JPH1162961A - 転がり運動案内装置 - Google Patents

転がり運動案内装置

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JPH1162961A
JPH1162961A JP9245998A JP24599897A JPH1162961A JP H1162961 A JPH1162961 A JP H1162961A JP 9245998 A JP9245998 A JP 9245998A JP 24599897 A JP24599897 A JP 24599897A JP H1162961 A JPH1162961 A JP H1162961A
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JP
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rolling
load
track rail
ball
moving block
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JP9245998A
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Takeki Shirai
武樹 白井
Hidekazu Michioka
英一 道岡
Masashi Kimoto
政志 木本
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THK Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動ブロックを軌道レール間を圧縮する方向の
圧縮荷重に対する負荷能力に優れた転がり運動案内装置
を提供する。 【解決手段】軌道レール2の上面部ボール4の接触角を
ほぼ直角に設定すると共に、軌道レールの両側面側に配
される側面部ボール5,6の接触角を軌道レール2側に
向かって下向きに傾斜するような角度に設定し、上面部
ボールと側面部ボールのすべての転動体で圧縮荷重を受
けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はたとえば建築構造物
等の免震用ガイド等に用いられる超重荷重用の転がり運
動案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の重荷重用の転がり運動案内装置と
しては、軌道レールと、軌道レールの上面に対向する水
平部と軌道レール両側面に対向する一対の袖部を有する
移動ブロックとを備え、この軌道レール上面と移動ブロ
ックの水平部との間の負荷ローラ転走面間にローラを介
装すると共に、袖部内側面と軌道レールの側面との間の
負荷ボール転走溝間にボールを介装したものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような転が
り運動案内装置を建築構造物のガイドに免震ガイドとし
て用いると、水平部と軌道レールを圧縮する方向に作用
する軸荷重が桁違いに大きいので、負荷能力にかける。
【0004】また、側面のボールについては、下からの
浮き上がり荷重を支持する形態となっており、上からの
荷重を支持する構造となっていない。
【0005】本発明は移動ブロックと軌道レール間を圧
縮する方向の圧縮荷重に対する負荷能力に優れた転がり
運動案内装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の直線運動案内装置にあっては、上面と両側
面にそれぞれ負荷転動体転走部が形成された軌道レール
と、該軌道レールの負荷転動体転走部に対応して負荷転
動体転走部が形成された水平部と袖部を有する移動ブロ
ックと、軌道レールと移動ブロックの対応する負荷転動
体転走部間に転動自在に介装される多数の転動体と、を
備えた転がり運動案内装置において、軌道レールの両側
面側に配される転動体の対応する負荷転動体転走部との
接点を結ぶ線である接触角線と転動体の中心を通る水平
線とのなす角度である接触角として、接触角線が軌道レ
ール側に向かって下向きに傾斜するように設定される角
度を有することを特徴とする。
【0007】この構成では、移動ブロックの水平部を軌
道レールに対して圧縮する方向に作用する圧縮荷重は、
移動ブロックの水平部と軌道レール上面間の転動体と、
