JPH1156172A - 釣 具 - Google Patents

釣 具

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Publication number
JPH1156172A
JPH1156172A JP22513897A JP22513897A JPH1156172A JP H1156172 A JPH1156172 A JP H1156172A JP 22513897 A JP22513897 A JP 22513897A JP 22513897 A JP22513897 A JP 22513897A JP H1156172 A JPH1156172 A JP H1156172A
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JP
Japan
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chip
fishing
information
fishing tackle
date
Prior art date
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Pending
Application number
JP22513897A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Usuda
敏和 臼田
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication of JPH1156172A publication Critical patent/JPH1156172A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】釣竿、リール等の釣具において、その製造年月
日、出荷年月日、製造場所、製造ロット等の正確な履歴
を容易に把握できるようにした釣具を提供すること。 【解決手段】本発明の釣具は、所定周波数の電磁波を検
知する受信部と、この受信部で検知された電磁波を直流
電流にする整流回路と、この整流回路からの直流電流に
よって作動し、記憶部に記憶された各種情報を読み出す
制御部と、この制御部で読み出された各種情報を高周波
信号にする発信部と、この発信部からの高周波信号を外
部に送信する送信部とを有する情報記憶・発信チップ1
を組み込んだことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釣竿、リール等
の釣具に関する。
【0002】
【従来の技術】釣竿、リール等の釣具は、使用中に破損
や故障等が生じた場合、使用者は製造業者に対して修理
を依頼するケースがある。そして、製造業者は、その釣
具に刻印されたロット番号を確認して、その釣具のおお
よその製造年月日や製造場所等の履歴を把握することが
できる。
【0003】しかしながら、製造業者にとれば、正確な
製造日時、出荷年月日、製造場所、製造ロット等、その
釣具の正確な履歴を把握できれば、アフターサービスお
よび製品の品質の管理、向上等の面から有利である。ま
た、小売店では、釣竿、リール等の製品が盗難された場
合、その盗難された製品を事後的に特定することは殆ど
できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、釣竿、リール等の釣具において、その製
造年月日、出荷年月日、製造場所、製造ロット等の正確
な履歴を容易に把握できるようにした釣具を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の釣具は、所定周波数の電磁波を検知する受
信部と、この受信部で検知された電磁波を直流電流にす
る整流回路と、この整流回路からの直流電流によって作
動し、記憶部に記憶された各種情報を読み出す制御部
と、この制御部で読み出された各種情報を高周波信号に
する発信部と、この発信部からの高周波信号を外部に送
信する送信部とを有する情報記憶・発信チップを組み込
んだことを特徴としている。
【0006】上記した情報記憶・発信チップを組み込ん
だ釣具の記憶部には、その釣具の製造日時、出荷年月
日、製造場所、製造ロット等の正確な履歴が記憶されて
いる。そして、前記情報記憶・発信チップの受信部に対
し、所定周波数の電磁波を発信することにより、その情
報記憶・発信チップから、その履歴に関する信号が送信
され、これを検出することで、その釣具自体の正確な履
歴情報が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して具体的に説明する。図1は、釣具
に組み込まれる情報記憶・発信チップ(以下、チップと
称する)1の外形を示している。チップ1は、後述する
電気系回路を、樹脂等によってシールドして一体形成さ
れている。その動作温度、形状、サイズ等については、
種々変形することができるが、本実施の形態では、釣具
に適するように、動作温度を−40°C〜120°C
(保存温度−40°C〜250°C)、形状を円板形
状、サイズを直径11mm、厚さ3mmとし、可撓性で耐
水、耐衝撃、耐振動に構成されている。このチップは、
ラベル状の薄板、又は筒状(12mm×Φ2.2mm)のも
のでも良い。
【0008】図2は、上記チップ1に記憶されている各
種情報を読み取る読取装置3を示しており、チップ1に
対して所定周波数の電磁波を照射し、チップから送信さ
れてくる信号を読み取るピストル型のリーダ5と、リー
ダ5に接続され、各種情報を入力するキーボード6a、
必要な情報を表示する表示部6bを備えたハンディター
ミナル6とで構成されている。このハンディターミナル
6は、別途ホストコンピュータにも接続可能であり、履
歴情報をもとに製品の一括した管理等が行えるようにな
