JPH1161820A - 水底地盤均し工法、その装置及び水底地盤均し作業船 - Google Patents
水底地盤均し工法、その装置及び水底地盤均し作業船Info
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- JPH1161820A JPH1161820A JP22902597A JP22902597A JPH1161820A JP H1161820 A JPH1161820 A JP H1161820A JP 22902597 A JP22902597 A JP 22902597A JP 22902597 A JP22902597 A JP 22902597A JP H1161820 A JPH1161820 A JP H1161820A
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水底地盤均し工法、その装置及び水底地盤均
し作業船に関し、水流の影響を受けずに正確に水底地盤
の上面を水平に、かつ、均等な圧力で均すことができる
ようにした水底地盤均し工法、その装置及び水底地盤均
し作業船を提供することを目的とする。 【解決手段】 水底地盤均し装置5 のタンパー6 を水底
地盤B に水平に着底させてから衝撃手段7 によりタンパ
ー6 に上下方向の衝撃を与えることにより水底地盤B を
突き固めて水平に均す。着底後衝撃を与える前に水流に
よってタンパー6が流されたり、傾けられたりすること
がないので、水流の影響を受けずに正確に水底地盤の上
面を水平に、かつ、均等な圧力で均すことができる。
し作業船に関し、水流の影響を受けずに正確に水底地盤
の上面を水平に、かつ、均等な圧力で均すことができる
ようにした水底地盤均し工法、その装置及び水底地盤均
し作業船を提供することを目的とする。 【解決手段】 水底地盤均し装置5 のタンパー6 を水底
地盤B に水平に着底させてから衝撃手段7 によりタンパ
ー6 に上下方向の衝撃を与えることにより水底地盤B を
突き固めて水平に均す。着底後衝撃を与える前に水流に
よってタンパー6が流されたり、傾けられたりすること
がないので、水流の影響を受けずに正確に水底地盤の上
面を水平に、かつ、均等な圧力で均すことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水底地盤均し工
法、その装置及び水底地盤均し作業船に関し、特に水流
の影響を受けずに正確に水底地盤の上面を水平に、か
つ、均等な圧力で均すことができるようにした水底地盤
均し工法、その装置及び水底地盤均し作業船に関する。
法、その装置及び水底地盤均し作業船に関し、特に水流
の影響を受けずに正確に水底地盤の上面を水平に、か
つ、均等な圧力で均すことができるようにした水底地盤
均し工法、その装置及び水底地盤均し作業船に関する。
【0002】
【従来技術】橋脚、防波堤、人工島などを構築する場合
には、水底に捨石などを敷き、水平に突き固めて均すこ
とにより水底地盤を改良することが多い。
には、水底に捨石などを敷き、水平に突き固めて均すこ
とにより水底地盤を改良することが多い。
【0003】この水底地盤を均す工事は、潜水士が水底
に潜って地均し作業をしたり、水中バックホーなどの水
中建設機械を用いたり、クレーンで吊り上げた重錘を自
然落下させたりするという工法が採用されている。
に潜って地均し作業をしたり、水中バックホーなどの水
中建設機械を用いたり、クレーンで吊り上げた重錘を自
然落下させたりするという工法が採用されている。
【0004】クレーンで吊り上げた重錘を自然落下させ
る工法としては、例えば図7の構成図に示すように、台
船101にクレーン102を介して下端に板状のタンパ
ー103を連結した重錘104を吊り下げた水底地盤均
し作業船が用いられる。
る工法としては、例えば図7の構成図に示すように、台
船101にクレーン102を介して下端に板状のタンパ
ー103を連結した重錘104を吊り下げた水底地盤均
し作業船が用いられる。
【0005】この水底地盤均し作業船を用いる従来の水
底地盤均し工法では、重錘104及びタンパー103を
クレーン102で水底地盤Bから所定の高さまで吊り上
げ、クレーン102のウィンチをフリーにして重錘10
4及びタンパー103を自重落下させて点圧位置を1回
突き固める。そして、この後、クレーン102の操作、
台船101の移動などにより点圧位置をずらして同じこ
とを繰り返すという手順が採用されている。
底地盤均し工法では、重錘104及びタンパー103を
クレーン102で水底地盤Bから所定の高さまで吊り上
げ、クレーン102のウィンチをフリーにして重錘10
4及びタンパー103を自重落下させて点圧位置を1回
突き固める。そして、この後、クレーン102の操作、
台船101の移動などにより点圧位置をずらして同じこ
とを繰り返すという手順が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術において
は、水流がある場合に、重錘104及びタンパー103
が水中を下降する間に水流に流されたり、水流に煽られ
たりして、点圧位置が定め難い上に、点圧が垂直になさ
れないことが多く、しかも、1つの点圧位置で1回突き
固めるだけであるので、正確に水底地盤の上面を水平
に、かつ、均等な圧力で均すことができないという問題
がある。
は、水流がある場合に、重錘104及びタンパー103
が水中を下降する間に水流に流されたり、水流に煽られ
たりして、点圧位置が定め難い上に、点圧が垂直になさ
れないことが多く、しかも、1つの点圧位置で1回突き
固めるだけであるので、正確に水底地盤の上面を水平
に、かつ、均等な圧力で均すことができないという問題
がある。
【0007】本発明に係る水底地盤均し工法(以下、本
発明方法という。)は、この従来技術の技術的課題を解
消し、正確に水底地盤の上面を水平に、かつ均等な圧力
で均すことができるようにした水底地盤均し工法を提供
することを目的とする。
発明方法という。)は、この従来技術の技術的課題を解
消し、正確に水底地盤の上面を水平に、かつ均等な圧力
で均すことができるようにした水底地盤均し工法を提供
することを目的とする。
【0008】又、本発明に係る水底地盤均し装置(以
下、本発明装置という。)は、上記本発明方法を実施で
き、もって、正確に水底地盤の上面を水平に、かつ均等
な圧力で均すことができる水底地盤均し装置を提供する
ことを目的とする。
