JPH1154971A - 電子装置の冷却構造 - Google Patents

電子装置の冷却構造

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Publication number
JPH1154971A
JPH1154971A JP9212061A JP21206197A JPH1154971A JP H1154971 A JPH1154971 A JP H1154971A JP 9212061 A JP9212061 A JP 9212061A JP 21206197 A JP21206197 A JP 21206197A JP H1154971 A JPH1154971 A JP H1154971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
transfer material
heat
heat sink
heat transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9212061A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Oishi
孝志 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Kobe Ltd
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Publication date
Application filed by KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK, NEC Software Kobe Ltd filed Critical KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハードディスクドライブの発熱を効率よく拡散
させることにより冷却ファンを不要とし、装置の小型
化,省電力を図るとともに、騒音,振動等の発生も防止
することを目的とする。 【解決手段】ネジ穴5を備えたハードディスクドライブ
1と、ハードディスクドライブ1の上面と少なくとも他
の1面とを覆い、ハードディスクドライブ1のネジ穴5
が備えられた面を覆う場合はネジ穴5に達しない位置ま
でを覆う伝熱材2と、ハードディスクドライブ1と同じ
位置にネジ穴5を備え伝熱材2の上面と少なくとも他の
1面とを覆うヒートシンク3とを有し、ハードディスク
ドライブ1とヒートシンク3とに備えられたネジ穴5に
ネジ4を挿入することにより、ハードディスクドライブ
1と伝熱材2とヒートシンク3とを一体に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子装置の冷却構
造に関し、特にパーソナルコンピュータ等の情報処理端
末機器に使用されるハードディスクドライブの放熱を行
う電子装置の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の情報処理端
末装置においては、小型化に伴って装置内の実装密度が
高くなっており、放熱処理が重要になっている。情報処
理端末装置に使用されるハードディスクドライブにおい
ても、動作に支障が無いよう表面温度を下げることが必
要である。
【0003】このハードディスクドライブの放熱に関
し、図3に従来のハードディスクドライブの冷却方法の
一例を示す。装置内にハードディスクドライブ1と、冷
却ファン6が備えられている。このような構成におい
て、ハードディスクドライブ1から発熱し、その表面温
度が上昇するが、冷却ファン6により強制的にハードデ
ィスクドライブ1に送風し、ハードディスクドライブ1
の表面温度を下げる方法が行われている。この方法は、
パーソナルコンピュータ等の情報処理端末装置でよく用
いられている方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいては、冷却ファン設置により装置の大型化や消費電
力増とともに、騒音,振動等の発生という問題がある。
【0005】本発明は、ハードディスクドライブの発熱
を効率よく拡散させることにより冷却ファンを不要と
し、装置の小型化,省電力を図るとともに、騒音,振動
等の発生も防止する電子装置の冷却構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の電子装置
の冷却構造は、電子装置から発生する熱を、前記電子装
置とヒートシンクとの間に挟まれ前記電子装置を覆い被
せる形で密着固定された伝熱材により前記ヒートシンク
に伝え、前記ヒートシンクから放熱することを特徴とす
る。
【0007】本発明の第2の電子装置の冷却構造は、ネ
ジ穴を備えた電子装置と、前記電子装置の上面と少なく
とも他の1面とを覆い、前記電子装置のネジ穴が備えら
れた面を覆う場合は前記ネジ穴に達しない位置までを覆
う伝熱材と、前記電子装置と同じ位置にネジ穴を備え前
記伝熱材の上面と少なくとも他の1面とを覆うヒートシ
ンクとを有し、前記電子装置と前記ヒートシンクとに備
えられたネジ穴にネジを挿入することにより、前記電子
装置と前記伝熱材と前記ヒートシンクとを一体に固定す
ることを特徴とする。
【0008】本発明の第3の電子装置の冷却構造は、ネ
ジ穴を備えた電子装置と、前記電子装置と同じ位置にネ
ジ穴を備え前記電子装置の上面と少なくとも他の1面と
を覆う伝熱材と、前記電子装置と同じ位置にネジ穴を備
え前記伝熱材の上面と少なくとも他の1面とを覆うヒー
トシンクとを有し、前記電子装置と前記伝熱材と前記ヒ
ートシンクとに備えられたネジ穴にネジを挿入すること
により、前記電子装置と前記伝熱材と前記ヒートシンク
とを一体に固定することを特徴とする。
【0009】本発明の第4の電子装置の冷却構造は、本
発明の第2または第3の電子装置の冷却構造において、
前記伝熱材は、前記ヒートシンクに接着剤により接着固
定されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施の形態を示す分解
斜視図であり、図2は、本発明の一実施の形態を示す組
立図である。図1および図2において、1はハードディ
スクドライブ、2は伝熱材、3はヒートシンク、4はネ
ジ、5はネジ穴をそれぞれ示している。
【0012】伝熱材2は、熱に対しては高伝導性を、電
