JPH11514310A - 架橋セルロースポリマー/コロイドゾルマトリックスおよびそのインクジェット記録紙での使用 - Google Patents

架橋セルロースポリマー/コロイドゾルマトリックスおよびそのインクジェット記録紙での使用

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Abstract

(57)【要約】 Al+3、Zr+4、およびTi+4からなる群から選択される金属イオンを用いて架橋結合したセルロースポリマーネットワークであり、この架橋されたセルロースポリマーネットワークは金属がAl、Zr、あるいはTiである金属酸化物-水酸化物粒子を含むコロイドゾルを含浸する。この発明による物質は光学的に透明であり、担体の有無にかかわらず、微孔性フィルムに鋳込むために使用でき、インクジェット記録物質上のコーティングとして利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 架橋セルロースポリマー/コロイドゾルマトリックス およびそのインクジェット記録紙での使用技術分野 本発明は金属イオン架橋されたセルロースポリマーネットワーク、特に金属酸 化物-水酸化物粒子を含むコロイドゾルを含浸したセルロースポリマーに関する 。本発明は更に上記の物質をインクジェット記録紙で使用することに関する。発明の背景 水溶性金属イオン架橋セルロースポリマーゲルは、技術上周知の物質である。 このゲルは、架橋セルロースポリマーを、例えばFe+3、Cr+3、Pb+2、Ca+2、Al+3 、Zr+4、Ti+4およびその他同様の適当な多価金属陽イオンと架橋結合させること により形成される。 米国特許第4,486,335号には、水溶性カルボキシメチルヒドロキシエチルセル ロースポリマーが開示されている。このポリマーは水溶液中で、アルミニウム塩 の形(例えば酢酸アルミニウムあるいは硫酸アルミニウム)にある適切なアルミニ ウムイオンと反応することによって架橋結合してゲル状態になる。該ゲルは華氏 約200度(約93℃)より低い温度では顕著に希薄状態になることはない。 金属イオン架橋性セルロースゲルは別の使用法にも開示されてきた。例えば、 二次石油精製としての使用法(米国特許第4,396,433号参照)、水を不活性化し て粘土土壌を安定させる、つまりそこでは、水による粘土土壌の流動化を防ぐた めの補助となる使用法(米国特許 第4,425,165号参照)、また、該ゲルを使用する用地からの農業用化学物質放出を 制御し、実質的な化学物質浸出を減らす使用法(米国特許第5,077,314号参照) が挙げられる。上述の特許はいずれもコロイドゾルを含む金属イオン架橋セルロ ースポリマーの組成物を開示していない。 ポリマー及び多価金属塩はインクジェット記録紙用記録表面で使用されてきた 。 インクジェット記録工程は高速電子印刷のために最も重要な技術の一つとして 出現し、この出現に伴い、特別な記録特性を持つ新製紙が必要となった。 インクジェット記録における基本的な画像技術では、インキ源に連結された1 つ以上のインクジェットアセンブリを使用する。各インクジェットは小さなオリ フィスを含み、このオリフィスは、磁力限定手段、ピエゾ電気手段、熱手段、あ るいは他の同様の手段によって刺激を受けて電磁気的に動作し、均一なインキの 小滴を、連続的な蒸気として、あるいは要求に応じた各々の小滴として吐出する 。この小滴は移動するウェブの表面に飛翔され、印刷文字を形成するように制御 される。 インクジェット記録工程で得られる記録品質はジェット動作とインキ特性と記 録紙とによるところが大きい。インキは圧力を受けて安定したインキ小滴を形成 できなくてはならず、またインクジェットリフィスから容易に飛翔しなくてはな らない。液体インキは、水溶性染料と、ジェットアセンブリ内でインキが乾燥す ることを防ぐ湿潤剤とを含む液体インキであることが特に望ましいことがわかっ ている。しかしながら、記録紙によるこれらのインキの吸収性は、特に、記録紙 の表面上で2色以上のインキ小滴が重なり合う多色印刷部分においてやや問題で あった。 画像の品質をよくするために、記録紙はインキを早く吸収し、同時に紙の表面 上でインキ染料が溶けないようにしなくてはならない。