下、本発明装置という。)は、上記本発明方法を実施で
き、もって、正確に水底地盤の上面を水平に、かつ均等
な圧力で均すことができる水底地盤均し装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】更に、本発明に係る水底地盤均し作業船
(以下、本発明船という。)は、本発明方法を任意の水
域で実施でき、任意の水域で正確に水底地盤の上面を水
平に、かつ均等な圧力で均すことができる水底地盤均し
装置を提供することを目的とする。
(以下、本発明船という。)は、本発明方法を任意の水
域で実施でき、任意の水域で正確に水底地盤の上面を水
平に、かつ均等な圧力で均すことができる水底地盤均し
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、上記の目
的を達成するため、板状のタンパー6を水底地盤Bに水
平に着底し、上下方向の衝撃を発生する衝撃手段7によ
りこのタンパー6に衝撃を与えて水底地盤Bを水平に均
す、という手段を採用する。
的を達成するため、板状のタンパー6を水底地盤Bに水
平に着底し、上下方向の衝撃を発生する衝撃手段7によ
りこのタンパー6に衝撃を与えて水底地盤Bを水平に均
す、という手段を採用する。
【0011】本発明方法によれば、タンパー6を水底地
盤Bに着底させるので、タンパー6を着底する時に所定
の点圧位置に正確に位置合わせすることができ、又、タ
ンパー6を着底させてからタンパー6に衝撃を与えて水
底地盤Bを均すので、タンパー6が水流に流されて点圧
位置がずれる恐れがなくなる。
盤Bに着底させるので、タンパー6を着底する時に所定
の点圧位置に正確に位置合わせすることができ、又、タ
ンパー6を着底させてからタンパー6に衝撃を与えて水
底地盤Bを均すので、タンパー6が水流に流されて点圧
位置がずれる恐れがなくなる。
【0012】又、着底させたタンパー6は、例えばワイ
ヤーの張力を自動調整できる機能(オートテンション機
能)を有するクレーンなどの揚上装置2で吊り下げるこ
とにより、正確に水平に保持することができ、点圧力が
加わる方向が傾斜して点圧力がばらつく恐れがなくな
る。
ヤーの張力を自動調整できる機能(オートテンション機
能)を有するクレーンなどの揚上装置2で吊り下げるこ
とにより、正確に水平に保持することができ、点圧力が
加わる方向が傾斜して点圧力がばらつく恐れがなくな
る。
【0013】本発明方法においては、1つの点圧位置で
1回だけタンパー6に衝撃を与えるようにしてもよい
が、点圧を平均化すると共に正確に所定の深さまで水底
地盤Bの上面を沈下させるために、1つの点圧位置で複
数回にわたってタンパー6に衝撃を与え、突き固めるこ
とが好ましい。
1回だけタンパー6に衝撃を与えるようにしてもよい
が、点圧を平均化すると共に正確に所定の深さまで水底
地盤Bの上面を沈下させるために、1つの点圧位置で複
数回にわたってタンパー6に衝撃を与え、突き固めるこ
とが好ましい。
【0014】本発明方法において、タンパー6に衝撃を
与える方法は、特に限定されず、例えば、自然落下する
重錘9を受け止める時に発生する衝撃をタンパー6に与
える方法や、機械的に衝撃を発生させるバイブロハンマ
ーの衝撃をタンパー6に与える方法などがある。
与える方法は、特に限定されず、例えば、自然落下する
重錘9を受け止める時に発生する衝撃をタンパー6に与
える方法や、機械的に衝撃を発生させるバイブロハンマ
ーの衝撃をタンパー6に与える方法などがある。
【0015】次に、本発明装置は、上記目的を達成する
ために、水底地盤Bに水平に着底される板状のタンパー
6と、これに衝撃を与える衝撃手段7とを備える、とい
う手段を採用する。
ために、水底地盤Bに水平に着底される板状のタンパー
6と、これに衝撃を与える衝撃手段7とを備える、とい
う手段を採用する。
【0016】本発明装置によれば、例えば岸壁、洋上プ
ラットホーム、台船などに揚上装置2でタンパーを吊り
下げて、水底地盤Bに着底させた後、衝撃手段7を作用
させてタンパー6に衝撃を与える本発明方法を実施する
ことができる。
ラットホーム、台船などに揚上装置2でタンパーを吊り
下げて、水底地盤Bに着底させた後、衝撃手段7を作用
させてタンパー6に衝撃を与える本発明方法を実施する
ことができる。
【0017】従って、本発明装置によれば、タンパー6
を水底地盤Bに着底させるので、タンパー6を着底する
時にタンパー6を所定の点圧位置に正確に位置合わせす
ることができ、又、タンパー6を着底させてからタンパ
ー6に衝撃を与えるので、タンパー6に衝撃を与える前
にタンパー6が水流に流されて点圧位置がずれる恐れが
なくなる。
を水底地盤Bに着底させるので、タンパー6を着底する
時にタンパー6を所定の点圧位置に正確に位置合わせす
ることができ、又、タンパー6を着底させてからタンパ
ー6に衝撃を与えるので、タンパー6に衝撃を与える前
にタンパー6が水流に流されて点圧位置がずれる恐れが
なくなる。
【0018】又、着底させたタンパー6は、例えばオー
トテンション機能を有するクレーンなどの揚上装置2で
吊り下げることにより、正確に水平に保持することがで
きる。そして、この水平姿勢に保持されたタンパー6に
鉛直方向の一定の強さの衝撃を与えることにより一定の
圧力で水底地盤Bを突き固めることができ、点圧を平均
化することができる。
トテンション機能を有するクレーンなどの揚上装置2で
吊り下げることにより、正確に水平に保持することがで
きる。そして、この水平姿勢に保持されたタンパー6に
鉛直方向の一定の強さの衝撃を与えることにより一定の
圧力で水底地盤Bを突き固めることができ、点圧を平均
化することができる。
【0019】本発明装置の衝撃手段7は、水底地盤Bに
着底したタンパー6に上下方向の衝撃を与えることがで
きるように構成してあればよく、自重落下する重錘9に
よりタンパー6に衝撃を与えるものと、機械的な衝撃力
を発生するバイブロハンマーによりタンパー6に衝撃を
与えるものとに分類できる。
着底したタンパー6に上下方向の衝撃を与えることがで
きるように構成してあればよく、自重落下する重錘9に
よりタンパー6に衝撃を与えるものと、機械的な衝撃力
を発生するバイブロハンマーによりタンパー6に衝撃を
与えるものとに分類できる。
【0020】自重落下する重錘9によりタンパーに衝撃
を与える衝撃手段7は、重錘9とこれを吊り上げる第2
の揚上装置10とを備え、重錘9を第2の揚上装置10
で所定の高さに持ち上げ、この後、ウィンチワイヤーを
