JPH11512680A - 車両ガラスワイパー用の交換可能な拭き取りゴムを備えたワイパーブレード - Google Patents
車両ガラスワイパー用の交換可能な拭き取りゴムを備えたワイパーブレードInfo
- Publication number
- JPH11512680A JPH11512680A JP9513906A JP51390697A JPH11512680A JP H11512680 A JPH11512680 A JP H11512680A JP 9513906 A JP9513906 A JP 9513906A JP 51390697 A JP51390697 A JP 51390697A JP H11512680 A JPH11512680 A JP H11512680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- wiper blade
- support frame
- end piece
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S1/3801—Wiper blades characterised by a blade support harness consisting of several articulated elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S2001/3812—Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber
- B60S2001/3813—Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber chacterised by a support harness consisting of several articulated elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S2001/3812—Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber
- B60S2001/3822—Means of supporting or holding the squeegee or blade rubber characterised by additional means to prevent longitudinal sliding of squeegee in support, e.g. clips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
支持フレーム(1)の保持突起(10)内で長手方向に移動可能に保持された拭き取りゴム(2)の長手方向移動は、支持フレーム(1)の第1の端部(13)の固定された第1のストッパー(14)と、支持フレーム(1)の第2の端部(15)において保持位置(HS)と保持解除位置(FS)との間で移動可能な第2のストッパー(17)とによって制限されている。この拭き取りゴムを支持フレーム(1)上に確実に保持するために、第2のストッパー(17)を設けた端片(16)は、拭き取りゴム(2)の長手方向(L)に対して少なくともほぼ平行に延びる幾何学的軸線(22)回りに回転可能に、支持フレームの第2の端部(15)に固定され、少なくとも保持位置(HS)で錠止可能である。
Description
【発明の詳細な説明】
車両ガラスワイパー用の交換可能な拭き取りゴムを備えたワイパーブレード
本発明は、請求項1の上位概念記載の特徴を有する、車両ガラスワイパー用の
交換可能な拭き取りゴムを備えたワイパーブレードに関し、ドイツ連邦共和国実
用新案登録出願公開第9116994.1号公報によって知られている種類のガ
ラスワイパーから出発している。
このドイツ連邦共和国実用新案登録出願公開第9116994.1号公報には
、押出し成形によって製造された拭き取りゴムが長手方向に自由に摺動可能に支
持フレームの保持爪によって保持されたワイパーブレードが記載されている。こ
の拭き取りゴムはその頭部分に挿入された補強レールを備えている。支持フレー
ムは上位の支持湾曲部材と下位の支持湾曲部材とからなっている。この両支持湾
曲部材は横方向に延びる軸線回りに揺動可能に互いに連結されている。支持フレ
ームの支持湾曲部材は合成樹脂からなり、上位の支持湾曲部材は同様に横方向に
延びる軸線回りに揺動可能に合成樹脂製ワイパーアームに枢着されている。支持
フレームの保持爪内での拭き取りゴムの長手方向摺動を必要な寸法に制限するた
めに、ワイパーブレードの内側端部においてストッパーが支持湾曲部材に成形さ
れている。このストッパーは支持湾曲部材の背部から下方に延び、拭き取りゴム
の端部に対向している。支持フレームの外側端部には、第2のストッパーが設け
られている。この第2のストッパーは拭き取りゴムの他方の端部に対向している
。この第2のストッパーは合成樹脂製の特別な端片に設けられている。この端片
は当該の支持湾曲部材の外側端部において、拭き取りゴムの保持位置と保持解除
位置との間で、拭き取りゴムに対して横方向に延びる幾何学的軸線の回りに揺動
可能に配置されている。端片の外側の延長部である2個の平行な唇部には、それ
ぞれ1個の内側に向いたヒンジピンが設けられている。このヒンジピンはそれに
付設された軸受シートによって支持湾曲部材の端部に揺動可能に配置されている
。更に、支持湾曲部材の相手方係止手段と協働する、端片の固有のばね舌片によ
って、伸長した保持位置に端片が自動的に錠止される。第2のストッパーを備え
た端片には、支持湾曲部材の形が或る程度継続しているので、第2のストッパー
は端片の背部から下方に向いている。
拭き取りゴムを交換するために、端片は係止力に打ち勝って上方へ曲がった保
持解除位置に揺動させられる。摩耗した拭き取りゴムは支持フレームの保持爪か
ら長手方向に引抜きことができ、新しい拭き取りゴムは反対方向に保持爪に挿入
することができる。そして、端片はその伸長した拭き取りゴム用保持位置に再び
揺動して戻される。その際、端片上にある係止ばねが、支持湾曲部材に形成され
相手方係止手段として役立つ成形部に自動的に係合する。それによって、端片は
伸長した保持位置に自動的に錠止される。
第2のストッパーを備えた、拭き取りゴムの交換のために必要な端片の揺動運
動は、ワイパーブレードまたは拭き取りゴムの長手方向に延びる平面内で行われ
る。拭き取りゴムは同様に、その長手方向に摺動可能に支持フレームの保持爪内
に支承されている。ガラスワイパーの運転の際に、ワイパーアームはワイパー軸
の回りに振子状の揺動運動を行う。その際、この振子状の揺動運動中に、拭き取
りゴムはワイパー軸と反対のワイパーブレードの方向に摺動し、端片に設けられ
た第2のストッパーに押し付けられる。それによって、端片が第2のストッパー
に押し付けられる拭き取りゴムの力によってその保持位置から外側に揺動し、拭
き取りゴムのためにこの長手方向を開放するという危険がある。この危険は特に
、拭き取りゴムを何度も交換することによってあるいは材料の老化によって、端
