JPH11514438A - Ac電流センサ - Google Patents

Ac電流センサ

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JPH11514438A JP9514363A JP51436397A JPH11514438A JP H11514438 A JPH11514438 A JP H11514438A JP 9514363 A JP9514363 A JP 9514363A JP 51436397 A JP51436397 A JP 51436397A JP H11514438 A JPH11514438 A JP H11514438A
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Abstract

(57)【要約】 電気回路の負荷インピーダンス(14)を経由するAC電流を検出する電流センサ(10)を提供する。センサの要素は多層基板(第3図)内に組まれる。センサは、電気回路の電流経路(16、18)に直列に接続された1次コイル(32)を含む変換回路を備える。1次コイル(32)は伝導体配線を形成する電流経路(20A、20B)を含む。2次変換器(30)は電流経路に誘導的に接続された1次および2次の伝導コイル(30a、30b)を備える。2次コイルはお互いに直列に接続され、電流経路上の電流に応じてコイルに生成される電圧が印加され、同一基板上における外部磁界または隣接したセンサ間のクロストークによって誘起される干渉電圧をキャンセルすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 AC電流センサ発明の分野 本発明は、電気回路の負荷インピーダンスを流れる交流電流(AC)の大きさ を検出し、決定するデバイスに関する。発明の背景 電気回路の負荷インピーダンスを流れる交流電流の大きさ(振幅)が決定でき ることが好ましい場合がある。 導電体を流れるAC電流が導電体の周りに交番磁場を生成し、導体からの半径 距離が増加するに従って磁束密度が減少することは良く知られている。瞬間磁場 強度(Instantaneous magnetic field strong)は、瞬間電流振幅に比例する。 この磁場は、開口の電気的な導電ループ、即ちコイルを磁界内に置くことによっ て検出することができる。磁場の強度に比例する交番電圧が開口ループの両端子 に誘導される。導電ループによって囲まれた磁場が導体を流れる電流に起因する 範囲において、ループの端子間の電圧がループの電流に比例する。それ故に、導 体を流れる電流はループ間の電圧を測定することによって測定することができる 。 このような電流検出器の感度を、1回又はそれ以上密接して巻かれたコイルを 導体の一部として形成することによって増加することができる(巻く回数は、磁 場を検知するのに用いるセンサの所望の感度に依存する。)。周知の如く、より 多くの巻き数は任意の電流に対してより大きな磁場を生成する。電流が巻かれた コイルを流れるので、前述したように、検知することができる磁場が生成される 。 測定される磁場を生成すべく測定されるべき電流をコイルへ運ぶ導体の部分を 形成することの欠点は、コイルが、測定される電流の経路に更なる インピーダンスを追加し、これにより電流の値と同様に電流の位相に影響を与え ることである。多くの場合において、電流に相当の影響を与えることなく負荷に 流れる電流を測定することが好ましく、センサのインピーダンスは非常に小さく することが要求される。 電流に影響を与えずに導線を流れる電流を検知するような邪魔にならないデバ イスとして、ホール効果センサ(Hall-effect sensor)やトロイダル検知コイル (Toroidal sensing coil)が知られている。例えば、トロイダル検知コイルは 、電流を運ぶ導体の周りに位置するトロイダル形状の磁性コアを用いて、導線の 周りに発生する磁場の少なくとも一部について回路経路を生成する。開口コイル をコアの周りに巻き付け、導体を流れるAC電流に応じてコア内に生成された磁 束を検知する。その電流に影響を与えることなく、導線を通る電流に比例する電 圧が開口コイルの両端に誘起される。しかしながら、そのような電流検知デバイ スは分厚くかさばり、また高価なものであり、それらを特定の応用、特にプリン ト回路基板やその他の小型化の応用、即ち小型の電流センサを提供するのに好ま しい応用で用いるのには好ましくない。 