錘9に繋いだままフリーにしたり、重錘9をウィンチか
ら解放したりして自重落下させる。
を与える衝撃手段7は、重錘9とこれを吊り上げる第2
の揚上装置10とを備え、重錘9を第2の揚上装置10
で所定の高さに持ち上げ、この後、ウィンチワイヤーを
錘9に繋いだままフリーにしたり、重錘9をウィンチか
ら解放したりして自重落下させる。
【0021】ここで、重錘9を第2の揚上装置のウィン
チから解放するためには、第2の揚上装置10の搬器を
磁気チャック13で構成したり、連呼環、シリンダーな
どを介して重錘9をウィンチに支持させたりすればよ
い。
チから解放するためには、第2の揚上装置10の搬器を
磁気チャック13で構成したり、連呼環、シリンダーな
どを介して重錘9をウィンチに支持させたりすればよ
い。
【0022】自重落下する重錘9は、これを受け止める
時に発生する衝撃の方向、タンパー6に対して衝撃力の
加わる位置を安定させるために、案内手段により案内す
ることが好ましい。
時に発生する衝撃の方向、タンパー6に対して衝撃力の
加わる位置を安定させるために、案内手段により案内す
ることが好ましい。
【0023】この案内手段は、重錘9を上下方向に案内
するように構成してあればよく、例えば、下端がタンパ
ー6に同軸状に連結された中空又は中実の縦軸の軸体8
を用いればよい。
するように構成してあればよく、例えば、下端がタンパ
ー6に同軸状に連結された中空又は中実の縦軸の軸体8
を用いればよい。
【0024】このような縦軸の軸体8からなる案内手段
を用いる場合は、その外周面に水深を図る目盛り14を
形成することができ、これにより、水底地盤Bの水深を
容易に、かつ、リアルタイムに計測できるようになる。
を用いる場合は、その外周面に水深を図る目盛り14を
形成することができ、これにより、水底地盤Bの水深を
容易に、かつ、リアルタイムに計測できるようになる。
【0025】案内手段を中空の軸体(筒体)8で構成す
る場合には、更に、この内部に重錘9を昇降可能に配置
することにより、コンパクト化を図ることができると共
に、重錘9の昇降に対する水の浮力及び粘性の影響を無
くすことができる。又、案内手段に適当な重量を与える
ことにより、タンパー6を離底させた時には水流の影響
で案内手段及びタンパー6が流されることを抑制してタ
ンパー6の位置制御を容易にできると共に、タンパー6
を着底させた時にはタンパー6の着底圧力を高め、タン
パー6の位置がずれることを防止できる。加えて、この
場合には、第2の揚上装置10を案内手段の内部に配置
して、衝撃手段5をユニット部品化すると共に、一層コ
ンパクトにすることができる。
る場合には、更に、この内部に重錘9を昇降可能に配置
することにより、コンパクト化を図ることができると共
に、重錘9の昇降に対する水の浮力及び粘性の影響を無
くすことができる。又、案内手段に適当な重量を与える
ことにより、タンパー6を離底させた時には水流の影響
で案内手段及びタンパー6が流されることを抑制してタ
ンパー6の位置制御を容易にできると共に、タンパー6
を着底させた時にはタンパー6の着底圧力を高め、タン
パー6の位置がずれることを防止できる。加えて、この
場合には、第2の揚上装置10を案内手段の内部に配置
して、衝撃手段5をユニット部品化すると共に、一層コ
ンパクトにすることができる。
【0026】案内手段を中実の軸体で構成する場合に
は、案内手段を細くして水流の影響を少なくし、着底時
のタンパーの位置決めなどを容易にすることができると
共に、タンパーの着底後に水流によってタンパー及び案
内手段が流されて水平方向に移動することを防止でき
る。
は、案内手段を細くして水流の影響を少なくし、着底時
のタンパーの位置決めなどを容易にすることができると
共に、タンパーの着底後に水流によってタンパー及び案
内手段が流されて水平方向に移動することを防止でき
る。
【0027】軸体が中実の場合には、重錘9を軸体の周
囲にその周方向の一部又は全部にわたって昇降可能に配
置することにより、軸体あるいはこれに連結した縦軸の
ガイドを案内にして重錘9を昇降させることができる。
又、この場合、重錘をつり下げる第2の揚上装置10を
軸体の上部に支持させて装置をユニット化することがで
きる。
囲にその周方向の一部又は全部にわたって昇降可能に配
置することにより、軸体あるいはこれに連結した縦軸の
ガイドを案内にして重錘9を昇降させることができる。
又、この場合、重錘をつり下げる第2の揚上装置10を
軸体の上部に支持させて装置をユニット化することがで
きる。
【0028】重錘9は第2の揚上装置10によってタン
パー6に対して所定の高さまで吊り上げられた後、例え
ば第2の揚上装置10のウィンチをフリーにすることに
より自重落下する。この自重落下する重錘9により衝撃
を得るためには、重錘9をタンパー6又はこれに連結さ
れた部品、例えば案内手段に下方から受け止めさせる必
要があり、タンパー6に重錘9を受け止めさせる場合に
はタンパー6の上面に受け止めさせればよい。又、案内
手段に重錘9を受け止めさせる場合には案内手段の上面
に受け止めさせてもよいが、装置全体の小型化及びコン
パクト化を図るために、案内手段の中間高さ部ないし下
部につばあるいは段付面などを設け、このつばあるいは
段付面に受け止めるように構成することが好ましい。
パー6に対して所定の高さまで吊り上げられた後、例え
ば第2の揚上装置10のウィンチをフリーにすることに
より自重落下する。この自重落下する重錘9により衝撃
を得るためには、重錘9をタンパー6又はこれに連結さ
れた部品、例えば案内手段に下方から受け止めさせる必
要があり、タンパー6に重錘9を受け止めさせる場合に
はタンパー6の上面に受け止めさせればよい。又、案内
手段に重錘9を受け止めさせる場合には案内手段の上面
に受け止めさせてもよいが、装置全体の小型化及びコン
パクト化を図るために、案内手段の中間高さ部ないし下
部につばあるいは段付面などを設け、このつばあるいは
段付面に受け止めるように構成することが好ましい。
【0029】更に、重錘9は、直接にタンパー6あるい
はこれに連結された部品に受け止めさせてもよいが、水
底地盤Bを突き固める衝撃力を大きくするために、増圧
器21を介してタンパー6あるいはこれに連結された部
品に受け止めさせることが好ましい。
はこれに連結された部品に受け止めさせてもよいが、水
底地盤Bを突き固める衝撃力を大きくするために、増圧
器21を介してタンパー6あるいはこれに連結された部