前者の特性によって、裏 移り(即ち、インキが紙から紙搬送ローラ及びそれ同様のものにしみ込むこと)が 起こりにくくなり、後者の特性により、高い光学濃度を持つ画像を確実に得られ るようになる。残念ながら、これらの2つの特性は互いに相反する。吸収性が高 い紙の場合、紙の奥深くまでインキが浸透し、その結果、紙表面に形成される画 像の光学的濃度は低くなる。このような紙はまた、滲み、エッジのシャープさの 低下及び透き通しを起こす。高サイジング紙のように吸収性が低い紙の場合、紙 表面でインキが保持されるので高い光学的濃度を得られるが、インキ媒質が速く 吸収されないため、裏移りを起こす可能性が高い。 完璧なインクジェット記録紙はマジックフィルム付きブロッタとして説明され てきた。ブロッタはインキのビヒクルを急速に吸収するが、一方マジックフィル ムでは光に対する吸収特性および反射特性がブロッタよりも高いシート表面で着 色剤を確実に保持する。もし着色剤が紙のウェブの奥深くまで浸透するとウェブ の吸収力は落ち、ウェブ繊維によってインキが横方向に広がるため、画像のシャ ープさの低下と、透き通しとが生じる。P.A.McManus他著、"Paper Requirements for Color Imaging with Ink Jets"TAPPI社、第66巻、第7号、1983年7 月、81〜85ページを参照されたい。 インクジェット記録紙の開発にあたって努力した結果、紙の坪量と見かけ濃度 とフィラー含有量とを調整することにより、吸収特性が改善されてきた(特開昭 52−74340参照)。また、他の努力により、例えば、より望ましいインキ 吸収特性を実現するために、サイズプレス時に紙塗工するカチオン化石油樹脂の ような、特定のカチオン性サイジング剤が見いだされた(特開昭56−1097 83参照)。 更に、記録紙の表面上に形成する、特定の媒染染料を含む染料吸収層も得られて きた。 米国特許第4,371,582号には、インクジェット記録において、水溶性染料と併 用して溶液定着性を高めるよう設計されたカチオン性ポリマーラテックスを含む 記録紙が記載されている。カチオン性重合体は、水不溶性であり、第三アミノ基 あるいは第四アンモニウム基を含む単量体と、共重合可能なエチレン基を含む不 飽和化合物との共重合体であることが好ましい。この不溶性ポリマーは記録紙の 一表面にラテックスとして被覆され、スルホン酸基を含む水溶性染料と相互に作 用する。このポリマーはスルホン酸基に対して強い媒染力を持つ。 米国特許第4,381,185号には、記録紙がカチオン基を含む、水溶性重合染料を 用いた印刷用工程が開示されている。カチオン性ポリアミンのような有機添加剤 、あるいは塩化カルシウム、酢酸バリウム、あるいは亜硝酸アルミニウムのよう な無機添加剤を添加することにより、カチオン基を紙に浸透させることができる 。 米国特許第4,554,181号には、水溶性多価金属塩とカチオン性ポリマーとの組 み合わせを含む記録表面を有するインクジェット記録紙が開示されている。この ポリマーに含まれるカチオン基は、陰イオン染料を不溶化する目的で記録表面で 利用できる。 繰り返すが、上述の開示特許のいずれもコロイドゾルを取り込んだ金属イオン 架橋されたセルロースポリマーネットワークについては、触れていない。 従来のコーティングに伴う上述してきた問題を実質的に軽減する、あるいは排 除するようなインクジェット記録紙に用いるコーティングの改良を、産業界は常 に追求している。発明の開示 本発明によれば、特定の金属アルコキシドをセルロースポリマーの存在下で酸 によって加水分解する際に、金属イオン架橋されたセルロースポリマーネットワ ークが形成される。この架橋性ポリマーネットワークは、該ネットワークに取り 込まれた金属酸化物-水酸化物粒子を含むコロイドゾルを含浸することがわかっ ている。周知のように、セルロースポリマーは懸垂水酸基を含む。本発明では、 セルロースポリマーが持つ懸垂水酸基の酸素原子を金属イオン架橋剤に整合結合 することにより、キレート環構造を形成する。これは、微孔性の架橋性重合体構 造を形成する助けとなる。この構造は、コロイドゾルの金属酸化物-水酸化物粒 子を取り込むもので、光学的透過性を有する。本明細書の以下の記載から一層明 確になるが、本発明による物質を用いることで、インクジェット記録紙用の優れ た透過フィルムが得られる。 