JPH1152991A - 音声信号送受信同期方式 - Google Patents

音声信号送受信同期方式

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Publication number
JPH1152991A
JPH1152991A JP9204332A JP20433297A JPH1152991A JP H1152991 A JPH1152991 A JP H1152991A JP 9204332 A JP9204332 A JP 9204332A JP 20433297 A JP20433297 A JP 20433297A JP H1152991 A JPH1152991 A JP H1152991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
data
signal
unit
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP9204332A
Other languages
English (en)
Inventor
Garo Kokuryo
賀郎 国領
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
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Publication of JPH1152991A publication Critical patent/JPH1152991A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡略の方式で、しかも伝送データの中
に情報を付加しないため、伝送効率も低下しない音声信
号送受信同期方式を提供することを目的とする。 【解決手段】 音声処理受信部で、まず音声処理送信部
とのクロックの周波数のずれを検出して、再生出力する
音声のレベルが無音に近い、あるスレッショルド以下に
なったときに、受信音声信号の一部を除去したり、付加
したりして、送受のクロックの周波数ズレによって発生
した音声信号のデータ量を送信側と同じになるように制
御をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルの音声
信号を伝送する場合の送信側と受信側との同期をとる方
式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルの音声信号を伝送する場合に
は、概略図5に示したようなシステムとなる。 同図に
おいて、12は音声処理送信部、13はネットワークイ
ンターフェース送信部、14はネットワーク、15はネ
ットワークインターフェース受信部、16は音声処理受
信部ここでは、片方向の場合を示しているが、両方向の
場合には、丁度逆方向もこのようなシステムがあれば可
能であるので、以下片方向の伝送の場合を説明する。
【0003】マイクもしくはその他の手段から入力され
た音声信号は、音声処理送信部12でディジタル化さ
れ、音声の処理がなされる。ある場合には、音声圧縮が
されることもある。また、入力信号がもともとディジタ
ルの音声信号の場合には、ディジタル信号のままで処理
がなされる。
【0004】この処理結果の信号を伝送するためのネッ
トワークインタフェース送信部13に送り出す。
【0005】ネットワークインタフェース送信部13で
は、ネットワークがディジタルシステムの場合、アナロ
グシステムの場合と種々のネットワークがあるが、音声
処理部の出力をネットワークを通して、相手側のネット
ワークインタフェース受信部に伝送するのが目的であ
る。
【0006】そのために、例えばネットワーク14がデ
ィジタルシステムの場合、ネットワーク側からのクロッ
クを基準にして、ディジタル信号を送出する。
【0007】また、ネットワークシステムがアナログシ
ステムの場合には、通常ネットワークからのクロックが
ないので、単に信号をアナログ信号で送出する。一般的
には、ディジタル信号を変調してアナログ信号に変換し
て送出する。
【0008】ネットワークインタフェース受信部15で
は、ネットワークがディジタルシステムの場合、ネット
ワークからのクロックを基準にして同期した形で、相手
側のネットワークインタフェース送信部の信号を受信す
る。
【0009】また、アナログシステムの場合、ネットワ
ークインタフェース受信部では、受信信号からタイミン
グ成分を抽出して、それによりネットワークからの信号
を受信する。
【0010】音声処理受信部16は、音声処理送信部と
同期を取らなければならない。つまり、音声処理の基本
となるクロックの周波数を音声処理送信部のクロックの
周波数に合わせることが必要である。そうしないと、例
