JPH1155298A - 情報通信装置 - Google Patents

情報通信装置

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JPH1155298A
JPH1155298A JP15807198A JP15807198A JPH1155298A JP H1155298 A JPH1155298 A JP H1155298A JP 15807198 A JP15807198 A JP 15807198A JP 15807198 A JP15807198 A JP 15807198A JP H1155298 A JPH1155298 A JP H1155298A
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JP
Japan
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JP15807198A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takada
雅行 高田
Takashi Ueno
隆司 植野
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の通信バスへの接続と切断を自在に行う
ことができる車両用情報通信装置を提供する。 【解決手段】 機能提供機器(71,73)と、機能利
用機器(81,83)と、機器管理装置61とを同一通
信バス1に接続して、機器管理装置61に機能提供機器
(71,73)が提供する機能を表す提供機能情報と、
機能利用機器(81,83)が利用する機能を表す利用
機能情報とを保存するとともに、双方の機能情報が一致
した場合には、当該機能利用機器(81,83)が、当
該機能提供機器(71,73)が提供する機能を利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続される機器の機能を共用することができる情報通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用情報通信装置としては、特
開平4−326898号公報記載のものが知られてい
る。
【0003】このものは、表示等を行うマスタ装置と、
表示用情報をマスタ装置に転送する複数のスレーブ装置
が同一通信バスに接続されており、通信バス上にマスタ
装置側で予め予定していないスレーブ装置が接続された
場合でも、マスタ装置の表示装置に当該スレーブ装置の
機能を表す情報を表示することができるという利点を有
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記車
両用情報通信装置においては、他のスレーブ装置の機能
を用いて動作するようなスレーブ装置が先に通信バスに
接続している場合は、利用したい機能を持つスレーブ装
置が後から通信バスに接続されても利用することができ
なかった。また、通信バスに接続されているスレーブ装
置が通信バスから切断された場合に、車両用情報通信装
置全体の動作をどのようにするかといった方法等までは
考慮されていなかった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、通信バスへの接続と切断を自在に行
うことができる車両用情報通信装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、他の機器に機能を提供する機
能提供機器と、他の機器の機能を利用する機能利用機器
とを同一通信バスに接続する情報通信装置において、機
能提供機器が提供する機能を表す提供機能情報と、機能
利用機器が利用する機能を表す利用機能情報とを保存す
るとともに、双方の機能情報を比較する管理手段を有
し、機能提供機器の提供機能情報と、機能利用機器の利
用機能情報とが一致した場合には、当該機能利用機器
が、当該機能提供機器が提供する機能を利用することを
要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記管理手段は、機器が新たに通信バスに接続
されたことを検出する接続検出手段と、新たに接続され
た機器が、機能提供機器か機能利用機器かを判断する接
続判断手段とを有することを要旨とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記管理手段は、機能提供機器が新たに接続さ
れた場合に、新たに接続された機能提供機器の提供機能
情報と、機能利用機器の利用機能情報とが一致したとき
には、当該機能利用機器に、新たに接続された機能提供
機器が提供する機能を利用させることを要旨とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記管理手段は、機能利用機器が新たに接続さ
れた場合に、新たに接続された機能利用機器の利用機能
情報と、機能提供機器の提供機能情報とが一致したとき
には、新たに接続された機能利用機器に、当該機能提供
機器が提供する機能を利用させることを要旨とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記管理手段は、機器が通信バスから切断され
たことを検出する切断検出手段と、切断された機器が、
機能提供機器か機能利用機器かを判断する切断判断手段
とを有することを要旨とする。
【0011】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記管理手段は、機能提供機器が切断された場
合に、切断された機能提供機器の提供機能情報と、機能
利用機器の利用機能情報とが一致したときには、当該機
能利用機器に、切断された機能提供機器が提供する機能
の利用を中止させることを要旨とする。
【0012】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記提供機能情報、及び利用機能情報は、所定
の情報フォーマットに機能情報を付加して送信されるこ
とを要旨とする。
【0013】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、他の機器に機能を提供する機能提供機器と、他
の機器の機能を利用する機能利用機器とを同一通信バス
に接続する情報通信装置において、機能提供機器が提供
する機能および機能利用機器が利用する機能のそれぞれ
の大分類を表す大分類提供機能情報および大分類利用機
能情報を保存するとともに、双方の大分類提供機能情報
と大分類利用機能情報を比較する第1の管理手段と、機
能提供機器および機能利用機器のそれぞれの大分類提供
機能情報と大分類利用機能情報とが一致した場合には、
双方の機器の詳細な機能を表す詳細機能情報を比較する
第2の管理手段と、双方の機器の詳細機能情報が一致し
た場合には、当該機能利用機器が、当該機能提供機器が
提供する機能を利用することを要旨とする。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、他の機
器に機能を提供する機能提供機器と、他の機器の機能を
利用する機能利用機器と、管理手段とを同一通信バスに
接続して、機能提供機器が提供する機能を表す提供機能
情報と、機能利用機器が利用する機能を表す利用機能情
報とを保存するとともに、双方の機能情報が一致した場
合には、当該機能利用機器が、当該機能提供機器が提供
する機能を利用することによって、機能提供機器と機能
利用機器の通信バスへの接続と切断を自在に行うことが
できる。
【0015】請求項2記載の本発明によれば、接続検出
手段が、機器が新たに通信バスに接続されたことを検出
すると、接続判断手段は、新たに接続された機器が、機
能提供機器か機能利用機器かを判断することによって、
機能提供機器と機能利用機器の通信バスへの接続と切断
を自在に行うことができる。
【0016】請求項3記載の本発明によれば、機能提供
機器が新たに接続された場合に、新たに接続された機能
提供機器の提供機能情報と、機能利用機器の利用機能情
報とが一致したときには、当該機能利用機器に、新たに
接続された機能提供機器が提供する機能を利用させるこ
とによって、機能提供機器と機能利用機器の通信バスへ
の接続と切断を自在に行うことができる。
【0017】請求項4記載の本発明によれば、機能利用
機器が新たに接続された場合に、新たに接続された機能
利用機器の利用機能情報と、機能提供機器の提供機能情
報とが一致したときには、新たに接続された機能利用機
器に、当該機能提供機器が提供する機能を利用させるこ
とによって、機能提供機器と機能利用機器の通信バスへ
の接続と切断を自在に行うことができる。
【0018】請求項5記載の本発明によれば、切断検出
手段が、機器が通信バスから切断されたことを検出する
と、切断判断手段が、切断された機器が、機能提供機器
か機能利用機器かを判断することによって、機能提供機
器と機能利用機器の通信バスへの接続と切断を自在に行
うことができる。
【0019】請求項6記載の本発明によれば、機能提供
機器が切断された場合に、切断された機能提供機器の提
供機能情報と、機能利用機器の利用機能情報とが一致し
たときには、当該機能利用機器に、切断された機能提供
機器が提供する機能の利用を中止させることによって、
機能提供機器と機能利用機器の通信バスへの接続と切断
を自在に行うことができる。
【0020】請求項7記載の本発明によれば、提供機能
情報、利用機能情報は、所定の情報フォーマットに機能
情報を付加して送信されることによって、機能提供機器
と機能利用機器の通信バスへの接続と切断を自在に行う
ことができる。
【0021】請求項8記載の本発明によれば、機能提供
機器が提供する機能および機能利用機器が利用する機能
のそれぞれの大分類を表す大分類提供機能情報および大
分類利用機能情報を保存するとともに、双方の大分類提
供機能情報と大分類利用機能情報を比較し、機能提供機
器および機能利用機器のそれぞれの大分類提供機能情報
と大分類利用機能情報とが一致した場合には、双方の機
器の詳細な機能を表す詳細機能情報を比較し、双方の機
器の詳細機能情報が一致した場合には、当該機能利用機
器が、当該機能提供機器が提供する機能を利用すること
によって、機能提供機器と機能利用機器の通信バスへの