品に受け止めさせることが好ましい。
【0030】衝撃手段7として機械的に衝撃を発生する
バイブロハンマーを用いる場合には、バイブロハンマー
の下端に直接にタンパー6を連結してもよい。ここでバ
イブロハンマーとは、広く機械的な上下方向の振動を発
生する起振装置と、これにより駆動されるハンマー(ラ
ムあるいは重錘でもよい。)とを備えるものを含む意味
であり、モータの回転力をスライダ−クランク機構を介
してハンマーの進退運動に変換する電動ハンマー、ハン
マーと、ハンマーを磁気吸着するソレノイドと、このソ
レノイドの磁気吸着力と反対方向にハンマーを付勢する
スプリングとを備える電動ハンマー、圧縮空気の給排切
替えにより進退するピストンの動作をハンマーに伝達す
るエアハンマー、圧油の給排切替えにより進退するピス
トンの動作をハンマーに伝達する油圧エアハンマー、デ
ィーゼルエンジンの原理を利用したエンジンハンマーな
ども含まれる。
バイブロハンマーを用いる場合には、バイブロハンマー
の下端に直接にタンパー6を連結してもよい。ここでバ
イブロハンマーとは、広く機械的な上下方向の振動を発
生する起振装置と、これにより駆動されるハンマー(ラ
ムあるいは重錘でもよい。)とを備えるものを含む意味
であり、モータの回転力をスライダ−クランク機構を介
してハンマーの進退運動に変換する電動ハンマー、ハン
マーと、ハンマーを磁気吸着するソレノイドと、このソ
レノイドの磁気吸着力と反対方向にハンマーを付勢する
スプリングとを備える電動ハンマー、圧縮空気の給排切
替えにより進退するピストンの動作をハンマーに伝達す
るエアハンマー、圧油の給排切替えにより進退するピス
トンの動作をハンマーに伝達する油圧エアハンマー、デ
ィーゼルエンジンの原理を利用したエンジンハンマーな
ども含まれる。
【0031】この場合にも、バイブロハンマーの下端部
に増圧器21を内蔵してバイブロハンマーのハンマーの
衝撃を増大して、あるいは、バイブロハンマーとタンパ
ー6との間に増圧器を介在させて、バイブロハンマーの
衝撃を増大してタンパーに伝えることが好ましい。
に増圧器21を内蔵してバイブロハンマーのハンマーの
衝撃を増大して、あるいは、バイブロハンマーとタンパ
ー6との間に増圧器を介在させて、バイブロハンマーの
衝撃を増大してタンパーに伝えることが好ましい。
【0032】本発明装置は例えば岸壁などの地上施設や
洋上プラットホームなどの海上施設に揚上装置2を介し
て支持させ、岸辺や所定の水域の水底地盤Bの均し作業
に用いることができるが、台船1に搭載して任意の水域
で水底地盤Bの均し作業に用いることができる。
洋上プラットホームなどの海上施設に揚上装置2を介し
て支持させ、岸辺や所定の水域の水底地盤Bの均し作業
に用いることができるが、台船1に搭載して任意の水域
で水底地盤Bの均し作業に用いることができる。
【0033】即ち、本発明船は、上記の目的を達成する
ため、台船1と、上記本発明装置5と、台船1に艤装さ
れ、上記本発明装置5を吊り下げる揚上装置2とを備え
る、という手段を採用する。
ため、台船1と、上記本発明装置5と、台船1に艤装さ
れ、上記本発明装置5を吊り下げる揚上装置2とを備え
る、という手段を採用する。
【0034】本発明船において、台船1は自力航行でき
るものであっても、他船により曳航されるものであって
も、他船により推進されるものであってもよい。又、本
発明船の揚上装置2は、台船1に本発明装置を吊り下げ
ることができるように構成してあればよく、例えば台船
1に艤装されたクレーンで構成する。
るものであっても、他船により曳航されるものであって
も、他船により推進されるものであってもよい。又、本
発明船の揚上装置2は、台船1に本発明装置を吊り下げ
ることができるように構成してあればよく、例えば台船
1に艤装されたクレーンで構成する。
【0035】この揚上装置2はタンパーを吊り下げて、
水底地盤Bに着底できるように構成してあれば特に限定
されず、タンパー6を直接に吊り下げるように構成して
もよいが、吊り下げの安定性などを高めるために、タン
パー6を例えば衝撃手段7を介して吊り下げるように構
成することができる。
水底地盤Bに着底できるように構成してあれば特に限定
されず、タンパー6を直接に吊り下げるように構成して
もよいが、吊り下げの安定性などを高めるために、タン
パー6を例えば衝撃手段7を介して吊り下げるように構
成することができる。
【0036】又、揚上手段2は、特に限定はされない
が、水底地盤Bの突き固めによる沈下にタンパー6及び
衝撃手段7を追随させてタンパー6の姿勢を水平に安定
させるために、ワイヤーの繰り出し(巻き取り)により
タンパー6及び衝撃手段7を吊り下げるワイヤーの張力
を自動的に調整するオートテンション機能を有するクレ
ーンを用いることが好ましい。
が、水底地盤Bの突き固めによる沈下にタンパー6及び
衝撃手段7を追随させてタンパー6の姿勢を水平に安定
させるために、ワイヤーの繰り出し(巻き取り)により
タンパー6及び衝撃手段7を吊り下げるワイヤーの張力
を自動的に調整するオートテンション機能を有するクレ
ーンを用いることが好ましい。
【0037】更に、本発明船においては、特に限定はさ
れないが、タンパー6の位置及び姿勢を正確に制御して
点圧位置をより正確に制御するするために、衝撃手段7
及び/又はタンパー6を上下方向に進退案内する案内手
段を台船に設けることが好ましい。
れないが、タンパー6の位置及び姿勢を正確に制御して
点圧位置をより正確に制御するするために、衝撃手段7
及び/又はタンパー6を上下方向に進退案内する案内手
段を台船に設けることが好ましい。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明方法、本発明装置及び本発
明船の実施例を図面に基づいて具体的に説明すれば、以
下の通りである。
明船の実施例を図面に基づいて具体的に説明すれば、以
下の通りである。
【0039】図1は本発明方法、本発明装置及び本発明
船の一実施例の構成図であり、この水底地盤均し作業船
は、台船1のデッキ上にクレーンからなる揚上装置2を
艤装し、この揚上装置2にレベリングビーム3及び複数
のスプリングからなる衝撃吸収手段4を介して本発明装
置の一実施例に係る水底地盤均し装置5を懸垂支持して
いる。
船の一実施例の構成図であり、この水底地盤均し作業船
は、台船1のデッキ上にクレーンからなる揚上装置2を
艤装し、この揚上装置2にレベリングビーム3及び複数
のスプリングからなる衝撃吸収手段4を介して本発明装
