JPH1153058A - 機器間接続インタフェース装置 - Google Patents
機器間接続インタフェース装置Info
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- JPH1153058A JPH1153058A JP9204219A JP20421997A JPH1153058A JP H1153058 A JPH1153058 A JP H1153058A JP 9204219 A JP9204219 A JP 9204219A JP 20421997 A JP20421997 A JP 20421997A JP H1153058 A JPH1153058 A JP H1153058A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 計算機と他の計算機を含む周辺機器との接続
用のケーブルのうちの少なくとも2本の信号線を使用し
て周辺機器等被監視機器側の電源通電状態とケーブルの
接続状態を監視する。 【解決手段】 機器間接続インタフェース装置1は、機
器間を接続するケーブル3の、ある信号線50を用いて
被監視機器2における電源の通電状態を検出する第1の
インタフェース回路10,11,12,13,14,1
5,16と、ケーブルの他の信号線60を用いて機器使
用中におけるケーブルの接続状態を検出する第2のイン
タフェース回路30,31と、第1、第2のインタフェ
ース回路により検出される信号の組み合わせにより、被
監視機器における電源の通電状態、ならびにケーブルの
接続状態の識別を行う。
用のケーブルのうちの少なくとも2本の信号線を使用し
て周辺機器等被監視機器側の電源通電状態とケーブルの
接続状態を監視する。 【解決手段】 機器間接続インタフェース装置1は、機
器間を接続するケーブル3の、ある信号線50を用いて
被監視機器2における電源の通電状態を検出する第1の
インタフェース回路10,11,12,13,14,1
5,16と、ケーブルの他の信号線60を用いて機器使
用中におけるケーブルの接続状態を検出する第2のイン
タフェース回路30,31と、第1、第2のインタフェ
ース回路により検出される信号の組み合わせにより、被
監視機器における電源の通電状態、ならびにケーブルの
接続状態の識別を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機本体と周辺
機器、もしくは計算機同士が結合される計算機システム
に用いて好適な機器間接続インタフェース装置に関す
る。
機器、もしくは計算機同士が結合される計算機システム
に用いて好適な機器間接続インタフェース装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】制御用途に用いられる計算機システムに
は高い信頼性が要求され、例えば、温度異常や冷却ファ
ン異常等、自身の状態監視を行うことはもとより、接続
される周辺機器、もしくは接続される計算機の状態監視
を行うことも要求される。特に、周辺機器の電源通電の
状態を常に監視することにより、システム使用中におけ
る電源遮断、ケーブル抜け等による障害発生、不要なデ
ータアクセス等未然に防ぐことができる。
は高い信頼性が要求され、例えば、温度異常や冷却ファ
ン異常等、自身の状態監視を行うことはもとより、接続
される周辺機器、もしくは接続される計算機の状態監視
を行うことも要求される。特に、周辺機器の電源通電の
状態を常に監視することにより、システム使用中におけ
る電源遮断、ケーブル抜け等による障害発生、不要なデ
ータアクセス等未然に防ぐことができる。
【0003】従来、この電源の通電状況の監視は、計算
機同士の接続を含む周辺機器が接続されるケーブルを構
成する複数本の信号線のうちの1本、相互監視する場合
は2本用いて実現していた。
機同士の接続を含む周辺機器が接続されるケーブルを構
成する複数本の信号線のうちの1本、相互監視する場合
は2本用いて実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
計算機システムでは、計算機に接続された周辺装置の電
源通電状態を監視する場合、1本の専用信号線を用い
る。電源通電時は信号が出力され、電源遮断時は信号が
なくなるので電源通電状態を監視することができる。
計算機システムでは、計算機に接続された周辺装置の電
源通電状態を監視する場合、1本の専用信号線を用い
る。電源通電時は信号が出力され、電源遮断時は信号が
なくなるので電源通電状態を監視することができる。
【0005】しかしながら、周辺装置使用中、外的要因
