JPH1164469A - 半導体試験装置用パターン発生器 - Google Patents

半導体試験装置用パターン発生器

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JPH1164469A
JPH1164469A JP9224535A JP22453597A JPH1164469A JP H1164469 A JPH1164469 A JP H1164469A JP 9224535 A JP9224535 A JP 9224535A JP 22453597 A JP22453597 A JP 22453597A JP H1164469 A JPH1164469 A JP H1164469A
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pattern
sub
instruction
main
pin
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JP9224535A
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Masaru Goishi
優 碁石
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的低コストでサブルーチンやジャンプや
ループ等の命令を含むパターンを高速に発生し融通性や
拡張性に富む半導体試験装置用パターン発生器。 【解決手段】 複数のサブ・PG群及びPGセレクタと
TTBとを制御するメイン・シーケンサと、補助パター
ンを発生するTTBより成る主要PG部と、メイン・シ
ーケンサにより制御される、複数のサブ・SQPGと複
数のサブ・ALPGと複数のサブ・AUXPGとから成
るサブ・PG群と、いずれかのサブ・PGで生成したパ
ターン信号を選択してパターン信号を出力するPGセレ
クタから成る従属PG部と、TTBからの補助パターン
信号とPGセレクタからのパターン信号との論理和をと
りパターン信号を出力するオア回路とを具備したパター
ン発生器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体試験装置
において、テストの試験パターンを発生する高速試験パ
ターン発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】始めに、半導体試験装置の概略について
説明する。図10に半導体試験装置の基本的な構成図を
示す。テストプロセッサ31は、装置全体の制御を行
い、テスタ・バスにより各ユニットに制御信号を与え
る。パターン発生器32は、DUT39に与える印加パ
ターンとパターン比較器37に与える期待値パターンを
生成する。タイミング発生器33は、装置全体のテスト
周期信号やテストタイミングを取るためにタイミングパ
ルス信号を発生して波形整形器34やコンパレータ36
やパターン比較器37等に与え、テストのタイミングを
とる。
【0003】波形整形器34は、パターン発生器32か
らの印加パターンをテスト信号波形に整形しドライバ3
5を経て、DUT39にテスト信号を与える。DUT3
9からの応答信号はコンパレータ36で電圧比較され、
その結果の論理信号をパターン比較器37に与える。パ
ターン比較器37はコンパレータ36からの試験結果の
論理パターンとパターン発生器32からの期待値パター
ンとを論理比較して一致・不一致を検出し、DUT39
の良否判定を行う。不良の場合にはフェイルメモリ38
に情報を与え、パターン発生器32からの情報と共に記
憶させ、後に不良解析が行われる。
【0004】ところで、半導体ICの発展はめざまし
く、益々高度に集積化され、最近のLSI(大規模集積
回路)では組合せ回路と記憶素子が複雑な順序回路で構
成されるLSIも出てきた。これらの複雑なLSIをテ
ストするために、LSSD( Level Sensitive Scan Des
ign)技法が用いられている。このようにDUT39であ
るLSIの発展に伴って半導体試験装置も発展してい
る。従来のシェアード・リソース・テスタ(Shared Reso
urce Tester)からVLSI用ではパーピン・リソース・
テスタ( Per-pin Resource Tester)という高度なテスタ
も現れている。シェアード・テスタとかパーピン・テス
タともいう。ここで、シェアード・テスタとはタイミン
グ発生器、リファレンス電圧等の複数のリソースを全て