えば、両者がフリーで発振していて、極少であっても周
波数に差があると、受信側で再生した音声に異常が発生
する。つまり、音声処理受信部でアナログ信号として再
生出力するデータ量と送信側から伝送されてくるディジ
タル音声信号のデータ量に差が生じてくる。
【0011】例えば、受信側でのクロックの周波数が送
信側に比べてわずかに低い場合、音声処理受信部で再生
出力するデータ量よりも、送信側からの伝送されてくる
データ量の方が多い。
【0012】伝送されてくるデータ量が多いので、最初
はメモリに保持していても、メモリは有限であるため
に、時間が経てばメモリの容量を超えて、破綻してしま
い、正しい再生が不可能になる。
【0013】また、逆に受信側でのクロックの周波数が
送信側に比べてわずかに高い場合、音声処理受信部で再
生出力するデータ量よりも、送信側からの伝送されてく
るデータ量の方が少ない。そうすると、今度は再生出力
するデータが不足することになり、破綻してしまい正し
い再生が不可能になる。
【0014】ネットワーク部やネットワークの基本クロ
ック周波数と音声処理部の基本クロック周波数を同期さ
せることは、一般的に困難である。つまり、お互いの周
波数が整数の倍数関係にない場合が多かったり、また、
たまたま周波数が整数の倍数関係にあっても、ネットワ
ークインタフェース部で、伝送するための情報、たとえ
ば誤り訂正用の情報や送受の同期を取るための情報を付
加する場合があって、倍数関係が不可能となる場合もあ
る。
【0015】そこで、従来では、以下のような方法が取
られる。
【0016】MPEG(Moving Picture
Experts Group)2などで採用されてい
る、タイムスタンプを用いる方法である。送信側の基本
クロックを元にして作成したタイムスタンプと呼ばれる
同期用の情報をときどき伝送データの中に含めて受信側
に伝送する。受信側では、このタイムスタンプと受信側
の基本クロックを元にして作成した情報とを比較して、
受信側のクロックの周波数が送信側のクロックの周波数
に対して、低いのか高いのか、またその量を検出して受
信側の基本クロックの修正を行い、送信側とのクロック
との同期を取る。
【0017】ところが、こういう方式は回路的に複雑に
なるだけではなく、伝送データの中に同期用の情報を含
めるために伝送効率が低下する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、比較的簡
略の方式で、しかも伝送データの中に情報を付加しない
ため、伝送効率も低下しない音声信号送受信同期方式を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は音声処理受信部
で、まず音声処理送信部とのクロックの周波数のずれを
検出して、再生出力する音声のレベルが無音に近い、あ
るスレッショルド以下になったときに、受信音声信号の
一部を除去したり、付加したりして、送受のクロックの
周波数ズレによって発生した音声信号のデータ量を送信
側と同じになるように制御をするようにしたものであ
る。
【0020】単純にデータを除去したり、付加したりす
ると、雑音として聞こえる。特に音声圧縮を実施した場
合にはデータの除去・付加による雑音は無視できない。
ところが、本発明では、音声レベルが無音に近い、低い
レベルの時にデータ量を除去したり、付加したりするの
で、実際には聞こえないので、実用上の問題はない。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に本発明のブロック図を示
す。同図において、1は受信音声信号入力部、2はFI
FOメモリ部、4はクロック発生部、5はクロック制御
部、6はFIFOメモリ内部容量監視部、7はAND機
能部、8はFIFOメモリ内データ量監視部、9は音声
レベル検出部、10はネットワークインタフェース受信
部からのクロック信号である。
【0022】入力された音声信号は、FIFOメモリ2
に入力されると同時に音声レベルの検出部9にも入力さ
れる。FIFOメモリ2への入力は、ネットワークから
のタイミングでサンプリングされてメモリ内に格納され
る。FIFOメモリ2に格納された受信音声データは、
入力したアドレスからある距離離れたアドレスから出力
される。この場合、クロック制御部5からのクロックに
よって出力される。
【0023】そのタイミングチャートを図2に示す。こ
の図では、出力クロックbの立ち下がりで音声信号aが
出力される。
【0024】クロック制御部5は、クロック発生部から
の信号によって、クロックを作成する。
【0025】ところが、送受のクロックの周波数が異な
っている場合、例えば送信側のクロックの周波数が高い
場合には、FIFOメモリ2に入力される音声信号は、
FIFOメモリから出力される音声信号よりも多くな
る。そうすると、FIFOメモリ2の中に音声信号が溜
