JPH1155437A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH1155437A JPH1155437A JP9209064A JP20906497A JPH1155437A JP H1155437 A JPH1155437 A JP H1155437A JP 9209064 A JP9209064 A JP 9209064A JP 20906497 A JP20906497 A JP 20906497A JP H1155437 A JPH1155437 A JP H1155437A
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- data
- printing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成によって省エネルギ化を図り、受
信データをまとめて印字出力することを可能にする。 【解決手段】 受信データを格納するデータ蓄積メモリ
に格納された受信データが予め定められた所定量に達し
たときに、電子写真方式の画像形成部30による印字出力
動作を行わせるようにCPUが制御を行い、画像形成部
30における定着部36の待機温度から定着可能温度まで温
度上昇させる回数を低減させ、省電力化を図る。
信データをまとめて印字出力することを可能にする。 【解決手段】 受信データを格納するデータ蓄積メモリ
に格納された受信データが予め定められた所定量に達し
たときに、電子写真方式の画像形成部30による印字出力
動作を行わせるようにCPUが制御を行い、画像形成部
30における定着部36の待機温度から定着可能温度まで温
度上昇させる回数を低減させ、省電力化を図る。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、受信データの印字
出力の制御により、搭載されている電子写真方式の印刷
部を効率的に駆動させるファクシミリ装置に関する。
出力の制御により、搭載されている電子写真方式の印刷
部を効率的に駆動させるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、通常受信
モードにおいて、パスワードの入力によって印字出力を
指示する、いわゆる親展通信機能が設定されていなけれ
ば、受信データをメモリに一旦格納してから逐次受信デ
ータを読み出して印字出力するように構成されており、
したがって、受信時ごとに用紙に印字出力し、すばやく
受信者に届けるという通信機器としての役割を果たして
いる。
モードにおいて、パスワードの入力によって印字出力を
指示する、いわゆる親展通信機能が設定されていなけれ
ば、受信データをメモリに一旦格納してから逐次受信デ
ータを読み出して印字出力するように構成されており、
したがって、受信時ごとに用紙に印字出力し、すばやく
受信者に届けるという通信機器としての役割を果たして
いる。
【0003】また、ファクシミリ装置において、前記印
字出力するための印刷部として電子写真方式の構成を採
用しているものは、感光体と、この感光体を潜像形成の
ために露光する光学部と、露光部分にトナー顕像を形成
するトナー現像部と、用紙にトナー像を転写する転写部
と、転写後の用紙を加圧加熱して像定着する定着部等が
設置されている。
字出力するための印刷部として電子写真方式の構成を採
用しているものは、感光体と、この感光体を潜像形成の
ために露光する光学部と、露光部分にトナー顕像を形成
するトナー現像部と、用紙にトナー像を転写する転写部
と、転写後の用紙を加圧加熱して像定着する定着部等が
設置されている。
【0004】そして、通常受信モードが設定されている
場合には、受信時ごとに、各部に対して印字出力を可能
にする制御が行われており、例えば前記定着部において
は像定着に適した温度範囲になるように温度管理制御が
行われている。
場合には、受信時ごとに、各部に対して印字出力を可能
にする制御が行われており、例えば前記定着部において
は像定着に適した温度範囲になるように温度管理制御が
行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のファクシミ
リ装置における印刷部の定着部に対する制御では、受信
時ごとに、定着部の温度を待機温度から定着定常温度に
まで上げており、消費熱エネルギが膨大になっている。
リ装置における印刷部の定着部に対する制御では、受信
時ごとに、定着部の温度を待機温度から定着定常温度に
まで上げており、消費熱エネルギが膨大になっている。
【0006】この問題に対応するため、特開平5-333743
