JPH1151394A - 急冷軸方向段付き燃焼器 - Google Patents

急冷軸方向段付き燃焼器

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JPH1151394A
JPH1151394A JP10124738A JP12473898A JPH1151394A JP H1151394 A JPH1151394 A JP H1151394A JP 10124738 A JP10124738 A JP 10124738A JP 12473898 A JP12473898 A JP 12473898A JP H1151394 A JPH1151394 A JP H1151394A
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JP
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quench
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holes
area
liner
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Withdrawn
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JP10124738A
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English (en)
Inventor
Alan S Feitelberg
アラン・エス・フェイテルバーグ
Mark Christopher Schmidt
マーク・クリストファー・シュミット
Steven George Goebel
スティーブン・ジョージ・ゴーブル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/04Air inlet arrangements
    • F23R3/06Arrangement of apertures along the flame tube
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/34Feeding into different combustion zones

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】汚染物の排出レベルを極めて低くし、低い圧力
降下を保つガスタービン用濃密・急冷・希薄燃焼器を提
供する。 【解決手段】ガスタービン(16)の運転において圧縮
機(12)と協働する燃焼器(14)が筒形外側燃焼器
ケーシング(26)を含み、燃焼ライナ(32)が上流
濃密部(46)と急冷部(48)と下流希薄部(50)
とを有し、外側燃焼器ケーシング(26)内に配置され
て燃焼室(30)を画成しており、燃焼室(30)は少
なくともコア急冷域(162)と外側急冷域(164)
とを有する。第1複数の急冷孔(170)が急冷部(4
8)においてライナ(32)に配設され、第1直径を有
して燃焼室(30)の急冷部(48)のコア域(16
2)に冷却噴流を進入させる。第2複数の急冷孔(17
2)が急冷部(48)においてライナ(32)に配設さ
れ、第2直径を有して燃焼室(30)の急冷部(48)
の外域(164)に冷却噴流を進入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は米国エネルギー省(DOE)によ
り与えられた政府契約第DEAC21−87−MC23
170号に基づき米国政府の支援を受けてなされたもの
である。米国政府は本発明に対して所定の権利を有す
る。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はタービン燃焼に関し、特
に、NOxおよびCOの排出量が少ない濃密・急冷・希
薄タービン燃焼器に関する。
【0003】
【従来の技術】過去10年間にわたってタービン原動機
からの低排出量に関する規制が劇的に増加してきた。世
界中の環境官庁は現在、新式と既存のタービンからのN
Ox、COおよび他の汚染物の排出を低率にすることを
要求している。伝統的なタービン燃焼器は非予混合拡散
火炎を用い、燃料と空気が別々に燃焼室に自由に流入す
る。代表的な拡散火炎は、化学量論的状態またはその近
くで燃焼を起こす区域により支配される。その結果生じ
る火炎温度は3000゜F(1650℃)を超える可能
性がある。二原子窒素は約2850゜F(1565℃)
を超える温度で酸素と急速に反応するので、拡散火炎は
通例比較的高レベルのNOx排出量を生じる。
【0004】ピーク温度を下げることによってNOx排
出量を減らすために通常使用される一方法は、水または
蒸気を燃焼器内に噴射することである。しかし、水また
は蒸気噴射は比較的高価な技術であり、急冷一酸化炭素
(CO)バーンアウト反応の望ましくない副作用を起こ
すおそれがある。加えて、水または蒸気噴射方法は、現
在多くの地域で要求されている極めて低い汚染物レベル
に達する能力に限りがある。
【0005】NOx排出量を減らす他の方法は濃密・急
