JPH1152329A - 液晶表示装置および位置検出方法 - Google Patents

液晶表示装置および位置検出方法

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JPH1152329A
JPH1152329A JP20676997A JP20676997A JPH1152329A JP H1152329 A JPH1152329 A JP H1152329A JP 20676997 A JP20676997 A JP 20676997A JP 20676997 A JP20676997 A JP 20676997A JP H1152329 A JPH1152329 A JP H1152329A
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JP
Japan
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signal
pixel electrode
liquid crystal
display device
detector
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JP20676997A
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Katsuya Tsuchida
勝也 土田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型液晶表示装置などの走査線、信号線が
画素電極に覆われた液晶表示装置、各画素までディジタ
ルなデータ信号が伝送される液晶表示装置において正確
な位置検出を行うことができるペン入力インターフェー
スを備えた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 点順次駆動される液晶表示装置におい
て、TFT2がオンしてから画素電極5に表示信号を印
加するまでの期間に、画素電極5に検出信号を印加す
る。画素電極5と静電的に結合したペンデバイス10に
は検出信号により誘導電圧ΔVpが検出されるので、こ
の電圧に基づいてペンデバイスの位置を検出することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に関
し、特にペン入力インターフェースを備えた液晶表示装
置に関する。また本発明は位置検出方法に関し、特にペ
ン入力インターフェースを備えた液晶表示装置のペン入
力位置を検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化社会の発達にともなっ
て、その情報を入力し記憶し表示する装置(情報機器)
の高性能化、軽薄短小化、低消費電力化が強く望まれる
ようになっている。このような状況の中で、現在多くの
種類の情報機器が提案、実用化されている。その中で
も、ペン入力機能を装備したペン入力表示装置は、上記
の要求を満たす情報機器として注目されている。
【0003】手書き文字や図形を例えばコンピュータ、
ワードプロセッサ、携帯情報端末機器などの情報処理装
置に入力する手段として、例えば、抵抗薄膜タブレット
を利用したペン入力表示装置(参考文献:東芝レビュー
1994 Vol.49No.12,日経BP社フラッ
トパネルディスプレイ´93,日経BP社ΜΑΤERI
ALS&ΤECHNOLOGY93.8)や電磁誘導タ
ブレットを利用したペン入力表示装置(参考文献:東芝
レビュー1994 Vol.49 No.12,日経B
P社フラットパネルディスプレイ´93,日経BP社M
ATERIALS&ΤECHNOLOGY93.8)や
静電結合タブレットを利用したペン入力表示装置(参考
文献:東芝レビュー1994、Vol.49 No.1
2,日経BP社フラットパネルディスプレイ´93,日
経BP社MATERIALS&TECHNOLOGY9
3.8)などあり、その他のペン入力表示装置として例
えば参考文献(特開平4−283819,特開平4−2
99727,特開平5−127823,特開平5−15
8880,特開平4−343387,特開平5−189
126,特開平5−197487,特開昭62−920
21,特開昭63−293623)などがある。
【0004】また、近年では表示装置とペン入力装置
(タブレット)が一体になった静電結合容量方式(一体
型ペン入力表示装置)のペン入力表示装置が提案され
(特開昭54−24538,特開平6−295219,
特開平6−314165,特開平4−337824)、
