプログラム情報
を基に、外部記憶装置3の機番に応じたプログラムを主
記憶装置2へロードする処理を行う。
【0095】更に、前記例3では、ブートロム5のプロ
グラムを実行することで、外部記憶装置3上のプログラ
ムローダ8を主記憶装置2へロードすると共に、ロード
対象となった外部記憶装置3の機番をロード機番保持部
6に保持させる処理を行う。そして、この時、主記憶装
置2上へロードされたプログラムローダ8のプログラム
を実行することで、外部記憶装置3上のプログラム情報
を基に、外部記憶装置3の機番に応じたプログラムを主
記憶装置2へロードする処理を行う。ところで、前記プ
ログラムローダ8のプログラムは、外部記憶装置3(例
えば、ハードディスク装置15)上に予め格納しておく
が、このプログラムは次のようにして外部記憶装置3上
に格納することも可能である。
【0096】:フレキシブルディスク(フロッピィデ
ィスク)に格納されているプログラム(他の装置で作成
したプログラムデータ)を、前記計算機システムに設け
たフレキシブルディスクドライブ装置により読み取り、
外部記憶装置3(例えば、ハードディスク装置15)の
記録媒体(ハードディスク)に格納する。
【0097】:光磁気ディスク、或いはCD−ROM
等の記憶媒体に格納されているプログラムを、前記計算
機システムに設けたドライブ装置により読み取り、外部
記憶装置3の記録媒体に格納する。
【0098】:LAN等の通信回線を介して他の装置
から伝送されたデータを前記計算機システムで受信し、
そのプログラムを外部記憶装置3の記録媒体に格納す
る。 §9:その他の説明 (1) :前記外部記憶装置3は、ハードディスク装置15
の外、光磁気ディスク装置など、任意の外部記憶装置で
実現可能である。
【0099】(2) :外部記憶装置3は、2台に限らず、
任意の複数台が接続可能である。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :複数のプログラムを1つの外部記憶装置内に格納
しておき、その外部記憶装置の機番を変えることによ
り、簡単にそれらを切り替えて使用することができる。
【0101】(2) :機番とプログラムの関係を外部記憶
装置自身に格納することにより、切り替えるプログラム
の情報を簡単に変更することができる。これにより、イ
ンストール等の通常運用とは異なる使用のために、別に
媒体を作成することなく、かつ通常プログラムとは完全
に切り離したツール、又はシステムを構築することがで
き、コストダウン、及び操作性の向上が期待できる。
【0102】前記効果の他、各請求項に対応して次のよ
うな効果がある。 (3) :請求項1では、ブートロムのプログラム情報保持
手段は、接続されている外部記憶装置の機番により、そ
の機番に応じたロードすべきプログラムを識別するため
のプログラム情報を保持している。この状態で、ブート
ロムのプログラムロード手段は前記プログラム情報を基
に、前記外部記憶装置の機番に応じたプログラムを主記
憶装置へロードする。
【0103】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0104】(4) :請求項2では、外部記憶装置のプロ
グラム情報保持手段が、接続されている外部記憶装置の
機番により、その機番に応じたロードすべきプログラム
を識別するためのプログラム情報を保持している状態
で、ブートロムのプログラムロード手段は、前記プログ
ラム情報を基に、外部記憶装置の機番に応じたプログラ
ムを主記憶装置へロードする。
【0105】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び安全性の向上
を実現することができる。
【0106】(5) :請求項3では、ブートロムのプログ
ラムローダロード手段は、外部記憶装置上のプログラム
ローダを主記憶装置へロードし、ロード対象となった外
部記憶装置の機番を前記ロード機番保持部に保持させ
る。そして、主記憶装置へロードされたプログラムロー
ダのプログラムロード手段は、前記ロード機番保持部の
機番と前記プログラム情報を基に、前記外部記憶装置の
機番に応じたプログラムを主記憶装置へロードする。
【0107】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び操作性の向上
を実現することができる。
【0108】(6) :請求項4では、外部記憶装置のプロ
グラム情報保持手段に、接続されている外部記憶装置の
機番により、その機番に応じたロードすべきプログラム
を識別するためのプログラム情報を保持した状態で、ブ
ートロムのプログラムローダロード手段は、外部記憶装
置上のプログラムローダを主記憶装置へロードし、ロー
ド対象となった外部記憶装置の機番を前記ロード機番保