従って、本発明の第1の実施態様では、Al+3、Zr+4、Ti+4からなる群から選択 される金属イオンと架橋結合するセルロースポリマーネットワークが得られる。 その際、該架橋されたセルロースポリマーネットワークは、金属がAl、Zr、Tiで ある、金属酸化物-水酸化物粒子を含むコロイドゾルを含浸している。この発明 による物質は、光学的に透明であり、担体の有無に関わらず、微孔性フィルムを 鋳込むために使用可能である。 セルロースポリマーは、現在のところ、ヒドロキシプロピルメチルセルロース (HPMC)が好ましい。 金属イオン架橋剤としては、Al+3が、現在のところ 、好ましい。 もう一つの実施態様では、本発明により、上記に開示された金属イオン架橋性 セルロース/コロイドゾルマトリックスと、グリコールと、非イオン性界面活性 剤とを有する基材からなる記録表面を有し、インクジェット記録において有用な 記録紙が得られる。この単層コーティ ングは光学的に透明なインクジェットリフィスからインキの小滴が記録紙に吐出 されたとき、フィルムの毛管特性を高める。 グリコールはポリエチレングリコールであることが、現在のところ、好ましい 。 さらに別の実施態様では、本発明により、インクジェットレセプタ用二層コー ティングが得られる。金属イオン架橋セルロースポリマー/コロイドゾルマトリ ックスと、グリコールと、非イオン性界面活性剤とを含む上述の層(1)と、基 材(2)との間に、染料あるいは顔料用重合媒染剤と、少なくとも1つの水吸収 性樹脂とからなる層を配置する。好ましい水吸収性樹脂には、ポリ(ビニルアル コール)、セルロース、ポリ(エチレングリコール)、及びポリビニルピロリド ンが含まれる。 本出願において、 「コロイドゾル」とは、pHが約3〜6の範囲で粒度が約1〜300nmである 水溶液、あるいは懸濁液を意味する。 「金属酸化物-水酸化物」とは、金属酸化物、金属水酸化物、あるいはこれら の混合のいずれかを意味する。 「キレート化」とは、配位子から2つ以上の配位結合を持つ金属への結合を意 味する。 「配位結合」とは、電子供与を持つ金属中央への結合を意味する。 「微孔性の」とは、物質が吸収剤としての品質を備えるのに十分な毛管を含ん でいることを意味する。 「光学的に透明」あるいは、「光学的に透過性を有する」とは、可視光線の透 過率が90%を超えるものであることを意味する。 本発明の他の態様、利点、及び恩恵は詳細な説明、実施例、及び請求の範囲か ら明らかである。発明の詳細な説明 まずセルロースポリマーの存在下において、適当な金属(即ちAl、Zr、あるい はTi)アルコキシドを酸、有機物質または無機物質を用いて加水分解することに よって、発明物質である金属イオン架橋性セルロース/コロイドゾルマトリック スを調製する。この酸の例として、CH3COOH、CF3COOH、CF3SO3H、HCl、HNO3など が挙げられるが、これに限定されるものではない。使用される特定酸は加水分解 の速度を制御し、その結果セルロースの架橋結合程度を制御する。例えばCH3COO Hを使用して加水分解すると、HClやHNO3などの強い酸を使用するときに比べ速度 がずっと遅い。多価金属イオンはこのようにin situ 生成され、セルロースポ リマーから金属イオン架橋剤に懸垂する含ハイドロキシル基の酸素分子をキレー ト化(配位結合)することにより、セルロースポリマーを架橋結合する。金属アル コキシドを加水分解すると、架橋剤としてはすでに機能していない水和された多 価金属イオンは、金属イオン架橋されたセルロースポリマーネットワークに取り 込まれる「金属酸化物-水酸化物」粒子のコロイドゾルを形成する。 上記に開示したように、金属酸化物-水酸化物粒子を含むコロイドゾルを含浸 する、上記開示の金属イオン架橋セルロースポリマーを、インクジェット記録用 レセプタ表面上の単層コーティングとして使用できる。金属イオン架橋セルロー スポリマー/コロイドゾルマトリックスを含む単層構造はまた、グリコールと、 非イオン性界面活性剤とを含む。この層の厚さは約1〜5ミクロンであること、 更にいえば約1〜2ミクロンであることが好ましい。 本発明では、どのセルロースポリマーを使用してもよい。