JPH1153486A - カードロック機構 - Google Patents
カードロック機構Info
- Publication number
- JPH1153486A JPH1153486A JP9212226A JP21222697A JPH1153486A JP H1153486 A JPH1153486 A JP H1153486A JP 9212226 A JP9212226 A JP 9212226A JP 21222697 A JP21222697 A JP 21222697A JP H1153486 A JPH1153486 A JP H1153486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- lock
- operated
- operating
- insertion direction
- Prior art date
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- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICカードを利用する電子機器に用いられる
カードロック機構の専有スペースを小さくする。ロック
部から操作位置を離し、設計及びデザインの自由度を大
きくする。 【解決手段】 カード収納部の側方に、ICカード10
の挿入方向に沿ってロック部材40及び操作部材50を
設ける。ロック部材40は、ICカード10の挿入方向
に延びる板バネである。ロック部材40の端部には、I
Cカード10に設けられた凹部11に嵌合する凸部42
を設ける。凸部42は、ロック部材40が外力を受けな
い状態で、カード収納部の外側に位置する。操作部材5
0は、ICカード10の挿入方向に沿って操作され、そ
の操作によりロック部材40を弾性変形させて、凸部4
2を凹部11に押し込むことにより、ICカード10を
ロックする。
カードロック機構の専有スペースを小さくする。ロック
部から操作位置を離し、設計及びデザインの自由度を大
きくする。 【解決手段】 カード収納部の側方に、ICカード10
の挿入方向に沿ってロック部材40及び操作部材50を
設ける。ロック部材40は、ICカード10の挿入方向
に延びる板バネである。ロック部材40の端部には、I
Cカード10に設けられた凹部11に嵌合する凸部42
を設ける。凸部42は、ロック部材40が外力を受けな
い状態で、カード収納部の外側に位置する。操作部材5
0は、ICカード10の挿入方向に沿って操作され、そ
の操作によりロック部材40を弾性変形させて、凸部4
2を凹部11に押し込むことにより、ICカード10を
ロックする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードロック機構
に関し、より詳しくは、ICカード又はそれに類するカ
ードを利用する電子機器に装置され、カードを機械的に
ロックするカードロック機構に関する。
に関し、より詳しくは、ICカード又はそれに類するカ
ードを利用する電子機器に装置され、カードを機械的に
ロックするカードロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子機器においては、機器内に
挿入されたカードが不用意に引き出されるのを防止する
ために、カードを機械的にロックするカードロック機構
が装置されている。
挿入されたカードが不用意に引き出されるのを防止する
ために、カードを機械的にロックするカードロック機構
が装置されている。
【0003】このカードロック機構の従来例を図10及
び図11に示す。
び図11に示す。
【0004】ここに示されたカードロック機構は、カー
ド10を収納するキャビネット1の一側部に設けられた
ロック部材2を具備する。ロック部材2は、カードの挿
入方向に直角な方向に移動可能なスライダである。ロッ
ク部材2のカード挿入方向の一端部は、カード10の側
面に設けられた凹部11に嵌合するロック部3になって
いる。また、他端部は、指先により操作される被操作部
4であり、ロック部3とは一体的に連結されている。
ド10を収納するキャビネット1の一側部に設けられた
ロック部材2を具備する。ロック部材2は、カードの挿
入方向に直角な方向に移動可能なスライダである。ロッ
ク部材2のカード挿入方向の一端部は、カード10の側
面に設けられた凹部11に嵌合するロック部3になって
いる。また、他端部は、指先により操作される被操作部
4であり、ロック部3とは一体的に連結されている。
【0005】カード10を挿入するときは、ロック部材
2をキャビネット1内のカード収納部より外側の解除位
置に固定し、この状態でその収納部内にカード10を挿
入する。その挿入後にロック部材2を収納部の側に操作
すると、図10に示すように、ロック部材2のロック部
3がカード10の凹部11に嵌合し、これにより、カー
ド10がロックされる。
2をキャビネット1内のカード収納部より外側の解除位
置に固定し、この状態でその収納部内にカード10を挿
入する。その挿入後にロック部材2を収納部の側に操作
すると、図10に示すように、ロック部材2のロック部
3がカード10の凹部11に嵌合し、これにより、カー
ド10がロックされる。
【0006】カード10を取り出すときは、図11に示
すように、ロック部材2をロック位置から解除位置へ操
作する。これにより、ロック部材2のロック部3がカー
ド10の凹部11から抜け、カード10を取り出すこと
が可能となる。
すように、ロック部材2をロック位置から解除位置へ操