移動ブロックの左右両袖部内側面と軌道レール左右側面
間の転動体のすべての転動体によって受けられる。すな
わち、軌道レール上面側の転動体と、側面側の転動体に
よって圧縮荷重が分担して受けられる。
【0008】圧縮荷重が作用すると、軌道レール側面に
位置する転動体から移動ブロックの袖部に作用する接触
反力の水平方向分力によって、袖部は開く方向に変形す
る。
【0009】このように、圧縮荷重が作用すると袖部が
開く方向に変形するので、軌道レールの上面側と側面側
の各転動体によって分担される荷重分布が安定化する。
【0010】すなわち、軌道レールの上面側の転動体と
側面側の転動体のすべての転動体が同時に接触して荷重
を支持することが理想であるが、組立誤差等によって、
たとえば軌道レールの側面側の転動体が先に接触し軌道
レール上面側の転動体が浮き気味になったりする片当た
りの状態が生じる。このような場合でも、圧縮荷重が作
用すると、側面側の転動体の接触反力によって袖部が開
いて水平部が沈み、軌道レール上面側の転動体によって
確実に圧縮荷重を受けることになり、荷重分布が安定化
する。
【0011】また、移動ブロックの横方向に作用する荷
重は、軌道レールの側面と移動ブロックの袖部間の転動
体によって支えられる。
【0012】上記軌道レール上面と移動ブロックの水平
部との間の転動体と負荷転動体転走部は複数列のボール
と深溝の負荷ボール転走溝とによって構成され、軌道レ
ール側面と移動ブロックの袖部間の転動体と負荷転動体
転走部は1列または複数列のボールと深溝の負荷ボール
転走溝とによって構成されている。
【0013】このように軌道レール上面の転動体をボー
ルにすれば、横方向荷重についてもボールが負荷能力を
有し、一方の側面部ボールと上面部ボールによって横方
向荷重を受けることができる。
【0014】また、移動ブロックの水平部を軌道レール
上面から引き離す方向に作用する引張り荷重が作用して
も、軌道レール側面と移動ブロックの袖部内側面の深溝
の負荷ボール転走溝間に介装されるボールによって荷重
を負荷することができる。
【0015】また、転動体としてボールを使用すれば、
軌道レール下面とブロック上面の平行度の加工誤差、軌
道レールが取り付けられる土台と移動ブロックが固定さ
れる建物等の構造物の取付面の平行度の誤差等を負荷ボ
ール転走溝間のボールの接点移動によって吸収すること
ができる。
【0016】軌道レール上面と移動ブロックの水平部と
の間の転動体と負荷転動体転走部は複数列のローラと負
荷ローラ転走面とによって構成し、軌道レール側面と移
動ブロックの袖部間の転動体と負荷転動体転走部は1列
または複数列のボールと深溝の負荷ボール転走溝とによ
って構成してもよい。
【0017】この場合には、軌道レール上面側のローラ
によって横方向荷重は受けられないが、圧縮荷重に対し
てボールに比べてより許容荷重を大きくすることができ
る。
【0018】このように軌道レール上面の転動体をボー
ルに換えてローラにすれば、ボールに比べてより許容荷
重を大きくすることができる。
【0019】ボールの負荷ボール転走溝は、単一円弧状
断面を備えたサーキュラーアーク溝または2つの円弧状
断面を備えたゴシックアーチ溝形状であることを特徴と
する。
【0020】サーキュラーアーク溝の場合には2点接触
なので、軌道レールと移動ブロック間に引張り荷重が作
用した場合には、軌道レール側面側のボールの対応する
負荷ボール転走溝との接点が移動して、ボールの接触角
がその接触角線が軌道レール側に向かって上向きに傾斜
するような角度に変位して荷重が支えられる。
【0021】ゴシックアーチ溝の場合には4点接触なの
で2つの接触角を有し、一方の接触角を、その接触角線
が軌道レール側に向かって下向きに傾斜する角度にし、
他方の接触角を、その接触角線が軌道レール側に向かっ
て上向きに傾斜する角度にしておけば、圧縮荷重および
引張り荷重の両方の荷重を受けられる。
【0022】本願発明の転動体の接触構造は、軌道レー
ルが直線状のレールあるいは上下方向に円弧状に曲がっ
た曲線レールについても同様に適用可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0024】[実施の形態1]図1および図2は本発明
の実施の形態1に係る転がり運動案内装置としての直線
運動案内装置を示している。
【0025】すなわち、1は直線運動案内装置全体を示