表示装置の表示能力を損なうことなくペン入力が行える
ことからペン入力方式の主流となりつつあるとともに、
より高品位な表示を行うためこれらの表示装置としてト
ランジスターやダイオードなどのアクティブ素子を使っ
たアクティブマトリックス型表示装置が使われるように
なっている。
【0005】また、上記従来のアクティブマトリックス
反射型表示装置ではアクティブ素子に電圧を供給する信
号線や走査線が開口率向上及び高精細化のため近年ます
ます微細加工される(参考文献:日経BP社 フラット
パネルディスプレイ1991〜1995)とともに、信
号線及び走査線が画素電極の下部に配置される構造とな
っている(参考文献:特願平8−57531、SID9
6DIGESΤ「High−Resolution R
eflective Color Guest−Hos
t ΤFT−LCDs」)。このため、上述のようなア
クティブマトリックス反射型表示装置を用いた一体型ペ
ン入力表示装置においては、検出子(入力ペン)と走査
線、信号線などの配線との間に形成される結合容量が小
さくなり、その結果として検出電圧が小さくなって正確
な座標検出が困難になっているという問題がある。これ
は検出ペンと信号線又は走査線間に、画素電極が配置さ
れるためであると考えられる。
【0006】さらに、近年では高精細な表示を行うこと
ができるディジタル液晶表示装置も提案されている。こ
のような液晶表示装置では、各画素へはディジタルな表
示信号が供給されるため、反射型液晶表示装置と同様に
検出子の位置検出を行うことが困難であるという問題が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するためになされたものである。すなわち本
発明は、高精細な正確な位置検出を行うことができるペ
ン入力インターフェースを備えた液晶表示装置を提供す
ることを目的とする。また本発明は、各画素にディジタ
ルなデータ信号が供給されるディジタルLCDにおいて
も容易に位置検出を行うことができる液晶表示装置を提
供することを目的とする。
【0008】また例えば反射型液晶表示装置のように、
走査線、信号線などの配線層が画素電極に覆われるよう
な場合おいても、正確に位置検出を行うことができるペ
ン入力インターフェースを備えた液晶表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】また本発明は、高精細な液晶表示装置にお
いても表示を損なうことなく、検出子の接触位置を検出
する方法を提供することを目的とする。さらに例えば反
射型液晶表示装置のように、走査線、信号線などの配線
層が画素電極に覆われるような場合おいても、正確に位
置検出を行うことができる方法を提供することを目的と
する。
【0010】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、上記アクティブマトリックス反射型表示装置
を用いた一体型ペン入力表示装置の実現を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は以下のような構成を備えたものであ
る。
【0012】本発明の液晶表示装置は、画素電極がマト
リクス状に配設された第1の基板と、対向電極が配設さ
れた第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板と
の間に挟持された液晶層と、前記画素電極に表示信号を
点順次で印加する表示信号供給手段と、前記画素電極に
検出信号を印加する検出信号供給手段と、前記画素電極
と静電結合して誘導電圧を検出する検出子と、前記画素
電極に前記検出信号が印加されたとき前記検出子に生じ
た前記誘導電圧に基づいて、前記検出子と静電結合した
前記画素電極の前記マトリクス上の位置を検出する手段
とを具備したことを特徴とする。また、第1の基板と第
2の基板との間に挟持された液晶層と、前記第1の基板
上にマトリクス状に配設された画素電極と、前記画素電
極と接続したスイッチング素子と、前記スイッチング素
子が点順次でオン状態になるように走査信号を印加する
手段と、前記スイッチング素子がオン状態のとき前記画
素電極に表示信号を印加する表示信号供給手段と、前記
スイッチング素子がオンしてから前記表示信号が印加さ
れるまでの期間に、前記画素電極に検出信号を印加する
検出信号供給手段と、前記画素電極と静電結合する検出
子と、前記画素電極に前記検出信号が印加されたとき前
記検出子に生じた誘導電圧に基づいて、前記検出子と静
電結合した前記画素電極の前記マトリクス上の位置を検