置の一実施例に係る水底地盤均し装置5を懸垂支持して
いる。
【0040】前記レベリングビーム3は揚上装置2に一
点で吊持され、水底地盤均し装置5を複数点でそれぞれ
衝撃吸収手段(スプリング)4を介して水底地盤均し装
置5の軸心が鉛直に位置するようにバランスさせて吊持
する。
点で吊持され、水底地盤均し装置5を複数点でそれぞれ
衝撃吸収手段(スプリング)4を介して水底地盤均し装
置5の軸心が鉛直に位置するようにバランスさせて吊持
する。
【0041】前記水底地盤均し装置5は、水底地盤Bに
着底される板状のタンパー6と、これに衝撃を与える衝
撃手段7とを備え、本船を所定の水域に移動させてか
ら、本発明方法の一実施例に従って揚上装置2を使って
タンパー6を所定の位置で水底地盤Bに着底させ、水底
地盤Bの均し作業が行われる。
着底される板状のタンパー6と、これに衝撃を与える衝
撃手段7とを備え、本船を所定の水域に移動させてか
ら、本発明方法の一実施例に従って揚上装置2を使って
タンパー6を所定の位置で水底地盤Bに着底させ、水底
地盤Bの均し作業が行われる。
【0042】このタンパー6の着底に際しては、一般に
台船1の位置と、揚上装置2の操作によってタンパー6
の水平方向の位置を割り出すことが可能であるが、例え
ば潮流などの水流がある場所においては、必要に応じ
て、潜水士がタンパー6の水平方向の位置をより正確に
合わせる。
台船1の位置と、揚上装置2の操作によってタンパー6
の水平方向の位置を割り出すことが可能であるが、例え
ば潮流などの水流がある場所においては、必要に応じ
て、潜水士がタンパー6の水平方向の位置をより正確に
合わせる。
【0043】揚上装置2を操作してタンパー6を水底地
盤Bに着底させると、タンパー6の底面がタンパー6及
び衝撃手段7の重量で水底地盤Bに押圧されるので、タ
ンパー6を水平方向に移動させようとする水流などの力
に対して摩擦力が生じ、タンパー6が水平方向に移動す
ることが防止される。
盤Bに着底させると、タンパー6の底面がタンパー6及
び衝撃手段7の重量で水底地盤Bに押圧されるので、タ
ンパー6を水平方向に移動させようとする水流などの力
に対して摩擦力が生じ、タンパー6が水平方向に移動す
ることが防止される。
【0044】又、揚上装置2によって衝撃手段7の上部
を保持することにより、タンパー6が水平になるように
タンパー6及び衝撃手段7を保持することができる。こ
のように、タンパー6が水平方向に移動することを防止
され、かつ、水平を保持した状態で、タンパー6に衝撃
手段7により衝撃を与えることにより水底地盤Bを突き
固め、その表面を水平に均す。
を保持することにより、タンパー6が水平になるように
タンパー6及び衝撃手段7を保持することができる。こ
のように、タンパー6が水平方向に移動することを防止
され、かつ、水平を保持した状態で、タンパー6に衝撃
手段7により衝撃を与えることにより水底地盤Bを突き
固め、その表面を水平に均す。
【0045】従って、水平地盤Bは正確に予め定められ
た点圧位置で正確に垂直方向から突き固められ、水平に
均されることになる。この衝撃手段7は、タンパー6の
上面に連結された中空、縦軸の軸体8と、その内部に昇
降可能に配置された重錘9と、この重錘9を吊り上げる
第2の揚上装置(例えば、ホイスト)10とを備える。
た点圧位置で正確に垂直方向から突き固められ、水平に
均されることになる。この衝撃手段7は、タンパー6の
上面に連結された中空、縦軸の軸体8と、その内部に昇
降可能に配置された重錘9と、この重錘9を吊り上げる
第2の揚上装置(例えば、ホイスト)10とを備える。
【0046】この第2の揚上装置10は、本体11と、
本体11から繰り出されたり、本体11に巻き取られた
りするワイヤー12と、このワイヤー12の先端に連結
された磁気チャック13とを備え、鉄、鋼などの磁性体
からなる重錘9を磁気チャック13で吸着してタンパー
6の上面から所定の高さまで持ち上げ、この後、磁気チ
ャック13の磁気吸着を停止することにより重錘9を磁
気チャック13から切り離して自重落下させる。
本体11から繰り出されたり、本体11に巻き取られた
りするワイヤー12と、このワイヤー12の先端に連結
された磁気チャック13とを備え、鉄、鋼などの磁性体
からなる重錘9を磁気チャック13で吸着してタンパー
6の上面から所定の高さまで持ち上げ、この後、磁気チ
ャック13の磁気吸着を停止することにより重錘9を磁
気チャック13から切り離して自重落下させる。
【0047】自重落下する重錘9はタンパー6の上面に
受け止められる時にタンパー6に衝撃を与え、水底地盤
Bを突き固めると共に、均すことになる。なお、この軸
体8の内周面には、必要に応じて重錘9の昇降を案内す
るガイドが設けられる。
受け止められる時にタンパー6に衝撃を与え、水底地盤
Bを突き固めると共に、均すことになる。なお、この軸
体8の内周面には、必要に応じて重錘9の昇降を案内す
るガイドが設けられる。
【0048】又、この装置によって均される水底地盤B
は、特に限定されず、例えば自然の水底上に例えば砂、
割石などによって床を造成し、更に、その上面に割石を
敷いた構造になっている。
は、特に限定されず、例えば自然の水底上に例えば砂、
割石などによって床を造成し、更に、その上面に割石を
敷いた構造になっている。
【0049】更に、前記軸体8の外周面には上下方向に
適当な間隔を置いて水深を示す目盛り14が形成され、
この目盛り14を観測することにより簡単に水深を測定
できるようにしている。
適当な間隔を置いて水深を示す目盛り14が形成され、
この目盛り14を観測することにより簡単に水深を測定
できるようにしている。
【0050】以上の説明から明らかなように、この水底
地盤均し作業船によれば、水底地盤Bを構築した任意の
水域まで航行し、揚上装置2で衝撃手段7及びタンパー
6を吊り下げてタンパー6を所定の位置に水平に着底さ
せる。
地盤均し作業船によれば、水底地盤Bを構築した任意の
水域まで航行し、揚上装置2で衝撃手段7及びタンパー
6を吊り下げてタンパー6を所定の位置に水平に着底さ
せる。
【0051】この後、衝撃手段7の重錘9を磁気チャッ
ク13に吸着して、所定の高さまで吊り上げ、更にこの
後、磁気チャック13の磁気吸着を停止することにより
重錘9を磁気チャック13から切り離して自重落下さ
せ、タンパー6の上面に衝突させることによりタンパー
6に衝撃を与え、この衝撃力により、水底地盤Bを突き