片に設けられた係止ばねのばね力が小さくなるときに生じる。拭き取りゴムは少
なくとも一部が支持フレームの保持爪から不意に滑り落ち、それによって危険な
状態が生じる。
本発明の課題は、冒頭に述べた種類のワイパーブレードを、上記に相応して改
良することである。
この課題は本発明に従い、請求項1の特徴を有するワイパーブレードによって
解決される。固有の端片上にある第2のストッパーが拭き取りゴムの長手方向に
対して少なくともほぼ平行に延びる幾何学的軸線回りに、その保持位置または保
持解除位置に回転可能であることにより、拭き取りゴムの長手方向において第2
のストッパーに作用する拭き取りゴムの力が、端片または第2のストッパーを拭
き取りゴムのためのその保持位置から保持解除位置に動かすことができない。そ
れによって、ガラスワイパーの運転中に拭き取りゴムが支持湾曲部材または支持
フレームの保持爪から滑り落ち、安全性を脅かすことが確実に閉め出される。
冒頭に述べた種類の細長いワイパーブレードは一般的に、その高さが幅よりも
大きいので、請求項6記載の本発明の実施形が有利である。この実施形によれば
、幾何学的軸線が拭き取りゴムの上方で中心に位置し、第2のストッパーが幾何
学的軸線に対して直角に延びている。この幾何学的軸線の回りに、第2のストッ
パーを備えた端片がワイパーブレードの支持湾曲部材または支持フレームと相対
的に回転可能に配置されている。幾何学的軸線のこの配置により、このようなワ
イパーブレードに存在するスペース状態の最適な利用が保証される。幾何学的軸
線のこの配置に関連して更に、請求項7に従って端片を180°回転させること
によってその保持位置からその保持解除位置またはその逆にもたらすことが可能
であると有利である。この場合更に、請求項8に従って、幾何学的軸線と第2の
ストッパーの下面または端片の下面との間の第2のストッパーの高さが、幾何学
的軸線と拭き取りゴムの上面との間の間隔よりも大きく、幾何学的軸線と第2の
ストッパーの上面または端片の上面との間の第2のストッパーの対向する高さが
、幾何学的軸線と拭き取りゴムの上面との間の間隔よりも小さくなるように、端
片が形成されていると、回転可能な端片を備えた湾曲支持部材または支持フレー
ムの第2の端部の形状および大きさを、固定された第1のストッパーを備えた支
持湾曲部材または支持フレームの反対側の第1の端部の形状および大きさにほぼ
一致させることができる。換言すると、ワイパーブレードのスペースまたは寸法
状態が最適に利用され、可動の端片を備えた支持湾曲部材または支持フレームの
第2の端部を大きく形成する必要がない。
ワイパーブレードの統一的なおよび特有の形状は、請求項2に従い、第2のス
トッパーを備えた端片の形状が第1のストッパーを備えた支持フレームの第1の
端部の形に少なくとも充分に一致し、その際支持フレームの第2の端部の形に適
合していることによって達成可能である。その際、ワイパーブレードの形状は、
請求項3に従い、第2のストッパーまたは端片の保持位置において支持フレーム
の第2の端部の外面が、端片の外面に直接および隙間なく接続しているときに、
最適となる。これは、支持フレームの第2の端部の外側表面と端面によって形成
されたエッジと、外側表面と支持フレームの第2の端部に接触する端片の端面と
によって形成された、上記エッジに対向するエッジが、角の尖った形に形成され
、互いに直接接触していることによって達成される。更に、車両ワイパー装置の
ブラシが支持フレームの第2の端部と端片との間の隙間または溝に侵入せず、引
っ掛からないようにすると有利である。
車両ワイパー装置のブラシが端片に作用し、この端片が不意におよび気づかず
に保持解除位置に移動しないようにするために、請求項4の実施形が推奨される
。この実施形によれば、端片の下面が凸形に形成されている。それによって、ぶ
つかるブラシは側方に滑り落ち、作用しない。このような場合、ほぼスタイル上
の理由から、支持フレームの反対側の第1の端部の下面も、凸形に形成可能であ
る。
支持フレームの第2の端部での端片の、安定したおよび充分に確実に回転可能
な固定のために、請求項9記載の有利な実施形では、拭き取りゴムの長手方向に
対して横方向に配置されたリブまたは中間壁が、支持フレームの第2の端部に設
けられ、端片が幾何学的軸線の回りに回転可能にリブに連結されている。これに
関して、請求項10記載の実施形が推奨される。この実施形によれば、端片が貫
通穴に回転可能に支承されたヒンジピンを介してこのリブまたは中間壁に連結さ
れている。その際、ヒンジピンが端片に固定され、貫通穴が支持フレームの第2
の端部のリブまたは中間壁に設けられているかあるいはその逆に設けられている
。支持フレームの第2の端部と端片とを、組み立てしやすく連結することができ
るようにするために、この連結部は紛失しない係止連結部として形成されている
。このような連結は請求項12に従い、ヒンジピンが貫通穴を挿通し、貫通穴か
ら突出したヒンジピンの自由端が大径に形成されていることにより、簡単に達成
可能である。
このような場合、ヒンジピンをリブまたは中間壁の貫通穴に差込みできるよう
にするために、2つの原理的な実施形が有利である。請求項13記載の一方の実
施形では、ヒンジピンが半径方向に貫通穴に挿入係止可能であるように、リブの
貫通穴が半径方向に開放している。その際、貫通穴の半径方向の開口は、対向す
る係止突起を備え、ヒンジピンの差込み時にこの係止突起が一次的に弾性的に偏
向し、続いて再びその普通の位置を占めるように形成されている。請求項14記
載の他の実施形では、リブの貫通穴の外周が閉じている。この場合、自由端を大
径に形成した、係止手段として作用するヒンジピンを、貫通穴に軸方向に挿入で
きるようにするために、自由端から軸方向に偏向スリットがヒンジピンに穿設さ
れている。この偏向スリットは、ヒンジピンの自由端部が、貫通穴の横断面より
も小さな横断面になるように一時的に圧縮可能に形成されている。すなわち、端
片の組み立て時に、ヒンジピンは貫通穴に軸方向に挿入される。この過程の終わ
りに、ヒンジピンの大径の端部はリブの後側で貫通穴から突出し、弾性的な復元
力に基づいて係止位置に移行する。この係止位置では、ヒンジピンの大径端部が
リブの後側に係合する。
次の実施の形態において、本発明の他の有利な実施形と細部を詳しく説明する
。
図1は本発明によるワイパーブレードの側面図、
図2は図1のワイパーブレードの平面図、
図3は支持フレームの第1の端部を形成する外側の爪湾曲部材の縦断面図、
図4は支持フレームの第2の端部を形成する爪湾曲部材の縦断面図、
図5は支持フレームの第2の端部の実施の形態の拡大平面図、
図6は保持位置(HS)にある端片を備えた支持フレームの第2の端部の、図
5のVI−VI線に沿った断面図、
図6aは図6の詳細図、
図7は拭き取りゴムを備えておらず、端片が保持解除位置にある、図6と同様
な断面図、
図8は支持フレームの第2の端部の他の実施の形態の縦断面図、
図8aは端片の枢着ピンの実施の形態を図8のY方向に見た図、そして
図8bは端片の枢着ピンの他の実施の形態を図8のY方向に見た図である。
図1,2に示したワイパーブレードは細長い支持フレーム1を備え、この支持
