JPH1152736A - 液体現像装置 - Google Patents

液体現像装置

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JPH1152736A
JPH1152736A JP9212917A JP21291797A JPH1152736A JP H1152736 A JPH1152736 A JP H1152736A JP 9212917 A JP9212917 A JP 9212917A JP 21291797 A JP21291797 A JP 21291797A JP H1152736 A JPH1152736 A JP H1152736A
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JP
Japan
Prior art keywords
developing
roller
blade
color
developer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9212917A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Matsuno
順一 松野
Shogo Matsumoto
章吾 松本
Akira Mori
章 森
Keiji Kamio
恵司 神尾
Mitsuo Suzuki
美津雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9212917A priority Critical patent/JPH1152736A/ja
Publication of JPH1152736A publication Critical patent/JPH1152736A/ja
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  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像液の撹拌,循環を不要にし、かつ現像ロー
ラの清掃を各色の現像手段に設けるのではなく、本体装
置側に設けて機構を簡略化して、高信頼で低コストの液
体現像手段を実現する。 【解決手段】現像液のタンクと現像ローラとの間に設け
た現像液を現像ローラに塗布するための貫通孔、または
貫通孔と現像液のタンクの接合部に制御弁を設け、現像
器の現像面が180゜反対向きに少なくとも4色の液体
現像器を一体で配置して構成し、該4色の現像器を回転
することにより、各色現像時の記録媒体と現像器の現像
面との位置関係を高精度に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画素単位で濃度階
調を行って記録するイオンフロー記録装置に関し、中間
調を含む静電潜像の現像に液体現像を用いて、微粒子ト
ナーによる忠実な現像を行い、高画質な画像を得るもの
において、各色現像器の現像特性の信頼性を向上させる
とともに、メンテナンスを簡単な構成で自動化する機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開平5−297746 号公報
に記載のように、イオンの通過を制御するイオンフロー
ヘッドによりドラム上に静電潜像が形成され、その後現
像されるカラー記録において、各色現像器は上向きに4
色の現像器が横一列に配置され、現像時に待機位置から
現像位置に移動し、面順次に各色の現像を行う構成にな
っていた。
【0003】他の従来の装置は、特許1452470 号に記載
のように、感光体ドラム上に形成された静電潜像に液体
現像するもので、現像ローラが多孔質弾性体からなり、
現像ローラの一部が現像液に接触することで現像液の表
面張力で現像ローラ上に現像液の薄膜を形成して記録す
る構成になっていた。
【0004】他の従来の装置は、特開平5−204252 号公
報に記載のように、静電潜像を形成した影像保持ベルト
に現像液を保持したベルトアプリケータを接近させて、
該静電潜像を現像する構成になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ドラ
ム,ベルト状の電荷保持媒体に静電潜像を形成して、該
静電潜像を液体現像器で現像する場合に、現像液が漏れ
ないように上向きかまたは上向きに近い角度で現像する
構成となっていたため、記録装置を傾けられないなどの
制約と現像液の沈殿や凝集を避けるために撹拌装置や現
像液の循環装置が必要であったために、広く普及するに
は至らなかった。また、現像後の液体現像器の清掃が不
可欠であり、そのためのクリーニング手段が複雑であっ
