JPH1154173A - 平型柔軟ケーブル用コネクタ - Google Patents

平型柔軟ケーブル用コネクタ

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JPH1154173A
JPH1154173A JP9220693A JP22069397A JPH1154173A JP H1154173 A JPH1154173 A JP H1154173A JP 9220693 A JP9220693 A JP 9220693A JP 22069397 A JP22069397 A JP 22069397A JP H1154173 A JPH1154173 A JP H1154173A
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flexible cable
flat flexible
metal cover
insulating housing
terminal
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Shinsuke Kunishi
国師信介
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低背化を図った平型柔軟ケーブル用コネクタ
であって、平型柔軟ケーブルの接続端部の挿入力を零に
しつつ、信頼性の高い接続が可能であると共に、ターミ
ナルの半田テイルの整列部分に平面性を確保できるよう
にしたコネクタを提供することを目的としている。 【解決手段】 複数のターミナル2を所定のピッチで並
列させて支持している絶縁ハウジング4と、断面略U字
状に成形されたメタルカバー5とで構成されている。メ
タルカバー5は、絶縁ハウジング4に対して、ターミナ
ル2の長手方向でスライド可能に装着され、完全装着位
置で、メタルカバー5の上側板5aに形成した押圧板2
2の先端部22aと、コンタクト片7に形成したコンタ
クト部7aが上下に対向し、外部退避位置では、押圧板
22の先端部22aとコンタクト部7aの間に、平型柔
軟ケーブル3の接続端部3aの挿入に十分な間隙が形成
されるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平型柔軟ケーブル(い
わゆる、FPC、FFCなどと呼ばれているケーブルが
含まれる。)の導体とプリント回路基板の導体を接続す
るための平型柔軟ケーブル用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、平型柔軟ケーブル用コネクタは、
一般的に、平型柔軟ケーブルの接続端部を受け入れるよ
うにした挿入部が形成された絶縁ハウジングと、この絶
縁ハウジングに所定のピッチで並列させて装着された複
数のターミナルと、絶縁ハウジングに挿抜自在としたア
クチュエータとで構成されている(例えば、特開平7−
326439号公報参照)。ターミナルのコンタクト片
が前記挿入部に臨ませてあり、挿入部に平型柔軟ケーブ
ルの接続端部を差し込んだ後、アクチュエータを絶縁ハ
ウジングに押し込むことによって、平型柔軟ケーブルの
導体とターミナルのコンタクト片との間に適度の当接圧
が得られるようにしている。また、アクチュエータを絶
縁ハウジングに押し込む前の状態では、平型柔軟ケーブ
ルの接続端部がごく僅かの力で挿入部に差し込むことが
できる、零挿入力の構造としている。このような平型柔
軟ケーブル用コネクタも、プリント回路基板上に実装さ
れる他の電子部品等と同様に、小型化、低背化が要請さ
れ、前記絶縁ハウジング、アクチュエータ等が小型、薄
型化され、また、ターミナルはきわめて小さいピッチで
装着されるに至っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、小型
化、低背化を図った平型柔軟ケーブル用コネクタは、絶
縁ハウジングやアクチュエータが小型、薄型化される結
果、コネクタとして保有すべき強度が不足する問題点が
あった。例えば、アクチュエータを絶縁ハウジングに押
し込んで、平型柔軟ケーブルの導体とターミナルのコン
タクト片との間に必要な当接圧を形成させようとする際
に、アクチュエータが強度不足のために破損してしまう
恐れがあった。また、絶縁ハウジングに装着されている
ターミナルは、その一端の半田テイルが絶縁ハウジング
の一側から外側に延びるように整列させて、プリント回
路基板の導体、即ち、導電パッドに半田付けされるが、
絶縁ハウジングの強度が不足するために、整列した半田
テイルの平面性(コプラナリティー)が悪く、半田リフ
ローによる表面半田付けを行った場合に、信頼性の高い