っている。
【0009】次に、前記チップ1内の電気系回路および
読取装置3内の電気系回路の構成をそれぞれブロック図
に基づいて説明する。まず、図3(a)を参照してチッ
プ1内の電気系回路の構成を説明する。チップ1に対し
て所定周波数の電磁波を照射すると受信部10によって
検知され、ここで誘起された高周波電流は、整流回路1
1によって直流電流に変換される。この直流電流はCP
U12に駆動電流として供給され、CPU12は供給さ
れた駆動電流により、記憶部13に記憶されている各種
情報(履歴情報)を読み出す。この読み出された情報
は、発信部14に供給されて送信信号に変調され、送信
部15を介して外部に送信される。
【0010】次に、図3(b)を参照して読取装置3内
の電気系回路の構成を説明する。発信部20で生成され
た所定周波数の信号は、送信部21を介して上記したチ
ップ1の受信部10に向けて発信される。そして、チッ
プ1の送信部15からの情報信号は受信部22で検知さ
れ、CPU23に供給される。CPU23には、入力部
(キーボード)6aおよびメモリ25が接続されてお
り、入力部6aから入力された命令に基づいて、受信部
22から入力された信号をメモリ25に記憶したり、あ
るいはここに記憶されている情報を読み出し、必要な情
報を表示部6bに表示させる。
【0011】したがって、チップ1の記憶部13に、製
造された釣具の製造日時、出荷年月日、製造場所、製造
ロット等の情報を記憶しておくことにより、読取装置3
によってその情報をただちに得ることが可能となる。な
お、読取装置3側に電源30を設ければ良く、チップ1
側は必要としないため、半永久的にその釣具の履歴を確
認することが可能である。
【0012】図4(a)および図4(b)は、チップ1
内の電気系回路および読取装置3内の電気系回路の別の
構成例を示すブロック図である。この図において、図3
に示したブロック図と同一の構成部分については、同一
の参照符号が付してある。
【0013】この構成例は、読取装置3に変調部28を
設け、、発信部20からの所定周波数の信号を変調部2
8を介して変調できるようにしたものである。変調部2
8はCPU23に接続されており、入力部6aから入力
された命令を変調して、情報の書込み信号として送信部
21に供給可能になっている。すなわち、実際に釣具を
修理した場合等、その新しい履歴を新たにチップ1側の
記憶部13に記憶できるように、入力部6aを介して入
力された情報書込み用の信号を送信できるように構成さ
れている。
【0014】このため、チップ1の受信部10には、こ
こに入力された信号を検波する検波部18が接続されて
おり、入力された信号が情報読取信号か、情報書込信号
かを検知し、これをCPU12に供給するようになって
いる。すなわち、CPU12に供給された信号が情報読
取信号の場合は、図3(a)に示した構成と同様、記憶
部13から情報を読出し、これを発信部14および送信
部15を介して送信する。また、CPU12に供給され
た信号が情報書込み信号の場合は、受信した新たな情報
信号を記憶部13の記憶領域に記憶し、記憶部13の記
憶情報を更新する。
【0015】したがって、このような構成例によれば、
上記した構成と同様、製造された釣具の製造日時、出荷
年月日、製造場所、製造ロット等の情報をただちに得る
ことが可能となり、さらに、実際に修理等を行った場合
には、その新たな履歴もチップ1の記憶部13に記憶さ
せておくことができ、修理等をした後においても、より
正確な製品の履歴を得ることが可能になる。
【0016】上記したようなチップ1は図5に示すよう
な釣具に組み込まれる。ここでは、釣竿50およびスピ
ニングリール70を例にして説明する。釣竿50は、振
出し式もしくは並継式であり、先端に向けて縮径する竿
管50a〜50hを継合して構成されている。各竿管に
は、釣糸ガイド部材51が取り付けられており、元竿管
50aのリールシート53に取り付けられたスピニング
リール70からの釣糸を案内する。各竿管は、強化繊維
に合成樹脂を含浸した、いわゆるプリプレグシートを巻
回し、熱硬化して成形されたものである。
【0017】まず、釣竿50に、上記したようなチップ
1を組み込む構成例について説明する。図6は、チップ
1を、釣竿の内、竿管に取り付ける具体例を示してい
る。チップ1は、竿管のいずれの箇所に取り付けても良
いが、素材肉厚が他の箇所よりも通常厚いため、図に示
すように、手元側の竿管の継合部分に取り付けることが
好ましい。また、上述したように、チップ1は、その保
存温度が−40°C〜250°Cの範囲であり、その厚
さも0.6mm程度と薄くでき、可撓性を有するため、竿
管成形工程時において、中間層となるプリプレグシート
に予め貼付しておくことで竿管内に埋め込むように取り
付けることができる。この場合、チップ1を組み込む部
分は、図に示すように、元竿管50aの先端側であって
も良いし、元竿管50aと継合する竿管50bの基端側
であっても良い。
【0018】このように、チップ1は、外観できないよ
うに隠蔽して、竿管に組み込むことが可能であり、チッ
プの盗難防止の効果が得られる。そして、チップを外観
することができない場合、チップの位置を印等によって
表示しておけば、読取装置の電波が弱くても、その情報
を得ることが可能となる。このように、チップを竿管内
に埋め込む以外にも、竿管に凹部を形成しておき、この
凹部にチップを着脱自在に取り付けても良い。この場
合、チップ1は、凹部の形状に合致した形状のものが用
いられる。
【0019】チップ1は、上記した竿管部分以外にも、
図7に示すように元竿管50aの尻栓55、あるいは図
8に示すように釣糸ガイド51に設けることができる。
尻栓55に設ける場合は、例えば、図に示すように、尻
栓55の内面に凹部55aを形成し、この部分に、合致
した形状のチップ1を接着剤等によって固定しておくこ