た。
【0006】本発明の目的は、このような問題点を解決
する静電記録装置の液体現像装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、現像液のタンクと現像ローラとの間に設けた現像液
を現像ローラに塗布するための孔、または孔と現像液の
タンクの接合部に制御弁を設け、現像器の現像面が18
0゜反対向きに少なくとも4色の液体現像器を一体で配
置して構成し、該4色の現像器を回転することにより、
各色現像時の記録媒体と現像器の現像面との位置関係を
高精度に保つ。
【0008】また、現像後の現像ローラのクリーニング
は、該4色の現像器を回転することで、記録装置本体側
に設けたクリーニング機構の位置に各色現像ローラを接
触させて停止し、クリーニングする。
【0009】現像時の現像ローラと記録媒体間の隙間は
100μm以下が必要となるために、待機時は該現像器
を回転して待機位置で停止することにより、現像ローラ
と記録媒体搬送機構との接触を防止する。
【0010】即ち、4色の現像器を回転体に取り付け、
該現像器の回転に伴う外接円に隣接して、現像部,クリ
ーニング部,待機部を設けて、各色現像器を必要に応じ
てそれらの位置に停止させる。また、各色現像器は、現
像液の漏れがなきよう、現像液の回収,現像液タンクの
密閉を、現像器の回転に関係つけて行う。
【0011】また、各色現像器にクリーニングの機能を
持たせる必要がないため小形化が可能になり、かつ、4
色の現像器が回転することにより、選択的に各プロセス
を実行することができるため、信頼性の高い、低価格の
現像装置が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図4により説明する。
【0013】本発明の一実施例を図1に示す。記録紙1
をホッパ2に入れて、記録開始指令を待つ。コンピュー
タ23から出力される記録開始指令により、給紙ローラ
3が回転して記録紙1の分離給送を始める。そして、記
録紙1の両端のみを挟持する紙送りローラ4で高精度に
搬送する。概略紙送りローラ4の近傍に設置したヘッド
5は、記録紙1が紙送りローラ4に挟持されて図には記
していない記録開始位置に到達すると、第1色目の静電
潜像の記録を開始する。
【0014】例えば、記録開始位置は、記録紙1の先端
が紙送りローラ4に挟持され、かつ記録紙1の先端がイ
オンフローヘッド13を通過した直後とする。該位置決
めは、図には記していない光学式反射型センサーからの
紙送り量で行うことも、イオンフローヘッド13の近傍
に光学式反射型センサーを設けて行うこともできる。
【0015】記録紙1は紙送りローラ4で挟持される
と、記録紙1は給紙ローラ3から解放される構成とし、
搬送負荷の低減を行ってもよい。
【0016】次に、記録紙1上に静電潜像を形成する構
成について説明する。ヘッド5はイオン発生源に、例え
ば固体放電電極を用いて、プラス,マイナスのイオンを
発生させる。次に、制御電極でマイナスイオンのみを選
択的に記録紙上に流して、静電潜像を形成する。
【0017】記録紙1に静電潜像の記録を開始すると、
例えばイエローから記録を行う場合、イエローの現像ロ
ーラは記録紙1とのギャップを規定するために現像ユニ
ット筺体21を回転して、現像位置に停止させ、イエロ
ーの現像を開始する。または、現像位置に配置した案内
ローラ7を微小移動させて、現像ローラと記録紙1との
隙間を規定して、イエローの現像を開始する。現像時の
現像ローラと記録紙1との隙間は、接触させても良い
が、接触圧力は微小となるように、案内ローラ7の表面
は柔らかな弾性層で構成して回転自由に支持する必要が
ある。
【0018】記録紙1の先端が、記録紙1の両端のみを
挟持する紙送りローラA9に挟持されると、記録紙1の
後端は紙送りローラ4から離れるように構成する。そし
て、静電潜像の形成と現像が終了すると、記録紙1は加
熱手段である例えばシートヒータ8で加熱乾燥されるこ
とにより、記録紙1上のトナー像が定着される。
【0019】その後、現像ユニット筺体21を回転して
イエローの現像ローラを現像部から離すとともに、記録
紙1を逆方向に送り、2色目の静電潜像の形成を開始す
る位置まで記録紙1を搬送する。また、このとき現像部
には2色目の例えばマゼンタの現像ローラを位置決めす
る。
【0020】第2色目の画像信号に対応して、記録紙1
のイエローの画像の上に例えばマゼンタの静電潜像の記
録を、1色目と同様に開始する。さらに、マゼンタの現
像も1色目のイエローの現像と同様に行う。
【0021】第3色目の記録の説明のまえに、現像器の
構造と動作の説明を図2により行う。
【0022】各色の現像液,現像ローラを現像ユニット