フレームの下側に、公知の拭き取りゴム2が保持および案内されている。支持フ
レーム1は支持湾曲部材3を備えている。この支持湾曲部材はそのほぼ中央の範
囲において、横方向に延びるヒンジピン4を介して車両ガラスワイパーのワイパ
ーアーム5に揺動可能に連結される。支持湾曲部材3の反対側の端部には、第1
の中間湾曲部材7と第2の中間湾曲部材8が、横方向に延びるそれぞれ1つの軸
線6の回りに揺動可能に枢着されている。第1と第2の中間湾曲部材7,8の内
側の端部には、それぞれ1本の内側の爪湾曲部材9の保持爪10が枢着されてい
る。更に、同様に保持爪10を有する外側の爪湾曲部材11が、第1の中間湾曲
部材7の外側端部に枢着され、同様に保持爪10を有する外側の爪湾曲部材12
が、第2の中間湾曲部材8の外側端部に枢着されている。支持湾曲部材3と中間
湾曲部材7,8と爪湾曲部材9,11,12は横断面がU字状に形成され、その
枢着個所の範囲においてそれぞれ下位の湾曲部材が上位の湾曲部材の横断面プロ
フィル内に配置され、ヒンジピンを介して上位の湾曲部材に連結されている。そ
の際、ヒンジピンはそれぞれ湾曲部材の一直線上に並んだ穴内に配置され、軸方
向に摺動しないように保持されている。ヒンジピンはそれぞれ好ましくは、下位
の湾曲部材に錠止され、上位湾曲部材に回転可能に支承されている。
支持フレーム1の第1の端部13が存在する外側の爪湾曲部材11は、第1の
ストッパー14を備えている。このストッパーは爪湾曲部材11に固定され、拭
き取りゴム2の端部に対向している。支持フレーム1の第2の端部にある他の外
側の爪湾曲部材12には、特別な端片16が移動可能に取付けられている。この
端片には、拭き取りゴム2のための第2のストッパー17が設けられている。
拭き取りゴム2は頭部分18を備えている。この頭部分の下側には、本来の拭
き取り唇部がいわゆる傾動ウェブを介して固定されている。拭き取りゴム2の頭
部分18には側方のばねレール19が挿入されている。拭き取りゴムの頭部分1
8は支持フレーム1の保持爪10によって保持および案内されている。しかも、
第1のストッパー14と第2のストッパー17によって制限された範囲内で、爪
10と相対的にその長手方向Lに自由に摺動できるように保持および案内されて
いる(図6も参照されたし)。
更に、ワイパーブレードの支持フレーム1全体は、適当な合成樹脂で作られて
いる。それによって、金属製と比べて、重量が軽くなるという利点があり、更に
個々の構成部品の形状に関する変形可能性が高い。
図3には、外側の爪湾曲部材11の縦断面が示してある。保持爪10の外側に
は特に第1のストッパー14が見える。この第1のストッパーは支持フレームの
第1の端部13で爪湾曲部材11に固定されている。第1のストッパー14は、
横断面がトンネル状に形成された、爪湾曲部材11の外壁の間で、爪湾曲部材に
対して横方向に延びる言わば中間壁である。第1のストッパー14の高さは、拭
き取りゴム2の頭部分18の端面が当接し、それによて長手方向Lへの拭き取り
ゴム2の摺動が制限されるように、採寸されている。支持フレーム1の第1の端
部13の下側は凸形に形成されている。
図4は他の外側の爪湾曲部材12を示している。この爪湾曲部材には、支持フ
レーム1の第2の端部15がある。外側の保持爪10の背後に間隔をおいて、拭
き取りゴム2の長手方向Lに対して横方向に延びるリブ20が外側の爪湾曲部材
12に設けられている。この間隔は少なくともほぼ、外側の爪湾曲部材11の外
側の保持爪10と第1のストッパー14の間隔に一致している。リブは横断面が
トンネル状に形成された爪湾曲部材12の外壁の間に配置されている。このリブ
20は支持フレーム1の端部15において言わば端面を形成している。このリブ
20は幾何学的軸線22と同軸に、すなわち拭き取りゴム2の長手方向Lに対し
て少なくともほぼ平行に延びる貫通穴21を有する。
次に、端片16を取付けた支持フレーム1の第2の端部15の形状のいろいろ
な実施の形態を、図5〜8bに基づいて詳しく説明する。
図5,6には、外側の爪湾曲部材12に存在する支持フレーム1の第2の端部
15が示してある。この第2の端部は、幾何学的軸線22の回りに回転可能にこ
の第2の端部に配置された端片16を備えている。この場合、端片16は拭き取
りゴム2の保持位置HSにある。端片16は支持フレーム1の第2の端部15の
形に適合し、その際外側の爪湾曲部材12の外面41が端片16の外面42に直
接および隙間なく接続するように形成されている。これは実質的に、支持フレー
ム1の第2の端部15の外面41と端面の間に形成されたエッジ39が角の尖っ
た形に形成されていることによって達成される。このエッジ39に直接対向する
、端片16の外面42と第2のストッパー17の外面の間に形成されたエッジ4
0も同様に、角の尖った形に形成されている。両エッジはその延長長さが一致し
、互いに直接接触する。
図6,7には更に、端片16の下面43が凸形に形成されていることが示して
ある。端片16の壁は下方へ弧状に湾曲し、それによって車両ワイパーのブラシ
は側方へ引出し可能であり、端片16は保持位置HSから保持解除位置FSに不
意に移動しない。
ストッパー17は実質的に、拭き取りゴムの長手方向Lに対して横方向に延び
る端片16の外壁である。この端片は基本的には、下方へ開放した中空体である
。すなわち、第2のストッパー17は合成樹脂で作られた端片16と一体に連結
されている。ストッパー17から直角に枢着ピン23が突出している。この枢着
ピンの自由端は、球部分を有する円板の形に形成された大径部24を備えている
。この枢着ピン23は同様に、端片16の構成部分である。枢着ピン23はリブ
20の貫通穴21内で幾何学的軸線22の回りに回転可能に支承されている。大
径部24はリブ20の内面の貫通穴21から突出し、枢着ピン23が幾何学的軸
線22の方へ貫通穴21から滑り落ちないようにする。簡単な組み立てプロセス
で端片16を支持フレームの第2の端部15または外側の爪湾曲部材12に連結
できるようにするために、貫通穴21は半径方向内側が開放している。図6aか
ら明らかなように、この半径方向の開口25は対向する挿入斜面26と係止突起
27を備えている。端片16を第2の端部15に固定するために、枢着ピン23
は矢印Zの方向に貫通穴21に押し込まれる。その際、係止突起27は弾性的に
変形し、枢着ピン23が通過した後再びその元の状態に戻る。それによって、端
片16は紛失しないように支持フレームに保持される。端片16を組み立てる際
に係止突起27が充分に弾性的に動くことができるようにするために、リブ20
と爪湾曲部材12の側壁28との間にはそれぞれ、切除部29が形成されている
。
端片16は少なくともその保持位置HSで錠止可能でなければならない。自動
的に錠止および解錠できるようにするために、保持位置HSでも、それに対して
180度回転した保持解除位置FS(図7)でも作用する係止部が設けられてい
る。係止部を形成するために、リブの端面において、幾何学中心軸線22に関し
て直径方向に対向して貫通穴21の左側と右側に各々1個の球冠状の係止突起3
0が成形されている(図5も参照されたし)。この球冠状の係止突起30には、