とができる。また、釣糸ガイド51に設ける場合につい
ても、所定の位置に凹部51aを形成し、この部分に、
合致した形状のチップ1を接着剤等によって固定してお
くことができる。あるいは、以下に説明する図9に示す
ように、釣竿50のリールシート53の部分に取り付け
ても良い。
【0020】このように、竿管以外にチップを取り付け
ることにより、実釣時における竿管の曲げ、撓み等に影
響を与えることがなくなる。次に、図9を参照して、ス
ピニングリール70にチップ1を組み込む構成例につい
て説明する。スピニングリールに取り付ける場合、回転
バランスに影響を与えない部分に取り付けることが好ま
しい。例えば、図に示すように、リール本体71の内
部、スプール72のスカート部分、リール取付脚73に
接着剤等を介して取り付けることが可能である。
【0021】以上のように、釣具に上記したような構成
のチップ、すなわち、その釣具の製造日時、出荷年月
日、製造場所、製造ロット等の履歴が記憶されたチップ
1を組み込んでおくことにより、事後的に修理の依頼等
があった場合に、その製品の履歴を正確に把握すること
ができるため、よりきめ細かいアフターサービスが可能
になると共に、製品の品質の管理、向上等が図れる。ま
た、その製品の特徴を直ぐに特定することができるた
め、盗難防止の面からも効果的である。
【0022】本発明の対象となる釣具は、上記したよう
な釣竿やスピニングリールリールに限られず、各種リー
ルやクーラーボックス等にも適用することが可能であ
る。また、チップは、1つの釣具に複数個組み込んでも
良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、釣具の正確な製造日
時、出荷年月日、製造場所、製造ロット等の正確な履歴
を、容易に把握することができるので、きめ細かいアフ
ターサービスが可能となり、製品の品質の管理、向上等
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報記憶・発信チップの外形を示す図。
【図2】読取装置の構成を示す図。
【図3】(a)は、チップ内の電気系回路の一構成を示
すブロック図、(b)は、読取装置の電気系回路の一構
成を示すブロック図。
【図4】(a)は、チップ内の電気系回路の別の構成を
示すブロック図、(b)は、読取装置の電気系回路の別
の構成を示すブロック図。
【図5】釣具の内、釣竿にスピニングリールを取り付け
た構成例を示す図。
【図6】(a)は、釣竿の竿管の継合部に情報記憶・発
信チップを組み込んだ構成を示す図、(b)は、(a)
のA−A線に沿った断面図。
【図7】釣竿の尻栓部分に情報記憶・発信チップを組み
込んだ構成を示す図。
【図8】竿管に取り付けられる釣糸ガイドに情報記憶・
発信チップを組み込んだ構成を示す図。
【図9】リールシート、スピニングリールに情報記憶・
発信チップを組み込んだ構成を示す図。
【符号の説明】
1 情報記憶・発信チップ 3 読取装置 5 リーダ 6 ハンディターミナル 50 釣竿 70 スピニングリール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数の電磁波を検知する受信部
    と、この受信部で検知された電磁波を直流電流にする整
    流回路と、この整流回路からの直流電流によって作動
    し、記憶部に記憶された各種情報を読み出す制御部と、
    この制御部で読み出された各種情報を高周波信号にする
    発信部と、この発信部からの高周波信号を外部に送信す
    る送信部とを有する情報記憶・発信チップを組み込んだ
    ことを特徴とする釣具。
JP22513897A 1997-08-21 1997-08-21 釣 具 Pending JPH1156172A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22513897A JPH1156172A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 釣 具

Applications Claiming Priority (1)

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JP22513897A JPH1156172A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 釣 具

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JPH1156172A true JPH1156172A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16824560

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22513897A Pending JPH1156172A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 釣 具

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JP (1) JPH1156172A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023508699A (ja) * 2020-03-27 2023-03-03 珠海納思達企業管理有限公司 包装体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023508699A (ja) * 2020-03-27 2023-03-03 珠海納思達企業管理有限公司 包装体

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