筺体21に取り付けて、現像ユニット筺体21を回転す
る。イエローのY現像液63はY現像液カートリッジ6
2に充填されて、現像ユニット筺体21に固定される。
Y現像液カートリッジ62はY現像液流入孔60を通し
て固定される。このとき、Y現像液63はYボール59
によりせき止められている。
【0023】Y現像液63は、Yボールカム58を回転
することによってYボール59の位置を移動することに
より、Y現像液流入孔60を通ってY現像ローラ52の
下部に流れる。Y現像液63の量は、Y現像液センサー
57で現像液の量を検出して、Yボールカム58を回転
し、Yボール59の位置を移動することによってY現像
液63をせき止めて、規定量になるように制御する。
【0024】現像時は、もちろんYカバー53を待避さ
せておく。次に、Y現像ローラ52を回転するととも
に、Yブレード54をY現像ローラ52に接触させて、
Y現像ローラ52上に均一なY現像液63の薄膜を形成
する。
【0025】ところで、Yブレード54はYブレード固
定板55に固定されており、該Yブレード固定板55が
回動することにより、Y現像ローラ52に接触する。ま
た、Yブレード固定板55にはY掻き落としブレード5
6も固定されており、Yブレード54がY現像ローラ5
2に接触しているときは、Y掻き落としブレード56は
Y現像ローラ52から離れている。一方、Yブレード5
4がY現像ローラ52から離れている時は、Y掻き落と
しブレード56はY現像ローラ52に接触する。この構
造により、Yブレード固定板55の回動によって、Y現
像ローラ52上に残ったY現像液63を回収する。
【0026】図2は、Y現像を行っているときの状態を
示しており、Y現像の直前の現像が前頁のK現像である
として説明する。
【0027】現像液の回収は、回転軸20を中心に現像
ユニット筺体21が回転して、上方の位置に到達すると
開始する。このとき、現像ローラはCW,CCWのどち
らでも良い。K現像ローラ64上に残留したK現像液6
9が概略掻き落とされた後、K現像ローラ64上に設け
たクリーナ18で確実な清掃を行う。
【0028】その後、KカバーをK現像ローラ64上に
覆い、防塵対策を講じる。一方、K現像液69は、K現
像ローラ64が上方に位置したことにより、逆流して再
度K現像液タンク内に回収される。なお、逆流時に紙粉
等のごみがK現像液タンク内に入り込まないように、該
ごみをフィルタで回収しても良い。そして、残ったK現
像液69が回収されると、Kボールカム71を回動して
Kボール72が、KのボールバネによりOリング84に
押しつけられて、K現像液カートリッジ70が密閉され
る。この状態で、次の現像時まで待機する。
【0029】次に、他の実施例(2)について図3によ
り説明する。
【0030】記録紙1を分離給紙して、ヘッド5まで搬
送し、画像データに基づいた静電潜像を記録紙1上に形
成するところまでは、図1の実施例と同じである。
【0031】現像ローラによる液体現像手段では、記録
紙1と現像ローラ間の隙間精度が現像の均一性を維持す
るために特に重要である。そのため、記録紙1を直線の
紙パスで該隙間の精度を管理するよりも、図3に示す実
施例のように現像部直前で記録紙1を折り曲げて、その
部分の記録紙の直線性を確保して、該隙間精度を出す方
が容易な場合もある。
【0032】記録紙1は、紙送りローラ4に一旦挟持さ
れると、該紙送りローラ4でのみ往復搬送して、静電潜
像の形成と現像を行い、4色の記録が終了すると紙送り
ローラ4でバッファガイド10に排出する。このとき、
記録紙1の画像面をエメリーローラ27で案内すること
により、安定した紙送り性能が得られる。
【0033】以上の構成は、ヘッド5により記録紙1に
直接静電潜像が形成できる場合である。
【0034】専用の記録紙でない普通の記録紙1の場合
は、図4に示すように一旦静電潜像を形成可能な誘電体
ドラム25上に、例えば4色の画像を面順次に形成し
て、その後、記録紙1にカラー画像を加熱手段を内蔵し
た転写ローラ24で転写する。
【0035】ヘッド5により、画像データに対応した静
電潜像を誘電体ドラム上に形成して、各色現像ローラで
現像する。このプロセスを例えば4回行うことにより、
誘電体ドラム25上にカラー画像が形成される。その
後、給紙ローラ3により普通の記録紙1が分離搬送され
て、転写部まで送られ、記録紙1と誘電体ドラム25上
の画像との位置が合うように、記録紙1が送られる。
【0036】転写時の直前に加熱された転写ローラ24
は、誘電体ドラム25と転写ローラ24との間に記録紙
1が介在した最初のタイミングで、誘電体ドラム25を
押圧する。記録紙1が加熱されて画像面に押しつけられ