接続と切断を自在に行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る車両用情報通信装置50のシステ
ム構成を示す図である。
【0024】図1において、車両用情報通信装置50に
は、通信バス51を介してバス方式のネットワークが形
成され、通信バス51を介して車両に搭載可能な複数の
機器を着脱自在に相互に接続され、これらの機器が有す
る機能を互いに授受できるように構成されている。
【0025】前席用操作スイッチ付きモニタ71は、例
えばインストルメントパネル上部に配置可能であり、後
席用操作スイッチ付きモニタ73は、例えばリヤコンソ
ール側面に後部同乗者に向かって配置されている。ま
た、ナビゲーション装置81は、例えばリヤコンソール
内部に配置されている。携帯電話装置83は、例えばリ
ヤコンソール上部に配置されている。さらに、機器管理
装置61は、例えばリヤコンソール内部に配置されてい
る。機器管理装置61には通信バス51を介して上述し
たような前席用操作スイッチ付きモニタ71、後席用操
作スイッチ付きモニタ73、ナビゲーション装置81、
携帯電話装置83等が着脱自在に接続されている。
【0026】同図において、前席用操作スイッチ付きモ
ニタ71は、ダイアル式スイッチとワイドモニタとを有
し、ダイアル式スイッチ機能とワイドモニタ機能とを他
の機器に提供可能な機能提供機器である。
【0027】後席用操作スイッチ付きモニタ73は、ジ
ョイスティック式スイッチとノーマルモニタとを有し、
ジョイスティック式スイッチ機能とノーマルモニタ機能
とを他の機器に提供可能な機能提供機器である。
【0028】ナビゲーション装置81は、走行先の目的
地が入力されたときに車両の現在位置から目的地までの
走行経路を探索する演算を行い、上述したようなモニタ
を利用して演算結果の走行経路を表示するものである。
なお、ナビゲーション装置81自身は、モニタ機能を有
しておらず、測位機能や演算機能のみを有するものであ
り、測位機能や演算機能のための情報の入力及びその結
果の表示について他の機器のスイッチ機能やモニタ機能
を利用する機能利用機器である。
【0029】携帯電話装置83は、携帯電話機本体と自
動車用アダプタを有し、無線によって通信を行うもので
あり、発信操作または着信操作のためのスイッチ機能や
モニタ機能を有する他の機器の機能を利用する機能利用
機器である。
【0030】また、機器管理装置61は、通信バス51
に接続される各機器の管理を行うものであり、情報保存
部63と、情報比較部65と、接続管理部67とから構
成される。
【0031】情報保存部63は、通信バス51に接続さ
れる各機器の提供機能情報や、利用機能情報や、他機器
の機能を利用している側の機器を登録する機能利用先リ
ストを保存するものであり、例えばRAMが用いられ
る。情報比較部65は、各機器の機能の情報を比較する
ものであり、接続管理部67は、通信バス51に接続さ
れている各機器の接続状況を管理するものである。情報
比較部65、及び接続管理部67には、例えばマイクロ
コンピュータが用いられる。また、機器管理装置61
に、例えばRAMを有するマイクロコンピュータ等を用
いてもよい。
【0032】次に、図2を参照して、本実施の形態にお
ける車両用情報通信装置50において、機能提供機器が
提供する機能を表す提供機能情報と、機能利用機器が利
用する機能を表す利用機能情報の情報フォーマットにつ
いて説明する。
【0033】同図に示すように、提供機能情報および利
用機能情報は、 コマンド名、引数部分 からなっており、さらに、引数部分は、送信元アドレス
と提供可能な機能名または利用可能な機能名からなって
いる。
【0034】例えば、前席用操作スイッチ付きモニタ7
1(アドレス=0071)が機器管理装置61(アドレス=
0061)に送信する提供機能情報は、その前に送信先アド
レスを付して、 0061,resource(0071,monitor_wide,switch_dial) という形式で送信される。ここでは、他の機器にワイド
モニタ機能、及びダイアル式スイッチ機能を提供可能で
あることを示している。
【0035】また、後席用操作スイッチ付きモニタ73
(アドレス=0073)が機器管理装置61に送信する提供
機能情報は、その前に送信先アドレスを付して、 0061,resource(0073,monitor_normal,switch_joystick) という形式で送信される。ここでは、他の機器にノーマ
ルモニタ機能、及びジョイスティック式スイッチ機能を
提供可能であることを示している。
【0036】また、ナビゲーション装置81(アドレス
=0081)が機器管理装置61に送信する利用機能情報
は、 0061,search(0081,switch_dial,monitor_wide) という形式で送信される。ここでは、他の機器が有する
ダイアル式スイッチ機能及びワイドモニタ機能を利用す
る必要があることを示している。
【0037】また、携帯電話装置83(アドレス=008
3)が機器管理装置61に送信する利用機能情報は、 0061,search(0083,switch_10key,switch_joystick,moni
tor_normal) という形式で送信される。ここでは、他の機器が有する
10キー式のスイッチ機能、ジョイスティック式のスイ
ッチ機能及びノーマルモニタ機能を利用する必要がある
ことを示している。
【0038】次に、図3乃至図9に示すフローチャート
に基づいて車両用情報通信装置50の動作を説明する。
図3乃至図5には、機器管理装置61のフローチャート
を示す。
【0039】ここで、車両に備えられたキー・シリンダ
にイグニッション・キーが挿入され、アクセサリ位置ま
でON操作された場合には、車両用情報通信装置50に
電源が供給されて起動される。
【0040】まず、図3において、ステップS100で
は、機器管理装置61は、初期化を行い、次に、各機器
から送信される情報の受信待ち状態になり、ステップS
110では、機器管理装置61に接続された機器から何
らかの情報を受信したか否かを判断し、何らかの情報を
受信するまでステップS110の判断を繰り返す。
【0041】次に、ステップS120では、受信した情
報が提供機能情報か否かを、コマンド名を比較して検出
する。受信したコマンド名が(resource)である場合に
は、提供機能情報であるのでステップS125に進み、
提供機能情報の保存時の処理を行う一方、提供機能情報
ではない場合は、ステップS130に進む。
【0042】ここで、図4に示すフローチャートを用い
て、機器管理装置61の提供機能情報の保存時の処理動
作を説明する。
【0043】まず、ステップS210では、機器管理装
置61は、受信した提供機能情報のうちコマンド名と引
数を情報保存部63に保存する。この場合、情報保存部
63にはコマンド名として(resource)が、引数として機
能アドレス(上述した送信元アドレス)及び機能名が保
存される。次に、ステップS220では、情報比較部6
5は、ステップS223に示す全ての比較検出処理を終
了したか判断する。そして、全ての比較検出処理が終了
するまでステップS223の処理を繰り返す。一方、全
ての比較検出処理が終了した場合には、提供機能情報の
保存時の処理動作を終了する。
【0044】ここで、ステップS223では、情報比較
部65は、情報保存部63に前もって保存されている利
用機能情報の中から、受信した提供機能情報とを比較し
て、双方の情報の引数部分のうちの機能名が一致した場
合には、ステップS225に進む一方、一致しない場合
は、ステップS220に戻る。
【0045】そして、ステップS225では、この利用
機能情報を送信した機能利用機器の機器アドレスに対し
て、提供可能な機能とその機能を有する機器アドレス
(例えば前席用操作スイッチ付きモニタ71、後席用操
作スイッチ付きモニタ73)を機能利用先リストに登録
するように指示する登録指示情報(answer)を送信す
る。
【0046】なお、登録指示情報(answer)は、 answer(機能名,機器アドレス) からなっている。なお、送信する際には、コマンドの前
に送信先アドレスが付されるが、以下では説明を簡単に
するため省略する。
【0047】図3に示すフローチャートに戻り、ステッ
プS130では、受信した情報が利用機能情報か否か
を、コマンド名を比較して検出する。受信したコマンド
名が(search)である場合には、利用機能情報であるので
ステップS135に進み、利用機能情報の保存時の処理
動作を行う一方、利用機能情報ではない場合は、ステッ
プS140に進む。
【0048】ここで、図5に示すフローチャートを用い
て、利用機能情報の保存時の処理動作を説明する。
【0049】まず、ステップS310では、機器管理装
置61は、受信した利用機能情報のうちコマンド名と引
数を対にして情報保存部63に保存する。この場合、情
報保存部63にはコマンド名として(resource)が、引数
として機能アドレス(上述した送信元アドレス)及び機
能名が保存される。次に、ステップS320では、ステ
ップS323に示す全ての比較検出処理を終了したか判
断する。そして、全ての比較検出処理が終了するまでス
テップS323の処理を繰り返す。一方、全ての比較検
出処理が終了した場合には、利用機能情報の保存時の処
理動作を終了する。
【0050】ここで、ステップS323では、情報比較
部65は、情報保存部63に前もって保存されている提
供機能情報の中から、受信した利用機能情報とを比較し
て、双方の情報の引数部分のうちの機能名が一致した場
合には、ステップS325に進む一方、一致しない場合
は、ステップS320を繰り返す。ステップS325で
は、この提供機能情報を送信した機器アドレスに対し
て、利用を必要とする機能とその機能を有する機器アド
レス(例えばナビゲーション装置81、携帯電話装置8
3)を機能利用先リストに登録するように指示する登録
指示情報(answer)を送信する。
【0051】図3に示すフローチャートに戻り、ステッ
プS140では、機器管理装置61の接続管理部67
は、通信バス51から機器が切断されことを検出したか
否かを判断する。機器の切断が検出された場合には、ス
テップS145に進み、通信バス51からの切断時の処