冷・希薄(RQL:rich−quench−lea
n)ガスタービン燃焼器の利用による。濃密・急冷・希
薄燃焼器において、燃焼器は燃料濃密段と急冷段と燃料
希薄段とに分割される。燃料濃密段(濃密は当量比φ>
1を意味する)では、空燃混合気が部分的に燃やされ
る。なぜなら空燃混合気は完全燃焼には不十分な量の空
気を含有して導入されるからである。[当量比は化学量
論的燃料/空気比により標準化された燃料/空気比であ
り、φ=1は化学量論的状態、φ>1は燃料濃密状態、
そしてφ<1は燃料希薄状態を表すことに注意された
い。]燃料濃密燃焼は、濃密段内の燃焼中、燃料内の結
合窒素種(例えばNH3 )の大部分がN2 に変えられる
ので望ましい。反応性の結合窒素種を比較的非反応性の
2 に変えることにより、NOxの排出量が減らされ
る。
【0006】次に、当該技術において「急冷空気(quenc
h air)」と呼ばれる追加空気が濃密段の下流に加えられ
希薄段内の燃焼を完全にする。もし急冷空気が均等かつ
急速に導入されなければ、燃焼器の局所域内で高いNO
xレベルが高温により発生する。急速混合が高い圧力降
下とともに達成されるが、これはタービンの総合効率を
減らす。
【0007】従って、上述から明らかなように、急冷空
気と濃密段燃焼ガスとの急速混合を達成するとともに低
排出レベルと急冷段における低い圧力降下とを保つよう
に濃密・急冷・希薄燃焼器設計の改良をなすことが当該
技術において必要である。
【0008】
【発明の概要】ガスタービンの運転において圧縮機と協
働する燃焼器が筒形外側燃焼器ケーシングを備えてい
る。燃焼ライナが上流濃密部と急冷部と下流希薄部とを
有し、外側燃焼器ケーシング内に配置されて燃焼室を画
成しており、この燃焼室は少なくともコア急冷域と外側
急冷域とを有する。第1複数の急冷孔が急冷部において
燃焼ライナに配設され、第1直径を有して燃焼室の急冷
部のコア域に冷却噴流を進入させる。第2複数の急冷孔
が急冷部において燃焼ライナに配設され、第2直径を有
して燃焼室の急冷部の外域に冷却噴流を進入させる。代
替実施態様において、燃焼室急冷部はさらに、少なくと
も一つの中間域と、急冷部において燃焼ライナに配設さ
れ第3直径を有して燃焼室の急冷部の少なくとも一つの
中間域に冷却噴流を進入させる少なくとも第3複数の急
冷孔とを有する。
【0009】
【実施例の記載】図1に示すように、工業用タービンエ
ンジン10に圧縮機12が含まれ、濃密・急冷・希薄燃
焼器14および単段または多段タービン16と直列連通
をなすように配置されている。タービン16は駆動軸1
8により圧縮機12に連結され、駆動軸18の一部分は
発電機(図示せず)を駆動するように延在して発電に役
立つ。運転中、圧縮機12は圧縮空気20を吐出して燃
焼器14に送り込み、そこで圧縮空気20は後述のよう
に燃料19と混ぜられそして点火されて燃焼ガス24と
なり、ガス24からエネルギーがタービン16によって
抽出され軸18を回して圧縮機12を駆動するとともに
発電機または他の外部負荷駆動用の出力を生じる。
【0010】圧縮空気20は燃焼ライナ32全体にわた
る開面積の適当な配分によって急冷段空気21と希薄段
空気22と急冷空気23とに分けられる。この実施例で
は、燃焼器14は筒形外側燃焼器ケーシング26を備
え、このケーシングは空気を燃焼器14に供給するため
の少なくとも一つの空気入口28を有する。外側燃焼器
ケーシング26内には複数の周方向に隣合う燃焼室30
が周方向に配設され、各燃焼室は管状燃焼ライナ32に
より画成されている。各燃焼室30はさらに、上流端3
6に概して平らなドーム34をそして下流端40に出口
38を有する。遷移部42が数個の缶出口38と連接し
て燃焼ガス24の共通排出をなし、ガス24は排気路4
4を通ってタービン16に達する。
【0011】本発明によれば、燃焼器14は、上流端3
6における濃密部46と、急冷部48と、下流希薄部5
0とを含んでいる。濃密部46は概して筒形の部分52
と、それに続く円錐部54とからなり、円錐部54は流
路の直径を減らす。円錐部54は、再循環流の低圧中心
部が希薄部50のガスを上流に吸引して濃密部46内に
引き込むことを防止するのに必要である。円錐部54は
また流れ面積を急冷に適する寸法に減らす便利な方法を
もたらす。
【0012】濃密部46に続いてくびれた急冷部48が
あり、そこで急冷空気23が導入されそして最後の希薄
部50内で燃焼生成物と混合する。急冷部48は筒形部
56と、希薄部50の入口における後ろ向き段部58と
からなる。後ろ向き段部58は希薄部50の入口におい
て再循環域を生成することにより希薄部50内の燃焼安
定性と混合を良くする。
【0013】燃料ノズル60が濃密部46の前方に配置
されて燃焼器14内に燃料19と濃密段空気21を導入
し、旋回が安定した濃密段拡散火炎を生じるようになっ
ている。燃料ノズルを用いて燃料と空気を燃焼器内に導
入する方法の幾つかの例が、米国機械学会(American S
ociety of Mechanical Engineers)のペーパー第96−
GT−531号、バティスタ(R. A. Battista)、ファ
イテルバーグ(A. S.Feitelberg)およびレイシー(M.