号公報,特開平6-118836号公報に記載されている技術の
ように、定着部における消費電力を減らすために、印刷
が実行されない間には電力供給を停止させたり、あるい
は印刷間隔に応じて通電を制御する方法を採用すること
が考えられるが、これらは簡単な制御とはいえない。
号公報,特開平6-118836号公報に記載されている技術の
ように、定着部における消費電力を減らすために、印刷
が実行されない間には電力供給を停止させたり、あるい
は印刷間隔に応じて通電を制御する方法を採用すること
が考えられるが、これらは簡単な制御とはいえない。
【0007】ところで、実使用時において、ファクシミ
リ装置の近傍に、常に、受信者がいるとは限らず、送信
者が受信者に対してデータを送ったことを連絡しない限
り、送信内容が印字出力されて排紙された用紙は、用紙
受けトレーに置かれたままになっていることが多い。し
たがって、この点からすれば、受信データを受信時ごと
に、すばやく対応して印字出力することは絶対的に必要
なことであるとはいえない。
リ装置の近傍に、常に、受信者がいるとは限らず、送信
者が受信者に対してデータを送ったことを連絡しない限
り、送信内容が印字出力されて排紙された用紙は、用紙
受けトレーに置かれたままになっていることが多い。し
たがって、この点からすれば、受信データを受信時ごと
に、すばやく対応して印字出力することは絶対的に必要
なことであるとはいえない。
【0008】そこで本発明は、上記の従来のファクシミ
リ装置の諸点に鑑み、簡単な構成によって省エネルギ化
を図るため、受信データをまとめて印字出力することを
可能にしたファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
リ装置の諸点に鑑み、簡単な構成によって省エネルギ化
を図るため、受信データをまとめて印字出力することを
可能にしたファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、受信データを格納するデータ蓄積メモリ
と、このデータ蓄積メモリからデータを読み出して印字
出力するための電子写真方式の印刷部とを備えたファク
シミリ装置において、前記データ蓄積メモリに格納され
た受信データが予め定められた所定量に達したときに、
前記印刷部における印字出力動作を行わせる制御手段を
備えたものであり、この構成によって、ある所定のデー
タ量ごとに印字出力をまとめて行うことによって、電子
写真方式の印刷部における定着部の待機温度から定着可
能温度まで温度上昇させる回数を低減させることができ
るため、省電力化が図れる。
め、本発明は、受信データを格納するデータ蓄積メモリ
と、このデータ蓄積メモリからデータを読み出して印字
出力するための電子写真方式の印刷部とを備えたファク
シミリ装置において、前記データ蓄積メモリに格納され
た受信データが予め定められた所定量に達したときに、
前記印刷部における印字出力動作を行わせる制御手段を
備えたものであり、この構成によって、ある所定のデー
タ量ごとに印字出力をまとめて行うことによって、電子
写真方式の印刷部における定着部の待機温度から定着可
能温度まで温度上昇させる回数を低減させることができ
るため、省電力化が図れる。
【0010】また本発明は、受信データを格納するデー
タ蓄積メモリと、このデータ蓄積メモリからデータを読
み出して印字出力するための電子写真方式の印刷部とを
備えたファクシミリ装置において、一定の時間経過ごと
に前記印刷部における印字出力動作を行わせる制御手段
を備えたものであり、この構成によって、ある一定時間
ごとに印字出力をまとめて行うことによって、電子写真
方式の印刷部における定着部の待機温度から定着可能温
度まで温度上昇させる回数を低減させることができるた
め、省電力化が図れる。
タ蓄積メモリと、このデータ蓄積メモリからデータを読
み出して印字出力するための電子写真方式の印刷部とを
備えたファクシミリ装置において、一定の時間経過ごと
に前記印刷部における印字出力動作を行わせる制御手段
を備えたものであり、この構成によって、ある一定時間
ごとに印字出力をまとめて行うことによって、電子写真
方式の印刷部における定着部の待機温度から定着可能温
度まで温度上昇させる回数を低減させることができるた
め、省電力化が図れる。
【0011】また本発明は、前記制御手段の制御とは関
係なく、前記印刷部における印字出力動作を行わせるた
めの外部操作手段を設けたものであり、この構成によっ
て、設定されたデータ量あるいは時間に関係なく、外部
操作手段を操作することによって受信したデータ内容を
随時見ることが可能になる。
