JPH1162765A - 筒内燃料噴射式内燃機関 - Google Patents

筒内燃料噴射式内燃機関

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Publication number
JPH1162765A
JPH1162765A JP9230292A JP23029297A JPH1162765A JP H1162765 A JPH1162765 A JP H1162765A JP 9230292 A JP9230292 A JP 9230292A JP 23029297 A JP23029297 A JP 23029297A JP H1162765 A JPH1162765 A JP H1162765A
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JP
Japan
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pressure
combustion chamber
valve
cylinder
combustion engine
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Application number
JP9230292A
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English (en)
Inventor
Eiji Suzuki
英治 鈴木
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で且つ異物の侵入を防止しつつ液
体圧縮を防止できる筒内燃料噴射式内燃機関を提供す
る。 【構成】 本発明による筒内燃料噴射式内燃機関は、燃
焼筒4内の燃焼室25と燃料供給装置の低圧部19とを
連通する連通路15と、所定圧以上になると連通路の連
通を許可する開閉弁33とを備える構成であるから、液
体圧縮により燃焼室25の圧力が異常に高まると、燃焼
室25内の液体を燃料供給装置の低圧部19に逃がす。
これによって、燃焼室での液体圧縮を防止し、過負荷に
よるコンロッド等の損傷を防止する。しかも、連通は、
燃焼室内が所定の圧力に達した場合にのみ開く構成であ
るから、簡易な構成で且つ燃焼室内への異物の侵入を防
止しつつ液体圧縮を防止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射弁から燃
焼機関の燃焼室に燃料を直接噴射する筒内燃料噴射式内
燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガソリン機関の燃焼室にガソリ
ン燃料を直接噴射する直接噴射式内燃機関が公知であ
る。この種の内燃機関では、シリンダ(気筒)内をピス
トンが上下に摺動する構成になっており、シリンダの上
部にある燃焼室に燃料噴射弁から燃料を直接噴射してい
る。シリンダ内のピストンは、コンロッドに連結されて
おり、ピストンの往復動をコンロッドを介して駆動軸に
回転運動として伝達している。
【0003】このような構成の内燃機関では、燃料噴射
弁のシート不良等が原因して、機関が作動していない間
に、燃料噴射弁から燃焼室に燃料が漏れることがある。
特に、コモンレールに蓄圧した燃料を噴射する直接噴射
式内燃機関では、機関の稼働停止時においても、コモン
レールの残圧のために燃料噴射弁から燃料漏れが生じる
可能性がある。燃焼室に燃料漏れが生じると、内燃機関
の稼働時にピストンが上昇した際(クランキング時)
に、液体圧縮を生じて、コンロッド等に過負荷がかかか
り、コンロッド等の破損を生じるという不都合がある。
【0004】これに対して、特開平1ー219320号
公報には、上述したように燃焼室における液体圧縮を防
止するために、シリンダ内の液体を排出する下り勾配の
導通管を設け、機関の稼働停止時に、導通管に設けた弁
を開いておき、シリンダ内に液体が溜まった場合にはそ
の液体を排出し、稼働時には弁を閉じる構成が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の公報に
開示された技術では、内燃機関の稼働停止時には常時導
通管を開く構成であるから、燃焼室内に漏れでた燃料を
排出できエンジン始動時における液圧縮は防止できるも
のの、稼働停止時に導通管を常時開いているので、異物
が進入するおそれがある。更に、手動の場合には開閉弁
の開閉操作の忘れが生じやすく、自動の場合には構成が
複雑になるという問題点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、簡易な構成で且
つ異物の侵入を防止しつつ液体圧縮を防止できる筒内燃
料噴射式内燃機関を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、燃料供給装置から供給さ
れた燃料を燃料噴射弁から内燃機関の気筒内に直接噴射
する筒内燃料噴射式内燃機関において、前記気筒内の燃
