JPH11513271A - 麻酔システムのための装置 - Google Patents

麻酔システムのための装置

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JPH11513271A
JPH11513271A JP9511894A JP51189497A JPH11513271A JP H11513271 A JPH11513271 A JP H11513271A JP 9511894 A JP9511894 A JP 9511894A JP 51189497 A JP51189497 A JP 51189497A JP H11513271 A JPH11513271 A JP H11513271A
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Abstract

(57)【要約】 循環システム型の麻酔システムにおいて二酸化炭素を吸収する化合物を扱う方法および装置である。麻酔システムには、開放可能な容器(10)が設けられ、容器は、システムに接続される患者からの二酸化炭素が混ざった空気が容器を通って患者に戻るようなガス流が得られるように調整されている。本発明によれば、ある量の二酸化炭素吸収化合物(16)が、ガス透過性カバー(17)とともに提供される。このように設計された二酸化炭素を吸収するためのユニットが、容器(10)の内側に配置される。ユニットを使い切ったとみなされると、ユニットは容器から取り外されて新しいものと交換される。

Description

【発明の詳細な説明】 名称:麻酔システムにおける方法および装置 技術分野: 本発明は、麻酔システムのための方法および装置に関する。本発明は、循環タ イプの麻酔用吸気システムで利用される。このシステムでは、患者の吐き出す二 酸化炭素を石灰化合物によって除去する一方で、他の麻酔ガスおよび酸素は同じ 患者によって再利用される(二酸化炭素吸収を行う再吸気システム)。循環シス テムは、吸い込まれるガスを極めて良好に加熱および加湿する。 本発明は、麻酔装置に接続された吸気システムを用いた、麻酔された患者に対 する肺換気、より正確には、吸い込み空気中の二酸化炭素含量を除去するために 二酸化炭素吸収器を備えた、いわゆる循環システムに関する。特に、本発明は、 単一の接続により吸気システムに接続される吸収体容器に関する。 従って、本発明は、吐き出された二酸化炭素を酸素および麻酔ガスの高速の新 鮮ガス流によって流し去る、いわゆるMaplesonシステム(二酸化炭素吸収を行わ ずに部分的に再吸気を行うシステム)に関するものではない。また、本発明は、 各吸気が未使用のガスのみを含む、再吸気を行わないシステムでは使用されない 。 患者が麻酔下にあるとき、患者の呼吸および換気を完全に制御し得ることは基 本的に重要である。とりわけ、血液への酸素供給および肺胞からの二酸化炭素の 排出は十分に機能しなければならない。さらに、吸い込み空気に薬剤または他の 気体添加物を加えることが可能でなければならない。従って、上記の仕事を実現 し、また肺が崩壊するのを避けるために肺を十分に拡張させた状態に保つ一方で 、患者の換気を行うことが可能でなければならない。 当該分野の現状 現在では、最も一般的なシステムは、新鮮なガスを患者の必要量に適合させ得 る循環システム、いわゆる低フロー麻酔であり、これは、他の吸気システムに比 べてガスが大幅に節約される。このシステムの基本原理は、吐き出されたガスを 、 石灰吸収器または分子ふるいによって化学的な方法で二酸化炭素を除去すること により浄化する一方で、吸い込まれるガスに良好なコンディショニングを与える 湿気および熱を生成することである。他のガス、酸素および亜酸化窒素ならびに /または他の麻酔ガスは患者によって再利用される。吸収体化合物は、この化合 物が二酸化炭素を吸収する能力がなくなったとき変化するインジケータ染料を含 んでいる。通常は、化合物の二酸化炭素吸収能力がなくなると、染料は白色から 紫色へ、またはピンク色から白色へ変化する。臨床で使用中に色の変化を観察し 得るように、化合物は透明容器に入れられる。二酸化炭素吸収のための装置は、 技術的には次の2つの主要な原理により設計される。 通常は1〜3kgの吸収体化合物を含有する多使用容器。吸収体化合物は消費後は 捨てられ、その後、容器には、バルク形態で新しい吸収体化合物が再充填される 。 通常は0.5〜1kgの吸収体化合物を含有する、出荷前に予め充填される使い捨て 容器。消費後は、容器は中味と共に捨てられ、新しい容器に交換される。 多使用容器は、ユーザ(病院)にとって低コストである一方で、使用済みのお よび新しい吸収体化合物の取り扱いは、主に作業環境での吸収体の塵の拡散とい う形で環境問題を引き起こす。吸収体の塵は、強いアルカリ性であり、スタッフ の呼吸系に有毒な影響を有する。また技術的には、バルク充填は、容器内の量お よび詰め込み程度を正確に得るためには問題がある。充填にはかなりの時間を要 し、この間、この場合には麻酔を中断しなければならないため、麻酔中の吸収体 化合物の変換は可能ではない。吸収体化合物の量が多いと、大きな容器が必要と なる。このため、循環システムにおいて不浸透性の問題が生じ、また患者によっ て吸い込まれるガスを加熱および加湿する速度が遅くなる。 使い捨て容器は、ユーザ(病院)にとってコストが高い一方で、化合物が消費 されると中味を含む容器全体が交換されるため、非常に衛生的である。これは、 塵の問題を防ぎ、また麻酔の進行中に吸収体化合物/容器の交換を行うことがで きる。