例えば、大きなビルディングの非常事態警告システムで用いる電力増幅器の複 数のチャネルを流れるAC電流をモニタすることは、システムが適切に動作して いることを保証する点で好ましい。このような非常事態警告システムにおいては 、中央の位置から複数のチャネルを介して、遠隔地にある複数の拡声器へ可聴メ ッセージが伝送される。位置の1つで火災が生じたときのように、伝送の中断が 生じると、可聴信号がその位置へ伝送されないことを知ることは有益である。な ぜならば、拡声器によって再生された音響信号の忠実度は、電力増幅器と拡声器 との低インピーダンス接続に依存するものであり、音響信号はAC電圧又はAC 電流で生成されているので、それ故に、費用がかからず、邪魔にならない方法で 、電力増幅器 と各遠隔位置との間を流れるAC電流をモニタすることが好ましい。発明の目的 従って、本発明の目的は、電流経路のインピーダンスに重要な影響を与えるこ とがなく、小型であり、邪魔にならず、高精度である、AC電流を検出するデバ イスを提供することである。 本発明の他の目的は、プリント回路基板のような、経済的な方法で作成可能な 電流センサを提供することである。 本発明の他の目的は、可聴周波数範囲で、好ましくは全可聴周波数範囲で、信 号エネルギーを有する電流を検出するのに用いることができる電流センサを提供 することである。 本発明の他の目的は、センサを流れる測定される電流に対して本質的に低イン ピーダンスを有する電流センサを提供することである。 本発明の他の目的は、実質的に周波数に依存しない電気回路を流れる電流を測 定する電流センサを提供することである。 本発明の他の目的は、多層基板上に組み立てられて、センサ間のクロストーク が実質的に最小化されるかあるいは排除されるような、複数のセンサを含む電流 センサシステムを提供することである。発明の概要 一側面に従い、本発明は、負荷に相当の影響を与えることなく電気回路の負荷 インピーダンスへ供給される電流を検出する小型の電流センサを提供する。回路 は、電源と、電源と負荷インピーダンスの間で電流を導通させる電流経路とを含 む。センサは、好ましくは、電気回路の負荷インピーダンスをセンサへ結合して 、変圧回路の一次コイルを形成するとともに、電流経路の一部を形成する少なく とも1つの電流要素と、 該電流経路要素の近くで該一次コイルと磁気的に密結合するように配置された 、該変圧回路の少なくとも1つの二次コイルと、 電流経路要素を介して流れる電流に応じて、該負荷インピーダンスを介して流 れる電流を表す出力信号を提供する、該二次コイルに結合された一対の出力端子 を含み、 該電流経路要素は、該センサによって該電気回路に負荷されたレジスタンスと インダクタンスを最小化するように、電源と負荷インピーダンスとに直列に結合 された導電体からなる実質的に短い細長状の要素である。 本発明の他の側面によれば、センサの構成要素の部分は多層基板上で生成され る。 本発明の他の側面によれば、均一の外部磁場によってセンサ内に誘起される干 渉信号を消去する手段が提供される。 本発明の他の側面によれば、複数のセンサの要素が同じ多層ボード上に備えら れ、他のセンサによって生成された磁場からのクロストークによって各センサに 誘起された干渉信号を消去する手段が提供される。 本件発明のこれら及び他の目的や、本発明の利点は、一部は明確であり、また 他の一部は以下に説明することになる。従って、本発明は構造と、要素の結合と 、部分の配列とを有する装置であり、これらは以下に詳細な開示として例示的に 説明され、これらの範囲は請求の範囲によって規定される。図面の簡単な説明 本発明の本質と目的を十分理解するために、別紙に添付の図面との関連でされ る以下の詳細な記述を参照すべきである。 第1図は、本発明の電流センサを使用する電気回路の概略を示す図である。 第2A図は、本発明の好ましい電流センサの部分として規定される2つの電流 経路をなす電源と負荷が接続された多層接続ボードの一次層の平面図である。 第2B図は、第2A図の多層接続ボードの他の一次層の平面図であり、本件発 明の好ましい電流センサの部分として2つの電流経路が示されている。 第2C図は、多層接続ボードの二次層の平面図を示すものであり、電流センサ コイルの一対がそれぞれ、第2A図に示されている接続ボードの一次層の電流経 路を介して流れるAC電流によって生成される磁場の中に位置している。 第2D図は、多層接続ボードの他の二次層の平面図を示すものであり、電流セ ンサコイルの他の一対がそれぞれ、第2B図に示される接続ボードの一次層の電 流経路を流れるAC電流によって生成される磁場内に位置している。 