係なく、前記印刷部における印字出力動作を行わせるた
めの外部操作手段を設けたものであり、この構成によっ
て、設定されたデータ量あるいは時間に関係なく、外部
操作手段を操作することによって受信したデータ内容を
随時見ることが可能になる。
【0012】また本発明は、特定の相手先を予め設定す
ることを可能にし、その相手先からの受信データの入力
に際して、前記印刷部における印字出力動作を行わせる
制御手段を備えたものであり、この構成によって、設定
されたデータ量あるいは時間に関係なく、特定の相手で
あれば受信したデータ内容を、他に優先して迅速に見る
ことが可能になる。
ることを可能にし、その相手先からの受信データの入力
に際して、前記印刷部における印字出力動作を行わせる
制御手段を備えたものであり、この構成によって、設定
されたデータ量あるいは時間に関係なく、特定の相手で
あれば受信したデータ内容を、他に優先して迅速に見る
ことが可能になる。
【0013】また本発明は、送信相手に係るデータを認
識可能にし、送信相手の中から任意の相手からの受信デ
ータのみを印字出力することを可能にしたものであり、
この構成によって、送信相手を選択することが可能にな
り、受信データの中から必要なデータのみ印字出力する
ことができるため、不必要な受信データの印刷を止める
ことができる。
識可能にし、送信相手の中から任意の相手からの受信デ
ータのみを印字出力することを可能にしたものであり、
この構成によって、送信相手を選択することが可能にな
り、受信データの中から必要なデータのみ印字出力する
ことができるため、不必要な受信データの印刷を止める
ことができる。
【0014】また本発明は、送信相手に係るデータを認
識可能にし、データ蓄積メモリに格納された受信データ
を削除することを可能にしたものであり、この構成によ
って、不必要な受信データの印刷を止めることができ、
しかもメモリ容量の節約が図れる。
識可能にし、データ蓄積メモリに格納された受信データ
を削除することを可能にしたものであり、この構成によ
って、不必要な受信データの印刷を止めることができ、
しかもメモリ容量の節約が図れる。
【0015】また本発明は、前記データ蓄積メモリにお
ける受信データの格納状態、あるいは前記印刷部におけ
る印字出力動作に係るモードを選択的に設定するための
設定手段を備えたものであり、この構成によって、ユー
ザが、前記各発明の構成による各種状態のモードを、設
定スイッチなどの設定手段を用いて自己のニーズに適応
したものに設定することが可能になる。
ける受信データの格納状態、あるいは前記印刷部におけ
る印字出力動作に係るモードを選択的に設定するための
設定手段を備えたものであり、この構成によって、ユー
ザが、前記各発明の構成による各種状態のモードを、設
定スイッチなどの設定手段を用いて自己のニーズに適応
したものに設定することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態を説明するため
のファクシミリ装置の全体斜視図であり、1は装置本体
2の上部に設置された操作パネル、3は原稿がセットさ
れる原稿セット部、4は電話回線に接続されている受話
器、5は、装置本体1の前面側に設けられて、排紙され
た用紙を受ける用紙トレイ、6は読取動作後に排出され
た原稿を受ける原稿トレイ、7,8は印字用の用紙が収
納されている給紙カセットと給紙ユニットであり、これ
らの各部材については公知のものである。
のファクシミリ装置の全体斜視図であり、1は装置本体
2の上部に設置された操作パネル、3は原稿がセットさ
れる原稿セット部、4は電話回線に接続されている受話
器、5は、装置本体1の前面側に設けられて、排紙され
た用紙を受ける用紙トレイ、6は読取動作後に排出され
た原稿を受ける原稿トレイ、7,8は印字用の用紙が収
納されている給紙カセットと給紙ユニットであり、これ
らの各部材については公知のものである。
【0018】図2は前記操作パネルを拡大して示した平
面図であり、10はLCDあるいはLED表示装置からな
る表示部、11は各種動作状態を表示するランプ群であっ
て、例えばランプ群11において、11aは電源が入ってい
るときに点灯する電源ランプ、11bは送信中/受信中に
点灯する通信中ランプ、11cは親展受信モードでなくて
メモリに受信データが格納されているときに点灯する受
信ランプ、11dは親展受信モードによって受信したとき
に点灯する親展受信ランプである。
面図であり、10はLCDあるいはLED表示装置からな
る表示部、11は各種動作状態を表示するランプ群であっ
て、例えばランプ群11において、11aは電源が入ってい
るときに点灯する電源ランプ、11bは送信中/受信中に