セルロースポリマー の例として、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルエチルセルロース、ヒドロ キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメ チルセルロース(例えば、ミネソタ州、ミッドランド、ダウケミカル社から入手 可能なMETHOCELTM)などが挙げられるが、これに限定されるものではな い。 グリコールあるいは樹脂の例としては、ポリ(エチレングリコール)、ポリ( プロピレングリコール)、ポリ(プロピレングリコール−b−エチレングリコー ル)、ポリテトラヒドロフラン、ポリ(テトラヒドロフラン−co−エチレンオ キシド)などが挙げられるがこれに限定されるものではない。 非イオン性界面活性剤の例として、非イオン性炭化水素界面活性剤、および非 イオン性過フッ化炭化水素界面活性剤を挙げることができるが、これに限定され るものではない。一般的な非イオン性炭化水素界面活性剤はエトキシルアルキル フェノール(例えばペンシルバニア州、フィラデルフィア、ロームアンドハース 社から入手可能なTRITONTMX−100、X−114、X−405、及びそ れらの還元形)を含む。好適な非イオン性炭化水素界面活性剤はTRITONTM X−100である。非イオン性過フッ化炭化水素界面活性剤は、線状フッ化ポリ エトキシムアルコール(例えば、デラウエア州、ウイルミントン、デュポンスペ シャルティケミカルズ社から入手可能な、ZONYL FSNTM、FSNTM−1 00、FSOTM、FSOTM−100界面活性剤)、フッ化アルキルポリオキシエ チレンエタノール(例えば、ミネソタ州、セントポール、3M社から入手可能な FLUORADTMFC−170C)、フッ化アルキルアルコキシル(例えば、ミ ネソタ州、セントポール、3M社から入手可能なFLUORADTMFC−171 )、フッ化アルキルエステル(例えば、ミネソタ州、セントポール、3M社から 入手可能なFLUORADTMFC−430、FC−431、FC−740)を含 む。好適な非イオン性過フッ化炭化水素界面活性剤として、ZONYL FSOTM と、 FLUORADTMFC−170Cと、FLUORADTMFC−171とを挙げら れる。 二層構造を使用する際、架橋セルロースポリマー/コロイドゾルマトリックス を含む層を上層とし、染料あるいは顔料用重合媒染剤と、少なくとも一種類の水 吸収性樹脂(例えば、ポリ(ビニルアルコール)、セルロース、ポリ(エチレング リコール、ポリビニルピロリドン、など)とを含む層を下層とする。染料用重合 媒染剤などを含む下層の厚さは約8〜20ミクロンであること、更にいえば約8 〜12ミクロンであることが好ましい。 染料及び顔料用重合媒染剤の例として、米国特許第5,342,688号と、米国特許 第5,354,813号に開示される媒染剤があるが、これに限定されるものではない。 両特許ともその内容全体を本願明細書に引用したものとする。一般的にこれら重 合媒染剤は、ポリマーバックボーンに懸垂する基として第四ニトロゲン複素環を 含む。 水吸収性樹脂の例として、ポリビニルピロリドンとその共重合体、ポリ(ビニ ルアルコール)とその共重合体、ポリ(2−ジメチルアミノエチルメタクリレー ト)とその共重合体、ポリ(アクリル酸)とその共重合体、ポリ(エチレンオキ シド)、ポリアクリルアミド、ポリ(エチレンイミン)、ゼラチンなどを含むが これに限定されるものではない。 インクジェットレセプタの基材は当業者間に周知の従来の基材であれば、いず れも使用可能である。光学的に透明である、あるいは透過性を有する物質が好ま しい。適当な基材の例として、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)、ポ リ(塩化ビニリデン)(PVDC)を塗布したPET 、コロナ処理あるいはフ レーム処理をしたPET、ポリ(アリールエーテルケトン)、ポリ(アリールエ ーテルスルホン)などが含まれるが、これに限定されるものではない。 本発明のコーティングを、ナイフコーティング、ロールコーティング、グラビ アコーティング、バーコーティングなど、従来のコーティング形成方法により基 材に被覆してもよい。 以下の実施例は、本発明について更に記載するものであるが、本発明はこれに 限定されるものではない。 