対応する2つの凹部31が付設されている。この凹部はリブ20に直接接触する
ストッパー17の外面に穿設されている。係止突起30と凹部31は、端片16
を回転させる際に使用される材料の弾性的な特性によって係止連結を解除できる
ように、しかもガラスワイパーの運転時に係止連結部の自発的な分離を阻止する
、充分にしっかりした係止が行われるように、採寸されている。
保持位置HSでは、ストッパー17は支持フレーム1の第2の端部15におい
て拭き取りゴム2の端面に対向し、それによって長手方向Lの拭き取りゴムの摺
動を制限している。図6において、第2のストッパー17と拭き取りゴム2の頭
部分18の端面との間に、小さな間隔aが見える。拭き取りゴム2が第1のスト
ッパー14または第2のストッッパー17に当接する前に、拭き取りゴムの長手
方向Lに拭き取りゴム2をどれ位の距離だけ摺動させなければならないかは、専
門家にとって明らかである。この距離は他方では、必要以上大きく採寸すべきで
はない。
図6に示すように、第2のストッパー17は幾何学的軸線22に対して垂直に
配置されている。幾何学的軸線22と第2のストッパー17の下面32との間の
第2のストッパーの高さH1は、幾何学的軸線22と拭き取りゴム2の上面33
との間の間隔Aよりも大きい。それによって、第2のストッパー17が長手方向
Lにおける拭き取りゴム2の摺動を確実に制限し、従って支持フレーム1の保持
爪10からの拭き取りゴムの滑り落ちを防止する。幾何学的軸線22と第2のス
トッパー17または端片16の上面34との間の高さH2は、高さH1よりも低
く、幾何学的軸線22と拭き取りゴム2の上面33との間の間隔Aよりも小さい
かあるいは最大でもこの間隔Aに等しい。
幾何学的軸線22の位置と端片16の高さH1,H2を最適に調和させること
により、確実な機能が保証されると共に、端片16が支持フレーム1または爪湾
曲部材12の第2の端部15に調和して接続される。
第2のストッパー17または端片16の高さH2の意味は図7から明らかであ
る。高さH2により、端片16が保持解除位置FSにあるときに、拭き取りゴム
2は支持フレームからその長手方向Lに容易に引抜き可能である。それによって
勿論、新しい拭き取りゴム2を逆方向に支持フレーム1の保持爪10に容易に挿
入することができる。この場合、リブ20の端部も拭き取りゴム2の上面33の
すぐ上に位置していなければならない。図7において、端片16はその保持解除
位置FSにある。この保持解除位置はその保持位置HSに対して180°だけ幾
何学的軸線22回りに回転している。
拭き取りゴム2の交換を素人でも簡単に行うことができ、特別な指導を必要と
しないようにするために、端片16の上面34に印し35が設けられている。こ
の印しは、保持位置HSと保持解除位置FSとの間を移動可能な第2のストッパ
ー17がワイパーブレードのどちらの端部にあるかを他人に知らせる。本実施の
形態の場合、この印し35は端片の回転方向を示す両方向矢印の形に形成されて
いる。この印し35が環境の及ぼす影響を受けたときでもあるいは汚れたときで
も持続的に保たれ、明瞭に認識できるようにするために、印しは隆起形成されて
いる。
図8に示した実施の形態は、図5〜7の実施の形態とほぼ同じ説明が該当し、
同じ参照符号が用いられている。従って、図8の実施の形態を説明する場合、異
なる構造および機能だけについて述べる。
重要な違いは、幾何学的軸線22に対して同軸にリブ20に穿設された貫通穴
21がリング状に閉じていることにある。端片をできるだけ簡単な組み立てプロ
セスによって、しかしそれにもかかわらず安定的にかつ紛失しないように、支持
フレーム1または外側の爪湾曲部材12の第2の端部15に固定できるようにす
るために、枢着ピン23は幾分異なるように形成されている。枢着ピン23はそ
の自由端に、係止手段として形成された円錐形の大径部36を備えている。図8
から判るように、円錐形の大径部36はリブ20の内面のところで貫通穴21か
ら突出し、フック状の係止要素37が貫通穴21のエッジのところでリブ20の
内面に係合している。端片16を支持フレーム1の第2の端部15に固定する目
的で、ヒンジピン23を矢印Xの方向に貫通穴21に差込みできるようにするた
めに、ヒンジピン23は適当な偏向スリット38を備えている。この偏向スリッ
ト38は枢着ピンの端面から軸方向に枢着ピンに穿設されている。その際、この
偏向スリット38は、係止突起37がばね弾性的に相対的に動くことができ、そ
れによって円錐形の大径部36が問題なく軸方向に貫通穴21を通過可能である
ように、区分され、かつそのような幅を有する。枢着ピン23を挿入する際、枢
着ピンが貫通穴21内でその最終的な位置に達した後で、係止セグメント37は
その元の位置に弾性的に戻り、リブ20の内面における貫通穴21のエッジに係
合する。図8aと8bには、ヒンジピン23における偏向スリット38の配置構
造の異なる2つの例が示してある。図8aの実施の形態の場合、偏向スリットは
十字状に配置され、図8bの実施の形態の場合Y字状に配置されている。
参照符号リスト
1 支持フレーム
2 拭き取りゴム
3 支持湾曲部材
4 ヒンジピン
5 ワイパーアーム
6 軸線
7 中間湾曲部材
8 中間湾曲部材
9 内側の爪湾曲部材
10 保持爪
11 外側の爪湾曲部材
12 外側の爪湾曲部材
13 第1の端部
14 第1のストッパー
15 第2の端部
16 端片
17 第2のストッパー
18 頭部分
19 ばねレール
20 リブ
21 貫通穴
22 幾何学的軸線
23 ヒジピン
24 大径部
25 半径方向開口
26 挿入斜面
27 係止突起
28 側壁
29 切除部
30 係止突起
31 凹部
32 下面
33 上面
34 上面
35 印し
36 円錐形大径部
37 係止セグメント
38 偏向スリット
39 エッジ
40 エッジ
41 外面
42 外面
43 下面
A 間隔
a 間隔
L 長手方向
X 軸方向
Y 矢印
Z 矢印
H1 高さ
H2 高さ
HS 保持位置
FS 保持解除位置
【手続補正書】特許法第184条の第1項
【提出日】1997年7月15日
【補正内容】
請求の範囲
1.拭き取りゴム(2)が場合によっては、金属製または合成樹脂製の挿入され
たばねレール(19)あるいは合成樹脂製の支持形材によって補強され、拭き取
りゴムの頭部分(18)が、ワイパーブレードに所属する支持フレーム(1)の
下側で拭き取りゴムの長手方向(L)に保持爪(10)と相対的に自由に摺動で
きるように保持爪(10)によって保持され、拭き取りゴム(2)の長手方向摺
動が第1のストッパー(14)と第2のストッパー(17)によって制限され、
このストッパーがそれぞれ拭き取りゴム(2)の第1の端部または第2の端部に
対向し、第1のストッパー(14)が支持フレーム(1)の第1の端部(13)
に固定され、第2のストッパー(17)が、拭き取りゴム(2)に関する保持位
置(HS)または保持解除位置(FS)に選択的にもたらすことが可能であり、
かつ少なくとも保持位置(HS)で錠止可能であるように、支持フレーム(1)
の第2の端部(15)に固定されている、車両ガラスワイパー用の交換可能な拭
き取りゴムを備えたワイパーブレードにおいて、第2のストッパー(17)が端
