JPH1156801A - 携帯型プログラマブル生体情報長期計測・記憶システム - Google Patents

携帯型プログラマブル生体情報長期計測・記憶システム

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JPH1156801A
JPH1156801A JP26481097A JP26481097A JPH1156801A JP H1156801 A JPH1156801 A JP H1156801A JP 26481097 A JP26481097 A JP 26481097A JP 26481097 A JP26481097 A JP 26481097A JP H1156801 A JPH1156801 A JP H1156801A
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biological
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signal
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JP26481097A
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Mitsuaki Yamamoto
光璋 山本
Masato Abe
正人 安倍
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生体情報には複数の情報源があり、かつ、脳の
不均一な状態を反映しつつ種々のタイムスケールで揺ら
いでいるので、携帯型の計測・記憶装置に時間分解能の
よい生体時系列データを長時間、少なくとも24時間を
越えて計測・記憶を実施する機能をもたせること。 【解決手段】複数チャンネルの生体信号入力手段、及び
イベント発生手段を設け、この複数の信号に対してサン
プリング様式及び解析プログラムを任意に設定し実施す
ることができる手段を設けている。かつ、24時間以上
の長時間に渡りディジタル記憶を行うことができる生体
情報記憶手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホルター心電計のよ
うに携帯型であって、心電図のほかに複数の生体情報を
計測、処理及び記憶する機能を備えた生体情報計測・記
憶システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型で24時間心電信号を磁気
テープに記録する装置としてホルター心電計がある。携
帯型であるため、24時間の行動の中で生じる正常時、
症状発症時における心電図をイベント情報と共に記録す
ることができる。このため、常時現れている症状だけで
なく、断続的、突発的に生じた症状を記録することがで
きる。
【0003】そして、最近では記録媒体に半導体メモリ
ーを採用したメモリーカードを用いた装置が実用化され
ている。このため、小型、軽量であるので、被検者の負
担を軽減し、かつ信号をディジタル化しているので、S
/Nの点で改善が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録装置においては次に述べるような不都合があった。
【0005】生体情報は一方では秒、分、時、日、週、
月、季節、及び年のオーダーで揺らぎを呈している。ま
た、他方では覚醒(かくせい)と睡眠という二つの大き
く異なる状態をもっている。また、睡眠中にもノンレム
睡眠やレム睡眠というような多くの状態を有している。
【0006】このように生体情報は脳の不均一な状態を
反映しつつ種々のタイムスケールで揺らいでいる。した
がって、健康や疾患の状態を客観的に把握するためには
生体情報のある一時刻について計測しただけでは不十分
である。
【0007】さらに、今日でも使われている従来型の記
録装置では心電波形を磁気テープに記録するので、テー
プ送りスピードのばらつきによる波形歪み等が生じるた
めに精度上の問題、携帯型テープ容量の制約による記録
時間と記録チャンネルの制限等の問題もあった。
【0008】最近はこれらの問題に対処するために半導
体メモリーによるメモリーカードを用いたディジタル記
録型のホルター心電計を使用するようになってはいる
が、記憶容量が数MB(メガバイト)程度止まりである
ため、24時間心電図は情報圧縮を行っているので時間
軸上で精度が低いという問題があった。
【0009】生体情報は心電図だけでなく脳波、筋電
図、眼電図、加速度などの複数の情報源があるにもかか
わらず、記録容量が小さいため長時間にわたるこれらの
情報を記録できなかった。したがって、異種の生体情報