点灯する通信中ランプ、11cは親展受信モードでなくて
メモリに受信データが格納されているときに点灯する受
信ランプ、11dは親展受信モードによって受信したとき
に点灯する親展受信ランプである。
【0019】12は入力キー群であって、例えば入力キー
群12において、12aは短縮ダイヤル記号あるいはアルフ
ァベット等を表示するための表示キー群、12bは、短縮
ダイヤルを登録するとき、あるいは短縮ダイヤルでダイ
ヤルするとき等に押される短縮ダイヤルキー、12cは入
力した文字あるいは数字を取り消すときに押されるクリ
アキーである。
群12において、12aは短縮ダイヤル記号あるいはアルフ
ァベット等を表示するための表示キー群、12bは、短縮
ダイヤルを登録するとき、あるいは短縮ダイヤルでダイ
ヤルするとき等に押される短縮ダイヤルキー、12cは入
力した文字あるいは数字を取り消すときに押されるクリ
アキーである。
【0020】13は各種モードあるいは動作状態を設定す
るための設定用キー群であって、例えば設定用キー群13
において、13aは、電話モード(手動受信モード)にする
か、ファクシミリモード(自動受信モード)にするかを設
定するための受信モードキー、13bは付加機能を使用す
るときに押されるファンクションキー、13cは送信時に
機能を付加するときに押される通信オプションキーであ
る。
るための設定用キー群であって、例えば設定用キー群13
において、13aは、電話モード(手動受信モード)にする
か、ファクシミリモード(自動受信モード)にするかを設
定するための受信モードキー、13bは付加機能を使用す
るときに押されるファンクションキー、13cは送信時に
機能を付加するときに押される通信オプションキーであ
る。
【0021】さらに、14はテンキー、15は設定動作を開
始させるためのスタートボタン、16は動作を停止させる
ためのストップボタン、17は、各種設定モードに優先し
て、メモリに格納された受信データを後述するように印
字出力させるために設置されたスライド可能な外部操作
手段としての印字スタート・スイッチである。
始させるためのスタートボタン、16は動作を停止させる
ためのストップボタン、17は、各種設定モードに優先し
て、メモリに格納された受信データを後述するように印
字出力させるために設置されたスライド可能な外部操作
手段としての印字スタート・スイッチである。
【0022】図3は前記装置本体に内蔵された電子写真
方式の印刷部および読取部の概略構成図であり、装置本
体2内には、原稿画像を光学的に読み取る読取部20と、
印刷部としての画像形成部30とが設置されている。
方式の印刷部および読取部の概略構成図であり、装置本
体2内には、原稿画像を光学的に読み取る読取部20と、
印刷部としての画像形成部30とが設置されている。
【0023】読取部20は、装置本体2の上部に設けられ
た原稿セット部3と、原稿セット部3にセットされた原
稿を読取部分に給紙するピックアップローラ21と、原稿
を1枚ずつ分離搬送するための分離搬送部22と、原稿画
像を光学的に読み取りかつ画像データなどを出力する光
学的読取センサである密着センサ23と、密着センサ23に
おける原稿搬送方向の両側にそれぞれ設置されて原稿を
送るフィードローラ24,25等から構成されている。
た原稿セット部3と、原稿セット部3にセットされた原
稿を読取部分に給紙するピックアップローラ21と、原稿
を1枚ずつ分離搬送するための分離搬送部22と、原稿画
像を光学的に読み取りかつ画像データなどを出力する光
学的読取センサである密着センサ23と、密着センサ23に
おける原稿搬送方向の両側にそれぞれ設置されて原稿を
送るフィードローラ24,25等から構成されている。
【0024】画像形成部30は、印字用の用紙が収納され
ている給紙カセット7(給紙ユニット8はオプションで
あるので省略した)と、給紙カセット7に収納されてい
る用紙を給紙する半円状のピックアップローラ31と、用
紙搬送案内部材32と、公知の感光体,トナー収納部,現
像ローラ,クリーニング部材等が収納されているプロセ
スカートリッジ33と、画像形成時にプロセスカートリッ
ジ33に搭載されている感光体に対して潜像形成のための
露光を行うレーザ光源ユニット34と、用紙に対してトナ
ー像の転写を行う転写チャージャ部35と、転写後の用紙
に対して定着を行う定着部36と、排紙ローラ37等から構
成されている。
ている給紙カセット7(給紙ユニット8はオプションで
あるので省略した)と、給紙カセット7に収納されてい
る用紙を給紙する半円状のピックアップローラ31と、用
紙搬送案内部材32と、公知の感光体,トナー収納部,現