A. Lacey )著「低発熱量燃料ガスタービン燃焼器の設
計と性能(Design and Performance of Low Heating Va
lue Fuel Gas Turbine Combustors)」に記載されてお
り、この論文はここに参照する。
【0014】本発明の一実施例によれば、急冷部48
は、後述のように急冷空気の所要量を計算する目的で、
図2に示すように3つの別々の区域、すなわち、コア域
62と中間域64と外域66とに分割される。本明細書
において急冷部48に関して用いる区域または域という
用語、例えば外域66は、急冷部48を分割する物理的
隔離手段または障壁等と関係するものではなく、急冷部
48に関して用いる区域または域という用語は、急冷空
気の所要量を計算するための急冷部の配分に関係する。
【0015】一実施例、すなわち、ここでは「等半径」
実施例と呼ぶものでは、中心点68(すなわちライナ3
2の対称中心)から測った場合、コア域62は中心点6
8と、中心点68と燃焼ライナ32との間の半径方向距
離の3分の1との間の空間を占める。中間域64は中心
点68と燃焼ライナ32との間の半径方向距離の3分の
1と、同半径方向距離の3分の2との間の空間を占め、
外域66は前記半径方向距離の3分の2と燃焼ライナ3
2との間の空間を占める。従って、図2に示すように、
コア域62は断面が本質的に円形であるが、中間域64
と外域66は断面が本質的に環状である。
【0016】他の実施例、すなわち、ここでは「等面
積」実施例と呼ぶものでは、コア域62は急冷部48の
断面積の3分の1を占め、中間域64は急冷部48の断
面積の3分の1を占め、そして外域66は急冷部48の
断面積の3分の1を占める。「等半径」実施例と「等面
積」実施例において、任意の区域に配分される全急冷空
気の部分の比率は、その区域の占める断面積の比率に等
しい。
【0017】本発明の一実施例によれば、図2に示すよ
うに、第1複数の急冷孔70が急冷部48において燃焼
ライナ32の周囲に沿って周方向に配設される。第1複
数の急冷孔70は急冷部48のコア域62に冷却噴流を
進入させるように寸法を定められる。比較的大きな急冷
孔は比較的大きな運動量の比較的大きな噴流を生じ、高
温ガス流への比較的大きな進入を可能にする。第2複数
の急冷孔72が急冷部48において燃焼ライナ32の周
囲に沿って周方向に配設される。第2複数の急冷孔72
は急冷部48の中間域64に冷却噴流を進入させるよう
に寸法を定められる。第3複数の急冷孔74が急冷部4
8において燃焼ライナ32の周囲に沿って周方向に配設
される。第3複数の急冷孔74は急冷部48の外域66
に冷却噴流を進入させるように寸法を定められる。従っ
て、半径方向に層をなすコア域62と中間域64と外域
66内に急冷空気を比較的均等に配分することにより、
急速混合急冷が達成される。
【0018】各組の急冷孔は、後述のように、横流内に
進入する噴流の標準相関を用いて寸法を定められる。燃
焼ライナ32のかなりの部分が急冷部48周囲の急冷孔
のために除去されるので、燃焼ライナ32の総合的な構
造健全性を保つために急冷部48に二重厚さのライナ3
2を利用してもよい。本発明の一実施例において、第1
複数の急冷孔70は直径が約0.1インチ〜約0.3イ
ンチの範囲内にある約2〜約10個の急冷孔からなる。
第1複数の急冷孔70は急冷部48の周囲に沿って隔設
され、約30度〜約180度の範囲内の角度間隔で相隔
たっている。第2複数の急冷孔72は直径が約0.05
インチ〜約0.2インチの範囲内にある約20〜約60
個の急冷孔からなる。第2複数の急冷孔72は急冷部4
8の周囲に沿って隔設され、約5度〜約20度の範囲内
の角度間隔で相隔たっている。一実施例において、第2
複数の急冷孔72は約0.05インチ〜約0.3インチ
の範囲内において第1複数の急冷孔70から軸方向にず
れている。ここでの「ずれ」という用語は、一組の急冷
孔が上流濃密部に比較的接近して配設されそして他の組
の急冷孔が下流希薄部に比較的接近して配設されるよう