少量の吸収体化合物を含む小さな容器であるため、優れた加熱および加湿 が得られる。漏洩の問題は非常に小さい。 消費された吸収体化合物は環境問題を引き起こすことはなく、実際において土 壌改良媒体(石灰)であるとみなされ得るが、使い捨て容器はプラスチック製で あり、このため当然ながらリサイクルの点からは大きな問題を提供する。 吸い込み空気に添加される麻酔ガスは、多くの場合高価であり、このようなガ スが多く消費されると、実用的な問題が生じると共に、コストが高くなる。二酸 化炭素ガスを除去する浄化および少量の麻酔ガスの添加を行った後に、吐き出さ れた空気を吸い込み空気として患者に戻す本質的に閉鎖したシステムを使用する ことによって、消費される麻酔ガスの量は劇的に減少する。これは、いわゆる低 フローシステムの形態である。吐き出された空気の浄化は、通常は、二酸化炭素 吸収器内で行われる。吐き出された空気は、二酸化炭素吸収体化合物、通常は麻 酔石灰を含む容器に通され、これにより二酸化炭素が除去され浄化される。 従来使用されている吸収体容器は石灰を含み、これは、通常は、患者の吐き出 した空気から7時間にわたって二酸化炭素を吸収するには十分である。今日では ほとんどの手術はかなり短期間で終了するため、二酸化炭素吸収能力全体は1つ の手術では消費されない。しかし、吸収物質が、全体として患者の1呼吸に対応 する量を吸収する場合に最適な効果が得られるため、容器内の二酸化炭素吸収物 質の量は減らすことはできない。従って、所定の条件の下では、コストを下げる 目的で、いくつかの引き続く手術で1つの同じ容器を使用することは非常に一般 的である。 患者の二酸化炭素レベルを上げるために、手術中に一時的に吸収体容器を切断 しなければならないことも起こり得る。これにより、接続ラインが所定の時間に わたって短絡するように吸収体容器を持ち上げて外すことで、吸収体容器を機械 的に切断することによって、通常、二酸化炭素の除去による浄化が行われていな いガスの混和が生じる。このような措置は、手術の進行中に大変な連結作業が必 要であることを意味する。 吸収体容器が取り付けられ得るバルブマニフォルドに、吸収器を取り外すとき でも患者の換気を続けて行うことができる自動スイッチが配備されていない場合 には、麻酔の進行中に吸収体容器の接続および切断を行うことにより、ガスが漏 洩する。このようなメカニズムは、吸収器からの流出物および排出物が吸収ポッ トの同じ端部に位置すると仮定している。呼吸ガスへの抵抗を最小限にするため に、石灰容器の断面積は大きくする必要があり、また吸収体化合物の最適利用の ためには、容器はガス流を良好に分配させることが重要である。これは円筒状の 石灰容器によって最も容易に得られる。従って、上記の3つの課題、1.呼吸ガス に対する抵抗が低いこと、2.吸収器を切断するとき漏洩がないこと、および3.最 大限の吸収体化合物効率が得られること、を解決する最適な方法は、バルブマニ フォルドに同軸接続された円筒状のポットを使用することであることが示唆され る。 前に使用されたことがある吸収体容器を低フローシステムに再び取り付けると きは、吐き出された空気は、前に使用された場合と同じ方向に容器内を通過する ことが重要である。これは、二酸化炭素の吸収が、一時的に取り外された容器内 で効果的に行われることを可能にするために必要である。 現在の麻酔装置では、吸い込みおよび吐き出しホースのためのすべての接続は 、同じタイプの接続によって行われる。吸収体容器はまた、入口および出口が同 一であるタイプのものであり、これら容器は、逆方向の流れに対して容易に接続 され得る。これらの接続を正しく連結するためには、ホース、接続部、入口およ び出口などのマーキングが、またはシステムがどのように構成されるべきかの正 確な見取り図が必要である。この混同の危険はまた、吸収体容器を一時的に切断 するとき行う必要のある再接続の数により増大する。接続が正しい方法でなされ ることを完全に確実にするために、すべての接続は完成後しばらくして検証され るべきである。手術の場合には、時間ファクタが手術の結果を決定することが非 常に多い。従って、装置の機械的な操作のために費やされる時間はできるだけ短 縮される。よって、緊張状態の下にある病院スタッフが、例えば吸気システムの 連結作業を行うこと、およびこのような条件下での安全保障の点検がいつでも完 全に正しい方法で行われるとは限らないことは通常のことである。このような緊 張状態では、吸収体容器を通る流れの方向を混同させる危険が存在することは明 らかである。 発明の要旨 本発明の1つの目的は、正しい量の吸収体化合物をガス透過性を有する透明な バッグ(色変化の観察が可能)に出荷前に充填することによって、多使用容器の 利点(低コスト)および使い捨て容器の利点(作業環境が安全、および取り扱い が簡単)を組み合わせることである。バッグの材料として分解可能材料を選択す ることによって、バッグおよびその中味の両方共、臨床で使用された後、環境問 題を引き起こすことはない。吸収体化合物はバッグ内に包装されているため、通 常は吸収体化合物に関連する塵の形態で作業環境に及ぼす問題は、最小限にされ る。 この目的は、請求の範囲で特定されるような吸収体容器によって達成される。 本発明の別の目的は、迅速で簡単な手による操作によって、吸収体容器を通る 吐き出された空気の流れの方向を混同させる危険を伴うことなく、吸気システム への接続およびこれからの切断を行い得る吸収体容器を提供することである。さ らに、容器は、吸収体容器の交換または新しい吸収体化合物の追加を簡単で変更 のきく方法で行うことができるように設計されている。 