像ローラ,クリーニング部材等が収納されているプロセ
スカートリッジ33と、画像形成時にプロセスカートリッ
ジ33に搭載されている感光体に対して潜像形成のための
露光を行うレーザ光源ユニット34と、用紙に対してトナ
ー像の転写を行う転写チャージャ部35と、転写後の用紙
に対して定着を行う定着部36と、排紙ローラ37等から構
成されている。
【0025】図4は本実施形態であるファクシミリ装置
の制御系の要部を示すブロック図であり、40は中央演算
処理部(CPU)であって、CPU40は、送受信制御部41
を介して通信回線と接続しており、操作パネル1,表示
部10,読取部20,画像形成部30等と信号の授受を行い、
前記各部をコントロールしている。
の制御系の要部を示すブロック図であり、40は中央演算
処理部(CPU)であって、CPU40は、送受信制御部41
を介して通信回線と接続しており、操作パネル1,表示
部10,読取部20,画像形成部30等と信号の授受を行い、
前記各部をコントロールしている。
【0026】さらに、CPU40は、受信データをデータ
蓄積部であるメモリ(図示せず)に格納したり、メモリか
らのデータ読出制御を行う受信データ蓄積制御部42と、
受信データをページ単位でカウントするページ・カウン
タを制御するカウンタ制御部43と、受信データを設定さ
れた時間単位で区別するように制御するタイマ制御部44
と、予め指定されている送信者の電話番号,氏名等の情
報を受信データ中から判別して、特定の送信者からの受
信データであると判別されると優先して印字出力させた
り、あるいは全受信データにおける送信者情報を表示部
10に表示させたり、その判別結果によって受信データ蓄
積制御部42を介してメモリ中のデータ削除を行う送信者
データ制御部45等とデータの授受を行い、各部をコント
ロールしている。
蓄積部であるメモリ(図示せず)に格納したり、メモリか
らのデータ読出制御を行う受信データ蓄積制御部42と、
受信データをページ単位でカウントするページ・カウン
タを制御するカウンタ制御部43と、受信データを設定さ
れた時間単位で区別するように制御するタイマ制御部44
と、予め指定されている送信者の電話番号,氏名等の情
報を受信データ中から判別して、特定の送信者からの受
信データであると判別されると優先して印字出力させた
り、あるいは全受信データにおける送信者情報を表示部
10に表示させたり、その判別結果によって受信データ蓄
積制御部42を介してメモリ中のデータ削除を行う送信者
データ制御部45等とデータの授受を行い、各部をコント
ロールしている。
【0027】次に前記構成のファクシミリ装置における
受信時の主要動作を図5のフローチャートを参照して説
明する。まず、通信回線から送信されて送受信制御部41
によって受信された画像データ(受信データ)は、一旦、
メモリに格納される(S1)。そして印字スタート・スイッ
チ17がオンされて、通常の印字出力モードに設定されて
いる場合には(S2のYES)、メモリから画像データが逐次
読み出されて画像形成部30において印字出力(用紙への
画像印刷)される(S3)。すなわち、読み出された画像デ
ータに基づいて、レーザ光源ユニット34はプロセスカー
トリッジ33内の感光体を露光して潜像を形成する。この
潜像形成後に感光体に対してトナー現像が行われ、この
トナー像が転写チャージャ部35において、給紙されてき
た用紙に転写される。転写後の用紙は、定着部36におい
て加圧加熱されて像定着処理を受けた後、排紙ローラ37
により外部に排出される。
受信時の主要動作を図5のフローチャートを参照して説
明する。まず、通信回線から送信されて送受信制御部41
によって受信された画像データ(受信データ)は、一旦、
メモリに格納される(S1)。そして印字スタート・スイッ
チ17がオンされて、通常の印字出力モードに設定されて
いる場合には(S2のYES)、メモリから画像データが逐次
読み出されて画像形成部30において印字出力(用紙への
画像印刷)される(S3)。すなわち、読み出された画像デ
ータに基づいて、レーザ光源ユニット34はプロセスカー
トリッジ33内の感光体を露光して潜像を形成する。この
潜像形成後に感光体に対してトナー現像が行われ、この
トナー像が転写チャージャ部35において、給紙されてき
た用紙に転写される。転写後の用紙は、定着部36におい
て加圧加熱されて像定着処理を受けた後、排紙ローラ37
により外部に排出される。
【0028】前記印字出力に際して、CPU40は各部に
対する動作制御を行うが、定着部36に対しては像定着処
理に必要な所定の温度になるように、例えば待機温度か
ら定着定常温度に達するように、ヒータなどをコントロ