半田付けができない恐れがあった。
【0004】本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたも
ので、低背化を図った平型柔軟ケーブル用コネクタであ
って、平型柔軟ケーブルの接続端部の挿入力を零にしつ
つ、信頼性の高い接続が可能であると共に、ターミナル
の半田テイルの整列部分に平面性を確保できるようにし
たコネクタを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れた本発明の平型柔軟ケーブル用コネクタは、複数のタ
ーミナルを支持した絶縁ハウジングを断面略U字状をし
たメタルカバーで挟み、メタルカバーに形成した押圧構
造体で平型柔軟ケーブルの接続端部をターミナルのコン
タクト片側に付勢するようにしたものである。
【0006】即ち請求項1の本発明は、平型柔軟ケーブ
ルの導体とプリント回路基板の導体を接続するための平
型柔軟ケーブル用コネクタであって、複数のターミナル
を所定のピッチで並列させて支持している絶縁ハウジン
グと、この絶縁ハウジングの上面および底面を略全面に
亘って外側から挟むために、断面略U字状に成形された
メタルカバーとで構成されており、前記メタルカバー
は、絶縁ハウジングに対して、ターミナルの長手方向
で、完全装着位置と外部退避位置の間でスライド可能に
装着され、完全装着位置で、メタルカバーの上側板に形
成した押圧構造体の押圧部と、前記ターミナルのコンタ
クト片に形成したコンタクト部が上下に対向し、外部退
避位置では、前記押圧構造体の押圧部とターミナルのコ
ンタクト部の間に、平型柔軟ケーブルの接続端部の挿入
に十分な間隙が形成されるようにしてあることを特徴と
する平型柔軟ケーブル用コネクタである。
【0007】請求項2の本発明は、メタルカバーは、表
面が絶縁性樹脂でコーティングされている請求項1に記
載の平型柔軟ケーブル用コネクタである。
【0008】請求項3の本発明は、メタルカバーは、完
全装着位置において下側板の端縁がターミナルのコンタ
クト片の基部下側面に係合し、コンタクト片を上側の押
圧構造体側に付勢するようにしてある請求項2に記載の
平型柔軟ケーブル用コネクタである。
【0009】更に、請求項4の本発明は、メタルカバー
の上側板に形成した押圧構造体は、上側板内に形成され
た片持ち状の押圧板とした請求項1乃至3の何れか1項
に記載の平型柔軟ケーブル用コネクタである。
【0010】また、請求項5の本発明は、片持ち状の押
圧板は、複数に分割されている請求項4に記載の平型柔
軟ケーブル用コネクタである。
【0011】
【作用】本発明の平型柔軟ケーブル用コネクタによれ
ば、絶縁ハウジングを外側から挟むようにしたメタルカ
バーをスライドさせることでアクチュエータの機能を発
揮させることができる。このメタルカバーは金属製であ
るが故に、十分な強度を保有し、ターミナルのコンタク
ト片と平型柔軟ケーブルの導体の間に信頼性の高い接続
を形成できると共に、絶縁ハウジングの低背化による強
度低下を補って、ターミナルの半田テイルに必要な平面
性を維持させることができるのである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図を参照して
説明する。
【0013】図1は、図2乃至図5に示した実施例の平
型柔軟ケーブル用コネクタ1の拡大した断面図である。
この平型柔軟ケーブル用コネクタ1は、複数のターミナ
ル2を平型柔軟ケーブル3の導体のピッチと同一のピッ
チで並列させて支持している絶縁ハウジング4と、絶縁
ハウジング4の上面4aおよび底面4bを略全面に亘っ
て外側から挟むために、断面を略U字状に成形されたメ
タルカバー5とで構成されている。
【0014】ターミナル2を支持している絶縁ハウジン
グ4は、図6、7に示したように構成されているもの
で、複数のターミナル2に対して絶縁ハウジング4がオ
ーバーモールドされて方形枠状に成形されている。内側
に形成されたスペースが平型柔軟ケーブル3の接続端部
3aの挿入部6で、各ターミナル2のインサートモール
ド部分2aの一側から斜め上向きに延びる片持ち梁状の
コンタクト片7が挿入部6内に臨んでいる。ターミナル
2のインサートモールド部分2aの他側には半田テイル
8が延びて、絶縁ハウジング4の底面4bと略面一の状
態で整列している。半田テイル8が延びている側を前方
として、絶縁ハウジング4の後方の両側には、補強金具
9がインサートモールドされて、絶縁ハウジング4の底
面4bと略面一の固着片9aもプリント回路基板に半田
付けができるようにしてある。
【0015】絶縁ハウジング4の挿入部6には、コンタ