従って、本発明は、上記の目的のために意図された、多使用吸収体化合物容器 内に配置され得るガス透過性を有する透明なバッグ内に詰め込まれた二酸化炭素 吸収体化合物を含む。多使用容器は、麻酔投与のための循環システムの不可欠な 一部を構成する。この多使用容器は、麻酔の投与中に「部分バッグ」の交換が容 易に行われるように設計されるべきである。もしくは、各循環システムにはいく つかの多使用容器が配備され、これらの容器には、現在使い捨て容器で行われ得 るのと同じ方法で、麻酔の進行中に多使用容器と共に交換が行われ得るようにバ ッグが予め装填されていてもよい。 図面の説明: 以下、本発明の多数の実施態様について添付の図面を参照しながら説明する。 図1は、循環原理による吸気システムの原理を概略的に示す。 図2は、吸収体化合物用容器の断面を示す。 図3は、吸収体化合物を取り扱うための本発明によるデバイスを示す。 図4は、第2実施態様によるデバイスを、デバイスの主要な部分である吸収体 容器の垂直断面の形態で示す。 好ましい実施態様: 以下、本発明による方法を多数の方法工程を具体的に説明しながら説明する。 1.吸収体化合物を調製する。吸収体化合物は、主に、その活性部分を構成す る石灰からなる。石灰は、化合物中に吸収された二酸化炭素が特定の割合の場合 に色が変化する指示色素(即ち、染料)と共に適切に添加される。さらに、化合 物の粘度を調節するための添加物が存在していてもよい。 2.特定量の化合物用のカバーを用意する。カバーは、ガス透過性材料で構成 されていなければならない。分解しやすい材料でできたガーゼが好ましく、綿ま たはセルロース繊維が好ましい。あるいは、ガス透過性紙を用いてもよい。 3.カバーを目的の量の化合物で満たし、化合物がカバーの開口部および細孔 を介してのみ周囲環境と接続するように化合物を保持する袋または大袋を形成す るようにシールする。 4.循環システムによる麻酔装置に、吸収体化合物用の容器を備え付ける。容 器は、カバーに封入された吸収体化合物を収容するような寸法で、容器に導入さ れた麻酔ガスが、カバーの内部の吸収体化合物を強制的に通過し、二酸化炭素が 取り込まれた後に容器から排出し、システム内を循環するようになっている。 図1は、循環システムを概略的に示す。図面において、参照符号1は、麻酔を 投与する患者に対する接続部2と、麻酔ガス、即ち、「新鮮なガス」用の入口3 と、患者の呼吸を助けなければならない場合に規則的な圧力を提供するためのシ ステムに対する接続部4とを有する循環導管を示し、このデバイスは、吸気嚢ま たはいわゆる人工呼吸器であり得る。さらに、導管1から過剰なガスを排出する ための圧力安全弁5、およびシステム内の流れを矢印7の方向に方向づけるため の一方向弁6が設けられている。 麻酔ガスを供給するための接続部3の上流には、循環導管1からの入口開口部 11および循環導管への出口開口部12を有する容器10が挿入されている。該容器は 、実際の容器13と、蓋14とに分割されている。蓋14は、循環導管1への接続を解 除することによって、または循環導管を可撓性のホースに接続することによって 除去され得る。 容器10の内部には、ガス透過性カバー17内に封入されている吸収体化合物16用 のパッケージ15が設けられている。 図2は、容器10の中央断面をさらに詳細に示す。容器の構成要素に対してすで に使用した参照符号を図2でも用いる。 図3は、吸収体化合物用のパッケージの中央断面を示す。ここでも、前回の参 照符号を用いている。さらに、送達状態にあるときのカバーが、クランプ18によ って両端部でシールされることによってホース形状を有し得ることを示す。図面 より明らかなように、カバー17は、可撓性で、分解しやすい材料からバッグのよ うな形状に設計されている。カバーを均質な材料から形成することによって、カ バー全体はガス透過性になる。 この方法によると、吸収体化合物を全くまき散らさずに容易に取り扱い得るパ ッケージ15は、蓋14を取り外した後に容器10に挿入され得る。蓋を取り付け、恐 らくは循環導管に再接続させた後、二酸化炭素を吸収するためのレフィルは、カ バーの開口部および細孔を通して、さらに出口12から流出するガスによって作用 する。吸収体化合物が使い果たされるか、または交換されなければならないとき 、蓋14は除去され、レフィル15は取り出され、廃棄される。レフィルは、コンポ スト(compost)として自然に戻され得る。これによって、石灰は、カバー材料 が分解した後、土壌向上物質を構成する。 システムを連続して用いることが所望される場合、新しいパッケージ15が容器 に挿入される。 図4は、本発明による吸収体容器を概略的に示す。吸収体容器は、外部容器21 と、内部容器22と、蓋23とを有する。内部容器22は、充填された容量、例えば、 二酸化炭素を吸収する粒状の石灰材料25を封入する。粒状の石灰材料25は、2つ のフィルタ24によって上方および下方において境界が規定されている。この2つ のフィルタ24は、内部容器壁と共に、吸収容量を制限し、粒状の材料が空気に従 って吸入導管または吐き出し導管に入るのを防止する。外部容器1は、その内部 に支持距離部材を有し、内部容器が外部容器内に配置されたときに、空気の間隙 31が、容器間に形成される。この空気の間隙は、内部容器の上部の空気孔によっ て内部容器の内部に接続している。蓋23が外部容器にねじで取り付けられるか、 または他の方法で設けられるとき、内部容器は、支持距離部材によって正しい位 置に固定される。 