にそれぞれの急冷孔を配設することを意味する。第3複
数の急冷孔74は直径が約0.005インチ〜約0.1
インチの範囲内にある約100〜約500個の急冷孔か
らなる。第3複数の急冷孔74は急冷部48の周囲に沿
って隔設され、約0.5度〜約7度の範囲内の角度間隔
で相隔たっている。一実施例において、第3複数の急冷
孔74は約0.05インチ〜約0.1インチの距離だけ
軸方向にずれた2つの相隔たる帯状列の急冷孔74から
なる。一実施例において、第3複数の急冷孔74は約
0.1インチ〜約0.3インチの範囲内において第1複
数の急冷孔70から、そして約0.05インチ〜約0.
2インチの範囲内において第2複数の急冷孔72から軸
方向にずれている。
【0019】一実施例において、各区域62、64、6
6は区域それぞれの断面積に比例する量の急冷空気を受
入れる。等半径の区域を有する一実施例では、コア域6
2は急冷空気の約11%を受入れ、中間域64と外域6
6はそれぞれ急冷空気の約32%と約56%を受入れ
る。このような構成による急冷空気の配分はそれぞれの
区域の断面積に比例し得る。等断面積の区域を有する代
替実施例では、コア域62と中間域64と外域66はそ
れぞれ、利用し得る急冷空気の約33%を受入れる。
【0020】本発明の他の実施例によれば、急冷部48
は、図3に示すように、2つの別々の区域、すなわち、
コア域162と外域164とに分割される。「等半径」
実施例では、コア域162は中心点68と、中心点68
と燃焼ライナ32との間の半径方向距離の半分との間の
空間を占め、そして外域164は中心点68から測って
前記半径方向距離の半分と燃焼ライナ32との間の空間
を占める。従って、図3に示すように、内域162は断
面が本質的に円形であるが、外域164は断面が本質的
に環状である。
【0021】「等面積」実施例では、内域162は急冷
部48の断面積の半分を占めそして外域164は急冷部
48の断面積の半分を占める。本発明の一実施例によれ
ば、図3に示すように、第1複数の急冷孔170が急冷
部48において燃焼ライナ32に配設される。第1複数
の急冷孔170は急冷部48の内域162に冷却噴流を
進入させるように寸法を定められる。第2複数の急冷孔
172が急冷部48において燃焼ライナ32に配設され
る。第2複数の急冷孔172は急冷部48の外域164
に冷却噴流を進入させるように寸法を定められる。各組
の急冷孔は、横流内に進入する噴流の標準相関を用いて
寸法を定められる。
【0022】本発明の一実施例において、第1複数の急
冷孔170は直径が約0.1インチ〜約2.0インチの
範囲内にある約2〜約10個の急冷孔からなる。第1複
数の急冷孔170は急冷部48の周囲に沿って隔設さ
れ、約30度〜約180度の範囲内の角度間隔で相隔た
っている。第2複数の急冷孔172は直径が約0.05
インチ〜約0.3インチの範囲内にある約20〜約60
個の急冷孔からなる。第2複数の急冷孔172は急冷部
48の周囲に沿って隔設され、約5度〜約20度の範囲
内の角度間隔で相隔たっている。一実施例において、第
2複数の急冷孔172は約0.05インチ〜約0.3イ
ンチの範囲内において第1複数の急冷孔170から軸方
向にずれている。
【0023】一実施例において、各区域162、164
は区域それぞれの断面積に比例する量の急冷空気を受入
れる。このような構成による急冷空気の配分はそれぞれ
の区域の断面積に比例し得る。等面積の区域を有する一
実施例では、内域162と外域164はそれぞれ、利用
し得る急冷空気の約50%を受入れる。本発明の他の実
施例によれば、急冷部48は、図4に示すように、4つ
の別々の区域、すなわち、コア域260と第1中間域2
62と第2中間域264と外域266とに分割される。
【0024】「等半径」実施例では、コア域260は中
心点68と、中心点68と燃焼ライナ32との間の半径
方向距離の4分の1との間の空間を占め、第1中間域2
62は中心点68と燃焼ライナ32との間の半径方向距
離の4分の1と、中心点68と燃焼ライナ32との間の