第3図は、第2A図から第2D図の区分線3−3を介してとられた断面図を示 すものであり、本件発明の電流センサを適用する多層電気回路が組み立てられて いる。 第4図は、センサの種々の部分の相互結合の詳細を示す第1図の回路の概略を 示す図である。 第5図は、電流センサの二次コイルの出力の出力信号の周波数依存性を排除す る追加の回路を含む第1図に記載の回路の概略を示す図である。 第6図は、隣接するセンサからの干渉信号を消去する追加の回路を含む第5図 に示された回路の概略を示す図である。図面の詳細な説明 本発明の電流センサが、好ましくはプリント回路基板(Printed Circuit Board :PCB)技術を用いて、多層ボード上に組み立てられている。プリント回路基 板技術は、電流センサの基本的な要素部分をボードの部分としてそしてボードと 集積化するように組み立てることを可能とし、実質的に回路とセンサ要素との費 用を実質的に減少することができ、そして、非 貫入デバイスを提供することができる。この方法においては、複数の可聴チャネ ル、例えは、遠隔位置にある複数の拡声器をそれぞれ接続する単一のボードに多 層センサの要素部分を挿入することができる。 第1図に概略的に示されるように、本発明の電流センサを採用する電気回路1 0は、電力源12と、負荷インピーダンス14と、これらを接続する電流経路1 6、18とを含む。16及び18によって示される電流経路は電力源を負荷に接 続する。以下に、より明示されるように、電気回路は、電流を運び、かつ使用の 際、少なくともセンサの一部を形成するコードレス変圧器の一次側として機能す るループを提供する。 一次ループの電流は、電流経路の周りに同軸方向に延びる少なくとも1つの磁 界(以下に記載される)を生成する。本発明に従って、1次側の電流経路の少な くとも1つの部分、好ましくは2つの部分は、第1図の20A、20Bの電流経 路の要素によって各々示されるように、コネクタボード22の一部を通過する。 一次側の1つの電流経路要素は発明の目的を達成するのに十分であるけれども 、後に明示されるように、センサーの出力を増加するために、好ましくは、2以 上の電流経路要素が複数の2次側センサーコイルと共に使用される。 本発明の電流センサは、交流の流れによって発生される磁界内の電導体の開ル ープの配置はAC電流の流れに応じて、ループの端子に電圧を誘起するという観 察可能な現象に基づいて、動作する。好ましい電流センサは、第1図の20A、 20Bにて示されるように、1次側の電流経路要素に誘導的に結合される1以上 の導電性の2次コイルに誘起される電圧を測定することによって動作する。従っ て、各センサの2次コイルは、電気回路の電流経路要素20A、20Bを通るA C電流の流れる間に確立される磁界の軌跡内に配置される。センサのコイルは、 電気回路の各電流経路要素2 0A、20BをAC電流が流れる結果としてセンサの2次側に誘起される実質的 に全ての電圧が加算されるように形成される。誘起電圧の和は、負荷インピーダ ンスを通して流れる電流の大きさを表し、かつそれに比例する。 第2A図−第2D図及び第3図は本発明に係る少なくとも1つの電流センサ2 4を採用する多層ボード22の好ましい実施態様を示す。第2A図及び第2B図 は、各々、多層ボードの導電材料の1次層26a、26bの上面図を示す。これ らの1次層は各々、センサの構成品及びワイヤー接続を含み、変圧器の1次コイ ルの電流経路要素20A、20Bを形成しかつ、例えば、導電層をエッチング及 び/又はメッキすることによって形成され得る。第2C図及び第2D図は対照的 に、多層ボードの導電材料の2次層28a、28bを示し、それらの各々は、変 圧器の1以上の2次側の電流センサコイル30を含み、そして例えば、導電材料 の層をエッチング及び/又はメッキすることにより形成することもできる。第3 図は多層コネクタボード22の好ましい実施態様の側面図を示す。 まず、第1図を参照して、AC電流は電力源12及び負荷14間を電流経路要 素20A、20Bの両方を通して流れる。好ましい実施態様の第2A図及び第2 B図に示されるように、各々の電流経路要素20A、20Bは、導電材料の1次 層26a、26bの各々において、比較的幅のある導電性ストリップ32によっ て規定される。導電材料の1次層26a、26bの各々は、対向端にて、38に て示される2つの導電コネクタに各々、電気的に接続され、本発明に基づくボー ドを通して外部構成部品に接続するための接続ピン、ワイヤー、又は類似のデバ イスを受け入れる。