すもので、概ね、直線状に延びる軌道レール2と、軌道
レール2に沿って移動自在に組み付けられる移動ブロッ
ク3と、軌道レール2の上面に配置される4列の上面部
ボール4,4,4,4と、軌道レール2の左右側面に配
置される上下2列ずつの側面部ボール5,6;5,6と
を備えている。
【0026】軌道レール2は断面四角形状で、上面に4
条の負荷転動体転走部としての直線状に延びる負荷ボー
ル転走溝41,41,41,41が設けられ、左右側面
にそれぞれ上下2条ずつの直線状に延びる負荷ボール転
走溝51,61;51,61が設けられている。
【0027】軌道レール2上面の4条の負荷ボール転走
溝41,41,41,41は、中心線Oを隔てて左右対
称的に2列ずつ配列されている。また、この軌道レール
2には取付用のボルト穴7が適宜設けられ、不図示のボ
ルトによって土台100に固定される。
【0028】負荷ボール転走溝41,41,41,41
は単一円弧形状のいわゆるサーキュラアーク溝によって
構成されている。
【0029】一方、移動ブロック3は、軌道レール2上
面に対向する水平部8と、水平部8から垂下し軌道レー
ル2左右側面に対向する左右袖部9,9とを備えてい
る。
【0030】この移動ブロック3の水平部8下面には軌
道レール2上面の負荷ボール転走溝41,41,41,
41と対応する直線状に延びる4条の負荷ボール転走溝
42,42,42,42が設けられ、軌道レール2左右
側面に対向する両袖部9,9内側面には各2条の負荷ボ
ール転走溝51,61に対応する2条ずつの直線状に延
びる負荷ボール転走溝52,62が設けられている。
【0031】また、移動ブロック3の両袖部9,9内側
面の2条の負荷ボール転走溝52,62も断面単一円弧
形状のいわゆるサーキュラアーク溝によって構成されて
いる。もっとも、軌道レール2と移動ブロック3の対応
する負荷ボール転走溝51,52;61,62の断面形
状としては、図3(b)に示すように、2つの円弧面C
1,C2を組み合わせたいわゆるゴシックアーチ形状と
してもよい。
【0032】そして、軌道レール2上面と移動ブロック
3の水平部8下面の対応する4条の負荷ボール転走溝4
1,42;・・・間に4列の上面部ボール4が、軌道レ
ール2左右側面と移動ブロック3の左右両袖部9,9内
側面の対応する負荷ボール転走溝51,61;52,6
2間に2列ずつの計4列の側面部ボール5,6が転動自
在に介装されている。
【0033】移動ブロック3には、図1(a),図2(a)
に示すように、各上面部ボール4を負荷ボール転走溝4
2の一端から他端側に循環させる無負荷域のボール戻し
通路43が、また、図1(a)及び図2(b)に示すよう
に、各側面部ボール5,6を負荷ボール転走溝52,6
2の一端から他端側に循環させる無負荷域のボール戻し
通路53,63が、それぞれ設けられている。
【0034】ボール戻し通路43は、負荷域負荷ボール
転走溝41と平行に形成される直線状のボール逃げ穴4
4と、負荷ボール転走溝41の端部とボール逃げ穴44
の端部を接続するU字状に方向転換する方向転換路4
5,45と、から構成されている。
【0035】一方、ボール戻し通路53,63は、図2
(b)に示すように、負荷ボール転走溝52,62と平行
に形成される直線状に延びるボール逃げ穴54,64
と、負荷ボール転走溝52,62の端部とボール逃げ穴
54,64の端部を接続しU字状に方向転換する方向転
換路55,65と、から構成されており、移動ブロック
3と軌道レール2の対向する負荷ボール転走溝51,5
2;61,62間の負荷ボール転走路と、方向転換路5
5,65と、ボール逃げ穴54,64とによって無限循
環路が構成されている。
【0036】移動ブロック3は、金属製のブロック本体
31と、このブロック本体31の両端に装着されるエン
ドプレート32と、から構成されるもので、ブロック本
体31の水平部8に負荷ボール転走溝42とボール逃げ
穴44が、ブロック本体31の両袖部9,9に負荷ボー
ル転走溝52,62とボール逃げ穴54,64がそれぞ
れ形成され、エンドプレート32に方向転換路45およ
び方向転換路55,65がそれぞれ形成されている。ボ
ール逃げ穴44は水平部8に直線状に貫通形成され、ボ
ール逃げ穴54,64は両袖部9,9に直線状に貫通形
成されている。
【0037】図1(a)に示すように、上面部ボール4が
転動する負荷ボール転走溝41,42の法線である接触
