JPH1155267A - Atmスイッチ - Google Patents

Atmスイッチ

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JPH1155267A
JPH1155267A JP20346997A JP20346997A JPH1155267A JP H1155267 A JPH1155267 A JP H1155267A JP 20346997 A JP20346997 A JP 20346997A JP 20346997 A JP20346997 A JP 20346997A JP H1155267 A JPH1155267 A JP H1155267A
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正祥 安川
Naoaki Yamanaka
直明 山中
Haruhisa Hasegawa
治久 長谷川
Takashi Kurimoto
崇 栗本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段に構成されたATMスイッチでは、コネ
クションベースでスイッチングを行うことにより、同一
コネクションのセルが同一ルートを通るため、トラヒッ
クの偏りが生じ、ブロッキングが発生する。 【解決手段】 コネクションベースでスイッチングを行
わず、セルレベルでスイッチングを行う。3段縦続に単
位スイッチを設け、1段目の単位スイッチでは、入力セ
ルを均等に出力回線に振り分ける。2段目の単位スイッ
チでは、特定方路にセルが集中した場合でも各バッファ
のキュー長を空セルを挿入して等しくする。これによ
り、トラヒックを分散させることがでるとともに、セル
順序逆転を回避するための複雑な制御を行う必要がな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asynchronou
s Transfer Mode:非同期転送モード) 通信に利用する。
本発明はATMの交換装置に利用するに適する。特に、
単位スイッチを多段に接続して大規模なATMスイッチ
を構成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMでは、固定長のセルをソフトウェ
アを介さずに簡略化されたプログラムを用いてハードウ
ェアで高速にスイッチングする。このためATM交換機
に搭載されるATMスイッチには高速制御性および高速
スイッチング性が要求される。特に、収容回線が増え、
要求スイッチサイズが大きくなると、単位スイッチの増
設では対応できなくなり、単位スイッチを多段に接続す
る多段スイッチ構成が必要になる。
【0003】この従来例を図9を参照して説明する。図
9は単位スイッチが3段縦続に接続されたATMスイッ
チを示す図である。従来は図9に示すように、単位スイ
ッチを相互に3段縦続に接続するクロススイッチアーキ
テクチャが多段スイッチ構成でスイッチサイズを大型化
する有効な方法として知られている。
【0004】このクロススイッチアーキテクチャでは、
基本的には入力されたトラヒックはコネクションベース
でスイッチングされるため、同一コネクションを形成す
るセルはスイッチ内で必ず同一ルートを通る性質があ
る。このため、スイッチ内のコネクションのルートを管
理しないと2段目のスイッチでコネクションレベルによ
るリンクブロックが発生し、リンク内に流入するトラヒ
ックが高負荷状態に陥り、セル損失率の著しい劣化を招
く。
【0005】従来、このようなリンクブロック状態を回
避する方法としては、(1)スイッチ内に任意のスピー
ドを持ったコネクションが最悪のパターンで収容される
条件を考えて(桜井、他、“多段接続ATM通話路のノ
ンブロック条件の検討”昭63信学春季全大B−31
8)、スイッチ内で収容コネクションが最悪の状態で偏
った場合でもリンク容量が不足してリンクブロックを起
こさないようにクロススイッチ内部を高速化するか、ク
ロススイッチを構成する2段目のスイッチに向かうルー
ト数を広げることにより実質リンク容量を増加させてノ
ンブロックを図る方法、(2)スイッチ内に収容される
コネクションを全て管理し、リンクブロックが発生した
場合には、収容されているコネクションの使用帯域を考
慮してコネクションの収容替えを行いリンクブロックを
回避する方法、(3)セルレベルで入力コネクションを
スイッチ2段目に振り分け、スイッチ内トラヒックを分