のテスタ・ピンで共有しているテスタのことをいい、パ
ーピン・テスタとはDUTに印加するテスト・パラメー
タがDUT39の各ピン独立に設定できる機能を持つテ
スタをいう。パーピン・テスタはテスト・パラメータを
DUT39の各ピン共通に使用するシェアード・テスタ
に比べ、複雑なテスト・パターン及びタイミング等の条
件の発生が可能なために、高度化する論理ICのテスト
に向いている。
【0005】従ってパーピン・テスタでは、図10に示
すタイミング発生器33と波形整形器34とをDUT3
9の各ピン毎にまとめて割り当てている。この各ピン対
応のタイミング発生器33と波形整形器34等をまとめ
たものをフレーム・プロセッサ(FP: Frame Process
or)という。つまり、FPとはピン信号生成部分をい
い、従来のタイミング発生器33、波形整形器34、パ
ターン比較器37、キャリブレーションユニットをまと
めたものを各ピンに割り付けている。従って、FPiの
iの数はピン数分あり、512から1024を越える。
この機能により、従来のシェアード・テスタに比べて、
DUT39の各ピン毎に独立した自由なタイミング、波
形を出力できる。具体的にいうと各ピンに対して、sing
le frameと呼ばれる試験サイクル毎に波形を作ったフレ
ームを組み合わせることで、試験全体の波形を設定でき
る。このときのフレーム数は機種によって異なるが、4
種類から32種類が用意されており、更に1種類のフレ
ーム内で8パターン分からの波形選択ができる。
【0006】この半導体試験装置において、DUT39
をテストするスループットを向上させることは、テスト
・コストを低減するので以前よりそのための開発が続け
られている。その開発の一つにパターン発生器32の高
速化がある。図11に従来のパターン発生器32の一構
成例を示す。DUT39のテスト用途別にSQPG(SeQ
uential Pattern Generator)10と、SCPG(SCan Pa
ttern Generator)11と、ALPG( ALgorithmic Patt
ern Generator)12とが各々1つづつ設けている。
【0007】ここで、SQPG10とは試験パターンを
バッファ・メモリに記憶しておき、バッファの内容を高
速に出力して試験パターンとする方式のパターン発生器
であり、ロジック・テスト・システムのパターン・ジェ
ネレータをこのように呼んでいる。現状では、512チ
ャンネルから1024チャンネル分のデータを持ち、1
ピンに3ビットを有し、8種類の波形を選定できる。つ
まり、ドライバ35を経てDUT39に与える0、1、
PとNの4種類とパターン比較器37に与えるL、H、
ZとXの4種類、計8種類のいずれかを1ピンに与える
ことができる。
【0008】SCPG11とはLSSDのテストを実現
させるために必要なスキャン・パターンを格納し発生さ
せるものであり、いわゆる、スキャン・テストを行うパ
ターン発生器である。LSSDは、Scan設計技法の1つ
で組み合わせ回路と記憶素子からなるIC回路が、極め
て複雑な順序回路によって構成されているため、記憶素
子が外部ピンからアクセスできるようにスキャン可能な
フリップ・フロップを使用し、それらを直接接続するこ
とによって限られた数の外部ピンより多数のフリップ・
フロップをアクセスできるものであり、現状では、64
チャンネル分が用意されている。ALPG12とはメモ
リICの試験パターンを内部の演算機能を持ったレジス
タを用いて演算でパターンを発生するパターン発生器で
あり、現状では、128チャンネル分が用意されてい
る。
【0009】つまり、SQPG10はロジックLSI用
のパターン発生器であり、SCPG11はスキャン・テ
スト用で、ALPG12はメモリLSI用のパターン発
生器である。これらの使用は、DUT39の種類により
いずれかを使用する。マルチプレクサ13はSCPG1
1を用いるか、ALPG12を用いるか、いずれも使用
しないかの選択器である。
【0010】PDS(Programmable Data Selector)14
は、出力されるパターン信号をDUT39の任意のピン
に割り当てるための回路である。FP( Frame Processo
r)16は前述したように、ピン信号生成部分をいい、従
来のタイミング発生器33、波形整形器34、パターン
比較器37、キャリブレーションユニットをまとめたも
のをDUT39の各ピンに割り付けている。従って、D
UT39の各ピン毎に独立した自由なタイミング、波形
を出力できる。SQPG10やSCPG11やALPG