まってくる。
【0026】この溜まり具合を入力アドレスと出力アド
レスとの比較して内部容量監視部6により監視して、F
IFOメモリ2にデータが溜まってきた場合には、音声
レベル検出部によって、予め決められたしきい値より低
いレベルになったとき、図3に示すようにクロックを一
部速く動作させてFIFOメモリのデータを出力する。
ただし、出力されるが再生されるときには、出力音声信
号cとして図に示したように、受信部のクロックで出力
されるので、クロックの速くした部分の信号は捨てられ
ることになる。
【0027】逆に、送信側のクロックの周波数が低い場
合には、FIFOメモリ2から出力される音声信号は、
FIFOメモリ2に入力される信号よりも多くなる。そ
うすると、FIFOメモリの中に格納されている音声信
号が少なくなってくる。
【0028】内部容量監視部6で監視して、少なくなっ
てきたとき、図4に示すようにクロックbの一部を長く
してFIFOメモリ2のデータの出力を遅らせる。これ
も同様に音声レベルがしきい値よりも低いレベルになっ
たときに実施する。出力音声信号として図に示したよう
に、クロックを遅くした部分の信号は、同じ信号が付加
されて出力する。
【0029】このようにして、送受のクロックの周波数
の違いによって発生する受信データの増減を受信レベル
の低い、特に問題とならない瞬間に受信データ量の調整
を行うようにすれば、送受の同期が取れる。
【0030】
【発明の効果】統計的に人間の話す言葉で、実際の声を
出しているのは全体の20〜30%であることが知られ
ている。連続して話した場合にも息をつぐ必要があるの
で、必ず音が途切れる瞬間がある。本発明ではこのよう
な瞬間にデータの制御を行うため、再生音声への影響を
ほとんど与えることがない。このため、きわめて安価
に、高品位の伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例の正常時の受信音声信号と取り
込みクロック信号との関係を示すタイムチャート。
【図3】本発明の実施例の信号追加時の受信音声信号と
取り込みクロック信号との関係を示すタイミングチャー
ト。
【図4】本発明の実施例の信号除去時の受信音声信号と
取り込みクロック信号との関係を示すタイミングチャー
ト。
【図5】従来からの一般的なネットワークシステムのブ
ロック図。
【符号の説明】 1:受信音声信号入力部、2:FIFOメモリ部、4:
クロック発生部、5:クロック制御部、6:FIFOメ
モリ内部容量監視部、7:AND機能部、8:FIFO
メモリ内データ量監視部、9:音声レベル検出部、1
0:ネットワークインタフェース受信部からのクロック
信号、11:音声信号入力部、12:音声処理送信部、
13:ネットワークインタフェース送信部、14:ネッ
トワーク、15:ネットワークインタフェース受信部、
16:音声処理受信部、17:音声信号出力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化された音声信号の伝送にお
    いて、 受信側で受信する音声信号データをメモリに格納して、
    そのデータ量を監視すると同時に音声レベルをしきい値
    との比較を行い、メモリ内の受信音声信号データ量が多
    くなってきた場合で音声レベルが一定値より低いとき
    に、該メモリ内の一部のデータを除去し、該メモリ内の
    受信音声信号データ量が少なくなってきた場合には、音
    声レベルが一定値より低いときに、前記メモリ内のデー
    タにレベルの低い音声データを付加することにより、送
    信側と受信側の同期を取ることを特徴とする音声信号送
    受信同期方式。
JP9204332A 1997-07-30 1997-07-30 音声信号送受信同期方式 Pending JPH1152991A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9204332A JPH1152991A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 音声信号送受信同期方式

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JP9204332A JPH1152991A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 音声信号送受信同期方式

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JPH1152991A true JPH1152991A (ja) 1999-02-26

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