これらの幅のある導電ストリップ32の各々は、回路を通し て流れる電流に対して、比較的低インピーダンスを提供し、従ってそれを通って 流れる電流の位相又は大きさに対して最小限の影響を有する。後に理解される理 由に示 されるように、導電ストリップ32a、32cは同じコネクタ38の対向端にて 接続され、電流のための2つの平行路を形成する。同様に、要素20Bは同じコ ネクタ38に対向端にて接続される2つの導電ストリップ32b、32dを含み 、その要素を通過する電流のための2つの平行路を形成する。しかしながら、各 電流経路要素はより大きい感度を提供するために多数の電流経路を含むが、1つ の電流経路でも本発明の目的を得るのに十分であることに留意されたい。 第2A図−第2D図は別々に示されるが、それらは互いに重ね合わせて、第3 図に最も良く見られるように示され、上部に1次回路層26aが第2A図に示さ れ、かつ底部に1次回路層26bが第2B図に示される。2次回路層28a、2 8bは第2C図及び第2D図に示され、1次回路層間に挟持される。 理解を容易にするために、回路接続、1次接続点1、2、3、4及び端子A− Hは第2A図−第2D図に付され、センサの構成部品の接続は第4図に示される 。各コイル30の内側端子は「I」によって示され、外側端子は「O」によって 示される。第4図の概略図に示されるように、接続点A−Hは、センサコイル3 0に誘起される総電圧の測定がなされ得る出力端子である。第1の電流センサコ イル30aは端子A、B間に配置される。このセンサコイル30aは導電ストリ ップ32a、32cに誘導的に密に結合される。例示される実施態様では、第2 のセンサコイル30bは端子C、D間に配置される。このセンサコイル30bは 導電ストリップ32a、32cに緊密に誘導的に結合され、電流センサコイル3 0aに直列に電気的に接続され、そしてコイル30aの内側端子「I」はコイル 30bの外側端子「O」に接続される。 第3の電流センサコイル30cは端子E、F間に配置される。このセンサコイ ル30cは導電ストリップ32b、32dに緊密に誘導的に結合さ れ、コイル30a、30bの第1のセットに直列に電気的に接続される。例示の 実施態様では、第4のセンサコイル30dは端子G、H間に配置される。このセ ンサコイル30dもまた、導電ストリップ32b、32dに緊密に誘導的に結合 され、コイル30cに直列に電気的に接続され、そしてコイル30cの外側端子 「O」はコイル30dの内側端子「I」に接続される。 接続点B−C、D−E、F−Gは、第2A図、第2B図に34にて示されるよ うに、各センサコイル30a−30d間の電気的接続である。電気的接続は、第 2A図及び第2B図に示されるように、1次回路層26a、26b上に配置され 、例えば、エッチング及び/又はメッキにより形成され得る。それらは、2次回 路層のセンサコイル30a−30dのセンサコイルを互いに連係する有用な目的 を果たす。 2次センサコイル30は、電源12、負荷14、及び16、18で示される電 流経路からなる1次電気回路に電気的に接続されることを認識することが重要で ある。それらは、単に電流経路に誘導的に結合され、それらは電流が流れる間、 電流経路要素20A、20Bの周りに生成される磁界を検出することができる。 従って、これらのコイルは回路のインピーダンスに対して、ほとんどまたは全く 影響を有さない。他方、コードレス変圧器の1次側を形成する回路の電流経路要 素では、4つのコイル32が直列に接続される端子Aから端子Hから生成される 接続により形成される開ループはその変圧器の2次側を形成する。 第3図は多層コネクタボードの4つの層の断面図であり、1つの電流経路要素 及び電流センサの関連したコイルを示す。要素20B及び関連したコイルは実質 的に同一であることを理解されたい。各回路層は好ましくは電気的に絶縁する材 料36の層により分離されている。頂部の1次回路層26aは、絶縁材料36a の層に直接形成される導電ストリップ32bを 含む。絶縁層36aの下方の2磁界路層28aは、導電ストリップ32b、32 dに誘導的に密結合されるセンサコイル30dを含む。センサーコイル30dは 、コイルを電流経路からそして付加的なセンサーコイルから分離する別の絶縁材 料層36dに直接形成される。例示の実施態様では、別の2次回路層28bは絶 縁層36bの下方にあり、別のセンサコイル30dに直列に電気的に接続される 別のセンサコイル30cを前の2次回路層に含む。前の2次回路層におけるよう に、センサコイル30cは導電ストリップ32b、32dに誘導的に密結合され る。