で接続しているケーブルが抜けた場合、計算機は必要と
する情報を得ることができず、それが電源が遮断による
ものか、あるいはケーブル抜けによるものか判断ができ
ない。ケーブル抜けの場合、ケーブルの交換、もしくは
ケーブルを接続し直すとことにより比較的軽度な障害と
して扱うことができるが、電源遮断の場合、システム異
常発生、場合によっては電源交換等重度な障害となるこ
ともある。
で接続しているケーブルが抜けた場合、計算機は必要と
する情報を得ることができず、それが電源が遮断による
ものか、あるいはケーブル抜けによるものか判断ができ
ない。ケーブル抜けの場合、ケーブルの交換、もしくは
ケーブルを接続し直すとことにより比較的軽度な障害と
して扱うことができるが、電源遮断の場合、システム異
常発生、場合によっては電源交換等重度な障害となるこ
ともある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、計算機と他の計算機を含む周辺機器との接続にい
くつかの信号線が束になった専用ケーブルを用い、この
専用ケーブルのうちの少なくとも2本の信号線を使用し
て周辺機器等被監視機器側の電源通電状態とケーブルの
接続状態を監視することにより、電源遮断かケーブル抜
けによるものかの異常原因の判断を簡単なハードウエア
インタフェース回路により実現し、障害発生時における
保守効率の向上とMTTR(平均修復時間)の短縮をは
かった機器間接続インタフェース装置を提供することを
目的とする。
あり、計算機と他の計算機を含む周辺機器との接続にい
くつかの信号線が束になった専用ケーブルを用い、この
専用ケーブルのうちの少なくとも2本の信号線を使用し
て周辺機器等被監視機器側の電源通電状態とケーブルの
接続状態を監視することにより、電源遮断かケーブル抜
けによるものかの異常原因の判断を簡単なハードウエア
インタフェース回路により実現し、障害発生時における
保守効率の向上とMTTR(平均修復時間)の短縮をは
かった機器間接続インタフェース装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の機器間接続イン
タフェース装置は、機器間を接続するケーブルの、ある
信号線を用いて被服監視機器における電源の通電状態を
検出する第1のインタフェース回路と、上記ケーブルの
他の信号線を用いて機器使用中におけるケーブルの接続
状態を検出する第2のインタフェース回路と、第1、第
2のインタフェース回路により検出される信号の組み合
わせにより、被監視機器における電源の通電状態、なら
びにケーブルの接続状態の識別を行う制御回路とを具備
することを特徴とする。
タフェース装置は、機器間を接続するケーブルの、ある
信号線を用いて被服監視機器における電源の通電状態を
検出する第1のインタフェース回路と、上記ケーブルの
他の信号線を用いて機器使用中におけるケーブルの接続
状態を検出する第2のインタフェース回路と、第1、第
2のインタフェース回路により検出される信号の組み合
わせにより、被監視機器における電源の通電状態、なら
びにケーブルの接続状態の識別を行う制御回路とを具備
することを特徴とする。
【0008】監視機器に設けられる第1のインタフェー
ス回路は、被監視機器における電源の通電状態を光結合
により受信する第1の回路と、自身の電源によりプルア
ップされた抵抗を介して被監視機器の通電状態を制御回
路に通知する第2の回路から成る。また、第2のインタ
フェース回路は、被監視機器で基準電位に接続されてい
ることをケーブルの専用線を介して知り、自身の電源で
プルアップされた抵抗を介してケーブルの接続状態を制
御回路に通知する。そして、制御回路は、第1、第2の
インタフェース回路を介して得られる、それぞれ、被監
視機器における電源の通電状態、ケーブルの接続状態に
つき入出力ポートを介して認識し、認識結果に基づいて
障害発生のための通知を行う。
ス回路は、被監視機器における電源の通電状態を光結合
により受信する第1の回路と、自身の電源によりプルア
ップされた抵抗を介して被監視機器の通電状態を制御回
路に通知する第2の回路から成る。また、第2のインタ
フェース回路は、被監視機器で基準電位に接続されてい
ることをケーブルの専用線を介して知り、自身の電源で
プルアップされた抵抗を介してケーブルの接続状態を制
御回路に通知する。そして、制御回路は、第1、第2の
インタフェース回路を介して得られる、それぞれ、被監
視機器における電源の通電状態、ケーブルの接続状態に
つき入出力ポートを介して認識し、認識結果に基づいて
障害発生のための通知を行う。