間の関連について生理学的に研究することができなかっ
た。
【0010】上記のような情報圧縮をしない、かつ複数
の生体情報を計測・記憶するためには、記憶媒体である
メモリーカードを複数枚用いるか又は磁気テープを数基
使用すれば可能である。しかし、この場合は装置の重量
と寸法が増加する一方、電池では電力供給において不足
するため、携帯型として実現することはできなかった。
【0011】従来の磁気テープ方式の心電図データの解
析においては、解析装置が高価であるため、磁気テープ
を解析のための他施設に送付し、約1週間の解析待ちを
余儀なくされた。その解析に用いるプログラムは固定式
であるため種々の情報処理を必要とする生理学的研究用
には使用できなかった。さらには、睡眠、覚醒の各段階
に応じた心電図波形の切り取りが可能な装置は存在しな
かった。
【0012】このため、時間分解能のよい生体時系列デ
ータを長時間、少なくとも24時間を越えて計測し、解
析できるような計測・記憶・解析装置の開発が望まれて
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、寸法は従来
型より2ないし3倍の大きさをもたせてあるが、ウエス
トポーチに収納することにより携帯可能であり、データ
記憶容量が従来型の100倍程度大きいメモリーを用い
ている。
【0014】大容量メモリーを用いると意義をもつよう
になる長時間に渡る複数チャンネルの生体信号入力手
段、及びイベント発生手段を設け、この複数の信号に対
してサンプリング様式及び解析プログラムを任意に設定
し実施することができる手段を設けている。サンプリン
グ様式を任意設定することによって複数の生体情報の計
測をそれぞれ適切の情報量でもって実施し、さらに24
時間以上の長時間、かつディジタル記憶を行うことがで
きる生体情報記憶手段を設けている。以上のような手段
をもって計測・処理・記憶のシステムを構築している。
【0015】
【発明の実施形態】本発明の携帯型プログラマブル生体
情報長期計測・記憶システムでは、全ディジタル記憶方
式を採用し、200MBに及ぶ半導体メモリーを用いて
記憶容量を増加させ、複数の生体情報を24時間以上計
測・記憶する手段を設ける。
【0016】上記の半導体メモリーとして、複数の生体
情報及びイベント情報を24時間以上の長時間にわたり
記憶するための生体情報記憶手段であるメモリー、オン
ライン情報処理のための手順を記憶したデータ処理手順
記憶手段であるメモリー、入力信号の処理を実施するた
めにデータの一時記憶手段であるメモリー、及び生体情
報処理手段を立ち上げるための立ち上げプログラム記憶
手段であるメモリーを設ける。
【0017】このように、容量を増加させているので、
長時間記録だけでなく、さらに、多チャンネル入力が可
能となる。そこで、心電図だけでなく脳波、筋電図、眼
電図、加速度等の睡眠ポリグラフの機能も備えることが
可能となる。このための複数種の生体信号入力手段を設
ける。
【0018】生体信号は増幅器によりアナログ計測しA
/D変換した後にディジタル記憶する。そのアナログ信
号は種類によって周波数成分が異なる(後述の表1参
考)。そこで、それぞれの生体信号ごとにサンプリング
周波数を設定し、各信号に対する時分割のタイミングを
設定し、シリアルのディジタル信号に変換する必要があ
る。このようなサンプリング様式をプログラムによって
変更できるサンプリング制御部を設け、A/D変換手段
を制御する。
【0019】A/D変換された複数の信号に対しては情
報処理部によってオンライン処理により統合する。この
際、A/D変換手段によって処理された情報はある一定
量になるまで一時記憶手段に記憶され、その一定量ごと
に生体情報記憶手段に転送される。一方、情報処理部と
前述のサンプリング制御部は生体情報処理手段を構成
し、立ち上げプログラム記憶手段によって動作状態に入
るようにする。この両者の動作を決定するためのプログ
ラムをデータ処理手順記憶手段に格納する。
【0020】一日の生活の中には就寝、起床、食事、歩
行、運転その他のイベントがあるので、この情報を記録
するための手動のイベント信号発生手段を設けて、上記
の生体情報との対応関係がわかるようにする。
【0021】前述した生体情報記憶手段は情報処理部で
処理した情報及びイベント情報と共に記憶するようにす
る。記憶媒体は装置に組込型の半導体メモリー、又は脱
着可能なメモリーカードを用いるとよい。
【0022】生体情報記憶手段に記憶した情報を外部解
析手段に転送するためには転送手段を設ける。
【0023】上記のような構成を携帯型で実現し、携帯
型プログラマブル生体情報長期計測・記憶システムを構
成すると、以下のようにはたらく。複数の生体信号を増