角線S1とボール中心を通る水平線H1とのなす角である
ローラ接触角α1は、水平線H1に対してほぼ90度に設
定されている。ボール逃げ穴44はボール4の接触角線
S1上に設けられている。もっとも、このローラ接触角
α1は90度に対して角度を持たせてもよい。
【0038】一方、図1(a)において、側面部ボール
5,6の負荷ボール転走溝51,52;61,62との
接触構造は、左右2列の各側面部ボール5,6が転動す
る互いに対向する一対の負荷ボール転走溝51,52;
61,62のボール接点を結ぶ接触角線S2,S3がボー
ル中心を通る水平線H2,H3に対して軌道レール2の中
心側に向かって徐々に下向きに傾斜する上開き構成とな
っている。各ボール逃げ穴54,64は負荷ボール転走
溝52,62と同一高さ、すなわち水平線H2,H3上に
位置している。
【0039】この接触角線S2,S3と水平線H2,H3と
のなす角度として定義される接触角α2,α3は同一で、
本実施の形態ではほぼ45度に設定されている。もっと
も、接触角α2,α3は45度に限定されるものではな
く、たとえば40〜50度等種々の角度に設定すること
ができる。
【0040】負荷ボール転走溝41,42;51,5
2;61,62は、ボール径の0.52より小さい範
囲、好ましくは0.52〜0.505程度に設定して減
衰性を持たせることが好ましい。また、溝深さは、たと
えば接触角が最大45〜60度程度になった場合でも、
接触範囲が負荷ボール転走溝の溝端縁に干渉しない程度
の溝深さに設定される。
【0041】また、この実施の形態では上下の側面部ボ
ール5,6のボール径は同一径となっており、左右の負
荷ボール転走溝51,52;61,62の曲率半径は同
一径に加工されている。
【0042】上記構成の直線運動案内装置にあっては、
たとえば、建築物の免震用ガイドとして使用され、土台
100に軌道レール2を固定し、移動ブロック3に建物
等の構造物101が固定される。
【0043】移動ブロック3の水平部8を軌道レール2
に対して圧縮する方向に作用する圧縮荷重FRは、移動
ブロック3の水平部8と軌道レール2上面間の4列のボ
ール4,4,4,4と、移動ブロック3の左右両袖部
9,9内側面と軌道レール2左右側面間の左右2列ずつ
のボール5,6の計8列のすべてのボールによって受け
られるので、圧縮荷重FRに対する許容荷重が飛躍的に
増大する。
【0044】また、圧縮荷重FRが作用すると袖部9が
開く方向に変形するので、軌道レール2の上面側のボー
ル4,4,4,4および側面側のボール5,6;5,6
によって分担される荷重分布が安定化する。
【0045】すなわち、軌道レール2の上面側のボール
4,4,4,4と側面側のボール5,6;5,6のすべ
てのボールが同時に接触して荷重を支持することが理想
であるが、組立誤差等によって、たとえば軌道レール2
の側面側のボール5,6が先に接触し軌道レール2上面
側のボール4,4,4,4が浮き気味になったりする片
当たりの状態が生じる。このような場合でも、圧縮荷重
FRが作用すると、側面側のボール5,6;5,6の接
触反力によって袖部9,9が開いて水平部8が沈み、軌
道レール2上面側のボール4,4,4,4によって確実
に圧縮荷重を受けることになり、荷重分布が安定化す
る。
【0046】また、横方向荷重FTは、軌道レール2側
面に位置する2列のボール5,6によって受けられる。
【0047】一方、移動ブロック3の水平部8を軌道レ
ール2上面から引き離す方向に作用する引張り荷重FU
については、側面部ボール5,6と対応する負荷ボール
転走溝51,61との接点が移動し、図3(a)に示すよ
うに、接触角線S4,S5が軌道レール2側に向かって上
向きに傾斜するような角度に変位して荷重が支えられ
る。
【0048】ゴシックアーチ溝形状については、図3
(b)に示すように、負荷ボール転走溝51,52;6
1,62内の第1円弧面C1から第2円弧面C2によって
支持される。
【0049】したがって、移動ブロック3の水平部8を
軌道レール2上面から引き離す方向の引張り荷重FUお
よび横方向荷重FTに対する荷重負荷能力を有し、しか
も移動ブロック3の水平部8を軌道レール2上面に押し
付ける方向の圧縮荷重FRに対する許容荷重を増大させ
ることができる。
【0050】[実施の形態1の変形例]上記実施の形態
1では軌道レール2が直線状の場合を例にして説明した
が、図4(a)に示すように、軌道レール2Aが上下方