半径方向距離の半分との間の空間を占め、第2中間域2
64は中心点68と燃焼ライナ32との間の半径方向距
離の半分と、同半径方向距離の4分の3との間の空間を
占め、そして外域266は中心点68と燃焼ライナ32
との間の半径方向距離の4分の3と、燃焼ライナ32と
の間の空間を占める。
【0025】「等面積」実施例では、コア域260と第
1中間域262と第2中間域264と外域266はそれ
ぞれ急冷部48の断面積の4分の1を占める。本発明の
一実施例によれば、図4に示すように、第1複数の急冷
孔270が急冷部48において燃焼ライナ32に配設さ
れる。第1複数の急冷孔270は急冷部48のコア域2
60に冷却噴流を進入させるように寸法を定められる。
第2複数の急冷孔272が急冷部48において燃焼ライ
ナ32に配設される。第2複数の急冷孔272は急冷部
48の第1中間域262に冷却噴流を進入させるように
寸法を定められる。第3複数の急冷孔274が急冷部4
8において燃焼ライナ32に配設される。第3複数の急
冷孔274は第2中間域264に冷却噴流を進入させる
ように寸法を定められる。第4複数の急冷孔276が急
冷部48において燃焼ライナ32に配設される。第4複
数の急冷孔276は外域266に冷却噴流を進入させる
ように寸法を定められる。各組の急冷孔は、横流内に進
入する噴流の標準相関を用いて寸法を定められる。
【0026】本発明の「等半径」実施例または「等面
積」実施例では、各種の急冷孔の数と直径が、以下に開
示する本発明の方法を用いて容易に決定される。最初
に、それぞれの燃焼ライナの総合開面積が、所望の全空
気流量および全燃料流量と、運転圧力と、圧縮機吐出し
空気温度と、所望全圧力降下から決定される。代表的な
缶環状ガスタービンは、例えば30平方インチの公称総
合開面積と、例えば20lb/sの公称空気質量流量を
有し、8気圧の公称圧力と、620゜Fの公称圧縮機吐
出し温度で作用し、そして2.5%の公称全圧力降下を
有し得る。これらの値は単に例示用であり、本発明を特
定寸法または特定クラスのタービンに限定するものでは
ない。
【0027】次に、濃密部と急冷部と希薄部それぞれに
配分される開面積の比率が決定される。濃密段開面積
は、代表的な場合、約1.1〜約1.8の当量比の発生
に十分な空気を濃密段に入れるように選定される。急冷
段開面積は、代表的な場合、約約2000゜F(109
5℃)〜約2750゜F(1510℃)の温度の燃料希
薄混合気の発生に十分な空気を燃焼器に入れるように選
定される。希薄段開面積は、燃焼ガス温度を所望タービ
ン入口温度範囲に下げるのに十分な空気を燃焼器に入れ
るように割当てられる。
【0028】急冷段総合開面積が選定された後、設計者
は「等半径」または「等面積」実施例を選択し、そして
急冷部を2つの区域(コア域と外域)か3つの区域(コ
ア域と中間域と外域)あるいはより多くの区域に分ける
ことを選択する。次に、急冷孔が、最大の半径方向噴流
進入距離Ymax が対応区域(すなわち、コア域、中間
域、外域等)のほぼ中央に達するように寸法を定められ
る。任意の特定Ymax を得るのに必要な孔直径dhole
決定するために、次の方程式が用いられる。
【0029】
【数1】 ただしρj =急冷空気噴流の密度、ρb =急冷部内の燃
焼ガスの密度、vj =急冷空気噴流の速度、vb =急冷
部内の燃焼ガスの速度、そしてdhole =急冷孔の直径
である。次いで、各直径の孔の所要数が、それぞれの急
冷域への急冷空気の配分から容易に決定される。
【0030】以下の例は、当業者がこの設計方法を関心
のある任意の特定条件に適用し得るように十分詳細に本
技術の適用を示す。この例は本技術を例示するもので、
その適用を特定条件に限定するものではない。所望圧力
降下を得るには燃焼ライナ総合開面積が30平方インチ
でなければならないと設計者が決定した場合を考える。
設計者はさらに、濃密段は所望の燃料濃密当量比(例え
ばφ=1.2)で作用するには全空気流量の40%を受
入れなければならず、急冷段は所望急冷温度(例えばT