クト片7の先端に隣接するようにして棚部10が幅方向
に沿って形成してあると共に、絶縁ハウジング4の上面
4a内において、挿入部6の周りに段部11が形成して
あり、メタルカバー5の外面と絶縁ハウジング4の上面
4aが略面一にできるようにしてある。段部11のう
ち、ターミナル2の半田テイル8が整列している縁部に
沿っている段部11aは、平型柔軟ケーブル3の厚さ
分、他の部分よりも深くして前記棚部10と略同じレベ
ルにしてあると共に、平型柔軟ケーブル3を挿入部6に
向けて挿入する入口12が形成されるようにしてある。
段部11の形成によってL字状の立上り壁が絶縁ハウジ
ング4の両側縁に形成され、これがメタルカバー5に対
してガイド壁13とストッパ壁14を構成するようにな
っている。
【0016】絶縁ハウジング4の底面4b側は、半田テ
イル8が整列している縁部を除いて、略全面に段部15
が形成してあり、前記と同様にメタルカバー5の外面と
絶縁ハウジング4の底面4bが略面一にできるようにし
てある。段部15の形成の結果残される立上り壁がスト
ッパ壁16を構成するようになっている。両側縁の中間
部には、ストッパ壁16と対向するようにして係合突部
17が形成されている。
【0017】メタルカバー5は、金属板を図8乃至図1
1に示したように、断面を略U字状に成形し、表面がシ
リコン系樹脂のような絶縁性樹脂18(図1)でコーテ
ィングされているもので、絶縁ハウジング4の上面4a
を覆う上側板5aと底面4bを覆う下側板5bとを備え
ている。上側板5aは、前縁両側に、絶縁ハウジング4
の上面に構成したストッパ壁14と対向する係合縁19
が形成されている。係合縁19間の前縁は、係合縁19
より前方に延びて、前記段部11a上に位置できるよう
にしてある。また、上側板5a内にU字状溝20および
分離溝21によって片持ち状の押圧板22が形成されて
いる。押圧板22は、下側板5b側にやや塑性変形させ
て先端部22aが内側に突出するようにしてある。下側
板5bは、平坦になっており、前縁の両側に方形の突片
23が設けてあり、絶縁ハウジング4の底面に構成され
たストッパ壁16と係合突部17の対向間隙に配置でき
るようにしてある。
【0018】絶縁ハウジング4を挟むようにして上記の
ようなメタルカバー5が装着されているために、メタル
カバー5の上側板5aの側縁が絶縁ハウジング4の上面
4a内のガイド壁13に沿い、かつ、係合縁19がスト
ッパ壁14と対向すると共に、下側板5bに設けた突片
23が絶縁ハウジング4の底面4b内のストッパ壁16
と係合突部17の間に配置されて、メタルカバー5が、
ターミナル2の長手方向でスライド可能となっている。
即ち、メタルカバー5は、図1乃至図5に示した完全装
着位置と、図5に鎖線で示した外側退避位置の間で絶縁
ハウジング4に対してスライド可能になっている。完全
装着位置は、メタルカバー5の上側板5aに形成した係
合縁19が絶縁ハウジング4の上面4aに形成されたス
トッパ壁14に当接すると共に、メタルカバー5の下側
板5bに形成した突片23が絶縁ハウジング4の底面4
bに形成されたストッパ壁16に当接した位置に定めら
れる。また、外側退避位置は、メタルカバー5の下側板
5bに設けた突片23が絶縁ハウジング4の底面4bに
形成した係合突部17と係合した位置に定められ、絶縁
ハウジング4からメタルカバー5が脱落しないようにな
っている。
【0019】メタルカバー5が完全装着位置にスライド
した時には、図1に示したように、ターミナル2のコン
タクト片7の先端部に形成されているコンタクト部7a
と、メタルカバー5の上側板5aに形成した押圧板22
の先端部22aが上下に対向すると共に、メタルカバー
5の下側板5bの端縁がターミナル2のコンタクト片7
の基部下側面に係合して、コンタクト片7を押圧板22
側に付勢するようにしてある。一方、メタルカバー5が
外側退避位置にスライドした時には、押圧板22の先端
部22aとコンタクト片7のコンタクト部7aは、図1
1に示したように、平型柔軟ケーブル3の接続端部3a
の厚みよりも広い間隙24が形成されるようにしてあ
る。
【0020】上記実施例の平型柔軟ケーブル用コネクタ
1は、プリント回路基板(図示していない)上に半田リ
フロー法による表面半田付けで実装する。即ち、ターミ
ナル2の半田テイル8をプリント回路基板上の導体に半
田付けにより接続すると共に、補強金具9の固着片9a
をプリント回路基板上に設けられたパッドに半田付けす
る。この半田付けに際しては、メタルカバー5を完全装
着位置にスライドさせておくことによって、絶縁ハウジ
ング4の強度をメタルカバー5で補強することが可能で
ある。従って、半田付けの際の高温条件下においても、