出する手段とを具備するようにしてもよい。また例え
ば、基板上に配置される複数の信号線及び走査線と、前
記信号線と走査線にスイッチング素子を介して接続され
る画素電極とを備えたアレイ基板と、前記信号線に表示
信号を供給する信号線駆動回路と、前記走査線に走査線
電圧を供給する走査線駆動回路とを具備し点順次駆動を
適用した表示装置と、前記画素電極と静電結合する検出
子と、前記画素電極を駆動した際に前記検出子に生じる
誘導電圧に基づいて前記検出子の前記表示装置上での位
置を検出する手段とを具備するようにしてもよい。
【0013】すなわち本発明の液晶表示装置は、ペン入
力インターフェースを備えた液晶表示装置であって、各
画素電極を点順次で駆動するとともに、各画素電極に検
出子に誘導電圧を誘起するための検出信号を点順次で印
加することにより、画素電極と静電的に結合した検出子
に、前記検出信号により誘起される誘導電圧に基づいて
とづいて前記検出子の画素電極マトリクス上の位置を検
出するものである。各表示画面にi×jのマトリクス状
に配設された画素電極には、表示信号電圧が印加される
前に、検出用の検出信号電圧が印加され、検出子はこの
検出信号により誘起される誘導電圧を検出する。
【0014】画素電極は、その電位により液晶層を応答
させて光の透過、散乱、吸収などを制御するものであ
り、ここでは透光性を有する画素電極も、反射能を有す
る画素電極(反射電極)もどちらも含むものとする。
【0015】スイッチング素子としては例えば薄膜トラ
ンジスタ、MIMなどの非線形スイッチング素子を用い
るようにしればよい。また画素電極に表示信号を点順次
で印加する手段としては、例えば走査線を介してスイッ
チング素子に、スイッチング素子のオン・オフ制御を行
う走査信号を供給する走査線駆動回路と、信号線に表示
信号を供給する信号線駆動回路とを用いるようにすれば
よい。
【0016】また、各画素電極に接続された画素選択用
のスイッチング素子の前段にサンプリング手段、データ
保持手段、D/A変換手段等を備えた論理回路を備え、
各画素にはディジタルな信号を供給することにより点順
次駆動を実現するようにしてもよい。このような構成を
採用することにより、各画素電極までの信号がディジタ
ルな場合においても、検出子は画素電極に印加されるD
/A変換されたアナログな検出信号を検出することがで
きる。
【0017】検出子の形態としてはいわゆる入力ペンを
用いることができる。本発明の液晶表示装置では、接触
部に誘起される誘導電圧を検出することができる入力ペ
ンを用いることができる。また入力ペンには、検出した
誘導電圧を増幅して出力する例えばオペアンプなどの増
幅手段を備えるようにしてもよい。
【0018】本発明の位置検出方法は、表示画面にマト
リクス状に配列した画素電極と接続したスイッチング素
子を点順次でオン状態にするステップと、前記スイッチ
ング素子がオン状態のとき前記画素電極に表示信号を印
加するステップと、前記スイッチング素子がオン状態に
なってから前記表示信号を印加するまでの間に前記画素
電極に前記検出信号を印加するステップと、検出子が前
記画素電極と静電結合したとき、前記検出信号により前
記検出子に生じた誘導電圧に基づいて、前記検出子と静
電結合した前記画素電極の前記マトリクス上の位置を検
出するステップとを有することを特徴とする。
【0019】このような構成を採用することにより、本
発明の液晶表示装置では、表示装置が高精細で、配線ピ
ッチが非常に微細な場合でも正確な検出子の位置検出を
行うことができる。また、例えば反射型液晶表示装置の
ように画素電極が信号線及び走査線上を覆う様な構造の
液晶表示装置においても、正確な位置検出を行うことが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態の例に
ついて説明する。
【0021】(実施形態1)図1は本発明の液晶表示装
置の構成の例を概略的に示す図であり、図2は、図1に
例示した本発明の液晶表示装置の断面構造を概略的に示
す図である。両図においては、単位画素の構成を示して
いる。アレイ基板100上には、複数のΤFT2a、2
b、2cが形成されている。アレイ基板100上には、
絶縁膜を介してアルミニウム等からなる反射画素電極3
が配置されている。この反射画素電極3は画素電極を構
成している。さらに、反射画素電極3上に液晶層1a、
1b、1cが順次積層されている。例えば、イエロー、
マジェンダ、シアンのGH液晶層を順次積層するように
してもよい。積層順序は順番は必要に応じて定めるよう
にすればよい。また、液晶層1a、1b、1cの間には