センサコイル30cは絶緑材料の層36cに直接形成される。付加的なセン サコイルを含む付加的な2次回路層は、1次回路層間にて多層コネクタボードに 合体できる。最後に、底部層26bは導電ストリップ32dを含み、それは導電 ストリップ32dと共に、電流経路要素20Aを規定する。電子部品のリードと コネクタボードのメッキされたスルーホール38との間の半田接続は1次層26 a、26bにてなされる。 各導電性コイル30は開ループ変圧器の2次側のコイルを構成する。対応導電 ストリップ32及び離れている任意の別の導電ストリップを通る交流電流の流れ により生成される磁界に応じて、電圧が生成される。少なくとも1つのコイルは 回路の電流経路の各導電ストリップの近くに配置される。各導電ストリップ近く のコイルは、ストリップに規定される電流経路に誘導的に密に結合されるが、同 じ回路において、他の導電ストリップにより規定される他の電流経路に対しては 少し疎に誘導的に結合される。換言すれば、コイルはストリップを通る電流が流 れる間に生成される磁界の軌跡内にある。これに関して、第2A図−第2D図及 び第3図において最良に示されるように、各コイルは好ましくは、やや矩形形状 に形成され、コイルの開口の長さは長くかつ幅が狭い。また、導電ストリップ又 はそれに結合される導電ストリップは、コイルの長辺側に直接に垂直に整列され るコイルの上方又は下方に配設される。開口のより長い長さにより、電流が流れ た時に導電ストリップ32の周りに生成される(第3図に見られる)磁界40A のより大きい部分を遮蔽できる。 コイル30a、30b、30c及び30dは、いずれの拡張因子にも誘電的に 結合された第2のコイルへの電流パス中を流れる電流の結果としてコイル中に誘 導されるすべての電圧が加えられるように構成される。特に、第3図に示される ように、束線40Aは、導電ストリップ32bを通って流れる電流により生じる 電解によって形成される。束線40Bは、導電ストリップ32dを通って流れる 電流により生じる電解によって形成される。いずれも、第3図における時計回り 方向(すなわち、電流が図の平面てきな方向においてストリップ中を流れる場合 )伸びることが示される。従って、二つのコイルを通って生じる電圧は、同じ極 性を有する。コイル30cおよび30dは、コイル30cの外方端部がコイル3 0cの内方端部へFで結合される状態で、二つのコイル電圧が加えられる。同様 な効果は、4つすべての第2のコイルを通る電圧が加えられるように導電ストリ ップ32a及び32cを通って流れる同電流によって生じる。センサコイル中の 誘導された電圧は、ロードを通る電流の大きさで表され、以下の式に従い、各セ ンサコイルの各ループについて計算される。 式中、Eは定数であり、その値は主要な導電路及びセンサコイルの間の特殊な関 連性をもって、それらのジオメトリーに依存する。VOUT はセンサコイルの 各ループ中に誘導された電圧の瞬間値である。μは磁界が生じる媒体の磁気透過 性を示す。lは電流が流れる電流路の長さを示す。(センサコイルの一部を形成 する導電ループの長さでもある。)Ioは負荷 インピーダンスを通るピーク電流を示す。Wは電流経路の幅を示す。fはヘルツ (Hz)で表される交替電流の周波数を示す。 センサは、電流経路を通る瞬間電流を瞬間電圧出力であらわす。平均電圧(す なわち電圧のrms値)又は瞬間電圧の測定から得られるピーク電圧のような他 の電圧値を容易に測定できる。 本発明のセンサは、増大する周波数に比例して増加する周波数応答を有する。 顕著に高い周波数、例えば80MHzと120MHzの間の周波数で、PCB変圧 器は、無線周波数回路で用いられ、この場合の最高周波数と最低周波数の比はか なり小さく(例えば、1.5:1)周波数依存性は臨界的ではない。オーディオ レンジ(20Hz−20KHz)でみられるような比較的低周波数では、最低周波 数に対する最高周波数の比は、1000:1であり、従って周波数依存性は顕著 である。センサの周波数依存性を除去し、高オーディオ周波数での応答を正常化 するために、第2のコイルからの出力信号は、周波数の逆数に比例する周波数応 答を有する増幅器へ供給される。第5図に示されるように、第2のコイルの一端 は動作増幅器O1の反転入力へ入力抵抗50を通って結合され、一方、他端は増 幅器O1の非反転入力へ抵抗52を通って結合される。増幅器の非反転入力は、 抵抗54及びコンデンサ56を通ってシステムグランドに結合される。