絶縁ハウジング4が湾曲変形するのを防止し、特に、整
列した半田テイル8の平面性を維持し、浮上りなどを防
止することができる。この結果、絶縁ハウジング4を低
背化しても、その強度不足を補い、確実な半田付けによ
る信頼性の高い接続を形成することができる。
【0021】プリント回路基板上に実装された平型柔軟
ケーブル用コネクタ1に平型柔軟ケーブル3を接続する
際には、メタルカバー5を図11に示した外部退避位置
にスライドさせ、平型柔軟ケーブル3の接続端部3aを
入口12側から挿入部6内に向けて挿入する。メタルカ
バー5が外部退避位置にある時は、上側板5aに形成し
た押圧板22の先端部22aと、ターミナル2のコンタ
クト片7の先端部に形成されたコンタクト部7aとの間
の間隙24は、接続端部3aの厚みよりも広くなるの
で、接続端部3aはごく僅かの挿入力で挿入することが
可能である。
【0022】平型柔軟ケーブル3の接続端部3aを棚部
10まで挿入した後、メタルカバー5を完全装着位置ま
でスライドさせる。メタルカバー5を完全装着位置まで
スライドさせると、上側板5aの押圧板22の先端部2
2aと、コンタクト片7のコンタクト部7aが、接続端
部3aを挟んで上下に対向する結果、コンタクト部7a
と接続端部3a内の導体を係合させて電気的接続を形成
することができる。メタルカバー5を完全装着位置へス
ライドさせた際には、下側板5bの端縁が整列している
ターミナル2の各コンタクト片7の基部下側面に係合し
て、それぞれのコンタクト片7を押圧板22側に付勢す
る結果、コンタクト片7のばね性が強化され、片持ち状
とした押圧板22のばね性と相俟って、コンタクト部7
aと導体は十分な弾性のもとに確実に係合し、信頼性の
高い電気的接続を形成することができる。
【0023】平型柔軟ケーブル3の接続を解除する場合
は、メタルカバー5を外部退避位置までスライドする。
この位置では、コンタクト片7のコンタクト部7aと押
圧板22の先端部22a間には十分な間隙24が形成さ
れるので、平型柔軟ケーブル3を抵抗なく引き抜くこと
ができ、プリント回路基板の導体と半田テイル8の半田
付け部分に応力を作用させるのを防止し、接続部分の破
壊を避けることができる。
【0024】実施例において、メタルカバー5の上側板
5aには片持ち状の押圧板22を形成して、この押圧板
22で平型柔軟ケーブル3に対する押圧構造体を構成し
たが、図13に示したように、上側板5a内に下側板5
bに向って膨出部25を形成し、膨出部25の最も下側
板5bに近い部分25aを、完全装着位置において、コ
ンタクト片7のコンタクト部7aと対向するようにし
て、押圧構造体を構成することもできる。片持ち状の押
圧板22は、それ自体に弾性を保有しコンタクト片7と
共同して、平型柔軟ケーブル3の接続端部3aを挟持
し、振動などにも強い電気的接続を形成できる点で有利
である。また、実施例においては、上側板5aの片持ち
状の押圧板22は、分離溝21で2個に分割したが、3
個以上に分割することもできるし、分割しない構造とす
ることもできる。分離溝21で複数に分割すると、押圧
板22、平型柔軟ケーブル3およびコンタクト片7の間
で生じた不都合(例えば、異物の挟み込みによる押圧板
22の浮き上がりなど)を全体に影響させないことがで
きる点で有利である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明の通り、本発明によれば、低
背化を図った平型柔軟ケーブル用コネクタであって、平
型柔軟ケーブルの接続端部の挿入力を零にしつつ、信頼
性の高い接続が可能であると共に、ターミナルの半田テ
イルの整列部分に平面性を確保できるようにしたコネク
タを提供できる効果がある。
【0026】請求項2の発明によれば、メタルカバーの
表面を絶縁性樹脂でコーティングしたので、更に、ター
ミナルとメタルカバーの間に距離を保つ構造の必要性を
排除し、小型化、低背化を確実にできる効果がある。
【0027】また、請求項3の発明によれば、メタルカ
バーによってコンタクト片の弾性を強化したので、更
に、コンタクト片と平型柔軟ケーブルの導体を十分な当
接圧のもとに接続し、信頼性を向上できる効果がある。
【0028】請求項4の発明によれば、押圧板を片持ち
状として弾性を保有させたので、更に、コンタクト片の
弾性と共同して平型柔軟ケーブルを挟持し、振動などに
強い接続を確保できる効果がある。
【0029】請求項5の発明によれば、押圧板を複数に
分割したので、更に、押圧板、平型柔軟ケーブルおよび
コンタクト片の間の一部に生じた不都合を全体に及ぼさ
ないようにできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の拡大断面図である。