透明画素電極4、5が配設されている。さらに、液晶層
1c上には、透明な対向電極6を有する対向基板(図示
せず)が配置されている。
【0022】なお、ΤFΤ2aと反射画素電極3、TF
T2bと透明画素電極4、TFT2cと透明画素電極5
とは電気的に接続されている。すなわち、各TFTのゲ
ート電極には、図示しない走査線駆動回路から走査線G
を介して走査信号が印加される。また各TFTのドレイ
ン電極には図示しない信号線駆動回路から信号線S(S
D、SM、SU)を介して表示信号が印加される。走査
信号によりTFTがオン状態になったとき、表示信号が
選択され、ソース電極と接続した各画素電極に印加され
る。そして各画素電極により形成される電界に液晶層が
応答し、その配向状態、相変化状態を制御することによ
り液晶層に入射する光の強度を変調するのである。この
ような光の変調素子である画素を2次元的に配置し、光
を2次元的に変調することにより画像の表示を行うこと
ができる。
【0023】図1に例示した液晶表示装置の作製手法又
は1a、1b、1c、3、4、5、6に使用される材料
の選択等は、例えば特願平8−57531と同様に行う
ようにしてもよい。
【0024】図3は図1、図2に例示した本発明の液晶
表示装置を概略的に示す等価回路図である。
【0025】信号線SD1、SD2、SD3と接続され
たΤFTは反射画素電極3を制御するΤFTであり、信
号線SM1、SM2、SM3と接続されたΤFΤは透明
画素電極4を制御するTFΤであり、SU1、SU2、
SU3と接続されたTFTは透明画素電極5を制御する
TFTである。すなわち、図3では、平面的に示してい
るが、実際は積層構造となっている。また、図3のC
a、Cb、Ccはそれぞれ、液晶層1a、1b、1cよ
り形成される液晶容量を示しており、Vcom は対向電極
6への印加電圧を示し、SD1〜SD3及びSM1〜S
M3及びSU1〜SU3は信号線を示し、G1〜G2は
走査線を示している。
【0026】図4は、本発明の液晶表示装置の各層の画
素構成を模式的に示す平面図である。 図4における領
域7は、対向基板9上に対向電極6が配置されていない
箇所を示し、例えばU1G1はU1及びG1で制御され
るTFT2cで制御される透明画素電極5を意味する。
図5は、図4の断面構造を模式的に示した図であり、T
FTの配設された領域は、光を吸収する光遮光層8によ
り遮光されている。領域7のように対向電極6が配置さ
れていない部分があると、透明画素電極5では制御不可
能な液晶が存在することになり、画質劣化を生じさせ
る。光遮光層8によりこのような領域7を遮光すること
により画質劣化を防ぐことができる。
【0027】図6、図7は、本発明の液晶表示装置の構
成を概略的に示す図であり、検出子であるペンデバイス
10のペン先10aが液晶表示装置の表示面に接触して
いる様子を示している。C1 はペン先10aの入力容量
を、C2 はペン先10aと透明画素電極5に存在するカ
ップリング容量を、C3 は透明画素電極5と対向電極6
に存在するカップリング容量を、C4 は対向電極6とペ
ン先10aに存在するカップリング容量をそれぞれ示し
ている。
【0028】透明画素電極5に電圧変化が生じそれによ
ってペンデバイス10によって検出される検出電圧Vp
に電圧変化(ΔVp)が引き起こされるメカニズムは、
例えば特願平8−245361に詳細に開示されてい
る。対向電極6が配置されていない領域7が存在するの
は、対向電極6がシールドして容量C2 が消滅してしま
うのを防ぐためである。
【0029】図7は、対向電極6が高抵抗の膜で形成さ
れている場合を示した図である。対向電極6が高抵抗の
場合、対向電極6は電気的なシールド効果を有さず対向
電極6を介して透明画素電極5とペン先10aにカップ
リング容量が存在可能である。尚、15は分布的に存在
する対向電極6の抵抗成分の一つにまとめたものであ
り、対向電極6に給電する際15を介して電圧が給電さ
れることになる。従って、13と14より透明画素電極
5とペン先10aのカップリング容量が形成される。
【0030】図8、図9、図10は、本発明の液晶表示
装置の駆動方法(1個の画素に対する)の例を説明する
ための図である。図8は、−般的なアクティブマトリク
ス従来駆動を示す(参考文献:日経BP社「フラットパ
ネルディスプレイ1990〜1996」、工業調査会
「液晶ディスプレイのすべて」)。
【0031】図8、図9、図10では、TFTのオン抵
抗が十分小さくなってから(TFTオン)ΤFΤオフす
るまでの、信号線電圧Vsig1は反射画素電極3または透