片(16)に設けられ、この端片が拭き取りゴム(2)の長手方向(L)に対し
て少なくともほぼ平行に延びる幾何学的軸線(22)の回りに回転可能に支持フ
レーム(1)の第2の端部(15)に固定されていることを特徴とするワイパー
ブレード。
2.第2のストッパー(17)を備えた端片(16)が支持フレーム(1)の第
2の端部(15)の形に適合し、第1のストッパー(14)を備えた支持フレー
ム(1)の第1の端部(13)の形に少なくとも充分に一致していることを特徴
とする請求項1記載のワイパーブレード。
3.支持フレーム(1)の第2の端部(15)において外側表面と端面の間に形
成された支持フレーム(1)のエッジ(39)と、外側表面と端片(16)また
は第2のストッパー(17)の端面の間に形成された対向するエッジ(40)が
、角の尖った形に形成され、端片(16)の保持位置(HS)において支持フレ
ーム(1)の第2の端部の外面(41)が、端片(16)の外面(42)に直接
および隙間なく接続していることを特徴とする請求項1または2記載
のワイパーブレード。
4.端片(16)の下面(43)と場合によっては支持フレーム(1)の第1の
端部(13)の下面の対応する部分が凸形に形成されていることを特徴とする請
求項1〜3のいずれか一つに記載のワイパーブレード。
5.ワイパーブレードの支持フレーム(1)と端片(16)の少なくとも一方が
合成樹脂からなり、第1のストッパー(14)が支持フレーム(1)の第1の端
部(13)に一体に成形され、およびまたは第2のストッパー(17)が端片(
16)に一体に成形されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
記載のワイパーブレード。
6.幾何学的軸線(22)が拭き取りゴム(2)の上方で中心に位置し、第2の
ストッパー(17)が幾何学的軸線(22)に対して直角に延びていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のワイパーブレード。
7.第2のストッパー(17)または端片(16)が、幾何学的軸線(22)の
回りに180°だけ回転させることによって、保持位置(HS)から保持解除位
置(FS)にまたはその逆にもたらすことが可能であることを特徴とする請求項
6記載のワイパーブレード。
8.幾何学的軸線(22)と第2のストッパー(17)の下面(32)との間の
第2のストッパー(17)の高さ(H1)が、幾何学的軸線(22)と拭き取り
ゴム(2)の上面(33)との間の間隔(A)よりも大きく、幾何学的軸線(2
2)と第2のストッパー(17)または端片(16)の上面(34)との間の第
2のストッパー(17)または端片(16)の高さ(H2)が、幾何学的軸線(
22)と拭き取りゴム(2)の上面(33)との間の間隔(A)よりも小さいこ
とを特徴とする請求項7記載のワイパーブレード。
9.拭き取りゴム(2)の長手方向(L)に対して横方向に配置されたリブ(2
0)が、支持フレーム(1)の第2の端部(15)に設けられ、端片(16)が
幾何学的軸線(22)の回りに回転可能にリブに連結されていることを特徴とす
る請求項1〜8のいずれか一つに記載のワイパーブレード。
10.端片(16)が貫通穴(21)に支承されたヒンジピン(23)を介して支
持フレーム(1)の第2の端部(15)に連結され、ヒンジピン(23)が端
片(16)に固定され、貫通穴(21)が支持フレーム(1)のリブ(20)に
設けられているかあるいはヒンジピン(23)が支持フレーム(1)のリブ(2
0)に固定され、貫通穴(21)が拭き取りゴム(2)の長手方向(L)に対し
て横方向に配置されたリブ、特に第2のストッパー(17)に設けられているこ
とを特徴とする請求項9記載のワイパーブレード。
11.端片(16)が紛失しないように、その際特に係止連結部の形をして、支持
フレーム(1)の第2の端部(15)に連結されていることを特徴とする請求項
1〜10のいずれか一つに記載のワイパーブレード。
12.ヒンジピン(23)が貫通穴(21)に挿通され、貫通穴(21)から出る
ヒンジピン(23)の自由端部が大径であることを特徴とする請求項10または
11記載のワイパーブレード。
13.ヒンジピン(23)が矢印(Z)で示す半径方向に貫通穴(21)に挿入係
止可能であるように、リブ(20)の貫通穴(21)が半径方向に開放している
ことを特徴とする請求項12記載のワイパーブレード(図6a)。
14.リブ(20)の貫通穴(21)の外周が閉じており、ヒンジピン(23)が
、軸方向(X)に貫通穴(21)に挿入係止可能に、軸方向に穿設された偏向ス
リット(38)を備えていることを特徴とする請求項12記載のワイパーブレー
ド。
15.保持位置(HS)と場合によっては保持解除位置(FS)での端片(16)
の錠止が係止部によって自動的に行われることを特徴とする請求項1〜14のい
ずれか一つに記載のワイパーブレード。
16.係止部が球冠状の1個または複数の突起(30)と、この突起に付設された
対応する凹部(31)とによって形成され、この凹部が互いに接触するリブ(2
0)の対応する位置において支持フレーム(1)の第2の端部(15)あるいは
端片(16)のリブまたは第2のストッパー(17)に設けられていることを特
徴とする請求項15記載のワイパーブレード。
17.幾何学的軸線(22)の方向に見たときに、球冠状の2個の突起(30)と
、付属の対応する凹部(31)が、直径方向に対向して幾何学的軸線(22)の
左側と右側に配置されていることを特徴とする、互いに180°ずれた、端
片(16)の保持位置(HS)と保持解除位置(FS)を有する、請求項16記
載のワイパーブレード。
18.端片(16)が特にその上面(34)に、明瞭な印し(35)を備え、この
印しが特に、拭き取りゴム交換のために必要な端片(16)の回転方向に向いた
両方向矢印の形をしていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記
載のワイパーブレード。
19.印し(35)が隆起するよう形成されていることを特徴とする請求項18記
載のワイパーブレード。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 シュミット・エックハルト
ドイツ連邦共和国、D−74336 ブラッケ
ンハイム、ハイルブロンナー・ストラー
セ、62
(72)発明者 ショル・ヴォルフガング
ドイツ連邦共和国、D−74376 ゲムリッ
ヒハイム、フォルストストラーセ、29
(72)発明者 ヤイスレ・クラウス
ドイツ連邦共和国、D−74211 ラインガ
ルテン、シュヴァイゲルナー・ストラー
セ、60