幅器により計測し、A/D変換した後オンライン処理に
より統合する。さらに、各信号にイベント信号を加えて
正確にディジタルデータとして記憶する。
【0024】記憶の仕方は周波数成分がそれぞれ異なる
複数の信号を適切なサンプリング周波数でA/D変換し
たものをシリアル情報として、少なくとも24時間以上
の長時間にわたり圧縮操作をせずに記憶する。
【0025】記憶した信号については転送手段によって
外部のコンピューターへ転送するか、メモリーカードに
よる情報伝達も可能である。
【0026】生体情報記憶手段として組込型を用いる場
合は転送手段を介して解析用コンピューターに転送すれ
ば、ポリソノグラフィー(多現象睡眠計)として機能す
る。すなわち、脳波、筋電図及び眼電図により睡眠ステ
ージの判定を行うことができる。
【0027】一方、睡眠ステージの判定がなされた後は
そのデータ区間の心電図波形切り取りを行うことができ
る。そして、心電図のRR間隔、ST、T波等の時系列
データについてのスペクトル解析、自己相関解析、ウェ
ーブレット解析、カオス解析等の揺らぎについての解
析、及びその他の解析プログラムを実施できるようにな
る。
【0028】又は、生体情報記憶手段がICメモリーカ
ードのように脱着可能な場合にはカードを直接他のオフ
ライン解析装置に挿入して上記の解析を実施できるよう
になる。
【0029】記憶はディジタルで行うので記憶再生時に
生じる歪みを防止し、長時間記憶したデータから24時
間以上にわたる生体情報の揺らぎを含めた上記のような
解析を行うことを可能にしている。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を説明する。図1において、生体信号入力手段10は心
電図(ECG)1チャンネル、筋電図(EMG)1チャ
ンネル、脳波(EEG)3チャンネル、眼電図(EO
G)2チャンネルの4種7チャンネルの信号を検出する
ためにそれぞれのセンサー11、12、13、14、1
5、16、17及び、被検者の動きを検出するためには
1チャンネルの加速度センサー(ACC)18を設けて
いる。
【0031】これらの信号を増幅するために、チャンネ
ル数だけの増幅器19を設けている。また、信号の種類
ごとに増幅度を設定している。表1には各信号の周波数
成分と増幅器19の増幅度を示す。
【0032】この8チャンネル信号をA/D変換するた
めにA/D変換手段20を接続してある。この手段には
12ビット、8チャンネルA/D変換器を用いている。
【0033】A/D変換した信号は生体情報処理手段3
0に進む。この生体情報処理手段30は、先のA/D変
換手段20を制御するためのサンプリング制御部31、
及びA/D変換した信号をオンライン処理するための情
報処理部32を備える。この生体情報処理手段30には
セントラル・プロセッシング・ユニット(CPU)とし
てディジタル信号処理器DSPを用いている。
【0034】生体信号入力手段10で検出した複数の信
号はそれぞれ周波数成分が異なるためサンプリング周波
数を可変とする必要がある。そこで、後述するメモリー
を有効利用するために信号の種類に応じて異なるサンプ
リング周波数でA/D変換した複数信号をシリアルで扱
えるようにするために、信号を時分割統合するサンプリ
ング制御部31を設けている(表1参考)。
【0035】生体信号を情報処理部32で処理する際に
バッファメモリーを一時記憶手段40として備えてい
る。このメモリーにはスタティック・ランダムアクセス
・メモリー(SRAM:64kbyte)を用いてい
る。
【0036】処理して得た情報を記憶するために生体情
報記憶手段50に接続し記憶する。この記憶手段はEE
PROM(192Mbyte、フラッシュメモリー)で
構成し、複数情報の24時間以上の記憶を可能にしてい
る。
【0037】一方、起床、食事等のイベント信号を発生
させるためにイベント信号発生手段60を設ける。これ
は複数個の押しボタンスイッチをもってパルスを発生さ
せるように構成してある。このイベント信号は情報処理
部32によって生体情報にマークとして組み込み、前述
の生体情報記憶手段50に記憶する。
【0038】DSPを用いた生体情報処理手段30にお
いて種々のディジタル信号処理を行うに当たり、生体情
報処理手段30(サンプリング制御部31及び情報処理
部32)を動作状態に立ち上げるためのプログラムを格
納している立ち上げプログラム記憶手段70と、データ
処理手順のプログラムを格納しているデータ処理手順記
憶手段80を接続してある。前者の手段にはBoot
ROM(32kbyte)70を用い、後者にはSRA
M(64kbyte)80を用いている。前述した一時
記憶手段40とデータ処理手順記憶手段80にはSRA