明画素電極4または透明画素電極5の電圧であるとし、
信号線電圧Vsig2は透明画素電極5(U1G1、U2G
1、U3G1、U1G2、U2G2、U3G2)に対す
る信号線電圧であるとする。すなわちaのタイミングで
走査信号VgによりTFTがオンしてから、bのタイミ
ングで画素電極に表示信号をサンプリングするようにな
っている。
【0032】図8に例示した従来の駆動法では、表示信
号電圧(表示に係る信号線電圧)印加時の信号線の電圧
変化が表示及び極性(交流駆動時の)によって左右され
てしまうので、透明画素電極5の電圧変化を介して生じ
るペン先10aに生じる検出電圧変化(ΔVP)も表示
及び極性に左右されてしまうので、検出信号(ペン先に
誘導電圧を誘起するための信号信号)と判断するΔVp
レベル(ΔVps)をどのように設定しても検出信号が
必ずしも正確に検出することができない。図11は図8
の場合にペン先10aに生じる検出信号レベル(ΔV
p)を説明するための図である。つまり図11におい
て、aのタイミングで走査信号が印加され、bのタイミ
ングで表示信号が印加される。ΔVpsを高めに設定し
ておけばノイズに強くなるが表示信号電圧により誘起さ
せるΔVpは必ずしも一定ではないので検出可能なとき
もあれば検出出来ない場合もある。また、ΔVpsを低
めに設定すればノイズを多く広いしかも表示によっては
表示信号電圧によりΔVpが殆ど誘起されない場合もあ
る(例えばノーマリーホワイトモードにおける白表示等
液晶に電圧を印加しない場合)。したがって、このよう
な駆動では検出子であるペンデバイス10のペン先10
aで、位置検出に必要な情報を得ることができず、正確
な位置検出を行うことはできない。
【0033】図9は本発明の液晶表示装置の駆動の例を
示す図である。図9では、aのタイミングでTFTがオ
ンし、cのタイミングで表示信号電圧が印加されるまで
の期間に、検出期間が設けられている。検出子はこの検
出期間にのみ誘導電圧ΔVpを検出し、この期間以外に
は無視する。これによって表示用信号電圧が如何に変化
しようとも表示信号電圧が印加されている期間はΔVp
がどのように変化しようとも検出信号として判断せず全
て無視し、検出期間時でのΔVpから検出信号だけを検
出する。これにより、表示信号レベル及び表示信号の極
性に左右されない正確な位置検出がを行うことができ
る。
【0034】図10は本発明の液晶表示装置の駆動の別
の例を説明するための図であるこの例では、検出期間に
おける表示信号電圧変化を素子耐圧から可能な電圧変化
に設定しその変化方向をも決めているものである。すな
わち、検出期間における表示信号電圧が、0〜Vccに変
化するように設定されている。このような構成によれば
より正確なペン座標検出を行うことができる。しかも、
A期間を各画素毎に任意に設定することにより、TFT
オンから検出信号を検出するまでの期間が各画素毎で異
なるので、ペンデバイスがどの画素上に配置されている
のかを容易に判別することができる。図12は、図9、
図10に例示した駆動の場合にペン先10aに生じる検
出信号レベル(ΔVp)を説明するための図である。図
12に示したように、検出期間中のΔVpは表示信号電
圧等に関係なく、ある決まった値を検出することが可能
であり、しかもその変化を得られうる最大値に設定する
ことが可能である。
【0035】図13は、本発明の液晶表示装置の構成の
例を概略的に示す図であり、図14はその回路構成の例
を示す図である。
【0036】この液晶表示装置は、画素電極がマトリク
スアレイ状に配設された表示領域16と、画素電極に印
加された検出信号を検出するペンデバイス10と、ペン
デバイス10が検出した電圧により基づいて、ペンデバ
イスの表示領域上の位置座標を検出する座標検出回路1
8とを備えたものである。19は表示領域16に信号線
電圧を供給する信号線駆動回路であり、20は表示領域
16に走査線電圧を供給する走査線駆動回路である。ま
た、座標検出回路18、信号線駆動回路19、20はそ
れぞれ例えば同期信号、クロック信号などの信号のやり
とりをしている。 図14は、信号線駆動回路19、表
示領域16、座標検出回路18の回路構成の例を示して
おり、SW1〜SW6はスイッチでありそれぞれCNT
1〜CNΤ6でオンオフ制御される。シフトレジスター
回路21は、SW1〜SW6のオンオフ制御を行なう。
D/A変換回路22は、信号線Sに表示信号を供給す
る。すなわち信号線SU、SM、SDに検出信号源から
の検出信号と、D/A変換回路22からの表示信号とを
所定のタイミングで切り換えて供給する構成となってい