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.拭き取りゴム(2)が場合によっては、金属製または合成樹脂製の挿入され たばねレール(19)あるいは合成樹脂製の支持形材によって補強され、拭き取 りゴムの頭部分(18)が、ワイパーブレードに所属する支持フレーム(1)の 下側で拭き取りゴムの長手方向(L)に保持爪(10)と相対的に自由に摺動で きるように保持爪(10)によって保持され、拭き取りゴム(2)の長手方向摺 動が第1のストッパー(14)と第2のストッパー(17)によって制限され、 このストッパーがそれぞれ拭き取りゴム(2)の第1の端部または第2の端部に 対向し、第1のストッパー(14)が支持フレーム(1)の第1の端部(13) に固定され、第2のストッパー(17)が、拭き取りゴム(2)に関する保持位 置(HS)または保持解除位置(FS)に選択的にもたらすことが可能であり、 かつ少なくとも保持位置(HS)で錠止可能であるように、支持フレーム(1) の第2の端部(15)に固定されている、車両ガラスワイパー用の交換可能な拭 き取りゴムを備えたワイパーブレードにおいて、第2のストッパー(17)が特 別な端片(16)に設けられ、この端片が拭き取りゴム(2)の長手方向(L) に対して少なくともほぼ平行に延びる幾何学的軸線(22)の回りに回転可能に 支持フレーム(1)の第2の端部(15)に固定されていることを特徴とするワ イパーブレード。 2.第2のストッパー(17)を備えた端片(16)が支持フレーム(1)の第 2の端部(15)の形に適合し、第1のストッパー(14)を備えた支持フレー ム(1)の第1の端部(13)の形に少なくとも充分に一致していることを特徴 とする請求項1記載のワイパーブレード。 3.支持フレーム(1)の第2の端部(15)において外側表面と端面の間に形 成された支持フレーム(1)のエッジ(39)と、外側表面と端片(16)また は第2のストッパー(17)の端面の間に形成された対向するエッジ(40)が 、角の尖った形に形成され、端片(16)の保持位置(HS)において支持フレ ーム(1)の第2の端部の外面(41)が、端片(16)の外面(42)に直接 および隙間なく接続していることを特徴とする請求項1または2記載 のワイパーブレード。 4.端片(16)の下面(43)と場合によっては支持フレーム(1)の第1の 端部(13)の下面の対応する部分が凸形に形成されていることを特徴とする請 求項1〜3のいずれか一つに記載のワイパーブレード。 5.ワイパーブレードの支持フレーム(1)と端片(16)の少なくとも一方が 合成樹脂からなり、第1のストッパー(14)が支持フレーム(1)の第1の端 部(13)に一体に成形され、およびまたは第2のストッパー(17)が端片( 16)に一体に成形されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに 記載のワイパーブレード。 6.幾何学的軸線(22)が拭き取りゴム(2)の上方で中心に位置し、第2の ストッパー(17)が幾何学的軸線(22)に対して直角に延びていることを特 徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のワイパーブレード。 7.第2のストッパー(17)または端片(16)が、幾何学的軸線(22)の 回りに180°だけ回転させることによって、保持位置(HS)から保持解除位 置(FS)にまたはその逆にもたらすことが可能であることを特徴とする請求項 6記載のワイパーブレード。 8.幾何学的軸線(22)と第2のストッパー(17)の下面(32)との間の 第2のストッパー(17)の高さ(H1)が、幾何学的軸線(22)と拭き取り ゴム(2)の上面(33)との間の間隔(A)よりも大きく、幾何学的軸線(2 2)と第2のストッパー(17)または端片(16)の上面(34)との間の第 2のストッパー(17)または端片(16)の高さ(H2)が、幾何学的軸線( 22)と拭き取りゴム(2)の上面(33)との間の間隔(A)よりも小さいこ とを特徴とする請求項7記載のワイパーブレード。 9.拭き取りゴム(2)の長手方向(L)に対して横方向に配置されたリブ(2 0)が、支持フレーム(1)の第2の端部(15)に設けられ、端片(16)が 幾何学的軸線(22)の回りに回転可能にリブに連結されていることを特徴とす る請求項1〜8のいずれか一つに記載のワイパーブレード。 10.端片(16)が貫通穴(21)に支承されたヒンジピン(23)を介して支 持フレーム(1)の第2の端部(15)に連結され、ヒンジピン(23)が端 片(16)に固定され、貫通穴(21)が支持フレーム(1)のリブ(20)に 設けられているかあるいはヒンジピン(23)が支持フレーム(1)のリブ(2 0)に固定され、貫通穴(21)が拭き取りゴム(2)の長手方向(L)に対し て横方向に配置されたリブ、特に第2のストッパー(17)に設けられているこ とを特徴とする請求項9記載のワイパーブレード。 11.端片(16)が紛失しないように、その際特に係止連結部の形をして、支持 フレーム(1)の第2の端部(15)に連結されていることを特徴とする請求項 1〜10のいずれか一つに記載のワイパーブレード。 12.ヒンジピン(23)が貫通穴(21)に挿通され、貫通穴(21)から出る ヒンジピン(23)の自由端部が大径であることを特徴とする請求項10または 11記載のワイパーブレード。 13.ヒンジピン(23)が矢印(Z)の方向に貫通穴(21)に挿入係止可能で あるように、リブ(20)の貫通穴(21)が半径方向に開放していることを特 徴とする請求項12記載のワイパーブレード(図6a)。 14.リブ(20)の貫通穴(21)の外周が閉じており、ヒンジピン(23)が 、軸方向(X)に貫通穴(21)に挿入係止可能に、軸方向に穿設された偏向ス リット(38)を備えていることを特徴とする請求項12記載のワイパーブレー ド。 15.保持位置(HS)と場合によっては保持解除位置(FS)での端片(16) の錠止が係止部によって自動的に行われることを特徴とする請求項1〜14のい ずれか一つに記載のワイパーブレード。 16.係止部が球冠状の1個または複数の突起(30)と、この突起に付設された 対応する凹部(31)とによって形成され、この凹部が互いに接触するリブ(2 0)の対応する位置において支持フレーム(1)の第2の端部(15)あるいは 端片(16)のリブまたは第2のストッパー(17)に設けられていることを特 徴とする請求項15記載のワイパーブレード。 17.幾何学的軸線(22)の方向に見たときに、球冠状の2個の突起(30)と 、付属の対応する凹部(31)が、直径方向に対向して幾何学的軸線(22)の 左側と右側に配置されていることを特徴とする、互いに180°ずれた、端 片(16)の保持位置(HS)と保持解除位置(FS)を有する、請求項16記 載のワイパーブレード。 18.端片(16)が特にその上面(34)に、明瞭な印し(35)を備え、この 印しが特に、拭き取りゴム交換のために必要な端片(16)の回転方向に向いた 両方向矢印の形をしていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記 載のワイパーブレード。 19.印し(35)が隆起するよう形成されていることを特徴とする請求項18記 載のワイパーブレード。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19536744.8 | 1995-10-02 | ||