フィード バック抵抗58及びフィードバックコンデンサ60は、構成が集積増幅器を形成 するように、増幅器O1の出力及び反転入力間に平行に結合される。好ましい態 様としては、抵抗50及び52は等しい値(R1)であり、抵抗54及び58は 等しい値(R2)であり、コンデンサ56および60は等しい値(C1)であるこ とが好ましい。増幅器O1、入力抵抗50、フィードバック抵抗58及びフィー ドバックコンデンサ60は、−1/(2πR11)に等しい周波数応答kを有す る集積器を形成する。増幅器O1からの出力電圧U1xは、以下のように表される 。 (2) U1x=(VOUT)(−1/(2πR11f)) 従って、出力信号U1xは、周波数fに依存しない。出力信号U1xの反転値は、 増幅器O1の出力を受けるように反転増幅器O3の出力により表される出力信号− U1xを提供するように導かれる。 回路中の4つの第2のセンサコイル30は、上記したように連続して結合され る。このコイルの構成から得られる利点は、回路のセンサのコイルを通る均一な 外部磁界の影響が実質的に解除されることにある。そういった磁界は、例えば類 似の変圧器や他の同様な装置によって形成される。例えば第3図の束線42によ り示されるような外部磁界は、しばしばノイズや雑音として現れる希望しない干 渉信号として回路中に生じるセンサコイル中の迷電圧を形成じる。実際の問題と して、そういった外部磁界の大きさや強度は、回路において実質的に均一である ことが考慮される。しかしながら、本発明において構成されるコイルにおいては 、電圧は、実質的に排除される外部磁界により各一対のセンサ30a−30b及 び30c−30d(第3図に示される)を通って形成される。これは、2つのコ イル30a及び30b及び二つのコイル30cおよび30dがそれぞれ独立に形 状およびサイズが決められ、同数のターンで他のコイルの上方に形成される場合 であって、1セットのコイルのいずれもが、外部磁界からのフラックスを同量感 知する場合にあてはまる。従って、コイル30a及び30d(又は30b及び3 0c)を通る外部磁界からのフラックスは、効果的に他を排除する二つのコイル を通って電圧を誘導する。これは、直列に接続 された2つのコイルが他方と向かい合って巻かれているためである。 これとの関連で、第4図に示されるように、導電ストリップ32b及び32d からの磁束は、コイル30a及び30bにより感知され、導電ストリップ32a 及び32c周辺の磁界により生成される磁束から誘導される電圧を減じる、コイ ル30a及び30bを通る外部エラー電圧を誘導する。しかしながら、コイル3 0a及び30bが、導電ストリップ32a及び32cよりも大きい放射状の距離 をとって導電ストリップ32b及び32dから間隔を置いて設けられるゆえに、 感知されるエラー磁界は実質的に導電ストリップ32a及び32cから感知され る磁界よりも小さい。これは、コイル30c及び30dが導電ストリップ32b 及び32dの間にあるような、ボード22の導電層の好ましい配置を与える。 電気回路中のセンサーコイルの上記構成による効果は、電流が回路中を流れる AC電流の結果としてセンサコイル中に誘導される電圧から正確に決定されるこ とにあるが、外部電解の存在に起因する干渉信号は、効果的に排除される。 従って、第2図、第2A−2D図、第3図及び第4図に示される態様において は、端部A及びHの間の4つの電流センサ30a−30dが示されるが、少なく とも一つのセンサコイルが各電流導電要素20の少なくとも1つの導電ストリッ プに誘電的に結合される場合には、より少ないセンサコイル用いられる。例えば 、センサが外部磁界により顕著に影響を受けず、一のセンサコイル30による信 号が十分である場合(例えば、コネクタボードが十分に保護されている場合)に は、必要なストリップへ誘電的に結合された1つの導電ストリップ32及び1つ のコイル30が使用される。更に、同様な環境下では、1つの電流路20が1つ のコイルとともに使用される。センサーは、例えばコイルを通って誘導される電 圧が供給される限り、導電要素20を形成するコイル及び導電ストリップの数を 増やすこ とにより更に感度を上げることができる。センサの数及び、単一の多重増コネク ターボードに集積的に形成されたセンサ当たりのコイル及び導電ストリップの数 は、コスト及びコネクタボードの有用な高さ、幅及び厚さと関係する。より多く のセンサの使用により、例えば、検出のダイナミックレンジ及び感度を増大でき る。従って、効率的な利用が要求される。 