【0009】上述した構成により、電源通電状態は従来
同様被監視機器の電源が通電されていれば信号を出力、
電源が遮断されていれば信号の出力が無くなる仕様と
し、計算機本体等監視機器側でこの信号を監視する。一
方、ケーブル接続状態は、専用線を被監視機器内で基準
電位(GND)0ボルトに接続し、監視機器側でプルア
ップすることにより、ケーブルが接続中なら監視機器側
でこの信号線の電位は0ボルトとなり、ケーブルが抜け
た場合、プルアップ電圧になることを監視する。これら
2本の監視結果の組み合わせによって監視状態の認識を
行う。このことにより、障害に対する保守効率の向上と
ともに、対応の迅速化がはかれる。
同様被監視機器の電源が通電されていれば信号を出力、
電源が遮断されていれば信号の出力が無くなる仕様と
し、計算機本体等監視機器側でこの信号を監視する。一
方、ケーブル接続状態は、専用線を被監視機器内で基準
電位(GND)0ボルトに接続し、監視機器側でプルア
ップすることにより、ケーブルが接続中なら監視機器側
でこの信号線の電位は0ボルトとなり、ケーブルが抜け
た場合、プルアップ電圧になることを監視する。これら
2本の監視結果の組み合わせによって監視状態の認識を
行う。このことにより、障害に対する保守効率の向上と
ともに、対応の迅速化がはかれる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、計算機本体筐体と周辺装
置の接続形態を示す図である。図において、計算機本体
1は接続ケーブル3を介して周辺機器が複数収納される
周辺機器筐体2と接続されている。接続ケーブル3の構
造は図2に示す。接続ケーブル3は、複数の信号線の束
が敗戦されており、本発明ではこのうちの2本ないし4
本を使用する。
置の接続形態を示す図である。図において、計算機本体
1は接続ケーブル3を介して周辺機器が複数収納される
周辺機器筐体2と接続されている。接続ケーブル3の構
造は図2に示す。接続ケーブル3は、複数の信号線の束
が敗戦されており、本発明ではこのうちの2本ないし4
本を使用する。
【0011】図3は、本発明実施例である、周辺機器に
おける電源通電状態とケーブル接続状態の監視を行うハ
ードウェアインタフェース回路を示す図である。図1と
同じ番号の付されたブロックは図1のそれと同じとす
る。監視機器となる計算機本体1は後述するハードウェ
アインタフェース回路を含む。
おける電源通電状態とケーブル接続状態の監視を行うハ
ードウェアインタフェース回路を示す図である。図1と
同じ番号の付されたブロックは図1のそれと同じとす
る。監視機器となる計算機本体1は後述するハードウェ
アインタフェース回路を含む。
【0012】図において、10はフォトカブラである。
フォトカブラ10内のダイオード側に電流を流すと発光
し、光トランジスタをONさせる。11は、周辺装置2
の電源電圧Vcc2 (20)から供給される電流を制限す
る制限抵抗、12は、逆電流が発生した場合フォトカブ
ラ10を保護するダイオード、13はツェナーダイオー
ドであり、特性電圧以上の電圧を与えないと電流を流さ
ない、いわゆる低電圧の排除を目的に付加される。14
は、計算機本体1の電源電圧Vcc1 (5V)、15は、
周辺機器2の電源通電状態信号(16)を、安定させる
ブルアップ抵抗である。16は、周辺機器2の電源通電
状態が示される信号線である。この信号がCPUに伝わ
り、電源通電状態を認識する。周辺機器2の電源通電状
態の場合は“Low”レベル(0V)で、電源遮断状態
の場合は“High”レベル(5V)である。
フォトカブラ10内のダイオード側に電流を流すと発光
し、光トランジスタをONさせる。11は、周辺装置2
の電源電圧Vcc2 (20)から供給される電流を制限す
る制限抵抗、12は、逆電流が発生した場合フォトカブ
ラ10を保護するダイオード、13はツェナーダイオー
ドであり、特性電圧以上の電圧を与えないと電流を流さ
ない、いわゆる低電圧の排除を目的に付加される。14
は、計算機本体1の電源電圧Vcc1 (5V)、15は、
周辺機器2の電源通電状態信号(16)を、安定させる
ブルアップ抵抗である。16は、周辺機器2の電源通電
状態が示される信号線である。この信号がCPUに伝わ
り、電源通電状態を認識する。周辺機器2の電源通電状
態の場合は“Low”レベル(0V)で、電源遮断状態
の場合は“High”レベル(5V)である。
【0013】20は、周辺機器2の電源電圧Vcc2 (5
V)、21は、短絡時の保護用フェーズである。30
は、シュミットトリガインバータ31の入力信号を安定
させるためのブルアップ抵抗である。シュミットトリガ