12で発生されたパターン信号はFP16iでタイミン
グがとられ波形整形されて、ドライバ35を経て、テス
ト信号がDUT39の各ピンに与えられると共に、その
応答信号をFP16iからの期待値とパターン比較さ
れ、テストが行われる。ここで、FP16iのiの数値
は1〜準備されたピン数分までで、例えば、512とか
1024という数までの数値である。
【0011】ところで、図11に示す従来のパターン発
生器32を高速化するためには、それぞれのPG、つま
り、SQPG10やSCPG11やALPG12を個々
に高速化する必要があった。そこで、SQPG10で
は、サブルーチンやジャンプ命令やループ命令などに制
限を設けたり、高速で高価なメモリを用いたり、冗長な
メモリを用いたり種々な方式を用いていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の図11に示すパ
ターン発生器32での高速化は、個々のSQPG10や
SCPG11やALPG12を高速化しなければなら
ず、高速化するほどそれぞれが高価な部品を多量に使用
し、大型化する傾向があった。このように個々のPGで
対処するため、融通性や拡張性に乏しかった。
【0013】この発明は、比較的低コストで、サブルー
チンやジャンプ命令やループ命令などを含むパターンを
高速に発生でき、しかもより小型化にでき、融通性に富
み、更にアナログICやアナログ・デジタル混在ICや
今後開発されるであろう各種のLSIにも適用できる拡
張性にも優れたパターン発生器32を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は従来のSQPG10、SCPG11及び
ALPG12のシーケンスを共通に制御するメイン・シ
ーケンサを設け、メイン・シーケンサで制御されるサブ
・PGとして複数のサブ・SQPGと複数のサブ・AL
PGと複数のサブ・AUXPG( Sub AUXiliary Patter
n Generator)を設けた。アナログLSIやアナログ・デ
ジタル混在LSIや新規構想のLSIが開発されると、
そのLSI向けのサブ・PGが設けられるように拡張性
を持たした。
【0015】サブ・SCPGはサブ・SQPGと共用す
るように融通性を持たした。つまり、従来のSQPG1
0でのロジックLSIのテストでは、テスト・パターン
を全ピン数に近いパターン信号をパターン数は比較的浅
く準備させており、SCPG11ではピン数は少ないが
パターン数は非常に深かった。そこで両者を共用するよ
うにサブ・SQPGの数を多くし、ロジック・テストで
はパラレルに用い、スキャーン・テストではシリーズに
接続して融通性を発揮し、小型化した。
【0016】更に、サブ・AUXPGを設けてアナログ
LSIやアナログ・デジタル混在LSIにも容易に適用
できるように拡張性を持たした。つまり、パターン発生
器としては、将来開発されるであろう新規のLSIを含
めて、全ての半導体LSIのテストに適したものであ
る。次に発明の構成について説明する。
【0017】第1発明は、パターン発生器の構成を主要
PG部と従属PG部に分割するようにしたことである。
主要PG部は、従属PG部の複数のサブ・PG群及び
PGセレクタとTTBとを制御するメイン・シーケンサ
と、メイン・シーケンサにより制御され補助パターン
を発生するTTB(Truth Table Buffer)より成ってい
る。但し、TTBは他の部署に設置してもよい。この明
細書では、便宜上ここに設置した。従属PG部は、メ
イン・シーケンサにより制御されシーケンシャル・パタ
ーンを発生する複数のサブ・SQPGと、メイン・シー
ケンサにより制御されアルゴリズム・パターンを発生す
る複数のサブ・ALPGと、メイン・シーケンサにより
制御されその他のパターンを発生する複数のサブ・AU
XPGと、から成るサブ・PG群と、メイン・シーケ
ンサにより制御されサブ・PG群のいずれかのサブ・P
Gの出力信号を選択してパターン信号を出力するPGセ
レクタから成っている。更に、主要PG部のTTBから
の補助パターン信号と従属PG部のPGセレクタからの
パターン信号との論理和をとりパターン信号を出力する
オア回路を具備している半導体試験装置用パターン発生
器である。
【0018】第2発明は、第1発明における主要PG部
と従属PG部の役割分担に関する構成である。つまり、 メイン・シーケンサのインストラクションは、オペコ
ード、オペランド1、オペランド2、PGセレクト及び
スタート・アドレスから成り、オペコードとしてCALL命