持部に保持させる。
【0109】また、プログラムローダのプログラムロー
ド手段は、ロード機番保持部の機番と前記プログラム情
報を基に、外部記憶装置の機番に応じたプログラムを主
記憶装置へロードする。
【0110】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び安全性の向上
を実現することができる。
【0111】(7) :請求項5では、記録媒体のプログラ
ムをコンピュータに実行させることにより、ブートロム
が、内部に保持しているプログラム情報を基に、外部記
憶装置の機番に応じたプログラムを主記憶装置へロード
する処理を行う。
【0112】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び安全性の向上
を実現することができる。
【0113】(8) :請求項6では、記録媒体のプログラ
ムをコンピュータに実行させることにより、ブートロム
が、外部記憶装置上のプログラムローダを主記憶装置へ
ロードすると共に、ロード対象となった外部記憶装置の
機番をロード機番保持部に保持させる。また、主記憶装
置へロードされたプログラムローダが、前記ロード機番
保持部の機番と、内部に保持しているプログラム情報を
基に、外部記憶装置の機番に応じたプログラムを主記憶
装置へロードする処理を行う。
【0114】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び安全性の向上
を実現することができる。
【0115】(9) :請求項7では、記録媒体のプログラ
ムをコンピュータに実行させることにより、ブートロム
が、外部記憶装置上のプログラムローダを主記憶装置へ
ロードすると共に、ロード対象となった外部記憶装置の
機番をロード機番保持部に保持させる。また、主記憶装
置上へロードされたプログラムローダが、外部記憶装置
上のプログラム情報を基に、外部記憶装置の機番に応じ
たプログラムを主記憶装置へロードする処理を行う。
【0116】このようにすれば、通常運用プログラムと
インストーラーを完全に分離でき、操作の繁雑さを無く
し、誤操作によるシステムへの悪影響を防ぐことができ
る。また、提供媒体を1種類にして、プログラムの作
成、配布、保守等の費用を少なくすることができる。更
に、1つの媒体で、しかも完全に通常運用のプログラム
と分離させることで、コストダウン、及び安全性の向上
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態における例1の構成図である。
【図3】実施の形態における例2の構成図である。
【図4】実施の形態における例3の構成図である。
【図5】実施の形態における装置の具体的構成図であ
る。
【図6】実施の形態におけるプログラム情報例を示した
図である。
【図7】実施の形態における例1のブートロムの処理フ
ローチャートである。
【図8】実施の形態における例2のブートロムの処理フ
ローチャートである。
【図9】実施の形態におけるプログラムローダの処理フ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 主記憶装置 3 外部記憶装置 5 ブートロム 6 ロード機番保持部 7 プログラム情報保持部 11 プログラム格納領域 12 プログラムローダ格納領域 15 ハードディスク装置 16 SCSIバス制御アダプタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUと、主記憶装置と、複数のプログラ
    ムを格納した外部記憶装置と、前記外部記憶装置上のプ
    ログラムを主記憶装置上にロードするためのブートロム
    を備えると共に、前記外部記憶装置を複数台接続可能な
    計算機システムであって、 前記ブートロムは、接続されている外部記憶装置の機番
    により、その機番に応じたロードすべきプログラムを識
    別するためのプログラム情報を保持するプログラム情報
    保持手段と、 前記プログラム情報を基に、前記外部記憶装置の機番に
    応じたプログラムを主記憶装置へロードするプログラム
    ロード手段を備えていることを特徴とした計算機システ
    ム。
  2. 【請求項2】CPUと、主記憶装置と、複数のプログラ
    ムを格納した外部記憶装置と、前記外部記憶装置上のプ
    ログラムを主記憶装置上にロードするためのブートロム
    を備えると共に、前記外部記憶装置を複数台接続可能な
    計算機システムであって、 前記外部記憶装置は、接続されている外部記憶装置の機
    番により、その機番に応じたロードすべきプログラムを
    識別するためのプログラム情報を保持したプログラム情