作する。これにより、ロック部材2のロック部3がカー
ド10の凹部11から抜け、カード10を取り出すこと
が可能となる。
【0007】これ以外のカードロック機構としては、例
えば実開平3−70672号公報及び特開平3−570
13号公報に記載されたものがある。
えば実開平3−70672号公報及び特開平3−570
13号公報に記載されたものがある。
【0008】実開平3−70672号公報に記載された
カードロック機構は、図12に示すように、カード10
の挿入方向に直角な方向に移動可能なロック部材2と、
ロック部材2をカード収納部に接近する方向に付勢する
第1のスプリング5aと、ロック部材2と交差し、且つ
カード10の挿入方向に沿って移動可能な排出アーム6
と、排出アーム6をロック部材2から離れる方向に付勢
する第2のスプリング5bとを具備する。
カードロック機構は、図12に示すように、カード10
の挿入方向に直角な方向に移動可能なロック部材2と、
ロック部材2をカード収納部に接近する方向に付勢する
第1のスプリング5aと、ロック部材2と交差し、且つ
カード10の挿入方向に沿って移動可能な排出アーム6
と、排出アーム6をロック部材2から離れる方向に付勢
する第2のスプリング5bとを具備する。
【0009】通常はスプリング5aにより押されてロッ
ク部材2はロック位置にあるが、スプリング5bによる
付勢力に抗して排出アーム6を押し込むことにより、ロ
ック部材2はスプリング5aによる付勢力に抗してカー
ド収納部から離れ、解除位置に移動する。同時にイジェ
クタ7が排出レバー8により操作されて、カード10を
押し出す。
ク部材2はロック位置にあるが、スプリング5bによる
付勢力に抗して排出アーム6を押し込むことにより、ロ
ック部材2はスプリング5aによる付勢力に抗してカー
ド収納部から離れ、解除位置に移動する。同時にイジェ
クタ7が排出レバー8により操作されて、カード10を
押し出す。
【0010】また、特開平3−57013号公報に記載
されたカードロック機構は、図13に示すように、カー
ド10の挿入方向に直角な方向に移動可能なロック部材
2を、ソレノイド9を用いて駆動する構成になってい
る。
されたカードロック機構は、図13に示すように、カー
ド10の挿入方向に直角な方向に移動可能なロック部材
2を、ソレノイド9を用いて駆動する構成になってい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これらのカードロック
機構においては、いずれもカード10の挿入方向に直交
し、且つその直交方向に移動可能なロック部材2が用い
られている。このため、カード収納部の側方に、カード
10の挿入方向と直角な方向に大きいスペースが必要に
なるという問題がある。
機構においては、いずれもカード10の挿入方向に直交
し、且つその直交方向に移動可能なロック部材2が用い
られている。このため、カード収納部の側方に、カード
10の挿入方向と直角な方向に大きいスペースが必要に
なるという問題がある。
【0012】この問題は、図12及び図13に示したよ
うに、ロック部材2の操作にスプリングやソレノイドを
併用するカードロック機構で特に顕著となる。
うに、ロック部材2の操作にスプリングやソレノイドを
併用するカードロック機構で特に顕著となる。
【0013】一方、図10及び図11に示したカードロ
ック機構は、ロック部材1の操作にスプリングやソレノ
イドを併用しないので、カード10の挿入方向と直角な
方向の寸法は比較的小さい。しかし、ロック部材2のロ
ック部3が被操作部4で直接操作され、しかも両部が操
作方向と直角な方向に並び、両部の間に大きな力がかか
る構成のため、ロック部3の近傍に被操作部4を配置す
る必要があり、この点において設計及びデザインの自由
度が小さいという問題がある。
ック機構は、ロック部材1の操作にスプリングやソレノ
イドを併用しないので、カード10の挿入方向と直角な
方向の寸法は比較的小さい。しかし、ロック部材2のロ
ック部3が被操作部4で直接操作され、しかも両部が操
作方向と直角な方向に並び、両部の間に大きな力がかか
る構成のため、ロック部3の近傍に被操作部4を配置す
る必要があり、この点において設計及びデザインの自由
度が小さいという問題がある。
【0014】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ものであり、その目的は、カード収納部の側方スペース
を小さくすることができ、併せてロック部から被操作部
を遠ざけることができるカードロック機構を提供するこ
とにある。
ものであり、その目的は、カード収納部の側方スペース
を小さくすることができ、併せてロック部から被操作部
を遠ざけることができるカードロック機構を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のカードロック機
構は、ICカード又はそれに類するカードを利用する電
子機器に装置されるカードロック機構であって、該カー
ドが挿入されるカード収納部の側方において、該カード
の挿入方向に沿って配設された弾性体からなり、弾性変
形により一部が該カード収納部に接近することにより該
カード収納部内の該カードをロックするロック部材と、
該ロック部材の近傍において、該カードの挿入方向に沿
って配設されると共に、該カードの挿入方向に沿って操
作され、その操作により該ロック部材の一部を該カード
収納部に接近したロック位置と、該カード収納部から離
れた解除位置とにわたって切り換え操作する操作部材と
を備えており、そのことにより上記目的が達成される。