理動作を行う。一方、機器の切断が検出されなかった場
合には、ステップS110に戻り、処理を繰り返す。
【0052】なお、機器管理装置61の接続管理部67
では、以下のようにして通信バス51から機器が切断さ
れことを検出する。即ち、接続管理部67は、現在通信
バス51に接続中の機器に対して一定時間毎に動作確認
メッセージを送信し、この機器から応答情報が受け取れ
る場合には接続中として判断する一方、この機器から応
答情報が受け取れない場合には切断として判断する。ま
た、通信バス51がトークンリング式ネットワークを形
成している場合には、トークンの紛失に応じてネットワ
ークの構成変更を検出し、切断された機器を判断しても
よい。
【0053】ここで、図6に示すフローチャートを用い
て、通信バス51からの切断時の処理動作を説明する。
【0054】ステップS410では、情報比較部65
は、ステップS412に示す全ての比較検出処理を終了
したか否かを判断する。そして、全ての比較検出処理が
終了しない場合は、ステップS412に進む一方、全て
の比較検出処理が終了した場合は、ステップS420に
進む。
【0055】ステップS412では、提供機能情報の機
器アドレスと切断された機器の機器アドレスが一致する
か否かを判断する。双方の機器アドレスが一致した場合
には、ステップS413に進む一方、一致しない場合
は、ステップS410に戻り処理を繰り返す。
【0056】ステップS413では、切断された機器が
登録されている情報保存部63内の当該機器の提供機能
情報を削除する。
【0057】そして、ステップS414では、情報保存
部63に保存されている情報の中から、利用機能情報を
検出する。利用機能情報が検出された場合は、ステップ
S416に進む一方、利用機能情報の検出が終了した場
合は、ステップS410を繰り返す。
【0058】ステップS416では、検出された利用機
能情報と切断された機器の提供機能情報とを比較して、
双方の情報の引数部分のうちの機能名が一致した場合
は、ステップS418に進み、この利用機能情報を送信
した機器に対して、切断された機器を機能利用先リスト
から削除するように指示する削除指示情報(delete)を
送信する。
【0059】なお、削除指示情報(delete)は、 delete(機能名,機器アドレス) からなっており、切断された機能提供機器が提供してい
た提供機能を利用していた機能利用機器に対して、使用
できなくなった提供機能名とその機器アドレスを伝達す
る。
【0060】ステップS420では、情報比較部65
は、ステップS422に示す全ての比較検出処理を終了
したか否かを判断する。そして、全ての比較検出処理が
終了しない場合は、ステップS422に進む一方、全て
の比較検出処理が終了した場合は処理を終了する。
【0061】そして、ステップS422では、情報保存
部63に保存されている情報の中から、コマンド名が(s
earch)の利用機能情報を比較して、利用機能情報と切断
された機器の機器アドレスが一致するか否かを判断す
る。双方の機器アドレスが一致した場合には、ステップ
S424に進む一方、一致しない場合は、ステップS4
20を繰り返す。
【0062】ステップS424では、切断された機器が
登録されている情報保存部63内の当該機器の情報を削
除する。
【0063】次に、図7に示すフローチャートを用い
て、前席用操作スイッチ付きモニタ71、後席用操作ス
イッチ付きモニタ73、ナビゲーション装置81、携帯
電話装置83の初期処理についてまとめて説明する。
【0064】まず、ステップS510では、アクセサリ
ーSWオンで前席用操作スイッチ付きモニタ71、後席
用操作スイッチ付きモニタ73、ナビゲーション装置8
1、携帯電話装置83は、それぞれ初期化を行う。そし
て、ステップS520では、予め機能情報を格納してい
るメモリから他の機器に機能を提供することを表す提供
機能情報、すなわちコマンド名(resource)があるか否か
を判断する。提供機能情報を有する場合(前席用操作ス
イッチ付きモニタ71、後席用操作スイッチ付きモニタ
73)には、ステップS525に進む一方、提供機能情
報が無い場合には、ステップS530に進む。
【0065】そして、ステップS525では、前席用操
作スイッチ付きモニタ71(アドレス=0071)は、機器
管理装置61(アドレス=0061)に対して提供機能情報
として、 resource(0071,monitor_wide,switch_dial) を送信する。あるいは、後席用操作スイッチ付きモニタ
73(アドレス=0073)は、機器管理装置61に対して
提供機能情報として、 resource(0073,monitor_normal,switch_joystick) を、通信バス51を介して送信する。
【0066】一方、ステップS530では、予め機能情
報を格納しているメモリから他の機器の機能を利用する
ことを表す利用機能情報としてコマンド名(search)があ
るか否かを判断する。利用機能情報を有する場合(ナビ
ゲーション装置81、携帯電話装置83)は、ステップ
S535に進む一方、利用機能情報が無い場合には、初
期処理を終了する。
【0067】そして、ステップS535では、ナビゲー
ション装置81(アドレス=0081)は、機器管理装置6
1に対して利用機能情報として、 search(0081,switch_dial,monitor_wide) を送信する。あるいは、携帯電話装置83(アドレス=
0083)は、機器管理装置61に対して利用機能情報とし
て、 search(0083,switch_10key,switch_joystick,monitor_n
ormal) を、通信バス51を介して送信し、初期処理を終了す
る。
【0068】次に、図8に示すフローチャートを用い
て、他の機器に機能を提供する前席用操作スイッチ付き
モニタ71、後席用操作スイッチ付きモニタ73の受信
処理動作を説明する。
【0069】まず、ステップS610では、他の機器か
ら利用要求情報(request)を受信したか否かを判断す
る。利用要求情報を受信した場合には、ステップS61
5に進む一方、受信していない場合は、ステップS62
0に進む。
【0070】そして、ステップS615では、他の機器
から受信した利用要求情報(request)に応じて、自機
器が提供可能な情報を相手機器に通信バス51を介して
返送し、受信処理を終了する。
【0071】一方、ステップS630では、その他の受
信処理を行った後、受信処理を終了する。
【0072】次に、図9に示すフローチャートを用い
て、他の機器の機能を利用するナビゲーション装置8
1、携帯電話装置83の受信処理動作を説明する。
【0073】まず、ステップS710では、ナビゲーシ
ョン装置81、携帯電話装置83は、機器管理装置61
から通信バス51を介して登録指示情報(answer)を受
信したか否かを判断する。登録指示情報を受信した場合
は、ステップS713に進む一方、登録指示情報を受信
していない場合は、ステップS720に進む。
【0074】そして、ステップS713では、登録指示
情報(answer)によって指示された機能名及び機器アド
レスを機能利用先リストに登録する。そして、ステップ
S715では、機能利用先リストに登録した機器に対し
て、機能の利用を要求することを表す利用要求情報(re
quest)を送信し、通信バス51を介してその機能を利
用する。
【0075】なお、利用要求情報(request)は、 request(利用機能名,機器アドレス) からなっており、利用したい機能提供機器に対して、自
機器の利用機能名と自機器の機器アドレスを伝達する。
【0076】一方、ステップS720では、ナビゲーシ
ョン装置81、携帯電話装置83は、機器管理装置61
から削除指示情報(delete)を受信したか否かを判断す
る。削除指示情報(delete)を受信した場合は、ステッ
プS723に進む一方、削除指示情報(delete)を受信
していない場合は、ステップS730に進み、その他の
受信処理動作を行う。
【0077】そして、機器管理装置61から受信した削
除指示情報(delete)は、 delete(機能名,機器アドレス) となっているので、ステップS723では、削除指示情
報(delete)によって指示された削除すべき機器アドレ
スの情報を機能利用先リストから削除し、その機器を利
用しないようにする。
【0078】この結果、新たに機器が接続された場合で
も、新たな機器は既存の機器に対し機能を提供したり、
逆に機能を利用したりすることができ、機器を利用する
際の自由度と、機器の構成の自由度を向上することがで
きる。
【0079】次に、図10を参照して、車両用情報通信
装置50の通信バス51に、前席用操作スイッチ付きモ
ニタ71が新たに接続された場合の動作を説明する。
【0080】まず、同図(a)では、機器管理装置61
は、初期化を行い、各機器から送信される何らかの情報
の受信待ち状態になる。
【0081】通信バス51には前もって後席用操作スイ
ッチ付きモニタ73、ナビゲーション装置81、携帯電
話装置83が接続されているので、機器管理装置61は
接続された機器からの情報を受信し、受信した情報が提
供機能情報か否かをコマンド名を比較して検出する。
【0082】コマンド名が(resource)である場合、すな
わち、後席用操作スイッチ付きモニタ73から送信され
た提供機能情報である場合は、受信した提供機能情報を
機器管理装置61内の情報保存部63に保存し、情報保
存部63に保存されている情報の中から、利用機能情報
を検出する。そして、検出された利用機能情報と、受信
した提供機能情報とを比較して、双方の機器アドレスが
一致したときには、この利用機能情報を送信した機器に
対して、接続された後席用操作スイッチ付きモニタ73
を機能利用先リストに登録するように指示する登録指示
情報(answer)を送信する。
【0083】一方、コマンド名が(search)である場合、
すなわち、ナビゲーション装置81、携帯電話装置83
から送信された利用機能情報であった場合は、受信した
利用機能情報を機器管理装置61内の情報保存部63に
保存し、情報保存部63に保存されている情報の中か
ら、提供機能情報を検出する。そして、検出された提供
機能情報と、受信した利用機能情報とを比較して、双方