向に曲がった円弧状の曲線運動案内装置についても全く
同様に適用することができる。この曲線運動案内装置の
場合には、建物の固有周期をその重量とは無関係に軌道
レール2Aの半径によって定める機能を有する点が直線
運動案内装置と相違する。
【0051】この場合には、軌道レール2Aの上面およ
び下面が円弧状に曲がり、側面が垂直面上に位置してい
る。また、軌道レール2A上面に対向する移動ブロック
3の水平部下面が軌道レール上面と同心円形状に円弧状
に曲げられている。そして、上面部ボールに対応する負
荷ボール転走溝41,42(図1(a)参照)がそれぞれ
円弧状の軌道レール2A上面と移動ブロック3の水平部
下面に沿って円弧状に成形され、側面部ボールに対応す
る負荷ボール転走溝51,52;61,62(図1(a)
参照)が垂直面上で円弧状に曲がっている。
【0052】その他の構成および作用については上記実
施の形態と同様であるので、同一の構成および作用につ
いては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0053】また、本発明は、図4(b)に示すよう
な、この曲線運動案内装置を2つ組み合わせたガイド機
構についても適用することができる。
【0054】このガイド機構は、一対の図4(a)に示し
た曲線運動案内装置を2方向、図示例では直交方向に交
差させて配置し、互いの移動ブロック3,3を少なくと
も各軌道レール2A,2Aの2方向に傾動可能の傾斜装
置10を介して背中合わせに連結したものである。この
ようにすれば、移動ブロック3が軌道レール2A上を円
弧状に移動しても、建築物101と土台100の平行が
維持される。
【0055】[実施の形態2]図5および図6は本発明
の実施の形態2に係る転がり運動案内装置としての直線
運動案内装置を示している。
【0056】すなわち、201は直線運動案内装置全体
を示すもので、概ね、軌道レール202と、軌道レール
202に沿って移動自在に組み付けられる移動ブロック
203と、軌道レール202の上面に配置される2列の
上面部ローラ204,204と、軌道レール202の左
右側面に配置される1列ずつの側面部ボール205,2
05とを備えている。
【0057】軌道レール202は断面四角形状で、上面
に2条の負荷転動体転走部としての負荷ローラ転走面2
41,241が設けられ、左右側面にそれぞれ1条ずつ
の負荷ボール転走溝251,251が設けられている。
【0058】上面の2条の負荷ローラ転走面241,2
41は軌道レール202上面の左右側縁に片寄せて形成
されている。
【0059】負荷ローラ転走面241,241は平坦な
水平面となっており、一方、負荷ボール転走溝251,
251は断面単一円弧形状のいわゆるサーキュラーアー
ク溝によって構成されている。この溝形状は、図7
(b)に示されるように、2つの円弧面を有するいわゆ
るゴシックアーチ溝形状を採用してもよい。
【0060】一方、移動ブロック203は、軌道レール
202上面に対向する水平部208と、水平部208か
ら垂下し軌道レール202左右側面に対向する左右袖部
209,209とを備えている。
【0061】この移動ブロック203の水平部208下
面には軌道レール202の上面の負荷ローラ転走面24
1,241と対応する2条の負荷ローラ転走面242,
242が設けられ、軌道レール202左右側面に対向す
る両袖部209,209内側面には各1条の負荷ボール
転走溝251に対応する負荷ボール転走溝252が設け
られている。
【0062】水平部208下面に設けられる負荷ローラ
転走面242,242は水平部208下面に設けられた
断面矩形状のローラ溝210,210の溝上底面によっ
て構成されている。また、矩形状のローラ溝210の左
右内側面は互いに平行で上面部ローラ204の端面と僅
少な隙間を介して対向しており、ローラ端面案内壁21
0a,210aを構成している。この溝深さは上面部ロ
ーラ204の半径よりも小さく、図示例では上面部ロー
ラ204の半径の半分程度となっている。
【0063】また、移動ブロック203の両袖部20
9,209内側面の負荷ボール転走溝252も断面単一
円弧形状のいわゆるサーキュラアーク溝によって構成さ
れている。もっとも、軌道レール202と移動ブロック
203の対応する負荷ボール転走溝251,252の断
面形状としては、図7(b)に示すように、2つの円弧を
組み合わせたいわゆるゴシックアーチ形状としてもよ
い。