構は、ICカード又はそれに類するカードを利用する電
子機器に装置されるカードロック機構であって、該カー
ドが挿入されるカード収納部の側方において、該カード
の挿入方向に沿って配設された弾性体からなり、弾性変
形により一部が該カード収納部に接近することにより該
カード収納部内の該カードをロックするロック部材と、
該ロック部材の近傍において、該カードの挿入方向に沿
って配設されると共に、該カードの挿入方向に沿って操
作され、その操作により該ロック部材の一部を該カード
収納部に接近したロック位置と、該カード収納部から離
れた解除位置とにわたって切り換え操作する操作部材と
を備えており、そのことにより上記目的が達成される。
【0016】好ましくは、前記ロック部材は、配設方向
の一端部に、前記カードの側面に設けられた凹部に嵌合
する凸部が形成され、他端部が固定された板バネである
構成とする。
の一端部に、前記カードの側面に設けられた凹部に嵌合
する凸部が形成され、他端部が固定された板バネである
構成とする。
【0017】また、好ましくは、前記操作部材は、操作
方向の一端部が前記ロック部材の一部を操作する操作部
であり、他端部が指先により操作される被操作部である
スライダによって構成する。
方向の一端部が前記ロック部材の一部を操作する操作部
であり、他端部が指先により操作される被操作部である
スライダによって構成する。
【0018】以下に、本発明の実施形態を示す図5を参
照して、本発明の作用を説明する。
照して、本発明の作用を説明する。
【0019】操作部材50の被操作部53がロック位置
に操作されているときは、ロック部材40の端部が操作
部51により外側から押圧され、凸部42がカード収納
部23に押し込まれる(図5(a)及び(c)参照)。
一方、操作部材50の被操作部53が解除位置へ操作さ
れているときは、ロック部材40の動作部41は外側へ
移動し、凸部42はカード収納部23の外側に退避する
(図5(b)及び(d)参照)。
に操作されているときは、ロック部材40の端部が操作
部51により外側から押圧され、凸部42がカード収納
部23に押し込まれる(図5(a)及び(c)参照)。
一方、操作部材50の被操作部53が解除位置へ操作さ
れているときは、ロック部材40の動作部41は外側へ
移動し、凸部42はカード収納部23の外側に退避する
(図5(b)及び(d)参照)。
【0020】操作部材50の被操作部53を解除位置に
操作した状態で、カード10をカード収納部23内に挿
入した後、操作部材50の被操作部53をロック位置に
操作すると、ロック部材40の端部が操作部51により
外側から押圧され、凸部42が収納部23に押し込まれ
ることにより、凸部42がカード10の凹部11に嵌合
し、カード10がロックされる(図5(b)及び(c)
参照)。
操作した状態で、カード10をカード収納部23内に挿
入した後、操作部材50の被操作部53をロック位置に
操作すると、ロック部材40の端部が操作部51により
外側から押圧され、凸部42が収納部23に押し込まれ
ることにより、凸部42がカード10の凹部11に嵌合
し、カード10がロックされる(図5(b)及び(c)
参照)。
【0021】操作部材50の被操作部53を解除位置へ
戻すと、ロック部材40の動作部41は外側へ移動し、
凸部42はカード収納部23の外側に退避する(図5
(d)参照)。このため、カード10をカード収納部2
3の外に引き出すことが可能となる。
戻すと、ロック部材40の動作部41は外側へ移動し、
凸部42はカード収納部23の外側に退避する(図5
(d)参照)。このため、カード10をカード収納部2
3の外に引き出すことが可能となる。
【0022】これらの動作においては、カード10のロ
ック及び解除にロック部材40及び操作部材50が使用
されるが、これらはいずれもカード10の挿入方向に沿
って配設されており、しかも、操作部材50はカード1
0の挿入方向に沿って操作される。このため、カード挿
入方向に直交し、且つその直交方向に移動可能なロック
部材を用いる場合と比べて、収納部23の側方におけ
る、カード挿入方向と直角な方向のスペースが小さくな
る。
ック及び解除にロック部材40及び操作部材50が使用
されるが、これらはいずれもカード10の挿入方向に沿
って配設されており、しかも、操作部材50はカード1
0の挿入方向に沿って操作される。このため、カード挿
入方向に直交し、且つその直交方向に移動可能なロック
部材を用いる場合と比べて、収納部23の側方におけ
る、カード挿入方向と直角な方向のスペースが小さくな
る。
【0023】しかも、ロック部材40の凸部42を含む
動作部41が、ロック部材40から分離した操作部材5
0により間接的に操作され、且つ、操作部材50におい
ては、操作部51と被操作部53が操作部材50の移動
方向に並び、この間に大きな力がかからないので、被操
作部53を操作部51に接近させる必要がない。これに
より、ロック部の近傍から被操作部53を離すことが可
能となり、設計及びデザインの自由度が大きくなる。
動作部41が、ロック部材40から分離した操作部材5
0により間接的に操作され、且つ、操作部材50におい
ては、操作部51と被操作部53が操作部材50の移動
方向に並び、この間に大きな力がかからないので、被操
作部53を操作部51に接近させる必要がない。これに
より、ロック部の近傍から被操作部53を離すことが可
能となり、設計及びデザインの自由度が大きくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。
に基づいて具体的に説明する。
【0025】(実施形態1)図1〜図5は本発明の実施