インバータ31は入力信号の電庄レベルを反転させて出
力する。32は、計算機本体1と周辺機器2のケーブル
接続状態を示す信号線である。この信号がCPUに伝わ
り、ケーブル抜けの認識を行う。40は、周辺機器2の
基準電圧GND(0V)である。50は、接続ケーブル
3内の周辺機器2の電源導通状態を伝える信号線、60
は、接続ケーブル3内の周辺機器2のケーブル接続状態
を伝える信号線である。
V)、21は、短絡時の保護用フェーズである。30
は、シュミットトリガインバータ31の入力信号を安定
させるためのブルアップ抵抗である。シュミットトリガ
インバータ31は入力信号の電庄レベルを反転させて出
力する。32は、計算機本体1と周辺機器2のケーブル
接続状態を示す信号線である。この信号がCPUに伝わ
り、ケーブル抜けの認識を行う。40は、周辺機器2の
基準電圧GND(0V)である。50は、接続ケーブル
3内の周辺機器2の電源導通状態を伝える信号線、60
は、接続ケーブル3内の周辺機器2のケーブル接続状態
を伝える信号線である。
【0014】尚、信号線16、32は図示せぬPIO
(並列入出力チップ)内蔵のレジスタを介してCPUに
認識される。
(並列入出力チップ)内蔵のレジスタを介してCPUに
認識される。
【0015】図4は図3に示す本発明実施例の動作を時
系列的に示したタイミングチャートである。図中、図3
と同一番号の付された信号は図3のそれと同じとし、こ
の例では、計算機本体1が電源通電状態にあって、周辺
機器2が電源遮断状態にあるときからスタートしてい
る。
系列的に示したタイミングチャートである。図中、図3
と同一番号の付された信号は図3のそれと同じとし、こ
の例では、計算機本体1が電源通電状態にあって、周辺
機器2が電源遮断状態にあるときからスタートしてい
る。
【0016】以下、図4のタイミングチャートを使用し
ながら図3に示す本発明実施例の動作について詳細に説
明する。
ながら図3に示す本発明実施例の動作について詳細に説
明する。
【0017】まず、監視側の計算機本体1のシステム電
源通電状態から説明する。計算機システム本体1と周辺
機器2はケーブル3を介して接続されていることは上述
したとおりてである。ここで、周辺機器2の電源を投入
すると、図4のタイミングチャートに示すように、周辺
機器2の電源電圧Vcc2 (20)が“High”レベル
に立ち上がる。ここで、ツェナーダイオード13に特性
電圧以上の電圧がかかり、フォトカブラ10内のダイオ
ードに電流が流れ、光トランジスタがONする。電源通
電状態信号(信号線16)は0Vになる。計算機本体1
内蔵のCPUは、この信号が0Vになったことを検出
し、周辺機器2が電源通電状態になったことを認識す
る。
源通電状態から説明する。計算機システム本体1と周辺
機器2はケーブル3を介して接続されていることは上述
したとおりてである。ここで、周辺機器2の電源を投入
すると、図4のタイミングチャートに示すように、周辺
機器2の電源電圧Vcc2 (20)が“High”レベル
に立ち上がる。ここで、ツェナーダイオード13に特性
電圧以上の電圧がかかり、フォトカブラ10内のダイオ
ードに電流が流れ、光トランジスタがONする。電源通
電状態信号(信号線16)は0Vになる。計算機本体1
内蔵のCPUは、この信号が0Vになったことを検出
し、周辺機器2が電源通電状態になったことを認識す
る。
【0018】次に、周辺機器2の電源が遮断されると、
電源電圧Vcc2 (20)が“Low”レベルになる。こ
こでツェナーダイオード13に特性電圧以上の電庄がか
かならくなるため、フォトカブラ10内のダイオードに
電流が流れなくなり、光トランジスタがONする。電源
通電状態信号(信号線16)は、トランジスタがOFF
になるので、電位は不安定になるが、ブルアップによっ
て5Vに安定する。CPUは、この信号が5Vになった
ことを検出し、周辺機器2が電源遮断状態になったこと
を認識する。
電源電圧Vcc2 (20)が“Low”レベルになる。こ
こでツェナーダイオード13に特性電圧以上の電庄がか
かならくなるため、フォトカブラ10内のダイオードに
電流が流れなくなり、光トランジスタがONする。電源
通電状態信号(信号線16)は、トランジスタがOFF
になるので、電位は不安定になるが、ブルアップによっ
て5Vに安定する。CPUは、この信号が5Vになった
ことを検出し、周辺機器2が電源遮断状態になったこと
を認識する。
【0019】最後にケーブル3が図中(A)部で抜けた
場合の動作について説明する。ケーブルが正しく接続さ
れている場合は、ケーブル3内のケーブル接続状態信号