上記のごときデバイスは、電流路のインピーダンスに顕著に影響を与えること なく、コンパクトで、侵入的でなく、電流検出のための高精度センサであって、 センサを通る電流の低インピーダンス路を保証する。センサは、信号エネルギー 、好ましくは、オーディオ周波数レンジを有する電流の検出に特に有用性を有す る。大切なことは、電流センサがプリント回路ボードの集積部として容易に作成 されることである。従って、例えば、多くのセンサが、緊急警告システムの電力 増幅の多チャネルを有する単一コネクタボードに低費用で合体できる。一つの例 において、8つの分離したセンサが、8つの離れた部位への電流をモニタリング するため、電力増幅の単一コネクタボードに集積される。 本発明のセンサ及び電流経路形態の別の利点は、ボード上の近接するセンサに て誤って誘起される磁界電圧により生成される干渉信号(いわゆる「クロストー ク」)が排除できることである。所定のセンサの出力信号に対する任意のセンサ からの干渉信号の影響を測定でき、かつボード内の他のセンサにより乗じる干渉 信号を実質的に相殺するためにその所定のセンサからの出力に、適切な訂正信号 が印加される。訂正信号の大きさは経験的に決定されねばならないが、1次信号 の周波数に比例し、かつボード内の1次導電路及びセンサコイルの幾何学及び内 空間的な関係から決定され得る。 好ましい信号の訂正方法が第6図に示される。U1xは所定センサのコイルSx からの(第5図の演算増幅器からの)出力電圧である。Ux+1、 Ux+2、...、Ux+aは、所定のセンサ5の1つの辺の各付加的なセンサSx+1 、Sx+2、...Sx+aからの出力電圧を表す。出力電圧Ux-1、Ux-2、...、 Ux-bは所定のセンサ5の他辺の各付加的なセンサSx-1、Sx-2、...、Sx-b からの出力電圧を表す。式(3)からの出力信号U1xは、センサ及び比較的に離 れた電流経路間の2次の誘導結合の結果として、干渉すなわちクロストーク信号 を含み、 として表すことができる。 である)。全てのセンサU2xからの出力信号はU1xの値に等しく、全ての他のセ ンサからの全ての干渉信号の総和に等しい。この関係は、 として表すことができる。 式(5)中の第1行および第2行は、チャネルXにおけるセンサSxの望まし い信号および望ましくない信号(すなわち、干渉)を表している。第3行および 第4行は、訂正信号を表す他のセンサSx-1、・・・、Sx-bおよびSx+1、・・ ・、Sxからの干渉信号の総和を表している。“mx-1”は、チャネルx−iから チャネルxの各々の干渉信号の相対的な大きさを表すためのスケールファクタで ある。チャネルの合計数はa+b+1に等しい。 Rx-1、・・・、Rx-bおよびRx+1、・・・、Rx+a(経験値)の適切な抵抗値 を選択することによって、各々の訂正信号は、センサSxの一方のセンサからの 干渉信号Ux-1、・・・、Ux-bと他方のセンサSxの他方のセンサからの干渉信 号Ux+1、・・・、Ux+bと絶対値が等しく、かつ、符号が反対となる。結果的に 、基板上の隣接するセンサによって生成された干渉信号がキャンセルされ、セン サSxによる“真の”望ましい信号だけが残ることになる。この信号は以下のよ うに表される (6) U2x=−(R3/R4)cIox 第6図に示されるように、第5図の周波数補償回路からのすべての出力電圧は 演算増幅器O2の負の入力端子に入力させられる。 前述したように、本発明における電流センサのコイルの構造によれば、回路の 他の部分からの信号と逆極性を有する回路の部分からの信号を識別することがで きる。従って、センサコイル30cおよび30dに誘起される干渉信号のいずれ もが、例えば、コイル30aおよび30b、30cおよび30dを通過する実質 的に均一な外部磁界に起因して、それらの外部磁界によりコイル30aおよび3 0bに誘起された干渉信号によって相殺されそしてキャンセルされる。よって、 上述したように、いずれかのセンサSxからの出力信号U2xは、入力信号に比例 し、周波数に依存せず、かつ、実質的に均一な外部磁界もしくは隣接したセンサ のクロストークの干渉による外部の信号要素を含まない。 本願発明の要旨を変更しない限りにおいて、変更をなすことを妨げず、また、 本願明細書および図面に示された記述は本願発明を解釈する上で考慮される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.