形態1を示す。
形態1を示す。
【0026】本実施形態1のカードロック機構は、図1
及び図2に示すように、ICカード10を利用する電子
機器のキャビネット20内に組み込まれている。
及び図2に示すように、ICカード10を利用する電子
機器のキャビネット20内に組み込まれている。
【0027】ICカード10は、そのロックのために、
一方の側面に凹部11を有する。キャビネット20は、
ICカード10を挿入するためのスリット状の開口部2
1を正面に有し、開口部21から挿入されたICカード
10を一対のガイド22,22間に収納する構成になっ
ている。そして、ガイド22,22間に収納されたIC
カード10は、図3及び図4に示すように、ガイド2
2,22間のカード収納部23の後方に設けられたコネ
クタ30と接続される。
一方の側面に凹部11を有する。キャビネット20は、
ICカード10を挿入するためのスリット状の開口部2
1を正面に有し、開口部21から挿入されたICカード
10を一対のガイド22,22間に収納する構成になっ
ている。そして、ガイド22,22間に収納されたIC
カード10は、図3及び図4に示すように、ガイド2
2,22間のカード収納部23の後方に設けられたコネ
クタ30と接続される。
【0028】カードロック機構は、カード収納部23の
一方の側方に位置してキャビネット20内に設けられた
ロック部材40と、ロック部材40を操作するためにロ
ック部材40に沿ってキャビネット20内に設けられた
操作部材50とを備えている。
一方の側方に位置してキャビネット20内に設けられた
ロック部材40と、ロック部材40を操作するためにロ
ック部材40に沿ってキャビネット20内に設けられた
操作部材50とを備えている。
【0029】ロック部材40は、図5に示すように、I
Cカード10の挿入方向に沿って延びる板バネである。
Cカード10の挿入方向に沿って延びる板バネである。
【0030】ロック部材40のカード挿入方向の後方に
位置する端部は、カード挿入方向と直角な方向に動作す
る動作部41であり、カード収納部23の側へL字状に
突出している。動作部41には、カード収納部23の側
へ突出する凸部42が形成されている。凸部42は、カ
ード収納部23に挿入されたICカード10の凹部11
に嵌合することにより、ICカード10をロックする。
位置する端部は、カード挿入方向と直角な方向に動作す
る動作部41であり、カード収納部23の側へL字状に
突出している。動作部41には、カード収納部23の側
へ突出する凸部42が形成されている。凸部42は、カ
ード収納部23に挿入されたICカード10の凹部11
に嵌合することにより、ICカード10をロックする。
【0031】ロック部材40のカード挿入方向の前方に
位置する端部は、キャビネット20に固定される固定部
43で、収納部23の側にU字状に突出しており、L字
状の動作部41とは直線部44により連結されている。
U字状の固定部43は、キャビネット20に突設された
リブ24とリブ24内の軸部25との間に嵌合し固定さ
れている。これにより、凸部42を含む動作部41は、
収納部23から側方へ離れる方向へ付勢され、外力を受
けない状態では、凸部42は収納部23の外側に位置す
る。そして、後述する操作部材50の操作により、ロッ
ク部材40は弾性変形し、その凸部42は収納部23に
進入して、収納部23内のICカード10をロックす
る。
位置する端部は、キャビネット20に固定される固定部
43で、収納部23の側にU字状に突出しており、L字
状の動作部41とは直線部44により連結されている。
U字状の固定部43は、キャビネット20に突設された
リブ24とリブ24内の軸部25との間に嵌合し固定さ
れている。これにより、凸部42を含む動作部41は、
収納部23から側方へ離れる方向へ付勢され、外力を受
けない状態では、凸部42は収納部23の外側に位置す
る。そして、後述する操作部材50の操作により、ロッ
ク部材40は弾性変形し、その凸部42は収納部23に
進入して、収納部23内のICカード10をロックす
る。
【0032】操作部材50は、ICカード10の挿入方
向に沿って延び、且つその挿入方向に移動自在なスライ
ダである。
向に沿って延び、且つその挿入方向に移動自在なスライ
ダである。
【0033】操作部材50のカード挿入方向の後方に位
置する端部は、ロック部材40を動作部41を操作する
操作部51であり、動作部41の外側に位置している。
操作部51には、動作部41を外側から保持する保持部
52が設けられている。
置する端部は、ロック部材40を動作部41を操作する
操作部51であり、動作部41の外側に位置している。
操作部51には、動作部41を外側から保持する保持部
52が設けられている。
【0034】操作部材50のカード挿入方向の前方に位
置する端部は、指先で操作される被操作部53である。
被操作部53は、キャビネット20に突設されたリブ2
6内に移動可能に収容され、ICカード10の挿入方向
に沿ってロック位置と解除位置とにわたって操作され
る。被操作部53を各位置に保持するために、被操作部
53には凸部56が設けられ、リブ26には凸部56が
嵌合する凹部27,28が設けられている。
置する端部は、指先で操作される被操作部53である。
被操作部53は、キャビネット20に突設されたリブ2
6内に移動可能に収容され、ICカード10の挿入方向
に沿ってロック位置と解除位置とにわたって操作され
る。被操作部53を各位置に保持するために、被操作部
53には凸部56が設けられ、リブ26には凸部56が
嵌合する凹部27,28が設けられている。