ることにより、画像は記録紙1に転写される。転写され
た記録紙1は、案内ローラ26によって、装置外に排出
される。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、記録装置を傾けられな
いなどの制約や現像液の沈殿や凝集を避けるための撹拌
装置や現像液の循環装置が不要になった。また、現像後
の液体現像器のクリーニング手段が各色現像手段に不可
欠であったが、そのクリーニング手段が一式でかつ装置
本体側に固定されているため、各色確実なクリーニング
が低コストで実現できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である液体現像装置の概略構成
図。
【図2】図1の現像器構造を示す図。
【図3】本発明の実施例(2)の概略構成図。
【図4】本発明の実施例(3)の概略構成図。
【符号の説明】
1…記録紙、2…ホッパ、3…給紙ローラ、4…紙送り
ローラ、5…ヘッド、6…用紙ガイド、7…案内ロー
ラ、8…シートヒータ、9…紙送りローラA、10…バ
ッファガイド、11…現像ローラ、12…現像ブレー
ド、13…イオンフローヘッド、14…掻き落としブレ
ード、15…カバー、16…現像液、17…現像液カー
トリッジ、18…クリーナ、20…回転軸、21…現像
ユニット筺体、22…筺体、23…駆動回路、24…転
写ローラ、25…誘電体ドラム、26…案内ローラ、2
7…エメリーローラ、52…Y現像ローラ、53…Yカ
バー、54…Yブレード、55…Yブレード固定板、5
6…Y掻き落としブレード、57…Y現像液センサー、
58…Yボールカム、59…Yボール、60…Y現像液
流入孔、61…Yボールバネ、62…Y現像液カートリ
ッジ、63…Y現像液、64…K現像ローラ、65…K
カバー、66…Kブレード、67…Kブレード固定板、
68…K掻き落としブレード、69…K現像液、70…
K現像液カートリッジ、71…Kボールカム、72…K
ボール、73…K現像液流入孔、74…C現像ローラ、
75…Cボールカム、76…Cボール、77…C現像液
カートリッジ、78…C現像液、79…M現像ローラ、
80…Mボールカム、81…Mボール、82…M現像
液、83…M現像液カートリッジ、84…Oリング。
フロントページの続き (72)発明者 神尾 恵司 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 (72)発明者 鈴木 美津雄 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号に対応した静電潜像を記録媒体に
    形成する手段と、記録媒体を案内搬送する手段と、該記
    録媒体上の静電潜像に現像する液体現像手段とを具備し
    た記録装置において、4色の液体現像装置を回転体に取
    り付けて、該現像装置の周囲に記録媒体を現像する現像
    部と現像ローラをクリーニングするクリーニング部を配
    置して、各色現像装置が現像部とクリーニング部に停止
    する構成にしたことを特徴とする液体現像装置。
JP9212917A 1997-08-07 1997-08-07 液体現像装置 Pending JPH1152736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9212917A JPH1152736A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 液体現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9212917A JPH1152736A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 液体現像装置

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Publication Number Publication Date
JPH1152736A true JPH1152736A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16630429

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9212917A Pending JPH1152736A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 液体現像装置

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