両容器の下縁部には接続部がある。本実施態様において、これらの接続部は、 同軸上に配置され、内部容器の連結部は、外部容器の連結部によって完全に閉塞 されている。本実施態様において、外部容器の連結部は、差し込みソケットから なる。ねじ連結部等などの他の設計も勿論可能である。 両連結部は、弁マニホルド29の対応する連結部に嵌合し、連結シールは、医療 機器に使用するのに適したO−リングまたは同様のシーリングデバイスで構成さ れている。肩部27は、内部容器の連結部上に配置されている。弁マニホルドに固 定されると、この肩部は、ピン28を押し下げ、バイパス弁(不図示)に接続され 、バイパス弁を閉じる。吸収体容器が除去されると、このバイパス弁は、吸気シ ステム回路を自動的に短絡する。 吸収体容器を設ける前は、弁マニホルド29内のバイパス弁は、開口し、吐き出 された空気は、直接、吸入空気用の戻り導管まで通過する。同時に、吸収体容器 の部位まで連結部は閉じられている。容器を設けると、ピン28は、肩部27によっ て押し下げられ、弁マニホルド29内のバイパス弁は、連結部への流れが開口する と同時に閉じる。これによって、取り扱いが容易になる。なぜなら、吸収体容器 を除去または挿入するときにさらに移動させる必要がなく、石灰容器が用いられ ていないとき、弁マニホルドは容易に使用されるからである。 弁マニホルド29内の二重同軸連結部は、容器の連結部分に嵌合する。この同軸 の位置決めのおかげで、異なる導管を混同することはない。また、取付け手順に 含まれる連結作業は1回であり、このことも手順をより迅速なものにする。図4 において矢印で示すように、患者からの呼気は、弁マニホルド29の接続部内の内 部パイプから、内部容器22の接続部へと導かれ、さらに、二酸化炭素を吸収する 粒状の石灰材料25が入った容積(volume)を通過し、内部容器の上端にある穴を通 って、空気の間隙31に入って二重連結部の外側部分に戻る。これにより、清浄に された呼気が、弁マニホルド29内の同軸導管の外側部分において利用可能になる 。吸収体容器は1つの決まった方向にしか取り付けられないので、入口と出口が 混同されることはあり得ない。明記されてはいないが、空気の間隙31を介した出 口と内部容器22を通る出口とを用いて、容器を通る流れ(flow)の方向を逆にして も よい。重要なことは、上記容器が使用され得る全ての機器において流れの方向を 確実に標準化することのみである。 二酸化炭素を吸収する粒状の石灰材料25を使い切った際には、石灰材料を交換 してからでなければ、その容器を再使用することはできない。上記の融通のきく 構成によって、複数の可能な選択肢がもたらされる。明記されてはいないが、第 1の選択肢は、容器全体を使い捨て品、または詰替用装置とするものであり、こ の場合、容器全体が廃棄、または詰替えのために返却される。第2の選択肢は、 内部容器2を使い捨て品、または工場で詰め替えられる装置とするものであり、 この場合、蓋23のねじを外して、内部容器22を廃棄、または詰替えのために工場 に返却する。第3の選択肢は、病院スタッフが自ら、吸収体容器内の活性物質を 交換する(即ち、蓋23のねじを外し、内部容器22を取り出し、使用済み粒状材料 25を空にし、必要な清浄作業の後で新しい粒状材料を詰め替え、そして、内部容 器を元の位置に戻す)ものである。上記の選択肢には高い柔軟性があり、病院ス タッフの意向に最も適した手順をスタッフ自身が選択できる。 上記図4の実施態様では、粒状吸収体材料を内部容器内に入れる場合について 説明している。粒状材料を内部容器と外部容器との間の空気の間隙に入れ、内部 容器を空にして、内部容器をガス入口またはガス出口として機能させることも勿 論可能である。これを実現するための最も簡単な方法は、両容器間の空気の間隙 の容積が十分な量の粒状材料を収容するのに十分なものとなるように、内部容器 の寸法を小さくしてパイプにすることである。これと同じ趣旨の改変例の1つは 、二酸化炭素吸収物質を内部容器および空気の間隙の両方に含ませるものである 。これらの改変例は、使用済み二酸化炭素吸収物質を交換する際に比較的柔軟性 を欠くが、やはり、請求項1および2に包含されるものとみなされる。本発明は 上記および図面に示される実施態様に限定されるものではなく、以下に示す請求 項の範囲内で改変可能である。例えば、図3の使い捨てパッケージを図4の吸収 体容器内に使用し得ることが考えられる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月11日 【補正内容】 明細書 名称:麻酔システムのための装置 技術分野: 本発明は、麻酔システムのための装置に関する。本発明は、循環タイプの麻酔 用吸気システムで利用される。このシステムでは、患者の吐き出す二酸化炭素を 石灰化合物によって除去する一方で、他の麻酔ガスおよび酸素は同じ患者によっ て再利用される(二酸化炭素吸収を行う再吸気システム)。循環システムは、吸 い込まれるガスを極めて良好に加熱および加湿する。 本発明は、麻酔装置に接続された吸気システムを用いた、麻酔された患者に対 する肺換気、より正確には、吸い込み空気中の二酸化炭素含量を除去するために 二酸化炭素吸収器を備えた、いわゆる循環システムに関する。特に、本発明は、 単一の接続により吸気システムに接続される吸収体容器に関する。 従って、本発明は、吐き出された二酸化炭素を酸素および麻酔ガスの高速の新 鮮ガス流によって流し去る、いわゆるMaplesonシステム(二酸化炭素吸収を行わ ずに部分的に再吸気を行うシステム)に関するものではない。