DE19536744A DE19536744A1 (de) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | Wischblatt mit auswechselbarem Wischgummi für einen Fahrzeugscheibenwischer |
PCT/EP1996/002913 WO1997012789A1 (de) | 1995-10-02 | 1996-07-03 | Wischblatt mit auswechselbarem wischgummi für einen fahrzeugscheibenwischer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11512680A true JPH11512680A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=7773863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9513906A Pending JPH11512680A (ja) | 1995-10-02 | 1996-07-03 | 車両ガラスワイパー用の交換可能な拭き取りゴムを備えたワイパーブレード |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6119302A (ja) |
EP (1) | EP0853563B1 (ja) |
JP (1) | JPH11512680A (ja) |
DE (2) | DE19536744A1 (ja) |
ES (1) | ES2137716T3 (ja) |
WO (1) | WO1997012789A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012051573A (ja) * | 2000-05-29 | 2012-03-15 | Robert Bosch Gmbh | 自動車の窓ガラスの清掃のためのワイパーブレード |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001030355A1 (fr) | 1999-10-25 | 2001-05-03 | Laboratoire Theramex | Medicament contraceptif a base d'un progestatif et d'un estrogene et son mode de preparation |
GB2368268B (en) * | 2000-10-25 | 2004-08-04 | Trico Ltd | Improvements relating to windscreen wiper blade latching |
KR100633643B1 (ko) * | 2004-11-24 | 2006-10-11 | 현대자동차주식회사 | 러버 교체가 가능한 자동차 와이퍼 블레이드의 엔드 클립 |
US8166604B2 (en) * | 2009-01-30 | 2012-05-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Apparatus for preventing unintentional wiper blade removal |
US9457768B2 (en) | 2011-04-21 | 2016-10-04 | Pylon Manufacturing Corp. | Vortex damping wiper blade |
US9174609B2 (en) | 2011-04-21 | 2015-11-03 | Pylon Manufacturing Corp. | Wiper blade with cover |
MX345011B (es) | 2011-07-28 | 2017-01-11 | Pylon Mfg Corp | Adaptador, conector y conjunto de limpiaparabrisas. |
US8806700B2 (en) | 2011-07-29 | 2014-08-19 | Pylon Manufacturing Corporation | Wiper blade connector |
US9108595B2 (en) | 2011-07-29 | 2015-08-18 | Pylon Manufacturing Corporation | Windshield wiper connector |
PL2790974T3 (pl) * | 2011-12-14 | 2020-01-31 | Federal-Mogul Corporation | Urządzenie wycieraczkowe do szyby przedniej pojazdu |
US20130219649A1 (en) | 2012-02-24 | 2013-08-29 | Pylon Manufacturing Corp. | Wiper blade |
MX364943B (es) | 2012-02-24 | 2019-05-14 | Pylon Mfg Corp | Escobilla limpiaparabrisas. |
US10829092B2 (en) | 2012-09-24 | 2020-11-10 | Pylon Manufacturing Corp. | Wiper blade with modular mounting base |
US10166951B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-01-01 | Pylon Manufacturing Corp. | Windshield wiper connector |
US9505380B2 (en) | 2014-03-07 | 2016-11-29 | Pylon Manufacturing Corp. | Windshield wiper connector and assembly |
USD777079S1 (en) | 2014-10-03 | 2017-01-24 | Pylon Manufacturing Corp. | Wiper blade frame |
CN113460172B (zh) * | 2021-07-30 | 2022-12-09 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种暖风机压力室板焊接总成及汽车 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1237684A (fr) * | 1958-10-17 | 1960-07-29 | Trico Folberth Ltd | Monture pour essuie-glace |
DE1994938U (de) * | 1968-03-11 | 1968-10-17 | Flach R | Scheibenwischer mit vorrichtung zum leichten auswechseln des wischergummis |
