JPH1162918A - 管体の接続構造 - Google Patents

管体の接続構造

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JPH1162918A
JPH1162918A JP23034297A JP23034297A JPH1162918A JP H1162918 A JPH1162918 A JP H1162918A JP 23034297 A JP23034297 A JP 23034297A JP 23034297 A JP23034297 A JP 23034297A JP H1162918 A JPH1162918 A JP H1162918A
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JP
Japan
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pipe
tube
diameter portion
reduced diameter
pipes
Prior art date
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Pending
Application number
JP23034297A
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English (en)
Inventor
Noboru Mitsuguchi
登 三ッ口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANTOMI KOGYO KK
Original Assignee
SANTOMI KOGYO KK
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管体相互の接続を、簡易な構成でありながら
強固になし得るようする。 【解決手段】 所要の直径を有する第1管体10と、縮
径部12aを有する第2管体12とを接続する。該縮径
部12aの開口部には、所要長さの切欠部12b開設さ
れる。また該切欠部12bが設けられた部分には薄板状
の係合片14が配設されている。係合片14の一端部は
曲折されており、この部分が切欠部12bから第2管体
12の外方に突出すると共に、他端部が該第2管体12
の内側面に固定されている。更に第1管体10には、縮
欠部12aの挿入時に係合片14の曲折端部が到来する
位置に通孔10aが開設されている。この第1管体10
および第2管体12を軸方向に整列させて前記縮径部1
2aを第1管体10の開口部に挿入する。これにより係
合片14の曲折端部が通孔10aに係合して両管体1
0,12が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管体の接続構造
に関し、更に詳細には、例えば所要直径に設定された一
方の管体と、一端部近傍が該一方の管体の内径寸法に縮
径した部分を形成してなる他方の管体とを接続する構造
であって、簡易な構造とすることにより相互の接続が容
易であると共に、両管体を強固に接続し得る管体の接続
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所要直径に設定された各管体の接続構造
として各種の形態が存在する。このうち各管体を相互に
接続する簡易な形態として、一方の管体(以下 「第1管
体」という)の内径と同一になるよう他方の管体(以下
「第2管体」という)の一端部をその開放端から所要長さ
だけ縮径し、両管体を軸方向に整列させて該縮径部を第
1管体の開口部に挿入するよう構成した接続構造があ
る。この構造においては、接続した後に縮径部の外方か
ら例えばネジ等の締結具を螺入することにより、両管体
を支持固定することが一般に行なわれている。またこの
他の手段としては、第1管体および第2管体が軸方向で
対向する両開口部の内側面に複数の接続片を架け渡した
状態にし、両管体の外側面からネジ等の止着部材を該接
続片の螺設部に螺入すると共に、接続片を管体の内側面
に圧接することにより接続させる構造もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した管体の接続構
造のうち前者は、ネジ等の別部材およびこれを螺入する
ドライバ等が必要となるため、接続時あるいは必要によ
って適宜分解する際には、その都度にこれらの物品を用
意しなければならない煩雑さがある。また後者の場合で
は、例えば第1管体の開口部外方から挿入したネジ等の
止着部材を、接続片に対して所要位置まで螺入して該管
体に仮止めしておき、この状態で第2管体の開口部を第
1管体の開口部に当接する。このようにして接続片を両
管体に掛け渡した後に、前記止着部材を螺入し該接続片
を管体に圧接しなければならないが、この取付け作業が
極めて煩雑となるだけでなく、該接続片が必要な分だけ
製造コストが上昇すると云った難点もある。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した従来技術に係る管
体の接続構造に内在している欠点に鑑み、これを好適に
解決するべく提案されたものであって、管体相互の接続