令、LOOP命令、JUMP命令とSTOP命令を持ち、オペランド
1はLOOP命令又はJUMP命令時の飛び先の相対アドレスあ
るいは絶対アドレスを、オペランド2はLOOPの回数を、
PGセレクトは従属PG部のいずれかのサブ・PGを選
択し、スタート・アドレスは選択されたいずれかのサブ
・PGのスタート・アドレスXXXXXXXX又は選択されたい
ずれかのサブ・PGにおける前回のRETの次のアドレ
スから実行するCNTiを有しており、TTBにはDU
Tの試験対象ピン以外の複数のピンに印加する補助パタ
ーン信号を有して、メイン・シーケンサからの命令で一
連のパターン信号を出力するTTBであり、従属PG部
のそれぞれのサブ・PGには、複数のNOP命令に続く
DUTの試験対象ピンに対するパターン信号と、RTN
命令に続くDUTの試験対象ピンに対するパターン信号
のみを有し、メイン・シーケンサからの命令で一連のパ
ターン信号を出力する従属PG部である、
【0019】第3発明は、DUTの高度化によって、例
えばアナログ・デジタル混在のLSIなどで、同時に複
数信号を入力できるようなDUTに対しての構成であ
る。そこで、第1発明及び第2発明において、DUTの
テスト・ピンを複数に分割して複数のピン・グループと
し、ピン・グループ毎にPGセレクタを持ち、ピン・グ
ループ毎に独立したサブ・PGを割り当てて、DUTの
複数の入力端子に同時に一連のパターン信号を供給でき
るようにした。
【0020】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1に本発明の一実施例の
構成図を、図2に他の実施例の構成図を、図3にメイン
・シーケンサのインストラクション・メモリのフォーマ
ットの説明図を、図4から図9に数種類のパターンの説
明図を示す。図11と同一部分には同一符号を付す。
【0021】図1は、この発明のパターン発生器32の
ブロック図である。主要PG部1は、メイン・シーケン
サ3とメイン・シーケンサ3により制御されるTTB(T
ruth Table Buffer)4で構成される。TTB4は、主要
PG部1に置かずに、他の部署に置いてもよい。この明
細書では、便宜上ここに設置した。従属PG部2は、メ
イン・シーケンサ3により制御され、シーケンシャル・
パターンを発生する複数のサブ・SQPG5i(i=1
〜n)とアルゴリズム・パターンを発生する複数のサブ
・ALPG6i(i=1〜2)とその他のパターンを発
生する複数のサブ・AUXPG7i(i=1〜2)とか
ら成るサブ・PG群を有し、このサブ・PG群のいずれ
かのサブ・PGの出力信号を選択してパターン信号を出
力するPGセレクタ8とから構成される。上記のPGセ
レクタ8からの出力パターン信号と主要PG部2のTT
B4からの出力パターン信号との論理和をとるオア回路
15を有し、これらでパターン発生器32は構成されて
いる。
【0022】メイン・シーケンサ3は数KW(数キロ・
ワード)程度の小容量のインストラクション・メモリを
有している。インストラクション・メモリのフォーマッ
トを図3に示す。オペコード、オペランド1、オペラン
ド2、PGセレクト及びスタートアドレスで構成されて
いる。オペコードは、CALL命令、LOOP命令、JAMP命令と
STOP命令を持つ。ここで、CALL命令はPGセレクトで選
択されたサブ・PGを動作させる。 RTNで復帰する。LO
OP命令は、現在のアドレスとオペランド1とのアドレス
間をループする。JAMP命令は、オペランド1のアドレス
へジャンプする。STOP命令で停止する。オペランド1
は、LOOP命令又はPUMP命令時の飛び先の相対アドレスあ
るいは絶対アドレスを持つ。オペランド2は、LOOPの回
数を示す。PGセレクトは従属PG部のいずれかのサブ
・PGを選択する。スタート・アドレスは選択されたい
ずれかのサブ・PGのスタート・アドレスXXXXXXXX、又
は選択されたいずれかのサブ・PGにおける前回のRE
Tの次のアドレスから実行するCNTiがある。
【0023】メイン・シーケンサ3は、上記のインスト
ラクションをインストラクション・メモリより読み出し
てジャンプ、ループ等のシーケンス制御を行う。つま
り、TTB4にはパターンアドレスを指示し、選択され
たサブ・PGにもスタート・アドレスを指示してサブ・
PGを起動させる。サブ・PGが起動すると、サブ・P
Gのリターン命令が実行されるまでメイン・シーケンサ
は停止する。
【0024】TTB4は、インストラクション・メモリ
と同程度の深さのパターン容量を持っている。そして、