実施例 以下に使用される物質は、特に明記しない限り、オルドリッチケミカル社(ウ イスコンシン州、ミルウォーキー)から入手したものである。Copolymer-958は 、ニュージャージー州、ウェインのISP(International Specialty Products) 社から入手可能な水溶性ポリマーである。Airvol-523は、ペンシルバニア州、ア レンタウンのエアープロダクト社から入手可能なポリ(ビニルアルコール)であ る。Gohsenol KP-06は、日本、大阪府の日本合成から入手可能なポリ(ビニルア ルコール)である。Carbowax-600は、コネチカット州、ダンベリーのユニオンカ ーバイド社から入手可能なポリ(エチレングリコール)(分子量MWが600ダル トン)である。以下の例では媒染剤として、米国特許第5,354,813号で開示され ているようにして塩酸アミノグアニジンのクロロアセトンヒドラゾンを用いてア ルキル化し、Xが塩化物である分類においてClass Aに分類されているポリビニ ルピリジンを使用した。Methocel F-50は、ミネソタ州、ミッドランドにあるダ ウケミカル社から入手可能なセルロースポリマーである。XAMA−7は、ニュ ージャージー州、サマービルのホークストセラニスコープ社から入手可能なアジ リジン架橋剤である。Triton X-100は、ペンシルバニア州、フィラデルフィアの ロームアンドハース社から入手可能な非イオン性炭化水素界面活性剤である。粒 度分析はクールター社製機器モデルN4を使って行った。粘度は、二重ギャブカ ップとボブ配列を持つ、ボーリン社製VORひずみ制御レオメータを使 用して、100秒-1あたりの剪断速度で測定した。走査電子顕微鏡(SEM)に は日立製モデルS-4500領域分光走査電子顕微鏡を使用した。表面エネルギー測定 にはカーンインストラメント社製モデルDCA-322動的接触角アナライザを使用し た。カラー濃度測定には、MacBeth TR927濃度計を使用した。 実施例1 本実施例は、コロイドアルミニウムオキシドーヒドロキシドゾルで含浸された アルミニウムイオン架橋されたセルロースポリマーネットワークの調製について 説明する。 ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)(METHOCEL-F-50、ダウケ ミカル社、MW22,000ダルトン、2%溶液で粘度50mPa)36gをダウケミカル 社の手順に従って(ダウケミカル社、テクニカルハンドブック、METHOCELセルロ ースエチル)800gの水に溶解して調製した。この水溶液にアルミニウムトリ イソプロポキシド94gを高速機械攪拌しながら添加した。この混合物を約60 ℃で1〜2時間攪拌して、細かいスラリーを得た。この混合物に37%塩酸11 gを攪拌しながら添加した。最終的に1.0〜1.2リットルの量になるまで水を断続 的に加えながら36時間、強く攪拌してゾルを生成した。所望の6〜7%のゾル 濃度にするため、攪拌しながら水をゆっくり蒸発させ、平均粒度が161nmである 透明で透過性を有するゾルを得た。 このゾルの2重量%水溶液は、10℃で52.9MPa、25℃で27.7MPa、 40℃で13.6MPa、55℃で7.5MPaの粘度を有した。6%水溶液を、第4 ワイヤロットを使って4ミルのPVDCを塗布したPET上にコーティングし、 110℃で1分間乾燥して厚さ0.4ミクロンの透明で透過性を有するコーティ ングにした。走査電子顕微鏡でフィルムが半ミクロ組織表面を有することを確認 した。こ の物質は例えば、特に透過物質を必要とする印刷媒体用レセプタ特性のように、 水および/または溶媒吸収特性を必要とする用途で利用できる。 実施例2 塩酸の代わりに69%硝酸11gを使用したこと以外、実施例1の手順を繰り 返した。所望の7%のゾル濃度にするため、攪拌しながら水をゆっくり蒸発させ 、平均粒度が181nmである透明で透過性を有するゾルを得た。 このゾルの2重量%水溶液は、10℃で20.2MPa、25℃で11.2MPa、 40℃で6.3MPa、55℃で0.8MPaの粘度を有した。6%水溶液を、第4ワ イヤロットを使って4ミルPVDCを塗布したPET上にコーティングし、11 0℃で1分間乾燥して厚さ0.4ミクロンの透明で透過性を有するコーティング にした。