【0064】そして、軌道レール202上面と移動ブロ
ック203の水平部208下面の対応する負荷ローラ転
走面241,242間に2列の上面部ローラ204が、
軌道レール2左右側面と移動ブロック3の左右両袖部
9,9内側面の対応する負荷ボール転走溝251,25
2間に左右2列の側面部ボール205,205が転動自
在に介装されている。
【0065】移動ブロック203には、図6(a)に示す
ように、各上面部ローラ204を負荷ローラ転走面24
2の一端から他端側に循環させる無負荷域のローラ戻し
通路243が、また、図6(b)に示すように、側面部ボ
ール205を負荷ボール転走溝252の一端から他端側
に循環させる無負荷域のボール戻し通路253が、それ
ぞれ設けられている。
【0066】ローラ戻し通路243は、負荷ローラ転走
面241と平行に形成される直線状のローラ逃げ穴24
4と、負荷ローラ転走面241の端部とローラ逃げ穴2
44の端部を接続するU字状に方向転換する方向転換路
245,245と、から構成されている。
【0067】ボール戻し通路253は、図6(b)に示す
ように、負荷ボール転走溝252と平行に形成される直
線状に延びるボール逃げ穴254と、負荷ボール転走溝
252の端部とボール逃げ穴254の端部を接続しU字
状に方向転換する方向転換路255と、から構成されて
いる。
【0068】移動ブロック203は、金属製のブロック
本体231と、このブロック本体231の両端に装着さ
れるエンドプレート232と、から構成されるもので、
ブロック本体231の水平部208に負荷ローラ転走面
242とローラ逃げ穴244が、ブロック本体231の
両袖部209,209に負荷ボール転走溝252とボー
ル逃げ穴254がそれぞれ形成され、エンドプレート2
32にローラ方向転換路245およびボール方向転換路
255がそれぞれ形成されている。ローラ逃げ穴244
は水平部208に直線状に貫通形成され、ボール逃げ穴
254は両袖部209,209に直線状に貫通形成され
ている。
【0069】図5(a)に示すように、上面部ローラ20
4が転動する負荷ローラ転走面241,242の法線で
ある接触角線S1とローラ中心軸を通る水平線H1とのな
す角であるローラ接触角α1は、水平線H1に対してほぼ
90度に設定されている。ローラ逃げ穴244は上面部
ローラ204の接触角線S1上に設けられている。ま
た、上面部ローラ204については平面上を転動する円
筒ローラに限られず、中心軸を通る断面形状が円弧形状
となった樽形ローラとしてもよい。
【0070】一方、図5(a)において、側面部ボール2
05の負荷ボール転走溝251,252との接触構造
は、左右2列の各側面部ボール205が転動する互いに
対向する一対の負荷ボール転走溝251,252のボー
ル接点を結ぶ接触角線S2がボール中心を通る水平線H2
に対して軌道レール202の中心側に向かって徐々に下
方に傾斜する上開き構成となっている。各ボール逃げ穴
254は負荷ボール転走溝252と同一高さ、すなわち
水平線H2上に位置している。
【0071】この接触角線S2と水平線H2とのなす角度
として定義される接触角α2は、本実施の形態ではほぼ
45度に設定されている。もっとも、接触角α2は45
度に限定されるものではなく、たとえば40〜50度等
種々の角度に設定することができる。
【0072】負荷ボール転走溝251,252は、ボー
ル径の0.52より小さい範囲、好ましくは0.52〜
0.505程度に設定して減衰性を持たせることが好ま
しい。また、溝深さは、たとえば接触角が最大45〜6
0度程度になった場合でも、接触範囲が負荷ボール転走
溝の溝端縁に干渉しない程度の溝深さに設定される。
【0073】本実施の形態2においては、移動ブロック
の水平部208を軌道レール202に対して圧縮する方
向に作用する圧縮荷重FRは、移動ブロックの水平部2
08と軌道レール202上面間の2列の上面部ローラ2
04,204と、移動ブロックの左右両袖部209,2
09内側面と軌道レール202左右側面間の左右1列ず
つの2列のボール205,205のすべての転動体によ
って受けられるので、許容荷重が増大する。
【0074】また、圧縮荷重FRが作用すると袖部20
9が開く方向に変形するので、軌道レール202の上面
側のローラ204,204および側面側のボール20
5,205によって分担される荷重分布が安定化する。
【0075】すなわち、軌道レール202の上面側のロ