また、本発明は、 各吸気が未使用のガスのみを含む、再吸気を行わないシステムでは使用されない 。 患者が麻酔下にあるとき、患者の呼吸および換気を完全に制御し得ることは基 本的に重要である。とりわけ、血液への酸素供給および肺胞からの二酸化炭素の 排出は十分に機能しなければならない。さらに、吸い込み空気に薬剤または他の 気体添加物を加えることが可能でなければならない。従って、上記の仕事を実現 し、また肺が崩壊するのを避けるために肺を十分に拡張させた状態に保つ一方で 、患者の換気を行うことが可能でなければならない。 当該分野の現状 現在では、最も一般的なシステムは、新鮮なガスを患者の必要量に適合させ得 る循環システム、いわゆる低フロー麻酔であり、これは、他の吸気システムに比 べてガスが大幅に節約される。このシステムの基本原理は、吐き出されたガスを 、 石灰吸収器または分子ふるいによって化学的な方法で二酸化炭素を除去すること により浄化する一方で、吸い込まれるガスに良好なコンディショニングを与える 湿気および熱を生成することである。他のガス、酸素および亜酸化窒素ならびに /または他の麻酔ガスは患者によって再利用される。吸収体化合物は、この化合 物が二酸化炭素を吸収する能力がなくなったとき変化するインジケータ染料を含 んでいる。通常は、化合物の二酸化炭素吸収能力がなくなると、染料は白色から 紫色へ、またはピンク色から白色へ変化する。臨床で使用中に色の変化を観察し 得るように、化合物は透明容器に入れられる。二酸化炭素吸収のための装置は、 技術的には次の2つの主要な原理により設計される。 通常は1〜3kgの吸収体化合物を含有する多使用容器。吸収体化合物は消費後は 捨てられ、その後、容器には、バルク形態で新しい吸収体化合物が再充填される 。 通常は0.5〜1kgの吸収体化合物を含有する、出荷前に予め充填される使い捨て 容器。消費後は、容器は中味と共に捨てられ、新しい容器に交換される。 多使用容器は、ユーザ(病院)にとって低コストである一方で、使用済みのお よび新しい吸収体化合物の取り扱いは、主に作業環境での吸収体の塵の拡散とい う形で環境問題を引き起こす。吸収体の塵は、強いアルカリ性であり、スタッフ の呼吸系に有毒な影響を有する。また技術的には、バルク充填は、容器内の量お よび詰め込み程度を正確に得るためには問題がある。充填にはかなりの時間を要 し、この間、この場合には麻酔を中断しなければならないため、麻酔中の吸収体 化合物の変換は可能ではない。吸収体化合物の量が多いと、大きな容器が必要と なる。このため、循環システムにおいて不浸透性の問題が生じ、また患者によっ て吸い込まれるガスを加熱および加湿する速度が遅くなる。 使い捨て容器は、ユーザ(病院)にとってコストが高い一方で、化合物が消費 されると中味を含む容器全体が交換されるため、非常に衛生的である。これは、 塵の問題を防ぎ、また麻酔の進行中に吸収体化合物/容器の交換を行うことがで きる。少量の吸収体化合物を含む小さな容器であるため、優れた加熱および加湿 が得られる。漏洩の問題は非常に小さい。 消費された吸収体化合物は環境問題を引き起こすことはなく、実際において土 壌改良媒体(石灰)であるとみなされ得るが、使い捨て容器はプラスチック製で あり、このため当然ながらリサイクルの点からは大きな問題を提供する。 吸い込み空気に添加される麻酔ガスは、多くの場合高価であり、このようなガ スが多く消費されると、実用的な問題が生じると共に、コストが高くなる。二酸 化炭素ガスを除去する浄化および少量の麻酔ガスの添加を行った後に、吐き出さ れた空気を吸い込み空気として患者に戻す本質的に閉鎖したシステムを使用する ことによって、消費される麻酔ガスの量は劇的に減少する。これは、いわゆる低 フローシステムの形態である。吐き出された空気の浄化は、通常は、二酸化炭素 吸収器内で行われる。吐き出された空気は、二酸化炭素吸収体化合物、通常は麻 酔石灰を含む容器に通され、これにより二酸化炭素が除去され浄化される。 従来使用されている吸収体容器は石灰を含み、これは、通常は、患者の吐き出 した空気から7時間にわたって二酸化炭素を吸収するには十分である。今日では ほとんどの手術はかなり短期間で終了するため、二酸化炭素吸収能力全体は1つ の手術では消費されない。しかし、吸収物質が、全体として患者の1呼吸に対応 する量を吸収する場合に最適な効果が得られるため、容器内の二酸化炭素吸収物 質の量は減らすことはできない。従って、所定の条件の下では、コストを下げる 目的で、いくつかの引き続く手術で1つの同じ容器を使用することは非常に一般 的である。 患者の二酸化炭素レベルを上げるために、手術中に一時的に吸収体容器を切断 しなければならないことも起こり得る。これにより、接続ラインが所定の時間に わたって短絡するように吸収体容器を持ち上げて外すことで、吸収体容器を機械 的に切断することによって、通常、二酸化炭素の除去による浄化が行われていな いガスの混和が生じる。このような措置は、手術の進行中に大変な連結作業が必 要であることを意味する。 吸収体容器が取り付けられ得るバルブマニフォルドに、吸収器を取り外すとき でも患者の換気を続けて行うことができる自動スイッチが配備されていない場合 には、麻酔の進行中に吸収体容器の接続および切断を行うことにより、ガスが漏 洩する。このようなメカニズムは、吸収器からの流出物および排出物が吸収ポッ トの同じ端部に位置すると仮定している。呼吸ガスへの抵抗を最小限にするため に、石灰容器の断面積は大きくする必要があり、また吸収体化合物の最適利用の ためには、容器はガス流を良好に分配させることが重要である。