【0035】ロック位置は、カード挿入方向の前方にあ
る。この位置では、操作部51はロック部材40の直線
部44の端部を外側から押圧して、凸部42を収納部2
3に押し込む。また、保持部52はロック部材40の動
作部41を外側から保持する。カード挿入方向の後方に
ある解除位置では、操作部材50の操作部51はロック
部材40の動作部41の外側に位置する。これにより、
凸部42は収納部23の外側に位置する。また、保持部
52による動作部41の保持も行われない。
る。この位置では、操作部51はロック部材40の直線
部44の端部を外側から押圧して、凸部42を収納部2
3に押し込む。また、保持部52はロック部材40の動
作部41を外側から保持する。カード挿入方向の後方に
ある解除位置では、操作部材50の操作部51はロック
部材40の動作部41の外側に位置する。これにより、
凸部42は収納部23の外側に位置する。また、保持部
52による動作部41の保持も行われない。
【0036】次に、本実施形態1のカードロック機構の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0037】図3(a)及び図5(a)に示すように、
操作部材50の被操作部53がロック位置に操作されて
いるときは、ロック部材40の直線部44の端部が操作
部51により外側から押圧される。これにより、凸部4
2がカード収納部23に押し込まれる。また、ロック部
材40の動作部41が保持部52により外側から保持さ
れる。このため、ICカード10をカード収納部23に
挿入しようとした場合、ICカード10の角部がロック
部材40の凸部42に当たり、且つその凸部42が外側
へ押圧されても、動作部41は外側に移動しない。従っ
て、ICカード10をカード収納部23内に完全に挿入
することはできない。
操作部材50の被操作部53がロック位置に操作されて
いるときは、ロック部材40の直線部44の端部が操作
部51により外側から押圧される。これにより、凸部4
2がカード収納部23に押し込まれる。また、ロック部
材40の動作部41が保持部52により外側から保持さ
れる。このため、ICカード10をカード収納部23に
挿入しようとした場合、ICカード10の角部がロック
部材40の凸部42に当たり、且つその凸部42が外側
へ押圧されても、動作部41は外側に移動しない。従っ
て、ICカード10をカード収納部23内に完全に挿入
することはできない。
【0038】この状態で、操作部材50の被操作部53
を解除位置へ操作すると、図3(b)及び図5(b)に
示すように、ロック部材40の動作部41は外側へ移動
し、凸部42はカード収納部23の外側に退避する。こ
のため、ICカード10を収納部23内に完全に挿入す
ることが可能となり、この挿入により、ICカード10
はコネクタ30と接続される。
を解除位置へ操作すると、図3(b)及び図5(b)に
示すように、ロック部材40の動作部41は外側へ移動
し、凸部42はカード収納部23の外側に退避する。こ
のため、ICカード10を収納部23内に完全に挿入す
ることが可能となり、この挿入により、ICカード10
はコネクタ30と接続される。
【0039】ICカード10をカード収納部23内に完
全に挿入した後、操作部材50の被操作部53をロック
位置に操作すると、図4(a)及び図5(c)に示すよ
うに、ロック部材40の直線部44の端部が操作部51
により外側から押圧され、凸部42がカード収納部23
に押し込まれる。これにより、凸部42がICカード1
0の凹部11に嵌合し、そのICカード10がロックさ
れる。
全に挿入した後、操作部材50の被操作部53をロック
位置に操作すると、図4(a)及び図5(c)に示すよ
うに、ロック部材40の直線部44の端部が操作部51
により外側から押圧され、凸部42がカード収納部23
に押し込まれる。これにより、凸部42がICカード1
0の凹部11に嵌合し、そのICカード10がロックさ
れる。
【0040】再び操作部材50の被操作部53を解除位
置へ操作すると、図4(b)及び図5(d)に示すよう
に、ロック部材40の動作部41は外側へ移動し、凸部
42はカード収納部23の外側に退避する。このため、
ICカード10をカード収納部23の外に引き出すこと
が可能となる。
置へ操作すると、図4(b)及び図5(d)に示すよう
に、ロック部材40の動作部41は外側へ移動し、凸部
42はカード収納部23の外側に退避する。このため、
ICカード10をカード収納部23の外に引き出すこと
が可能となる。
【0041】これらの動作においては、ICカード10
のロック及び解除にロック部材40及び操作部材50が
使用されるが、これらはいずれもICカード10の挿入
方向に沿って配設されており、しかも、操作部材50は
ICカード10の挿入方向に沿って操作される。これら
のため、カード挿入方向に直交し、且つその直交方向に
移動可能なロック部材を用いる場合と比べて、カード収
納部23の側方における、カード挿入方向と直角な方向
のスペースが小さくなる。
のロック及び解除にロック部材40及び操作部材50が
使用されるが、これらはいずれもICカード10の挿入
方向に沿って配設されており、しかも、操作部材50は
ICカード10の挿入方向に沿って操作される。これら
のため、カード挿入方向に直交し、且つその直交方向に
移動可能なロック部材を用いる場合と比べて、カード収
納部23の側方における、カード挿入方向と直角な方向
のスペースが小さくなる。
【0042】しかも、ロック部材40の凸部42を含む
動作部41が、ロック部材40から分離した操作部材5