ールして加熱処理を行う。
対する動作制御を行うが、定着部36に対しては像定着処
理に必要な所定の温度になるように、例えば待機温度か
ら定着定常温度に達するように、ヒータなどをコントロ
ールして加熱処理を行う。
【0029】印字スタート・スイッチ17がオフであっ
て、本発明の特徴である省エネルギ・モードに設定され
ている場合には(S2のNO)、タイマ制御部44による時間制
御によって、例えば最初に受信してからN時間(予め定
められた時間)になると(S4のYES)、CPU40へ印字出力
開始信号を送り、前記のようにメモリから画像データを
読み出して画像形成部30において印字出力を行わせる(S
3)。タイマ制御部44による時間制御としては、一定時間
ごとに印字出力を行わせたり、時間を指定して、例えば
午後2時に印字出力を行わせること等が考えられる。
て、本発明の特徴である省エネルギ・モードに設定され
ている場合には(S2のNO)、タイマ制御部44による時間制
御によって、例えば最初に受信してからN時間(予め定
められた時間)になると(S4のYES)、CPU40へ印字出力
開始信号を送り、前記のようにメモリから画像データを
読み出して画像形成部30において印字出力を行わせる(S
3)。タイマ制御部44による時間制御としては、一定時間
ごとに印字出力を行わせたり、時間を指定して、例えば
午後2時に印字出力を行わせること等が考えられる。
【0030】さらには送信者データ制御部45に送信者情
報が登録されていて、無条件で優先して印字出力させる
送信者からの受信データがある場合(S5のYES)、あるい
はカウンタ制御部43による受信量管理制御によって、ペ
ージ単位の画像データの受信量がNページ以上(例えば1
0ページ以上)に達している場合に(S6のYES)、前記のよ
うにCPU40へ印字出力開始信号を送り、メモリから画
像データを読み出して画像形成部30において印字出力を
行わせる(S3)。カウンタ制御部43における受信量管理の
設定は、例えば操作パネル1におけるファンクションキ
ー13bとテンキー14を操作することによって任意に設定
するような構成にすることができる。この設定量をゼロ
とすれば受信後すぐに印字出力されることになる。
報が登録されていて、無条件で優先して印字出力させる
送信者からの受信データがある場合(S5のYES)、あるい
はカウンタ制御部43による受信量管理制御によって、ペ
ージ単位の画像データの受信量がNページ以上(例えば1
0ページ以上)に達している場合に(S6のYES)、前記のよ
うにCPU40へ印字出力開始信号を送り、メモリから画
像データを読み出して画像形成部30において印字出力を
行わせる(S3)。カウンタ制御部43における受信量管理の
設定は、例えば操作パネル1におけるファンクションキ
ー13bとテンキー14を操作することによって任意に設定
するような構成にすることができる。この設定量をゼロ
とすれば受信後すぐに印字出力されることになる。
【0031】前記印字出力に係る各種設定がなされてい
ても、印字スタート・スイッチ17がオンされて、通常の
印字出力モードに設定されているとき(S2のYES)、親展
受信機能が設定されていない場合には、メモリからデー
タが逐次読み出されて画像形成部30において印字出力さ
れる(S3)。
ても、印字スタート・スイッチ17がオンされて、通常の
印字出力モードに設定されているとき(S2のYES)、親展
受信機能が設定されていない場合には、メモリからデー
タが逐次読み出されて画像形成部30において印字出力さ
れる(S3)。
【0032】また送信者データ制御部45において、前記
のように優先して印字出力させる制御を行うことの他
に、全受信データにおける送信者情報を表示部10に表示
させて、ユーザによって、印字スタート・スイッチ17を
オン操作して、印字出力する受信データを選択するこ
と、さらに不要と判断した受信データ(誤受信,広告,
アンケート要求などの送信データ)を、操作パネル1に
おけるファンクションキー13bとクリアキー12cを操作す
ることなどによって、メモリ中から削除することができ
る。このようにすることによって、印刷あるいは用紙の
無駄をなくし、メモリ容量を有効に使用することができ
る。
のように優先して印字出力させる制御を行うことの他
に、全受信データにおける送信者情報を表示部10に表示
させて、ユーザによって、印字スタート・スイッチ17を
オン操作して、印字出力する受信データを選択するこ
と、さらに不要と判断した受信データ(誤受信,広告,
アンケート要求などの送信データ)を、操作パネル1に
おけるファンクションキー13bとクリアキー12cを操作す