これは円筒状の 石灰容器によって最も容易に得られる。従って、上記の3つの課題、1.呼吸ガス に対する抵抗が低いこと、2.吸収器を切断するとき漏洩がないこと、および3.最 大限の吸収体化合物効率が得られること、を解決する最適な方法は、バルブマニ フォルドに同軸接続された円筒状のポットを使用することであることが示唆され る。 前に使用されたことがある吸収体容器を低フローシステムに再び取り付けると きは、吐き出された空気は、前に使用された場合と同じ方向に容器内を通過する ことが重要である。これは、二酸化炭素の吸収が、一時的に取り外された容器内 で効果的に行われることを可能にするために必要である。 現在の麻酔装置では、吸い込みおよび吐き出しホースのためのすべての接続は 、同じタイプの接続によって行われる。吸収体容器はまた、入口および出口が同 一であるタイプのものであり、これら容器は、逆方向の流れに対して容易に接続 され得る。これらの接続を正しく連結するためには、ホース、接続部、入口およ び出口などのマーキングが、またはシステムがどのように構成されるべきかの正 確な見取り図が必要である。この混同の危険はまた、吸収体容器を一時的に切断 するとき行う必要のある再接続の数により増大する。接続が正しい方法でなされ ることを完全に確実にするために、すべての接続は完成後しばらくして検証され るべきである。手術の場合には、時間ファクタが手術の結果を決定することが非 常に多い。従って、装置の機械的な操作のために費やされる時間はできるだけ短 縮される。よって、緊張状態の下にある病院スタッフが、例えば吸気システムの 連結作業を行うこと、およびこのような条件下での安全保障の点検がいつでも完 全に正しい方法で行われるとは限らないことは通常のことである。このような緊 張状態では、吸収体容器を通る流れの方向を混同させる危険が存在することは明 らかである。 容器を有する麻酔装置がUS-A-4 502 876に記載されている。この装置では、吸 収体化合物は、中空シリンダの形状でありシリンダのマントル表面に孔を有する カバーに封入されている。この結果、ガスは実質的に半径方向にカバーを貫通す る。容器は軸方向に向いたガス入口および出口を有するため、ガスが均一に吸収 されないという危険が存在する。 発明の要旨 本発明の1つの目的は、正しい量の吸収体化合物をガス透過性を有する透明な バッグ(色変化の観察が可能)に出荷前に充填することによって、多使用容器の 利点(低コスト)および使い捨て容器の利点(作業環境が安全、および取り扱い が簡単)を組み合わせることである。バッグの材料として分解可能材料を選択す ることによって、バッグおよびその中味の両方共、臨床で使用された後、環境問 題を引き起こすことはない。吸収体化合物はバッグ内に包装されているため、通 常は吸収体化合物に関連する塵の形態で作業環境に及ぼす問題は、最小限にされ る。 この目的は、請求の範囲で特定されるような吸収体容器によって達成される。 本発明の別の目的は、迅速で簡単な手による操作によって、吸収体容器を通る 吐き出された空気の流れの方向を混同させる危険を伴うことなく、吸気システム への接続およびこれからの切断を行い得る吸収体容器を提供することである。さ らに、容器は、吸収体容器の交換または新しい吸収体化合物の追加を簡単で変更 のきく方法で行うことができるように設計されている。 従って、本発明は、上記の目的のために意図された、多使用吸収体化合物容器 内に配置され得るガス透過性を有する透明なバッグ内に詰め込まれた二酸化炭素 吸収体化合物を含む。多使用容器は、麻酔投与のための循環システムの不可欠な 一部を構成する。この多使用容器は、麻酔の投与中に「部分バッグ」の交換が容 易に行われるように設計されるべきである。もしくは、各循環システムにはいく つかの多使用容器が配備され、これらの容器には、現在使い捨て容器で行われ得 るのと同じ方法で、麻酔の進行中に多使用容器と共に交換が行われ得るようにバ ッグが予め装填されていてもよい。 図面の説明: 以下、本発明の多数の実施態様について添付の図面を参照しながら説明する。 図1は、循環原理による吸気システムの原理を概略的に示す。 図2は、吸収体化合物用容器の断面を示す。 図3は、吸収体化合物を取り扱うための本発明によるデバイスを示す。 図4は、第2実施態様によるデバイスを、デバイスの主要な部分である吸収体 容器の垂直断面の形態で示す。 好ましい実施態様: 以下のように、本発明によるデバイスは、下記の多数の手段を具体的に行うこ とによって成し遂げられる。 吸収体化合物を調製する。吸収体化合物は、主に、その活性部分を構成する石 灰からなる。石灰は、化合物中に吸収された二酸化炭素が特定の割合の場合に色 が変化する指示色素(即ち、染料)と共に適切に添加される。さらに、化合物の 粘度を調節するための添加物が存在していてもよい。 特定量の化合物用のカバーを用意する。カバーは、ガス透過性材料で構成され ていなければならない。分解しやすい材料でできたガーゼが好ましく、綿または セルロース繊維が好ましい。あるいは、ガス透過性紙を用いてもよい。 カバーを目的の量の化合物で満たし、化合物がカバーの開口部および細孔を介 してのみ周囲環境と接続するように化合物を保持する袋または大袋を形成するよ うにシールする。 循環システムによる麻酔装置に、吸収体化合物用の容器を備え付ける。容器は 、カバーに封入された吸収体化合物を収容するような寸法で、容器に導入された 麻酔ガスが、カバーの内部の吸収体化合物を強制的に通過し、二酸化炭素が取り 込まれた後に容器から排出し、システム内を循環するようになっている。 