散させることによりリンクブロックを防ぐ方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、複数のサービスクラスを持ち、任
意のデータ送出レートを持つコネクションが多重される
ATMにおいては実現性に問題があり、スイッチをノン
ブロック化する完全な解とはなり得ない。
【0007】例えば、(1)による方法で任意のスピー
ドを備えるコネクションを収容するためにはスイッチ内
部リンク容量を3倍まで高速化する必要があり、スイッ
チ間リンクを構成するための多大な困難を伴い、高速ス
イッチとしては不経済なアーキテクチャとなる欠点があ
る。
【0008】また、(2)による方法では、コネクショ
ンの平均保留時間が短くなり、収容されるコネクション
数が膨大な数になる高速スイッチでは、それぞれのコネ
クションの使用帯域を管理し、コネクションレベルの重
なりを考えて収容コネクションの組合わせを変更してリ
ンクブロックを防止するためには、膨大な計算量を必要
とし、現実的なアプローチとは成り得ない。
【0009】また、(3)による方法ではセル順序逆転
を防止するためにスイッチ入力側でセル毎にタイムスタ
ンプを付与し、スイッチ出力側でそのタイムスタンプ情
報をもとにセルを並び替える操作が必要である。
【0010】このような構成の場合には、通常良好なト
ラヒック特性を得るためにスイッチ内にバッファを10
0セル分以上設けるために、最大バッファ容量分の順序
逆転が起こる可能性がある。
【0011】ソーティング対象をNとすると通常s=K
log2Nのステップが必要となるから、高速の複数の
入出力ポートを備える高速スイッチにおいては、出力ポ
ート毎にこのような大規模なソーティング回路とセル保
持用の大規模なバッファを配置することが困難となるた
め、やはり現実的なアプローチとは成り得ない。
【0012】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、サービスクラスに係わらず任意のデータ送出
レートを持つコネクションを収容することができるAT
Mスイッチを提供することを目的とする。本発明は、収
容コネクションをノンブロックにスイッチングしネット
ワーク効率を向上させるATMスイッチを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、タイムスタン
プなしにセル順序保証を実現可能なセルレベルのダイナ
ミックなルーティングを行い、ATMスイッチをノンブ
ロック化することを最も主要な特徴とする。従来技術と
は、コネクションベースのスタティックなルーティング
を行わないところが異なる。
【0014】このために1段目の単位スイッチは、1セ
ル時間内で入力回線毎に出力回線が重ならないように、
セルバイセルで入力セルを振り分けを行うことにより、
入力負荷に依存せずに、また、入力トラヒックの偏りに
依存せずに2段目の単位スイッチに入力するトラヒック
の負荷と目的出力方路を均等化できる。
【0015】また、2段目の単位スイッチにあって、3
段目の同一の単位スイッチに接続されるそれぞれのバッ
ファについては、各バッファ間で到着セル情報を検出
し、バッファ間でその検出情報を交換してこの検出情報
をもとに空セルを挿入することにより、2段目の単位ス
イッチのセルの最大同時到着が起きたバッファのキュー
長に連動して各自のバッファ内のキュー長をコントロー
ルし、3段目の同一の単位スイッチを目指すセル毎の2
段目の単位スイッチ内遅延時間を同一にする。
【0016】このため、3段目の同一の単位スイッチを
目指す異なる1段目の単位スイッチおよび2段目の単位
スイッチを通過したセル同士が等しいスイッチ内遅延時
間で3段目の単位スイッチに入力することになるのでセ
ル順序逆転を保証することが可能となる。このため、ス
イッチセル毎にタイムスタンプを付与し、スイッチ出力
側でセルの順序をソーティングし、セルの並び替えを必
要とした従来の技術とは、タイムスタンプが不要な点お
よび出力側でソーティング回路が不要な点が大きく異な
る。
【0017】また、本発明のATMスイッチは、2段目
の単位スイッチで空セルを挿入するためにバッファ入力
負荷が見掛け上増大する。このためバッファ出力をK倍
にしてトラヒック特性を良くすることが望ましい。ま
た、3段目の単位スイッチの入力側ではこの空セルを実
際の入力セルと分離し廃棄することが望ましい。
【0018】すなわち、本発明はATMスイッチであっ
て、N本の入力回線に到来するセルをその宛先にしたが