線の電圧は、周辺機器2の基準電圧GND(0V)(符
号40)となる。また、この信号をシュミットトリガイ
ンバータ31により反転した信号が、ケーブル接続状態
信号(符号32)である。この場合、この信号は5Vに
なるため、CPUはケーブルが接続されていることを認
識する。このケーブルが(A)部で抜けた場合、接続ケ
ーブル3内のケーブル接続状態信号線の電位は不安定に
なるが、ブルアップよって5Vに安定する。また、この
信号はシュミットトリガインバータ31により反転さ
れ、0Vになるため、CPUは信号線32を介してケー
ブルが抜けたことを認識できる。
場合の動作について説明する。ケーブルが正しく接続さ
れている場合は、ケーブル3内のケーブル接続状態信号
線の電圧は、周辺機器2の基準電圧GND(0V)(符
号40)となる。また、この信号をシュミットトリガイ
ンバータ31により反転した信号が、ケーブル接続状態
信号(符号32)である。この場合、この信号は5Vに
なるため、CPUはケーブルが接続されていることを認
識する。このケーブルが(A)部で抜けた場合、接続ケ
ーブル3内のケーブル接続状態信号線の電位は不安定に
なるが、ブルアップよって5Vに安定する。また、この
信号はシュミットトリガインバータ31により反転さ
れ、0Vになるため、CPUは信号線32を介してケー
ブルが抜けたことを認識できる。
【0020】以上の結果から、下記表1に示す組み合わ
せ条件に従い被監視機器となる周辺機器2の異常が電源
遮断によるものか、あるいはケーブル抜けによるものか
の判断が行われる。
せ条件に従い被監視機器となる周辺機器2の異常が電源
遮断によるものか、あるいはケーブル抜けによるものか
の判断が行われる。
【0021】
【表1】 以上説明のように本発明は、電源通電状態は従来同様被
監視機器の電源が通電されていれば信号を出力、電源が
遮断されていれば信号の出力が無くなる仕様とし、計算
機本体等監視機器側でこの信号を監視する。一方、ケー
ブル接続状態は、専用線を被監視機器内で基準電位(G
ND)0ボルトに接続し、監視機器側でプルアップする
ことにより、ケーブルが接続中なら監視機器側でこの信
号線の電位は0ボルトとなり、ケーブルが抜けた場合、
プルアップ電圧になることを監視する。これら2本の監
視結果の組み合わせによって監視状態の認識を行う。こ
のことにより、障害に対する保守効率の向上とともに、
対応の迅速化がはかれる。
監視機器の電源が通電されていれば信号を出力、電源が
遮断されていれば信号の出力が無くなる仕様とし、計算
機本体等監視機器側でこの信号を監視する。一方、ケー
ブル接続状態は、専用線を被監視機器内で基準電位(G
ND)0ボルトに接続し、監視機器側でプルアップする
ことにより、ケーブルが接続中なら監視機器側でこの信
号線の電位は0ボルトとなり、ケーブルが抜けた場合、
プルアップ電圧になることを監視する。これら2本の監
視結果の組み合わせによって監視状態の認識を行う。こ
のことにより、障害に対する保守効率の向上とともに、
対応の迅速化がはかれる。
【0022】尚、上述した実施例は計算機本体と周辺機
器との接続のみ例示したが、これに減退されるものでな
く、計算機同士の接続でも同様の効果が得られる。
器との接続のみ例示したが、これに減退されるものでな
く、計算機同士の接続でも同様の効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、シス
テムの異常が接続機器の電源遮断によるものか、ケーブ
ル抜けによるものかの識別が簡単なハードウェア回路に
より実現でき、このことにより、障害に対する対応の迅
速化がはかれるとともに、保守効率の向上がはかれる。
特に産業用の計算機システムに適用することにより高信
頼性の計算機システムを構築できる。
テムの異常が接続機器の電源遮断によるものか、ケーブ
ル抜けによるものかの識別が簡単なハードウェア回路に
より実現でき、このことにより、障害に対する対応の迅
速化がはかれるとともに、保守効率の向上がはかれる。
特に産業用の計算機システムに適用することにより高信
頼性の計算機システムを構築できる。
【図1】計算機本体と周辺機器との接続構成を示す図。
【図2】接続ケーブルの構造を示す図。
【図3】電源通電状態とケーブル接続状態監視のハード
ウエアインタフェース回路の実施例を示す回路図。
ウエアインタフェース回路の実施例を示す回路図。
【図4】本発明実施例の動作をタイミングチャートで示
した図。
した図。
1…計算機本体、2…周辺機器、3…接続ケーブル、1
0…フォトカップラ、11…信号線(電源導通状態信
号)、12、13…ツェナーダイオード、14…電源電
圧Vcc1 、15…プルアップ抵抗、16…信号線(電源
同通状態信号)、20…電源電圧VCC2 、21…フュー
ズ、30…制限抵抗、31…シュミットトリガインバー
タ、32…信号線(ケーブル接続状態)、40…基準電
圧(0V)、50…ケーブル信号線(電源通電状態)、
60…ケーブル信号線(ケーブル抜け)。
0…フォトカップラ、11…信号線(電源導通状態信
号)、12、13…ツェナーダイオード、14…電源電
圧Vcc1 、15…プルアップ抵抗、16…信号線(電源
同通状態信号)、20…電源電圧VCC2 、21…フュー
ズ、30…制限抵抗、31…シュミットトリガインバー
タ、32…信号線(ケーブル接続状態)、40…基準電
圧(0V)、50…ケーブル信号線(電源通電状態)、
60…ケーブル信号線(ケーブル抜け)。
Claims (4)
- 【請求項1】 機器間を接続するケーブルの、ある信号
線を用いて被服監視機器における電源の通電状態を検出
する第1のインタフェース回路と、上記ケーブルの他の
信号線を用いて機器使用中におけるケーブルの接続状態
を検出する第2のインタフェース回路と、第1、第2の
インタフェース回路により検出される信号の組み合わせ
により、被監視機器における電源の通電状態、ならびに
ケーブルの接続状態の識別を行う制御回路とを具備する
ことを特徴とする機器間接続インタフェース装置。 - 【請求項2】 監視機器に設けられる第1のインタフェ
ース回路は、被監視機器における電源の通電状態を光結
合により受信する第1の回路と、自身の電源によりプル
アップされた抵抗を介して被監視機器の通電状態を制御
回路に通知する第2の回路から成ることを特徴とする請
求項1記載の機器間接続インタフェース装置。 - 【請求項3】 監視機器に設けられる第2のインタフェ
ース回路は、被監視機器で基準電位に接続されているこ
とをケーブルの専用線を介して知り、自身の電源でプル
アップされた抵抗を介してケーブルの接続状態を制御回
路に通知することを特徴とする請求項1記載の機器間接
続制御装置。 - 【請求項4】 監視機器に設けられる制御回路は、第
1、第2のインタフェース回路を介して得られる、それ
ぞれ、被監視機器における電源の通電状態、ケーブルの
接続状態につき入出力ポートを介して認識し、認識結果
に基づいて障害発生のための通知を行うことを特徴とす
る請求項1記載の機器間接続制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9204219A JPH1153058A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 機器間接続インタフェース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9204219A JPH1153058A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 機器間接続インタフェース装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1153058A true JPH1153058A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16486818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9204219A Pending JPH1153058A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 機器間接続インタフェース装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1153058A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100318752B1 (ko) * | 1999-10-29 | 2001-12-29 | 윤종용 | 일체형 퍼스날 컴퓨터의 전원 및 시그날공급장치 |
US7643643B2 (en) | 2003-05-30 | 2010-01-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP9204219A patent/JPH1153058A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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