メイン・シーケンサ3から指示されたアドレスの補助パ
ターンを発生してオア回路15に出力する。ここで補助
パターンとは、DUTの試験対象ピン以外の複数のピン
に印加するパターン信号をいうことにする。補助パター
ンはサブ・PGのリターン命令が実行されるまで保持さ
れる。また、サブ・PGが‘0’を出力した場合や、サ
ブ・PGがそのピンに割り当てられていない場合は、T
TB4からの補助パターンがそのままオア回路15を経
て、FP16iに出力される。
【0025】従属PG部2のそれぞれのサブ・PGに
は、複数のNOP命令に続くDUT39の試験対象ピン
に対するパターン信号と、RTN命令に続くDUTの試
験対象ピンに対するパターン信号のみを有し、メイン・
シーケンサからの命令で一連のパターン信号を出力する
従属PG部2である。従属PG部2には、サブ・SQP
G5i、サブ・ALPG6i、サブ・AUXPG7iや
PGセレクタ8がある。
【0026】サブ・SQPG5iは数MWの容量を持つ
メモリを複数のn個設けている。メイン・シーケンサ3
から指示されたスタート・アドレスからリターン命令ま
でパターンを発生し、リターン命令でメイン・シーケン
サ3に制御を戻す。サブ・SQPG5iは高速にパター
ンを発生させるために、シーケンシャル・パターンのみ
を発生し、ループ、ジャンプ、サブルーチンなどの機能
は持たない。サブルーチン、ジャンプ、ループなどの命
令はメイン・シーケンサ3で複数のサブ・SQPG5i
を切り換え動作させることにより実現する。
【0027】サブ・ALPG6iも、サブ・SQPG5
iと同様にメイン・シーケンサ3から指示されたスター
ト・アドレスからリターン命令までパターンを発生し、
リターン命令で制御をメイン・シーケンサに戻す。サブ
・AUXPG( Sub AUXiliary Pattern Generator)7i
も、サブ・SQPG5iと同様にメイン・シーケンサ3
から指示されたスタート・アドレスからリターン命令ま
でパターンを発生し、リターン命令で制御をメイン・シ
ーケンサに戻す。このサブ・AUXPG7iは、DUT
39のアナログLSIやアナログ・デジタル混在LSI
等のパターン発生に用いる。
【0028】PGセレクタ8は、メイン・シーケンサ3
の制御によりサブ・SQPG5i、サブ・ALPG6i
やサブ・AUXPG7iの各サブ・PGの出力パターン
信号を選択し、DUT39の特定ピンに割り当てるよう
にする。出力パターン信号をDUT39の特定ピンに割
り当てる作業のプログラムは、サブ・PGに行わせても
よい。
【0029】論理和回路、つまりオア回路15はPGセ
レクタ8からのテスト・ピン向けのテスト・パターン信
号とTTB4からのテスト・ピン以外の複数のピンに印
加するパターン信号との論理和をとり、FP16iに出
力する。FP16iは、パターン信号を波形整形しタイ
ミングをとり、ドライバ35iを経てDUT39のそれ
ぞれのピンにテスト信号を与えたり、図示していない
が、パターン比較器37に期待値パターン信号を供給す
る。
【0030】図2は、DUT39の複数のテスト・ピン
に同時に一連のパターン信号を供給できる構成図であ
る。例えば、アナログ・デジタル混在LSIのテスト
で、アナログ部とデジタル部を同時に別々にテストした
り、同時に複数のピンにテスト信号を与えてその応答信
号をテストしたりすることができるようにした。そのた
めに、PGセレクタ8を複数設けて、それぞれ独立して
サブ・PGが出力するパターン信号をセレクトし出力で
きるようにした。これを実現するために、DUT39の
テスト・ピンを複数に分割し、ピン・グループ毎にPG
セレクタ8iとサブ・PGを割り当てるようにした。
【0031】図4から図9までは、シーケンス・プログ
ラムとパターン発生順の説明図である。図4は、サブル
ーチン、ジャンプ、ループを含まないパターンの例であ
る。図4(A)に示すように、メイン・シーケンサ3の
シーケンス・プログラムはCALL命令とSTOP命令のみであ
る。CALL命令はサブ・PGを選択するPGセレクトとス
タート・アドレスを指示する。この例では、初めにサブ
・SQPG51 を選択しスタート・アドレスは0番地で
ある。リターン命令で戻ると、次にサブ・SQPG52
を選択し0番地を指示する。以下、同様にサブ・PGを
選択し、指示したアドレスからパターンを発生させる。
図4(B)は、パターン発生順の説明図である。メイン
・シーケンサ3からの命令に従い、サブ・SQPG51
の0番地から NOP命令でパターンを発生し、 RTN命令で
一度メイン・シーケンサ3に戻るが、続けてサブ・SQ