焼室と前記燃料供給装置の低圧部とを連通する連通路
と、燃焼室内あるいは前記連通路の圧力が所定以上にな
ると前記連通路の連通を許可する開閉弁とを備え、燃焼
室内の液体圧縮による異常高圧が生じたときに液体を燃
料供給装置の低圧部に逃がすことを特徴とするものであ
る。
【0008】この請求項1に記載の発明によれば、内燃
機関の稼働時には、燃焼室内の気体を圧縮するが、内燃
機関の稼働前に燃料噴射弁等から気筒内に燃料漏れが生
じた場合には、圧縮工程時に燃焼室に溜まった液体を圧
縮するため、燃焼室の圧力が異常に高まる。そして、燃
焼室の圧力が所定の圧力以上になると、その圧力により
開閉弁が開き、燃焼室内の液体を連通路を介して燃料供
給装置の低圧部に流す。これによって、燃焼室での液体
圧縮を防止し、コンロッドやシリンダ等の過負荷による
損傷を防止する。しかも、連通路は、燃焼室内が所定の
圧力に達した場合にのみ開く構成であるから、簡易な構
成で且つ異物の侵入を防止しつつ液体圧縮を防止する。
【0009】尚、連通路の連通を許可する所定の圧力
は、特に限定されるものではないが、液体圧縮により生
じる圧力で開く値であり、通常の燃焼圧よりも十分に大
きな圧力で、例えば、10〜15Mpa(100〜15
0Kgf/cm2)である。
【0010】また、液体には燃料に限らず水等の液体を
含むものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記開閉弁は、所定の圧力で押圧する
付勢手段と、この付勢手段の付勢力に順じて通路の閉鎖
位置に配置された弁体と、前記燃焼室内または連通路内
の圧力を受けて、前記付勢手段に抗して前記弁体を開成
位置に押圧する受圧手段とを備え、前記燃焼室内あるい
は前記連通路内の圧力が所定の圧力以上になると付勢手
段に抗して弁体を開成位置に位置させることを特徴とす
るものである。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、開閉
弁の弁体は付勢手段により、常時閉鎖方向に付勢されて
おり、燃焼室又は連通路内の圧力が高まると、その圧力
を受圧手段が受けて付勢手段の付勢力に抗して弁体を開
成位置に移動させる。従って、簡易な構成で連通路の開
閉を制御でき、液体圧縮による異常な圧力が生じた場合
にのみ燃焼室内の圧力を逃して、液体圧縮を防止する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記開閉弁は、電磁コイルの励磁によ
り作動する電磁弁と、前記燃焼室内あるいは前記連通路
内の圧力を検知する圧力検知手段とを備え、圧力検知手
段の検出値が所定値以上の場合に電磁弁を開くことを特
徴とするものである。
【0014】この請求項3に記載の発明によれば、圧力
検知手段の検知圧力が所定圧以上の場合に電磁弁を開く
ので、簡易な構成で連通路の開閉を制御でき、液体圧縮
による異常な圧力が生じた場合にのみ燃焼室内の圧力を
逃して、液体圧縮を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1を参照し
て本発明の第1実施の形態を詳細に説明する。本発明の
実施の形態にかかる筒内燃料噴射式内燃機関3は、ガソ
リンエンジンの気筒にガソリンを直接噴射するもので、
いわゆる直接噴射式ガソリンエンジンである。
【0016】この筒内燃料噴射式内燃機関3は、概し
て、燃料噴射装置2と燃料噴射装置2の噴射弁1から燃
料が噴射されるシリンダ(気筒)4とから構成されてお
り、燃料噴射装置2は、燃料タンク5と、燃料タンク5
内に配置された低圧ポンプ7、低圧レギュレータ13、
高圧ポンプ8、高圧ポンプ8から圧送された燃料を蓄圧
する蓄圧器としてのコモンレール9及び高圧レギュレー
タ11を接続して回路が構成されている。そして、高圧
ポンプ8の低圧側には、本発明にかかる液体圧縮防止用
の逃がし通路(連通路)15が形成されている。
【0017】低圧ポンプ7は、燃料タンク5内の燃料
(ガソリン)を高圧ポンプ8に圧送するものであり、高
圧ポンプ8との間にはフィルタ(図示せず)が介在され
ている。尚、低圧ポンプ7はバッテリーで駆動されてい
る。
【0018】高圧ポンプ8は、低圧ポンプ7から供給さ
れた燃料を高圧に加圧するものであり、エンジンによっ
て駆動され、燃料を高圧に加圧して吐出通路17からコ
モンレール9に圧送する。高圧ポンプ8のリーク燃料は
低圧通路19、低圧レギュレータ13を介して燃料タン
ク5に戻されるようになっている。一方高圧レギュレー
タ11から戻される燃料も低圧通路19、低圧レギュレ
ータ13を通って燃料タンク5に戻される。
【0019】コモンレール9には、複数のインジェクタ
(噴射弁)17が接続されており、コモンレール9で高
圧に蓄圧された燃料を各インジェクタ17からそれぞれ
各シリンダ4に噴射する。
【0020】シリンダ4には、ピストン21が往復動可
能に設けられており、ピストン21には、コンロッド2
3が連結されて、往復動を回転運動に変換するようにな
っている。シリンダ4内の上部には、燃焼室25が形成