検知可能な影響を負荷に与えることなく電気回路の負荷のインピーダンスに 供給される電流を検出する電流センサであって、前記回路は電源と、当該電源お よび前記負荷インピーダンスの間において電流を流す電流経路とを備え、前記セ ンサは: 変圧回路の1次コイルを形成するように前記センサを前記電気回路の前記負荷 インピーダンスに接続させるとともに、電流経路の一部をなす少なくとも1つの 電流要素と; 前記電流経路の要素の近傍の前記1次コイルに磁気的に密に結合されるように 配置された、前記変圧回路の少なくとも1つの2次コイルと; 前記電流経路の要素を経由する電流に応じて、負荷インピーダンスを経由する 電流を表す出力信号を供給するとともに、前記2次コイルに結合された一対の出 力端子とを備え; 前記電流経路要素は、前記センサによって前記電気回路に印加されるレジスタ ンスおよびインダクタンスが最小になるように前記電源および前記負荷インピー ダンスに直列に結合された実質的に短い細長状の導電体である電流センサ。 2.特許請求の範囲第1項に記載の電流センサにおいて、 前記2次コイルおよび前記電流経路の前記一部は、前記2次コイルおよび前記 電流経路の前記一部をなす導電体を含む多層基板上に配置された電流センサ。 3.特許請求の範囲第1項に記載の電流センサにおいて、 前記電流経路と磁気的に疎に結合されるように前記1次コイルの前記電流経路 の前記一部から離れて配置された他の2次コイルをさらに備え、 前記両2次コイルを経由する実質的に均一な磁束に応じて、前記出力端 子において異なる位相の信号要素を供給するように、複数の前記2次コイルは電 気的に結合され、当該異なる位相の信号要素が互いに実質的に除去される電流セ ンサ。 4.特許請求の範囲第3項に記載の電流センサにおいて、 複数の前記2次コイルおよび前記電流経路は、前記2次コイルおよび前記電流 経路の前記一部をなす伝導体を含む多層基板上に配置された電流センサ。 5.特許請求の範囲第3項に記載の電流センサにおいて、 前記少なくとも1つの2次コイルは、前記電流経路の他の部分の少なくとも1 つの近傍の前記1次コイルに磁気的に密に結合されるように配置され、 前記他の2次コイルは前記電流経路のうちの先述の一部に磁気的に疎に結合さ れ、 前記出力端子の信号要素は、前記電流経路の両部分を経由する電流に応じて、 実質的に互いに加えられ、前記電流経路の他の一部は、前記センサによって前記 電気回路に印加されるレジスタンスおよびインダクタンスが最小になるように前 記電源および前記負荷インピーダンスに直列に結合された実質的に短い細長状の 伝導体である電流センサ。 6.特許請求の範囲第1項に記載の電流センサにおいて、 前記2次コイルおよび前記出力端子の間に結合されるとともに、周波数に実質 的に依存しない前記出力信号を生成する手段をさらに備える電流センサ。 7.負荷インピーダンスと、当該負荷インピーダンスに結合された電流経路とを 含む電気回路における負荷インピーダンスを経由する電流を検出する電流センサ システムであって、当該電流センサシステムは、変圧回路を含む少なくとも1つ のセンサを備え: 前記変圧回路は; 前記電流経路および負荷インピーダンスに直列に結合された1次コイルと; 2つの2次コイルであって、一方のコイルが、前記電流経路の少なくとも一部 の近傍の前記1次コイルに電気的に密に結合されるように配置され、他方の2次 コイルが、前記一方の2次コイルと前記電流経路の前記部分とが磁気的に疎にな るように前記1次コイルの前記電流経路の前記一部から離れて配置された2つの 2次コイルと; 前記電流経路を経由する電流に応じて、負荷インピーダンスを経由する電流を 表す出力信号を供給するとともに、複数の前記2次コイルに結合された一対の出 力端子とを備え; 複数の前記2次コイルおよび前記電流経路の前記一部は、前記電流経路の前記 一部および複数の前記2次コイルをなす導電体を含む多層基板上に配置された電 流センサシステム。 8.特許請求の範囲第7項に記載の電流センサシステムにおいて、 複数の各々の前記センサの前記2次コイルおよび前記電流経路の前記一部が、 前記電流経路の前記一部および複数の前記2次コイルをなす導電体を含む多層基 板上に配置されたセンサを複数備える電流センサシステム。 9.特許請求の範囲第8項に記載の電流システムにおいて、 複数のセンサの各々が、前記多層基板上に配置された他の複数の前記センサの 1次コイルによって生成された磁界に寄与する複数のセンサの各々の出力端子に おけるクロストークを最小、もしくは実質的に除去するための手段を備える電流 センサシステム。
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