の情報の機能名が一致した場合は、ナビゲーション装置
81、携帯電話装置83に対して、この提供機能情報を
送信した機器を機能利用先リストに登録するように指示
する登録指示情報(answer)を送信する。
【0084】ここでは、携帯電話装置83が、後席用操
作スイッチ付きモニタ73のスイッチ機能を利用するこ
とができるようになる。
【0085】次に、同図(b)では、前席用操作スイッ
チ付きモニタ71が接続され、機器管理装置61が提供
機能情報として、 0061,resource(0071,monitor_wide,switch_dial) を受信すると、受信した情報が提供機能情報か否かを、
コマンド名を比較して検出する。ここでは、コマンド名
が(resource)であるので、提供機能情報であり、提供機
能情報の保存時の処理動作を行う。そして、受信した提
供機能情報を機器管理装置61内の情報保存部63に保
存し、情報保存部63に保存されている情報の中から、
利用機能情報を検出する。
【0086】そして、ナビゲーション装置81の利用機
能情報である 0061,search(0081,switch_dial,monitor_wide) と、携帯電話装置83の利用機能情報である 0061,search(0083,switch_10key,switch_dial,monitor_
normal) とが順次に受信した提供機能情報と比較される。双方の
情報の機能名が一致した場合は、同図(c)に示すよう
に、ナビゲーション装置81に対して、前席用操作スイ
ッチ付きモニタ71を機能利用先リストに登録するよう
に指示する登録指示情報(answer)を送信する。
【0087】機器管理装置61から登録指示情報(answ
er)を受信した場合は、登録指示情報(answer)によっ
て指示された前席用操作スイッチ付きモニタ71を機能
利用先リストに登録して、同図(d)に示すように、前
席用操作スイッチ付きモニタ71に対して、ダイアル式
スイッチ機能の提供を要求する利用要求情報(reques
t)を送信し、ナビゲーション装置は通信バス51を介
してダイアル式スイッチ機能を利用する。
【0088】次に、図11を参照して、車両用情報通信
装置50に通信バス51を介して新たに携帯電話装置8
3が接続された場合の動作を説明する。
【0089】まず、同図(a)では、機器管理装置61
は、初期化を行い、各機器から送信される何らかの情報
の受信待ち状態になる。
【0090】通信バス51には前もって前席用操作スイ
ッチ付きモニタ71、後席用操作スイッチ付きモニタ7
3、ナビゲーション装置81が接続されているので、機
器管理装置61に接続された機器から何らかの情報を受
信すると、受信した情報が提供機能情報か否かをコマン
ド名を比較して検出する。
【0091】コマンド名が(resource)である場合、すな
わち、前席用操作スイッチ付きモニタ71、及び後席用
操作スイッチ付きモニタ73から送信された提供機能情
報である場合は、受信した提供機能情報を機器管理装置
61内の情報保存部63に保存し、情報保存部63に保
存されている情報の中から、利用機能情報を検出する。
そして、検出された利用機能情報と、受信した提供機能
情報とを比較して、双方の機器アドレスが一致した場合
は、この利用機能情報を送信した機器に対して、前席用
操作スイッチ付きモニタ71、後席用操作スイッチ付き
モニタ73を機能利用先リストに登録するように指示す
る登録指示情報(answer)を送信する。
【0092】一方、コマンド名が(search)である場合、
すなわち、ナビゲーション装置81から送信された利用
機能情報であった場合は、受信した利用機能情報を機器
管理装置61内の情報保存部63に保存し、情報保存部
63に保存されている情報の中から、提供機能情報を検
出する。そして、検出された提供機能情報と、受信した
利用機能情報とを比較して、双方の機能名が一致した場
合は、ナビゲーション装置81に対して、提供機能情報
を送信した機器を機能利用先リストに登録するように指
示する登録指示情報(answer)を送信する。
【0093】ここでは、ナビゲーション装置81は、前
席用操作スイッチ付きモニタ71のダイアル式スイッチ
機能を利用することができるようになる。
【0094】同図(b)では、携帯電話装置83が通信
バス51に新たに接続され、機器管理装置61が利用機
能情報として、 0061,search(0083,switch_10key,switch_joystick,moni
tor_normal) を受信すると、受信した情報が利用機能情報か否かを、
コマンド名を比較して検出する。ここでは、通信文のコ
マンド名が(search)であるので、利用機能情報であり、
利用機能情報の保存時の処理動作を行う。
【0095】受信した利用機能情報を機器管理装置61
内の情報保存部63に保存し、情報保存部63に保存さ
れている情報の中から、提供機能情報を検出する。
【0096】ここでは、前席用操作スイッチ付きモニタ
71の情報である 0061,resource(0071,monitor_wide,switch_dial) と、後席用操作スイッチ付きモニタ73の情報である 0061,resource(0073,monitor_normal,switch_joystick) とが順次に受信した利用機能情報と比較される。そし
て、双方の機能名が一致した場合は、同図(c)に示す
ように、その機能(ここでは、ジョイスティック式スイ
ッチ機能とノーマルモニタ機能)を利用する必要のある
携帯電話装置83に対して、後席用操作スイッチ付きモ
ニタ73を機能利用先リストに登録するように指示する
登録指示情報(answer)を送信する。
【0097】機器管理装置61から登録指示情報(answ
er)を受信した場合は、登録指示情報(answer)によっ
て指示された後席用操作スイッチ付きモニタ73を機能
利用先リストに登録して、同図(d)に示すように、後
席用操作スイッチ付きモニタ73に対して、ジョイステ
ィック式スイッチ機能及びノーマルモニタ機能の提供を
要求する利用要求情報(request)を送信し、通信バス
51を介してジョイスティック式スイッチ機能を利用す
る。
【0098】次に、図12を参照して、車両用情報通信
装置50に通信バス51を介して接続されていた前席用
操作スイッチ付きモニタ71が切断された場合の動作を
説明する。
【0099】同図(a)では、まず、機器管理装置61
は、初期化を行い、各機器から送信される何らかの情報
の受信待ち状態になる。
【0100】機器管理装置61は、前席用操作スイッチ
付きモニタ71、後席用操作スイッチ付きモニタ73か
ら何らかの情報を受信すると、受信した情報が、提供機
能情報か否かをコマンド名を比較して検出する。
【0101】そして、前席用操作スイッチ付きモニタ7
1、及び後席用操作スイッチ付きモニタ73から受信し
た提供機能情報を機器管理装置61内の情報保存部63
に保存する。次に、情報保存部63に保存されている情
報の中から、利用機能情報としてコマンド名が(search)
の情報を比較して検出する。
【0102】次に、機器管理装置61は、ナビゲーショ
ン装置81、携帯電話装置83から情報を受信すると、
受信した何らかの情報が利用機能情報か否かをコマンド
名を比較して検出する。
【0103】そして、ナビゲーション装置81、携帯電
話装置83から受信した利用機能情報を機器管理装置6
1内の情報保存部63に保存する。次に、情報保存部6
3に保存されている情報の中から、提供機能情報を検出
する。このとき、情報保存部63には、前席用操作スイ
ッチ付きモニタ71の情報である 0061,resource(0071,monitor_wide,switch_dial) と、後席用操作スイッチ付きモニタ73の情報である 0061,resource(0073,monitor_normal,switch_joystick) が保存されている。
【0104】検出された提供機能情報と、受信した利用
機能情報とを比較して、双方の情報の機能名が一致した
場合は、この利用機能情報を送信したナビゲーション装
置81に対して、前席用操作スイッチ付きモニタ71を
機能利用先リストに登録するように指示する登録指示情
報(answer)を送信する。また、携帯電話装置83に対
して、後席用操作スイッチ付きモニタ73を機能利用先
リストに登録するように指示する登録指示情報(answe
r)を送信する。
【0105】ここまでの動作により、ナビゲーション装
置81は、前席用操作スイッチ付きモニタ71のダイア
ル式スイッチ機能とワイドモニタ機能を利用することが
できるようになる。また、携帯電話装置83は、後席用
操作スイッチ付きモニタ71のジョイスティック式スイ
ッチ機能とノーマルモニタ機能を利用することができる
ようになる。
【0106】次に、同図(b)に示すように、機器管理
装置61は、機器が通信バス51から切断されたことを
検出すると、情報保存部63に保存されている情報の中
から、提供機能情報を検出する。
【0107】ここでは、前席用操作スイッチ付きモニタ
71、後席用操作スイッチ付きモニタ73の提供機能情
報が検出される。ここでは、切断された機器の情報と、
情報保存部63に保存されている前席用操作スイッチ付
きモニタ71の提供機能情報とが一致するため、同図
(c)に示すように、前席用操作スイッチ付きモニタ7
1の機能を利用可能としているナビゲーション装置81
に対して、切断された前席用操作スイッチ付きモニタ7
1を機能利用先リストから削除するように削除指示情報
(delete)を送信する。
【0108】ナビゲーション装置81は、削除指示情報
(delete)を受信した場合、削除指示情報(delete)に
よって削除するように指示された前席用操作スイッチ付
きモニタ71を機能利用先リストから削除する。
【0109】(第2の実施の形態)図13は、本発明の
第2の実施の形態に係る車両用情報通信装置150のシ
ステム構成を示す図である。なお、構成要素について
は、第1の実施の形態と同一であり、同一の名称を付す
ことによって、その詳しい説明を省略する。
【0110】次に、図14を参照して、本実施の形態に
おける車両用情報通信装置150において、機能提供機
器が提供する機能および機能利用機器が利用する機能の
それぞれの大分類を表す大分類提供機能情報及び大分類