ってN本の出力回線のうちの一つ出力回線に分配する単
位スイッチを備え、この単位スイッチが3段縦続に接続
され、この1段目と2段目および2段目と3段目は、そ
れぞれ単位スイッチのN本の出力回線が次段のN個の単
位スイッチの入力回線のいずれかに接続されたATMス
イッチである。
【0019】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記1段目の単位スイッチは、N本の出力回線の宛先割付
を1セル時間毎に変更しNセル時間で最初の割付に戻る
ように循環させる手段を備えたところにある。
【0020】前記2段目の単位スイッチには出力回線毎
にそれぞれバッファが設けられ、前記3段目の単位スイ
ッチの同一のものに接続されるその2段目のN個のバッ
ファ毎にそのN個のバッファのキュー長が互いに等しく
なるように空セルを挿入する手段を備えることが望まし
い。
【0021】前記2段目の単位スイッチの出力側および
前記3段目の単位スイッチの入力側の処理速度は前記1
段目の単位スイッチの処理速度のK倍に設定されること
が望ましい。
【0022】前記3段目の単位スイッチは、入力回線毎
にそれぞれ設けられたN個のバッファと、このバッファ
に書込まれるセル列から前記挿入する手段により挿入さ
れた空セルを除去する手段とを備えることが望ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1を参照し
て説明する。図1は本発明実施例のATMスイッチの全
体構成図である。
【0024】本発明は、ATMスイッチであって、N本
の入力回線に到来するセルをその宛先にしたがってN本
の出力回線のうちの一つ出力回線に分配する単位スイッ
チU11〜U3Nを備え、この単位スイッチU11〜U3Nが3
段縦続に接続され、この1段目と2段目および2段目と
3段目は、それぞれ単位スイッチU11〜U1N、U21〜U
2NのN本の出力回線が次段のN個の単位スイッチU21
2N、U31〜U3Nの入力回線のいずれかに接続されたA
TMスイッチである。
【0025】ここで、本発明の特徴とするところは、1
段目の単位スイッチU11〜U1Nは、N本の出力回線の宛
先割付を1セル時間毎に変更しNセル時間で最初の割付
に戻るように循環させるところにある。
【0026】2段目の単位スイッチU21〜U2Nには出力
回線毎にそれぞれバッファが設けられ、3段目の単位ス
イッチU31〜U3Nの同一のものに接続されるその2段目
のN個のバッファ毎にそのN個のバッファのキュー長が
互いに等しくなるように空セルを挿入するセル順序制御
部10を備えている。
【0027】2段目の単位スイッチU21〜U2Nの出力側
および3段目の単位スイッチU31〜U3Nの入力側の処理
速度は1段目の単位スイッチU11〜U1Nの処理速度のK
倍に設定されている。
【0028】3段目の単位スイッチU31〜U3Nは、入力
回線毎にそれぞれ設けられたN個のバッファと、このバ
ッファに書込まれるセル列からセル順序制御部10によ
り挿入された空セルを除去する空セル除去部20とを備
えている。
【0029】
【実施例】本発明実施例を図1ないし図8を参照して説
明する。図1は上記のとおりである。図2は1段目の単
位スイッチU11〜U1Nのブロック構成図である。図3は
1段目の単位スイッチU11〜U1Nの動作を説明するため
の図である。図4は2段目の単位スイッチU21〜U2N
ブロック構成図である。図5は2段目の単位スイッチU
21〜U2Nの動作を説明するための図である。図6は2段
目の単位スイッチU21〜U2Nのサイズと回線速度増加率
との関係を示す図である。横軸に単位スイッチサイズを
とり、縦軸に回線速度増加率をとる。図7は入力負荷と
回線速度増加率との関係を示す図である。横軸に入力負
荷をとり、縦軸に回線速度増加率をとる。図8は3段目
の単位スイッチU31〜U3Nのブロック構成図である。
【0030】本発明のATMスイッチはN×Nの単位ス
イッチU11〜U3Nが3段に接続されるクロススイッチア
ーキテクチャをベースにしている。図2および図3に示
すように、1段目の単位スイッチU11〜U1Nは入力トラ
ヒックをセルレベルで2段目の単位スイッチU21〜U2N
に振り分けるアロッタリングを行うバッファレススイッ
チにより構成される。
【0031】図4および図5に示すように、2段目の単
位スイッチU21〜U2Nはバッファ内に空セルを挿入する
ことでセル順序を保証するとともに、バッファからの読