されており、ピストン21の上死点より上の部位には燃
焼用の気体を供給する吸入弁27、燃焼後の気体を排出
する排気弁29及び逃がし通路(連通路)15が接続さ
れている。
【0021】逃がし通路15は、燃焼室25と上述した
高圧ポンプ8の低圧通路19とを連通しており、燃焼室
25で液体圧縮が生じたときに液体を低圧通路19に逃
がすものである。燃焼室25と低圧通路19との間に
は、圧力が所定以上に高まると開く安全弁(開閉弁)3
3を備えており、この安全弁33の下流側に、流量計3
5が設けられている。
【0022】安全弁33は、逃し通路15の圧力を受け
ることに限らず、燃焼室25の圧力を直接受けるよう
に、燃焼室25に面して設け、燃焼室25の圧力に応答
して開閉する構成としてもよい。
【0023】流量計35は電子制御ユニット(ECU)
37に接続されており、この流量計35に燃料が流れる
と、電子制御ユニット37に検知信号を発する。電子制
御ユニット37は、運転席にある運転表示板に設けた燃
料漏れ表示器39に接続されており、流量計35からの
検知信号に基づいて表示器39を点灯させ、運転者に警
告するようになっている。このように、燃料漏れを早期
に運転者に警告することによって、燃料漏れによる燃
費、燃焼の悪化を早期に検知し、改善することができ
る。尚、電子制御ユニット37は、安全弁33の作動を
検知して表示器39を点灯するものであっても良い。
【0024】安全弁33は、スプリング(付勢手段)4
1と、このスプリング41の付勢力に順じて閉鎖位置に
配置された弁体43と、スプリング41の付勢力に対向
して弁体43を開位置に移動させる受圧通路47とから
構成されており、通常は、閉鎖位置にあるが、逃し通路
15における上流側(燃焼室25側)の圧力が所定以上
に高まると、受圧通路47によって、スプリング41の
付勢力に抗して弁体43を開き位置に移動させるように
なっている。
【0025】次に、本実施の形態の作用を説明する。内
燃機関の作動時には、燃料タンク5の燃料は低圧ポンプ
7、高圧ポンプ8により、高圧ポンプ8の吐出通路17
からコモンレール9に圧送され、畜圧される。コモンレ
ール9内の燃料は、図示しないコントロールユニットの
制御により、電磁弁である噴射弁1からシリンダ4の燃
焼室25に噴出される。シリンダ4では、ピストン21
の往復動作により、吸入工程、圧縮工程、排気工程等が
なされ、コンロッド23を介して駆動軸(図示せず)を
駆動する。燃料噴射装置2では、コモンレール9の圧力
は高圧レギュレータ11により維持されており、戻され
た燃料は高圧ポンプ8の低圧通路19に供給される。ま
たは、低圧レギュレータ13を介して燃料タンク5に戻
される。この内燃機関の通常の作動時には、安全弁33
は閉じており、逃し通路15に流体の流れはない。
【0026】一方、内燃機関が作動していない場合、例
えばエンジンの停止直後等において、コモンレール9内
の圧力は高圧状態にあり、コモンレール9に接続された
噴射弁1のシート不良等があると、噴射弁1からシリン
ダ4内に燃料が漏れることがある。特にコモンレール9
内の圧力が高い場合には、漏れ量も多くなり短時間で燃
焼室25内に燃料が溜まる。
【0027】このように燃料漏れが生じた状態で、エン
ジンが始動されると、ピストン21が上方に摺動し、燃
焼室の容積を小さくする圧縮工程において、燃焼室に溜
まった液体燃料を圧縮することになり、いわゆる液体圧
縮を生じる。燃焼室内で液体圧縮が生じると、燃焼室内
の圧力が異常に高まり、シリンダ4を構成する部位に異
常に高い負荷が発生する。
【0028】このような燃焼室の異常な高圧は、逃し通
路15により、安全弁33の受圧通路47に伝達され、
スプリング41の付勢力に抗して、弁体45を開位置に
位置させる。これにより、自動的に安全弁33が開き、
高圧の液体を逃し通路15に流す。高圧の液体は、安全
弁33、流量計35を通過して低圧通路19に戻され
る。これによって、液体圧縮を防止し、液圧縮により生
じる異常な負荷がシリンダ4等にかかるのを防止できる
ので、シリンダの構成部分の破損が防止できる。特に、
液体圧縮による負荷を受けやすいコンロッド23の破損
を防止することができる。しかも、安全弁33は高圧に
より自動的に開くので安全弁の開閉操作が必要なく、開
閉の忘れを生じることがない。また、安全弁33は通常
は閉じているので逃がし通路から燃焼室25への異物の
侵入を防止できる。
【0029】一方、逃し通路15の燃料が流量計35を
通過すると、電子制御ユニット37が燃料漏れを検知
し、表示板39を点灯して、運転者に燃料漏れを警告す
る。
【0030】次に、図2を参照して、本発明の第2実施
の形態を説明するが、図1に示す第1実施の形態と同一
部分には、同一の符号を付することによって、その部分
の詳細な説明を省略する。この第2実施の形態では、安
全弁33に換えて電磁弁49を用いるとともに、逃し通
路15の上流側(燃焼室側)に圧力検知器51を設け、
圧力検知器51により逃し通路15(又は燃焼室25)
内の圧力を検知して、液体圧縮により圧力が異常に高ま