利用機能情報の情報フォーマットについて説明する。
【0111】同図に示すように、大分類提供機能情報及
び大分類利用機能情報は、コマンド名、引数部分からな
っており、さらに、引数部分は、送信元アドレスと提供
可能な大分類機能名または利用を必要とする大分類機能
名からなっている。
【0112】例えば、前席用操作スイッチ付きモニタ1
71(アドレス=0171)及び後席用操作スイッチ付きモ
ニタ173(アドレス=0173)が機器管理装置161
(アドレス=0161)に送信する大分類提供機能情報はそ
の前に送信先アドレスを付してそれぞれ、 0161,resource(0171,monitor,switch) 0161,resource(0173,monitor,switch) という形式で送信される。ここでは、他の機器にモニタ
機能とスイッチ機能を提供可能であることを示してい
る。
【0113】また、ナビゲーション装置181(アドレ
ス=0181)及び携帯電話装置183(アドレス=0183)
が機器管理装置161に送信する大分類利用機能情報は
その前に送信先アドレスを付してそれぞれ、 0161,search(0181,switch,monitor) 0161,search(0183,switch,monitor) という形式で送信される。ここでは、他の機器が有する
スイッチ機能とモニタ機能を利用可能であることを示し
ている。
【0114】次に、図15を参照して、各機能提供機器
の機能に対応するそれぞれの大分類提供機能情報及び詳
細機能情報について説明する。
【0115】各機能提供機器の機能に対応して、図15
に示すように、大分類提供機能情報は(monitor)及び
(switch)の2種類に大別することができる。
【0116】また、大分類提供機能情報に属する(moni
tor)は、詳細機能情報として(monitor_normal)及び
(monitor_wide)有している。一方、大分類提供機能情
報に属する(switch)は、詳細機能情報として(switch
_joystick)と(switch_dail)及び(switch_10key)有
している。なお、第2の実施の形態において用いられる
詳細機能情報は、第1の実施の形態において用いられる
機能名である。
【0117】次に、図16乃至図22に示すフローチャ
ートに基づいて車両用情報通信装置150の動作を説明
する。図16乃至図18には、機器管理装置161のフ
ローチャートを示す。
【0118】ここで、車両に備えられたキー・シリンダ
にイグニッション・キーが挿入され、アクセサリ位置ま
でON操作された場合には、車両用情報通信装置150
に電源が供給されて起動される。
【0119】まず、図16において、ステップS110
0では、機器管理装置161は、初期化を行い、次に、
各機器から送信される情報の受信待ち状態になり、ステ
ップS1110では、機器管理装置161に接続された
機器から何らかの情報を受信したか否かを判断し、何ら
かの情報を受信するまでステップS1110の判断を繰
り返す。
【0120】次に、ステップS1120では、受信した
情報が提供可能な機能提供機器の大分類提供機能情報か
否かを、コマンド名を比較して検出する。受信したコマ
ンド名が(resource)である場合には、提供可能な機能提
供機器からの大分類提供機能情報であるのでステップS
1125に進み、大分類提供機能情報の保存時の処理を
行う一方、提供可能な機能提供機器からの大分類提供機
能情報ではない場合は、ステップS1130に進む。
【0121】ここで、図17に示すフローチャートを用
いて、機器管理装置161の大分類提供機能情報の保存
時の処理動作を説明する。
【0122】まず、ステップS1210では、機器管理
装置161は、受信した大分類提供機能情報のうちコマ
ンド名と引数を情報保存部163に保存する。この場
合、情報保存部163にはコマンド名として(resource)
が、引数として機器アドレス(送信元アドレス)及び大
分類機能名が保存される。次に、ステップS1220で
は、情報比較部165は、ステップS1223に示す全
ての比較検出処理を終了したか判断する。そして、全て
の比較検出処理が終了するまでステップS1223の処
理を繰り返す。一方、全ての比較検出処理が終了した場
合には、提供機能情報の保存時の処理動作を終了する。
【0123】ここで、ステップS1223では、情報比
較部165は、情報保存部163に前もって保存されて
いる大分類提供機能情報の中から、受信した大分類提供
機能情報とを比較して、双方の情報の引数部分のうちの
大分類機能名が一致した場合には、ステップS1225
に進む一方、一致しない場合は、ステップS1220に
戻る。
【0124】そして、ステップS1225では、この大
分類利用機能情報を送信した機能利用機器の機器アドレ
スに対して、提供可能な大分類機能とその機能を有する
機器アドレス(例えば前席用操作スイッチ付きモニタ1
71、後席用操作スイッチ付きモニタ173)を機能利
用先リストに登録するように指示する大分類登録指示情
報(answer)を送信する。
【0125】なお、大分類登録指示情報(answer)は、 answer(大分類機能名,機器アドレス) からなっている。なお、送信する際にはコマンドの前に
送信先アドレスが付されるが、以下では説明を簡単にす
るため省略する。
【0126】図16に示すフローチャートに戻り、ステ
ップS1130では、受信した情報が利用したい機能の
大分類利用機能情報か否かを、コマンド名を比較して検
出する。受信したコマンド名が(search)である場合に
は、利用したい機能の大分類利用機能情報であるのでス
テップS1135に進み、大分類利用機能情報の保存時
の処理動作を行う一方、利用したい機能の大分類利用機
能情報ではない場合は、ステップS1140に進む。
【0127】ここで、図18に示すフローチャートを用
いて、利用機能情報の保存時の処理動作を説明する。
【0128】まず、ステップS1310では、機器管理
装置161は、受信した利用機能情報のうちコマンド名
と引数を対にして情報保存部163に保存する。この場
合、情報保存部163にはコマンド名として(resource)
が、引数として機器アドレス(上述した送信元アドレ
ス)及び大分類機能名が保存される。次に、ステップS
1320では、ステップS1323に示す全ての比較検
出処理を終了したか判断する。そして、全ての比較検出
処理が終了するまでステップS1323の処理を繰り返
す。一方、全ての比較検出処理が終了した場合には、大
分類利用機能情報の保存時の処理動作を終了する。
【0129】ここで、ステップS1323では、情報比
較部165は、情報保存部163に前もって保存されて
いる大分類利用機能情報の中から、追加された機能の大
分類利用機能情報とを比較して、双方の情報の引数部分
のうちの大分類機能名が一致した場合には、ステップS
1325に進む一方、一致しない場合は、ステップS1
320を繰り返す。ステップS1325では、この大分
類利用機能情報を送信した機器アドレスに対して、利用
を必要とする機能とその機能を有する機器アドレス(例
えば、ナビゲーション装置181、携帯電話装置18
3)を機能利用先リストに登録するように指示する大分
類登録指示情報(answer)を送信する。
【0130】図16に示すフローチャートに戻り、ステ
ップS1140では、機器管理装置161の接続管理部
167は、通信バス151から機器が切断されことを検
出したか否かを判断する。機器の切断が検出された場合
には、ステップS1145に進み、通信バス151から
の切断時の処理動作を行う。一方、機器の切断が検出さ
れなかった場合には、ステップS1110に戻り、処理
を繰り返す。
【0131】ここで、図19に示すフローチャートを用
いて、通信バス151からの切断時の処理動作を説明す
る。
【0132】ステップS1410では、情報比較部16
5は、ステップS1412に示す全ての比較検出処理を
終了したか否かを判断する。そして、全ての比較検出処
理が終了しない場合は、ステップS1412に進む一
方、全ての比較検出処理が終了した場合は、ステップS
1420に進む。
【0133】ステップS1412では、大分類提供機能
情報の機器アドレスと切断された機器の機器アドレスが
一致するか否かを判断する。双方の機器アドレスが一致
した場合には、ステップS1413に進む一方、一致し
ない場合は、ステップS1410に戻り処理を繰り返
す。
【0134】ステップS1413では、切断された機器
が登録されている情報保存部163内から当該機器の大
分類提供機能情報を削除する。
【0135】そして、ステップS1414では、情報保
存部163に保存されている情報の中から、大分類利用
機能情報を検出する。切断された機器の大分類提供機能
情報が検出された場合は、ステップS1416に進む一
方、切断された機器の大分類提供機能情報の検出が終了
した場合は、ステップS1410を繰り返す。
【0136】そして、ステップS1416では、検出さ
れた大分類利用機能情報と切断された機器の大分類提供
機能情報とを比較して、双方の情報の引数部分のうちの
機能名が一致した場合は、ステップS1418に進み、
この大分類提供機能情報を送信した機器に対して、切断
された機器を機能利用先リストから削除するように指示
する削除指示情報(delete)を送信する。
【0137】なお、削除指示情報(delete)は、 delete(大分類機能名,機器アドレス) からなっており、切断された機能提供機器が提供してい
た提供機能を利用していた機能利用機器に対して、使用
できなくなった大分類機能名とその機器アドレスを伝達
する。
【0138】ステップS1420では、情報比較部16
5は、ステップS1422に示す全ての比較検出処理を
終了したか否かを判断する。そして、全ての比較検出処
理が終了しない場合は、ステップS1422に進む一
方、全ての比較検出処理が終了した場合は処理を終了す
る。
【0139】そして、ステップS1422では、情報保
存部163に保存されている情報の中から、コマンド名
が(search)の大分類利用機能情報を比較して、この大分
類利用機能情報と切断された機器の機器アドレスが一致
するか否かを判断する。双方の機器アドレスが一致した
場合には、ステップS1424に進む一方、一致しない