Mを用いている。
【0039】生体情報記憶手段50に記憶したデータは
外部のコンピューターなどの解析手段及び表示手段へ転
送するために転送手段90を設けている。
【0040】図2はサンプリング様式の実施例で、EC
G、EMG、EEG、EOG、ACCのそれぞれを1チ
ャンネルずつ合計5チャンネル使用する場合の例を示
す。ECGについては4ms(250Hz)、他の信号
に対しては20ms(50Hz)でサンプリングしてい
る。サンプリング制御用プログラムは外部からエミュレ
ーターを介しあらかじめ任意に設定することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施されるので次に示すような効果を奏する。
【0042】200Mbyteという従来にない大容量
メモリーを組み込んだホルター型(携帯型)計測システ
ムにしたことにより従来の24時間を超える長時間記憶
が可能となる。さらに、EEG、EMG、EOG、EC
G、加速度等の複数(実施例では8)チャンネル複数情
報及びイベントの同時計測・記憶用装置を実現できる。
【0043】例えば、記憶容量に関してはECGIチャ
ンネルを250Hz、全波整流したEMG1チャンネル
(段落50参考)を50Hz、EEG3チャンネルを5
0Hz、EOG2チャンネルを50Hz、全波整流した
ACC1チャンネルを50Hzのサンプリング周波数で
記憶すると、250Hz1チャンネル、50Hz7チャ
ンネルとなり最大計測・記憶時間は46時間36分にな
る。
【0044】脳波8チャンネル(各チャンネル50H
z)の装置として使用する場合には最大69時間54分
の記憶が可能となる。また、RR間隔だけであるならば
1月のオーダーまで可能となる。
【0045】多チャンネル同時記録が可能であること、
及びサンプリング様式及びディジタル信号処理の方法を
プログラムできることにより、複数信号時系列相互間の
関連について生理学的に考察することと、計測手法上の
検討を行うことが可能になり、従来にない医学的、工学
的双方の研究用としての用途を拓くことができる。
【0046】図3には本発明がいかに実効性の高いもの
であるかを示す好例を示す。本例では複数の生体信号を
30時間に及び計測・記憶して得たデータを外部のコン
ピューターによって解析した心拍データとタスクー睡眠
状態の関係を示している。
【0047】図の上段は、30時間に及ぶ心電図RR間
隔時系列データから分時心拍数の時系列を求めたもので
ある。ここでタスクとはある作業をさせることをいう。
図中に示した1−11はタスク番号である。このうち
1、11はベッドでの通常の睡眠であり、8は約1時間
の昼寝である。また、2、3はそれぞれ約20分間の計
算と自転車こぎ運動、4は約2時間の自動車運転であ
る。5は安静閉眼時、6は安静開眼時、7は安静閉眼中
音楽鑑賞、9は立位閉眼、10は立位開眼状態であり、
いずれも約20分の間のタスクである。
【0048】図の下段は睡眠経過図(ヒプノグラム)と
呼ばれるものであり、本発明による装置を用いて計測し
た筋電図、脳波、眼電図及び加速度データから脳の状態
判定を行った結果である。覚醒(W)、レム睡眠(RE
M)、ノンレム睡眠の段階1(S1)、同段階2(S
2)、同段階3(S3)、同段階4(S4)の6状態に
分類されてくる。通常の睡眠を行い種々のタスクを実行
した後昼寝をした結果、2日目の睡眠が著しく阻害され
ている。また、心電図RR間隔を、これらの6状態に依
存して標本化することができる。このようなことが30
時間に及んで実施できる携帯型の装置は他に存在しな
い。
【0049】増幅器のゲインと周波数特性はジャンパー
を用いて抵抗とコンデンサーを交換することができるよ
うになっているので適切に変更することができる。した
がって8チャンネルの割当てを任意に変更することも可
能である。
【0050】筋電図と加速度の原信号をサンプリングす
るには2kHzを必要とするが、このチャンネルは全波
整流し、25Hzの低域ろ波器を通すことができるよう
にしてある。この結果、サンプリング周波数を約1/4
0の50Hzに低下させることができるのでメモリーの
節約が可能になる。
【0051】プログラマブルであるのでRR間隔をリア
ルタイムで自動計測することができる。この際に異常間
隔(ノイズ、不整脈)を検出したときのメモリーアドレ
スを記憶しておき、計測終了後に異常部分の波形出力を
行うことができる。また、その他の実時間処理等の計測
形式を設定することができる。
【0052】8チャンネル24時間を越えるポリグラフ
データはEEPROMに取り込む。このデータは転送手
段を通してコンピューターに取り込むことができるの
で、別の処理手順又は医師の視察により睡眠覚醒の段階