る。なお、ここでは信号線SU、SM、SDには画像デ
ータに対応したアナログ電圧を供給する構成を例示する
が、前述のように各画素にサンプリング回路、D/A変
換回路22を備えて、信号線にはディジタルな画像デー
タ信号を供給するようにしてもよい。本発明は画素電極
から検出信号を検出する構成となっているため、画素電
極に表示信号を供給するための各種の配線にどのような
波形が印加されようと、検出子の位置を正確に検出する
ことができる。オペアンプ23は、ペンデバイス10が
検出した誘導電圧ΔVpを増幅して座標検出回路18へ
供給する。座標検出回路18はフレーム開始時点から検
出信号を検出するまでの時間を計測して座標を検出する
回路である。例えば特願平8−243876にその一例
が例示されているようにクロック信号及びカウンター、
フリップフロップ等のデジタル素子を用いて検出するよ
うにしてもよい。
【0037】表示領域16は、図1乃至図7に例示した
構造を有したものも用いることができる。また通常のア
クティブマトリクス型液晶表示装置、反射型液晶表示装
置などにも適用することができる。表示領域の構成及び
動作は例えば日経BP社「フラットパネルディスプレイ
信号線駆動回路1990〜1996」、工業調査会「液
晶ディスプレイのすべて」等で明らかにされている。
【0038】図15は、図13、図14に例示したペン
入力インターフェースを備えた本発明の液晶表示装置の
駆動の例を説明するための図である。なお以下の説明に
おいては、対向電極6には例えばDC電圧が供給されて
いるものとする。
【0039】VG1、VG2はそれそれ走査線G1、G
2に印加される走査信号電圧を示しており、オン電圧と
は表示領域16のTFT2a、2b、2cをオンする電
圧であり、オフ電圧とは表示領域16のTFT2a、2
b、2cをオフする電圧である。表示信号は表示領域1
6の各画素電極に信号線Sを介して信号線駆動回路から
供給されるがぞデータに対応したアナログ電圧である。
この場合、各画素に対応した電圧(0V〜5V)が点順
次駆動(参考文献:日経BP社「フラットパネルディス
プレイ1990〜1996」、工業調査会「液晶ディス
プレイのすべて」)をするタイミングで出力されてい
る。
【0040】検出信号は、ペンデバイス10のペン先に
誘導電圧を発生させ、その座標を検出するために信号線
を介して各画素電極に印加される電圧であり、図示され
たとおり電圧変化している。
【0041】信号線駆動回路21のSW1〜SW6のオ
ンオフ制御タイミングは図15に示された通りである。
すなわち、nフレーム開始時にはSW1がオンし(他は
オフ)、その後SW2がオンし(他はオフ)、その後S
W3がオンし(他はオフ)、その後SW4がオンし(他
はオフ)、その後SW5がオンし(他はオフ)、その後
SW6がオンし(他はオフ)、その後n+1フレーム開
始時にはSW1がオンし(他はオフ)、その後は上述し
た順序でオン・オフを繰り返す。
【0042】このような点順次駆動により、画素U1G
1、U2G1、U3G1、U1G2、U2G2、U3G
2に印加される電圧VU1G1、VU2G1、VU3G
1、VU1G2、VU2G2、VU3G2は図15に示
したとおりになる。図15から明らかなように表示信号
電圧がどの値であっても(どの値に変化しても)、どの
画素電極にも0Vから5Vへの変化が新しい表示信号電
圧が印加される前に生じ、そのタイミングは各画素電極
固有のものとなっている。
【0043】これは、本発明では、表示信号を印加する
前に検出信号を印加しており、検出用信号線電圧が印加
されるタイミングは各画素で異なっているからである。
表示信号印加後に検出信号を印加してしまっては、液晶
層には検出信号が書き込まれることになるため表示を行
うことが困難になる。本発明では、検出信号の値に関係
なく表示を行なうことができる。この時、検出期間を図
15に示す通り設定するものとする。
【0044】図16はこのような駆動を行ったときペン
デバイスが検出する電圧について説明するための図であ
る。ここでは、ペン先10aが画素U1G2上にペンデ
バイス10が位置している場合を例に取って説明する。
画素電極U1G2の電圧変化は図16のVU1G1のよ
うになり、このとき画素電極に印加される検出信号電圧
Vpは図16に示された通り検出期間以外は0Vに設定
されている。したがって、ペン先10aには図16に示
されたとおり、検出信号Vpにより誘導電圧ΔVpが生
じる。したがって、フレームが変わったフレーム開始時
からΔVpの変化が生じるまでの期間Tpickを検出する
ことにより、ペン先10aの表示領域16上での位置を