出しはk倍に高速化されて出力される。
【0032】図8に示すように、3段目の単位スイッチ
31〜U3Nはスイッチ入力段の空セル除去部20で2段
目の単位スイッチU21〜U2Nで挿入された空セルと本来
の通信セルとを分離し、空セルを廃棄する。さらに、2
段目の単位スイッチU21〜U2Nで高速化された回線速度
を元に戻す。
【0033】次に、各段における単位スイッチU11〜U
3Nの具体的構成例とその動作例を説明する。図2に1段
目の単位スイッチU11〜U1Nに配置されるアロッタリン
グスイッチ構成例を示す。この単位スイッチU11〜U1N
はバッファレスのクロスポイントスイッチとタグ変換回
路15により構成される。このタグ変換回路15はセル
到着毎に出力方路番号に対応したタグを挿入する。
【0034】図3にそのタグ変換の状況を概念的に示し
た。時刻T1〜T4は1セル時間に相当する。図3は入
出力回線が4回線の例であるが、所定の入力回線をN本
の出力回線のいずれかに1セル時間毎に循環的に順次接
続させる。タグ変換回路15はセル到着順に00、0
1、10、11のタグを入力セルに付与する。その後
に、入力セルは後段のバッファレススイッチに送出さ
れ、タグ毎にクロスポイントXに含まれるアドレスフィ
ルタにより読み出され異なる出力方路に振り分けられ
る。このとき順に(01、10、11、00)、(1
0、11、00、01)、(11、00、01、10)
のタグが付与されるので、トータルとして該当1段目の
単位スイッチU11〜U1Nに入力されたセルは負荷と出力
方路宛先が均等に分散されて2段目の単位スイッチU21
〜U2Nに入力される。
【0035】図4に2段目の単位スイッチU21〜U2N
構成例を示す。この単位スイッチU21〜U2Nは出力バッ
ファ型スイッチを基本としており、単位スイッチU21
2Nの内部はN倍速に高速化されており、出力バッファ
部16には最大N個のセルが到着するものとする。
【0036】このとき図5に示すように、同一の3段目
の単位スイッチU3i(i=1〜Nのいずれか)に接続さ
れる2段目の単位スイッチU2p、U2q、U2r(p、q、
r=1〜Nのいずれか)にあるバッファ間には互いに制
御線50により接続されたバッファ制御部51が配置さ
れている。このバッファ制御部51は自身の単位スイッ
チU2p、U2q、U2rに同時に到着するセル数を監視し、
同時セル数を制御線50を用いて自身以外の単位スイッ
チU2p、U2q、U2rのバッファ制御部51に通知する。
【0037】各々のバッファ制御部51はこの通知され
る情報と自身のバッファに到着したセル数とを比較し、
到着セル数が少なければ自身以外の最大到着セル数と同
一になるまで空セルIを生成し、バッファに挿入する。
【0038】図5は時刻T1に2段目の単位スイッチU
2pのバッファに3個のセル(t1と図示)が同時到着し
て、それを受けて単位スイッチU2qのバッファ制御部5
1が空セルIを3個挿入し、単位スイッチU2rのバッフ
ァ制御部51が空セルIを2個を挿入している例を示し
ている。このような操作を行うことにより、同一の3段
目の単位スイッチU3iを目指すセル同士の2段目の単位
スイッチU2p、U2q、U2rまでのスイッチ内遅延時間は
同じになるのでセル順序逆転を保証することができる。
【0039】ただし、このような空セルによる余分な負
荷が生じるために、バッファ出力をK倍に高速化してい
る。この高速化の係数を図6および図7に見積もった。
図6に示すように、単位スイッチサイズを大きくすれば
高速化ファクタを抑えることができる。図7に示すよう
に、入力負荷を下げれば、ほとんど高速化しなくても十
分なトラヒック特性が得られることがわかる。
【0040】次に、3段目の単位スイッチU31〜U3N
構成例を図8に示す。3段目の単位スイッチU31〜U3N
は出力バッファ型スイッチ17と空セル除去部20によ
り構成される。空セル除去部20は2段目の単位スイッ
チU21〜U2Nで挿入された空セルIと通信セルとを分離
し、空セルIを廃棄することにより3段目の単位スイッ
チU31〜U3Nの入力負荷を下げて3段目の単位スイッチ
31〜U3Nのトラヒック特性を向上させる。
【0041】また、前述した1段目の単位スイッチU11
〜U1Nは共通バッファ型スイッチを用いて構成すること
もできる。共通バッファ型スイッチで構成する場合に
は、従来の共通バッファ型スイッチのセル読出し部分に
アロッタリング機能を付与することにより、入力トラヒ
ックをそれぞれの出力ポートにセルレベルで負荷、宛先