を、簡易な構成でありながら強固になし得るようにした
管体の接続構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、所要の直径を有
する第1管体と、一方の開放端部から所要長さ分だけ第
1管体の内径と一致する外径に設定した縮径部を有する
第2管体とからなり、両管体を軸方向に整列的に突き合
わせて前記縮径部を第1管体の開放端部に挿入すること
で、両管体を接続し得るようにした管体の接続構造にお
いて、前記第2管体における縮径部に開口され、その開
口部から軸方向に所要寸法だけ延在する切欠部と、一端
部が前記第2管体の内側面に支持固定され、他端部は曲
折成形て前記切欠部から第2管体の外方に突出する弾性
変形可能な係合片と、前記第2管体の縮径部が挿入され
る側の前記第1管体に開設され、前記縮径部の挿入時に
前記係合片の曲折端部が弾力的に嵌入される通孔とから
なり、前記両管体を軸方向に整列させて前記縮径部を前
記第1管体の開口部へ挿入することで、前記係合片を半
径方向内方へ弾性変形させ、更なる挿入の続行により該
係合片の曲折端部を前記通孔に弾力的に嵌入させて係止
することで、両管体の相互接続を行ない得るよう構成し
たことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る管体の接続構造
につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら
以下説明する。この管体の接続構造は、図1に示すよう
に、所要の直径を有する第1管体10と、一方の開放端
部から所要長さ分だけ第1管体10の内径と一致する外
径に設定した縮径部12aを有する第2管体12とから
構成される。このうち第2管体12における縮径部12
aの開口部には、その軸方向に沿って所要長さの切欠部
12bが開設されている。該切欠部12bは、縮径部1
2aが延在する長さよりも充分短い寸法に設定されてお
り、これが縮径部12aの周方向に対して1箇所設けら
れている。なお該切欠部12bは、両管体10,12の
直径および長さ等により、その周方向に対して複数設け
るようにしてもよい。
【0007】前記切欠部12bが設けられた部分には、
薄板状の係合片14が配設されている。該係合片14
は、切欠部12bの幅よりも若干狭い幅寸法に設定され
た弾性部材であって、図2に示す如く、該第2管体12
における開口部近傍から前記縮径部12aが形成される
段差部分12cよりも若干内方に至る長さに設定されて
いる。このうち第2管体12の内側面に位置する一端部
は、リベット等の恒久的な手段によって固着されてい
る。また開口部に近接する他端部は、図に示すように、
略U字状に屈曲成形されており、この屈曲成形された端
部が、該切欠部12bを介して第2管体12の外方に突
出するよう構成されている。
【0008】更に、前記第2管体12の縮径部12aが
挿入される側の前記第1管体10には、該縮径部12a
の挿入時に前記係合片14の曲折端部が弾力的に嵌入す
る通孔10aが開設されている。この通孔10aは、係
合片14の曲折端部が係止し得る大きさの半円形状で第
1管体10の内方に打ち抜き成形されたものであって、
該第1管体10の内方に所要角度で屈曲した舌片10b
が、第1管体10の開口部から離間する方向に沿って突
出している。
【0009】
【実施例の作用】次に、実施例に係る管体の接続構造に
つき説明する。前記第1管体10および第2管体12を
相互に接続する際には、図2(a)に示す如く、前記係合
片14の曲折端部が、前記切欠部12bを介して第2管
体12の外側面に突出している。この状態から両管体1
2,14を軸方向に整列させ、前記縮径部12aを第1
管体10の開口部へ挿入することで、係合片14が開口
部に押圧されて該第1管体10の半径方向内方に弾性変
形し、その曲折端部が第1管体10の内側面に当接す
る。なおこの場合には、前述したように、通孔10aが
形成される前記舌片10bが第1管体10の内方に突出
している。このため第2管体12の縮径部12aは、切
欠部12bの延長線上に該通孔10aが位置する状態で
挿入される。
【0010】この状態から、図2(b)に示すように、第
2管体12の縮径部12aを第1管体10に継続的に挿
入することにより、前記係合片14の曲折端部が該第1
管体10の内側面を摺動する。そして該縮径部12aを
形成する段差部分12cを、第1管体10の開口端部に
当接する位置まで挿入した際には、係合片14の曲折端
部が前記舌片10bに沿ってその突出分だけ該第1管体
10の半径方向内方に更に押圧された後、図2(c)に示
すように、該曲折端部が舌片10bに弾力的に嵌入す
る。このように構成された第2管体12の縮径部12a
を第1管体10の内側面に挿入することで、該接合部分
におけるラジアル方向の強度が充分確保されることは勿
論であるが、同時にスラスト方向の引張り強度が、この
ように簡易な構成であるにも拘らず充分に確保されるこ
とになる。また両管体10,12の相対的な回転移動
は、その接合時において前記舌片10bが切欠部12b
と係合することによって規制される。
【0011】なお、接続した第1管体10と第2管体1
2とを必要に応じて適宜分離させる場合には、前記舌片
10bに係合している係合片14の曲折端部を、第1管