った場合に、電磁弁49を開いて、逃し通路15から燃
焼室25内の燃料を低圧通路19に逃す構成になってい
る。
【0031】この第2実施の形態においても、第1実施
の形態と同様な効果を得ることができる。即ち、燃焼室
における液圧縮による燃焼機関の破損を防止できる。ま
た、この第2実施の形態では、圧力センサ51が異常圧
を検知すると、電子制御ユニット37が表示板39を点
灯して、燃料漏れを警告する。
【0032】尚、圧力検知器51は、逃し通路15に限
らず、燃焼室25内の圧力を直接検知する構成としても
同様な効果を得ることができる。
【0033】本発明は上述した実施の形態に限らず、発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例え
ば、上述した実施の形態では、シリンダ内では往復動作
するピストンを例に用いて説明したが、これに限らず、
燃焼室の容積可変型のものであれば、ロータリ式のもの
であっても同様な効果を得ることができる。
【0034】また、ガソリンエンジンに限らず、軽油を
燃料とするディーゼルエンジンにも同様に用いることが
できる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、燃焼室
の圧力が所定の圧力以上になると、自動的に開閉弁が開
き、燃焼室内の液体を連通路を介して燃料供給装置の低
圧部に逃すので、燃焼室での液体圧縮によるピストンや
シリンダ等の過負荷による損傷を防止する。しかも、連
通は、燃焼室内が所定の圧力に達した場合にのみ開く構
成であるから、簡易な構成で且つ異物の侵入を防止しつ
つ液体圧縮を防止する。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、開閉弁
は、燃焼室又は連通路内の圧力が高まると、その圧力を
受圧手段が受けて付勢手段の付勢力に抗して弁体を開成
位置に移動させる構成であるから、簡易な構成で連通路
の開閉を制御でき、液体圧縮による異常な圧力が生じた
場合にのみ燃焼室内の圧力を逃して、液体圧縮を防止で
きる。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、圧力検知
手段の検知圧力が所定圧以上の場合に電磁弁を開くの
で、簡易な構成で連通路の開閉を制御でき、液体圧縮に
よる異常な圧力が生じた場合にのみ燃焼室内の圧力を逃
して、液体圧縮を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態にかかる筒内燃料噴射
装置の回路図である。
【図2】本発明の第2実施の形態にかかる筒内燃料噴射
装置の回路図である。
【符号の説明】
1 噴射弁 3 筒内燃料噴射式内燃機関 15 逃し通路(連通路) 25 燃焼室 33 安全弁(開閉弁) 49 電磁弁(開閉弁) 51 圧力検知器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料供給装置から供給された燃料を燃料
    噴射弁から内燃機関の気筒内に直接噴射する筒内燃料噴
    射式内燃機関において、 前記気筒内の燃焼室と前記燃料供給装置の低圧部とを連
    通する連通路と、燃焼室内あるいは前記連通路の圧力が
    所定以上になると前記連通路の連通を許可する開閉弁と
    を備え、燃焼室内の液体圧縮による異常高圧が生じたと
    きに液体を燃料供給装置の低圧部に逃がすことを特徴と
    する筒内燃料噴射式内燃機関。
  2. 【請求項2】 前記開閉弁は、所定の圧力で押圧する付
    勢手段と、この付勢手段の付勢力に順じて通路の閉鎖位
    置に配置された弁体と、前記燃焼室内または連通路内の
    圧力を受けて、前記付勢手段に抗して前記弁体を開成位
    置に押圧する受圧手段とを備え、前記燃焼室内あるいは
    前記連通路内の圧力が所定の圧力以上になると付勢手段
    に抗して弁体を開成位置に位置させることを特徴とする
    請求項1に記載の筒内燃料噴射式内燃機関。
  3. 【請求項3】 前記開閉弁は、電磁コイルの励磁により
    作動する電磁弁と、前記燃焼室内あるいは前記連通路内
    の圧力を検知する圧力検知手段とを備え、圧力検知手段
    の検出値が所定値以上の場合に電磁弁を開くことを特徴
    とする請求項1に記載の筒内燃料噴射式内燃機関。
JP9230292A 1997-08-12 1997-08-12 筒内燃料噴射式内燃機関 Pending JPH1162765A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267391A (ja) * 2003-04-08 2008-11-06 Electro-Motive Diesel Inc デュアル流れ燃料ライン、すなわち二系統流れ燃料経路を持つディーゼル噴射システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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