場合は、ステップS1420を繰り返す。
【0140】ステップS1424では、切断された機器
が登録されている情報保存部63内の当該機器の大分類
利用機能情報を削除する。
【0141】次に、図20に示すフローチャートを用い
て、前席用操作スイッチ付きモニタ171、後席用操作
スイッチ付きモニタ173、ナビゲーション装置18
1、携帯電話装置183の初期処理についてまとめて説
明する。
【0142】まず、ステップS1510では、アクセサ
リSWオンで前席用操作スイッチ付きモニタ171、後
席用操作スイッチ付きモニタ173、ナビゲーション装
置181、携帯電話装置183は、それぞれ初期化を行
う。そして、ステップS1520では、予め大分類提供
機能情報を格納しているメモリから他の機器に機能を提
供することを表す提供機能情報、すなわちコマンド名(r
esource)があるか否かを判断する。提供機能情報を有す
る場合(前席用操作スイッチ付きモニタ171、後席用
操作スイッチ付きモニタ173)には、ステップS15
25に進む一方、提供機能情報が無い場合には、ステッ
プS1530に進む。
【0143】そして、ステップS1525では、前席用
操作スイッチ付きモニタ171(アドレス=0171)は、
機器管理装置161(アドレス=0161)に対して提供可
能な機能の大分類提供機能情報として、 resource(0171,monitor,switch) を送信する。あるいは、後席用操作スイッチ付きモニタ
173(アドレス=0173)は、機器管理装置161に提
供可能な機能の大分類提供機能情報として、 resource(0173,monitor,switch) を、通信バス151を介して送信する。
【0144】一方、ステップS1530では、予め大分
類利用機能情報を格納しているメモリから他の機器の機
能を利用することを表す利用機能情報、すなわちコマン
ド名(search)があるか否かを判断する。利用機能情報を
有する場合(ナビゲーション装置181、携帯電話装置
183)は、ステップS1535に進む一方、利用機能
情報が無い場合には、初期処理を終了する。
【0145】そして、ステップS1535では、ナビゲ
ーション装置181(アドレス=0181)は、機器管理装
置161に対して利用を必要とする機能の大分類利用機
能情報として、 search(0181,switch,monitor) を送信する。あるいは、携帯電話装置183(アドレス
=0183)は、機器管理装置161に対して利用を必要と
する機能の大分類利用機能情報として、 search(0183,switch,monitor) を、通信バス151を介して送信し、初期処理を終了す
る。
【0146】次に、図21に示すフローチャートを用い
て、他の機器に機能を提供する前席用操作スイッチ付き
モニタ171、後席用操作スイッチ付きモニタ173で
の受信割込処理動作を説明する。なお、本フローチャー
トは、機能利用機器から機能提供機器に割込信号int を
送信した場合に、機能提供機器が行う処理内容を表して
いる。
【0147】まず、自機器に割込信号int が受信された
場合、ステップS1610では、他の機器から詳細機能
が利用できるか否かの問い合わせとして詳細要求情報
(detail)を受信したか否かを判断する。詳細要求情報
(detail)を受信した場合には、ステップS1620に
進む一方、受信していない場合は、ステップS1620
に進む。
【0148】なお、詳細要求情報(detail)は、 detail(送信元アドレス,詳細機能情報) からなっており、コマンド名、問い合わせ元の送信元ア
ドレス、問い合わせの対象になる機能名を表す詳細機能
情報を詳細機能の問い合わせ先の送信先アドレスととも
に伝達する。
【0149】そして、ステップS1620では、他の機
器から受信した詳細要求情報(detail)に付加されてい
る詳細機能情報は、自機器から提供可能な詳細機能情報
(機能名)と一致するか否かを判断する。自機器から提
供可能な場合にはステップS1630に進む一方、自機
器から提供不可能な場合にはステップS1640に進
む。
【0150】そして、ステップS1630では、他の機
器から問い合わせがあった詳細機能情報を自機器が提供
できるので、詳細要求情報(detail)に付加されていた
送信元アドレスに割込信号int 及び提供可能情報(enab
le)を返信する。
【0151】なお、提供可能情報(enable)は、 enable(送信元アドレス,詳細機能情報) からなっており、コマンド名、自機器のアドレスを表す
送信元アドレス、問い合わせの対象になる機能を表す詳
細機能情報を伝達する。
【0152】一方、ステップS1640では、他の機器
から問い合わせがあった詳細機能情報を自機器が提供で
きないので、詳細要求情報(detail)に付加されていた
送信元アドレスに対して割込信号int 及び提供不可能情
報(disable)を返信する。
【0153】なお、提供不可能情報(disable)は、 disable(送信元アドレス,詳細機能情報) からなっており、問い合わせの対象になる機能が提供不
可能なことを伝達する。
【0154】一方、ステップS1650では、その他の
受信処理として、第1の実施の形態において用いられた
図8に示すステップS610〜S630の処理を行った
後、受信処理を終了する。
【0155】次に、図22に示すフローチャートを用い
て、他の機器の機能を利用するナビゲーション装置18
1、携帯電話装置183での受信割込処理動作を説明す
る。なお、本フローチャートは、機能提供機器から機能
利用機器に割込信号int を送信した場合に、機能利用機
器が行う処理内容を表している。
【0156】まず、自機器に割込信号int が受信された
場合、ステップS1710では、ナビゲーション装置1
81、携帯電話装置183は、通信バス151を介して
利用したい機能の大分類登録指示情報(answer)とし
て、 answer(大分類機能名,機器アドレス) が機器管理装置61に通知したか否かを判断する。大分
類登録指示情報を通知した場合は、ステップS1720
に進む一方、大分類登録指示情報を通知していない場合
は、ステップS1730に進む。
【0157】そして、ステップS1720では、大分類
登録指示情報を機器管理装置61に通知したので、機能
提供機器の詳細機能が利用できるか否かの問い合わせと
して詳細要求情報(detail)を送信する。
【0158】一方、ステップS1730では、ステップ
S1720に示す詳細要求情報(detail)の送信に対応
して、この問い合わせに関する何らかの返信が機能提供
機器からあるか否かを判断する。この問い合わせに関す
る返信である場合にはステップS1740に進む一方、
この問い合わせに関する返信ではない場合にはステップ
S1760に進む。
【0159】ステップS1740では、機能提供機器か
ら詳細機能の問い合わせに対して提供可能情報(enabl
e)が返信されたか否かを判断する。提供可能情報(ena
ble)が返信された場合にはステップS1750に進む
一方、提供不可能情報(disable)が返信された場合に
は処理を終了する。そして、ステップS1750では、
大分類登録指示情報(answer)によって指示された提供
機能名及び機器アドレスを機能利用先リストに登録す
る。
【0160】一方、ステップS1760では、ナビゲー
ション装置181、携帯電話装置183は、機器管理装
置161から削除指示情報(delete)を受信したか否か
を判断する。削除指示情報(delete)を受信した場合
は、ステップS1770に進む一方、削除指示情報(de
lete)を受信していない場合は、ステップS1780に
進み、その他の受信処理動作を行う。
【0161】そして、機器管理装置161から受信した
削除指示情報(delete)は、 delete(大分類機能名,機器アドレス) となっているので、ステップS1770では、削除指示
情報(delete)によって指示された削除すべき機器アド
レスの情報を機能利用先リストから削除する。
【0162】一方、ステップS1780では、その他の
受信処理として、例えば前席用操作スイッチ付きモニタ
171又は後席用操作スイッチ付きモニタ173から操
作情報(value)が受信されたときには、操作情報(val
ue)に付加されているスイッチの値等を一旦保存して処
理を終了する。
【0163】なお、操作情報(value)は、 value(提供機能名,機器アドレス,引数) からなっており、提供機能を利用したい機能利用機器に
対して、提供機能名、機器アドレス、引数として操作ス
イッチ及び値を伝達する。
【0164】この結果、第1の実施の形態における効果
に加えて、機器管理装置の負担を軽減できる。
【0165】次に、図23を参照して、車両用情報通信
装置150の通信バス151に、前席用操作スイッチ付
きモニタ171が新たに接続された場合の動作を説明す
る。
【0166】まず、同図(a)では、機器管理装置16
1は、初期化を行い、各機器から送信される何らかの情
報の受信待ち状態になる。
【0167】通信バス151には前もって後席用操作ス
イッチ付きモニタ173、ナビゲーション装置181、
携帯電話装置183が接続されているので、機器管理装
置161は接続された機器からの情報を受信し、受信し
た情報が大分類提供機能情報か否かをコマンド名を比較
して検出する。
【0168】コマンド名が(resource)である場合、すな
わち、後席用操作スイッチ付きモニタ173から送信さ
れた大分類提供機能情報である場合は、受信した大分類
提供機能情報を機器管理装置161内の情報保存部63
に保存し、情報保存部63に保存されている情報の中か
ら、同一の大分類利用機能情報を検出する。そして、検
出された大分類利用機能情報と、受信した大分類提供機
能情報とを比較して双方が一致したときには、この利用
したい機器の大分類利用機能情報を送信した機器に対し
て、接続された後席用操作スイッチ付きモニタ173を
機能利用先リストに登録するように指示する大分類登録
指示情報(answer)を送信する。
【0169】一方、コマンド名が(search)である場合、
すなわち、ナビゲーション装置181、携帯電話装置1
83から送信された大分類利用機能情報であった場合
は、受信した大分類利用機能情報を機器管理装置161