固めると共にその上面を水平に均す。
ク13に吸着して、所定の高さまで吊り上げ、更にこの
後、磁気チャック13の磁気吸着を停止することにより
重錘9を磁気チャック13から切り離して自重落下さ
せ、タンパー6の上面に衝突させることによりタンパー
6に衝撃を与え、この衝撃力により、水底地盤Bを突き
固めると共にその上面を水平に均す。
【0052】重錘9を持ち上げ、自重落下させてタンパ
ー6の上面に衝突させるまでの間、タンパー6は水底地
盤Bに着底しているので、水流などによってタンパー6
が水平方向に流されることはなく、又、タンパー6が水
流などによって傾斜することはないので、正確に所要の
点圧位置を垂直方向から突き固めることができ、突き固
め方向のばらつきによって点圧が変化するおそれがなく
なると共に、点圧を正確に制御することができるように
なる。
ー6の上面に衝突させるまでの間、タンパー6は水底地
盤Bに着底しているので、水流などによってタンパー6
が水平方向に流されることはなく、又、タンパー6が水
流などによって傾斜することはないので、正確に所要の
点圧位置を垂直方向から突き固めることができ、突き固
め方向のばらつきによって点圧が変化するおそれがなく
なると共に、点圧を正確に制御することができるように
なる。
【0053】ここで、点圧の制御は、重錘6を交換して
その重量を制御することによって段階的に制御すること
も可能であるが、この実施例では、重錘9を吊り上げる
高さを制御して、重錘9がタンパー5の上面に衝突する
エネルギーを調整することによってより簡単に、しか
も、無段階的にタンパー9に与える衝撃力を制御して、
点圧力を制御する方法を採用している。
その重量を制御することによって段階的に制御すること
も可能であるが、この実施例では、重錘9を吊り上げる
高さを制御して、重錘9がタンパー5の上面に衝突する
エネルギーを調整することによってより簡単に、しか
も、無段階的にタンパー9に与える衝撃力を制御して、
点圧力を制御する方法を採用している。
【0054】なお、この実施例において、重錘9の交換
による段階的制御と重錘9の吊り上げ高さの制御による
無段階的制御とを併用することも可能である。重錘9の
落下による水底地盤Bの突き固めは、1箇所について1
回でもよいが、必要に応じて1箇所について数回繰り返
すことができ、この突き固めを繰り返すことにより水底
地盤Bをより堅実に、しかも、所定の深さに水底が沈下
するまで水底地盤Bを突き固めることができる。
による段階的制御と重錘9の吊り上げ高さの制御による
無段階的制御とを併用することも可能である。重錘9の
落下による水底地盤Bの突き固めは、1箇所について1
回でもよいが、必要に応じて1箇所について数回繰り返
すことができ、この突き固めを繰り返すことにより水底
地盤Bをより堅実に、しかも、所定の深さに水底が沈下
するまで水底地盤Bを突き固めることができる。
【0055】水底の沈下量は軸体8の外周面に設けた目
盛り14を通常の測量方法により測定することにより簡
単に認識することができる。タンパー5に作用する衝撃
力は衝撃吸収手段4にも作用するが、この衝撃吸収手段
4に伝達された衝撃はスプリングの伸長によって吸収さ
れるので、揚上装置2には衝撃力は伝達されない。従っ
て、揚上装置2の寿命が衝撃手段7の衝撃によって短縮
される恐れはない。
盛り14を通常の測量方法により測定することにより簡
単に認識することができる。タンパー5に作用する衝撃
力は衝撃吸収手段4にも作用するが、この衝撃吸収手段
4に伝達された衝撃はスプリングの伸長によって吸収さ
れるので、揚上装置2には衝撃力は伝達されない。従っ
て、揚上装置2の寿命が衝撃手段7の衝撃によって短縮
される恐れはない。
【0056】なお、この衝撃吸収手段4としてスプリン
グを用いることは本発明に必須のことではなく、例えば
図2の構成図に示すように、スプリングに代えて油圧シ
リンダーあるいは油圧ダンパーからなる衝撃吸収手段4
を用いたり、図3の構成図に示すように、スプリングに
代えてオートテンション機能を有する第3の揚上装置か
らなる衝撃吸収手段4を用いたりしてもよい。
グを用いることは本発明に必須のことではなく、例えば
図2の構成図に示すように、スプリングに代えて油圧シ
リンダーあるいは油圧ダンパーからなる衝撃吸収手段4
を用いたり、図3の構成図に示すように、スプリングに
代えてオートテンション機能を有する第3の揚上装置か
らなる衝撃吸収手段4を用いたりしてもよい。
【0057】更に、上記軸体8の長さ(高さ)は任意に
設定することができ、必要な長さを得るために複数本の
所定の長さの軸体8をその軸心方向に継ぎ足してもよ
い。図4の構成図に示す本発明船、本発明装置及び本発
明方法の他の実施例においては、衝撃手段7としてバイ
ブロハンマーが用いられる。この衝撃手段7は直接にタ
ンパー6に連結してもよいが、この実施例では、衝撃手
段7の水没を防止すると共に、水底地盤Bの水深測定を
容易に行えるようにするために、タンパー6の上面に筒
体16を連結し、この筒体16の外周面に水深を表示す
る目盛り14を設けると共に、衝撃手段7を大気中に配
置するためにタンパー6を着底させた状態で水面上に突
出する筒体16の上部に衝撃手段7を連結している。
設定することができ、必要な長さを得るために複数本の
所定の長さの軸体8をその軸心方向に継ぎ足してもよ
い。図4の構成図に示す本発明船、本発明装置及び本発
明方法の他の実施例においては、衝撃手段7としてバイ
ブロハンマーが用いられる。この衝撃手段7は直接にタ
ンパー6に連結してもよいが、この実施例では、衝撃手
段7の水没を防止すると共に、水底地盤Bの水深測定を
容易に行えるようにするために、タンパー6の上面に筒
体16を連結し、この筒体16の外周面に水深を表示す
る目盛り14を設けると共に、衝撃手段7を大気中に配
置するためにタンパー6を着底させた状態で水面上に突
出する筒体16の上部に衝撃手段7を連結している。
【0058】バイブロハンマーは、その駆動源によって
電動ハンマーと、エアハンマーと、油圧ハンマーと、エ
ンジンハンマーとに分類されるが、駆動源の騒音発生を
少なくするという観点からは、電動ハンマー、エアハン
マー、あるいは油圧ハンマーを用いることが好ましく、
ここでは比較的強力な衝撃力を得ることが容易な油圧ハ
ンマーを用いている。
電動ハンマーと、エアハンマーと、油圧ハンマーと、エ
ンジンハンマーとに分類されるが、駆動源の騒音発生を
少なくするという観点からは、電動ハンマー、エアハン