ともに均等に分散させることができる。さらに、2段目
の単位スイッチU21〜U2Nおよび3段目の単位スイッチ
31〜U3Nについても共通バッファ型スイッチを用いて
構成することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サービスクラスに係わらず任意のデータ送出レートを持
つコネクションを収容することができるATMスイッチ
を実現することができる。また、収容コネクションをノ
ンブロックにスイッチングしネットワーク効率を向上さ
せるATMスイッチを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のATMスイッチの全体構成図。
【図2】1段目の単位スイッチのブロック構成図。
【図3】1段目の単位スイッチの動作を説明するための
図。
【図4】2段目の単位スイッチのブロック構成図。
【図5】2段目の単位スイッチの動作を説明するための
図。
【図6】2段目の単位スイッチのサイズと回線速度増加
率との関係を示す図。
【図7】入力負荷と回線速度増加率との関係を示す図。
【図8】3段目の単位スイッチのブロック構成図。
【図9】単位スイッチが3段縦続に接続されたATMス
イッチを示す図。
【符号の説明】
10 セル順序制御部 15 タグ変換回路 16 出力バッファ部 17 出力バッファ型スイッチ 20 空セル除去部 50 制御線 51 バッファ制御部 I 空セル t1、t2 セル U11〜U3N、U3i、U2p、U2q、U2r 単位スイッチ X クロスポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗本 崇 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N本の入力回線に到来するセルをその宛
    先にしたがってN本の出力回線のうちの一つ出力回線に
    分配する単位スイッチを備え、この単位スイッチが3段
    縦続に接続され、この1段目と2段目および2段目と3
    段目は、それぞれ単位スイッチのN本の出力回線が次段
    のN個の単位スイッチの入力回線のいずれかに接続され
    たATMスイッチであって、 前記1段目の単位スイッチは、N本の出力回線の宛先割
    付を1セル時間毎に変更しNセル時間で最初の割付に戻
    るように循環させる手段を備えたことを特徴とするAT
    Mスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記2段目の単位スイッチには出力回線
    毎にそれぞれバッファが設けられ、前記3段目の単位ス
    イッチの同一のものに接続されるその2段目のN個のバ
    ッファ毎にそのN個のバッファのキュー長が互いに等し
    くなるように空セルを挿入する手段を備えた請求項1記
    載のATMスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記2段目の単位スイッチの出力側およ
    び前記3段目の単位スイッチの入力側の処理速度は前記
    1段目の単位スイッチの処理速度のK倍に設定された請
    求項2記載のATMスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記3段目の単位スイッチは、入力回線
    毎にそれぞれ設けられたN個のバッファと、このバッフ
    ァに書込まれるセル列から前記挿入する手段により挿入
    された空セルを除去する手段とを備えた請求項2記載の
    ATMスイッチ。
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CN105763472A (zh) * 2014-12-18 2016-07-13 中兴通讯股份有限公司 一种跨板转发的方法和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105763472A (zh) * 2014-12-18 2016-07-13 中兴通讯股份有限公司 一种跨板转发的方法和装置
JP2017539173A (ja) * 2014-12-18 2017-12-28 ゼットティーイー コーポレイション クロスボード転送方法及び装置、プログラム、並びに記録媒体

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