図1は、循環システムを概略的に示す。図面において、参照符号1は、麻酔を 投与する患者に対する接続部2と、麻酔ガス、即ち、「新鮮なガス」用の入口3 と、患者の呼吸を助けなければならない場合に規則的な圧力を提供するためのシ ステムに対する接続部4とを有する循環導管を示し、このデバイスは、吸気嚢ま たはいわゆる人工呼吸器であり得る。さらに、導管1から過剰なガスを排出する ための圧力安全弁5、およびシステム内の流れを矢印7の方向に方向づけるため の一方向弁6が設けられている。 麻酔ガスを供給するための接続部3の上流には、循環導管1からの入口開口部 11および循環導管への出口開口部12を有する容器10が挿入されている。該容器は 、実際の容器13と、蓋14とに分割されている。蓋14は、循環導管1への接続を解 除することによって、または循環導管を可撓性のホースに接続することによって 除去され得る。 容器10の内部には、ガス透過性カバー17内に封入されている吸収体化合物16用 のパッケージ15が設けられている。 図2は、容器10の中央断面をさらに詳細に示す。容器の構成要素に対してすで に使用した参照符号を図2でも用いる。 図3は、吸収体化合物用のパッケージの中央断面を示す。ここでも、前回の参 照符号を用いている。さらに、送達状態にあるときのカバーが、クランプ18によ って両端部でシールされることによってホース形状を有し得ることを示す。図面 より明らかなように、カバー17は、可撓性で、分解しやすい材料からバッグのよ うな形状に設計されている。カバーを均質な材料から形成することによって、カ バー全体はガス透過性になる。 この方法によると、吸収体化合物を全くまき散らさずに容易に取り扱い得るパ ッケージ15は、蓋14を取り外した後に容器10に挿入され得る。蓋を取り付け、恐 らくは循環導管に再接続させた後、二酸化炭素を吸収するためのレフィルは、カ バーの開口部および細孔を通して、さらに出口12から流出するガスによって作用 する。吸収体化合物が使い果たされるか、または交換されなければならないとき 、蓋14は除去され、レフィル15は取り出され、廃棄される。レフィルは、コンポ スト(compost)として自然に戻され得る。これによって、石灰は、カバー材料 が分解した後、土壌向上物質を構成する。 システムを連続して用いることが所望される場合、新しいパッケージ15が容器 に挿入される。 図4は、本発明による吸収体容器を概略的に示す。吸収体容器は、外部容器21 と、内部容器22と、蓋23とを有する。内部容器22は、充填された容量、例えば、 二酸化炭素を吸収する粒状の石灰材料25を封入する。粒状の石灰材料25は、2つ のフィルタ24によって上方および下方において境界が規定されている。この2つ のフィルタ24は、内部容器壁と共に、吸収容量を制限し、粒状の材料が空気に従 って吸入導管または吐き出し導管に入るのを防止する。外部容器1は、その内部 に支持距離部材を有し、内部容器が外部容器内に配置されたときに、空気の間隙 31が、容器間に形成される。この空気の間隙は、内部容器の上部の空気孔によっ て内部容器の内部に接続している。蓋23が外部容器にねじで取り付けられるか、 または他の方法で設けられるとき、内部容器は、支持距離部材によって正しい位 置に固定される。 両容器の下縁部には接続部がある。本実施態様において、これらの接続部は、 同軸上に配置され、内部容器の連結部は、外部容器の連結部によって完全に閉塞 されている。本実施態様において、外部容器の連結部は、差し込みソケットから なる。ねじ連結部等などの他の設計も勿論可能である。 両連結部は、弁マニホルド29の対応する連結部に嵌合し、連結シールは、医療 機器に使用するのに適したO−リングまたは同様のシーリングデバイスで構成さ れている。肩部27は、内部容器の連結部上に配置されている。弁マニホルドに固 定されると、この肩部は、ピン28を押し下げ、バイパス弁(不図示)に接続され 、バイパス弁を閉じる。吸収体容器が除去されると、このバイパス弁は、吸気シ ステム回路を自動的に短絡する。 吸収体容器を設ける前は、弁マニホルド29内のバイパス弁は、開口し、吐き出 された空気は、直接、吸入空気用の戻り導管まで通過する。同時に、吸収体容器 の部位まで連結部は閉じられている。容器を設けると、ピン28は、肩部27によっ て押し下げられ、弁マニホルド29内のバイパス弁は、連結部への流れが開口する と同時に閉じる。これによって、取り扱いが容易になる。なぜなら、吸収体容器 を除去または挿入するときにさらに移動させる必要がなく、石灰容器が用いられ ていないとき、弁マニホルドは容易に使用されるからである。 弁マニホルド29内の二重同軸連結部は、容器の連結部分に嵌合する。この同軸 の位置決めのおかげで、異なる導管を混同することはない。また、取付け手順に 含まれる連結作業は1回であり、このことも手順をより迅速なものにする。図4 において矢印で示すように、患者からの呼気は、弁マニホルド29の接続部内の内 部パイプから、内部容器22の接続部へと導かれ、さらに、二酸化炭素を吸収する 粒状の石灰材料25が入った容積(volume)を通過し、内部容器の上端にある穴を通 って、空気の間隙31に入って二重連結部の外側部分に戻る。これにより、清浄に された呼気が、弁マニホルド29内の同軸導管の外側部分において利用可能になる 。吸収体容器は1つの決まった方向にしか取り付けられないので、入口と出口が 混同されることはあり得ない。明記されてはいないが、空気の間隙31を介した出 口と内部容器22を通る出口とを用いて、容器を通る流れ(flow)の方向を逆にして もよい。