マー、あるいは油圧ハンマーを用いることが好ましく、
ここでは比較的強力な衝撃力を得ることが容易な油圧ハ
ンマーを用いている。
【0059】この油圧ハンマーは、図5の斜視図に示す
ように、筒状のケーシング17と、このケーシング17
の上端に組付けられる本体18と、ケーシング17内に
昇降可能に内嵌され、本体18から延出されたピストン
ロッド19に連結されたラム20と、ケーシング17内
の下端に配置された増圧器(コンバータ)21とを備え
る油圧ハンマーで構成され、このケーシング17の下端
にタンパー6が連結される。
ように、筒状のケーシング17と、このケーシング17
の上端に組付けられる本体18と、ケーシング17内に
昇降可能に内嵌され、本体18から延出されたピストン
ロッド19に連結されたラム20と、ケーシング17内
の下端に配置された増圧器(コンバータ)21とを備え
る油圧ハンマーで構成され、このケーシング17の下端
にタンパー6が連結される。
【0060】前記本体18は、油圧シリンダ18aとこ
れへの圧油の給排を制御するパワーユニット18bとか
らなり、このパワーユニット18bには、図示はしない
が、作動油タンク、油圧ポンプ、油圧ポンプを駆動する
モータ、油圧ポンプから吐出される圧油を油圧シリンダ
18aに給排するバルブユニット、及び作動油タンクと
油圧ポンプとバルブユニットと油圧シリンダ18aとに
わたって設けられた配管が設けられる。
れへの圧油の給排を制御するパワーユニット18bとか
らなり、このパワーユニット18bには、図示はしない
が、作動油タンク、油圧ポンプ、油圧ポンプを駆動する
モータ、油圧ポンプから吐出される圧油を油圧シリンダ
18aに給排するバルブユニット、及び作動油タンクと
油圧ポンプとバルブユニットと油圧シリンダ18aとに
わたって設けられた配管が設けられる。
【0061】前記増圧器21は、図6の断面図に示すよ
うに、ラム20を受け止めるアンビル22と、アンビル
22を昇降可能に支持し、ケーシング17の下端に固定
されるシリンダ23とからなり、シリンダ23内に形成
した室24内に充填した作動油にアンビル22に加えら
れた圧力を作用させ、パスカルの原理によりこの圧力を
増圧してシリンダ23に作用させるようにしている。
うに、ラム20を受け止めるアンビル22と、アンビル
22を昇降可能に支持し、ケーシング17の下端に固定
されるシリンダ23とからなり、シリンダ23内に形成
した室24内に充填した作動油にアンビル22に加えら
れた圧力を作用させ、パスカルの原理によりこの圧力を
増圧してシリンダ23に作用させるようにしている。
【0062】又、前記本体18の油圧シリンダのストロ
ークを調整することにより、ラム20を介して増圧器2
1に加える衝撃力を調整できるようにしてあり、更に、
増圧器21のシリンダ22内の作動油の油量を調整する
ことにより増圧率を調整できるようにしている。
ークを調整することにより、ラム20を介して増圧器2
1に加える衝撃力を調整できるようにしてあり、更に、
増圧器21のシリンダ22内の作動油の油量を調整する
ことにより増圧率を調整できるようにしている。
【0063】このように衝撃手段7に増圧器21を備え
る場合には、本体18の出力が増大してタンパー6に伝
達されるので、本体19を小型で安価にできると共に、
増圧器21内の作動油のクッション作用により周囲に放
散される騒音と振動を減衰させることができる。
る場合には、本体18の出力が増大してタンパー6に伝
達されるので、本体19を小型で安価にできると共に、
増圧器21内の作動油のクッション作用により周囲に放
散される騒音と振動を減衰させることができる。
【0064】この実施例のその他の構成は、レベリング
ビーム4及び衝撃吸収手段4を省略して要る以外は前例
と同様であり、この衝撃手段7により生成される機械的
な衝撃をタンパー6に与える点を除けばその作用も前例
と同様であるので、これらの詳細な説明は重複を避ける
ために省略する。
ビーム4及び衝撃吸収手段4を省略して要る以外は前例
と同様であり、この衝撃手段7により生成される機械的
な衝撃をタンパー6に与える点を除けばその作用も前例
と同様であるので、これらの詳細な説明は重複を避ける
ために省略する。
【0065】上記の各実施例に係る水底地盤均し作業船
においては、水底地盤均し装置5が揚上装置2に単純に
吊持さているが、本発明船においては、必要に応じて水
底地盤均し装置5及び/又はタンパー6を上下方向に進
退案内する案内手段を台船に設け、点圧位置の制御をよ
り正確に行えるように構成することができる。
においては、水底地盤均し装置5が揚上装置2に単純に
吊持さているが、本発明船においては、必要に応じて水
底地盤均し装置5及び/又はタンパー6を上下方向に進
退案内する案内手段を台船に設け、点圧位置の制御をよ
り正確に行えるように構成することができる。
【0066】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明方法は、
板状のタンパーを水底地盤の上に着底し、このタンパー
に衝撃を与えて水底地盤の上面を水平に均すので、本発
明方法によれば、水流によってタンパーが流されて点圧
位置が変動することが防止されると共に、水流によって
タンパーが傾斜することが防止されるので、水流の影響
を受けずに正確に水底地盤の上面を水平に、かつ、均等
な圧力で均すことができる効果を得ることができる。
板状のタンパーを水底地盤の上に着底し、このタンパー
に衝撃を与えて水底地盤の上面を水平に均すので、本発
明方法によれば、水流によってタンパーが流されて点圧
位置が変動することが防止されると共に、水流によって
タンパーが傾斜することが防止されるので、水流の影響
を受けずに正確に水底地盤の上面を水平に、かつ、均等
な圧力で均すことができる効果を得ることができる。
【0067】又、本発明装置は、水底地盤に着底される
板状のタンパーと、これに衝撃を与える衝撃手段とを備
えるので、板状のタンパーを水底地盤の上に着底し、こ
のタンパーに衝撃手段によって衝撃を与えることにより
水底地盤の上面を水平に均す本発明方法を実施すること
ができる。
板状のタンパーと、これに衝撃を与える衝撃手段とを備
えるので、板状のタンパーを水底地盤の上に着底し、こ
のタンパーに衝撃手段によって衝撃を与えることにより
水底地盤の上面を水平に均す本発明方法を実施すること
ができる。
【0068】従って、水流によってタンパーが流されて
点圧位置が変動することが防止されると共に、水流によ