0により間接的に操作され、且つ、操作部材50におい
ては、操作部51と被操作部53が操作部材50の移動
方向に並び、この間に大きな力がかからないので、被操
作部53を操作部51に接近させる必要がない。これに
より、ロック部の近傍から被操作部53を離すことが可
能となり、これにより設計及びデザインの自由度が大き
くなる。
動作部41が、ロック部材40から分離した操作部材5
0により間接的に操作され、且つ、操作部材50におい
ては、操作部51と被操作部53が操作部材50の移動
方向に並び、この間に大きな力がかからないので、被操
作部53を操作部51に接近させる必要がない。これに
より、ロック部の近傍から被操作部53を離すことが可
能となり、これにより設計及びデザインの自由度が大き
くなる。
【0043】(実施形態2)図6〜図9は本発明の実施
形態2を示す。
形態2を示す。
【0044】本実施形態2のカードロック機構は、図6
及び図7に示すように、実施形態1のカードロック機構
と比べて、ICカード10を取り出すためのスライド板
60を設けた点、及びこのスライド板60を操作するた
めに、操作部材50の構造を変更した点が主に相違す
る。
及び図7に示すように、実施形態1のカードロック機構
と比べて、ICカード10を取り出すためのスライド板
60を設けた点、及びこのスライド板60を操作するた
めに、操作部材50の構造を変更した点が主に相違す
る。
【0045】即ち、操作部材50は、上述した操作部5
1、保持部52及び被操作部53の他に、スライド板操
作部57を有する。スライド板操作部57は、キャビネ
ット20内のカード収納部23の後方に設けられたリブ
29内に収容されており、被操作部53とは一体的に連
結されている。スライド板操作部57の上面には、スラ
イド板60に当接する突起58が設けられている。
1、保持部52及び被操作部53の他に、スライド板操
作部57を有する。スライド板操作部57は、キャビネ
ット20内のカード収納部23の後方に設けられたリブ
29内に収容されており、被操作部53とは一体的に連
結されている。スライド板操作部57の上面には、スラ
イド板60に当接する突起58が設けられている。
【0046】被操作部53は、ここではリブ26内で3
位置に操作される。即ち、カード挿入方向前方から後方
へかけて設定されたロック位置、解除位置、及び押し出
し位置の3位置である。そして、被操作部53の操作に
伴って、スライド板操作部57もリブ29内でカード挿
入方向に往復移動する。
位置に操作される。即ち、カード挿入方向前方から後方
へかけて設定されたロック位置、解除位置、及び押し出
し位置の3位置である。そして、被操作部53の操作に
伴って、スライド板操作部57もリブ29内でカード挿
入方向に往復移動する。
【0047】スライド板60は、スライド板操作部75
のカード挿入方向の後方に位置してキャビネット20内
に設けられている。このスライド板60は、カード挿入
方向に往復移動が可能であり、ICカード10の挿入方
向の前面に当接する突起61,61を両側部に有する。
スライド板60のカード挿入方向の前部には、突起58
が挿入される開口部62が設けられている。被操作部5
3がロック位置と解除位置との間で操作されるときは、
突起58は開口部62内で移動し、スライド板60は移
動しない。しかし、被操作部53が解除位置から取り出
し位置へ操作されると、スライド板60は突起58によ
りカード挿入方向後方へ押され、カード収納部23に挿
入されているICカード10を突起61,61により押
し出す。
のカード挿入方向の後方に位置してキャビネット20内
に設けられている。このスライド板60は、カード挿入
方向に往復移動が可能であり、ICカード10の挿入方
向の前面に当接する突起61,61を両側部に有する。
スライド板60のカード挿入方向の前部には、突起58
が挿入される開口部62が設けられている。被操作部5
3がロック位置と解除位置との間で操作されるときは、
突起58は開口部62内で移動し、スライド板60は移
動しない。しかし、被操作部53が解除位置から取り出
し位置へ操作されると、スライド板60は突起58によ
りカード挿入方向後方へ押され、カード収納部23に挿
入されているICカード10を突起61,61により押
し出す。
【0048】次に、本実施形態2のカードロック機構の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0049】図8(a)に示すように、キャビネット2
0の収納部23にICカード10が挿入された状態で、
操作部材50の被操作部53をロック位置に操作するこ
とにより、ロック部材40の凸部42によりICカード
10がロックされることは、実施形態1のカードロック
機構の場合と同じである。
0の収納部23にICカード10が挿入された状態で、
操作部材50の被操作部53をロック位置に操作するこ
とにより、ロック部材40の凸部42によりICカード
10がロックされることは、実施形態1のカードロック
機構の場合と同じである。
【0050】また図8(b)に示すように、この状態で
被操作部53を解除位置に操作することにより、ロック
部材40の凸部42が収納部23の外側に移動し、IC
カード10がカード収納部23外へ排出可能となること
も、実施形態1のカードロック機構の場合と同じであ
る。
被操作部53を解除位置に操作することにより、ロック
部材40の凸部42が収納部23の外側に移動し、IC
カード10がカード収納部23外へ排出可能となること
も、実施形態1のカードロック機構の場合と同じであ
る。