内の情報保存部63に保存し、情報保存部63に保存さ
れている情報の中から、大分類提供機能情報を検出す
る。そして、検出された大分類提供機能情報と、受信し
た大分類利用機能情報とを比較して双方の情報の大分類
機能名が一致した場合は、ナビゲーション装置181、
携帯電話装置183に対して、この大分類利用機能情報
を送信した機器を機能利用先リストに登録するように指
示する大分類登録指示情報(answer)を送信する。
【0170】ここでは、ナビゲーション装置181、及
び携帯電話装置183は、後席用操作スイッチ付きモニ
タ173のモニタ機能とスイッチ機能を利用できる可能
性がある。
【0171】次に、同図(b)では、前席用操作スイッ
チ付きモニタ171が通信バス151に新たに接続さ
れ、機器管理装置161が大分類提供機能情報として、 0161,resource(0171,monitor,switch) を受信すると、受信した情報が機能提供機器からの大分
類提供機能情報か否かを、コマンド名を比較して検出す
る。ここでは、コマンド名が(resource)であるので、機
能提供機器からの大分類提供機能情報であり、この大分
類提供機能情報の保存時の処理動作を行う。そして、受
信した大分類提供機能情報を機器管理装置161内の情
報保存部63に保存し、情報保存部63に保存されてい
る情報の中から、機能利用機器の大分類利用機能情報を
比較して検出する。
【0172】そして、ナビゲーション装置181の大分
類利用機能情報である 0161,search(0181,switch,monitor) と、携帯電話装置183の大分類利用機能情報である 0161,search(0183,switch,monitor) とが順次に受信した大分類提供機能情報と比較される。
双方の情報の大分類機能名が一致した場合は、同図
(c)に示すように、ナビゲーション装置181、及び
携帯電話装置183に対して、前席用操作スイッチ付き
モニタ171を機能利用先リストに登録するように指示
する大分類登録指示情報(answer)を送信する。
【0173】機器管理装置161から大分類登録指示情
報(answer)を受信した場合は、同図(d)に示すよう
に、前席用操作スイッチ付きモニタ171に対して、詳
細要求情報として、 0171,detail(0181,switch_dial,monitor_wide) 0171,detail(0183,switch_10key,switch_joystick,moni
tor_normal) を送信し、 0181,enable(0171,switch_dial,monitor_wide) が返信され、前席用操作スイッチ付きモニタ171から
携帯電話装置183へは、 0183,disable(0171,switch_joystick,switch_10key,mon
itor_normal) が返送され、この結果、ナビゲーション装置181は通
信バス151を介してダイアル式スイッチ機能とワイド
モニタ機能を利用できる。
【0174】次に、図24を参照して、車両用情報通信
装置150に通信バス151を介して新たに携帯電話装
置183が接続された場合の動作を説明する。
【0175】まず、同図(a)では、機器管理装置16
1は、初期化を行い、各機器から送信される何らかの情
報の受信待ち状態になる。
【0176】通信バス151には前もって前席用操作ス
イッチ付きモニタ171、後席用操作スイッチ付きモニ
タ173、ナビゲーション装置181が接続されている
ので、機器管理装置161に接続された機器から何らか
の情報を受信すると、受信した情報が大分類提供機能情
報か否かをコマンド名を比較して検出する。
【0177】コマンド名が(resource)である場合、すな
わち、前席用操作スイッチ付きモニタ171、及び後席
用操作スイッチ付きモニタ173から送信された大分類
提供機能情報である場合は、受信した大分類提供機能情
報を機器管理装置161内の情報保存部63に保存し、
情報保存部63に保存されている情報の中から、大分類
利用機能情報を検出する。そして、検出された大分類利
用機能情報と、受信した大分類提供機能情報とを比較し
て、双方が一致した場合は、この大分類提供機能情報を
送信した機器に対して、前席用操作スイッチ付きモニタ
171、後席用操作スイッチ付きモニタ173を機能利
用先リストに登録するように指示する大分類登録指示情
報(answer)を送信する。
【0178】一方、コマンド名が(search)である場合、
すなわち、ナビゲーション装置181から送信された大
分類利用機能情報であった場合は、受信した大分類利用
機能情報を機器管理装置161内の情報保存部63に保
存し、情報保存部63に保存されている情報の中から、
大分類提供機能情報を検出する。そして、検出された大
分類提供機能情報と、受信した大分類利用機能情報とを
比較して、双方の大分類機能名が一致した場合は、ナビ
ゲーション装置181に対して、大分類利用機能情報を
送信した機器を機能利用先リストに登録するように指示
する大分類登録指示情報(answer)を送信する。
【0179】ここでは、ナビゲーション装置181は、
前席用操作スイッチ付きモニタ171及び後席用操作ス
イッチ付きモニタ173のモニタ機能とスイッチ機能を
利用できる可能性がある。
【0180】同図(b)では、携帯電話装置183が通
信バス151に新たに接続され、機器管理装置161が
大分類利用機能情報として、 0161,search(0183,switch,monitor) を受信すると、受信した情報が大分類利用機能情報か否
かを、コマンド名を比較して検出する。ここでは、通信
文のコマンド名が(search)であるので、大分類利用機能
情報であり、この大分類利用機能情報の保存時の処理動
作を行う。
【0181】受信した大分類利用機能情報を機器管理装
置161内の情報保存部63に保存し、情報保存部63
に保存されている情報の中から、大分類提供機能情報を
検出する。
【0182】ここでは、前席用操作スイッチ付きモニタ
171の情報である 0161,resource(0171,monitor,switch) と、後席用操作スイッチ付きモニタ173の情報である 0161,resource(0173,monitor,switch) とが順次に受信した大分類利用機能情報と比較される。
そして、双方の大分類機能名が一致した場合は、同図
(c)に示すように、その機能を利用可能な携帯電話装
置183に対して、前席用操作スイッチ付きモニタ17
1及び後席用操作スイッチ付きモニタ173を機能利用
先リストに登録するように指示する大分類登録指示情報
(answer)を送信する。
【0183】機器管理装置161から大分類登録指示情
報(answer)を受信した場合は、同図(d)に示すよう
に、前席用操作スイッチ付きモニタ171及び後席用操
作スイッチ付きモニタ173に対して、詳細要求情報と
して、 0171,detail(0183,switch_10key,switch_joystick,moni
tor_normal) 0173,detail(0183,switch_10key,switch_joystick,moni
tor_normal) を送信し、前席用操作スイッチ付きモニタ171から
は、 0183,disable(0171,switch_10key,switch_joystick,mon
itor_normal) が返信され、後席用操作スイッチ付きモニタ173から
は、 0183,enable(0173,switch_joystick,monitor_normal) と 0183,disable(0173,switch_10key) が返送され、この結果、携帯電話装置183は通信バス
151を介してノーマルモニタ機能とジョイスティック
式スイッチ機能を利用できる。
【0184】次に、図25を参照して、車両用情報通信
装置150に通信バス151を介して接続されていた前
席用操作スイッチ付きモニタ171が切断された場合の
動作を説明する。
【0185】同図(a)では、まず、機器管理装置16
1は、初期化を行い、各機器から送信される何らかの情
報の受信待ち状態になる。機器管理装置161は、前席
用操作スイッチ付きモニタ171、後席用操作スイッチ
付きモニタ173から何らかの情報を受信すると、受信
した情報が、大分類提供機能情報か否かをコマンド名を
比較して検出する。
【0186】そして、前席用操作スイッチ付きモニタ1
71、及び後席用操作スイッチ付きモニタ173から受
信した大分類提供機能情報を機器管理装置161内の情
報保存部63に保存する。次に、情報保存部63に保存
されている情報の中から、大分類利用機能情報としてコ
マンド名が(search)の情報を比較して検出する。
【0187】次に、機器管理装置161は、ナビゲーシ
ョン装置181、携帯電話装置183から情報を受信す
ると、受信した何らかの情報が大分類提供機能情報か否
かをコマンド名を比較して検出する。
【0188】そして、ナビゲーション装置181、携帯
電話装置183から受信した大分類利用機能情報を機器
管理装置161内の情報保存部63に保存する。次に、
情報保存部63に保存されている情報の中から、大分類
提供機能情報を検出する。このとき、情報保存部63に
は、前席用操作スイッチ付きモニタ171の情報である 0161,resource(0171,monitor,switch) と、後席用操作スイッチ付きモニタ173の情報である 0161,resource(0173,monitor,switch) が保存されている。
【0189】検出された大分類提供機能情報と、受信し
た大分類利用機能情報とを比較して、双方の情報の大分
類機能名が一致した場合は、この大分類利用機能情報を
送信したナビゲーション装置181に対して、前席用操
作スイッチ付きモニタ171と後席用操作スイッチ付き
モニタ173を機能利用先リストに登録するように指示
する大分類登録指示情報(answer)を送信する。また、
携帯電話装置183に対して、前席用操作スイッチ付き
モニタ171と後席用操作スイッチ付きモニタ173を
機能利用先リストに登録するように指示する大分類登録
指示情報(answer)を送信する。
【0190】ここでは、ナビゲーション装置181は、
前席用操作スイッチ付きモニタ171と後席用操作スイ