重要なことは、上記容器が使用され得る全ての機器において流れの方向 を確実に標準化することのみである。 二酸化炭素を吸収する粒状の石灰材料25を使い切った際には、石灰材料を交換 してからでなければ、その容器を再使用することはできない。上記の融通のきく 構成によって、複数の可能な選択肢がもたらされる。明記されてはいないが、第 1の選択肢は、容器全体を使い捨て品、または詰替用装置とするものであり、こ の場合、容器全体が廃棄、または詰替えのために返却される。第2の選択肢は、 内部容器2を使い捨て品、または工場で詰め替えられる装置とするものであり、 この場合、蓋23のねじを外して、内部容器22を廃棄、または詰替えのために工場 に返却する。第3の選択肢は、病院スタッフが自ら、吸収体容器内の活性物質を 交換する(即ち、蓋23のねじを外し、内部容器22を取り出し、使用済み粒状材料 25を空にし、必要な清浄作業の後で新しい粒状材料を詰め替え、そして、内部容 器を元の位置に戻す)ものである。上記の選択肢には高い柔軟性があり、病院ス タッフの意向に最も適した手順をスタッフ自身が選択できる。 上記図4の実施態様では、粒状吸収体材料を内部容器内に入れる場合について 説明している。粒状材料を内部容器と外部容器との間の空気の間隙に入れ、内部 容器を空にして、内部容器をガス入口またはガス出口として機能させることも勿 論可能である。これを実現するための最も簡単な方法は、両容器間の空気の間隙 の容積が十分な量の粒状材料を収容するのに十分なものとなるように、内部容器 の寸法を小さくしてパイプにすることである。これと同じ趣旨の改変例の1つは 、二酸化炭素吸収物質を内部容器および空気の間隙の両方に含ませるものである 。これらの改変例は、使用済み二酸化炭素吸収物質を交換する際に比較的柔軟性 を欠くが、やはり、請求項1および2に包含されるものとみなされる。本発明は 上 記および図面に示される実施態様に限定されるものではなく、以下に示す請求項 の範囲内で改変可能である。例えば、図3の使い捨てパッケージを図4の吸収体 容器内に使用し得ることが考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.循環システム型の麻酔システムにおいて二酸化炭素吸収化合物を扱う装置で あって、該装置には開放可能な容器(10)が設けられ、該容器は、該システムに接 続される患者からの二酸化炭素が混ざったガスが該容器を通って患者に戻るよう なガス流が得られるように調整されており、ある量の二酸化炭素吸収化合物(16) が、孔が設けられたガスカバー(17)内に収容されてユニット(15)を形成し、該ユ ニットは該麻酔システム内の該容器(10)内に入るように寸法設計されており、こ れにより、該システムを使用しているときには二酸化炭素が混ざったガスが該ユ ニットを通る装置において、該カバー(17)全体がガス透過性の分解し易い材料で 形成され、該カバー(17)全体がバッグ形状を有する、装置。 2.前記カバー(17)がセルロース繊維製である、請求項1に記載の装置。 3.前記カバー(17)が綿ガーゼ製である、請求項1に記載の装置。 4.前記カバー(17)が紙製である、請求項1に記載の装置。 5.患者の麻酔に使用される低流量型循環吸気システム用の装置であって、該装 置は吸収体容器を備え、該吸収体容器は外部容器(21)および内部容器(22)を有し 、該容器の一方は二酸化炭素吸収化合物(25)を含み、該容器は、該内部容器が該 外部容器の内側にあり、該両容器間に空気の間隙(31)ができるように取り付けら れ、該外部容器および該内部容器は連結部分を有し、該連結部分が同軸に配置さ れて1つの連結部を形成する装置において、該両容器間に空気の通路(11)ができ るように該内部容器(22)が該外部容器(21)内に取り付けられ、且つ、該内部容器 の該連結部とは反対側に設けられた空気穴によって該空気の通路が該内部容器(2 2)の内部と連絡している、装置。 6.前記吸収体容器が弁マニホルド(29)上に取り付けられたときに、肩部(27)が 該弁マニホルド(29)内のピン(28)に影響を与え、該ピンが該弁マニホルド内のバ イパス弁を閉鎖する、請求項5に記載の装置。 7.使用済みの二酸化炭素吸収化合物(25)を交換するために、前記内部容器(22) が容易に取外し可能である、請求項1または請求項2に記載の装置。 8.前記吸収体容器の前記吸気システムへの接続が、差込みソケット、ねじ結合 、または同様の簡単な連結装置によって達成される、請求項5に記載の装置。 9.患者の麻酔に使用される低流量型循環吸気システム用の装置であって、該装 置は吸収体容器を備え、該吸収体容器は外部容器(21)および内部容器(22)を有し 、二酸化炭素吸収化合物を収容するガス孔が設けられたカバー(17)であるユニッ トを該容器の一方が含み、該容器は、該内部容器が該外部容器の内側にあり、該 両容器間に空気の間隙(31)ができるように取り付けられ、該外部容器および該内 部容器は連結部分を有し、該連結部分が同軸に配置されて1つの連結部を形成す る装置において、前記吸収体容器全体が、同軸構造を有するとともに、該連結部 分からの空気および該連結部分へ向かう空気が該二酸化炭素吸収化合物内を軸方 向に通過するように構成されており、該カバー(17)全体がガス透過性となるよう に設計されるとともに可撓性の分解し易い材料で形成される、装置。
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