PG52 の0番地から NOP命令でパターンを発生する。
以下、同様である。いわゆる、垂れ流しで高速にパター
ンを発生させる。メイン・シーケンサ3でのSTOP命令
で、パターン発生は終了する。
【0032】図5は、サブルーチンを含むパターンの発
生例である。サブ・SQPG51 をメインのパターンと
し、途中でサブルーチンのサブ・SQPG52 を用いて
いる。図5(A)のシーケンス・プログラムは、CALL命
令とSTOP命令のみであり、図5(B)のようにパターン
は発生する。
【0033】図6は、条件、無条件を含むジャンプ命令
の例である。ここで、JUNP命令と次図7のLOOP命令は、
2行の命令を1行で表示している。( JUNP +2 SQPG1
0)は (CALL SQPG1 0)と、( JUNP +2)の2行の命令
を、1行で表示した。従って図6(A)のシーケンス・
プログラムの1行目の意味は、サブ・SQPG51の0
番地よりパターン発生を開始し、リターン命令で戻ると
2つ先にジャンプせよ、との命令である。従って、図6
(B)のパターン発生のようになる。
【0034】図7は、ループ命令を含むパターン発生の
例である。サブ・SQPG52 とサブ・SQPG53
を連続させて、2回のループ動作を行っている。図8
は、スキャン・テストのパターン発生の例である。スキ
ャン・テストのプログラムは膨大な量である。そこで、
サブ・SQPG5iを従続して縦長にして用いる。図8
ではサブ・SQPG51 からサブ・SQPG516までの
16個のサブ・SQPG5iを用いた例である。このよ
うにサブ・SQPG5iはSCPGとしても用いること
ができ、融通性がある。
【0035】図9は、メモリ・テストあるいはメモリ・
テストを含むパターンの発生例である。メモリ・テスト
であるから、サブ・ALPG6iを用いる。図9(A)
はシーケンス・プログラムであり、CALL命令とSTOP命令
のみである。図9(B)のようにパターンは発生する。
ここで、サブ・ALPG61 での命令、X<XH、は、
XアドレスにレジスタXHの値を挿入せよ、の意味であ
る。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明は
従来のSQPG10、SCPG11及びALPG12の
シーケンスを共通に制御するメイン・シーケンサ3を設
け、メイン・シーケンサ3で制御されるサブ・PGとし
て複数のサブ・SQPG5iと複数のサブ・ALPG6
iと複数のサブ・AUXPG7iを設けた。アナログL
SIやアナログ・デジタル混在LSIに用いる。また、
新規構想のLSIが開発されても、そのLSI向けのサ
ブ・PGが設けられるように拡張性を持たした。
【0037】サブ・SCPGはサブ・SQPG5iと共
用するように融通性を持たした。つまりサブ・SQPG
5iの数を多くし、ロジック・テストではパラレルに用
い、スキャーン・テストではシリーズに接続して融通性
を発揮し、小型化した。更にサブ・AUXPG7iを設
けてアナログLSIやアナログ・デジタル混在LSIや
将来開発されるであろう新規のLSIを含めたLSIの
テストに容易に適用できるように拡張性を持たした。
【0038】メイン・シーケンサ3やサブ・PGでの命
令を単純化して、パターン発生の速度を更に高速化し
た。上述したようにこの発明のパターン発生器は、融通
性や拡張性に富み、高速に動作し、更に小型化でき、低
コストにできるので、その技術的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成図である。
【図3】この発明のメイン・シーケンサ3のインストラ
クション・メモリのフォーマットの説明図である。
【図4】この発明での、サブルーチン、ジャンプ、ルー
プを含まないパターンの説明図である。(A)はシーケ
ンス・プログラムであり、(B)はパターン発生順であ
る。
【図5】この発明での、サブルーチンを含むパターンの
説明図である。(A)はシーケンス・プログラムであ
り、(B)はパターン発生順である。
【図6】この発明での、条件付きや無条件でのジャンプ
を含むパターンの説明図である。(A)はシーケンス・
プログラムであり、(B)はパターン発生順である。
【図7】この発明での、ループを含むパターンの説明図
である。(A)はシーケンス・プログラムであり、
(B)はパターン発生順である。
【図8】この発明での、スキャーン・テストを含むパタ
ーンの説明図である。(A)はシーケンス・プログラム
であり、(B)はパターン発生順である。