ーラ204,204と側面側のボール205,205の
すべてが同時に接触して荷重を支持することが理想であ
るが、組立誤差等によって、たとえば軌道レール202
の側面側のボール205が先に接触し軌道レール202
上面側のローラ204,204が浮き気味になったりす
る片当たりの状態が生じる。このような場合でも、圧縮
荷重FRが作用すると、側面側のボール205,205
の接触反力によって袖部209,209が開いて水平部
208が沈み、軌道レール202上面側のローラ20
4,204によって確実に圧縮荷重を受けることにな
り、荷重分布が安定化する。
【0076】また、横方向荷重FTは、軌道レール20
2側面に位置する1列のボール205によって受けられ
る。
【0077】一方、移動ブロック203の水平部208
を軌道レール202上面から引き離す方向に作用する引
張り荷重FUについては、側面部ボール205と対応す
る負荷ボール転走溝251,252との接点が移動し、
図7(a)に示すように、接触角線S3が軌道レール20
2側に向かって上向きに傾斜するような角度に変位して
荷重が支えられる。
【0078】ゴシックアーチ溝形状については、図7
(b)に示すように、負荷ボール転走溝251,252内
の第1円弧面C1から第2円弧面C2側に接点が移動す
る。
【0079】したがって、移動ブロック203の水平部
208を軌道レール202上面から引き離す方向の引張
り荷重FUおよび横方向荷重FTに対する荷重負荷能力を
有し、しかも移動ブロッ203クの水平部208を軌道
レール202上面に押し付ける方向の圧縮荷重FRに対
する許容荷重を増大させることができる。
【0080】[実施の形態2の変形例]この実施の形態
2の場合にも、図8に示すように、軌道レール202A
が上下方向に曲がる円弧状の曲線運動案内装置について
も同様に適用することができる。この曲線運動案内装置
も、実施の形態1の変形例と同様に、建物の固有周期を
その重量とは無関係に軌道レール202Aの半径によっ
て定める機能を有する点が直線運動案内装置と相違す
る。
【0081】この場合も、軌道レール202Aの上面お
よび下面が円弧状に曲がり、側面が垂直面上に位置して
いる。また、軌道レール202A上面に対向する移動ブ
ロック203の水平部下面が軌道レール上面と同心円形
状に円弧状に曲げられている。そして、上面部ローラに
対応する負荷ローラ転走面241,242(図5(a)参
照)がそれぞれ円弧状の軌道レール上面と移動ブロック
の水平部下面に沿って円弧状に成形され、側面部ボール
に対応する負荷ボール転走溝251,252(図5(b)
参照)が垂直面上で円弧状に曲がっている。
【0082】また、図4(b)に示したガイド機構と同様
に、曲線運動案内装置を2つ組み合わせて用いることが
できる。
【0083】その他の構成および作用については上記実
施の形態2と同様であるので、同一の構成および作用に
ついては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動ブロックの水平部を軌道レールに対して圧縮する方
向に作用する圧縮荷重は、移動ブロックの水平部と軌道
レール上面間の転動体と、移動ブロックの左右両袖部内
側面と軌道レール左右側面間の転動体のすべての転動体
によって受けられるので、圧縮荷重に対する許容荷重を
飛躍的に増大させることができる。
【0085】また、圧縮荷重が作用すると、軌道レール
側面に位置する転動体から移動ブロックの袖部に作用す
る接触反力の水平方向分力によって、袖部は開く方向に
変形して水平部が沈むので、各転動体が片当たりの状態
となっていても、軌道レール上面側の転動体が確実に転
動体転走部に接触して圧縮荷重を支持し、軌道レール上
面と側面に位置する各転動体間の荷重分布が安定化す
る。
【0086】また、軌道レール上面の転動体をボールに
すれば、横方向荷重についてもボールが負荷能力を有
し、一方の側面部ボールと上面部ボールによって横方向
荷重を受けることができる。
【0087】また、軌道レール側面側の転動体を、軌道
レール側面と移動ブロックの袖部内側面の深溝の負荷ボ
ール転走溝間に介装されるボールによって構成すれば、
移動ブロックの水平部を軌道レール上面から引き離す方
向に作用する引張り荷重も支持することができる。
【0088】軌道レール上面側の転動体をローラによっ
て構成すれば、横方向荷重は受けられないが、圧縮荷重