【図2】 同じく実施例の斜視図である。
【図3】 同じく実施例の平面図である。
【図4】 同じく実施例の正面図である。
【図5】 同じく実施例の側面図である。
【図6】 同じく実施例の、絶縁ハウジングのみの上
側斜視図である。
【図7】 同じく実施例の、絶縁ハウジングのみの下
側斜視図である。
【図8】 同じく実施例の、メタルカバーの拡大平面
図である。
【図9】 同じく実施例の、メタルカバーの拡大正面
図である。
【図10】 同じく実施例の、メタルカバーの拡大側面
図である。
【図11】 同じく実施例の、メタルカバーの拡大断面
図である。
【図12】 同じく実施例の、メタルカバーを外部退避
位置にスライドさせた状態における拡大断面図である。
【図13】 本発明の他の実施例の、メタルカバーの拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 平型柔軟ケーブル用コネクタ 2 ターミナル 3 平型柔軟ケーブル 3a 平型柔軟ケーブルの接続端部 4 絶縁ハウジング 4a 絶縁ハウジングの上面 4b 絶縁ハウジングの底面 5 メタルカバー 6 挿入部 7 ターミナルのコンタクト片 7a コンタクト部 8 ターミナルの半田テイル 9 補強金具 9a 補強金具の固着片 10 棚部 11、11a 段部 12 平型柔軟ケーブルの入口 13 ガイド壁 14 ストッパ壁 15 段部 16 ストッパ壁 17 係合突部 18 絶縁性樹脂 19 係合縁 20 U字状溝 21 分離溝 22 押圧板 22a 押圧板の先端部 23 突片 24 間隙 25 膨出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平型柔軟ケーブル3の導体とプリント
    回路基板の導体を接続するための平型柔軟ケーブル用コ
    ネクタ1であって、 複数のターミナル2を所定のピッチで並列させて支持し
    ている絶縁ハウジング4と、 この絶縁ハウジング4の上面4aおよび底面4bを略全
    面に亘って外側から挟むために、断面略U字状に成形さ
    れたメタルカバー5とで構成されており、 前記メタルカバー5は、絶縁ハウジング4に対して、タ
    ーミナル2の長手方向で、完全装着位置と外部退避位置
    の間でスライド可能に装着され、完全装着位置で、メタ
    ルカバー5の上側板5aに形成した押圧構造体22、2
    5の押圧部22a、25aと、前記ターミナル2のコン
    タクト片7に形成したコンタクト部7aが上下に対向
    し、外部退避位置では、前記押圧構造体22、25の押
    圧部22a、25aとターミナル2のコンタクト部7a
    の間に、平型柔軟ケーブル3の接続端部3aの挿入に十
    分な間隙が形成されるようにしてあることを特徴とする
    平型柔軟ケーブル用コネクタ。
  2. 【請求項2】 メタルカバー5は、表面が絶縁性樹脂
    18でコーティングされている請求項1に記載の平型柔
    軟ケーブル用コネクタ。
  3. 【請求項3】 メタルカバー5は、完全装着位置にお
    いて下側板5bの端縁がターミナル2のコンタクト片7
    の基部下側面に係合し、コンタクト片7を上側の押圧構
    造体22、25側に付勢するようにしてある請求項2に
    記載の平型柔軟ケーブル用コネクタ。
  4. 【請求項4】 メタルカバー5の上側板5aに形成し
    た押圧構造体は、上側板5a内に形成された片持ち状の
    押圧板22とした請求項1乃至3の何れか1項に記載の
    平型柔軟ケーブル用コネクタ。
  5. 【請求項5】 片持ち状の押圧板22は、複数に分割
    されている請求項4に記載の平型柔軟ケーブル用コネク
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009187741A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Jst Mfg Co Ltd Fpc用コネクタ
JP2012009183A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Jst Mfg Co Ltd シールドコネクタ
JP2018517157A (ja) * 2015-04-16 2018-06-28 オキュラス ブイアール,エルエルシー Ledアレイの色変換構造

Cited By (3)

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