ることなどによって、メモリ中から削除することができ
る。このようにすることによって、印刷あるいは用紙の
無駄をなくし、メモリ容量を有効に使用することができ
る。
【0033】なお、前記各種の印字出力モードあるいは
メモリにおけるデータ格納制御は、ファンクションキー
13bを操作することによって、その幾つかをCPU40に
任意に設定することが可能であり、このようにすること
によって、受信データの出力方法を無条件の印字出力に
したり、条件を付けて印字出力することが可能になるた
め、省エネルギを重視したり、あるいは利便性を重視す
るというユーザのニーズに合致した印字出力状態にファ
クシミリ装置を設定することができる。
メモリにおけるデータ格納制御は、ファンクションキー
13bを操作することによって、その幾つかをCPU40に
任意に設定することが可能であり、このようにすること
によって、受信データの出力方法を無条件の印字出力に
したり、条件を付けて印字出力することが可能になるた
め、省エネルギを重視したり、あるいは利便性を重視す
るというユーザのニーズに合致した印字出力状態にファ
クシミリ装置を設定することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ装置は、ある所定のデータ量ごとに、あるいはある
一定時間ごとに印字出力をまとめて行うことによって、
電子写真方式の印刷部における定着部を待機温度から定
着可能温度まで温度上昇させる回数が低減し、省電力化
が実現する。
ミリ装置は、ある所定のデータ量ごとに、あるいはある
一定時間ごとに印字出力をまとめて行うことによって、
電子写真方式の印刷部における定着部を待機温度から定
着可能温度まで温度上昇させる回数が低減し、省電力化
が実現する。
【0035】また、設定されたデータ量あるいは時間に
関係なく、外部操作手段を操作することによって受信し
たデータ内容を随時見ることが可能であるため、ユーザ
の意向にあった送信内容の認識が行われることになる。
関係なく、外部操作手段を操作することによって受信し
たデータ内容を随時見ることが可能であるため、ユーザ
の意向にあった送信内容の認識が行われることになる。
【0036】また設定されたデータ量あるいは時間に関
係なく、特定の相手であれば受信したデータ内容を、他
に優先して迅速に見ることが可能になる。
係なく、特定の相手であれば受信したデータ内容を、他
に優先して迅速に見ることが可能になる。
【0037】また送信相手を選択することが可能にな
り、受信データの中から必要なデータのみ印字出力する
ことができるため、不必要な受信データの印刷を止める
ことができ、しかも不必要な受信データをメモリから削
除することができるため、メモリ容量の節約が図れる。
り、受信データの中から必要なデータのみ印字出力する
ことができるため、不必要な受信データの印刷を止める
ことができ、しかも不必要な受信データをメモリから削
除することができるため、メモリ容量の節約が図れる。
【0038】またデータ蓄積メモリにおける受信データ
の格納状態、あるいは印字出力動作に係る各種モードを
選択的に設定することができるため、ユーザが自己のニ
ーズに適応したものにファクシミリの印字機能を任意に
設定することが可能になる。
の格納状態、あるいは印字出力動作に係る各種モードを
選択的に設定することができるため、ユーザが自己のニ
ーズに適応したものにファクシミリの印字機能を任意に
設定することが可能になる。
【図1】本発明の一実施形態を説明するためのファクシ
ミリ装置の全体斜視図である。
ミリ装置の全体斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態における操作パネルを拡大
して示した平面図である。
して示した平面図である。
【図3】本発明の一実施形態における電子写真方式の印
刷部および読取部の概略構成図である。
刷部および読取部の概略構成図である。
【図4】本発明の一実施形態における制御系の要部を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態のファクシミリ装置におけ
る受信時の主要動作に係るフローチャートである。
る受信時の主要動作に係るフローチャートである。
1…操作パネル、 10…表示部、 11…ランプ群、 12
…入力キー群、 13…設定用キー群、 17…印字スター
ト・スイッチ、 20…読取部、 30…画像形成部、 36
…定着部、 40…CPU、 41…送受信制御部、 42…
受信データ蓄積制御部、 43…カウンタ制御部、 44…
タイマ制御部、 45…送信者データ制御部。