特定することができる。なぜなら、Tpickは各画素電極
毎に異なった同定可能な値を持っているからである。ま
たフレーム開始時からではなくゲートオン時(aのタイ
ミング)を基準にするなど、ある固定の基準タイミング
をTpickの検出基準タイミングに用いるようにしてもよ
い。
【0045】図17は本発明のペン入力インターフェー
スを備えた液晶表示装置の駆動の別の例を説明するため
の図である。
【0046】図17はSW1〜SW6のオンオフ制御タ
イミング、表示用信号線電圧にダミー信号がある、検出
用信号線電圧と表示用信号線電圧のタイミングの点で図
15と異なっている。
【0047】図17では、スイッチが複数同時にオンさ
れ(例えばnフレームでは、SW2とSW3、SW4と
SW5が同時にオンしている)、オンされたスイッチは
それぞれ異なった目的の表示信号を各画素電極に供給し
ている。すなわち一方のスイッチは検出信号を選択し、
他方のスイッチは表示信号を選択するようにスイッチン
グされている。このように、スイッチを複数同時にオン
し、−方のスイッチは検出信号を選択し、他方のスイッ
チは表示信号を選択して、画素電極に表示信号を印加す
るタイミングとして検出信号を印加し、その後表示信号
を印加することにより、画素電極に印加されるべき表示
信号への検出信号の影響を無くすことができる。画素電
極に対する表示信号電圧の印加時間を実質的に長くする
ことができ、表示のコントラストを向上することができ
る。
【0048】図15の駆動例では、画素電極に対する表
示信号(電圧)の印加時間(TT)はゲートオン時間を
Ton、水平画素数を10個とすると、 TT=Ton/(2×10) であるが、図17の駆動例では、 TT=Ton/(10+1) となる。なお図17の駆動例では(10+1)の”+
1”はダミー信号分であり、表示信号の印加時間TTを
約2倍近く長く確保することができる。なお、ダミー信
号は表示には影響しない信号である。図17に示す駆動
例によって、各画素電極に生じる0Vから5Vへの電圧
変化のタイミングは各画素電極固有でありかつ表示信号
等に左右されない。従って、図15の駆動例と同様に図
16に示した手法によりペンデバイスの接触位置を検出
することが可能である。
【0049】図18は、図1、図2に例示した構成のG
H液晶層を3層積層した構成の液晶表示装置の駆動例を
説明するための図である。
【0050】図1、図2に例示した液晶表示装置では、
透明画素電極5に検出信号を印加すればよいが、反射画
素電極3と透明画素電極4とが透明画素電極5と積層さ
れているため、このままでは透明画素電極5と透明画素
電極4、透明画素電極4と反射画素電極3との間に電荷
の充放電が生じてしまう。図18の例はこのような不都
合を防ぐための駆動例であり、検出期間中は透明画素電
極5と透明画素電極4と反射画素電極3の電圧変化量を
同じにしている。
【0051】透明画素電極5と透明画素電極4と反射画
素電極3の電圧変化を同じにするには、例えば検出期間
中は透明画素電極4と反射画素電極3とに電圧をTFT
2b、2aを介して印加せずフローティング状態にした
り、検出期間中は透明画素電極4と反射画素電極3と透
明画素電極5とに同じ電圧を加えるなどすればよい。こ
のように積層された複数の画素電極の相対的電圧変化を
無くし、検出期間中の充放電をなくすことができる。
【0052】なお、本発明は図1、図2に例示したよう
な構造の液晶表示装置以外にも適用することができる。
画素電極がマトリクス状に配設された表示領域を有し、
各画素電極が点順次に駆動される液晶表示装置(参考文
献:日経BP社「フラットパネルディスプレイ1990
〜1996」)であれば全く同様に適用することができ
る。特に、反射型の液晶表示装置のように、走査線、信
号線が画素電極に覆われていて検出子による電圧検出が
困難な液晶表示装置においても本発明を適用することが
できる。また、走査線、信号線にディジタルデータが伝
送される液晶表示装置にも本発明を好適に用いることが
できる。
【0053】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置によれば、高精細
な液晶表示装置においても検出子の位置を正確に検出す
ることができる。また本発明の液晶表示装置は、例えば
反射型液晶表示装置のように走査線、信号線が反射電極
に覆われた構造を有する液晶表示装置においても、検出
子の位置検出を正確に行うことができる。
【0054】さらに、本発明の液晶表示装置によれば、
各画素までディジタルなデータ信号が供給される場合で
も、画素電極に印加されるD/A変換されたアナログ電