気的には高絶縁性を有する素材で柔軟性のあるもの、例
えば、シリコーンゴム等を使用する。ヒートシンク3の
材質は、一般的にアルミニウム等が用いられている。
【0013】以上のような構成において、図1および図
2を用いて冷却構造について詳細に説明する。
【0014】図1に示すように、ハードディスクドライ
ブ1に対して伝熱材2を上から覆い被せる形で組合わせ
る。このとき、伝熱材2は、ハードディスクドライブ1
の上面に密着し、左右の面はハードディスクドライブ1
の左右の面の下部に設けられたネジ穴5に達しない位置
までを覆っている。
【0015】次に、ヒートシンク3を伝熱材2の上に覆
い被せる。これで、ヒートシンク3は、伝熱材2を介し
てハードディスクドライブ1に覆い被さった状態となっ
ている。そして、この状態で、ネジ4を左右からネジ穴
5に挿入し、ハードディスクドライブ1,伝熱材2およ
びヒートシンク3を一体に固定する。それらを組立てた
状態を図2に示す。
【0016】この状態においては、伝熱材2はヒートシ
ンク3とハードディスクドライブ1とに挟まれた形にな
り、伝熱材2は柔軟性のあるシリコーンゴム等を使用し
ているため、製造業者の違いによるハードディスクドラ
イブ1の表面の凹凸にも問題なく対応できる。
【0017】この結果、ハードディスクドライブ1と、
伝熱材2と、ヒートシンク3とは密着することになり、
ハードディスクドライブ1からの発熱は、伝熱材2によ
り効率よくヒートシンク3に伝熱され、伝熱された熱は
ヒートシンク3により放熱される。
【0018】なお、ハードディスクドライブ1の左右の
面の下部に設けられたネジ穴5については、ネジ位置,
ネジ径ともに製造業者による違いはなく共通であるた
め、どのハードディスクドライブ1に対しても装着可能
である。
【0019】また、使用するネジ4の個数については確
実に固定されればよく、必ずしも図1に示すように6本
でなくてもよい。
【0020】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、他の実施の形態として、伝熱材2の左右の面を
ハードディスクドライブ1の左右の面の全体を覆うよう
に長くして、そこにネジ穴5を設け、ハードディスクド
ライブ1と伝熱材2とヒートシンク3とをネジ4により
貫通して一体に固定することも可能である。
【0021】さらに、ヒートシンク3と伝熱材2とを接
着剤等で予め固定したものであってもよい。
【0022】以上の構造により、ハードディスクドライ
ブ1の発熱を伝熱材2を介し、ヒートシンク3に伝えて
放熱する。これにより、ハードディスクドライブ1の発
熱による表面温度の上昇を防止することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、ハードディスクドライブの発
熱を効率よく拡散させる冷却構造により冷却ファンを不
要としたため、装置の小型化,省電力化が実現できると
ともに、冷却ファンによる騒音,振動等の発生も防止で
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態を示す組立図である。
【図3】従来のハードディスクドライブの冷却方法を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハードディスクドライブ 2 伝熱材 3 ヒートシンク 4 ネジ 5 ネジ穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置から発生する熱を、前記電子装
    置とヒートシンクとの間に挟まれ前記電子装置を覆い被
    せる形で密着固定された伝熱材により前記ヒートシンク
    に伝え、前記ヒートシンクから放熱することを特徴とす
    る電子装置の冷却構造。
  2. 【請求項2】 ネジ穴を備えた電子装置と、前記電子装
    置の上面と少なくとも他の1面とを覆い、前記電子装置
    のネジ穴が備えられた面を覆う場合は前記ネジ穴に達し
    ない位置までを覆う伝熱材と、前記電子装置と同じ位置
    にネジ穴を備え前記伝熱材の上面と少なくとも他の1面
    とを覆うヒートシンクとを有し、前記電子装置と前記ヒ
    ートシンクとに備えられたネジ穴にネジを挿入すること
    により、前記電子装置と前記伝熱材と前記ヒートシンク
    とを一体に固定することを特徴とする電子装置の冷却構
    造。
  3. 【請求項3】 ネジ穴を備えた電子装置と、前記電子装
    置と同じ位置にネジ穴を備え前記電子装置の上面と少な
    くとも他の1面とを覆う伝熱材と、前記電子装置と同じ
    位置にネジ穴を備え前記伝熱材の上面と少なくとも他の
    1面とを覆うヒートシンクとを有し、前記電子装置と前
    記伝熱材と前記ヒートシンクとに備えられたネジ穴にネ
    ジを挿入することにより、前記電子装置と前記伝熱材と
    前記ヒートシンクとを一体に固定することを特徴とする
    電子装置の冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記伝熱材は、前記ヒートシンクに接着
    剤により接着固定されていることを特徴とする請求項2
    または3記載の電子装置の冷却構造。
JP9212061A 1997-08-06 1997-08-06 電子装置の冷却構造 Pending JPH1154971A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009283064A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 I-O Data Device Inc 記憶装置収納筐体の放熱構造
JP2012043991A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Fujitsu Ltd 電子装置

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JPH09162336A (ja) * 1995-12-11 1997-06-20 Mitsubishi Materials Corp 放熱シート

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990316