    報保持手段を備え、 前記ブートロムは、前記プログラム情報を基に、前記外
    部記憶装置の機番に応じたプログラムを主記憶装置へロ
    ードするプログラムロード手段を備えていることを特徴
    とした計算機システム。
  3. 【請求項3】CPUと、主記憶装置と、複数のプログラ
    ムを格納した外部記憶装置と、前記外部記憶装置上のプ
    ログラムを主記憶装置上にロードするためのブートロム
    と、ロード対象となった外部記憶装置の機番を保持させ
    るためのロード機番保持部を備えると共に、前記外部記
    憶装置を複数台接続可能な計算機システムであって、 前記外部記憶装置は、前記プログラムを主記憶装置へロ
    ードするためのプログラムローダを備え、該プログラム
    ローダは、接続されている外部記憶装置の機番により、
    その機番に応じたロードすべきプログラムを識別するた
    めのプログラム情報を保持すると共に、 前記ブートロムは、外部記憶装置上のプログラムローダ
    を主記憶装置へロードし、ロード対象となった外部記憶
    装置の機番を前記ロード機番保持部に保持させるプログ
    ラムローダロード手段を備え、 前記プログラムローダは、前記ロード機番保持部の機番
    と前記プログラム情報を基に、前記外部記憶装置の機番
    に応じたプログラムを主記憶装置へロードするプログラ
    ムロード手段を備えていることを特徴とした計算機シス
    テム。
  4. 【請求項4】CPUと、主記憶装置と、複数のプログラ
    ムを格納した外部記憶装置と、前記外部記憶装置上のプ
    ログラムを主記憶装置上にロードするためのブートロム
    と、ロード対象となった外部記憶装置の機番を保持させ
    るためのロード機番保持部を備えると共に、前記外部記
    憶装置を複数台接続可能な計算機システムであって、 前記外部記憶装置は、前記プログラムを主記憶装置へロ
    ードするためのプログラムローダと、接続されている外
    部記憶装置の機番により、その機番に応じたロードすべ
    きプログラムを識別するためのプログラム情報を保持し
    たプログラム情報保持手段を備え、 前記ブートロムは、外部記憶装置上のプログラムローダ
    を主記憶装置へロードし、ロード対象となった外部記憶
    装置の機番を前記ロード機番保持部に保持させるプログ
    ラムローダロード手段を備え、 前記プログラムローダは、前記ロード機番保持部の機番
    と前記プログラム情報を基に、前記外部記憶装置の機番
    に応じたプログラムを主記憶装置へロードするプログラ
    ムロード手段を備えていることを特徴とした計算機シス
    テム。
  5. 【請求項5】コンピュータに、 ブートロムが、内部に保持しているプログラム情報を基
    に、外部記憶装置の機番に応じたプログラムを主記憶装
    置へロードする手順を実行させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】コンピュータに、 ブートロムが、外部記憶装置上のプログラムローダを主
    記憶装置へロードすると共に、ロード対象となった外部
    記憶装置の機番をロード機番保持部に保持させる手順
    と、 主記憶装置へロードされたプログラムローダが、前記ロ
    ード機番保持部の機番と、内部に保持しているプログラ
    ム情報を基に、外部記憶装置の機番に応じたプログラム
    を主記憶装置へロードする手順と、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】コンピュータに、 ブートロムが、外部記憶装置上のプログラムローダを主
    記憶装置へロードすると共に、ロード対象となった外部
    記憶装置の機番をロード機番保持部に保持させる手順
    と、 前記主記憶装置上へロードされたプログラムローダが、
    外部記憶装置上のプログラム情報を基に、外部記憶装置
    の機番に応じたプログラムを主記憶装置へロードする手
    順と、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012069565A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路及び制御方法

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JP2012069565A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路及び制御方法
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