【0051】実施形態1のカードロック機構の場合と相
違するのは、図9に示すように、被操作部53を解除位
置から取り出し位置へ操作することにより、スライド板
60が移動し、ロック状態の解除されたICカード10
がカード収納部23から押し出されることである。これ
により、ICカード10の一部がカード収納部23から
露出し、そのICカード10のカード収納部23からの
取り出し操作が容易となる。移動したスライド板60
は、再度ICカード10を収納部23に挿入することに
より、元の位置に戻る。同時に操作部材50も解除位置
に戻る。
違するのは、図9に示すように、被操作部53を解除位
置から取り出し位置へ操作することにより、スライド板
60が移動し、ロック状態の解除されたICカード10
がカード収納部23から押し出されることである。これ
により、ICカード10の一部がカード収納部23から
露出し、そのICカード10のカード収納部23からの
取り出し操作が容易となる。移動したスライド板60
は、再度ICカード10を収納部23に挿入することに
より、元の位置に戻る。同時に操作部材50も解除位置
に戻る。
【0052】そして、本実施形態2のカードロック機構
においても、カードロックに使用されるロック部材40
及び操作部材50は、いずれもICカード10の挿入方
向に沿って配設されており、しかも、操作部材50はI
Cカード10の挿入方向に沿って操作されるので、カー
ド収納部23の側方における、カード挿入方向と直角な
方向のスペースが小さくなる。
においても、カードロックに使用されるロック部材40
及び操作部材50は、いずれもICカード10の挿入方
向に沿って配設されており、しかも、操作部材50はI
Cカード10の挿入方向に沿って操作されるので、カー
ド収納部23の側方における、カード挿入方向と直角な
方向のスペースが小さくなる。
【0053】しかも、ロック部材40の凸部42を含む
動作部41が、ロック部材40から分離した操作部材5
0により間接的に操作され、且つ、操作部材50におい
ては、操作部51と被操作部53が操作部材50の移動
方向に並び、この間に大きな力がかからないので、被操
作部53を操作部51から離すことができる。このた
め、ロック部の近傍に被操作部53を配置する必要がな
くなり、これにより設計及びデザインの自由度が大きく
なる。
動作部41が、ロック部材40から分離した操作部材5
0により間接的に操作され、且つ、操作部材50におい
ては、操作部51と被操作部53が操作部材50の移動
方向に並び、この間に大きな力がかからないので、被操
作部53を操作部51から離すことができる。このた
め、ロック部の近傍に被操作部53を配置する必要がな
くなり、これにより設計及びデザインの自由度が大きく
なる。
【0054】
【発明の効果】以上の本発明カードロック機構による場
合は、カードロックに使用されるロック部材及び操作部
材が、いずれもカード挿入方向に沿って配設され、しか
も、操作部材はカード挿入方向に沿って操作されるの
で、カード収納部の側方における、カード挿入方向と直
角な方向のスペースが小さくなる。しかも、ロック部材
の一部が、ロック部材から分離した操作部材により間接
的に操作されるので、操作位置をロック部の近傍に配置
する必要がなくなり、設計及びデザインの自由度が大き
くなる。
合は、カードロックに使用されるロック部材及び操作部
材が、いずれもカード挿入方向に沿って配設され、しか
も、操作部材はカード挿入方向に沿って操作されるの
で、カード収納部の側方における、カード挿入方向と直
角な方向のスペースが小さくなる。しかも、ロック部材
の一部が、ロック部材から分離した操作部材により間接
的に操作されるので、操作位置をロック部の近傍に配置
する必要がなくなり、設計及びデザインの自由度が大き
くなる。
【0055】また、特に請求項2記載のカードロック機
構による場合には、ロック部材がカード挿入方向に沿っ
て配置された板バネであり、カード挿入方向に直角な方
向の厚さが抑えられるので、カード収納部の側方スペー
スが効果的に抑制される。
構による場合には、ロック部材がカード挿入方向に沿っ
て配置された板バネであり、カード挿入方向に直角な方
向の厚さが抑えられるので、カード収納部の側方スペー
スが効果的に抑制される。
【0056】また、特に請求項3記載のカードロック機
構による場合には、操作方向の一端部に操作部が設けら
れ、他端部に被操作部が設けられていることにより、両
部が操作方向に並び、両部の間に大きな力がかからない
ので、ロック部から操作位置までの距離についての制約
が特に小さくなる。
構による場合には、操作方向の一端部に操作部が設けら
れ、他端部に被操作部が設けられていることにより、両
部が操作方向に並び、両部の間に大きな力がかからない
ので、ロック部から操作位置までの距離についての制約
が特に小さくなる。
【図1】本発明の実施形態1に係るカードロック機構を
分解して示す斜視図。
分解して示す斜視図。
【図2】本発明の実施形態1に係るカードロック機構の
組立状態を示す斜視図。
組立状態を示す斜視図。
【図3】本発明の実施形態1に係るカードロック機構の
動作を示す平面図。
動作を示す平面図。
【図4】本発明の実施形態1に係るカードロック機構の
動作を示す平面図。
動作を示す平面図。
【図5】本発明の実施形態1に係るカードロック機構の
構成及び動作の詳細を示す平面図。
構成及び動作の詳細を示す平面図。
【図6】本発明の実施形態2に係るカードロック機構を
分解して示す斜視図。
分解して示す斜視図。
【図7】本発明の実施形態2に係るカードロック機構の
組立状態を示す斜視図。