判定を行うことが可能となる。
【0053】最近は昼間の眠気が夜間睡眠の質と関係す
ることがいわれており、睡眠の質を改善するための研究
においても昼間のポリグラフを調べることが必須であ
る。本装置はこのような課題について研究するためにも
好都合である。
【0054】従来のホルター型記憶装置の容量はメモリ
ーカードを用いた高容量型であっても軽量小型という実
装上の限界によって数Mbyte止まりであったが、本
装置では100倍の容量、複数信号入力手段をもたせて
も寸法及び重量を2倍程度までの増加に抑えたので、研
究用としては十分適用できる。
【0055】生体情報を24時間以上記憶しているた
め、情報を外部の解析装置によって波形自体の表示、波
形切り取り、R波T波STなどの認識、及びRR間隔、
R波T波STなどの長時間揺らぎについてのスペクトル
解析等による解析、その他の情報表現形態を形成するこ
とができる。
【0056】本装置はホルター型心電計のように常時携
帯するためには重量の上で多少は不利であるが、睡眠ポ
リグラフのように移動を要しない場合の計測・記憶装置
として、また、入院患者、安静患者、監視下の患者等の
ように環境が限定された患者を対象とした計測・記憶装
置としてはこのままの形状、重量でも十分適用できる。
また、ドライブ中の居眠り状態の監視にも十分適用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型プログラマブル生体情報長期計
測・記憶システムの構成図である。
【図2】複数の生体信号に対するサンプリング様式の例
を示す図である。
【図3】本発明により複数の生体信号を30時間に及び
計測・記憶して得たデータを外部のコンピューターによ
って解析した例を示す図である。
【符号の説明】
10 生体信号入力手段 20 A/D変換手段 30 生体情報処理手段 40 一時記憶手段 50 生体情報記憶手段 60 イベント信号発生手段 70 立ち上げプログラム記憶手段 80 データ処理手順記憶手段 90 転送手段 11、12、13、14、15、16、17 生体信号
検出用センサー 18 加速度センサー 19 増幅器 31 サンプリング制御部 32 情報処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 19/00 G06F 15/42 E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の生体情報を検出することが可能な生
    体信号入力手段と、その生体信号をディジタル化するた
    めのA/D変換手段と、行動上のイベントを示すイベン
    ト信号発生手段と、上記生体信号及びイベント信号をオ
    ンライン処理する生体情報処理手段と、処理時にデータ
    を一時的に記憶する一時記憶手段と、その生体情報処理
    手段を動作状態に立ち上げるための立ち上げプログラム
    記憶手段と、データ処理のための手順を記憶しておくデ
    ータ処理手順記憶手段と、生体情報を記憶する生体情報
    記憶手段と、生体情報を処理した結果を表示手段に転送
    するための転送手段からなる携帯型プログラマブル生体
    情報長期計測・記憶システム。
  2. 【請求項2】生体信号入力手段が、心電図、筋電図、脳
    波、眼電図等の複数の生体信号、及び体動に伴う加速度
    信号の1又は複数の信号を検出し、入力する請求項1記
    載の携帯型プログラマブル生体情報長期計測・記憶シス
    テム。
  3. 【請求項3】生体情報処理手段が、サンプリング間隔と
    サンプリング様式を任意に設定しA/D変換手段に制御
    信号を送るサンプリング制御部と複数生体信号を計測し
    ながらオンライン処理を行う情報処理部からなる請求項
    1記載の携帯型プログラマブル生体情報長期計測・記憶
    システム。
  4. 【請求項4】A/D変換手段がサンプリング制御部から
    の制御により複数チャンネルの信号を時分割でA/D変
    換し、シリアル様式で出力する請求項1記載の携帯型プ
    ログラマブル生体情報長期計測・記憶システム。
  5. 【請求項5】生体情報記憶手段が複数の生体情報とイベ
    ント情報の信号を24時間以上記憶することを可能とす
    る請求項1記載の携帯型プログラマブル生体情報長期計
    測・記憶システム。
JP26481097A 1997-08-22 1997-08-22 携帯型プログラマブル生体情報長期計測・記憶システム Pending JPH1156801A (ja)

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