【図9】この発明での、メモリ・テストを含むパターン
の説明図である。(A)はシーケンス・プログラムであ
り、(B)はパターン発生順である。
【図10】従来の半導体試験装置の基本的な構成図であ
る。
【図11】従来の半導体試験装置におけるパターン発生
器32の構成図である。
【符号の説明】
1 主要PG部 2 従属PG部 3 メイン・シーケンサ 4 TTB(Truth Table Buffer) 5i サブ・SQPG(Sub SeQuential Pattern Gene
rator) 6i サブ・ALPG(Sub ALgorithmic Pattern Gen
erator) 7i サブ・AUXPG(Sub AUXiliary Pattern Gen
erator) 8、8i PGセレクタ 10 SQPG(SeQuential Pattern Generator) 11 SCPG(SCan Pattern Generator) 12 ALPG(ALgorithmic Pattern Generator) 13 MUX( マルチ・フ゜レクサ) 14 PDS(Programmable Data Selector) 15 オア回路 16、16i FP(フレーム・プロセッサ) 31 テスト・プロセッサ 32 パターン発生器 33 タイミング発生器 34 波形整形器 35 ドライバ 36 コンパレータ 37 パターン比較器 38 フェイル・メモリ 39、39i DUT(被測定デバイス)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DUTへの試験パターンとパターン比較
    器への期待値パターンとを生成する半導体試験装置のパ
    ターン発生器において、 従属PG部の複数のサブ・PG群及びPGセレクタとT
    TBとを制御するメイン・シーケンサと、メイン・シー
    ケンサにより制御され補助パターンを発生するTTB
    と、より成る主要PG部と、 メイン・シーケンサにより制御されシーケンシャル・パ
    ターンを発生する複数のサブ・SQPGと、メイン・シ
    ーケンサにより制御されアルゴリズム・パターンを発生
    する複数のサブ・ALPGと、メイン・シーケンサによ
    り制御されその他のパターンを発生する複数のサブ・A
    UXPGとから成るサブ・PG群と、メイン・シーケン
    サにより制御されサブ・PG群のいずれかのサブ・PG
    の出力信号を選択してパターン信号を出力するPGセレ
    クタと、より成る従属PG部と、 主要PG部のTTBからの補助パターン信号と従属PG
    部のPGセレクタからのパターン信号との論理和をとり
    パターン信号を出力するオア回路と、 を具備することを特徴とする半導体試験装置用パターン
    発生器。
  2. 【請求項2】 メイン・シーケンサのインストラクショ
    ンは、オペコード、オペランド1、オペランド2、PG
    セレクト及びスタート・アドレスから成り、オペコード
    としてCALL命令、LOOP命令、JUMP命令とSTOP命令を持
    ち、オペランド1はLOOP命令又はJUMP命令時の飛び先の
    相対アドレスあるいは絶対アドレスを、オペランド2は
    LOOPの回数を、PGセレクトは従属PG部のいずれかの
    サブ・PGを選択し、スタート・アドレスは選択された
    いずれかのサブ・PGのスタート・アドレスXXXXXXXX又
    は選択されたいずれかのサブ・PGにおける前回のRE
    Tの次のアドレスから実行するCNTiを有しており、 TTBには、DUTの試験対象ピン以外の複数のピンに
    印加する補助パターン信号を有しており、 従属PG部のそれぞれのサブ・PGには、複数のNOP
    命令に続くDUTの試験対象ピンに対するパターン信号
    と、RTN命令に続くDUTの試験対象ピンに対するパ
    ターン信号のみを有しておる、ことを特徴とする請求項
    1記載の半導体試験装置用パターン発生器。
  3. 【請求項3】 DUTのテスト・ピンを複数に分割して
    複数のピン・グループとし、ピン・グループ毎にPGセ
    レクタを持ち、ピン・グループ毎に独立したサブ・PG
    を割り当てて、DUTの複数の入力端子に同時に一連の
    パターン信号を供給することを特徴とする請求項1又は
    2記載の半導体試験装置用パターン発生器。
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