組立状態を示す斜視図。
【図8】本発明の実施形態2に係るカードロック機構の
動作を示す平面図。
動作を示す平面図。
【図9】本発明の実施形態2に係るカードロック機構の
動作を示す平面図。
動作を示す平面図。
【図10】従来のカードロック機構の構造及びロック状
態を示す平面図。
態を示す平面図。
【図11】従来のカードロック機構の構造及び解除状態
を示す平面図。
を示す平面図。
【図12】従来の別のカードロック機構の構造を示す平
面図。
面図。
【図13】従来の更に別のカードロック機構の構造を示
す平面図。
す平面図。
10 ICカード(カード) 11 凹部 20 キャビネット 23 カード収納部 30 コネクタ 40 ロック部材 41 動作部 42 凸部 43 固定部 50 操作部材 51 操作部 52 保持部 53 被操作部 57 スライド板操作部 60 スライド板
Claims (3)
- 【請求項1】 ICカード又はそれに類するカードを利
用する電子機器に装置されるカードロック機構であっ
て、 該カードが挿入されるカード収納部の側方において、該
カードの挿入方向に沿って配設された弾性体からなり、
弾性変形により一部が該カード収納部に接近することに
より該カード収納部内の該カードをロックするロック部
材と、 該ロック部材の近傍において、該カードの挿入方向に沿
って配設されると共に、該カードの挿入方向に沿って操
作され、その操作により該ロック部材の一部を該カード
収納部に接近したロック位置と、該カード収納部から離
れた解除位置とにわたって切り換え操作する操作部材と
を備えたカードロック機構。 - 【請求項2】 前記ロック部材は、配設方向の一端部
に、前記カードの側面に設けられた凹部に嵌合する凸部
が形成され、他端部が固定された板バネである請求項1
記載のカードロック機構。 - 【請求項3】 前記操作部材は、操作方向の一端部が前
記ロック部材の一部を操作する操作部であり、他端部が
指先により操作される被操作部であるスライダによって
構成されている請求項1又は請求項2記載のカードロッ
ク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9212226A JPH1153486A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | カードロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9212226A JPH1153486A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | カードロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1153486A true JPH1153486A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16619053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9212226A Pending JPH1153486A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | カードロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1153486A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6673159B1 (en) | 2000-09-26 | 2004-01-06 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Cleaning brush and method for removing contaminates from a photoconductor film |
US7070429B2 (en) | 2003-12-26 | 2006-07-04 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Card connector that can prevent both leaping-out and ejection failure of a card |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP9212226A patent/JPH1153486A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6673159B1 (en) | 2000-09-26 | 2004-01-06 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Cleaning brush and method for removing contaminates from a photoconductor film |
US7070429B2 (en) | 2003-12-26 | 2006-07-04 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Card connector that can prevent both leaping-out and ejection failure of a card |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030827 |