に対してボールに比べて許容荷重をより大きくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の形態1に係る直線運
動案内装置の正面断面図、同図(b)は同図(a)の装置の
一部破断斜視図である。
【図2】図2(a)は図1の装置の一部破断側面図、同図
(b)は図1の装置の一部破断平面図である。
【図3】図3(a)は図1の装置の引っ張り荷重作用状
態を示す図、同図(b)はゴシックアーチ溝形状の接触
状態を示す図である。
【図4】図4は本発明の実施の形態1の軌道レールを曲
線レールとした変形例を示すもので、同図(a)は一部破
断斜視図、同図(b)は2つ組み合わせたガイド機構を示
す正面図である。
【図5】図5(a)は本発明の実施の形態2に係る直線運
動案内装置の正面断面図、同図(b)は同図(a)の装置の
一部破断斜視図である。
【図6】図6(a)は図5の装置の一部破断側面図、同図
(b)は図5の装置の一部破断平面図である。
【図7】図7(a)は図5の装置の引っ張り荷重作用状
態を示す図、同図(b)はゴシックアーチ溝形状の接触
状態を示す図である。
【図8】図8は本発明の実施の形態2の軌道レールを曲
線レールとした変形例を示す一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1 直線運動案内装置 2 軌道レール 3 移動ブロック 31 ブロック本体 32 エンドプレート 33 ボルト穴 4 上面部ローラ 5,6 側面部ボール 41 負荷ローラ転走面(軌道レール側) 42 負荷ローラ転走面(移動ブロック側) 43 ローラ戻し通路 44 ローラ逃げ穴 45 方向転換路 51,61 負荷ボール転走溝(軌道レール側) 52,62 負荷ボール転走溝(移動ブロック側) 53,63 ボール戻し通路 54,64 ボール逃げ穴 55,65 方向転換路 7 ボルト穴 8 水平部 9 袖部 10 傾斜装置 S1,S2,S3 接触角線 α1,α2,α3 接触角 H1,H2,H3 水平線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面と両側面にそれぞれ負荷転動体転走部
    が形成された軌道レールと、 該軌道レールの負荷転動体転走部に対応して負荷転動体
    転走部が形成された水平部と袖部を有する移動ブロック
    と、 軌道レールと移動ブロックの対応する負荷転動体転走部
    間に転動自在に介装される多数の転動体と、を備えた転
    がり運動案内装置において、 軌道レールの両側面側に配される転動体の対応する負荷
    転動体転走部との接点を結ぶ線である接触角線と転動体
    の中心を通る水平線とのなす角度である接触角として、
    接触角線が軌道レール側に向かって下向きに傾斜するよ
    うに設定された角度を有することを特徴とする転がり運
    動案内装置。
  2. 【請求項2】軌道レール上面と移動ブロックの水平部と
    の間の転動体と負荷転動体転走部は複数列のボールと深
    溝の負荷ボール転走溝とによって構成され、 軌道レール側面と移動ブロックの袖部間の転動体と負荷
    転動体転走部は1列または複数列のボールと深溝の負荷
    ボール転走溝とによって構成されている請求項1に記載
    の転がり運動案内装置。
  3. 【請求項3】軌道レール上面と移動ブロックの水平部と
    の間の転動体と負荷転動体転走部は複数列のローラと負
    荷ローラ転走面とによって構成され、 軌道レール側面と移動ブロックの袖部間の転動体と負荷
    転動体転走部は1列または複数列のボールと深溝の負荷
    ボール転走溝とによって構成されている請求項1に記載
    の転がり運動案内装置。
  4. 【請求項4】ボールの負荷ボール転走溝は、単一円弧状
    断面を備えたサーキュラーアーク溝または2つの円弧状
    断面を備えたゴシックアーチ溝形状である請求項2また
    は3に記載の転がり運動案内装置。
  5. 【請求項5】軌道レールは直線状のレールである請求項
    1,2,3または4に記載の転がり運動案内装置。
  6. 【請求項6】軌道レールは上下方向に円弧状に曲がった
    曲線レールである請求項1,2,3または4に記載の転
    がり運動案内装置。
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