DE2253558A1 (de) * | 1972-11-02 | 1974-05-16 | Leo Michalak | Scheibenwischer fuer kraftfahrzeuge |
DE2505176B2 (de) * | 1975-02-07 | 1976-11-25 | SWF-Spezialfabrik für Autozubehör Gustav Rau GmbH, 7120 Bietigheim-Bissingen | Wischblatt fuer kraftfahrzeug-wischanlagen |
DE8911642U1 (de) * | 1989-09-29 | 1991-01-31 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Wischblatt zum Überstreichen von Kraftfahrzeugscheiben |
IT1241627B (it) * | 1990-12-07 | 1994-01-25 | Champion Spark Plug Divisione | Braccio tergitore per dispositivi tergicristallo di veicoli |
FR2681025B1 (fr) * | 1991-09-09 | 1997-05-16 | Journee Paul Sa | Balai d'essuie-glace comportant des moyens d'arret longitudinal de la lame d'essuyage. |
DE9207915U1 (de) * | 1992-06-12 | 1992-08-27 | Kross, Johann, Dr., 2160 Stade | Wischblatt für Scheibenwischanlagen |
DE9314333U1 (de) * | 1993-09-22 | 1993-12-09 | Lai, Wen Cayan, Soun Hsie Hsan, Taipeh | Scheibenwischer |
-
1995
- 1995-10-02 DE DE19536744A patent/DE19536744A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-07-03 WO PCT/EP1996/002913 patent/WO1997012789A1/de active IP Right Grant
- 1996-07-03 DE DE59603368T patent/DE59603368D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-07-03 US US09/051,172 patent/US6119302A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-07-03 EP EP96924866A patent/EP0853563B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-03 JP JP9513906A patent/JPH11512680A/ja active Pending
- 1996-07-03 ES ES96924866T patent/ES2137716T3/es not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012051573A (ja) * | 2000-05-29 | 2012-03-15 | Robert Bosch Gmbh | 自動車の窓ガラスの清掃のためのワイパーブレード |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19536744A1 (de) | 1997-04-03 |
US6119302A (en) | 2000-09-19 |
WO1997012789A1 (de) | 1997-04-10 |
EP0853563A1 (de) | 1998-07-22 |
ES2137716T3 (es) | 1999-12-16 |
EP0853563B1 (de) | 1999-10-13 |
DE59603368D1 (de) | 1999-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11512680A (ja) | 車両ガラスワイパー用の交換可能な拭き取りゴムを備えたワイパーブレード | |
KR101433098B1 (ko) | 와이퍼 블레이드 | |
US9738261B2 (en) | Windscreen wiper device | |
US7823247B2 (en) | Wiper connector for a motor vehicle comprising a safety fastener | |
US20060115325A1 (en) | Connector which is used to join a windscreen wiper arm to a wiper blade | |
CN105339217B (zh) | 雨刷器臂 | |
US20030196291A1 (en) | Motor vehicle windscreen wiper | |
US6886295B2 (en) | Brake shoe with spring brake member | |
JPH08230617A (ja) | 自動車のワイパー装置用連結片 | |
CN100393559C (zh) | 刮水器片连接构造 | |
JP4666685B2 (ja) | ワイパブレード | |
JP3607154B2 (ja) | ワイパアームを構成するアームヘッドのヘッドカバー | |
US4293974A (en) | Arm to blade connector | |
JP2008254697A (ja) | ワイパーブレード | |
CN105292067B (zh) | 雨刮片 | |
US4802257A (en) | Wiper blade for cleaning window panes of motor vehicles | |
JPH0787813B2 (ja) | 枠 | |
JPH0195957A (ja) | 回転継手 | |
US10414380B2 (en) | Windshield wiper blade | |
JPS6317658B2 (ja) | ||
KR101675891B1 (ko) | 와이퍼 블레이드 | |
US20180265044A1 (en) | Device for connecting a windscreen wiper blade to a drive arm | |
JPS6333724Y2 (ja) | ||
US20230415702A1 (en) | Wiper device | |
GB2040242A (en) | Vehicle rear-view mirror assembly |