走査電子顕微鏡でフィルムが半ミクロ組織表面を有することを確認した 。この物質は例えば、特に透過物質を必要とする印刷媒体用レセプタ特性のよう に、水および/または溶媒吸収特性を必要とする用途で利用できる。 実施例3 塩酸の代わりに氷酢酸9gを使用したこと以外、実施例1の手順を繰り返した 。所望の6%ゾル濃度にするため、攪拌しながらゆっくり水を蒸発させ、透明で 透過性を有するゾルを得た。PVDCを塗布したPET上にこの溶液を鋳込み、 透明で透過性を有するフィルムを製造した。 実施例4 使用するヒドロキシプロピルメチルセルロースの量を18gに減らしたこと以 外、実施例1の手順を繰り返した。所望の6%ゾル濃度にするため、攪拌しなが らゆっくり水を蒸発させ、透明で透過性を有するゾルを得た。PVDCを塗布し たPET上にこの溶液を鋳込み、透 明で透過性を有するフィルムを製造した。 実施例5 使用するヒドロキシプロピルメチルセルロースの量を12gに減らしたこと以 外、実施例1の手順を繰り返した。60時間の温浸後、加水分解を完了するため 、更に塩酸を添加した。所望の6%濃縮ゾルにするため、攪拌しながらゆっくり 水を蒸発させ、透明で透過性を有するゾルを得た。PVDCを塗布したPET上 にこの溶液を鋳込み、透明で透過性を有するフィルムを製造した。 実施例6 使用するヒドロキシプロピルメチルセルロースの量を9gに減らしたこと以外 、実施例1の手順を繰り返した。60時間の温浸後、加水分解を完了するため、 更に塩酸を添加した。所望の6%ゾル濃度を得るために攪拌しながらゆっくり水 を蒸発させ、透明で透過性を有するゾルを得た。PVDCを塗布したPET上に この溶液を鋳込み、透明で透過性を有するフィルムを製造した。 実施例7 塩酸の代わりにトリフルオロメタンスルホン酸を使用したこと以外、実施例1 の手順を繰り返した。所望の6%ゾル濃度にするため、攪拌しながらゆっくり水 を蒸発させ、透明で透過性を有するゾルを得た。PVDCを塗布したPET上に この溶液を鋳込み、透明で透過性を有するフィルムを製造した。 実施例8(比較例) ヒドロキシプロピルメチルセルロースを使用しなかったこと以外、実施例1の 手順を繰り返した。7日間の温浸後、平均粒度が100nmである白く濁ったゾルを 得た。 この溶液とHPMC溶液(4%水溶液)の同重量をボルテックスミキサーで混 合し、不透明な白い組成物を得た。上記溶液をPVDCを 塗布したPETに鋳込んだところ、濁りを帯びたフィルムを得た。 実施例9 次のコーティング溶液は以下の成分の水溶液を混合してつくられた。 成分 重量部 Copolymer-958(50重量%) 52.0 Airvol-523(10重量%) 31.2 Gohsenol KP-06(10重量%) 3.5 Carbowax-600(50重量%) 7.8 Mordant(20重量%) 3.8 Methocel F-50(4.0重量%) 1.4 XAMA-7(16重量%) 0.33 上記水溶液を自動ナイフコーターで4ミルのPVDCを塗布したPET上に0.8 〜1.0g/ft2(約0.8〜1.0g/929cm2)の割合でコーティングし、華氏260度(約15 2℃)で乾燥して、下層を透過フィルムにした。 次のコーティング溶液は以下の成分の水溶液を混合してつくられた。 成分 重量部 実施例2のゾル(6.8重量%) 80 PEG配合物*(10重量%) 12 Triton X-100(10重量%) 2 尿素(10重量%) 6 *PRG配合物は、同量重量部で様々な分子量(即ち600、1000、4500、22000) のポリ(エチレングリコール)を混合することで調製 した。 上記水溶液の少量を2重量%に希釈したところ、粘度が10℃で25.2MPa、 25℃で15.5MPa、40℃で8.1MPa、55℃で4.3MPaであることがわ かった。上記水溶液を、5ミルの濡れ厚さになるように自動ナイフコーター装置 を使つて7.5ft/分(約229cm/分)ウェブ速度で走査し、上記で調製した下層の 上にコーティングした。このコーティング膜を華氏250度(約152℃)で乾燥 して二層透過フィルムに仕上げた。 