圧を検出子により検出すればよいから正確な位置検出を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の表示領域の画素構成の
例を概略的に示す図。
【図2】図1に例示した画素の断面構造を概略的に示す
図。
【図3】図1、図2に例示した本発明の液晶表示装置を
概略的に示す等価回路図。
【図4】本発明の液晶表示装置の各層の画素構成を模式
的に示す平面図。
【図5】図4のの液晶表示装置の断面構造を模式的に示
す図。
【図6】本発明の液晶表示装置の構成を概略的に示す
図。
【図7】本発明の液晶表示装置の構成を概略的に示す
図。
【図8】本発明の液晶表示装置の駆動方法の例を説明す
るための図。
【図9】本発明の液晶表示装置の駆動方法の例を説明す
るための図。
【図10】本発明の液晶表示装置の駆動方法の例を説明
するための図。
【図11】ペンデバイスに生じる検出信号レベル(ΔV
p)を説明するための図。
【図12】ペンデバイスに生じる検出信号レベル(ΔV
p)を説明するための図。
【図13】本発明の液晶表示装置の構成の例を概略的に
示す図。
【図14】本発明の液晶表示装置の回路構成の例を示す
図。
【図15】図13、図14に例示したペン入力インター
フェースを備えた本発明の液晶表示装置の駆動の例を説
明するための図
【図16】ペンデバイスが検出する電圧について説明す
るための図
【図17】本発明のペン入力インターフェースを備えた
液晶表示装置の駆動の別の例を説明するための図。
【図18】図1、図2に例示した構成の液晶表示装置の
駆動例を説明するための図。
【符号の説明】
1a、1b、1c………液晶層 2a、2b、2c………薄膜トランジスタ(TFT) 3……………反射画素電極 4、5………透明画素電極 6……………対向電極 10……………ペンデバイス 10a…………ペン先 16……………表示領域 18……………座標検出回路 19……………信号線駆動回路 20……………走査線駆動回路 21……………シフトレジスタ 22……………検出信号源 23……………オペアンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素電極がマトリクス状に配設された第
    1の基板と、 対向電極が配設された第2の基板と、 前記第1の基板と前記第2の基板との間に挟持された液
    晶層と、 前記画素電極に表示信号を点順次で印加する表示信号供
    給手段と、 前記画素電極に検出信号を点順次で印加する検出信号供
    給手段と、 前記画素電極と静電結合して誘導電圧を検出する検出子
    と、 前記画素電極に前記検出信号が印加されたとき前記検出
    子に生じた前記誘導電圧に基づいて、前記検出子と静電
    結合した前記画素電極の前記マトリクス上の位置を検出
    する手段とを具備したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 表示画面にマトリクス状に配列した画素
    電極と接続したスイッチング素子を点順次でオン状態に
    するステップと、 前記スイッチング素子がオン状態のとき前記画素電極に
    表示信号を印加するステップと、 前記スイッチング素子がオン状態になってから前記表示
    信号を印加するまでの間に前記画素電極に前記検出信号
    を印加するステップと、 検出子が前記画素電極と静電結合したとき、前記検出信
    号により前記検出子に生じた誘導電圧に基づいて、前記
    検出子と静電結合した前記画素電極の前記マトリクス上
    の位置を検出するステップとを有することを特徴とする
    位置検出方法。
JP20676997A 1997-07-31 1997-07-31 液晶表示装置および位置検出方法 Withdrawn JPH1152329A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284932A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Casio Comput Co Ltd 表示パネル、表示装置及び表示パネルの製造方法
JP2013205670A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Seiko Epson Corp 集積回路装置、電気光学装置及び電子機器

Cited By (2)

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