ってタンパーが傾斜することが防止されるので、水流の
影響を受けずに正確に水底地盤の上面を水平に、かつ、
均等な圧力で均すことができる効果を得ることができ
る。
点圧位置が変動することが防止されると共に、水流によ
ってタンパーが傾斜することが防止されるので、水流の
影響を受けずに正確に水底地盤の上面を水平に、かつ、
均等な圧力で均すことができる効果を得ることができ
る。
【0069】更に、本発明船は、台船と、前記本発明装
置と、台船に艤装され、前記本発明装置を吊り下げる揚
上装置とを備えるので、任意の水域に航行した後、揚上
装置で本発明装置を吊り下げ、板状のタンパーを水底地
盤の上に着底した後に、このタンパーに衝撃を与えて水
底地盤の上面を水平に均す本発明方法を実施することが
できる。
置と、台船に艤装され、前記本発明装置を吊り下げる揚
上装置とを備えるので、任意の水域に航行した後、揚上
装置で本発明装置を吊り下げ、板状のタンパーを水底地
盤の上に着底した後に、このタンパーに衝撃を与えて水
底地盤の上面を水平に均す本発明方法を実施することが
できる。
【0070】従って、任意の水域で本発明方法を実施し
て、水流の影響を受けずに正確に水底地盤の上面を水平
に、かつ、均等な圧力で均すことができる効果を得るこ
とができる。
て、水流の影響を受けずに正確に水底地盤の上面を水平
に、かつ、均等な圧力で均すことができる効果を得るこ
とができる。
【図1】本発明船、本発明装置及び本発明方法の一実施
例の構成図である。
例の構成図である。
【図2】前記一実施例の変形例の構成図である。
【図3】前記一実施例の他の変形例の構成図である。
【図4】本発明船、本発明装置及び本発明方法の他の実
施例の構成図である。
施例の構成図である。
【図5】本発明装置の衝撃手段の斜視図である。
【図6】本発明装置の衝撃手段に用いる増圧器の断面図
である。
である。
【図7】従来例の構成図である。
B 水底地盤 1 台船 2 揚上装置 5 水底地盤均し装置 6 タンパー 7 衝撃手段 8 軸体 9 重錘 10 第2の揚上装置 13 磁気チャック 21 増圧器
Claims (12)
- 【請求項1】 板状のタンパーを水底地盤に水平に着底
し、上下方向の衝撃を発生する衝撃手段によりこのタン
パーに衝撃を与えて水底地盤を水平に均すことを特徴と
する水底地盤均し工法。 - 【請求項2】 自重落下する重錘によりタンパーに衝撃
を与える請求項1に記載の水底地盤均し工法。 - 【請求項3】 タンパーにバイブロハンマーにより衝撃
を与える請求項1に記載の水底傾斜地盤均し工法。 - 【請求項4】 水底地盤に水平に着底される板状のタン
パーと、これに衝撃を与える衝撃手段とを備えることを
特徴とする水底地盤均し装置。 - 【請求項5】 衝撃手段が、重錘と、この重錘を吊り上
げて落下させる揚上装置とを備える請求項4に記載の水
底地盤均し装置。 - 【請求項6】 衝撃手段に中空の軸体からなる重錘案内
手段が設けられ、前記重錘がこの重錘案内手段の内部に
昇降可能に配置される請求項5に記載の水底地盤均し装
置。 - 【請求項7】 重錘が磁性体で形成され、第2の揚上装
置が磁気チャックを備える請求項5又は6に記載の水底
地盤均し装置。 - 【請求項8】 衝撃手段がバイブロハンマーである請求
項5に記載の水底地盤均し装置。 - 【請求項9】 衝撃手段が衝撃を発生する衝撃発生部
と、衝撃発生部で生成した衝撃を増大してタンパーに伝
達する増圧器とを備える請求項5ないし8のいずれか1
項に記載の水底地盤均し装置。 - 【請求項10】 台船と、請求項5ないし9のいずれか
1項に記載の水底地盤均し装置と、台船に艤装され、こ
の水底地盤均し装置を吊り下げる揚上装置とを備えるこ
とを特徴とする水底地盤均し作業船。 - 【請求項11】 前記水底地盤均し装置を衝撃吸収手段
を介して揚上装置に吊り下げる請求項10に記載の水底
地盤均し作業船。 - 【請求項12】 前記水底地盤均し装置及び/又はタン
パーを上下方向に進退案内する案内手段を台船に設けた
請求項10又は11に記載の水底地盤均し作業船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9229025A JP3029096B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 水底地盤均し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9229025A JP3029096B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 水底地盤均し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1161820A true JPH1161820A (ja) | 1999-03-05 |
JP3029096B2 JP3029096B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=16885578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9229025A Expired - Fee Related JP3029096B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 水底地盤均し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029096B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11107279A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-20 | Kaiyo Kogyo Kk | 水底地盤の改良法とその装置 |
JP2002294706A (ja) * | 2001-04-04 | 2002-10-09 | Kiyoshi Saito | 重錘自由落下式水中捨石基礎均し工法とそれに使用する重錘 |
WO2008090895A1 (ja) * | 2007-01-23 | 2008-07-31 | Hizen Construction Co., Ltd. | 水中捨石均し装置及び水中捨石均し工法 |
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