実施例10 本実施例は、実施例9の透過フィルムがエプソンのcolor Stylus Writerを使 って360dpiで画像を形成されたときに得られるカラー濃度について解説する 。本例はまた、他の商業的に入手可能なフィルムで得られる濃度を比較する。カ ラー濃度はMacBeth濃度計を使って測定した。カラーシフトとは、コーティング を施していない普通の、あるいはコーティングされたインクジェット感光紙に印 刷されたインキと比較して視覚的に確認できる色移りをいう。合着とは、一緒に 飛翔したインキの小滴をいい、粒々のある画像の原因となる。乾燥時間は、指で 普通に押したときにインキが付着しないようにインキが乾燥するのに必要な時間 である。 請求の範囲に規定された本発明の趣旨あるいは範囲を逸脱することなく、上述 の開示内容に基づいて相応な変更および修正を施すことは可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イクバル,モハメッド アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427 (72)発明者 クルカーニ,スボッド ケー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. Al+3、Zr+4、およびTi+4からなる群から選択される金属イオンで架橋さ れたセルロースポリマーネットワークであって、金属がAl、Zr、あるいはTiであ る金属酸化物-水酸化物粒子を含有するコロイドゾルを合浸した架橋されたセル ロースポリマーネットワーク。 2. 金属イオンがAl+3である、請求項1に記載のセルロースポリマーネット ワーク。 3. 前記金属イオンがZr+4である、請求項1に記載のセルロースポリマーネ ットワーク。 4. 前記金属イオンがTi+4である、請求項1に記載のセルロースポリマーネ ットワーク。 5. 前記セルロースポリマーがヒドロキシプロピルメチルセルロースである 、請求項1に記載のセルロースポリマーネットワーク。 6. 金属酸化物-水酸化物粒子がアルミナ-水酸化アルミニウムである請求項 1に記載のセルロースポリマー。 7. Al+3、Zr+4、およびTi+4からなる群から選択される金属イオンで架橋さ れたセルロースポリマーネットワークであって、金属がAl、Zr、またはTiである 金属酸化物-水酸化物粒子を含むコロイドゾルに含浸された前記架橋されたセル ロースポリマーネットワークと、グリコールと、非イオン性界面活性剤とを含む 記録表面を有する基材からなる、インクジェット記録において有用な記録紙。 8. 金属イオンがAl+3である、請求項7に記載の記録紙。 9. 前記金属イオンがZr+4である、請求項7に記載の記録紙。 10. 前記金属イオンがTi+4である、請求項7に記載の記録紙。 11. 前記セルロースポリマーがヒドロキシプロピルメチルセルロースであ る、請求項7に記載の記録紙。 12. 前記金属酸化物-水酸化物粒子がアルミナ-水酸化アルミニウムである 、請求項7に記載の記録紙。 13. (a)染料あるいは顔料用重合媒染剤と、少なくとも1種の水吸収性樹 脂を含む層と、(b)Al+3、Zr+4、およびTi+4からなる群から選択される金属イオ ンを用いて架橋され、金属がAl、Zr、あるいはTiである金属酸化物-水酸化物粒 子を含有するコロイドゾルに含浸されたセルロースポリマーネットワークと、グ リコールと、非イオン性界面活性剤とを含む層とを、この順序で備える記録表面 を有する基材からなるインクジェット記録において有用な記録紙。 14. 金属イオンがAl+3である、請求項13に記載の記録紙。 15. 前記金属イオンがZr+4である、請求項13に記載の記録紙。 16. 前記金属イオンがTi+4である、請求項13に記載の記録紙。 17. 前記セルロースポリマーがヒドロキシプロピルメチルセルロースであ る、請求項13に記載の記録紙。 18. 金属酸化物-水酸化物粒子がアルミナ-水酸化アルミニウムである、請 求項13に記載の記録紙。 19. 水吸収性ポリマーがポリ(ビニルアルコール)、セルロース、ポリ(エ チレングリコール)、及びポリビニルピロリドンからなる群から選択される、請 求項13に記載の記録紙。
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