…入力キー群、 13…設定用キー群、 17…印字スター
ト・スイッチ、 20…読取部、 30…画像形成部、 36
…定着部、 40…CPU、 41…送受信制御部、 42…
受信データ蓄積制御部、 43…カウンタ制御部、 44…
タイマ制御部、 45…送信者データ制御部。
Claims (7)
- 【請求項1】 受信データを格納するデータ蓄積メモリ
と、このデータ蓄積メモリからデータを読み出して印字
出力するための電子写真方式の印刷部とを備えたファク
シミリ装置において、前記データ蓄積メモリに格納され
た受信データが予め定められた所定量に達したときに、
前記印刷部における印字出力動作を行わせる制御手段を
備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 受信データを格納するデータ蓄積メモリ
と、このデータ蓄積メモリからデータを読み出して印字
出力するための電子写真方式の印刷部とを備えたファク
シミリ装置において、一定の時間経過ごとに前記印刷部
における印字出力動作を行わせる制御手段を備えたこと
を特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】 前記制御手段の制御とは関係なく、前記
印刷部における印字出力動作を行わせるための外部操作
手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 特定の相手先を予め設定することを可能
にし、その相手先からの受信データの入力に際して、前
記印刷部における印字出力動作を行わせる制御手段を備
えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のフ
ァクシミリ装置。 - 【請求項5】 送信相手に係るデータを認識可能にし、
送信相手の中から任意の相手からの受信データのみを印
字出力することを可能にしたことを特徴とする請求項1
または請求項2記載のファクシミリ装置。 - 【請求項6】 送信相手に係るデータを認識可能にし、
データ蓄積メモリに格納された受信データを削除するこ
とを可能にしたことを特徴とする請求項1,2または請
求項5記載のファクシミリ装置。 - 【請求項7】 前記データ蓄積メモリにおける受信デー
タの格納状態、あるいは前記印刷部における印字出力動
作に係るモードを選択的に設定するための設定手段を備
えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9209064A JPH1155437A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9209064A JPH1155437A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1155437A true JPH1155437A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16566662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9209064A Pending JPH1155437A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1155437A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092604A (ja) * | 2007-12-14 | 2008-04-17 | Kyocera Mita Corp | 複合機 |
JP2013093771A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Sharp Corp | データ送受信装置及びデータ印字ソート方法 |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP9209064A patent/JPH1155437A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092604A (ja) * | 2007-12-14 | 2008-04-17 | Kyocera Mita Corp | 複合機 |
JP2013093771A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Sharp Corp | データ送受信装置及びデータ印字ソート方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |