JPH1153032A - 高精度位置決め装置 - Google Patents

高精度位置決め装置

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JPH1153032A
JPH1153032A JP21313897A JP21313897A JPH1153032A JP H1153032 A JPH1153032 A JP H1153032A JP 21313897 A JP21313897 A JP 21313897A JP 21313897 A JP21313897 A JP 21313897A JP H1153032 A JPH1153032 A JP H1153032A
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JP
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JP21313897A
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Toshiaki Yamashita
敏明 山下
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロバスト性に優れた位置決め制御を実現し、
高精度位置決め制御が可能な位置決め制御器を提供す
る。 【解決手段】 被駆動部11の対峙時する2つの側面に
4つのフレクシャルピボット3、5、8、9が装着され
ている。さらに固定部10には4つのフレクシャルピボ
ット2、4、6、7が装着され、被駆動部11に装着さ
れた4つのフレクシャルピボット3、5、8、9との間
で、フレクシャルピボット4、6、5、8に対し結合リ
ンク15、フレクシャルピボット2、7、3、9に対し
結合リンク14を装着することで、固定部10に対し対
向する被駆動部11がその姿勢を変えずに並進運動する
ことが可能となる。そこで、被駆動部11が固定部10
に対し並進運動するようその方向に駆動力を発生できる
直動型のVCM1を被駆動部11と固定部10の間に装
着することで、固定部10に対し被駆動部11の並進方
向に関する位置決め制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工衛星搭載機器
等の高精度位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の人工衛星搭載機器は、衛星本体に
対して加わる外乱や、衛星本体に付加された太陽電池パ
ドルなど柔軟構造物の振動による影響を受けるため、そ
の指向方向を高精度に制御するためには、衛星の姿勢制
御とは独立な制御機構として、圧電素子を用いたアクテ
ィブな位置決め機構が利用されてきた。
【0003】このような人工衛星搭載機器の位置決め装
置としては、例えば1992年発行のオプティカル・エ
ンジニアリング誌の第31巻第8号の1667頁〜16
70頁に記載された論文「N.Ken Reay,et al.、"Liquid-
nitrogen-cooled servo-stabilized Fabry-Perot inter
ferometer for the infrared"」などに提案されたもの
が従来より知られている。
【0004】図3は上記の文献に記載された従来の位置
決め装置の一例の構成図で、同図(A)は平面図、同図
(B)は同図(A)のX−X線に沿う断面図を示す。こ
の従来の人工衛星搭載機器の位置決め装置は、ピエゾア
クチュエータ101と、ギャップセンサ103と、固定
部104と、エタロン板105と、エタロン板106
と、ピエゾアクチュエータ110と、ギャップセンサ1
11と、ギャップセンサ112と、ギャップセンサ11
3と、ギャップセンサ114と、ピエゾアクチュエータ
120から構成されている。
【0005】この従来の位置決め装置では、その指向方
向を高精度に制御するための制御装置として、3つのピ
エゾアクチュエータ101、110、120と5つのギ
ャップセンサ103,111、112、113、114
による複雑な機構が採用されている。この位置決め装置
はピエゾアクチュエータ101、110、120のヒス
テリシス特性を補償しながらも、被駆動部102のZ方
向並進位置とX軸、Y軸回り回転姿勢の全3自由度を実
現するため、図3のようなアクチュエータ・センサの配
置を採っている。
【0006】各ギャップセンサ103、111、11
2、113、114は、それぞれ向かい合う2枚のエタ
ロン板(たとえばエタロン板105とエタロン板10
6)の間隔と平行度を常時計測することで被駆動部10
2の重心位置の変位を畿何学的な関係から導出し、その
情報をもとにある制御則にしたがってピエゾアクチュエ
ータ101、110、120による被駆動部102の位
置決め制御を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】また、VCM(駆動用
コイル)とフレクシャルピボット(弾性ピボット)を用
いた従来の駆動機構としては、X軸回り回転、Y軸回り
回転の各々に対し弾性ピボットと駆動用コイルを組み合
わせることで無摩擦軸受・駆動部を構成し、X−Yの2
軸方向にその指向を制御することを可能とした光ビーム
制御機構に関するものが特開平3−264911号公報
に開示されている。この光ビーム制御機構では、弾性ピ
ボットとジンバル駆動用コイルとを光ビーム制御用ミラ
ーのX−Y2軸指向角制御に適用することで、圧電素子
より制御範囲が広く取れ、分解能は圧電素子に匹敵する
とともに、1)無摩擦軸受により、可動部分の潤滑が不
要となり、長寿命化が図られ、宇宙通信機械用として適
している、2)軸受と駆動部を同一平面上に配列したこ
とにより、ジンバルの積層の省スペース化が図られ、小
型化・軽量化が図られる、という特微が得られるが、反
面この機構では、光ビーム駆動用ミラーのX軸、Y軸回
りに関する姿勢(回転角)のみしか制御することができ
ず、ミラー並進位置に関しては自由に制御することはで
きない。
【0008】また、特開平6−175050号公報に開
示されている光制御素子では、フレクシャルピボット
(フレキシブルピボット)を軸受として採用し、それに
正負2つの電極を組み合わせたアクチュエータを適用す
ることで、直交する2軸回りに関し高精度な回転角度制
御を可能としているが、この機構もやはり特開平3−2
64911号公報に開示されている装置と同様に姿勢角
のみしか制御できず、位置に関しては機構的に制御する
ことは不可能である。
【0009】本発明の目的は、高精度な位置決め制御が
可能な高精度位置決め制御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、アクチュエ
ータとして線形性に優れたボイスコイルモータ(VC
M)を用い、それを無摩擦無潤滑軸受であるフレクシャ
ルピボットと組み合わせた位置決め装置に対し、その装
置ダイナミクスを単純な線形2次振動系としてモデル化
した上で、線形制御理論として一般に広く知られるロバ
スト制御理論の中でも制御器を自動的に設計・導出でき
るH∞制御またはLMI制御系設計手法をこの位置決め
装置モデルに適用し、その結果得られる制御アルゴリズ
ムを位置決め制御器として実際に使用することで、高精
度位置決め制御が実現可能となる。
【0011】本発明の高精度位置決め装置は、並進方向
に駆動トルクを発生するよう配置された直動型のボイス
コイルモータと、搭載機器を搭載する被駆動部と、位置
決め装置全体を固定するための固定部と、被駆動部と固
定部をつなぐための2つの結合リンクと、2つの結合リ
ンクと被駆動部および2つの結合リンクと固定部を結合
するために被駆動部と結合リンクの間ならび固定部と結
合リンク間にそれぞれ装着された8つのフレクシャルピ
ボットと、搭載機器の並進方向変位を検出するための変
位センサと、ボイスコイルモータを駆動制御するために
変位センサもしくは搭搭機器で検出される被駆動部の並
進方向変位をもとにボイスコイルモータの駆動指令信号
を発生する位置決め制御器を有する。
【0012】この場合、変位センサは、非接触型の光学
変位計などにより容易に構成することができる。
【0013】本発明の実施態様によれば、位置決め制御
器に8つのフレクシャルピボットと被駆動部から構成さ
れる位置決め機構を2次振動系ω2/(S2+2ζωS+
ω2){S:ラプラス演算子、ζ:被駆動部の動作に関
する減衰係数、ω:被駆動部の動作に関する共振周波
数}によりモデル化可能な機構としたことで、位置決め
機構に対しH∞制御系設計手法を適用し、位置決め制御
器に位置決め制御アルゴリズムを実現するものである。
【0014】本発明の他の実施態様によれば、位置決め
制御器に、8つのフレクシャルピボットと被駆動部から
構成される位置決め機構を2次振動系ω2/(S2+2ζ
ωS+ω2){S:ラプラス演算子、ζ:被駆動部の動
作に関する減衰係数、ω:被駆動部の動作に関する共振
周波数}によりモデル化可能な機構としたことで、位置
決め機構に対しLMI制御系設計手法を適用し、位置決
め制御器に位置決め制御アルゴリズムを実現するもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施形態の、人工衛星搭
載機器の高精度位置決め装置を示す構成図で、同図
(A)は正面図、同図(B)は右側面図である。同図
(A)、(B)に示すように、この位置決め装置は、直
動並進型のボイスコイルモータ(VCM)1と、8つの
フレクシャルピボット2、3、4、5、6、7、8、9
と、固定部10と、被駆動部11と、搭載機器12と、
変位センサ13と、2つの結合リンク14、15と、位
置決め制御器16から構成されている。この場合、変位
センサ13は付加的な役割を担うもので、最終的に被駆
動部11の動きは、被駆動部11に搭載される搭載機器
12として、観測機器(CCDカメラなど)などのミッ
ション機器を搭載することで直接被駆動部11の並進方
向変位を検出する。その結果、被駆動部11は搭載機器
l2により直接計測された変位信号をもとに、位置決め
制御器16で発生した駆動信号によりVCM1を介し駆
動される構成となる。
【0017】この人工衛星搭載機器の高精度位置決め装
置では、図1に示すように、被駆動部11の対峙する2
つの側面に4つのフレクシャルピボット3、5、8、9
が装着されている。さらに、固定部10には4つのフレ
クシャルピボット2、4、6、7が装着され、被駆動部
11に装着された4つのフレクシャルピボット3、5、
8、9との間で、フレクシャルピボット4、6、5、8
に対し結合リンク15、フレクシャルピボット2、7、
3、9に対し結合リンク14を装着することで、固定部
10に対向する被駆動部11が姿勢を変えず並進運動す
ることが可能となる。そこで、被駆動部11が固定部1
0に対し並進運動するようその方向に駆動力を発生でき
る直動型VCM1を被駆動部11と固定部10の間に装
着することで、固定部10に対し被駆動部11の並進方
向位置決め制御が可能となる。
【0018】この実施の形態によれば、VCM1を適宜
駆動し、被駆動部11に搭載された搭載機器12もしく
は変位センサ13により検出されたその変位量を位置決
め制御器16にフィードバックすることで、位置決め制
御器16が生成する駆動信号でVCM1を駆動制御し、
被駆動部11の位置を高精度に制御することができる。
このとき、被駆動部11と固定部10は2つの結合リン
ク14、15と8つのフレクシャルピボット2、3、
4、5、6、7、8、9によって互いに結合しているこ
とから、被駆動部11には各フレクシャルピボット2、
3、4、5、6、7、8、9で発生する弾性力が作用す
ることとなるが、一方、通常の固転型軸受を適用した場
合必ず発生する摩擦力がフレクシャルピボット2、3、
4、5、6、7、8、9では全く発生しないことから、
VCM1ではフレクシャルピボット2、3、4、5、
6、7、8、9が発生する弾性力のみを打ち消し、搭載
機器12を装着した被駆動部11の並進方向位置を制御
する力を発生するだけでよいことになる。一般にフレク
シャルピボット2、3、4、5、6、7、8、9の弾性
特性は比較的正確に同定することが可能であり、したが
ってそのモデル化は容易であるという特微がある。一
方、汎用的な回転型軸受では、駆動部に潤滑が必要とな
ると同時に必ず摩擦力が発生するが、その特性を正確に
同定することは困難であり、モデル化がしにくいという
欠点がある。
【0019】そのため、被駆動部11と固定部10とを
結合する軸受部に潤滑が不要で無摩擦特性を持つフレク
シャルピボット2、3、4、5、6、7、8、9を適用
することで、VCM1を含むこの位置決め機構の駆動ダ
イナミクスを容易にモデル化可能で、その結果、従来に
ない高精度な位置決め制御を達成できる。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態では、フ
レクシャルピボット2〜9と被駆動部11から構成され
る位置決め機構を単純な2次振動系ω2/(S2+2ζω
S+ω2){S:ラプラス演算子、ζ:減衰係数、ω:
共振周波数}によりモデル化することで、該モデルにロ
バスト制御器設計手法の一つであるH∞制御系設計手法
を適用可能とし、その手法を用いて設計した位置決め制
御アルゴリズムを位置決め制御器16として実現するこ
とで、被駆動部11の位置決め制御を行う。このとき被
駆動部11の位置は、搭載機器12もしくは変位センサ
13によって検出する。
【0021】さらに、本発明の第3の実施の形態では、
位置決め機構を単純な2次振動系ω 2/(S2+2ζωS
+ω2){S:ラプラス演算子、ζ:減衰係数、ω:共
振周波数}によりモデル化することで、該モデルにロバ
スト制御器設計手法の一つであるLMI制御系設計手法
を適用可能とし、その手法を用いて設計した位置決め制
御アルゴリズムを位置決め制御器16として実現するこ
とで、被駆動部11の位置決め制御を行う。このとき被
駆動部11の位置は、搭載機器12もしくは変位センサ
13によって検出する。
【0022】本位置決め装置の作用を明確にするため第
1の実施の形態の位置決め装置において、第2、第3の
実施の形態であるH∞制御系設計手法ならびにLMI制
御系設計手法により設計した制御アルゴリズムを位置決
め制御器16として実現し、被駆動部11のステップ応
答実験を実施した。このとき、H∞制御系設計手法なら
びにLMI制御系設計手法を適用し位置決め制御器16
を設計するため用いた2次振動系モデルω2/(S2+2
ζωS+ω2)のパラメータは、第1の実施の形態であ
る位置決め装置に対しその特性を同定し得られたζ=
0.0077、ω=7.1175を用いた。
【0023】図2は、位置決め制御器16としてH∞制
御系設計手法により実現した制御器とLMI制御系設計
手法により実現した制御器を適用した場合のステップ応
答結果を、従来のPI制御器により実現した制御器を位
置決め制御器16として適用した場合と比較して示した
結果である。
【0024】図2の点線で示すように、位置決め装置を
2次振動系としてモデル化せず、単純にPI制御器によ
って位置決め制御器16を実現した場合では、被駆動部
11の変位が振動的に変化してしまい、かつ目標値(1
0mm)への整定時間も長時間(10秒以上)かかって
しまっていることが確認できる。それに対して図2の実
線で示すように、位置決め装置を2次振動系としてモデ
ル化した上で、H∞制御系設計手法を適用して位置決め
制御器16を実現した場合には、目標値に対しオーバー
シュートもほとんどなく、短時間に(4秒以内)整定し
ていることが確認できる。また、図2の破線で示すよう
に、H∞制御系設計手法のかわりにLMI制御系設計手
法を適用し位置決め制御器16を実現した場合には、実
線で示すH∞制御系設計手法による位置決め制御器16
と比較すると若干のオーバーシュートが発生してしまっ
ているものの、点線で示すPI制御器による応答と比べ
るとその量は抑えられており、さらに整定時間もH∞制
御系設計手法による結果と同様に短時間化(4秒以内)
を達成していることがわかる。
【0025】なお、以上の実施の形態においては、人工
衛星搭載機器の位置決め装置として述べたが、本発明の
位置決め装置は地上でも利用可能であり、人工衛星搭載
機器用に限るものではない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被駆動部に対し並進方向に関し高精度位置決めができる
ため、被駆動部に搭載可能な人工衛星搭載機器の高精度
位置決め制御が可能である。
【0027】また、本発明によれば、この位置決め装置
に関する正確なダイナミクスモデルの導出が容易である
ため、一般に広く知られるロバスト制御理論を、本位置
決め制御手法として実際に適用可能とするとともに、そ
の制御手法の実現により、被駆動部の応答性を向上さ
せ、高精度位置決め制御が達成可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の高精度位置決め装置を示
す構成図である。
【図2】ステップ応答実験の結果を示す図である。
【図3】従来の人工衛星搭載機器の高精度位置決め装置
の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 ボイスコイルモータ(VCM) 2〜9 フレクシャルピボット 10 固定部 11 被駆動部 12 搭載機器 13 変位センサ 14、15 結合リンク l6 位置決め制御器 101 ピエゾアクチュエータ 102 被駆動部 103 ギャップセンサ 104 固定部 105 エタロン板 106 エタロン板 110 ピエゾアクチュエータ 111 ギャップセンサ 112 ギャップセンサ 114 ギャップセンサ 120 ピエゾアクチュエータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載機器の高精度位置決めを可能とする
    位置決め装置であって、並進方向に駆動トルクを発生す
    るよう配置された直動型のボイスコイルモータと、前記
    搭載機器を搭載する被駆動部と、前記位置決め装置全体
    を固定するための固定部と、前記被駆動部と前記固定部
    をつなぐための2つの結合リンクと、前記2つの結合リ
    ンクと前記被駆動部および前記2つの結合リンクと前記
    固定部を結合するために前記被駆動部と前記結合リンク
    の間ならび前記固定部と前記結合リンク間にそれぞれ装
    着された8つのフレクシャルピボットと、前記搭載機器
    の並進方向変位を検出する変位センサと、前記ボイスコ
    イルモータを駆動制御するために前記変位センサもしく
    は前記搭載機器で検出される前記被駆動部の並進方向変
    位をもとに前記ボイスコイルモータの駆動指令信号を発
    生する位置決め制御器を有する高精度位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記8つのフレクシャルピボットと前記
    被駆動部から構成される位置決め構構を2次振動系ω2
    /(S2+2ζωS+ω2){S:ラプラス演算子、ζ:
    被駆動部の動作に関する減衰係数、ω:被駆動部の動作
    に関する共振周波数}によりモデル化可能な機構とした
    ことで、前記位置決め機構に対しH∞制御系設計手法を
    適用し、前記位置決め制御器に位置決め制御アルゴリズ
    ムを実現した請求項1記載の高精度位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め制御器は、前記8つのフレ
    クシャルピボットと前記被駆動部から構成され位置決め
    機構を2次振動系ω2/(S2+2ζωS+ω 2){S:
    ラプラス演算子、ζ:被駆動部の動作に関する減衰係
    数、ω:被駆動部の動作に関する共振周波数}によりモ
    デル化可能な様構としたことで、前記位置決め機構に対
    しLMI制御系設計手法を適用し、前記位置決め制御器
    に位置決め制御アルゴリズムを実現した請求項1記載の
    高精度位置決め装置。
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