=2650゜F)に達するには全空気流量の45%を受
入れなければならず、そして希薄段は所望燃焼器出口温
度(例えば2350゜F)に達するには全空気流量の1
5%を受入れなければならないと決定した。この例で
は、総合急冷空気噴流開面積は 0.45×30in2 =13.5in2 =0.0087
1m2 である。
【0031】もし設計者がさらに急冷段直径を8インチ
に選定し、また急冷部を等面積の2つの区域に分割する
ことを選択すれば、この場合、コア域は半径が2.83
インチになり、外域は燃焼器壁から内方に1.17イン
チ延在し、そして急冷段は2組の孔を有する。大孔は最
大進入深さYmax が2.59インチの噴流を生じ、そし
て小孔は最大進入深さYmax が0.59インチの噴流を
生じる。大孔の総合開面積は総合急冷孔開面積の50
%、すなわち、0.5×13.5in2 =6.75in
2 である。
【0032】次に設計者は、急冷空気と急冷部内の燃焼
ガスの既知密度と、急冷空気噴流と急冷部を通流する燃
焼ガスの速度とを用いて無次元比Ymax /dholeを計算
する。この例では、燃焼器作用圧力は147psiaと
仮定する。2650゜Fの急冷部燃焼ガス温度を用いる
と、急冷部内の密度はほぼρb =1.9kg/m3 にな
る。代表的な圧縮機吐出し温度を720゜Fと仮定する
と、急冷空気密度はほぼρj =5.3kg/m3 であ
る。
【0033】急冷部通流速度は既知の形状を用いて容易
に計算される。20lb/sの燃焼器全空気流量を用い
ると、急冷部を通る流量は全流量(濃密部空気+急冷空
気)の85%、すなわち、17lb/s(7.7kg/
s)である。従って急冷部を通る体積流量は7.7kg
/s÷1.9kg/m3 =4.1m3 /sである。急冷
部直径が8インチ(断面積=0.032m2 )の場合、
急冷部を通る燃焼ガスの速度は4.1m3 /s÷0.0
32m2 =128m/s=vb である。
【0034】急冷空気噴流速度は同様に計算される。急
冷空気噴流質量流量は20lb/sの45%、すなわち
9lb/s(4.1kg/s)である。従って急冷空気
噴流の体積流量は、4.1kg/s÷5.3kg/m3
=0.77m3 /sであり、そして急冷空気噴流の速度
は、0.77m3/s ÷0.00871m2 =89m/
s=vj である。
【0035】この例では、ρb 、ρj 、vb 、vj のこ
れらの値から得られるYmax /dho leの値は1.34で
ある。Ymax /dholeのこの値を大小急冷噴流の既に決
定された最大進入深さと組合わせると、大小急冷孔それ
ぞれの直径が1.93インチと0.44インチに決定さ
れる。単一大孔の断面積は2.92in2 であり、単一
小孔の断面積は0.15in2 である。
【0036】最終段階は各種の孔の数を計算することで
ある。この例では、大孔の総合開面積は6.75in2
であり、従って大孔の総数は、6.75in2 ÷2.9
2in2 =2.3孔、そして小孔の総数は、6.75i
2 ÷0.15in2 =45孔となるべきである。孔の
数は整数であるから、設計者はこれらの計算値の小数点
以下を四捨五入する。
【0037】幾何学的面積と有効流れ面積との差を反映
させるために流量係数を上記計算値に含めるように、こ
こに概説した方法を改変する仕方は、当業者には明らか
であろう。
【0038】
【例1】
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】 本発明の一実施例による模型の濃密・急冷・希薄燃焼器
14を上に列挙した条件で試験した。図5は40%濃密
/60%希薄の空気分割比で測定したNOx排出量を示
す。40/60の空気分割の場合、NOx排出量の最小
値は約2400゜Fの燃焼器出口温度で発生した。最少
NOxはほぼφrich=1.25の濃密段当量比で生じ
た。最適な濃密段当量比では、NOx排出量は約50p
pmv(乾燥、15%O2 に基づく)であった。燃料中
に約4600ppmvのNH3 がある場合、これはNH
3 のNOxへの変化が約5%であることに相当する。最