体10の内方に強制的に押圧させる。すなわち舌片10
bの外方に臨んでいる該曲折端部を、押圧具等を介して
第1管体10の内側面に向けて所要圧で押し込むことに
より、係合片14が弾性変形して第1管体10の内方に
離脱する。従ってこの状態で第1管体10と第2管体1
2とをスラスト方向に引張することで両管体10,12
が相互に離脱する。また押圧具としては、例えば該舌片
10bに挿入できる先端部を設けたドライバや軸材等が
好適に利用される。
【0012】図3は、前記管体の接続構造が好適に実施
される管体の使用例を示すものであって、複数(図示例
では3本)の第1および第2管体10,12を連接し、こ
れを地面に立設することによって家庭用郵便ポストの脚
部として利用できる、また図4は、キャンプなどのアウ
トレジャーで使用するキャンピングテーブルの脚部とし
て利用した例である。このような机や箱体の脚部のよう
に日常生活において必要充分な強度を持った支持体とし
てであれば、ハンガーの支柱やその他の各種の支持部材
として好適に使用し得る。
【0013】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る管体
の接続構造によれば、一方の管体に弾性変形可能な係合
片を配設すると共に、片方の管体に該係合片と係合する
通孔を設け、これらを係合させると云った簡易な構成で
ありながら両管体を強固に接続することができる。しか
も両管体を接続する際には道具等を一切必要とせず、ま
た必要に応じて分離させる場合でも、日常的に使用する
ものによって極めて容易に係合状態を解除し得る、等の
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る管体の接続構造に
おいて、該接続構造を構成する各管体を分解状態で示す
斜視図である。
【図2】本発明に係る管体の接続構造において、各管体
を接続する状態を示す要部縦断側面図である。
【図3】本発明に係る管体の接続構造を実施した管体の
使用例を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る管体の接続構造を実施した管体の
別使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 第1管体 10a 通孔 12 第2管体 12a 縮径部 12b 切欠部 14 係合片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の直径を有する第1管体(10)と、一
    方の開放端部から所要長さ分だけ第1管体(10)の内径と
    一致する外径に設定した縮径部(12a)を有する第2管体
    (12)とからなり、両管体(10,12)を軸方向に整列的に突
    き合わせて前記縮径部(12a)を第1管体(10)の開放端部
    に挿入することで、両管体(10,12)を接続し得るように
    した管体の接続構造において、 前記第2管体(12)における縮径部(12a)に開口され、そ
    の開口部から軸方向に所要寸法だけ延在する切欠部(12
    b)と、 一端部が前記第2管体(12)の内側面に支持固定され、他
    端部は曲折成形て前記切欠部(12b)から第2管体(12)の
    外方に突出する弾性変形可能な係合片(14)と、 前記第2管体(12)の縮径部(12a)が挿入される側の前記
    第1管体(10)に開設され、前記縮径部(12a)の挿入時に
    前記係合片(14)の曲折端部が弾力的に嵌入される通孔(1
    0a)とからなり、 前記両管体(10,12)を軸方向に整列させて前記縮径部(12
    a)を前記第1管体(10)の開口部へ挿入することで、前記
    係合片(14)を半径方向内方へ弾性変形させ、更なる挿入
    の続行により該係合片(14)の曲折端部を前記通孔(10a)
    に弾力的に嵌入させて係止することで、両管体(10,12)
    の相互接続を行ない得るよう構成したことを特徴とする
    管体の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記第1管体(10)と第2管体(12)とは、
    前記縮径部(12a)を除く他の外径寸法が同一に設定され
    た請求項1記載の管体の接続構造。
  3. 【請求項3】 前記第1管体(10)と第2管体(12)とは、
    前記縮径部(12a)を除く他の外径寸法が異なる径に設定
    された請求項1記載の管体の接続構造。
JP23034297A 1997-08-11 1997-08-11 管体の接続構造 Pending JPH1162918A (ja)

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ID=16906354

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6198169B1 (ja) * 2017-03-15 2017-09-20 典臣 仲上 継手装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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