ッチ付きモニタ173のスイッチ機能とモニタ機能を利
用できる可能性があることになる。また、携帯電話装置
183は、前席用操作スイッチ付きモニタ171と後席
用操作スイッチ付きモニタ173のスイッチ機能とモニ
タ機能を利用できる可能性がある。
【0191】次に、同図(b)に示すように、機器管理
装置161は、機器が通信バス151から切断されたこ
とを検出すると、情報保存部63に保存されている情報
の中から、大分類提供機能情報を検出する。
【0192】ここでは、前席用操作スイッチ付きモニタ
171、後席用操作スイッチ付きモニタ173の大分類
提供機能情報が検出される。このうち、切断された機器
の情報と、情報保存部63に保存されている前席用操作
スイッチ付きモニタ171の大分類提供機能情報とが一
致するため、同図(c)に示すように、前席用操作スイ
ッチ付きモニタ171の機能を利用する必要があるとし
ているナビゲーション装置181に対して、切断された
前席用操作スイッチ付きモニタ171を機能利用先リス
トから削除するように削除指示情報(delete)を送信す
る。
【0193】ナビゲーション装置181は、削除指示情
報(delete)を受信した場合、削除指示情報(delete)
によって削除するように指示された前席用操作スイッチ
付きモニタ171を機能利用先リストから削除する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50のシステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50の通信用情報フォーマットの表である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50に接続される機器管理装置61のフローチ
ャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50に接続される機器管理装置61のフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50に接続される機器管理装置61のフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50に接続される機器管理装置61のフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50に接続される機器の初期処理のフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50に接続される機能を提供可能な機能提供機
器の受信時のフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情報
通信装置50に接続される他機器の機能を利用可能な機
能利用機器の受信時のフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置50のシステム構成例を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置50のシステム構成例を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置50の動作を説明する図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150のシステム構成図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150の通信用情報フォーマットの表であ
る。
【図15】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150に用いられている各機能提供機器の機
能に対応するそれぞれの大分類提供機能情報と大分類利
用機能情報及び詳細機能情報の表である。
【図16】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150に接続される機器管理装置161のフ
ローチャートである。
【図17】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150に接続される機器管理装置161のフ
ローチャートである。
【図18】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150に接続される機器管理装置161のフ
ローチャートである。
【図19】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150に接続される機器管理装置161のフ
ローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150に接続される機器の初期処理のフロー
チャートである。
【図21】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150に接続される機能を提供可能な機能提
供機器の受信時のフローチャートである。
【図22】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150に接続される他機器の機能を利用可能
な機能利用機器の受信時のフローチャートである。
【図23】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150のシステム構成例を示す図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150のシステム構成例を示す図である。
【図25】本発明の第2の実施の形態に係る自動車用情
報通信装置150の動作を説明する図である。
【符号の説明】
51,151 通信バス 50,150 自動車用情報通信装置 11,161 機器管理装置 13,163 情報保存装置 15,165 情報比較部 17,167 接続管理部 71,171 前席用操作スイッチ付きモニタ 73,173 後席用操作スイッチ付きモニタ 81,181 ナビゲーション装置 83,183 携帯電話装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の機器に機能を提供する機能提供機器
    と、他の機器の機能を利用する機能利用機器とを同一通
    信バスに接続する情報通信装置において、 機能提供機器が提供する機能を表す提供機能情報と、機
    能利用機器が利用する機能を表す利用機能情報とを保存
    するとともに、双方の機能情報を比較する管理手段を有
    し、 機能提供機器の提供機能情報と、機能利用機器の利用機
    能情報とが一致した場合には、当該機能利用機器が、当
    該機能提供機器が提供する機能を利用することを特徴と
    する情報通信装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、 機器が新たに通信バスに接続されたことを検出する接続
    検出手段と、 新たに接続された機器が、機能提供機器か機能利用機器
    かを判断する接続判断手段とを有することを特徴とする
    請求項1記載の情報通信装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、 機能提供機器が新たに接続された場合に、新たに接続さ
    れた機能提供機器の提供機能情報と、機能利用機器の利
    用機能情報とが一致したときには、当該機能利用機器
    に、新たに接続された機能提供機器が提供する機能を利
    用させることを特徴とする請求項2記載の情報通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、 機能利用機器が新たに接続された場合に、新たに接続さ
    れた機能利用機器の利用機能情報と、機能提供機器の提
    供機能情報とが一致したときには、新たに接続された機
    能利用機器に、当該機能提供機器が提供する機能を利用
    させることを特徴とする請求項2記載の情報通信装置。
  5. 【請求項5】 前記管理手段は、 機器が通信バスから切断されたことを検出する切断検出
    手段と、 切断された機器が、機能提供機器か機能利用機器かを判
    断する切断判断手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載の情報通信装置。
  6. 【請求項6】 前記管理手段は、 機能提供機器が切断された場合に、切断された機能提供
    機器の提供機能情報と、機能利用機器の利用機能情報と
    が一致したときには、当該機能利用機器に、切断された
    機能提供機器が提供する機能の利用を中止させることを
    特徴とする請求項5記載の情報通信装置。
  7. 【請求項7】 前記提供機能情報、及び利用機能情報
    は、 所定の情報フォーマットに機能情報を付加して送信され
    ることを特徴とする請求項1記載の情報通信装置。
  8. 【請求項8】 他の機器に機能を提供する機能提供機器
    と、他の機器の機能を利用する機能利用機器とを同一通
    信バスに接続する情報通信装置において、 機能提供機器が提供する機能および機能利用機器が利用
    する機能のそれぞれの大分類を表す大分類提供機能情報
    および大分類利用機能情報を保存するとともに、双方の
    大分類提供機能情報と大分類利用機能情報を比較する第
    1の管理手段と、 機能提供機器および機能利用機器のそれぞれの大分類提
    供機能情報と大分類利用機能情報とが一致した場合に
    は、双方の機器の詳細な機能を表す詳細機能情報を比較
    する第2の管理手段と、 双方の機器の詳細機能情報が一致した場合には、当該機
    能利用機器が、当該機能提供機器が提供する機能を利用
    することを特徴とする情報通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100815509B1 (ko) 2005-03-15 2008-03-20 캐논 가부시끼가이샤 통신장치 및 방법
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