適条件では、NOx排出量は、同一または類似の燃料
(上の燃料組成表参照)を燃やす従来の拡散火炎燃焼器
より3倍分以上少なかった。例えば、従来の拡散火炎燃
焼器を利用した以前のパイロットプラントでは、NH3
のNOxへの変化は燃焼器出口温度によって約20%〜
約80%の範囲にわたった。図6に示すように、上述の
模型の濃密・急冷・希薄燃焼器14の測定されたCO排
出量は全ての条件の下で約5ppmvと約30ppmv
(乾燥、15%O2 )の間にあり、急冷段設計が適当な
混合をもたらしそして短い希薄段が燃焼完了に十分な在
留時間をもたらすことを示した。従って、本発明は、急
冷空気と濃密段燃焼ガスとの急速混合を達成するととも
に極めて低い排出レベルと急冷段における低い圧力降下
とを保つ濃密・急冷・希薄燃焼器設計を開示するもので
ある。
【0041】以上、本発明の幾つかの特徴を説示した
が、様々な改変が本発明の範囲内で可能であることを理
解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタービンエンジンの断面側面図で
ある。
【図2】コア域と中間域と外域とを含む、本発明による
急冷部の平面図である。
【図3】コア域と外域とを含む、本発明による急冷部の
平面図である。
【図4】コア域と第1中間域と第2中間域と外域とを含
む、本発明による急冷部の平面図である。
【図5】本発明の一実施例による様々な燃焼器出口温度
でのNOx排出レベルのグラフである。
【図6】本発明の一実施例による様々な燃焼器出口温度
でのCO排出レベルのグラフである。
【符号の説明】
12 圧縮機 14 濃密・急冷・希薄(RQL)燃焼器 16 タービン 26 筒形外側燃焼器ケーシング 30 燃焼室 32 燃焼ライナ 38 出口 42 遷移部 46 濃密部 48 急冷部 50 希薄部 62 コア域 64 中間域 66 外域 70、72、74 急冷孔 162 コア域 164 外域 170、172 急冷孔 260 コア域 262 第1中間域 264 第2中間域 266 外域 270、272、274、276 急冷孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・クリストファー・シュミット アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ニスカ ユナ、クリフトン・パーク・ロード、1449 番 (72)発明者 スティーブン・ジョージ・ゴーブル アメリカ合衆国、ニューヨーク州、クリフ トン・パーク、ボールトゥスロル・ドライ ブ、22番

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービン(16)の運転において圧
    縮機(12)と協働する燃焼器(14)であって、筒形
    外側燃焼器ケーシング(26)と、上流濃密部(46)
    と急冷部(48)と下流希薄部(50)とを有する燃焼
    ライナ(32)であって、前記外側燃焼器ケーシング
    (26)内に配置されて燃焼室(30)を画成してお
    り、前記急冷部(48)は少なくともコア域(162)
    と外域(164)とを有する燃焼ライナ(32)と、前
    記急冷部(48)において前記ライナ(32)に配設さ
    れ、前記急冷部(48)の前記コア域(162)へのコ
    ア域冷却噴流進入をもたらすように寸法を定められた少
    なくとも第1複数の急冷孔(170)と、前記急冷部
    (48)において前記ライナ(32)に配設され、前記
    急冷部(48)の前記外域(164)への外側冷却噴流
    進入をもたらすように寸法を定められた少なくとも第2
    複数の急冷孔(172)とからなる燃焼器(14)。
  2. 【請求項2】 ガスタービン(16)の運転において圧
    縮機(12)と協働する燃焼器(14)であって、筒形
    外側燃焼器ケーシング(26)と、上流濃密部(46)
    と急冷部(48)と下流希薄部(50)とを有する燃焼
    ライナ(32)であって、前記外側燃焼器ケーシング
    (26)内に配置されて燃焼室(30)を画成してお
    り、前記急冷部(48)は少なくともコア域(62)と
    中間域(64)と外域(66)とを有する燃焼ライナ
    (32)と、前記急冷部(48)において前記ライナ
    (32)に配設され、前記急冷部(48)の前記コア域
    (62)への冷却噴流進入をもたらすように寸法を定め
    られた少なくとも第1複数の急冷孔(70)と、前記急
    冷部(48)において前記ライナ(32)に配設され、
    前記急冷部(48)の前記中間域(64)への冷却噴流
    進入をもたらすように寸法を定められた少なくとも第2
    複数の急冷孔(72)と、前記急冷部(48)において
    前記ライナ(32)に配設され、前記急冷部(48)の
    前記外域(66)への冷却噴流進入をもたらすように寸
    法を定められた少なくとも第3複数の急冷孔(74)と
    からなる燃焼器(14)。
  3. 【請求項3】 ガスタービン(16)の運転において圧
    縮機(12)と協働する燃焼器(14)であって、筒形
    外側燃焼器ケーシング(26)と、上流濃密部(46)
    と急冷部(48)と下流希薄部(50)とを有する燃焼
    ライナ(32)であって、前記外側燃焼器ケーシング
    (26)内に配置されて燃焼室(30)を画成してお
    り、前記急冷部(48)は少なくともコア域(260)
    と第1中間域(262)と第2中間域(264)と外域
    (266)とを有する燃焼ライナ(32)と、前記急冷
    部(48)において前記ライナ(32)に配設され、前
    記急冷部(48)の前記コア域(260)への冷却噴流
    進入をもたらすように寸法を定められた少なくとも第1
    複数の急冷孔(270)と、前記急冷部(48)におい
    て前記ライナ(32)に配設され、前記急冷部(48)
    の前記第1中間域(262)への冷却噴流進入をもたら
    すように寸法を定められた少なくとも第2複数の急冷孔
    (272)と、前記急冷部(48)において前記ライナ
    (32)に配設され、前記急冷部(48)の前記第2中
    間域(264)への冷却噴流進入をもたらすように寸法
    を定められた少なくとも第3複数の急冷孔(274)
    と、前記急冷部(48)において前記ライナ(32)に
    配設され、前記急冷部(48)の前記外域(266)へ
    の冷却噴流進入をもたらすように寸法を定められた少な
    くとも第4複数の急冷孔(276)とからなる燃焼器
    (14)。
  4. 【請求項4】 上流濃密部(46)と急冷部(48)と
    下流希薄部(50)とを有する燃焼ライナ(32)を含
    みそして空気流量と燃料流量と運転圧力と圧縮機吐出し
    空気温度と全圧力降下とを有する急冷軸方向段付き燃焼
    器(14)の急冷孔形状を決定する方法であって、前記
    空気流量と前記燃料流量と前記運転圧力と前記圧縮機吐
    出し空気温度と前記全圧力降下とから前記燃焼器ライナ
    (32)の総合開面積を決定する段階と、前記総合開面
    積を前記濃密部(46)と前記急冷部(48)と前記希
    薄部(50)それぞれに配分する段階と、前記急冷部
    (48)の区域の数を選定する段階と、冷却噴流進入距
    離が対応区域のほぼ中央に達するように前記急冷孔の寸
    法を定める段階と、前記急冷孔の寸法と前記ライナ各部
    の配分された総合開面積部とから各対応区域への冷却噴
    流進入をもたらすように前記急冷孔の数を定める段階と
    からなる方法。
JP10124738A 1997-07-07 1998-05-07 急冷軸方向段付き燃焼器 Withdrawn JPH1151394A (ja)

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